JP3909215B2 - Rubber roller grinding method and rubber roller holding mechanism - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ等の電子写真装置に用いられる帯電ローラ、現像ローラ、その他各種ゴムローラの研削方法、およびゴムローラの研削時にゴムローラを保持する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のゴムローラの研削方法について図5を参照して説明する。
【0003】
従来は、まず、ゴムローラ101の芯金102aの一方の端部を、主軸台に回転駆動可能に設けられたコレットチャック110で保持するとともに、他方の端部を心押し台120で押さえ込む。次いで、コレットチャック110を回転させることによりゴムローラ101を回転させ、この状態で不図示の砥石によりゴムローラ101の周面を研削する。研削装置には集塵機が備えられており、ゴムローラ101の研削により発生した研削粉は、この集塵機で吸引される。
【0004】
しかし、コレットチャック110は複数の爪で芯金102aを保持する機構となっているため、この方法では、集塵機で吸引しきれない研削粉が、コレットチャック110の内部やコレットチャック110と芯金102aとの隙間に侵入してしまう。こういった部分に研削粉が侵入すると、コレットチャック110によるゴムローラ101の保持方向の再現性が著しく低下する。ゴムローラ101の軸心が、コレットチャック110の回転軸心と一致していないと、研削の際にゴムローラ101が大きく振れ、ゴムローラ101の外径を高精度に研削することができなくなる。
【0005】
特に、近年の電子写真装置では高精細でかつ高度な画像の均一性(ハーフトーンの一様性)が求められており、このような電子写真装置に用いられるゴムローラは、高い寸法精度が必要となっている。そのため、研削においても、特に振れについて高精度な研削技術が必要となっている。
【0006】
研削粉の侵入への対策として、特開平7−285004号公報には、コレットチャックの前面に蓋をかぶせ、この蓋の内側にエアを圧送することによって蓋の内側を正圧状態に保ち、これによってコレットチャックの内部に研削粉が侵入するのを防止する方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−285004号公報に記載された方法では、コレットチャックの、芯金の挿入口付近でのエアの乱流による研削粉の巻き込み侵入が発生し、また、芯金自体に付着している研削粉を吹き飛ばすことはできないため、コレットチャック内への研削粉の侵入を十分に防止することはできなかった。
【0008】
近年の高精細でかつ高度な画像の均一性が求められている電子写真装置に用いるゴムローラを研削する場合や、ソリッドタイプのゴムローラを研削する場合あるいはゴムローラを研削する場合など大量の研削粉が発生してしまう場合に、ゴムローラの外径振れを小さい値で安定させるためには、コレットチャックへの研削粉の侵入を確実に防止する必要がある。また、コレットチャックに研削粉が侵入してしまった場合には、この研削粉を除去するために、自動化による連続研削工程を中断してコレットチャックを清掃しなければならず、作業性の面でも大きな問題となっていた。
【0009】
そこで本発明の目的は、研削粉がコレットチャック内へ侵入するのを確実に防止することによって、ゴムローラの外径を高精度に研削でき、しかも研削粉の清掃作業を減らして作業性を向上させる、ゴムローラの研削方法およびゴムローラ保持機構を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明のゴムローラの研削方法は、両端から棒状部材が突出したゴムローラを、前記棒状部材の両端部を保持して回転させながら、前記ゴムローラの周面を研削する方法において、前記棒状部材の少なくとも一方の端部を保持させるために、前記端部が挿入される挿入口が設けられたカバーで覆われたコレットチャックに、前記挿入口から挿入した前記端部を保持させる工程と、前記カバーに設けられた第1の空気供給口から前記カバーの内部に空気を供給することで、前記カバーの内部を正圧状態とする工程と、前記コレットチャックの後端部に位置する第2の空気供給口から前記コレットチャックの内部に供給することで、前記コレットチャックの前記後端部から、前記棒状部材の前記端部を保持している前記コレクトチャックの前端部に向けて空気を噴出させる工程と、前記カバーの内部の圧力状態を監視して、前記カバーの内部が正圧状態とされ、かつ、前記コレットチャックの前記前端部から空気が噴出されている状態で、前記ゴムローラを回転させ、前記ゴムローラの周面を研削する工程とを有することを特徴とする。
【0011】
本発明のゴムローラの研削方法では、コレットチャックをカバーで覆っておき、カバーの内部を正圧状態とするとともに、コレットチャックの後端部から棒状部材の端部を保持しているコレットチャックの前端部に向けて空気を噴出した状態で、ゴムローラを研削する。このように、カバーの内部の圧力状態を監視して、カバーの内部を正圧状態とすることで、挿入口からカバーの内部、ひいてはコレットチャックの内部に切削粉が侵入することはない。仮に、第1の空気供給口から供給された空気によって挿入口の付近で乱流が発生し、カバー内に切削粉を巻き込みやすい状況になったとしても、第2の空気供給口から供給されてコレットチャックの前端部から噴出される空気により、切削粉の巻き込みが防止される。したがって、コレットチャックの前端部から内部への切削粉の侵入が確実に防止される。
【0012】
本発明のゴムローラ保持機構は、両端から棒状部材が突出したゴムローラを研削する際に前記棒状部材の少なくとも一方の端部を保持するゴムローラ保持機構において、前記棒状部材の端部を保持するコレットチャックと、前記コレットチャックを覆い、かつ、前記棒状部材の前記端部が挿入される挿入口が設けられたカバーと、前記挿入口近傍に位置する第1の空気供給口を有し、該第1の空気供給口から前記カバーの内部に空気を供給する第1の空気噴出手段と、前記コレットチャックの後端部に位置する第2の空気供給口を有し、該第2の空気供給口から前記コレットチャックの内部に空気を供給することで、前記コレットチャックの前記後端部から、前記棒状部材の前記端部を保持している前記コレクトチャックの前端部に向けて空気を噴出させる第2の空気噴出手段と、前記カバーの内部に設けられ前記カバーの内部の圧力状態を監視するための圧力センサとを有することを特徴とする。
【0013】
本発明のゴムローラ保持機構では、ゴムローラの棒状部材の端部を保持するコレットチャックはカバーで覆われており、圧力センサでカバーの内部の圧力状態が監視され、カバーの内部が正圧状態とされる。一方、コレットチャックの内部では、第2の空気噴出手段により、コレットチャックの後端部から、棒状部材の端部を保持しているコレットチャックの前端部に向けて空気が噴出される。これにより、上述した本発明のゴムローラの研削方法と同様に、コレットチャックの内部への切削粉の侵入が確実に防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明に適用されるコレットチャックおよびそれを覆うカバーの一実施形態の断面図であり、図2は、そのカバーの斜視図である。
【0016】
図1に示すように、コレットチャック10は、主軸台に不図示の駆動源により回転駆動可能に取り付けられており、コレットチャック本体11と、コレットチャック本体11にその先端側から押し込まれることで、棒状部材であるゴムローラ1の芯金2aの一方の端部を締め付け保持するコレット12とを有する。芯金2aは、ゴムローラ1の中心軸上を通り、両端から突出している。コレット12は、従来のものと同様に、根元部が互いに連結された複数の爪で芯金2aを保持する。
【0017】
コレットチャック本体11の内部には、芯金2aの先端を位置決めするために芯金2aの先端面が突き当てられるニードル13が、その根元部をニードル支持部14によって保持されている。ニードル支持部14には、コレットチャック本体11の主軸台への取付基部である回転フランジ15側の領域とコレット12側の領域とを連通するエア通路14aが設けられている。また、コレットチャック10の回転フランジ15には、コレットチャック本体11の外部から内部にエアを供給するためのエア供給口15aが設けられている。
【0018】
上述のコレットチャック10は、その全体がほぼ円筒形のカバー20で覆われている。カバー20の前面には、芯金2aを挿入するための芯金挿入口20aが設けられている。芯金挿入口20aの直径は、芯金2aの直径よりも2〜3mm程度大きい。また、カバー20の大きさは、カバー20の内面が、回転するコレットチャック10と接触しない大きさとなっており、コレットチャック10の回転精度には影響を及ぼさない。カバー20の形状や材質は特に限定されない。
【0019】
カバー20には、カバー20の内部にエアを送入するためのエア送入口20bが設けられている。エア送入口20bには、バルブ21を介してホース22が接続されており、エアはホース22からカバー20内に送り込まれる。また、カバー20内の圧力はバルブ21で調整することができる。さらに、カバー20の内側に圧力センサ(不図示)を設置することで、カバー20内の圧力状態を監視することもできる。
【0020】
ゴムローラ1の研削を行うには、まず、ゴムローラ1の芯金2aの一方の端部を芯金挿入口20aからコレットチャック10に挿入して芯金2aの先端面をニードル13に突き当てるとともに、他方の端部(不図示)を心押し台(不図示)で押さえ込み、この状態で、芯金2aをコレットチャック10で締め付け保持し、コレットチャック10と心押し台とでゴムローラ1を支持する。次いで、コレットチャック10を回転させることによってゴムローラ1を回転させ、砥石(不図示)によりゴムローラ1の周面を研削する。
【0021】
この際、ホース22からカバー20内にエアを圧送し、カバー20の内部を正圧状態すなわち大気圧よりも高い圧力状態とする。カバー20の内部が正圧状態となることによって、カバー20内のエアは芯金挿入口20aから流出し、これにより、研削粉がカバー20の内部、ひいてはコレットチャック10の内部に侵入することが防止される。
【0022】
コレットチャック10の内部への研削粉の侵入を効率的に防止するには、エア送入口20bは、図1に示すように、コレット12の、芯金2aの保持部の近傍に設けることが好ましい。ただし、本発明においては、以下に述べる手段と併用することによりコレットチャック10の内部への研削粉の侵入を確実に防止しているので、エア送入口20bの位置は特に限定されない。
【0023】
ところで、カバー20の内部を正圧状態としてエアを芯金挿入口20aから流出させる場合、ホース22から大量のエアを供給しないと、エアが流出する芯金挿入口20aの付近で乱流が発生し、カバー20内に研削粉を巻き込んでしまうことがある。そこで、カバー20内へのエアの圧送とともに、エア供給口15aからコレットチャック本体11内にエアを供給し、コレットチャック本体11の内部において、エア通路14aからコレット12の芯金2aの保持部に向けてエアを噴出させる。
【0024】
コレット12は複数の爪で芯金2aを保持しており、これらの爪の間には隙間が開いているので、コレット12に向けてエアを噴出することにより、コレットチャック10の内部からカバー20の芯金挿入口20aへ向かうエアの流れが形成される。したがって、芯金挿入口20aの付近のエアが外側に向けて流れるようになるため、芯金挿入口20aの付近に前述した乱流が発生したとしても、乱流による研削粉の巻き込み侵入を防止することができる。また、エア通路14aからコレット12へ向けてエアを噴出させることにより、芯金2aに付着してきた研削粉を吹き飛ばし、除去する効果も有する。
【0025】
以上により、コレットチャック10の内部およびコレット12と芯金2aとの隙間への研削粉の侵入を確実に防止することができる。その結果、コレットチャック10によるゴムローラ1の保持方向の再現性を向上させ、大量の研削粉が発生してしまうような場合であっても高い寸法精度でゴムローラ1を研削することができ、研削したゴムローラ1の外径振れを小さい値で安定させることができるようになる。また、コレットチャック10の内部への研削粉の侵入が確実に防止されることにより、コレットチャック10の清掃が不要となるか、またはその頻度を著しく低減させることができるので、ゴムローラ1の研削の作業性を大幅に向上させることができる。
【0026】
なお、上述の実施形態では、芯金の一方の端部をコレットチャックで保持する場合について説明したが、芯金2aの両端をコレットチャックで保持する場合には、それぞれについて図1と同様の機構を用いる。
【0027】
図3に、ゴム部分のない芯金のみの状態のものを、図1に示した機構を用いて保持して回転させた場合(実施例)と、図5に示した従来の機構を用いて保持して回転させた場合(従来例)とで、芯金の長手方向に3箇所について芯金の振れ量を測定した結果を示す。図3より、実施例は、従来例に比べて芯金の振れが小さいことが確認できる。特に実施例では、コレットチャック側および中央部において芯金の振れが小さくなる傾向にある。従来では、研削粉がコレットチャック内に侵入し、芯金の保持状態に異常をきたし、コレットチャック側の芯金の振れが大きくなり、ひいては中央部の振れも大きくなってしまう。
【0028】
図4に、図1に示した機構を用いてゴムローラを研削した場合(実施例)と、図5に示した従来の機構を用いてゴムローラを研削した場合(比較例)とで、研削後のゴムローラの外径振れ量をゴムローラの長手方向に一定の間隔毎に測定した結果を示す。図4から、ゴムローラの振れも図3に示した芯金の振れと同様の傾向を示し、実施例の方が従来例と比べて研削後のゴムローラの振れが格段に小さい値で安定していることが分かる。
【0029】
芯金の保持精度が高い状態で再現されるということは、芯金を保持して研削する際の芯金の回転振れが小さい状態(つまりゴムローラの回転振れが小さい状態)で研削が行われることであり、研削後のゴムローラの振れは小さい値で安定することになる。
【0030】
また、カバーの効果やエアの送入による効果を比較するために、以下の4つの条件で100本のゴムローラを研削し、それぞれついて研削後のゴムローラの外径振れ量を測定し、平均値および3σを求めた。
(条件1):カバーを取り付けてカバー内にエアを圧送し、かつ、コレットチャック内にエアを噴出
(条件2):カバーを取り付けてカバー内にエアを圧送
(条件3):カバーの取り付けのみ
(条件4):カバーなし、かつ、コレットチャック内へのエアの噴出なし
表1に、この結果をまとめる。
【0031】
【表1】

Figure 0003909215
表1より、カバーを取り付けただけではゴムローラの振れは十分には安定しないが、カバー内にエアを圧送することで振れを小さくすることができ、さらに、コレットチャック内にエアを噴出させることで、より効果的にゴムローラの振れを小さい値で安定させることができることがわかる。
【0032】
本発明は特に、NBR(アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム)、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエン共重合体)、ヒドリンゴム、ウレタンゴム等のソリッドタイプのゴムローラを研削する際に効果的である。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、コレットチャックをカバーで覆い、カバーの内部の圧力状態を監視して、カバーの内部を正圧状態とするとともに、コレットチャックの後端部から棒状部材の端部を保持しているコレットチャックの前端部に向けて空気を噴出させることで、コレットチャックの内部への切削粉の侵入を確実に防止することができる。その結果、コレットチャックによる棒状部材の保持方向の再現性が向上するため、高い寸法精度でゴムローラを研削することができるようになり、研削したゴムローラの外径振れを小さい値で安定させることができる。また、コレットチャックの内部への研削粉の侵入が確実に防止されることにより、コレットチャックの清掃も不要または頻度を著しく減少し、作業性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用されるコレットチャックおよびカバーの一実施形態の断面図である。
【図2】コレットチャックを覆うカバーの斜視図である。
【図3】本発明による機構と従来の機構との、芯金のみの状態のものを保持して回転させたときの芯金の振れ量の測定結果を示すグラフである。
【図4】本発明による機構でゴムローラを研削した場合と、従来の機構でゴムローラを研削した場合との、研削後のゴムローラの振れ量の測定結果を示すグラフである。
【図5】従来のゴムローラの研削方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 ゴムローラ
2a 芯金
10 コレットチャック
11 コレットチャック本体
12 コレット
13 ニードル
14 ニードル支持部
14a エア通路
15 回転フランジ
15a エア供給口
20 カバー
20a 芯金挿入口
20b エア送入口
21 バルブ
22 ホース[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of grinding a charging roller, a developing roller, and other various rubber rollers used in an electrophotographic apparatus such as a copying machine, a laser beam printer, and a facsimile, and a mechanism for holding the rubber roller when the rubber roller is ground.
[0002]
[Prior art]
A conventional grinding method for this type of rubber roller will be described with reference to FIG.
[0003]
Conventionally, first, one end portion of the core metal 102a of the rubber roller 101 is held by a collet chuck 110 that is rotatably provided on the headstock, and the other end portion is pressed by a tailstock 120. Next, the rubber roller 101 is rotated by rotating the collet chuck 110. In this state, the peripheral surface of the rubber roller 101 is ground with a grindstone (not shown). The grinding device is provided with a dust collector, and the grinding powder generated by grinding of the rubber roller 101 is sucked by the dust collector.
[0004]
However, since the collet chuck 110 has a mechanism for holding the cored bar 102a with a plurality of claws, in this method, grinding powder that cannot be sucked by the dust collector is generated inside the collet chuck 110 or the collet chuck 110 and the cored bar 102a. It will invade the gap. When the grinding powder enters these portions, the reproducibility of the holding direction of the rubber roller 101 by the collet chuck 110 is significantly reduced. If the axial center of the rubber roller 101 does not coincide with the rotational axis of the collet chuck 110, the rubber roller 101 shakes greatly during grinding, and the outer diameter of the rubber roller 101 cannot be ground with high accuracy.
[0005]
In particular, recent electrophotographic apparatuses are required to have high definition and high image uniformity (halftone uniformity), and rubber rollers used in such electrophotographic apparatuses require high dimensional accuracy. It has become. Therefore, also in grinding, a highly accurate grinding technique is required especially for runout.
[0006]
As a countermeasure against intrusion of grinding powder, Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-285004 discloses that a cover is placed on the front surface of the collet chuck and air is pumped inside the cover to keep the inside of the cover in a positive pressure state. Discloses a method for preventing grinding powder from entering the collet chuck.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the method described in Japanese Patent Laid-Open No. 7-285004, the intrusion of grinding powder occurs due to the turbulent air flow in the vicinity of the insertion hole of the collet chuck, and the collet chuck adheres to the core metal itself. Since the grinding powder that is present cannot be blown away, the penetration of the grinding powder into the collet chuck could not be sufficiently prevented.
[0008]
A large amount of grinding powder is generated when grinding rubber rollers used in electrophotographic devices that require high-definition and high image uniformity in recent years, grinding solid rubber rollers, or grinding rubber rollers. In this case, in order to stabilize the outer diameter fluctuation of the rubber roller at a small value, it is necessary to reliably prevent the grinding powder from entering the collet chuck. In addition, when grinding powder enters the collet chuck, the continuous grinding process by automation must be interrupted to clean the collet chuck in order to remove this grinding powder. It was a big problem.
[0009]
Accordingly, an object of the present invention is to reliably prevent the grinding powder from entering the collet chuck, thereby enabling the outer diameter of the rubber roller to be ground with high accuracy and to improve workability by reducing the cleaning work of the grinding powder. Another object is to provide a rubber roller grinding method and a rubber roller holding mechanism.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the rubber roller grinding method of the present invention is a method of grinding the peripheral surface of the rubber roller while rotating the rubber roller from which the rod member protrudes from both ends while holding both ends of the rod member. holding in order to hold the at least one end of the rod-shaped member, the collet chuck insertion opening is we covered with a cover which is provided to said end portion is inserted, the end which is inserted from the front Symbol insertion opening A step of bringing the inside of the cover into a positive pressure state by supplying air to the inside of the cover from a first air supply port provided in the cover, and a rear end portion of the collet chuck The collet chuck holding the end of the rod-shaped member from the rear end of the collet chuck by supplying the collet chuck from the second air supply port located therein. A step of ejecting air toward the front end portion of the chuck, and a pressure state inside the cover are monitored, the inside of the cover is brought into a positive pressure state, and air is supplied from the front end portion of the collet chuck. A step of rotating the rubber roller in a state of being ejected and grinding a peripheral surface of the rubber roller.
[0011]
The grinding method of the rubber roller of the present invention, in advance to cover the collet chucking click with a cover, with the inside of the cover and the positive pressure state, the rear end portion of the collet chuck collet chuck holding the end of the rod The rubber roller is ground with air blown toward the front end. In this way, by monitoring the pressure state inside the cover and setting the inside of the cover to a positive pressure state, cutting powder does not enter the inside of the cover and thus the inside of the collet chuck from the insertion port. Even if a turbulent flow is generated near the insertion port by the air supplied from the first air supply port and the cutting powder is likely to be caught in the cover, the air is supplied from the second air supply port. Entrainment of cutting powder is prevented by the air ejected from the front end of the collet chuck. Therefore, the penetration of the cutting powder from the front end portion of the collet chuck to the inside is reliably prevented.
[0012]
The rubber roller holding mechanism of the present invention is a rubber roller holding mechanism that holds at least one end of the rod-like member when grinding the rubber roller from which the rod-like member protrudes from both ends, and a collet chuck that holds the end of the rod-like member. , the collet chucking cover the click and having the ends and cover the insertion opening is provided which is inserted in the rod-like member, a first air supply port located in the vicinity of the insertion opening, said first a first air jetting means from an air supply port that to supply air to the inside of the cover, said a second air supply port located at the rear end portion of the collet chuck, the second air supply port By supplying air to the inside of the collet chuck from the rear end portion of the collet chuck toward the front end portion of the collect chuck holding the end portion of the rod-shaped member. And second air jetting means for jetting, and having a pressure sensor for monitoring the pressure state of the inside of the cover provided inside the cover.
[0013]
Rubber roller holding mechanism of the present invention, the collet chuck for holding an end portion of the rubber roller of the rod-like member is covered with cover, is monitored the pressure of the interior of the cover by the pressure sensor, internal of the cover and the positive pressure Is done. On the other hand, inside the collet chuck, air is ejected from the rear end portion of the collet chuck toward the front end portion of the collet chuck holding the end portion of the rod-like member by the second air ejecting means. As a result, like the above-described method for grinding a rubber roller of the present invention, the penetration of cutting powder into the collet chuck is reliably prevented.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an embodiment of a collet chuck and a cover covering the collet chuck applied to the present invention, and FIG. 2 is a perspective view of the cover.
[0016]
As shown in FIG. 1, the collet chuck 10 is attached to the headstock so as to be rotationally driven by a drive source (not shown), and is pushed into the collet chuck main body 11 and the collet chuck main body 11 from its tip side. And a collet 12 that clamps and holds one end of the cored bar 2a of the rubber roller 1 that is a rod-shaped member. The core metal 2a passes through the central axis of the rubber roller 1 and protrudes from both ends. The collet 12 holds the cored bar 2a with a plurality of claws whose roots are connected to each other as in the conventional case.
[0017]
Inside the collet chuck main body 11, a needle 13 is held by a needle support portion 14 at a base portion of which the tip surface of the core metal 2 a is abutted to position the tip of the core metal 2 a. The needle support portion 14 is provided with an air passage 14a that communicates the region on the rotary flange 15 side and the region on the collet 12 side, which is a base for attaching the collet chuck main body 11 to the headstock. The rotating flange 15 of the collet chuck 10 is provided with an air supply port 15 a for supplying air from the outside to the inside of the collet chuck main body 11.
[0018]
The above-described collet chuck 10 is entirely covered with a substantially cylindrical cover 20. On the front surface of the cover 20, a core bar insertion port 20 a for inserting the core bar 2 a is provided. The diameter of the cored bar insertion opening 20a is about 2 to 3 mm larger than the diameter of the cored bar 2a. The size of the cover 20 is such that the inner surface of the cover 20 is not in contact with the rotating collet chuck 10 and does not affect the rotation accuracy of the collet chuck 10. The shape and material of the cover 20 are not particularly limited.
[0019]
The cover 20 is provided with an air inlet 20b for sending air into the cover 20. A hose 22 is connected to the air inlet 20 b via a valve 21, and air is sent into the cover 20 from the hose 22. The pressure in the cover 20 can be adjusted by the valve 21. Furthermore, by installing a pressure sensor (not shown) inside the cover 20, the pressure state in the cover 20 can be monitored.
[0020]
In order to grind the rubber roller 1, first, one end of the metal core 2 a of the rubber roller 1 is inserted into the collet chuck 10 from the metal core insertion port 20 a and the tip surface of the metal core 2 a is abutted against the needle 13. The other end (not shown) is pressed by a tailstock (not shown), and in this state, the cored bar 2a is clamped and held by the collet chuck 10, and the rubber roller 1 is supported by the collet chuck 10 and the tailstock. Next, the rubber roller 1 is rotated by rotating the collet chuck 10, and the peripheral surface of the rubber roller 1 is ground by a grindstone (not shown).
[0021]
At this time, air is pumped from the hose 22 into the cover 20 to bring the inside of the cover 20 into a positive pressure state, that is, a pressure state higher than atmospheric pressure. When the inside of the cover 20 is in a positive pressure state, the air in the cover 20 flows out from the mandrel insertion port 20a, whereby the grinding powder may enter the inside of the cover 20 and thus the inside of the collet chuck 10. Is prevented.
[0022]
In order to efficiently prevent the grinding powder from entering the collet chuck 10, the air inlet 20b is preferably provided in the vicinity of the holding portion of the core metal 2a of the collet 12, as shown in FIG. . However, in the present invention, since the intrusion of the grinding powder into the collet chuck 10 is reliably prevented by using in combination with the means described below, the position of the air inlet 20b is not particularly limited.
[0023]
By the way, when the inside of the cover 20 is in a positive pressure state and the air flows out from the cored bar insertion port 20a, turbulence occurs near the cored bar insertion port 20a through which the air flows out unless a large amount of air is supplied from the hose 22. Then, the grinding powder may be caught in the cover 20. Accordingly, air is fed into the cover 20 and air is supplied from the air supply port 15a into the collet chuck main body 11, and inside the collet chuck main body 11, from the air passage 14a to the holding portion of the core metal 2a of the collet 12. Air is spouted out toward you.
[0024]
The collet 12 holds the cored bar 2a with a plurality of claws, and there are gaps between these claws. Therefore, by blowing air toward the collet 12, the cover 20 is formed from the inside of the collet chuck 10. The air flow toward the cored bar insertion opening 20a is formed. Accordingly, the air in the vicinity of the cored bar insertion port 20a flows toward the outside, so that even if the turbulent flow described above occurs in the vicinity of the cored bar insertion port 20a, the intrusion of grinding powder due to the turbulent flow is prevented. can do. In addition, by blowing air from the air passage 14a toward the collet 12, the grinding powder adhering to the cored bar 2a is blown off and removed.
[0025]
By the above, the penetration | invasion of the grinding | polishing powder to the inside of the collet chuck 10 and the clearance gap between the collet 12 and the metal core 2a can be prevented reliably. As a result, the reproducibility of the holding direction of the rubber roller 1 by the collet chuck 10 is improved, and the rubber roller 1 can be ground and ground with high dimensional accuracy even when a large amount of grinding powder is generated. The outer diameter fluctuation of the rubber roller 1 can be stabilized at a small value. Further, since the grinding powder can be reliably prevented from entering the collet chuck 10, the collet chuck 10 does not need to be cleaned or the frequency thereof can be significantly reduced. Workability can be greatly improved.
[0026]
In the above-described embodiment, the case where one end of the cored bar is held by the collet chuck has been described. However, when both ends of the cored bar 2a are held by the collet chuck, the same mechanism as in FIG. Is used.
[0027]
FIG. 3 shows a case where only a mandrel having no rubber part is held and rotated by using the mechanism shown in FIG. 1 (Example) and using the conventional mechanism shown in FIG. The result of measuring the amount of deflection of the cored bar at three locations in the longitudinal direction of the cored bar when held and rotated (conventional example) is shown. From FIG. 3, it can be confirmed that the embodiment has a smaller runout of the core metal than the conventional example. In particular, in the embodiment, the runout of the core metal tends to be small on the collet chuck side and the central portion. Conventionally, the grinding powder penetrates into the collet chuck, causing an abnormality in the holding state of the cored bar, and the deflection of the cored bar on the collet chuck side is increased, which in turn increases the deflection of the central part.
[0028]
FIG. 4 shows a case where the rubber roller is ground using the mechanism shown in FIG. 1 (Example) and a case where the rubber roller is ground using the conventional mechanism shown in FIG. 5 (Comparative Example). The result of measuring the outer diameter deflection of the rubber roller at regular intervals in the longitudinal direction of the rubber roller is shown. From FIG. 4, the run-out of the rubber roller shows the same tendency as the run-out of the core shown in FIG. 3, and the run-out of the rubber roller after grinding is more stable at a significantly smaller value than in the conventional example. I understand that.
[0029]
Reproduction in a state where the holding accuracy of the core metal is high means that the grinding is performed in a state where the rotational deflection of the core metal when holding and grinding the core metal is small (that is, the rotational deflection of the rubber roller is small). Thus, the runout of the rubber roller after grinding is stabilized at a small value.
[0030]
In addition, in order to compare the effect of the cover and the effect of air feeding, 100 rubber rollers were ground under the following four conditions, and the outer diameter deflection amount of the rubber roller after grinding was measured for each, and the average value and 3σ was determined.
(Condition 1): Cover is attached and air is pumped into the cover, and air is blown into the collet chuck (Condition 2): Cover is attached and air is pumped into the cover (Condition 3): Cover is attached only (Condition 4): No cover and no air ejection into the collet chuck Table 1 summarizes the results.
[0031]
[Table 1]
Figure 0003909215
From Table 1, the vibration of the rubber roller is not stable enough only by attaching the cover, but the vibration can be reduced by pumping air into the cover, and further, by blowing air into the collet chuck. It can be seen that the vibration of the rubber roller can be stabilized more effectively at a small value.
[0032]
The present invention is particularly effective when grinding solid type rubber rollers such as NBR (acrylonitrile-butadiene copolymer rubber), EPDM (ethylene / propylene / diene copolymer), hydrin rubber and urethane rubber.
[0033]
【The invention's effect】
According to the present invention described above, covering the collet chucking click with a cover, to monitor the pressure conditions inside of the cover, while the inside of the cover and the positive pressure, the rod-like member from the rear end of the collet chuck By injecting air toward the front end portion of the collet chuck that holds the end portion, cutting powder can be reliably prevented from entering the inside of the collet chuck. As a result, since the reproducibility of the holding direction of the rod-like member by the collet chuck is improved, the rubber roller can be ground with high dimensional accuracy, and the outer diameter runout of the ground rubber roller can be stabilized at a small value. . In addition, since the intrusion of the grinding powder into the collet chuck is reliably prevented, cleaning of the collet chuck is unnecessary or the frequency is remarkably reduced, and the workability can be greatly improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an embodiment of a collet chuck and a cover applied to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a cover that covers a collet chuck.
FIG. 3 is a graph showing the measurement result of the amount of deflection of the core bar when the mechanism according to the present invention and the conventional mechanism are held and rotated only in the state of the core bar.
FIG. 4 is a graph showing measurement results of the shake amount of the rubber roller after grinding when the rubber roller is ground by the mechanism according to the present invention and when the rubber roller is ground by the conventional mechanism.
FIG. 5 is a diagram illustrating a conventional rubber roller grinding method.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Rubber roller 2a Core 10 Collet chuck 11 Collet chuck body 12 Collet 13 Needle 14 Needle support part 14a Air passage 15 Rotating flange 15a Air supply port 20 Cover 20a Core metal insertion port 20b Air inlet 21 Valve 22 Hose

Claims (6)

両端から棒状部材が突出したゴムローラを、前記棒状部材の両端部を保持して回転させながら、前記ゴムローラの周面を研削する方法において、
前記棒状部材の少なくとも一方の端部を保持させるために、前記端部が挿入される挿入口が設けられたカバーで覆われたコレットチャックに、前記挿入口から挿入した前記端部を保持させる工程と、
前記カバーに設けられた第1の空気供給口から前記カバーの内部に空気を供給することで、前記カバーの内部を正圧状態とする工程と、
前記コレットチャックの後端部に位置する第2の空気供給口から前記コレットチャックの内部に供給することで、前記コレットチャックの前記後端部から、前記棒状部材の前記端部を保持している前記コレクトチャックの前端部に向けて空気を噴出させる工程と、
前記カバーの内部の圧力状態を監視して、前記カバーの内部が正圧状態とされ、かつ、前記コレットチャックの前記前端部から空気が噴出されている状態で、前記ゴムローラを回転させ、前記ゴムローラの周面を研削する工程とを有することを特徴とする、ゴムローラの研削方法。
In the method of grinding the peripheral surface of the rubber roller while rotating the rubber roller from which the rod member protrudes from both ends while holding both ends of the rod member,
Holding in order to hold the at least one end of the rod-shaped member, the collet chuck insertion opening is we covered with a cover which is provided to said end portion is inserted, the end which is inserted from the front Symbol insertion opening A process of
A step of bringing the inside of the cover into a positive pressure state by supplying air to the inside of the cover from a first air supply port provided in the cover;
The end of the rod-like member is held from the rear end of the collet chuck by supplying the air into the collet chuck from a second air supply port located at the rear end of the collet chuck. Ejecting air toward the front end of the collect chuck;
The pressure state inside the cover is monitored, the rubber roller is rotated in a state where the inside of the cover is in a positive pressure state and air is blown out from the front end portion of the collet chuck, and the rubber roller And a step of grinding the peripheral surface of the rubber roller.
前記カバーの内部を正圧状態とする工程では、前記第1の空気供給口から、前記カバーの内部、かつ、前記コレットチャックの外部の空間に空気を供給する、請求項1に記載のゴムローラの研削方法。  2. The rubber roller according to claim 1, wherein in the step of bringing the inside of the cover into a positive pressure state, air is supplied from the first air supply port to a space inside the cover and outside the collet chuck. Grinding method. 前記コレットチャックの前記前端部に向けて空気を噴出させる工程は、前記前端部から前記挿入口へ向かう空気の流れを形成することを含む、請求項1または2に記載のゴムローラの研削方法。  The rubber roller grinding method according to claim 1, wherein the step of ejecting air toward the front end portion of the collet chuck includes forming an air flow from the front end portion toward the insertion port. 両端から棒状部材が突出したゴムローラを研削する際に前記棒状部材の少なくとも一方の端部を保持するゴムローラ保持機構において、
前記棒状部材の前記端部を保持するコレットチャックと、
前記コレットチャックを覆い、かつ、前記棒状部材の前記端部が挿入される挿入口が設けられたカバーと、
前記カバーに設けられた第1の空気供給口を有し、該第1の空気供給口から前記カバーの内部に空気を供給する第1の空気噴出手段と、
前記コレットチャックの後端部に位置する第2の空気供給口を有し、該第2の空気供給口から前記コレットチャックの内部に空気を供給することで、前記コレットチャックの前記後端部から、前記棒状部材の前記端部を保持している前記コレクトチャックの前端部に向けて空気を噴出させる第2の空気噴出手段と、
前記カバーの内部に設けられ、前記カバーの内部の圧力状態を監視するための圧力センサとを有することを特徴とするゴムローラ保持機構。
In the rubber roller holding mechanism that holds at least one end of the rod-shaped member when the rubber roller from which the rod-shaped member protrudes from both ends is ground,
A collet chuck for holding the end of the rod-shaped member;
Cover the collet chucking click, and a cover insertion opening in which the end portion of the rod-shaped member is inserted is provided,
Has a first air supply port provided in the cover, and the first air jetting means that to supply air from the first air supply port to the inside of the cover,
A second air supply port located at a rear end portion of the collet chuck, and air is supplied from the second air supply port to the inside of the collet chuck so that the rear end portion of the collet chuck A second air ejecting means for ejecting air toward the front end portion of the collect chuck holding the end portion of the rod-shaped member;
A rubber roller holding mechanism provided inside the cover and having a pressure sensor for monitoring the pressure state inside the cover.
前記第1の空気噴出手段は、前記第1の空気供給口から、前記カバーの内部、かつ、前記コレットチャックの外部の空間に空気を供給する、請求項4に記載のゴムローラ保持機構。  5. The rubber roller holding mechanism according to claim 4, wherein the first air jetting unit supplies air from the first air supply port to a space inside the cover and outside the collet chuck. 前記コレットチャックの内部には、前記棒状部材の先端面が突き当てられるニードルが支持されており、前記ニードルを支持する部材には、前記第2の空気供給口側の領域と前記棒状部材の端部を保持する部分側の領域とを連通する空気通路が設けられている、請求項4または5に記載のゴムローラ保持機構。  Inside the collet chuck, a needle against which the tip surface of the rod-shaped member is abutted is supported. The member that supports the needle includes a region on the second air supply port side and an end of the rod-shaped member. The rubber roller holding mechanism according to claim 4 or 5, wherein an air passage is provided to communicate with a region on a partial side holding the portion.
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