JP3905737B2 - 干渉システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粒子を含む液体ベースのシステムに関し、特に混合物体中の粒子を特徴づけるシステムと方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
多くのプロセスおよび製品が、溶解していない粒子を含む液状媒体(liquid media)を有する。液状媒体中のこのような粒子の量と特性は、設計により規定されたり、あるいは制御不可能な特性であったり、あるいは冷却、潤滑、研磨、洗浄等のプロセスにおいて、液状媒体の使用から得られる副生産物であったりする。このような粒子を含むプロセスあるいは製品の効率は、このような粒子の濃度あるいは特性が所定の条件(時には理想的な条件)を満たしたときに最適となる。
【0003】
未溶解の粒子を含む液状媒体の種類は、産業用あるいは家庭用の両方に幅広く広がっている。たとえば血液、消費可能な流体、産業上の廃棄物(水)、潤滑剤、スラリ等を含む。本発明の一実施例は、表面を研磨するのに用いられる種類の表面剥離性のスラリである。より予測可能な剥離特性を具備させるために、このような液状媒体中の粒子のサイズと濃度を特徴づけることが好ましい。
【0004】
しかしある種のアプリケーションにおいては、粒子のサイズと濃度の分布は、大幅に変動する。これらのパラメータの変動は、特に製造プロセス中で監視することは非常に困難あるいは面倒なことである。ある例においては、粒子のサイズの分布は、プロセスの結果の均一性は安定しておらず受け入れられない。この不安定さは、時には混合物特有の特徴である。制御したり、あるいは少なくとも監視することにより、力学的にプロセスがより予測可能かつ再現可能となり、かくして製品の製造に、より高い経済的効率を付加することになる。
【0005】
剥離性液状媒体においては、粒子のサイズの分布が好ましい値からずれることはそれほど珍しいことではない。このような状況下においては、このような変動を許容可能な範囲内に確保するために、検査を実行することが好ましい。初期の検査方法は、顕微鏡等の従来の解析機器を用いている。しかし、動作中に検査するためには、同じ解析方法/装置を適用することができず、かくしてこのような検査は、目視検査に限られる。蓄積した残留物の観測は、混合物の組成が変化していることを間接的に示すだけである。
【0006】
混合物の不安定性は、大量生産においては特に問題があり、すなわち大量生産は製品毎の再現性が高いレベルで要求されるからである。例えば、時間を限った研磨操作は予測可能な結果が得られると期待されているが、研磨媒体の摩擦特性の変動は、研磨速度の変動と同様に変化し、その結果被研磨物からの材料の過剰な除去につながり、時にはワークピース/被研磨物そのものに非均一性が発生してしまう。多くの製造上のアプリケーションにおいては、媒体の特性の変動は、製造ライン中の監視を必要とするようなペースで発生する。しかし前述したように、従来の監視技術は、製造ライン中のアプリケーションには不向きなものである。
【0007】
さらにまたプロセスのステップに対する仕様がますます厳しくなるにつれて、従来の技術は、受け入れがたい変動を十分に解決するような機能を有していない。他方では、液状媒体の属性、例えば粒子サイズの分布、沈降速度(rate of sedimentation)、凝集速度(rate of agglomeration)等は、十分な精度でもって知られているが、液状媒体中に懸濁した粒子を用いる様々なプロセスが、かなりの精度でもって開発されている。比較的正確かつ時間に依存した結果を得るために、定量的特徴化を実行する速度を改善する必要がある。本明細書においては、用語速度、レート、割合はほぼ類似の定義で用いている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
好ましい特性を維持するために、潤滑媒体内在る粒子の大きさと量を最小にする、あるいは少なくとも監視することが望ましい。かくして特定の物質の濃度あるいはサイズが、あるレベル以上になったときに、潤滑剤を取り替えるか、あるいは再度調整することができる。より一般的に述べると、液状媒体中に未溶解の粒子が入り込むのを監視するのが望ましい。これらの特性を連続的に監視する製造ラインで、材料を適切な時期に取り替えたり、保守作業を容易にし、装置の寿命あるいは効率をのばすことができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を解決するために、本発明は、液状媒体中に懸濁された複数の粒子を含む混合物の特性を監視する方法を提供する。本発明により、コロイド状懸濁液(物)を監視する光学システムが得られる。本発明により、コロイド状懸濁液(物)内の粒子の特性を決める干渉システムと方法が得られる。
【0010】
本発明の一実施例によれば、液状媒体中に懸濁した複数の粒子を含む混合物の特性を監視する方法が開示される。1未満のコヒレンス(coherence)を有するソースから、第1と第2の放射光部分が生成される。干渉信号が、第1放射光部分が基準パスを通過し、第2放射光部分が混合物内(にのびるパス)を通過した後、これらの部分を組み合わせることにより干渉(光)信号が生成される。
【0011】
本発明の他の実施例によれば、コロイド状懸濁物(液)を監視する光学システムが得られる。本発明の光学システムは、懸濁液が機械的なシステム内で循環しながら、懸濁液のサンプルを受け入れるよう配置されたチェンバを有する。干渉計を配置して、基準放射光信号と懸濁液の特性を示すサンプル放射光信号とを組み合わせることにより、干渉パターンを生成する。
【0012】
本発明の干渉システムは、第1と第2のカプラを具備した、第1、第2、第3の光ファイバを有する。第1カプラは、第1ファイバを通過した放射光を受光するよう構成され、第2ファイバを通して第1放射光部分を、そして第3ファイバを通して第2放射光部分を第2カプラに与える。本発明のシステムは、さらに第4と第5の光ファイバを有し、それぞれが第2カプラからの放射光を受光し、他のファイバで受光できるように放射光を送る。
【0013】
粒子が沈降する間に、コロイド状懸濁液内の粒子の特性を決める方法においては、部分的にコヒレントな第1と第2の放射光部分を組み合わせることにより生成された、干渉パターン同士の強度の変化を測定する。各放射光部分は、同一のソースから生成される。第1部分は、懸濁液の一部を通過し、第2部分は基準パスを通過する。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明により混合物の特性を監視する干渉システム10が示されている。放射光ソース20は、光学コヒレンスが1未満で、中心周波数がfの放射光22(矢印で示す)を生成する。生成された放射光の第1部分22aが、基準パス24a(双方向の矢印で示す)を横切る。基準パス24aは、光学長さを変更できる基準位置26を有する。生成された放射光の第2部分22bは、パス24b(双方向の矢印で示す)を通過し、パス24b上には、液状媒体28を有し、この液状媒体28は基準パス24a上にはない。液状媒体28は、懸濁した粒子を有する。第1部分22aが、基準位置26に到達した後、そして第2部分22bが液状媒体28に到達した後は、第1部分22aと第2部分22bが検出器30に一致して入るように、基準パス24aとパス24bは共通となる。
【0015】
基準パス24aとパス24bは、放射光ソース20から出た後、検出器30に到達する前に、オーバーラップしないことを強調するように図示されている。双方向の矢印の基準パス24aとパス24bは、パスセグメントに沿って複数回伝搬するように反射していることを示す。例えば第2部分22bは、液状媒体28内を伝搬したり透過したりする。すなわち、パス24bは、液状媒体28中を通過するかあるいは液状媒体28から反射した光学通路を表す。媒体から反射されると放射光はパスの同一部分を通過する、すなわち検出器30に到達する前に第1方向に最初に伝搬し、そして次に第2方向に伝搬する。
【0016】
検出器30は、放射光ソース20と液状媒体28との間に配置することも可能である。このことは例えば、横切られたパスの一部が光ファイバ光学セグメント内にあるときに可能である。一般的に第1部分22aと第2部分22bは、干渉技術に共通な様々な方法で、分割されたり組み合わされたりする。かくして基準パス24aとパス24bのそれぞれに対する記号は、様々な要素の組み合わせで、送信したり、分離したり、コリメートしたり、分散したり、組み合わせたりして、検出器30において干渉パターンを生成するために有効な繰り返しサブパスと解釈すべきである。
【0017】
上記の実施例で説明したように、干渉システム10は光学情報を提供し、その情報から液状媒体28の物理的特性が決定できる。干渉システム10により生成された干渉データから決定された特性は、コロイド状安定性と沈降速度と粒子サイズの分布を含む。
【0018】
干渉システム10に基づいたより詳細な例において、図2の干渉システム50は、ブロードバンドソース60を有し、これは例えば中心波長が1.33μmで、FWHM(最大値の半分の場所における全幅)の帯域が、60nmのような光を放射する、スーパールミネセントのダイオードである。ブロードバンドソース60から放射された光は、2×2のファイバカプラ68の第1入力/出力側に接続された、数本のうちの1本のシングルモード光ファイバ62に直接結合される。この光は、シングルモード光ファイバ62の他の3本のセグメントに沿った複数のパスに沿って流れる。2×2のファイバカプラ68の、ブロードバンドソース60が接続されたのと同一側から、第2のシングルモード光ファイバ62が、検出器72に接続され、第3、第4のシングルモード光ファイバ62が、2×2のファイバカプラ68の第2の入力/出力側に接続される。シングルモード光ファイバ62のこのような1つのセグメントは、コリメータ76と、このコリメータ76から離間して配置されたミラー78とともに、基準信号Sを提供する、基準アーム80を構成する。基準信号Sが、ブロードバンドソース60から検出器72に、シングルモード光ファイバ62に沿った基準パスを通過する。これは図1の基準パス24aに対応する。
【0019】
シングルモード光ファイバ62の第4セグメントは、サンプルハウジング84の方向にのび、このサンプルハウジング84は、液状媒体中の未溶解粒子からなる混合物86を含む。サンプルハウジング84は、開放ベッセル、あるいはチェンバ、あるいは従来の閉鎖チェンバで、1つあるいは複数の適宜の透過性光学フラットを具備する。同図に示されたものは、開放ベッセルである。
【0020】
サンプルハウジング84内に放射光された光の一部は、混合体内に懸濁された粒子から反射(後方散乱)され、光の一部は第4のシングルモード光ファイバ62に再入射する。混合物内の懸濁粒子の濃度によって、反射される光の一部は、後方散乱を受け、その結果混合物内の異なる長さの複数のパスに沿って光が伝搬することになる。
【0021】
サンプルハウジング84と、第4のシングルモード光ファイバ62は、サンプルアームを構成し、2×2のファイバカプラ68を介して検出器72に伝搬するサンプル信号Sを提供してこれを検出器72内で基準信号Sと重ね合わせる。
【0022】
サンプルハウジング84は、機械的構成要素と配置装置とを有し、この配置装置が流体を機械的構成要素の周囲に配置する。配置装置により、機械的構成要素付近の流体の流れが、様々な機能、例えば化学的機能、機械的機能、流体的機能、潤滑的機能、冷却的機能を実行する。配置装置は、流体を機械的構成要素の周囲に流し、流体の流れを含む配置システムである。サンプルハウジングは、配置装置から流体を取り出して、サンプルハウジング84内を通過させた後、その流体を元に戻すような監視回路内に形成される。監視回路は、機械的構成要素の機能をサポートする、流体システム内の解析ループである。
【0023】
これを図3に示す。同図においてシステム90は、機械的構成要素91と、流体配置システム92とを有し、この流体配置システム92は、貯蔵容器93と、第1フローパス94と、第2フローパス95とを有する。貯蔵容器93は混合物を有する。第1フローパス94は混合物を、機械的構成要素91と貯蔵容器93との間で巡回させ、第2フローパス95は第1フローパス94からの混合物を、干渉システム10/50内を巡回させる。
【0024】
システム90においては、サンプルハウジング84は、混合物86の一部が分析中、サンプルハウジング84に入って出ていくという意味で、開放チェンバである。代表的なサンプルハウジング84は、システム90の第2フローパス95内に挿入される(図4)。サンプルハウジング84は、混合物86を入れる入口96と、混合物86を出す出口97と、放射光をサンプルハウジング84内に入れてそこから出光する光学フラット98とを有する。処理装置は、干渉システム10/50の検出器30/72からの強度情報を受領して、干渉情報をSとSの間の時間とパス長さの差の関数として監視する。
【0025】
例として、システム90は、半導体製品を製造する際に不要材料を除去するのに用いられる化学機械研磨(chemical mechanical polishing:CMP)装置である。CMPシステムにおいては、機械的構成要素91は研磨面に対応し、混合物86は研磨面に沿って流れるスラリに対応する。
【0026】
より一般的には、システム90は流体に関連した動作する機械的構成要素である。例としては、流体システム、研磨機、燃焼エンジンおよび機械的構成要素の周囲に配置された液状媒体を有する機械的組立体を含む。
【0027】
混合物86に適用可能な以下の実験的解析は、部分的にコヒレントな光で生成された、干渉パターンに基づいている。一般的に光のコヒレンスは次式で表される。
【数1】
Figure 0003905737
ここでωは周波数の2π倍で、τは検出器におけるSとSとの間の時間遅延で、Sはスペクトラム密度である。
【0028】
複数の信号を検出器72で重ね合わせると検出器における強度は次式となる。
【数2】
Figure 0003905737
ここで、k=2πf、ΔLは、基準パス24aとパス24bとの間(すなわち、放射光ソース20と検出器30との間)のパス長さの差である(図1)。この簡単な例においては、図2のブロードバンドソース60で、図5で示された干渉パケット結果である。パケットは30ミクロンの長さを有する。干渉システム50のサンプルハウジング84内の混合物86において、光の複数のパス24bは、混合物86内の未溶解粒子からの光の四方に散らばった後方散乱から得られる。複数の監視用パケットは、基準信号Sと複数のパス24bとの組み合わせから得られる。
【0029】
図6は、68分間にわたって混合物86を解析した結果により得られたエネルギー密度のカーブを示す。すなわち各カーブa−gは、基準信号Sが通過したパス長さΔLが、後方散乱光の各パスに対し変化するにつれて、検出器で生成された干渉強度の連続値を示す。ここに示した実施例においては、ミラー78を最大2mmずらすことによりパス長さの変更が行われた。この領域においては、約0.1mmずらすと、各カーブは光学フラットからの信号の反射に対応する特性ピークを有する。このピークを減算すると、a−gの一連のカーブは、粒子の沈降量(速度)に対応する信号値の一般的な減衰を示す。すなわち、混合物86内の粒子が落ち着くと、後方散乱の量は減り、後方散乱光に関連した干渉信号の強度が消える(drops off)。ある時間にわたってエネルギー強度の変化は、粒子の沈降速度(割合)に比例する。かくして、混合物86内のコロイド状の安定性は、一定のミラー位置に対し、検出器72の信号強度を測定することにより(すなわち基準信号SRに対するパス長さを変更することなく)、任意の時間間隔にわたって評価できる。
【0030】
コロイド状安定性を測定する別の構成で、本発明のシステム100を図7に示す。図2、5、7は、対応する構成要素は同じ部品番号を示している。本発明のシステム100とシステム50との違いは、第4のシングルモード光ファイバ62がサンプルハウジングの側面に伸びる代わりに、シングルモード光ファイバ62が混合物104を含む容器102の上の位置から光を伝送しそしてそこから反射を受けるように配置されていることである。混合物104は、懸濁した粒子が、混合物104の上部表面106から観測可能な距離だけ下の位置まで落ち着いた時点を示している。沈降が起こると、後方散乱に関連する光学パス長さが変動する。この変動は、検出器72における信号の強度の変動を引き起こし、これによりコロイド状システムの不安定さを示すことになる。この影響は、図8において1%濃度の懸濁したシリカ製粒子の単分散した混合物に対して示されている。
【0031】
図8のデータは、30分間にわたり採られた4個の測定値を含む。38nmの位置近傍で発生したピークは、液体の上部表面からのFresnel 反射に対応する。これを用いて基準位置を確立することができ、この基準位置に関し粒子を沈降させることにより伝搬する距離を評価できる。各4個の測定値の間、幾分小さな信号ピークが40と41nmの間にある。ピークの位置のシフト(変動)は、すべての粒子が落ち着いた反射表面106の下の距離に対応する。すなわち、干渉パターンの移動量の測定は、粒子が沈降する間、後方散乱光のパス長さの一般的な増加に対応する。光学パス長さの関数として強度ピークの時間とともに変動するシーケンシャルなパターンは、沈降速度の信頼できる指標である。例えば図9は、1%と4%の懸濁したシリカ製粒子に対する時間と光学パス長さの変化との関係を示している。沈降速度(1%濃度に対してはv、4%濃度に対してはv)は、それぞれの関連するプロットの傾斜に依存する。
【0032】
本発明のシステム100を、単分散した粒子を含む1つのコロイド状システムへ適用した例を示す。すなわち、すべての粒子はほぼ同一サイズであるために、すべての粒子は重力方向に向かって、ほぼ同一の正味速度を有する。同一の原理が、幅広く分散した粒子サイズを含むコロイド状システムにも適用可能である。検出器の信号のピークがシフトすることは、落ち着きつつある粒子のトレーリングエッジ(trailing edge)近傍で起きる反射に対応している。
【0033】
沈降速度を特徴付け、コロイド状態の安定性を監視する測定方法を、例えば後方散乱により混合物から反射した光信号で干渉パターンを測定するシステムを例に説明する。同様な測定方法は、考察の対象となっている媒体を通る透過性の光学パスに基づいて行われる。しかし、部分的コヒレントソースを含む従来の干渉システムは、沈降速度を決定するために、十分に広いダイナミックレンジを提供することはできなかった。従来このような透過ベースの光学システムは、1体積%以上の固体構成要素を含む高密度の懸濁液の安定性を監視するには不十分であった。本発明の他の態様によれば、本発明の光学機器は、低濃度(直光の減衰が支配的なとき)から、高濃度(透過した光が完全に拡散するとき)の範囲にわたる粒子状懸濁液に対する透過測定が可能となるよう構成される。このような光学機器は、反対方向に平行ビームを送信するために、サンプルチェンバ近傍に配置された一対のコリメータを有する。
【0034】
図10の代表的な光学システム200は、ブロードバンドソース60、例えば中心波長が1.33μmで、FDHM帯域が60nmの光を放射するスーパールーティングミネセントダイオードを含む。ソースから放射光された光は、6本のシングルモード光ファイバ62a〜62fのうちの1本の光ファイバに直接結合される。ソース60は、光ファイバ62aを介して、第1のカプラ68aの第1入力/出力サイドに接続される。その後、光は、他の5本の光ファイバに沿う複数のパス内を流れる。カプラ68のソース60が接続されたのと同一側から、第2の光ファイバ62bが検出器72に接続される。
【0035】
第3、第4の光ファイバ63c、63dは、カプラ68aの第2の入力/出力側に接続され、光ビームを2つの部分に分けて、そして各部分は図1の放射光部分22aと第2部分22bのうちの1つに対応する。この光ファイバ62cは、コリメータ76と、このコリメータ76から離間して配置されたミラー78とともに、基準アーム80を形成して、基準信号Sを提供する。かくして基準信号Sは、ソース60から検出器72に、3本の光ファイバ62a、62b、62cに沿った基準パス(図1のパス基準パス24aに対応する)を通過する。
【0036】
第4の光ファイバ62dは、第2ファイバカプラ68bの第1入力/出力側に伸びる。第5、第6の光ファイバ62e、62fはそれぞれ、互いに同一のパス長さを有し、これらはカプラ68bの第2の入力/出力側に接続される。各光ファイバ62e、62fは、サンプルチェンバ204に対し対象的に配置された一対のマッチしたコリメータ202の1つに接続され、一方から光を送信し、そして他方で光を受信(受光)する。コリメータ202を整合して、反対の伝搬方向に平行ビームを送信する。チェンバは、大気に対し開いていても閉じていてもよく、そして一対の対向する光学フラット206で形成され、チェンバ204の対向する側に配置されて、コリメータ202とチェンバ204との間で光の送信を容易にしている。比較的高濃度の懸濁粒子を含む液状媒体208を、チェンバ204内に配置して解析する。
【0037】
かくしてソース信号Sは、4本の光ファイバ62d、62e、62f、62bに沿ったパス内を伝搬し、さらに例えば液状媒体208内を伝搬して、図1のパス24bに対応する検出器に伝搬する。
【0038】
ソース60から検出器72に至る電界の主成分は次の通りである。
【数3】
Figure 0003905737
ここで、E11とE22は、コリメータ202の別々の上での反射に関連するパスに対応する。E12は、第1のコリメータ202を通って放射光され、第2のコリメータ202に結合されるフィールドを表す。E21は、E12の時間的に逆に対応する部分であり、第2のコリメータ202を介して放射され、第1のコリメータ202に結合するフィールドに対応する。Li,j、i、j=1、2は、フィールドEi,jに関連する光学パス長さであり、kは、波ベクトルで、sは、図10の基準アーム80上を伝搬する光学パス長さである。
【0039】
電界に対する上記の式に基づいて、検出器における光の発散または発光と、図10の基準ミラー78により設定された光学パス長さの関数として次のように表される。
【数4】
Figure 0003905737
ここでIは定数で、Ii,jは電界Ei,jの基準フィールドでの和により与えられる干渉信号の振幅で、gはソース60に関連するコヒレンスの複合度である。この放射光の式は、ミラー78が基準アームをスイープする際の干渉ピークの位置を示す。結果的に得られた干渉ピークP1、P2、P12の相対的強度の定性的グラフは、ミラー78がパス長さSを変える距離の関数として、図10に示す。干渉ピークP1、P1’、P2’、P2は、それぞれ関連する主反射と整合している。例えばピークP1は、一方のコリメータ202の反射表面と整合しており、ピークP2は、他方のコリメータ202の反射表面と整合している。L12=L21とすると、I12とI21に関連するピークは、媒体208を透過する複数の反射の同一パスに対し空間的に一致する。このことは、図10のグラフの比較的大きなピークP12によって示される。コロイド状懸濁液の密度、すなわち媒体208が増加すると、ピークP12の幅は広がる。
【0040】
コロイド状懸濁液内の粒子サイズの分布は、平行ビームを反対方向に伝搬するために、サンプルチェンバの周囲に配置された一対のコリメータを組み込んだシステム200に対し記載された干渉計システムを用いて決定できる。沈降速度は、粒子のマスと体積に一部依存する。粒子の懸濁液を、例えば重力場、磁場、電場のように制御した場所におくと、粒子が落ち着く際にコロイド状に分散している光学透過を測定することにより、粒子サイズの分布を決定するための十分な情報が得られる。一般的に、制御した傾斜場をコロイド状の懸濁液にかけると、粒子の濃度の時間依存性に従うことにより、粒子サイズの分布を決定しそしてコロイド状の分散を介して光学透過が決定できる。
【0041】
簡単な例示を与えるために、懸濁液が沈降する3つの状態を、図11の連続する図に示す。各図において、ソース210はビーム212を、コロイド状懸濁液214のサンプル内を透過して、検出器216に送る。懸濁液は、ビームより基準高さhだけ上に、表面領域218を有する。最初、懸濁液は、小粒子、中粒子、大粒子の均一の分布を有する。正常な重力場において、透過量Tは、時間tの関数で増加する。時間tの初期値は、ビームの前に均一の懸濁液が配置された時に設定される。t=0の時には、大粒子、中粒子、小粒子は均一に分散しており、検出器216は、ソース210から初期信号Tを受け取る。最初の期間は、サンプルを通過する透過量は一定である。この期間は、粒子の全体濃度が表面より下の深さhのところで一定である限り、長くなる。
【0042】
粒子は、最大高さhから徐々に沈む。時間t=t1においては、すべての大粒子は、ビーム212の下に収まり、検出された光の強度はTからTに増えるが、その理由は、大粒子は光ビーム212がサンプルを通過する領域には、もはや存在しないからである。t=t2においては、すべての中粒子は、ビーム212の下に落ち、信号の振幅はTに増加する。
【0043】
粒子サイズの均一な分布のために、伝送量Tは次式のLambert-Beer の形式を有する。
【数5】
Figure 0003905737
ここでLはサンプルの厚さであり、Nとσは、半径Rにより特徴づけられる粒子の濃度と散乱断面である。上記の透過量の関係は、相互作用しない粒子のシステムに適用され、これはまた懸濁液の濃縮が低いときには、すなわち10%未満の時にはいつでも当てはまる。均一媒体の測定が罹患した時間tで行われると、2つの連続する時間における透過量は、次式となる。
ln(T)=ln(Tk−1)+LNσ
ここでTとTk−1は、時間tとtk−1で測定された透過量である。一方Nとσは、期間Δt=t−tk−1の間、検査された領域で存在しなくなった粒子を特徴づける。これらの粒子の濃度は次式で表される。
【数6】
Figure 0003905737
散乱断面(scattering cross section)σkは、以下の形式のStokesの法則から得られる。
【数7】
Figure 0003905737
ここでηは、懸濁液の摩擦係数で、ρは粒子の密度で、ρは懸濁液の密度である。gは重力加速度である。液体と懸濁粒子の両方の屈折率を用いて、断面積σが、各時間においてMie理論から計算できる。これに関しては例えば、Kokhanovsky, のOptics of Light Scattering Media: Problems and Solutions, John Wiley & Sons, 1999, を参照のこと。同文献のAppendix II においては、球状粒子の半径の関数として、光散乱断面積のソリューションが与えられている。しかし、Mie理論による数値計算が本明細書に開示した方法にもっとも適したものである。
【0044】
上記のことに基づいて、時間毎に透過量を観測することにより、混合物内の特定の粒子のサイズと各サイズの粒子濃度を概算することができる。概算は、球状粒子に適当な計算式を用いて容易に計算できる。他のより複雑なアプローチも用いることができる。しかし、粒子サイズの分布を推論するため、あるいはこの分布のシフトを監視するために、球状近似が最も有効な結果を得られることが見いだされている。このことについてさらに、図14、15をもとに説明する。
【0045】
粒子が球状であるとすると、関連散乱断面積を評価するには、何らの近似法も関係しない。測定中、各時点は、ダイナミックレンジのシステムの限界内の特定の粒子サイズに対応する。この寸法情報を評価し、これをさらに用いて、簡単なコンピュータルーティンを用いて、より正確に対応する断面を計算することができる。この方法では、粒子の初期濃度の情報は必要ではない。
【0046】
反対の伝搬方向に並列ビームを送るために、サンプルチェンバの周囲に配置された一対のコリメータを組み込んだ干渉システムで、さらに大きなダイナミックレンジが得られる。例えばシステム200は、ダイナミックレンジが約80dBで、150dBもの高いダイナミックレンジが達成可能である。使用される検知システムのダイナミックレンジが大きくなることにより、粒子サイズの分布は高濃度の懸濁液に対しても得られる。
【0047】
この方法は、標準的な3.7ミクロンのポリスチレン製のミクロソフィア(極小球体)の懸濁液に適用可能である。ポリスチレン製のミクロソフィアは、屈折率が1.59で水に対する密度が1.05である。水は懸濁液として用いられる。図12は、10時間にわたって測定された透過量の時間との関係を示す。実験により得られたカーブの鋭い傾斜は、ポリスチレンの懸濁液は高度に単分散していることを示している。このことは、前述の手順によるNに基づいて計算された特定粒子分布により確認される。図13は、3.6μm〜3.8μmの間に、Nのピーク値があることを示している。この懸濁液の実験結果は、ポリスチレン製のミクロソフィアの製造により得られた上記の仕様と一致する。
【0048】
上記の方法は、(10.2+/−0.4)μmのアルミナ粉末を特徴づけるのにも適用できる。溶液は粉末と脱イオン水を混合することにより形成され、サンプルは凝集を制限するために、数分間超音波処理された。時間に依存する透過量と、粒子サイズの分布に対する実験結果を、図14、15に示す。測定はシステム200で行われた。図15の粒子サイズの分布は、ポリスチレン製のミクロソフィアに対し得られたもの(図13)よりも広い。このデータからは、粒子サイズは不安定であることを示している。この結論は、懸濁液の凝集(agglomeration)特性と一致する。凝集した種のサイズの分布は、現実の粒子と同一速度で沈降する等価球状粒子に基づいている。実際の粒子形状に関連する詳細は、決定することが困難であるが、球状であるとの仮定から得られる情報は、多くのアプリケーションにおいて、特に目的が、混合物の一般的特性を監視したり、あるいは粒子サイズの分布の時間的変動を見る場合には十分である。ある種の状況においては、粒子の形状の詳細は、粒子サイズの分布を正確に決定するのには必要なことではない。
【0049】
小粒子を含む懸濁液の測定に必要な時間を減らすために、遠心力の実験設計(cebtrifugal experimental design)が適用されるが、これは多くの沈降速度の測定に一般的である。本発明の実施例では、光学カプラと光ファイバ光学系を用いることを示している。これらを使用することにより、本発明により構成されたシステムの便宜性と効率を改善することができるが、このことは必ずしも必要なことではない。従来のビームスプリッタ、あるいは他の種類の光学ソースを用いて、本明細書に開示したシステムを構成することもできる。
【0050】
特許請求の範囲の発明の要件の後に括弧で記載した番号がある場合は、本発明の一実施例の対応関係を示すものであって、本発明の範囲を限定するものと解釈すべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】混合物の特性を決定する光学システム10を表すブロック図。
【図2】図1の構成に従って混合物の特性を決定する一実施例のシステムの詳細図。
【図3】混合物の特性を製造ライン中でモニタする流体システムを表す図。
【図4】図3のシステム内で用いられるサンプルのハウジングを示す図。
【図5】図1、2、3のシステムにより生成された干渉信号の定性的特性を表す図。
【図6】図2のシステムにより得られる一連のエネルギー密度のカーブを表す図。
【図7】図1の構成に従って混合物の特性を決定する別の実施例のシステムの詳細図。
【図8】光学パス長さを変化させるために、沈降に関連したデータを表す図。
【図9】光学パス長さ内の変化と沈降速度との間の関係を表す図。
【図10】図1の構成に従って混合物の特性を決定する別の実施例のシステムの詳細図。
【図11】本発明の原理を示す沈降の簡単な例を表す図。
【図12】図10のシステムで測定された懸濁液を透過する透過量の変動を表す図。
【図13】懸濁用の粒子サイズの分布の第1実験結果を表す図。
【図14】図10のシステムで測定された第2懸濁液を透過する透過量の変動を表す図。
【図15】懸濁用の粒子サイズの分布の第2実験結果を表す図。
【符号の説明】
10 干渉システム
20 放射光ソース
22 放射光
22a 第1部分
22b 第2部分
24a 基準パス
24b パス
26 基準位置
28 液状媒体
30 検出器
50 干渉システム
60 ブロードバンドソース
62 シングルモード光ファイバ
68 2×2のファイバカプラ
72 検出器
76 コリメータ
78 ミラー
80 基準アーム
84 サンプルハウジング
86 混合物
90 システム
91 機械的構成要素
92 流体配置システム
93 貯蔵容器
94 第1フローパス
95 第2フローパス
96 入口
97 出口
98 光学フラット
100 システム
102 容器
104 混合物
106 上部表面
200 光学システム
202 コリメータ
204 サンプルチェンバ
206 光学フラット
208 液状媒体
210 ソース
211 ビーム
212 ビーム
214 コロイド状懸濁液
216 検出器
218 表面領域

Claims (2)

  1. 干渉システムであって、
    (A)放射光ソースと、
    (B)2つの入力及び2つの出力を有する2×2光カプラと、
    (C)前記放射光ソースと前記2×2光カプラの第1の入力とを接続する第1の光ファイバと、
    (D)光検出器と、
    (E)前記光検出器と前記2×2光カプラの第2の入力とを接続する第2の光ファイバと、
    (F)基準アームと、
    (G)前記基準アームと前記2×2光カプラの第1の出力とを接続する第3の光ファイバと、
    (H)1つの入力及び2つの出力を有する1×2光カプラと、
    (I)前記2×2光カプラの第2の出力と前記1×2光カプラの入力とを接続する第4の光ファイバと、
    (J)前記1×2光カプラの第1及び第2の出力に接続され、検査対象のサンプルを受容するように構成されたサンプルアームとからなり、
    前記サンプルアームは、前記サンプルを受容するための間隔を空けて互いに向き合って配置された第1及び第2のコリメータを有し、前記第1のコリメータは第5の光ファイバを介して前記1×2光カプラの第1の出力と接続され、前記第2のコリメータは第6の光ファイバを介して前記1×2光カプラの第2の出力と接続され、前記第1及び第2のコリメータは、互いに光を送受信できるよう整合しており、
    前記放射光ソースから出力された放射光の第1の部分は、前記2×2光カプラを介して前記基準アームに入力され、前記放射光の第2の部分は、前記2×2光カプラ及び前記1×2光カプラを介して前記サンプルアームに入力され、
    前記基準アームから戻ってきた前記放射光の第1の部分と前記1×2光カプラを介して前記サンプルアームから戻ってきた前記放射光の第2の部分とは、前記2×2光カプラの第2の入力へと出力され、干渉光として前記光検出器に入力される、干渉システム。
  2. 前記基準アームは、
    記第ファイバからの前記放射光の前記第2の部分を受光するよう結合された第3のコリメータと、
    第3のコリメータから離れて配置されたミラーと、
    を有し、
    前記基準アームは、前記第ファイバから前記ミラーによって受光される前記放射光の前記第2の部分を、前記第ファイバを介して反対の伝搬方向に送
    とを特徴とする請求項1記載の干渉システム。
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