JP3904300B2 - camera - Google Patents

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【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラに関し、更に詳しくは各種のモード設定を操作性よく行うことができるカメラに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
近年、電動式ズームレンズの搭載の他、非常に多くの機能を備えたコンパクトカメラが市販されている。この機能としては、各種のフォーカスモードやストロボモードがある。フォーカスモードとしては、例えば従来からのオートフォーカスの他、近接撮影や無限遠撮影時に適したマニュアルフォーカス等がある。また、ストロボモードとしては、例えば撮影前に数回の発光を行って赤目現象を軽減するプレ発光や日中シンクロ撮影等で用いる強制発光等がある。これらのモードを設定するには、各モード別に設けられた小さなボタン等の操作部材をその都度押圧操作する等の方法が採られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記モードの種類数は増加の一途を辿っており、各モードを設定するための操作部材も急激に増えている。一方、電動式ズームレンズの変倍操作は頻繁に行われるため、変倍用の操作部材は操作性を良好に維持するため、ある程度の大きさを必要とし、小さくすることができない。したがって、コンパクトカメラでは、各種のモードを設定するための操作部材は、個々のサイズをますます小さくせざるを得なくなり、ボールペンの先で押圧する等、モード設定における操作性が悪化している。
【０００４】
本発明は、狭いスペースでも良好な操作性を維持したまま多種類のモード設定を行うことができるようにしたカメラを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のカメラは、１個の操作部材を複数の領域に分割して各々の領域にそれぞれ異なった撮影モードを表すモードマークを付し、撮影モードの変更操作が許容されたときにいずれかの領域を押圧操作することによって、モードマークに対応した撮影モードへの変更が行われるカメラにおいて、継続した押圧操作が行われる間に、前記操作部材の少なくともいずれかの領域に対する押圧操作が撮影モードの変更入力として有効に受け付けられる状態に保つモードシフト操作部と、前記操作部材の周囲を取り囲み、かつ各々のモードマークに近接するようにそれぞれ配置された発光素子とを備え、前記モードシフト操作部が押圧されたときには選択可能な撮影モードのモードマークに対応して設けられた発光素子を点灯させ、撮影モードの変更入力が有効に受け付けられる操作部材の領域を指示するものである。
【０００６】
また、１個の操作部材を放射状に少なくとも３分割して各々の領域にそれぞれ異なった撮影モードを表すモードマークを付し、撮影モードの変更操作が許容されたときにいずれかの領域を押圧操作することによって、モードマークに対応した撮影モードへの変更が行われるカメラにおいて、継続した押圧操作が行われる間に、前記操作部材の少なくともいずれかの領域に対する押圧操作が撮影モードの変更入力として有効に受け付けられる状態に保つモードシフト操作部と、前記操作部材の周囲を取り囲み、かつ各々のモードマークに近接するようにそれぞれ配置された発光素子とを備え、前記モードシフト操作部が押圧されたときには選択可能な撮影モードのモードマークに対応して設けられた発光素子を点灯させ、撮影モードの変更入力が有効に受け付けられる操作部材の領域を指示するものである。
【０００７】
また、前記モードシフト操作部の押圧操作期間中に前記領域のいずれかの押圧操作により撮影モードが有効に選択されたときには、選択された撮影モードを表すモードマークに近接した発光素子のみを連続点灯させるとともに他の発光素子を消灯させ、かつ前記モードシフト操作部の押圧を解除しても前記発光素子の連続点灯を継続させて選択された撮影モードの表示を行うものである。
【０００８】
また、１個の操作部材を放射状に少なくとも３分割して各々の領域にそれぞれ異なった撮影モードを表すモードマークを付し、撮影モードの変更操作が許容されたときにいずれかの領域を押圧操作することによって、モードマークに対応した撮影モードへの変更が行われるカメラにおいて、一回目の押圧操作によって、前記操作部材の少なくともいずれかの領域に対する押圧操作が撮影モードの変更入力として有効に受け付けられる状態に切り換え、二回目の押圧操作によって、前記操作部材の押圧操作によって決定された撮影モードへの設定が行われるモードシフト操作部と、前記操作部材の周囲を取り囲み、かつ各々のモードマークに近接するようにそれぞれ配置された発光素子とを備え、前記モードシフト操作部の一回目の押圧により選択可能な撮影モードのモードマークに対応して設けられた発光素子を点灯させて撮影モードの変更入力が有効に受け付けられる操作部材の領域を指示し、モードシフト操作部の二回目の押圧により設定された撮影モードに対応する発光素子のみを点灯させ、かつ他の発光素子を消灯して設定された撮影モードの表示を行うものである。
【０００９】
また、前記発光素子の２個に近接して加算マークと減算マークとを付し、有効に選択された撮影モード下において加減操作入力が要求されるときには、前記加算マーク及び減算マークを付した発光素子に対応する操作部材の各領域が加減入力部に切り換えられるとともに、前記発光素子の連続点灯により選択された撮影モードの表示を行い、かつ加算マーク及び減算マークを付した発光素子を点滅させることによって加減操作入力を促す表示を行うものである。
【００１２】
また、互いに近接して配置された少なくとも３個の操作部を備え、各々の操作部にそれぞれ異なった撮影モードを表すモードマークを付し、撮影モードの変更操作が許容されたときにいずれかの操作部を押圧操作することによって、モードマークに対応した撮影モードへの変更が行われるカメラにおいて、継続した押圧操作が行われる間に、少なくともいずれか１個の操作部に対する押圧操作が撮影モードの変更入力として有効に受け付けられる状態に保つモードシフト操作部と、前記操作部の周囲でかつ各々のモードマークに近接するようにそれぞれ配置された発光素子とを備え、前記モードシフト操作部が押圧されたときには選択可能な撮影モードのモードマークに対応して設けられた発光素子を点灯させ、撮影モードの変更入力が有効に受け付けられる操作部を指示するものである。
【００１３】
また、前記モードシフト操作部の押圧操作期間中に前記操作部のいずれかの押圧操作により撮影モードが有効に選択されたときには、選択された撮影モードを表すモードマークに近接した発光素子のみを連続点灯させるとともに他の発光素子を消灯させ、かつ前記モードシフト操作部の押圧を解除しても前記発光素子の連続点灯を継続させて選択された撮影モードの表示を行うものである。
【００１４】
また、互いに近接して配置された少なくとも３個の操作部を備え、各々の操作部にそれぞれ異なった撮影モードを表すモードマークを付し、撮影モードの変更操作が許容されたときにいずれかの操作部を押圧操作することによって、モードマークに対応した撮影モードへの変更が行われるカメラにおいて、一回目の押圧操作によって、少なくともいずれか１個の操作部に対する押圧操作が撮影モードの変更入力として有効に受け付けられる状態に切り換え、二回目の押圧操作によって、前記操作部の押圧操作によって決定された撮影モードへの設定が行われるモードシフト操作部と、前記操作部の周囲でかつ各々のモードマークに近接するようにそれぞれ配置された発光素子とを備え、前記モードシフト操作部の一回目の押圧により選択可能な撮影モードのモードマークに対応して設けられた発光素子を点灯させて撮影モードの変更入力が有効に受け付けられる操作部を指示し、モードシフト操作部の二回目の押圧により設定された撮影モードに対応する発光素子のみを点灯させ、かつ他の発光素子を消灯して設定された撮影モードの表示を行うものである。
【００１５】
また、前記発光素子の２個に近接して加算マークと減算マークとを付し、有効に選択された撮影モード下において加減操作入力が要求されるときには、前記加算マーク及び減算マークを付した発光素子に対応する操作部が加減入力部に切り換えられるとともに、前記発光素子の連続点灯により選択された撮影モードの表示を行い、かつ加算マーク及び減算マークを付した発光素子を点滅させることによって加減操作入力を促す表示を行うものである。
【００１８】
【発明の実施の形態】
本発明のカメラの外観を示す図２において、カメラ１０はコンパクト化を図ったもので、未使用状態では撮影レンズが完全にボディ内に隠れた状態に収納されるように、撮影レンズとして鏡胴１１が沈胴式の電動式ズームレンズ１２を採用するとともに、これが最も短く引っ込んだ状態で電動式ズームレンズ１２の前面を開閉するレンズバリア１３を左右方向にスライド自在に設けてある。
【００１９】
電動式ズームレンズ１２を挟んでレンズバリア１３と反対側の前面上部には、ストロボ発光部１５が設けられている。また、レンズバリア１３を開けた際に露呈される電動式ズームレンズ１２の上方には、ストロボ発光部１５側から順番に、ファインダ１７の対物側窓１７ａ，アクティブ方式オートフォーカス用の投光部１８，自動露出用の測光部１９，セルフタイマ表示用のＬＥＤ２０，アクティブ方式オートフォーカス用の受光部２１がそれぞれ配置されている。そして、カメラ本体１４の上部には、シャッタボタン２２が設けられている。
【００２０】
カメラ１０の背面を示す図３において、裏蓋２４の上部左側には、ファインダ１７の接眼窓１７ｂと、測距完了時に点灯されるＬＥＤ２７とが配置され、カメラ１０を構えた状態で右手親指で操作しやすい上部右側には、電動式ズームレンズ１２の変倍を行う他、各種のモード設定を行う際に押圧操作されるモード設定ボタン３０が配置されている。
【００２１】
モード設定ボタン３０は、押圧操作される領域を十字状に４分割した１個の円盤状の操作部材３０ａと、扇形をした領域Ｗ１，Ｗ２，Ｔ１，Ｔ２の各々の背後に設けられた４個のスイッチＳＷ１，ＳＷ２，ＳＷ３，ＳＷ４（図１参照）とからなる。スイッチＳＷ１，ＳＷ２，ＳＷ３，ＳＷ４は、領域Ｗ１，Ｗ２，Ｔ１，Ｔ２の押圧／非押圧によってそれぞれ独立にＯＮ／ＯＦＦされる。なお、図３に示すモード設定ボタン３０の領域Ｗ１，Ｗ２，Ｔ１，Ｔ２の各記号は、説明の都合上便宜的に表記したもので（以下に説明する図１，図４，図５，図１１，図１６，図１８，図２５，図２７も同様）、実際には、各機能を分かりやすく表した記号や文字等のマークを設けるのが好ましい（図３４参照）。
【００２２】
モード設定ボタン３０の周囲には、領域Ｗ１，Ｗ２，Ｔ１，Ｔ２に対応して発光素子であるＬＥＤ３１，３２，３３，３４がそれぞれ配置されている。これらＬＥＤ３１〜３４は、詳しくは後述するように、裏蓋２４の下部に配置されたモードシフト操作ボタン３５を押圧しながらの各種のモード設定に応じて点灯される。そして、各種のモード設定に対応した表示がモードシフト操作ボタン３５の上方に配置された液晶表示板３８に表示される。
【００２３】
また、モードシフト操作ボタン３５の側方には、デートの写し込み形態を変更する際やデートの年月日等を修正する際に押圧操作されるデート変更操作ボタン３９が配置されている。なお、図面の液晶表示板３８には、全ての表示を同時に表示した状態を示しているが、実際にこのような表示になることはない。
【００２４】
カメラ１０の制御系の概略を示す図１において、前記モード設定ボタン３０のスイッチＳＷ１〜ＳＷ４の他、モードシフト操作ボタン３５，デート変更操作ボタン３９の下方にも同様のスイッチＳＷ５，ＳＷ６が配置されている。また、レンズバリア１３の開閉操作に連動してカメラ１０の電源をＯＮ／ＯＦＦするメインスイッチＳＷ７がレンズバリア１３の近傍に設けられている。そして、これらスイッチＳＷ１〜ＳＷ７は、マイクロコンピュータ４０に接続されている。
【００２５】
マイクロコンピュータ４０には、スイッチＳＷ１〜ＳＷ７の他、電動式ズームレンズ１２，ＬＥＤ２０，２７，ＬＥＤ３１〜３４が接続され、また、ストロボ発光部１５を駆動するストロボ装置３６，投光部１８及び受光部２１を前面に備えたオートフォーカスモジュール３７，自動露出用の測光部１９，シャッタボタン２２，液晶表示板３８が接続されている。
【００２６】
以下に、モード設定ボタン３０の各種機能を説明する。図３５のフローチャートに示すように、レンズバリア１３を開け（メインスイッチＳＷ７がＯＮ）、モードシフト操作ボタン３５を押圧操作せず、ＬＥＤ３１〜３４が消灯している待機状態では、モード設定ボタン３０は、電動式ズームレンズ１２の変倍に用いられる。この場合には、スイッチＳＷ１，ＳＷ２のうち少なくとも一方のＯＮ信号は広角側への変倍操作信号として認識され、またスイッチＳＷ３，ＳＷ４のうち少なくとも一方のＯＮ信号は望遠側への変倍操作信号として認識される（図４２のフローチャート）。なお、レンズバリア１３を開けると、鏡胴１１がワイド端に繰り出される。
【００２７】
待機状態からモードシフト操作ボタン３５を押圧すると、図４に示すように、ＬＥＤ３１〜３４の全てが一斉に点灯して、モード設定待機状態になる。このとき、液晶表示板３８の表示は、待機状態と同じ状態が保持される。
【００２８】
モード設定待機状態からモードシフト操作ボタン３５を押圧したまま、例えば領域Ｗ２を押圧する（ＳＷ２ＯＮ）と、図５に示すように、ＬＥＤ３２だけが連続点灯して他のＬＥＤ３１，３３，３４が消灯し、ストロボモード設定に入る（図３６のフローチャート参照）。なお、以下の各モード設定操作は、モードシフト操作ボタン３５を押圧したまま行われる。また、モードシフト操作ボタン３５の押圧を止めたときは、各モードにおける設定が確定するとともに、モード設定待機状態が解除される。
【００２９】
領域Ｗ２を１回押圧する毎に、ストロボモードが現在のモードからマルチプログラムモード（ＭＰ）→プレ発光モード（ＰＲＥ）→強制発光モード（ＯＮ）→発光禁止モード（ＯＦＦ）→逆光補正モード（ＢＬＣ）→夜景モード→マルチプログラムモード（ＭＰ）→・・・の順序に従って変更される（図３７のフローチャート参照）。そして、マルチプログラムモードの場合を除き、各々に対応したマーク４１，４２，４３，４４，４５が、図６に示すように、液晶表示板３８に表示される。なお、液晶表示板３８の下段の左側にはデート４７，右側にはフイルム残りコマ数４８が表示されている。また、上段の右側には、電池残量マーク４９が表示されている。
【００３０】
なお、マルチプログラムモードとは、被写体の明るさや距離などに応じてストロボの光量を自動調節する標準モードで、モード切換を行わない通常状態では、このモードになっている。また、プレ発光モードとは、いわゆる赤目現象を軽減するために撮影の直前に数回連続発光させて目を慣らすモードである。また、逆光補正モードとは、＋１ＥＶ露出補正するモードであって、主要被写体と背景との輝度差から最適の光量を発光するようにしてもよい。
【００３１】
後述するフォーカスモード設定で無限遠モード（ＩＮＦ）またはマニュアルフォーカスモードで無限遠に設定してから、ストロボモードを変更すると、図７に示すように、マルチプログラムモード（ＭＰ）→発光禁止モード（ＯＦＦ）→逆光補正モード（ＢＬＣ）→マルチプログラムモード（ＭＰ）→・・・の順序に従って変更される。なお、符号５１は、フォーカスモード設定で無限遠モード（ＩＮＦ）またはマニュアルフォーカスモードで無限遠に設定された際に表示される山形のマークである。
【００３２】
次に、図４に示すモード設定待機状態から、領域Ｔ２を押圧する（ＳＷ４ＯＮ）と、ＬＥＤ３４だけが連続点灯して他のＬＥＤ３１，３２，３３が消灯し、セルフタイマモード設定に入る（図３６のフローチャート参照）。セルフタイマモード設定に入ってから領域Ｔ２を押圧すると、図８に示すように、領域Ｔ２の押圧毎に、セルフタイマモードが現在の設定状態からノーマルモード→セルフ１モード→セルフ２モード→セルフ３モード→ノーマルモード→・・・の順序に従って変更される（図３８のフローチャート参照）。また、セルフタイマモード設定に入ると、液晶表示板３８には、セルフタイママーク５３が表示される。
【００３３】
また、セルフ１モード，セルフ２モード，セルフ３モードの各数字１，２，３は、セルフタイマによって連続的に撮影されるコマ数を示しており、このコマ数を示す数字５５がフイルム残りコマ数４８の代わりに液晶表示板３８に表示される。勿論、セルフタイマによって連続的に撮影されるコマ数は、フイルム残りコマ数を越えることができないから、例えばフイルム残りコマ数が２枚の場合には、図９に示すように、モード設定待機状態から領域Ｔ２を押圧する毎に、セルフタイマモードは現在の設定状態からノーマルモード→セルフ１モード→セルフ２モード→ノーマルモード→・・・の順序に従って変更され、セルフ３モードは表示されない。
【００３４】
次に、モード設定待機状態から領域Ｗ１を押圧すると（ＳＷ１がＯＮ）、ＬＥＤ３１が連続点灯したままＬＥＤ３２，３３，３４が消灯し、フォーカスモード設定に入る。このフォーカスモード設定に入ると、領域Ｗ１を押圧する毎に、フォーカスモードが現在の設定状態からオートフォーカスモード（ＡＦ）→無限遠モード（ＩＮＦ）→マニュアルフォーカスモード（ＭＦ）→オートフォーカスモード（ＡＦ）→・・・の順序に従って変更される。これに従って、液晶表示板３８には、図１０に示すように、無限遠モードでは山形のマーク５１，マニュアルフォーカスモードでは文字「ＭＦ」を白抜きにしたマーク５７が表示される。また、マニュアルフォーカスモード設定時には、マーク５７が表示される他、デート４７の代わりに、設定されてある撮影距離（以下、設定距離という）ＬM が点滅表示され、更に、図１１に示すように、ＬＥＤ３２，３４が例えば点滅周波数２Hzで点滅される。なお、前記設定距離のデフォルト値は、２．０ｍである。
【００３５】
また、ストロボモードがプレ発光モード，強制発光モード，夜景モードのいずれかに設定されている場合に、図１２に示すように、無限遠モードまたはマニュアルフォーカスモードに切り換えると、ストロボモードはマルチプログラムモードに変更され、そのままフォーカスモード設定を終了すると、ストロボモードはマルチプログラムモードに確定される。なお、フォーカスモード設定を終了する前に、設定距離ＬM が無限遠以外のマニュアルフォーカスモードに切り換えた場合は、もとのストロボモード（図１２に示す例ではプレ発光モード）に復帰する。
【００３６】
マニュアルフォーカスモード設定状態において、点滅しているＬＥＤ３２，３４に対応したモード設定ボタン３０の領域Ｗ２または領域Ｔ２を押圧することにより、設定距離ＬM を変更できる。領域Ｔ２を押圧すると（ＳＷ４ＯＮ）、設定距離ＬM が長くなり、領域Ｗ２を押圧すると（ＳＷ２ＯＮ）、設定距離ＬM が短くなる（図３９のフローチャート参照）。この設定距離ＬM は、フォーカスモードが変更されるまでは、その値がそのまま保持され、フォーカスモードが変更されると、図１３に示すように、例えば２．０ｍに初期化される。また、領域Ｔ２または領域Ｗ２を例えば１秒以上継続して押圧すると、設定距離ＬM が例えば０．５秒周期でアップ／ダウンされる。また、設定距離ＬM が上限値（∞）／下限値（例えば０．８ｍ）に達した場合には、それぞれダウン／アップ操作のみ受け付ける。なお、下限値については、その時点での焦点距離（変倍によって変わる）に応じて決まる値である。
【００３７】
フォーカスモードはオートフォーカスがデフォルトのモードになっており、他のフォーカスモードに設定されていても、通常はレリーズ完了毎にオートフォーカスモードに復帰される。しかし、無限遠モードまたはマニュアルフォーカスモードに切り換えた状態で、領域Ｗ１を３秒間押圧したままにすると、図１４に示すように、液晶表示板３８のフォーカスモードの表示（この場合は無限遠を示すマーク５１）が２Hzで点滅表示され、レリーズ完了毎にオートフォーカスモードに復帰しないラッチモードとなる。このラッチモードは、レンズバリア１３を閉じることにより、または、再びフォーカスモードを設定しなおすことにより解除される。なお、ラッチモードにおけるフォーカスモードを表示するマーク（この実施形態ではマーク５１）の点滅表示は、ラッチモードが解除されるまで継続される。
【００３８】
マニュアルフォーカスモードに設定された状態で、領域Ｗ１を押圧する（ＳＷ１ＯＮ）と、フォーカスモード設定状態となり、図１５に示すように、マニュアルフォーカスモードを保持したまま、デート４７の代わりに、現在の設定距離ＬM ，例えば１．２ｍが点滅表示され、ＬＥＤ３１〜ＬＥＤ３４は図１１の状態になり、設定距離ＬM を変更可能になる。以降、領域Ｗ１を押圧する毎に、マニュアルフォーカスモード（ＭＦ）→オートフォーカスモード（ＡＦ）→無限遠モード（ＩＮＦ）→マニュアルフォーカスモード（ＭＦ）→・・・の順序に従って変更される。なお、領域Ｗ１の１度目の押圧操作では、現在の設定距離ＬM の表示のみが行われ、モードの変更は行われない。
【００３９】
次に、モード設定待機状態から領域Ｔ１を押圧する（ＳＷ３ＯＮ）と、図１６に示すように、ＬＥＤ３３が連続点灯するとともに、ＬＥＤ３１は消灯し、ＬＥＤ３２，３４は２Hzで点滅して、露出補正設定モードがＯＮ状態になる（図３６のフローチャート参照）。これと同時に、図１７に示すように、液晶表示板３８のデート４７が消えて、この位置に露出補正値６１が点滅表示される。そして、領域Ｔ１を押圧する毎に、露出補正値６１が点滅表示される露出補正設定モードがＯＮの状態と、デート４７が点灯表示されるＯＦＦの状態とが交互に切り換わる。なお、露出補正設定モードがＯＮの状態では、フイルム残りコマ数４８と電池残量マーク４９との間に露出補正マーク６３が表示される。また、露出補正設定モードがＯＦＦの状態では、図１８に示すように、ＬＥＤ３３のみが点灯される。
【００４０】
前記露出補正値６１を変更するには、図１６に示す露出補正設定モードがＯＮ状態のときに、領域Ｔ２もしくは領域Ｗ２を押圧する。図１９に示すように、領域Ｔ２を押圧すると、露出補正値６１がアップし、領域Ｗ２を押圧すると、露出補正値６１がダウンする（図４０のフローチャート参照）。なお、露出補正値６１のアップ／ダウンは、０．５ＥＶステップで行われ、上限／下限である＋２．０／−２．０で停止される。また、設定した露出補正値６１は、露出補正設定モードがＯＮ状態の間はそのまま保持されるが、露出補正設定モードをＯＦＦにすると、デフォルトである「０．０」ＥＶに初期化される。
【００４１】
また、図２０に示すように、露出補正設定モードがＯＮ状態で露出補正値６１を「０．０」ＥＶにして、モードシフト操作ボタン３５を離し、設定操作を終了した場合、露出補正設定モードはＯＦＦになる。
【００４２】
また、図２１に示すように、露出補正設定モードがＯＮ状態で、領域Ｔ１を３秒間押圧したままにすると、露出補正値６１，露出補正マーク６３が２Hzで点滅表示され、ラッチモードになる。この場合、レリーズ動作完了による露出補正値６１のリセットは行われず、レンズバリア１３の閉じ操作によるメインスイッチのＯＦＦにより露出補正値６１のリセットが行われる。なお、露出補正マーク６３の点滅表示は、設定操作終了後の待機状態においても継続され、露出補正値６１はデート４７になる。
【００４３】
また、露出補正設定モードがＯＮ状態の待機状態から露出補正値６１の変更操作が行われた場合には、領域Ｔ１を押圧することにより、図２２に示すように、露出補正マーク６３が表示されたまま、デート４７が消えて、この代わりに現在の露出補正値６１が表示される。以降、領域Ｔ１を押圧する毎に、現在の状態から露出補正設定モードのＯＮ／ＯＦＦが交互に切り換えられる。なお、１度目の領域Ｔ１の押圧では、露出補正設定モードのＯＮ／ＯＦＦは行われない。
【００４４】
次に、待機状態からデート変更操作ボタン３９を押圧する（ＳＷ６ＯＮ）と、図２３に示すように、デートの写し込み形態を変更するデート設定モードに入る（図３５のフローチャート参照）。このモードに入ってからデート変更操作ボタン３９を押圧する毎に、デート４７の表示形態が年月日→月日年→日月年→日時分→ＯＦＦ→年月日→・・・の順序に従って変更される。なお、「日時分」の表示形態では、デジタル時計６５が表示される。
【００４５】
デート４７を修正するには、図４１のフローチャートに示すように、デート設定モードに入ってからデート変更操作ボタン３９を２秒間押圧したままにする。すると、デート修正状態に入り、図２４に示すように、デート４７の表示形態が「年月日」になるとともに、「年」の桁が２Hzで点滅表示され、時計計時が停止する。以降、デート変更操作ボタン３９を押圧する（ＳＷ６ＯＮ）毎に、年→月→日→時→の順に修正桁（点滅桁）が変更され、最後の修正桁である分を修正した後、デート変更操作ボタン３９を押圧すると、デート修正状態は終了し、デフォルトである「年月日」表示形態になり、時計計時が再開される。なお、秒は「０」からスタートする。また、デート修正状態で修正操作を行わずに５分経過すると、鏡胴１１が沈胴し、ＬＥＤ３１〜３４が消灯するとともに、液晶表示板３８の表示が消える。
【００４６】
デート修正状態では、図２５に示すように、ＬＥＤ３２，３４が２Hzで点滅する。領域Ｔ２もしくは領域Ｗ２を押圧すると、液晶表示板３８に点滅表示されている桁の数値を変更できる。領域Ｔ２を押圧すると、桁の数値が大きくなり、領域Ｗ２を押圧すると、桁の数値が小さくなる。領域Ｔ２または領域Ｗ２を１秒以上継続して押圧していると、１２５ｍｓ毎に桁の数値が変更する。桁の数値が各桁毎に定められた上限／下限に達した場合は、それぞれ下限値／上限値に戻る。例えば、「日」の桁の場合、・・・→３０→３１→１→・・・となる。なお、図２６に示すように、設定された「年月」に対して存在しない「日」を設定した場合は、デート修正状態が終了した時点で、「日」の桁が「１」に修正される。
【００４７】
セルフタイマモード設定でセルフ１モード，セルフ２モード，セルフ３モードのいずれかに設定した後、シャッタボタン２２を全押しすると、セルフタイマ表示ＬＥＤ２０とＬＥＤ３４が点灯し、セルフタイマが動作を開始する。セルフタイマの動作開始後、７秒経過すると、セルフタイマ表示ＬＥＤ２０とＬＥＤ３４は２Hzの点滅表示に切り換わり（図２７参照）、更に３秒経過した後、カメラ１０のシャッタが作動する。このセルフタイマ動作を途中解除する場合には、レンズバリア１３を閉じるか、領域Ｔ２を押圧する。
【００４８】
フォーカスモードがマニュアルフォーカスに設定された状態または露出補正が設定された状態で、シャッタボタン２２を半押し操作すると、測光，鏡胴繰り出し等の動作が完了し、シャッタボタン２２の全押し待ち状態になった時点で、ＬＥＤ２７が点灯表示されるとともに、図２８に示すように、設定距離ＬM または露出補正設定値が表示される。この表示状態は、シャッタボタン２２の押圧解除またはレリーズ完了まで継続される（図４３のフローチャート参照）。
【００４９】
図２９に示すように、マニュアルフォーカスと露出補正がともに設定されている場合に、シャッタボタン２２を半押し操作すると、デート４７の表示が消えて、この代わりに設定距離ＬM と露出補正値６１とが交互に表示される。なお、この表示期間を０．５秒，非表示期間を０．２５秒とする。
【００５０】
図３０に示すように、フォーカスモードがマニュアルフォーカスに設定されている場合に、変倍操作を行い、焦点距離を変更すると、この焦点距離によっては、変倍操作開始前の設定距離ＬM がマニュアルフォーカスの設定可能範囲外になることがある。このような場合には、設定距離ＬM が液晶表示板３８に２Hzで点滅表示される。ただし、その後、給送動作，ストロボ充電，変倍操作を行った場合には、その間は、設定距離ＬM の表示からデート４７の表示に戻る。
【００５１】
設定距離ＬM がマニュアルフォーカスの設定可能範囲外になり、設定距離ＬM が点滅表示されているマニュアルフォーカス設定距離範囲外警告状態で、モードシフト操作ボタン３５またはデート変更操作ボタン３９を押圧すると、図３１に示すように、液晶表示板３８はデート４７が表示される通常状態に戻り、各モード設定に従った表示が行われる。各モード設定が終了した時点で、マニュアルフォーカス設定距離範囲外警告状態のままであれば、各モード設定に入る前と同じに設定距離ＬM が２Hzで点滅表示される。
【００５２】
図３２に示すように、マニュアルフォーカス設定距離範囲外警告状態で、モードシフト操作ボタン３５を押圧してフォーカスモードの変更操作を行った場合は、マニュアルフォーカスモードに復帰した時点で、設定範囲外の設定距離ＬM が設定範囲内の限界値，例えば０．８ｍに丸め込まれる。
【００５３】
図３３に示すように、マニュアルフォーカス設定距離範囲外警告状態で、シャッタボタン２２を半押しした場合には、シャッタボタン２２を半押しした直後に液晶表示板３８の表示は通常表示になって測光が行われる。そして、ＬＥＤ２７が８Hzで点滅表示されるとともに、マニュアルフォーカスの設定距離ＬM が２Hzで点滅表示され、シャッタボタン２２の全押し待ち状態になる。ただし、設定距離ＬM の点滅表示は、シャッタボタン２２の全押し待ちの間のみ行われ、レリーズ動作に入った時点で設定距離ＬM が設定範囲内の限界値，例えば０．８ｍに変更され、点灯表示に変わる。また、マニュアルフォーカスとともに露出補正が設定されている場合には、マニュアルフォーカス設定距離範囲外警告表示が優先され、露出補正値６１の表示は行われない。この後、シャッタボタン２２を全押しすると、この時点の焦点距離における最短撮影距離に基づいてピント合わせが行われた後、シャッタが開閉される（図４３のフローチャート参照）。
【００５４】
このように構成されたカメラ１０を使用するには、フイルム装填を行った後、レンズバリア１３を開け、被写体に電動式ズームレンズ１２を向けてファインダ１７を覗く。ファインダ１７の視野内で被写体が所望の大きさになるように、カメラ１０を構えたまま親指でモード設定ボタン３０の左側の領域Ｗ１，Ｗ２の両方もしくはどちらか一方を押圧操作して広角側に電動式ズームレンズ１２を変倍するか、右側の領域Ｔ１，Ｔ２の両方もしくはどちらか一方を押圧操作して望遠側に電動式ズームレンズ１２を変倍する（図４２のフローチャート参照）。このとき、同じ変倍方向への操作領域が複数個（２個）になるから、変倍操作の自由度が増し、変倍操作がし易くなる。また、隣合う２個を合わせた広い領域を用いて変倍操作を行うから、操作性のよい変倍操作を行うことができる。
【００５５】
次に、モード設定を行うには、まずモード設定ボタン３０をなんら操作していない待機状態からモードシフト操作ボタン３５を押圧（ＳＷ５ＯＮ）してモード設定待機状態に入る（図３５のフローチャート参照）。これにより、ＬＥＤ３１〜３４の全てが一斉に点灯するから、更にモードシフト操作ボタン３５を押圧しながら、領域Ｗ１，Ｗ２，Ｔ１，Ｔ２の何れかを押圧する。
【００５６】
領域Ｗ１を押圧する（ＳＷ１ＯＮ）とフォーカスモード設定，領域Ｗ２を押圧する（ＳＷ２ＯＮ）とストロボモード設定，領域Ｔ１を押圧する（ＳＷ３ＯＮ）と露出補正設定，領域Ｔ２を押圧する（ＳＷ４ＯＮ）とセルフタイマ設定の各モードに入る（図３６のフローチャート参照）。これと同時に、各押圧領域に対応したＬＥＤ３１〜３４の何れか１個のみを残して他の３個が消灯するから、押圧した、またこれから押圧すべき領域を確認できる。このとき、押圧すべき領域を間違えた場合には、一旦モードシフト操作ボタン３５の押圧を解除（ＳＷ５ＯＦＦ）してから再びモードシフト操作ボタン３５を押圧（ＳＷ５ＯＮ）しながら別の領域を押圧すれば、前に押圧した領域のＬＥＤは消灯し、新たに押圧した領域に対応するＬＥＤのみが点灯する。
【００５７】
例えば、ストロボモードをデフォルトのマルチプログラムモードから強制発光モードに変更したい場合には、モードシフト操作ボタン３５を押圧（ＳＷ５ＯＮ）しながら、領域Ｗ２を押圧する（ＳＷ２ＯＮ）。そして、モードシフト操作ボタン３５を押圧したまま、更に領域Ｗ２を２回押圧すると、ストロボモードがマルチプログラムモードからプレ発光モードを経て強制発光モードに切り換わる。このとき、液晶表示板３８に雷形状のマーク４２（図６参照）が表示され、強制発光モードになっている状態が示される。この状態から、シャッタボタン２２を押し下げれば、ストロボ発光部１５からストロボ光が強制的に発光されるとともに、シャッタが開閉してアパーチャにセットされた写真フイルムに被写体画像が露光される。
【００５８】
次に、例えばフォーカスモードをデフォルトのオートフォーカスモードからマニュアルフォーカスモードに変更する。モード設定待機状態から領域Ｗ１を押圧する（ＳＷ１ＯＮ）と、ＬＥＤ３１が点灯してフォーカスモード設定に入るから、更にモードシフト操作ボタン３５を押圧したまま、領域Ｗ１を２度押圧する。液晶表示板３８には、山形状のマーク５１が一瞬間表示されてから、「ＭＦ」文字を白抜きにしたマーク５７の表示に変わり、同時に設定距離ＬM が点滅表示される。また、同時にＬＥＤ３２，３４が点滅し、領域Ｗ２，Ｔ２が押圧可能であることが表示される。以下、図４４のフローチャートを参照しながら説明する。
【００５９】
領域Ｗ２を押圧すると、設定距離ＬM が小さくなり、また領域Ｔ２を押圧すると、設定距離ＬM が大きくなるから、所望の設定距離ＬM が液晶表示板３８に表示された時点で領域Ｗ２，Ｔ２の押圧操作を止めると、設定距離ＬM が液晶表示板３８に点灯表示される。変倍操作を行わない状態では、焦点距離が一定であるから設定距離ＬM が変更できる範囲も一定になり、この範囲内のみで領域Ｗ２，Ｔ２の押圧操作ができるようになっている。
【００６０】
変倍操作を行うと、マイクロコンピュータ４０は、電動式ズームレンズ１２の変倍レンズの位置を検出し、これに対応した変倍位置データをデータ記憶領域（図示せず）から読み込み、更にこの変倍位置データに対応した最短撮影距離Ｌｚを別のデータ記憶領域（図示せず）から読み込む。更に、マイクロコンピュータ４０は、設定距離ＬM を読み込んだ後、ＬM とＬｚとを比較し、ＬM ≧Ｌｚの場合には、フラグ（ＦＬ）を「０」とし、ＬM ＜Ｌｚの場合には、ピント合わせができないから、フラグを「１」にした後、設定距離ＬM の変更を促すように、設定距離ＬM を点滅表示する（図３０参照）。
【００６１】
設定距離ＬM が液晶表示板３８に点滅表示された状態から、設定距離ＬM の変更を開始すると、マイクロコンピュータ４０は、設定距離ＬM を最短撮影距離Ｌｚに変更した後、設定距離ＬM の変更を受け入れる。
【００６２】
シャッタボタン２２を半押しすると、液晶表示板３８の表示はデート４７が表示された通常状態に戻り、測光部１９からの測光データがマイクロコンピュータ４０で処理され、シャッタ速度，絞りが設定される。この後、再び液晶表示板３８の表示はデート４７から設定距離ＬM になり、フラグが「０」のときは、設定距離ＬM が点灯表示されるとともに、設定距離ＬM に基づいて電動式ズームレンズ１２が駆動されてピント合わせが行われる。また、フラグが「１」のときは、ＬＥＤ２７が８Hzで、また設定距離ＬM が２Hzでそれぞれ点滅表示されるとともに、最短撮影距離Ｌｚに基づいて、電動式ズームレンズ１２が駆動されてピント合わせが行われる。そして、この後シャッタボタン２２を全押しすると、シャッタが開閉される。
【００６３】
上記モード設定ボタン３０の領域Ｗ１，Ｗ２，Ｔ１，Ｔ２の各記号は、説明の都合上便宜的に表記したものであったが、図３４に示すように、モード設定ボタン３０の各機能を分かりやすく表した変倍マーク７１，７２，モードマーク７３〜７６及び加算マーク７７，減算マーク７８をモード設定ボタン３０の表面や裏蓋２４のモード設定ボタン３０周辺部に設けることが好ましい。
【００６４】
変倍マーク７１，７２は変倍操作時に押圧操作される領域を示しているが、変倍マーク７１は２個の領域Ｗ１，Ｗ２に跨がって設けられ、変倍マーク７２は２個の領域Ｔ１，Ｔ２に跨がって設けられている。これにより、変倍マーク７１が設けられた部位を押圧することにより、２個の領域Ｗ１，Ｗ２のうち少なくともどちらか一方が押圧され、スイッチＳＷ１，ＳＷ２のうち少なくともどちらか一方がＯＮされるから、確実に広角側への変倍が行われる。また同様に、変倍マーク７２が設けられた部位を押圧することにより、２個の領域Ｔ１，Ｔ２のうち少なくともどちらか一方が押圧され、スイッチＳＷ３，ＳＷ４のうち少なくともどちらか一方がＯＮされるから、確実に望遠側への変倍が行われる。
【００６５】
また、モードマーク７３はストロボモード設定，モードマーク７４はセルフタイマモード設定，モードマーク７５は露出補正設定モード，モードマーク７６はフォーカスモード設定の各時に押圧される領域を示している。また、加算マーク７７，減算マーク７８は、露出補正設定モード，マニュアルフォーカスモード及びデート設定モード時のデート修正状態の各時に、モードマーク７３，７４で示す領域を押圧することにより、各モードに係る値を増減できることを示している。
【００６６】
次に、上記モード設定ボタン３０の構造の一例を図４５ないし図４８を参照して説明する。操作部材３０ａの下方には、上面に絶縁性樹脂製のカバー層８１（図４５参照）を形成したフレキシブル基板８２（図４６参照）が配設されている。このフレキシブル基板８２には、前記領域Ｗ１，Ｗ２，Ｔ１，Ｔ２に対応した位置にそれぞれ電極８４，８５，８６，８７が設けられ、各周囲に設けられた導体部８９との短絡，非短絡により、前記ＳＷ１，２，３，４を構成する。また、領域Ｗ１，Ｗ２，Ｔ１，Ｔ２の外方に対応したフレキシブル基板８２の各位置には、ＬＥＤ３１〜３４が取り付けられる端子９１〜９８が設けられている。
【００６７】
電極８４〜８７と導体部８９との短絡，非短絡には、カバー層８１の上に設けられた電気接片９９が用いられる。この電気接片９９は、電極８４〜８７の各々に対面される円板状のクリック板９９ａ〜９９ｄが細いアーム部を介して中央で連結された形状となっている。クリック板９９ａ〜９９ｄは、周辺部が導体部８９に接触しているとともに、各中央部が碗状に膨らんだ形状に形成され、それぞれ電極８４〜８７と離間されている。
【００６８】
操作部材３０ａの下面には、クリック板９９ａ〜９９ｄに相対する各位置に突起状の押下部１０１が形成してあり、操作部材３０ａの領域Ｗ１，Ｗ２，Ｔ１，Ｔ２を押圧することにより、押下部１０１によってクリック板９９ａ〜９９ｄの中央部が弾性変形して電極８４〜８７に接触される。なお、操作部材３０ａの下面には、押下部１０１に隣接する押下部１０１との間に、内枠１０２側に突出した同時押下防止用の突起部１０３が設けられている。
【００６９】
操作部材３０ａは、中央部に形成された貫通孔１０４を介して内枠１０２に立設されたボス１０２ａに挿通され、ネジ状の保持部材１０５によって抜け止めされている。また、操作部材３０ａは、板ばね１０６によって電気接片９９から離れる方向に付勢されている。なお、操作部材３０ａの表面には、保持部材１０５を覆い隠すボタンカバー１０７が装着されている。また、ＬＥＤ３１〜３４に対応する裏蓋２４には、それぞれ小さな開口１０８が形成され、これにＬＥＤ３１〜３４の光を透過する例えば赤色の透明プラスチック１０９が嵌め込まれている。
【００７０】
カバー層８１及びフレキシブル基板８２の中央部には、ボス１０２ａに挿通されるとともに、操作部材３０ａの突起部１０３が遊嵌される十字形状の開口８１ａ，８２ａが形成されている。また、クリック板９９ａ〜９９ｄに対応した位置には、半円形の開口８１ｂ〜８１ｅが形成されている。また、開口８１ｂ〜８１ｅの外方には、それぞれ一対ずつの小穴が形成されており、これらを介して端子９１〜９８にＬＥＤ３１〜３４がハンダ付けされている。
【００７１】
このように構成されたモード設定ボタン３０の例えば領域Ｗ１を指等で押し下げると、操作部材３０ａは保持部材１０５を挟んで反対側の操作部材３０ａの上面と保持部材１０５のフランジ部１０５ａの下面が接触している位置を中心として回動する。これにより押し下げられた押下部材１０１によりクリック板９９ａの中央部が弾性変形して電極８４に接触し、電極８４が導体部８９と短絡してＳＷ１がＯＮ状態となる。モード設定ボタン３０を押し下げている指等を離すと、クリック板９９ａの弾性変形が元の状態に復帰するとともに、板ばね１０６により操作部材３０ａが押し上げられて元の位置に復帰する。
【００７２】
また、図４９に示すように、モード設定ボタンの操作部材を光透過性（透明または半透明）の樹脂で成形し、この操作部材１１１の背後にＬＥＤ３１〜３４を配置してもよい。この場合には、操作部材の周りにＬＥＤを配置するスペースが不要となるとともに、操作部材１１１が拡散板の役目をして視認性が高くなり、操作性がより向上する。
【００７３】
また、図５０に示すように、モード設定ボタンを１個の操作部材でなく、複数個の操作部から構成してもよい。（Ａ）に示すモード設定ボタン１１４は４個の操作部１１５，１１６，１１７，１１８から構成し、（Ｂ）に示すモード設定ボタン１１９は３個の操作部１２０，１２１，１２２から構成したものである。なお、操作部１２２の背後に設けるスイッチは、１個でもよいが、前記スイッチＳＷ３，ＳＷ４を配置してもよい。また、操作部１１５〜１１８，１２０〜１２２の近傍には、上記実施形態と同様にＬＥＤ３１〜３４を配置する。また、操作部１１５〜１１８，１２０〜１２２を光透過性の樹脂で成形し、各操作部の背後にそれぞれＬＥＤを配置してもよい。
【００７４】
以上説明した実施形態では、モード設定ボタンの押圧操作領域を十字状の４分割にしたため、左右の各２領域を合わせた広い領域を変倍操作の操作領域とすることができ、きわめて操作性の高いモード設定ボタンとすることができた。また、モード設定ボタンの押圧操作領域を十字状の４分割にしたことにより、上側の領域Ｗ１，Ｔ１を高速変倍用，下側の領域Ｗ２，Ｔ２を低速変倍用として用いることができる。また、左右の領域で変倍操作を行ったが、上下の領域で行ってもよい。
【００７５】
また、本発明に係るモード設定ボタンは、全体を１つの領域として扱うこともできる。すなわち、モードシフト操作ボタンの操作によりスイッチＳＷ１〜４が全て同じ信号を送出するモードを設定し、このモードに切り換えた場合には領域Ｗ１〜Ｔ２のいずれかを押圧している間だけ例えばピント位置を固定する等の動作を行うようにしてもよい。
【００７６】
なお、本発明は、モード設定ボタンの操作領域の分割数を４分割に限定することなく、例えば３分割，５分割，６分割等でもよい。この場合、モード設定ボタンをカメラの背面に配置した場合には左右の領域、また上面に配置した場合には前後の領域を変倍操作用の領域とするのがよい。また、本発明に係るモードの種類や数は、上記の種類や数に限定されないのは勿論である。また、モード設定ボタンの形状は円形としたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば正方形等の多角形でもよい。
【００７７】
また、上記実施形態では、モード設定はモードシフト操作ボタンを押しながら行っていたが、モードシフト操作ボタンを１度押すことによって、モード設定待機状態にラッチされ、この状態でモードを選択し、再度モードシフト操作ボタンを押すことによって、選択されたモードが設定されるようにしてもよい。この場合はモードシフト操作ボタンを押しながら操作するという煩わしさがないという利点がある。
【００７８】
また、上記実施形態は、ズームレンズとして電動式を用いたが、マニュアル式でもよい。この場合には、上記モード設定ボタンをモード設定専用に用いることができ、モードシフト操作ボタンとの併用で多種類のモード設定を行うことができる。
【００７９】
【発明の効果】
以上のように、本発明のカメラによれば、継続した押圧操作が行われる間に、１個の操作部材の少なくともいずれかの領域に対する押圧操作が撮影モードの変更入力として有効に受け付けられる状態に保つモードシフト操作部と、操作部材の周囲を取り囲み、かつ各々のモードマークに近接するようにそれぞれ配置された発光素子とを備え、モードシフト操作部が押圧されたときには選択可能な撮影モードのモードマークに対応して設けられた発光素子を点灯させ、撮影モードの変更入力が有効に受け付けられる操作部材の領域を指示するようにしたので、操作したあるいはこれから操作すべき領域を間違いなく知ることができ、１個の操作部材で多種類のモード設定を迷うことなく確実に行うことができる。また、モードシフト操作部の押圧操作を解除することによって撮影モードの変更入力が自動的に終了するから、迅速な撮影モードの変更入力を行うことができる。
【００８０】
また、モードシフト操作部の押圧操作期間中に領域のいずれかの押圧操作により撮影モードが有効に選択されたときには、選択された撮影モードを表すモードマークに近接した発光素子のみを連続点灯させるとともに他の発光素子を消灯させ、かつモードシフト操作部の押圧を解除しても発光素子の連続点灯を継続させて選択された撮影モードの表示を行うようにしたので、選択した撮影モードの確認が容易にできるとともに、モードシフト操作部を押圧したままで撮影モードの変更入力する不便が解消される。
【００８１】
また、一回目の押圧操作によって、操作部材の少なくともいずれかの領域に対する押圧操作が撮影モードの変更入力として有効に受け付けられる状態に切り換え、二回目の押圧操作によって、操作部材の押圧操作によって決定された撮影モードへの設定が行われるモードシフト操作部と、操作部材の周囲を取り囲み、かつ各々のモードマークに近接するようにそれぞれ配置された発光素子とを備え、モードシフト操作部の一回目の押圧により選択可能な撮影モードのモードマークに対応して設けられた発光素子を点灯させて撮影モードの変更入力が有効に受け付けられる操作部材の領域を指示し、モードシフト操作部の二回目の押圧により設定された撮影モードに対応する発光素子のみを点灯させ、かつ他の発光素子を消灯して設定された撮影モードの表示を行うようにしたので、モードシフト操作部を押圧したままで撮影モードの変更入力する不便が解消できるとともに、その都度押圧操作すべき領域が明瞭に分かり、多種類のモード設定を迷うことなく確実に行うことができる。
【００８２】
また、発光素子の２個に近接して加算マークと減算マークとを付し、有効に選択された撮影モード下において加減操作入力が要求されるときには、加算マーク及び減算マークを付した発光素子に対応する操作部材の各領域が加減入力部に切り換えられるとともに、発光素子の連続点灯により選択された撮影モードの表示を行い、かつ加算マーク及び減算マークを付した発光素子を点滅させることによって加減操作入力を促す表示を行うようにしたので、特定の撮影モード下において要求される加減操作入力が簡単，確実にできる。
【００８５】
また、継続した押圧操作が行われる間に、互いに近接して配置された少なくとも３個の操作部のうち少なくともいずれか１個の操作部に対する押圧操作が撮影モードの変更入力として有効に受け付けられる状態に保つモードシフト操作部と、操作部の周囲でかつ各々のモードマークに近接するようにそれぞれ配置された発光素子とを備え、モードシフト操作部が押圧されたときには選択可能な撮影モードのモードマークに対応して設けられた発光素子を点灯させ、撮影モードの変更入力が有効に受け付けられる操作部を指示するようにしたので、操作したあるいはこれから操作すべき操作部を間違いなく知ることができ、多種類のモード設定を迷うことなく確実に行うことができる。
【００８６】
また、モードシフト操作部の押圧操作期間中に操作部のいずれかの押圧操作により撮影モードが有効に選択されたときには、選択された撮影モードを表すモードマークに近接した発光素子のみを連続点灯させるとともに他の発光素子を消灯させ、かつモードシフト操作部の押圧を解除しても発光素子の連続点灯を継続させて選択された撮影モードの表示を行うようにしたので、選択した撮影モードの確認が容易にできるとともに、モードシフト操作部を押圧したままで撮影モードの変更入力する不便が解消される。
【００８７】
また、一回目の押圧操作によって、互いに近接して配置された少なくとも３個の操作部のうち少なくともいずれか１個の操作部に対する押圧操作が撮影モードの変更入力として有効に受け付けられる状態に切り換え、二回目の押圧操作によって、操作部の押圧操作によって決定された撮影モードへの設定が行われるモードシフト操作部と、操作部の周囲でかつ各々のモードマークに近接するようにそれぞれ配置された発光素子とを備え、モードシフト操作部の一回目の押圧により選択可能な撮影モードのモードマークに対応して設けられた発光素子を点灯させて撮影モードの変更入力が有効に受け付けられる操作部を指示し、モードシフト操作部の二回目の押圧により設定された撮影モードに対応する発光素子のみを点灯させ、かつ他の発光素子を消灯して設定された撮影モードの表示を行うようにしたので、モードシフト操作部を押圧したままで撮影モードの変更入力する不便が解消できるとともに、その都度押圧操作すべき操作部が明瞭に分かり、多種類のモード設定を迷うことなく確実に行うことができる。
【００８８】
また、発光素子の２個に近接して加算マークと減算マークとを付し、有効に選択された撮影モード下において加減操作入力が要求されるときには、加算マーク及び減算マークを付した発光素子に対応する操作部が加減入力部に切り換えられるとともに、発光素子の連続点灯により選択された撮影モードの表示を行い、かつ加算マーク及び減算マークを付した発光素子を点滅させることによって加減操作入力を促す表示を行うようにしたので、特定の撮影モード下において要求される加減操作入力が簡単，確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のカメラの制御系の概略を示すブロック図である。
【図２】カメラの外観斜視図である。
【図３】カメラの背面を示す概略図である。
【図４】モード設定待機状態のモード設定ボタンを示す説明図である。
【図５】ストロボモード設定状態のモード設定ボタンを示す説明図である。
【図６】ストロボモード設定状態でストロボモードの変更によって変化する液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図７】フォーカスモード設定で無限遠に設定した状態でストロボモードの変更によって変化する液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図８】セルフタイマ設定における液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図９】セルフタイマ設定でフイルム残りコマ数が２枚の場合の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図１０】フォーカスモード設定における液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図１１】マニュアルフォーカスモード設定時のＬＥＤ表示を示す説明図である。
【図１２】ストロボモードがプレ発光に設定された状態で無限遠に切り換えた場合の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図１３】マニュアルフォーカスモードで設定距離を初期値から無限遠に変更した場合の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図１４】無限遠のラッチモードにした場合の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図１５】マニュアルフォーカスモードのままフォーカスモード設定状態にした場合の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図１６】露出補正設定状態のＬＥＤ表示を示す説明図である。
【図１７】露出補正設定状態の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図１８】露出補正設定がＯＦＦ状態のＬＥＤ表示を示す説明図である。
【図１９】露出補正値を変更する様子を示す液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図２０】露出補正値を「０．０」ＥＶにして設定終了した際の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図２１】露出補正設定におけるラッチモードの液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図２２】露出補正設定のＯＮ／ＯＦＦを行う際の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図２３】デート写し込みモードにおける液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図２４】デート修正状態における液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図２５】デート修正に際して押圧されるモード設定ボタンの領域を示す説明図である。
【図２６】デート修正状態において存在しない日を設定した場合の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図２７】セルフタイマ動作時に点滅されるＬＥＤを示す説明図である。
【図２８】マニュアルフォーカス時のシャッタボタン全押し待ち状態を示す液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図２９】マニュアルフォーカスと露出補正がともに設定されている場合の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図３０】変倍操作開始前の設定距離がマニュアルフォーカスの設定可能範囲外になった場合の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図３１】マニュアルフォーカス設定距離範囲外警告状態でモードシフト操作ボタンを押圧した場合の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図３２】マニュアルフォーカス設定距離範囲外警告状態からフォーカスモードの変更操作を行った場合の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図３３】マニュアルフォーカス設定距離範囲外警告状態からシャッタボタンを半押ししてシャッタボタンの全押し待ち状態になった場合の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図３４】モード設定ボタンの記号例を示す説明図である。
【図３５】メインスイッチがＯＮになった後のシーケンスを示すフローチャートである。
【図３６】モード設定処理のシーケンスを示すフローチャートである。
【図３７】ストロボモード設定のシーケンスを示すフローチャートである。
【図３８】セルフタイマモード設定のシーケンスを示すフローチャートである。
【図３９】フォーカスモード設定のシーケンスを示すフローチャートである。
【図４０】露出補正設定のシーケンスを示すフローチャートである。
【図４１】デート設定のシーケンスを示すフローチャートである。
【図４２】ズーム処理のシーケンスを示すフローチャートである。
【図４３】レリーズ処理のシーケンスを示すフローチャートである。
【図４４】マニュアルフォーカスモード時のシーケンスを示すフローチャートである。
【図４５】モード設定ボタンを構成するフレキシブル基板を覆うカバーと電気接片を示す平面図である。
【図４６】モード設定ボタンを構成するフレキシブル基板を示す平面図である。
【図４７】モード設定ボタンの構造を示す図４５のＡ−Ａ断面図である。
【図４８】図４７に示す状態から操作部材を操作した状態を示す断面図である。
【図４９】操作部材を光透過性の樹脂で成形したモード設定ボタンの実施形態を示す説明図である。
【図５０】モード設定ボタンを複数個の操作部から構成した実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
１０ カメラ
１２ 電動式ズームレンズ
１３ レンズバリア
２２ シャッタボタン
２４ 裏蓋
３０，１１４，１１９ モード設定ボタン
３０ａ，１１１ 操作部材
３１〜３４ ＬＥＤ
３５ モードシフト操作ボタン
３８ 液晶表示板
３９ デート変更操作ボタン
４０ マイクロコンピュータ
４１〜４５，５１ マーク
４７ デート
６１ 露出補正値
７１，７２ 変倍マーク
７３〜７６ モードマーク
７７ 加算マーク
７８ 減算マーク
８１ カバー
８２ フレキシブル基板
９９ 電気接片
１１５〜１１８，１２０〜１２２ 操作部
ＬM 設定距離
Ｌｚ 最短撮影距離[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a camera, and more particularly to a camera capable of performing various mode settings with good operability.
[0002]
[Prior art]
In recent years, compact cameras having a great number of functions in addition to the mounting of an electric zoom lens are commercially available. This function includes various focus modes and strobe modes. As the focus mode, for example, in addition to the conventional autofocus, there are manual focus suitable for close-up photography and infinity photography. The flash mode includes, for example, pre-flash that reduces the red-eye phenomenon by emitting light several times before shooting, forced flash that is used in daytime synchro shooting, and the like. In order to set these modes, a method is adopted in which an operation member such as a small button provided for each mode is pressed each time.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the number of types of the above modes has been increasing, and the number of operation members for setting each mode has been rapidly increasing. On the other hand, since the zooming operation of the electric zoom lens is frequently performed, the zooming operation member maintains a good operability, and thus requires a certain size and cannot be reduced. Therefore, in the compact camera, the operation members for setting various modes have to be made smaller in size, and the operability in mode setting is deteriorated, such as pressing with the tip of a ballpoint pen.
[0004]
It is an object of the present invention to provide a camera that can perform various types of mode settings while maintaining good operability even in a narrow space.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the camera of the present invention 1 By dividing each operating member into a plurality of areas, attaching mode marks indicating different shooting modes to the respective areas, and pressing any area when a change operation of the shooting mode is permitted In the camera in which the shooting mode corresponding to the mode mark is changed, the pressing operation on at least one area of the operation member is effectively accepted as the shooting mode change input while the pressing operation is continuously performed. A mode shift operation unit that maintains the state, and a light emitting element that surrounds the operation member and is disposed so as to be close to each mode mark, and is selectable when the mode shift operation unit is pressed The light emitting element provided corresponding to the mode mark of the shooting mode is turned on, and the change input of the shooting mode is accepted effectively It is an indication of the area of the operation member.
[0006]
Ma In addition, one operation member is radially divided into at least three parts, and each region is provided with a mode mark indicating a different photographing mode, and when any photographing mode change operation is permitted, any region is pressed. Thus, in the camera in which the shooting mode corresponding to the mode mark is changed, the pressing operation on at least one area of the operation member is effective as the shooting mode change input while the pressing operation is continuously performed. When the mode shift operation unit is pressed, and includes a mode shift operation unit that keeps the mode shift operation unit, and a light emitting element that surrounds the operation member and is disposed so as to be close to each mode mark. The light emitting element provided corresponding to the mode mark of the selectable shooting mode is turned on, and the shooting mode change input is Is an indication of the area of the operation member is acknowledged effective.
[0007]
Also When the shooting mode is effectively selected by pressing any of the areas during the pressing operation period of the mode shift operation unit, only the light emitting element adjacent to the mode mark indicating the selected shooting mode is continuously lit. At the same time, the other light emitting elements are turned off, and even if the mode shift operation unit is released, the light emitting elements are continuously turned on to display the selected photographing mode. Umbrella It is.
[0008]
Also One operating member is radially divided into at least three parts, each region is provided with a mode mark indicating a different shooting mode, and any region is pressed when a change operation of the shooting mode is permitted. Thus, in the camera in which the shooting mode corresponding to the mode mark is changed, the pressing operation for at least one of the regions of the operation member is effectively accepted as the shooting mode change input by the first pressing operation. The mode shift operation unit that sets the shooting mode determined by the pressing operation of the operation member by the second pressing operation, and surrounds the operation member and is close to each mode mark The light emitting elements are arranged in the manner described above, and the mode shift operation unit is selected by a first press. The light emitting element provided corresponding to the mode mark of the active shooting mode is turned on to indicate the area of the operating member where the change input of the shooting mode is effectively accepted, and is set by the second press of the mode shift operation unit Only the light emitting element corresponding to the selected shooting mode is turned on and the other shooting elements are turned off to display the set shooting mode. Umbrella It is.
[0009]
Also An addition mark and a subtraction mark are attached in proximity to two of the light emitting elements, and when an addition / subtraction operation input is required under an effectively selected shooting mode, the light emitting element with the addition mark and the subtraction mark Each region of the operation member corresponding to is switched to the addition / subtraction input unit, the shooting mode selected by continuous lighting of the light emitting element is displayed, and the light emitting element with the addition mark and the subtraction mark blinks. A display prompting you to enter the adjustment operation Umbrella It is.
[0012]
Also , Mutual At least three operation units arranged in close proximity to each other, each operation unit is provided with a mode mark indicating a different shooting mode, and any operation is permitted when the shooting mode change operation is permitted In the camera in which the shooting mode corresponding to the mode mark is changed by pressing the unit, the pressing operation on at least one of the operation units changes the shooting mode while the continuous pressing operation is performed. A mode shift operation unit that keeps it effectively received as an input; and a light emitting element that is arranged around the operation unit and close to each mode mark, and the mode shift operation unit is pressed Sometimes, the light emitting element provided corresponding to the selectable mode mark of the shooting mode is turned on to effectively accept the change input of the shooting mode. Is an indication of the operating unit to be.
[0013]
Also When the shooting mode is effectively selected by any pressing operation of the operation unit during the pressing operation period of the mode shift operation unit, only the light emitting element adjacent to the mode mark indicating the selected shooting mode is continuously lit. In addition, the other light-emitting elements are turned off, and the selected shooting mode is displayed by continuing to turn on the light-emitting elements even when the mode shift operation unit is released. Umbrella It is.
[0014]
Also , Provided with at least three operation units arranged in close proximity to each other, each mode unit is provided with a mode mark indicating a different shooting mode, and any operation is allowed when a change operation of the shooting mode is permitted In a camera in which the shooting mode corresponding to the mode mark is changed by pressing the part, the pressing operation on at least one of the operation parts is effective as a change input for the shooting mode by the first pressing operation. The mode shift operation unit in which the shooting mode determined by the pressing operation of the operation unit is set by the second pressing operation, and the mode mark around the operation unit and in each mode mark. A light-emitting element arranged so as to be close to each other, and can be selected by a first press of the mode shift operation unit. Lights up the light emitting element provided corresponding to the mode mark of the mode to indicate the operation unit that can accept the change input of the shooting mode effectively, and corresponds to the shooting mode set by the second press of the mode shift operation unit Only the light emitting element to be turned on is turned on and the other shooting elements are turned off to display the set shooting mode. Umbrella It is.
[0015]
Also An addition mark and a subtraction mark are attached in proximity to two of the light emitting elements, and when an addition / subtraction operation input is required under an effectively selected shooting mode, the light emitting element with the addition mark and the subtraction mark The operation unit corresponding to is switched to the addition / subtraction input unit, the selected shooting mode is displayed by continuous lighting of the light emitting element, and the light emitting element with the addition mark and the subtraction mark blinks to input the adjustment operation. A display prompting Umbrella It is.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In FIG. 2 showing the appearance of the camera of the present invention, the camera 10 is made compact, and when not in use, the lens barrel is used as the photographic lens so that the photographic lens is completely hidden in the body. 11 employs a retractable electric zoom lens 12, and a lens barrier 13 that opens and closes the front surface of the electric zoom lens 12 in the retracted state is slidable in the left-right direction.
[0019]
A strobe light emitting unit 15 is provided on the front upper surface opposite to the lens barrier 13 with the electric zoom lens 12 interposed therebetween. In addition, above the electric zoom lens 12 exposed when the lens barrier 13 is opened, the object side window 17a of the finder 17 and the active autofocus light projecting unit 18 are sequentially arranged from the strobe light emitting unit 15 side. , An automatic exposure metering unit 19, a self-timer display LED 20, and an active autofocus light receiving unit 21 are arranged. A shutter button 22 is provided on the upper part of the camera body 14.
[0020]
In FIG. 3 showing the back of the camera 10, an eyepiece window 17 b of the finder 17 and an LED 27 that is lit when the distance measurement is completed are arranged on the upper left side of the back cover 24, and with the right hand thumb while holding the camera 10. On the upper right side, which is easy to operate, a mode setting button 30 that is pressed when performing various mode settings in addition to changing the magnification of the electric zoom lens 12 is arranged.
[0021]
The mode setting button 30 has four discs provided on the back of each disk-shaped operation member 30a obtained by dividing the region to be pressed into four in a cross shape and the sector-shaped regions W1, W2, T1, and T2. Switch SW1, SW2, SW3, SW4 (see FIG. 1). The switches SW1, SW2, SW3, SW4 are turned on / off independently by pressing / non-pressing the areas W1, W2, T1, T2. Note that the symbols of the areas W1, W2, T1, and T2 of the mode setting button 30 shown in FIG. 3 are shown for convenience of explanation (FIGS. 1, 4, 5, and 5 described below). 11, FIG. 16, FIG. 18, FIG. 25, and FIG. 27). In practice, it is preferable to provide marks such as symbols and characters that clearly represent each function (see FIG. 34).
[0022]
Around the mode setting button 30, LEDs 31, 32, 33, and 34 that are light emitting elements are arranged corresponding to the regions W 1, W 2, T 1, and T 2, respectively. As will be described in detail later, these LEDs 31 to 34 are turned on in accordance with various mode settings while pressing a mode shift operation button 35 disposed at the lower portion of the back cover 24. Then, displays corresponding to various mode settings are displayed on the liquid crystal display plate 38 disposed above the mode shift operation button 35.
[0023]
Further, a date change operation button 39 that is pressed when changing the date imprinting mode or correcting the date of the date is arranged on the side of the mode shift operation button 35. The liquid crystal display panel 38 in the drawing shows a state in which all displays are displayed simultaneously, but such a display does not actually occur.
[0024]
In FIG. 1 showing an outline of the control system of the camera 10, in addition to the switches SW1 to SW4 of the mode setting button 30, the same switches SW5 and SW6 are arranged below the mode shift operation button 35 and the date change operation button 39. ing. In addition, a main switch SW 7 that turns on / off the power of the camera 10 in conjunction with the opening / closing operation of the lens barrier 13 is provided in the vicinity of the lens barrier 13. These switches SW1 to SW7 are connected to the microcomputer 40.
[0025]
In addition to the switches SW1 to SW7, the electric zoom lens 12, LEDs 20, 27, and LEDs 31 to 34 are connected to the microcomputer 40, and the strobe device 36 that drives the strobe light emitting unit 15, the light projecting unit 18, and the light receiving unit. An autofocus module 37 having a front panel 21, a photometering unit 19 for automatic exposure, a shutter button 22, and a liquid crystal display panel 38 are connected.
[0026]
Hereinafter, various functions of the mode setting button 30 will be described. As shown in the flowchart of FIG. 35, in the standby state in which the lens barrier 13 is opened (the main switch SW7 is ON), the mode shift operation button 35 is not pressed and the LEDs 31 to 34 are turned off, the mode setting button 30 is It is used for zooming of the electric zoom lens 12. In this case, the ON signal of at least one of the switches SW1 and SW2 is recognized as a zoom operation signal to the wide angle side, and the ON signal of at least one of the switches SW3 and SW4 is a zoom operation signal to the telephoto side. (The flowchart of FIG. 42). When the lens barrier 13 is opened, the lens barrel 11 is extended to the wide end.
[0027]
When the mode shift operation button 35 is pressed from the standby state, as shown in FIG. 4, all of the LEDs 31 to 34 are lit at the same time, and the mode setting standby state is entered. At this time, the display on the liquid crystal display panel 38 is kept in the same state as the standby state.
[0028]
If, for example, the area W2 is pressed (SW2ON) while the mode shift operation button 35 is pressed from the mode setting standby state, only the LED 32 is continuously turned on and the other LEDs 31, 33, and 34 are turned off as shown in FIG. Then, the flash mode setting is entered (see the flowchart in FIG. 36). The following mode setting operations are performed while the mode shift operation button 35 is pressed. Further, when the pressing of the mode shift operation button 35 is stopped, the setting in each mode is confirmed and the mode setting standby state is canceled.
[0029]
Each time the area W2 is pressed once, the strobe mode changes from the current mode to the multi-program mode (MP) → pre-flash mode (PRE) → forced flash mode (ON) → flash prohibit mode (OFF) → backlight correction mode (BLC) ) → night view mode → multi-program mode (MP) →... (See flowchart of FIG. 37). Except for the case of the multi-program mode, the marks 41, 42, 43, 44, and 45 corresponding to the respective modes are displayed on the liquid crystal display panel 38 as shown in FIG. A date 47 is displayed on the left side of the lower part of the liquid crystal display panel 38, and a remaining frame number 48 is displayed on the right side. In addition, a battery remaining amount mark 49 is displayed on the right side of the upper stage.
[0030]
The multi-program mode is a standard mode that automatically adjusts the amount of flash light according to the brightness and distance of the subject, and is in this mode in a normal state where mode switching is not performed. In addition, the pre-flash mode is a mode in which the eyes are accustomed by continuously emitting light several times immediately before photographing in order to reduce the so-called red-eye phenomenon. The backlight correction mode is a mode for correcting +1 EV exposure, and may emit an optimal amount of light based on a luminance difference between the main subject and the background.
[0031]
When the strobe mode is changed after setting the infinity mode (INF) in the focus mode setting, which will be described later, or infinity in the manual focus mode, as shown in FIG. 7, the multi-program mode (MP) → light emission inhibition mode (OFF) ) → backlight correction mode (BLC) → multi-program mode (MP) →. Reference numeral 51 denotes a chevron mark displayed when the focus mode setting is set to infinity mode (INF) or the manual focus mode is set to infinity.
[0032]
Next, when the area T2 is pressed from the mode setting standby state shown in FIG. 4 (SW4 ON), only the LED 34 is continuously lit and the other LEDs 31, 32, 33 are turned off, and the self-timer mode setting is entered (FIG. 36). (Refer to the flowchart). When the area T2 is pressed after entering the self-timer mode setting, as shown in FIG. 8, every time the area T2 is pressed, the self-timer mode changes from the current setting state to the normal mode → self 1 mode → self 2 mode → self 3 The mode is changed in the order of mode → normal mode →... (See flowchart in FIG. 38). When the self-timer mode setting is entered, a self-timer mark 53 is displayed on the liquid crystal display panel 38.
[0033]
The numbers 1, 2, and 3 in the self 1 mode, the self 2 mode, and the self 3 mode indicate the number of frames continuously shot by the self timer, and the number 55 indicating the number of frames is a remaining film frame. Instead of the formula 48, it is displayed on the liquid crystal display panel 38. Of course, since the number of frames continuously shot by the self-timer cannot exceed the remaining number of frames, for example, when the number of remaining frames is two, as shown in FIG. Each time the area T2 is pressed, the self timer mode is changed from the current setting state in the order of normal mode → self 1 mode → self 2 mode → normal mode →..., And the self 3 mode is not displayed.
[0034]
Next, when the area W1 is pressed from the mode setting standby state (SW1 is ON), the LEDs 32, 33, and 34 are turned off while the LED 31 is continuously lit, and the focus mode setting is started. When this focus mode setting is entered, every time the area W1 is pressed, the focus mode changes from the current setting state to auto focus mode (AF) → infinity mode (INF) → manual focus mode (MF) → auto focus mode (AF) ) → Changed according to the order. Accordingly, as shown in FIG. 10, a mountain-shaped mark 51 is displayed on the liquid crystal display panel 38 in the infinity mode, and a mark 57 in which the character “MF” is outlined in the manual focus mode. In addition, when the manual focus mode is set, the mark 57 is displayed and, instead of the date 47, a set shooting distance (hereinafter referred to as a set distance) L M In addition, as shown in FIG. 11, the LEDs 32 and 34 are blinked at a blinking frequency of 2 Hz, for example. The default value of the set distance is 2.0 m.
[0035]
When the strobe mode is set to any one of the pre-flash mode, the forced flash mode, and the night view mode, as shown in FIG. 12, when switching to the infinity mode or the manual focus mode, the strobe mode is set to the multi-program mode. When the focus mode setting is finished as it is, the strobe mode is fixed to the multi-program mode. Before completing the focus mode setting, set distance L M Is switched to a manual focus mode other than infinity, the original strobe mode (pre-flash mode in the example shown in FIG. 12) is restored.
[0036]
In the manual focus mode setting state, by pressing the area W2 or the area T2 of the mode setting button 30 corresponding to the blinking LEDs 32 and 34, the set distance L M Can be changed. When the area T2 is pressed (SW4 ON), the set distance L M Becomes longer and presses the area W2 (SW2 ON), the set distance L M (See the flowchart in FIG. 39). This set distance L M The value is held as it is until the focus mode is changed. When the focus mode is changed, the value is initialized to 2.0 m, for example, as shown in FIG. Further, when the region T2 or the region W2 is continuously pressed for, for example, 1 second or longer, the set distance L M Is up / down at a cycle of 0.5 seconds, for example. Also, the set distance L M When the value reaches the upper limit value (∞) / lower limit value (for example, 0.8 m), only down / up operations are accepted. Note that the lower limit is a value determined according to the focal length at that time (which varies depending on zooming).
[0037]
In the focus mode, autofocus is the default mode. Even if another focus mode is set, the focus mode is normally returned to the autofocus mode every time the release is completed. However, if the area W1 is kept pressed for 3 seconds in the state of switching to the infinity mode or the manual focus mode, as shown in FIG. 14, the focus mode display on the liquid crystal display panel 38 (in this case, infinity is indicated). The mark 51) blinks at 2 Hz, and the latch mode that does not return to the autofocus mode every time the release is completed. This latch mode is canceled by closing the lens barrier 13 or resetting the focus mode. Note that the blinking display of the mark indicating the focus mode in the latch mode (the mark 51 in this embodiment) is continued until the latch mode is released.
[0038]
When the area W1 is pressed (SW1 ON) in the state set to the manual focus mode, the focus mode setting state is entered, and the current setting is used instead of the date 47 while maintaining the manual focus mode as shown in FIG. Distance L M , For example, 1.2 m blinks, and the LEDs 31 to 34 are in the state shown in FIG. M Can be changed. Thereafter, each time the area W1 is pressed, the manual focus mode (MF) → autofocus mode (AF) → infinity mode (INF) → manual focus mode (MF) →. In the first pressing operation of the area W1, the current set distance L M Is only displayed, and the mode is not changed.
[0039]
Next, when the area T1 is pressed from the mode setting standby state (SW3 ON), as shown in FIG. 16, the LED 33 is continuously turned on, the LED 31 is turned off, and the LEDs 32 and 34 are blinked at 2 Hz to set exposure compensation. The mode is turned on (see the flowchart in FIG. 36). At the same time, as shown in FIG. 17, the date 47 on the liquid crystal display panel 38 disappears, and the exposure correction value 61 blinks at this position. Each time the region T1 is pressed, the exposure correction setting mode in which the exposure correction value 61 is displayed in a blinking manner and the OFF state in which the date 47 is lit and displayed are alternately switched. When the exposure correction setting mode is ON, an exposure correction mark 63 is displayed between the remaining number of frames 48 and the remaining battery mark 49. When the exposure correction setting mode is OFF, only the LED 33 is lit as shown in FIG.
[0040]
In order to change the exposure correction value 61, the area T2 or the area W2 is pressed when the exposure correction setting mode shown in FIG. 16 is ON. As shown in FIG. 19, when the area T2 is pressed, the exposure correction value 61 is increased, and when the area W2 is pressed, the exposure correction value 61 is decreased (see the flowchart of FIG. 40). Note that the exposure correction value 61 is increased / decreased in 0.5 EV steps and stopped at + 2.0 / −2.0 which is the upper limit / lower limit. The set exposure correction value 61 is held as it is while the exposure correction setting mode is ON, but is initialized to “0.0” EV which is the default when the exposure correction setting mode is turned OFF.
[0041]
Also, as shown in FIG. 20, when the exposure correction setting mode is ON, the exposure correction value 61 is set to “0.0” EV, the mode shift operation button 35 is released, and the setting operation is completed. Is turned off.
[0042]
As shown in FIG. 21, when the exposure correction setting mode is ON and the area T1 is pressed for 3 seconds, the exposure correction value 61 and the exposure correction mark 63 are displayed blinking at 2 Hz, and the latch mode is set. In this case, the exposure correction value 61 is not reset when the release operation is completed, and the exposure correction value 61 is reset when the main switch is turned off by closing the lens barrier 13. The blinking display of the exposure correction mark 63 is continued even in the standby state after the setting operation is completed, and the exposure correction value 61 becomes the date 47.
[0043]
Further, when the exposure correction value 61 is changed from the standby state in which the exposure correction setting mode is ON, the exposure correction mark 63 is displayed as shown in FIG. 22 by pressing the region T1. The date 47 disappears and the current exposure correction value 61 is displayed instead. Thereafter, each time the area T1 is pressed, ON / OFF of the exposure correction setting mode is alternately switched from the current state. Note that the exposure correction setting mode is not turned ON / OFF by the first press of the region T1.
[0044]
Next, when the date change operation button 39 is pressed from the standby state (SW6 ON), as shown in FIG. 23, a date setting mode for changing the date imprinting mode is entered (see the flowchart of FIG. 35). Each time the date change operation button 39 is pressed after entering this mode, the display form of the date 47 follows the order of year / month / day / month / year / day / month / year / date / time / off / year / month / date /. Be changed. In the display format of “date and time”, the digital clock 65 is displayed.
[0045]
In order to correct the date 47, as shown in the flowchart of FIG. 41, the date change operation button 39 is kept pressed for 2 seconds after entering the date setting mode. Then, the date correction state is entered, and as shown in FIG. 24, the display form of the date 47 becomes “year / month / day”, the “year” digit blinks at 2 Hz, and the clock timing stops. Thereafter, every time the date change operation button 39 is pressed (SW6 ON), the correction digits (flashing digits) are changed in the order of year → month → date → hour →, and the date is changed after correcting the last correction digit. When the operation button 39 is pressed, the date correction state is terminated, the default “year / month / day” display mode is displayed, and clock timing is restarted. The second starts from “0”. Further, when 5 minutes have elapsed without performing the correction operation in the date correction state, the lens barrel 11 is retracted, the LEDs 31 to 34 are turned off, and the display on the liquid crystal display panel 38 is turned off.
[0046]
In the date correction state, as shown in FIG. 25, the LEDs 32 and 34 blink at 2 Hz. When the region T2 or the region W2 is pressed, the numerical value of the digit blinking on the liquid crystal display plate 38 can be changed. When the area T2 is pressed, the digit value increases, and when the area W2 is pressed, the digit value decreases. If the area T2 or the area W2 is continuously pressed for 1 second or more, the numerical value of the digit is changed every 125 ms. When the digit value reaches the upper limit / lower limit determined for each digit, the value returns to the lower limit value / upper limit value, respectively. For example, in the case of the “day” digit, the order is as follows: →→ 30 → 31 → 1 →. As shown in FIG. 26, when “day” that does not exist is set for the set “year / month”, the digit of “day” is corrected to “1” when the date correction state ends. Is done.
[0047]
When the self-timer mode setting is set to any of the self 1 mode, self 2 mode, and self 3 mode, and the shutter button 22 is fully pressed, the self timer display LED 20 and the LED 34 are lit, and the self timer starts operating. When 7 seconds have elapsed since the start of the self-timer operation, the self-timer display LED 20 and LED 34 are switched to a blinking display of 2 Hz (see FIG. 27), and after another 3 seconds have elapsed, the shutter of the camera 10 is activated. When the self-timer operation is canceled halfway, the lens barrier 13 is closed or the region T2 is pressed.
[0048]
If the shutter button 22 is half-pressed when the focus mode is set to manual focus or exposure correction is set, operations such as photometry and lens barrel extension are completed, and the shutter button 22 is fully awaited. At that time, the LED 27 is turned on and, as shown in FIG. M Or the exposure compensation setting value is displayed. This display state continues until the release of the shutter button 22 is released or the release is completed (see the flowchart in FIG. 43).
[0049]
As shown in FIG. 29, when both manual focus and exposure correction are set, if the shutter button 22 is pressed halfway, the date 47 display disappears, and instead of the set distance L M And the exposure correction value 61 are alternately displayed. The display period is 0.5 seconds and the non-display period is 0.25 seconds.
[0050]
As shown in FIG. 30, when the magnification mode is changed and the focal length is changed when the focus mode is set to the manual focus, depending on the focal length, the set distance L before the scaling operation is started. M May be out of the setting range of manual focus. In such a case, the set distance L M Is flashed on the liquid crystal display panel 38 at 2 Hz. However, if the feeding operation, strobe charging, or scaling operation is performed thereafter, the set distance L M From the display, the display returns to the display of the date 47.
[0051]
Set distance L M Is outside the manual focus setting range, and the set distance L M When the mode shift operation button 35 or the date change operation button 39 is pressed in the manual focus setting distance range warning state in which is flashing, the date 47 is displayed on the liquid crystal display 38 as shown in FIG. Returning to the state, display according to each mode setting is performed. When the mode setting is completed, if the manual focus setting distance range out-of-range warning state remains, the setting distance L is the same as before entering each mode setting. M Blinks at 2Hz.
[0052]
As shown in FIG. 32, when the mode shift operation button 35 is pressed and the focus mode is changed in the manual focus setting distance range warning state, when the manual focus mode is restored, the mode is out of the setting range. Set distance L M Is rounded to a limit value within the set range, for example 0.8 m.
[0053]
As shown in FIG. 33, when the shutter button 22 is half-pressed in the manual focus setting distance range warning state, the display on the liquid crystal display plate 38 becomes a normal display immediately after the shutter button 22 is half-pressed, and photometry is performed. Is done. The LED 27 blinks at 8 Hz, and the manual focus setting distance L M Blinks at 2 Hz, and the shutter button 22 is fully pressed. However, set distance L M Is displayed only while waiting for the shutter button 22 to be fully pressed, and when the release operation is started, the set distance L is displayed. M Is changed to a limit value within the set range, for example, 0.8 m, and changed to a lighting display. If exposure correction is set together with manual focus, the manual focus setting distance range out-of-range warning display is given priority, and the exposure correction value 61 is not displayed. After that, when the shutter button 22 is fully pressed, focusing is performed based on the shortest shooting distance at the focal length at this time, and then the shutter is opened and closed (see the flowchart in FIG. 43).
[0054]
In order to use the camera 10 configured as described above, after loading the film, the lens barrier 13 is opened, the electric zoom lens 12 is directed toward the subject, and the viewfinder 17 is looked into. To hold the camera 10 within the field of view of the finder 17, while holding the camera 10, press the left and / or one of the areas W1 and W2 on the left side of the mode setting button 30 to the wide angle side. The power zoom lens 12 is zoomed, or both or one of the right regions T1 and T2 is pressed to zoom the power zoom lens 12 to the telephoto side (see the flowchart in FIG. 42). At this time, since there are a plurality (two) of operation areas in the same magnification direction, the degree of freedom of the magnification operation is increased, and the magnification operation is facilitated. In addition, since the zooming operation is performed using a wide area including two adjacent pixels, a zooming operation with good operability can be performed.
[0055]
Next, in order to set the mode, first, the mode shift operation button 35 is pressed (SW5 ON) from the standby state in which the mode setting button 30 is not operated at all (see the flowchart of FIG. 35). As a result, all of the LEDs 31 to 34 are turned on all at once, so that any one of the regions W1, W2, T1, and T2 is pressed while further pressing the mode shift operation button 35.
[0056]
Press the area W1 (SW1ON) to set the focus mode, press the area W2 (SW2ON) to set the strobe mode, press the area T1 (SW3ON) to set the exposure correction, and press the area T2 (SW4ON) to self-timer Each setting mode is entered (see the flowchart of FIG. 36). At the same time, since only one of the LEDs 31 to 34 corresponding to each pressing area is left and the other three are turned off, it is possible to confirm the area that has been pressed and should be pressed. At this time, if an area to be pressed is mistaken, once the mode shift operation button 35 is released (SW5 OFF), another mode is pressed while pressing the mode shift operation button 35 again (SW5 ON). The LED in the previously pressed area is turned off, and only the LED corresponding to the newly pressed area is turned on.
[0057]
For example, when it is desired to change the strobe mode from the default multi-program mode to the forced light emission mode, the area W2 is pressed (SW2 ON) while pressing the mode shift operation button 35 (SW 5 ON). If the area W2 is further pressed twice while the mode shift operation button 35 is being pressed, the strobe mode is switched from the multi-program mode to the forced flash mode through the pre-flash mode. At this time, a lightning-shaped mark 42 (see FIG. 6) is displayed on the liquid crystal display panel 38 to indicate a state in the forced light emission mode. If the shutter button 22 is pressed down from this state, strobe light is forcibly emitted from the strobe light emitting unit 15, and the subject image is exposed to the photographic film set in the aperture by opening and closing the shutter.
[0058]
Next, for example, the focus mode is changed from the default autofocus mode to the manual focus mode. If the area W1 is pressed from the mode setting standby state (SW1 ON), the LED 31 is lit and the focus mode setting is started. Therefore, the area W1 is pressed twice while the mode shift operation button 35 is pressed. After the mountain-shaped mark 51 is momentarily displayed on the liquid crystal display panel 38, the display changes to the mark 57 in which the “MF” character is outlined, and at the same time the set distance L M Flashes. At the same time, the LEDs 32 and 34 blink to indicate that the areas W2 and T2 can be pressed. Hereinafter, a description will be given with reference to the flowchart of FIG.
[0059]
When the area W2 is pressed, the set distance L M Becomes smaller, and when the region T2 is pressed, the set distance L M Becomes larger, the desired set distance L M When the pressing operation of the areas W2 and T2 is stopped at the time when is displayed on the liquid crystal display panel 38, the set distance L M Is lit on the liquid crystal display panel 38. When the zooming operation is not performed, since the focal length is constant, the set distance L M The range that can be changed is also constant, and the pressing operation of the areas W2 and T2 can be performed only within this range.
[0060]
When the zooming operation is performed, the microcomputer 40 detects the position of the zooming lens of the electric zoom lens 12, reads the zooming position data corresponding to this from a data storage area (not shown), and further changes the zooming lens data. The shortest shooting distance Lz corresponding to the double position data is read from another data storage area (not shown). Further, the microcomputer 40 has a set distance L M L after reading M And Lz, L M When ≧ Lz, the flag (FL) is set to “0” and L M In the case of <Lz, since focusing cannot be performed, after setting the flag to “1”, the set distance L M Set distance L M Is displayed blinking (see FIG. 30).
[0061]
Set distance L M Is displayed on the liquid crystal display board 38 in a blinking manner, and the set distance L M When the microcomputer 40 starts changing, the microcomputer 40 sets the set distance L M Is changed to the shortest shooting distance Lz, then the set distance L M Accept changes.
[0062]
When the shutter button 22 is half-pressed, the display on the liquid crystal display plate 38 returns to the normal state in which the date 47 is displayed, the photometric data from the photometric unit 19 is processed by the microcomputer 40, and the shutter speed and aperture are set. Thereafter, the display on the liquid crystal display panel 38 is again set distance L from the date 47. M When the flag is “0”, the set distance L M Is displayed and the set distance L M Based on this, the electric zoom lens 12 is driven to focus. When the flag is “1”, the LED 27 is 8 Hz and the set distance L M Are blinked and displayed at 2 Hz, and the electric zoom lens 12 is driven based on the shortest shooting distance Lz to perform focusing. After that, when the shutter button 22 is fully pressed, the shutter is opened and closed.
[0063]
Although the symbols of the areas W1, W2, T1, and T2 of the mode setting button 30 are shown for convenience of explanation, the functions of the mode setting button 30 are understood as shown in FIG. It is preferable that the magnification marks 71 and 72, the mode marks 73 to 76, the addition mark 77, and the subtraction mark 78 that are easily expressed are provided on the surface of the mode setting button 30 or the periphery of the mode setting button 30 of the back cover 24.
[0064]
The magnification marks 71 and 72 indicate areas to be pressed during the magnification operation. However, the magnification marks 71 are provided across the two areas W1 and W2, and the magnification marks 72 include two areas. It is provided across the regions T1 and T2. Accordingly, by pressing the portion where the magnification change mark 71 is provided, at least one of the two regions W1 and W2 is pressed, and at least one of the switches SW1 and SW2 is turned on. Magnification to the wide angle side is surely performed. Similarly, by pressing the portion where the magnification change mark 72 is provided, at least one of the two regions T1 and T2 is pressed, and at least one of the switches SW3 and SW4 is turned on. Therefore, zooming to the telephoto side is surely performed.
[0065]
A mode mark 73 indicates a strobe mode setting, a mode mark 74 indicates a self-timer mode setting, a mode mark 75 indicates an exposure correction setting mode, and a mode mark 76 indicates an area to be pressed at each of focus mode setting. Further, the addition mark 77 and the subtraction mark 78 are related to each mode by pressing an area indicated by the mode marks 73 and 74 in each of the date correction states in the exposure correction setting mode, the manual focus mode, and the date setting mode. Indicates that the value can be increased or decreased.
[0066]
Next, an example of the structure of the mode setting button 30 will be described with reference to FIGS. A flexible substrate 82 (see FIG. 46) having an insulating resin cover layer 81 (see FIG. 45) formed on the upper surface is disposed below the operation member 30a. The flexible substrate 82 is provided with electrodes 84, 85, 86, and 87 at positions corresponding to the regions W1, W2, T1, and T2, respectively, and is short-circuited or non-short-circuited with the conductor portion 89 provided in each periphery. , SW1, 2, 3, 4 are configured. In addition, terminals 91 to 98 to which the LEDs 31 to 34 are attached are provided at each position of the flexible substrate 82 corresponding to the outside of the regions W1, W2, T1, and T2.
[0067]
An electrical contact piece 99 provided on the cover layer 81 is used for short-circuiting or non-short-circuiting between the electrodes 84 to 87 and the conductor portion 89. The electrical contact piece 99 has a shape in which disc-shaped click plates 99a to 99d facing each of the electrodes 84 to 87 are connected to each other through a thin arm portion. The click plates 99a to 99d are formed in a shape in which the peripheral portions are in contact with the conductor portions 89 and the central portions are swollen in a bowl shape, and are separated from the electrodes 84 to 87, respectively.
[0068]
On the lower surface of the operation member 30a, projection-like pressing portions 101 are formed at positions corresponding to the click plates 99a to 99d. By pressing the areas W1, W2, T1, and T2 of the operation member 30a, the operation members 30a are pressed. The central portion of the click plates 99a to 99d is elastically deformed by the portion 101 and brought into contact with the electrodes 84 to 87. A protrusion 103 for simultaneous pressing prevention that protrudes toward the inner frame 102 is provided on the lower surface of the operation member 30 a between the pressing portion 101 adjacent to the pressing portion 101.
[0069]
The operation member 30 a is inserted into a boss 102 a erected on the inner frame 102 through a through hole 104 formed in the center portion, and is prevented from being detached by a screw-like holding member 105. In addition, the operation member 30 a is biased in a direction away from the electrical contact piece 99 by the leaf spring 106. A button cover 107 that covers the holding member 105 is attached to the surface of the operation member 30a. In addition, small openings 108 are formed in the back cover 24 corresponding to the LEDs 31 to 34, respectively, and for example, a red transparent plastic 109 that transmits the light of the LEDs 31 to 34 is fitted therein.
[0070]
At the center of the cover layer 81 and the flexible substrate 82, cross-shaped openings 81a and 82a are formed, which are inserted through the boss 102a and into which the projection 103 of the operation member 30a is loosely fitted. Semicircular openings 81b to 81e are formed at positions corresponding to the click plates 99a to 99d. Further, a pair of small holes are formed outside the openings 81b to 81e, and the LEDs 31 to 34 are soldered to the terminals 91 to 98 through these holes.
[0071]
When, for example, the region W1 of the mode setting button 30 configured as described above is pushed down with a finger or the like, the operation member 30a has an upper surface of the opposite operation member 30a across the holding member 105 and a lower surface of the flange portion 105a of the holding member 105. Rotates around the contacted position. As a result, the central portion of the click plate 99a is elastically deformed by the pressed-down member 101 pushed down to come into contact with the electrode 84, the electrode 84 is short-circuited with the conductor portion 89, and SW1 is turned on. When the finger or the like holding down the mode setting button 30 is released, the elastic deformation of the click plate 99a returns to the original state, and the operating member 30a is pushed up by the leaf spring 106 to return to the original position.
[0072]
As shown in FIG. 49, the operation member of the mode setting button may be formed of a light transmissive (transparent or translucent) resin, and the LEDs 31 to 34 may be disposed behind the operation member 111. In this case, a space for disposing the LEDs around the operation member is not necessary, and the operation member 111 serves as a diffusion plate to increase visibility and improve operability.
[0073]
As shown in FIG. 50, the mode setting button may be composed of a plurality of operation units instead of a single operation member. The mode setting button 114 shown in (A) includes four operation units 115, 116, 117, and 118, and the mode setting button 119 shown in (B) includes three operation units 120, 121, and 122. It is. The number of switches provided behind the operation unit 122 may be one, but the switches SW3 and SW4 may be arranged. Moreover, LED31-34 is arrange | positioned similarly to the said embodiment in the vicinity of the operation parts 115-118 and 120-122. In addition, the operation units 115 to 118 and 120 to 122 may be formed of a light-transmitting resin, and the LEDs may be disposed behind the operation units.
[0074]
In the embodiment described above, the pressing operation area of the mode setting button is divided into four cross shapes, so that a wide area including the two left and right areas can be used as an operation area for scaling operation. It could be a high mode setting button. Further, since the mode setting button pressing operation area is divided into four crosses, the upper areas W1 and T1 can be used for high speed zooming and the lower areas W2 and T2 can be used for low speed zooming. Further, although the zooming operation is performed in the left and right areas, it may be performed in the upper and lower areas.
[0075]
In addition, the mode setting button according to the present invention can be handled as one area as a whole. That is, a mode in which all the switches SW1 to SW4 transmit the same signal by the operation of the mode shift operation button is set, and when switching to this mode, for example, the focus position is only pressed while one of the areas W1 to T2 is pressed. You may make it perform operation | movement, such as fixing.
[0076]
In the present invention, the number of divisions of the operation area of the mode setting button is not limited to four, and may be three, five, six, or the like, for example. In this case, when the mode setting button is arranged on the back side of the camera, the left and right areas are preferably used, and when the mode setting button is arranged on the top face, the front and back areas may be used as the zooming operation area. Of course, the types and numbers of modes according to the present invention are not limited to the above types and numbers. The mode setting button has a circular shape, but the present invention is not limited to this, and may be a polygon such as a square.
[0077]
In the above embodiment, the mode setting is performed while pressing the mode shift operation button. However, by pressing the mode shift operation button once, the mode setting is latched. In this state, the mode is selected, and the mode is selected again. The selected mode may be set by pressing a mode shift operation button. In this case, there is an advantage that there is no troublesome operation while pressing the mode shift operation button.
[0078]
In the above embodiment, the electric type is used as the zoom lens, but a manual type may be used. In this case, the mode setting button can be used exclusively for mode setting, and various types of mode setting can be performed in combination with the mode shift operation button.
[0079]
【The invention's effect】
As described above, according to the camera of the present invention, , Connection A mode shift operation unit that maintains a state in which a pressing operation on at least one region of one operating member is effectively accepted as a change input of a shooting mode and a surrounding of the operating member are surrounded while a continuous pressing operation is performed. And a light emitting element arranged so as to be close to each mode mark, and when the mode shift operation unit is pressed, the light emitting element provided corresponding to the mode mark of the selectable photographing mode is turned on. In addition, since the operation member area where the change input of the photographing mode is effectively accepted is indicated, it is possible to definitely know the area that has been operated or should be operated from now on, and various types of mode settings can be made with one operation member. It is possible to do it without fail. In addition, since the input for changing the shooting mode is automatically ended by releasing the pressing operation of the mode shift operation unit, it is possible to quickly input the change of the shooting mode.
[0080]
In addition, when the shooting mode is effectively selected by pressing any of the areas during the pressing operation period of the mode shift operation unit, only the light emitting element adjacent to the mode mark indicating the selected shooting mode is continuously lit. Even if the other light emitting elements are turned off and the mode shift operation unit is released, the light emitting elements are continuously turned on to display the selected shooting mode. This can be easily done, and the inconvenience of changing the shooting mode while pressing the mode shift operation unit is eliminated.
[0081]
In addition, the first pressing operation switches to a state in which the pressing operation on at least one of the regions of the operation member is effectively accepted as the photographing mode change input, and the second pressing operation is determined by the pressing operation of the operation member. A mode shift operation unit for setting the shooting mode, and a light emitting element that surrounds the operation member and is arranged so as to be close to each mode mark. The light emitting element provided corresponding to the mode mark of the shooting mode that can be selected by pressing is turned on to indicate the area of the operation member in which the change input of the shooting mode can be effectively accepted, and the second press of the mode shift operation unit Shooting that was set with only the light-emitting elements corresponding to the shooting mode set by turning on and turning off the other light-emitting elements Since the mode is displayed, the inconvenience of changing and inputting the shooting mode while pressing the mode shift operation unit can be solved, and the area to be pressed can be clearly identified each time, and various types of mode settings are lost. Without fail.
[0082]
In addition, an addition mark and a subtraction mark are attached in proximity to two of the light emitting elements, and when an addition / subtraction operation input is required under an effectively selected shooting mode, the light emitting element with the addition mark and the subtraction mark is attached to the light emitting element. Each area of the corresponding operation member is switched to the addition / subtraction input section, the selected shooting mode is displayed by continuously lighting the light emitting element, and the light emitting element with the addition mark and the subtraction mark blinks to adjust the operation. Since the display for prompting the input is performed, it is possible to easily and reliably perform the input / output operation required under a specific shooting mode.
[0085]
In addition, a state in which a pressing operation on at least one of the at least three operation units arranged close to each other is effectively accepted as a change input for the shooting mode while the continuous pressing operation is performed. A mode shift operation unit that is maintained at the same time, and light emitting elements that are arranged around the operation unit and in proximity to each mode mark, and selectable mode marks for shooting modes when the mode shift operation unit is pressed Because the light emitting element provided corresponding to is turned on, and the operation unit that can accept the change input of the shooting mode is effectively indicated, the operation unit that has been operated or should be operated from now on can be surely known, Various types of mode settings can be reliably performed without hesitation.
[0086]
In addition, when the shooting mode is effectively selected by any pressing operation of the operation unit during the pressing operation period of the mode shift operation unit, only the light emitting element adjacent to the mode mark indicating the selected shooting mode is continuously lit. At the same time, other light emitting elements are turned off, and even if the mode shift operation unit is released, the light emitting elements are continuously turned on to display the selected shooting mode. Can be easily performed, and the inconvenience of changing and inputting the photographing mode while the mode shift operation unit is pressed is eliminated.
[0087]
Further, the first pressing operation switches to a state in which a pressing operation on at least one of the operation units arranged close to each other is effectively accepted as a change input of the shooting mode, The mode shift operation unit in which the shooting mode determined by the pressing operation of the operation unit is set by the second pressing operation, and the light emission arranged around the operation unit and close to each mode mark A light-emitting element provided corresponding to the mode mark of the shooting mode that can be selected by the first press of the mode shift operation unit to indicate an operation unit that can effectively accept a change input of the shooting mode Only the light emitting element corresponding to the shooting mode set by the second press of the mode shift operation unit is turned on, and other light emission is performed. Since the set shooting mode is displayed with the child turned off, it is possible to eliminate the inconvenience of changing the shooting mode while pressing the mode shift operation unit, and the operation unit to be pressed each time is clear. Thus, it is possible to reliably perform various types of mode setting without hesitation.
[0088]
In addition, an addition mark and a subtraction mark are attached in proximity to two of the light emitting elements, and when an addition / subtraction operation input is required under an effectively selected shooting mode, the light emitting element with the addition mark and the subtraction mark is attached to the light emitting element. The corresponding operation unit is switched to the addition / subtraction input unit, the selected photographing mode is displayed by continuously lighting the light emitting element, and the light emitting element with the addition mark and the subtraction mark is blinked to prompt the input of the adjustment operation. Since the display is performed, it is possible to easily and surely perform the input / output operation required under a specific shooting mode.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an outline of a control system of a camera of the present invention.
FIG. 2 is an external perspective view of a camera.
FIG. 3 is a schematic view showing a rear surface of the camera.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a mode setting button in a mode setting standby state.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a mode setting button in a strobe mode setting state.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing a display on a liquid crystal display panel that changes by changing the strobe mode in the strobe mode setting state.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing a display on a liquid crystal display panel that changes by changing the strobe mode in a state where the focus mode is set to infinity.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing a display on a liquid crystal display panel in a self-timer setting.
FIG. 9 is an explanatory diagram showing a display on a liquid crystal display panel when the number of remaining film frames is two under the self-timer setting.
FIG. 10 is an explanatory diagram showing a display on the liquid crystal display panel in the focus mode setting.
FIG. 11 is an explanatory diagram showing LED display when the manual focus mode is set.
FIG. 12 is an explanatory diagram showing a display on the liquid crystal display panel when the strobe mode is set to pre-flash and switched to infinity.
FIG. 13 is an explanatory diagram showing a display on the liquid crystal display panel when the set distance is changed from the initial value to infinity in the manual focus mode.
FIG. 14 is an explanatory diagram showing a display on the liquid crystal display panel when the latch mode is set to infinity.
FIG. 15 is an explanatory diagram showing the display on the liquid crystal display panel when the focus mode is set in the manual focus mode.
FIG. 16 is an explanatory diagram showing an LED display in an exposure correction setting state.
FIG. 17 is an explanatory diagram showing a display on a liquid crystal display panel in an exposure correction setting state.
FIG. 18 is an explanatory diagram showing an LED display when the exposure correction setting is OFF.
FIG. 19 is an explanatory diagram showing a display on the liquid crystal display panel showing how the exposure correction value is changed.
FIG. 20 is an explanatory diagram showing a display on the liquid crystal display panel when the exposure correction value is set to “0.0” EV and the setting is completed.
FIG. 21 is an explanatory diagram showing a display on a liquid crystal display panel in a latch mode in exposure correction setting.
FIG. 22 is an explanatory diagram showing a display on a liquid crystal display panel when ON / OFF of exposure correction setting is performed.
FIG. 23 is an explanatory diagram showing a display on a liquid crystal display panel in a date imprinting mode.
FIG. 24 is an explanatory diagram showing a display on a liquid crystal display panel in a date correction state.
FIG. 25 is an explanatory diagram showing a region of a mode setting button that is pressed when correcting a date.
FIG. 26 is an explanatory diagram showing a display on the liquid crystal display panel when a nonexistent day is set in the date correction state.
FIG. 27 is an explanatory diagram showing LEDs that blink during a self-timer operation.
FIG. 28 is an explanatory diagram showing a display on the liquid crystal display board indicating a state where the shutter button is fully pressed during manual focus.
FIG. 29 is an explanatory diagram showing a display on the liquid crystal display panel when both manual focus and exposure correction are set.
FIG. 30 is an explanatory diagram showing a display on the liquid crystal display panel when the set distance before the start of zooming operation is outside the manual focus setting range.
FIG. 31 is an explanatory diagram showing a display on a liquid crystal display panel when a mode shift operation button is pressed in a manual focus setting distance out-of-range warning state.
FIG. 32 is an explanatory diagram showing a display on a liquid crystal display panel when a focus mode change operation is performed from a manual focus setting distance out-of-range warning state.
FIG. 33 is an explanatory diagram showing a display on the liquid crystal display panel when the shutter button is half-pressed from the manual focus setting distance range out-of-range warning state and the shutter button is fully pressed.
FIG. 34 is an explanatory diagram showing a symbol example of a mode setting button.
FIG. 35 is a flowchart showing a sequence after the main switch is turned on.
FIG. 36 is a flowchart showing a sequence of mode setting processing.
FIG. 37 is a flowchart showing a strobe mode setting sequence.
FIG. 38 is a flowchart showing a sequence for setting a self-timer mode.
FIG. 39 is a flowchart showing a focus mode setting sequence.
FIG. 40 is a flowchart showing an exposure correction setting sequence.
FIG. 41 is a flowchart showing a date setting sequence;
FIG. 42 is a flowchart illustrating a zoom processing sequence.
FIG. 43 is a flowchart showing a release process sequence;
FIG. 44 is a flowchart showing a sequence in a manual focus mode.
45 is a plan view showing a cover and an electrical contact covering a flexible substrate that constitutes a mode setting button. FIG.
FIG. 46 is a plan view showing a flexible substrate that constitutes a mode setting button.
47 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 45 showing the structure of the mode setting button.
48 is a cross-sectional view showing a state where the operating member is operated from the state shown in FIG. 47. FIG.
FIG. 49 is an explanatory view showing an embodiment of a mode setting button in which an operation member is formed of a light transmissive resin.
FIG. 50 is an explanatory diagram showing an embodiment in which a mode setting button is configured from a plurality of operation units.
[Explanation of symbols]
10 Camera
12 Electric zoom lens
13 Lens barrier
22 Shutter button
24 Back cover
30, 114, 119 Mode setting buttons
30a, 111 operation members
31-34 LED
35 Mode shift operation button
38 LCD panel
39 Date change operation button
40 Microcomputer
41-45, 51 mark
47 dating
61 Exposure compensation value
71,72 Variable magnification mark
73-76 Mode mark
77 Addition mark
78 Subtraction mark
81 cover
82 Flexible substrate
99 Electrical contact
115-118, 120-122 operation unit
L M Set distance
Lz Minimum shooting distance

Claims (9)

１個の操作部材を分割して各々の領域にそれぞれ異なった撮影モードを表すモードマークを付し、撮影モードの変更操作が許容されたときにいずれかの領域を押圧操作することによって、モードマークに対応した撮影モードへの変更が行われるカメラにおいて、
継続した押圧操作が行われる間に、前記操作部材の少なくともいずれかの領域に対する押圧操作が撮影モードの変更入力として有効に受け付けられる状態に保つモードシフト操作部と、前記操作部材の周囲を取り囲み、かつ各々のモードマークに近接するようにそれぞれ配置された発光素子とを備え、前記モードシフト操作部が押圧されたときには選択可能な撮影モードのモードマークに対応して設けられた発光素子を点灯させ、撮影モードの変更入力が有効に受け付けられる操作部材の領域を指示することを特徴とするカメラ。A mode mark is obtained by dividing one operating member and attaching a mode mark indicating a different shooting mode to each area, and pressing any area when a change operation of the shooting mode is permitted. In cameras that change to the shooting mode corresponding to
Surrounding the operation member, a mode shift operation unit that maintains a state in which a pressing operation on at least one region of the operation member is effectively received as a change input of a shooting mode while the continuous pressing operation is performed, And a light emitting element arranged so as to be close to each mode mark, and when the mode shift operation unit is pressed, the light emitting element provided corresponding to the mode mark of the selectable photographing mode is turned on. A camera that indicates a region of an operation member in which a change input of a shooting mode is effectively accepted. １個の操作部材を放射状に少なくとも３分割して各々の領域にそれぞれ異なった撮影モードを表すモードマークを付し、撮影モードの変更操作が許容されたときにいずれかの領域を押圧操作することによって、モードマークに対応した撮影モードへの変更が行われるカメラにおいて、
継続した押圧操作が行われる間に、前記操作部材の少なくともいずれかの領域に対する押圧操作が撮影モードの変更入力として有効に受け付けられる状態に保つモードシフト操作部と、前記操作部材の周囲を取り囲み、かつ各々のモードマークに近接するようにそれぞれ配置された発光素子とを備え、前記モードシフト操作部が押圧されたときには選択可能な撮影モードのモードマークに対応して設けられた発光素子を点灯させ、撮影モードの変更入力が有効に受け付けられる操作部材の領域を指示することを特徴とするカメラ。One operating member is radially divided into at least three parts, each region is provided with a mode mark indicating a different photographing mode, and any region is pressed when the photographing mode changing operation is permitted. With a camera that changes to the shooting mode corresponding to the mode mark,
Surrounding the operation member, a mode shift operation unit that maintains a state in which a pressing operation on at least one region of the operation member is effectively received as a change input of a shooting mode while the continuous pressing operation is performed, And a light emitting element arranged so as to be close to each mode mark, and when the mode shift operation unit is pressed, the light emitting element provided corresponding to the mode mark of the selectable photographing mode is turned on. A camera that indicates a region of an operation member in which a change input of a shooting mode is effectively accepted. 前記モードシフト操作部の押圧操作期間中に前記領域のいずれかの押圧操作により撮影モードが有効に選択されたときには、選択された撮影モードを表すモードマークに近接した発光素子のみを連続点灯するとともに他の発光素子を消灯させ、かつ前記モードシフト操作部の押圧を解除しても前記発光素子の連続点灯を継続させて選択された撮影モードの表示を行うことを特徴とする請求項１または２記載のカメラ。  When the shooting mode is effectively selected by pressing any of the areas during the pressing operation period of the mode shift operation unit, only the light emitting element adjacent to the mode mark indicating the selected shooting mode is continuously lit. 3. The selected photographing mode is displayed by turning off the other light emitting elements and continuously turning on the light emitting elements even when the pressing of the mode shift operation unit is released. The listed camera. １個の操作部材を放射状に少なくとも３分割して各々の領域にそれぞれ異なった撮影モードを表すモードマークを付し、撮影モードの変更操作が許容されたときにいずれかの領域を押圧操作することによって、モードマークに対応した撮影モードへの変更が行われるカメラにおいて、
一回目の押圧操作によって、前記操作部材の少なくともいずれかの領域に対する押圧操作が撮影モードの変更入力として有効に受け付けられる状態に切り換え、二回目の押圧操作によって、前記操作部材の押圧操作によって決定された撮影モードへの設定が行われるモードシフト操作部と、前記操作部材の周囲を取り囲み、かつ各々のモードマークに近接するようにそれぞれ配置された発光素子とを備え、前記モードシフト操作部の一回目の押圧により選択可能な撮影モードのモードマークに対応して設けられた発光素子を点灯させて撮影モードの変更入力が有効に受け付けられる操作部材の領域を指示し、モードシフト操作部の二回目の押圧により設定された撮影モードに対応する発光素子のみを点灯させ、かつ他の発光素子を消灯して設定された撮影モードの表示を行うことを特徴とするカメラ。One operating member is radially divided into at least three parts, each region is provided with a mode mark indicating a different photographing mode, and any region is pressed when the photographing mode changing operation is permitted. With a camera that changes to the shooting mode corresponding to the mode mark,
The first pressing operation switches to a state in which a pressing operation on at least one region of the operation member is effectively accepted as a change input of the shooting mode, and the second pressing operation is determined by the pressing operation of the operation member. A mode shift operation unit for setting a shooting mode and a light emitting element that surrounds the operation member and is disposed so as to be close to each mode mark. The light emitting element provided corresponding to the mode mark of the shooting mode that can be selected by pressing the second time is turned on to indicate the area of the operation member where the change input of the shooting mode is effectively accepted, and the second time of the mode shift operation unit Turn on only the light emitting elements corresponding to the shooting mode set by pressing and turn off the other light emitting elements. Camera, characterized in that the display of the shooting mode that has been. 前記発光素子の２個に近接して加算マークと減算マークとを付し、有効に選択された撮影モード下において加減操作入力が要求されるときには、前記加算マーク及び減算マークを付した発光素子に対応する操作部材の各領域が加減入力部に切り換えられるとともに、前記発光素子の連続点灯により選択された撮影モードの表示を行い、かつ加算マーク及び減算マークを付した発光素子を点滅させることによって加減操作入力を促す表示を行うことを特徴とする請求項３または４記載のカメラ。  An addition mark and a subtraction mark are attached in proximity to two of the light emitting elements, and when an addition / subtraction operation input is required under an effectively selected shooting mode, the light emitting element with the addition mark and the subtraction mark is attached to the light emitting element. Each area of the corresponding operation member is switched to the addition / subtraction input unit, the selected photographing mode is displayed by continuously lighting the light emitting element, and the light emitting element with the addition mark and the subtraction mark is blinked to adjust. 5. The camera according to claim 3, wherein a display for prompting an operation input is performed. 互いに近接して配置された少なくとも３個の操作部を備え、各々の操作部にそれぞれ異なった撮影モードを表すモードマークを付し、撮影モードの変更操作が許容されたときにいずれかの操作部を押圧操作することによって、モードマークに対応した撮影モードへの変更が行われるカメラにおいて、
継続した押圧操作が行われる間に、少なくともいずれか１個の操作部に対する押圧操作が撮影モードの変更入力として有効に受け付けられる状態に保つモードシフト操作部と、前記操作部の周囲でかつ各々のモードマークに近接するようにそれぞれ配置された発光素子とを備え、前記モードシフト操作部が押圧されたときには選択可能な撮影モードのモードマークに対応して設けられた発光素子を点灯させ、撮影モードの変更入力が有効に受け付けられる操作部を指示することを特徴とするカメラ。At least three operation units arranged close to each other are provided, and each operation unit is provided with a mode mark indicating a different shooting mode, and any of the operation units is permitted when a change operation of the shooting mode is permitted In a camera where the shooting mode corresponding to the mode mark is changed by pressing the
A mode shift operation unit that maintains a state in which a pressing operation on at least one of the operation units is effectively accepted as a change input of a shooting mode while a continuous pressing operation is performed, and around the operation unit and each A light emitting element disposed so as to be close to the mode mark, and when the mode shift operation unit is pressed, the light emitting element provided corresponding to the mode mark of the selectable photographing mode is turned on, and the photographing mode is A camera characterized by indicating an operation unit that can effectively accept a change input. 前記モードシフト操作部の押圧操作期間中に前記操作部のいずれかの押圧操作により撮影モードが有効に選択されたときには、選択された撮影モードを表すモードマークに近接した発光素子のみを連続点灯させるとともに他の発光素子を消灯させ、かつ前記モードシフト操作部の押圧を解除しても前記発光素子の連続点灯を継続させて選択された撮影モードの表示を行うことを特徴とする請求項６記載のカメラ。When the shooting mode is effectively selected by any pressing operation of the operation unit during the pressing operation period of the mode shift operation unit, only the light emitting element adjacent to the mode mark indicating the selected shooting mode is continuously lit. other light-emitting element is turned off, and according to claim 6, characterized in that the display of the mode shifting operation portion shooting mode even if releasing the pressure selected by continuing the continuous lighting of the light emitting element along with Camera. 互いに近接して配置された少なくとも３個の操作部を備え、各々の操作部にそれぞれ異なった撮影モードを表すモードマークを付し、撮影モードの変更操作が許容されたときにいずれかの操作部を押圧操作することによって、モードマークに対応した撮影モードへの変更が行われるカメラにおいて、
一回目の押圧操作によって、少なくともいずれか１個の操作部に対する押圧操作が撮影モードの変更入力として有効に受け付けられる状態に切り換え、二回目の押圧操作によって、前記操作部の押圧操作によって決定された撮影モードへの設定が行われるモードシフト操作部と、前記操作部の周囲でかつ各々のモードマークに近接するようにそれぞれ配置された発光素子とを備え、前記モードシフト操作部の一回目の押圧により選択可能な撮影モードのモードマークに対応して設けられた発光素子を点灯させて撮影モードの変更入力が有効に受け付けられる操作部を指示し、モードシフト操作部の二回目の押圧により設定された撮影モードに対応する発光素子のみを点灯させ、かつ他の発光素子を消灯して設定された撮影モードの表示を行うことを特徴とするカメラ。At least three operation units arranged close to each other are provided, and each operation unit is provided with a mode mark indicating a different shooting mode, and any of the operation units is permitted when a change operation of the shooting mode is permitted In a camera where the shooting mode corresponding to the mode mark is changed by pressing the
The first pressing operation switches to a state where the pressing operation for at least one of the operation units is effectively accepted as the change input of the shooting mode, and the second pressing operation is determined by the pressing operation of the operation unit. A first-time pressing of the mode shift operation unit, comprising: a mode shift operation unit for setting the shooting mode; and a light emitting element arranged around the operation unit and close to each mode mark. The light emitting element provided corresponding to the mode mark of the shooting mode that can be selected by turning on the light indicates the operation unit that can effectively accept the change input of the shooting mode, and is set by the second press of the mode shift operation unit. Only the light emitting element corresponding to the selected shooting mode is turned on and the other shooting elements are turned off to display the set shooting mode. Camera that characterized the door. 前記発光素子の２個に近接して加算マークと減算マークとを付し、有効に選択された撮影モード下において加減操作入力が要求されるときには、前記加算マーク及び減算マークを付した発光素子に対応する操作部が加減入力部に切り換えられるとともに、前記発光素子の連続点灯により選択された撮影モードの表示を行い、かつ加算マーク及び減算マークを付した発光素子を点滅させることによって加減操作入力を促す表示を行うことを特徴とする請求項７または８記載のカメラ。An addition mark and a subtraction mark are attached in proximity to two of the light emitting elements, and when an addition / subtraction operation input is required under an effectively selected shooting mode, the light emitting element with the addition mark and the subtraction mark is attached to the light emitting element. The corresponding operation unit is switched to the addition / subtraction input unit, and the selected shooting mode is displayed by continuously lighting the light emitting element, and the light emitting element with the addition mark and the subtraction mark blinks to input the adjustment operation input / output. claim 7 or 8, wherein the camera and performs the display which prompts.
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