JP3902695B2 - Guide mechanism for folding revolving door - Google Patents
Guide mechanism for folding revolving door Download PDFInfo
- Publication number
- JP3902695B2 JP3902695B2 JP30766197A JP30766197A JP3902695B2 JP 3902695 B2 JP3902695 B2 JP 3902695B2 JP 30766197 A JP30766197 A JP 30766197A JP 30766197 A JP30766197 A JP 30766197A JP 3902695 B2 JP3902695 B2 JP 3902695B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- guide
- guide pin
- slit
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、室内側から施錠されているときであっても、非常の際に室外側から容易に開放することができる折畳み回転扉のガイド機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
開放時の通路幅を広くすることができ、車椅子を使用する身障者等であっても便利に開閉することができる折畳み回転扉が知られている。
【0003】
このものは、扉枠と、扉枠に並設する回転支柱と、回転支柱の上下に付設する支持アームに対して回転自在に装着する扉とを備えて構成されている。また、扉は、その開閉軌跡を規定するために扉枠の上部にガイドレールを設け、ガイドレールに係合するガイドピンを上部の適当な位置に備えている。扉は、回転支柱から遠い側を室内側から前方に押すことにより、回転支柱に近い側が室内側に後退するとともに全体が回転支柱に接近しながら回転し、扉枠に直角に開くことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来技術によるときは、扉は、室内側から施錠すると、室内の使用者が倒れるなどの非常事態が発生した場合であっても、室外側から全く開放することができないという問題があった。扉を支持する回転支柱や支持アーム等の部材が室外側に全く露出してないからである。
【0005】
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、室外側から取外し可能なガイドピンを採用することによって、非常の際に扉を室外側から容易に開放することができる折畳み回転扉のガイド機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、扉を回転自在に支持する水平揺動自在の支持アームと、扉枠の上枠に下向きに付設するガイドレールと、扉の上端の室外側に取外し可能に取り付け、ガイドレールに係合するガイドローラを上端に付設するガイドピンとを備えてなり、ガイドピンを扉の室外側から取り外すと、ガイドピン、ガイドレールによる開閉軌跡から扉が解放され、施錠用の閂部材を竪枠の係合孔から抜き取るように扉を移動させることにより、室内側から施錠されている扉を室外側から開放可能であることをその要旨とする。
【0007】
なお、ガイドピンは、スリットを形成するブラケットを介して扉に取り付けることができる。
【0008】
また、スリットは、扉と直角に形成し、ガイドレールは、扉の閉鎖状態においてガイドピンに対応する切欠きを有することができる。
【0009】
また、スリットは、扉と平行に形成してもよい。
【0011】
【作用】
かかる発明の構成によるときは、ガイドピンは、扉の室外側に取り付けられており、扉枠に下向きに付設するガイドレールに対して下方から係合している。そこで、扉は、ガイドピンを取り外し、ガイドレールによる開閉軌跡から解放することにより、室内側から施錠されている場合であっても、室外側から容易に開放することができる。
【0012】
スリット付きのブラケットを介してガイドピンを扉に取り付ければ、ガイドピンは、ブラケットのスリットに沿って移動させることにより、一層容易に取り外すことができる。
【0013】
スリットを扉と直角に形成すれば、ガイドピンは、スリットに沿って移動させ、ガイドレールの切欠きを介してガイドレールの外側に引き出すようにして取り外すことができる。
【0014】
スリットを扉と平行に形成すれば、ガイドピンは、スリットに沿ってガイドレールと平行に移動させ、ブラケットから外れた時点において下方に抜き取ればよく、一層簡単に取り外すことができる。
【0015】
ガイドローラを介してガイドピンをガイドレールに係合させるときは、ガイドピンは、ガイドレール内において傾斜させ易く、ガイドレールから外し易い上、扉の開閉に要する力を小さくし、扉の操作性を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
【0017】
折畳み回転扉のガイド機構は、扉31を支持する上下の支持アーム22、23と、扉31に取り付けるガイドピン11と、扉枠40に付設するガイドレール13とを主要部材としてなる(図1)。ただし、支持アーム22、23は、扉枠40の竪枠41に並設する回転支柱21の両端に付設されている。
【0018】
扉枠40は、左右の竪枠41、42、上枠43により門形に形成され、壁Wに固定して床Fに立設されている。また、竪枠41、42は、床Fに埋設する下枠44を介し連結されている。竪枠41は、取付材41a、表面材41b、41c、補強材41d、取付材41eを組み合わせて形成されている(図2)。また、表面材41bの前側には、パッキン材41fが付設されており、表面材41cの先端部には、取付材41eとの間に戸当り41gが付設されている。
【0019】
竪枠42は、取付材42a、表面材42b、取付材42cを組み合わせて形成されている(図3)。また、戸当り42dは、取付材42cの内側に収納するようにして付設されている。
【0020】
上枠43は、取付材43a、表面材43b、補強材43cを組み合わせて構成されている(図4)。表面材43bには、竪枠41側の内面に補強材43dが固定されている。
【0021】
扉31は、枠状に連結する補強材31a、31a…と、室内側、室外側の表面に付設する装飾板31b、31bと、補強材31a、31a…、装飾板31b、31b内に設ける芯材31cとから構成されている(図2、図3)。また、扉31の両側端面には、エッジ材31d、31dが付設されている。
【0022】
扉31は、竪枠41側の室内側に押板32を付設し(図1、図2)、竪枠42側の両面に操作ハンドル33、33が配置されている(図1、図3)。また、操作ハンドル33、33の下には、ロックハンドル34が組み付けられている。操作ハンドル33、33は、扉31を開放する際に、ラッチ33aを竪枠42側の図示しない係合穴から外すことができる。また、ロックハンドル34は、扉31の側端面から閂部材34aを出没させ、扉31を室内側から施錠し、解錠することができる。
【0023】
回転支柱21は、竪枠41の前面側に並設されている(図1、図2)。回転支柱21は、角パイプ材からなり(図2、図4)、上下の保持ピン45、45、ピン受け45a、45aを介して竪枠41の隅部に回転自在に収納されている。
【0024】
上部のピン受け45aは、平板状に形成され、止め板45bを介して上枠43の表面材43bの下面にねじ止めされている。上部の保持ピン45は、上部のピン受け45aに下向きに立設され、回転支柱21のプラグ21aに回転自在に挿入されている。下部のピン受け45aは、アングル材からなり、止め板45bを介して竪枠41の補強材41dにねじ止めされている。下部の保持ピン45は、ピン受け45aに上向きに立設され、ベアリング21bを介して回転支柱21のプラグ21aに回転自在に挿入されている。なお、ベアリング21bは、ストップリング21cを介して保持されている。回転支柱21は、上下の保持ピン45、45を回転支柱21の軸心上に正しく配設することにより、保持ピン45、45のまわりに左右に回転することができる。
【0025】
支持アーム22、23は、回転支柱21の上端、下端に水平に突設されている(図1)。支持アーム22、23は、それぞれ扉枠40の全幅の1/2以下の長さに設定されている。支持アーム22は、断面縦長の角パイプ材からなり(図5)、支持アーム23は、平板材からなっている。なお、支持アーム22の先方には、上枠43と扉31との間を閉鎖する装飾材43fが上枠43に組み付けられている(図1)。支持アーム22、23は、回転支柱21を介し、保持ピン45、45のまわりに水平揺動することができる。
【0026】
支持アーム22の先端部には、上の連結ピン25が下向きに付設されている。連結ピン25は、上端に鍔を有し、下部に雄ねじ部が形成されている。連結ピン25は、ベアリング受け25bを介して保持するスラストベアリング25aに挿入されており、扉31の補強材31aに付設する連結プレート36にねじ込まれている。なお、支持アーム22の上面には、連結ピン25に対応して開口部22aが形成されている。一方、支持アーム23の先端部には、下の連結ピン25が上向きに立設されており、連結ピン25は、ベアリング35を介して扉31の補強材31aに回転自在に挿入されている。そこで、支持アーム22は、上の連結ピン25を介して扉31を吊下することができ、扉31は、上下の連結ピン25、25、支持アーム22、23を介し、回転自在に支持されている。
【0027】
ガイドレール13は、扉枠40の室外側において、扉枠40の全幅に亘って上枠43の下面に付設されている(図1、図5)。ガイドレール13は、下向きのコ字状の溝13aを有する押出形材によって形成されており(図5、図6)、上枠43の表面材43bに形成する張出部43eにねじ止めされている。ただし、張出部43eには、支持材43gが収納されている。
【0028】
ガイドピン11は、扉31の上端において、ブラケット12を介して室外側に取り付けられている(図1、図7)。ただし、図7(B)は、同図(A)のZ矢視相当図である。ガイドピン11は、ガイドレール13の溝13aに係合するガイドローラ11aが上端に付設されており、袋ナット11bを介してブラケット12に立設されている。なお、ブラケット12には、ガイドピン11を固定するスリット12aが扉31と直角に形成されており、ブラケット12は、止めねじ12b、12b…を介し、扉31にねじ止めされている。また、ブラケット12には、着脱可能なカバー12cが付属している。
【0029】
ガイドレール13には、切欠き13bが形成されている(図6、図7)。切欠き13bは、扉31の閉鎖状態においてガイドピン11に対応する。そこで、ガイドピン11は、カバー12cを外して袋ナット11bを取り外し、スリット12aに沿って室外側に移動させ、切欠き13bを介して外部に引き出すことにより(図6の矢印K7 方向)、扉31から取り外してガイドレール13との係合を解除することができる(同図の二点鎖線)。ただし、ガイドピン11は、袋ナット11bを螺合する雄ねじ部の基部に対し、スリット12aに適合する角柱部11cを形成して適切な回り止めがなされている。
【0030】
施錠されていない扉31は、閉鎖状態において(図8の実線)、回転支柱21から遠い側、すなわち操作ハンドル33側を室外側に押すことにより(同図の矢印K1 方向)、連結ピン25、25のまわりに回転し、同時に、回転支柱21が保持ピン45、45のまわりに回転することによって支持アーム22、23が室内側に回転する(同図の矢印K2 方向)。扉31は、ガイドピン11、ガイドレール13によって左右の動きが規制されており、連結ピン25、25のまわりに回転すると同時に、ガイドピン11が回転支柱21に向けて進行し(同図の矢印K3 方向)、全体として回転支柱21側に移動するからである。そこで、扉31は、扉枠40に対して斜めに位置する半開状態を経て(同図の一点鎖線)、回転支柱21側の竪枠41の内面に十分接近して扉枠40に直角に全開することができる(同図の二点鎖線)。
【0031】
全開後の扉31は、押板32側を外側に押し(同図の矢印K4 方向)、または、操作ハンドル33側を内側に引くことにより(同図の矢印K5 方向)、開放時の軌跡を通って元の状態に閉じることができる。なお、閉鎖中の扉31を室外側から開放するには、操作ハンドル33側を手前に引けばよい(同図の矢印K6 方向)。
【0032】
扉31は、室内側から施錠されているときであっても、非常の際に室外側から強制的に開放することができる(図9)。
【0033】
すなわち、扉31は、ガイドピン11を取り外してガイドピン11、ガイドレール13による開閉軌跡から解放した上、回転支柱21に近い側、すなわち連結ピン25、25の近傍を室内側に押すことにより(同図の矢印K8 方向)、支持アーム22、23が室内側に回転し(同図の矢印K9 方向)、施錠用の閂部材34aを竪枠42の係合穴から抜き取るように斜めに移動させることができる(同図の一点鎖線)。そこで、扉31は、さらに操作ハンドル33側を室外側に引くことにより(同図の矢印K10方向)、連結ピン25、25を中心として回転し、全開に開放することができる(同図の二点鎖線)。また、扉31は、さらに支持アーム22、23を同図の矢印K9 方向に回転させることにより、図8の二点鎖線の状態に開くことも可能である。ただし、扉31は、室内の患者の状態、特に室内のどの位置において動けなくなっているかによって、支持アーム22、23の回転角度、扉31の開き角度を状況に合わせて決めればよい。
【0034】
【他の実施の形態】
ブラケット12のスリット12aは、扉31と平行に形成してもよい(図10)。なお、このときのガイドレール13は、切欠き13bを省略してもよい。ガイドピン11は、袋ナット11bを緩め、スリット12aに沿って移動させ(同図の二点鎖線)、スリット12aから外れた位置において下方に取り外すことにより、ガイドレール13との係合を解除することができる。
【0035】
なお、図6、図10において、ガイドピン11は、ブラケット12を固定する止めねじ12b、12b…を外すことにより、扉31から取り外してもよい。
【0036】
ブラケット12は、扉31に付設する台形ベース14に対し、着脱自在に装着してもよい(図11)。ただし、台形ベース14は、横断面台形に形成されており、止めねじ14b、14b…を介して扉31にねじ止めされている。
【0037】
台形ベース14には、上部が横向きに屈曲する下部開放の係合凹部14aが形成されている。一方、ブラケット12は、台形ベース14に適合する上部開放の台形溝12dが裏面側に形成されており、正面中央部には、横長の長孔12eが形成されている。なお、長孔12eには、ワッシャ12f1 、角ナット12f2 を伴う止めねじ12fが挿入されている。止めねじ12fは、通常のねじ回しの他、硬貨を含む板状の部材によって回転させることができ、角ナット12f2 は、台形ベース14の係合凹部14aに収納し得るものとする。
【0038】
そこで、ブラケット12は、ガイドローラ11a付きのガイドピン11をスリット12aに立設した上、台形ベース14の下方から、台形ベース14を台形溝12dに挿入するようにして上向きに移動させ、角ナット12f2 を係合凹部14aに挿入して係合させるとともに、係合凹部14aの上端部において止めねじ12f、角ナット12f2 を横移動させ、止めねじ12fを締め付けることにより、扉31に固定することができる。また、ブラケット12は、止めねじ12fを緩め、止めねじ12f、角ナット12f2 を係合凹部14aに沿って移動させ、台形ベース14から下方に抜き取るようにして取り外し、ガイドピン11を扉31から取り外すことができる。
【0039】
ブラケット12は、止めねじ12f、角ナット12f2 に代えて、手動操作形のフック12gを介して台形ベース14に装着してもよい(図12)。フック12gは、支持ピン12g1 を介し、ブラケット12に形成する長孔12g2 に揺動自在に収納されている。また、台形ベース14には、フック12gの上端の鈎部分が係合する段部14cが形成されており、フック12gの下部を外側に向けて付勢する板ばね14dが付設されている。ブラケット12の下端には、ボール12h1 を介してブラケット12を下方に付勢する圧縮ばね12hが組み込まれており、圧縮ばね12hは、ねじプラグ12h2 を介してセットされている。
【0040】
ブラケット12は、圧縮ばね12hを押し縮めるようにして全体を僅かに上方に押し上げ(図12の二点鎖線)、板ばね14dに抗してフック12gの下部を押し込むことによりフック12gを段部14cから外し(同)、そのまま全体を引き下げて台形ベース14から抜き取るようにして、ガイドピン11とともに扉31から取り外すことができる。
【0041】
ブラケット12は、回転式の係合部材12mと、係合部材12mを回転操作するキャップ12nとを介して取外し可能としてもよい(図13)。ただし、同図(A)は、ブラケット12の横断面相当図であり、同図(B)は、同図(A)のA−A線矢視相当断面図である。
【0042】
係合部材12mは、棒状の係合部12m1 に軸12m2 を付設し、全体としてT字状に形成されている。なお、軸12m2 の先端部には、セレーション形の係合爪12m3 が形成されている。キャップ12nは、係合部材12mの係合爪12m3 に適合する係合爪12n1 が内面に形成されており、圧縮ばね12n2 を介して外側に付勢されている。ただし、キャップ12nは、止め輪12n3 を介して抜け止めされている。台形ベース14には、下部開放の係合凹部14eが形成されており、係合凹部14eの上端には、係合部材12mの係合部12m1 が旋回可能な円形部14e1 が付設されている。
【0043】
キャップ12nは、圧縮ばね12n2 に抗して押し操作することにより、係合爪12n1 、12m3 が係合して係合部材12mの軸12m2 に連結することができる。そこで、キャップ12nを介して係合部材12mを90゜回転させると、係合部材12mの係合部12m1 が台形ベース14の係合凹部14eと平行になり(図13(B)の二点鎖線)、ブラケット12は、そのまま台形ベース14の下方に抜き取るようにして取り外すことができる。
【0044】
なお、扉31は、図1に拘らず、適当な位置に切窓を形成し、通気用のガラリを設けてもよい。ガラリは、室内の非常事態を外部に音声により伝え易くすることができる。
【0045】
また、この発明は、室内に患者が閉じ込められるような非常事態が発生し易い車椅子用のトイレブース等に対し、特に好適に使用することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、扉の室外側から取外し可能なガイドピンを設けることによって、扉は、室内側から施錠されている場合であっても、ガイドピンを取り外して室外側から容易に開放することができるから、非常の際において室内の患者を速やかに救出することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体正面図
【図2】 図1のX1 −X1 線矢視相当拡大断面図
【図3】 図1のX2 −X2 線矢視相当拡大断面図
【図4】 図1のX3 −X3 線矢視相当拡大断面図
【図5】 図1のX4 −X4 線矢視相当拡大断面図
【図6】 図5のY矢視相当斜視説明図
【図7】 図6の要部構成図
【図8】 動作説明図(1)
【図9】 動作説明図(2)
【図10】 他の実施の形態を示す図6相当図
【図11】 他の実施の形態を示す要部分解斜視説明図
【図12】 他の実施の形態を示す要部縦断面説明図
【図13】 他の実施の形態を示す要部構成説明図
【符号の説明】
11…ガイドピン
11a…ガイドローラ
12…ブラケット
12a…スリット
13…ガイドレール
13b…切欠き
22、23…支持アーム
31…扉
40…扉枠[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a guide mechanism for a folding revolving door that can be easily opened from the outdoor side in an emergency even when locked from the indoor side.
[0002]
[Prior art]
A folding revolving door that can widen the passage width when opened and can be conveniently opened and closed even by a disabled person using a wheelchair is known.
[0003]
This is configured to include a door frame, a rotating support column arranged in parallel with the door frame, and a door that is rotatably mounted on support arms attached to the upper and lower sides of the rotating support column. The door is provided with a guide rail at the upper part of the door frame in order to define the opening / closing locus thereof, and a guide pin that engages with the guide rail is provided at an appropriate position on the upper part. The door can be opened at a right angle to the door frame by pushing the side far from the rotating column forward from the indoor side and the side close to the rotating column retreats to the indoor side and rotates as a whole approaches the rotating column.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
According to such a conventional technique, there is a problem that when the door is locked from the indoor side, it cannot be opened from the outside of the room at all even in the case of an emergency such as an indoor user falling down. This is because members such as a rotating column and a supporting arm that support the door are not exposed to the outside of the room.
[0005]
Therefore, in view of the problems of the prior art, an object of the present invention is to provide a folding revolving door that can be easily opened from the outdoor side in an emergency by adopting a guide pin that can be removed from the outdoor side. It is to provide a guide mechanism.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the structure of the present invention includes a horizontally swingable support arm that rotatably supports a door, a guide rail that is attached downward to the upper frame of the door frame, and an outdoor door at the upper end of the door. It is provided with a guide pin attached to the upper end of a guide roller that is removably attached and engages with the guide rail.When the guide pin is removed from the outside of the door, the door is released from the opening and closing locus of the guide pin and the guide rail, The gist of the invention is that the door locked from the indoor side can be opened from the outdoor side by moving the door so that the locking bar member is pulled out from the engagement hole of the frame.
[0007]
The guide pin can be attached to the door via a bracket that forms a slit.
[0008]
The slit may be formed at a right angle to the door, and the guide rail may have a notch corresponding to the guide pin in the closed state of the door.
[0009]
The slit may be formed in parallel with the door.
[0011]
[Action]
According to such a configuration of the invention, the guide pin is attached to the outside of the door and is engaged from below with a guide rail attached downward to the door frame. Therefore, the door can be easily opened from the outdoor side even when locked from the indoor side by removing the guide pin and releasing from the opening and closing locus by the guide rail.
[0012]
If the guide pin is attached to the door via a bracket with a slit, the guide pin can be removed more easily by moving it along the slit of the bracket.
[0013]
If the slit is formed at right angles to the door, the guide pin can be removed by moving along the slit and pulling it out of the guide rail through the notch of the guide rail.
[0014]
If the slit is formed in parallel with the door, the guide pin may be moved in parallel with the guide rail along the slit and extracted downward when removed from the bracket, and can be removed more easily.
[0015]
When the guide pin is engaged with the guide rail via the guide roller, the guide pin can be easily tilted in the guide rail, easily removed from the guide rail, and the force required to open and close the door is reduced, thereby improving the operability of the door. Can be improved.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
The folding rotary door guide mechanism is composed mainly of upper and
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
An upper connecting
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
In the closed state (solid line in FIG. 8), the
[0031]
When the
[0032]
Even when the
[0033]
That is, the
[0034]
[Other embodiments]
The
[0035]
6 and 10, the
[0036]
The
[0037]
The
[0038]
Therefore, the
[0039]
The
[0040]
The
[0041]
The
[0042]
The engaging
[0043]
By pushing the
[0044]
In addition, irrespective of FIG. 1, the
[0045]
In addition, the present invention can be particularly preferably used for a toilet booth for a wheelchair or the like in which an emergency such as a patient being trapped in a room is likely to occur.
[0046]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, by providing the guide pin that can be removed from the outdoor side of the door, the door is removed from the outdoor side even when the door is locked from the indoor side. Therefore, there is an excellent effect that the patient in the room can be rescued promptly in an emergency.
[Brief description of the drawings]
[Fig. 1] Overall front view [Fig. 2] Enlarged cross-sectional view corresponding to line X1-X1 in Fig. 1 [Fig. 3] Enlarged cross-sectional view corresponding to line X2-X2 in Fig. 1 [Fig. X3 arrow equivalent enlarged sectional view [FIG. 5] FIG. 1 X4-X4 arrow equivalent enlarged sectional view [FIG. 6] Y arrow equivalent perspective view of FIG. 5 [FIG. FIG. 8 is an operation explanatory diagram (1).
FIG. 9 is an operation explanatory diagram (2).
FIG. 10 is an equivalent view of FIG. 6 showing another embodiment. FIG. 11 is an exploded perspective view of the main part showing another embodiment. FIG. 12 is a vertical cross-sectional view of the main part showing another embodiment. FIG. 13 is a main part configuration explanatory view showing another embodiment.
DESCRIPTION OF
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30766197A JP3902695B2 (en) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | Guide mechanism for folding revolving door |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30766197A JP3902695B2 (en) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | Guide mechanism for folding revolving door |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11141224A JPH11141224A (en) | 1999-05-25 |
JP3902695B2 true JP3902695B2 (en) | 2007-04-11 |
Family
ID=17971734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30766197A Expired - Lifetime JP3902695B2 (en) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | Guide mechanism for folding revolving door |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3902695B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6418777B2 (en) * | 2014-05-01 | 2018-11-07 | カリモク家具株式会社 | Altar |
-
1997
- 1997-11-10 JP JP30766197A patent/JP3902695B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11141224A (en) | 1999-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3902695B2 (en) | Guide mechanism for folding revolving door | |
KR100530698B1 (en) | Lever type door lock for automatic locking | |
JP2001173332A (en) | Mounting device of emergency exit face lattice | |
JP3777431B2 (en) | Locking device with ventilation mechanism for sliding window and sliding window | |
JPS6329084Y2 (en) | ||
JP3540011B2 (en) | Installation method of retrofitting escape grid | |
KR200325757Y1 (en) | Lever type door lock for automatic locking | |
JP4279419B2 (en) | Guard arm lock for sliding door | |
JP2500871Y2 (en) | Diaphragm structure | |
JP3188203B2 (en) | sash | |
JP3247317B2 (en) | Shielding device and sash with shielding device | |
JP2729197B2 (en) | Grid | |
JP3509233B2 (en) | Retrofit grid with escape and security features | |
JP3977702B2 (en) | Sliding door lock device | |
JPS6013989Y2 (en) | Sliding door with ventilation section | |
JPH0145336Y2 (en) | ||
JP4555107B2 (en) | Folding door emergency opening device | |
JP3891320B2 (en) | Shutter for building | |
JPH0435495Y2 (en) | ||
JP3092254U (en) | Security design door system | |
JP3014048U (en) | Lattice device | |
JP2002121949A (en) | Stopper device for lock for care of door | |
JP2591250Y2 (en) | Handle locking mechanism in openable grid locking device | |
JPH0431958Y2 (en) | ||
JP2004162502A (en) | Locking device for face lattice |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041008 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050819 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060829 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061010 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |