JP3901355B2 - Vehicle wiper device - Google Patents

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JP3901355B2 JP23580098A JP23580098A JP3901355B2 JP 3901355 B2 JP3901355 B2 JP 3901355B2 JP 23580098 A JP23580098 A JP 23580098A JP 23580098 A JP23580098 A JP 23580098A JP 3901355 B2 JP3901355 B2 JP 3901355B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/0488Wiper arrangement for crash protection or impact absorption

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のウインドシールドガラス等を払拭する車両用ワイパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のウインドシールドガラスを払拭するワイパ装置は、ワイパアーム&ブレードが取り付けられるピボットシャフトを備えている。ピボットシャフトは、カウルパネルのピボット孔に対応して車体に固定されたピボットホルダに回転可能に支持されており、ピボット孔を貫通して車体内側から外側へ突出して位置している。ピボットシャフトの先端には、ワイパアームが連結されている。このピボットシャフトの回転によりワイパアーム&ブレードが所定範囲で往復回動することで、ウインドシールドガラス面の雨滴等を払拭する構成である。
【0003】
ところで、このようなワイパ装置のワイパピボットでは、ピボットシャフトはピボットホルダによって回転自在に支持されているが、ピボットシャフトの軸方向の抜け止めをワッシャを用いて行う構成のものが提案されている(例えば、実開昭60−261号公報)。
【0004】
前記公報に示されたワイパ装置におけるワイパピボットでは、ピボットシャフトの外周に形成された溝に金属のワッシャをピボットホルダ端面に当接させた状態でCリングを嵌め込んだり、あるいはウェーブワッシャを嵌め込み、これらのワッシャがピボットホルダ端面に係合することで、ピボットシャフトの軸方向の抜け止めがなされている(ピボットホルダから下方へ抜け出る方向の移動が制限されている)。
【0005】
このように、一般的に、ワイパ装置のワイパピボットは、ピボットホルダが車体に固定されており、ピボットシャフトが車体表面より突出しており、このピボットシャフトの先端にワイパブレードが連結されたワイパアームが固定されている。しかもそのピボットシャフトはピボットホルダに対し軸線方向には抜けないように強固に抜け止めが施されている。
【0006】
ここで、このようにワイパピボット(ピボットシャフト)が車体表面より大きく突出していると、車両衝突時に車体が変形して、この変形と共にピボットシャフトがさらに大きく突出してしまい、突起障害が生じる可能性がある。例えば、ウインドシールド下端部に当接して、これを損傷させる可能性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、仮に車両が衝突状態に至った場合であっても部材突出による突起障害が生じる可能性がない車両用ワイパ装置を提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の車両用ワイパ装置は、車体に固定されるピボットホルダと、前記ピボットホルダの先端から突出した状態で前記ピボットホルダの軸孔に回転自在に支持されたピボットシャフトと、基端部が前記ピボットシャフトの先端に連結固定されたワイパアームと、を備え、前記ピボットシャフトの往復回転によって前記ワイパアームを往復回動させる車両用ワイパ装置において、前記ピボットシャフトの外周に取り付けられ、前記ピボットホルダ端面に当接して前記ピボットホルダに対する前記ピボットシャフトの軸方向移動を規制すると共に、前記ピボットシャフト軸方向に所定の荷重が作用したとき破断または変形して前記ピボットホルダに対する前記ピボットシャフトの軸方向移動規制を解除するストッパ部材と、前記ワイパアームの基端部に設けられ、前記ピボットシャフトの前記軸方向移動が所定ストロークに達する途中で前記軸方向移動が妨げられたとき応力が集中して、前記所定の荷重以下の荷重で破断して前記ワイパアームの先端側を基端側から分離する破断部と、を備えたことを特徴としている。
【0009】
請求項1記載の車両用ワイパ装置では、ストッパ部材は所定の耐荷重を有している。ピボットシャフトの軸方向に荷重が加わり、ストッパ部材の耐荷重を越えたとき、ストッパ部材が破断または変形してピボットシャフトのピボットホルダに対する軸方向移動規制が解除される。ピボットシャフトのピボットホルダに対する軸方向移動規制が解除された後には、ピボットシャフトがピボットホルダ内に軸方向移動して押し込まれる。
【0010】
ここで、従来のワイパ装置では、ピボットシャフトの軸方向に大きな力を加えても容易にはピボットシャフトとピボットホルダとを分離・分解できないような軸方向移動規制構造がとられていたが、そもそもピボットシャフトの通常回転作動における軸方向荷重は、軸の径方向荷重に比べて比較的小さい。したがって、前述の如きストッパ部材の耐荷重は、比較的小さな値に設定できる。
【0011】
これにより、通常の作動においてはピボットシャフトが回転自在に支持されて支障無く作動し、限定された範囲の軸方向からの荷重が加わった際には、ピボットシャフトに作用する比較的小さな力でストッパ部材が破断または変形してピボットシャフトのピボットホルダに対する軸方向移動規制が解除され、ピボットシャフトの突出部分がピボットホルダ内に軸方向移動して押し込まれる。
【0012】
このように、例えば車両衝突などで車体が変形してピボットシャフトに所定の耐荷重を越える荷重が作用すると、ピボットシャフトがピボットホルダ内に引っ込み、周辺の車両構造材等の損傷を防止することができる。また、このピボットシャフトの移動により全体的なワイパピボットの姿勢及びワイパアーム基端の姿勢も低くなり、部材突出による突起障害が生じる可能性がない。
【0013】
さらにここで、この車両用ワイパ装置では、ストッパ部材によるピボットシャフトの軸方向移動規制が解除されたときには、ピボットシャフトがピボットホルダ内に軸方向移動して押し込まれるが、この際には、ワイパアームはピボットシャフト先端に固定された状態のままでピボットシャフトと共に軸方向移動してその姿勢を低くする。ここで、ワイパアームの基端部には破断部が設けられており、この破断部(その形成箇所)は脆弱部分(ウィークポイント部)となっている。したがって、ピボットシャフトがワイパアームと共に軸方向移動する際に、ピボットシャフトの軸方向移動が所定ストロークに達する途中でこの軸方向移動が妨げられたときには破断部に応力が集中して、前記所定の荷重(ストッパ部材がピボットシャフトの軸方向移動規制を解除する荷重)以下の荷重で破断部が破断し、ワイパアームの先端側が基端側から分離される。
【0014】
これにより、ピボットシャフトの軸方向移動が妨げられることがなく、その移動ストロークを充分に確保することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1には本発明の実施の形態に係るワイパ装置10の全体構成が断面図にて示されている。また、図2及び図3にはこのワイパ装置10の主要部の詳細が断面図にて示されている。
【0016】
ワイパ装置10は、ピボットホルダ12を備えている。ピボットホルダ12は、例えばアルミニウム合金をダイカスト成形することにより全体として略円筒形に形成されており、軸線方向中間部にはフランジ部14が一体に形成されている。このフランジ部14には取付孔16が設けられており、この取付孔16に挿通された取付ボルトによってピボットホルダ12が車体に固定される。
【0017】
ピボットホルダ12には、ピボットシャフト22が挿通されており、サポート24、及びサポート26を介して回転自在に支持されている。サポート24、26は円筒形に形成されており、一方のサポート24はその端面が、ピボットホルダ12の先端のボス部12A先端面から間隔Sだけ離間して(内側に入り込んで)ピボットホルダ12の軸孔内周面に保持力P2 で圧入固定されている。このサポート24は、後述するストッパ部材としてのワッシャ28によるピボットシャフト22の軸方向移動規制が解除された際に、ピボットホルダ12の軸孔に沿って軸方向移動するピボットシャフト22の軸方向移動を所定ストロークだけ許容しその間にこの移動力を緩衝するようになっている。
【0018】
サポート24、26によって回転自在に支持されたピボットシャフト22は、カウルパネルのピボット孔(図示省略)を貫通して内側から外側へ突出して位置している。
【0019】
ピボットシャフト22の軸線方向中間部、すなわちピボットホルダ12の先端部には、ストッパ部材としてのワッシャ28、及びワッシャ30が設けられている。一方のワッシャ28は、サポート24から間隔Sだけ離間しており、さらにピボットホルダ12外周縁より突出して設けられている。また、他方のワッシャ30は、ピボットシャフト22の軸線方向中間部に装着されたスナップリング32によってピボットシャフト22先端側への移動が阻止されている。これにより、ストッパ部材としてのワッシャ28は、ピボットホルダ12の先端面に当接してピボットホルダ12に対するピボットシャフト22の軸線方向下向きへの移動(ピボットホルダ12から下方へ抜け出る方向の移動)を規制している。
【0020】
ここで、このワッシャ28は、ピボットシャフト22の軸方向に作用する荷重Pが所定値に達するまで規制可能な所定の耐荷重P1 (例えば、980N〜3920N)を有しており、前記入力荷重Pがこの耐荷重P1 を越えたとき、ワッシャ28が破断または変形してピボットホルダ12に対するピボットシャフト22の軸方向移動規制を解除するように構成されている。さらに、このワッシャ28の前記耐荷重P1 は、前述したサポート24の保持力P2 (例えば、490N)より大きく設定されている。
【0021】
さらに、このワッシャ28は、円板状を成し、耐磨耗性に優れ温度依存性が低く、低強度で脆性破壊材である熱可塑性樹脂、例えばポリフェニレンサルファイドを母材とした樹脂製のワッシャである。
【0022】
ピボットホルダ12の先端部(ピボットホルダ12から上方へ突出するピボットシャフト22の上部外周)には、キャップ34が取り付けられている。キャップ34は、略円筒状に形成されており、後端部がピボットホルダ12先端部外周に止着されると共に、前述したワッシャ28の外周突出縁部28Aに係止されて抜け止めされている。また、キャップ34の先端部内周にはシール部36が形成されており、このシール部36がピボットシャフト22の外周に摺動可能に密着している。これにより、キャップ34は、ピボットホルダ12先端部を被覆してピボットシャフト22とピボットホルダ12との間を防水している。
【0023】
以上の構成のワイパ装置10のピボットシャフト22の先端には、ワイパアーム42の基端部がナット44によって取付け固定されている。ワイパアーム42の基端部には、ピボットシャフト22を囲繞する円筒形のスカート部43が形成されている。また、スカート部43近傍のワイパアーム42の基端部下面には、断面逆U字形の破断部45が設けられている。このワイパアーム42は、前述の如くワッシャ28が破断または変形してピボットホルダ12に対するピボットシャフト22の軸方向移動規制が解除された際には、ピボットシャフト22先端に固定された状態のままでこのピボットシャフト22と共に軸方向移動する。さらに、このピボットシャフト22の軸方向移動が所定ストロークに達する途中でこの軸方向移動が妨げられたときには破断部45に応力が集中して、前記ワッシャ28の耐荷重P1 以下の荷重で破断部45が破断してワイパアーム42の先端側を基端側から分離するように構成されている。またさらに、このピボットシャフト22の軸方向移動の所定ストロークエンドにおいては、スカート部43内にピボットホルダ12のボス部12Aを収容するように構成されている。
【0024】
また、ピボットシャフト22の下端にはリンクアーム46が取り付けられており、ワイパ駆動機構(図示省略)に連結されている。ピボットシャフト22の回転によってワイパアーム42が所定範囲で往復回動するようになっている。また、このリンクアーム46のピボットシャフト22への固定により、リンクアーム46がピボットホルダ12の後端面に当接してピボットシャフト22が先端側へ移動することを規制され、上記ストッパ部材としてのワッシャ28との間でピボットシャフト22が軸方向両側に移動することが規制されている。
【0025】
次に本実施の形態の作用を説明する。
【0026】
上記構成のワイパ装置10では、ピボットホルダ12に回転可能に支持されたピボットシャフト22の回転により、ワイパアーム42(ワイパアーム&ブレード)が所定範囲で往復回動して、ウインドシールドガラス面の雨滴等を払拭する。
【0027】
ここで、このワイパ装置10では、ワッシャ28は所定の耐荷重P1 を有している。ピボットシャフト22の軸方向に荷重Pが加わり、ワッシャ28の耐荷重P1 を越えたとき、ワッシャ28(応力破断部40)が破断または変形してピボットシャフト22のピボットホルダ12に対する軸方向移動規制が解除される。ピボットシャフト22の軸方向移動規制が解除された後には、ピボットシャフト22がサポート24と共にピボットホルダ12内に軸方向移動して押し込まれる。さらに、このピボットシャフト22の軸方向移動は、サポート24によって所定ストロークだけ許容されると共に、この間のピボットシャフト22の移動力が緩衝される。
【0028】
この場合、従来のワイパピボットでは、ピボットシャフト22の軸方向に大きな力を加えても容易にはピボットシャフト22とピボットホルダ12とを分離・分解できないような軸方向移動規制構造がとられていたが、そもそもピボットシャフト22の通常回転作動における軸方向荷重は、軸の径方向荷重に比べて比較的小さい。したがって、前述の如きワッシャ28の耐荷重P1 は、比較的小さな値に設定できる。
【0029】
これにより、通常の作動においてはピボットシャフト22が回転自在に支持されて支障無く作動し、限定された範囲の軸方向からの荷重Pが加わった際には、ピボットシャフト22に作用する比較的小さな力でワッシャ28が破断または変形してピボットシャフト22のピボットホルダ12に対する軸方向移動規制が解除され、図4乃至図6に示す如く、ピボットシャフト22の突出部分がピボットホルダ12内に軸方向移動して押し込まれる。なお、図4及び図5においては、キャップ34を省略して示してある。
【0030】
このように、例えば車両衝突などで車体が変形してピボットシャフト22に所定の耐荷重P1 を越える荷重Pが作用すると(作用した荷重のピボットシャフト22軸方向分力が荷重Pであってもよい)、ピボットシャフト22がピボットホルダ12内に引っ込み、この移動によって衝突時の衝撃が緩衝され、周辺の車両構造材等の損傷を防止することができる。また、このピボットシャフト22の移動により全体的なワイパ装置10の姿勢及びワイパアーム42基端の姿勢も低くなり、部材突出による突起障害が生じる可能性がない。
【0031】
さらにここで、このワイパ装置10では、ワッシャ28によるピボットシャフト22の軸方向移動規制が解除されたときには、ピボットシャフト22がピボットホルダ12内に軸方向移動して押し込まれるが、この際には、ワイパアーム42はピボットシャフト22先端に固定された状態のままでピボットシャフト22と共に軸方向移動してその姿勢を低くする。ここで、ワイパアーム42の基端部には破断部45が設けられており、この破断部45(その形成箇所)は脆弱部分(ウィークポイント部)となっている。したがって、ピボットシャフト22がワイパアーム42と共に軸方向移動する際に、ピボットシャフト22の軸方向移動が所定ストロークに達する途中でこの軸方向移動が妨げられたときには(例えば、図4に示すようにウインドシールドガラスGによって軸方向移動が妨げられたときには)破断部45に応力が集中して、前記ワッシャ28の耐荷重P1 (ワッシャ28がピボットシャフト22の軸方向移動規制を解除する荷重)以下の荷重で破断部45が破断し、ワイパアーム42の先端側が基端側から分離される。
【0032】
これにより、ピボットシャフト22の軸方向移動が妨げられることがなく、その移動ストロークを充分に確保することができる。
【0033】
なお、前記実施の形態においては、スカート部43近傍のワイパアーム42の基端部下面に、断面逆U字形の破断部45を設けた構成としたが、破断部の構成はこれに限るものではない。例えば、図7に示す破断部47の如く、ワイパアーム42の基端部上面に設ける構成としてもよく、また、その断面形状も断面逆U字形に限らず断面V字形に形成する構成としてもよい。
【0034】
この場合にも、ピボットシャフト22の軸方向移動が所定ストロークに達する途中でこの軸方向移動が妨げられたときには破断部47に応力が集中して、前記ワッシャ28の耐荷重P1 以下の荷重で破断部47が破断してワイパアーム42の先端側が基端側から分離され、ピボットシャフト22の移動ストロークを充分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るワイパ装置の全体構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るワイパ装置の主要部の詳細を示す縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るワイパ装置の主要部の詳細を示す縦断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るワイパ装置のピボットシャフトがピボットホルダに対し軸方向に相対移動した状態をキャップを省略して示す図1に対応する縦断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るワイパ装置のピボットシャフトがピボットホルダに対し軸方向に相対移動した状態をキャップを省略して示す図2に対応する縦断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るワイパ装置のピボットシャフトがピボットホルダに対し軸方向に相対移動した状態の図3に対応する縦断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るワイパ装置の破断部の他の例を示す図1に対応する縦断面図である。
【符号の説明】
10 ワイパ装置
12 ピボットホルダ
22 ピボットシャフト
28 ワッシャ(ストッパ部材)
42 ワイパアーム
43 スカート部
45 破断部
47 破断部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle wiper device for wiping a windshield glass of an automobile.
[0002]
[Prior art]
A wiper device for wiping a windshield glass of an automobile includes a pivot shaft to which a wiper arm and a blade are attached. The pivot shaft is rotatably supported by a pivot holder fixed to the vehicle body corresponding to the pivot hole of the cowl panel, and is positioned so as to protrude from the inside of the vehicle body to the outside through the pivot hole. A wiper arm is connected to the tip of the pivot shaft. The wiper arm and blade are reciprocally rotated within a predetermined range by the rotation of the pivot shaft, thereby wiping raindrops and the like on the windshield glass surface.
[0003]
By the way, in the wiper pivot of such a wiper device, the pivot shaft is rotatably supported by the pivot holder, but a configuration in which the pivot shaft is prevented from coming off in the axial direction using a washer has been proposed ( For example, Japanese Utility Model Publication No. 60-261).
[0004]
In the wiper pivot in the wiper device disclosed in the above publication, a C-ring is fitted in a groove formed on the outer periphery of the pivot shaft with a metal washer abutting on the end face of the pivot holder, or a wave washer is fitted, These washers are engaged with the end face of the pivot holder, thereby preventing the pivot shaft from coming off in the axial direction (movement in the direction of coming down from the pivot holder is restricted).
[0005]
As described above, in general, the wiper pivot of the wiper device has the pivot holder fixed to the vehicle body, the pivot shaft protrudes from the surface of the vehicle body, and the wiper arm having the wiper blade connected to the tip of the pivot shaft is fixed. Has been. Moreover, the pivot shaft is firmly prevented from coming off from the pivot holder in the axial direction.
[0006]
Here, if the wiper pivot (pivot shaft) protrudes larger than the surface of the vehicle body in this way, the vehicle body is deformed at the time of the vehicle collision, and the pivot shaft protrudes further with this deformation, which may cause a protrusion failure. is there. For example, it may come into contact with the lower end of the windshield and damage it.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above facts, an object of the present invention is to provide a vehicle wiper device in which there is no possibility of a protrusion failure due to protrusion of a member even if the vehicle reaches a collision state.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a vehicle wiper device, a pivot holder fixed to a vehicle body, a pivot shaft rotatably supported in a shaft hole of the pivot holder in a state of protruding from a tip end of the pivot holder, A wiper arm having an end connected to and fixed to the tip of the pivot shaft, wherein the wiper arm is reciprocally rotated by reciprocating rotation of the pivot shaft. Axial movement of the pivot shaft relative to the pivot holder by abutting against the holder end surface, and breaking or deformation when a predetermined load is applied in the pivot shaft axial direction, and the axial direction of the pivot shaft relative to the pivot holder A stopper member for canceling the movement restriction; It is provided at the base end of the arm, and stress is concentrated when the axial movement of the pivot shaft is interrupted in the middle of reaching the predetermined stroke, so that it breaks at a load below the predetermined load. And a break portion that separates the distal end side of the wiper arm from the proximal end side.
[0009]
In the vehicle wiper device according to the first aspect, the stopper member has a predetermined load resistance. When a load is applied in the axial direction of the pivot shaft and the load resistance of the stopper member is exceeded, the stopper member is broken or deformed and the axial movement restriction of the pivot shaft relative to the pivot holder is released. After the restriction of the axial movement of the pivot shaft with respect to the pivot holder is released, the pivot shaft is moved axially into the pivot holder and pushed.
[0010]
Here, in the conventional wiper device, the axial movement restriction structure has been adopted so that the pivot shaft and the pivot holder cannot be easily separated and disassembled even if a large force is applied in the axial direction of the pivot shaft. The axial load in the normal rotation operation of the pivot shaft is relatively small compared to the radial load of the shaft. Therefore, the load resistance of the stopper member as described above can be set to a relatively small value.
[0011]
Thus, in normal operation, the pivot shaft is rotatably supported and operates without any trouble. When a load from a limited range of axial direction is applied, the stopper is operated with a relatively small force acting on the pivot shaft. When the member is broken or deformed, the axial movement restriction of the pivot shaft with respect to the pivot holder is released, and the protruding portion of the pivot shaft is axially moved and pushed into the pivot holder.
[0012]
In this way, for example, when the vehicle body is deformed due to a vehicle collision or the like and a load exceeding a predetermined load resistance acts on the pivot shaft, the pivot shaft is retracted into the pivot holder, thereby preventing damage to surrounding vehicle structural materials and the like. it can. Further, the movement of the pivot shaft also lowers the overall wiper pivot posture and the wiper arm proximal end posture, and there is no possibility of causing a projection failure due to member protrusion.
[0013]
Further, in this vehicle wiper device, when the axial movement restriction of the pivot shaft by the stopper member is released, the pivot shaft is axially moved and pushed into the pivot holder. In this case, the wiper arm is The posture is lowered by moving in the axial direction together with the pivot shaft while being fixed to the tip of the pivot shaft. Here, the base end portion of the wiper arm is provided with a breakage portion, and the breakage portion (the formation portion thereof) is a weak portion (weak point portion). Therefore, when the pivot shaft moves together with the wiper arm in the axial direction, when the axial movement of the pivot shaft is interrupted in the middle of reaching the predetermined stroke, stress concentrates on the fracture portion and the predetermined load ( The fracture portion is broken by a load equal to or less than the load (the load at which the stopper member cancels the axial movement restriction of the pivot shaft), and the distal end side of the wiper arm is separated from the proximal end side.
[0014]
Thus, the movement of the pivot shaft in the axial direction is not hindered, and the movement stroke can be sufficiently secured.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a sectional view showing the overall configuration of a wiper apparatus 10 according to an embodiment of the present invention. 2 and 3 show details of the main part of the wiper device 10 in cross-sectional views.
[0016]
The wiper device 10 includes a pivot holder 12. The pivot holder 12 is formed in a substantially cylindrical shape as a whole by die-casting an aluminum alloy, for example, and a flange portion 14 is integrally formed at an intermediate portion in the axial direction. The flange portion 14 is provided with a mounting hole 16, and the pivot holder 12 is fixed to the vehicle body by a mounting bolt inserted through the mounting hole 16.
[0017]
A pivot shaft 22 is inserted into the pivot holder 12 and is rotatably supported via a support 24 and a support 26. The supports 24 and 26 are formed in a cylindrical shape, and one end face of the support 24 is separated from the tip surface of the boss 12A at the tip of the pivot holder 12 by a distance S (enters inside). It is press-fitted in the holding power P 2 to Jikuananai circumference. The support 24 allows the pivot shaft 22 to move in the axial direction along the shaft hole of the pivot holder 12 when the axial movement restriction of the pivot shaft 22 by a washer 28 as a stopper member described later is released. Only a predetermined stroke is allowed, and this moving force is buffered in the meantime.
[0018]
The pivot shaft 22 rotatably supported by the supports 24 and 26 is located so as to protrude from the inside to the outside through a pivot hole (not shown) of the cowl panel.
[0019]
A washer 28 and a washer 30 as stopper members are provided at an intermediate portion in the axial direction of the pivot shaft 22, that is, at a tip portion of the pivot holder 12. One washer 28 is spaced from the support 24 by a distance S, and is further provided so as to protrude from the outer peripheral edge of the pivot holder 12. Further, the other washer 30 is prevented from moving toward the distal end side of the pivot shaft 22 by a snap ring 32 attached to an intermediate portion in the axial direction of the pivot shaft 22. As a result, the washer 28 as a stopper member abuts against the tip surface of the pivot holder 12 and restricts the downward movement of the pivot shaft 22 in the axial direction relative to the pivot holder 12 (movement in the direction of coming out downward from the pivot holder 12). ing.
[0020]
Here, the washer 28 has a predetermined load resistance P 1 (for example, 980N to 3920N) that can be regulated until the load P acting in the axial direction of the pivot shaft 22 reaches a predetermined value. When P exceeds the load resistance P 1 , the washer 28 is broken or deformed to release the axial movement restriction of the pivot shaft 22 relative to the pivot holder 12. Further, the load resistance P 1 of the washer 28 is set to be larger than the holding force P 2 (for example, 490 N) of the support 24 described above.
[0021]
Further, the washer 28 has a disk shape, has excellent wear resistance and low temperature dependency, and is a resin washer having a low strength and a brittle fracture material such as polyphenylene sulfide as a base material. It is.
[0022]
A cap 34 is attached to the tip of the pivot holder 12 (the upper outer periphery of the pivot shaft 22 protruding upward from the pivot holder 12). The cap 34 is formed in a substantially cylindrical shape, and the rear end portion is fixed to the outer periphery of the tip end portion of the pivot holder 12, and is locked by the outer peripheral protruding edge portion 28 </ b> A of the washer 28 described above. . Further, a seal portion 36 is formed on the inner periphery of the tip of the cap 34, and the seal portion 36 is slidably in close contact with the outer periphery of the pivot shaft 22. As a result, the cap 34 covers the tip of the pivot holder 12 to waterproof between the pivot shaft 22 and the pivot holder 12.
[0023]
The base end portion of the wiper arm 42 is attached and fixed to the distal end of the pivot shaft 22 of the wiper device 10 having the above configuration by a nut 44. A cylindrical skirt portion 43 surrounding the pivot shaft 22 is formed at the base end portion of the wiper arm 42. A broken portion 45 having an inverted U-shaped cross section is provided on the lower surface of the base end portion of the wiper arm 42 in the vicinity of the skirt portion 43. As described above, when the washer 28 is broken or deformed and the axial movement restriction of the pivot shaft 22 with respect to the pivot holder 12 is released, the wiper arm 42 remains fixed at the distal end of the pivot shaft 22. It moves axially together with the shaft 22. Furthermore, this axial movement of the pivot shaft 22 when this axial movement is prevented in the course of reaching the predetermined stroke concentrated stress rupture portion 45, breaks in load bearing P 1 following load of the washer 28 45 is broken so that the distal end side of the wiper arm 42 is separated from the proximal end side. Furthermore, the boss portion 12A of the pivot holder 12 is accommodated in the skirt portion 43 at the predetermined stroke end of the axial movement of the pivot shaft 22.
[0024]
A link arm 46 is attached to the lower end of the pivot shaft 22 and is connected to a wiper drive mechanism (not shown). The wiper arm 42 reciprocates within a predetermined range by the rotation of the pivot shaft 22. Further, by fixing the link arm 46 to the pivot shaft 22, the link arm 46 abuts against the rear end surface of the pivot holder 12 and the pivot shaft 22 is prevented from moving to the front end side, and the washer 28 as the stopper member is restricted. The pivot shaft 22 is restricted from moving to both sides in the axial direction.
[0025]
Next, the operation of this embodiment will be described.
[0026]
In the wiper device 10 configured as described above, the rotation of the pivot shaft 22 rotatably supported by the pivot holder 12 causes the wiper arm 42 (wiper arm & blade) to reciprocate within a predetermined range to remove raindrops on the windshield glass surface. Wipe away.
[0027]
Here, in the wiper device 10, the washer 28 has a predetermined load capacity P 1. When a load P is applied in the axial direction of the pivot shaft 22 and the load resistance P 1 of the washer 28 is exceeded, the washer 28 (stress rupture portion 40) is broken or deformed to restrict the axial movement of the pivot shaft 22 relative to the pivot holder 12. Is released. After the restriction on the axial movement of the pivot shaft 22 is released, the pivot shaft 22 is axially moved into the pivot holder 12 and pushed together with the support 24. Further, the axial movement of the pivot shaft 22 is allowed for a predetermined stroke by the support 24, and the moving force of the pivot shaft 22 during this period is buffered.
[0028]
In this case, the conventional wiper pivot has an axial movement restricting structure in which the pivot shaft 22 and the pivot holder 12 cannot be easily separated and disassembled even if a large force is applied in the axial direction of the pivot shaft 22. However, in the first place, the axial load in the normal rotation operation of the pivot shaft 22 is relatively small compared to the radial load of the shaft. Accordingly, the load resistance P 1 of the washer 28 as described above can be set to a relatively small value.
[0029]
Thereby, in normal operation, the pivot shaft 22 is rotatably supported and operates without any trouble, and when a load P from a limited range of the axial direction is applied, the pivot shaft 22 is relatively small. The washer 28 is broken or deformed by force, and the axial movement restriction of the pivot shaft 22 with respect to the pivot holder 12 is released, and the protruding portion of the pivot shaft 22 moves axially into the pivot holder 12 as shown in FIGS. And pushed. In FIGS. 4 and 5, the cap 34 is omitted.
[0030]
Thus, for example, when the vehicle body is deformed due to a vehicle collision or the like and the load P exceeding the predetermined load resistance P 1 is applied to the pivot shaft 22 (even if the axial component of the pivot shaft 22 of the applied load is the load P). The pivot shaft 22 is retracted into the pivot holder 12 and the impact at the time of collision is buffered by this movement, so that it is possible to prevent damage to surrounding vehicle structural materials and the like. Further, the movement of the pivot shaft 22 also lowers the overall posture of the wiper device 10 and the posture of the base end of the wiper arm 42, and there is no possibility that a protrusion failure due to the protrusion of the member occurs.
[0031]
Further, in this wiper device 10, when the axial movement restriction of the pivot shaft 22 by the washer 28 is released, the pivot shaft 22 is axially moved and pushed into the pivot holder 12. The wiper arm 42 is moved in the axial direction together with the pivot shaft 22 while being fixed to the tip of the pivot shaft 22 to lower its posture. Here, a rupture portion 45 is provided at the base end portion of the wiper arm 42, and the rupture portion 45 (formation portion thereof) is a fragile portion (weak point portion). Therefore, when the pivot shaft 22 moves in the axial direction together with the wiper arm 42, when the axial movement of the pivot shaft 22 is interrupted in the middle of reaching a predetermined stroke (for example, as shown in FIG. 4, a windshield). When the glass G prevents the axial movement), the stress concentrates on the fractured portion 45, and the load is equal to or less than the load resistance P 1 of the washer 28 (the load by which the washer 28 releases the axial movement restriction of the pivot shaft 22). Thus, the breaking portion 45 is broken, and the distal end side of the wiper arm 42 is separated from the proximal end side.
[0032]
Thereby, the movement of the pivot shaft 22 in the axial direction is not hindered, and the movement stroke can be sufficiently secured.
[0033]
In the above-described embodiment, the configuration is such that the broken portion 45 having an inverted U-shaped cross section is provided on the lower surface of the base end portion of the wiper arm 42 in the vicinity of the skirt portion 43. However, the configuration of the broken portion is not limited to this. . For example, it may be configured to be provided on the upper surface of the base end portion of the wiper arm 42 as in the broken portion 47 shown in FIG.
[0034]
In this case, stress concentrates to the rupture portion 47 when the axial movement of the pivot shaft 22 is prevented by this axial movement on the way to reach a predetermined stroke, in the load-bearing P 1 following load of the washer 28 The breaking portion 47 breaks and the distal end side of the wiper arm 42 is separated from the proximal end side, so that the movement stroke of the pivot shaft 22 can be sufficiently secured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing an overall configuration of a wiper device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing details of a main part of the wiper device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing details of a main part of the wiper device according to the embodiment of the present invention.
4 is a longitudinal sectional view corresponding to FIG. 1 and showing a state where the pivot shaft of the wiper device according to the embodiment of the present invention is moved relative to the pivot holder in the axial direction, with the cap omitted.
FIG. 5 is a longitudinal sectional view corresponding to FIG. 2 and showing a state where the pivot shaft of the wiper device according to the embodiment of the present invention is moved relative to the pivot holder in the axial direction, with the cap omitted.
6 is a longitudinal sectional view corresponding to FIG. 3 in a state in which the pivot shaft of the wiper device according to the embodiment of the present invention is moved relative to the pivot holder in the axial direction.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view corresponding to FIG. 1 and showing another example of a broken portion of the wiper device according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Wiper apparatus 12 Pivot holder 22 Pivot shaft 28 Washer (stopper member)
42 Wiper arm 43 Skirt portion 45 Broken portion 47 Broken portion

Claims (1)

車体に固定されるピボットホルダと、前記ピボットホルダの先端から突出した状態で前記ピボットホルダの軸孔に回転自在に支持されたピボットシャフトと、基端部が前記ピボットシャフトの先端に連結固定されたワイパアームと、を備え、前記ピボットシャフトの往復回転によって前記ワイパアームを往復回動させる車両用ワイパ装置において、
前記ピボットシャフトの外周に取り付けられ、前記ピボットホルダ端面に当接して前記ピボットホルダに対する前記ピボットシャフトの軸方向移動を規制すると共に、前記ピボットシャフト軸方向に所定の荷重が作用したとき破断または変形して前記ピボットホルダに対する前記ピボットシャフトの軸方向移動規制を解除するストッパ部材と、
前記ワイパアームの基端部に設けられ、前記ピボットシャフトの前記軸方向移動が所定ストロークに達する途中で前記軸方向移動が妨げられたとき応力が集中して、前記所定の荷重以下の荷重で破断して前記ワイパアームの先端側を基端側から分離する破断部と、
を備えたことを特徴とする車両用ワイパ装置。
A pivot holder fixed to the vehicle body, a pivot shaft rotatably supported in the shaft hole of the pivot holder in a state of protruding from the distal end of the pivot holder, and a base end portion connected and fixed to the distal end of the pivot shaft A wiper arm for a vehicle, wherein the wiper arm is reciprocally rotated by reciprocating rotation of the pivot shaft.
It is attached to the outer periphery of the pivot shaft, abuts against the end surface of the pivot holder, restricts the axial movement of the pivot shaft relative to the pivot holder, and breaks or deforms when a predetermined load is applied in the pivot shaft axial direction. A stopper member for releasing the axial movement restriction of the pivot shaft relative to the pivot holder;
Provided at the base end of the wiper arm, stress is concentrated when the axial movement of the pivot shaft is blocked while the axial movement reaches a predetermined stroke, and breaks at a load below the predetermined load. A break portion that separates the distal end side of the wiper arm from the proximal end side,
A vehicle wiper device comprising:
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