JP3900065B2 - データ転送システム及び転送制御部並びにプログラム - Google Patents

データ転送システム及び転送制御部並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の転送経路スイッチを介してクロス接続された複数の転送制御部と複数の共有メモリとの間でデータ転送を行うデータ転送技術に関し、特に、データ転送経路の負荷を考慮することにより効率的にデータ転送を行えるようにしたデータ転送技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数の転送制御部(例えば、CPUなど)と複数の共有メモリとを転送経路スイッチを介してクロス接続することにより、任意の転送制御部から任意の共有メモリをアクセスできるようにした技術が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
特許文献1に記載されている従来の技術では、転送経路スイッチを介して共有メモリをアクセスする際のアクセス方式を、共有メモリへの平均アクセス時間に基づいて、アクセス方式をコネクション型アクセス方式あるいはコネクション・レス型アクセス方式に切り換えることにより、高いI/Oスループットを損なうことなく、低負荷時の共有メモリアクセス時間の短縮できるようにしている。ここで、コネクション型アクセス方式とは、データ転送前に共有メモリまでのパス全体を確立し、共有メモリアクセスが終了するまで占有する方式であり、コネクション・レス型アクセス方式とは、データ転送の前に共有メモリまでのパス全体は確立せず、次の経由スイッチまでパスを確立し、この経由スイッチまでの転送が終了した時点でそのパスを解放する方式である。
【0004】
また、特許文献2に記載されている従来の技術では、大規模構成のコンピュータで使用する転送経路スイッチを小規模構成のコンピュータで使用すると、転送経路スイッチ内のクロスバにおいて、出力ポートで選択される入力ポートが固定されるクロスバが生じるという性質を利用し、選択される入力ポートが装置構成により固定される出力ポートを持つクロスバについてはバイパスする機能を付加することで、大規模構成のコンピュータで使用する転送経路スイッチを小規模構成のコンピュータで使用した場合のデータ転送時間を短縮するようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−175260号公報
【特許文献2】
特開平11−212866号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した特許文献1、特許文献2に記載されている従来の技術は、或る転送制御部から或る共有メモリへの経路が1つしか存在しないため、データ転送効率を十分に高くすることは困難であるという問題点があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、データの転送効率を十分高くすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる第1のデータ転送システムは、上記目的を達成するため、
複数の転送制御部と、複数の共有メモリと、それぞれが前記複数の転送制御部の内の任意の転送制御部と前記複数の共有メモリの内の任意の共有メモリとの間に経路を形成する構成を有する複数の転送経路スイッチとを備えたデータ転送システムであって、
前記各転送制御部が、
データ転送に使用した経路を示す経路情報と、該経路の負荷を示す単位時間当たりのデータ転送量とを含む経路負荷情報が登録される経路負荷情報記憶手段と、
データ転送が行われる毎に、データ転送に使用した経路を示す経路情報と、該経路の負荷を示す単位時間当たりのデータ転送量とを含む経路負荷情報を前記経路負荷情報記憶手段に追加登録する転送応答監視手段と、
自転送制御部とアクセス先の共有メモリとの間に存在する、前記複数の転送経路スイッチ毎の経路の中に、前記経路負荷情報記憶手段に登録されている単位時間当たりのデータ転送量と予め定められている経路毎に異なる閾値とに基づいて低負荷と認識される経路が存在する場合は、その内の1つを選択し、存在しない場合は、最も負荷が低い経路を選択する経路負荷解析手段と、
データ転送時、前記経路負荷解析手段で選択された経路を介してデータ転送を行う転送経路選択手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明にかかる第2のデータ転送システムは、第1のデータ転送システムにおいて、
前記経路負荷解析手段が使用する閾値を、経路毎に設定する閾値設定手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
転送制御部(図1の1a)内の転送応答監視手段(図2の14)は、共有メモリ(図1の3a或いは3b)との間でデータ転送が行われる毎に、データ転送に使用した経路(図1の転送経路スイッチ2aを介する経路あるいは経路スイッチ2bを介する経路)を示す経路情報と、上記経路の負荷を示す負荷情報(例えば、単位時間当りのデータ転送量)とを含む経路負荷情報を経路負荷情報記憶手段(図2の15)に追加登録する。経路負荷解析手段(図2の16)は、経路負荷情報記憶手段(図2の15)に格納されている経路負荷情報に基づいて、転送経路スイッチ(図1の2a、2b)毎に存在するアクセス先の共有メモリへの経路の内の、低負荷の経路を1つ選択する。ここで、低負荷の経路であるか否かは、例えば、単位時間当りのデータ転送量が予め定められている閾値以上であるか否かに基づいて判定する。転送経路選択手段(図2の12)は、データ転送を行う際、経路負荷解析手段(図2の16)が選択した経路を使用してデータ転送を行う。従って、低負荷の経路によりデータ転送が行われることになるので、データ転送効率を高いものにすることが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の上記および他の目的、特徴及び利点を明確にすべく、以下添付した図面を参照しながら、本発明の実施の形態につき、詳細に説明する。
【0012】
前提技術の構成の説明】
本発明の説明の前に、本発明の前提技術を説明する。図1を参照すると、本発明にかかるデータ転送システムの前提技術は、複数の転送制御部1a〜1dと、複数の転送経路スイッチ2a,2bと、複数の共有メモリ3a,3bと、複数の伝送路4aa〜4dbからなる伝送路群4と、複数の伝送路5aa〜5bbからなる伝送路群5とから構成されている。
【0013】
転送制御部1a〜1dは、データ転送の起動や完了を司る機能などを有する。転送制御部1a〜1dと転送経路スイッチ2a,2bとの間には、伝送路群4が存在し、各転送制御部1a〜1dは、それぞれ伝送路4aa,4ba,4ca,4daを介して転送路スイッチ2aに接続され、伝送路4ab,4bb,4cb,4dbを介して転送路スイッチ2bに接続されている。
【0014】
転送経路スイッチ2aは、転送制御部側の伝送路4aa,4ba,4ca,4daの内の、任意の1つの伝送路と、共有メモリ側の伝送路5aa,5abの内の、任意の1つの伝送路とを接続する機能を有する。また、転送経路スイッチ2bは、転送制御部側の伝送路4ab,4bb,4cb,4dbの内の、任意の1つの伝送路と、共有メモリ側の伝送路5ba,5bbの内の、任意の1つの伝送路とを接続する機能を有する。
【0015】
転送経路スイッチ2a,2bと共有メモリ3a,3bとの間には、伝送路群5が存在しており、各転送経路スイッチ2a,2bは、それぞれ伝送路5aa,5baを介して共有メモリ3aに接続され、伝送路5ab,5bbを介して共有メモリ3bに接続されている。
【0016】
共有メモリ3a,3bは、転送制御部1a〜1dからの転送データをメモリライトする機能や、転送制御部1a〜1dの要求に応じてメモリリードする機能を持つ。
【0017】
図2は、図1の転送制御部1aの内部構成例を示したブロック図であり、転送要求生成手段11と、転送ノード選択手段12と、ノード制御手段13a,13bと、転送応答監視手段14と、経路負荷情報記憶手段15と、経路負荷解析手段16と、記録媒体K1とを備えている。なお、他の転送制御部1b〜1dも転送制御部1aと同様の構成を有している。
【0018】
転送要求生成手段11は、アプリケーションプログラム(図示せず)等からの転送指示に従って、共有メモリ3a,3bとの間でデータ転送を行うために必要になる転送要求31を生成する機能を有する。
【0019】
転送ノード選択手段12は、転送要求生成手段11から出力される転送要求31を、経路負荷解析手段16から加えられるノード選択指示32に従ってノード制御手段13a,13bの何れか一方に出力する機能や、転送要求31の出力先のノード制御手段を示すノード情報と、リードライト種別とを含んだ転送起動報告33を転送応答監視手段14に出力する機能などを有する。
【0020】
ノード制御手段13a,13bは、それぞれ伝送路4aa,4abを介して転送経路スイッチ2a,2bに接続されている。また、ノード制御手段13a,13bは、それぞれ転送要求31が入力されたとき、転送経路スイッチ2a,2bに対して利用要求を出力する機能や、この利用要求に応答して転送経路スイッチ2a,2bから利用許可が送られてくることにより、転送要求31に従ってデータ転送を行う機能や、共有メモリ3a,3bからライト,リード完了を示す転送応答報告34が戻ってきたとき、それを転送応答監視手段14に渡す機能を有する。
【0021】
転送応答監視手段14は、データ転送が行われる毎に、データ転送に使用した経路を示す経路情報(ノード制御手段13aを介する経路か、ノード制御手段13bを介する経路かを示す経路情報)と、上記経路の負荷を示す負荷情報とを含む経路負荷情報を作成し、経路負荷情報記憶手段15に追加登録する機能や、経路負荷解析手段16に対して、新たな経路負荷情報の登録を行ったことを示す登録報告35を通知する機能を有する。
【0022】
経路負荷解析手段16は、転送応答監視手段14から登録報告35が通知されると、経路負荷情報記憶手段15に登録されている経路負荷情報に基づいて、自転送制御部1aとアクセス先の共有メモリとの間に存在する複数の経路の中から低負荷の経路を1つ選択する機能や、選択した経路を示すノード選択指示32を転送ノード選択手段12に渡す機能などを有する。
【0023】
記録媒体K1は、ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であり、コンピュータを転送制御部1aとして機能させるためのプログラムが記録されている。このプログラムは、コンピュータによって読み取られ、その動作を制御することで、コンピュータ上に、転送要求生成手段11、転送ノード選択手段12、ノード制御手段13a,13b、転送応答監視手段14、経路負荷情報記憶手段15、経路負荷解析手段16を実現する。
【0024】
前提技術の動作の説明】
以下、前提技術の動作について、詳細に説明する。
【0025】
今、例えば、転送制御部1a内の転送要求生成手段11に図示を省略したアプリケーションプログラムから転送指示が通知されたとする。転送要求生成手段11は、上記転送指示に基づいて転送要求31を生成し、転送ノード選択手段12に出力する(図3、ステップS31)。
【0026】
このステップS31の処理を詳しく説明すると、次のようになる。上記アプリケーションプログラムは、データを共有メモリ3a或いは共有メモリ3bにライトする場合には、例えば、ライト先の共有メモリ,ライトアドレス,データサイズ,ライトデータの保存場所,リードライト種別(ライト)等を含む転送指示を転送要求生成手段11に渡す。また、共有メモリ3a或いは共有メモリ3bからデータをリードする場合には、例えば、リード先の共有メモリ,リードアドレス,データサイズ,リードライト種別(リード)等を含む転送指示を転送要求生成手段11に渡す。転送要求生成手段11は、アプリケーションプログラムからの転送指示が、共有メモリ3a或いは共有メモリ3bへのデータライトを指示するものである場合には、上記転送指示に基づいて、ライト先の共有メモリ,ライトアドレス,データサイズ,ライトデータの保存場所,リードライト種別(ライト)を含む転送要求31を生成し、転送ノード選択手段12に出力する。これに対して、アプリケーションプログラムからの転送指示が、共有メモリ3a或いは共有メモリ3bからのデータリードを指示するものである場合には、上記転送指示に基づいて、リード先の共有メモリ,リードアドレス,データサイズ,リードライト種別(リード)を含む転送要求31を生成し、転送ノード選択手段12に出力する。以上がステップS31で行う処理の詳細である。
【0027】
転送ノード選択手段12は、転送要求生成手段11から転送要求31が渡されると、経路負荷解析手段16から出力されているノード選択指示32に従って、上記転送要求31をノード制御手段13a,13bの内の一方(例えば、ノード制御手段13aとする)に出力する(ステップS32)。その後、転送ノード選択手段12は、転送要求31の出力先としたノード制御手段(この例の場合は、ノード制御手段13a)を示すノード情報、データサイズ及びリードライト種別を含んだ転送起動報告33を転送応答監視手段14に渡す(ステップS33)。
【0028】
ノード制御手段13aは、転送ノード選択手段12から転送要求31が渡されると、転送経路スイッチ2aに対して利用要求を送る(ステップS34)。この利用要求には、アクセス先の共有メモリ(例えば、共有メモリ3b)が含まれている。
【0029】
転送経路スイッチ2aは、ノード制御手段13aから利用要求が送られてくると、アクセス先の共有メモリ3bへ伝送路5abが未使用であれば、伝送路4aaと伝送路5abとを接続することにより、転送制御部1aと共有メモリ3bとの間にデータの転送経路を形成し、その後、要求元の転送制御部1aに対して利用許可を与える。これに対して、アクセス先の共有メモリ3bへの伝送路5abが使用中である場合は、ノード制御手段13aからの利用要求を待ち行列(図示せず)につなぐ。そして、伝送路5abが未使用になると、待ち行列から上記利用要求を読み出し、この利用要求に従って伝送路4aaと伝送路5abとを接続し、その後、要求元の転送制御部1aに対して利用許可を与える。
【0030】
転送制御部1a内のノード制御手段13aは、転送経路スイッチ2aから転送許可が与えられると、データ転送要求31に従って、データ転送を行う(ステップS35)。
【0031】
例えば、データ転送要求31が、ライト先の共有メモリ,ライトアドレス,データサイズ,ライトデータの保存場所,リードライト種別(ライト)を含むものである場合は、リードライト種別(ライト),ライトアドレス,データサイズ及び上記ライトデータの保存場所から読み出したデータを伝送路4aa→転送経路スイッチ2a→伝送路5abを介して共有メモリ3bへ転送し、データを共有メモリ3bにライトする。また、例えば、データ転送要求が、リード先の共有メモリ,リードアドレス,データサイズ,リードライト種別(リード)を含むものである場合は、リードライト種別(リード),リードアドレス,データサイズを伝送路4aa→転送経路スイッチ2a→伝送路5abを介して共有メモリ3bに送り、共有メモリ3bからデータをリードする。
【0032】
共有メモリ3bは、データのライト或いはリードが完了すると、そのことを示す転送応答報告34を、伝送路5ab→転送経路スイッチ2a→伝送路4aaを介して転送制御部1aに送信する(ステップS36)。
【0033】
上述したようにして、転送制御部1aと共有メモリ3bとの間でデータ転送が行われている間、転送制御部1a内の転送応答監視手段14は、図4の流れ図に示す処理を行っている。
【0034】
転送応答監視手段14は、転送ノード選択手段12から転送起動報告33が渡されると、その時の時刻(現在時刻)T1を取得し、取得した現在時刻T1と転送起動報告33とを内部に保持する(図4、ステップS41,S42)。
【0035】
その後、転送応答監視手段14は、ノード制御手段13a或いはノード制御手段13bから転送応答報告34が送られてくるのを待つ(ステップS43)。
【0036】
そして、ノード制御手段13aから転送応答報告34が送られてくると、転送応答監視手段14は、現在時刻T2を取得する(ステップS44)。その後、転送応答監視手段14は、次式(1)に示す演算を行うことにより、負荷情報を求める(ステップS45)。
【0037】
負荷情報=(データサイズ)/(T2−T1) … (1)
【0038】
なお、式(1)において、データサイズは、転送起動報告33に含まれているデータサイズである。
【0039】
次いで、転送応答監視手段14は、ステップS45で求めた負荷情報と、転送起動報告33によって報告されたデータ転送に使用したノード制御手段(この例ではノード制御手段13a)を示す情報と、転送起動報告33によって報告されたリードライト種別とを含む経路負荷情報を作成し、それを経路負荷情報記憶手段15に追加登録する(ステップS46)。その後、転送応答監視手段14は、新たな経路負荷情報を登録したことを示す登録報告35を経路負荷解析手段16に通知する(ステップS47)。
【0040】
経路負荷解析手段16は、転送応答監視手段14から登録報告35が送られてくると、経路負荷情報記憶手段15に登録されている経路負荷情報を全て読み出す(図5、ステップS51)。
【0041】
その後、経路負荷解析手段16は、ノード制御手段13aを介する経路が高負荷であるか否かを判定する(ステップS52)。このステップS52の処理を詳しく説明すると、次のようになる。
【0042】
先ず、ステップS51で読み込んだ経路負荷情報を最新のものから古いものに向かって順番に検索し、使用したノード制御手段を示すノード情報が「ノード制御手段13a」となっているものを所定数(N個)、選択する。次いで、選択したN個の経路負荷情報中の負荷情報の平均値を求める。その平均値と予め定められている閾値とを比較することにより、ノード制御手段13aを介する経路が高負荷であるか否かを判定する。即ち、平均値が閾値以下であれば、高負荷と判定し、そうでなければ低負荷と判定する。以上が、ステップS52で行う処理の詳細である。
【0043】
そして、ステップS52で、ノード制御手段13aを介する経路が低負荷状態であると判定した場合(ステップS52がNo)は、ノード制御手段13aを示すノード選択指示32を転送ノード選択手段12に対して出力し、次回のデータ転送時には、転送ノード選択手段12にノード制御手段13aを使用させる(ステップS55)。
【0044】
これに対して、ステップS52で、ノード制御手段13aを介する経路が高負荷であると判定した場合(ステップS52がYes)は、もう一方のノード制御手段13bを介する経路が高負荷状態であるか否かを、ステップS52と同様にして判定する(ステップS53)。この時、使用する閾値は、ステップS52で使用した閾値と同一値である。
【0045】
そして、ノード制御手段13bを介する経路が低負荷状態であると判定した場合(ステップS53がNo)は、ノード制御手段13bを示すノード選択指示32を転送ノード選択手段12に対して出力し、次回のデータ転送時には、転送ノード選択手段12にノード制御手段13bを使用させる(ステップS56)。
【0046】
これに対して、ノード制御手段13a,13bを介する経路が両方とも高負荷状態であると判定した場合(ステップS53がYes)は、どちらの経路の方が低負荷であるかを調べる(ステップS54)。そして、ノード制御手段13aを介する経路の方が低負荷である場合(ステップS54がNo)は、ノード制御手段13aを示すノード選択指示32を転送ノード選択手段12に対して出力し(ステップS55)、ノード制御手段13bを介する経路の方が低負荷である場合(ステップS54がYes)は、ノード制御手段13bを示すノード選択指示32を転送ノード選択手段12に対して出力する(ステップS56)。
【0047】
以上説明したように、この前提技術によれば、複数存在する経路の内の、負荷の低い経路を利用してデータ転送を行うことが可能になるので、データ転送を効率的に行うことが可能になる。
【0048】
その他の前提技術
上述した前提技術では、4個の転送制御部1a〜1dと、2個の転送経路スイッチ2a,2bと、2個の共有メモリ3a,3bとを備えたデータ転送システムを例に挙げて説明を行ったが、各構成要素の個数は、これに限定されるものではない。
【0049】
図8に4個の転送制御部201a〜201dと、4個の転送経路スイッチ202a〜202dと、4個の共有メモリ203a〜203dとを備えたデータ転送システムの構成例を示す。この構成においては、各転送制御部201a〜201dは、1つの共有メモリに対して、4つのデータ転送経路を有していることになる。例えば、転送制御部201cは、共有メモリ203aに対して、転送経路スイッチ202a,202b,202c,202dを介する4つのデータ転送経路を有していることになる。
【0050】
図9は、図8に示した転送制御部201aの構成例を示すブロック図である。同図に示すように、転送制御部201aは、転送要求生成手段211と、転送ノード選択手段212と、ノード制御手段213a〜213dと、転送応答監視手段214と、経路負荷情報記憶手段215と、経路負荷解析手段216と、記録媒体K3とを備えている。なお、他の転送制御部201b〜201dも、転送制御部201aと同様の構成を有している。
【0051】
転送要求生成手段211は、図2の転送要求生成手段11と同様の機能を有し、アプリケーションプログラム等からの転送指示に従って転送要求231を出力する。
【0052】
転送ノード選択手段212は、図2の転送ノード制御手段12とほぼ同様の機能を有し、経路負荷解析手段216からのノード選択指示232に従って、ノード制御手段213a〜213dの内の何れか1つに転送要求231を送出する。また、これと同時に、転送応答監視手段214に対して転送起動報告233を出力する。
【0053】
ノード制御手段213a〜213dは、図2のノード制御手段13a,13bと同様の機能を有し、転送要求231に従って共有メモリ203a〜203dとの間でデータ転送を行ったり、共有メモリ203a〜203dからの転送応答報告234を転送応答監視手段214に通知する。
【0054】
転送応答監視手段214は、図2の転送応答監視手段14とほぼ同様の機能を有し、転送ノード選択手段212からの転送起動報告233とノード制御手段213a〜213dからの転送応答報告234とに基づいて経路負荷情報を作成し、経路負荷情報記憶手段215に追加登録する。また、経路負荷情報を登録すると、経路負荷解析手段216に対して登録報告235を通知する。
【0055】
経路負荷解析手段216は、図2の経路負荷解析手段16とほぼ同様の機能を有し、転送応答監視手段214から登録報告235が通知されると、経路負荷情報記憶手段215に登録されている経路負荷情報に基づいて、ノード制御手段213a〜213dの内の1つを選択させるためのノード選択指示232作成し、転送ノード選択手段212に対して出力する。
【0056】
記録媒体K3は、ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であり、コンピュータを転送制御部201aとして機能させるためのプログラムが記録されている。このプログラムは、コンピュータによって読み取られ、その動作を制御することで、コンピュータ上に、転送要求生成手段211と、転送ノード選択手段212と、ノード制御手段213a〜213d,転送応答監視手段214,経路負荷情報記憶手段215,経路負荷解析手段216を実現する。
【0057】
【発明の実施の形態の構成
上述した前提技術では、図1に示した転送制御部1a〜1dとして図2に示す構成の転送制御部1aを使用するようにしたが、本実施の形態では、図6に示す構成の転送制御部1a'を使用する。図6の転送制御部1a'は、経路の負荷状態を判定する際に使用する閾値を、経路毎に設定できるようにした点を特徴としている。
【0058】
図6に示した転送制御部1a'は、図2に示した転送制御部1aと、閾値設定手段17が追加されている点、経路負荷解析手段16の代わりに経路負荷解析手段16'を備えている点、及び記録媒体K1の代わりに記録媒体K2を備えている点が相違している。
【0059】
閾値設定手段17には、ユーザによって各経路毎の閾値が設定される。本実施の形態の場合、閾値設定手段17には、ノード制御手段13aを介する経路のTha閾値と、ノード制御手段13bを介する経路の閾値Thbが、それぞれ設定される。ノード制御手段13a,13bを介する経路に対して設定する閾値Tha,Thbは、同一値であっても、異なる値であっても構わない。
【0060】
経路負荷解析手段16'は、経路の負荷状態を判定する際に使用する閾値として、閾値設定手段17に設定されている閾値Tha,Thbを利用する点以外は、経路負荷解析手段16と同様の機能を有している。
【0061】
記録媒体K2は、ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であり、コンピュータを転送制御部1a'として機能させるためのプログラムが記録されている。このプログラムは、コンピュータによって読み取られ、その動作を制御することで、コンピュータ上に、転送要求生成手段11、転送ノード選択手段12、ノード制御手段13a,13b、転送応答監視手段14、経路負荷情報記憶手段15、経路負荷解析手段16'、閾値設定手段17を実現する。
【0062】
施の形態の動作】
本実施の形態の動作は、経路負荷解析手段16'の動作だけが前述した前提技術と異なるので、ここでは、経路負荷解析手段16'の動作についてのみ説明する。
【0063】
経路負荷解析手段16'は、転送応答監視手段14から登録報告35が通知されると、図7の流れ図に示すように、閾値設定手段17に設定されている閾値Tha、Thbを読み込む(ステップS71)。
【0064】
次に、経路負荷解析手段16'は、経路負荷情報記憶手段15から経路負荷情報を読み込む(ステップS51)。その後、ステップS52'において、ステップS71で読み込んだ閾値Thaを使用してノード制御手段13aを介する経路が高負荷状態であるか否かを判定する。
【0065】
そして、高負荷状態でなければ、前述したステップS55と同様の処理を行う。これに対して、高負荷状態であった場合は、ステップS71で読み込んだ閾値Thbを使用してノード制御手段13bを介する経路が高負荷であるか否かを判定する(ステップS53')。その後、判断結果に従って、前述したステップS54或いはステップS56と同様の処理を行う。
【0066】
このように、本実施の形態によれば、各経路毎に負荷状態を判定する際に使用する閾値を設定することができるので、複数ある経路の転送割合を異なるものにすることができる。例えば、閾値Thaを閾値Thbに比較して大きな値としておくことにより、ノード制御手段13aを介する経路によって転送されるデータ量を、ノード制御手段13bを介する経路によって転送されるデータ量よりも少なくすることができる。
【0067】
【発明の効果】
第1の効果は、複数の転送制御部と複数の共有メモリとの間のデータ転送効率を高いものにすることができるということである。その理由は、転送経路スイッチ毎に存在する複数の経路の内の低負荷の経路を使用してデータ転送を行うようにしたからである。
【0068】
第2の効果は、各経路のデータの転送割合を異なるものにできるという点である。その理由は、経路の負荷状態を判定する際に使用する閾値の値を経路毎に異なるものにしたからである。
【0069】
第3の効果は、各経路のデータの転送割合を自由に変更できるということである。その理由は、経路の負荷状態を判定する際に使用する閾値を設定する閾値設定手段を備えているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の前提技術を示すブロック図である。
【図2】 転送制御部1aの構成例を示すブロック図である。
【図3】 転送制御部1aの処理例を示す流れ図である。
【図4】 転送応答監視手段14の処理例を示す流れ図である。
【図5】 経路負荷解析手段16の処理例を示す流れ図である。
【図6】 本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図7】 経路負荷解析手段16'の処理例を示す流れ図である。
【図8】 本発明のその他の前提技術を示すブロック図である。
【図9】 転送制御部201aの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a〜1d,1a',201a〜201d…転送制御部
11,211…転送要求生成手段
12,212…転送ノード選択手段
13a,13b,213a〜213d…ノード制御手段
14,214…転送応答監視手段
15,215…経路負荷情報記憶手段
16,16',216…経路負荷解析手段
17…閾値設定手段
K1,K2,K3…記録媒体
2a,2b,202a〜202d…転送経路スイッチ
3a,3b,203a〜203d…共有メモリ
4,5…伝送路群

Claims (6)

  1. 複数の転送制御部と、複数の共有メモリと、それぞれが前記複数の転送制御部の内の任意の転送制御部と前記複数の共有メモリの内の任意の共有メモリとの間に経路を形成する構成を有する複数の転送経路スイッチとを備えたデータ転送システムであって、
    前記各転送制御部が、
    データ転送に使用した経路を示す経路情報と、該経路の負荷を示す単位時間当たりのデータ転送量とを含む経路負荷情報が登録される経路負荷情報記憶手段と、
    データ転送が行われる毎に、データ転送に使用した経路を示す経路情報と、該経路の負荷を示す単位時間当たりのデータ転送量とを含む経路負荷情報を前記経路負荷情報記憶手段に追加登録する転送応答監視手段と、
    自転送制御部とアクセス先の共有メモリとの間に存在する、前記複数の転送経路スイッチ毎の経路の中に、前記経路負荷情報記憶手段に登録されている単位時間当たりのデータ転送量と予め定められている経路毎に異なる閾値とに基づいて低負荷と認識される経路が存在する場合は、その内の1つを選択し、存在しない場合は、最も負荷が低い経路を選択する経路負荷解析手段と、
    データ転送時、前記経路負荷解析手段で選択された経路を介してデータ転送を行う転送経路選択手段とを備えたことを特徴とするデータ転送システム。
  2. 請求項記載のデータ転送システムにおいて、
    前記経路負荷解析手段が使用する閾値を、経路毎に設定する閾値設定手段を備えたことを特徴とするデータ転送システム。
  3. 複数の転送制御部と、複数の共有メモリと、それぞれが前記複数の転送制御部の内の任意の転送制御部と前記複数の共有メモリの内の任意の共有メモリとの間に経路を形成する構成を有する複数の転送経路スイッチとを備えたデータ転送システムの構成要素である転送制御部であって、
    データ転送に使用した経路を示す経路情報と、該経路の負荷を示す単位時間当たりのデータ転送量とを含む経路負荷情報が登録される経路負荷情報記憶手段と、
    データ転送が行われる毎に、データ転送に使用した経路を示す経路情報と、該経路の負荷を示す単位時間当たりのデータ転送量とを含む経路負荷情報を前記経路負荷情報記憶手段に追加登録する転送応答監視手段と、
    自転送制御部とアクセス先の共有メモリとの間に存在する、前記複数の転送経路スイッチ毎の経路の中に、前記経路負荷情報記憶手段に登録されている単位時間当たりのデータ転送量と予め定められている経路毎に異なる閾値とに基づいて低負荷と認識される経路が存在する場合は、その内の1つを選択し、存在しない場合は、最も負荷が低い経路を選択する経路負荷解析手段と、
    データ転送時、前記経路負荷解析手段で選択された経路を介してデータ転送を行う転送経路選択手段とを備えたことを特徴とする転送制御部。
  4. 請求項3記載の転送制御部において、
    前記経路負荷解析手段が使用する閾値を、経路毎に設定する閾値設定手段を備えたことを特徴とする転送制御部
  5. コンピュータを、複数の転送制御部と、複数の共有メモリと、それぞれが前記複数の転送制御部の内の任意の転送制御部と前記複数の共有メモリの内の任意の共有メモリとの間に経路を形成する構成を有する複数の転送経路スイッチとを備えたデータ転送システムの構成要素である転送制御部として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    データ転送が行われる毎に、データ転送に使用した経路を示す経路情報と、該経路の負荷を示す単位時間当たりのデータ転送量とを含む経路負荷情報を経路負荷情報記憶手段に追加登録する転送応答監視手段、
    自転送制御部とアクセス先の共有メモリとの間に存在する、前記複数の転送経路スイッチ毎の経路の中に、前記経路負荷情報記憶手段に登録されている単位時間当たりのデータ転送量と予め定められている経路毎に異なる閾値とに基づいて低負荷と認識される経路が存在する場合は、その内の1つを選択し、存在しない場合は、最も負荷が低い経路を選択する経路負荷解析手段、
    データ転送時、前記経路負荷解析手段で選択された経路を介してデータ転送を行う転送経路選択手段として機能させるためのプログラム。
  6. 請求項5記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記経路負荷解析手段が使用する閾値を、経路毎に設定する閾値設定手段として機能させるためのプログラム。
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