JP3899594B2 - Wall cutting method and wall cutting machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁面切削方法及び壁面切削機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、下水道マンホールにおけるマンホール内壁の表層部は、年数の経過により腐食して劣化する為、劣化したマンホール内壁の表層部を健全面が現れるまで切削した上で補修する必要があるが、従来、劣化した表層部を切削する作業は、マンホール内に作業員が侵入してディスクグラインダによる手作業で行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、異臭や切削粉塵の立ち籠める狭いマンホール内で体を支えながら長時間に亘って約6m余りの深さを有するマンホール内壁の全域を手作業で切削する作業は極めて苛酷であり、作業員の負担が肉体的にも精神的にも極めて大きかった為、斯かる切削作業を機械化して作業員の負担を軽減することが考えられているが、マンホール内壁の表面には凹凸があり、しかも、マンホール内壁の上側部分は上向きに徐々に縮径するコニカル形状となっているので、マンホール内壁に対しカッタを押し付けてマンホール内壁の表面形状に沿わせてカッタを移動しながら機械切削する過程でカッタに過負荷がかかったり、空転が生じる等といった不具合が発生する虞れがあり、カッタを常に同等な押付力でマンホール内壁に押し付け得るようにする具体的な手段の提供が望まれている。
【0004】
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、マンホール内壁等の壁面を機械切削する際に、カッタに過負荷がかかったり、空転が生じる等といった不具合を回避し得る壁面切削方法及び壁面切削機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、カッタを壁面に押し付けて該壁面の表面形状に沿わせて移動させながら機械切削する際に、カッタトルクを監視して該カッタトルクが所定の基準トルクより大きければカッタを退動し且つ小さければカッタを進出させ、しかも、その進退動の速度を基準トルクとカッタトルクとの差が大きくなるほど速く制御し、更に、カッタトルクが前記基準トルクより高く設定されたトルクを超えた際にカッタの進退動の制御を緊急停止することを特徴とする壁面切削方法、に係るものである。
【0006】
このようにすれば、カッタを壁面に押し付けて該壁面の表面形状に沿わせて移動させる過程で、カッタトルクが所定の基準トルクを超えた時にカッタが退動されてカッタトルクが低減され、カッタトルクが所定の基準トルクを下まわった時にカッタが進出されてカッタトルクが高められるので、カッタトルクが常に所定の基準トルクに維持されるようカッタが進退動されることになり、しかも、その進退動の速度を基準トルクとカッタトルクとの差が大きくなるほど速く制御するようにしているので、緊急性を要する時ほどカッタが速い速度で進退動されてカッタトルクが早急に基準トルクに戻されることになる。更に、万一、カッタトルクが前記基準トルクより高く設定されたトルクを超えた際には、カッタの進退動の制御が緊急停止され、切削が中断される。
【0007】
また、本発明の請求項2に記載の発明は、カッタユニットを壁面の表面形状に沿い移動し得るよう支持し且つ前記カッタユニットに装備したカッタを前記壁面に向け進退動し得るよう構成した壁面切削機であって、カッタを駆動するカッタ駆動モータの電圧値を入力してカッタトルクを監視し、該カッタトルクが所定の基準トルクより大きければカッタを退動し且つ小さければカッタを進出させるようカッタを進退動操作するカッタ進退モータを制御し、しかも、その進退動の速度を基準トルクとカッタトルクとの差が大きくなるほど速く制御し、更に、カッタトルクが前記基準トルクより高く設定されたトルクを超えた際にカッタの進退動の制御を緊急停止するようにした制御装置を備えたことを特徴とする壁面切削機、に係るものである。
【0008】
斯かる壁面切削機によれば、カッタをカッタ駆動モータにより駆動しながらカッタ進退モータによりカッタユニットから進出させて壁面に押し付け、カッタユニットを壁面の表面形状に沿わせて移動させつつ前記カッタにより壁面の機械切削を行うと、カッタ駆動モータの電圧値に基づいて制御装置によりカッタトルクが監視され、カッタトルクが所定の基準トルクを超えた時に前記制御装置からの制御を受けたカッタ進退モータによりカッタが退動されてカッタトルクが低減され、カッタトルクが所定の基準トルクを下まわった時に前記制御装置からの制御を受けたカッタ進退モータによりカッタが進出されてカッタトルクが高められるので、カッタトルクが常に所定の基準トルクに維持されるようカッタが進退動されることになり、しかも、その進退動の速度を基準トルクとカッタトルクとの差が大きくなるほど速く制御するようにしているので、緊急性を要する時ほどカッタが速い速度で進退動されてカッタトルクが早急に基準トルクに戻されることになる。更に、万一、カッタトルクが前記基準トルクより高く設定されたトルクを超えた際には、カッタの進退動の制御が緊急停止され、切削が中断される。
【0009】
更に、本発明の請求項3に記載の発明は、前述した壁面切削機において、カッタユニットを、該カッタユニットの移動方向及びカッタの進出方向に対し弾撥力に抗して退動し得るよう弾性緩衝機構を介して支持したことを特徴とするものである。
【0010】
このようにすれば、壁面の大きな凹凸や該壁面の表面形状の急激な変化等によって、カッタがカッタユニットの移動方向及びカッタの進出方向に対し壁面側から過剰な反力を受け、カッタ進退モータによるカッタの退動操作で間に合わないほどの急激なカッタトルクの増加が起こり得る状況になったとしても、弾性緩衝機構に設定された弾撥力の予圧バネ特性を超えるような大きな反力に対しては、カッタユニット全体がカッタユニットの移動方向及びカッタの進出方向に退動して前記反力を緩衝することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0012】
図1〜図8は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図中1はマンホール、2は地面に開口したマンホール口、3はマンホール内壁(壁面)を示し、前記マンホール口2には、下部開口の中空構造とした支持フレーム4が設置されており、該支持フレーム4内には、前記マンホール内壁3の切削作業を行う為のカッタユニット5が収容されるようになっている。
【0013】
図1及び図2に示す如く、前記支持フレーム4の上部には、中心部に下方向きに延びるボス部6を備えた旋回テーブル7が、軸受8を介しマンホール口2の軸線Aを中心として回転自在に設けられており、この旋回テーブル7は、その外周部のギヤ歯9に噛合されているピニオン10を支持フレーム4側の旋回モータ11で駆動することにより旋回作動されるようになっている。
【0014】
更に、前記旋回テーブル7のボス部6には、上下方向に延びる懸垂ロッド12が昇降自在に嵌挿されており、該懸垂ロッド12の下端部に、前記カッタユニット5が装着されるようになっている。
【0015】
ここで、前記懸垂ロッド12の円周方向適宜位置には、上下方向に延びるキー溝13が凹設されており、該キー溝13の最深部には、上下方向に連続するラック14が刻設され、該ラック14に対しては、旋回テーブル7側に固定された昇降モータ15により上下方向に向け回転されるピニオン16が噛合されており、該ピニオン16を駆動することにより前記懸垂ロッド12が昇降作動されるようになっている。
【0016】
また、図1及び図3に示す如く、前記ピニオン16が配置されている位置の直下には、旋回テーブル7側に固定されたキー部材17が配置され、該キー部材17の先端部が、前記キー溝13の浅い部分に対し前記懸垂ロッド12の昇降を許容し得るよう嵌挿されており、前記懸垂ロッド12が旋回テーブル7の回転に従動して共回りするよう係合されている。
【0017】
尚、前記旋回テーブル7のボス部6の内周面には、懸垂ロッド12が円滑に摺動されるようベアリングブッシュ18を装着しておき、また、前記キー溝13の内側面及びキー部材17の先端部には、両者の摺動抵抗が緩和されるようメタル材19,20を装着しておくことが好ましい(図3参照)。
【0018】
一方、図1に示す如く、前記懸垂ロッド12の下端部には、後述する弾性緩衝機構23を介してカッタユニット5が装備されており、該カッタユニット5には、一対のカッタアーム21が相反する水平方向に向け進退動し得るよう備えられている。
【0019】
特に図4に詳細を示す如く、前記各カッタアーム21はアームホルダ24内に収納されており、該アームホルダ24内において、前記カッタアーム21の基端部に備えたベース部材25がガイドレール26に係合され且つスクリューロッド27に螺着されており、該スクリューロッド27を前記アームホルダ24の基端部に装着したカッタ進退モータ28でギヤ29,30を介して駆動することにより前記カッタアーム21が進退動されるようになっており、該カッタアーム21の先端部には、カッタ駆動モータ31によりギヤ32,33を介して駆動されるカッタ22が装備されている。
【0020】
更に、図中37はカッタユニット5の制御装置を示し、該制御装置37は、図5に示す如く、カッタ駆動モータ31の電圧値38を入力してカッタトルクを監視し、該カッタトルクが所定の基準トルクより大きければカッタ22を退動し且つ小さければカッタ22を進出させるようカッタ進退モータ28を制御し、しかも、その進退動の速度を基準トルクとカッタトルクとの差が大きくなるほど速く制御するように構成されており、より具体的には、制御装置37からの制御指令39により電源40からの投入電力を調整する電力制御盤41が制御されるようにしてある。
【0021】
図6は前記制御装置37に用いる制御用関数の具体例を示しており、例えば、カッタ22の定格トルクを1TMとした場合に、これより若干低い0.9TM程度を基準トルクとし、カッタトルクが0.9TMより大きくなるに従いカッタ22の退動速度が速くなり、カッタトルクが0.9TMより小さくなるに従いカッタ22の進出速度が速くなるようにしてあるが、その退動速度及び進出速度は、カッタ進退モータ28に無理な負荷をかけない−Va及びVaを夫々上限速度としており、しかも、カッタトルクが1.5TM程度を超えた際には、カッタ22の進退動の制御を緊急停止して切削を中断するようにしてある。
【0022】
また、本形態例において、懸垂ロッド12の下端部とカッタユニット5との間に介在されている弾性緩衝機構23は、各アームホルダ24ごとに個別に設けられ、カッタユニット5の移動方向(懸垂ロッド12による上昇方向又は下降方向)及びカッタ22の進出方向(図1中に実線で示した手前側のカッタ22については図中の左方向)に対し前記カッタユニット5を所定の弾撥力に抗して退動し得るようになっており、アームホルダ24を下面に一体に装着した下部フレーム42と、懸垂ロッド12の下端部に制御装置37と共に一体に装着された上部フレーム43と、該上部フレーム43及び前記下部フレーム42を連結する中間フレーム44とにより構成されている。
【0023】
ここで、上部フレーム43に対し中間フレーム44は、水平ガイド部45を介して水平方向に移動自在に連結されており、且つ水平バネ46によりカッタ22の進出方向に所定の弾撥力で付勢されている。
【0024】
図7は前記水平バネ46に設定された弾撥力の予圧バネ特性を示しており、切削時にカッタユニット5がマンホール内壁3側から受ける水平方向反力が所定の大きさF1を超えた場合にだけ圧縮変位して上部フレーム43に対し中間フレーム44を退動し得るようになっている。
【0025】
尚、水平バネ46のバネ変位量が限界のS1に達した際には、図示しないリミットスイッチ等によりカッタ22の進退動の制御を緊急停止して切削を中断し得るようにしておくと良い。
【0026】
また、中間フレーム44に対し下部フレーム42は、昇降ガイド部47を介して上下方向に移動自在に連結されており、且つ自重支持バネ48により前記昇降ガイド部47に上方にも下方にも移動し得るような余裕が残るように支持され、この自重支持バネ48により設定された下部フレーム42と中間フレーム44との相対的な上下方向の位置関係が、互いに逆向きに所定の弾撥力を設定された上向バネ49と下向バネ50とにより保持されるようになっている。
【0027】
即ち、前記上向バネ49と下向バネ50とは、中間フレーム44側に取り付けられたシリンダ51,52内に抱持され、該シリンダ51,52内には、下部フレーム42側に下端を固定して上方に延びるピストンロッド53,54が挿通されており、前記上向バネ49は、シリンダ51に対しピストンロッド53が相対的に上昇する時にのみ該ピストンロッド53の所定部位に係合して追従するピストン55をシリンダ51内の下端に押し付けるよう付勢し、一方、前記下向バネ50は、シリンダ52に対しピストンロッド54が相対的に下降する時にのみ該ピストンロッド54の所定部位に係合して追従するピストン56をシリンダ52内の上端に押し付けるよう付勢している。
【0028】
図8は前記上向バネ49と下向バネ50とに設定された弾撥力の予圧バネ特性を示しており、図8の上半分に図示する上向バネ49の予圧バネ特性は、カッタユニット5を懸垂ロッド12により下降しながら切削を行う際に、カッタユニット5がマンホール内壁3側から受ける上向き反力が所定の大きさF2を超えた場合にだけ圧縮変位して中間フレーム44に対し下部フレーム42を上昇(カッタユニット5の移動方向に対し退動)し得るようになっており、一方、図8の下半分に図示する下向バネ50の予圧バネ特性は、カッタユニット5を懸垂ロッド12により上昇しながら切削を行う際に、カッタユニット5がマンホール内壁3側から受ける下向き反力が所定の大きさF2を超えた場合にだけ圧縮変位して中間フレーム44に対し下部フレーム42を下降(カッタユニット5の移動方向に対し退動)し得るようになっている。
【0029】
尚、前述した水平バネ46の場合と同様に、上向バネ49及び下向バネ50のバネ変位量が限界のS2に達した際には、図示しないリミットスイッチ等によりカッタ22の進退動の制御を緊急停止して切削を中断し得るようにしておくことが好ましい。
【0030】
また、図中34は前述したカッタユニット5における各種の電気機器や図示しない防塵用散水器に対して給電や給水を行う為のケーブル類、35は該ケーブル類34をカッタユニット5の昇降に対応して巻き取ったり巻き出したりする為に旋回テーブル7上に配置されたドラム、36は支持フレーム4上部に取り付けられたカバーである。
【0031】
而して、マンホール1内のマンホール内壁3の劣化した表層部を切削する作業を行う際には、カッタユニット5を内部に収容した支持フレーム4をマンホール口2に設置し、昇降モータ15でピニオン16を駆動して懸垂ロッド12を下降させることによりカッタユニット5をマンホール1内に下降し、次いで、カッタユニット5の各カッタ22をカッタ駆動モータ31で駆動すると共に、カッタ進退モータ28でスクリューロッド27を駆動することによりカッタユニット5の各カッタアーム21を外側に進出させて各カッタ22をマンホール内壁3に押し付け、カッタユニット5を懸垂ロッド12によりマンホール内壁3の表面形状に沿わせて昇降させつつ前記各カッタ22によりマンホール内壁3の劣化した表層部を切削し、該マンホール内壁3の円周方向に対しカッタユニット5が位置決めされている旋回位置での切削作業が完了したら、各カッタアーム21を一旦退動させてカッタ22をマンホール内壁3から離し、次いで、旋回モータ11でピニオン10を駆動して旋回テーブル7を回転することにより、該旋回テーブル7に係合されて共回りする懸垂ロッド12を介しカッタユニット5をカッタ22の幅に見合う寸法分だけ旋回し、然る後に、各カッタアーム21を再び進出させて張り出し、前記と同様の切削作業を行い、これ以降は、各旋回位置での切削作業が完了する毎に旋回して切削作業を再開するというサイクルを繰り返してマンホール内壁3の表層部を円周方向に段階的に切削していく。
【0032】
このとき、カッタ22をマンホール内壁3に押し付けて該マンホール内壁3の表面形状に沿わせて移動させる過程で、カッタ駆動モータ31の電圧値38に基づいて制御装置37によりカッタトルクが監視され、該制御装置37からの制御指令39により電源40からの投入電力を調整する電力制御盤41が制御されることになり、カッタトルクが所定の基準トルクを超えた時に前記制御装置37からの制御を受けたカッタ進退モータ28によりカッタ22が退動されてカッタトルクが低減され、カッタトルクが所定の基準トルクを下まわった時には前記制御装置37からの制御を受けたカッタ進退モータ28によりカッタ22が進出されてカッタトルクが高められるので、カッタトルクが常に所定の基準トルクに維持されるようカッタ22が進退動されることになり、しかも、その進退動の速度を基準トルクとカッタトルクとの差が大きくなるほど速く制御するようにしているので、緊急性を要する時ほどカッタ22が速い速度で進退動されてカッタトルクが早急に基準トルクに戻されることになる。
【0033】
また、特に本形態例においては、カッタユニット5を、該カッタユニット5の移動方向及びカッタ22の進出方向に対し弾撥力に抗して退動し得るよう弾性緩衝機構23を介して支持するようにしているので、マンホール内壁3の大きな凹凸や該マンホール内壁3の表面形状の急激な変化等によって、カッタ22がカッタユニット5の移動方向及びカッタ22の進出方向に対しマンホール内壁3側から過剰な反力を受け、カッタ進退モータ28によるカッタ22の退動操作で間に合わないほどの急激なカッタトルクの増加が起こり得る状況になったとしても、弾性緩衝機構23に設定された弾撥力の予圧バネ特性を超えるような大きな反力に対しては、カッタユニット5全体がカッタユニット5の移動方向及びカッタ22の進出方向に退動して前記反力を緩衝する。
【0034】
従って上記形態例によれば、カッタ22をマンホール内壁3に押し付けて該マンホール内壁3の表面形状に沿わせて移動させる過程で、カッタトルクを監視しながら該カッタトルクが常に一定になるようにカッタ22を進退動させて制御することができるので、前記マンホール内壁3に凹凸や表面形状の変化があっても、カッタ22に過負荷がかかったり、空転が生じる等といった不具合を未然に回避することができ、カッタ22を常に同等な押付力でマンホール内壁3に押し付けて良好に機械切削を行うことができる。
【0035】
また、特に本形態例に示した如く、マンホール内壁3の劣化した表層部を切削する作業に適用した場合には、劣化した表層部が健全部より硬度低下して削れ易くなっているので、カッタ22を常に同等な押付力でマンホール内壁3に押し付けるように維持するだけで、マンホール内壁3の厚さ方向に劣化進行のばらつきがある劣化部位を、その劣化進行のばらつきに応じて健全面が現れるまで確実に切削することができ、補修後のマンホール内壁3の強度を一様に仕上げることが可能となる。
【0036】
更に、カッタユニット5を弾性緩衝機構23を介して支持するようにすれば、該弾性緩衝機構23に設定された弾撥力の予圧バネ特性を超えるような大きな反力に対し、カッタユニット5全体がカッタユニット5の移動方向及びカッタ22の進出方向に退動して前記反力を緩衝することができるので、カッタ22に過負荷がかかるような事態を一層確実に回避することができる。
【0037】
尚、本発明の壁面切削方法及び壁面切削機は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、マンホール内壁以外のコンクリート壁面、更にはレンガ、石材等から成る壁面の切削作業にも使用できること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】
上記した本発明の壁面切削方法及び壁面切削機によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0039】
(I)本発明の請求項1及び2に記載の発明によれば、カッタを壁面に押し付けて該壁面の表面形状に沿わせて移動させる過程で、カッタトルクを監視しながら該カッタトルクが常に一定になるようにカッタを進退動させて制御することができるので、前記壁面に凹凸や表面形状の変化があっても、カッタに過負荷がかかったり、空転が生じる等といった不具合を未然に回避することができ、カッタを常に同等な押付力で壁面に押し付けて良好に機械切削を行うことができる。
【0040】
(II)本発明の請求項3に記載の発明によれば、壁面の大きな凹凸や該壁面の表面形状の急激な変化等によって、カッタがカッタユニットの移動方向及びカッタの進出方向に対し壁面側から過剰な反力を受け、カッタ進退モータによるカッタの退動操作で間に合わないほどの急激なカッタトルクの増加が起こり得る状況になったとしても、弾性緩衝機構に設定された弾撥力の予圧バネ特性を超えるような大きな反力に対し、カッタユニット全体がカッタユニットの移動方向及びカッタの進出方向に退動して前記反力を緩衝することができるので、カッタに過負荷がかかるような事態を一層確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す断面図である。
【図2】図1のII−II方向の矢視図である。
【図3】図1のキー溝に対するキー部材の嵌挿状態を示す断面図である。
【図4】図1のカッタアームの進退動機構を示す断面図である。
【図5】図1の制御装置の制御系統図である。
【図6】図1の制御装置に用いる制御用関数の具体例を示すグラフである。
【図7】図1の水平バネに設定された弾撥力の予圧バネ特性を示すグラフである。
【図8】図1の上向バネ及び下向バネに設定された弾撥力の予圧バネ特性を示すグラフである。
【符号の説明】
3 マンホール内壁(壁面)
5 カッタユニット
22 カッタ
23 弾性緩衝機構
28 カッタ進退モータ
31 カッタ駆動モータ
37 制御装置
38 電圧値[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wall surface cutting method and a wall surface cutting machine.
[0002]
[Prior art]
In general, the surface layer of the manhole inner wall in sewer manholes is corroded and deteriorates over the years, so it is necessary to repair the deteriorated manhole inner wall surface by cutting until a healthy surface appears. The work of cutting the surface layer was performed manually by a disc grinder after an operator entered the manhole.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, manual cutting of the entire inner wall of a manhole with a depth of about 6 m over a long time while supporting the body in a narrow manhole with a strange odor or cutting dust is extremely severe. Since the burden on the worker was very large both physically and mentally, it is considered to reduce the burden on the worker by mechanizing such cutting work, but the surface of the inner wall of the manhole is uneven, Moreover, since the upper part of the inner wall of the manhole has a conical shape that gradually decreases in diameter upward, in the process of mechanical cutting while pressing the cutter against the inner wall of the manhole and moving the cutter along the surface shape of the inner wall of the manhole There is a risk of problems such as overloading the cutter or causing idling, so that the cutter can always be pressed against the inner wall of the manhole with the same pressing force. Providing specific means of it is desired.
[0004]
The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and a wall surface cutting method and wall surface cutting that can avoid problems such as overloading the cutter and idling when the wall surface such as the inner wall of a manhole is machine-cut. The purpose is to provide a machine.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, when the cutter is pressed against the wall surface and is machined while being moved along the surface shape of the wall surface, the cutter torque is monitored and the cutter torque is set to a predetermined reference torque. If it is larger, the cutter is moved backward, and if it is smaller, the cutter is advanced, and the speed of the forward / backward movement is controlled faster as the difference between the reference torque and the cutter torque becomes larger , and the cutter torque is set higher than the reference torque. The wall surface cutting method is characterized in that the control of the forward / backward movement of the cutter is urgently stopped when the torque is exceeded .
[0006]
In this way, in the process of pressing the cutter against the wall surface and moving it along the surface shape of the wall surface, when the cutter torque exceeds a predetermined reference torque, the cutter is retracted and the cutter torque is reduced. When the torque falls below the predetermined reference torque, the cutter is advanced and the cutter torque is increased. Therefore, the cutter is moved forward and backward so that the cutter torque is always maintained at the predetermined reference torque. Since the speed of movement is controlled faster as the difference between the reference torque and the cutter torque becomes larger, the cutter is moved back and forth at a faster speed as urgentness is required, and the cutter torque is quickly returned to the reference torque. become. In addition, if the cutter torque exceeds a torque set higher than the reference torque, the control of the forward / backward movement of the cutter is stopped urgently and cutting is interrupted.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a wall surface configured to support the cutter unit so that the cutter unit can move along the surface shape of the wall surface, and to move the cutter mounted on the cutter unit forward and backward toward the wall surface. A cutter is a cutter that inputs a voltage value of a cutter driving motor that drives the cutter and monitors the cutter torque. If the cutter torque is larger than a predetermined reference torque, the cutter is retracted, and if the cutter torque is smaller, the cutter is advanced. Controls the cutter advancing / retreating motor that moves the cutter back and forth, and also controls the speed of the advancing / retreating faster as the difference between the reference torque and the cutter torque increases , and the cutter torque is set higher than the reference torque. those of the wall cutter, characterized in that it comprises a control device which is adapted to emergency stop the control of the forward and backward movement of the cutter when exceeded
[0008]
According to such a wall surface cutting machine, while the cutter is driven by the cutter drive motor, the cutter advances and retracts to advance from the cutter unit and press it against the wall surface, and the cutter unit moves along the surface shape of the wall surface while moving the cutter unit along the wall surface. When the machine cutting is performed, the control unit monitors the cutter torque based on the voltage value of the cutter drive motor, and when the cutter torque exceeds a predetermined reference torque, the cutter advance / retreat motor controlled by the control unit controls the cutter torque. Since the cutter torque is reduced by the retraction of the cutter, the cutter torque is reduced, and when the cutter torque falls below a predetermined reference torque, the cutter is advanced by the cutter advancing / retreating motor controlled by the control device. The cutter will be moved forward and backward so that is always maintained at the predetermined reference torque. Since the speed of the forward / backward movement is controlled faster as the difference between the reference torque and the cutter torque becomes larger, the cutter torque is quickly moved to the reference torque as the cutter is moved forward / backward at a faster speed as the urgency is required. Will be returned. In addition, if the cutter torque exceeds a torque set higher than the reference torque, the control of the forward / backward movement of the cutter is stopped urgently and cutting is interrupted.
[0009]
Furthermore, the invention according to claim 3 of the present invention is such that, in the above-described wall cutting machine, the cutter unit can be retracted against the resilience in the moving direction of the cutter unit and the advancing direction of the cutter. It is supported through an elastic buffer mechanism.
[0010]
By doing so, the cutter is subjected to an excessive reaction force from the wall surface side with respect to the moving direction of the cutter unit and the advancing direction of the cutter due to a large unevenness of the wall surface or a sudden change in the surface shape of the wall surface. Even if it becomes a situation where the cutter torque can be increased suddenly due to the retreating operation of the cutter, the large reaction force exceeding the preload spring characteristics of the elastic force set in the elastic buffer mechanism As a result, the entire cutter unit can move back in the moving direction of the cutter unit and the advancing direction of the cutter to buffer the reaction force.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0012]
1 to 8 show an example of an embodiment for carrying out the present invention, in which 1 is a manhole, 2 is a manhole opening in the ground, 3 is a manhole inner wall (wall surface), A support frame 4 having a hollow structure with a lower opening is installed, and a
[0013]
As shown in FIGS. 1 and 2, a swivel table 7 having a boss portion 6 extending downward in the center at the upper portion of the support frame 4 rotates about the axis A of the manhole port 2 via a bearing 8. The swivel table 7 is swiveled by driving a
[0014]
Further, a
[0015]
Here, a
[0016]
Further, as shown in FIGS. 1 and 3, a
[0017]
A bearing
[0018]
On the other hand, as shown in FIG. 1, a
[0019]
In particular, as shown in detail in FIG. 4, each of the
[0020]
Further,
[0021]
Figure 6 shows a specific example of the control function used in the
[0022]
Further, in this embodiment, the
[0023]
Here, the intermediate frame 44 is connected to the upper frame 43 through a
[0024]
Figure 7 shows the preload spring characteristics of the set repulsive force to the horizontal spring 46, when the horizontal reaction
[0025]
Incidentally, it is preferable when the spring displacement of the horizontal spring 46 reaches S 1 limits, keep adapted to interrupt the cutting and emergency stop control of forward and backward movement of the
[0026]
In addition, the lower frame 42 is connected to the intermediate frame 44 so as to be movable in the vertical direction via an elevating guide portion 47, and is moved upward and downward to the elevating guide portion 47 by its own
[0027]
That is, the upward spring 49 and the
[0028]
FIG. 8 shows the preload spring characteristics of the resilience set for the upward spring 49 and the
[0029]
As in the case of the horizontal spring 46 described above, when the amount of spring displacement of the upward spring 49 and the
[0030]
In the figure,
[0031]
Thus, when cutting the deteriorated surface layer of the manhole inner wall 3 in the
[0032]
At this time, in the process of pressing the
[0033]
Further, particularly in the present embodiment, the
[0034]
Therefore, according to the above embodiment, in the process of pressing the
[0035]
In particular, as shown in the present embodiment, when applied to the work of cutting the deteriorated surface layer portion of the manhole inner wall 3, the deteriorated surface layer portion is harder than the sound portion because it is harder to be cut. By simply maintaining 22 to be pressed against the manhole inner wall 3 with the same pressing force, a deteriorated portion having a variation in deterioration in the thickness direction of the manhole inner wall 3 appears as a sound surface according to the variation in the deterioration progress. Thus, the strength of the repaired manhole inner wall 3 can be finished uniformly.
[0036]
Furthermore, if the
[0037]
In addition, the wall surface cutting method and wall surface cutting machine of the present invention are not limited to the above-described embodiments, and can be used for cutting concrete wall surfaces other than manhole inner walls, and also wall surfaces made of bricks, stones, etc. Of course, various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
[0038]
【The invention's effect】
According to the above-described wall surface cutting method and wall surface cutting machine of the present invention, various excellent effects as described below can be obtained.
[0039]
(I) According to the first and second aspects of the present invention, in the process of pressing the cutter against the wall surface and moving it along the surface shape of the wall surface, the cutter torque is always monitored while monitoring the cutter torque. Since the cutter can be controlled to move forward and backward so that it becomes constant, even if the wall surface is uneven or the shape of the surface is changed, problems such as overloading the cutter and slipping can be avoided. The cutter can always be pressed against the wall surface with an equivalent pressing force, and good machine cutting can be performed.
[0040]
(II) According to the invention described in claim 3 of the present invention, due to the large unevenness of the wall surface, a sudden change in the surface shape of the wall surface, etc., the cutter moves to the wall surface side with respect to the moving direction of the cutter unit and the advancing direction of the cutter. Even if there is a situation in which the cutter torque may increase suddenly in time due to excessive reaction force from the cutter, the cutter retraction operation by the cutter advance / retreat motor will cause the preload of the elastic force set in the elastic cushioning mechanism. The entire cutter unit can retreat in the moving direction of the cutter unit and the advancing direction of the cutter to buffer the reaction force against a large reaction force exceeding the spring characteristics, so that the cutter is overloaded. The situation can be avoided more reliably.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an example of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view taken in the direction of arrows II-II in FIG.
3 is a cross-sectional view showing a state in which a key member is inserted into the key groove of FIG. 1. FIG.
4 is a cross-sectional view showing an advancing / retracting mechanism of the cutter arm of FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a control system diagram of the control device of FIG. 1;
6 is a graph showing a specific example of a control function used in the control device of FIG. 1;
7 is a graph showing the preload spring characteristic of the resilience set for the horizontal spring of FIG. 1; FIG.
8 is a graph showing the preload spring characteristics of the resilience set for the upward spring and the downward spring in FIG. 1. FIG.
[Explanation of symbols]
3 Manhole inner wall (wall surface)
5
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15991097A JP3899594B2 (en) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | Wall cutting method and wall cutting machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15991097A JP3899594B2 (en) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | Wall cutting method and wall cutting machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH115214A JPH115214A (en) | 1999-01-12 |
JP3899594B2 true JP3899594B2 (en) | 2007-03-28 |
Family
ID=15703845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3899594B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011226141A (en) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Nissin Kiko Co Ltd | Method of removing asbestos-containing material |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP15991097A patent/JP3899594B2/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011226141A (en) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Nissin Kiko Co Ltd | Method of removing asbestos-containing material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH115214A (en) | 1999-01-12 |
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