JP3898262B2

JP3898262B2 - Sanitary washer

Info

Publication number: JP3898262B2
Application number: JP2653297A
Authority: JP
Inventors: 重治佐山
Original assignee: Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Current assignee: Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority date: 1997-02-10
Filing date: 1997-02-10
Publication date: 2007-03-28
Anticipated expiration: 2017-02-10
Also published as: JPH10216044A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、衛生洗浄器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、肛門などの局部を洗浄する衛生洗浄器として、貯水タンクとポンプと洗浄ノズルとを便座に一体的に組み込んだものが一般によく知られているが、かかる構成では便器上でしか使用できないために使用形態が制限されていた。
【０００３】
また、トイレ以外の場所でも使用できるように携行可能としたものとして、例えば、実公昭56-5486 号や、実公平5-7014号公報に示されているものがある。
【０００４】
前記のものは、ポンプを内蔵する本体ケースの中央部に貯水槽を着脱自在に配設する凹部を設け、同凹部の両側に空洞部を設けて、各空洞部にそれぞれ電池収納部とノズル部収納部とを設けている。
【０００５】
他方、後記のものは、筒状のタンクの内部の底部にポンプを設けるとともに、上部にヒータを設け、タンクの上端部にタンク壁面を介して電気回路室を形成し、その内部にポンプに給電する蓄電池を配設している。そして、外部電源から前記蓄電池及びヒータとに同時に通電可能とし、ヒータを加熱するのは外部電源から行い、蓄電池はポンプのみの駆動に対応するだけとしている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、これらの衛生洗浄器は、たとえ上述したように携行可能としたものであっても洗浄対象は使用者自身を想定しており、例えば、介護の必要な老齢者や乳幼児等の局部洗浄を行うことを目的としたものではなかった。
【０００７】
これを前記した者に適用することも可能ではあるが、実公昭56-5486 号のものでは十分な小型化が図れず、ベッド脇やベッド上に載置することが難しく、しかもヒータを具備していないので冬季の使用には不向きである。
【０００８】
一方、実公平5-7014号のものは、小型で、かつヒータが備えられて改善されているが、片手で使用できるほどのきわめて小型のものなので、どうしてもタンク貯水量が少なく十分な洗浄が行えなかった。
【０００９】
そこで、ある程度水量を確保するためにタンク容量を大きくすることも考えられるが、上記したようにタンクの上下に蓄電池、ポンプをそれぞれ配設したレイアウトではバランスが悪くなり、転倒したりするおそれがある。
【００１０】
本発明は、上記課題を解決することのできる衛生洗浄器を提供することを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するために、請求項１に係る本発明では、筒状の本体部内に洗浄水を貯水する貯水部を収納配設するとともに、同貯水部に連通連結するポンプを介して洗浄水を噴出するノズル部を設けた衛生洗浄器において、前記本体部に前記ノズル部を装着するノズル装着部を備え、このノズル装着部は、前記ノズル部の先端に形成した噴出口と前記貯水部とを連通させた状態と、洗浄水の噴出角度を所望の角度に合わせて前記ノズル部の噴出口を洗浄対象に向けた状態とで前記ノズル部を保持可能とした。
【００１２】
また、請求項２記載の本発明では、前記貯水部の底部に加熱手段を配設するとともに、前記貯水部の下方に形成した機能部収納空間内に、前記ポンプと、同ポンプへ給電する蓄電池とを配設した。
【００１３】
したがって、貯水部の下方に機能部が集中して配設されることになり、重量バランスが良好となって転倒のおそれがなく、しかも、衛生洗浄器自体を著しくコンパクト化できるので、載置スペースに制限されることなく使用可能となる。
【００１４】
また、請求項３記載の本発明では、前記本体部の周側面下部に、外部交流電源と接続する給電口を設け、同給電口と前記加熱手段及び蓄電池とを、前記機能部収納空間内に配設した充電部を介して接続した。
【００１５】
したがって、外部交流電源と給電口とを電源コード等で接続するだけで加熱手段により洗浄水を加熱しながら蓄電池に充電することが可能となり、蓄電池が常に充電された状態で本衛生洗浄器を使用することができる。しかも、ポンプと蓄電池に加えて充電部も機能部収納空間内に配設しているので、本体部の下部に重量物が集中配設されることになり、機能部収納空間をより有効利用して、貯水部の必要容量を確保しながら全体を可及的に小型化し、かつ重量バランスを向上させて安定性をより向上させることができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
本発明に係る衛生洗浄器は、筒状の本体部内に洗浄水を貯水する貯水部を収納配設するとともに、同貯水部に連通連結するポンプを介して洗浄水を噴出するノズル部を設けた衛生洗浄器において、前記本体部に前記ノズル部を装着するノズル装着部を備え、このノズル装着部は、前記ノズル部の先端に形成した噴出口と前記貯水部とを連通させた状態と、洗浄水の噴出角度を所望の角度に合わせて前記ノズル部の噴出口を洗浄対象に向けた状態とで前記ノズル部を保持可能としたものである。そして、前記貯水部の下方に前記ポンプや蓄電池等の機能部を集中して配設している。
【００１７】
すなわち、前記貯水部の底部に加熱手段を配設し、前記貯水部の下方に形成した機能部収納空間内に、前記貯水部に連通連結して前記ノズル部に洗浄水を圧送するポンプと、同ポンプへ給電する蓄電池とを配設して重量バランスを良好に保ち、転倒のおそれをなくしている。しかも、衛生洗浄器自体をコンパクト化できるので載置スペースに制限されることなく使用可能となっている。
【００１８】
また、前記本体部の周側面下部に、家庭用コンセント等の外部交流電源と接続する給電口を設け、同給電口と前記加熱手段及び蓄電池とを充電部を介して接続している。したがって、加熱手段により洗浄水を加熱しながら蓄電池の充電が可能となり、使用時には蓄電池は常に充電された状態となっているので、交流電源の無い場所でも電池切れなどを心配することなく安心して本衛生洗浄器を使用することができる。
【００１９】
前記加熱手段は、電気ヒータが好適に用いられ、通常の洗浄水温度としては40℃が適温であるが、35〜50℃の範囲で温度調節可能としておくとよい。
【００２０】
なお、前記ヒータ及び蓄電池への通電に用いるために、家庭用交流電源に接続する電源コードは前記給電口に着脱自在に接続可能としたものが好ましい。
【００２１】
また、充電部は、ポンプや蓄電池同様に機能部収納空間内に配設して、同機能部収納空間内を有効利用したレイアウトとすることができる。
【００２２】
かかる構成により、貯水部の必要容量を確保しながら全体を可及的に小型化することができる。しかも、重量バランスをより向上させることがきるので安定性がさらに増し、衛生洗浄器を載置スペースに制限されることなく使用することができ、例えば、介護を要する老齢者や、乳幼児の局部洗浄などに使用する場合、本衛生洗浄器をベッド脇やベッド上に載置して使用することができる。
【００２３】
【実施例】
本発明の実施例を、図面を参照しながら以下に具体的に説明する。
【００２４】
図１に示すように、本実施例に係る衛生洗浄器Ａは、一定量の洗浄水を収容する本体部１と、洗浄水を噴出して局部等の洗浄を行う洗浄部２とからなり、本体部１にアーチ状の把手３を設けて携行可能としたコンパクトな構成としている。
【００２５】
30は把手３を本体部１に回動自在に取付けた連結部である。
【００２６】
４は洗浄部２のノズル部であり、本体部１とホース５を介して連通連結している。また、６は本体部１の上部に開閉自在に取付けた蓋体、７は同蓋体６の上面に設けた操作部、1aは本体部１の側面に設けた水位計である。
【００２７】
以下、上記本体部１及び洗浄部２の構成について詳述する。
【００２８】
本体部１は、図２に示すように、上部開口の筒状に形成されており、その内部に洗浄水を略１リットル貯溜可能な貯水部としての貯水タンク10を収納配設しており、洗浄水の残量は前記水位計1aにより本体部１の外から視認できるようにしている。
【００２９】
同貯水タンク10の底面には加熱手段としてヒータＨを取付けて貯水タンク10内の洗浄水を加熱可能とするとともに、ヒータＨの回路に、バイメタルで構成した上限温度を検出する温度センサS1と下限温度とを検出する温度センサS2とを接続して、35〜50℃の範囲で水温調節可能としている。
【００３０】
また、貯水タンク10の周側面に蓄熱材Ｋを貼設しており、加熱された洗浄水を冷めにくくしている。
【００３１】
すなわち、ヒータＨにより加熱する際の熱量を蓄熱材Ｋに蓄え、ヒータＨの通電が終了した後は、蓄えた熱により保温可能としたものである。かかる蓄熱材Ｋとしては、例えば、酢酸ナトリム、リン酸ナトリウム等の無機系のものや有機系のもの等があるが、これらのうちから、融点が30〜60℃程度のものを好適に用いることができる。
【００３２】
かかる蓄熱材Ｋを設けたことにより、洗浄水の適温が長時間保たれるので、本衛生洗浄器Ａを外出先に携行し、例えば、連れている乳幼児のオムツ替えなどに有効に用いることができる。特に、自動車や電車などで長距離移動する場合には有用である。
【００３３】
また、貯水タンク10の下方に機能部収納空間Ｑを形成し、同機能部収納空間Ｑには、前記貯水タンク10に連通連結して前記ノズル部４にホース５を介して洗浄水を圧送するポンプＰを配設している。なお、11は貯水タンク10の下部に設けた洗浄水流出口、P1はポンプ入口、P2はポンプ出口、ＭはポンプＰの駆動モータである。
【００３４】
さらに、前記ポンプＰの両側には、図３に示すように、前記ポンプＰへ給電する蓄電池Ｂと、同蓄電池Ｂを充電するための充電部Ｃをそれぞれ配設するとともに、本体部１の周面下部には、前記ヒータＨ及び蓄電池Ｂへの給電口Ｄを配設している（図２参照）。
【００３５】
８は電源コードであり、一端に前記給電口Ｄに着脱自在としたマグネットプラグ80を備え、他端には外部交流電源となる家庭用コンセント（図示せず）に対応するプラグ81を備えている。
【００３６】
このように、本衛生洗浄器Ａは貯水部10の下方にポンプＰや蓄電池Ｂや充電部Ｃ等の比較的重量物である機能部を集中して配設しているので、重量バランスが良好となって転倒のおそれがなく、しかも、衛生洗浄器Ａ自体を著しくコンパクト化できるので、載置スペースに制限されることなく使用可能となる。
【００３７】
しかも、家庭用コンセントと給電口Ｄとを電源コード８で接続するだけでヒータＨにより洗浄水を加熱しながら蓄電池Ｂに充電することが可能となり、蓄電池Ｂが常に充電された状態で本衛生洗浄器Ａを使用することができる。
【００３８】
また、前記した本体部１の上部に開閉自在に取付けた蓋体６は、図２及び図４に示すように、本体部１に設けた枢支部12に軸支して開閉自在となし、閉蓋時には、図示しないロック機構によりロック可能としている。
【００３９】
また、本衛生洗浄器Ａの操作部７は、図４に示すように、本体部１の前記枢支部12と対向する側に、外方へ膨出する膨出部13を形成し、同膨出部13の上面に設けている。
【００４０】
すなわち、膨出部13の中央位置に形成した凹部13a を挟んで左側にポンプＰの駆動・停止を行う作動スイッチ71とポンプ駆動時に点灯する表示ランプ72を設けるとともに、凹部13a の右側に洗浄水温度を低・中・高の３段階で設定可能とした温度設定スイッチ73と、ヒータＨのオン・オフ表示ランプ74と、洗浄水の温度表示ランプ75とを設けている。76は蓋体６のロック解除ボタンである。
【００４１】
なお、本実施例では、温度設定スイッチ73をプッシュ式として、プッシュ回数で低温、中温、高温と設定するようにしているが、そのスイッチ構造は特に限定するものではない。
【００４２】
ここで、本衛生洗浄器Ａの電気回路を図５を参照しながら説明すると、給電口Ｄに蓄電池ＢとヒータＨに接続した入力端子D1を設けており、ポンプＰの駆動モータＭと蓄電池Ｂと作動スイッチ71とを直列に接続し、同作動スイッチ71の操作でポンプＰの駆動・停止を行わせている。
【００４３】
そして、充電部Ｃに設けたトランスＴの一次側を前記入力端子D1に接続し、同一次側とヒータＨとを接続し、さらに、トランスＴの二次側を蓄電池Ｂの所定充電電圧に落とすようにして、ダイオード整流器77により半波整流している。
【００４４】
かかる構成により、電源コード８のマグネットプラグ80を給電口Ｄに、プラグ81をコンセントに差し込むと、ヒータＨと蓄電池Ｂに通電され、洗浄水は適温まで加熱されるとともに、蓄電池Ｂには充電電流が流れることになり、ヒータＨを加熱すると同時に充電することができる。
【００４５】
したがって、本衛生洗浄器Ａは、使用する場所にコンセントが無くても蓄電池Ｂの電力により使用することができる。
【００４６】
また、本洗浄装置Ａは、洗浄水の温度が一定値以上に上昇するとポンプＰの作動を禁止する制御手段としてポンプ制御装置Ｅを備えており、同ポンプ制御装置Ｅと貯水タンク10に取付けた異常温度検出センサS3及びポンプＰの駆動モータＭの回路に設けた開閉スイッチ78とを電気的に接続している。
【００４７】
すなわち、異常温度検出センサS3が前述した温度センサS1,S2 による温度制御範囲を越えた洗浄水温度を検出すると、その検出値に基づき、ポンプ制御装置Ｅは前記開閉スイッチ78を切ってポンプＰの駆動を禁止するもので、ノズル部４から熱湯等を誤って噴出させたりすることを防止している。したがって、外部で湯を沸かしたものを直接貯水部10に入れた場合などに、その湯が一定値を越えた温度の熱湯であればポンプＰは作動スイッチ71をオンしても駆動せず、熱湯が噴出して火傷したりするおそれがない。
【００４８】
あるいは、前述した温度センサS1,S2 が何らかの理由で故障した場合に水温が著しく上昇しても、異常温度検出センサS3がこれを検出してポンプ制御装置Ｅに検出信号を出力してポンプＰの駆動を禁止するので安全である。
【００４９】
また、かかるポンプ制御装置Ｅを、本実施例ではヒータＨの回路中に配設しており、ヒータＨに通電中はポンプＰの作動を禁止するようにしている。
【００５０】
したがって、交流電源から給電中、すなわち、洗浄水を加熱しながら蓄電池Ｂに充電している際にはポンプＰは駆動することがないので感電事故などを未然に防止することができる。
【００５１】
次に、洗浄部２について説明する。
【００５２】
洗浄部２は、本体部１のポンプＰとノズル部４とをホース５を介して連通連結して構成しており、ノズル部４は、図６に示すように、グリップ部40を有するピストル状に形成するとともに、内部に洗浄水通路Ｒを形成し、同洗浄水通路Ｒ中に弁孔42を形成し、さらに、同弁孔42に離接自在とした弁体43を配設し、スプリング41により同弁体43を閉弁方向に付勢して開閉弁Ｊを構成している。
【００５３】
そして、ノズル部４に弁体43を開弁方向に作動させる引き金式レバー44を連設している。44a はレバー44の取付軸である。
【００５４】
ノズル部４の上部前端から、前記洗浄水通路Ｒに基端を連通連結し、先端に噴出口4aを形成したノズル体45を伸延し、同ノズル体45の外周面に内周面を螺合させた噴出形態変更機構46を取付けて、洗浄水を霧状、シャワー状、直線状に切替可能としている。なお、47はレバーストッパーであり、レバー44を指で押さなくても、同ストッパー47をレバー44に係合すれば、レバー44を開弁状態に保持可能としている。
【００５５】
ここで、上記構成のノズル部４を本体部１に装着するノズル装着部９について説明する。
【００５６】
本実施例に係るノズル装着部９は、前述した蓋部６と操作部７とにかけて構成している。
【００５７】
すなわち、図２及び図４に示すように、ノズル装着部９は、蓋体６を一定の厚みをもって形成するとともに、中央部に円状凹部60を形成し、同円状凹部60の中心に形成したノズル挿入孔61に前記ノズル部４の先端に形成した噴出口4aを前記貯水タンク10内に向けて挿入した際に、同噴出口4aと貯水タンク10とを連通させた状態でノズル部４を保持可能とし、しかも、かかる保持姿勢においては、円状凹部60の凹面60a がノズル部４のレバー44を押圧して開弁作動位置で保持するレバー保持部として機能するようにしている。
【００５８】
また、ノズル挿入孔61の深さと前記ノズル体45の長さとを合わせるとともに、ノズル挿入孔61の先端部内径を漸次縮径してノズル体45の先端形状と対応させており、ノズル体45を付け根まで挿入すると噴出口4aがノズル挿入孔61の下端開口に臨む状態でノズル部４自体が保持される構造としている。62はノズル挿入孔61の内壁に形成したノズル支持片である。
【００５９】
このときに、本実施例では、ノズル部４から伸延するホース５を本体部１に形成した膨出部13の凹部13a 内を通すようにしており、しかも、ホース５をコイル状に形成しているので、使用時には必要長さまで伸長させながら、ノズル部４の装着時には、ホース５を本体部１の高さ範囲内で収めることができる。
【００６０】
また、本実施例に係るノズル装着部９は、図７に示すように、ノズル部４の噴出口4aを洗浄対象に向けた状態でも保持可能としており、ノズル部４を本体部１に保持させながら洗浄水を噴出して、両手で洗浄作業を行う所謂ハンズフリーでの使用を可能としている。
【００６１】
すなわち、図８に示すように、本体部１の膨出部13に形成した凹部13a の幅をノズル部４のグリップ部40を挿通可能な幅に形成するとともに、グリップ部40の左右側面に、それぞれ枢支用短軸48と位置決め用凸部49を設ける一方、これらに対応するように、前記凹部13a の左右壁面に枢支用縦長凹部91と複数の位置決め用凹部92をそれぞれ設け、枢支用短軸48を枢支用縦長凹部91に合わせてグリップ部40を凹部13a 内に挿入し、位置決め用凸部49と位置決め用凹部92との係合によりノズル部４を保持可能としている。そして、位置決め用凸部49を複数の位置決め用凹部92に選択的に係合させることにより、洗浄水の噴出角度を所望の角度に合わせることができるようにしている。
【００６２】
なお、以上説明してきたノズル装着部９、及び、少なくとも前述したノズル部４の噴出形態変更機構46については、衛生上、抗菌樹脂により成形することが好ましい。
【００６３】
本実施例に係る衛生洗浄器Ａは上記してきた構成であり、これを実際に使用する場合について以下に説明する。
【００６４】
使用に際し、予め、本体部１と家庭用コンセントとを電源コード８を接続しておき、蓄電池Ｂを充電しておくとともに、貯水タンク10内の洗浄水をヒータＨにより適温に加熱しておく。
【００６５】
そして、例えば洗浄対象が介護を要する老齢者や乳幼児であって、使用場所が異なる場合は前記電源コード８を外し、本衛生洗浄器Ａを必要場所に移動し、使用に際して、先ず、作動スイッチ71をオンしてポンプＰを作動させる。このとき、図１、図２に示すように、ノズル部４はレバー44が開弁作動位置の状態でノズル装着部９に保持されているので、ホース５及びノズル部４内の冷たい滞留水がノズル部４の噴出口4aより貯水タンク10内に捨水される。
【００６６】
使用者がノズル部４を持ち上げると、レバー44が閉弁位置に復帰するので捨水は停まり、その後、洗浄対象に向けて使用者がレバー44を引くと、ヒータＨにより適温に温められた温水が噴出する。
【００６７】
通常はシャワー状又は霧状に噴出するようにしているので、局部の洗浄であれば、洗浄対象の下に敷くオムツ等が十分吸水できるだけの少ない吐水量で広い範囲の洗浄が可能となる。
【００６８】
しかも、肌に優しい温水を使用することができるので、洗浄者に不快感を与えるとがなく、また、乳幼児であればオムツかぶれなどを防止することができる。
【００６９】
また、この洗浄作業にあっては、図７で示したように、ハンズフリーの状態として使用することができるので、丹念な洗浄を行え、汚れを確実に落とすことができる。
【００７０】
以上説明してきたように、本衛生洗浄器Ａはコンパクトな構成で携行自在であり、ポンプＰの動力源を蓄電池Ｂにより行うようにしているので、洗浄を行う場所の制限がなく、ベッド上であってもあるいは移動する自動車の中等であっても使用可能である。
【００７１】
また、本衛生洗浄器Ａの洗浄対象は局部のみに限るものではないので、例えば手足やその他身体の一部の洗浄を行う簡易シャワーとして、汎用的な利用が可能である。
【００７２】
さらに、洗浄対象は人体でなくともよく、例えばペット等に適用することもできる。
【００７３】
ところで、洗浄に際して前記電源コード８は必ずしも外した状態でなければならないということはなく、コンセントに接続した状態であってもよい。
【００７４】
また他の実施例として、例えば交流電源に通電中、すなわち、充電・加熱中においては感電防止のためにポンプＰが駆動しないように構成することもでき、使用の際には必ず電源コード８を外して使用するようにしてもよい。
【００７５】
さらに、必ずしも前記ヒータＨで洗浄水を加熱する必要もなく、外部で沸かした温湯を貯水タンク10内に追加したり、移し替えて使用しても構わない。
【００７６】
また、捨水は、必ずしもノズル部４をノズル装着部９に装着した状態で行う必要はなく、ノズル部４をノズル装着部９から外した後にポンプＰを作動させ、噴出口4aを蓋体６に設けた円状凹部60に向けてレバー44を操作して洗浄水を噴出して捨水してもよい。この場合、吐水形態は直線状としてノズル挿入孔61に向けて噴出することが好ましいが、本実施例では、噴出された捨水用の洗浄水が本体部１の外にはみ出したりしないように円状凹部60を広めに形成している。
【００７７】
次に、衛生面を考慮した他の実施例として、図９〜図１２に示した衛生洗浄器A'について説明する。なお、以下の説明外の構成は先の実施例と同様とし、同一構成要素については同一符号を用いている。
【００７８】
本衛生洗浄器A'は、図９に示すように、噴出形態変更機構46を装着したアダプタ50をノズル部４のノズル体45に着脱自在に取付けたもので、ノズル部４をノズル装着部９に装着する場合は、図１０に示すように、アダプタ50を取り外した状態でノズル体45をノズル挿入孔61内に挿入して装着保持するようにしている。
【００７９】
すなわち、洗浄を行う場合、どうしてもノズル部４の前側には洗浄水の跳ね返りが付着しやすいものなので、使用後にノズル部４を本体部１に装着する場合はノズル部４の前側に位置するアダプタ50を取り外すようにしたものである。取り外したアダプタ50は適宜の方法で表面を清浄して次回の使用に供すればよい。
【００８０】
なお、アダプタ50とノズル体45との着脱は、本実施例ではノズル体45の前側外周面に雄ねじ部45a を形成するとともに、アダプタ50の内周面に雌ねじ部50a を形成することにより可能としているが、かかる螺合式に限らず、例えば嵌合式であってもよい。
【００８１】
また、取り外したアダプタ50は、図１１に示すように、本体部１の外周面にポケット15を設け、同ポケット15内に収納しておくようにすれば紛失したりするおそれがない。さらに、前記ポケット15内に殺菌液や殺菌剤などを収容しておいてもよい。
【００８２】
さらに他の実施例として、図１２に示した衛生洗浄器A'' を説明する。なお、以下の説明外の構成は先の実施例と同様とし、同一構成要素については同一符号を用いている。
【００８３】
本衛生洗浄器A'' は、ポンプＰの下流側にホース内圧力検出部Ｆを設けるとともに、同ホース内圧力検出部ＦとポンプＰの駆動モータＭの回路に設けた開閉スイッチ79とを電気的に接続し、さらに、ポンプＰの上流側に逆止弁Ｖを設けたもので、前記ホース内圧力検出部Ｆがノズル部４からの噴出圧以上となれば開閉スイッチ79を開いてポンプＰを自動停止させるようにしたものである。ホース内圧力検出部Ｆとしては、例えば、アキュムレータを具備するものとして、洗浄水の圧力の変化を空気圧で検出するような構成が考えられる。
【００８４】
かかる構成とすることにより、ノズル部４から洗浄液を吐出しているとき以外はポンプＰを自動的に停止させておくことができ、駆動モータＭの焼き付きや無駄な電力消費を防止することができる。
【００８５】
また、本実施例では、トランスＴの一側のショートや異常電圧からヒータＨを保護するために、ヒータＨをトランスＴの二次側に接続している。
【００８６】
以上、各実施例を通して本発明を説明してきたが、本発明に係る衛生洗浄器の形状等は上記各実施例に限定されるものではなく、例えば本体部１は略角型としてもよく、また、ノズル装着部９を本体部１の上面に設けることなく、本体部１の周側面に設けてもよい。さらに、ホース５はコイル状でなくストレートな形状であってもよい。
【００８７】
また、使用する洗浄水としては水や湯に限らず、薬液などであってもよい。
【００８８】
さらに、例えば、ハンズフリーで洗浄可能な構成の一実施例として、本体部１にポンプＰと連通する接続口16を設け、同接続口16に前記してきたノズル部４を接続金具17を介して着脱自在に取付けるとともに、図１３に示すように、必要に応じてホース部分をフレキシブル管5aとしたノズル部4'と差し替え自在とすることもできる。この場合でも、ノズル部4'の噴出口4'a をノズル挿入孔61に挿入して捨水することは可能である。なお、接続口16の位置は図示したように蓋体６上ではなく、周側面であってもよい。
【００８９】
【発明の効果】
請求項１に係る本発明では、筒状の本体部内に洗浄水を貯水する貯水部を収納配設するとともに、同貯水部に連通連結するポンプを介して洗浄水を噴出するノズル部を設けた衛生洗浄器において、前記本体部に前記ノズル部を装着するノズル装着部を備え、このノズル装着部は、前記ノズル部の先端に形成した噴出口と前記貯水部とを連通させた状態と、洗浄水の噴出角度を所望の角度に合わせて前記ノズル部の噴出口を洗浄対象に向けた状態とで前記ノズル部を保持可能としたために、ノズル部を本体部に保持させながら洗浄水を噴出して、所謂ハンズフリーで使用可能となり、しかも、衛生洗浄器自体を著しくコンパクト化できるので、載置スペースに制限されることなく使用可能となる。
【００９０】
（２）請求項２に係る本発明では、前記貯水部の底部に加熱手段を配設するとともに、前記貯水部の下方に形成した機能部収納空間内に、前記ポンプと、同ポンプへ給電する蓄電池とを配設したことにより、貯水部の下方に機能部が集中して配設されることになり、重量バランスが良好となって転倒のおそれがなく、しかも、衛生洗浄器自体を著しくコンパクト化できるので、載置スペースに制限されることなく使用可能となる。
【００９１】
（３）請求項３に係る本発明では、前記本体部の周側面下部に、外部交流電源と接続する給電口を設け、同給電口と前記加熱手段及び蓄電池とを、前記機能部収納空間内に配設した充電部を介して接続したことにより、外部交流電源と給電口とを電源コード等で接続するだけで加熱手段により洗浄水を加熱しながら蓄電池に充電することが可能となり、蓄電池が常に充電された状態で本衛生洗浄器を使用することができる。
【００９２】
しかも、ポンプと蓄電池に加えて充電部も機能部収納空間内に配設しているので、本体部の下部に重量物が集中配設されることになり、機能部収納空間をより有効利用して、貯水部の必要容量を確保しながら全体を可及的に小型化し、かつ重量バランスを向上させて安定性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る衛生洗浄器の斜視図である。
【図２】同衛生洗浄器の断面図である。
【図３】同衛生洗浄器の底面図である。
【図４】同衛生洗浄器の平面図である。
【図５】同衛生洗浄器の回路説明図である。
【図６】同衛生洗浄器のノズル部の断面図である。
【図７】同衛生洗浄器の使用状態を示す説明図である。
【図８】同衛生洗浄器のノズル装着部を示す説明図である。
【図９】他の実施例に係る衛生洗浄器のノズル部の断面図である。
【図１０】同他の実施例に係る衛生洗浄器のノズル部装着状態を示す説明図である。
【図１１】同他の実施例に係る衛生洗浄器の斜視図である。
【図１２】他の実施例に係る衛生洗浄器の説明図である。
【図１３】ノズル装着部の一実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
A,A',A'' 衛生洗浄器
Ｂ蓄電池
Ｃ充電部
Ｄ給電口
Ｈ加熱手段（ヒータ）
Ｐポンプ
Ｑ機能部収納空間
１本体部
４ノズル部
10 貯水部（貯水タンク）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sanitary washer.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a sanitary washing device for washing a local area such as an anus, a water tank, a pump, and a washing nozzle are generally well-integrated in a toilet seat. However, in such a configuration, it can be used only on a toilet bowl. The form of use was limited.
[0003]
Further, examples of what can be carried so that it can be used in places other than toilets include those disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 56-5486 and Japanese Utility Model Publication No. 5-7014.
[0004]
In the above, a concave portion for detachably installing a water storage tank is provided in the central portion of the main body case incorporating the pump, and a hollow portion is provided on both sides of the concave portion, and a battery storage portion and a nozzle portion are respectively provided in each hollow portion. And a storage section.
[0005]
On the other hand, in the following, a pump is provided at the bottom inside the cylindrical tank, a heater is provided at the top, an electric circuit chamber is formed at the upper end of the tank via the tank wall surface, and power is supplied to the pump inside the tank. A storage battery is provided. The storage battery and the heater can be energized simultaneously from an external power source, the heater is heated from the external power source, and the storage battery only supports driving of the pump.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, even if these sanitary washers can be carried as described above, the object to be washed is assumed to be the user himself, for example, local washing of elderly people and infants who need care. It was not intended to be done.
[0007]
Although it is possible to apply this to the person described above, the actual size of the actual Japanese Kosho Sho 56-5486 is not sufficiently small, it is difficult to place it on the bedside or on the bed, and it has a heater. It is not suitable for winter use.
[0008]
On the other hand, No. 5-7014 is improved by being small and equipped with a heater, but it is extremely small enough to be used with one hand. There wasn't.
[0009]
Therefore, it is conceivable to increase the tank capacity in order to secure a certain amount of water. However, as described above, in the layout in which the storage battery and the pump are respectively arranged above and below the tank, the balance becomes worse and there is a risk of falling over. .
[0010]
An object of the present invention is to provide a sanitary washer that can solve the above-described problems.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in order to solve the above-mentioned problem, in the present invention according to claim 1, a water storage part for storing cleaning water is accommodated in the cylindrical main body part, and the pump is connected to the water storage part via a pump. in the sanitary washing apparatus having a nozzle portion for ejecting the washing water, provided with a nozzle mounting portion for mounting the nozzle portion on the body portion, the nozzle mounting portion, wherein the reservoir and the ejection port formed at the tip of the nozzle portion The nozzle portion can be held in a state in which the nozzle portion is in communication and a state in which the ejection angle of the cleaning water is set to a desired angle and the nozzle outlet of the nozzle portion is directed toward the object to be cleaned.
[0012]
Moreover, in this invention of Claim 2, while arrange | positioning a heating means in the bottom part of the said water storage part, in the functional part storage space formed under the said water storage part, the storage battery which supplies electric power to the pump Were arranged.
[0013]
Therefore, the functional units are concentrated and arranged below the water storage unit, the weight balance is good, there is no risk of falling, and the sanitary washer itself can be remarkably compact. It becomes possible to use without being limited to.
[0014]
Moreover, in this invention of Claim 3, the electric power feeding port connected with an external alternating current power supply is provided in the peripheral side lower part of the said main-body part, and the said electric power feeding port, the said heating means, and a storage battery are put in the said functional part storage space. It connected via the arrange | positioned charging part.
[0015]
Therefore, it is possible to charge the storage battery while heating the cleaning water by heating means just by connecting the external AC power supply and the power supply port with a power cord etc., and use this sanitary washer with the storage battery always charged can do. In addition to the pump and the storage battery, the charging unit is also arranged in the functional unit storage space, so that heavy objects are concentrated in the lower part of the main unit, and the functional unit storage space can be used more effectively. Thus, it is possible to further reduce the overall size as much as possible while securing the necessary capacity of the water storage unit, and to improve the weight balance and further improve the stability.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The sanitary washing device according to the present invention is provided with a water storage part for storing cleaning water in a cylindrical main body part, and a nozzle part for ejecting the cleaning water through a pump connected to the water storage part. in the sanitary washing device includes a nozzle mounting portion for mounting the nozzle portion on the body portion, the nozzle mounting portion, and a state in which the communicating ejection port formed at the tip of the nozzle portion and said reservoir, washed The nozzle portion can be held in a state in which the water jet angle is adjusted to a desired angle and the jet port of the nozzle portion is directed to the object to be cleaned. And the function parts, such as the said pump and a storage battery, are concentrated and arrange | positioned under the said water storage part.
[0017]
That is, a pump that disposes heating means at the bottom of the water storage section, communicates with the water storage section, and pumps cleaning water to the nozzle section in a functional unit storage space formed below the water storage section; A storage battery for supplying power to the pump is provided to maintain a good weight balance and eliminate the risk of falling. In addition, since the sanitary washer itself can be made compact, it can be used without being limited by the mounting space.
[0018]
In addition, a power supply port connected to an external AC power source such as a household outlet is provided at the lower part of the peripheral side surface of the main body, and the power supply port is connected to the heating means and the storage battery via a charging unit. Therefore, the storage battery can be charged while the cleaning water is heated by the heating means, and the storage battery is always charged when in use, so you can feel safe without worrying about running out of the battery even in places where there is no AC power supply. A sanitary washer can be used.
[0019]
As the heating means, an electric heater is preferably used, and a normal washing water temperature of 40 ° C. is an appropriate temperature, but the temperature may be adjusted within a range of 35 to 50 ° C.
[0020]
In addition, in order to use for the electricity supply to the said heater and a storage battery, it is preferable that the power cord connected to a household alternating current power supply can be detachably connected to the said power supply opening.
[0021]
Further, the charging unit can be arranged in the functional unit storage space in the same manner as the pump and the storage battery, and can have a layout that effectively uses the functional unit storage space.
[0022]
With this configuration, the whole can be made as small as possible while ensuring the required capacity of the water storage section. Moreover, since the weight balance can be further improved, the stability is further increased, and the sanitary washing device can be used without being limited to the mounting space. When used for such purposes as this, the sanitary washer can be placed on the bedside or on the bed.
[0023]
【Example】
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings.
[0024]
As shown in FIG. 1, the sanitary washing device A according to the present embodiment includes a main body 1 that stores a certain amount of washing water, and a washing unit 2 that ejects washing water to wash local parts and the like, The main body 1 is provided with an arch-shaped handle 3 so as to be portable.
[0025]
Reference numeral 30 denotes a connecting portion in which the handle 3 is rotatably attached to the main body portion 1.
[0026]
Reference numeral 4 denotes a nozzle part of the cleaning part 2, which is connected in communication with the main body part 1 via a hose 5. Reference numeral 6 denotes a lid attached to the upper part of the main body 1 so as to be freely opened and closed, 7 is an operation part provided on the upper surface of the lid 6, and 1 a is a water level gauge provided on the side of the main body 1.
[0027]
Hereinafter, the structure of the said main-body part 1 and the washing | cleaning part 2 is explained in full detail.
[0028]
As shown in FIG. 2, the main body 1 is formed in a cylindrical shape with an upper opening, and a water storage tank 10 serving as a water storage section capable of storing approximately 1 liter of washing water is accommodated therein. The remaining amount of the washing water is visible from the outside of the main body 1 by the water level gauge 1a.
[0029]
A heater H is attached to the bottom surface of the water storage tank 10 as a heating means so that the cleaning water in the water storage tank 10 can be heated, and a temperature sensor S1 for detecting an upper limit temperature composed of bimetal in the heater H circuit and a lower limit A temperature sensor S2 for detecting the temperature is connected to adjust the water temperature in the range of 35 to 50 ° C.
[0030]
Moreover, the heat storage material K is affixed on the peripheral side surface of the water storage tank 10 to make it difficult to cool the heated washing water.
[0031]
That is, the amount of heat at the time of heating by the heater H is stored in the heat storage material K, and after the energization of the heater H is completed, the heat can be kept by the stored heat. Examples of the heat storage material K include inorganic materials such as sodium acetate and sodium phosphate, and organic materials. Among these materials, those having a melting point of about 30 to 60 ° C. are preferably used. Can do.
[0032]
By providing such a heat storage material K, the appropriate temperature of the washing water can be maintained for a long time, so that the sanitary washing device A can be carried outside and used effectively, for example, for changing diapers of infants accompanied by it. it can. This is particularly useful when traveling long distances by car or train.
[0033]
In addition, a functional part storage space Q is formed below the water storage tank 10, and the cleaning water is pumped to the nozzle part 4 via the hose 5 in communication with the water storage tank 10. A pump P is provided. In addition, 11 is a washing water outlet provided in the lower part of the water storage tank 10, P1 is a pump inlet, P2 is a pump outlet, M is a drive motor of the pump P.
[0034]
Further, as shown in FIG. 3, a storage battery B for supplying power to the pump P and a charging unit C for charging the storage battery B are disposed on both sides of the pump P, respectively. In the lower part of the plane, the heater H and the feeding port D to the storage battery B are arranged (see FIG. 2).
[0035]
Reference numeral 8 denotes a power cord, which includes a magnetic plug 80 which is detachably attached to the power supply port D at one end, and a plug 81 corresponding to a household outlet (not shown) serving as an external AC power source at the other end. .
[0036]
In this way, the sanitary washer A is provided with concentrated functional parts such as the pump P, the storage battery B, and the charging part C in the lower part of the water storage part 10 so that the weight balance is good. Thus, the sanitary washing device A itself can be remarkably compact, and can be used without being limited to the mounting space.
[0037]
Moreover, it becomes possible to charge the storage battery B while heating the cleaning water by the heater H simply by connecting the household outlet and the power supply port D with the power cord 8, and the main hygiene cleaning is performed while the storage battery B is always charged. Container A can be used.
[0038]
The lid 6 attached to the upper part of the main body 1 so as to be openable and closable is pivotally supported by a pivotal support 12 provided on the main body 1 as shown in FIGS. The lid can be locked by a lock mechanism (not shown).
[0039]
Further, as shown in FIG. 4, the operation unit 7 of the sanitary washer A is formed with a bulging portion 13 that bulges outward on the side of the main body 1 facing the pivotal support portion 12. It is provided on the upper surface of the protruding portion 13.
[0040]
That is, an operation switch 71 for driving / stopping the pump P and a display lamp 72 that is turned on when the pump is driven are provided on the left side of the recess 13a formed at the center of the bulging portion 13, and a cleaning water is provided on the right side of the recess 13a. A temperature setting switch 73 that can set the temperature in three stages of low, middle, and high, a heater H on / off display lamp 74, and a cleaning water temperature display lamp 75 are provided. Reference numeral 76 denotes a lock release button of the lid 6.
[0041]
In this embodiment, the temperature setting switch 73 is a push type, and is set to low temperature, medium temperature, and high temperature by the number of pushes, but the switch structure is not particularly limited.
[0042]
Here, the electrical circuit of the sanitary washer A will be described with reference to FIG. 5. An input terminal D1 connected to the storage battery B and the heater H is provided at the power supply port D, and the drive motor M of the pump P and the storage battery B are provided. And the operation switch 71 are connected in series, and the operation of the operation switch 71 causes the pump P to be driven / stopped.
[0043]
Then, the primary side of the transformer T provided in the charging unit C is connected to the input terminal D1, the primary side and the heater H are connected, and the secondary side of the transformer T is dropped to a predetermined charging voltage of the storage battery B. In this way, half-wave rectification is performed by the diode rectifier 77.
[0044]
With this configuration, when the magnetic plug 80 of the power cord 8 is inserted into the power supply port D and the plug 81 is inserted into the outlet, the heater H and the storage battery B are energized, the washing water is heated to an appropriate temperature, and the storage battery B has a charging current. Will flow, and the heater H can be heated and charged at the same time.
[0045]
Therefore, the sanitary washer A can be used by the power of the storage battery B even if there is no outlet at the place of use.
[0046]
The cleaning device A also includes a pump control device E as a control means for prohibiting the operation of the pump P when the temperature of the cleaning water rises above a certain value, and is attached to the pump control device E and the water storage tank 10. The abnormal temperature detection sensor S3 and the open / close switch 78 provided in the circuit of the drive motor M of the pump P are electrically connected.
[0047]
That is, when the abnormal temperature detection sensor S3 detects the washing water temperature exceeding the temperature control range by the temperature sensors S1 and S2, the pump controller E turns off the opening / closing switch 78 based on the detected value. Driving is prohibited, and hot water or the like is prevented from being accidentally ejected from the nozzle portion 4. Therefore, when hot water is boiled directly into the water storage section 10, if the hot water has a temperature exceeding a certain value, the pump P will not be driven even if the operation switch 71 is turned on. There is no risk of scalding hot water.
[0048]
Alternatively, even if the temperature sensor S1 or S2 described above fails for some reason, even if the water temperature rises significantly, the abnormal temperature detection sensor S3 detects this and outputs a detection signal to the pump controller E to output the pump P. It is safe because driving is prohibited.
[0049]
Further, in this embodiment, the pump control device E is disposed in the circuit of the heater H, and the operation of the pump P is prohibited while the heater H is energized.
[0050]
Therefore, when power is supplied from the AC power source, that is, when the storage battery B is being charged while heating the cleaning water, the pump P is not driven, so that an electric shock accident or the like can be prevented.
[0051]
Next, the cleaning unit 2 will be described.
[0052]
The cleaning part 2 is configured by connecting the pump P of the main body part 1 and the nozzle part 4 through a hose 5, and the nozzle part 4 has a pistol shape having a grip part 40 as shown in FIG. 6. In addition, a washing water passage R is formed in the inside, a valve hole 42 is formed in the washing water passage R, and a valve body 43 which is detachable from the valve hole 42 is disposed, and a spring The on-off valve J is configured by urging the valve body 43 in the valve closing direction by 41.
[0053]
A trigger lever 44 for operating the valve element 43 in the valve opening direction is connected to the nozzle portion 4. 44a is a mounting shaft of the lever 44.
[0054]
From the upper front end of the nozzle part 4, the base end is connected to the washing water passage R in a communicating manner, and the nozzle body 45 having the nozzle 4 a formed at the tip is extended, and the inner peripheral surface is screwed to the outer peripheral surface of the nozzle body 45. The ejected form changing mechanism 46 is attached so that the washing water can be switched between mist, shower, and linear. Reference numeral 47 denotes a lever stopper. Even if the lever 44 is not pushed with a finger, the lever 44 can be held in the valve open state by engaging the stopper 47 with the lever 44.
[0055]
Here, the nozzle mounting part 9 which mounts the nozzle part 4 of the said structure to the main-body part 1 is demonstrated.
[0056]
The nozzle mounting portion 9 according to the present embodiment is configured to cover the lid portion 6 and the operation portion 7 described above.
[0057]
That is, as shown in FIG. 2 and FIG. 4, the nozzle mounting portion 9 forms the lid 6 with a certain thickness, and forms a circular recess 60 at the center, and the center of the circular recess 60. When the jet nozzle 4a formed at the tip of the nozzle section 4 is inserted into the nozzle insertion hole 61 toward the inside of the water storage tank 10, the nozzle section 4 is kept in communication with the water jet tank 4a. In this holding posture, the concave surface 60a of the circular concave portion 60 functions as a lever holding portion that presses the lever 44 of the nozzle portion 4 and holds it in the valve opening operation position.
[0058]
Further, the depth of the nozzle insertion hole 61 and the length of the nozzle body 45 are matched, and the inner diameter of the tip end portion of the nozzle insertion hole 61 is gradually reduced to correspond to the tip shape of the nozzle body 45. When the nozzle is inserted to the base, the nozzle portion 4 itself is held in a state where the jet port 4a faces the lower end opening of the nozzle insertion hole 61. Reference numeral 62 denotes a nozzle support piece formed on the inner wall of the nozzle insertion hole 61.
[0059]
At this time, in this embodiment, the hose 5 extending from the nozzle portion 4 is passed through the recess 13a of the bulging portion 13 formed in the main body portion 1, and the hose 5 is formed in a coil shape. Therefore, the hose 5 can be accommodated within the height range of the main body portion 1 when the nozzle portion 4 is mounted while being extended to a required length during use.
[0060]
Further, as shown in FIG. 7, the nozzle mounting portion 9 according to the present embodiment can hold the nozzle portion 4 even when the nozzle 4 is directed to the object to be cleaned. However, it is possible to use a so-called hands-free operation in which cleaning water is ejected and cleaning is performed with both hands.
[0061]
That is, as shown in FIG. 8, the width of the concave portion 13a formed in the bulging portion 13 of the main body portion 1 is formed so that the grip portion 40 of the nozzle portion 4 can be inserted, and on the left and right side surfaces of the grip portion 40, Each of the pivotal short shaft 48 and the positioning convex portion 49 is provided, and in correspondence with these, a pivotal longitudinal concave portion 91 and a plurality of positioning concave portions 92 are respectively provided on the left and right wall surfaces of the concave portion 13a. The grip portion 40 is inserted into the recess 13a with the short shaft 48 aligned with the vertically supporting recess 91, and the nozzle portion 4 can be held by the engagement between the positioning protrusion 49 and the positioning recess 92. Then, by selectively engaging the positioning projections 49 with the plurality of positioning recesses 92, the cleaning water ejection angle can be adjusted to a desired angle.
[0062]
In addition, about the nozzle mounting part 9 demonstrated above and the ejection form change mechanism 46 of the nozzle part 4 mentioned above at least, it is preferable to shape | mold with an antimicrobial resin on hygiene.
[0063]
The sanitary washer A according to the present embodiment has the above-described configuration, and the case where it is actually used will be described below.
[0064]
In use, the power cord 8 is connected to the main body 1 and a household outlet in advance to charge the storage battery B, and the cleaning water in the water storage tank 10 is heated to an appropriate temperature by the heater H.
[0065]
For example, when the object to be cleaned is an elderly person or an infant who needs care, and the place of use is different, the power cord 8 is removed, and the sanitary washer A is moved to the required place. To turn on the pump P. At this time, as shown in FIGS. 1 and 2, since the nozzle portion 4 is held by the nozzle mounting portion 9 with the lever 44 in the valve opening operation position, the cold stagnant water in the hose 5 and the nozzle portion 4 is generated. Water is drained into the water storage tank 10 from the nozzle 4a of the nozzle portion 4.
[0066]
When the user lifts the nozzle unit 4, the lever 44 returns to the valve closing position, so that the water is stopped. After that, when the user pulls the lever 44 toward the object to be cleaned, the heater H warms it to an appropriate temperature. Hot water erupts.
[0067]
Normally, the spray is sprayed in the form of a shower or mist, so if it is a local cleaning, a wide range of cleaning can be performed with a small amount of water discharged so that the diaper or the like laid under the cleaning target can sufficiently absorb water.
[0068]
Moreover, since warm water that is gentle to the skin can be used, there is no discomfort for the washing person, and diaper rash can be prevented if the infant is an infant.
[0069]
Further, in this cleaning operation, as shown in FIG. 7, since it can be used in a hands-free state, careful cleaning can be performed and dirt can be reliably removed.
[0070]
As described above, the sanitary washer A is portable with a compact configuration, and the power source of the pump P is provided by the storage battery B. Even in a moving car or the like, it can be used.
[0071]
In addition, since the object to be cleaned by the sanitary washer A is not limited to a local area, it can be used for a general purpose, for example, as a simple shower that cleans limbs and other parts of the body.
[0072]
Further, the object to be cleaned may not be a human body, and can be applied to, for example, a pet.
[0073]
By the way, the power cord 8 does not necessarily have to be removed at the time of cleaning, and may be in a state of being connected to an outlet.
[0074]
As another embodiment, for example, the pump P can be configured not to drive to prevent an electric shock during energization of the AC power source, that is, during charging / heating. You may make it remove and use.
[0075]
Furthermore, it is not always necessary to heat the washing water with the heater H, and hot water boiled outside may be added to the water storage tank 10 or transferred and used.
[0076]
Further, it is not always necessary to perform the drainage in a state where the nozzle portion 4 is mounted on the nozzle mounting portion 9. After the nozzle portion 4 is removed from the nozzle mounting portion 9, the pump P is operated, and the spout 4 a is connected to the lid body 6. The cleaning water may be ejected and discarded by operating the lever 44 toward the circular recess 60 provided in the water. In this case, it is preferable that the water discharge form is a straight line and is ejected toward the nozzle insertion hole 61. However, in this embodiment, a circular water is used so that the discharged washing water for drainage does not protrude from the main body 1. The concave portion 60 is formed wider.
[0077]
Next, a sanitary washer A ′ shown in FIGS. 9 to 12 will be described as another embodiment in consideration of hygiene. The configurations other than those described below are the same as those in the previous embodiment, and the same reference numerals are used for the same components.
[0078]
As shown in FIG. 9, the sanitary washer A ′ has an adapter 50 equipped with an ejection form changing mechanism 46 detachably attached to the nozzle body 45 of the nozzle part 4, and the nozzle part 4 is attached to the nozzle mounting part 9. 10, the nozzle body 45 is inserted and held in the nozzle insertion hole 61 with the adapter 50 removed, as shown in FIG.
[0079]
That is, when cleaning is performed, the splash of the cleaning water easily adheres to the front side of the nozzle part 4, so that the adapter 50 located on the front side of the nozzle part 4 when the nozzle part 4 is mounted on the main body part 1 after use. Is to be removed. The removed adapter 50 may be used for the next use after the surface is cleaned by an appropriate method.
[0080]
In this embodiment, the adapter 50 and the nozzle body 45 can be attached and detached by forming a male threaded portion 45a on the front outer peripheral surface of the nozzle body 45 and forming a female threaded portion 50a on the inner peripheral surface of the adapter 50. However, it is not limited to such a screwing type, but may be a fitting type, for example.
[0081]
Further, as shown in FIG. 11, the removed adapter 50 is provided with a pocket 15 on the outer peripheral surface of the main body 1 and stored in the pocket 15 so that it is not lost. Further, a sterilizing liquid or a sterilizing agent may be stored in the pocket 15.
[0082]
As still another embodiment, a sanitary washer A ″ shown in FIG. 12 will be described. The configurations other than those described below are the same as those in the previous embodiment, and the same reference numerals are used for the same components.
[0083]
This sanitary washer A ″ is provided with a hose pressure detector F on the downstream side of the pump P, and electrically connects the hose pressure detector F and an open / close switch 79 provided in the circuit of the drive motor M of the pump P. Further, a check valve V is provided on the upstream side of the pump P. When the in-hose pressure detection part F becomes equal to or higher than the jet pressure from the nozzle part 4, the open / close switch 79 is opened to open the pump P Is automatically stopped. As the hose pressure detection unit F, for example, a configuration in which an accumulator is provided and a change in the pressure of the washing water is detected by air pressure is conceivable.
[0084]
By adopting such a configuration, the pump P can be automatically stopped except when the cleaning liquid is being discharged from the nozzle portion 4, and seizure of the drive motor M and wasteful power consumption can be prevented. .
[0085]
In the present embodiment, the heater H is connected to the secondary side of the transformer T in order to protect the heater H from a short circuit or abnormal voltage on one side of the transformer T.
[0086]
As mentioned above, although this invention was demonstrated through each Example, the shape etc. of the sanitary washing device based on this invention are not limited to said each Example, For example, the main-body part 1 is good also as a substantially square shape, The nozzle mounting portion 9 may be provided on the peripheral side surface of the main body 1 without being provided on the upper surface of the main body 1. Further, the hose 5 may be a straight shape instead of a coil shape.
[0087]
The washing water to be used is not limited to water or hot water, but may be a chemical solution.
[0088]
Further, for example, as an embodiment of a structure that can be cleaned hands-free, the main body 1 is provided with a connection port 16 that communicates with the pump P, and the nozzle portion 4 described above is connected to the connection port 16 via a connection fitting 17. As shown in FIG. 13, the hose portion can be replaced with a nozzle portion 4 ′ having a flexible tube 5a as required. Even in this case, it is possible to insert the nozzle 4′a of the nozzle portion 4 ′ into the nozzle insertion hole 61 and drain the water. In addition, the position of the connection port 16 may not be on the cover body 6 as shown in the figure but on the peripheral side surface.
[0089]
【The invention's effect】
In the present invention according to claim 1, a water storage part for storing the cleaning water is housed and disposed in the cylindrical main body part, and a nozzle part for ejecting the cleaning water through a pump connected to the water storage part is provided. in the sanitary washing device includes a nozzle mounting portion for mounting the nozzle portion on the body portion, the nozzle mounting portion, and a state in which the communicating ejection port formed at the tip of the nozzle portion and said reservoir, washed Since the nozzle portion can be held with the water jet angle set to a desired angle and the nozzle outlet facing the object to be cleaned, the cleaning water is jetted while holding the nozzle portion on the main body portion. Te, becomes available in the so-called hands-free, moreover, since it significantly compact the sanitary washing device itself, and can be used without being limited to the mounting space.
[0090]
(2) In this invention which concerns on Claim 2, while supplying a heating means to the bottom part of the said water storage part, it supplies electric power to the said pump and the said pump in the functional part storage space formed under the said water storage part. By arranging the storage battery, the functional parts are concentrated in the lower part of the water storage part, the weight balance is good and there is no risk of falling, and the sanitary washing machine itself is extremely compact. Therefore, it can be used without being limited by the mounting space.
[0091]
(3) In the present invention according to claim 3, a power feeding port connected to an external AC power source is provided at a lower portion of the peripheral side surface of the main body, and the power feeding port, the heating unit, and the storage battery are placed in the functional unit storage space. It is possible to charge the storage battery while heating the cleaning water by the heating means only by connecting the external AC power source and the power supply port with a power cord or the like. The sanitary washer can be used while it is always charged.
[0092]
In addition to the pump and the storage battery, the charging unit is also arranged in the functional unit storage space, so that heavy objects are concentrated in the lower part of the main unit, and the functional unit storage space can be used more effectively. Thus, it is possible to further reduce the overall size as much as possible while securing the necessary capacity of the water storage unit, and to improve the weight balance and further improve the stability.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a sanitary washer according to the present invention.
FIG. 2 is a sectional view of the sanitary washer.
FIG. 3 is a bottom view of the sanitary washing device.
FIG. 4 is a plan view of the sanitary washing device.
FIG. 5 is a circuit explanatory diagram of the sanitary washer.
FIG. 6 is a sectional view of a nozzle portion of the sanitary washer.
FIG. 7 is an explanatory view showing a use state of the sanitary washer.
FIG. 8 is an explanatory view showing a nozzle mounting portion of the sanitary washing device.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a nozzle portion of a sanitary washer according to another embodiment.
FIG. 10 is an explanatory view showing a state in which a nozzle part of a sanitary washing device according to another embodiment is mounted.
FIG. 11 is a perspective view of a sanitary washer according to another embodiment.
FIG. 12 is an explanatory view of a sanitary washer according to another embodiment.
FIG. 13 is an explanatory view showing an embodiment of a nozzle mounting portion.
[Explanation of symbols]
A, A ', A''Sanitary washer B Storage battery C Charging part D Feed port H Heating means (heater)
P Pump Q Function part storage space 1 Body part 4 Nozzle part
10 Water storage section (water storage tank)

Claims

A nozzle (not shown) that stores and arranges a water storage section (10) for storing cleaning water in a cylindrical main body section (1), and ejects the cleaning water through a pump (P) that is connected to the water storage section (10). In the sanitary washer with the part (4)
The main body portion (1) includes a nozzle mounting portion (9) for mounting the nozzle portion (4) , the nozzle mounting portion (9),
The state in which the spout (4a) formed at the tip of the nozzle part (4) and the water storage part (10) are communicated with each other, and the jet angle of the washing water is adjusted to a desired angle to adjust the nozzle part (4). A sanitary washer characterized in that the nozzle portion (4) can be held in a state where the jet port (4a) is directed to the object to be cleaned.

The heating means (H) is disposed at the bottom of the water storage section (10), and the pump (P) and the pump are placed in a functional unit storage space (Q) formed below the water storage section (10). The sanitary washer according to claim 1, further comprising a storage battery (B) for supplying power to (P).

Provided at the lower part of the peripheral side surface of the main body (1) is a power supply port (D) connected to an external AC power source, and the power supply port (D), the heating means (H) and the storage battery (B) are connected to the functional unit. The sanitary washer according to claim 2, wherein the sanitary washer is connected via a charging part (C) disposed in the storage space (Q).