JP3894304B2 - Laminator device - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は,表面に写真や個人情報を印刷したIDカードの表面保護を目的に透明フィルムを熱圧着するラミネータ装置に関するもので,さらに詳しくは,熱圧着後のカードの反り矯正方法を改良したラミネータ装置に関するもので,更にロール状に連続的に巻かれた透明フィルムを所定の長さに裁断しながらラミネーションを施すウエイストレス型ラミネータ装置にも関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年,種々のIDカードが使用され,これに伴いIDカードの改竄防止やカード寿命の改善を目的として,所望の情報を印刷したIDカードの表面に約30ミクロン厚の透明フィルムを熱圧着するラミネーションを施すことが行われるようになってきている。このようなラミネーション加工に適する装置として,米国特許5,807,461号や米国特許5,783,024号や同じく米国特許6,159,327号に開示されたラミネータ装置が知られている。米国特許5,807,461号に開示されたラミネータ装置は,所定の形状にプリカットされた透明フィルム(パッチ)をキャリア(搬送用台紙)に備え,キャリアにはプリカットされたパッチの位置を識別するためのセンサマークが付加されており,ラミネータ装置はラミネーションに先立ってこのセンサマークを検出し,プリカットされたパッチの位置を識別しながらパッチだけをキャリアから引き離して印刷済みIDカード表面へ熱圧着する方式となっている。この方式は,キャリアが廃棄物として捨てられ,運用コストの面や環境保護の面では好ましくない方式となりつつある。
【0003】
このような欠点を改良したラミネーション方式として,米国特許5,783,024号や米国特許6,159,327号に開示された方式が実用化されている。この方式は,ロール状に連続的に巻かれた透明のラミネートロールの先端側を繰り出し,ラミネートフィルムをフィルム搬送経路に沿って搬送し,所定の長さにカッタで裁断した後に,カードプリンタからラミネータ装置に投入され別の搬送経路に沿って搬送されてくる印刷済みIDカードと合流点で重ね合わせ,下流に設けられたヒートローラで熱圧着してラミネーションを完了する方式である。この結果,ラミネートフィルムは,常に必要分のみ裁断後に使用されるため,米国特許5,807,461号に開示されたラミネータ装置のような無駄なキャリアが残らない良さがあり,ウエイストレス式ラミネータ装置とも称されている。また,米国特許6,159,327号では,米国特許5,783,024号と同様の方式を用い,投入されたカードの両面にラミネーションを施すラミネータ装置が開示されている。しかし,米国特許5,807,461号ではラミネーション後のカード反り矯正についてはその方法が開示されておらず,米国特許5,783,024号や米国特許6,159,327号に開示されたラミネータ装置では,ラミネーション後にカード幅に相当する長さの矯正ローラでカードの長手方向に一様に矯正力を加えているため,使用するラミネートフィルムの特性によっては十分な矯正を行うことができず,図5に示すように歪んだカードが出来上がってしまうことになる。この結果,カードに備えられた磁気データの読み書き不良や,バーコードデータの読み取り不良の原因や,品位の悪いカードとなってしまう不具合があり,特に両面ラミネータでこの不具合の度合いが著しい結果となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来例のラミネータ装置では,ラミネーション後のカードに対する反り矯正機能が十分でないため,印刷済みIDカードを台無しとする不具合があった。このような不都合は,IDカードの発行コストを引き上げる欠点であり,結果として耐改竄性を有し且つ長寿命なIDカードの普及を妨げるものである。本発明は,従来例にみられる欠点を排除し,ラミネーション後に発生するカードの反りを十分に矯正し,且つ無駄なラミネートフィルムの発生を最小限として環境保全に寄与しつつ運用コストの低減に寄与するラミネータ装置を提供することを課題としている。
【0005】
【問題を解決するための手段】
このような課題を解決するため本発明によるラミネータ装置では,フィルムの一面に熱接着層を有したフィルムを樹脂製のカードに対して加熱されたヒートロールによって加圧しながら前記カードの表面に熱圧着する熱圧着手段を有するラミネータ装置において,該熱圧着手段の下流にカード搬送方向に沿ったカードの両辺に対して各々独立してカードの反りを矯正する矯正手段とを備え,また,前記矯正搬送手段として,回動可能でそれぞれ対のローラで構成し,更に,帯状フィルムの一面に熱接着層を有し且つロール状に巻かれたフィルムを第1経路に沿って搬送するフィルム搬送手段と,前記第1経路の途中で該フィルムを所定の長さに裁断する裁断手段と,前記第1経路と合流する第2経路に沿ってカードを搬送するカード搬送手段と,前記合流点の下流で搬送されたカード表面へ前記裁断されたフィルムを重ね合わせ熱圧着する熱圧着手段とを備えたラミネータ装置に該熱圧着手段の下流にカード搬送方向に沿ったカードの両辺に対して各々独立してカードの反りを矯正する矯正手段とを備え,更には,前記第1経路の構成を2組有し,第2経路に沿って搬送されたカードの両面に対して裁断されたそれぞれのフィルムを重ね合わせ熱圧着する熱圧着手段を備えたラミネータ装置にも該熱圧着手段の下流にカード搬送方向に沿ったカードの両辺に対して各々独立してカードの反りを矯正する矯正手段とを備えて反りの少ないラミネーションを可能としている。
【0006】
【作用】
この結果,ラミネーション後に発生するカードの反りをカード搬送方向に沿ったカードの両辺に対して各々独立に矯正力を加えることが可能となり,結果とし印刷済みIDカードを台無しとする不良を防止して反りのないIDカードが得られ,且つ無駄なラミネートフィルムの発生を最小限として環境保全に寄与しつつ運用コストの低減に寄与することになる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明によるラミネータ装置の一実施例としてウエイストレス式ラミネータ装置で,同一のIDカードの両面にラミネーションを施す両面ラミネータ装置1の全体構成例を図1に示す。ロール状に巻かれた透明のラミネートロール2は供給スピンドル3にローディングされ,搬送経路240に沿って搬送される。ラミネートフィルム供給監視センサ10は反射型光センサで代表されるような光センサであり,搬送経路240の途中に備えられてラミネートフィルムの供給状態を監視している。ラミネートフィルムは,搬送手段の一部として設けられたローラ4に懸架され,カッタ7の両刃間を経由して反射型光センサで代表されるようなラミネートフィルム有無検出センサ11の下方を通り,やはりラミネートフィルム搬送手段の一部として設けられたローラ8とローラ9で狭持されて搬送される経路となっている。ここで,カッタ7とラミネートフィルム有無検出センサ11間の物理的な距離は,装置の設計値であり既知の値Lとなっている。また,後述するカードの搬送経路250を境に略対象の構成で,ラミネートロール102からラミネートフィルムを搬送可能としている。つまり,ロール状に巻かれた透明のラミネートロール102は供給スピンドル103にローディングされ,搬送経路241に沿って搬送される。ラミネートフィルム供給監視センサ110は反射型光センサで代表されるような光センサであり,搬送経路241の途中に備えられてラミネートフィルムの供給状態を監視している。ラミネートフィルムは,搬送手段の一部として設けられたローラ104に懸架され,カッタ107の両刃間を経由して反射型光センサで代表されるようなラミネートフィルム有無検出センサ111の下方を通り,やはりラミネートフィルム搬送手段の一部として設けられたローラ108とローラ109で狭持されて搬送される経路となっている。ここで,カッタ107とラミネートフィルム有無検出センサ111間の物理的な距離は,搬送経路240の場合と同様に,装置の設計値であり既知の値Lとなっている。一方,印刷済みのカードは,ラミネータ装置1の入り口251から投入され,ローラ13,ローラ14,ローラ15で駆動されるベルト16の上で搬送され,ローラ13部のベルト16と対向するローラ12で把持されながら搬送経路250に沿って搬送され,反射型光センサで代表されるようなカード先頭端検出センサ17で原点位置決め後,ラミネートフィルム搬送経路240及びラミネートフィルム搬送経路241とカード搬送経路250の合流点へ送り出される。
【0008】
ラミネートフィルム搬送経路240において,ラミネートフィルム搬送モータ405の駆動力はラミネートロード電動クラッチ408経由してローラ4へ伝達され,またローラ5及びローラ6へはローラ4と歯車を介して伝達される。同様に,ローラ8と歯車を介してローラ9へもラミネートフィード電動クラッチ418を経由して駆動力の伝達が可能となっている。 この実施例でラミネートフィルム搬送モータ405にはステッピングモータが採用されており,駆動パルス数を管理すれば回転量を容易に制御できるので,ローラ4及びローラ8の回転量も容易に制御できる。また,ラミネートロード電動クラッチ408とラミネートフィード電動クラッチ418のオン・オフ制御と前記モータの回転量制御を組み合わせれば,ラミネートフィルムの搬送もきめ細かく制御できる。また,ラミネートフィルム搬送経路241においても,ラミネートフィルム搬送経路240と同様に,ラミネートフィルム搬送モータ420の駆動力が,ラミネートロード電動クラッチ422を経由してローラ104へ伝達され,またローラ105及びローラ106へはローラ104と歯車を介して伝達される。同様に,ローラ108と歯車を介してローラ109へもラミネートフィード電動クラッチ421を経由して駆動力の伝達が可能となっている。一方,カード搬送系にもカード搬送モータ403が駆動源として準備されており,このモータにもステッピングモータが採用されている。従って,カード搬送モータ403に対する駆動パルス数を管理すれば,カードの搬送量をきめ細かく制御できる。カード搬送モータ403の駆動力は,ローラ12に伝達され,さらにローラ12の駆動軸からローラ13,ローラ18,ヒートローラ20,ローラ22へも歯車や歯付きベルトを介して伝達される。また,各ローラと対向するローラへは,各々歯車を介して駆動力が伝達される。尚,上記の構成からラミネートフィルム搬送モータ405及び420を廃止し,電動クラッチを経由してカード搬送モータ403の駆動力をカード搬送系の各ローラへ伝達する構成としても,同様の搬送制御を行うことが可能である。尚,この実施例では,ラミネートフィルム搬送用及びカード搬送用の駆動源としてステッピングモータの採用例を説明したが,ロータリーエンコーダのような回転数センサを搭載したサーボモータを使用しても同様の搬送制御が可能である。
【0009】
ラミネートロール2は,図3に示すように,幅W1を有する帯状フィルムの先頭端29から繰り出され,連続ラミネートフィルム24は,裁断位置28,裁断位置27において順次カッタ7で裁断されることになる。このラミネートフィルム24は,透明フィルムの場合や,偽造防止を目的にホログラム処理を施したフィルムを使用する場合もある。図4は,裁断された状態のラミネートロール2を示しており,先頭側の連続ラミネートフィルム24は長さLに相当する裁断位置28で裁断されてラミネートフィルム30となり,裁断面26が次に裁断されるラミネートフィルムの先頭端となる。また,カードの裏面ラミネーションに使用されるラミネートロール102も同様な裁断状態となる。図4に127で表記した点線矢印は,ラミネートロール2の加工時にベースフィルムに残された残留応力を示しており,この残留応力127は,ラミネーション時に軟化したカードが冷えて再び硬化するときカードに反りを発生させる原因となっている。図5は両面ラミネーション後に著しい反りを発生したIDカード31の例を示している。
【0010】
このように裁断されたラミネートフィルム30は,前記合流点で印刷済みIDカードの表面と裏面に重ね合わせられ,下流に設けられたヒートローラ20及びヒートローラ21間に送り込まれて熱圧着される。ヒートローラ20及びヒートローラ21の直後には,カード31の搬送方向に沿った両辺に対して各々独立的に接触回転自在なローラで構成された反り矯正機構が支持板122に設けられており,ラミネーション後のIDカード31はこの矯正機構でラミネートフィルム30が有する残留応力による反りを矯正された後,ローラ22及びローラ23で排出操作が行われ,ラミネータ装置1の出口252からラミネーションを完了したIDカードが排出される。このようなラミネーションを施されたIDカードを図6に示す。
【0011】
ここで,支持板122に取りつけられた反り矯正機構の構成を,図2で詳しく説明する。図2は,反り矯正機構部を図1中の矢印F方向から観た図を示している。カード搬送方向に沿ったカード31に対して矯正力を加える矯正ローラ120及び121の軸は矯正ローラ支持板123に固定され,この矯正ローラ支持板123は矢印B1方向へ調整移動可能である。所望の位置へ調整された矯正ローラ支持板123は固定ネジ61で支持板122へ固定される。同様に矯正ローラ125及び126の軸も矯正ローラ支持板124に固定されており,矯正ローラ支持板124は矢印B2方向へ調整移動可能である。所望の位置へ調整された矯正ローラ支持板124も固定ネジ(図示せず)で支持板122へ固定される。このように調整移動方向のB1及びB2は各々独立してカード搬送路250に対する変位位置を決めることが可能である。また支持板122自体も矢印S1方向へ調整移動可能となっており,所望の位置に調整後,ラミネータ1のフレーム501に対して固定ネジ60で固定できるようになっている。また,フレーム502に対しても固定ネジ(図示せず)で固定される。但し,支持板122の剛性に余裕があれば,フレーム502側の固定ネジは省略できる。この結果,図4で示した残留応力127の方向が同図と異なる方向に発生しても各矯正ローラ対の高さ位置を調整することによってラミネーション後の反りを矯正できることになる。
【0012】
次にラミネートフィルムの搬送工程を簡単に説明する。ラミネータ装置1では,供給スピンドル3にラミネートロール2がローディングされ,供給スピンドル103にもラミネートロール102がローディングされる。この後,ラミネートフィルムが順次裁断される工程を,フィルム搬送経路240について説明する。尚,フィルム搬送経路241における裁断工程も同様なため,説明は省略する。図7は連続ラミネートフィルム24を裁断する前に裁断位置を決定する過程を示す図で,図8は裁断後の状態を示す図である。以下の説明では,ラミネートロード電動クラッチ408とラミネートフィード電動クラッチ418ともに動力伝達可能なオン状態となっている。ラミネートフィルム搬送モータ405の駆動によってラミネートロール2から繰り出された連続ラミネートフィルム24の先頭端29が,カッタ7の両刃間をくぐり抜け,先頭端29がラミネートフィルム有無検出センサ11で検出されると,センサ出力信号が能動となる。ラミネータ装置1はこのセンサ出力信号の変化を基にラミネートフィルム24が裁断すべき所定の長さLに達したと判断し,ラミネートフィルム搬送モータ405の駆動を止めてラミネートフィルムの搬送を一時停止させる。この位置でカッタ7を動作させると,図8に示すように裁断動作で一定の長さLを有するラミネートフィルム30が搬送経路240に作成できる。その後,ラミネートロード電動クラッチ408はオフ状態とされ,ラミネートフィルム搬送モータ405の駆動を再開すると,ラミネートフィルム搬送モータ405の駆動力はラミネートフィード電動クラッチ418を介してローラ8とローラ9に伝達されるので,裁断されたラミネートフィルム30は矢印A1方向へ搬送される。その後,裁断された表面用ラミネートフィルムと裏面用ラミネートフィルムは,ローラ18及びローラ19からなる合流点でIDカード31と合流し,ヒートローラ20及びヒートローラ21で同時に熱圧着される。
【0013】
この時,前述のようにカード31が一旦軟化し,ラミネートフィルムの残留応力127の影響で再硬化時に反りが発生するので,IDカード31が再硬化する前に反りと反対方向へ矯正力を加えることになる。図9の例では,ラミネーション直後のIDカード31に対して,矯正ローラ125及び126側をカード搬送経路250のラインより下側へ,矯正ローラ120及び121側をカード搬送経路250のラインより上側へ調整して矯正力を加えている。また,これとは反対方向に残留応力を持ったラミネートフィルムを使用する場合は,図10に示すように,ラミネーション直後のIDカード31に対して矯正ローラ125及び126側をカード搬送経路250のラインより上側へ,矯正ローラ120及び121側をカード搬送経路250のラインより下側へ調整して矯正力を加えている。さらに,ラミネートフィルムの残留応力が,フィルム搬送方向に沿った方向に存在し,上下ラミネートフィルムの残量応力が異なる場合や,カード表面の印刷状態でラミネートフィルムの熱圧着力が上下で異なる場合は,図11に示すように,矯正ローラ120及び121と矯正ローラ125及び126のカード搬送経路250のラインに対する変位量を同じ量とし,支持板122の上下方向S1だけで矯正力を調整できるようにしてある。また,反りの程度によっては,各矯正ローラの位置調整方向B1及びB2と支持板122の位置調整方向S1を組み合わせて効果的な矯正を柔軟に行うことが可能である。
【0014】
図12はラミネータ装置1の内部に搭載された制御部の概略ブロック図を示している。ラミネータ装置1の制御部全体は,マイクロプロセッサ等で構成された演算処理回路401を中心に,カード搬送制御回路402,カード搬送モータ403,ラミネートフィルム搬送制御回路404,ラミネートフィルム搬送モータ405及び420,カッタ駆動回路406,クラッチ駆動回路407,ラミネートロード電動クラッチ408及び422,ラミネートフィード電動クラッチ418及び421,センサ信号処理回路409,ヒータ温度制御回路410,ヒータ411及び414,操作パネル信号処理回路412,操作パネル413等で構成されている。ラミネートロード電動クラッチ408は,ラミネートフィルム搬送モータ405の駆動力をローラ4に伝達したり遮断するために使用され,ラミネートフィード電動クラッチ418は,ラミネートフィルム搬送モータ405の駆動力をローラ8に伝達したり遮断するために使用されている。同様に,ラミネートロード電動クラッチ422は,ラミネートフィルム搬送モータ420の駆動力をローラ104に伝達したり遮断するために使用され,ラミネートフィード電動クラッチ421は,ラミネートフィルム搬送モータ420の駆動力をローラ108に伝達したり遮断するために使用されている。尚,ローラ5とローラ6はローラ4と歯車で連結され,ローラ8とローラ9も互いに歯車で連結され,同様に,ローラ105とローラ106はローラ104と歯車で連結され,ローラ108とローラ109も互いに歯車で連結されている。また,搬送経路250に沿った各ローラは,カード搬送モータ403の駆動力を伝達して駆動している。
【0015】
以下に,制御部の動作を簡単に説明する。演算処理回路401は,まず最初にラミネートフィルム24を繰り出すためにラミネートフィルム搬送制御回路404を介してラミネートフィルム搬送モータ405を回転させ,同時にラミネートロード電動クラッチ408とラミネートフィード電動クラッチ418も能動化され,ローラ4とローラ8が同期して回転し,ラミネートフィルム24の先頭端29がラミネートフィルム有無検出センサ11の感応位置へ到達するまで搬送される。ラミネートフィルム24の先頭端29がラミネートフィルム有無検出センサ11の感応位置へ到達するとラミネートフィルム有無検出センサ11の出力が能動となり,この能動信号はセンサ信号処理回路409を経由して演算処理回路401へ送られる。演算処理回路401は,この能動信号が発生した位置情報を内部記憶装置に一時的に格納しておき,この位置を印刷済みIDカードへのラミネート貼り付け位置原点として後のカード同期搬送の際に参照される。同時にラミネートフィルム搬送モータ405の回転が停止され,カッタ駆動回路406を通じてカッタ7を駆動して裁断動作が行われる。その後,演算処理回路401は,裁断されたラミネートフィルム30を矢印A1方向へ搬送する。フィルム搬送経路241側におけるラミネートフィルムの搬送も,各構成部品に対して上記と同様のシーケンスで制御処理が行われる。
【0016】
一方,印刷済みIDカード31もカード先頭端検出センサ17で先頭端310が検出された信号は,センサ信号処理回路409を経て演算処理回路401へ送られ,検出位置情報が内部記憶装置へ一時的に格納されて原点情報として以降のカード搬送制御時に参照される。この結果,印刷済みIDカード31は,パルス指令で駆動されるカード搬送モータ403に連結したローラ12等でC1方向へ搬送量を管理されながら搬送経路250に沿って搬送される。同様に裁断されたラミネートフィルムも印刷済みIDカード31と同期をとって搬送経路240及び241に沿って搬送され,ラミネートフィルム搬送経路240及び241とカード搬送経路250の合流点で印刷済みIDカード31と重ね合わせられ,下流に設けられたヒートローラ20とヒートローラ21間に送り込まれる。ヒートローラ20及び21の中心には,それぞれヒータ411及び414が内蔵されており,ヒートローラ20及び21の表面温度がラミネーションに最適な温度となるようヒータ温度制御回路410で温度制御が行われ,IDカード31表面にラミネートフィルム30及び130が確実に同時熱圧着される。
【0017】
このようにしてラミネーションが完了し,反りも矯正されたIDカードの例を図6に示す。IDカード31の表面には,ラミネートフィルム30が貼り付けられ,カード辺に対しても略均等な余白311,312,314を残して耐剥離性を向上するようにラミネーションが施され,裏面にも同様のラミネーションが施される。またどちらか一面に磁気ストライプを有するIDカードの場合には,幅の狭いラミネートロールが使用され,磁気ストライプ領域を避けてラミネー諸緒が施されるが,この場合は,ラミネートフィルムの残留応力の他に,IDカードの表面と裏面で不均一なラミネーションが施されることからカードの反りが発生しやすく,本発明の独立的な反り矯正機構が同様に矯正効力を発揮する。
【0018】
尚,本発明の詳細な説明で,ラミネーション機構の駆動源として,カード搬送モータ403とラミネートフィルム搬送モータ405及び420を別々に設けた構成で説明したが,1個のモータの駆動力を複数の電動クラッチで伝達・遮断する構成としても,本発明と同様の効果が得られることは明白である。また,ラミネートフィルムや印刷済みIDカードの検出センサとして反射型光センサを例に説明したが,他方式のセンサを代用しても同様な効果を得られることは明白である。さらに,ラミネーションを施すIDカードの材質は,一般的にPVC製が使用されるが,PET−Gなどの複合材質のカードへもラミネーションが可能であり,カード材質に関係なく本発明を適用できることも明白である。さらに言えば,ラミネーションを施される対象物は,IDカードに限定されることなく,他の形状の基材へ連続フィルムを裁断しながらラミネーションを施すアプリケーションにも本発明は適用できる。また,実施例としてウエイストレス式両面ラミネータ装置を説明したが,米国特許5,807,461号に開示されたパッチ式ラミネータ装置へも適用可能であり,また,先の実施例でフィルム搬送経路241を省略した片面ラミネータ装置に本発明を適用しても,種々のラミネートフィルムの残留応力による反りを矯正できる利便性を備えるなど,同様の効果が得られることも明白である。
【0019】
【発明の効果】
以上の説明のように本発明によるラミネータ装置では,フィルムの一面に熱接着層を有したフィルムを樹脂製のカードに対して加熱されたヒートロールによって加圧しながら前記カードの表面に熱圧着する熱圧着手段を有するラミネータ装置において,該熱圧着手段の下流にカード搬送方向に沿ったカードの両辺に対して各々独立してカードの反りを矯正する矯正手段とを備え,また,前記矯正搬送手段として,回動可能でそれぞれ対のローラで構成し,更に,帯状フィルムの一面に熱接着層を有し且つロール状に巻かれたフィルムを第1経路に沿って搬送するフィルム搬送手段と,前記第1経路の途中で該フィルムを所定の長さに裁断する裁断手段と,前記第1経路と合流する第2経路に沿ってカードを搬送するカード搬送手段と,前記合流点の下流で搬送されたカード表面へ前記裁断されたフィルムを重ね合わせ熱圧着する熱圧着手段とを備えたラミネータ装置に該熱圧着手段の下流にカード搬送方向に沿ったカードの両辺に対して各々独立してカードの反りを矯正する矯正手段とを備え,更には,前記第1経路の構成を2組有し,第2経路に沿って搬送されたカードの両面に対して裁断されたそれぞれのフィルムを重ね合わせ熱圧着する熱圧着手段を備えたラミネータ装置にも該熱圧着手段の下流にカード搬送方向に沿ったカードの両辺に対して各々独立してカードの反りを矯正する矯正手段とを備えて反りの少ないラミネーションを可能としているので,ラミネーション後に発生するカードの反りをカード搬送方向に沿ったカードの両辺に対して各々独立に矯正力を加えることが可能となり,結果とし印刷済みIDカードを台無しとする不良を防止して反りのないIDカードが得られ,且つ無駄なラミネートフィルムの発生を最小限として環境保全に寄与しつつ運用コストの低減に寄与するラミネータ装置を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるウエイストレス型ラミネータ装置の一構成例を示す図である。
【図2】本発明のラミネータ装置で使用される反り矯正機構の一例を示す図である。
【図3】本発明のラミネータ装置で使用されるラミネートフィルムの一例を示す図である。
【図4】ラミネートロールから繰り出されたラミネートフィルムを裁断した例を示す図である。
【図5】従来のラミネータ装置でラミネーションを施されたIDカードの一例を示す図である。
【図6】本発明のラミネータ装置でラミネーションを施されたIDカードを示す図である。
【図7】本発明によるラミネータ装置で,ラミネートフィルムの裁断直前の状態を示す図である。
【図8】本発明によるラミネータ装置で,ラミネートフィルムの裁断直後の状態を示す図である。
【図9】本発明によるラミネータ装置で,反り矯正ローラの位置を調整した例を示す図である。
【図10】本発明によるラミネータ装置で,反り矯正ローラの位置を調整した別例を示す図である。
【図11】本発明によるラミネータ装置で,反り矯正機構の支持板の位置を調整した例を示す図である。
【図12】本発明によるラミネータ装置に搭載される制御部の概略構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ラミネータ装置
2,102 ラミネートロール
4,5,6,8,9,104,105,108,109, ラミネートフィルム搬送ローラ
7,107 カッタ
10,110 ラミネートフィルム供給監視センサ
11,111 ラミネートフィルム有無検出センサ
12,13,14,15 IDカード搬送ローラ
16 IDカード搬送ベルト
17 カード先頭端検出センサ
20,21 ヒートローラ
24 連続ラミネートフィルム
30 裁断されたラミネートフィルム
120,121,125,126 矯正ローラ
123,124 矯正ローラ支持板
122 支持板
240,241 ラミネートフィルム搬送経路
250 カード搬送経路
401 演算処理回路
403 カード搬送モータ
405,420 ラミネートフィルム搬送モータ
408,422 ラミネートロード電動クラッチ
409 センサ信号処理回路
413 操作パネル
418,421 ラミネートフィード電動クラッチ[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a laminator device for thermocompression bonding of a transparent film for the purpose of protecting the surface of an ID card having a photo or personal information printed on the surface. More specifically, the laminator is an improved method for correcting card warpage after thermocompression bonding. The present invention relates to an apparatus, and further relates to a way stress type laminator apparatus that performs lamination while cutting a transparent film continuously wound in a roll shape into a predetermined length.
[0002]
[Prior art]
In recent years, various ID cards have been used, and in order to prevent tampering of the ID card and improve the card life, lamination is performed by thermo-compressing a transparent film about 30 microns thick on the surface of the ID card on which desired information is printed. It has come to be done. As apparatuses suitable for such lamination processing, laminator apparatuses disclosed in US Pat. No. 5,807,461, US Pat. No. 5,783,024, and US Pat. No. 6,159,327 are known. The laminator disclosed in US Pat. No. 5,807,461 is provided with a transparent film (patch) precut into a predetermined shape on a carrier (mounting sheet), and the carrier identifies the position of the precut patch. Sensor mark is added, and the laminator detects this sensor mark prior to lamination, and only the patch is separated from the carrier while identifying the position of the precut patch, and is thermocompression bonded to the surface of the printed ID card. It is a method. This method is becoming unfavorable in terms of operation cost and environmental protection because the carrier is discarded as waste.
[0003]
As a lamination system that has improved such drawbacks, systems disclosed in US Pat. No. 5,783,024 and US Pat. No. 6,159,327 have been put into practical use. In this method, the end side of a transparent laminate roll wound continuously in a roll is fed out, the laminate film is transported along the film transport path, cut to a predetermined length with a cutter, and then a laminator from the card printer. This is a method in which lamination is completed by superimposing a printed ID card that is put into the apparatus and conveyed along another conveyance path at a merging point and thermocompression bonding with a heat roller provided downstream. As a result, since the laminate film is always used after cutting only as much as necessary, there is a goodness that a wasteful carrier like the laminator device disclosed in US Pat. No. 5,807,461 does not remain, and the way stress type laminator device. It is also called. Also, US Pat. No. 6,159,327 discloses a laminator device that uses the same method as US Pat. No. 5,783,024 to perform lamination on both sides of the inserted card. However, US Pat. No. 5,807,461 does not disclose a method for correcting card warpage after lamination, and the laminator disclosed in US Pat. No. 5,783,024 and US Pat. No. 6,159,327 is not disclosed. In the device, since correction force is applied uniformly in the longitudinal direction of the card with a correction roller with a length corresponding to the card width after lamination, sufficient correction cannot be performed depending on the characteristics of the laminate film used. As shown in FIG. 5, a distorted card is completed. As a result, there is a problem that the reading / writing failure of the magnetic data provided on the card, the reading error of the bar code data, or the card with poor quality, especially the double-sided laminator. It was.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Thus, the conventional laminator device has a problem of ruining the printed ID card because the warp correction function for the card after lamination is not sufficient. Such inconvenience is a drawback that raises the issuance cost of the ID card, and as a result, prevents the spread of ID cards having tamper resistance and long life. The present invention eliminates the disadvantages seen in the prior art, sufficiently corrects the card warpage that occurs after lamination, and contributes to the reduction of operation costs while contributing to environmental conservation by minimizing the generation of waste laminate film. It is an object to provide a laminator device.
[0005]
[Means for solving problems]
In order to solve such a problem, in the laminator device according to the present invention, a film having a thermal adhesive layer on one side of the film is thermocompression-bonded to the surface of the card while being pressed by a heat roll heated against the resin card. A laminator having thermocompression bonding means, comprising: a correction means for correcting card warpage independently of both sides of the card along the card conveyance direction downstream of the thermocompression bonding means; As a means, a film transporting means configured to be rotatable and configured by a pair of rollers, and further, a film having a thermal adhesive layer on one surface of the belt-like film and transported in a roll shape along the first path; A cutting means for cutting the film into a predetermined length in the middle of the first path, and a card transport means for transporting the card along a second path that merges with the first path And a laminator device comprising a thermocompression bonding means for thermocompression bonding the cut film on the card surface conveyed downstream of the junction, and both sides of the card along the card conveying direction downstream of the thermocompression bonding means And a correction means for correcting the warp of the card independently of each other, and further comprising two sets of the first path, and cutting on both sides of the card conveyed along the second path The laminator apparatus provided with the thermocompression bonding means for thermocompression bonding each of the formed films is also corrected independently of the card warpage with respect to both sides of the card along the card conveying direction downstream of the thermocompression bonding means. It has a straightening means and enables lamination with less warpage.
[0006]
[Action]
As a result, it is possible to apply a correction force independently to both sides of the card along the card transport direction, and to prevent the failure of ruining the printed ID card as a result. An ID card without warping can be obtained, and the generation of useless laminate films can be minimized, contributing to environmental conservation and contributing to reduction in operation costs.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows an example of the overall configuration of a double-
[0008]
In the laminate
[0009]
As shown in FIG. 3, the
[0010]
The
[0011]
Here, the configuration of the warp correction mechanism attached to the
[0012]
Next, the laminate film conveyance process will be briefly described. In the
[0013]
At this time, the
[0014]
FIG. 12 shows a schematic block diagram of a control unit mounted inside the
[0015]
The operation of the control unit will be briefly described below. The
[0016]
On the other hand, a signal in which the
[0017]
FIG. 6 shows an example of an ID card in which lamination is completed in this way and warping is corrected.
[0018]
In the detailed description of the present invention, the
[0019]
【The invention's effect】
As described above, in the laminator apparatus according to the present invention, the film having the heat adhesive layer on one surface of the film is thermally bonded to the surface of the card while being pressed by a heat roll heated against the resin card. In the laminator device having the pressure bonding means, the laminator apparatus includes a correction means for correcting the warp of the card independently of both sides of the card along the card conveyance direction downstream of the thermocompression bonding means, and the correction conveyance means A film conveying means configured to be rotatable and configured with a pair of rollers, and having a heat adhesive layer on one surface of the belt-like film and conveying the film wound in a roll shape along a first path; A cutting means for cutting the film into a predetermined length in the middle of one path, a card conveying means for conveying a card along a second path that merges with the first path, A laminator device provided with a thermocompression bonding means for thermocompression bonding the cut film to the card surface conveyed downstream of the point, with respect to both sides of the card along the card conveying direction downstream of the thermocompression bonding means Correction means for correcting the warp of each card independently, and further, there are two sets of the first path, each of which is cut on both sides of the card conveyed along the second path And a laminator device provided with a thermocompression means for thermocompression bonding the film of the above, and a correction means for correcting card warpage independently of both sides of the card along the card conveying direction downstream of the thermocompression means; Because of this, it is possible to perform lamination with less warping, so that the card warpage that occurs after lamination is independently applied to both sides of the card along the card transport direction. As a result, it is possible to obtain a non-warped ID card by preventing the failure of ruining the printed ID card, and to reduce the operating cost while contributing to environmental conservation by minimizing the generation of useless laminate film. It is possible to realize a laminator device that contributes to the above.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration example of a way stress laminator device according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an example of a warp correction mechanism used in the laminator device of the present invention.
FIG. 3 is a view showing an example of a laminate film used in the laminator apparatus of the present invention.
FIG. 4 is a view showing an example in which a laminate film fed from a laminate roll is cut.
FIG. 5 is a diagram showing an example of an ID card subjected to lamination by a conventional laminator device.
FIG. 6 is a view showing an ID card subjected to lamination by the laminator device of the present invention.
FIG. 7 is a view showing a state immediately before cutting a laminate film in a laminator according to the present invention.
FIG. 8 is a view showing a state immediately after cutting a laminate film in a laminator according to the present invention.
FIG. 9 is a view showing an example in which the position of a warp correction roller is adjusted by a laminator according to the present invention.
FIG. 10 is a view showing another example in which the position of the warp correction roller is adjusted by the laminator according to the present invention.
FIG. 11 is a diagram showing an example in which the position of the support plate of the warp correction mechanism is adjusted in the laminator device according to the present invention.
FIG. 12 is a diagram showing an example of a schematic configuration of a control unit mounted on a laminator device according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Laminator device
2,102 Laminate roll
4, 5, 6, 8, 9, 104, 105, 108, 109, Laminate film transport roller
7,107 cutter
10,110 Laminate film supply monitoring sensor
11,111 Laminate film presence / absence detection sensor
12, 13, 14, 15 ID card transport roller
16 ID card transport belt
17 Card leading edge detection sensor
20, 21 Heat roller
24 Continuous laminated film
30 Cut laminate film
120, 121, 125, 126 Straightening roller
123,124 Straightening roller support plate
122 Support plate
240,241 Laminate film transport route
250 Card transport route
401 arithmetic processing circuit
403 Card transport motor
405, 420 Laminate film transport motor
408, 422 Laminate road electric clutch
409 Sensor signal processing circuit
413 Operation panel
418,421 Laminate feed electric clutch
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