JP3893609B2 - Electronic musical instruments - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、音色などの設定情報を画面表示して編集する機能を備えた電子楽器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、パネル上に表示器や操作子を備え、これらを使用して音色情報などの各種のパラメータを編集（エディット）可能なシンセサイザーなどの電子楽器が知られている。近年、このような電子楽器は高機能化し、エディット可能なパラメータも多岐に渡るため、編集するパラメータの種類などに応じて複数ページのエディット画面を用意しておき、所定のページを表示させてエディットするようになっている。例えば、複数パートの演奏とその設定のエディットが可能なマルチ・モード、複数のエレメント音色（あるいはドラム音色）のエディットが可能なボイス・モード、およびＭＩＤＩなどの設定を行なうユーティリティ・モードなどの複数のモードを持つ電子楽器では、各モードごとに多種多様な設定パラメータがあり、それらをエディットできる。エディットを行なう画面は、マルチ・モードにおいては複数パートのエディットを行なうための複数のページからなり、ボイス・モードにおいては複数エレメント音色のエディットを行なうための複数のページからなる。画面上には、現在のモードが表示されるとともに、各ページの情報（エディットしているパラメータ名とそのパラメータの現在値、パート番号、エレメント番号など）が表示される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ユーザが初めてその電子楽器を使用するとき、その電子楽器の取扱説明書を読みながら操作をマスターしていく。また、電子楽器で変更しようとするパラメータの変更方法が判らないとき、ユーザは取扱説明書からそのパラメータの設定方法に関する記載を見つけ出し、その記載に従って電子楽器を操作して目的のパラメータのエディットを行なう。
【０００４】
上述したようなエディットのための複数のページ画面を有する電子楽器では、取扱説明書で説明されている操作を行なう前に、その操作を行なうページ画面へたどりつかなければならない。通常、取扱説明書にはそのページ画面にたどり着くための操作方法が記載されているものの、その記載を確認しながらパネルＳＷなどの操作を行なって説明されている画面にたどりつくのは面倒であった。
【０００５】
また、あるページ画面を呼出すまでの操作手順が階層構造になっている場合、ある特定のページ画面へは別の特定のページ画面からしか入ることができない、というような事情により、目的のページ画面になかなかたどり着けない場合があった。例えば、特定のページにたどり着くまで上の階層の表示画面を行ったり来たりして、その画面に入るための表示画面を探さないといけない場合があった。
【０００６】
この発明は、上述の従来技術における問題点に鑑み、幾つかのモードごとに種々の設定パラメータをエディットする機能を備えた電子楽器において、ユーザがエディットしたいパラメータの画面に容易に行き着くことができるようにすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項１に係る発明は、複数のモードのそれぞれにおいて、そのモードでの各種の設定情報の編集を行なうページを複数備え、それらの複数ページのうちの指定した１ページを表示してユーザに設定情報の編集を行なわせる機能を備えた電子楽器であって、前記各モードにおける複数のページは、それぞれ当該モードでの複数の属性のうちのいずれかに対応し、前記属性毎に一連の通し番号がページ番号として割り振られ、さらに前記モード毎に、当該一連のページ番号が割り振られた各ページは、ページ番号が連続した一纏まりのページ群で１つのグループを構成するようにグループ化されており、前記複数のモードのうちいずれかのモードを選択するモード選択手段と、ユーザによる指示操作がある毎に表示すべきページを次ページまたは前ページに順次切り替えることを指示するページ指示手段と、前記選択されたモードの複数のページのうち前記指示されたページを表示する手段と、前記ページを表示する際、前記指示されたページが属する前記グループを特定する情報を表示する手段と、前記ページを表示する際、当該ページの当該モードでの属性と前記ページ番号とを表示する手段とを備えたことを特徴とする。
【０００８】
上記の属性とは、例えば、後述する発明の実施の形態におけるパート、エレメント、あるいはキーの区別などである。
【０００９】
請求項２に係る発明は、請求項１に記載の電子楽器において、前記複数のモードは階層化されており、上位のモードは複数あり、前記各上位のモードにおける編集対象はそれぞれ複数の要素から構成されており、前記各上位のモードは、それぞれ下位のモードとして、その上位のモードの編集対象である複数の各要素に共通の共通設定情報の編集を行なう第１のサブ・モードと、前記複数の各要素のそれぞれに個別の要素別設定情報の編集を行なう第２のサブ・モードを備えているとともに、前記複数の上位のモードのうちの１つについて前記第１のサブ・モードの複数ページのうちの１つまたは前記第２のサブ・モードの複数ページのうちの１つを表示する際、前記複数の上位のモードのうちのどの上位のモードであるかを表す記号を表示する手段と、前記上位のモードにおける第１のサブ・モードの表示であることを表す記号または前記第２のサブ・モードのどの要素の表示であるかを表す記号を表示する手段と、ページ番号を表示する手段とを備えたことを特徴とする。
【００１０】
上記の要素とは、例えば、後述する発明の実施の形態におけるパート（１つのマルチは複数のパートから構成される）やエレメント（１つのボイスは複数のエレメントから構成される）などである。
【００１１】
請求項３に係る発明は、請求項２に記載の電子楽器において、前記第１のサブ・モードの表示であることを表す記号は数字以外の記号であり、前記第２のサブ・モードのどの要素の表示であるかを表す記号は、要素を特定する番号の数字であり、これらは表示器上の同じ位置に何れかが表示されるようにし、この表示により、記号が表示された場合は第１のサブ・モードであり、数字が表示された場合は第２のサブ・モードであることを表現することを特徴とする。
【００１２】
請求項４に係る発明は、請求項１に記載の電子楽器において、前記複数のモードは階層化されており、そのうち上位のモードは複数あるとともに、前記上位のモードから下位のモードに移行することを指示する１つの操作子と、前記操作子が操作されたとき、前記複数の上位のモードのうちの何れにいたとしても、当該上位のモードから、その下位のモードの、その時点より一番近い過去に選択されていたページに、移行する手段とを備えたことを特徴とする。
【００１３】
請求項５に係る発明は、請求項１に記載の電子楽器において、前記複数のモードは階層化されており、上位のモードおよび下位のモードはそれぞれ複数あるとともに、前記上位のモードから下位のモードに移行することを指示する１つの操作子と、前記複数の上位のモードのそれぞれに独立に、その上位のモードに対応した何れかの下位のモードの何れかのページが表示されたとき、その表示された下位のモードとページを特定する情報を保持する記憶手段と、前記操作子が操作されたとき、前記複数の上位のモードのうちの何れにいたとしても、当該上位のモードに対応する前記記憶手段から前回表示されていた下位のモードとページを特定する情報を読み出し、当該下位のモードの当該ページに移行する手段とを備えたことを特徴とする。
【００１６】
請求項６に係る発明は、請求項１〜５のいずれか１つに記載の電子楽器において、パネル上に、前記複数の各モードに含まれる前記グループをページ番号の順に並べた表を記載し、該表の行または列方向の位置を指示することにより各モードにおけるグループを特定する表示手段を設け、表示されるページに対応する前記表示手段を点灯することにより、前記グループを特定する情報を表示することを特徴とする。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いてこの発明の実施の形態を説明する。
【００１８】
図１は、この発明に係る電子楽器のブロック構成を示す。この電子楽器は、中央処理装置（ＣＰＵ）１０１、リード・オンリ・メモリ（ＲＯＭ）１０２、ランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）１０３、タイマ１０４、演奏操作子１０５、ＭＩＤＩインタフェース１０６、パネル・スイッチ（ＳＷ）１０７、表示器１０８、音源１０９、サウンド・システム１１０、およびバスライン１１１を備えている。
【００１９】
ＣＰＵ１０１は、この電子楽器全体の制御を行なう。ＲＯＭ１０２は、ＣＰＵ１０１が実行する制御プログラム（そのうち本発明に係るプログラムについては、後にフローチャートを参照して説明する）や各種のデータなどを格納する。ＲＡＭ１０３は、ＣＰＵ１０１のワーク領域や各種のバッファなどとして用いられ、特に後述する各種のレジスタ類を設定する領域としても使用する。タイマ１０４は、ＣＰＵ１０１に対するタイマ割込信号を発生する。所定時間間隔で実行されるタイマ割込処理により、ＣＰＵ１０１は、パネルＳＷ１０７をスキャンし、その操作情報を取り込むことができる。演奏操作子１０５は、ユーザが演奏操作する操作子である。電子楽器の機種に依存してどのような演奏操作子でも良いが、ここでは鍵盤とする。ＭＩＤＩインターフェース１０６は、外部の各種ＭＩＤＩ機器を接続するためのインターフェースである。
【００２０】
パネルＳＷ１０７は、この電子楽器のパネル上に設けられている各種の操作スイッチである。表示器１０８は、この電子楽器のパネル上に設けられているディスプレイである。音源１０９は、ＣＰＵ１０１の指示に基づいて楽音信号を生成し、サウンド・システム１１０に送出する。サウンド・システム１１０は音源１０９から送出される楽音信号に基づいて楽音を放音する。バス・ライン１１１は、これらの各部を相互接続するバス・ラインである。
【００２１】
図２は、この電子楽器のパネル上の外観を示す。２００は、パネル上に設けられた表示部（図１の表示器１０８に対応）である。表示部２００は、種々の文字をビットマップで表示するための所定桁の上段表示部２１０および下段表示部２１１、並びに、所定の文字を表示するためのセグメント表示部２１２からなる。セグメント表示部２１２中、２０１はあらかじめ印刷された「ＰＡＧＥ」の見出しを示す。この見出し２０１の下にページ番号表示部２０２が設けてある。２０３はあらかじめ印刷された「ＰＡＲＴ／ＥＬＥＭ／ＫＥＹ」の見出しを示す。この見出し２０３の下にパート／エレメント／ドラムキー番号表示部２０４が設けてある。パート／エレメント／ドラムキー番号表示部２０４の下側に、オクターブシフト表示部２０５が設けてある。上述した表示部２１０，２１１，２１２における表示の詳細については後述する。
【００２２】
表示部２００の左端に左向きの三角マーク表示部（ＬＥＤ）２６１，２６２が設けてある。三角マーク表示部２６１，２６２の左側には、見出し「ＵＴＩＬＩＴＹ」２６４と、見出し「ＭＩＤＩ」２６５が印刷されている。表示部２００の右端に右向きの三角マーク表示部（ＬＥＤ）２７１〜２７６が設けてある。三角マーク表示部２７１〜２７６の右側には、一覧表２７８が印刷されている。これらの三角マーク表示部は、電子楽器の現時点の状態などを示すためのものであるが、その詳細については後述する。
【００２３】
図３は、この電子楽器のパネル上に設けられているスイッチ類の外観を示す。３０１はＭＵＬＴＩスイッチ、３０２はＶＯＩＣＥスイッチ、３０３はＵＴＩＬＩＴＹスイッチ、３０４はＭＩＤＩスイッチ、３０５はＤＥＭＯスイッチを示す。３０８はＥＤＩＴスイッチ、３０９はＪＯＢスイッチ、３１０はＳＴＯＲＥスイッチ、３０６はＰＲＥＳＥＴスイッチ、３０７はＵＳＥＲスイッチを示す。ＰＲＥＳＥＴスイッチ３０６の右側には、近傍にそれぞれ「ＮＯＲＭＡＬ」および「ＤＲＵＭ」と印刷されたＬＥＤが設けられている。同様に、ＵＳＥＲスイッチ３０７の右側には、近傍にそれぞれ「ＮＯＲＭＡＬ」および「ＤＲＵＭ」と印刷されたＬＥＤが設けられている。
【００２４】
また、３１１はＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ＋スイッチ、３１２はＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ−スイッチを示す。３１３はＰＡＧＥＵＰスイッチ、３１４はＰＡＧＥＤＯＷＮスイッチを示す。３１５はＶＡＬＵＥ＋スイッチ、３１６はＶＡＬＵＥ−スイッチ、３１７はカーソル左移動スイッチ、３１８はカーソル右移動スイッチを示す。３１９はＥＸＩＴスイッチ、３２０はＥＮＴＥＲスイッチを示す。その他、不図示のテンキーなどが設けられている。
【００２５】
図１〜図３に示した電子楽器は、音源のモードとしてマルチ・モード（MULTI MODE）とボイス・モード（VOICE MODE）とを備えている。マルチ・モードは、この電子楽器をマルチ・パート音源として使用するモードである。この電子楽器は、マルチ・モードでは複数パート（ここでは１６パート）のマルチ・ティンバー音源として使用することができ、各パートにプログラム・ナンバ（音色番号）を割り当て、外部シーケンサを用いて複数パート別々のボイスを鳴らすことができる。ボイス・モードは、１パートの演奏を行なうためのモードである。ボイス・モードでは、ユーザが選択した１つのボイス（音色）で演奏を行なうことができる。また、他にユーティリティ・モード（UTILITY MODE）およびＭＩＤＩモード（MIDI MODE）がある。ユーティリティ・モードは、音源１０９や鍵盤１０５などの各種設定を行なうモードである。ＭＩＤＩモードは、ＭＩＤＩに関する各種設定を行なうモードである。
【００２６】
マルチ・モード、ボイス・モード、ユーティリティ・モード、およびＭＩＤＩモードの４つのモードが最上位階層のモードである。図３に示したＭＵＬＴＩスイッチ３０１をオンすることによりマルチ・モードに移行する。ＶＯＩＣＥスイッチ３０２をオンすることによりボイス・モードに移行する。ＵＴＩＬＩＴＹスイッチ３０３をオンすることによりユーティリティ・モードに移行する。ＭＩＤＩスイッチ３０４をオンすることによりＭＩＤＩモードに移行する。
【００２７】
上述した各モードに移行したときには、図２の表示部２００に、各モードに対応した表示が行なわれる。また、マルチ・モードおよびボイス・モードから、さらにＥＤＩＴスイッチ３０８をオンすることによりエディット・モードに移行し、音色などに関する各種の設定編集を行なうことができる。この実施の形態の電子楽器では、特に各モードでの表示を工夫し、ユーザが目的の画面に容易に辿り着くことができるようにしている。以下では、この電子楽器の各モードにおける表示および操作の概要を説明する。
【００２８】
上述した最上位階層の４つのモードのそれぞれに対応して表示のモードがある。表示のモードとは、表示部２００にどのような画面を表示するか、その状態を示すものである。最上位階層の４つのモードに対応する表示のモードは、同じ呼び方で呼ぶものとする。例えば、音源モードのマルチ・モードに対応する表示のモードもマルチ・モードと呼ぶ。
【００２９】
表示モードとしてのマルチ・モードの表示、およびそこからエディット操作を行なったときの各種の表示について説明する。図４（ａ）は、ＭＵＬＴＩスイッチ３０１をオンしてマルチ・モードに入ったときに表示部２００に表示されるマルチ・モード標準画面の例を示す。上段表示部２１０には、現在選択されているマルチ設定データのカテゴリおよび名称（マルチ・ネーム）が表示される。下段表示部２１１には、現在選択されているマルチ設定データを特定する番号であるマルチ番号（番号の前に「ＭＬＴ」の文字を付すものとする）が表示される。セグメント表示部２１２には何も表示されない（ただし、選択されているパートの番号などを表示するようにしてもよい）。
【００３０】
この画面が表示された状態では、この電子楽器は１６パートのマルチティンバー音源として動作し、外部のシーケンサを用いて１６パート別々のボイスを鳴らすことができる。１６パートのそれぞれの音色などは、下段表示部２１１に表示されたマルチ番号のマルチ設定データにより定義された通りである。テンキーなどの操作により任意のマルチ設定データを選択することができる。マルチ設定データを選択したときには、そのデータに対応する名称やマルチ番号が表示部２１０，２１１に表示される。
【００３１】
図４（ａ）のマルチ・モード標準画面から、ＥＤＩＴスイッチ３０８をオンすると、マルチ・エディット・モードに移行する。マルチ・エディット・モードには、マルチ・エディット・コモン・モードとマルチ・エディット・パート・モードの２種類がある。
【００３２】
図４（ｂ）に、マルチ・エディット・コモン・モードにおいて表示部２００に表示される画面の例を示す。図４（ｃ）に、マルチ・エディット・パート・モードにおいて表示部２００に表示される画面の例を示す。マルチ設定データは、１６個のパート別の設定データとそれらのパートに共通の共通設定データとからなる。マルチ・エディット・コモン・モードは、共通設定データのエディットを行なうモードである。共通設定データの項目は多く、表示部２００に１度に表示できないので、複数ページに分けて表示しエディットするようになっている。したがって、マルチ・エディット・コモン・モードの画面は、複数ページから構成される。マルチ・エディット・パート・モードは、各パート別のパート別設定データのエディットを行なうモードである。各パート別設定データの項目も多く、表示部２００に１度に表示できないので、複数ページに分けて表示しエディットするようになっている。
【００３３】
図４（ｂ）において、２０２はページ番号「１」の表示、２０４は本画面がマルチ・エディット・コモン・モードの画面であることを示す「Ｐ Ｃ」の表示（Ｐはパート、Ｃはコモン（パートの共通設定データ）を表す）である。ここでは共通設定データの第１ページが表示されているところを図示している。ページの切り替えは、図３のＰＡＧＥＵＰスイッチ３１３およびＰＡＧＥＤＯＷＮスイッチ３１４により行なう。ページが切り替わると、そのページのページ番号がページ番号表示部２０２に表示される。各ページでは、そのページでエディットできる共通設定データの項目の項目名やその値が表示部２１０，２１１に表示される。ユーザは、カーソル移動スイッチ３１７，３１８により編集したい値にカーソルを合わせ、ＶＡＬＵＥ＋スイッチ３１５やＶＡＬＵＥ−スイッチ３１６、あるいはテンキーなどを使用して、その値をエディットすることができる。
【００３４】
図４（ｃ）において、２０２はページ番号「１」の表示、２０４は本画面がマルチ・エディット・パート・モードの画面であって現在の編集対象のパートがパート１であることを示す「Ｐ １」の表示である。ここではパート別設定データの第１ページが表示されているところを図示している。パートの切り替えは、図３のＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ＋スイッチ３１１およびＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ−スイッチ３１２により行なう。パートが切り替わると、そのパートのパート番号がパート／エレメント／ドラムキー番号表示部２０４の右側に表示される。例えば、第２ページに切り替わると、表示部２０４には「Ｐ ２」と表示される。ページの切り替えは、図３のＰＡＧＥＵＰスイッチ３１３およびＰＡＧＥＤＯＷＮスイッチ３１４により行なう。ページが切り替わると、そのページのページ番号がページ番号表示部２０２に表示される。各ページでは、そのページでエディットできるパート別設定データの項目の項目名やその値が表示部２１０，２１１に表示される。ユーザは、カーソル移動スイッチ３１７，３１８により編集したい値にカーソルを合わせ、ＶＡＬＵＥ＋スイッチ３１５やＶＡＬＵＥ−スイッチ３１６、あるいはテンキーなどを使用して、その値をエディットすることができる。
【００３５】
図３のＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ＋スイッチ３１１およびＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ−スイッチ３１２を同時にオンすることにより、マルチ・エディット・コモン・モードとマルチ・エディット・パート・モードとの相互の切り替えを行なうことができる。切り替えを行なったときは、直前の状態に戻るようになっている。例えば、マルチ・エディット・コモン・モードの第２ページが表示されている状態でスイッチ３１１，３１２を同時にオンしてマルチ・エディット・パート・モードに移行し、その後、再びスイッチ３１１，３１２を同時にオンしてマルチ・エディット・コモン・モードに戻ったときには第２ページが表示されることになる。また、この場合、マルチ・エディット・コモン・モードに戻る直前のマルチ・エディット・パート・モードでパート３の第５ページが表示されていたとすると、スイッチ３１１，３１２を同時にオンしてマルチ・エディット・パート・モードに戻るときには、パート３の第５ページが表示される。
【００３６】
さらに、図４（ａ）のマルチ・モード標準画面からＥＤＩＴスイッチ３０８をオンしたとき、▲１▼マルチ・エディット・コモン・モードとマルチ・エディット・パート・モードのどちらに移行するか、▲２▼マルチ・エディット・コモン・モードであればどのページに移行するか、および、▲３▼マルチ・エディット・パート・モードであればどのパートのどのページに移行するかは、前回にこれらの状態から抜けたときの状態による。すなわち、前回マルチ・エディット・コモン・モードの第Ｎページからマルチ・エディット・モードを抜けていたときは、今回のＥＤＩＴスイッチ３０８のオンでマルチ・エディット・コモン・モードの第Ｎページに移行する。前回マルチ・エディット・パート・モードのパートＰの第Ｑページからマルチ・エディット・モードを抜けていたときは、今回のＥＤＩＴスイッチ３０８のオンでマルチ・エディット・パート・モードのパートＰの第Ｑページに移行する。
【００３７】
マルチ・エディット・コモン・モードおよびマルチ・エディット・パート・モードからは、図３のＥＸＩＴスイッチ３１９のオンにより図４（ａ）のマルチ・モード標準画面に戻る。また、マルチ・エディット・コモン・モードおよびマルチ・エディット・パート・モードからは、図３のＶＯＩＣＥスイッチ３０２、ＵＴＩＬＩＴＹスイッチ３０３、あるいはＭＩＤＩスイッチ３０４などの他のモードのスイッチをオンすることにより、マルチ・エディット・コモン・モードおよびマルチ・エディット・パート・モードを抜けてそれらのモードに移行する。
【００３８】
表示モードとしてのボイス・モードの表示、およびそこからエディット操作を行なったときの各種の表示について説明する。図４（ｄ）は、ＶＯＩＣＥスイッチ３０２をオンしてボイス・モードに入ったときに表示部２００に表示されるボイス・モード標準画面の例を示す。上段表示部２１０には、現在選択されているボイスのカテゴリおよび名称（ボイス・ネーム）が表示される。下段表示部２１１には、現在選択されているボイスを特定する番号であるボイス番号が表示される。セグメント表示部２１２には何も表示されない。
【００３９】
この画面が表示された状態で、この電子楽器は、ユーザが選択した１つのボイス（音色）で演奏を行なうことができる。ボイスは、ＰＲＥＳＥＴスイッチ３０６およびＵＳＥＲスイッチ３０７により選択できる。この電子楽器では、あらかじめ、１２８種類のプリセット・ノーマル・ボイスＰＮＶ１〜ＰＮＶ１２８、および２種類のプリセット・ドラム・ボイスＰＤＶ１，ＰＤＶ２が備えられている。また、ユーザは、１２８種類のユーザ・ノーマル・ボイスＵＮＶ１〜ＵＮＶ１２８、および２種類のユーザ・ドラム・ボイスＵＤＶ１〜ＵＤＶ２を作成編集できるようになっている。プリセット・ノーマル・ボイスおよびユーザ・ノーマル・ボイスをノーマル・ボイスと呼び、プリセット・ドラム・ボイスおよびユーザ・ドラム・ボイスをドラム・ボイスと呼ぶ。
【００４０】
なお、上述したボイス番号の表示は、ＰＮＶ１〜ＰＮＶ１２８、ＰＤＶ１，ＰＤＶ２、ＵＮＶ１〜ＵＮＶ１２８、およびＵＤＶ１〜ＵＤＶ２の記号を用いて行なうものとする。したがって、正確に言えば、ボイス番号は、ＰＮＶ、ＰＤＶ、ＵＮＶ、またはＵＤＶの記号（記憶バンクを表している）と番号とから構成されている。
【００４１】
図４（ｄ）の画面が表示されている状態で、ＰＲＥＳＥＴスイッチ３０６をオンすると、該スイッチ３０６の右側のＮＯＲＭＡＬのＬＥＤが点灯し、１２８種類のプリセット・ノーマル・ボイスＰＮＶ１〜ＰＮＶ１２８から１つを選択することができる。ＮＯＲＭＡＬのＬＥＤが点灯した状態から再びＰＲＥＳＥＴスイッチ３０６をオンすると、該スイッチ３０６の右側のＤＲＵＭのＬＥＤが点灯し、２種類のプリセット・ドラム・ボイスＰＤＶ１，ＰＤＶ２から１つを選択することができる。図４（ｄ）の画面が表示されている状態で、ＵＳＥＲスイッチ３０７をオンすると、該スイッチ３０７の右側のＮＯＲＭＡＬのＬＥＤが点灯し、１２８種類のユーザ・ノーマル・ボイスＵＮＶ１〜ＵＮＶ１２８から１つを選択することができる。ＮＯＲＭＡＬのＬＥＤが点灯した状態から再びＵＳＥＲスイッチ３０７をオンすると、該スイッチ３０７の右側のＤＲＵＭのＬＥＤが点灯し、２種類のユーザ・ドラム・ボイスＵＤＶ１，ＵＤＶ２から１つを選択することができる。さらに選択したボイスに対応するボイス・ネームやボイス番号が表示部２１０，２１１に表示される。ボイス・モードでは、以上のように選択されたボイスの音色で演奏を行なうことができる。
【００４２】
図４（ｄ）のボイス・モード標準画面から、ＥＤＩＴスイッチ３０８をオンすると、ボイス・エディット・モードに移行する。ボイス・エディット・モードには、ノーマル・ボイス・エディット・モードとドラム・ボイス・エディット・モードの２種類がある。ボイス・モード標準画面でプリセット・ノーマル・ボイスまたはユーザ・ノーマル・ボイスが選択されているときは、ＥＤＩＴスイッチ３０８のオンによりノーマル・ボイス・エディット・モードに移行する。ボイス・モード標準画面でプリセット・ドラム・ボイスまたはユーザ・ドラム・ボイスが選択されているときは、ＥＤＩＴスイッチ３０８のオンによりドラム・ボイス・エディット・モードに移行する。
【００４３】
さらに、ノーマル・ボイス・エディット・モードには、ノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードとノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードの２種類がある。ドラム・ボイス・エディット・モードには、ドラム・ボイス・エディット・コモン・モードとドラム・ボイス・エディット・キー・モードの２種類がある。
【００４４】
図５（ａ）に、ノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードにおいて表示部２００に表示される画面の例を示す。図５（ｂ）に、ノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードにおいて表示部２００に表示される画面の例を示す。１つのノーマル・ボイスは、４個のエレメント音色から構成される。したがって、ノーマル・ボイスのデータは、４個のエレメント別の設定データとそれらのエレメントに共通のエレメント共通設定データとからなる。ノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードは、エレメント共通設定データのエディットを行なうモードである。ノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードの画面は複数ページから構成される。ノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードは、各エレメント別設定データのエディットを行なうモードである。ノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードの画面は複数ページから構成される。
【００４５】
図５（ａ）において、２０２はページ番号「１」の表示、２０４は本画面がノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードの画面であることを示す「Ｅ Ｃ」の表示（Ｅはエレメント、Ｃはコモン（エレメントの共通設定データ）を表す）である。ここではエレメント共通設定データの第１ページが表示されているところを図示している。ページの切り替えは、図３のＰＡＧＥＵＰスイッチ３１３およびＰＡＧＥＤＯＷＮスイッチ３１４により行なう。ページが切り替わると、そのページのページ番号がページ番号表示部２０２に表示される。各ページでは、そのページでエディットできるエレメント共通設定データの項目の項目名やその値が表示部２１０，２１１に表示される。ユーザは、カーソル移動スイッチ３１７，３１８により編集したい値にカーソルを合わせ、ＶＡＬＵＥ＋スイッチ３１５やＶＡＬＵＥ−スイッチ３１６、あるいはテンキーなどを使用して、その値をエディットすることができる。
【００４６】
図５（ｂ）において、２０２はページ番号「１」の表示、２０４は本画面がノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードの画面であって編集対象のエレメントがエレメント１であることを示す「Ｅ １」の表示である。ここではエレメント別設定データの第１ページが表示されているところを図示している。エレメントの切り替えは、図３のＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ＋スイッチ３１１およびＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ−スイッチ３１２により行なう。エレメントが切り替わると、そのエレメントのエレメント番号がパート／エレメント／ドラムキー番号表示部２０４の右側に表示される。例えば、第２ページに切り替わると、表示部２０４には「Ｅ ２」と表示される。ページの切り替えは、図３のＰＡＧＥＵＰスイッチ３１３およびＰＡＧＥＤＯＷＮスイッチ３１４により行なう。ページが切り替わると、そのページのページ番号がページ番号表示部２０２に表示される。各ページでは、そのページでエディットできるエレメント別設定データの項目の項目名やその値が表示部２１０，２１１に表示される。ユーザは、カーソル移動スイッチ３１７，３１８により編集したい値にカーソルを合わせ、ＶＡＬＵＥ＋スイッチ３１５やＶＡＬＵＥ−スイッチ３１６、あるいはテンキーなどを使用して、その値をエディットすることができる。
【００４７】
図３のＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ＋スイッチ３１１およびＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ−スイッチ３１２を同時にオンすることにより、ノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードとノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードとの相互の切り替えを行なうことができる。切り替えを行なったときは、直前の状態に戻るようになっている。例えば、ノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードの第２ページが表示されている状態でスイッチ３１１，３１２を同時にオンしてノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードに移行し、その後、再びスイッチ３１１，３１２を同時にオンしてノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードに戻ったときには第２ページが表示されることになる。また、この場合、ノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードに戻る直前のノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードでエレメント３の第５ページが表示されていたとすると、スイッチ３１１，３１２を同時にオンしてノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードに戻るときには、エレメント３の第５ページが表示される。
【００４８】
図５（ｃ）に、ドラム・ボイス・エディット・コモン・モードにおいて表示部２００に表示される画面の例を示す。図５（ｄ）に、ドラム・ボイス・エディット・キー・モードにおいて表示部２００に表示される画面の例を示す。ドラム・ボイスは、最大７９個（Ｃ＃−１〜Ｇ５）のキーに独立に設定できるドラム音色である。ドラム・ボイスのデータは、キー別の設定データと各キーに共通のキー共通設定データとからなる。ドラム・ボイス・エディット・コモン・モードは、キー共通設定データのエディットを行なうモードである。ドラム・ボイス・エディット・コモン・モードの画面は複数ページから構成される。ドラム・ボイス・エディット・キー・モードは、各キー別設定データのエディットを行なうモードである。ドラム・ボイス・エディット・キー・モードの画面は複数ページから構成される。
【００４９】
図５（ｃ）において、２０２はページ番号「１」の表示、２０４は本画面がドラム・ボイス・エディット・コモン・モードの画面であることを示す「Ｄ Ｃ」の表示である。ここではキー共通設定データの第１ページが表示されているところを図示している。ページの切り替えは、図３のＰＡＧＥＵＰスイッチ３１３およびＰＡＧＥＤＯＷＮスイッチ３１４により行なう。ページが切り替わると、そのページのページ番号がページ番号表示部２０２に表示される。各ページでは、そのページでエディットできるキー共通設定データの項目の項目名やその値が表示部２１０，２１１に表示される。ユーザは、カーソル移動スイッチ３１７，３１８により編集したい値にカーソルを合わせ、ＶＡＬＵＥ＋スイッチ３１５やＶＡＬＵＥ−スイッチ３１６、あるいはテンキーなどを使用して、その値をエディットすることができる。
【００５０】
図５（ｄ）において、２０２はページ番号「１」の表示、２０４は本画面がドラム・ボイス・エディット・キー・モードの画面であって編集対象のキー別設定データがキーＣ＃−１のデータであることを示す「Ｃ＃−１」の表示である。ここではキー別設定データの第１ページが表示されているところを図示している。キーの切り替えは、図３のＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ＋スイッチ３１１およびＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ−スイッチ３１２により行なう。キーが切り替わると、そのキーがパート／キー／ドラムキー番号表示部２０４の右側に表示される。例えば、Ｇ３に切り替わると、表示部２０４には「Ｇ ３」と表示される。ページの切り替えは、図３のＰＡＧＥＵＰスイッチ３１３およびＰＡＧＥＤＯＷＮスイッチ３１４により行なう。ページが切り替わると、そのページのページ番号がページ番号表示部２０２に表示される。各ページでは、そのページでエディットできるキー別設定データの項目の項目名やその値が表示部２１０，２１１に表示される。ユーザは、カーソル移動スイッチ３１７，３１８により編集したい値にカーソルを合わせ、ＶＡＬＵＥ＋スイッチ３１５やＶＡＬＵＥ−スイッチ３１６、あるいはテンキーなどを使用して、その値をエディットすることができる。
【００５１】
図３のＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ＋スイッチ３１１およびＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ−スイッチ３１２を同時にオンすることにより、ドラム・ボイス・エディット・コモン・モードとドラム・ボイス・エディット・キー・モードとの相互の切り替えを行なうことができる。切り替えを行なったときは、直前の状態に戻るようになっている。例えば、ドラム・ボイス・エディット・コモン・モードの第２ページが表示されている状態でスイッチ３１１，３１２を同時にオンしてドラム・ボイス・エディット・キー・モードに移行し、その後、再びスイッチ３１１，３１２を同時にオンしてドラム・ボイス・エディット・コモン・モードに戻ったときには第２ページが表示されることになる。また、この場合、ドラム・ボイス・エディット・コモン・モードに戻る直前のドラム・ボイス・エディット・キー・モードでキーＣ＃−１の第５ページが表示されていたとすると、スイッチ３１１，３１２を同時にオンしてドラム・ボイス・エディット・キー・モードに戻るときには、キーＣ＃−１の第５ページが表示される。
【００５２】
上述したように、図４（ｄ）のボイス・モード標準画面からＥＤＩＴスイッチ３０８をオンしたとき、ボイス・モード標準画面でプリセットまたはユーザのノーマル・ボイスが選択されているときはノーマル・ボイス・エディット・モードに移行し、ボイス・モード標準画面でプリセットまたはユーザのドラム・ボイスが選択されているときはドラム・ボイス・エディット・モードに移行する。ノーマル・ボイス・エディット・モードに移行する場合に、▲１▼ノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードとノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードのどちらに移行するか、▲２▼ノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードであればどのページに移行するか、および、▲３▼ノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードであればどのエレメントのどのページに移行するかは、前回にこれらの状態から抜けたときの状態による。同様に、ドラム・ボイス・エディット・モードに移行する場合に、▲１▼ドラム・ボイス・エディット・コモン・モードとドラム・ボイス・エディット・キー・モードのどちらに移行するか、▲２▼ドラム・ボイス・エディット・コモン・モードであればどのページに移行するか、および、▲３▼ドラム・ボイス・エディット・キー・モードであればどのページに移行するかは、前回にこれらの状態から抜けたときの状態による。
【００５３】
ボイス・エディット・モードからは、図３のＥＸＩＴスイッチ３１９のオンにより図４（ｄ）のボイス・モード標準画面に戻る。また、ボイス・エディット・モードからは、図３のＭＵＬＴＩスイッチ３０１、ＵＴＩＬＩＴＹスイッチ３０３、あるいはＭＩＤＩスイッチ３０４などの他のモードのスイッチをオンすることにより、ボイス・エディット・モードを抜けてそれらのモードに移行する。
【００５４】
図６（ａ）は、ＵＴＩＬＩＴＹスイッチ３０３をオンしてユーティリティ・モードに入ったときに表示部２００に表示されるユーティリティ・モード画面の例を示す。ユーティリティ・モードの画面は、各種設定を行なうための複数ページから構成される。２０２はページ番号「１」の表示である。ここでは第１ページが表示されているところを図示している。ページの切り替えは、図３のＰＡＧＥＵＰスイッチ３１３およびＰＡＧＥＤＯＷＮスイッチ３１４により行なう。ページが切り替わると、そのページのページ番号がページ番号表示部２０２に表示される。各ページでは、そのページでエディットできるデータ項目の項目名やその値が表示部２１０，２１１に表示される。ユーザは、カーソル移動スイッチ３１７，３１８により編集したい値にカーソルを合わせ、ＶＡＬＵＥ＋スイッチ３１５やＶＡＬＵＥ−スイッチ３１６、あるいはテンキーなどを使用して、その値をエディットすることができる。
【００５５】
図６（ｂ）は、ＭＩＤＩスイッチ３０４をオンしてＭＩＤＩモードに入ったときに表示部２００に表示されるＭＩＤＩモード画面の例を示す。ＭＩＤＩモードの画面は、ＭＩＤＩに関する各種設定を行なうための複数ページから構成される。２０２はページ番号「１」の表示である。ここでは第１ページが表示されているところを図示している。ページの切り替えは、図３のＰＡＧＥＵＰスイッチ３１３およびＰＡＧＥＤＯＷＮスイッチ３１４により行なう。ページが切り替わると、そのページのページ番号がページ番号表示部２０２に表示される。各ページでは、そのページでエディットできるデータ項目の項目名やその値が表示部２１０，２１１に表示される。ユーザは、カーソル移動スイッチ３１７，３１８により編集したい値にカーソルを合わせ、ＶＡＬＵＥ＋スイッチ３１５やＶＡＬＵＥ−スイッチ３１６、あるいはテンキーなどを使用して、その値をエディットすることができる。
【００５６】
図１２から図１５は、画面の階層関係の一覧をツリーで図示したものである。なお、これらの図を連結した全体で（図中の▲１▼〜▲５▼はつながる点を示す）ツリー構造を表している。一番左側の列に記載したＭＵＬＴＩ、ＶＯＩＣＥ、ＵＴＩＬＩＴＹ、およびＭＩＤＩは、上述した最上位階層の４つのモードに対応する。［と］で囲んだ記載はスイッチを示す。例えば、ＭＵＬＴＩの近くの［ＥＤＩＴ］はＥＤＩＴスイッチ３０８を示す。各スイッチは、当該モードでそのスイッチをオンするとその下層（図の右側）の画面に移行することを示す。例えば、ＭＵＬＴＩの近くの［ＥＤＩＴ］は、ＭＩＵＬＴＩモードでＥＤＩＴスイッチをオンすると、その下層の画面に移行することを示している。下層の画面はページ単位に記載している。例えば、マルチ・モードのコモンの第１頁の「ＧＥＮＥＲＡＬ ＮＡＭＥ， ＣＡＴＥＧＯＲＹ」や第２頁の「ＧＥＮＥＲＡＬ ＴＯＴＡＬ ＶＯＬＵＭＥ」などである。
【００５７】
マルチ・モードで、最上位のＭＵＬＴＩの記載と各ページの記載との間にある「ＭＵＬＴＩ ＥＤＩＴ」、「ＣＯＭＭＯＮ」、および「ＰＡＲＴ」の記載は、マルチ・モード標準画面からＥＤＩＴスイッチ３０８でマルチ・エディット・モードに移行し、マルチ・エディット・モードはマルチ・エディット・コモン・モードとマルチ・エディット・パート・モードからなること、すなわちモードの階層関係を示している。「ＭＵＬＴＩ ＥＤＩＴ」の記載列において、「ＣＯＭＭＯＮ」の行および「ＰＡＲＴ（１−１６）」の行の［ＰＡＲＴ］スイッチの記載は、ＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ＋スイッチ３１１およびＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ−スイッチ３１２を同時にオンすることによりマルチ・エディット・コモン・モードとマルチ・エディット・パート・モードとの相互の切り替えを行なうことができることを示している。また、「ＣＯＭＭＯＮ」の列と「ＰＡＲＴ（１−１６）」の列の［ＰＡＧＥ］の記載は、マルチ・エディット・コモン・モードおよびマルチ・エディット・パート・モードでＰＡＧＥＵＰスイッチ３１３およびＰＡＧＥＤＯＷＮスイッチ３１４の操作によりページ変更ができることを示している。他のモードも同様である。
【００５８】
図１２〜図１５の一番右側の「ＰＡＲＴ／ＥＬＥＭ／ＫＥＹ」の列およびその左側の「頁」の列に、各ページに対応して、パート／エレメント／ドラムキー番号表示部２０４およびページ番号表示部２０２にそれぞれ表示する内容を示す。
【００５９】
図１２〜図１５の右端から４列目と３列目の「ＬＥＤ ２個（左）」および「ＬＥＤ ６個（右）」は、各ページが表示されるとき、図２の表示部２００の左側の三角マーク表示部２６１，２６２および右側の三角マーク表示部２７１〜２７６のどれが点灯されるかを示す。例えば、図１５の「ＬＥＤ ２個（左）」の列に「ＵＴＩＬＩＴＹ」とあるページは、当該ページが表示されるとき、図２の見出し「ＵＴＩＬＩＴＹ」２６４を指すＬＥＤ２６１が点灯される。また、図１５の「ＬＥＤ ２個（左）」の列に「ＭＩＤＩ」とあるページは、当該ページが表示されるとき、図２の見出し「ＭＩＤＩ」２６５を指すＬＥＤ２６２が点灯される。
【００６０】
また、６個あるＬＥＤ２７１〜２７６は各ページをグループ分けしたグループ（当該ページでエディットするパラメータの属性）を示すためのものである。図２の一覧表２７８のうち、「ＥＤＩＴ」の「ＰＡＲＴ ＶＯＩＣＥ ＣＯＭＭＯＮ」の列、すなわち２７８−１の列はマルチ・エディット・モードまたはボイス・エディット・モードのコモンのモード（ノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードまたはドラム・ボイス・エディット・コモン・モード）での各ページのグループが「ＶＯＩＣＥ」、「ＭＩＸ」、「ＧＥＮＥＲＡＬ」、「ＴＯＮＥ」、「ＣＯＮＴＲＯＬＬＥＲ」、および「ＥＦＦＥＣＴ」の６グループあることを示す。これらのモードで各ページが表示されるときには、図１２〜図１５の「ＬＥＤ ６個（右）」の列で示されるグループを指すようにＬＥＤ２７１〜２７６の何れか１つが点灯される。例えば、マルチ・エディット・モードのコモンの第１頁である「ＧＥＮＥＲＡＬ ＮＡＭＥ， ＣＡＴＥＧＯＲＹ」のページが表示されるときには、図１２の「ＬＥＤ ６個（右）」は「ＧＥＮＥＲＡＬ」であるので、図２の列２７８−１の「ＧＥＮＥＲＡＬ」の行のＬＥＤ２７３が点灯する。
【００６１】
一覧表２７８のうち、「ＥＤＩＴ」の「ＥＬＥＭＥＮＴ」の列２７８−２、および「ＵＴＩＬ／ＭＩＤＩ」の列２７８−３も同様である。すなわち、２７８−２の列は、ボイス・エディット・モードのエレメントまたはキーのモード（ノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードまたはドラム・ボイス・エディット・キー・モード）における各ページのグループを示すものである。また、２７８−３の列は、ユーティリティ・モードまたはＭＩＤＩモードにおける各ページのグループを示すものである。これらのモードで各ページが表示されるときにも、同様に図１２の「ＬＥＤ ６個（右）」で示されるグループを指すようにＬＥＤ２７１〜２７６の何れか１つが点灯される。
【００６２】
これらのグループは、各モードの連続したページで各グループを構成するように設定してある。例えば、マルチ・エディット・コモン・モードでは、第１〜３ページがＧＥＮＥＲＡＬグループ、第４〜２１ページが「ＥＦＦＥＣＴ」グループ、という具合である。また、一覧表２７８の各列のグループの記載は、ページ番号の昇順に伴うグループの順に記載してある。したがって、現在居るページの前後にどのグループがあるかひと目で理解することができる。また、ページめくりをして（すなわちページ番号のインクリメント／デクリメント）所望のページを探すとき、パラメータ属性の変わり目が分かるため、ページが探しやすい。ページをめくっていく際に、たとえ目的のページを見逃しても、グループが他の属性に変わるタイミングで見逃したことに気付くことができる。
【００６３】
次に、本実施の形態の電子楽器で使用している各種レジスタについて説明する。なお、以下の説明では、記憶領域としてのレジスタとそのレジスタに記憶するデータとを同じ記号で表すものとする。例えば（１）のＴＧＭは、データとしての音源モードとそのデータを記憶する記憶領域との両方の意味で使用するものとする。
（１）音源モードＴＧＭ：音源モードを示す値を格納するレジスタである。０のときマルチ・モードであることを示し、１のときボイス・モードであることを示す。
（２）マルチ番号ＭＮ：現在選択されているマルチ設定データの番号を格納するレジスタである。
（３）エディット・モード・フラグＥＤＩＴ：１でエディット・モードであることを示し、０でエディット・モードで無いことを示す。
（４）ボイス・タイプＶＴ：現在選択されているボイスのタイプを格納するレジスタである。０のときプリセットノーマルボイスＰＮＶ１〜ＰＮＶ１２８が、１のときユーザノーマルボイスＵＮＶ１〜ＵＮＶ１２８が、２のときプリセットドラムボイスＰＤＶ１，ＰＤＶ２が、３のときユーザドラムボイスＵＤＶ１，ＵＤＶ２が、それぞれ選択されていることを示す。
（５）ボイス番号ＶＮ：現在選択されているボイスの番号（詳しくは、バンク記号と番号からなる）を格納するレジスタである。
（６）エディットフラグＥＦ：発音に使用するマルチ設定データやボイス・データを格納する発音用バッファがエディットされているかいないかを表すフラグである。０のときエディットされていないことを示し、１のときエディットされていること（未ストア）を示す。
（７）表示モードＤＭ：０でマルチ・モード標準画面を表示するモード、１でマルチ・エディット・コモン・モード、２でマルチ・エディット・パート・モード、６でボイス・モード標準画面を表示するモード、７でノーマル・ボイス・エディット・コモン・モード、８でノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モード、９でドラム・ボイス・エディット・コモン・モード、１０でドラム・ボイス・エディット・キー・モード、１４でユーティリティ・モード、１５でＭＩＤＩモードを、それぞれ示す。
（８）マルチ・エディット状態フラグＭＥ＿ＣＰ：マルチ・エディット・モードのとき、コモン・モードかパート・モードかを示すフラグである。０のときコモン・モード、１のときパート・モードであることを示す。
（９）ノーマル・ボイス・エディット状態フラグＮＶＥ＿ＣＥ：ノーマル・ボイス・エディット・モードのとき、コモン・モードかエレメント・モードかを示すフラグである。０のときコモン・モード、１のときエレメント・モードであることを示す。
（１０）ドラム・ボイス・エディット状態フラグＤＶＥ＿ＫＥ：ドラム・ボイス・エディット・モードのとき、コモン・モードかキー・モードかを示すフラグである。０のときコモン・モード、１のときキー・モードであることを示す。
（１１）マルチ・エディット・パートＭＥ＿ＰＴ：マルチ・エディット・モードにおいてエディット対象として選択されているパートの番号を格納するレジスタである。パート１〜１６に対応して１〜１６が設定される。
（１２）ノーマル・ボイス・エディット・エレメントＮＶＥ＿ＥＬ：ノーマル・ボイス・エディット・モードにおいてエディット対象として選択されているエレメントの番号を格納するレジスタである。エレメント１〜４に対応して１〜４が設定される。
（１３）ドラム・ボイス・エディット・キーＤＶＥ＿ＫＣ：ドラム・ボイス・エディット・モードにおいてエディット対象として選択されているキーを格納するレジスタである。ドラム・ボイスはＣ＃−１〜Ｇ５のキーにそれぞれ割当てることができるので、それらのキーに対応する値（Ｃ＃−１は「１２」、Ｄ−１は「１３」、…、Ｇ５は「５７」）が設定される。
（１４）マルチ・エディット・コモン・ページＭＥＣ＿ＰＧ：マルチ・エディット・コモン・モードで表示するページを保持するレジスタである。
（１５）マルチ・エディット・パート・ページＭＥＰ＿ＰＧ：マルチ・エディット・パート・モードで表示するページを保持するレジスタである。
（１６）ノーマル・ボイス・エディット・コモン・ページＮＶＥＣ＿ＰＧ：ノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードで表示するページを保持するレジスタである。
（１７）ノーマル・ボイス・エディット・エレメント・ページＮＶＥＥ＿ＰＧ：ノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードで表示するページを保持するレジスタである。
（１８）ドラム・ボイス・エディット・コモン・ページＤＶＥＣ＿ＰＧ：ドラム・ボイス・エディット・コモン・モードで表示するページを保持するレジスタである。
（１９）ドラム・ボイス・エディット・キー・ページＤＶＥＫ＿ＰＧ：ドラム・ボイス・エディット・キー・モードで表示するページを保持するレジスタである。
（２０）ユーティリティ・ページＵＴＩＬ＿ＰＧ：ユーティリティ・モードで表示するページを保持するレジスタである。
（２１）ＭＩＤＩページＭＩＤＩ＿ＰＧ：ＭＩＤＩモードで表示するページを保持するレジスタである。
【００６４】
次に、フローチャートを参照して、各スイッチが操作されたときの処理について説明する。
【００６５】
図７（ａ）は、ＭＵＬＴＩスイッチ３０１のオンイベントがあったときの処理手順を示す。ステップ７０１で、音源モードＴＧＭが１か否か（すなわちマルチ・モードかボイス・モードか）を判別する。ＴＧＭが１のとき、すなわちボイス・モードであるときは、マルチ・モードに切り替えるため、ステップ７０２で、マルチ番号ＭＮに１をセットし、そのマルチ番号１のマルチ設定データを発音バッファにロードする。また、音源モードＴＧＭを０、エディット・モード・フラグＥＤＩＴを０とする。次にステップ７０３で、表示モードＤＭに０をセットし、その表示モードＤＭ＝０の画面、すなわちマルチ・モード標準画面を表示し、処理を終了する。
【００６６】
図７（ｂ）は、ＶＯＩＣＥスイッチ３０２がオンされたときの処理手順を示す。ステップ７１１で、音源モードＴＧＭが０か否か（すなわちマルチ・モードかボイス・モードか）を判別する。ＴＧＭが０のとき、すなわちマルチ・モードであるときは、ボイス・モードに切り替えるため、ステップ７１２で、ボイスタイプＶＴに０を、ボイス番号ＶＮにＰＮＶ１を、それぞれセットし、そのボイス番号ＰＮＶ１のボイス・データを発音バッファにロードする。また、音源モードＴＧＭを１、エディット・モード・フラグＥＤＩＴを０とする。次にステップ７１３で、表示モードＤＭに６をセットし、その表示モードＤＭ＝６の画面、すなわちボイス・モード標準画面を表示し、処理を終了する。
【００６７】
図７（ｃ）は、ＵＴＩＬＩＴＹスイッチ３０３がオンされたときの処理手順を示す。ステップ７２１で、表示モードＤＭに１４をセットし、その表示モードＤＭ＝１４の画面、すなわちユーティリティ・モードのページＵＴＩＬ＿ＰＧを表示し、処理を終了する。ＵＴＩＬ＿ＰＧには、前回のユーティリティ・モードで最後に表示したページ番号が保持されているので、そのページの画面が再現される。なお、ＭＩＤＩスイッチ３０４がオンされたときの処理も同様である。ＭＩＤＩスイッチのオンのときは、前回のＭＩＤＩモードで最後に表示したページが再現される。
【００６８】
図８は、ＥＤＩＴスイッチ３０８がオンされたときの処理手順を示す。ステップ８０１で、音源モードＴＧＭを判別する。ＴＧＭが０のとき、すなわちマルチ・モードのときは、ステップ８０２で、マルチ・エディット状態フラグＭＥ＿ＣＰを判別する。ＭＥ＿ＣＰが０のとき、すなわちコモン・モードのときは、ステップ８０３で、表示モードＤＭに１をセットし、その表示モードＤＭ＝１の画面、すなわちマルチ・エディット・コモン・モードのページＭＥＣ＿ＰＧの画面を表示する。ステップ８０２でＭＥ＿ＣＰが１のとき、すなわちパート・モードのときは、ステップ８０４で、表示モードＤＭに２をセットし、その表示モードＤＭ＝２の画面、すなわちマルチ・エディット・パート・モードのパートＭＥ＿ＰＴのページＭＥＰ＿ＰＧの画面を表示する。
【００６９】
ステップ８０１でＴＧＭが１のとき、すなわちボイス・モードのときは、ステップ８０５でボイス・タイプＶＴを判別する。ボイス・タイプＶＴが０または１のとき、すなわちプリセットまたはユーザのノーマル・ボイスのときは、ステップ８０６で、ノーマル・ボイス・エディット状態フラグＮＶＥ＿ＣＥを判別する。ＮＶＥ＿ＣＥが０のとき、すなわちコモン・モードのときは、ステップ８０７で、表示モードＤＭに７をセットし、その表示モードＤＭ＝７の画面、すなわちノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードのページＮＶＥＣ＿ＰＧの画面を表示する。ステップ８０６でＮＶＥ＿ＣＥが１のとき、すなわちエレメント・モードのときは、ステップ８０８で、表示モードＤＭに８をセットし、その表示モードＤＭ＝８の画面、すなわちノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードのエレメントＮＶＥ＿ＥＬのページＮＶＥＥ＿ＰＧの画面を表示する。
【００７０】
ステップ８０５でボイス・タイプＶＴが２または３のとき、すなわちプリセットまたはユーザのドラム・ボイスのときは、ステップ８０９で、ドラム・ボイス・エディット状態フラグＤＶＥ＿ＣＫを判別する。ＤＶＥ＿ＣＫが０のとき、すなわちコモン・モードのときは、ステップ８１０で、表示モードＤＭに９をセットし、その表示モードＤＭ＝９の画面、すなわちドラム・ボイス・エディット・コモン・モードのページＤＶＥＣ＿ＰＧの画面を表示する。ステップ８０９でＤＶＥ＿ＣＫが１のとき、すなわちキー・モードのときは、ステップ８１１で、表示モードＤＭに１０をセットし、その表示モードＤＭ＝１０の画面、すなわちドラム・ボイス・エディット・キー・モードのキーＤＶＥ＿ＫＣのページＤＶＥＫ＿ＰＧの画面を表示する。
【００７１】
図９は、ＰＡＧＥＵＰスイッチ３１３またはＰＡＧＥＤＯＷＮスイッチ３１４の何れかが操作されたときの処理手順を示す。ステップ９０１で、現在の表示モードＤＭに応じたページのレジスタ（上述のレジスタの（１４）〜（２１））の内容をインクリメント／デクリメントする。ステップ９０２で、各表示モードＤＭごとに現在いるグループに応じた三角マーク表示部２６１〜２６２または２７１〜２７６の何れか１つを点灯する。ステップ９０３で、該当するページを表示する。
【００７２】
図１０は、ＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ＋スイッチ３１１とＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ−スイッチ３１２とを同時にオンしたときの処理手順を示す。ステップ１００１で、音源モードＴＧＭを判別する。ＴＧＭが０のとき、すなわちマルチ・モードのときは、ステップ１００２で、マルチ・エディット状態フラグＭＥ＿ＣＰを判別する。ＭＥ＿ＣＰが０のとき、すなわちコモン・モードのときは、ステップ１００３で、マルチ・エディット状態フラグＭＥ＿ＣＰ＝１、すなわちマルチ・エディット・パート・モードとし、ステップ１００４で、表示モードＤＭに２をセットし、その表示モードＤＭ＝２の画面、すなわちマルチ・エディット・パート・モードのパートＭＥ＿ＰＴのページＭＥＰ＿ＰＧの画面を表示する。ステップ１００２でＭＥ＿ＣＰが１のとき、すなわちパート・モードのときは、ステップ１００５で、マルチ・エディット状態フラグＭＥ＿ＣＰ＝０、すなわちマルチ・エディット・コモン・モードとし、ステップ１００６で、表示モードＤＭに１をセットし、その表示モードＤＭ＝１の画面、すなわちマルチ・エディット・コモン・モードのページＭＥＣ＿ＰＧの画面を表示する。
【００７３】
ステップ１００１でＴＧＭが１のとき、すなわちボイス・モードのときは、ステップ１００７でボイス・タイプＶＴを判別する。ボイス・タイプＶＴが０または１のとき、すなわちプリセットまたはユーザのノーマル・ボイスのときは、ステップ１００８で、ノーマル・ボイス・エディット状態フラグＮＶＥ＿ＣＥを判別する。ＮＶＥ＿ＣＥが０のとき、すなわちコモン・モードのときは、ステップ１００９で、ＮＶＥ＿ＣＥ＝１、すなわちエレメント・モードとし、ステップ１０１０で、表示モードＤＭに８をセットし、その表示モードＤＭ＝８の画面、すなわちノーマル・ボイス・エディット・エレメント・モードのエレメントＮＶＥ＿ＥＬのページＮＶＥＥ＿ＰＧの画面を表示する。ステップ１００８でＮＶＥ＿ＣＥが１のとき、すなわちエレメント・モードのときは、ステップ１０１１で、ＮＶＥ＿ＣＥ＝０、すなわちコモン・モードとし、ステップ１０１２で、表示モードＤＭに７をセットし、その表示モードＤＭ＝７の画面、すなわちノーマル・ボイス・エディット・コモン・モードのページＮＶＥＣ＿ＰＧの画面を表示する。
【００７４】
ステップ１００７でボイス・タイプＶＴが２または３のとき、すなわちプリセットまたはユーザのドラム・ボイスのときは、ステップ１０１３で、ドラム・ボイス・エディット状態フラグＤＶＥ＿ＣＫを判別する。ＤＶＥ＿ＣＫが０のとき、すなわちコモン・モードのときは、ステップ１０１４で、ＤＶＥ＿ＣＫ＝１、すなわちキー・モードとし、ステップ１０１５で、表示モードＤＭに１０をセットし、その表示モードＤＭ＝１０の画面、すなわちドラム・ボイス・エディット・キー・モードのキーＤＶＥ＿ＫＣのページＤＶＥＫ＿ＰＧの画面を表示する。ステップ１０１３でＤＶＥ＿ＣＫが１のとき、すなわちキー・モードのときは、ステップ１０１６で、ＤＶＥ＿ＣＫ＝０、すなわちコモン・モードとし、ステップ１０１７で、表示モードＤＭに９をセットし、その表示モードＤＭ＝９の画面、すなわちドラム・ボイス・エディット・コモン・モードのページＤＶＥＣ＿ＰＧの画面を表示する。
【００７５】
図８や図１０の処理で使用する各状態フラグや、パート番号、エレメント番号、およびキー、並びに、各モードでのページ番号は、それぞれ独立したレジスタに保持されている。また、これらのレジスタはバッテリ・バックアップされており、本電子楽器の電源がオフされてもその内容は保持されている。したがって、電源オフしたりモードをいろいろ切り替えたりしても、ある表示モードに再び戻ったときは、前回の状態が再現されることになる。
【００７６】
図１１は、ＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ＋スイッチ３１１またはＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ−スイッチ３１２の何れかがオンされ、パート、エレメント、またはキーの変更が指示されたときの処理手順を示す。ステップ１１０１で、現在の表示モードＤＭおよび操作されたスイッチ（＋スイッチ３１１または−スイッチ３１２）に応じて、レジスタＭＥ＿ＰＴ、ＮＶＥ＿ＥＬ、またはＤＶＥ＿ＫＣの内容をインクリメントまたはデクリメントする。ステップ１１０２で、該当するページを表示する。
【００７７】
以上説明したように、本実施の形態の電子楽器では、表示上、パート／エレメント／ドラムキー番号表示部２０４の表示のみで、現在のモードがマルチかボイスか、マルチの場合はコモンかパートか、ボイスの場合はコモンかエレメントか、について一目で認識できる。また、複数のモードのうち、表示するページが複数あるモードについては、そのモードに属する複数のページにそれぞれ通し番号（ページ番号）を付与し、表示画面では現在のページ番号を（前記パート／エレメント／ドラムキー番号表示部２０４の表示とともに）表示する。したがって、所望のページを含む１つのモードに入り、ページをめくっていくことで、目的の表示画面に容易に必ずたどりつくことができる。ページ番号は各モード毎に付与しているので、全ページに通しでページ番号を付与するのに比べて小さい番号で済み、ユーザにとっても分かりやすい。
【００７８】
さらに、各モードでは同じグループ（属性）のパラメータの画面が連続したページに配置されており、表示上は三角マークの表示により現在のページが属するグループが一目で分かるようになっている。グループには順番があって、複数のページはその順番に従って並んでおり、さらにグループ表示もその順番に並んでいる。したがって、現在居るページの後にどのグループがあるかひと目で理解することができ、通し番号をインクリメント／デクリメントして所望のページを探す際に、パラメータ属性の変わり目が判るため、ページが探し易い。ページを進めて（めくって）いく際に、たとえ目的のページを見逃しても、グループが他の属性に変わるタイミングで見逃したことに気付くことができる。また、複数ページを有するモードに関しては、各モード毎に、直前にそのモードからぬけたとき選択していたページのページ番号を記憶しておき、次にそのモードに入るときにそのページへ復帰するようになっている。これにより、各モードを切り替えながらエディットする際に便利であり、また途中のページに復帰するので上記グループの表示があると便利である。
【００７９】
さらに、パート／エレメント／ドラムキー番号表示部２０４にはアルファベット表示部分の後に「＃」（「♭」でも良い）を付加し、ドラム・ボイスのエディット時のキー表示（音名＋オクターブ番号）ができるようにした。なお、マルチのパート、ノーマル・ボイスのエレメント、ドラム・ボイスのキーが同時にエディットされることはないので、パート表示、エレメント表示、およびキー表示について表示部を共用しても問題は起こらない。かえって、このように表示を工夫することにより、簡単な構成のパート／エレメント／ドラムキー番号表示部２０４の表示のみで、現在どのモードにいるか、およびそのモードでのパート、エレメント、あるいはキーは何かが、認識できる。
【００８０】
なお、上記実施の形態では、所望の表示画面にたどり着くことを目的とする場合を説明したが、本発明はこれ以外の目的にも役に立つ。
【００８１】
上記実施の形態における各モードは一例であり、他のモードを備えるようにしてもよい。例えば、図３のＤＥＭＯスイッチ３０５をオンすることによりマルチやボイスのモードと同じ階層レベルでデモ・モードに移行したり、ＪＯＢスイッチ３０９やＳＴＯＲＥスイッチ３１０のオンによりエディット・モードと同じ階層レベルでジョブ・モードやストア・モードに移行するようにしてもよい。
【００８２】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、複数のモードの各々において複数のページのうちの１つのページを表示する際、表示方式を工夫しているので、ユーザがエディットしたいパラメータの画面に容易に行き着くことができる。また、モードを表す表示とページの表示を独立させており、またページをグループ分けしてそのグループの表示もしているので、ユーザは、現在表示されているページがどのモードの何ページか容易に把握でき、ページを切り替えるときも間違いを少なくできる。各モードに入ったときには、以前に選択されていたページが初めに表示されるので、使い勝手もよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係る電子楽器のブロック構成図である。
【図２】この電子楽器のパネル上の外観図である。
【図３】この電子楽器のパネル上に設けられているスイッチ類の外観図である。
【図４】この電子楽器における表示例（その１）を示す図である。
【図５】この電子楽器における表示例（その２）を示す図である。
【図６】この電子楽器における表示例（その３）を示す図である。
【図７】ＭＵＬＴＩスイッチ、ＶＯＩＣＥスイッチ、またはＵＴＩＬＩＴＹスイッチのオンイベント処理のフローチャート図である。
【図８】ＥＤＩＴスイッチのオンイベント処理のフローチャート図である。
【図９】ページ変更イベント処理のフローチャート図である。
【図１０】ＰＡＲＴ＋および−スイッチの同時オンイベント処理のフローチャート図である。
【図１１】ＰＡＲＴ／ＥＬＥＭＥＮＴ／ＫＥＹ変更イベント処理のフローチャート図である。
【図１２】表示画面の階層関係の一覧（その１）を示す図
【図１３】表示画面の階層関係の一覧（その２）を示す図
【図１４】表示画面の階層関係の一覧（その３）を示す図
【図１５】表示画面の階層関係の一覧（その４）を示す図
【符号の説明】
１０１…中央処理装置（ＣＰＵ）、１０２…リードオンリーメモリ（ＲＯＭ）、１０３…ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、１０４…タイマ、１０５…演奏操作子、１０６…ＭＩＤＩインターフェース、１０７…パネルスイッチ、１０８…表示器、１０９…音源、１１０…サウンドシステム。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electronic musical instrument having a function of displaying and editing setting information such as timbre on a screen.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, an electronic musical instrument such as a synthesizer has been known which includes a display device and an operator on a panel and can edit (edit) various parameters such as timbre information using these. In recent years, such electronic musical instruments have become highly functional and there are a wide variety of parameters that can be edited. Therefore, a multi-page editing screen is prepared according to the type of parameter to be edited, and a predetermined page is displayed for editing. It is supposed to be. For example, multiple modes that allow you to play multiple parts and edit their settings, voice modes that allow you to edit multiple element sounds (or drum sounds), and utility modes that make settings such as MIDI In an electronic musical instrument having modes, there are various setting parameters for each mode, and they can be edited. The screen for editing includes a plurality of pages for editing a plurality of parts in the multi mode, and a plurality of pages for editing a plurality of element timbres in the voice mode. On the screen, the current mode is displayed, and information on each page (name of parameter being edited, current value of the parameter, part number, element number, etc.) is displayed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when the user uses the electronic musical instrument for the first time, the operation is mastered while reading the instruction manual of the electronic musical instrument. In addition, when the method of changing the parameter to be changed by the electronic musical instrument is not known, the user finds a description on how to set the parameter from the instruction manual, and operates the electronic musical instrument according to the description to edit the target parameter. .
[0004]
In the electronic musical instrument having a plurality of page screens for editing as described above, it is necessary to reach the page screen for performing the operations before performing the operations described in the instruction manual. Usually, the instruction manual describes the operation method to reach the page screen, but it is cumbersome to reach the screen that is explained by operating the panel SW etc. while checking the description. .
[0005]
In addition, if the operation procedure up to calling a page screen has a hierarchical structure, the target page screen can be accessed only from another specific page screen. There were times when it was difficult to reach. For example, there is a case where it is necessary to go back and forth between the display screens of the upper layers until a specific page is reached, and to search for a display screen for entering the screen.
[0006]
In the electronic musical instrument having a function of editing various setting parameters for each of several modes, in view of the above-described problems in the prior art, the user can easily reach the screen of the parameter that the user wants to edit. The purpose is to.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the invention according to claim 1 is provided with a plurality of pages for editing various setting information in each of the plurality of modes, and a designated one of the plurality of pages. And a plurality of pages in each mode correspond to any one of a plurality of attributes in the mode, and A series of attributes Serial number is page number As Further, for each mode, each page to which the series of page numbers is assigned is grouped to form one group of a group of pages with consecutive page numbers, and the plurality of pages Mode selection means for selecting one of the modes, Every time there is an instruction operation by the user Page to be displayed To switch to the next or previous page sequentially Page specifying means for instructing, means for displaying the designated page among a plurality of pages in the selected mode, and information for specifying the group to which the designated page belongs when displaying the page It is characterized by comprising means for displaying and means for displaying the attributes of the page in the mode and the page number when displaying the page.
[0008]
The attribute is, for example, part, element, or key distinction in the embodiment of the invention described later.
[0009]
The invention according to claim 2 The electronic musical instrument according to claim 1, The plurality of modes are hierarchized, there are a plurality of higher modes, the editing targets in each higher mode are each composed of a plurality of elements, and each higher mode is a lower mode, A first sub-mode for editing common setting information common to a plurality of elements to be edited in the higher mode, and a first sub-mode for editing individual element-specific setting information for each of the plurality of elements. One of the plurality of pages in the first sub-mode or one of the plurality of pages in the second sub-mode for one of the plurality of upper modes. Means for displaying a symbol indicating which higher mode of the plurality of higher modes when displaying one of them, and a first sub-mode in the higher mode Characterized by comprising means for displaying a symbol indicating which display of symbols or any element of the second sub-mode represents a, and means for displaying the page number that is shown.
[0010]
The above elements are, for example, a part (one multi is composed of a plurality of parts) and an element (one voice is composed of a plurality of elements) in an embodiment of the invention described later.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, in the electronic musical instrument according to the second aspect, the symbol indicating that the display of the first sub mode is a symbol other than a number, and which of the second sub modes is The symbol indicating whether or not an element is displayed is a number with a number that identifies the element, so that either one is displayed at the same position on the display unit. It is the first sub mode, and when a number is displayed, it represents that it is the second sub mode.
[0012]
The invention according to claim 4 The electronic musical instrument according to claim 1, The plurality of modes are hierarchized, of which there are a plurality of higher modes, one operator for instructing transition from the higher mode to the lower mode, and when the operator is operated, Means for shifting from the higher mode to the page selected in the past closest to that point in the lower mode, regardless of which of the plurality of higher modes. It is characterized by.
[0013]
The invention according to claim 5 The electronic musical instrument according to claim 1, The plurality of modes are hierarchized, and there are a plurality of higher modes and lower modes, respectively, one operator for instructing transition from the higher mode to the lower mode, and the plurality of higher modes. Storage means for holding information for identifying the displayed lower mode and the page when any page of any lower mode corresponding to the higher mode is displayed independently of each mode; When the operation element is operated, the information specifying the lower mode and the page that were previously displayed from the storage unit corresponding to the higher mode, regardless of which of the plurality of higher modes is in effect And a means for shifting to the page in the lower mode.
[0016]
Claim 6 The invention according to claim Any one of 1-5 In the electronic musical instrument described in the above, on the panel, a table in which the groups included in each of the plurality of modes are arranged in the order of page numbers is described, and a position in the row or column direction of the table is indicated to indicate the mode Providing display means for identifying a group, and lighting the display means corresponding to the displayed page To display information identifying the group It is characterized by.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0018]
FIG. 1 shows a block configuration of an electronic musical instrument according to the present invention. This electronic musical instrument includes a central processing unit (CPU) 101, a read only memory (ROM) 102, a random access memory (RAM) 103, a timer 104, a performance operator 105, a MIDI interface 106, a panel switch (SW) ) 107, display 108, sound source 109, sound system 110, and bus line 111.
[0019]
The CPU 101 controls the entire electronic musical instrument. The ROM 102 stores a control program executed by the CPU 101 (of which the program according to the present invention will be described later with reference to a flowchart), various data, and the like. The RAM 103 is used as a work area of the CPU 101 and various buffers, and is also used as an area for setting various registers described later. The timer 104 generates a timer interrupt signal for the CPU 101. By the timer interrupt process executed at predetermined time intervals, the CPU 101 can scan the panel SW 107 and capture the operation information. The performance operator 105 is an operator that a user performs a performance operation. Any performance operator may be used depending on the model of the electronic musical instrument, but here it is a keyboard. The MIDI interface 106 is an interface for connecting various external MIDI devices.
[0020]
A panel SW 107 is various operation switches provided on the panel of the electronic musical instrument. The display 108 is a display provided on the panel of the electronic musical instrument. The sound source 109 generates a musical sound signal based on an instruction from the CPU 101 and sends it to the sound system 110. The sound system 110 emits a musical tone based on a musical tone signal sent from the sound source 109. The bus line 111 is a bus line that interconnects these parts.
[0021]
FIG. 2 shows the appearance of the electronic musical instrument on the panel. Reference numeral 200 denotes a display unit (corresponding to the display unit 108 in FIG. 1) provided on the panel. The display unit 200 includes an upper display unit 210 and a lower display unit 211 for displaying various characters as bitmaps, and a segment display unit 212 for displaying predetermined characters. In the segment display unit 212, 201 indicates a pre-printed “PAGE” heading. A page number display unit 202 is provided below the heading 201. Reference numeral 203 denotes a pre-printed “PART / ELEM / KEY” heading. Below this heading 203, a part / element / drum key number display section 204 is provided. An octave shift display unit 205 is provided below the part / element / drum key number display unit 204. Details of the display on the display units 210, 211, and 212 will be described later.
[0022]
A left-pointing triangular mark display unit (LED) 261, 262 is provided at the left end of the display unit 200. On the left side of the triangular mark display portions 261 and 262, a heading “UTILITY” 264 and a heading “MIDI” 265 are printed. Right-pointing triangular mark display portions (LEDs) 271 to 276 are provided at the right end of the display portion 200. A list 278 is printed on the right side of the triangular mark display portions 271 to 276. These triangle mark display portions are for indicating the current state of the electronic musical instrument, and the details thereof will be described later.
[0023]
FIG. 3 shows an appearance of switches provided on the panel of the electronic musical instrument. Reference numeral 301 denotes a MULTI switch, 302 denotes a VOICE switch, 303 denotes a UTILITY switch, 304 denotes a MIDI switch, and 305 denotes a DEMO switch. Reference numeral 308 denotes an EDIT switch, 309 denotes a JOB switch, 310 denotes a STORE switch, 306 denotes a PRESET switch, and 307 denotes a USER switch. On the right side of the PRESET switch 306, LEDs printed with “NORMAL” and “DRUM” are provided in the vicinity. Similarly, LEDs printed with “NORMAL” and “DRUM” are provided on the right side of the USER switch 307 in the vicinity.
[0024]
Reference numeral 311 denotes a PART / ELEMENT + switch, and 312 denotes a PART / ELEMENT-switch. Reference numeral 313 denotes a PAGEUP switch, and 314 denotes a PAGEDOWN switch. Reference numeral 315 denotes a VALUE + switch, 316 denotes a VALUE-switch, 317 denotes a cursor left movement switch, and 318 denotes a cursor right movement switch. Reference numeral 319 denotes an EXIT switch, and 320 denotes an ENTER switch. In addition, a numeric keypad (not shown) is provided.
[0025]
The electronic musical instrument shown in FIGS. 1 to 3 has a multi-mode (MULTI MODE) and a voice mode (VOICE MODE) as sound source modes. The multi mode is a mode in which this electronic musical instrument is used as a multi-part sound source. This electronic musical instrument can be used as a multi-timbral sound source with multiple parts (16 parts in this case) in multi-mode, assigning a program number (tone number) to each part, and using an external sequencer to separate multiple parts Can be voiced. The voice mode is a mode for performing one part performance. In the voice mode, it is possible to perform with one voice (tone color) selected by the user. There are also utility mode (UTILITY MODE) and MIDI mode (MIDI MODE). The utility mode is a mode in which various settings such as the sound source 109 and the keyboard 105 are performed. The MIDI mode is a mode for performing various settings related to MIDI.
[0026]
The four modes of multi-mode, voice mode, utility mode, and MIDI mode are the top-level modes. When the MULTI switch 301 shown in FIG. 3 is turned on, the multi mode is entered. When the VOICE switch 302 is turned on, the voice mode is entered. The utility mode is entered by turning on the UTILITY switch 303. When the MIDI switch 304 is turned on, the mode is shifted to the MIDI mode.
[0027]
When transitioning to each mode described above, display corresponding to each mode is performed on the display unit 200 of FIG. Further, when the EDIT switch 308 is further turned on from the multi mode and the voice mode, the mode can be changed to the edit mode, and various setting edits relating to the tone color can be performed. In the electronic musical instrument of this embodiment, the display in each mode is particularly devised so that the user can easily reach the target screen. Below, the outline | summary of the display in each mode of this electronic musical instrument and operation is demonstrated.
[0028]
There are display modes corresponding to each of the four modes of the highest hierarchy described above. The display mode indicates what screen is displayed on the display unit 200 and its state. The display modes corresponding to the four modes of the highest hierarchy are called in the same way. For example, a display mode corresponding to the multi mode of the sound source mode is also called a multi mode.
[0029]
A multi-mode display as a display mode and various displays when an editing operation is performed from there will be described. FIG. 4A shows an example of a multi-mode standard screen displayed on the display unit 200 when the MULTI switch 301 is turned on to enter the multi-mode. The upper display section 210 displays the category and name (multi name) of the currently selected multi setting data. The lower display unit 211 displays a multi number (assuming that “MLT” is added before the number), which is a number for specifying the currently selected multi setting data. Nothing is displayed on the segment display unit 212 (however, the number of the selected part may be displayed).
[0030]
When this screen is displayed, the electronic musical instrument operates as a 16-part multitimbral sound source, and can sound 16-part separate voices using an external sequencer. The timbres and the like of the 16 parts are as defined by the multi setting data of the multi number displayed on the lower display unit 211. Arbitrary multi-setting data can be selected by operating the numeric keypad. When the multi setting data is selected, the names and multi numbers corresponding to the data are displayed on the display units 210 and 211.
[0031]
When the EDIT switch 308 is turned on from the multi-mode standard screen of FIG. 4A, the mode is shifted to the multi-edit mode. There are two types of multi-edit modes: multi-edit common mode and multi-edit part mode.
[0032]
FIG. 4B shows an example of a screen displayed on the display unit 200 in the multi-edit common mode. FIG. 4C shows an example of a screen displayed on the display unit 200 in the multi-edit part mode. The multi setting data includes 16 setting data for each part and common setting data common to these parts. The multi-edit common mode is a mode for editing common setting data. Since there are many items of the common setting data and cannot be displayed on the display unit 200 at a time, the items are displayed in a plurality of pages for editing. Therefore, the multi-edit common mode screen is composed of a plurality of pages. The multi-edit part mode is a mode for editing the setting data for each part. There are many items of setting data for each part, and they cannot be displayed on the display unit 200 at a time. Therefore, they are divided into a plurality of pages for display and editing.
[0033]
In FIG. 4B, 202 is a display of page number “1”, 204 is a display of “PC” indicating that this screen is a multi-edit common mode screen (P is part, C is common) (Common setting data for parts)). Here, the first page of the common setting data is displayed. The pages are switched by the PAGEUP switch 313 and the PAGEDOWN switch 314 in FIG. When the page is switched, the page number of the page is displayed on the page number display unit 202. In each page, item names and values of common setting data items that can be edited on the page are displayed on the display units 210 and 211. The user can move the cursor to a value to be edited using the cursor movement switches 317 and 318, and edit the value using the VALUE + switch 315, the VALUE− switch 316, or the numeric keypad.
[0034]
In FIG. 4C, 202 is a display of the page number “1”, 204 is a screen of the multi-edit part mode, and “P” indicates that the part to be edited is part 1. 1 ”. Here, the first page of the setting data for each part is displayed. The parts are switched by the PART / ELEMENT + switch 311 and the PART / ELEMENT- switch 312 shown in FIG. When the part is switched, the part number of the part is displayed on the right side of the part / element / drum key number display unit 204. For example, when the page is switched to the second page, “P 2” is displayed on the display unit 204. The pages are switched by the PAGEUP switch 313 and the PAGEDOWN switch 314 in FIG. When the page is switched, the page number of the page is displayed on the page number display unit 202. In each page, the item names and values of the setting data items classified by part that can be edited on the page are displayed on the display units 210 and 211. The user can move the cursor to a value to be edited using the cursor movement switches 317 and 318, and edit the value using the VALUE + switch 315, the VALUE− switch 316, or the numeric keypad.
[0035]
By simultaneously turning on the PART / ELEMENT + switch 311 and the PART / ELEMENT-switch 312 in FIG. 3, the multi-edit common mode and the multi-edit part mode can be switched to each other. When switching is performed, the previous state is restored. For example, while the second page of the multi-edit common mode is displayed, the switches 311 and 312 are simultaneously turned on to shift to the multi-edit part mode, and then the switches 311 and 312 are simultaneously turned on again. Then, when returning to the multi-edit common mode, the second page is displayed. In this case, if the fifth page of part 3 is displayed in the multi-edit part mode immediately before returning to the multi-edit common mode, the switches 311 and 312 are simultaneously turned on and the multi-edit part mode is turned on. When returning to part mode, the fifth page of part 3 is displayed.
[0036]
Further, when the EDIT switch 308 is turned on from the multi-mode standard screen of FIG. 4A, (1) whether to shift to the multi-edit common mode or the multi-edit part mode, (2) In the multi-edit common mode, which page to shift to, and to which page in which part to shift in (3) multi-edit part mode, exit from these states last time. It depends on the condition when That is, when the multi-edit mode has been exited from the N-th page of the multi-edit common mode last time, the current EDIT switch 308 is turned on to shift to the N-th page of the multi-edit common mode. If you had exited the multi edit mode from the Q page of the P part of the multi edit part mode last time, turn on the EDIT switch 308 and turn the Q page of the P part of the multi edit part mode. Migrate to
[0037]
From the multi-edit common mode and multi-edit part mode, the EXIT switch 319 in FIG. 3 is turned on to return to the multi-mode standard screen in FIG. Further, from the multi-edit common mode and the multi-edit part mode, by turning on the switches of other modes such as the VOICE switch 302, the UTILITY switch 303 or the MIDI switch 304 of FIG. Exit the edit common mode and multi-edit part mode and switch to these modes.
[0038]
The display of the voice mode as the display mode and various displays when the editing operation is performed from there will be described. FIG. 4D shows an example of a voice mode standard screen displayed on the display unit 200 when the VOICE switch 302 is turned on to enter the voice mode. The upper display section 210 displays the category and name (voice name) of the currently selected voice. The lower display section 211 displays a voice number that is a number for identifying the currently selected voice. Nothing is displayed on the segment display unit 212.
[0039]
With this screen displayed, the electronic musical instrument can be played with one voice (tone color) selected by the user. A voice can be selected by a PRESET switch 306 and a USER switch 307. This electronic musical instrument is provided with 128 types of preset normal voices PNV1 to PNV128 and two types of preset drum voices PDV1 and PDV2 in advance. Also, the user can create and edit 128 types of user normal voices UNV1 to UNV128 and two types of user drum voices UDV1 to UDV2. Preset normal voice and user normal voice are called normal voice, and preset drum voice and user drum voice are called drum voice.
[0040]
Note that the above-described voice number display is performed using the symbols PNV1 to PNV128, PDV1, PDV2, UNV1 to UNV128, and UDV1 to UDV2. Therefore, to be precise, the voice number is composed of a PNV, PDV, UNV, or UDV symbol (representing a storage bank) and a number.
[0041]
When the PRESET switch 306 is turned on while the screen of FIG. 4D is displayed, the NORMAL LED on the right side of the switch 306 is lit, and one of 128 preset normal voices PNV1 to PNV128 is selected. You can choose. When the PRESET switch 306 is turned on again after the NORMAL LED is lit, the DRU LED on the right side of the switch 306 is lit, and one of the two preset drum voices PDV1 and PDV2 can be selected. When the USER switch 307 is turned on while the screen of FIG. 4D is displayed, the NORMAL LED on the right side of the switch 307 lights up, and one of 128 types of user normal voices UNV1 to UNV128 is selected. You can choose. When the USER switch 307 is turned on again after the NORMAL LED is lit, the DRUM LED on the right side of the switch 307 is lit and one of the two types of user drum voices UDV1 and UDV2 can be selected. Further, voice names and voice numbers corresponding to the selected voice are displayed on the display units 210 and 211. In the voice mode, it is possible to perform with the voice tone selected as described above.
[0042]
When the EDIT switch 308 is turned on from the voice mode standard screen of FIG. 4D, the mode is shifted to the voice edit mode. There are two types of voice edit modes: normal voice edit mode and drum voice edit mode. When preset normal voice or user normal voice is selected on the voice mode standard screen, the EDIT switch 308 is turned on to shift to the normal voice edit mode. When preset drum voice or user drum voice is selected on the voice mode standard screen, the EDIT switch 308 is turned on to shift to the drum voice edit mode.
[0043]
Furthermore, there are two types of normal voice edit modes: normal voice edit common mode and normal voice edit element mode. There are two types of drum voice edit modes: drum voice edit common mode and drum voice edit key mode.
[0044]
FIG. 5A shows an example of a screen displayed on the display unit 200 in the normal voice edit common mode. FIG. 5B shows an example of a screen displayed on the display unit 200 in the normal voice edit element mode. One normal voice is composed of four element sounds. Therefore, the normal voice data is composed of four element-specific setting data and element common setting data common to these elements. The normal voice edit common mode is a mode for editing element common setting data. The screen of normal voice edit common mode consists of multiple pages. The normal voice edit element mode is a mode in which setting data for each element is edited. The screen of normal voice edit element mode consists of multiple pages.
[0045]
In FIG. 5A, 202 is a display of page number “1”, 204 is a display of “EC” indicating that this screen is a screen of normal voice edit common mode (E is an element, C Represents common (element common setting data). Here, the first page of the element common setting data is displayed. The pages are switched by the PAGEUP switch 313 and the PAGEDOWN switch 314 in FIG. When the page is switched, the page number of the page is displayed on the page number display unit 202. In each page, item names and values of element common setting data items that can be edited on the page are displayed on the display units 210 and 211. The user can move the cursor to a value to be edited using the cursor movement switches 317 and 318, and edit the value using the VALUE + switch 315, the VALUE− switch 316, or the numeric keypad.
[0046]
In FIG. 5B, 202 is a display of page number “1”, 204 is a screen of the normal voice edit element mode, and “E” indicates that the element to be edited is element 1. 1 ”. Here, the first page of the element-specific setting data is displayed. The elements are switched by the PART / ELEMENT + switch 311 and the PART / ELEMENT− switch 312 shown in FIG. When the element is switched, the element number of the element is displayed on the right side of the part / element / drum key number display unit 204. For example, when switching to the second page, “E 2” is displayed on the display unit 204. The pages are switched by the PAGEUP switch 313 and the PAGEDOWN switch 314 in FIG. When the page is switched, the page number of the page is displayed on the page number display unit 202. In each page, the item names and values of the setting data items by element that can be edited on the page are displayed on the display units 210 and 211. The user can move the cursor to a value to be edited using the cursor movement switches 317 and 318, and edit the value using the VALUE + switch 315, the VALUE− switch 316, or the numeric keypad.
[0047]
By simultaneously turning on the PART / ELEMENT + switch 311 and the PART / ELEMENT-switch 312 in FIG. 3, the normal voice edit common mode and the normal voice edit element mode can be switched to each other. it can. When switching is performed, the previous state is restored. For example, while the second page of the normal voice edit common mode is displayed, the switches 311 and 312 are simultaneously turned on to shift to the normal voice edit element mode, and then the switch 311 is again turned on. When 312 is turned on at the same time to return to the normal voice edit common mode, the second page is displayed. In this case, if the fifth page of element 3 is displayed in the normal voice edit element mode immediately before returning to the normal voice edit common mode, the switches 311 and 312 are simultaneously turned on. When returning to the normal voice edit element mode, the fifth page of element 3 is displayed.
[0048]
FIG. 5C shows an example of a screen displayed on the display unit 200 in the drum voice edit common mode. FIG. 5D shows an example of a screen displayed on the display unit 200 in the drum voice edit key mode. The drum voice is a drum tone that can be set independently for up to 79 keys (C # -1 to G5). The drum / voice data includes key-specific setting data and common key setting data for each key. The drum voice edit common mode is a mode for editing key common setting data. The drum voice edit common mode screen consists of multiple pages. The drum voice edit key mode is a mode in which setting data for each key is edited. The Drum Voice Edit Key Mode screen consists of multiple pages.
[0049]
In FIG. 5C, 202 is a display of page number “1”, and 204 is a display of “DC” indicating that this screen is a screen of the drum voice edit common mode. Here, the first page of key common setting data is displayed. The pages are switched by the PAGEUP switch 313 and the PAGEDOWN switch 314 in FIG. When the page is switched, the page number of the page is displayed on the page number display unit 202. In each page, item names and values of key common setting data items that can be edited on the page are displayed on the display units 210 and 211. The user can move the cursor to a value to be edited using the cursor movement switches 317 and 318, and edit the value using the VALUE + switch 315, the VALUE− switch 316, or the numeric keypad.
[0050]
In FIG. 5D, 202 is the display of page number “1”, 204 is the screen of the drum / voice / edit / key mode, and the setting data for each key to be edited is the key C # -1. It is a display of “C # -1” indicating data. Here, the first page of the setting data for each key is displayed. The key is switched by the PART / ELEMENT + switch 311 and the PART / ELEMENT− switch 312 shown in FIG. When the key is switched, the key is displayed on the right side of the part / key / drum key number display unit 204. For example, when switching to G3, “G3” is displayed on the display unit 204. The pages are switched by the PAGEUP switch 313 and the PAGEDOWN switch 314 in FIG. When the page is switched, the page number of the page is displayed on the page number display unit 202. In each page, item names and values of the setting data items by key that can be edited on the page are displayed on the display units 210 and 211. The user can move the cursor to a value to be edited using the cursor movement switches 317 and 318, and edit the value using the VALUE + switch 315, the VALUE− switch 316, or the numeric keypad.
[0051]
By simultaneously turning on the PART / ELEMENT + switch 311 and the PART / ELEMENT-switch 312 in FIG. 3, the drum voice edit common mode and the drum voice edit key mode can be switched to each other. it can. When switching is performed, the previous state is restored. For example, while the second page of the drum voice edit common mode is displayed, the switches 311 and 312 are simultaneously turned on to shift to the drum voice edit key mode, and then the switch 311 is again turned on. When 312 is turned on at the same time to return to the drum voice edit common mode, the second page is displayed. In this case, if the fifth page of the key C # -1 is displayed in the drum voice edit key mode immediately before returning to the drum voice edit common mode, the switches 311 and 312 are simultaneously set. When turning on and returning to the drum voice edit key mode, the fifth page of the key C # -1 is displayed.
[0052]
As described above, when the EDIT switch 308 is turned on from the voice mode standard screen shown in FIG. 4D, when the preset or the user's normal voice is selected on the voice mode standard screen, the normal voice edit is performed.・ Move to mode, and when preset or user's drum voice is selected on the voice mode standard screen, move to drum voice edit mode. When shifting to the normal voice edit mode, ▲ 1 ▼ Normal voice edit common mode or normal voice edit element mode, ▲ 2 ▼ Normal voice edit mode • In the common mode, which page to move to, and (3) which page in which element to move in the normal voice edit element mode, exited from these states last time Depending on the situation. Similarly, when shifting to the Drum Voice Edit mode, (1) Drum Voice Edit Common Mode or Drum Voice Edit Key Mode is selected. (2) Drum Voice Edit Mode. In the voice edit common mode, which page to shift to, and to which page in the drum voice edit key mode, the state to shift to in the last time was left from these states. Depending on the situation.
[0053]
From the voice edit mode, when the EXIT switch 319 in FIG. 3 is turned on, the screen returns to the voice mode standard screen in FIG. Also, from the voice edit mode, by switching on other mode switches such as the MULTI switch 301, the UTILITY switch 303, or the MIDI switch 304 in FIG. 3, the voice edit mode is exited and these modes are entered. Transition.
[0054]
FIG. 6A shows an example of a utility mode screen displayed on the display unit 200 when the utility mode is entered by turning on the UTILITY switch 303. The utility mode screen is composed of a plurality of pages for performing various settings. Reference numeral 202 denotes a display of the page number “1”. Here, the place where the first page is displayed is shown. The pages are switched by the PAGEUP switch 313 and the PAGEDOWN switch 314 in FIG. When the page is switched, the page number of the page is displayed on the page number display unit 202. In each page, item names and values of data items that can be edited on the page are displayed on the display units 210 and 211. The user can move the cursor to a value to be edited using the cursor movement switches 317 and 318, and edit the value using the VALUE + switch 315, the VALUE− switch 316, or the numeric keypad.
[0055]
FIG. 6B shows an example of a MIDI mode screen displayed on the display unit 200 when the MIDI switch 304 is turned on to enter the MIDI mode. The MIDI mode screen is composed of a plurality of pages for performing various settings relating to MIDI. Reference numeral 202 denotes a display of the page number “1”. Here, the place where the first page is displayed is shown. The pages are switched by the PAGEUP switch 313 and the PAGEDOWN switch 314 in FIG. When the page is switched, the page number of the page is displayed on the page number display unit 202. In each page, item names and values of data items that can be edited on the page are displayed on the display units 210 and 211. The user can move the cursor to a value to be edited using the cursor movement switches 317 and 318, and edit the value using the VALUE + switch 315, the VALUE− switch 316, or the numeric keypad.
[0056]
12 to 15 show a list of hierarchical relationships of screens as a tree. It should be noted that these figures are connected together to represent a tree structure ((1) to (5) in the figure indicate connected points). MULTI, VOICE, UTILITY, and MIDI described in the leftmost column correspond to the four modes of the highest hierarchy described above. The description enclosed in [and] indicates a switch. For example, [EDIT] near MULTI indicates the EDIT switch 308. Each switch indicates that when the switch is turned on in the mode, the screen is shifted to the lower layer (right side in the figure). For example, [EDIT] near the MULTI indicates that when the EDIT switch is turned on in the MIULTI mode, the screen moves to a lower layer. The lower layer screen is described in page units. For example, “GENERAL NAME, CATEGORY” on the first page of the multi-mode common and “GENERAL TOTAL VOLUME” on the second page.
[0057]
In the multi mode, the description of “MULTI EDIT”, “COMMON”, and “PART” between the description of the topmost MULTI and the description of each page can be changed with the EDIT switch 308 from the multi mode standard screen. Shifting to edit mode, the multi-edit mode is composed of a multi-edit common mode and a multi-edit part mode, that is, a hierarchical relationship of modes. In the column of “MULTI EDIT”, the description of the [PART] switch in the “COMMON” row and the “PART (1-16)” row simultaneously turns on the PART / ELEMENT + switch 311 and the PART / ELEMENT-switch 312. This indicates that the multi-edit common mode and the multi-edit part mode can be switched to each other. In addition, the description of [PAGE] in the “COMMON” column and the “PART (1-16)” column indicates that the PAGEUP switch 313 and the PAGEDOWN switch 314 are in the multi-edit common mode and the multi-edit part mode. The page can be changed by operation. The other modes are the same.
[0058]
In the rightmost “PART / ELEM / KEY” column and the left “page” column in FIGS. 12 to 15, the part / element / drum key number display unit 204 and page number display correspond to each page. The contents displayed on the section 202 are shown.
[0059]
12 to 15, “2 LEDs (left)” and “6 LEDs (right)” in the fourth and third columns from the right end of the display unit 200 in FIG. 2 are displayed when each page is displayed. Which of the left triangle mark display portions 261 and 262 and the right triangle mark display portions 271 to 276 is turned on is shown. For example, in a page with “UTILITY” in the column of “two LEDs (left)” in FIG. 15, when the page is displayed, an LED 261 indicating the heading “UTILITY” 264 in FIG. Further, in the page having “MIDI” in the column of “two LEDs (left)” in FIG. 15, when the page is displayed, the LED 262 indicating the heading “MIDI” 265 in FIG. 2 is turned on.
[0060]
Further, the six LEDs 271 to 276 are for indicating a group in which each page is divided into groups (attributes of parameters to be edited on the page). In the table 278 of FIG. 2, the column of “EDIT VOICE COMMON” of “EDIT”, that is, the column of 278-1 is a common mode (normal voice edit mode) of the multi-edit mode or the voice edit mode. There are 6 groups in each page in the common mode or drum voice edit common mode: “VOICE”, “MIX”, “GENERAL”, “TONE”, “CONTROLLER”, and “EFFECT”. Indicates. When each page is displayed in these modes, any one of the LEDs 271 to 276 is turned on so as to indicate the group indicated by the column of “6 LEDs (right)” in FIGS. For example, when the “GENERAL NAME, CATEGORY” page, which is the first page of the multi-edit mode common, is displayed, the “6 LEDs (right)” in FIG. 12 is “GENERAL”. The LED 273 in the “GENERAL” row of the column 278-1 is turned on.
[0061]
In the list 278, the column “278” of “ELEMENT” of “EDIT” and the column 278-3 of “UTIL / MIDI” are the same. In other words, the column 278-2 indicates the group of each page in the element or key mode (normal voice edit element mode or drum voice edit key mode) of the voice edit mode. is there. A column 278-3 indicates a group of pages in the utility mode or the MIDI mode. Similarly, when each page is displayed in these modes, any one of the LEDs 271 to 276 is turned on so as to indicate a group indicated by “6 LEDs (right)” in FIG.
[0062]
These groups are set so that each group is composed of continuous pages in each mode. For example, in the multi-edit common mode, the first to third pages are the GENERAL group, and the fourth to 21st pages are the “EFFECT” group. The description of the groups in each column of the list 278 is described in the order of the groups accompanying the ascending order of the page numbers. Therefore, it is possible to understand at a glance which groups exist before and after the current page. Further, when turning a page (that is, incrementing / decrementing the page number) and searching for a desired page, it is easy to search for a page because the change of the parameter attribute is known. When turning the page, even if you miss the target page, you can notice that the group missed when it changed to another attribute.
[0063]
Next, various registers used in the electronic musical instrument of this embodiment will be described. In the following description, a register as a storage area and data stored in the register are represented by the same symbol. For example, TGM in (1) is used to mean both a sound source mode as data and a storage area for storing the data.
(1) Sound source mode TGM: a register for storing a value indicating the sound source mode. When it is 0, it indicates that it is a multi mode, and when it is 1, it indicates that it is a voice mode.
(2) Multi number MN: A register for storing the number of the currently selected multi setting data.
(3) Edit mode flag EDIT: 1 indicates that the mode is the edit mode, and 0 indicates that the mode is not the edit mode.
(4) Voice type VT: This register stores the type of the currently selected voice. Preset normal voices PNV1 to PNV128 are selected when 0, user normal voices UNV1 to UNV128 are selected when 1, preset drum voices PDV1 and PDV2 are selected when 2, and user drum voices UDV1 and UDV2 are selected when 3. Indicates.
(5) Voice number VN: a register for storing the number of the currently selected voice (specifically, a bank symbol and a number).
(6) Edit flag EF: This flag indicates whether or not the sound generation buffer for storing multi-setting data and voice data used for sound generation is edited. When it is 0, it indicates that it has not been edited. When it is 1, it indicates that it has been edited (not stored).
(7) Display mode DM: Mode for displaying multi-mode standard screen with 0, mode for multi-edit common mode with 1, mode for multi-edit part mode with 2, mode for displaying voice mode standard screen with 6 , 7 for normal voice edit common mode, 8 for normal voice edit element mode, 9 for drum voice edit common mode, 10 for drum voice edit key mode, 14 Indicates the utility mode, and 15 indicates the MIDI mode.
(8) Multi-edit state flag ME_CP: This flag indicates whether the mode is the common mode or the part mode in the multi-edit mode. 0 indicates common mode, 1 indicates part mode.
(9) Normal voice edit status flag NVE_CE: This flag indicates whether the mode is the common mode or the element mode in the normal voice edit mode. 0 indicates common mode, 1 indicates element mode.
(10) Drum voice edit status flag DVE_KE: This flag indicates whether the mode is the common mode or the key mode in the drum voice edit mode. 0 indicates common mode, 1 indicates key mode.
(11) Multi-edit part ME_PT: A register for storing the number of a part selected as an object to be edited in the multi-edit mode. 1-16 are set corresponding to parts 1-16.
(12) Normal voice edit element NVE_EL: A register for storing the number of an element selected as an edit target in the normal voice edit mode. 1-4 are set corresponding to the elements 1-4.
(13) Drum voice edit key DVE_KC: a register for storing a key selected as an edit target in the drum voice edit mode. Since drum voices can be assigned to the keys C # -1 to G5, values corresponding to those keys (C # -1 is "12", D-1 is "13",..., G5 is " 57 ") is set.
(14) Multi-edit common page MEC_PG: This register holds a page to be displayed in the multi-edit common mode.
(15) Multi-edit part page MEP_PG: A register for holding a page to be displayed in the multi-edit part mode.
(16) Normal voice edit common page NVEC_PG: This register holds a page to be displayed in the normal voice edit common mode.
(17) Normal voice edit element page NVEE_PG: A register for holding a page to be displayed in the normal voice edit element mode.
(18) Drum Voice Edit Common Page DVEC_PG: This register holds a page to be displayed in the drum voice edit common mode.
(19) Drum voice edit key page DVEK_PG: This register holds a page to be displayed in the drum voice edit key mode.
(20) Utility page UTIL_PG: This register holds a page to be displayed in the utility mode.
(21) MIDI page MIDI_PG: a register for holding a page to be displayed in the MIDI mode.
[0064]
Next, processing when each switch is operated will be described with reference to a flowchart.
[0065]
FIG. 7A shows a processing procedure when there is an ON event of the MULTI switch 301. In step 701, it is determined whether or not the sound source mode TGM is 1 (that is, the multi mode or the voice mode). When TGM is 1, that is, in the voice mode, in order to switch to the multi mode, in step 702, 1 is set to the multi number MN and the multi setting data of the multi number 1 is loaded into the sound generation buffer. Also, the sound source mode TGM is set to 0, and the edit mode flag EDIT is set to 0. Next, in step 703, 0 is set in the display mode DM, the screen of the display mode DM = 0, that is, the multi-mode standard screen is displayed, and the process is terminated.
[0066]
FIG. 7B shows a processing procedure when the VOICE switch 302 is turned on. In step 711, it is determined whether or not the sound source mode TGM is 0 (that is, the multi mode or the voice mode). When TGM is 0, that is, when in multi mode, in order to switch to voice mode, in step 712, 0 is set to voice type VT, PNV1 is set to voice number VN, and the voice of that voice number PNV1 is set. • Load data into the pronunciation buffer. Further, the sound source mode TGM is set to 1, and the edit mode flag EDIT is set to 0. Next, in step 713, 6 is set in the display mode DM, the screen of the display mode DM = 6, that is, the voice mode standard screen is displayed, and the process is terminated.
[0067]
FIG. 7C shows a processing procedure when the UTILITY switch 303 is turned on. In step 721, 14 is set in the display mode DM, the screen of the display mode DM = 14, that is, the utility mode page UTIL_PG is displayed, and the process ends. Since UTIL_PG holds the page number last displayed in the previous utility mode, the screen of that page is reproduced. The same processing is performed when the MIDI switch 304 is turned on. When the MIDI switch is on, the last page displayed in the previous MIDI mode is reproduced.
[0068]
FIG. 8 shows a processing procedure when the EDIT switch 308 is turned on. In step 801, the sound source mode TGM is determined. When TGM is 0, that is, when the multi mode is set, in step 802, the multi edit state flag ME_CP is determined. When ME_CP is 0, that is, in the common mode, in step 803, 1 is set in the display mode DM, and the screen of the display mode DM = 1, that is, the page of the page MEC_PG in the multi-edit common mode is displayed. indicate. When ME_CP is 1 in step 802, that is, in the part mode, in step 804, 2 is set in the display mode DM, and the display mode DM = 2 screen, that is, the part ME_PT in the multi-edit part mode. The page MEP_PG is displayed.
[0069]
When TGM is 1 in step 801, that is, in the voice mode, the voice type VT is determined in step 805. When the voice type VT is 0 or 1, that is, when the preset or user's normal voice is selected, a normal voice edit state flag NVE_CE is determined at step 806. When NVE_CE is 0, that is, in the common mode, in step 807, 7 is set in the display mode DM, and the display mode DM = 7 screen, that is, the page NVEC_PG of the normal voice edit common mode is displayed. Display the screen. When NVE_CE is 1 in step 806, that is, in the element mode, in step 808, 8 is set in the display mode DM, and the screen of the display mode DM = 8, that is, the normal voice edit element mode is set. A screen of page NVEE_PG of element NVE_EL is displayed.
[0070]
If the voice type VT is 2 or 3 in step 805, that is, if the preset or user's drum voice is selected, the drum voice edit state flag DVE_CK is determined in step 809. When DVE_CK is 0, that is, in the common mode, in step 810, 9 is set in the display mode DM, and the display mode DM = 9 screen, that is, the page DVEC_PG of the drum voice edit common mode is displayed. Display the screen. When DVE_CK is 1 in step 809, that is, in the key mode, in step 811, the display mode DM is set to 10, and the display mode DM = 10 screen, that is, the drum voice edit key mode is set. The screen of the page DVEK_PG of the key DVE_KC is displayed.
[0071]
FIG. 9 shows a processing procedure when either the PAGEUP switch 313 or the PAGEDOWN switch 314 is operated. In step 901, the contents of the page registers (the above-mentioned registers (14) to (21)) corresponding to the current display mode DM are incremented / decremented. In step 902, any one of the triangular mark display portions 261 to 262 or 271 to 276 corresponding to the group currently present for each display mode DM is turned on. In step 903, the corresponding page is displayed.
[0072]
FIG. 10 shows a processing procedure when the PART / ELEMENT + switch 311 and the PART / ELEMENT− switch 312 are simultaneously turned on. In step 1001, the sound source mode TGM is determined. When TGM is 0, that is, when the multi mode is set, in step 1002, the multi edit state flag ME_CP is discriminated. When ME_CP is 0, that is, in the common mode, in step 1003, the multi-edit state flag ME_CP = 1, that is, the multi-edit part mode is set. In step 1004, 2 is set in the display mode DM. The screen of the display mode DM = 2, that is, the screen of the page MEP_PG of the part ME_PT in the multi-edit part mode is displayed. When ME_CP is 1 in step 1002, that is, in the part mode, in step 1005, the multi-edit state flag ME_CP = 0, that is, the multi-edit common mode is set. In step 1006, 1 is set to the display mode DM. The screen of the display mode DM = 1, that is, the screen of the page MEC_PG in the multi-edit common mode is displayed.
[0073]
When TGM is 1 in step 1001, that is, in the voice mode, the voice type VT is determined in step 1007. When the voice type VT is 0 or 1, that is, when the preset or user's normal voice is selected, the normal voice edit state flag NVE_CE is determined at step 1008. When NVE_CE is 0, that is, in the common mode, in step 1009, NVE_CE = 1, that is, the element mode is set. In step 1010, the display mode DM is set to 8, and the display mode DM = 8 is displayed. That is, the screen of the page NVEE_PG of the element NVE_EL in the normal voice edit element mode is displayed. When NVE_CE is 1 in step 1008, that is, in the element mode, NVE_CE = 0, that is, the common mode is set in step 1011. In step 1012, the display mode DM is set to 7, and the display mode DM = 7. Screen, that is, the page NVEC_PG of the normal voice edit common mode is displayed.
[0074]
When the voice type VT is 2 or 3 at step 1007, that is, when the preset or user's drum voice is set, the drum voice edit state flag DVE_CK is determined at step 1013. When DVE_CK is 0, that is, in the common mode, in step 1014, DVE_CK = 1, that is, the key mode is set. In step 1015, the display mode DM is set to 10, and the display mode DM = 10 is displayed. That is, the screen of the page DVEK_PG of the key DVE_KC in the drum voice edit key mode is displayed. When DVE_CK is 1 in step 1013, that is, in the key mode, in step 1016, DVE_CK = 0, that is, the common mode is set, and in step 1017, the display mode DM is set to 9, and the display mode DM = 9 Screen, that is, the screen of the page DVEC_PG of the drum voice edit common mode is displayed.
[0075]
Each status flag, part number, element number, key, and page number in each mode used in the processes of FIGS. 8 and 10 are held in independent registers. These registers are backed up by a battery, and the contents are retained even when the power of the electronic musical instrument is turned off. Therefore, even if the power is turned off or the modes are switched, the previous state is reproduced when returning to a certain display mode again.
[0076]
FIG. 11 shows a processing procedure when either the PART / ELEMENT + switch 311 or the PART / ELEMENT− switch 312 is turned on and a change of part, element, or key is instructed. In step 1101, the contents of the registers ME_PT, NVE_EL, or DVE_KC are incremented or decremented according to the current display mode DM and the operated switch (+ switch 311 or −switch 312). In step 1102, the corresponding page is displayed.
[0077]
As described above, in the electronic musical instrument of the present embodiment, only the display of the part / element / drum key number display unit 204 is displayed on the display, and if the current mode is multi or voice, In the case of voice, it can be recognized at a glance whether it is a common or an element. Of the plurality of modes, for a mode having a plurality of pages to be displayed, a serial number (page number) is assigned to each of the plurality of pages belonging to the mode, and the current page number is displayed on the display screen (the part / element / Display with the drum key number display 204). Therefore, by entering one mode including a desired page and turning the page, the target display screen can be easily reached. Since the page number is assigned for each mode, the number is smaller than that for assigning the page number to all pages, and it is easy for the user to understand.
[0078]
Further, in each mode, parameter screens of the same group (attribute) are arranged on successive pages, and on the display, the group to which the current page belongs can be seen at a glance by displaying a triangle mark. The groups have an order, and the plurality of pages are arranged in the order, and the group display is also arranged in the order. Therefore, it is possible to understand at a glance which group is present after the current page, and when searching for a desired page by incrementing / decrementing the serial number, the change of the parameter attribute is known, so that the page can be easily searched. As you move through the pages, even if you miss the target page, you can notice that the group missed it when it changed to another attribute. In addition, for a mode having a plurality of pages, the page number of the page that was selected immediately before leaving the mode is stored for each mode, and the page is returned to the page when the mode is entered next time. It is like that. Thus, it is convenient when editing while switching between modes, and it is convenient if there is a display of the above group because it returns to an intermediate page.
[0079]
Furthermore, the part / element / drum key number display section 204 can be added with “#” (or “♭”) after the alphabet display portion to display the key (drum name + octave number) when editing the drum voice. I did it. Since the multi part, the normal voice element, and the drum voice key are not edited at the same time, there is no problem even if the part display, element display, and key display are shared. On the contrary, by devising the display in this way, only the display of the part / element / drum key number display unit 204 with a simple configuration is used, and what mode is currently in which mode and what is the part, element, or key in that mode? Can be recognized.
[0080]
In the above embodiment, the case where the purpose is to reach a desired display screen has been described. However, the present invention is useful for other purposes.
[0081]
Each mode in the above embodiment is an example, and other modes may be provided. For example, when the DEMO switch 305 in FIG. 3 is turned on, the job moves to the demo mode at the same hierarchical level as the multi or voice mode, or when the job switch 309 or the STORE switch 310 is turned on, the job at the same hierarchical level as the edit mode. -You may make it transfer to mode or store mode.
[0082]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when one of a plurality of pages is displayed in each of a plurality of modes, the display method is devised, so that the screen of the parameter that the user wants to edit can be easily displayed. Can get to. In addition, the mode display and the page display are independent, and the page is divided into groups to display the group, so the user can easily determine which mode is the current page. You can understand and reduce mistakes when switching pages. When entering each mode, the previously selected page is displayed first, which is convenient.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of an electronic musical instrument according to the present invention.
FIG. 2 is an external view on the panel of the electronic musical instrument.
FIG. 3 is an external view of switches provided on the panel of the electronic musical instrument.
FIG. 4 is a view showing a display example (No. 1) in the electronic musical instrument.
FIG. 5 is a diagram showing a display example (No. 2) in the electronic musical instrument.
FIG. 6 is a view showing a display example (No. 3) in the electronic musical instrument.
FIG. 7 is a flowchart of an ON event process of a MULTI switch, a VOICE switch, or a UTILITY switch.
FIG. 8 is a flowchart of ON event processing of an EDIT switch.
FIG. 9 is a flowchart of page change event processing.
FIG. 10 is a flowchart of PART + and −switch simultaneous ON event processing.
FIG. 11 is a flowchart of a PART / ELEMENT / KEY change event process.
FIG. 12 is a diagram showing a list (part 1) of the hierarchical relationship of the display screen
FIG. 13 is a diagram showing a list (part 2) of the hierarchical relationship of the display screen.
FIG. 14 is a diagram showing a list (No. 3) of a hierarchical relationship of display screens.
FIG. 15 is a diagram showing a list (part 4) of the hierarchical relationship of the display screen.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 101 ... Central processing unit (CPU), 102 ... Read-only memory (ROM), 103 ... Random access memory (RAM), 104 ... Timer, 105 ... Performance operator, 106 ... MIDI interface, 107 ... Panel switch, 108 ... Display 109, sound source, 110 ... sound system.

Claims (6)

複数のモードのそれぞれにおいて、そのモードでの各種の設定情報の編集を行なうページを複数備え、それらの複数ページのうちの指定した１ページを表示してユーザに設定情報の編集を行なわせる機能を備えた電子楽器であって、
前記各モードにおける複数のページは、それぞれ当該モードでの複数の属性のうちのいずれかに対応し、前記属性毎に一連の通し番号がページ番号として割り振られ、さらに前記モード毎に、当該一連のページ番号が割り振られた各ページは、ページ番号が連続した一纏まりのページ群で１つのグループを構成するようにグループ化されており、
前記複数のモードのうちいずれかのモードを選択するモード選択手段と、
ユーザによる指示操作がある毎に表示すべきページを次ページまたは前ページに順次切り替えることを指示するページ指示手段と、
前記選択されたモードの複数のページのうち前記指示されたページを表示する手段と、
前記ページを表示する際、前記指示されたページが属する前記グループを特定する情報を表示する手段と、
前記ページを表示する際、当該ページの当該モードでの属性と前記ページ番号とを表示する手段と
を備えたことを特徴とする電子楽器。In each of a plurality of modes, there is provided a plurality of pages for editing various setting information in the mode, and a function for displaying a designated one of the plurality of pages and allowing the user to edit the setting information. An electronic musical instrument
Each of the plurality of pages in each mode corresponds to one of the plurality of attributes in the mode, a series of serial numbers is assigned as page numbers for each attribute, and the series of pages for each mode. Each page to which a number is assigned is grouped to form one group with a group of pages with consecutive page numbers.
Mode selection means for selecting any one of the plurality of modes;
Page instruction means for instructing to sequentially switch the page to be displayed to the next page or the previous page every time the user performs an instruction operation ;
Means for displaying the indicated page among a plurality of pages in the selected mode;
Means for displaying information identifying the group to which the indicated page belongs when displaying the page;
An electronic musical instrument comprising: means for displaying an attribute of the page in the mode and the page number when the page is displayed. 請求項１に記載の電子楽器において、
前記複数のモードは階層化されており、上位のモードは複数あり、前記各上位のモードにおける編集対象はそれぞれ複数の要素から構成されており、前記各上位のモードは、それぞれ下位のモードとして、その上位のモードの編集対象である複数の各要素に共通の共通設定情報の編集を行なう第１のサブ・モードと、前記複数の各要素のそれぞれに個別の要素別設定情報の編集を行なう第２のサブ・モードを備えているとともに、
前記複数の上位のモードのうちの１つについて前記第１のサブ・モードの複数ページのうちの１つまたは前記第２のサブ・モードの複数ページのうちの１つを表示する際、前記複数の上位のモードのうちのどの上位のモードであるかを表す記号を表示する手段と、前記上位のモードにおける第１のサブ・モードの表示であることを表す記号または前記第２のサブ・モードのどの要素の表示であるかを表す記号を表示する手段と、ページ番号を表示する手段と
を備えたことを特徴とする電子楽器。The electronic musical instrument according to claim 1,
The plurality of modes are hierarchized, there are a plurality of higher modes, the editing targets in each higher mode are each composed of a plurality of elements, and each higher mode is a lower mode, A first sub-mode for editing common setting information common to a plurality of elements to be edited in the higher mode, and a first sub-mode for editing individual element-specific setting information for each of the plurality of elements. With two sub-modes,
When displaying one of the plurality of pages in the first sub-mode or one of the plurality of pages in the second sub-mode for one of the plurality of higher modes. Means for displaying a symbol indicating which of the higher modes among the higher modes, and a symbol indicating the display of the first sub mode in the higher mode or the second sub mode An electronic musical instrument comprising: means for displaying a symbol representing which element of the display; and means for displaying a page number. 請求項２に記載の電子楽器において、
前記第１のサブ・モードの表示であることを表す記号は数字以外の記号であり、前記第２のサブ・モードのどの要素の表示であるかを表す記号は、要素を特定する番号の数字であり、これらは表示器上の同じ位置に何れかが表示されるようにし、この表示により、記号が表示された場合は第１のサブ・モードであり、数字が表示された場合は第２のサブ・モードであることを表現することを特徴とする電子楽器。The electronic musical instrument according to claim 2,
The symbol indicating the display of the first sub mode is a symbol other than a number, and the symbol indicating which element of the second sub mode is displayed is a number with a number that identifies the element. These are displayed in the same position on the display, and this display is the first sub-mode when a symbol is displayed, and the second when a number is displayed. An electronic musical instrument characterized by expressing that it is a sub-mode. 請求項１に記載の電子楽器において、
前記複数のモードは階層化されており、そのうち上位のモードは複数あるとともに、
前記上位のモードから下位のモードに移行することを指示する１つの操作子と、
前記操作子が操作されたとき、前記複数の上位のモードのうちの何れにいたとしても、当該上位のモードから、その下位のモードの、その時点より一番近い過去に選択されていたページに、移行する手段と
を備えたことを特徴とする電子楽器。The electronic musical instrument according to claim 1,
The plurality of modes are hierarchized, of which there are a plurality of higher modes,
One operator for instructing transition from the higher mode to the lower mode;
When the operator is operated, regardless of which of the plurality of upper modes is selected, the page selected from the upper mode is the closest to the page in the lower mode in the past. An electronic musical instrument comprising: means for shifting. 請求項１に記載の電子楽器において、
前記複数のモードは階層化されており、上位のモードおよび下位のモードはそれぞれ複数あるとともに、
前記上位のモードから下位のモードに移行することを指示する１つの操作子と、
前記複数の上位のモードのそれぞれに独立に、その上位のモードに対応した何れかの下位のモードの何れかのページが表示されたとき、その表示された下位のモードとページを特定する情報を保持する記憶手段と、
前記操作子が操作されたとき、前記複数の上位のモードのうちの何れにいたとしても、当該上位のモードに対応する前記記憶手段から前回表示されていた下位のモードとページを特定する情報を読み出し、当該下位のモードの当該ページに移行する手段と
を備えたことを特徴とする電子楽器。The electronic musical instrument according to claim 1,
The plurality of modes are hierarchized, and there are a plurality of higher modes and lower modes,
One operator for instructing transition from the higher mode to the lower mode;
When any page of any lower mode corresponding to the higher mode is displayed independently for each of the plurality of higher modes, information for specifying the displayed lower mode and page is displayed. Storage means for holding;
Regardless of which of the plurality of upper modes is operated when the operation element is operated, information for specifying the lower mode and page that were previously displayed from the storage unit corresponding to the upper mode is displayed. An electronic musical instrument comprising: means for reading and transferring to the page in the lower mode. 請求項１〜５のいずれか１つに記載の電子楽器において、
パネル上に、前記複数の各モードに含まれる前記グループをページ番号の順に並べた表を記載し、該表の行または列方向の位置を指示することにより各モードにおけるグループを特定する表示手段を設け、表示されるページに対応する前記表示手段を点灯することにより、前記グループを特定する情報を表示することを特徴とする電子楽器。The electronic musical instrument according to any one of claims 1 to 5,
A display means for specifying a group in each mode by describing a table in which the groups included in each of the plurality of modes are arranged in the order of page numbers on a panel and indicating a position in a row or column direction of the table An electronic musical instrument characterized in that information specifying the group is displayed by turning on the display means corresponding to the displayed page.
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