JP3888719B2

JP3888719B2 - Sickle tablets

Info

Publication number: JP3888719B2
Application number: JP02159097A
Authority: JP
Inventors: 功中尾; 慎太郎横田
Original assignee: 株式会社ユーシン・ショウワ
Priority date: 1997-02-04
Filing date: 1997-02-04
Publication date: 2007-03-07
Anticipated expiration: 2017-02-04
Also published as: JPH10220087A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、錠ケース及びそのケースカバー内に鎌金を有する錠とこの錠内に設けられたハブを回動させることにより鎌金を回動させて施・解錠すべく戸内側及び戸外側に設けられる操作部材とからなる施錠本体と、上記鎌金の先端に形成されたカマに係合し得るストライクを有する受金具とから構成される鎌錠に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
室内等には、溝やレールに沿って戸を水平方向に動かして開閉する引戸が設けられている。この引戸には、例えば片引戸及び両引戸等がある。
【０００３】
そして、これら片引戸及び両引戸等には、施錠のためや引戸を勢い良く閉じたときの反発防止等のために、戸先にカマを有する鎌錠が使用される。
【０００４】
従来の鎌錠として、例えば実公昭５７−２９００７号公報に開示されたものがある。この公報の技術では、引戸が開いているときには、危険防止のためにカマが不用意に突出しないようになっている。
【０００５】
具体的には、この鎌錠は、図８に示すように、解錠状態においては、軸支されて回動可能に設けられた略Ｕ字状の鎌金９２がケース９１内に没入した状態となっている。この鎌金９２は、ケース９１内を上下に摺動するリトラクター９３にリンク９４を介して連結されている。また、上記鎌金９２の下側には、この鎌金９２の回動を阻止するためのＬ字状の規制片９５が設けられており、鎌金９２が没入状態となっているときには、規制片９５の上端が鎌金９２に当接して鎌金９２の回動を規制している。尚、規制片９５の他の端部は、ケース９１から突出している。
【０００６】
一方、この鎌錠を施錠する場合には、図９に示すように、引戸を閉じるときにストライク９６が上記規制片９５に当接することにより、この規制片９５がストライク９６に押圧されて没入移動する。
【０００７】
これによって、規制片９５の上端と鎌金９２との係合が解除され、鎌金９２が回動自在になる。次いで、図示しないサムターンを回動操作してリトラクター９３を下方移動させることにより、鎌金９２が回動し、鎌金９２の先端のカマ９７がストライクボックス９８に収容され、ストライク９６に係止されて施錠される。
【０００８】
このように、上記鎌錠では、解錠状態においては、サムターンを回しても鎌金９２が回動しないように規制しており、これによって、カマ９７の不用意な突出を防止するものとなっている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の鎌錠では、解錠状態においてはカマ９７は突出しないものの、それに代わる規制片９５が戸先面から突出しており、引戸を開けた状態においては、戸先面に突起物があることには変わらず、安全上及び美観上において未だ難点があるという問題点を有している。
【００１０】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、解錠状態においては、不用意なカマの突出を防止し得ると共に、戸先面からの突起物を無くし得る鎌錠を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
請求項１に係る発明の鎌錠は、上記課題を解決するために、錠ケース及びそのケースカバー内に鎌金を有する錠とこの錠内に設けられたハブを回動させることにより鎌金を回動させて施・解錠すべく戸内側及び戸外側に設けられる例えばサムターン等の操作部材とからなる施錠本体と、上記鎌金の先端に形成されたカマに係合し得るストライクを有する受金具とから構成される鎌錠において、上記の錠内には、上記鎌金を内蔵して回動自在に軸支するデッドボルトが上記ハブのアームの押圧により出没移動すべく錠ケース内を摺動自在に設けられると共に、このデッドボルトの進出移動によりデッドボルトに係合されて並進移動してフロントから突出するストライク確認部材と、上記デッドボルトの進出移動を規制する規制手段と、デッドボルトの進出移動に伴い鎌金の先端におけるカマのストライク通過後に鎌金を回動させて上記カマをデッドボルトから例えば上側又は下側に突出させるカマ突出手段とが設けられ、上記操作部材の回動操作にてハブを回動させることによるハブのアームの押圧にてデッドボルトをフロントから少し突出移動させたときに、このデッドボルトと並進するストライク確認部材の先端がストライクに当接しない場合には、規制手段にてデッドボルトの進出移動を禁止する一方、上記操作部材の回動操作にてハブを回動させることによるハブのアームの押圧にてデッドボルトをフロントから少し突出移動させたときに、このデッドボルトと並進するストライク確認部材の先端がストライクに当接する場合には、ストライク確認部材とデッドボルトとの係合を解除してストライク確認部材におけるデッドボルトとの並進突出移動を回避しかつストライク確認部材を没入状態に維持させると共に、このストライク確認部材の没入状態維持に伴い規制手段によりデッドボルトの進出移動の禁止が解除されることを特徴としている。
【００１２】
上記の発明によれば、錠の解錠状態においては、鎌金及びこの鎌金を回動自在に内蔵するデッドボルト並びにストライク確認部材はいずれも錠内に没入移動した状態となっている。
【００１３】
従って、戸を開けても戸先面からの突起物が無いので、安全でありかつ見栄えも良い。
【００１４】
この錠の解錠状態において、戸が開いているときに、例えばサムターン等の操作部材を回動操作したとする。
【００１５】
このときには、鎌金、デッドボルト及びストライク確認部材がいずれも錠内に没入移動した状態となっている。従って、サムターン等の操作部材が回動操作されると、ハブが回動し、このとき、ハブのアームが錠ケース内で摺動自在に設けられたデッドボルトを押圧してデッドボルトを進出移動させる。デッドボルトは進出移動すると、錠の先端に形成されたフロントから少し突出する。
【００１６】
また、このとき、ストライク確認部材もデッドボルトの進出移動によりデッドボルトに係合されて並進移動してフロントから同様に少し突出する。尚、ここで言う「少し」とは、ストライク確認部材の没入状態におけるその先端、つまり戸先面とストライクとの間の距離を僅かに越える程度の距離であって、ストライクの存在が確認でき、かつこのストライクの存在確認により機械的な誤差も含めて規制手段がデッドボルトの進出移動を禁止し得る距離を言う。
【００１７】
ここで、戸が開いているときには、進出方向にはストライクが存在しない状態となっている。従って、ストライク確認部材はストライクに当接しない。そして、このときには、規制手段がデッドボルトの進出移動を禁止する。
【００１８】
この結果、戸が開いているときには、サムターン等の操作部材を回動操作しても、デッドボルトとストライク確認部材とが並進して少し戸先面から突出するだけであり、カマも出ない。
従って、戸が開いているときには、カマも突出しないので安全である。
【００１９】
一方、戸を閉めているときには、デッドボルトは進出移動によりストライクの貫入口を通して貫入されるが、デッドボルトと並進するストライク確認部材の先端はストライクに当接する。このときには、ストライク確認部材とデッドボルトとの係合が解除され、ストライク確認部材におけるデッドボルトとの並進突出移動が回避される。そして、ストライク確認部材を没入状態に維持させると共に、このストライク確認部材の没入状態維持に伴い規制手段にてデッドボルトの進出移動の禁止が解除される。
【００２０】
この結果、デッドボルトはそのまま進出移動を続行することができる。次いで、デッドボルトの進出移動に伴いカマ突出手段が鎌金の先端におけるカマのストライク通過後に鎌金を回動させてカマをデッドボルトから例えば上側又は下側に突出させる。これによって、カマがストライクに係合し施錠される。
従って、戸を閉じた状態においては、正常に施錠することができる。
【００２１】
この結果、解錠状態においては、不用意なカマの突出を防止し得ると共に、戸先面からの突起物を無くし得る鎌錠を提供することができる。
【００２２】
請求項２に係る発明の鎌錠は、上記課題を解決するために、請求項１記載の鎌錠において、上記の錠内には、戸の開いている状態にてデッドボルトが突出位置となり、又はさらにカマが突出したときにはデッドボルトの先端を押圧操作することによりカマ及びデッドボルトを没入位置に戻し得る例えば板バネ等の没入手段が設けられていることを特徴としている。
【００２３】
即ち、請求項１の鎌錠においては、戸の開いている状態においても、例えば、悪戯等により、戸先面のストライク確認部材の先端を押さえながら、サムターン等の操作部材を回動操作して、施錠状態であるデッドボルトを突出位置とし、又はさらにカマが突出した状態にすることが可能である。
【００２４】
そして、このようにデッドボルト及びカマが突出状態で放置されている場合に、例えば、誤って手等が触れたときにデッドボルト及びカマが没入しないのでは危険である。また、この状態で引戸を閉じた場合には、カマがストライクに衝突する一方、このときにデッドボルト及びカマが没入移動しないのではカマの破損を招来する。
【００２５】
しかし、上記の発明によれば、戸の開いている状態にてデッドボルトが突出位置となり、又はさらにカマが突出したときには、デッドボルトの先端を押圧操作することにより没入手段にてカマ及びデッドボルトを没入位置に戻すことができる。
【００２６】
この結果、戸の開いている状態にてデッドボルトが突出位置となり、又はさらにカマが突出している場合に、誤って手等が触れたときや、この状態で引戸を閉じた場合にも、デッドボルト及びカマが没入移動するので、安全であり、かつカマの破損を防止することができる。
【００２７】
請求項３に係る発明の鎌錠は、上記課題を解決するために、請求項１又は２記載の鎌錠において、上記の錠は、錠ケースとそのケースカバーとを合体したものが円筒状に形成されていることを特徴としている。
【００２８】
上記の発明によれば、錠は、錠ケースとそのケースカバーとを合体したものが円筒状に形成されているので、施工に際して、戸に錠を収容するスペースを形成すべく戸に孔を穿設する場合において、汎用されているドリルにて穿孔するだけで足り、直方体の孔を穿設する場合のノミ等による穿孔作業を省略することができる。
この結果、鎌錠の取り付け時における作業性の向上を図ることができる。
【００２９】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について図１ないし図７に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【００３０】
本実施の形態の鎌錠は、図２に示すように、例えば引戸や開き戸等の戸１に取り付けられる施錠本体２と後述するストライク７１を有する受金具７０とからなっている。
【００３１】
上記の施錠本体２は、戸外側に設けられるシリンダー部５０と戸内側に設けられるサムターン部６０とこれらの中央に設けられる錠１０とからなっている。
【００３２】
上記の操作部材としてのシリンダー部５０及びサムターン部６０は、いずれも一般的なものであり周知のものから構成されている。
【００３３】
例えば、シリンダー部５０には、図３（ａ）（ｂ）に示すように、上記サムターン部６０にまで挿通される帯板状のスピンドル５１が設けられており、鍵５２（図２参照）にてシリンダー５３を操作することにより、このスピンドル５１が回動し得るようになっている。
【００３４】
また、サムターン部６０には、図４（ａ）（ｂ）に示すように、サムターン６１が回動自在に設けられている。このサムターン６１の内側軸部６１ａの端面には十字状の挿入孔６２が穿設されており、この挿入孔６２に上記スピンドル５１が錠１０を通して挿入されるようになっている。従って、サムターン６１を回してスピンドル５１を回動させることにより錠１０が施・解錠し得るようになっている。
【００３５】
一方、本実施の形態の錠１０は、図２に示すように、例えば、錠ケース２０及びそのケースカバー４０を合体したときの形状を円筒状に形成し、その中に錠前機構を内蔵したチューブラ式のものからなっている。これによって、この錠１０を戸１に取り付ける際に、戸１の戸先面に対してはドリルにてフロント２１の外径に沿って穿設すると共に、戸１の内外方向に対しては断面円弧状の回動規制プレート３に沿う孔をドリルで穿設するだけで、錠１０を戸１に取り付けることができる。このため、施工の簡素化を図ることができる。
【００３６】
なお、本実施の形態においては、このように、錠１０をチューブラ式にて形成しているが、本発明においては必ずしもこれに限らず、チューブラ式でないもので形成することも可能である。
【００３７】
上記の錠ケース２０は、例えば真鍮等の金属からなっており、円形の上記フロント２１と、その後方に続く縦割り半円筒形部２２とからなっている。また、ケースカバー４０は、上記錠ケース２０の縦割り半円筒形部２２に対向し、外観がこの縦割り半円筒形部２２と左右対象となる縦割り半円筒形に形成されたものからなっている。そして、両者を対向させて後述する合体ピン２０ｇ・２０ｇを合体ピン孔４０ｄ・４０ｄに嵌合させることにより、錠１０が円筒状となるように固定し得るようになっている。
【００３８】
この錠ケース２０の内部には、図１（ａ）（ｂ）（ｃ）に示すように、回動自在に設けられるハブ２３と、内蔵する鎌金２４を回動自在に軸支すると共にフロント２１から出没移動自在に設けられるデッドボルト２５と、このデッドボルト２５の突出移動及び鎌金２４の回動を規制するストライク確認部材としてのトリガーボルト２６と、デッドボルト２５の進出移動を阻止する規制手段としてのストッパー２７等とが備えられている。
【００３９】
上記のハブ２３にはその中央に、錠ケース２０側及びケースカバー４０側に突出する円形突出部２３ａ・２３ａがそれぞれ形成されており、これら円形突出部２３ａ・２３ａは、錠ケース２０及びケースカバー４０にそれぞれ穿設された遊嵌孔２０ａ・４０ａに遊嵌されるようになっている。この結果、ハブ２３は錠１０の内部で回動自在となっている。
【００４０】
また、上記の円形突出部２３ａ・２３ａには、前記スピンドル５１を挿通させるための十字状の遊嵌孔２３ｂが貫通されている。さらに、ハブ２３には中央から互いに反対方向に延びるアームとしての上アーム２３ｃと下アーム２３ｄとが形成されている。尚、錠ケース２０及びケースカバー４０の上部及び下部にはハブ２３の回動による上記の上アーム２３ｃ及び下アーム２３ｄの接触を防止すべく、上部開口２０ｂ・４０ｂ及び下部開口２０ｃ・４０ｃが形成されている。
【００４１】
一方、デッドボルト２５は、図５（ｂ）に示すように、断面略Ｕ字状に形成されると共に、図５（ａ）（ｃ）に示すように、前記フロント２１側には長方形の側面板２５ａ・２５ａを有し、かつその側面板２５ａ・２５ａの上部は開放されたものとなっている。
【００４２】
また、側面板２５ａ・２５ａの後端上部からは、図５（ａ）（ｃ）（ｄ）に示すように、断面略Ｕ字状の延設部２５ｂが形成されており、さらに、この延設部２５ｂの後部上端には、前記ハブ２３の上アーム２３ｃを遊嵌状態に回動するための開口２５ｃが形成されている。
【００４３】
また、側面板２５ａ・２５ａにおける後部には軸孔２５ｄ・２５ｄが穿設されており、両側面板２５ａ・２５ａの間に挟装される鎌金２４の鎌金軸２４ａ・２４ａがこれら軸孔２５ｄ・２５ｄに遊嵌されている。この結果、鎌金２４は錠ケース２０に回動自在に軸支されている。
【００４４】
上記鎌金２４は、例えばステンレスにてなっており、略Ｕ字形に形成されている。そして、鎌金２４には先端側が上向きとなるカマ２４ｂが形成されている。尚、本発明においては、必ずしもこれに限らず、カマを下向きとすることも可能である。
【００４５】
また、鎌金２４の後端上部には、鎌金被係止部２４ｃが形成されている。この鎌金被係止部２４ｃは、後述する図７に示すように、デッドボルト２５の進出移動に伴いカマ２４ｂがストライク７１を通過した後に、前記ケースカバー４０に形成される鎌金係止部４１に係止されて鎌金２４をその鎌金軸２４ａの周りに回動させ、カマ２４ｂをデッドボルト２５から上方に突出させるためのものである。
【００４６】
従って、上記のケースカバー４０の鎌金係止部４１と鎌金２４の鎌金被係止部２４ｃとによってカマ突出手段の機能が果たされている。
【００４７】
また、図５（ａ）（ｂ）（ｃ）に示すように、鎌金２４の先端下部には、側面板２５ａ・２５ａへの対向面に切欠部２４ｄ・２４ｄが対称にそれぞれ形成されている。そして、鎌金２４が自重により鎌金軸２４ａを中心として下方に回動したときに、側面板２５ａ・２５ａの内側に形成される切欠用突出ピン２５ｅ・２５ｅが上記の切欠部２４ｄ・２４ｄに当接することにより鎌金２４の自重による下方への回動が阻止されると共に、この当接状態のときに鎌金２４が両側面板２５ａ・２５ａに略隠れるように内蔵されている。
【００４８】
さらに、上記のデッドボルト２５における側面板２５ａ・２５ａの上端には、それぞれ異なる凹部が形成されている。
即ち、前記ケースカバー４０側の側面板２５ａ（図５（ａ）において下側に示す側面板２５ａ）の上端には、側面板２５ａの後端、つまり延設部２５ｂとの境から先端側へ向けて略中央位置までの間に長方形凹部２５ｆが形成されている。
【００４９】
一方、前記錠ケース２０側の側面板２５ａ（図５（ａ）において上側に示す側面板２５ａ）の上端には、上記の長方形凹部２５ｆと同サイズの浅凹部２５ｇが形成されると共に、さらにその浅凹部２５ｇの先端縁から下側に向けて長方形の深凹部２５ｈが形成されている。そして、この深凹部２５ｈの先端位置は、図１（ａ）に示すように、デッドボルト２５が没入位置にあるときに、後述するストッパー２７における折曲部２７ａの先端が当接しない位置となっている。これによって、デッドボルト２５の没入の妨げにならないようになっている。
【００５０】
また、上記の深凹部２５ｈの深さは、図６に示すように、ストッパー２７が回動して上記折曲部２７ａが下方移動したときに、折曲部２７ａの上端が浅凹部２５ｇの底の延長線よりもさらに下側になるように形成されている。さらに、図１（ｂ）に示すように、上記の浅凹部２５ｇの深さは、ストッパー２７の折曲部２７ａが水平状態となっているときに、折曲部２７ａの下端がデッドボルト２５の浅凹部２５ｇの底面に触れないようにして、デッドボルト２５が錠ケース２０内を自在に摺動し得る深さに形成されている。
【００５１】
尚、浅凹部２５ｇの後端は、図７に示すように、デッドボルト２５が錠ケース２０内を摺動して進出移動したときに、このストッパー２７における折曲部２７ａの後端に当接して、その移動が停止される位置となっている。従って、浅凹部２５ｇの後端が折曲部２７ａの後端に当接した状態がデッドボルト２５の最大突出位置となっている。
【００５２】
また、図１（ａ）（ｂ）に示すように、デッドボルト２５の側面板２５ａ・２５ａの下側には、トリガーボルト２６が、錠ケース２０内を摺動自在かつフロント２１から突出自在に設けられている。
【００５３】
上記のトリガーボルト２６は、進出方向において上記デッドボルト２５の側面板２５ａと同じ長さを有し、先端には下方に折曲された垂下当接部２６ａが形成されている。この垂下当接部２６ａは、後述するように、対向するストライク７１に当接し得るようになっている。
【００５４】
また、トリガーボルト２６の後方下端には、垂下状態に形成された付勢係合部２６ｂが設けられていると共に、この付勢係合部２６ｂの後端には、トリガースプリング２８が緊縮状態に設けられている。これによって、トリガーボルト２６は突出方向に付勢されている。尚、この付勢係合部２６ｂは、後述するように、トリガーボルト２６が少しフロント２１から突出した位置でその突出移動を停止すべく、錠ケース２０に形成されたボルト係止部２０ｄに当接されるようになっている。
【００５５】
さらに、トリガーボルト２６の上側においては、後方の側面縁から立設板２６ｃが立ち上げられている。この立設板２６ｃの上端後部の角２６ｄは、ストッパー２７との摺動を滑らかにするために面取りが施されている。
【００５６】
また、この立設板２６ｃの先端側では、前記図５（ａ）（ｂ）（ｃ）にも示すように、デッドボルト２５の錠ケース２０側の側面板２５ａに設けられた突起２５ｉが係合するようになっている。
【００５７】
従って、デッドボルト２５が進出移動するときには、トリガーボルト２６もトリガースプリング２８にて進出方向に付勢されているので、図６に示すように、デッドボルト２５とトリガーボルト２６とが並進するようになっている。
【００５８】
一方、突出移動していたデッドボルト２５が後退移動するときには、上記デッドボルト２５の突起２５ｉが立設板２６ｃの先端側に当接してこれを押圧するので、突出移動していたトリガーボルト２６が図１（ｂ）に示す元の位置に戻るようになっている。
【００５９】
次に、図１（ａ）（ｂ）に示すように、このトリガーボルト２６における立設板２６ｃの上側には、トリガーボルト２６が没入状態のときにこの立設板２６ｃの上端に接触するストッパー２７が設けられている。
【００６０】
上記ストッパー２７は、略Ｌ字型に形成されていると共に、錠ケース２０に形成されたストッパー用軸２０ｅによって回動自在に軸支されている。従って、ストッパー２７の下端は、回動したときに上記立設板２６ｃと摺動しながら円滑に回動できるように面取りが施されている。
【００６１】
また、ストッパー２７の上端部先端側には、デッドボルト２５側に折曲された折曲部２７ａが形成されている。
【００６２】
さらに、ストッパー２７の上端には、ストッパー突起２７ｂが形成されており、このストッパー突起２７ｂとこれに対向する錠ケース２０のスプリング用凹部２０ｆとの間には、ストッパースプリング２９が設けられている。これによって、ストッパー２７は、上記ストッパー用軸２０ｅを中心として下方向に回動するように付勢されている。
【００６３】
一方、ケースカバー４０には、図７に示すように、上部先端側にカマ突出手段としての鎌金係止部４１が設けられており、デッドボルト２５が進出移動することにより鎌金２４の鎌金被係止部２４ｃの先端側がこの鎌金係止部４１に当接したときに、さらにデッドボルト２５の進出移動を行うことにより、鎌金２４が鎌金軸２４ａ・２４ａを中心として回動し、これによって、カマ２４ｂがデッドボルト２５の上面から突出するようになっている。
【００６４】
また、図１（ｂ）（ｃ）に示すように、錠ケース２０の下側におけるハブ２３近傍位置には、没入手段としての板バネ３０が設けられており、この板バネ３０はハブ２３の下アーム２３ｄの先端に当接することにより下アーム２３ｄを上方向に付勢している。従って、この板バネ３０によって、ハブ２３が解錠位置及び施錠位置にてその回動が規制され、錠１０の解錠状態又は施錠状態のいずれかの状態を保持し得るようになっている。
【００６５】
逆に、錠１０の解錠状態又は施錠状態を保持するための力はこの板バネ３０により付与されているので、戸１の開いた状態において、トリガーボルト２６が突出し、又はさらにカマ２４ｂが突出した状態となっているときには、トリガーボルト２６の先端を押圧することにより、この板バネ３０の弾性力に抗して、トリガーボルト２６を没入移動させることができるようになっている。
【００６６】
また、上記の各部材を収容した錠ケース２０に、ケースカバー４０を取り付けるに際しては、錠ケース２０の合体ピン２０ｇ・２０ｇをケースカバー４０の合体ピン孔４０ｄ・４０ｄに嵌合させることにより、錠１０が円筒状となるように固定し得るようになっている。
【００６７】
次に、上記構成を備えた鎌錠の動作を説明する。
【００６８】
先ず、図１（ａ）（ｂ）（ｃ）に示すように、錠１０の解錠状態においては、鎌金２４及びこの鎌金２４を回動自在に内蔵するデッドボルト２５並びにトリガーボルト２６はいずれも錠１０内に没入移動した状態となっている。
【００６９】
従って、戸１を開けても戸先面からの突起物が無いので、安全でありかつ見栄えも良いものとなっている。
【００７０】
この錠１０の解錠状態において、戸１が開いているときに、図２に示すように、戸内側及び戸外側に設けられる例えばサムターン６１を回動操作したとする。これにより、図１（ｂ）（ｃ）に示すハブ２３が回動し、このとき、ハブ２３の上アーム２３ｃが錠ケース２０内で摺動自在に設けられたデッドボルト２５の開口２５ｃの先端を押圧してデッドボルト２５を進出移動させる。
【００７１】
尚、このとき、ストッパー２７の下端は、トリガーボルト２６における立設板２６ｃの上端を暫くは摺動する。従って、この摺動期間においては、ストッパー２７の折曲部２７ａも深凹部２５ｈの上方を略水平に移動する。
【００７２】
また、このとき、トリガースプリング２８にて進出方向に付勢されるトリガーボルト２６もデッドボルト２５の進出移動により立設板２６ｃがデッドボルト２５の突起２５ｉに係合して並進移動してフロント２１から同様に少し突出する。
【００７３】
尚、ここで言う「少し」とは、トリガーボルト２６の没入状態におけるその先端の垂下当接部２６ａ、つまり戸先面とストライク７１との間の距離を僅かに越える程度の距離であって、ストライク７１の存在が確認でき、かつこのストライク７１の存在確認により機械的な誤差も含めてストッパー２７がデッドボルト２５の進出移動を禁止し得る距離を言う。
【００７４】
ここで、戸１が開いているときには、図６に示すように、進出方向にはストライク７１が存在しない状態となっている。従って、トリガーボルト２６もデッドボルト２５と並進を続ける。これによって、同図に示すように、ストッパー２７とトリガーボルト２６の立設板２６ｃとの係合が外れる。このため、ストッパースプリング２９により下側に付勢されているストッパー２７がストッパー用軸２０ｅを中心として回動し、これによって、折曲部２７ａが深凹部２５ｈに落ち込み、やがて、その深凹部２５ｈの後端側に当接する。この結果、それ以上のデッドボルト２５の進出移動ができなくなる。即ち、ストッパー２７がデッドボルト２５の進出移動を禁止する。
【００７５】
この結果、戸が開いているときには、例えばサムターン６１を回動操作しても、デッドボルト２５とトリガーボルト２６とが並進して少し戸先面から突出するだけであり、カマ２４ｂも出ない。
【００７６】
従って、戸１が開いているときには、カマ２４ｂも突出しないので安全である。
【００７７】
一方、戸１を閉めているときには、図７に示すように、デッドボルト２５は進出移動によりストライク７１の貫入口７１ａを通過するが、デッドボルト２５と並進するトリガーボルト２６は、その先端の垂下当接部２６ａがストライク７１に当接して進出移動ができない。そして、このときには、トリガーボルト２６の立設板２６ｃとデッドボルト２５の突起２５ｉとの係合が解除されており、トリガーボルト２６におけるデッドボルト２５との並進突出移動が回避される。これによって、トリガーボルト２６が没入状態に維持される。この結果、トリガーボルト２６の立設板２６ｃの上端は絶えずストッパー２７の下端に当接して、ストッパー２７の回動を抑制する。即ち、このトリガーボルト２６の没入状態維持に伴いストッパー２７によるデッドボルト２５の進出移動の禁止が解除される。
【００７８】
このため、ストッパー２７の折曲部２７ａは、水平状態を保ち、その結果、デッドボルト２５が進出移動するときには、折曲部２７ａはストッパー２７の浅凹部２５ｇの上方を通ることになる。従って、デッドボルト２５は、そのまま進出移動を続行することができる。次いで、デッドボルト２５の進出移動に伴い鎌金係止部４１が鎌金２４の先端におけるカマ２４ｂのストライク７１に鎌金２４を回動させてカマ２４ｂをデッドボルト２５から例えば上側に突出させる。これによって、カマ２４ｂがストライク７１に係合し施錠される。
従って、戸１を閉じた状態においては、正常に施錠することができる。
【００７９】
この結果、解錠状態においては、不用意なカマ２４ｂの突出を防止し得ると共に、戸先面からの突起物を無くし得る鎌錠を提供することができる。
【００８０】
一方、上記の鎌錠では、戸１の開いている状態においても、例えば、悪戯等により、戸先面のトリガーボルト２６の垂下当接部２６ａを押さえながら、サムターン６１を回動操作して、施錠状態であるデッドボルト２５を突出位置とし、又はさらにカマ２４ｂが突出した状態にすることが可能である。
【００８１】
そして、このようにデッドボルト２５及びカマ２４ｂが突出状態で放置されている場合に、例えば、誤って手等が触れたときにデッドボルト２５及びカマ２４ｂが没入しないのでは危険である。また、この状態で戸１としての引戸を閉じた場合には、カマ２４ｂがストライク７１に衝突する一方、このときにデッドボルト２５及びカマ２４ｂが没入移動しないのではカマ２４ｂの破損を招来する。
【００８２】
しかし、本実施の形態の鎌錠では、戸１の開いている状態にてデッドボルト２５が突出位置となり、又はさらにカマ２４ｂが突出したときには、デッドボルト２５の垂下当接部２６ａを押圧操作することにより板バネ３０にてカマ２４ｂ及びデッドボルト２５を没入位置に戻すことができる。
【００８３】
この結果、戸１の開いている状態にてデッドボルト２５が突出位置となり、又はさらにカマ２４ｂが突出している場合に、誤って手等が触れたときや、この状態で引戸等の戸１を閉じた場合にも、デッドボルト２５及びカマ２４ｂが没入移動するので、安全であり、かつカマ２４ｂの破損を防止することができる。
【００８４】
また、本実施の形態の鎌錠では、錠１０は錠ケース２０とそのケースカバー４０とを合体したものが円筒状に形成されているので、施工に際して、戸１に錠１０を収容するスペースを形成すべく戸１に孔を穿設する場合において、汎用されているドリルにて穿孔するだけで足り、直方体の孔を穿設する場合のノミ等による穿孔作業を省略することができる。
この結果、鎌錠の取り付け時における作業性の向上を図ることができる。
【００８５】
【発明の効果】
請求項１に係る発明の鎌錠は、以上のように、錠内には、上記鎌金を内蔵して回動自在に軸支するデッドボルトが上記ハブのアームの押圧により出没移動すべく錠ケース内を摺動自在に設けられると共に、このデッドボルトの進出移動によりデッドボルトに係合されて並進移動してフロントから突出するストライク確認部材と、上記デッドボルトの進出移動を規制する規制手段と、デッドボルトの進出移動に伴い鎌金の先端におけるカマのストライク通過後に鎌金を回動させて上記カマをデッドボルトから突出させるカマ突出手段とが設けられ、上記操作部材の回動操作にてハブを回動させることによるハブのアームの押圧にてデッドボルトをフロントから少し突出移動させたときに、このデッドボルトと並進するストライク確認部材の先端がストライクに当接しない場合には、規制手段にてデッドボルトの進出移動を禁止する一方、上記操作部材の回動操作にてハブを回動させることによるハブのアームの押圧にてデッドボルトをフロントから少し突出移動させたときに、このデッドボルトと並進するストライク確認部材の先端がストライクに当接する場合には、ストライク確認部材とデッドボルトとの係合を解除してストライク確認部材におけるデッドボルトとの並進突出移動を回避しかつストライク確認部材を没入状態に維持させると共に、このストライク確認部材の没入状態維持に伴い規制手段によりデッドボルトの進出移動の禁止が解除されるものである。
【００８６】
それゆえ、解錠状態においては、鎌金及びこの鎌金を回動自在に内蔵するデッドボルト並びにストライク確認部材はいずれも錠内に没入移動した状態となっている。この結果、戸を開けても戸先面からの突起物が無いので、安全でありかつ見栄えも良いという効果を奏する。
【００８７】
また、錠の解錠状態において、戸が開いているときには、サムターン等の操作部材を回動操作しても、デッドボルトとストライク確認部材とが並進して少し戸先面から突出するだけであり、カマも出ない。
【００８８】
従って、戸が開いているときには、カマも突出しないので安全であるという効果を奏する。
【００８９】
一方、戸を閉めているときには、規制手段にてデッドボルトの進出移動の禁止が解除される。
【００９０】
この結果、デッドボルトはそのまま進出移動を続行することができると共に、デッドボルトの進出移動に伴いカマ突出手段が鎌金の先端におけるカマのストライク通過後に鎌金を回動させてカマをデッドボルトから例えば上側又は下側に突出させるので、カマがストライクに係合し施錠される。
従って、戸を閉じた状態においては、正常に施錠することができる。
【００９１】
この結果、解錠状態においては、不用意なカマの突出を防止し得ると共に、戸先面からの突起物を無くし得る鎌錠を提供することができるという効果を奏する。
【００９２】
請求項２に係る発明の鎌錠は、以上のように、請求項１記載の鎌錠において、上記の錠内には、戸の開いている状態にてデッドボルトが突出位置となり、又はさらにカマが突出したときにはデッドボルトの先端を押圧操作することによりカマ及びデッドボルトを没入位置に戻し得る没入手段が設けられているものである。
【００９３】
それゆえ、戸の開いている状態にてデッドボルトが突出位置となり、又はさらにカマが突出している場合に、誤って手等が触れたときや、この状態で引戸を閉じた場合にも、デッドボルト及びカマが没入移動するので、安全であり、かつカマの破損を防止することができるという効果を奏する。
【００９４】
請求項３に係る発明の鎌錠は、以上のように、請求項１又は２記載の鎌錠において、上記の錠は、錠ケースとそのケースカバーとを合体したものが円筒状に形成されているものである。
【００９５】
それゆえ、錠は、錠ケースとそのケースカバーとを合体したものが円筒状に形成されているので、施工に際して、戸に錠を収容するスペースを形成すべく戸に孔を穿設する場合において、汎用されているドリルにて穿孔するだけで足り、直方体の孔を穿設する場合のノミ等による穿孔作業を省略することができる。
この結果、鎌錠の取り付け時における作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明における鎌錠の実施の一形態を示すものであり、（ａ）は錠の側面図、（ｂ）はケースカバーを除いた状態の錠の内部を示す正面図、（ｃ）は錠の底面図である。
【図２】上記鎌錠における施錠本体の構成を示す斜視図である。
【図３】上記鎌錠のシリンダー部の構成を示すものであり、（ａ）は正面図、（ｂ）は断面図である。
【図４】上記鎌錠のサムターン部の構成を示すものであり、（ａ）は断面図、（ｂ）は正面図である。
【図５】上記鎌錠のデッドボルトと鎌金の構成を示すものであり、（ａ）は平面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は正面図、（ｄ）はＸ−Ｘ線断面図である。
【図６】上記鎌錠においてデッドボルト及びトリガーボルトが少し突出した状態をケースカバーを除いて示す正面図である。
【図７】上記鎌錠における施錠状態をケースカバーを除いて示す正面図である。
【図８】従来の鎌錠における解錠状態を示す断面図である。
【図９】従来の鎌錠における施錠状態を示す断面図である。
【符号の説明】
１戸
２施錠本体
１０錠
２０錠ケース
２１フロント
２３ハブ
２３ｃ上アーム（アーム）
２４鎌金
２４ｂカマ
２５デッドボルト
２６トリガーボルト（ストライク確認部材）
２７ストッパー（規制手段）
３０板バネ（没入手段）
４０ケースカバー
４１鎌金係止部（カマ突出手段）
５０シリンダー部（操作部材）
６０サムターン部（操作部材）
６１サムターン
７０受金具
７１ストライク[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a lock case, a lock having a sickle in its case cover, and a door provided in the lock and a hub provided in the lock so that the sickle is pivoted to be applied and unlocked. It is related with the sickle lock comprised from the locking main body which consists of the operation member provided in this, and the catch which has a strike which can be engaged with the hook formed in the front-end | tip of the said sickle metal.
[0002]
[Prior art]
Sliding doors that open and close by moving the door horizontally along the grooves and rails are provided in the room. Examples of the sliding door include a single sliding door and a double sliding door.
[0003]
And for these single sliding doors, double sliding doors, etc., sickle locks having a hook at the door end are used for locking or preventing repulsion when the sliding doors are closed vigorously.
[0004]
An example of a conventional sickle tablet is disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 57-29007. In the technology of this publication, when the sliding door is open, the hook does not protrude carelessly to prevent danger.
[0005]
Specifically, as shown in FIG. 8, in the unlocked state, the sickle lock is a state in which a substantially U-shaped sickle metal 92 pivotally supported and rotatably provided is immersed in the case 91. It has become. The sickle 92 is connected to a retractor 93 that slides up and down in the case 91 via a link 94. Further, an L-shaped restriction piece 95 for preventing the rotation of the sickle metal 92 is provided on the lower side of the sickle metal 92, and when the sickle metal 92 is in an immersive state, a regulation is provided. The upper end of the piece 95 is in contact with the sickle 92 and restricts the rotation of the sickle 92. Note that the other end of the restricting piece 95 protrudes from the case 91.
[0006]
On the other hand, when locking the sickle lock, as shown in FIG. 9, when the sliding door is closed, the strike 96 comes into contact with the restriction piece 95, so that the restriction piece 95 is pressed by the strike 96 and is moved into the immersive state. To do.
[0007]
Thereby, the engagement between the upper end of the regulating piece 95 and the sickle metal 92 is released, and the sickle metal 92 becomes rotatable. Next, the thumb turn (not shown) is rotated to move the retractor 93 downward, whereby the sickle 92 is rotated, and the hook 97 at the tip of the sickle 92 is accommodated in the strike box 98 and locked to the strike 96. To be locked.
[0008]
Thus, in the above-mentioned sickle lock, in the unlocked state, the sickle 92 is regulated so as not to rotate even if the thumb turn is rotated, thereby preventing an inadvertent protrusion of the hook 97. ing.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional sickle lock, the hook 97 does not protrude in the unlocked state, but the restricting piece 95 instead protrudes from the door-end surface, and in the state where the sliding door is opened, a protrusion is formed on the door-end surface. There is still a problem in safety and aesthetics.
[0010]
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and its purpose is to prevent inadvertent protrusion of the hook in the unlocked state and to eliminate protrusions from the door-end surface. To provide sickle tablets.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the sickle lock of the invention according to claim 1 is provided with a sickle by rotating a lock case and a lock having a sickle in the case cover and a hub provided in the lock. A lock body comprising an operation member such as a thumb turn provided on the inside and outside of the door to be rotated and locked and unlocked, and a receiver having a strike that can be engaged with a hook formed at the tip of the sickle. In the sickle lock composed of a metal fitting, the dead bolt that pivotally supports the built-in sickle metal within the lock is slid in the lock case so as to move in and out by pressing the hub arm. A strike confirmation member which is provided so as to be movable, is engaged with the dead bolt by the advance movement of the dead bolt and translates to protrude from the front, a regulating means for regulating the advance movement of the dead bolt, A hook protrusion means is provided for rotating the hook after the hook strike at the tip of the hook and moving the hook from the dead bolt, for example, upward or downward. When the tip of the strike confirmation member that translates with the dead bolt does not come into contact with the strike when the dead bolt is slightly protruded and moved from the front by pressing the hub arm by rotating the hub by moving operation When the dead bolt is moved out of the front by the pressing of the hub arm by rotating the hub by rotating the operation member while prohibiting the dead bolt from moving forward by the regulating means In addition, if the tip of the strike confirmation member that translates with the dead bolt comes into contact with the strike, the relationship between the strike confirmation member and the dead bolt To avoid translational protrusion movement with the dead bolt in the strike confirmation member and maintain the strike confirmation member in the immersive state, and prohibiting the advance movement of the dead bolt by the restricting means along with maintaining the immersive state of the strike confirmation member Is released.
[0012]
According to the above invention, in the unlocked state of the lock, the sickle metal, the dead bolt that rotatably houses the sickle metal, and the strike confirmation member are all in a state of being moved into the lock.
[0013]
Therefore, even if the door is opened, there are no protrusions from the door tip surface, so that it is safe and looks good.
[0014]
In the unlocked state of the lock, it is assumed that an operation member such as a thumb turn is rotated when the door is open.
[0015]
At this time, the sickle, deadbolt, and strike confirmation member are all in a state of being immersed in the lock. Therefore, when an operation member such as a thumb turn is rotated, the hub is rotated. At this time, the arm of the hub presses a dead bolt provided slidably in the lock case, and the dead bolt moves forward. Let When the deadbolt moves forward, it slightly protrudes from the front formed at the tip of the lock.
[0016]
At this time, the strike confirmation member is also engaged with the dead bolt by the advance movement of the dead bolt, translates, and slightly protrudes from the front as well. The "little" here refers to the tip in the immersive state of the strike confirmation member, that is, a distance slightly exceeding the distance between the door tip surface and the strike, and the presence of the strike can be confirmed. In addition, this means the distance that the restricting means can prohibit the advance movement of the deadbolt including the mechanical error by confirming the existence of the strike.
[0017]
Here, when the door is open, there is no strike in the advance direction. Therefore, the strike confirmation member does not contact the strike. At this time, the restricting means prohibits the advance movement of the dead bolt.
[0018]
As a result, when the door is open, even if the operation member such as the thumb turn is rotated, the dead bolt and the strike confirmation member are translated and slightly protrude from the door tip surface, and no stickiness is produced.
Therefore, when the door is open, it is safe because the hook does not protrude.
[0019]
On the other hand, when the door is closed, the dead bolt is inserted through the strike entrance by advance movement, but the tip of the strike confirmation member that translates with the dead bolt comes into contact with the strike. At this time, the engagement between the strike confirmation member and the dead bolt is released, and the translational protrusion movement of the strike confirmation member with the dead bolt is avoided. The strike confirmation member is maintained in the immersive state, and the prohibition of the dead bolt advancement movement is canceled by the restricting means in accordance with the maintenance of the strike confirmation member.
[0020]
As a result, the deadbolt can continue to advance. Next, as the deadbolt moves forward, the kama protrusion means rotates the sickle after passing the strike of the kama at the tip of the sickle and causes the kama to protrude, for example, upward or downward from the deadbolt. As a result, the hook engages with the strike and is locked.
Therefore, when the door is closed, it can be normally locked.
[0021]
As a result, in the unlocked state, it is possible to provide a sickle lock that can prevent inadvertent protrusion of the hook and can eliminate protrusions from the door front surface.
[0022]
In order to solve the above problems, the sickle lock of the invention according to claim 2 is the sickle lock according to claim 1, wherein the deadbolt is in a protruding position with the door open in the lock. Alternatively, when the hook protrudes, an immersion means such as a leaf spring is provided which can return the hook and the dead bolt to the immersion position by pressing the tip of the dead bolt.
[0023]
That is, in the sickle lock of the first aspect, even when the door is open, the operation member such as the thumb turn is rotated by holding the tip of the strike confirmation member on the door tip surface by mischief or the like. The dead bolt in the locked state can be set to the protruding position, or further, the hook can be protruded.
[0024]
When the dead bolt and the hook are left in a protruding state as described above, it is dangerous if the dead bolt and the hook do not immerse when the hand or the like is touched by mistake. Further, when the sliding door is closed in this state, the hook collides with the strike, and if the dead bolt and the hook do not immerse and move at this time, the hook is damaged.
[0025]
However, according to the above-described invention, when the dead bolt is in the protruding position when the door is open, or when the hook further protrudes, the tip and the dead bolt are pressed by the immersion means by pressing the tip of the dead bolt. Can be returned to the immersive position.
[0026]
As a result, when the dead bolt is in the protruding position when the door is open, or when the hook is protruding further, the dead bolt is touched by hand or when the sliding door is closed in this state. Since the bolt and the hook move immersingly, it is safe and can prevent the hook from being damaged.
[0027]
In order to solve the above-mentioned problem, the sickle lock of the invention according to claim 3 is the sickle lock according to claim 1 or 2, wherein the lock is formed by combining a lock case and its case cover into a cylindrical shape. It is characterized by being formed.
[0028]
According to the above invention, since the lock is formed by combining the lock case and its case cover into a cylindrical shape, a hole is formed in the door to form a space for housing the lock in the construction. When installing, it is only necessary to drill with a general-purpose drill, and the drilling operation with a chisel or the like when drilling a rectangular parallelepiped hole can be omitted.
As a result, it is possible to improve workability when attaching the sickle lock.
[0029]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
One embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 7 as follows.
[0030]
As shown in FIG. 2, the sickle lock according to the present embodiment includes a locking body 2 attached to a door 1 such as a sliding door or a hinged door, and a catch 70 having a strike 71 described later.
[0031]
The lock body 2 includes a cylinder part 50 provided on the door exterior side, a thumb turn part 60 provided on the door interior side, and a lock 10 provided at the center thereof.
[0032]
The cylinder part 50 and the thumb turn part 60 as the operation members are both general and configured from well-known ones.
[0033]
For example, as shown in FIGS. 3 (a) and 3 (b), the cylinder portion 50 is provided with a belt-like spindle 51 that is inserted up to the thumb turn portion 60, and the key 52 (see FIG. 2) is provided. By operating the cylinder 53, the spindle 51 can be rotated.
[0034]
In addition, as shown in FIGS. 4A and 4B, a thumb turn 61 is rotatably provided in the thumb turn portion 60. A cross-shaped insertion hole 62 is formed in the end surface of the inner shaft portion 61 a of the thumb turn 61, and the spindle 51 is inserted into the insertion hole 62 through the lock 10. Therefore, the lock 10 can be locked and unlocked by turning the thumb turn 61 to rotate the spindle 51.
[0035]
On the other hand, as shown in FIG. 2, the lock 10 according to the present embodiment is formed in a cylindrical shape when the lock case 20 and its case cover 40 are combined, for example, and has a tubular structure in which a lock mechanism is incorporated. It consists of a formula. As a result, when the lock 10 is attached to the door 1, the door 1 surface of the door 1 is drilled along the outer diameter of the front 21 with a drill, and the door 1 is cross-sectioned in the inner and outer directions. The lock 10 can be attached to the door 1 simply by drilling a hole along the arcuate rotation restricting plate 3 with a drill. For this reason, construction can be simplified.
[0036]
In the present embodiment, the lock 10 is formed in a tubular manner as described above. However, the present invention is not limited to this, and the lock 10 may be formed in a non-tubular manner.
[0037]
The lock case 20 is made of, for example, a metal such as brass, and includes a circular front 21 and a vertically divided semi-cylindrical portion 22 following the front. Further, the case cover 40 is opposed to the vertically divided semi-cylindrical portion 22 of the lock case 20, and has an appearance formed in the vertically divided semi-cylindrical portion 22 and a vertically divided semi-cylindrical shape which is a right and left object. ing. And the lock | rock 10 can be fixed so that it may become a cylindrical shape by making the both sides oppose and fitting the union pin 20g * 20g mentioned later into the union pin hole 40d * 40d.
[0038]
Inside the lock case 20, as shown in FIGS. 1A, 1B, and 1C, a hub 23 that is rotatably provided and a built-in sickle 24 are pivotally supported and front-mounted. 21, a dead bolt 25 provided so as to freely move in and out, a trigger bolt 26 as a strike confirmation member for restricting the protruding movement of the dead bolt 25 and the rotation of the sickle 24, and a restriction for preventing the dead bolt 25 from moving forward A stopper 27 and the like are provided as means.
[0039]
The hub 23 is formed with circular protrusions 23a and 23a protruding in the center on the lock case 20 side and the case cover 40 side. The circular protrusions 23a and 23a are formed in the lock case 20 and the case cover, respectively. 40 is loosely fitted in the loose fitting holes 20a and 40a respectively bored. As a result, the hub 23 is rotatable inside the lock 10.
[0040]
The circular protrusions 23a and 23a have a cross-shaped loose fitting hole 23b through which the spindle 51 is inserted. Further, the hub 23 is formed with an upper arm 23c and a lower arm 23d as arms extending in opposite directions from the center. Note that upper and lower openings 20b and 40b and lower openings 20c and 40c are formed on the upper and lower portions of the lock case 20 and the case cover 40 in order to prevent the upper arm 23c and the lower arm 23d from contacting each other due to the rotation of the hub 23. Has been.
[0041]
On the other hand, the dead bolt 25 has a substantially U-shaped cross section as shown in FIG. 5 (b), and has a rectangular side on the front 21 side as shown in FIGS. 5 (a) and 5 (c). It has face plates 25a and 25a, and the upper portions of the side plates 25a and 25a are open.
[0042]
Further, as shown in FIGS. 5A, 5C and 5D, extending portions 25b having a substantially U-shaped cross section are formed from the rear end upper portions of the side plates 25a and 25a. An opening 25c for turning the upper arm 23c of the hub 23 into a loosely fitted state is formed at the rear upper end of the installation portion 25b.
[0043]
Further, shaft holes 25d and 25d are formed in rear portions of the side plates 25a and 25a, and the sickle shafts 24a and 24a of the sickle metal 24 sandwiched between the side plates 25a and 25a are provided in the shaft holes 25d.・ It is loosely fitted in 25d. As a result, the sickle 24 is pivotally supported by the lock case 20 so as to be rotatable.
[0044]
The sickle 24 is made of stainless steel, for example, and has a substantially U-shape. The sickle 24 is formed with a hook 24b with the tip side facing upward. In the present invention, the present invention is not necessarily limited to this, and it is possible to face the hook downward.
[0045]
Further, a sickle metal locking portion 24 c is formed at the upper rear end of the sickle metal 24. As shown in FIG. 7, which will be described later, the sickle bar locking portion 24 c is formed on the case cover 40 after the kama 24 b passes the strike 71 as the dead bolt 25 moves forward. Locked to 41, the sickle 24 is rotated around the sickle shaft 24a, and the hook 24b is projected upward from the dead bolt 25.
[0046]
Therefore, the function of the hook protrusion means is performed by the sickle locking part 41 of the case cover 40 and the sickle locked part 24c of the sickle 24.
[0047]
Further, as shown in FIGS. 5A, 5B, and 5C, notches 24d and 24d are formed symmetrically on the lower surfaces of the ends of the sickle 24 on the surfaces facing the side plates 25a and 25a, respectively. . When the sickle 24 is rotated downward about the sickle shaft 24a by its own weight, the notch projecting pins 25e and 25e formed on the inner sides of the side plates 25a and 25a are formed in the notches 24d and 24d. The contact prevents the sickle metal 24 from rotating downward due to its own weight, and the sickle metal 24 is incorporated so as to be substantially hidden by the side plates 25a and 25a in this contact state.
[0048]
Furthermore, different concave portions are formed at the upper ends of the side plates 25a and 25a in the dead bolt 25, respectively.
That is, at the upper end of the side plate 25a on the case cover 40 side (the side plate 25a shown on the lower side in FIG. 5A), the rear end of the side plate 25a, that is, from the boundary with the extending portion 25b, to the front end side. A rectangular recess 25f is formed between the center and the center.
[0049]
On the other hand, a shallow recess 25g having the same size as the rectangular recess 25f is formed at the upper end of the side plate 25a on the side of the lock case 20 (the side plate 25a shown on the upper side in FIG. 5A). A rectangular deep recess 25h is formed from the front edge of the shallow recess 25g downward. As shown in FIG. 1A, the tip position of the deep recess 25h is a position where the tip of the bent portion 27a in the stopper 27, which will be described later, does not come into contact when the dead bolt 25 is in the retracted position. ing. Thus, the immersion of the dead bolt 25 is not hindered.
[0050]
Further, as shown in FIG. 6, the depth of the deep recess 25h is such that the upper end of the bent portion 27a is the bottom of the shallow recess 25g when the stopper 27 rotates and the bent portion 27a moves downward. It is formed so as to be further below the extended line. Further, as shown in FIG. 1B, the depth of the shallow recess 25g is such that when the bent portion 27a of the stopper 27 is in a horizontal state, the lower end of the bent portion 27a is The dead bolt 25 is formed to such a depth that it can slide freely within the lock case 20 so as not to touch the bottom surface of the shallow recess 25g.
[0051]
As shown in FIG. 7, the rear end of the shallow recess 25g comes into contact with the rear end of the bent portion 27a of the stopper 27 when the dead bolt 25 slides and moves forward in the lock case 20. Thus, the movement is stopped. Therefore, the state where the rear end of the shallow recess 25g is in contact with the rear end of the bent portion 27a is the maximum projecting position of the dead bolt 25.
[0052]
Further, as shown in FIGS. 1A and 1B, a trigger bolt 26 is slidable in the lock case 20 and can protrude from the front 21 below the side plates 25a and 25a of the dead bolt 25. Is provided.
[0053]
The trigger bolt 26 has the same length as the side plate 25a of the dead bolt 25 in the advancing direction, and a drooping contact portion 26a bent downward is formed at the tip. As will be described later, the drooping contact portion 26a can contact the opposing strike 71.
[0054]
A biasing engagement portion 26b formed in a suspended state is provided at the rear lower end of the trigger bolt 26, and a trigger spring 28 is in a contracted state at the rear end of the biasing engagement portion 26b. Is provided. Thereby, the trigger bolt 26 is urged in the protruding direction. As will be described later, this urging engagement portion 26b contacts a bolt locking portion 20d formed on the lock case 20 so that the trigger bolt 26 slightly stops projecting from the front 21 at a position where the trigger bolt 26 slightly protrudes from the front 21. It comes to be touched.
[0055]
Further, on the upper side of the trigger bolt 26, a standing plate 26c is raised from the rear side surface edge. The corner 26d at the upper rear portion of the standing plate 26c is chamfered to make the sliding with the stopper 27 smooth.
[0056]
Further, as shown in FIGS. 5 (a), 5 (b) and 5 (c), a protrusion 25i provided on the side plate 25a of the dead bolt 25 on the side of the lock case 20 is engaged on the front end side of the standing plate 26c. It comes to match.
[0057]
Therefore, when the dead bolt 25 moves forward, the trigger bolt 26 is also urged in the forward direction by the trigger spring 28, so that the dead bolt 25 and the trigger bolt 26 translate as shown in FIG. It has become.
[0058]
On the other hand, when the dead bolt 25 that has been moved backward moves backward, the projection 25i of the dead bolt 25 abuts against and pushes against the tip side of the standing plate 26c, so It returns to the original position shown in FIG.
[0059]
Next, as shown in FIGS. 1 (a) and 1 (b), on the upper side of the standing plate 26c of the trigger bolt 26, there is a stopper that comes into contact with the upper end of the standing plate 26c when the trigger bolt 26 is in the immersed state. 27 is provided.
[0060]
The stopper 27 is substantially L-shaped, and is pivotally supported by a stopper shaft 20e formed on the lock case 20. Therefore, the lower end of the stopper 27 is chamfered so that the stopper 27 can smoothly rotate while sliding with the upright plate 26c.
[0061]
Further, a bent portion 27 a that is bent toward the dead bolt 25 side is formed on the tip end side of the upper end portion of the stopper 27.
[0062]
Further, a stopper protrusion 27b is formed at the upper end of the stopper 27, and a stopper spring 29 is provided between the stopper protrusion 27b and the spring recess 20f of the lock case 20 facing the stopper protrusion 27b. Accordingly, the stopper 27 is urged so as to rotate downward about the stopper shaft 20e.
[0063]
On the other hand, as shown in FIG. 7, the case cover 40 is provided with a sickle locking portion 41 as a hook projection means on the top tip side, and the dead bolt 25 moves forward to move the sickle of the sickle 24. When the leading end side of the gold latching portion 24c comes into contact with the sickle metal latching portion 41, the deadbolt 25 is further advanced to move the sickle metal 24 around the sickle shafts 24a and 24a. As a result, the hook 24 b protrudes from the upper surface of the dead bolt 25.
[0064]
Further, as shown in FIGS. 1B and 1C, a leaf spring 30 as an immersing means is provided in the vicinity of the hub 23 on the lower side of the lock case 20. The lower arm 23d is urged upward by contacting the tip of the lower arm 23d. Accordingly, the leaf spring 30 restricts the rotation of the hub 23 at the unlocked position and the locked position, and can hold either the unlocked state or the locked state of the lock 10.
[0065]
On the contrary, since the force for holding the unlocked state or the locked state of the lock 10 is applied by the leaf spring 30, the trigger bolt 26 protrudes or the hook 24b protrudes when the door 1 is open. In this state, by pressing the tip of the trigger bolt 26, the trigger bolt 26 can be immersed and moved against the elastic force of the leaf spring 30.
[0066]
Further, when attaching the case cover 40 to the lock case 20 containing the above-described members, the combined pins 20g and 20g of the lock case 20 are fitted into the combined pin holes 40d and 40d of the case cover 40, thereby locking the lock. 10 can be fixed in a cylindrical shape.
[0067]
Next, the operation of the sickle lock having the above configuration will be described.
[0068]
First, as shown in FIGS. 1A, 1B, and 1C, in the unlocked state of the lock 10, the sickle 24, the dead bolt 25 that rotatably houses the sickle 24, and the trigger bolt 26 are Both are in a state of being immersive and moved into the lock 10.
[0069]
Therefore, even if the door 1 is opened, there are no protrusions from the door tip surface, so that it is safe and looks good.
[0070]
When the door 1 is open in the unlocked state of the lock 10, it is assumed that, for example, a thumb turn 61 provided on the door inner side and the door outer side is rotated as shown in FIG. Thereby, the hub 23 shown in FIGS. 1B and 1C is rotated, and at this time, the upper arm 23c of the hub 23 is slidably provided in the lock case 20, and the tip of the opening 25c of the dead bolt 25 is provided. To move the dead bolt 25 forward.
[0071]
At this time, the lower end of the stopper 27 slides for a while on the upper end of the standing plate 26c in the trigger bolt 26. Accordingly, during this sliding period, the bent portion 27a of the stopper 27 also moves substantially horizontally above the deep recess 25h.
[0072]
At this time, the trigger bolt 26 urged in the advance direction by the trigger spring 28 is also moved in translation by the upright plate 26c engaging the protrusion 25i of the dead bolt 25 by the advance movement of the dead bolt 25. A little stick out from the same.
[0073]
Incidentally, the term “a little” here refers to a distance that slightly exceeds the distance between the drooping contact portion 26a at the tip of the trigger bolt 26 in the immersed state, that is, the distance between the door tip surface and the strike 71, The distance by which the presence of the strike 71 can be confirmed and the stopper 27 can inhibit the advancement of the dead bolt 25 by including the mechanical error by confirming the existence of the strike 71 is described.
[0074]
Here, when the door 1 is open, as shown in FIG. 6, the strike 71 does not exist in the advance direction. Therefore, the trigger bolt 26 continues to translate with the dead bolt 25. As a result, the engagement between the stopper 27 and the standing plate 26c of the trigger bolt 26 is released as shown in FIG. For this reason, the stopper 27 urged downward by the stopper spring 29 rotates around the stopper shaft 20e, whereby the bent portion 27a falls into the deep recess 25h, and eventually the deep recess 25h It contacts the rear end side. As a result, the dead bolt 25 can no longer move forward. That is, the stopper 27 prohibits the advance movement of the dead bolt 25.
[0075]
As a result, when the door is open, for example, even if the thumb turn 61 is rotated, the dead bolt 25 and the trigger bolt 26 are translated and slightly protrude from the door tip surface, and the hook 24b does not come out.
[0076]
Therefore, when the door 1 is open, the hook 24b does not protrude, so that it is safe.
[0077]
On the other hand, when the door 1 is closed, as shown in FIG. 7, the dead bolt 25 passes through the penetration port 71a of the strike 71 by advance movement, but the trigger bolt 26 that translates with the dead bolt 25 is drooping at the tip. The abutting portion 26a abuts on the strike 71 and cannot move forward. At this time, the engagement between the standing plate 26c of the trigger bolt 26 and the protrusion 25i of the dead bolt 25 is released, and the translational projecting movement of the trigger bolt 26 with the dead bolt 25 is avoided. As a result, the trigger bolt 26 is maintained in an immersive state. As a result, the upper end of the standing plate 26c of the trigger bolt 26 is constantly in contact with the lower end of the stopper 27 to suppress the rotation of the stopper 27. That is, the prohibition of the advance movement of the dead bolt 25 by the stopper 27 is released with the maintenance of the immersion state of the trigger bolt 26.
[0078]
For this reason, the bent portion 27a of the stopper 27 is maintained in a horizontal state. As a result, when the dead bolt 25 moves forward, the bent portion 27a passes over the shallow concave portion 25g of the stopper 27. Therefore, the deadbolt 25 can continue the advance movement as it is. Next, as the dead bolt 25 moves forward, the sickle locking portion 41 rotates the sickle 24 on the strike 71 of the hook 24 b at the tip of the sickle 24 to cause the hook 24 b to protrude upward from the dead bolt 25, for example. As a result, the hook 24b engages with the strike 71 and is locked.
Therefore, when the door 1 is closed, it can be normally locked.
[0079]
As a result, in the unlocked state, it is possible to provide a sickle lock that can prevent inadvertent protrusion of the hook 24b and can eliminate protrusions from the door-end surface.
[0080]
On the other hand, in the above sickle lock, even when the door 1 is open, the thumb turn 61 is rotated while holding down the hanging contact portion 26a of the trigger bolt 26 on the door tip surface by, for example, mischief, It is possible to set the dead bolt 25 in the locked state to the protruding position, or further to the state where the hook 24b protrudes.
[0081]
When the dead bolt 25 and the hook 24b are left in a protruding state as described above, for example, it is dangerous if the dead bolt 25 and the hook 24b do not immerse when a hand or the like is accidentally touched. Further, when the sliding door as the door 1 is closed in this state, the cama 24b collides with the strike 71. At this time, if the dead bolt 25 and the cama 24b do not immerse and move, the cama 24b is damaged.
[0082]
However, in the sickle lock of the present embodiment, when the dead bolt 25 is in the protruding position when the door 1 is open, or when the hook 24b is further protruded, the hanging contact portion 26a of the dead bolt 25 is pressed. As a result, the blade 24b and the dead bolt 25 can be returned to the immersive position by the leaf spring 30.
[0083]
As a result, when the dead bolt 25 is in the protruding position when the door 1 is open, or when the hook 24b is protruding further, the door 1 such as the sliding door is touched when the hand is touched accidentally. Even when the dead bolt 25 is closed, the dead bolt 25 and the hook 24b are moved in and out, so that it is safe and can prevent the hook 24b from being damaged.
[0084]
Further, in the sickle lock of the present embodiment, the lock 10 is formed by combining the lock case 20 and the case cover 40 into a cylindrical shape. When the hole is to be formed in the door 1 to be formed, it is only necessary to perform the drilling with a general-purpose drill, and the drilling operation with a chisel or the like in the case of drilling a rectangular parallelepiped hole can be omitted.
As a result, it is possible to improve workability when attaching the sickle lock.
[0085]
【The invention's effect】
As described above, the sickle lock according to the first aspect of the present invention has a lock so that the deadbolt that includes the sickle metal and pivotally supports it can move in and out by pressing the hub arm. Strike confirmation member that is slidably provided in the case, is engaged with the dead bolt by the advance movement of the dead bolt, is translated and protrudes from the front, and a restriction means for restricting the advance movement of the dead bolt; , And a kama protrusion means for rotating the sickle and projecting the kama from the deadbolt after passing the strike of the kama at the tip of the sickle as the deadbolt moves forward. The tip of the strike confirmation member that translates with the dead bolt when the dead bolt is moved slightly out of the front by pressing the hub arm by rotating the hub. When the strike does not come into contact, the dead bolt is prevented from moving forward by the regulating means, while the dead bolt is moved to the front by pressing the hub arm by turning the hub by turning the operation member. When the tip of the strike confirmation member that translates with the dead bolt comes into contact with the strike when it is slightly moved from the position, the engagement between the strike confirmation member and the dead bolt is released and the dead bolt on the strike confirmation member Thus, the strike confirmation member is kept in the immersive state, and the prohibition of the dead bolt advancement movement is canceled by the restricting means as the strike confirmation member is maintained in the immersive state.
[0086]
Therefore, in the unlocked state, the sickle metal, the dead bolt that rotatably houses the sickle metal, and the strike confirmation member are all in a state of being moved into the lock. As a result, even if the door is opened, there is no protrusion from the door tip surface, so that there is an effect that it is safe and good in appearance.
[0087]
In addition, when the door is open in the unlocked state, even if the operation member such as a thumb turn is rotated, the dead bolt and the strike confirmation member only translate and protrude slightly from the door tip surface. , No hooks.
[0088]
Therefore, when the door is open, the hook does not protrude, so that it is safe.
[0089]
On the other hand, when the door is closed, the prohibition of the advance movement of the dead bolt is canceled by the restricting means.
[0090]
As a result, the deadbolt can continue to move forward as it is, and as the deadbolt moves forward, the kama protrusion means rotates the sickle after passing the strike of the kama at the tip of the sickle to remove the kama from the deadbolt. For example, since it protrudes upward or downward, the hook engages with the strike and is locked.
Therefore, when the door is closed, it can be normally locked.
[0091]
As a result, in the unlocked state, there is an effect that it is possible to provide a sickle lock that can prevent inadvertent protrusion of the hook and can eliminate protrusions from the door front surface.
[0092]
As described above, the sickle lock of the invention according to claim 2 is the sickle lock according to claim 1, wherein the deadbolt is in a protruding position when the door is open in the lock, or further There is provided an immersing means that can return the hook and deadbolt to the immersive position by pressing the tip of the deadbolt when protruding.
[0093]
Therefore, when the dead bolt is in the protruding position with the door open, or when the hook protrudes further, the dead bolt will also be touched by hand or when the sliding door is closed in this state. Since the bolt and the hook move immersingly, there is an effect that it is safe and the damage of the hook can be prevented.
[0094]
As described above, the sickle lock of the invention according to claim 3 is the sickle lock according to claim 1 or 2, wherein the lock is formed by combining a lock case and its case cover into a cylindrical shape. It is what.
[0095]
Therefore, the lock is formed by combining the lock case and its case cover into a cylindrical shape. Therefore, when constructing, in the case of drilling a hole in the door to form a space for storing the lock in the door. Therefore, it is only necessary to drill with a general-purpose drill, and the drilling operation with a chisel or the like when drilling a rectangular parallelepiped hole can be omitted.
As a result, it is possible to improve workability when attaching the sickle lock.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B show an embodiment of a sickle lock according to the present invention, in which FIG. 1A is a side view of the lock, FIG. 1B is a front view showing the inside of the lock with a case cover removed, and FIG. ) Is a bottom view of the lock.
FIG. 2 is a perspective view showing a configuration of a locking body in the sickle lock.
FIGS. 3A and 3B show a configuration of a cylinder portion of the sickle lock, wherein FIG. 3A is a front view and FIG. 3B is a cross-sectional view.
4A and 4B show the structure of the thumb turn part of the sickle lock, wherein FIG. 4A is a cross-sectional view and FIG. 4B is a front view.
FIGS. 5A and 5B show the structure of the deadlock and sickle of the sickle lock, wherein FIG. 5A is a plan view, FIG. 5B is a side view, FIG. 5C is a front view, and FIG. It is sectional drawing.
FIG. 6 is a front view showing a state in which the dead bolt and the trigger bolt slightly protrude in the sickle lock, excluding the case cover.
FIG. 7 is a front view showing a locked state of the sickle lock, excluding a case cover.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing an unlocked state of a conventional sickle lock.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing a locked state in a conventional sickle lock.
[Explanation of symbols]
1 house
2 Locking body
10 tablets
20 tablet cases
21 Front
23 Hub
23c Upper arm (arm)
24 Kamakin
24b
25 Dead Bolt
26 Trigger bolt (Strike confirmation member)
27 Stopper (regulation means)
30 leaf spring (immersion means)
40 Case cover
41 Kamakin locking part (Kama protrusion means)
50 Cylinder (operating member)
60 Thumb turn part (operation member)
61 Samturn
70 Bracket
71 strike

Claims

Operation provided on the inside and outside of the door to rotate and apply the lock case by turning the lock case and the lock having the sickle in the case cover and the hub provided in the lock. In a sickle lock composed of a locking body composed of a member and a catch having a strike that can be engaged with a hook formed at the tip of the sickle,
In the lock, a dead bolt that incorporates the sickle and pivotally supports the slide is provided slidably in the lock case so as to move in and out by pressing the arm of the hub. Strike confirmation member that is engaged with the deadbolt by the advance movement of the bolt and translates to protrude from the front, a restriction means for restricting the advancement movement of the deadbolt, and a cam at the tip of the sickle metal as the deadbolt moves And a hook protrusion means for rotating the sickle after passing the strike and protruding the hook from the dead bolt,
When the dead bolt is slightly projected and moved from the front by pressing the hub arm by rotating the hub by rotating the operation member, the tip of the strike confirmation member that translates with the dead bolt becomes a strike. In the case of not contacting, while the dead bolt is prohibited from moving forward by the regulating means,
When the dead bolt is slightly projected and moved from the front by pressing the hub arm by rotating the hub by rotating the operation member, the tip of the strike confirmation member that translates with the dead bolt becomes a strike. In the case of contact, the strike confirmation member and the dead bolt are disengaged to avoid translational protrusion movement of the strike confirmation member with the dead bolt, and to keep the strike confirmation member in an immersive state. The sickle lock, wherein the prohibition of the advance movement of the deadbolt is canceled by the regulating means in accordance with the maintenance of the immersion state.

In the above lock, the deadbolt is in the protruding position when the door is open, or when the hook protrudes, the tip of the deadbolt can be pressed to return the hook and deadbolt to the immersive position. The sickle tablet according to claim 1, wherein means are provided.

The sickle lock according to claim 1 or 2, wherein the lock is formed in a cylindrical shape by combining a lock case and a case cover thereof.