JP3887585B2

JP3887585B2 - Lawn Satching Blade

Info

Publication number: JP3887585B2
Application number: JP2002205198A
Authority: JP
Inventors: 勇原田
Original assignee: 石川島芝浦機械株式会社
Priority date: 2002-07-15
Filing date: 2002-07-15
Publication date: 2007-02-28
Anticipated expiration: 2022-07-15
Also published as: JP2004041127A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフ場のグリーンやフェアウェイ等において、芝生面を手入れする装置に用いる、芝生用サッチング刃の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ゴルフ場のグリーン等における芝生には、枯れることのないように様々な手入れが行われている。この手入れの一つとして、芝生の間に存在する枯れかす（サッチ）を除去するサッチングという作業がある。
ゴルフ場等では、芝生が高密度で植えられているので、芝生の間には枯れた芝生が存在する。この枯れた芝生が芝生の間に存在すると、芝生間の隙間がなくなり水分や酸素や肥料等が浸透しにくくなるので、健康な芝生の成長に影響を及ぼす。この芝生の成長抑制を防止するため、枯れかすを除去する必要がある。
このような芝生の手入れを行う装置については、従来から、走行装置に板状の刃物を揺動または回転させる作業機を装着して手入れ作業を行えるようにした技術が公知となっている。例えば特開２００１−１２８５０４の技術である。
この芝生の手入れ作業は、ゴルフのプレー終了後に実施され、翌日には再びプレーが開始されるため、切込みの幅はできるだけ狭くして、翌日のプレーに差障りのないようにしなければならなかった。そのため、刃が薄く且つ耐摩耗性のある芝生用サッチング刃が芝生面の手入装置に用いられている。
この芝生面手入装置に用いられる芝生用サッチング刃は、例えば、図６に示すように、円板状の板体の基部２２の外周部に複数の刃部２３を放射状に突出形成して芝生用サッチング刃２１を構成し、一つの刃部２３において、正転用刃縁２３ａと逆転用刃縁２３ｂを背中合わせに略扇型状に形成していた。つまり、該刃部２３は該基部２２の中心から遠ざかるにつれて一旦その幅が狭くなり先端部でまたその幅が広くなるような形状となっていた。
そして、前記芝生用サッチング刃の芝生面に食い込む深さを調整し、回転させることによって、芝生面表面を引っ掻き、芝生の枯れかすを掻き出す。また、条件により正転刃縁と逆転刃縁を使い分けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の芝生用サッチング刃においては、刃縁の形状が図６に示すように構成しているため、刃先が摩耗するに従いはき出し角度（後述）が減少していき、はき出し性能が低下していた。又、刃幅が不均一であるため、刃部を高周波焼入れ等の部分硬化熱処理を行うと質量効果により歪みが大きくなる等の理由から、実際には全体硬化熱処理を行っていた。そのため、全体焼入れのみで硬化させ、作業時のショック割れ防止の為硬度を低くしているので摩耗が早いうえに、強度の問題上有効刃長が短くなるような形状になるので経済的でなかった。
さらに、前記芝生用サッチング刃の側面積が大きいため刃側面抵抗が大きくなり、所要動力が大きくなっていた。
【０００４】
そこで本発明は、刃部の摩耗によるはき出し角度の減少を防ぎ、刃幅が略一定で刃部の部分硬化熱処理が行え、有効刃長が長くなり、刃側面抵抗の少ない芝生用サッチング刃を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【０００６】
即ち、請求項１においては、回転中心部に配置する円板状の基部より複数の刃部を放射状に突出し、該刃部の回転方向に対して前後両側を正転用刃縁と逆転用刃縁とに形成した芝生用サッチング刃において、該刃部の正転用刃縁と逆転用刃縁の間の外周端より中心に向かって、正転用刃部と逆転用刃部の刃幅が略同一となるように切欠を設けたものである。
【０００７】
請求項２においては、前記正転用刃縁及び逆転用刃縁を、摩耗時のはき出し角度が略一定となる曲線又は直線で形成したものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図１は芝生切込み装置の側面図、図２は本発明の芝生用サッチング刃の側面図、図３は同じく刃部の側面図、図４は同じく摩耗時の刃部の側面図、図５は芝生用サッチング刃の取り付け状態を示す図、図６は従来の芝生用サッチング刃の側面図、図７は同じく刃部の側面図、図８は同じく摩耗時の刃部の側面図、図９は刃縁線の求め方の説明図である。
【０００９】
まず、本発明の芝生用サッチング刃を装着した芝生手入装置の全体構成から説明する。図１に示すように、芝生手入装置１０がトラクタ等の走行車両１１の後部に設けられている作業機装着装置のトップリンク１２ａとロアリンク１２ｂ・１２ｂの後部に、ヒッチ１３を介して装着されて、該芝生手入装置１０が走行車両１１に牽引されながら手入れ作業を行えるようにしている。
【００１０】
前記芝生手入装置１０には芝生用サッチング刃１を取り付けた回転軸４が左右方向に、回動自在に設けられ、前記走行車両１１からの動力を伝動軸１７からギヤボックス（図示せず）、チェーンケース９内の横軸１８及びチェーン８（図５に図示）等を介して前記回転軸４に回転駆動されるように構成されている。そして、該回転軸４上には複数個の芝生用サッチング刃１・１・・・が平行に等間隔に取り付けられている。
【００１１】
芝生用サッチング刃１の構成について図２を用いて説明する。尚、便宜上矢印Ｆの方向を正転方向とする。
前記芝生用サッチング刃１は、円板状の板体の回転中心部に配置する基部２より複数の刃部３・３・・・を放射状に突出して構成されている。尚、本実施例では五つの刃部３を設けているが、その数は限定するものではない。前記基部２の外周部に複数の刃部３・３・・・が略等間隔に該基部２の中心を基準として放射状に配置され、該基部２の中心部には、芝生用サッチング刃１を芝生切込み装置等の回転軸４に取り付けるための取付孔２ａが形成されている。該取付孔２ａは本実施例では六角形としているが、円形でも多角形でも可能であり、多角形とすることによって容易に回転軸４と芝生用サッチング刃１の相対回転を不能とすることができ、刃の取付角度の変更も容易にできる。
【００１２】
芝生用サッチング刃１において、刃部３の回転方向に対して前後両側を正転用刃縁３ａと逆転用刃縁３ｂとしており、該刃部３の正転用刃縁３ａと逆転用刃縁３ｂの間の外周端より中心に向かって、正転用刃部３ｅと逆転用刃部３ｆの刃幅が略同一となるように欠切を設けて背中部３ｃを形成している。
【００１３】
つまり、刃部３外周の刃先部３ｄから中心方向に略Ｖ字状の空間を形成するように欠切されて、背中部３ｃ（図６の従来の芝生用サッチング刃では２３ｃに当たる部分）が形成され、該刃部３が回転方向前側の正転用刃部３ｅと回転方向後側の逆転用刃部３ｆとに分かれ、それぞれの刃幅が略一定となるようにしている。
【００１４】
このような形状にして、前記芝生用サッチング刃１は、全体焼入硬化された後、さらに刃部３に部分焼入硬化が行われ、斜線部で示す硬化部３ｇが形成されている。つまり、本発明の芝生用サッチング刃１の刃部３において、正転用刃部３ｅと逆転用刃部３ｆの刃幅がそれぞれ略均一に形成されているので、該刃部３を部分硬化熱処理しても殆ど歪みが生じることがなく、部分的に高硬度に処理することができる。そのため、刃部３の割れを防止できるとともに、耐磨耗性が向上し、経済的にも優れたものとなる。
また、本発明の芝生用サッチング刃１の有効刃長Ｅ１は、図６に示す従来の芝生用サッチング刃２１の有効刃長Ｅ２と比較すると、長く形成されている。このことからも該芝生用サッチング刃１はより経済的であることが言える。
【００１５】
さらに、上述のように背中部３ｃを欠切することによって、刃部３の側面の面積が小さくなるので、刃側面抵抗が小さくなることによって、所要動力が小さくなり省エネルギー化が図れる。
また、芝生用サッチング刃１を表裏逆に取り付けることにより、逆転用刃縁３ｂが正転時に作用することになり、正転作業が殆どであるから、正転用刃縁３ａが摩耗したときには、芝生用サッチング刃１を表裏逆に取り付けることにより、作業時間を長くすることができる。
【００１６】
次に、はき出し角度について図３を用いて説明する。
はき出し角度とは、正転用刃縁３ａ（逆転の場合は逆転用刃縁３ｂ）と刃先部３ｄの交点が芝生面表面Ｓに接する点における該正転用刃縁３ａと直角を成す直線Ｌ１と、該芝生面表面Ｓとのなす角度ａ１のことである。
従来の芝生用サッチング刃２１の刃部２３においては、前記正転用刃縁２３ａ及び逆転用刃縁２３ｂ（以下両方の刃縁を指すときは刃縁２３ａ・２３ｂのように記載する。）が不適切な形状のため、該刃部２３が摩耗するに従いはき出し角度が減少していた。そして、該はき出し角度の減少に伴いはき出し性能も低下していっていた。つまり、作業によって摩耗した後の刃縁２３ａ・２３ｂは図７から図８に示すように小さくなり、はき出し角度もｂ１からｂ２と小さくなるということである。
そこで、本実施例では、図２に示すように、刃縁３ａ・３ｂがなす刃縁線を摩耗時のはき出し角度が略一定となる形状に形成している。
このような刃縁３ａ・３ｂのなす刃縁線の求め方を図９を用いて説明する。
新品時の回転円周をＲ１、刃部の一定の間隔ｉの摩耗による摩耗時回転円周をそれぞれＲ２・Ｒ３・・・とし、該間隔ｉと同じ間隔の芝生面表面をそれぞれＳ１・Ｓ２・・・とする。そして、芝生面表面における正転用刃縁３ａ（逆転の場合は逆転用刃縁３ｂ）と刃先部３ｄ（図３に図示）の交点が、回転中心を中心として回転させたときに芝生面表面Ｓ１・Ｓ２・・・に接する点をそれぞれｐ１・ｐ２・・・とし、それらの点におけるはき出し角度を一定の好適なはき出し角度θとするような刃縁線をそれぞれｈ１・ｈ２・・・とする。
そして、刃縁線ｈ１を基準にして、刃縁線ｈ２を回転中心を中心として刃縁線ｈ１と接続するように点ｐ２を点ｐ２’まで回転させる。刃縁線ｈ３も刃縁線ｈ２’と接続するように点ｐ３を点ｐ３’まで回転させ、同様にして刃縁線ｈ４以降も回転させていく。そのようにしてできた連続直線Ｍ−Ｍ’を近似的に一つの曲線又は直線としたものを前記刃縁３ａ・３ｂのなす刃縁線としている。
前記刃縁３ａ・３ｂをこのような形状にすることにより、図３及び図４に示すように、摩耗前のはき出し角度ａ１と摩耗後におけるはき出し角度ａ２とが略同一となり、刃部３の摩耗によるはき出し角度の減少が防げ、芝生用サッチング刃１のはき出し性能を維持することができる。
尚、本実施例では前記刃縁３ａ・３ｂの形状は曲線としているが、直線とすることもできる。
【００１７】
図５に示すように、前記基部２の中心に形成された六角形の取付孔２ａに、六角形の回転軸４が嵌合されるように構成されており、該回転軸４の軸方向にスペーサ５・５・・・を介して複数の芝生用サッチング刃１が等間隔で並列に挿通されている。該芝生用サッチング刃１・１・・・は、回転軸４の一端で締付ナット６により軸方向の動きを規制され、また回転軸４の他端にスプロケット７が固設され、該スプロケット７と横軸１８（図１に図示）に固設された図示せぬスプロケットにチェーン８が巻回されて、走行車両１１からの動力により芝生用サッチング刃１・１・・・が回転駆動されるように構成されている。
【００１８】
なお、図２に示すように回転軸上の下方突起部材であるチェーンケース９の下方最大突起半径ｒ２より小さくなるように刃部３の刃縁起点（基部）半径ｒ１は形成され、芝生用サッチング刃１が極限まで使用可能にしている。
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【００１９】
即ち、請求項１に示す如く、回転中心部に配置する円板状の基部より複数の刃部を放射状に突出し、該刃部の回転方向に対して前後両側を正転用刃縁と逆転用刃縁とに形成した芝生用サッチング刃において、該刃部の正転用刃縁と逆転用刃縁の間の外周端より中心に向かって、正転用刃部と逆転用刃部の刃幅が略同一となるように切欠を設けたので、該刃部の部分硬化熱処理を行うことが可能となり、部分的に高硬度にすることができる。そのため、前記刃部の耐久性、耐摩耗性が向上する。また、従来に比べ有効刃長が長くなる。これらのことから、経済的に優れたものとなる。さらに、前記芝生用サッチング刃の側面の面積が従来と比較して小さくなることから、刃側面抵抗が減少し、所要動力が小さくなるので、省エネルギー化が図れる。
【００２０】
請求項２に示す如く、前記正転用刃縁及び逆転用刃縁を、摩耗時のはき出し角度が略一定となる曲線又は直線で形成したので、刃部の摩耗に伴うはき出し角度の減少を防ぐことができ、芝生用サッチング刃のはき出し性能を常に略一定に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】芝生切込み装置の側面図。
【図２】本発明の芝生用サッチング刃の側面図。
【図３】同じく刃部の側面図。
【図４】同じく摩耗時の刃部の側面図。
【図５】芝生用サッチング刃の取り付け状態を示す図。
【図６】従来の芝生用サッチング刃の側面図。
【図７】同じく刃部の側面図。
【図８】同じく摩耗時の刃部の側面図。
【図９】刃縁線の求め方の説明図。
【符号の説明】
１芝生用サッチング刃
２基部
２ａ取付孔
３刃部
３ａ正転用刃縁
３ｂ逆転用刃縁
３ｃ背中部
３ｅ正転用刃部
３ｆ逆転用刃部
３ｇ硬化部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a lawn-saturating blade used in a device for cleaning a lawn surface in a golf course green or fairway.
[0002]
[Prior art]
The lawn on the green of a golf course is variously maintained so that it does not wither. As one of these cares, there is a work called “satching” that removes the scabs that exist between the lawns.
In golf courses and the like, lawns are planted at high density, so there are withered lawns between the lawns. If this withered lawn exists between the lawns, there will be no gaps between the lawns, and it will be difficult for water, oxygen, fertilizers, etc. to penetrate, and this will affect the growth of healthy lawn. In order to prevent the growth of this lawn, it is necessary to remove withering residue.
With respect to such a device for cleaning the lawn, conventionally, a technique has been known in which a work device that swings or rotates a plate-like blade is attached to the traveling device so that the work can be performed. For example, it is a technique of Unexamined-Japanese-Patent No. 2001-128504.
This lawn maintenance work was carried out after the golf play was completed and the play started again the next day, so the cut width had to be made as narrow as possible so that the next day's play would not be disturbed. . Therefore, a lawn-saturating blade with a thin blade and wear resistance is used for a lawn surface care device.
For example, as shown in FIG. 6, the lawn-saturating blade used in the lawn surface maintenance device is formed by radially projecting a plurality of blade parts 23 on the outer peripheral part of the base part 22 of a disk-like plate body. For example, the normal blade edge 23a and the reverse blade edge 23b are formed in a substantially fan shape back to back. That is, the blade 23 has a shape such that the width thereof is once narrowed as the distance from the center of the base portion 22 is increased, and the width thereof is increased at the distal end portion.
Then, by adjusting and rotating the depth of the grass slashing blade, the surface of the lawn surface is scratched to scrape the grass. Moreover, the normal rotation edge and the reverse rotation edge are properly used depending on conditions.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional lawn slashing blade, since the shape of the edge of the blade is configured as shown in FIG. 6, as the blade edge wears, the discharge angle (described later) decreases, and the discharge performance decreases. It was. In addition, since the blade width is not uniform, the entire curing heat treatment is actually performed because the distortion is increased due to the mass effect when the blade portion is subjected to a partial curing heat treatment such as induction hardening. For that reason, it is hardened only by quenching, and the hardness is low to prevent shock cracking during work, so it wears quickly, and the shape of the effective blade length is shortened due to strength problems, so it is not economical. It was.
Further, since the side area of the grass slashing blade is large, the resistance of the blade side surface is increased and the required power is increased.
[0004]
Therefore, the present invention provides a lawn-satching blade that prevents a reduction in the angle of extrusion due to wear of the blade portion, can perform a partial hardening heat treatment of the blade portion with a substantially constant blade width, increases the effective blade length, and has low blade side resistance. The task is to do.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
[0006]
That is, in claim 1, a plurality of blades project radially from a disk-shaped base disposed at the center of rotation, and forward and backward blade edges and reverse blade edges on the front and rear sides with respect to the direction of rotation of the blades. In the grass slashing blade formed in the above, the blade widths of the normal rotation blade portion and the reverse rotation blade portion are substantially the same from the outer peripheral edge between the normal rotation blade edge and the reverse rotation blade edge of the blade portion toward the center. A notch is provided so as to be.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, the forward rotation edge and the reverse rotation edge are formed by a curve or a straight line in which a protruding angle during wear is substantially constant.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the invention will be described.
FIG. 1 is a side view of a lawn cutting device, FIG. 2 is a side view of a lawn-saturating blade of the present invention, FIG. 3 is a side view of the blade part, FIG. 4 is a side view of the blade part when worn, and FIG. FIG. 6 is a side view of a conventional lawn-saturating blade, FIG. 7 is a side view of the blade part, FIG. 8 is a side view of the blade part when worn, and FIG. It is explanatory drawing of how to obtain | require a blade edge line.
[0009]
First, the overall structure of the lawn care device equipped with the lawn-saturating blade of the present invention will be described. As shown in FIG. 1, a lawn care device 10 is mounted via a hitch 13 on the rear portion of the top link 12 a and the lower links 12 b and 12 b of the work equipment mounting device provided at the rear portion of the traveling vehicle 11 such as a tractor. Thus, the lawn care device 10 can be maintained while being pulled by the traveling vehicle 11.
[0010]
The lawn care device 10 is provided with a rotating shaft 4 to which a lawn-saturating blade 1 is attached so as to be rotatable in the left-right direction. Power from the traveling vehicle 11 is transmitted from a transmission shaft 17 to a gear box (not shown). The rotary shaft 4 is rotationally driven via a horizontal shaft 18 in the chain case 9 and a chain 8 (shown in FIG. 5). On the rotating shaft 4, a plurality of lawn-saturating blades 1, 1... Are mounted in parallel at equal intervals.
[0011]
The structure of the lawn-satching blade 1 will be described with reference to FIG. For convenience, the direction of arrow F is the forward rotation direction.
The grass slashing blade 1 is configured by projecting a plurality of blade portions 3, 3... Radially from a base portion 2 disposed at a rotation center portion of a disk-shaped plate body. In addition, although the five blade parts 3 are provided in a present Example, the number is not limited. A plurality of blade portions 3, 3... Are radially arranged on the outer peripheral portion of the base portion 2 at substantially equal intervals with the center of the base portion 2 as a reference. An attachment hole 2a for attaching to the rotary shaft 4 of a lawn cutting device or the like is formed. In the present embodiment, the mounting hole 2a is hexagonal, but it can be circular or polygonal. By making it polygonal, relative rotation between the rotating shaft 4 and the grass slatting blade 1 can be easily disabled. The blade mounting angle can be easily changed.
[0012]
In the grass slashing blade 1, the front and rear sides with respect to the rotation direction of the blade portion 3 are defined as a forward rotation blade edge 3 a and a reverse rotation blade edge 3 b, and the forward rotation blade edge 3 a and the reverse rotation blade edge 3 b of the blade portion 3 The back portion 3c is formed by providing a notch so that the blade widths of the forward rotation blade portion 3e and the reverse rotation blade portion 3f are substantially the same from the outer peripheral end to the center.
[0013]
That is, it is notched so as to form a substantially V-shaped space in the center direction from the blade edge portion 3d on the outer periphery of the blade portion 3, and a back portion 3c (a portion corresponding to 23c in the conventional lawn-saturating blade in FIG. 6) is formed. The blade portion 3 is divided into a forward rotation blade portion 3e on the front side in the rotation direction and a reverse rotation blade portion 3f on the rear side in the rotation direction so that the respective blade widths are substantially constant.
[0014]
In such a shape, the grass slashing blade 1 is hardened and hardened as a whole, and is further partially hardened and hardened on the blade portion 3 to form a hardened portion 3g indicated by a hatched portion. That is, in the blade portion 3 of the lawn-satching blade 1 of the present invention, the blade widths of the forward rotation blade portion 3e and the reverse rotation blade portion 3f are substantially uniform, respectively. However, almost no distortion occurs, and it can be partially processed with high hardness. Therefore, cracking of the blade portion 3 can be prevented, wear resistance is improved, and it becomes economically superior.
Moreover, the effective blade length E1 of the lawn-satching blade 1 of the present invention is longer than the effective blade length E2 of the conventional lawn-saturating blade 21 shown in FIG. From this, it can be said that the lawn-satching blade 1 is more economical.
[0015]
Furthermore, since the area of the side surface of the blade portion 3 is reduced by cutting the back portion 3c as described above, the required power is reduced and energy saving can be achieved by reducing the blade side surface resistance.
In addition, by attaching the lawn-satching blade 1 upside down, the reversing blade edge 3b acts at the time of normal rotation, and since most of the normal rotation work is performed, when the normal rotation blade edge 3a is worn, The working time can be lengthened by attaching the hatching blade 1 for use upside down.
[0016]
Next, the protrusion angle will be described with reference to FIG.
The protrusion angle is a straight line L1 that forms a right angle with the normal rotation blade edge 3a at the point where the intersection of the normal rotation blade edge 3a (reverse rotation blade edge 3b in the case of reverse rotation) and the blade edge portion 3d contacts the grass surface S; This is the angle a1 formed with the grass surface S.
In the blade portion 23 of the conventional lawn-satching blade 21, the forward rotation blade edge 23a and the reverse rotation blade edge 23b (hereinafter referred to as the blade edges 23a and 23b when referring to both blade edges) are not. Because of the appropriate shape, the ejection angle decreased as the blade 23 was worn. As the ejection angle decreases, the ejection performance also decreases. In other words, the blade edges 23a and 23b after being worn by work become smaller as shown in FIGS. 7 to 8, and the ejection angle also becomes smaller from b1 to b2.
Therefore, in this embodiment, as shown in FIG. 2, the blade edge lines formed by the blade edges 3a and 3b are formed in a shape in which the protruding angle at the time of wear is substantially constant.
A method for obtaining the blade edge line formed by the blade edges 3a and 3b will be described with reference to FIG.
The rotation circumference at the time of a new article is R1, the rotation circumference at the time of wear due to wear at a constant interval i is R2, R3..., And the grass surface at the same interval as the interval i is S1, S2,.・・. Then, when the intersection of the forward rotation blade edge 3a (reverse rotation blade edge 3b in the case of reverse rotation) and the blade edge portion 3d (shown in FIG. 3) on the grass surface is rotated around the rotation center, the grass surface S1 The points in contact with S2... Are p1, p2,..., And the edge lines at which the protrusion angle at these points is a certain suitable protrusion angle θ are h1, h2,.
Then, with reference to the blade edge line h1, the point p2 is rotated to the point p2 ′ so that the blade edge line h2 is connected to the blade edge line h1 around the rotation center. The point p3 is rotated to the point p3 ′ so that the blade edge line h3 is also connected to the blade edge line h2 ′, and the blade edge line h4 and the like are similarly rotated. The continuous straight line MM ′ thus formed is approximately a single curve or straight line, which is the blade edge line formed by the blade edges 3a and 3b.
By forming the blade edges 3a and 3b in such a shape, as shown in FIG. 3 and FIG. 4, the protrusion angle a1 before wear and the protrusion angle a2 after wear become substantially the same, and the wear of the blade portion 3 wears. Therefore, it is possible to prevent the sag angle from being reduced, and to maintain the slashing performance of the grass slashing blade 1.
In the present embodiment, the shape of the blade edges 3a and 3b is a curved line, but may be a straight line.
[0017]
As shown in FIG. 5, a hexagonal rotating shaft 4 is configured to be fitted into a hexagonal mounting hole 2 a formed at the center of the base portion 2. A plurality of lawn-saturating blades 1 are inserted in parallel at equal intervals through spacers 5. The grass slashing blades 1, 1... Are restricted in movement in the axial direction by a tightening nut 6 at one end of the rotating shaft 4, and a sprocket 7 is fixed to the other end of the rotating shaft 4. The chain 8 is wound around a sprocket (not shown) fixed to the horizontal shaft 18 (shown in FIG. 1), and the lawn's hatching blades 1, 1,. It is configured as follows.
[0018]
As shown in FIG. 2, the blade edge starting point (base) radius r1 of the blade portion 3 is formed so as to be smaller than the maximum downward projection radius r2 of the chain case 9 which is a downward projection member on the rotating shaft, and the lawn is etched. The blade 1 can be used to the limit.
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
[0019]
That is, as shown in claim 1, a plurality of blades project radially from a disk-shaped base disposed at the center of rotation, and forward and backward blade edges and reverse rotation blades are provided on both front and rear sides with respect to the rotation direction of the blades. In the grass slashing blade formed on the edge, the blade widths of the forward rotation blade portion and the reverse rotation blade portion are substantially the same from the outer peripheral edge between the normal rotation blade edge and the reverse rotation blade edge of the blade portion toward the center. Since the notch is provided so as to become, it becomes possible to perform a partial curing heat treatment of the blade portion, and the hardness can be partially increased. Therefore, the durability and wear resistance of the blade portion are improved. In addition, the effective blade length is longer than in the prior art. From these things, it becomes economically superior. Furthermore, since the area of the side surface of the grass slashing blade is smaller than the conventional one, the blade side resistance is reduced and the required power is reduced, so that energy saving can be achieved.
[0020]
As shown in claim 2, the forward rotation edge and the reverse rotation edge are formed by a curve or a straight line in which the protrusion angle at the time of wear is substantially constant, thereby preventing a decrease in the protrusion angle due to wear of the blade portion. Therefore, the protruding performance of the grass slashing blade can always be kept substantially constant.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a lawn cutting device.
FIG. 2 is a side view of a lawn-satching blade according to the present invention.
FIG. 3 is a side view of the blade portion.
FIG. 4 is a side view of the blade portion when worn similarly.
FIG. 5 is a view showing an attached state of a lawn-satching blade.
FIG. 6 is a side view of a conventional lawn-saturating blade.
FIG. 7 is a side view of the blade portion.
FIG. 8 is a side view of the blade portion when worn similarly.
FIG. 9 is an explanatory diagram of how to obtain a blade edge line.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Lawn slashing blade 2 Base 2a Mounting hole 3 Blade portion 3a Forward rotation blade edge 3b Reverse rotation blade edge 3c Back portion 3e Forward rotation blade portion 3f Reverse rotation blade portion 3g Hardened portion

Claims

A grassy slatting blade in which a plurality of blades project radially from a disk-shaped base disposed at the center of rotation, and the front and rear sides of the blade are rotated forward and reverse. In the above, a notch is provided so that the blade widths of the normal rotation blade portion and the reverse rotation blade portion are substantially the same from the outer peripheral edge between the normal rotation blade edge and the reverse rotation blade edge of the blade portion toward the center. Saturating blade for lawn.

The grass cutting blade according to claim 1, wherein the forward rotation edge and the reverse rotation edge are formed by a curve or a straight line in which a protruding angle during wear is substantially constant.