JP3884157B2 - Fishing rod case - Google Patents
Fishing rod case Download PDFInfo
- Publication number
- JP3884157B2 JP3884157B2 JP02359198A JP2359198A JP3884157B2 JP 3884157 B2 JP3884157 B2 JP 3884157B2 JP 02359198 A JP02359198 A JP 02359198A JP 2359198 A JP2359198 A JP 2359198A JP 3884157 B2 JP3884157 B2 JP 3884157B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- fishing rod
- case
- contact surface
- shoulder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣竿が収容可能な釣竿ケースの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の釣竿ケースとしては、釣竿が収容可能なケース本体の前壁に肩掛け可能なベルトが上下に取り付けられてなるものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、かかる従来の釣竿ケースにあっては、前壁全面が平面状に形成されてなるので、ケース本体の内部に釣竿を収容してベルトを肩に掛けて担ぎ上げると、平面状の前壁が背中や肩に沿いにくく、前壁と肩との間に空間が生じるなど、ケース本体が肩を中心として前後に回転しやすく不安定となる場合があった。
【0004】
しかも、前壁の上下方向にベルトが一本設けられているのみであるために、ケース本体を背中や肩に確実に固定できない場合もあった。
【0005】
何れにしても、従来の釣竿ケースは、ケース本体を背中や肩に密着させることが困難な場合が生じうるために、ケース本体を肩に掛けて持ち運ぶ際に、ケース本体が揺動して携帯者の負担が大きくなる場合があるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、ケース本体を安定させて携帯者の負担を低減することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、本発明に係る釣竿ケースは、釣竿が収容可能なケース本体1の一側壁2に肩掛け可能なベルト3が取り付けられてなる釣竿ケースであって、前記ケース本体1の上方側で且つベルト3の一端部が止着された上面側に、前記一側壁2からベルト3側に突出する当接面9が形成されてなることを特徴とする。
【0008】
本発明に係る釣竿ケースにあっては、ケース本体1の上方側で且つベルト3の一端部が止着された上面側に、一側壁2からベルト3側に突出する当接面9が形成されてなるので、ベルト3を肩に掛けてケース本体1を担ぎ上げた際に、前記当接面9をベルト3を介して肩に当接させることができる。従って、ケース本体1が肩や背中に密着することによって、ケース本体1を安定して携帯することができるのである。
【0009】
特に、請求項2記載の如く、当接面9を凹状に形成することにより、凸状の肩に凹状の当接面9を沿わせてることができ、より一層ケース本体1を密着させることができる。
【0010】
また、請求項3記載の如く、当接面9より上方側に補助ベルト11を設けることにより、該補助ベルト11を前方側に引っ張ることで、当接面9を肩に密着させ該密着状態を維持して携帯することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の釣竿ケースの一実施形態について図面を参酌しつつ説明する。
図1において、本実施形態における釣竿ケースは、内部に釣竿が収容可能なケース本体1の前壁2(一側壁)に肩掛け可能なベルト3が止着されてなるものであり、該ベルト3は、前壁2の上下二箇所の止着部4,5でケース本体1に取り付けられてなる。尚、ベルト3が取り付けられてなる部分の前壁2は、略平面状に形成されてなる。
【0012】
かかるベルト3は、下方側の止着部4に一端側が止着されてなる下方ベルト6と、上方側の止着部5に一端側が止着され且つ前記下方ベルト6に長さ調整具7を介して着脱自在に連結された上方ベルト8とからなり、該上方ベルト8の上方側には、緩衝材としてのパット部材8aが設けられてなる。このように、ベルト3は、上方ベルト8と下方ベルト6とから肩掛け可能に構成され、しかも、長さ調整具7によって長さ調整可能に設けられてなる。
【0013】
また、前記前壁2の上方側の止着部5の上方には、前壁2から前方側(ベルト3側)に突出する当接面9が形成され、該当接面9は、前記上方側の止着部5を起点として上方に凹状の曲面状に形成されてなる。このように、当接面9は、ケース本体1の上方側で且つベルト3の一端部(上方ベルト8の一端側)が止着された止着部5の上面側に形成されてなる。
【0014】
更に、該当接面9の先端部9aには第一取付具10が装着され、該第一取付具10には、補助ベルト11の一端部11aが挿入されて係止されてなり、該補助ベルト11の他端部11bは、前記パット部材8aの上面側に装着された第二取付具12に挿入されて係止されてなる。このように、当接面9とベルト3とは、補助ベルト11によって連結されてなり、該補助ベルト11は、両取付具10,12によって長さ調整可能に設けられてなる。
【0015】
次に、釣竿ケースの使用状態について図2を参酌して説明する。
まず、ベルト3とケース本体1との間に腕を通してケース本体1を担ぎ上げ、一端部11aが第一取付具10に固定された補助ベルト11を前方側に引っ張ってケース本体1の上方側を前方側に引き寄せて、ケース本体1を略直立状態として補助ベルト11の他端部11bを第二取付具12に固定し、ベルト3の長さ調整も長さ調整具7を用いて行って、ケース本体1を体に固定させる。
【0016】
このように、補助ベルト11を引き寄せると、当接面9がパット部材8aの外面側に当接して、該当接面9がパット部材8aを介して肩20に当接する。また、当接面9が凹状の曲面状に形成されてなるので、肩20を覆うパット部材8aも当接面9の曲面に沿って凹状の曲面状となり、パット部材8aを介して当接面9が肩20に沿って密着する。また、前壁2の平面状の部分も背中21に当接するので、ケース本体1を体に完全に密着させた状態で携帯することができる。
【0017】
従って、ケース本体1を体に密着させることができるので、携帯時にケース本体1が肩20を中心にして前後に揺動することを防止できる結果、ケース本体1を安定化させることができ、携帯者の携帯時の負担を軽減させることができるのである。
【0018】
特に、ケース本体1の前壁2が背中21のみならず、肩20に当接しているので(当接面9)、ケース本体1の揺動を確実に抑制することができ、ケース本体1の携帯時の安定性が向上するのである。しかも、補助ベルト11が当接面9より上方側のケース本体1と上方ベルト8とを連結しているので、より一層ケース本体1の安定性を高めることができるうえに、補助ベルト11が当接面9の先端部9aに取り付けられてなるので、補助ベルト11によって当接面9を前方側に引き寄せて容易且つ確実に肩20に当接させることができ、当接面9と肩20との密着性をも高めることができるのである。
【0019】
尚、ベルト3の構成については特に限定するものではなく、ベルト3が一体のものや、パット部材8aを設けていないものであってもよい。但し、ベルト3を長さ調整可能に形成することが好ましく、これにより、ケース本体1を特に背中21に密着させてケース本体1と体との前後方向の密着性を高めることができ、また、パット部材8a等の緩衝材を設けることにより、携帯時の肩20へのベルト3のくい込み等を防止できて携帯者の負担を緩和できる利点がある。
【0020】
また、補助ベルト11の構成も種々の設計変更が可能であり、補助ベルト11の取付位置(当接面9の先端部9aとパット部材8aの外面)についても限定するものではなく、当接面9より上方側に補助ベルト11を設けていれば本発明の意図する範囲内であり、当接面9より上方側のケース本体1をベルト3側に引き寄せて当接面9を確実に肩20に密着させることができる。但し、上記実施形態の如く、当接面9の先端部9aに補助ベルト11を取り付けることにより、補助ベルト11を介して直接当接面9に力を加えて、より一層確実且つ容易に肩20に密着させることができる利点がある。
【0021】
尚、上記実施形態においては、当接面9の曲面がベルト3の上方側の止着部5を起点として上方に向かって形成されてなるが、該止着部5から上方に離間した箇所を起点として曲面が形成されていてもよい。但し、ベルト3の一端部が止着された止着部5を起点として当接面9を形成することにより、前壁2と肩20や背中21との間に空間が生じにくくなり、より一層ケース本体1を体に密着させることができる。
【0022】
更に、かかる当接面9の形状も適宜設計変更可能であり、凹状の曲面状以外であってもよいが、凹状に形成することによって肩20への密着性を高めることができ、更に、曲面状に形成することでより一層密着性が高まり携帯時の安定性を向上させることができるのである。
【0023】
尚、ケース本体1の形状や材質等は特に限定されず、釣竿が収容可能であればよく、リールが取り付けられた状態の釣竿を収容可能にすべく、下部が膨出した形状等であっても本発明の意図する範囲内である。
【0024】
【発明の効果】
本発明に係る釣竿ケースにあっては、ケース本体の上方側で且つベルトの一端部が止着された上面側に、一側壁からベルト側に突出する当接面が形成されてなるので、携帯時に、肩や背中にケース本体を密着させることができる。従って、携帯時にケース本体が安定するので、携帯者の負担を従来に比して大幅に低減できるのである。
【0025】
特に、請求項2記載の如く、当接面を凹状に形成することにより、肩と当接面との密着性をより一層高めることができ、より一層安定性を増すことができるという効果を奏する。
【0026】
また、請求項3記載の如く、当接面より上方側に補助ベルトを設けることにより、当接面を確実に肩に密着させることができるうえに、該密着状態を確実に維持させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における釣竿ケースを示す斜視図。
【図2】一実施形態の釣竿ケースの使用状態を示す側面図。
【符号の説明】
1…ケース本体、2…前壁(一側壁)、3…ベルト、9…当接面、11…補助ベルト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement of a fishing rod case that can accommodate a fishing rod.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of fishing rod case, there is known a fishing rod case in which a belt that can be shouldered is attached to the front wall of a case body that can accommodate a fishing rod.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional fishing rod case, since the entire front wall is formed in a flat shape, when the fishing rod is accommodated inside the case body and the belt is hung on the shoulder, the flat front wall is formed. However, it is difficult to follow the back and shoulders, and a space is created between the front wall and the shoulder.
[0004]
In addition, since only one belt is provided in the vertical direction of the front wall, the case main body may not be securely fixed to the back or shoulder.
[0005]
In any case, the conventional fishing rod case may be difficult to bring the case body into close contact with the back and shoulders. There is a problem that the burden on the person may increase.
[0006]
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and an object of the present invention is to stabilize the case body and reduce the burden on the user.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made to solve the above problems, and the fishing rod case according to the present invention is a fishing rod case in which a
[0008]
In the fishing rod case according to the present invention, a
[0009]
In particular, as described in
[0010]
Further, as described in
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a fishing rod case of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 1, the fishing rod case in the present embodiment is formed by fastening a
[0012]
The
[0013]
Further, a
[0014]
Further, a
[0015]
Next, the usage state of the fishing rod case will be described with reference to FIG.
First, the
[0016]
Thus, when the
[0017]
Accordingly, since the
[0018]
In particular, since the
[0019]
The configuration of the
[0020]
Further, the design of the
[0021]
In the above embodiment, the curved surface of the
[0022]
Further, the shape of the
[0023]
The shape and material of the
[0024]
【The invention's effect】
In the fishing rod case according to the present invention, a contact surface that protrudes from one side wall to the belt side is formed on the upper side of the case body and on the upper surface side where one end of the belt is fixed. Sometimes the case body can be in close contact with the shoulder or back. Therefore, since the case body is stable when being carried, the burden on the carrier can be greatly reduced as compared with the conventional case.
[0025]
In particular, as described in
[0026]
In addition, as described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a fishing rod case in one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing a usage state of the fishing rod case of the embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02359198A JP3884157B2 (en) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | Fishing rod case |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02359198A JP3884157B2 (en) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | Fishing rod case |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11220991A JPH11220991A (en) | 1999-08-17 |
JP3884157B2 true JP3884157B2 (en) | 2007-02-21 |
Family
ID=12114836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02359198A Expired - Fee Related JP3884157B2 (en) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | Fishing rod case |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3884157B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4518679B2 (en) * | 2001-01-29 | 2010-08-04 | 株式会社シマノ | Fishing rod case |
-
1998
- 1998-02-04 JP JP02359198A patent/JP3884157B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11220991A (en) | 1999-08-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3884157B2 (en) | Fishing rod case | |
USD442638S1 (en) | Hook and loop pen holder | |
JP2008168151A (en) | Chair and back cover | |
KR100717538B1 (en) | A support for shirts | |
KR101539369B1 (en) | A multipurpose hanger for shoulder | |
US20020100781A1 (en) | Shoulder pad | |
JP3615719B2 (en) | Vehicle strap structure | |
JP4518679B2 (en) | Fishing rod case | |
JP2811434B2 (en) | Hair stopper | |
JP3104318U (en) | rucksack | |
KR200201888Y1 (en) | Tie clip for necktie | |
JP2004081802A (en) | School satchel | |
JPH1156472A (en) | Knapsack | |
JP3046702U (en) | Zach | |
USD450910S1 (en) | Cover for seat belt buckle | |
JPH085058Y2 (en) | Assist grip mounting structure | |
JP2001137033A (en) | Pouch having vertical belt-fitting function | |
JP2007112229A (en) | Seat belt device | |
JP2004024642A (en) | Chair and cover of chair | |
JP2004090894A (en) | Seat belt holding structure for vehicle seat | |
KR100717539B1 (en) | A support for shirts | |
JP2022122207A (en) | Infant holder | |
JPH10304915A (en) | Baggage-hanging device for umbrella | |
KR200265484Y1 (en) | Crutch | |
JP2004037493A (en) | Card attachment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061106 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |