JP3883875B2 - Magnetic toner and image forming apparatus - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真用トナー、マグネトグラフィー用トナー、磁性印刷用インキなどに用いられる磁性トナーに関し、磁性体粒子の色を隠蔽し、鮮明な色彩を有する被覆性磁性トナーおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一成分磁性トナーは従来より、Fe3O4、γ-Fe2O3、あるいはバリウムフェライトなどの磁性体粒子と、バインダー剤、および着色剤を混練・粉砕したものが一般に知られている。
【0003】
磁性体粒子は黒色または茶褐色であるため、トナー化した際にトナーの色がくすみ、鮮明で原稿の色に忠実なカラー画像形成が行えなかった。
【0004】
そのため、黒や茶といった元々の色を隠蔽する高屈折率の無機金属化合物層を沈殿反応によって形成した磁性体粒子を用いたトナーおよびその製造方法が特開平6-102696公報において開示されている。
【0005】
更に、特開平9-329915公報においては、光干渉性多層膜を磁性体粒子表面に形成させ、磁性体粒子自体の色を隠蔽したトナーおよびその製造方法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上の従来の技術においては以下のような問題があった。
【0007】
すなわち、特開平6-102696公報において開示された技術では、無機金属化合物層の表面を平滑にするためには析出する結晶の径を小さくすることが必要であり、小さい結晶を得るためには析出速度を遅くせねばならないため、製造に要する時間が長くなってしまった。
【0008】
また、特開平9-329915公報記載の技術においては、その膜厚の調整が難しく、僅かな狂いが生じるだけで色が大きく変わってしまった。
【0009】
【発明の目的】
本発明は、上記従来の技術よりも、短時間で容易に製造でき、かつ磁性体粒子自体の色を隠蔽し、鮮やかな白色または色彩を帯びた被覆性磁性体粒子を含有することを特徴とするトナーおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
さらに、このトナーを用いてトナー像を形成することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のトナーにおいては、磁性材料からなる粒子と、この粒子の表面に形成した第1の金属酸化物結晶と、この第1の金属酸化物結晶の凹凸を均す第2の金属酸化物結晶と、この第2の金属酸化物結晶の表面に形成された、第1および第2の屈折率よりも小さな屈折率を持つ光透過性の物質からなる層と、を有する。
【0012】
このように2度に結晶析出を分けて、はじめに大きな結晶を素早く析出させ、後に細かな結晶を形成させてはじめの結晶の凹凸を埋めることで、従来の技術よりも短時間で、磁性体粒子自体の色を隠蔽し、白色を帯びた被覆性磁性体粒子およびこれを含有することを特徴とするトナーを提供することができる。
【0013】
また、前記光透過性の物質からなる層の表面に形成されたモノマーからなる層を有する。
【0014】
このモノマーからなる層によって、前記第1および第2の金属酸化物結晶が保護され、かつ光沢を増した被覆性磁性体粒子およびこれを含有することを特徴とするトナーを提供することができる。
【0015】
また、前記モノマーからなる層の表面に形成された、モノマーと着色剤からなる層を有する。
【0016】
このモノマーと着色剤からなる層を有することによって、従来の技術よりも、短時間で容易に製造できる、磁性体粒子自体の色を隠蔽し、鮮やかな色彩を帯びた被覆性磁性体粒子およびこれを含有することを特徴とするトナーを提供することが出来る。
【0017】
本発明のトナー製造方法においては、磁性材料からなる粒子の表面に、
【0018】
まず第1の屈折率を有する白色の第1の金属酸化物を析出させ、次ぎにこの第1の金属酸化物の結晶の表面に、第1の金属酸化物の結晶よりも結晶粒子径の小さい、第2の屈折率を有する白色の第2の金属酸化物を析出させて前記第1の金属酸化物の結晶のによる凹凸を均し、さらに、第1および第2の屈折率よりも小さな屈折率を持つ光透過性の物質からなる層を形成させた構成を有している。
【0019】
このように2度に結晶析出を分けて、はじめに大きな結晶を素早く析出させ、後に細かな結晶を形成させてはじめの結晶の凹凸を埋めることで、従来の技術よりも短時間で、磁性体粒子自体の色を隠蔽し、鮮やかな白色を帯びた被覆性磁性体粒子およびこれを含有することを特徴とするトナーを提供することができる。
【0020】
また、前記光透過性の物質からなる層の表面にモノマーからなる層を形成させた構成を有する。
【0021】
これによって、鮮やかな白色を帯びた被覆性磁性体粒子およびこれを含有することを特徴とするトナーを提供することが出来る。
【0022】
また、前記光透過性の物質からなる層の表面に、モノマーと着色剤からなる層を形成させた構成を有する。
【0023】
これによって、鮮やかな色彩を帯びた被覆性磁性体粒子およびこれを含有することを特徴とするトナーを提供することが出来る。
【0024】
また、前記モノマーと着色剤からなる層をプラズマ重合によって形成された構成を有する。
【0025】
これによって、前記モノマーと着色剤からなる層を薄く均一に形成でき、鮮やかで均一な色彩を帯びた被覆性磁性体粒子およびこれを含有することを特徴とするトナーを提供することが出来る。
【0026】
本発明の画像形成装置においては、磁性材料からなる粒子と、この粒子の表面に形成した第1の金属酸化物結晶と、この第1の金属酸化物結晶の凹凸を均す第2の金属酸化物結晶と、更にを有する被覆性磁性体粒子を含むトナーを用いて像担持体に形成された静電潜像を現像するので、鮮明な色彩の画像を得ることができる。
【0027】
また、前記トナーを内包するトナーカートリッジおよびプロセスカートリッジを用いるので、鮮明な色彩の電子写真画像を得ることが出来る画像形成装置へのトナー補充が容易となる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本実施形態の磁性トナーは、磁性材料からなる粒子の表面に、白色の金属酸化物を結晶化させて第1の結晶を形成し、その結晶の凹凸を埋める第2の結晶を白色の金属酸化物で形成し、これを屈折率が低くかつ光を透過させる物質で被覆し、更にコーティングモノマーと着色剤のプラズマ重合層で被覆した、被覆磁性体粒子を、バインダー剤の中に分散させたものである。
【0029】
図1は本実施形態の被覆磁性体粒子50の拡大概念図である。磁性材料からなる粒子31は本来球形とは限らず、また第1の金属酸化物の結晶32および第2の金属酸化物の結晶33もまた結晶が独立したものとなっているとは限らず、例えば図2のような格好になることもある。
【0030】
磁性材料からなる粒子は例えばFe、Co、Niなどの強磁性を示す金属、または例えばMO・Fe2O3若しくはMFe2O4の一般式で表される金属合金や化合物である。
【0031】
ここでMは例えば2価或いは1価の金属イオンの、Mn、Fe、Ni、Co、Cu、Mg、Zn、Cd、Liなどが相当する。
【0032】
これら磁性鉄化合物は具体的には例えば、珪素鋼、パーマロイ、センダスト、Fe-Co、アルニコの合金、マグネタイト、γ-酸化鉄、Mn-Zn系フェライト、Ni-Zn系フェライト、Mn-Mg系フェライト、Li系フェライト、およびCu-Zn系フェライトなどの磁性を示す鉄系酸化物が挙げられる。
【0033】
平均粒径は1μm以下、更に言えば0.1〜0.5μmとなるのが好ましい。これはトナー化する際に、バインダ剤の中に分散させるのに都合がよい大きさである。
【0034】
また、形状は図1のような球形とは限らない。
【0035】
この磁性材料からなる粒子表面に形成させる、第1の金属酸化物の結晶は、高い屈折率を有し、後にトナーに付与する着色層の下地として発色をよくするべく白色のものを使用する。
【0036】
このような物質として例えば酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化ビスマス、酸化セリウム、酸化アンチモン、酸化インジウムなどが挙げられるが、これらに限定されず、高屈折率で白色の金属酸化物であればよい。
【0037】
これらは特開平6−228604号公報などに記載の金属アルコキシド法や、特開平11-131102号公報記載の水系法、さらにそれらに限定されずその他従来の方法で粒子を磁性体表面に析出させる。
【0038】
アルコキシド法について簡略に説明する。
【0039】
例えば上記のような金属酸化物結晶の成分である金属元素を含むアルコキシド溶液中に、芯となる磁性材料からなる粒子を分散させる。そしてアルコキシドを加水分解すると、芯物質の表面に上記金属酸化物が析出する。このようにして得た金属酸化物結晶は微細かつ均質な組成となるため、結晶膜厚を厚めにとることが容易である。
【0040】
また、水系法について簡略に説明する。
【0041】
芯となる磁性材料からなる粒子を緩衝溶液中に分散させておく。そして、上記のような金属酸化物結晶の成分である金属元素の塩の水溶液を緩やかに滴下していく。すると磁性材料からなる粒子の表面に上記金属酸化物の結晶が析出する。この方法によっても結晶膜は微細かつ均質な組成となる。
【0042】
以上のような方法で磁性材料からなる粒子の表面に結晶を析出させるが、これらはまだ非晶質であるため、焼成(300〜1200℃、0.1〜50時間)する。
【0043】
こうして得られる結晶の結晶粒子径は通常1〜500nm程度である。また結晶膜厚は好ましくは0.05〜0.25μmとなるよう生成させる。これより膜厚が薄いと色が透けてしまうし、厚いと粒子が大きくなりすぎてしまう。
【0044】
以上のように形成した結晶膜の表面は、結晶の集合体であることから間隙や凹凸が出来てしまう。そのため光が乱反射するのでくすんだ白色となってしまう。
【0045】
乱反射を防ぐためにこうした間隙や凹凸をを埋め、結晶膜そのままよりも滑らかにするための第2の金属酸化物結晶としては、高屈折率で白色の金属酸化物結晶のうち、上記結晶の間隙を埋めることができるような細かい結晶となり得る物質を用いる。
【0046】
このような物質として例えば酸化珪素、酸化チタンなどが挙げられるが、これらに限定されず、高屈折率で白色かつ上記第1の金属酸化物結晶膜の間隙や凹凸を埋めることができるような細かい結晶となり得る金属酸化物であればよい。
【0047】
これらは上記結晶化粒子を析出させるのと同様に、金属アルコキシド法や水系法やその他従来の方法にて析出させたり、金属酸化物原料の溶液をトナーに滴下して形成させたのちに焼成する。
【0048】
この上に、結晶膜の保護や更なる表面平滑化のために低屈折率かつ光透過性の物質による被覆膜を形成する。
【0049】
このような物質として例えば金属酸化物(酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化カドミウム、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化タンタル、酸化珪素、酸化アンチモン、酸化ネオジウム、酸化ランタン、酸化ビスマス、酸化セリウム、酸化錫、酸化マグネシウム、酸化リチウム、酸化鉛など)、金属硫化物(硫化カドミウム、硫化亜鉛、硫化アンチモンなど)、金属セレン化物(セレン化カドミウム)、金属テルル化物(テルル化カドミウム)、金属フッ化物(フッ化カルシウム、フッ化ナトリウム、フッ化アルミニウム3ナトリウム、フッ化リチウム、フッ化マグネシウム)などが挙げられる。
【0050】
これらはPVD法やCVD法、スプレードライ法などをはじめとする気相蒸着法によって結晶膜の上に蒸着される。
【0051】
被覆膜は、例えばセルロース、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリエステル、メラミン樹脂、ポリウレタン、酢酸ビニル樹脂、珪素樹脂、アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル、スチレン、エチレン、プロピレン、およびこれらの誘導体の重合体、または共重合体といった有機物でもよい。
【0052】
これらは液層中での重合法や、金属酸化物蒸着と同様な気相蒸着法によって形成できる。
【0053】
金属化合物においても有機物においてもこれらの物質に限定されず、低屈折率かつ光透過性の物質であればよい。
【0054】
以上のように被覆膜を作った上に、モノマーと着色剤をプラズマ重合させ、着色コーティング層を形成し被覆磁性体粒子を得る。
【0055】
用いるモノマーは例えば、ヘキサメチルジシロキサン、トリメトキシシラン、テトラメチルシラン、テトラメチルジシロキサン、ヘキサメチルジシラザン、ヘキサメチルシクロトリシラザン、ジエリルアミノトリメチルシラン、トリビニルシランなどの有機珪素のシリコン系モノマーや、アセチレン、エチレン、プロピレン、ブテン、ブタジエン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエンなどの不飽和炭化水素モノマー、テトラフルオロエチレンなどのフルオロカーボンモノマー、スチレン、メタクリル酸メチルなどのビニルモノマー等の各種モノマーが挙げられるが、これらに限定されるものではなく、さらに複数種類のモノマーの混合物であってもよい。
【0056】
また、用いる着色剤は例えば、ファーストイエローG、ベンジジンイエロー、インドファストオレンジ、イルガジンレッド、カーミンFR、パーマネントボルドーFRR、ピグメントオレンジR、リソールレッド2G、レーキレッドC、ローダミンFB、ローダミンBレーキ、フタロシアニンブルー、ピグメントブルー、ブリリアントグリーンB、フタロシアニングリーン、キナクリドンなどが挙げられるが、これらに限らず従来の着色剤を単独または混合して用いる。
【0057】
モノマーと着色剤は別々に気化させプラズマ重合法により被覆膜の上に膜形成させる。
【0058】
ただしシリコン系モノマーに関してはモノマーと着色剤を混合して気化させることが可能である。
【0059】
プラズマ重合について簡略に説明する。
【0060】
気化したモノマーと着色剤の混合気を反応容器へ導入した後、反応容器の内部を減圧する。
【0061】
反応容器の中には、上下1対の電極板が設けてあり、上側の電極板は陽極、下側の電極板は陰極となっている。陰極電極板は加振装置で加振することができる。
【0062】
被覆膜形成を終えた磁性材料からなる粒子は下側の電極板に乗せられ加振されつつ、上下の電極間の高周波プラズマ放電によって活性化された混合気に曝される。
【0063】
活性化された混合気は被覆磁性体粒子表面で重合反応を起こし、薄くかつ均一な着色コーティング層を形成する。
【0064】
着色コーティング層と言っても、被覆膜やコーティング層の色のままでよければ着色する必要はない。
【0065】
以上のようにして得られる被覆磁性材料からなる粒子は磁性体としての磁性と着色剤としての色彩を持つ。
【0066】
これを従来のトナー製造方法によって、バインダ剤の中に、必要に応じて帯電制御剤や他の着色剤、離型剤、外添剤などの添加剤と共に分散させ、トナー化する。
【0067】
例えば、最も制約の少ない方法としては、バインダ剤原料や被覆磁性体粒子、その他添加剤の混合物を熱混練装置に溶融混練し、その後機械的に粉砕したものを分級する粉砕法が挙げられる。
【0068】
また、バインダ剤原料や被覆磁性体粒子やその他添加剤を分散・溶解させた溶液を噴霧して微細粒子を製造した後、その粒子を分級したりその他後処理を施したりするスプレードライ法は、微細で球形に近いトナー粒子を製造出来るメリットがある。
【0069】
更に、バインダ剤原料や被覆磁性体粒子やその他添加剤を重合性ポリマー中に分散させ、乳化重合、懸濁重合、分散重合などの方法で重合する重合法は、微細で球形に近い粒子を得ることが出来る上、工程数を減らすことができる方法である。
【0070】
こうして作った磁性トナーはカラーの1成分現像剤として用いる。また、キャリアと混合して2成分現像剤として用いることも出来る。
【0071】
これら1成分現像剤および2成分現像剤は、従来からの手法で画像形成装置の現像剤として利用することが可能である。
【0072】
例えば本実施形態の現像剤を用いる画像形成装置として図4のような構成のものを挙げることが出来る。
【0073】
円形の像担持体たる感光体ドラム1の周りに、帯電装置2、潜像形成装置3、現像装置4、転写装置5、クリーニング装置6を設ける。
【0074】
感光体ドラム1の表面を覆う感光体層は例えば、OPC、α−Si、酸化亜鉛などからなる。
【0075】
帯電装置2はこの感光体層の電位を、コロナ放電で電荷を与えるなどして一様にさせる装置である。
【0076】
潜像形成装置3は、一様にさせた感光体層に露光して潜像を形成させる。例えばLEDなどの発光体やレンズを組み合わせてレーザ光を発するものである。
【0077】
現像装置4は、潜像を形成した感光体層に、帯電したトナーを供給して潜像を現像する。
【0078】
ここで本実施形態の、元々の色を隠蔽し、鮮やかな白色または色彩を帯びた被覆性磁性材料からなる粒子を含有するトナーを用いるので、現像されたトナー像は白色または鮮やかな色彩を帯びたものとなる。
【0079】
転写装置5は、感光体ドラム1との間に位置させた用紙7に、感光体ドラム1上のトナー像を電気的に吸引するなどして転写させる。
【0080】
クリーニング装置6は、転写後に感光体ドラム1上に残留したトナーを取り除いて、次の画像形成に備える。トナーを取り除く方法として、感光体ドラム1に露光して電位を制御しトナーを落とす電気的な方法や、板を感光体ドラム1に当ててトナーを掻き落とす機械的な方法がある。
【0081】
こうして得た画像は、白色または鮮やかな色彩を帯びたものとなる。
【0082】
現像装置4へのトナー補給は、空になったトナーカートリッジ7を、トナーを満たしたものに交換する構成とすることで容易に行うことができるようになる。
【0083】
また、感光体ドラム1や現像装置4、クリーニング装置6を一体にしておき、トナー補給が必要なときはそれごと交換するプロセスカートリッジ構造としてもよい。こうすることで、形成画像の再現性を左右する感光体ドラム1を、表面が傷ついたりすることで状態が著しく悪化してしまう前に、プロセスカートリッジ8ごとトナー交換時期に交換することができる。
【0084】
以下に、本実施形態におけるトナーの実施例および比較例を挙げる。
【0085】
(実施例1)平均粒径0.25μmの磁性材料からなる粒子(戸田工業製MAT305)を以下のように処理した。
【0086】
蒸留水に、塩化カリウムを濃度が0.4mol/リットルとなるよう、またホウ酸を濃度が0.4mol/リットルとなるよう溶解し、緩衝溶液1とした。
【0087】
次に、蒸留水に、水酸化ナトリウムを濃度が0.4mol/リットルとなるよう溶解し、緩衝溶液2とした。
【0088】
さらに、250ミリリットルの緩衝溶液1と115ミリリットルの緩衝溶液2を混合し緩衝溶液3とした。
【0089】
また、蒸留水に、酢酸を濃度が0.3mol/リットルとなるよう、酢酸ナトリウムを濃度が0.9ml/リットルとなるよう溶解し、緩衝溶液4とした。
【0090】
365mlの緩衝溶液3の中に15gの磁性材料からなる粒子を入れ、超音波振動器で振動撹拌して分散液1とした。
【0091】
分散液に20mlの珪酸ナトリウム溶液を40ml/分で添加して行った後に2時間放置し、磁性材料からなる粒子の表面にシリカ結晶を析出させてシリカ被覆磁性体粒子を得た。
【0092】
その後、水で洗浄し乾燥機で150℃に保ち、8時間乾燥させシリカ被覆磁性体粒子を得た。
【0093】
このシリカ被覆磁性体粒子を5.5g取り、それを250mlの緩衝溶液4の中に入れ、超音波振動器で振動撹拌して分散液2とした
【0094】
50〜55℃に保った分散液2へ、0.6molの硫酸チタン水溶液を滴下した後反応終了を待って、シリカ被覆磁性体粒子の表面にチタニア結晶を析出させた。
【0095】
これを水で洗浄し、真空乾燥機で乾燥してから、500℃で30分加熱して焼成し、黄みを帯びた白色の、表面が平滑なシリカ/チタニア被覆磁性体粒子を得た。
【0096】
このシリカ/チタニア被覆磁性体粒子をプラズマ重合装置の反応容器の下側の電極板に厚さが1mm程度になるように撒いてから、反応容器の内部を減圧した。そこに気化したメタクリル酸メチルモノマーを導入し、上下電極板間に13.56MHz、500Wの高周波電力を加えて2~10分間プラズマ放電させると同時に下側の電極板を加振装置で加振し、シリカ/チタニア被覆磁性体粒子を加振した。
【0097】
こうしてプラズマ重合反応によってシリカ/チタニア被覆磁性体粒子の表面にメタクリル酸メチルの膜を形成させ、白色のシリカ/チタニア/メタクリル酸メチル被覆磁性体粒子を得た。
【0098】
このシリカ/チタニア/メタクリル酸メチル被覆磁性体粒子を50部、スチレンアクリル樹脂(三井化学製CPR100)を49部、荷電制御剤(保土ヶ谷化学製TN-105)を1部用意した。
【0099】
これらを高速流動型混合機で混合・分散した後、加熱溶融混練して混練塊を得た。
【0100】
この混練塊を粉砕し、分級して10μmの平均粒径の白色磁性トナー粒子を得た。
【0101】
このトナー粒子を複写機(東芝テック製TF631を改造)に搭載して原稿画像を複写し複写画像を得た。
【0102】
この複写画像を測色色差計(東京電色製TC8600A)で、JISZ8722(1982)に基き測色した結果をCIE(国際照明学会)で定められた方法に基いて判定し、L*、a*、b*を標準表色系で表示した。この結果を表1に示す。
【表1】

Figure 0003883875
【0103】
さらに、複写画像と原稿画像の色差ΔEを算出した。この結果を表2に示す。
【表2】
Figure 0003883875
【0104】
(実施例2)気化させたメタクリル酸メチルに、気化させたシアン顔料(Pigment Blue 15.3)を混合して、実施例1のシリカ/チタニア被覆磁性体粒子の表面にプラズマ重合反応によって膜形成し、シアン色のシリカ/チタニア/メタクリル酸メチル/シアン顔料被覆磁性体粒子を得た。
【0105】
これをシリカ/チタニア/メタクリル酸メチル被覆磁性体粒子の代りに用いて、実施例1同様に処理してシアン色磁性トナー粒子を得て、同様に表1に示すようなL*、a*、b*の測定結果を、また表2に示すようなΔEの測定結果を得た。
【0106】
(実施例3)気化させたメタクリル酸メチルに、気化させたマゼンタ顔料(Pigment Red 122)を混合して、実施例1のシリカ/チタニア被覆磁性体粒子の表面にプラズマ重合反応によって膜形成し、マゼンタ色のシリカ/チタニア/メタクリル酸メチル/マゼンタ顔料被覆磁性体粒子を得た。
【0107】
これをシリカ/チタニア/メタクリル酸メチル被覆磁性体粒子の代りに用いて、実施例1同様に処理してマゼンタ色磁性トナー粒子を得て、同様に表1に示すようなL*、a*、b*の測定結果を、また表2に示すようなΔEの測定結果を得た。
【0108】
(実施例4)気化させたメタクリル酸メチルに、気化させたイエロー顔料(Pigment Yellow 180)を混合して、実施例1のシリカ/チタニア被覆磁性体粒子の表面にプラズマ重合反応によって膜形成し、イエロー色のシリカ/チタニア/メタクリル酸メチル/イエロー顔料被覆磁性体粒子を得た。
【0109】
これをシリカ/チタニア/メタクリル酸メチル被覆磁性体粒子の代りに用いて、実施例1同様に処理してイエロー色磁性トナー粒子を得て、同様に表1に示すようなL*、a*、b*の測定結果を、また表2に示すようなΔEの測定結果を得た。
【0110】
(比較例1)平均粒径0.25μmの磁性体粒子(戸田工業製MAT305)をシリカ/チタニア/メタクリル酸メチル被覆磁性体粒子の代りに用いて、実施例1同様に処理してトナー粒子を得て、同様に表1に示すようなL*、a*、b*の測定結果を、また表2に示すようなΔEの測定結果を得た。
【0111】
【発明の効果】
本発明によって、従来の技術よりも、短時間で容易に製造でき、かつ磁性体粒子自体の色を隠蔽し、鮮やかな白色または色彩を帯びた被覆性磁性体粒子を含有することを特徴とするトナーおよびその製造方法を提供することができる。
【0112】
さらに、このトナーを用いてトナー像を形成することができる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 被覆磁性体粒子の拡大概念図。
【図2】 被覆磁性体粒子の形状の一例を示す断面図。
【図3】 画像形成装置の1実施形態の概念図。
【図4】 画像形成装置の別の実施形態の概念図。
【図5】 トナーの概念図。
【符号の説明】
1・・・感光体ドラム、
2・・・帯電装置、
3・・・潜像形成装置、
4・・・現像装置、
5・・・転写装置、
6・・・クリーニング装置、
7・・・トナーカートリッジ
8・・・プロセスカートリッジ、
31・・・磁性材料からなる粒子、
32・・・第1の金属酸化物結晶、
33・・・第2の金属酸化物結晶、
34・・・被覆膜、
35・・・着色コーティング層、
50・・・被覆性磁性体粒子、
60・・・バインダ剤、
70・・・トナー粒子。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a magnetic toner used for an electrophotographic toner, a magnetography toner, a magnetic printing ink, and the like, and relates to a covering magnetic toner that conceals the color of magnetic particles and has a clear color, and a method for producing the same.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, one-component magnetic toners are generally known in which magnetic particles such as Fe3O4, γ-Fe2O3, or barium ferrite are kneaded and pulverized with a binder and a colorant.
[0003]
Since the magnetic particles are black or brown, the color of the toner becomes dull when it is converted into a toner, and a clear and faithful color image cannot be formed.
[0004]
For this reason, Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-102696 discloses a toner using magnetic particles in which an inorganic metal compound layer having a high refractive index that hides the original color such as black and brown is formed by a precipitation reaction and a method for producing the same.
[0005]
Further, Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-329915 discloses a toner in which a light-interfering multilayer film is formed on the surface of magnetic particles and the color of the magnetic particles themselves is concealed, and a method for producing the same.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The above conventional techniques have the following problems.
[0007]
That is, in the technique disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-102696, it is necessary to reduce the diameter of the precipitated crystals in order to smooth the surface of the inorganic metal compound layer, and in order to obtain small crystals, precipitation is required. Since the speed has to be slowed down, the time required for production has become longer.
[0008]
In the technique described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-329915, it is difficult to adjust the film thickness, and the color has changed greatly with only slight deviation.
[0009]
OBJECT OF THE INVENTION
The present invention is characterized in that it contains coated magnetic particles that can be easily manufactured in a shorter time than the above-described conventional technology, and that conceal the color of the magnetic particles themselves and have a bright white color or a color. It is an object of the present invention to provide a toner and a manufacturing method thereof.
[0010]
It is another object of the present invention to provide an image forming apparatus capable of forming a toner image using this toner.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In the toner of the present invention, particles made of a magnetic material, a first metal oxide crystal formed on the surface of the particles, and a second metal oxide crystal that levels the unevenness of the first metal oxide crystal And a layer made of a light-transmitting substance having a refractive index smaller than the first and second refractive indexes, formed on the surface of the second metal oxide crystal.
[0012]
In this way, by separating the crystal precipitation twice, first, large crystals are quickly precipitated, and fine crystals are formed later to fill in the irregularities of the first crystals, so that the magnetic particles can be obtained in a shorter time than conventional techniques. It is possible to provide a toner characterized by concealing its own color and containing white covering magnetic particles and a toner containing the same.
[0013]
Moreover, it has the layer which consists of a monomer formed in the surface of the layer which consists of the said transparent substance.
[0014]
By the layer made of this monomer, the first and second metal oxide crystals are protected, and coated magnetic particles having increased gloss and a toner containing the same can be provided.
[0015]
Moreover, it has the layer which consists of a monomer and a coloring agent formed in the surface of the layer which consists of the said monomer.
[0016]
By having a layer comprising this monomer and a colorant, it is easier to manufacture in a shorter time than conventional techniques, and the magnetic particles themselves conceal the color of the magnetic particles, and the coated magnetic particles are brilliantly colored. It is possible to provide a toner characterized by containing the above.
[0017]
In the toner production method of the present invention, on the surface of the particles made of a magnetic material,
[0018]
First, a white first metal oxide having a first refractive index is deposited, and then, on the surface of the first metal oxide crystal, the crystal particle diameter is smaller than that of the first metal oxide crystal. Precipitating a white second metal oxide having a second refractive index to level the unevenness due to the crystal of the first metal oxide, and the refractive index is smaller than the first and second refractive indices. And a layer made of a light-transmitting substance having a rate.
[0019]
In this way, by separating the crystal precipitation twice, first, large crystals are quickly precipitated, and fine crystals are formed later to fill in the irregularities of the first crystals, so that the magnetic particles can be obtained in a shorter time than conventional techniques. It is possible to provide a covering magnetic particle having a vivid white color and a toner containing the same, concealing its own color.
[0020]
Further, a layer made of a monomer is formed on the surface of the layer made of the light-transmitting substance.
[0021]
Accordingly, it is possible to provide a coatable magnetic particle having a bright white color and a toner containing the same.
[0022]
In addition, a layer made of a monomer and a colorant is formed on the surface of the layer made of the light-transmitting substance.
[0023]
As a result, it is possible to provide coatable magnetic particles having a vivid color and a toner containing the same.
[0024]
In addition, the layer composed of the monomer and the colorant is formed by plasma polymerization.
[0025]
As a result, a layer composed of the monomer and the colorant can be formed thinly and uniformly, and a coatable magnetic particle having a bright and uniform color and a toner containing the same can be provided.
[0026]
In the image forming apparatus of the present invention, a particle made of a magnetic material, a first metal oxide crystal formed on the surface of the particle, and a second metal oxide that levels the unevenness of the first metal oxide crystal Since the electrostatic latent image formed on the image carrier is developed using the toner containing the product crystal and the coated magnetic particles having the crystal, a clear color image can be obtained.
[0027]
Further, since the toner cartridge and the process cartridge containing the toner are used, it is easy to replenish the toner in the image forming apparatus capable of obtaining a vivid color electrophotographic image.
[0028]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the magnetic toner of the present embodiment, a white metal oxide is crystallized on the surface of particles made of a magnetic material to form a first crystal, and the second crystal that fills the unevenness of the crystal is converted into a white metal oxide. The coated magnetic particles coated with a material having a low refractive index and transmitting light, and further coated with a plasma polymerization layer of a coating monomer and a colorant, are dispersed in a binder agent. It is.
[0029]
FIG. 1 is an enlarged conceptual view of the coated magnetic particle 50 of the present embodiment. The particles 31 made of a magnetic material are not necessarily spherical in nature, and the first metal oxide crystal 32 and the second metal oxide crystal 33 are not necessarily independent crystals, For example, it may look like Figure 2.
[0030]
The particles made of a magnetic material are, for example, a metal exhibiting ferromagnetism such as Fe, Co, or Ni, or a metal alloy or compound represented by a general formula of, for example, MO.Fe2O3 or MFe2O4.
[0031]
Here, M corresponds to, for example, divalent or monovalent metal ions such as Mn, Fe, Ni, Co, Cu, Mg, Zn, Cd, and Li.
[0032]
Specific examples of these magnetic iron compounds include silicon steel, permalloy, sendust, Fe-Co, alnico alloys, magnetite, γ-iron oxide, Mn-Zn ferrite, Ni-Zn ferrite, and Mn-Mg ferrite. And iron-based oxides exhibiting magnetism, such as Li-based ferrite and Cu-Zn-based ferrite.
[0033]
The average particle diameter is preferably 1 μm or less, more preferably 0.1 to 0.5 μm. This is a size convenient for dispersing in the binder agent when the toner is formed.
[0034]
Further, the shape is not necessarily a spherical shape as shown in FIG.
[0035]
The first metal oxide crystal formed on the surface of the particles made of this magnetic material has a high refractive index, and a white one is used as a base for a colored layer to be applied to the toner to improve color development.
[0036]
Examples of such substances include titanium oxide, zirconium oxide, bismuth oxide, cerium oxide, antimony oxide, and indium oxide, but are not limited to these, and any white metal oxide with a high refractive index may be used.
[0037]
These deposit the particles on the surface of the magnetic material by a metal alkoxide method described in JP-A-6-228604, an aqueous method described in JP-A-11-131102, and other conventional methods.
[0038]
The alkoxide method will be briefly described.
[0039]
For example, particles made of a magnetic material serving as a core are dispersed in an alkoxide solution containing a metal element that is a component of the metal oxide crystal as described above. When the alkoxide is hydrolyzed, the metal oxide is deposited on the surface of the core material. Since the metal oxide crystal thus obtained has a fine and homogeneous composition, it is easy to increase the crystal film thickness.
[0040]
The aqueous method will be briefly described.
[0041]
Particles made of a magnetic material serving as a core are dispersed in a buffer solution. And the aqueous solution of the salt of the metal element which is a component of the above metal oxide crystal | crystallization is dripped gently. Then, the crystal of the metal oxide is precipitated on the surface of the particle made of the magnetic material. Also by this method, the crystal film has a fine and homogeneous composition.
[0042]
Crystals are precipitated on the surface of the particles made of the magnetic material by the above method, but since these are still amorphous, they are fired (300 to 1200 ° C., 0.1 to 50 hours).
[0043]
The crystal particle diameter of the crystal thus obtained is usually about 1 to 500 nm. The crystal film thickness is preferably 0.05 to 0.25 μm. If the film thickness is thinner than this, the color is transparent, and if it is thick, the particles become too large.
[0044]
Since the surface of the crystal film formed as described above is an aggregate of crystals, gaps and irregularities are formed. As a result, the light is irregularly reflected, resulting in a dull white color.
[0045]
In order to prevent irregular reflection, the gaps and irregularities are filled, and the second metal oxide crystal to make the crystal film smoother than the crystal film itself is a high refractive index white metal oxide crystal with a gap between the crystals. A substance that can be a fine crystal that can be filled is used.
[0046]
Examples of such a material include silicon oxide and titanium oxide, but are not limited to these. The material is white with a high refractive index and fine enough to fill the gaps and irregularities of the first metal oxide crystal film. Any metal oxide that can be crystallized may be used.
[0047]
These are deposited by the metal alkoxide method, the water-based method, and other conventional methods in the same manner as the above-mentioned crystallized particles are deposited, or formed by dropping a solution of the metal oxide raw material on the toner and then firing. .
[0048]
On this, a coating film made of a low refractive index and light-transmitting substance is formed for the purpose of protecting the crystal film and further smoothing the surface.
[0049]
Examples of such substances include metal oxides (zinc oxide, aluminum oxide, cadmium oxide, titanium oxide, zirconium oxide, tantalum oxide, silicon oxide, antimony oxide, neodymium oxide, lanthanum oxide, bismuth oxide, cerium oxide, tin oxide, and oxide. Magnesium, lithium oxide, lead oxide, etc.), metal sulfides (cadmium sulfide, zinc sulfide, antimony sulfide, etc.), metal selenides (cadmium selenide), metal tellurides (cadmium telluride), metal fluorides (calcium fluoride) Sodium fluoride, trisodium aluminum fluoride, lithium fluoride, magnesium fluoride) and the like.
[0050]
These are deposited on the crystal film by a vapor deposition method such as a PVD method, a CVD method, or a spray drying method.
[0051]
The coating film is, for example, cellulose, polyamide, epoxy resin, polyester, melamine resin, polyurethane, vinyl acetate resin, silicon resin, acrylate ester, methacrylate ester, styrene, ethylene, propylene, and polymers of these derivatives, Alternatively, an organic material such as a copolymer may be used.
[0052]
These can be formed by a polymerization method in a liquid layer or a vapor deposition method similar to metal oxide deposition.
[0053]
Neither a metal compound nor an organic substance is limited to these substances, and any substance having a low refractive index and a light transmission property may be used.
[0054]
After the coating film is formed as described above, the monomer and the colorant are plasma polymerized to form a colored coating layer to obtain coated magnetic particles.
[0055]
Examples of the monomer used include silicon-based monomers of organic silicon such as hexamethyldisiloxane, trimethoxysilane, tetramethylsilane, tetramethyldisiloxane, hexamethyldisilazane, hexamethylcyclotrisilazane, diallylaminotrimethylsilane, and trivinylsilane. And various monomers such as unsaturated hydrocarbon monomers such as acetylene, ethylene, propylene, butene, butadiene, cyclohexane, benzene and toluene, fluorocarbon monomers such as tetrafluoroethylene, and vinyl monomers such as styrene and methyl methacrylate. However, the present invention is not limited to these, and may be a mixture of a plurality of types of monomers.
[0056]
The colorant used is, for example, Fast Yellow G, Benzidine Yellow, Indian Fast Orange, Irgadine Red, Carmine FR, Permanent Bordeaux FRR, Pigment Orange R, Resol Red 2G, Lake Red C, Rhodamine FB, Rhodamine B Lake, Phthalocyanine Examples thereof include blue, pigment blue, brilliant green B, phthalocyanine green, and quinacridone, but are not limited to these, and conventional colorants are used alone or in combination.
[0057]
The monomer and the colorant are vaporized separately and formed on the coating film by plasma polymerization.
[0058]
However, the silicon monomer can be vaporized by mixing the monomer and the colorant.
[0059]
The plasma polymerization will be briefly described.
[0060]
After the vaporized monomer / colorant mixture is introduced into the reaction vessel, the inside of the reaction vessel is depressurized.
[0061]
In the reaction vessel, a pair of upper and lower electrode plates are provided, with the upper electrode plate serving as an anode and the lower electrode plate serving as a cathode. The cathode electrode plate can be vibrated with a vibration device.
[0062]
The particles made of the magnetic material after the formation of the coating film are exposed to the air-fuel mixture activated by the high-frequency plasma discharge between the upper and lower electrodes while being placed on the lower electrode plate and being vibrated.
[0063]
The activated air-fuel mixture causes a polymerization reaction on the surface of the coated magnetic particles to form a thin and uniform colored coating layer.
[0064]
Even if it says a coloring coating layer, it is not necessary to color, if the color of a coating film or a coating layer should just remain.
[0065]
The particles made of the coated magnetic material obtained as described above have magnetism as a magnetic material and color as a colorant.
[0066]
This is dispersed by a conventional toner manufacturing method in a binder agent together with additives such as a charge control agent, other colorants, a release agent, and an external additive as necessary to form a toner.
[0067]
For example, as the least restrictive method, there is a pulverization method in which a mixture of a binder agent raw material, coated magnetic particles, and other additives is melt-kneaded in a thermal kneader and then mechanically pulverized.
[0068]
In addition, after spraying a solution in which a binder agent raw material, coated magnetic particles and other additives are dispersed and dissolved to produce fine particles, the spray drying method of classifying the particles and performing other post-treatments are: There is an advantage that fine and nearly spherical toner particles can be produced.
[0069]
Furthermore, the polymerization method in which the binder agent raw material, the coated magnetic particles and other additives are dispersed in the polymerizable polymer and polymerized by a method such as emulsion polymerization, suspension polymerization, dispersion polymerization, etc., yields fine and nearly spherical particles. In addition, the number of steps can be reduced.
[0070]
The magnetic toner thus prepared is used as a one-component developer for color. It can also be used as a two-component developer by mixing with a carrier.
[0071]
These one-component developer and two-component developer can be used as a developer of an image forming apparatus by a conventional method.
[0072]
For example, an image forming apparatus using the developer according to the present embodiment can be configured as shown in FIG.
[0073]
A charging device 2, a latent image forming device 3, a developing device 4, a transfer device 5, and a cleaning device 6 are provided around the photosensitive drum 1 serving as a circular image carrier.
[0074]
The photoreceptor layer covering the surface of the photoreceptor drum 1 is made of, for example, OPC, α-Si, zinc oxide or the like.
[0075]
The charging device 2 is a device that makes the potential of the photoreceptor layer uniform by applying a charge by corona discharge or the like.
[0076]
The latent image forming apparatus 3 exposes the uniform photoreceptor layer to form a latent image. For example, a laser beam is emitted by combining a light emitter such as an LED or a lens.
[0077]
The developing device 4 develops the latent image by supplying charged toner to the photoreceptor layer on which the latent image is formed.
[0078]
Here, since the toner containing the particles of the covering magnetic material that conceals the original color and has a bright white color is used in this embodiment, the developed toner image has a white color or a bright color. It will be.
[0079]
The transfer device 5 transfers the toner image on the photosensitive drum 1 to a sheet 7 positioned between the photosensitive drum 1 by electrically sucking the toner image.
[0080]
The cleaning device 6 removes the toner remaining on the photosensitive drum 1 after the transfer, and prepares for the next image formation. As a method for removing the toner, there are an electrical method in which the photosensitive drum 1 is exposed to light to control the potential and the toner is dropped, and a mechanical method in which a plate is applied to the photosensitive drum 1 and the toner is scraped off.
[0081]
The image thus obtained is white or has a vivid color.
[0082]
The toner supply to the developing device 4 can be easily performed by replacing the emptied toner cartridge 7 with one filled with toner.
[0083]
Alternatively, the photosensitive drum 1, the developing device 4, and the cleaning device 6 may be integrated, and a process cartridge structure may be used in which replacement is performed when toner replenishment is necessary. In this way, the photosensitive drum 1 that affects the reproducibility of the formed image can be replaced at the toner replacement timing together with the process cartridge 8 before the surface is significantly deteriorated due to the surface being damaged.
[0084]
Hereinafter, examples and comparative examples of the toner according to the exemplary embodiment will be described.
[0085]
Example 1 Particles made of a magnetic material having an average particle size of 0.25 μm (MAT305 manufactured by Toda Kogyo Co., Ltd.) were treated as follows.
[0086]
Buffer solution 1 was prepared by dissolving potassium chloride in distilled water to a concentration of 0.4 mol / liter and boric acid to a concentration of 0.4 mol / liter.
[0087]
Next, sodium hydroxide was dissolved in distilled water to a concentration of 0.4 mol / liter to obtain a buffer solution 2.
[0088]
Further, 250 ml of buffer solution 1 and 115 ml of buffer solution 2 were mixed to obtain buffer solution 3.
[0089]
In addition, acetic acid was dissolved in distilled water to a concentration of 0.3 mol / liter, and sodium acetate was dissolved to a concentration of 0.9 ml / liter to obtain buffer solution 4.
[0090]
In 365 ml of buffer solution 3, 15 g of particles made of a magnetic material were placed and stirred with an ultrasonic vibrator to obtain dispersion 1.
[0091]
After adding 20 ml of sodium silicate solution to the dispersion at 40 ml / min, the mixture was allowed to stand for 2 hours to precipitate silica crystals on the surface of the particles made of a magnetic material to obtain silica-coated magnetic particles.
[0092]
Thereafter, it was washed with water, kept at 150 ° C. with a dryer, and dried for 8 hours to obtain silica-coated magnetic particles.
[0093]
5.5 g of this silica-coated magnetic particle was taken, placed in 250 ml of buffer solution 4, and vibrated with an ultrasonic vibrator to obtain dispersion 2.
A 0.6 mol titanium sulfate aqueous solution was added dropwise to the dispersion 2 maintained at 50 to 55 ° C., and after the reaction was completed, titania crystals were precipitated on the surface of the silica-coated magnetic particles.
[0095]
This was washed with water, dried in a vacuum dryer, heated and calcined at 500 ° C. for 30 minutes to obtain yellowish white, smooth surface silica / titania coated magnetic particles.
[0096]
The silica / titania-coated magnetic particles were spread on the electrode plate on the lower side of the reaction vessel of the plasma polymerization apparatus so as to have a thickness of about 1 mm, and then the pressure inside the reaction vessel was reduced. Vaporized methyl methacrylate monomer was introduced, 13.56MHz, 500W high frequency power was applied between the upper and lower electrode plates to cause plasma discharge for 2 to 10 minutes, and at the same time, the lower electrode plate was vibrated with a vibration device, Silica / titania coated magnetic particles were vibrated.
[0097]
In this way, a film of methyl methacrylate was formed on the surface of the silica / titania-coated magnetic particles by plasma polymerization reaction, and white silica / titania / methyl methacrylate-coated magnetic particles were obtained.
[0098]
50 parts of the silica / titania / methyl methacrylate coated magnetic particles, 49 parts of styrene acrylic resin (CPR100 manufactured by Mitsui Chemicals), and 1 part of a charge control agent (TN-105 manufactured by Hodogaya Chemical) were prepared.
[0099]
These were mixed and dispersed with a high-speed fluid mixer, and then heat-melt kneaded to obtain a kneaded mass.
[0100]
The kneaded mass was pulverized and classified to obtain white magnetic toner particles having an average particle diameter of 10 μm.
[0101]
The toner particles were mounted on a copying machine (modified from TOSHIBA TEC TF631), and the original image was copied to obtain a copied image.
[0102]
A colorimetric color difference meter (TC8600A manufactured by Tokyo Denshoku Co., Ltd.) was used to determine the color measurement result of this copy image based on JISZ8722 (1982) based on the method specified by the CIE (International Lighting Association), and L *, a * , B * are displayed in the standard color system. The results are shown in Table 1.
[Table 1]
Figure 0003883875
[0103]
Further, the color difference ΔE between the copied image and the original image was calculated. The results are shown in Table 2.
[Table 2]
Figure 0003883875
[0104]
(Example 2) Vaporized methyl methacrylate was mixed with vaporized cyan pigment (Pigment Blue 15.3) to form a film on the surface of silica / titania-coated magnetic particles of Example 1 by a plasma polymerization reaction. Cyan colored silica / titania / methyl methacrylate / cyan pigment coated magnetic particles were obtained.
[0105]
This was used in place of silica / titania / methyl methacrylate coated magnetic particles, and treated in the same manner as in Example 1 to obtain cyan magnetic toner particles. Similarly, L *, a *, as shown in Table 1, b * measurement results and ΔE measurement results as shown in Table 2 were obtained.
[0106]
(Example 3) Vaporized methyl methacrylate was mixed with vaporized magenta pigment (Pigment Red 122) to form a film on the surface of silica / titania-coated magnetic particles of Example 1 by a plasma polymerization reaction. Magenta silica / titania / methyl methacrylate / magenta pigment coated magnetic particles were obtained.
[0107]
This was used in place of silica / titania / methyl methacrylate coated magnetic particles, and processed in the same manner as in Example 1 to obtain magenta magnetic toner particles. Similarly, L *, a *, as shown in Table 1, b * measurement results and ΔE measurement results as shown in Table 2 were obtained.
[0108]
(Example 4) Vaporized methyl methacrylate was mixed with vaporized yellow pigment (Pigment Yellow 180) to form a film on the surface of silica / titania-coated magnetic particles of Example 1 by a plasma polymerization reaction. Yellow colored silica / titania / methyl methacrylate / yellow pigment coated magnetic particles were obtained.
[0109]
This was used in place of silica / titania / methyl methacrylate coated magnetic particles, and treated in the same manner as in Example 1 to obtain yellow magnetic toner particles. Similarly, L *, a *, as shown in Table 1, b * measurement results and ΔE measurement results as shown in Table 2 were obtained.
[0110]
(Comparative Example 1) Using magnetic particles (MAT305 manufactured by Toda Kogyo Co., Ltd.) having an average particle diameter of 0.25 μm instead of silica / titania / methyl methacrylate coated magnetic particles, toner particles were obtained in the same manner as in Example 1. Similarly, measurement results of L *, a *, and b * as shown in Table 1 and ΔE measurement results as shown in Table 2 were obtained.
[0111]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is characterized in that it can be manufactured more easily in a shorter time than the prior art, and the magnetic particles themselves are concealed in color and contain bright white or colored covering magnetic particles. A toner and a manufacturing method thereof can be provided.
[0112]
Furthermore, an image forming apparatus capable of forming a toner image using this toner can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an enlarged conceptual diagram of coated magnetic particles.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing an example of the shape of coated magnetic particles.
FIG. 3 is a conceptual diagram of an embodiment of an image forming apparatus.
FIG. 4 is a conceptual diagram of another embodiment of the image forming apparatus.
FIG. 5 is a conceptual diagram of toner.
[Explanation of symbols]
1 ... photosensitive drum,
2 ... charging device,
3 ... latent image forming device,
4 ... Developing device,
5 ... Transfer device,
6 ... Cleaning device,
7 ... Toner cartridge 8 ... Process cartridge,
31 ... Particles made of magnetic material,
32 ... 1st metal oxide crystal,
33 ... second metal oxide crystal,
34 ... coating film,
35 ... colored coating layer,
50: Covering magnetic particles,
60 ... Binder agent,
70: Toner particles.

Claims (2)

バインダ樹脂中に磁性粒子を溶融混練したのち、粉砕することによって得られるトナーであって、
前記磁性粒子は、
芯材となる0.1〜0.5μmの磁性材料と、
この磁性材料の表面に結晶化により形成された、シリカ、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化ビスマス、酸化セリウム、酸化アンチモン、酸化インジウムから選択される白色の第1の金属酸化物結晶層と、
前記第1の金属酸化物結晶層の表面に結晶化により形成された、酸化珪素、酸化チタンから選択される白色の第2の金属酸化物結晶層と、
前記第2の金属酸化物結晶層の表面を被覆する、セルロース、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリエステル、メミン樹脂、ポリウレタン、酢酸ビニル樹脂、珪素樹脂、アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル、スチレン、エチレン、プロピレン、及びこれらの誘導体の重合体、または共重合体から選択される被覆層と、
前記被覆層の表面に形成され、モノマーと着色剤とをプラズマ重合させて形成された着色コーティング層とを有することを特徴とする磁性トナー。
A toner obtained by melting and kneading magnetic particles in a binder resin and then pulverizing the toner,
The magnetic particles are
A magnetic material of 0.1 to 0.5 μm serving as a core material;
A white first metal oxide crystal layer selected from silica, titanium oxide, zirconium oxide, bismuth oxide, cerium oxide, antimony oxide, and indium oxide, formed on the surface of the magnetic material by crystallization;
A white second metal oxide crystal layer selected from silicon oxide and titanium oxide formed by crystallization on the surface of the first metal oxide crystal layer;
Cellulose, polyamide, epoxy resin, polyester, memine resin, polyurethane, vinyl acetate resin, silicon resin, acrylate ester, methacrylate ester, styrene, ethylene, propylene, which covers the surface of the second metal oxide crystal layer And a coating layer selected from a polymer or copolymer of these derivatives,
A magnetic toner comprising a colored coating layer formed on a surface of the coating layer and formed by plasma polymerization of a monomer and a colorant.
像担持体を帯電させる帯電装置と、
この帯電装置で帯電された前記像担持体に露光することにより静電潜像を形成する露光装置と、
この露光装置で形成された前記静電潜像を、トナーを供給することにより現像する現像装置と、
この現像装置で現像された前記トナー像を、用紙に転写させる転写装置とを有し、
前記トナーは、バインダ樹脂中に磁性粒子を溶融混練したのち、粉砕することによって得られ、
前記磁性粒子は、
芯材となる0.1〜0.5μmの磁性材料と、
この磁性材料の表面に結晶化により形成された、シリカ、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化ビスマス、酸化セリウム、酸化アンチモン、酸化インジウムから選択される白色の第1の金属酸化物結晶層と、
前記第1の金属酸化物結晶層の表面に結晶化により形成された、酸化珪素、酸化チタンから選択される白色の第2の金属酸化物結晶層と、
前記第2の金属酸化物結晶層の表面を被覆する、セルロース、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリエステル、メミン樹脂、ポリウレタン、酢酸ビニル樹脂、珪素樹脂、アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル、スチレン、エチレン、プロピレン、及びこれらの誘導体の重合体、または共重合体から選択される被覆層と、
前記被覆層の表面に形成され、モノマーと着色剤とをプラズマ重合させて形成された着色コーティング層とを有することを特徴とする画像形成装置。
A charging device for charging the image carrier;
An exposure device that forms an electrostatic latent image by exposing the image carrier charged by the charging device;
A developing device for developing the electrostatic latent image formed by the exposure device by supplying toner;
A transfer device for transferring the toner image developed by the developing device to a sheet;
The toner is obtained by melting and kneading magnetic particles in a binder resin and then pulverizing,
The magnetic particles are
A magnetic material of 0.1 to 0.5 μm serving as a core material;
A white first metal oxide crystal layer selected from silica, titanium oxide, zirconium oxide, bismuth oxide, cerium oxide, antimony oxide, and indium oxide, formed on the surface of the magnetic material by crystallization;
A white second metal oxide crystal layer selected from silicon oxide and titanium oxide formed by crystallization on the surface of the first metal oxide crystal layer;
Cellulose, polyamide, epoxy resin, polyester, memine resin, polyurethane, vinyl acetate resin, silicon resin, acrylate ester, methacrylate ester, styrene, ethylene, propylene, which covers the surface of the second metal oxide crystal layer And a coating layer selected from a polymer or copolymer of these derivatives,
An image forming apparatus comprising: a colored coating layer formed on the surface of the coating layer by plasma polymerization of a monomer and a colorant.
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