JP3879416B2 - Steam beauty machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スチーム式美容器に関し、詳しくは、ノズル外周面及びその近傍に生じた結露水をノズルから噴出することなく確実に給水タンクに戻す為の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
スチーム式美容器とは、給水タンクやヒータにより成るスチーム発生装置で発生させたスチームをスチーム流路の先端に設けたノズルのスチーム噴出口から人体に向けて噴出させる為のものであり、肌の新陳代謝促進や毛髪に潤いを与える等といった美容効果を得ることのできるものであるが、ノズルの外周面やノズル近傍のスチーム流路内壁にはどうしても結露水(湯滴)が生じてしまい、これがスチーム圧によりノズルから噴出してしまうと使用者に火傷を負せる恐れがある。そこで、結露水の噴出を防ぐ為に特開2000−070039公報記載のスチーム式美容器のようにノズル自体に結露水を滴下して給水タンクに戻す為の機構を設けたものも提案されているのだが、上記したような滴下機構では、ノズル外周面の結露溜りが滴下機構を介して滴下するのに時間がかかり、滴下するまでの間に結露溜りが増加してしまう。結露溜りはその量が多い程にスチーム圧の変動等によって動きが不安定化するものであり、この為に或るタイミングで結露溜りがスチームとともにノズルを通って噴射されてしまうことがあった。
【0003】
図7に示すように、従来はこれを解決する為に複数のひも状の金属をより込んで形成した復水部材30をノズル1の下部に設置し、ノズル1の外周面に生じたノズル外周結露溜りW1を、復水部材30の毛細管現象を利用してスチーム圧の変動等の影響を受けない復水部材30の端部16にまで強制的に引き込んでから滴下させる構成をとっていた。
【0004】
しかし、この構成のものではスチーム量を大きくした場合に問題が生じる。つまり、スチーム流路内壁17のノズル1近傍下側に形成した結露水生成蓄積部18に蓄積されるノズル近傍結露溜りW2の生成量がスチーム量の増加に伴って増加し、加えて、ノズル近傍結露溜りW2を結露水生成蓄積部18内に保持させる働きをするスチーム圧がスチーム量の増加に伴って増加することからノズル近傍結露溜りW2が給水タンク13側に流れ出す為に必要となる溜り量も増加してしまい、これによりスチーム量が増大する程にノズル近傍結露溜りW2の溜り量が増加することとなる。
【0005】
ノズル近傍結露溜りW2の溜り量が増加すると、復水部材30はその一部がノズル近傍結露溜りW2に浸ってしまい、この為に毛細管現象が生じなくなってノズル外周結露溜りW1を復水部材30の端部16にまで引き込めなくなってしまうばかりか、復水部材4がノズル近傍結露溜りW2を水の表面張力によって保持してしまうといった現象が生じてしまう。このような現象が生じるとノズル近傍結露溜りW2はノズル1側に接近することとなるので、スチーム圧の変動等が生じるとノズル1からノズル近傍水溜りW2の一部が熱い湯滴となって噴出されてしまう可能性が高くなる。従って、使用スチームの量を規制する必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ノズル外周結露溜りW2やノズル近傍結露溜りW1をノズル1から湯滴として噴出させることなく確実に給水タンク13に戻すことのできる、ノズル1からの湯滴の噴出に対して安全性の高いスチーム式美容器を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係るスチーム式美容器を、給水タンクと、給水タンク内の水を加熱するヒータと、ヒータの加熱により気化して成るスチームの移動するスチーム流路を有し、所定の長さを有する貫通した筒状であり且つ先端をスチーム噴出口としたノズルをスチーム流路内に位置させて、スチーム流路内を流れてきたスチームをノズルのスチーム噴出口から噴出させるスチーム式美容器において、結露水が蓄積される側のスチーム流路の内壁とノズルの外周面との間に、ノズルの中心軸に沿って棒状の復水部材を設けたことを特徴とするスチーム式美容器とする。
【0008】
このようにすることで、復水部材と接触したノズル近傍結露溜りの不安定な動きを抑制するとともに、該ノズル近傍結露溜りを復水部材に伝わせて給水タンクに戻し、加えて、復水部材と接触したノズル外周結露溜りを復水部材に伝わせてノズル近傍結露溜りと結合させた後に給水タンクに戻すことができる。
【0009】
また、ノズルの外周面と復水部材との間に隙間を設けることも好ましく、このようにすることで、ノズル外周結露溜りが復水部材を伝った後に再びノズル側に戻ることを防止することができる。
【0010】
また、スチーム流路に結露水を給水タンクに戻す為の復水管路を設けるとともに、復水部材を復水管路に接触させることも好ましく、このようにすることで、復水部材を伝う結露水に毛細管現象を生じさせることができる。
【0011】
また、復水部材を断面円形状に形成することも好ましく、このようにすることで、復水部材の表面積を小さく抑えて復水部材の外周面に生じる結露量を抑制することができ、加えて、表面張力によって復水部材が結露水を保持する力を抑制することもできる。
【0012】
また、復水部材を円筒形状に形成することも好ましく、このようにすることで、ノズルと復水部材の下流側端部との間に生じた結露溜りを毛細管現象によって復水部材の円筒内部に伝わせることができる。
【0013】
また、復水部材を高熱伝導性金属で形成することも好ましく、このようにすることで、復水部材の形状安定性や信頼性が経時的に確保されるとともに、復水部材の昇温速度が上昇するので復水部材の外周面に生じる結露量が抑制される。
【0014】
また、復水部材を複数設けるとともに、それらを並列に配設することも好ましく、このようにすることで、ノズル近傍結露溜りを複数の結露溜りに分割して給水タンクに戻すことができ、分割された結露溜りを夫々強力に規制することができるとともに、夫々の結露溜りの溜り量を少なく抑えることができる。
【0015】
また、ノズルの外周面を高撥水性に設けることも好ましく、このようにすることで、ノズルの外周面に生じた結露水を無数の小さな結露玉にし、ノズルから結露水への放熱量を減少させてノズルの昇温速度を上昇させることができ、これによりノズルの外周面における結露量を少なく抑えることができる。また、結露玉が結合して成るノズル外周結露溜りを溜り量の少ないうちに重力によって滴下させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施の形態に基づいて説明する。図3は本発明の実施の形態における一例の概略断面図であり、図示したように、スチーム式美容器15は、給水タンク13と、給水タンク13内の水20を加熱するヒータ14と、ヒータ14の加熱により気化して成るスチームの移動するスチーム流路3を有したものであり、スチーム流路3内の下流側には、所定の長さを有する貫通した筒状であり且つ先端をスチーム噴出口としたノズル1を位置させている。使用者はスチーム流路3を通ってノズル1のスチーム噴出口から噴出されたスチームを浴びることで肌の新陳代謝を促進させたり毛髪に潤いを与えたりといった美容効果を得る。
【0017】
図1、図2には一例のノズル1近傍の構造が示してある。多孔質高熱伝導材12(例えばSUS焼結体で形成)を内蔵したノズル1は、パッキン2により固定保持されている。ノズル1の上流側端面8周辺のスチーム流路内壁17には、スチームの上流側を小径、下流側を大径として成る結露水生成蓄積部18が設けられており、該結露水生成蓄積部18とノズル1との間には棒状の復水部材4がノズル1の中心軸Cに沿って設けてある。
【0018】
上記復水部材4は高熱伝導性金属で形成したものであり、固定部材6を介してその下流側端部をノズル1に固定させてあるとともに、上流側端部7を結露水生成蓄積部18から上流側に延設されて成る復水管路9に接触させてある。ここでの復水管路9との接触は、復水部材4を伝う結露水に上流側端部7にて毛細管現象を生じさせる為のものであり、この毛細管現象によって、結露水の溜り量が少ないうちに復水部材4を伝うように結露水を引き込んで給水タンク13に戻すことができる。また、固定部6としては、ばね性を有した金属等で形成するほうが保持力も得られて組立性も良くなるので好ましい。
【0019】
結露水生成蓄積部18にて蓄積されたノズル近傍結露溜りW2は、復水部材4との接触により、スチーム圧の変動等により生じる不安定な動きが水の表面張力の作用で抑制されるとともに、上流側端部7で生じる毛細管現象によって復水部材4を伝って復水管路9へと引き込まれ、溜り量が少ないうちに給水タンク13に戻されることになるので、ノズル近傍結露溜りW2がノズル1に接近することが防止される。また、ノズル近傍結露溜りW2が給水タンク13に戻るまでの復水経路は復水部材4を伝わることで固定した経路となり、この為に復水経路の固定されていないものが有することとなる不安定性要素は排除されているので、復水信頼性が向上する。
【0020】
ノズル1の外周面の結露水が蓄積して生じたノズル外周結露溜りW1は、復水部材4を伝ってノズル近傍結露溜りW2と結合し、その後は一体となって上流側端部7で生じる毛細管現象によって復水部材4を伝って復水管路9へと引き込まれ、給水タンク13に戻される。ここで、ノズル1と復水部材4との間には、ノズル外周結露溜りW1が復水部材4を伝った後に再びノズル1側に戻ってノズル1の下流側端面8と接触することのない程度の広さに隙間5を空けておくことで、復水信頼性が更に向上する。
【0021】
上記したように、復水部材4を一つ設けることによってノズル近傍結露溜りW2とノズル外周結露溜りW1の両方を効率よく給水タンク13に戻し、それらの結露溜りの一部が湯滴としてノズル1から噴き出されることを防止している。
【0022】
また、復水部材4の形状は棒状であるとともに、図4に示すように断面円形状に形成されており、これにより復水部材4の表面積を小さくして復水部材4の外周面に生じる結露量を抑制している。更に、断面円形状にすることで、表面張力により復水部材4が結露水を保持する力が抑制されているので、ノズル外周結露溜りW1とノズル近傍結露溜りW2はスムーズに結合して給水タンク13に戻されることとなる。従って、復水部材4を断面円形状に形成することで、ノズル近傍結露溜りW2の溜り量は更に少なく抑えられ、これによりノズル1からの湯滴の噴出しに対する安全性を更に向上させている。
【0023】
また、復水部材4は高熱伝導性金属で形成されており、これによって復水部材4の昇温速度が速くなっているので、復水部材4の外周面に生じる結露量が少なく抑えられている。更に、金属で形成されていることで、形状安定性や信頼性が経時的に確保されるので復水信頼性も高い。
【0024】
本例では、ノズル1の上流側端面8周辺のスチーム流路内壁17に結露水生成蓄積部18を形成しているが、このような結露水生成蓄積部18を設けず、スチーム流路内壁17をノズル1近辺においても略同径に形成したものであっても構わない。
【0025】
図4には、本発明の実施の形態における他の例のノズル1周辺を示している。他の例のスチーム式美容器は、復水部材4の形状を貫通した円筒形状としたものであり、その他の構成は上記した一例のものと同様である。このようにすることで、ノズル外周結露溜りW1のなかでも特にノズル1と復水部材4の下流側端部との間に生じた結露溜りW3が毛細管現象によって復水部材4の円筒内部を伝わって、復水部材4の上流側端部と接触した復水管路9に導出されることとなる。従って、ノズル外周結露溜りW1の溜り量を低減させることができるので、ノズル1からの湯滴の噴出しに対する安全性が更に向上するものである。
【0026】
図5には、本発明の実施の形態における更に他の例のノズル1周辺を示している。更に他の例のスチーム式美容器は、復水部材4として、円筒形状の左復水部材4a、中復水部材4b、右復水部材4cを適当な隙間を空けて並列に配設したものであり、その他の構成は上記した一例のものと同様である。このようにすることで、ノズル近傍結露溜りW2は、図5(b)中にて左復水部材4aより左側に溜まって成る結露溜りW4と、左復水部材4aと中復水部材4bの間に溜まって成る結露溜りW5と、中復水部材4bと右復水部材4cの間に溜まって成る結露溜りW6と、右復水部材4cの右側に溜まって成る結露溜りW7とに分割されたうえで夫々が復水経路を通って給水タンク13に戻される。従って、結露溜りW4〜W7の夫々は溜り量が少なく抑えられるとともに動きを強力に規制されるので、ノズル1からの湯滴の噴出しに対する安全性が更に向上するものである。
【0027】
図6には、本発明の実施の形態における別の例のノズル1を示している。別の例のノズル1は外周面を高撥水性としたものであり、その他の構成は上記した一例のものと同様である。本例では、高熱伝導性金属で形成されたノズル1の外周面に四弗化エチレン樹脂コート11を処理することで上記高撥水性を実現させているが、ノズル1の外周面に酸化チタン処理を施したり、ノズル1自体を高撥水性の素材で形成したものであっても良い。
【0028】
このような構成にすることで、ノズル1の外周面に生じた結露水は図示したように無数の小さな結露玉W8になるので、結露水とノズル1との接触面積が減少する。これによりノズル1から結露水への放熱量が減少してノズル1の昇温速度が速くなるので、ノズル1の外周面におけるスチームの飽和温度が高くなり、ノズル1の外周面での結露量が少なく抑えられる。また、上記した無数の結露玉W8が結合してノズル外周結露溜りW1を形成した場合にも、ノズル1の外周面における高撥水性によって溜り量の少ないうちに重力によってノズル外周結露溜りW1を滴下させることができる。従って、ノズル1の外周面を高撥水性に設けることで、ノズル1からの湯滴の噴出しに対する安全性が更に向上するものである。
【0029】
【発明の効果】
上記のように本発明にあっては、請求項1に係る発明を、給水タンクと、給水タンク内の水を加熱するヒータと、ヒータの加熱により気化して成るスチームの移動するスチーム流路を有し、所定の長さを有する貫通した筒状であり且つ先端をスチーム噴出口としたノズルをスチーム流路内に位置させて、スチーム流路内を流れてきたスチームをノズルのスチーム噴出口から噴出させるスチーム式美容器において、結露水が蓄積される側のスチーム流路の内壁とノズルの外周面との間に、ノズルの中心軸に沿って棒状の復水部材を設けたことを特徴とするスチーム式美容器とすることで、復水部材と接触したノズル近傍結露溜りの不安定な動きを抑制するとともに、該ノズル近傍結露溜りを復水部材に伝わせて給水タンクに戻することができ、加えて、復水部材と接触したノズル外周結露溜りを復水部材に伝わせてノズル近傍結露溜りと結合させた後に給水タンクに戻すことができるので、復水部材を設けるだけでノズル近傍結露溜りとノズル外周結露溜りの両方を効率よく給水タンクにまで戻し、結露溜りの一部がノズルのスチーム噴出口から湯滴となって噴出することを防止するという効果がある。
【0030】
また、請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載の発明の効果に加えて、ノズルの外周面と復水部材との間に隙間を設けることで、ノズル外周結露溜りが復水部材を伝った後に再びノズル側に戻ることを防止しているので、復水信頼性が更に向上するという効果がある。
【0031】
また、請求項3に記載の発明にあっては、請求項1または2に記載の発明の効果に加えて、スチーム流路に結露水を給水タンクに戻す為の復水管路を設けるとともに復水部材を復水管路に接触させることで、復水部材を伝う結露水に毛細管現象を生じさせているので、結露溜りの溜り量が少ないうちに結露溜りを復水経路に引き込んで給水タンクに戻すことができ、これによりノズルからの湯滴の噴出に対する安全性を更に向上させるという効果がある。
【0032】
また、請求項4に記載の発明にあっては、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、復水部材を断面円形状に形成することで、復水部材の表面積を小さく抑えて復水部材の外周面に生じる結露量を抑制することができ、加えて、表面張力によって復水部材が結露水を保持する力を抑制することもできるので、結露溜りの溜り量が更に少ないうちに結露溜りを復水経路に引き込んで給水タンクに戻し、これによりノズルからの湯滴の噴出に対する安全性を更に向上させるという効果がある。
【0033】
また、請求項5に記載の発明にあっては、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、復水部材を円筒形状に形成することで、ノズルと復水部材の下流側端部との間に生じた結露溜りを毛細管現象によって復水部材の円筒内部に伝わせることができるので、ノズル外周結露溜りの溜り量を減少させてノズルからの湯滴の噴出に対する安全性を更に向上させるという効果がある。
【0034】
また、請求項6に記載の発明にあっては、請求項1〜5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、復水部材を高熱伝導性金属で形成することで、復水部材の形状安定性や信頼性が経時的に確保されるとともに、復水部材の昇温速度が速くなることから復水部材の外周面に生じる結露量が抑制されるので、ノズルからの湯滴の噴出に対する安全性が更に向上するという効果がある。
【0035】
また、請求項7に記載の発明にあっては、請求項1〜6のいずれかに記載の発明の効果に加えて、復水部材を複数設けるとともにそれらを並列に配設することで、ノズル近傍結露溜りを複数の結露溜りに分割して給水タンクに戻すことができ、更に、分割された結露溜りを夫々強力に規制することができるとともに夫々の結露溜りの溜り量を少なく抑えることができるので、結露溜りがノズルに近づくことを防止してノズルからの湯滴の噴出に対する安全性を更に向上させるという効果がある。
【0036】
また、請求項8に記載の発明にあっては、請求項1〜7のいずれかに記載の発明の効果に加えて、ノズルの外周面を高撥水性に設けることで、ノズルの外周面に生じた結露水を無数の小さな結露玉にしてノズルから結露水への放熱量を減少させ、ノズルの昇温速度の上昇により、ノズルの外周面における結露量を少なく抑えることができることに加えて、結露玉が結合して成るノズル外周結露溜りを溜り量の少ないうちに重力によって滴下させることができるので、ノズルからの湯滴の噴出に対する安全性を更に向上させるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における一例のノズル近傍を示した一部断面図である。
【図2】図1におけるA矢視図である。
【図3】一例のスチーム式美容器の概略一部断面図である。
【図4】本発明の実施の形態における他の例のノズルと復水部材を示しており、(a)は側面図、(b)は(a)におけるA′矢視図である。
【図5】本発明の実施の形態における更に他の例のノズル近傍を示しており、(a)は一部断面図、(b)は(a)におけるA″矢視図である。
【図6】本発明の実施の形態における別の例のノズルを示す側面図である。
【図7】従来例のノズル近傍を示した一部断面図である。
【符号の説明】
1 ノズル
3 スチーム流路
4 復水部材
4a 左復水部材
4b 中復水部材
4c 右復水部材
5 隙間
9 復水管路
13 給水タンク
14 ヒータ
15 スチーム式美容器
17 スチーム流路内壁
W1 ノズル外周結露溜り
W2 ノズル近傍結露溜り
C 中心軸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a steam beauty machine, and more particularly to a technique for reliably returning condensed water generated on the outer peripheral surface of a nozzle and the vicinity thereof to a water supply tank without ejecting from the nozzle.
[0002]
[Prior art]
The steam beauty machine is for spraying the steam generated by a steam generator consisting of a water supply tank and heater from the steam outlet of the nozzle provided at the end of the steam channel toward the human body. Although it is possible to obtain cosmetic effects such as promoting metabolism and moisturizing hair, dew condensation (water droplets) is inevitably generated on the outer peripheral surface of the nozzle and the inner wall of the steam channel near the nozzle. If it is ejected from the nozzle due to pressure, there is a risk of burning the user. Therefore, in order to prevent the dew condensation water from being ejected, there is also proposed a mechanism provided with a mechanism for dripping dew condensation water onto the nozzle itself and returning it to the water supply tank, such as a steam beauty machine described in JP-A-2000-070039. However, in the dropping mechanism as described above, it takes time for the condensation on the outer peripheral surface of the nozzle to drop through the dropping mechanism, and the condensation is increased before the dropping. As the amount of the condensation pool increases, the movement becomes unstable due to the fluctuation of the steam pressure or the like. For this reason, the condensation pool may be sprayed through the nozzle together with the steam at a certain timing.
[0003]
As shown in FIG. 7, conventionally, in order to solve this problem, a
[0004]
However, this configuration causes a problem when the steam amount is increased. That is, the generation amount of the near-condensation dew pool W2 accumulated in the dew condensation water
[0005]
When the amount of condensation in the nozzle near-condensation reservoir W2 increases, a part of the condensing
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above points, and the
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the steam beauty machine according to the present invention has a water supply tank, a heater for heating water in the water supply tank, and a steam flow path for moving steam that is vaporized by the heating of the heater. A nozzle having a predetermined length and having a penetrating cylinder and having a steam outlet at the tip is positioned in the steam channel, and the steam flowing in the steam channel is ejected from the steam outlet of the nozzle. In a steam beauty machine, a steam condensing member is provided along the central axis of the nozzle between the inner wall of the steam channel on the side where condensed water is accumulated and the outer peripheral surface of the nozzle. A beauty unit is used.
[0008]
In this way, the unstable movement of the condensation near the nozzle in contact with the condensing member is suppressed, and the condensation accumulation near the nozzle is transmitted to the condensing member and returned to the water supply tank. After the nozzle outer periphery condensation pool in contact with the member is transmitted to the condensing member and combined with the nozzle vicinity condensation pool, it can be returned to the water supply tank.
[0009]
In addition, it is also preferable to provide a gap between the outer peripheral surface of the nozzle and the condensing member. By doing so, it is possible to prevent the nozzle outer peripheral condensation from returning to the nozzle side again after passing through the condensing member. Can do.
[0010]
In addition, it is preferable to provide a condensate conduit for returning the condensed water to the water supply tank in the steam channel, and to bring the condensate member into contact with the condensate conduit. Can cause capillary action.
[0011]
In addition, it is also preferable to form the condensing member in a circular cross section, and in this way, the surface area of the condensing member can be suppressed to reduce the amount of condensation occurring on the outer peripheral surface of the condensing member. Thus, the force by which the condensing member holds the condensed water can be suppressed by the surface tension.
[0012]
It is also preferable that the condensing member is formed in a cylindrical shape, and in this way, the condensation pool formed between the nozzle and the downstream end of the condensing member is caused by capillarity inside the cylinder of the condensing member. Can be communicated to.
[0013]
It is also preferable to form the condensate member with a highly heat conductive metal, and in this way, the shape stability and reliability of the condensate member can be secured over time, and the rate of temperature rise of the condensate member As a result, the amount of condensation that occurs on the outer peripheral surface of the condensing member is suppressed.
[0014]
It is also preferable to provide a plurality of condensing members and arrange them in parallel. By doing so, the condensation reservoir near the nozzle can be divided into a plurality of condensation pools and returned to the water supply tank. It is possible to strongly regulate each of the condensation pools and to reduce the amount of each condensation pool.
[0015]
It is also preferable to provide the outer peripheral surface of the nozzle with high water repellency. By doing so, the condensed water generated on the outer peripheral surface of the nozzle is made into countless small dew condensation balls, and the amount of heat released from the nozzle to the condensed water is reduced. Thus, the temperature rising rate of the nozzle can be increased, and thereby the amount of dew condensation on the outer peripheral surface of the nozzle can be reduced. Moreover, the nozzle outer periphery dew condensation pool formed by combining dew condensation balls can be dropped by gravity while the amount of accumulation is small.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings. FIG. 3 is a schematic cross-sectional view of an example in the embodiment of the present invention. As shown in the drawing, the steam beauty machine 15 includes a
[0017]
1 and 2 show a structure in the vicinity of an
[0018]
The
[0019]
The near-nozzle condensation pool W <b> 2 accumulated in the condensed water generation and
[0020]
Nozzle outer periphery dew pool W1 generated by the accumulation of dew condensation water on the outer peripheral surface of the
[0021]
As described above, by providing one condensing
[0022]
Further, the condensing
[0023]
In addition, the condensing
[0024]
In this example, the condensed water generation /
[0025]
FIG. 4 shows the periphery of the
[0026]
FIG. 5 shows the periphery of the
[0027]
In FIG. 6, the
[0028]
With this configuration, the dew condensation water generated on the outer peripheral surface of the
[0029]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, the invention according to
[0030]
In addition, in the invention according to
[0031]
In addition, in the invention described in
[0032]
Moreover, in invention of
[0033]
In addition, in the invention according to
[0034]
Moreover, in invention of
[0035]
In addition, in the invention described in
[0036]
In addition, in the invention according to claim 8, in addition to the effect of the invention according to any one of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial sectional view showing the vicinity of an example nozzle in an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view taken in the direction of arrow A in FIG.
FIG. 3 is a schematic partial cross-sectional view of an example steam beauty machine.
4A and 4B show a nozzle and a condensing member of another example according to the embodiment of the present invention, in which FIG. 4A is a side view, and FIG. 4B is a view taken along arrow A ′ in FIG.
5A and 5B show the vicinity of a nozzle of still another example according to the embodiment of the present invention, in which FIG. 5A is a partial cross-sectional view, and FIG. 5B is a view taken along arrow A ″ in FIG.
FIG. 6 is a side view showing another example nozzle in the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a partial cross-sectional view showing the vicinity of a conventional nozzle.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (8)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001055287A JP3879416B2 (en) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | Steam beauty machine |
Applications Claiming Priority (1)
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