JP3878574B2 - Precut processing method and processing apparatus for interior material - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅等の床や壁、天井などに貼り付ける内装材を、あらかじめカットしてから搬入するための内装材プレカット処理方法および処理装置に関する。規格サイズの内装材を貼付け施工する際には、貼付け場所その他の条件に応じてカットが必要となる場合が多い。本発明は、現場での採寸やカットを不要にすることにより、的確、迅速で無駄のない施工を可能にする。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、住宅等の内装床材は、規格サイズの建材を現場に搬入し、大工さんが部屋ごとに間取りにあわせて端から貼り付けて行き、ずらしが必要なところや端の余分なところを鋸でカットしながら貼り付けていた。図7に貼り付け施工の1例を示す。詳細は後述されるが、図7の(a)の部屋の内面構造に合わせ、(b)に示す規格サイズの内装床材の長さ方向を縦にして、左上隅を基点に横方向(幅方向)に並べて順番に貼って行く施工方法を示している。また施工の手順としては、床材を貼った後で壁を仕上げることが一般的に行なわれる。そのため、次のような問題点があった。
1.発注する内装床材の数量は、部屋の広さにカットロスを見込んで積算する訳であるが、貼り方やカットの仕方が、部屋の形状やサイズと内装床材の規格、あるいは壁材と床材の納め方や、石膏ボードなどの壁パネルと幅木の下に入る床材端部の重なり代が一様でないために、正確性を欠いていた。従って材料を多めに手配したり、またある場合には不足が出たりしていた。材料を多めに手配した場合は持ち帰りに運賃がかかるし、不足すれば緊急で材料の追加発注を行わなければならず、材料や作業の無駄と工程の遅延が発生していた。
2.部屋の辺縁部は部屋の大きさに合わせて材料をカットしなければならないが、現場にて採寸しながらの作業となり、その分時間や工数がかかるものとなっている。工数は大工さんの熟練度や腕の良し悪しによって変わるので、工数の算出が難しくあいまいになってしまい、納期もまた不確実とならざるを得ない。
3.材料面や工数面であいまいということは、住宅の建築コストもその部分があいまいになることにつながる。
4.現場の採寸でカットミスが発生して、材料が無駄になり、不足をきたすこともある。
5.材料の不足を補うために建材メーカー、販売店、配送業者それぞれに緊急出荷・配送の体制を組む必要がある。
6.材料の板取り手法も担当者によってまちまちであり、加工ロスにも個人差があった。
7.内装床材を貼り終えた後で壁を仕上げる手順なので、床を傷つけないように一時的に養生をして床面を保護する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、住宅建築などにおける内装材の施工において、現場での採寸ミスやカットミスによる内装材の無駄の発生あるいは現場まかせによる貼り方手順や手法の人為的不確定性から生じる工数・納期の不確実さを排除できる解決手段を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、内装材の規格情報や貼り方を含む施工方法の詳細情報をCADシステムのような建物設計プログラムに与えて、建物の構造設計だけでなく、内装材の割付け処理まで行なわせるようにするもので、内装材のプレカット加工を容易にすることで、上記課題の解決を図るものである。
【0005】
内装材として内装床材を例にとると、本発明では、
1.仕上げに使う内装床材の情報を建物の設計CAD情報とリンクさせ、ひとつの部屋の領域もしくは複数の部屋にまたがる領域ごとに、床材の貼り方情報を入力し、CADシステムにて割付け処理される。
2.割付け処理にあたっては、壁際の幅木材や開口部の敷居材のサイズ・形状を認識し、クリアランスおよび内装材の重なり代等を考慮した上で実際に貼り付ける領域を算出して割付けが行なわれる。
3.割付けた結果は、割付け図としてCADシステムから出力する。
4.各エリアの辺縁部にあって、プレカットが必要な部分には部材の一つひとつに割付け番号を振り、割付け図に記載する。
5.各部材は加工機械にてプレカットできるように、歩留まり向上のための板取りを考慮したプレカット加工図とともに、加工機械用の加工データも作成する。
6.工場にて事前にプレカットし、プレカット部材には割付け番号を表記しておく。
7.内装床の施工時期に合わせ、その建物の割付け領域毎に必要な部材を過不足無く建築現場に搬入する。
8.建物は構造躯体を組み立てたすぐ後で、床パネルを内装床の下地として施工し、内装床を貼る前に、石膏ボードなどの壁パネルを貼り付ける壁の施工まで済ませておく。
9.現場では改めて採寸やカットすることなく、内装床材を割付け番号にしたがって配置して、釘留めにより貼付け施工する。
10.商品情報をメーカーからCADユーザーに配付することによって正しい割付けや加工が可能となる。
11.施工に関しても、例えば納め方や施工順、割付けパターン等の標準的な情報をCADユーザーに配布し、加工データ生成ロジックを標準化することによって、幅木や敷居等の見切り部材とも適切な重なり代および隙間を確保でき、クレームの少ない加工・施工を実現できる。
【0006】
このため、本発明は、以下のように構成される。
(1) 建物設計プログラムと、建築建物の部屋の内面に貼り付ける内装材の規格情報や貼り方を含む施工方法等の設計条件データとが処理装置のメモリに格納され、建物設計プログラムには、該施工方法に関するデータに基づき部屋の内面構造に合わせた内装材の割付けを行なう機能を持たせ、該建物設計プログラムにメモリから読み出した上記設計条件データを与えて、内装材を貼り付ける部屋の割り付け領域の内々面積と、該面積が幅木などの仕上げ部材の取り付けにより狭くなる実際に部屋内に見える領域と該狭くなる領域と上記内々面積の領域との差のクリアランスとを算出し、次に実際に内装材を貼り付ける面積を、クリアランス内に入り込む内装材端部の重なり代および隙間の値を決定して算出し、内装材の割付け位置とプレカットのための加工寸法の情報を含む割付けデータを作成する内装材のプレカット処理方法であって
上記重なり代および隙間の値は、少なくとも、貼り付ける面積に対する重なり代および隙間の値の比率のデータに基づいて決定することを特徴とする内装材のプレカット処理方法の構成。
(2) 前項(1)において、上記貼り付ける面積に対する重なり代および隙間の値は、さらに過去にクレームが発生したときの情報を用いて決定することを特徴とする内装材のプレカット処理方法の構成。
(3) CPUとメモリを備え、メモリには、建物設計プログラムと、建築建物の部屋の内面に貼り付ける内装材の規格情報や貼り方を含む施工方法等の設計条件データとが格納されており、建物設計プログラムは、メモリから読み出した設計条件データ中の施工方法に関するデータに基づき部屋の内面構造に合わせた内装材の割付けを行ない、個々の内装材の割付け位置とプレカットのための加工寸法の情報を含む割付けデータを作成する機能を持つ内装材プレカット処理装置であって、
上記建物設計プログラムは、上記メモリの設計条件データを与えて、内装材を貼り付ける部屋の割り付け領域の内々面積と、該面積が幅木などの仕上げ部材の取り付けにより狭くなる実際に部屋内に見える領域と、該狭くなる領域と上記内々面積の領域との差のクリアランスとを算出し、
次に、実際に内装材を貼り付ける面積を、該クリアランス内に入り込む内装材端部の重なり代および隙間の寸法を求めて算出し、その際、重なり代および隙間の値は、少なくとも、内装材を貼り付ける面積に対する重なり代および隙間の値の比率のデータに基づいて決定する機能を有するものであることを特徴とする内装材のプレカット処理装置の構成。
(4) 前項(3)において、上記建物設計プログラムは、重なり代および隙間の値を、上記貼り付ける面積に対する重なり代および隙間の値は、さらに過去にクレームが発生したときの情報を用いて決定することを特徴とする内装材のプレカット処理装置の構成。
図1は、本発明による内装材の割付け・プレカット加工処理の概要を例示的に示す説明図である。図1において、1は処理装置、2は建物設計CADシステム、3はCAMシステム、4は建物設計処理機能、5は内装材割付け処理機能、6はプレカット加工データ作成処理機能、7は内装材のプレカット加工・割付け番号印刷、8は現場搬入、9は貼付け施工を示す。
【0007】
パソコンなどの処理装置1は、プログラムの建物設計CADシステム2とCAMシステム3の動作環境を持つ。建物設計CADシステム2は、本来の建物の構造設計機能である建物設計処理機能4と本発明により付加された内装材割付け処理機能5とを有している。またCAMシステム3は、建物設計CADシステム2から出力される内装材の割付けデータからマシニングセンターなどのNC加工機械に与えるNCデータを作成するプレカット加工データ作成処理機能6を持つ。なお、建物設計CADシステム2とCAMシステム3は、別々の処理装置に置かれてもよい。
【0008】
まず設計条件として、次のような情報を与える。建物設計CADシステム2の建物設計処理機能4に対しては、構造材や内装材の材料定義、壁や開口部の構造などの部材の納め方、床と壁の施工順序などの施工手順の情報を設計条件として与えるか、またはCADに入力された情報を取り込み、部屋の内面構造を詳細に設計できるようにする。また内装材割付け処理機能5に対しては、内装材を割付ける条件として、図5に示されるような内装材の貼付け開始位置や、縦か横の貼り方向、隣接する内装材間の長さ方向のずらし量、幅木や石膏ボード等の壁パネルの下に入り込む内装床材の重なり代寸法を与える。これらの条件にしたがって建物の間取と部屋の内面構造を設計し、さらに指定された部屋についての内装材の割付け処理を行ない、割付けデータを作成する。割付けデータには、内装材のマッピング情報、たとえば貼付け順序あるいは貼付け位置が容易に分かるように各内装材に付与する割付け番号と、カット位置を含む寸法情報とが含まれる。
【0009】
作成された内装材の割付けデータは、さらにCAMシステム3に入力され、NC加工機械を制御するためのプレカット加工データが作成される。このプレカット加工データには、先に内装材ごとに付与されている割付け番号の印刷指示情報が含まれる。このプレカット加工データを用いて内装材のプレカット加工・割付け番号印刷7が行なわれ、その際プレカットされた各内装材には、付与されている割付け番号等が印刷される。プレカットされた各内装材は、割付け領域ごとに梱包されて、まとめて配送され、現場搬入8される。現場では、施工前に割付け領域ごとに割付け図を見ながら、部材の配置が行なわれ、それから割付け番号にしたがって順番に貼付け施工9が行なわれる。貼付け施工は、たとえば釘留めにて行なわれる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を内装床材の割付けおよびプレカット処理に適用した場合の好適な実施例について説明する。図2は、本発明による内装床材割付けおよびプレカット処理装置の1実施例の構成図である。図3(a),(b)はその処理フローであり、(a)は割付け処理のフロー、(b)はプレカット加工の概略フローを示す。
【0011】
図2において、20ないし28は一般のコンピュータに用いられているのと同じハードウエア要素であり、20はCPU,21はメモリ、22はキーボード、23はマウス、24はディスプレイ、25はプリンタ、26はフロッピー(登録商標)やMO,ZIPなどのリムーバブルメモリ、27はハードディスクHDD,28はモデムなどの通信インタフェースを示す。29ないし40はメモリ21に格納されているプログラムおよびデータ要素であり、29はOS、30はCADシステム、31は割付け処理プログラム、32は材料定義データ、33は部材納め方パターン定義データ、34は施工手順パターン定義データ、35は割付けパターン定義データ、36はCADデータ、37は間取りデータ、38は内装床材割付けデータ、39はCAMシステム、40はプレカット加工データを示す。
【0012】
CADシステム30は、住宅などの建物設計用のCADプログラムとして一般に使用されているものであり、内装材の割付け機能として特別なものはもっていない。割付け処理プログラム31は、CADシステム30と連携して内装材の割付け処理を行なうプログラムであり、たとえばCADシステム30に対してプラグイン・モジュールとして付加されることができる。
【0013】
材料定義データ32は、CADシステム30による建物の設計に用いられる材料のパターンの定義データであり、たとえば構造材、端柄材、パネル、外装下地材、外装材、内装下地材(床下地材、胴縁、石膏ボード)、内装化粧材(床材、幅木、敷居、廻り縁、壁材、クロス、天井材等)、外部建具、内部建具、住設機器など、必要なものが定義される。
【0014】
部材納め方パターン定義データ33は、部屋の内面構造のパターンを定義するもので、壁については、大壁か真壁か、どのような壁構造とするのか、たとえば壁材と床材の取り合いはどうするのか、内胴縁は使うのか、使うとすればどのサイズのものを使うのか、石膏ボードの厚さはいくらか、などが定義され、また床については、どの床材料を使うのか、壁との見切りとしての幅木にはどのような林料を使うのか、サイズはいくらか、などが定義される。
【0015】
施工手順パターン定義データ34は、床材を先に貼ってから壁を作っていくのか、壁を先に作ってから床材を貼っていくのか、などの施工手順のパターンが定義される。
【0016】
割付けパターン定義データ35は、内装床材の貼り方向、貼付け開始位置、千鳥のずらし量、壁からのオフセット量など、貼付け方法の細部をパターンで定義したものである。
【0017】
CADデータ36は、建物をCAD設計した結果のデータであり、間取りデータ37はそのうちの部屋の間取りにかかわるデータ、また内装床材割付けデータ38は内装床材割付け処理結果のデータを示す。またCAMシステム39は、内装床材割付けデータ38に基づき、プレカットを必要とする各内装床材について、加工機械で加工するための数値制御用のプレカット加工データ40を作成するために用いられる。次に、図2の内装床材割付けおよびプレカット処理装置の動作を、図3の概略フローにしたがって説明する。図3の(a)は割付け処理のフロー、図3の(b)はプレカット加工のフローである。
【0018】
図3(a)のフローにおいて、ステップS1〜S10は、CADシステム30と割付け処理プログラム31による建物設計および内装床材の割付け処理の手順を示し、また図3(b)のフローにおいて、ステップS11〜S13は、プレカット加工の手順を示す。
【0019】
図3(a)のフローにおいて、まずステップS1では建物に使用する構造材や内装材等の諸材料のパターンを材料定義データ32として定義し、ステップS2では壁や床などの部屋の内面構造のパターンを部材納め方パターン定義データ33として定義し、ステップS3では壁や床の施工順序を施工手順パターン定義データ34として定義し、ステップS4では内装床材の割付けパターンを割付けパターン定義データ35として定義する。
【0020】
ステップS5では、CADシステム30にて各定義データ32〜34を参照および選択して、工法や、間取、構造材、端柄材、パネル、内外装や屋根下地、内構材などの建物設計条件を設定し、ステップS6で建物構造と部屋の内面構造を設計する。
【0021】
ステップS7では、設計結果の建物の間取りデータ37に基づいて間取りを表示し、内装床材を割付ける部屋の領域を指定する。ステップS8では、割付け領域ごとに、材料定義や納め方パターン、施工手順パターン、割付けパターンをそれぞれの定義データ32、33、34、35から取り込み、割付け条件を設定する。領域間の開口部は内部建具の入力により見切り方法を決める。割付け条件の例を以下に示す。
【0022】
・使用床材のサイズ、長さ・幅
・貼り方向(デフォルトでは部屋の長手方向 オプションで変更可とする。)
・貼りはじめの位置
・長さ方向における壁隙間量
・幅方向における壁からの隙間量
・2枚目以降の長さ方向ずらし量
ステップS9では、指定された領域への割付けを割付け処理プログラム31により実行する。割付け処理の詳細は後述されるが、部屋の割付け領域に対して、指定の貼りはじめ位置から指定の貼り方向へ、規格サイズの内装床材を1枚ずつ仮想的に貼り付け、その際、部屋の内面構造と割付け条件に従いプレカットの要、不要を判断し、プレカットが必要なら仮想的にプレカット処理しながら貼り付けを進めて行くものである。割付け処理の終了後のステップS10で、プレカットされた内装床材の割付け図を印刷出力し、さらに必要な場合、内装床材割付けデータ38を含むCADデータ36を出力する。
【0023】
次に、図3(b)のフローにより、プレカット加工の手順を説明する。ステップS11では、内装床材割付けデータ38を含むCADデータ36を元に、CAMシステム39により、内装床材についてのNC加工機械用のプレカット加工データ40を作成し、加工図とともに出力する。プレカット加工データ40には、各内装床材の割付け位置を示す割付け番号と、プレカットすべき加工寸法の情報が含まれている。ステップS12では、作成したプレカット加工データ40を用いてNC加工機械を制御して、内装床材にプレカット加工し、ステップS13で割付け番号の印刷を行なう。割付け番号には割付け領域番号と割付け部材番号を含むことができる。
【0024】
図4は、建物設計CADシステムによる設計結果のCADデータからとられた間取り図の例を示す。内装床材の割付け領域は、部屋単位で、あるいは隣接する複数の部屋をまとめて指定することができる。図示の間取りの例では、右下隅のリビングが、割付け領域として選択されていることを示している。
【0025】
図5は、内装床材の割付けパターンについて比較的簡単な具体例を示したものである。図5の(a),(b),(c)は、(d)に示す規格サイズの内装床材Aとプレカットサイズの内装床材Bの2種類を用いて作られる3つの割付けパターンを示している。図5の(a)は規格サイズの内装床材Aのみを用いて幅方向(横方向)に並べたパターン、(b)は奇数列目を規格サイズの内装床材Aとし、偶数列目をプレカットサイズの内装床材Bで長さ(内装床材の縦)方向にずらしを入れたパターン、そして(c)は規格サイズの内装床材Aを2枚とプレカットサイズの内装床材Bを縦につないで、交互に上下反転しながら横に並べて作ったずらしパターンである。同様にして、多様な割付けパターンを任意に作ることができる。
【0026】
なお、以下に述べる実施例の割付け処理の貼り方では、左上隅を内装床材の貼りはじめ位置とし、内装床材の縦の並びを列として幅(横)方向に貼っていくものとされる。この場合、幅(横)方向の列の番号をm(m=1,2,3,4,・・・・)で表わし、各列内の内装床材の縦の位置を上から何枚目かにより枚目n(n=1,2,3,4,・・・・)で表わすものとする。したがって、貼り付けられた任意の内装床材の位置は、m列n枚目で与えられることになる。
【0027】
図6は、本発明の1実施例による内装床施工例と床材貼付け面積算出方法の説明図である。図示の例は内胴縁を使用しない場合のものであり、壁が先に施工されて、その後に内装床の施工が行なわれる。まず柱41から渡された横架材42を支えとして床下地材43を貼り、足場ができたところで、石膏ボード44を用いて壁を施工する。石膏ボード44の下端は、床下地材43から内装床材46の厚み分+αだけ上げて貼り付ける。ここでαは、石膏ボード44の下に内装床材を挿入し釘留めするのに適当な大きさのマージンである。次に床下地材43の上に、内装床材46の貼り付けを行なう。最後に石膏ボード44の裾には、内装床材46との間の隙間を覆うように、幅木45が張りめぐらされる。
【0028】
部屋の割付け領域の面積および内装床材46の加工寸法には、通常、誤差が発生するが、柱41の中心を基準とした部屋の割付け面積から柱の寸法の2分の1を差し引いて求めた柱の内々面積に対して、内装床材46の実際の貼り付け面積が広いときには、内装床材46の端面が柱41や内胴縁などに突き当たるので、現場での再カットが必要になったり、突き上げによる施工不良を生じる原因になる。そこで部屋の割付け領域の内々面積に対して実際の内装床材46の貼り付け面積は狭いことが必要であるが、図6において内装床材46の端面が幅木45の右端から外れると、今度は隙による施工不良の原因になる。したがって、内装床材46の実際の貼付け面積は、部屋内に見える範囲よりも幾分クリアランス47内に入り込んだ広い面積となる必要がある。
【0029】
床材貼付け面積の算出は、壁構造と、柱や石膏ボード、幅木等の部材の寸法データをCADシステムに入力して、内装床材で覆うべき面積とクリアランス47を求め、それから実際に内装床材を貼り付ける面積を算出する。図6の例の場合、通常、部屋の割付け領域の面積は、柱41の中心で表示されるので、内装床材で覆うべき面積は、柱41の中心から(柱41の幅の2分の1+石膏ボード44の厚み+幅木45の厚み)だけ内側の面積として決定できる。またクリアランス47は、部屋の四方で、(石膏ボード44の厚み+幅木45の厚み)となるので、実際に内装床材を貼り付ける面積は、クリアランス47内で、内々面積および内装床材46の寸法誤差による突き上げや隙などの施工不良が発生しないであろう適切な重なり代48および隙間49を決定して算出される。なお、最低限必要な重なり代48および隙間49の値は、重なり代48および隙間49の値と実際の貼り付け面積および内々面積との比率や過去のクレーム情報(突き上げか隙か、クレームが発生したときの内装床材の材質特性及び内装材加工時の含水率、躯体施工時の湿度・温度等)などを活用して決定される。ここで、重なり代48および隙間49の値に実際の貼り付け面積および内々面積などの貼り付け面積との比率が活用されるのは、施工時に個々の内装材がプレカット後に湿度や温度などの環境変化により伸び縮みして寸法誤差が生じ、部屋全体の貼り付け面積に応じてトータルの貼り付け長さの誤差が増大しても、予め、重なり代および隙間の値に貼り付け面積の大きさを反映させておくことで、施工上大きな支障が起きないようにするためである。
【0030】
図7は、内装床材の貼付け施工例と割付け条件となるパラメーターの説明図である。図7の(a)は、部屋の内面構造と内装床材の貼付け方を示す。図示の例の場合、壁は内胴縁と石膏ボードからなり、幅木が添えられている。図7の(b)は、使用される規格サイズの内装床材であり、サイズは長さがL、幅がWである。貼り付け施工でこれよりも短いサイズの床材が必要となった場合には、必要な長さにプレカットされる。図示の貼付け施工例では、図5の(b)の割付けパターンが用いられており、内装床材の割付け条件としては、床の左上隅に貼りはじめ位置Pを設定し、貼り方向を幅(横)方向とし、長さ(縦)方向における重なり代寸法をA、幅(横)方向の重なり代寸法をBとされる。これに基づき、貼り付け面積を算出し、基点Pから内装床材を貼りはじめて、偶数列にだけずらし量Cを与えながら、幅(横)方向に並べて1枚ずつ貼り付けて行く割付け処理を行なう。内装床材を順次貼り付けて行く際に、重なり代寸法A,Bとずらし量C,および内装床材の規格サイズL,Wを用いて、内装床材のカットが必要かどうかを判定し、カットが必要なときは、仮想的に適正サイズにプレカットした内装床材を貼り付けるように処理する。内装床材のプレカットは、長さと幅の両方に対して行なう。
【0031】
図8に、本発明の1実施例による割付け処理の細部フローを示す。このフローは、図3(a)の割付け処理のフローにおけるステップS8、S9の処理を詳細化したものである。以下、図8のフローをステップS21ないしS31にしたがって処理を説明する。
【0032】
ステップS21では、割付け条件となる割付け領域の内面構造や、床サイズ、および幅木敷居等に関する見切り材、貼り付ける内装床材の規格、割付パターン、貼付けはじめ位置や貼り方向、隙間量(オフセット)などのデータをCADデータから取り込みあるいは設定する。
【0033】
ステップS22では、前ステップで設定された割付条件等にしたがって、図7で説明した内装床材で覆われるべき面積、クリアランス、最低限必要な重なり代48および隙間49の寸法、実際に貼り付ける面積を算出する。
【0034】
ステップS23では、最低限必要な重なり代48および隙間49の算出結果について妥当性をチェックする。そのため、(最低限必要な重なり代)+(最低限必要な隙間)の値がクリアランス以上になるかどうかを調べ、その値がクリアランス以上になる場合には、ステップS21に戻って設定条件を変更してやり直す(たとえば幅木や石膏ボードを厚いものにとり替える)。なお、設定条件を変更せずに、再カット、見切り処理をする可能性が出てくることを顧客側に承諾してもらって先に進んでも良い。
【0035】
ステップS24では、内装床材を貼り付けるm列n枚目の位置を規定するmカウンタとnカウンタの値を、m=1,n=1、つまり1列目の1枚目に初期化する。
【0036】
ステップS25では、ステップS23で算出された実際に内装床材を貼り付ける面積のm列n枚目(最初は1列の1枚目)の位置に内装床材を仮想的に貼り付ける。
【0037】
ステップS26では、m列n枚目に貼り付ける内装床材がプレカットを必要とするかどうかを判定する。プレカットが必要の場合(Yes)は、ステップS27へ進み、プレカットが不要の場合(No)はステップS28へ進む。プレカット要/不要の判定は、内装床材の長さと幅の両方について行なわれる。この判定をするには、実際に内装床材を貼り付ける面積内で、指定されている割付けパターンのm列n枚目の位置の内装床材に要求される基本サイズと、m列n枚目の長さ方向および幅方向における実際に貼り付け可能な許容スペースとを比較することにより行なわれる。貼付け許容スペースは、貼付け面積の端の部分の残りスペースや内装建具による出っ張りなどを考慮しての実際に貼り付け可能なスペースの寸法である。
【0038】
ステップS27では、プレカットが必要とされた内装床材のカット加工サイズを算出し、そのデータを保存するとともに仮想的にプレカット処理をする。
【0039】
ステップS28では、m列の貼り付けが完了したかどうかを、割付けパターンとm列の残りスペースとを考慮して判定する。m列の貼り付けが完了していない場合(No)はステップS29へ進み、m列の貼り付けが完了した場合(Yes)は、ステップS30へ進む。
【0040】
ステップS29では、枚目カウンタnの値をn=n+1に更新して、同じm列のn+1枚目位置を次の貼付け位置に指定する。
【0041】
ステップS30では、列カウンタmの値をm=m+1に更新して、新しい貼り付け列m+1を生成する。
【0042】
ステップS31では、更新された新しいm列n枚目の位置に内装床材を貼り付けられるスペースがあって、貼り付けが可能かどうかを判定する。貼り付け可能の場合(Yes)は、ステップS25へ戻って、貼付け処理を繰り返し、貼り付け不可能の場合(No)には割付処理を終了する。
【0043】
図9は、割付け処理を行なった結果得られた割付図のプレカットの例を示す。この例では、図5(c)のずらしを含む割付けパターンが用いられている。この例では、フルサイズの内装床材とずらし部分に用いる短いサイズの内装床材とを組み合わせて貼り付けが行なわれる。プレカット箇所は,図中にPCで示されており、ずらしのための短いサイズの内装床材の切り出しや、右下隅に斜線を施して示される内装建具に接する部分のカットなどのために行なわれる。
【0044】
図10は、本発明による内装材割付け・プレカット処理システムの1実施例の説明図である。図は、住宅の設計事務所や施工業者などのビルダーと、内装床材のプレカット工場、および床材を製造する部材メーカーを含む本発明の1実施例システムを示している。ビルダーとプレカット工場、および部材メーカーの各コンピュータはネットワーク結合されている。以下に、システム内における関連情報の管理および処理が行なわれる場所と情報の流れの概略を説明する。
【0045】
(1) ビルダーは、内装床材の情報を建物の建築設計CAD情報とリンクさせ、部屋もしくは複数の部屋をまたがる内装床材の割付け領域(エリア)ごとに、仕上げに使う内装床材の貼り方情報などの条件を入力設定し、CADシステムにて内装床材の割付け処理をする。割付けた結果は床材割付図としてCADシステムから出力し、CADデータとともにプレカット工場へ送る。各割付け領域の辺縁部にあって、プレカットが必要な部分には内装床材の一つひとつに割付け番号を振り、床材割付図に記載する。なおビルダーは、設計に関連する部材マスタや構造マスタ、工順(施工手順)マスタ、割付マスタ、などを管理している。
【0046】
(2) プレカット工場では、ビルダーから送られた床材割付図とCADデータを元に、CAMシステムにより、歩留まり向上のための板取りを考慮したプレカット加工図とともに、加工機械にてプレカットできるように、加工機械制御用のCAMデータを作成する。
【0047】
(3) プレカット工場では、プレカット加工図とCAMデータに基づき、部材メーカーから出荷された内装床材を事前にプレカットする。プレカットした各内装床材にはプレカット加工No.(割付け番号)を表記しておく。そして内装床の施工時期に合わせ、その建物のエリア(割付け領域)毎に必要な内装床材を、プレカット工場から建築現場に過不足無く搬入する。
【0048】
(4) ビルダーは、建物の構造躯体を組み立てたすぐ後で、床パネルを内装床の下地として施工し、壁の施工が先であれば内装床材を貼る前に、壁の施工まで済ませておく。
【0049】
(5) ビルダーは、現場では改めて採寸やカットすることなく、内装床材を割付け番号にしたがって貼付け位置に配置して、釘留めにより貼付け施工する。
【0050】
(6) 部材メーカーは、商品情報や施工情報等を、ビルダーやプレカット工場などのCADユーザーに配付することによって正しい加工を可能にする。施工情報に関しては、例えば、納め方や施工順、割付けパターン等の標準的な隙間情報をCADユーザーに配布し、加工データ生成情報を標準化することによってクレームの少ない加工・施工を可能にする。
【0051】
なお、上述した実施例は、内装床材のプレカットシステムについてのものであったが、本発明は、壁材や天井材、およびそれぞれの見切り材等、他の内装材にも容易に適用することができる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が期待できる。
1.材料の正味必要な数量での納品ができ、端材や切り屑、残材の処分等、現場でのごみがでない仕組みにできる。
2.必要な材料はプレカットしてあるため、改めてのカットミスを起こすことも無く、施工作業が効率的に実施できる。
3.整った環境でのカットにより加工精度の向上も期待できる。
4.作業の熟練度が少なくても、(場合によっては素人でも)精度よく施工が出来る。
5.材料コスト、配送コスト、ごみの処分コストが削減できる。
6.プレカット加工費は必要となるが、現場での施工時間を短縮できる。
7.スピーディーな施工によって、施主の金銭面や時間的な負担が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内装材割付け・プレカット加工処理の概要を例示的に示す説明図である。
【図2】本発明実施例による内装床材割付けおよびプレカット処理装置の構成図である。
【図3】本発明実施例による内装床材割付けおよびプレカット加工の概略フロー図である。
【図4】CADデータからとられた間取り図の例を示す説明図である。
【図5】割付けパターンの具体例を示す説明図である。
【図6】内装床施工例と床材貼付け面積算出方法の説明図である。
【図7】内装床材の貼付け施工例と割付けパラメーターの説明図である。
【図8】本発明の1実施例による割付け処理の細部フロー図である。
【図9】割付け処理結果の割付図のプレカットの例の説明図である。
【図10】本発明による内装材割付け・プレカット処理システムの1実施例の説明図である。
【符号の説明】
1:処理装置
2:建物設計CADシステム
3:CAMシステム
4:建物設計処理機能
5:内装材割付け処理機能
6:プレカット加工データ作成処理機能
7:プレカット加工・割付け番号印刷
8:現場搬入
9:貼付け施工
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to an interior material for carrying in an interior material to be cut on a floor, wall, ceiling, etc. of a house or the like after being cut in advance.ofThe present invention relates to a precut processing method and a processing apparatus. When applying a standard-sized interior material, it is often necessary to cut according to the application location and other conditions. The present invention eliminates the need for on-site measurement and cutting, thereby enabling an accurate, rapid and wasteless construction.
[0002]
[Prior art]
For example, for interior flooring for homes, standard size building materials are transported to the site, and carpenters attach each room to the floor plan in accordance with the floor plan, and saw where there is a need to shift or excess edges. It was pasted while cutting. FIG. 7 shows an example of pasting work. Although details will be described later, in accordance with the internal structure of the room in FIG. 7A, the length direction of the standard size interior flooring shown in FIG. It shows the construction method that puts them in order in the direction). Moreover, as a construction procedure, it is generally performed to finish the wall after the flooring is pasted. Therefore, there were the following problems.
1. The quantity of interior flooring to be ordered is calculated based on the size of the room, taking into account the cut loss. However, the method of pasting and cutting depends on the shape and size of the room and the specifications of the interior flooring, or the wall and flooring. Accuracy was lacking due to unevenness in how the materials were stored and the overlap between the wall panels such as plasterboard and the edge of the floor material under the baseboard. Therefore, it was necessary to arrange more materials, and in some cases, there was a shortage. If a large amount of material is arranged, a fare will be required for take-away, and if there is a shortage, an additional material order must be made urgently, resulting in waste of materials and work and a delay in the process.
2. The edges of the room must be cut according to the size of the room, but the work is being performed at the site, which takes time and man-hours. Since man-hours vary depending on the level of skill and skill of carpenters, calculation of man-hours is difficult and obscure, and delivery times must be uncertain.
3. The fact that it is ambiguous in terms of materials and man-hours leads to an ambiguity in the construction cost of the house.
4). Cut mistakes may occur during on-site measurement, resulting in wasted materials and shortages.
5. In order to make up for the shortage of materials, it is necessary to establish an emergency shipping / delivery system for each building material manufacturer, dealer, and delivery company.
6). Depending on the person in charge, the plate cutting method of the material also varied, and there were individual differences in processing loss.
7). Because the procedure is to finish the walls after the interior flooring has been applied, it was necessary to protect the floor surface by temporarily curing it so as not to damage the floor.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The problem of the present invention is that in the construction of interior materials in residential buildings, etc. The object is to provide a solution that can eliminate uncertainties in delivery.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides the building design program such as the CAD system with detailed information on the construction method including the interior material standard information and the pasting method so that not only the structural design of the building but also the interior material allocation processing is performed. Therefore, the above-described problems are solved by facilitating precut processing of the interior material.
[0005]
Taking interior flooring as an example of interior material, in the present invention,
1. Information on interior flooring used for finishing is linked with building design CAD information, and flooring pasting information is entered for each area of one room or across multiple rooms and assigned by the CAD system. The
2. In the allocation process, the size and shape of the width timber at the wall and the sill material at the opening are recognized, and the allocation is performed by calculating the area to be actually attached in consideration of the clearance and the overlap margin of the interior material.
3. The allocated result is output from the CAD system as an allocation diagram.
4). An allocation number is assigned to each member at the edge of each area where pre-cutting is necessary, and is described in the allocation diagram.
5. Each member can be pre-cut by a processing machine, and processing data for the processing machine is created together with a pre-cut processing drawing that takes into account the planing for improving the yield.
6). Pre-cut at the factory in advance, and the assigned number is written on the pre-cut member.
7). In accordance with the construction time of the interior floor, the necessary members for each allocation area of the building are carried into the construction site without excess or deficiency.
8). Immediately after assembling the structural frame, the building is constructed with the floor panel as the base of the interior floor, and before the interior floor is affixed, the construction of the wall to which the wall panel such as gypsum board is affixed is completed.
9. At the site, the interior flooring is arranged according to the assigned number and is pasted by nailing without measuring or cutting again.
10. Distributing product information from a manufacturer to a CAD user enables correct allocation and processing.
11. Regarding construction, for example, by distributing standard information such as how to pay, construction order, and allocation pattern to CAD users and standardizing the processing data generation logic, appropriate overlap margins and parting materials such as baseboards and sills Clearance can be secured and processing and construction with few claims can be realized.
[0006]
  For this reason, this invention is comprised as follows.
(1) The building design program and the standard information of the interior material to be pasted on the inner surface of the room of the building and the design condition data such as the construction method including the pasting method are stored in the memory of the processing device. Give the building design program the above design condition data read from the memory, with the function of allocating interior materials according to the internal structure of the room based on the data on the construction method,Inside area of the allocation area of the room where the interior material is pasted, The area is narrowed by attaching finishing members such as skirting boardsThe area actually visible in the room,Clearance of difference between the narrowed area and the area of the above-mentioned inside areaAndNext, calculate the area where the interior material is actually pasted by determining the overlap margin and gap value of the interior material edge that enters the clearance,Interior material pre-cut processing method for creating allocation data including information on interior material allocation positions and machining dimensions for pre-cuttingBecause,
  The value of the overlap margin and the gap is determined based on at least data of the ratio of the overlap margin and the gap value to the area to be pasted.Configuration of pre-cut treatment method for interior materials.
(2) In the preceding paragraph (1),The overlap margin and the gap value for the area to be pasted are further determined by using information when a complaint has occurred in the past.Configuration of pre-cut treatment method for interior materials.
(3) A CPU and a memory are provided. The memory stores a building design program and design condition data such as construction method information including the standard information of the interior material to be affixed to the inner surface of the room of the building and the affixing method. The building design program allocates the interior materials according to the interior structure of the room based on the construction method data in the design condition data read from the memory, and assigns the allocation position of each interior material and the processing dimensions for pre-cutting. An interior material pre-cut processing device having a function of creating allocation data including information,
  The building design program gives design condition data of the memory, and the inside area of the room allocation area where the interior material is pasted, and the area is actually narrowed by attaching a finishing member such as a skirting board. A region, and a clearance of a difference between the narrowed region and the region of the inside area,
  next,The area where the interior material is actually pasted is calculated by calculating the overlap margin and the gap size of the interior material edge that enters the clearance,At that time, the value of the overlap margin and the gap has a function of determining at least based on the data of the ratio of the overlap margin and the gap value to the area where the interior material is pasted.Configuration of pre-cut treatment equipment for interior materials.
(4) In the preceding paragraph (3), the building design program sets the overlap allowance and gap values as follows:The overlap margin and the gap value for the area to be pasted are further determined by using information when a complaint has occurred in the past.Configuration of pre-cut treatment equipment for interior materials.
  FIG. 1 is an explanatory view exemplarily showing an outline of the interior material assignment / precut processing according to the present invention. In FIG. 1, 1 is a processing device, 2 is a building design CAD system, 3 is a CAM system, 4 is a building design processing function, 5 is an interior material assignment processing function, 6 is a precut processing data creation processing function, and 7 is an interior material processing function. Precut processing / assignment number printing, 8 indicates on-site delivery, and 9 indicates pasting work.
[0007]
A processing device 1 such as a personal computer has an operating environment for a building design CAD system 2 and a CAM system 3 for programs. The building design CAD system 2 has a building design processing function 4 that is an original building structural design function and an interior material allocation processing function 5 added according to the present invention. The CAM system 3 has a pre-cut machining data creation processing function 6 for creating NC data to be given to an NC machining machine such as a machining center from the interior material allocation data output from the building design CAD system 2. Note that the building design CAD system 2 and the CAM system 3 may be placed in separate processing apparatuses.
[0008]
First, the following information is given as a design condition. For the building design processing function 4 of the building design CAD system 2, information on construction procedures such as the definition of materials for structural materials and interior materials, how to store members such as the structure of walls and openings, and the order of floor and wall construction Is input as a design condition, or information input to the CAD is taken in so that the interior structure of the room can be designed in detail. For the interior material assignment processing function 5, as the conditions for assigning the interior material, the interior material application start position, the vertical or horizontal application direction, and the length between adjacent interior materials as shown in FIG. Gives the amount of displacement and the overlap allowance of interior flooring that penetrates under wall panels such as skirting boards and gypsum boards. The floor plan of the building and the internal structure of the room are designed according to these conditions, and the interior material is assigned to the designated room to create the assignment data. The allocation data includes mapping information of the interior material, for example, an allocation number to be assigned to each interior material so that the pasting order or the pasting position can be easily understood, and dimension information including the cut position.
[0009]
The created interior material allocation data is further input to the CAM system 3, and precut machining data for controlling the NC machining machine is created. This pre-cut processing data includes the print instruction information of the allocation number previously assigned to each interior material. The precut processing / assignment number printing 7 of the interior material is performed using the precut processing data, and the assigned number etc. are printed on each precut interior material. Each pre-cut interior material is packed for each allocation area, delivered together, and carried on site 8. At the site, the members are arranged while looking at the allocation diagram for each allocation area before construction, and then the pasting work 9 is performed in order according to the allocation number. The pasting work is performed by, for example, nailing.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Below, the suitable Example at the time of applying this invention to the allocation of an interior flooring and a precut process is described. FIG. 2 is a configuration diagram of an embodiment of the interior floor layout and pre-cut treatment apparatus according to the present invention. 3A and 3B show the processing flow, FIG. 3A shows the flow of allocation processing, and FIG. 3B shows the schematic flow of precut processing.
[0011]
In FIG. 2, 20 to 28 are the same hardware elements used in a general computer. 20 is a CPU, 21 is a memory, 22 is a keyboard, 23 is a mouse, 24 is a display, 25 is a printer, 26 Indicates a removable memory such as floppy (registered trademark), MO, and ZIP, 27 indicates a hard disk HDD, and 28 indicates a communication interface such as a modem. Reference numerals 29 to 40 are programs and data elements stored in the memory 21, 29 is an OS, 30 is a CAD system, 31 is an allocation processing program, 32 is material definition data, 33 is member fitting pattern definition data, and 34 is Construction procedure pattern definition data, 35 is layout pattern definition data, 36 is CAD data, 37 is floor plan data, 38 is interior floor layout data, 39 is a CAM system, and 40 is precut processing data.
[0012]
The CAD system 30 is generally used as a CAD program for designing a building such as a house, and does not have a special function for allocating interior materials. The allocation processing program 31 is a program that performs interior material allocation processing in cooperation with the CAD system 30, and can be added as a plug-in module to the CAD system 30, for example.
[0013]
The material definition data 32 is the definition data of the material pattern used for the design of the building by the CAD system 30. For example, the structural material, the end handle material, the panel, the exterior base material, the exterior material, the interior base material (floor base material, Necessary items such as torso, gypsum board), interior decoration materials (floor material, baseboard, sill, surrounding edges, wall material, cloth, ceiling material, etc.), external joinery, internal joinery, and housing equipment are defined. .
[0014]
The member storage pattern definition data 33 defines the pattern of the inner surface structure of the room. For the wall, whether it is a large wall or a true wall, what kind of wall structure is used, for example, how the wall material and the flooring are in contact with each other Whether the inner torso is used, what size to use, what is the thickness of the gypsum board, etc. are defined, and for the floor, what floor material is used, parting with the wall What kind of forest material is used for the skirting board, and what is its size?
[0015]
The construction procedure pattern definition data 34 defines a construction procedure pattern such as whether a wall is created after a floor material is pasted first, or whether a floor material is pasted after a wall is first created.
[0016]
The layout pattern definition data 35 defines details of the pasting method, such as the pasting direction of the interior flooring, the pasting start position, the staggered shift amount, and the offset amount from the wall.
[0017]
The CAD data 36 is data resulting from the CAD design of the building, the floor plan data 37 is data related to the floor plan of the room, and the interior floor material allocation data 38 is data of the interior floor material allocation process result. The CAM system 39 is used to create numerical control precut processing data 40 for processing with a processing machine for each interior floor material that requires precut based on the interior floor material allocation data 38. Next, the operation of the interior floor material allocation and precut processing device of FIG. 2 will be described according to the schematic flow of FIG. FIG. 3A shows the flow of allocation processing, and FIG. 3B shows the flow of precut processing.
[0018]
In the flow of FIG. 3A, steps S1 to S10 show the procedure of the building design and interior flooring assignment processing by the CAD system 30 and the assignment processing program 31, and in the flow of FIG. 3B, step S11. -S13 shows the procedure of precut processing.
[0019]
In the flow of FIG. 3A, first, in step S1, patterns of various materials such as structural materials and interior materials used for the building are defined as material definition data 32, and in step S2, the internal structure of the room such as walls and floors is defined. The pattern is defined as member fitting pattern definition data 33. In step S3, the construction order of walls and floors is defined as construction procedure pattern definition data 34. In step S4, the layout pattern of interior flooring is defined as allocation pattern definition data 35. To do.
[0020]
In step S5, the CAD system 30 refers to and selects each of the definition data 32 to 34, and the building design such as the construction method, floor plan, structural material, end handle material, panel, interior / exterior, roof base, interior construction material, etc. Conditions are set, and the building structure and the interior structure of the room are designed in step S6.
[0021]
In step S7, a floor plan is displayed based on the floor plan data 37 of the building as a design result, and a room area to which the interior flooring is allocated is designated. In step S8, for each allocation area, the material definition, the storage method pattern, the construction procedure pattern, and the allocation pattern are fetched from the respective definition data 32, 33, 34, and 35, and the allocation conditions are set. For the opening between the regions, the parting method is determined by the input of the inner joinery. Examples of allocation conditions are shown below.
[0022]
・ Size, length and width of flooring used
・ Paste direction (Default is changeable in room length direction option)
・ Paste start position
・ Wall clearance in the length direction
・ Gap from the wall in the width direction
・ Length shift in the second and subsequent sheets
In step S9, allocation to the designated area is executed by the allocation processing program 31. Details of the allocation process will be described later, but a standard-size interior flooring is virtually pasted from the designated pasting position to the designated pasting direction one by one to the room allocation area. In accordance with the inner surface structure and the allocation conditions, whether or not pre-cutting is necessary is determined, and if pre-cutting is necessary, pasting is proceeded while virtually performing pre-cut processing. In step S10 after the end of the allocation process, the layout diagram of the precut interior flooring is printed out, and if necessary, CAD data 36 including the interior flooring allocation data 38 is output.
[0023]
Next, the procedure of precut processing will be described with reference to the flow of FIG. In step S11, based on the CAD data 36 including the interior floor material allocation data 38, the CAM system 39 creates pre-cut processing data 40 for the NC processing machine for the interior floor material, and outputs it together with the processed drawing. The precut processing data 40 includes an allocation number indicating the allocation position of each interior floor material and information on the processing dimensions to be precut. In step S12, the NC processing machine is controlled using the created precut processing data 40 to precut the interior floor material, and in step S13, the allocation number is printed. The allocation number can include an allocation area number and an allocation member number.
[0024]
FIG. 4 shows an example of a floor plan taken from CAD data of a design result by the building design CAD system. The allocation area of the interior flooring can be designated in units of rooms or a plurality of adjacent rooms together. In the example of the floor plan shown in the drawing, the living room in the lower right corner is selected as the allocation area.
[0025]
FIG. 5 shows a relatively simple specific example of the layout pattern of the interior flooring. (A), (b), and (c) of FIG. 5 show three allocation patterns that are made using two types of interior flooring material A of standard size and interior flooring material B of pre-cut size shown in (d). ing. FIG. 5A is a pattern in which only the standard size interior flooring A is used and arranged in the width direction (lateral direction), and FIG. A pattern with pre-cut size interior flooring B shifted in the length (vertical interior flooring) direction, and (c) vertical two pre-size interior flooring A and pre-cut size interior flooring B This is a shifting pattern created by connecting them side by side while flipping them upside down. Similarly, various allocation patterns can be arbitrarily created.
[0026]
In addition, in the allocation method of the embodiment described below, the upper left corner is assumed to be the position where the interior flooring is applied, and the vertical arrangement of the interior flooring is assumed to be applied in the width (horizontal) direction as a row. . In this case, the column number in the width (horizontal) direction is represented by m (m = 1, 2, 3, 4,...), And the vertical position of the interior flooring in each column is the number from the top. It is represented by the sheet number n (n = 1, 2, 3, 4,...). Therefore, the position of the arbitrary interior floor material affixed is given by the m-th row and the n-th sheet.
[0027]
FIG. 6 is an explanatory diagram of an example of interior floor construction and a method for calculating the floor material pasting area according to one embodiment of the present invention. The illustrated example is a case where the inner trunk edge is not used, and the wall is first constructed and then the interior floor is constructed. First, a floor base material 43 is affixed with the horizontal member 42 passed from the pillar 41 as a support, and when a scaffold is formed, a wall is constructed using a gypsum board 44. The lower end of the gypsum board 44 is attached by raising the floor base material 43 by the thickness of the interior flooring 46 + α. Here, α is a margin of an appropriate size for inserting and flooring the interior floor material under the gypsum board 44. Next, the interior flooring 46 is pasted on the floor base material 43. Finally, a skirting board 45 is stretched around the hem of the gypsum board 44 so as to cover a gap between the gypsum board 44 and the interior flooring 46.
[0028]
Although there are usually errors in the area of the room allocation area and the processing dimensions of the interior flooring 46, it is obtained by subtracting one-half of the column dimension from the room allocation area based on the center of the column 41. When the actual pasting area of the interior flooring 46 is larger than the inner area of the pillar, the end surface of the interior flooring 46 abuts against the pillar 41, the inner trunk edge, etc., so that recutting at the site is necessary. Or cause poor construction due to pushing up. Therefore, it is necessary that the actual area where the interior flooring 46 is applied is narrower than the inner area of the room allocation area. However, when the end surface of the interior flooring 46 is disengaged from the right end of the skirting board 45 in FIG. This may cause poor construction due to gaps. Therefore, the actual pasting area of the interior flooring 46 needs to be a slightly larger area entering the clearance 47 than the range visible in the room.
[0029]
  The flooring affixed area is calculated by inputting the wall structure and dimension data of members such as pillars, gypsum boards, and skirting boards to the CAD system to determine the area to be covered with the interior flooring and the clearance 47, and then the interior. Calculate the area where flooring will be applied. In the case of the example in FIG. 6, the area of the room allocation area is usually displayed at the center of the column 41, so the area to be covered with the interior flooring is from the center of the column 41 (two times the width of the column 41 1 + thickness of gypsum board 44 + thickness of baseboard 45). Since the clearance 47 is (the thickness of the gypsum board 44 + the thickness of the skirting board 45) in the four sides of the room, the area where the interior flooring is actually attached is the area inside and the interior flooring 46 within the clearance 47. Thus, an appropriate overlap allowance 48 and gap 49 that will not cause a construction failure such as a push-up or gap due to a dimensional error are determined and calculated. Note that the minimum required overlap allowance 48 and gap 49 values are the ratio of the overlap allowance 48 and gap 49 values to the actual pasted area and internal area, and past complaint information (whether the gap is raised or a complaint occurs. The material characteristics of the interior flooring, the moisture content during the interior material processing, the humidity and temperature during the construction of the housing, etc.) are determined.Here, the ratio of the actual affixed area and the affixed area such as the inside area is used for the value of the overlap margin 48 and the gap 49 because the individual interior materials are pre-cut at the time of construction, such as humidity and temperature. Even if the error of the total pasting length increases according to the pasting area of the whole room, the size of the pasting area is previously set to the overlap margin and the gap value even if the total pasting length error increases according to the pasting area of the entire room. This is in order to prevent any major troubles in construction from occurring.
[0030]
FIG. 7 is an explanatory diagram of an example of affixing an interior flooring and parameters serving as allocation conditions. (A) of FIG. 7 shows how to paste the interior structure of the room and the interior flooring. In the case of the illustrated example, the wall is composed of an inner trunk edge and a gypsum board, and has a baseboard attached thereto. (B) of FIG. 7 is a standard-sized interior flooring material used. The size is L for length and W for width. When a floor material of a shorter size than this is required for the pasting work, it is pre-cut to the required length. In the example of application shown in the figure, the allocation pattern shown in FIG. 5B is used. As the allocation condition of the interior flooring, a position P is set at the upper left corner of the floor, and the application direction is set to the width (horizontal). ) Direction, the overlap margin dimension in the length (vertical) direction is A, and the overlap margin dimension in the width (lateral) direction is B. Based on this, the pasting area is calculated, the interior flooring is started to be pasted from the base point P, and the allocation process is performed in which the sheets are stuck one by one in the width (lateral) direction while giving the shift amount C only to the even columns. . When pasting the interior flooring in sequence, use the overlap dimensions A and B and the shift amount C, and the standard size L and W of the interior flooring to determine whether the interior flooring needs to be cut, When it is necessary to cut, it is processed so that the interior floor material virtually cut into an appropriate size is pasted. Precutting interior flooring is done for both length and width.
[0031]
FIG. 8 shows a detailed flow of the allocation process according to one embodiment of the present invention. This flow is a detailed flow of steps S8 and S9 in the flow of the allocation process in FIG. Hereinafter, the process of the flow of FIG. 8 will be described according to steps S21 to S31.
[0032]
In step S21, the internal structure of the allocation area that is the allocation condition, the floor size, the base material for the skirting sill, the standard of the interior floor material to be applied, the allocation pattern, the application start position and application direction, the gap amount (offset) Or the like is acquired from CAD data or set.
[0033]
In step S22, according to the allocation conditions set in the previous step, the area to be covered with the interior flooring explained in FIG. 7, the clearance, the minimum required overlap margin 48 and the size of the gap 49, and the area to be actually attached Is calculated.
[0034]
In step S23, the validity of the calculation results of the minimum overlap allowance 48 and the gap 49 is checked. Therefore, it is checked whether the value of (minimum required overlap margin) + (minimum required gap) is equal to or greater than the clearance. If the value is equal to or greater than the clearance, the process returns to step S21 to change the setting condition. And start over (for example, replace a skirting board or gypsum board with a thicker one). It should be noted that the customer may approve the possibility of performing recutting and parting without changing the setting conditions.
[0035]
In step S24, the values of the m counter and the n counter that define the position of the m-th row and the n-th row to which the interior flooring is attached are initialized to m = 1, n = 1, that is, the first row of the first row.
[0036]
In step S25, the interior flooring is virtually pasted at the position of the m-th row n-th area (initially the first in the first row) of the area where the interior flooring is actually pasted calculated in step S23.
[0037]
In step S26, it is determined whether or not the interior floor material to be attached to the m-th row and n-th sheet requires pre-cutting. When the precut is necessary (Yes), the process proceeds to step S27, and when the precut is not necessary (No), the process proceeds to step S28. The pre-cut necessity / unnecessity determination is performed for both the length and width of the interior flooring. In order to make this determination, the basic size required for the interior floor material at the position of the m-th row and the n-th position of the specified layout pattern within the area where the interior floor material is actually pasted, and the m-th row and the n-th row This is performed by comparing the allowable space that can be actually attached in the length direction and the width direction. The pasting allowable space is a dimension of a space that can actually be pasted in consideration of the remaining space at the end of the pasting area or the protrusion by the interior fittings.
[0038]
In step S27, the cut size of the interior floor material that requires pre-cutting is calculated, the data is stored, and pre-cut processing is virtually performed.
[0039]
In step S28, it is determined whether or not m columns have been pasted in consideration of the allocation pattern and the remaining space in the m columns. If the m-column pasting has not been completed (No), the process proceeds to step S29. If the m-column pasting has been completed (Yes), the process proceeds to step S30.
[0040]
In step S29, the value of the sheet counter n is updated to n = n + 1, and the position of the n + 1th sheet in the same m row is designated as the next pasting position.
[0041]
In step S30, the value of the column counter m is updated to m = m + 1 to generate a new pasting column m + 1.
[0042]
In step S31, it is determined whether there is a space where the interior flooring can be pasted at the updated new m-th row and n-th position, and whether or not pasting is possible. If pasting is possible (Yes), the process returns to step S25, the pasting process is repeated, and if pasting is not possible (No), the allocation process is terminated.
[0043]
FIG. 9 shows an example of a pre-cut of an allocation diagram obtained as a result of performing the allocation process. In this example, an allocation pattern including a shift shown in FIG. 5C is used. In this example, pasting is performed by combining a full-size interior flooring material and a short-sized interior flooring material used for the shifted portion. The pre-cut part is indicated by PC in the figure, and is used for cutting out a short size interior floor material for shifting, or for cutting a part in contact with interior fittings indicated by a diagonal line in the lower right corner. .
[0044]
FIG. 10 is an explanatory diagram of one embodiment of the interior material assignment / precut processing system according to the present invention. The figure shows an embodiment system of the present invention including builders such as residential design offices and contractors, interior flooring pre-cut factories, and member manufacturers that produce flooring. The computer of the builder, the precut factory, and the component manufacturer are network-coupled. The outline of the location and information flow where related information is managed and processed in the system will be described below.
[0045]
(1) The builder links the information on interior flooring with the architectural design CAD information of the building, and pastes the interior flooring used for finishing in each interior flooring allocation area (area) that spans multiple rooms. Input and set conditions such as information, and assign the interior flooring using the CAD system. The assigned result is output from the CAD system as a floor plan and sent to the precut factory together with the CAD data. At the edge of each allocation area, an allocation number is assigned to each interior floor material for the portion that requires pre-cutting, and is described in the floor material allocation diagram. The builder manages a member master, a structure master, a work order (construction procedure) master, an assignment master, and the like related to design.
[0046]
(2) At the pre-cut factory, based on the floor plan and CAD data sent from the builder, the CAM system can be pre-cut by the processing machine along with the pre-cut process drawing considering the planing for yield improvement. CAM data for processing machine control is created.
[0047]
(3) The pre-cut factory pre-cuts the interior floor material shipped from the material manufacturer based on the pre-cut processing drawing and CAM data. Each pre-cut interior flooring has a pre-cut processing No. Write (assignment number). And according to the construction period of the interior floor, the interior floor material necessary for each area (allocation area) of the building is carried in from the pre-cut factory to the construction site without excess or deficiency.
[0048]
(4) Immediately after assembling the structural frame of the building, the builder installs the floor panel as the base of the interior floor, and if the construction of the wall is ahead, complete the construction of the wall before applying the interior flooring. deep.
[0049]
(5) The builder will place the interior flooring at the application position according to the assigned number and apply it by nailing without measuring or cutting it again at the site.
[0050]
(6) The material manufacturer enables correct processing by distributing product information, construction information, etc. to CAD users such as builders and pre-cut factories. With regard to the construction information, for example, standard clearance information such as how to pay, construction order, and allocation pattern is distributed to CAD users, and machining data creation information is standardized to enable machining and construction with less claims.
[0051]
In addition, although the Example mentioned above was a thing about the pre-cut system of interior flooring, this invention can be easily applied also to other interior materials, such as wall material, ceiling material, and each parting material. Can do.
[0052]
【The invention's effect】
According to the present invention, the following effects can be expected.
1. It is possible to deliver the material in the required quantity, and to create a mechanism that does not cause any on-site trash, such as disposal of scraps, chips, and remaining materials.
2. Since the necessary materials are pre-cut, construction work can be carried out efficiently without causing a new cut mistake.
3. Cutting accuracy can be expected by cutting in a well-organized environment.
4). Even if the skill level of the work is low, construction can be performed with high accuracy (even in the case of an amateur).
5. Material costs, delivery costs, and waste disposal costs can be reduced.
6). Although pre-cut processing costs are required, on-site construction time can be shortened.
7). Speedy construction reduces the financial and time burden of the owner.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view exemplarily showing an outline of interior material allocation / precut processing according to the present invention.
FIG. 2 is a configuration diagram of an interior floor material allocation and precut processing apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a schematic flow diagram of interior floor layout and precut processing according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing an example of a floor plan taken from CAD data.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a specific example of an allocation pattern.
FIG. 6 is an explanatory diagram of an example of interior floor construction and a method for calculating a floor material pasting area.
FIG. 7 is an explanatory diagram of an example of affixing an interior flooring and allocation parameters.
FIG. 8 is a detailed flowchart of an allocation process according to an embodiment of the present invention.
FIG. 9 is an explanatory diagram of an example of a pre-cut in an allocation diagram of an allocation processing result.
FIG. 10 is an explanatory diagram of one embodiment of an interior material allocating / precutting system according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1: Processing device
2: Building design CAD system
3: CAM system
4: Building design processing function
5: Interior material allocation processing function
6: Pre-cut machining data creation processing function
7: Pre-cut processing / assignment number printing
8: On-site delivery
9: Pasting construction

Claims (4)

建物設計プログラムと、建築建物の部屋の内面に貼り付ける内装材の規格情報や貼り方を含む施工方法等の設計条件データとが処理装置のメモリに格納され、建物設計プログラムには、該施工方法に関するデータに基づき部屋の内面構造に合わせた内装材の割付けを行なう機能を持たせ、該建物設計プログラムにメモリから読み出した上記設計条件データを与えて、内装材を貼り付ける部屋の割り付け領域の内々面積と、該面積が幅木などの仕上げ部材の取り付けにより狭くなる実際に部屋内に見える領域と該狭くなる領域と上記内々面積の領域との差のクリアランスとを算出し、次に実際に内装材を貼り付ける面積を、クリアランス内に入り込む内装材端部の重なり代および隙間の値を決定して算出し、内装材の割付け位置とプレカットのための加工寸法の情報を含む割付けデータを作成する内装材のプレカット処理方法であって
上記重なり代および隙間の値は、少なくとも、貼り付ける面積に対する重なり代および隙間の値の比率のデータに基づいて決定することを特徴とする内装材のプレカット処理方法。
The building design program and the design condition data such as the construction method including the standard information of the interior material to be pasted on the inner surface of the room of the building and the construction method are stored in the memory of the processing device. The function of assigning interior materials according to the internal structure of the room based on the data related to the room is given, and the above design condition data read from the memory is given to the building design program, and the interior of the room allocation area where the interior material is pasted Calculate the area, the area where the area is actually narrowed by attaching a finishing member such as a skirting board, and the clearance of the difference between the narrowed area and the area of the inside area, and then actually the area pasting interior material, calculated by determining the overlapping margin and the value of the gap of the interior material ends enter into the clearance, the interior material allocation position and the pre-cut A precut processing method of an interior material for creating allocation data including information of processing dimension for,
The interior material precut processing method is characterized in that the overlap margin and the gap value are determined based on at least data of a ratio of the overlap margin and the gap value to the area to be attached .
請求項1において、上記貼り付ける面積に対する重なり代および隙間の値は、さらに過去にクレームが発生したときの情報を用いて決定することを特徴とする内装材のプレカット処理方法。2. The interior material precut processing method according to claim 1, wherein the value of the overlap margin and the gap with respect to the area to be pasted is further determined by using information when a claim has occurred in the past . CPUとメモリを備え、メモリには、建物設計プログラムと、建築建物の部屋の内面に貼り付ける内装材の規格情報や貼り方を含む施工方法等の設計条件データとが格納されており、建物設計プログラムは、メモリから読み出した設計条件データ中の施工方法に関するデータに基づき部屋の内面構造に合わせた内装材の割付けを行ない、個々の内装材の割付け位置とプレカットのための加工寸法の情報を含む割付けデータを作成する機能を持つ内装材プレカット処理装置であって、
上記建物設計プログラムは、上記メモリの設計条件データを与えて、内装材を貼り付ける部屋の割り付け領域の内々面積と、該面積が幅木などの仕上げ部材の取り付けにより狭くなる実際に部屋内に見える領域と、該狭くなる領域と上記内々面積の領域との差のクリアランスとを算出し、
次に、実際に内装材を貼り付ける面積を、該クリアランス内に入り込む内装材端部の重なり代および隙間の寸法を求めて算出し、その際、重なり代および隙間の値は、少なくとも、内装材を貼り付ける面積に対する重なり代および隙間の値の比率のデータに基づいて決定する機能を有するものであることを特徴とする内装材のプレカット処理装置。
A CPU and memory are provided. The memory stores a building design program and design condition data such as construction information including standard information of interior materials to be affixed to the inner surface of the room of an architectural building and affixing method. The program allocates interior materials according to the interior structure of the room based on the construction method data in the design condition data read from the memory, and includes information on the allocation positions of individual interior materials and machining dimensions for precutting. An interior material precut processing device having a function of creating allocation data,
The building design program gives design condition data of the memory, and the inside area of the room allocation area where the interior material is pasted, and the area is actually narrowed by attaching a finishing member such as a skirting board. Calculate the area and the clearance of the difference between the narrowed area and the area of the inner area,
Next, the area where the interior material is actually pasted is calculated by determining the overlap margin and the gap size of the interior material end that enters the clearance, and at this time, the overlap margin and the gap value are at least the interior material The interior material pre-cut processing device has a function of determining based on data of a ratio of an overlap allowance and a gap value to an area where the material is pasted .
請求項3において、上記建物設計プログラムは、重なり代および隙間の値を、上記貼り付ける面積に対する重なり代および隙間の値は、さらに過去にクレームが発生したときの情報を用いて決定することを特徴とする内装材のプレカット処理装置。4. The building design program according to claim 3, wherein the value of the overlap allowance and the gap is determined by using the information when the claim has occurred in the past. precut processing apparatus interior material to.
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