JP3878372B2 - Resistivity meter electrode - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体の洗浄装置、産業機械、農業、食品、医療関係などの各分野における水質管理、原子力発電所の冷却水の絶縁性及び各種の薬液の濃度管理などに用いられる抵抗率計の電極に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体の洗浄装置、産業機械、農業、食品、医療関係などの各分野における水質管理、原子力発電所の冷却水の絶縁性及び各種の薬液の濃度管理などにおいて、純水の純度や電解質液の濃度を測定するために、前記純水や電解質液の抵抗率を測定する抵抗率計が用いられる。前記抵抗率計は、例えば図7に示す電極101を備えている。
【0003】
図7に例示された抵抗率計の電極101は、前記電極部材としての内電極102と、電極部材としての外電極103と、前記内電極102及び外電極103を支持する支持部104と、前記内電極102と電気的に接続した内電極リード線106と、前記外電極103と電気的に接続した外電極リード線107と、を備えている。
【0004】
内電極102は、円柱状に形成されている。内電極102の基端部102aには、ねじ溝などを備えたナット螺合部108が設けられている。ナット螺合部108は、前記内電極102の基端部102aの外周に形成されている。ナット螺合部108には、ナット109が螺合する。
【0005】
外電極103は、その内径が前記内電極102の外径より大きく形成された円管状に形成されている。内電極102と外電極103とは、互いに同軸的でかつ前記外電極103内に内電極102が挿入された状態で配されている。
【0006】
内電極102は、その先端部102b側に位置する先端面102cが、前記外電極103の先端部103b側に位置する先端面103cより若干外電極103の奥側に位置した状態で配されている。内電極102と外電極103は、共に導電性を有する金属やカーボンなどの非金属から構成されている。
【0007】
前記支持部104は、前記内電極102及び外電極103それぞれの基端部102a,103aを支持している。支持部104は、内電極ホルダ110と、外電極ホルダ111と、コネクタ部112と、を備えている。
【0008】
内電極ホルダ110は、内径が内電極102の外径と略等しく形成された円管状に形成されている。内電極ホルダ110は、前記内電極102の基端部102aの外周に嵌合する。内電極ホルダ110は、絶縁性を有する樹脂または金属などの材料から形成されている。
【0009】
外電極ホルダ111は、円管状に形成されている。外電極ホルダ111は、一端部111aに、前記外電極103の基端部103aの外周に嵌合する外電極嵌合部111bと、前記内電極ホルダ110の外周に嵌合する内電極ホルダ嵌合部111cと、を設けている。外電極ホルダ111は、導電性を有する金属などの材料から構成されている。
【0010】
外電極ホルダ111は、外電極嵌合部111b及び内電極ホルダ嵌合部111cが、それぞれ前記外電極103の基端部103a及び内電極ホルダ110の外周に嵌合する。外電極ホルダ111は、他端部111dの内周にコネクタ部112が嵌合する。
【0011】
また、外電極ホルダ111は、その軸線に沿った略中央部に、リング部材取付溝103dを設けている。リング部材取付溝103dは、前記外電極ホルダ111の内周面から凹に形成されている。リング部材取付溝103dは、前記外電極ホルダ111の周方向に沿って形成されている。
【0012】
前記コネクタ部112は、コネクタ本体113と、前記リード線106,107それぞれと電気的に接続する接続ピン114,115を備えている、コネクタ本体113は、絶縁性を有する樹脂または金属などの材料から構成されている。コネクタ本体113は、前記外電極ホルダ111の内径と略等しい外径を有する円柱状に形成されている。
【0013】
接続ピン114,115は、それぞれ、前記コネクタ本体113の長手方向に沿って、このコネクタ本体113内に埋設されている。接続ピン114,115は、それぞれ、前記コネクタ本体113の一端面113aから他端面113bに亘って、前記コネクタ本体113を貫通して配されている。
【0014】
前記コネクタ部112は、前記コネクタ本体113が、前記外電極ホルダ111の他端部111dの内周に嵌合して、前記外電極ホルダ111に取り付けられる。
【0015】
内電極リード線106は、一端部が前記内電極102の基端部102aに電気的に接続しているとともに、他端部が前記接続ピン114に電気的に接続している。内電極リード線106は、内電極接続部120によって、前記内電極102の基端部102aに電気的に接続している。
【0016】
内電極接続部120は、導電性円環部材121と、ばねなどからなる弾性体122と、前述したナット109と、を備えている。前記導電性円環部材121は、その内側に、ナット螺合部108が通ることのできる円環状に形成されている。導電性円環部材121は、導電性を有する金属などの材料から構成されている。
【0017】
導電性円環部材121には、前記内電極リード線106の一端部が半田などを用いたろう付によって電気的に接続されている。弾性体122は、その内側に、ナット螺合部108が通ることのできる円環状に形成されている。
【0018】
前記内電極接続部120は、前記導電性円環部材121をその内側にナット螺合部108を通しかつ前記内電極ホルダ110の端面110aに重ね合わせ、さらに前記弾性体122をその内側にナット螺合部108を通して導電性円環部材121に重ね合わせ、前記ナット螺合部108にナット109を螺合させる。
【0019】
そして、このナット109が、前記弾性体122を介して導電性円環部材121を内電極ホルダ102に向かって押圧して、前記内電極リード線106と内電極102との間の電気的な接続を確保する。さらに、前記ナット109をナット螺合部108に螺合させると、前記支持部104のうち特に内電極ホルダ110に対し内電極102を固定することとなる。
【0020】
外電極リード線107は、一端部が前記外電極103の基端部103aに電気的に接続しているとともに、他端部が前記接続ピン115に電気的に接続されている。外電極リード線107は、外電極接続部130によって、前記外電極103に電気的に接続されている。
【0021】
外電極接続部130は、導電性円環部材131を備えている。導電性円環部材131は、円環状に形成されている。導電性円環部材131は、その外縁部が、前記リング部材取付溝103dに嵌合する。導電性円環部材131は、導電性を有する金属から構成されている。導電性円環部材131には、前記外電極リード線107の一端部が半田などを用いたろう付によって電気的に接続されている。
【0022】
前述した構成によって、外電極接続部130は、導電性円環部材131の外縁部が前記リング部材取付溝103dに嵌合することによって、前記外電極リード線107と外電極103との間の電気的な接続を確保する。
【0023】
前記抵抗率計の電極101内には、前記外電極ホルダ111の内周面と、前記内電極ホルダ110の端面110aと、コネクタ本体113の端面113aと、によって囲まれた空間116が、形成されている。この空間116内には、エポキシ樹脂132が充填されている。
【0024】
このエポキシ樹脂132は、前記外電極ホルダ111の内周面、前記内電極ホルダ110の端面110a及びコネクタ本体113の端面113aそれぞれとの間を液密に保ち、前記空間116内に前述した電解質液の侵入を防止する。さらに、このエポキシ樹脂132は、前記コネクタ本体113の外周面と外電極ホルダ111の内周面とを互いに接着して、これらのコネクタ本体113の外周面と外電極ホルダ111の内周面との間を液密に保つ。
【0025】
また、抵抗率計の電極101は、前記内電極ホルダ110と、外電極ホルダ111との間に、Oリング133を設けている。このOリング133は、前記ホルダ110,111の相互の間を液密に保ち、前記空間116内に前述した電解質液が侵入することを防止する。
【0026】
前述した構成によって、抵抗率計の電極101は、前記内電極102及び外電極103それぞれの少なくとも先端部102b,103bを、計測対象の電解質液の流路中に配置し、これらの電極102,103間の電気抵抗を測定することより前記電解質液の抵抗率を測定する。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
前述した図7に例示された抵抗率計の電極101は、前記内電極102を支持部104特に内電極ホルダ110に固定する際に、前述した専用のナット109などを用いてきた。このため、前記内電極102の基端部102aのナット螺合部108のねじ溝を形成する必要があるなどの、前記内電極102を形成する際に加工工数が増大する傾向となっている。
【0028】
また、内電極102を固定するために前記ナット嵌合部108に螺合する専用のナット109が必要になるなどの部品点数が増加する傾向となっていた。
このように、前述した従来の抵抗率計の電極101の内電極102の固定方向では、加工工数が増大するとともに部品点数が増加して、コストが高騰する傾向となっていた。
【0029】
また、前述した従来の抵抗率計の電極101において、内電極102を支持部104の内電極ホルダ110に半田を用いたろう付けによって固定することも考えられる。この場合、前記内電極ホルダ110が前述したように絶縁性を有する材料から形成されているので、内電極102と内電極ホルダ110との間に所望とする固定力を確保することが困難となり、前記内電極102を確実に固定するのは困難であった。
【0030】
さらに、図示はしないが、電極部材としての内電極と外電極とを複数備えた抵抗率計において、内電極を支持部に固定するために、内電極の基端部をかしめるものも用いられている。この場合、前記内電極を固定するために比較的大きな力を用いてかしめる必要が生じ、加工工数が増大する傾向となっているとともに、前記内電極をかしめて固定した後、内電極を支持部から取り外すことが出来ずに、前記抵抗率計の整備性が低下する傾向となっていた。
【0031】
したがって、本発明の目的は、電極部材を確実に固定できるとともに、部品点数及び組立にかかる工数を抑制して、コストの高騰を抑制することが可能な抵抗率計の電極を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の抵抗率計の電極は、2個の電極部材が計測対象の電解質液の流路中に所定間隔をおいて配置され、電極部材間の電気抵抗より前記電解質液の抵抗率を測定する抵抗率計の電極において、前記電極部材のうち一つの電極部材が柱状に形成され、かつ、他の電極部材が前記一つの電極部材を内側に設置する円管状に形成されているとともに、前記電極部材それぞれの基端部に嵌合して、前記電極部材間を前記所定間隔に保って、これらの電極部材を支持する支持部と、前記柱状に形成された電極部材の基端部の外周面に係止して、この電極部材の基端部が支持部から抜け出ることを阻止する係止部材と、を備え、前記係止部材は、円環状に形成された部材本体と、この部材本体の内縁部から部材本体の内側に向かって突出して複数設けられかつ前記柱状に形成された電極部材の外周面に係止する係止爪部と、を備え、前記係止爪部は、前記部材本体に対し、前記部材本体の外側から内側に向かうにしたがって前記柱状に形成された電極部材の先端部から基端部に向かって徐々に傾いて形成されているとともに、互いに間隔をあけて前記部材本体の周方向に等間隔に配置されていることを特徴としている。
【0034】
請求項2に記載の本発明の抵抗率計の電極は、請求項1記載の抵抗率計の電極において、前記係止部材は、導電性を有する材料から形成され、前記柱状に形成された電極部材が検知する前記電解質液の抵抗率に基づいた情報を伝達する電線を備え、前記電線が前記係止部材に接続されたことを特徴としている。
【0035】
請求項1に記載した本発明の抵抗率計の電極によれば、係止部材を柱状に形成された内電極の外周面に係止させることによって、基端部が支持部から抜け出ることを阻止して、電極部材を支持部に対し固定する。このため、確実に電極部材を固定することができる。
【0036】
また、係止部材を柱状に形成された電極部材の外周面に係止させるだけで、前記電極部材を支持部に対し固定できるので、電極部材の基端部などにねじ溝などを形成する必要が生じないので、加工工数を抑制することができるとともに部品点数を抑制することが可能となる。
【0037】
さらに、係止部材の電極部材の外周面に対する係止を解除するだけで、電極部材の支持部に対する固定を解除することができる。このため、抵抗率計の電極の組立後も電極部材を取り外すことが可能となって、抵抗率計の電極の整備性を低下することがない。
【0038】
係止部材は、円環状に形成された部材本体と、この部材本体の内縁部から内側に向かって突出した係止爪部と、を備えている。そして、この係止爪部が、柱状に形成された電極部材の外周面に係止する。このため、より確実に電極部材を固定できるとともに、抵抗率計の電極の加工工数及び部品点数をより確実に抑制できる。
【0039】
また、前記係止爪部が部材本体の外側から内側に向かうにしたがって、電極部材の基端部に向かって徐々に傾斜して形成されている。このため、係止爪部が電極部材の外周面に係止すると、電極部材の基端部が支持部から抜け出ることをより確実に防止できる。したがって、より一層確実に電極部材を支持部に固定することができる。
【0040】
請求項2に記載した本発明の抵抗率計の電極によれば、電極部材が検知する電解質液の抵抗率に基づいた情報を伝達する電線を、導電性を有する材料から形成された係止部材に接続している。このため、前記係止部材を電極部材の外周面に係止させることで、前記電線と前記電極部材とを互いに電気的に接続させることができる。したがって、抵抗率計の電極を組み立てる際にかかる所要工数を抑制することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1ないし図5を参照して説明する。
図1などに示す本発明の一実施形態にかかる抵抗率計の電極1は、半導体の洗浄装置、産業機械、農業、食品、医療関係などの各分野における純水などの水質管理、原子力発電所の冷却水の絶縁性及び電解質液としての各種の薬液の濃度管理などに用いられる。前記電極1を用いた抵抗率計は、計測対象物としての前述した電解質液の純度を測定するために、前記電解質液の抵抗率を測定する装置に用いられる。
【0042】
抵抗率計の電極1は、図1に示すように、電極部材としての内電極2と、電極部材としての外電極3と、前記内電極2及び外電極3を支持する支持部4と、温度検出部5と、前記内電極2と電気的に接続した本明細書に記した電線としての内電極リード線6と、前記外電極3と電気的に接続した外電極リード線7と、を備えている。
【0043】
内電極2は、円柱状に形成されている。内電極2は、外径が比較的小さく形成された小径部2aと、外径が比較的大きく形成された大径部2bと、を一体に備えている。これらの小径部2a及び大径部2bは、互いに同軸的でかつ直列に連結している。また、内電極2は、小径部2aと大径部2bとの間に、段差面2jが形成されている。
【0044】
内電極2は、前記大径部2bが抵抗率計の電極1の先端側に位置しかつ小径部2aが基端側に位置した状態で配される。前記内電極2は、前記小径部2a側に位置する端面2cから前記大径部2bに向かって凹の温度検出部挿入孔2dが形成されている。
【0045】
前記温度検出部挿入孔2dは、前記小径部2a及び大径部2bそれぞれと互いに同軸的に配されている。温度検出部挿入孔2dは、前記端面2cから前記内電極2の先端側に向かって延在している。温度検出部挿入孔2dは、内電極2の基端部2f側に位置する端面2cと前記内電極2の先端部2gとに亘って形成されている。なお、温度検出部挿入2dは、前記端面2cには開口しているが、前記内電極2の先端部2g側に位置する端面2eには開口していない。
【0046】
外電極3は、その内径が前記内電極2の大径部2bの外径より大きく形成された円管状に形成されている。内電極2と外電極3とは、互いに同軸的でかつ前記外電極3内に内電極1が挿入された状態で配されている。内電極2は、前記大径部2bの端面2eが、前記外電極3の先端部3c側に位置する端面3aより若干外電極3の奥側に位置した状態で配されている。内電極2と外電極3は、共に導電性を有する金属などから構成されている。
【0047】
前記支持部4は、前記内電極2及び外電極3それぞれの基端部2f,3bを支持している。支持部4は、内電極ホルダ10と、外電極ホルダ11と、基端キャップ12と、Oリング30などを備えている。
【0048】
内電極ホルダ10は、円管状に形成されている。内電極ホルダ10は、外径が比較的小さく形成された小径部10aと、外径が比較的大きく形成された大径部10bと、を一体に備えている。小径部10aと大径部10bとは互いに同軸的でかつ互いに直列に連結されている。
【0049】
前記小径部10aの内径は、前記内電極2の小径部2aの外径と略等しく形成されている。小径部10aの外径は、前記内電極2の大径部2bの外径と略等しく形成されている。
【0050】
前記大径部10bの内径は、前記小径部10aの外径と略等しく形成されている。すなわち大径部10bの内径は、前記小径部10aの内径より大径に形成されている。大径部10bの外径は、外電極3の外径と略等しく形成されている。このため、内電極ホルダ10の内周において、前記小径部10aと大径部10bとの間には、段差面10cが形成されている。
【0051】
段差面10cは、前記内電極ホルダ10の両端部に位置する両端面10d,10eに沿って形成されている。内電極ホルダ10は、絶縁性を有する樹脂または金属などから形成されている。
【0052】
内電極ホルダ10は、前記小径部10aが前記内電極2の近傍に位置しかつ前記大径部10bが前記内電極2から離れた側に位置した状態で、前記内電極2の小径部2aの外周に嵌合して配される。このとき、前記小径部10a側に位置する端面10dが、前記内電極2の段差面2jに重ねられている。
【0053】
外電極ホルダ11は、円管状に形成されている。外電極ホルダ11は、外径が比較的小さく形成された小径部11aと、外径が比較的大きく形成された大径部11bと、を一体に備えている。小径部11aと大径部11bとは互いに同軸的でかつ互いに直列に連結されている。
【0054】
前記小径部11a及び大径部11bそれぞれの内径即ち、外電極ホルダ11の内径は、外電極3の外径と略等しく形成されている。外電極ホルダ11は、導電性を有する金属などから構成されている。
【0055】
外電極ホルダ11は、前記大径部11bが前記内電極2の近傍に位置しかつ前記小径部11aが前記内電極2から離れた側に位置した状態で、前記外電極3の基端部3bの外周に嵌合するとともに、前記内電極ホルダ10の大径部10bの外周に嵌合して配される。
【0056】
外電極ホルダ11は、その軸線に沿った略中央部に、リング部材取付溝11cを設けている。リング部材取付溝11cは、前記外電極ホルダ11の内周面から凹に形成されている。リング部材取付溝11cは、前記外電極ホルダ11の周方向に沿って形成されている。
【0057】
また、前記外電極ホルダ11と内電極ホルダ10との間には、互いの間を液密に保つOリング13が設けられている。内電極2と内電極ホルダ10との間には、互いの間を液密に保つOリング14が設けられている。これらのOリング13,14は、ゴムなどの弾性体から構成されている。
【0058】
さらに、前記内電極2及び内電極ホルダ10の長手方向に沿った方向において、前記内電極ホルダ10と外電極3との間には、中間部材15が設けられている。中間部材15は、円環状に形成されている。中間部材15は、内径が前記小径部10aの外径と略等しく形成されているとともに、外径が前記外電極ホルダ11の内径と略等しく形成されている。
【0059】
中間部材15は、小径部10aの外周に嵌合しかつ外電極ホルダ11の内周に嵌合している。中間部材15は、絶縁性を有する樹脂又は金属などから構成されている。また、この中間部材15が小径部10aの外周に嵌合しかつ外電極ホルダ11の内周に嵌合することによって、前記内電極2と外電極3とは、これらの電極2,3の径方向に沿った間隔が所定間隔t(図1に示す)に保たれている。
【0060】
基端キャップ12は、円板部12aと筒部12bとを有する有底筒状に形成されている。円板部12aは、円板状に形成されている。筒部12bは、筒状に形成されかつ円板部12aの周縁に連なっている。
【0061】
基端キャップ12は、周知のポリアミド樹脂(ナイロン)などの合成樹脂から形成されている。基端キャップ12は、前記筒部12aが前記外電極ホルダ11の小径部11aの外周に嵌合して配されている、基端キャップ12は、前記筒部12bが前記小径部11aに、周知のエポキシ系接着剤によって接着されて固定されている。
【0062】
基端キャップ12は、前記円板部12aを貫通する丸孔12cを備えている。丸孔12cは、その平面形状が略円形に形成されている。丸孔12cは、前記円板部12aと同軸的に配されている。丸孔12cは、その内側に、温度検出部5の後述する電線束26が通る。
【0063】
Oリング30は、シリコンゴムなどの弾性体などから円環状に形成されている。Oリング30は、軸線に沿った断面形が円形に形成されている。Oリング30は、その初期状態において、その内径が前記電線束の外径より若干小さくかつ外径が外電極ホルダ11の小径部11aの内径より若干小さく形成されている。
【0064】
Oリング30は、円形に形成されたその断面形の直径が3mm以上でかつ前記電線束26び外径の50%以上に形成されている。このように、Oリング30は、円形に形成された断面形状が比較的太く形成されている。
【0065】
Oリング30は、内周側に電線束26を通しかつ前記外電極ホルダ11の小径部11aの内側即ち基端キャップ12の筒部12bの内側に配される。Oリング30は、前記基端キャップ12内に設けられると、前記電線束26と、外電極ホルダ11の小径部11aの内周面と、の間を液密に保ち、前記空間16内に電解質液が侵入することを防止する。
【0066】
また、前記支持部4は、前記内電極ホルダ10の大径部10bの内周面10fと、外電極ホルダ11の内周面11dと、基端キャップ12の円板部12a等で囲まれた空間16を、その内部に形成している。この空間16には、前記温度検出部挿入孔2dが開口している。
【0067】
前記空間16は、その内側に、前記外電極ホルダ11のリング部材取付溝11cに取り付けられるC状リング17と、付勢手段としてのコイルばね18と、係止部材としての第1の止め環19と、第2の止め環20などを収容している。
【0068】
C状リング17は、平面形状がC状の円環状に形成されている。C状リング17は、その外縁が、前記リング部材取付溝11c内に嵌合して、外電極ホルダ11に固定される。C状リング17は、ステンレス鋼などの周知の鋼などから構成されている。
【0069】
前記コイルばね18は、その内側に、温度検出部5の電線束26が通った状態で前記空間16内に収容されている。コイルばね18は、前記C状リング17と、内電極ホルダ10の大径部10bとの間に配されており、前記C状リング17を前記基端キャップ12側に向かって付勢している。コイルばね18は、ステンレス鋼などの周知の鋼などから構成されている。
【0070】
第1の止め環19は、導電性を有する周知の鋼などから形成されている。第1の止め環19は、図3(A)及び図3(B)に示すように、部材本体19aと、係止爪部19bと、を一体に備えている。部材本体19aは、図3及び図4に示すように、軸線Pに関して対称な円環状に形成されている。
【0071】
部材本体19aは、その外径D(図3(A)に示す)が、前記大径部10bの内径より小さく形成されている。部材本体19aは、その内径が、前記小径部2aの外径より大きく形成されている。
【0072】
係止爪部19bは、前記部材本体19aの周方向に沿って互いに等間隔となる位置に複数設けられている。係止爪部19bは、前記軸線Pを挟んで互いに相対向する位置に配されている。係止爪部19bは、それぞれ、帯状に形成されている。
【0073】
係止爪部19bは、それぞれ、前記部材本体19aの内縁部から部材本体19aの内側に向かって突出して設けられている。係止爪部19bは、それぞれ、前記部材本体19aの内縁部から、部材本体19aの内側に向かうにしたがって、部材本体19aに対し軸線Pに沿う方向に徐々に傾いて形成されている。
【0074】
前記軸線Pを挟んで互いに相対向する係止爪部19b間の間隔d2(図3(A)に示す)は、前記内電極2の小径部2aの外径より若干小さく形成されている。係止爪部19bの部材本体19aの最も内側に位置する縁部即ち係止爪部19bの先端縁19cは、前記小径部2a即ち内電極2の外周面2iに係止する。
【0075】
第1の止め環19は、図1及び図4に示すように、その内側に内電極2の小径部2aが通り、かつ前記係止爪部19bが内電極2の外周面2iに係止した状態で、前記内電極ホルダ10の大径部10b内に収容されている。このとき、第1の止め環19は、前記係止爪部19bが、部材本体19aの内側に向かうにしたがって、前記内電極2の先端部2gから基端部2fに向かって徐々に、部材本体19aに対し傾いた状態で、前記大径部10b内に収容されている。
【0076】
前述したように前記係止爪部19bが部材本体19aに対し傾いた状態で前記第1の止め環19が前記大径部10b内に収容されて、前記係止爪部19bが内電極2の外周面2iに係止することによって、第1の止め環19は、内電極2の段差面2jとの間に、内電極ホルダ10を挟み込む。
【0077】
そして、第1の止め環19は、前述したように前記係止爪部19bが部材本体19aに対し傾いた状態となっているため、内電極2が、前記基端部2fから先端部2gに向かって変位することを規制する。このように、第1の止め環19は、前記内電極ホルダ10に対し内電極2の基端部2fが抜け出ることを阻止する。
【0078】
第2の止め環20は、ステンレス鋼などの周知の鋼などからなりかつ円環状に形成されている。第2の止め環20は、その内側に、温度検出部5の電線束26が通った状態で前記空間16内に収容されている。第2の止め環20は、前記C状リング17の基端キャップ12側に設けられている。第2の止め環20は、その外縁が、前記外電極ホルダ11の内周面11dに嵌合して、前記外電極ホルダ11などに固定されている。
【0079】
前記温度検出部5は、図1及び図2に示すように、温度補償用の一対の温度センサ素子21,22と、これらの温度センサ素子21,22それぞれと電気的に接続した電線23,24と、円管ばね部材25などを備えている。温度検出部5は、前記温度検出部挿入孔2d内に配されている。
【0080】
温度センサ素子21,22は、それぞれ、温度検出部挿入孔5内でかつ前記内電極2の先端部2gに配されている。温度センサ素子21,22は、それぞれ、温度を測定する感温部21a,22aを備えている。
【0081】
温度センサ素子21,22は、それぞれ、感温部21a,22aがディスク形、ペレット形あるいはそれに類似した面部を有する形状のサーミスタにより構成されている。温度センサ素子21,22は、それぞれの感温部21a,22aの面部が、前記温度検出部挿入孔5内において、前記電解質液の流路に対し略平行となるように配置されている。
【0082】
電線23,24は、それぞれ一端が前記温度センサ素子21,22の感温部21a,22aに電気的に接続している、電線23,24は、前記内電極2の先端部2gから内電極2の基端部2fに向かって延びて、前記温度検出部挿入孔2d内に配されている。
【0083】
電線23,24の長手方向に沿った中央部から他端部に至る部分と、内電極リード線6と、外電極リード線7と、は互いに束ねられて電線束26を構成している。電線束26は、前記温度検出部5が温度検出部挿入孔2d内に収容された際に、前記内電極2及び外電極3の基端部2f,3b側に位置する基端キャップ12の丸孔12cを通って外部に導かれる。電線23,24は、それぞれ、図示しない演算装置などに電気的に接続している。
【0084】
円管ばね部材25は、導電性を有する材料としての周知の鋼などから構成されている。円管ばね部材25は、円管状に形成されている。円管ばね部材25は、図1などに示す切欠部32と、図5などに示す貫通孔33と、を備えている。
【0085】
切欠部32は、円管ばね部材25の母材の一部が切りかかれて形成されている。切欠部32は、円管ばね部材25の長手方向に沿って形成されている。切欠部32は、図1に示すように、前記円環ばね部材25の一端から他端に向かうにしたがって、ジグザグ状に形成されている。
【0086】
即ち、切欠部32は、円管ばね部材25の外周方向から見て波状に形成されている。このため、円管ばね部材25は、長手方向に対し交差する断面の断面形状がC状に形成されている。
【0087】
貫通孔33は、図5に示すように、前記円管ばね部材25の母材を径方向に沿って貫通している。貫通孔33は、前記円管ばね部材25の母材の内側と外側とを連通している。貫通孔33は、円管ばね部材25の外周方向から見て丸形に形成されている。
【0088】
円管ばね部材25は、前記切欠部32の間隔が増減自在即ち、外径が伸縮自在となる弾性を有している。円管ばね部材25は、初期状態において、前記内電極2の小径部2aの内径より大きな外径となっている。
【0089】
円管ばね部材25は、前記電線束26の温度センサ素子21,22寄りに配されている。円管ばね部材25は、前記電線23,24を互いに束ねている。円管ばね部材25は、その弾性復元力に抗して、前記小径部2a内に挿入される。円管ばね部材25は、前記小径部2a内に挿入されると、弾性復元力を生じて、前記小径部2aの内周面即ち温度検出部挿入孔2dの内周面2hと密接する。
【0090】
また、前記温度センサ21,22の感温部21a,22aを互いに電気的に接続しかつ前記円管ばね部材25と電気的に接続する電線27が設けられている。この電線27は、図5に示すように、その端部が、貫通孔33内を通されて、前記円管ばね部材25と電気的に接続している。
【0091】
電線27は、前記感温部21a,22aの互いの電位を前記円管ばね部材25と等しく保つ機能を有している。なお、図示例において、電線27は円管ばね部材25の内側に配されており、前記端部が貫通孔33を通って円管ばね部材25の外側に導かれている。
【0092】
内電極リード線6は、前記電線27とともに、その一端部6aが前記円管ばね部材25と電気的に接続している。内電極リード線6は、導電性を有する芯線6bとこの芯線6bを覆いかつ絶縁性を有する材料から形成された被覆部6cとを備えている。
【0093】
内電極リード線6の一端部6aにおいては、被覆部6cがはがされて、芯線6bが剥き出しとなっている。内電極リード線6は、一端部6aに位置する芯線6bが前記貫通孔33内を通されている。
【0094】
図示例において、内電極リード線6は、円管ばね部材25の内側に配されており、前記端部が貫通孔33を通って円管ばね部材25の外側に導かれている。内電極リード線6の一端部6aに位置する芯線6は、前記貫通孔33内を通って、半田36などを用いたろう付けによって、前記円管ばね部材25に電気的に接続されている。
【0095】
内電極リード線6は、円管ばね部材25と電気的に接続することによって、前記内電極2と電気的に接続する。内電極リード線6は、前記電線23,24などとともに電線束26として基端キャップ12まで導かれ、前記丸孔12c内を通って外部に導かれる。内電極リード線6は、前述した図示しない演算装置などに電気的に接続している。
【0096】
外電極リード線7は、一端部7aが前記第2の止め環20に電気的に接続している。外電極リード線7は、前記第2の止め環20に電気的に接続することによって、外電極ホルダ11及び外電極33と電気的に接続する。外電極リード線7は、前記電線23,24などとともに電線束26として基端キャップ12まで導かれ、前記丸孔12c内を通って外部に導かれる。外電極リード線7は、前述した図示しない演算装置などに電気的に接続している。
【0097】
また、前記温度検出部挿入孔2d内に前記温度検出部5が設けられかつ前記空間16内に、C状リング17、コイルばね18及び止め環19,20などが収容された状態で、エポキシ樹脂31が充填されている。
【0098】
このエポキシ樹脂31は、前記外電極ホルダ11の内周面11d、前記内電極ホルダ10の端面10eとの間を液密に保ち、前記空間16内に前述した電解質液の侵入を防止する。
【0099】
前述した構成によれば、抵抗率計の電極1は、前記内電極2及び外電極3それぞれの少なくとも先端部2g,3cを、計測対象の電解質液の流路中に配置し、前記リード線6,7などを介して演算装置などに伝えられる電極2,3間の電気抵抗を測定することにより前記電解質液の抵抗率を測定する。
【0100】
このとき、前記温度センサ素子21,22の感温部21a,22aから、前記電線23,24などを介して前記電解質液の温度に応じた情報が、前記演算装置に伝えられる。そして、この演算装置などが電解質液の温度の補償を行い、この電解質液のあらかじめ決められた一定温度における抵抗率を算出する。
【0101】
本実施形態の抵抗率計の電極1によれば、第1の止め環19の係止爪部19bを内電極2の外周面2iに係止させる際に、係止爪部19bが部材本体19aに対し内側に向かうにしたがって前記先端部2gから基端部2f側に徐々に向かうように傾斜した状態で配されている。
【0102】
そして、第1の止め環19と内電極2の段差面2jとの間に内電極ホルダ10を挟み込んで固定するとともに、基端部2fから先端部2gに向かって変位しないように内電極2の動きを規制する。このため、第1の止め環19は、基端部2fが内電極ホルダ10から抜け出ることを阻止して、内電極2を内電極ホルダ10に固定する。したがって、内電極2を確実に固定できる。
【0103】
また、第1の止め環19を内電極2の外周面2iに係止させるだけで、前記内電極2を内電極ホルダ10に対し固定できるので、内電極2の基端部2fなどにねじ溝などを形成する必要が生じないとともに、この内電極2とは別体のナットなどを用いる必要が生じない。このため、内電極2の加工工数を抑制することができるとともに部品点数を抑制することが可能となる。したがって、抵抗率計の電極1のコストの高騰を抑制できる。
【0104】
さらに、第1の止め環19の内電極2の外周面2iに対する係止を解除するだけで、内電極2の内電極ホルダ10に対する固定を解除できる。このため、抵抗率計の電極1の組立後も内電極2を支持部4から取り外すことが可能となって、抵抗率計の電極1の整備性を低下することがない。
【0105】
また、係止爪部19bが部材本体19aの内縁部から内側に向かって突出している。そして、この係止爪部19bが、内電極2の外周面2iに係止する。このため、より確実に内電極2を固定できるとともに、抵抗率計の電極1の加工工数及び部品点数をより確実に抑制できる。したがって、内電極2をより確実に固定できかつ抵抗率計の電極1のコストの高騰を抑制できる。
【0106】
さらに、本実施形態においては、内電極リード線6を円管ばね部材25に電気的に接続して、内電極2が検知する電解質液の抵抗率に基づいた情報を取り出せるようにしているが、図6に示すように、前記内電極リード線6を第1の止め環19に電気的に接続するようにしても良い。
【0107】
この場合、図6に示すように、前記芯線6bを部材本体19bに結いて、前記内電極リード線6と第1の止め環19とを電気的に接続する。そして、第1の止め環19の係止爪部19bを内電極2の外周面2iに係止することによって、前記内電極リード線6と内電極2とを互いに電気的に接続する。内電極2が検知する電解質液の抵抗率に基づいた情報を取り出す。
【0108】
また、図6の場合は、前記芯線6bを部材本体19bに結いているだけであるが、前記芯線6bを半田などを用いたろう付けによって、前記部材本体19bに固定しても良いことは勿論である。
【0109】
図6に示した場合によれば、内電極リード線6を第1の止め環19に接続しているため、前記係止爪部19bを内電極2の外周面2iに係止させることで、前記内電極リード線6と前記内電極2とを互いに電気的に接続させることができる。このため、抵抗率計を組み立てる際にかかる所要工数を抑制することができる。したがって、抵抗率計の電極1のコストの高騰をより一層抑制できる。さらに、前述した本発明の電極1は、電解質液の導電率を測定する導電率計にも適用できるのは勿論である。
【0110】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の本発明によれば、係止部材を内電極の外周面に係止させることによって、基端部が支持部から抜け出ることを阻止する。このため、電極部材を支持部に対し確実に固定できる。
【0111】
また、係止部材を電極部材の外周面に係止させるだけで、前記電極部材を固定できるので、電極部材の基端部などにねじ溝などを形成したり、前記電極部材などとは別体のナットを用いる必要が生じない。このため、加工工数を抑制することができるとともに部品点数を抑制することが可能となる。したがって、抵抗率計の電極のコストの高騰を抑制できる。
【0112】
さらに、係止部材の電極部材の外周面に対する係止を解除するだけで、電極部材の固定を解除できる。このため、抵抗率計の電極の組立後も電極部材を支持部から取り外すことができ、抵抗率計の電極の整備性を低下することがない。
【0113】
係止部材は、円環状に形成された部材本体と、この部材本体の内縁部から内側に向かって突出しかつ柱状に形成された電極部材の外周面に係止する係止爪部と、を備えている。このため、より確実に電極部材を固定できる。
【0114】
また、前記係止爪部が部材本体の外側から内側に向かうにしたがって、電極部材の基端部に向かって徐々に傾斜して形成されている。このため、係止爪部が電極部材の外周面に係止すると、電極部材の基端部が支持部から抜け出ることをより確実に防止できる。したがって、より一層確実に前記電極部材を固定できる。
【0115】
請求項2に記載の本発明によれば、前述した請求項の効果にくわえ、電極部材が検知する電解質液の抵抗率に基づいた情報を伝達する電線を、導電性を有する材料から形成された係止部材に接続している。このため、前記係止部材を電極部材の外周面に係止させることで、前記電線と前記電極部材とを互いに電気的に接続させることができる。したがって、抵抗率計の電極を組み立てる際にかかる所要工数を抑制でき、抵抗率計の電極のコストの高騰をより一層抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる抵抗率計の電極の全体構成を示す断面図である。
【図2】同実施形態の電極の温度検出部の構成を示す側面図である。
【図3】(A)は同実施形態の電極の第1の止め環を示す平面図である。(B)は図3(A)中のIIIB−IIIB線に沿う断面図である。
【図4】図3に示した第1の止め環が内電極の外周面に係止した状態を示す側面図である。
【図5】同実施形態の電極の内電極リード線が取付られた状態の円管ばねを示す断面図である。
【図6】同実施形態の変形例の内電極リード線が取付られた状態の第1の止め環を示す平面図である
【図7】従来の抵抗率計の電極の全体構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 抵抗率計の電極
2 内電極(電極部材)
2f 基端部
2g 先端部
2i 外周面
3 外電極(電極部材)
3b 基端部
4 支持部
6 内電極リード線(電線)
19 第1の止め環(係止部材)
19a 部材本体
19b 係止爪部
t 所定間隔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
This invention is a resistivity meter used in semiconductor cleaning equipment, industrial machinery, agriculture, food, medical-related water quality management, insulation of cooling water in nuclear power plants, concentration management of various chemicals, etc. It relates to an electrode.
[0002]
[Prior art]
Purity of pure water and concentration of electrolyte in water quality management in semiconductor cleaning equipment, industrial machinery, agriculture, food, medical and other fields, insulation of cooling water in nuclear power plants, and concentration management of various chemicals In order to measure the above, a resistivity meter that measures the resistivity of the pure water or the electrolyte solution is used. The resistivity meter includes, for example, an
[0003]
The
[0004]
The
[0005]
The
[0006]
The
[0007]
The
[0008]
The
[0009]
The
[0010]
In the
[0011]
Further, the
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
The inner
[0016]
The inner
[0017]
One end of the inner
[0018]
The inner
[0019]
Then, the
[0020]
One end of the outer
[0021]
The outer
[0022]
With the above-described configuration, the outer
[0023]
A
[0024]
The
[0025]
Further, the
[0026]
With the above-described configuration, the
[0027]
[Problems to be solved by the invention]
The above-described
[0028]
In addition, the number of parts tends to increase such that a
Thus, in the fixing direction of the
[0029]
Further, in the
[0030]
Furthermore, although not shown in the figure, in a resistivity meter having a plurality of inner electrodes and outer electrodes as electrode members, a caulking of the base end portion of the inner electrode is also used to fix the inner electrode to the support portion. ing. In this case, it is necessary to caulk using a relatively large force to fix the inner electrode, and the number of processing steps tends to increase, and after the inner electrode is caulked and fixed, the inner electrode is supported. The maintenance of the resistivity meter tended to be lowered without being able to be removed from the part.
[0031]
Accordingly, an object of the present invention is to provide an electrode of a resistivity meter that can reliably fix an electrode member, and suppress the number of parts and the number of man-hours for assembly, thereby suppressing an increase in cost. .
[0032]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the problems and achieve the object, the electrode of the resistivity meter of the present invention according to
[0034]
[0035]
According to the electrode of the resistivity meter of the present invention described in claim 1, the base end portion is prevented from coming out of the support portion by locking the locking member to the outer peripheral surface of the inner electrode formed in a column shape. Then, the electrode member is fixed to the support portion. For this reason, an electrode member can be fixed reliably.
[0036]
In addition, since the electrode member can be fixed to the support portion simply by locking the locking member to the outer peripheral surface of the electrode member formed in a columnar shape, it is necessary to form a screw groove or the like in the base end portion of the electrode member Therefore, it is possible to reduce the number of processing steps and the number of parts.
[0037]
Furthermore, the fixing of the electrode member to the support portion can be released simply by releasing the locking of the locking member with respect to the outer peripheral surface of the electrode member. For this reason, it becomes possible to remove an electrode member even after the assembly of the electrode of a resistivity meter, and the maintainability of the electrode of a resistivity meter is not reduced.
[0038]
Person in charge The stop member includes a member main body formed in an annular shape, and a locking claw portion protruding inward from an inner edge portion of the member main body. And this latching claw part latches to the outer peripheral surface of the electrode member formed in the column shape. For this reason, while being able to fix an electrode member more reliably, the process man-hour and the number of parts of an electrode of a resistivity meter can be controlled more certainly.
[0039]
Moreover, the said latching claw part is formed so that it may incline gradually toward the base end part of an electrode member as it goes inside from the outer side of a member main body. For this reason, when the locking claw is locked to the outer peripheral surface of the electrode member, the base end portion of the electrode member can be more reliably prevented from coming out of the support portion. Therefore, the electrode member can be more securely fixed to the support portion.
[0040]
[0041]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
An electrode 1 of a resistivity meter according to an embodiment of the present invention shown in FIG. 1 and the like is used for water quality management such as pure water in various fields such as semiconductor cleaning equipment, industrial machinery, agriculture, food, and medical, and nuclear power plants. It is used for the insulation of the cooling water and the concentration control of various chemical solutions as the electrolyte solution. The resistivity meter using the electrode 1 is used in an apparatus for measuring the resistivity of the electrolyte solution in order to measure the purity of the electrolyte solution described above as a measurement object.
[0042]
As shown in FIG. 1, the electrode 1 of the resistivity meter includes an
[0043]
The
[0044]
The
[0045]
The temperature detecting
[0046]
The
[0047]
The
[0048]
The
[0049]
The inner diameter of the small diameter portion 10a is formed to be substantially equal to the outer diameter of the
[0050]
The inner diameter of the
[0051]
The
[0052]
The
[0053]
The
[0054]
The inner diameter of each of the small diameter portion 11 a and the
[0055]
The
[0056]
The
[0057]
Further, an O-
[0058]
Further, an
[0059]
The
[0060]
The
[0061]
The
[0062]
The
[0063]
The O-
[0064]
The O-
[0065]
The O-
[0066]
The
[0067]
The
[0068]
The C-shaped
[0069]
The
[0070]
The
[0071]
The member main body 19a has an outer diameter D (shown in FIG. 3A) smaller than the inner diameter of the
[0072]
A plurality of locking
[0073]
The locking
[0074]
A distance d2 (shown in FIG. 3A) between the locking
[0075]
As shown in FIGS. 1 and 4, the
[0076]
As described above, the
[0077]
Since the
[0078]
The
[0079]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0080]
The
[0081]
The
[0082]
One end of each of the
[0083]
A portion from the central portion along the longitudinal direction of the
[0084]
The circular
[0085]
The notch 32 is formed by cutting a part of the base material of the circular
[0086]
That is, the notch 32 is formed in a wave shape when viewed from the outer peripheral direction of the circular
[0087]
As shown in FIG. 5, the through hole 33 penetrates the base material of the circular
[0088]
The circular
[0089]
The circular
[0090]
In addition, an
[0091]
The
[0092]
The inner
[0093]
At one
[0094]
In the illustrated example, the inner
[0095]
The inner
[0096]
One end 7 a of the outer
[0097]
In addition, the
[0098]
The
[0099]
According to the above-described configuration, the electrode 1 of the resistivity meter has at least the
[0100]
At this time, information corresponding to the temperature of the electrolyte solution is transmitted to the arithmetic unit from the temperature sensing parts 21a and 22a of the
[0101]
According to the electrode 1 of the resistivity meter of the present embodiment, when the locking
[0102]
The
[0103]
Further, since the
[0104]
Furthermore, the fixation of the
[0105]
Moreover, the latching
[0106]
Furthermore, in the present embodiment, the inner
[0107]
In this case, as shown in FIG. 6, the
[0108]
Further, in the case of FIG. 6, the
[0109]
According to the case shown in FIG. 6, since the inner
[0110]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, by locking the locking member to the outer peripheral surface of the inner electrode, the base end portion is prevented from coming out of the support portion. For this reason, an electrode member can be reliably fixed with respect to a support part.
[0111]
Further, since the electrode member can be fixed simply by locking the locking member to the outer peripheral surface of the electrode member, a screw groove or the like is formed in the base end portion of the electrode member or the like and is separate from the electrode member There is no need to use a nut. For this reason, it is possible to reduce the number of processing steps and the number of parts. Therefore, an increase in the cost of the electrode of the resistivity meter can be suppressed.
[0112]
Furthermore, the fixing of the electrode member can be released simply by releasing the locking of the locking member with respect to the outer peripheral surface of the electrode member. For this reason, an electrode member can be removed from a support part also after the assembly of the electrode of a resistivity meter, and the maintainability of the electrode of a resistivity meter is not reduced.
[0113]
Person in charge The stopper member includes a member main body formed in an annular shape, and a locking claw portion that protrudes inward from the inner edge of the member main body and engages with the outer peripheral surface of the electrode member formed in a columnar shape. Yes. For this reason, an electrode member can be fixed more reliably.
[0114]
Moreover, the said latching claw part is formed so that it may incline gradually toward the base end part of an electrode member as it goes inside from the outer side of a member main body. For this reason, when the locking claw is locked to the outer peripheral surface of the electrode member, the base end portion of the electrode member can be more reliably prevented from coming out of the support portion. Therefore, the electrode member can be fixed more reliably.
[0115]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing the overall configuration of electrodes of a resistivity meter according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing a configuration of an electrode temperature detection unit according to the embodiment;
FIG. 3A is a plan view showing a first retaining ring of the electrode according to the embodiment; (B) is sectional drawing which follows the IIIB-IIIB line | wire in FIG. 3 (A).
4 is a side view showing a state in which the first retaining ring shown in FIG. 3 is engaged with the outer peripheral surface of the inner electrode. FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing the circular tube spring in a state where the inner electrode lead wire of the electrode of the embodiment is attached.
FIG. 6 is a plan view showing a first retaining ring in a state where an inner electrode lead wire according to a modification of the embodiment is attached;
FIG. 7 is a cross-sectional view showing an overall configuration of an electrode of a conventional resistivity meter.
[Explanation of symbols]
1 Electrodes of resistivity meter
2 Inner electrode (electrode member)
2f Base end
2g tip
2i outer peripheral surface
3 Outer electrode (electrode member)
3b Base end
4 support parts
6 Inner electrode lead wire (electric wire)
19 First retaining ring (locking member)
19a Member body
19b Locking claw
t Predetermined interval
Claims (2)
前記電極部材のうち一つの電極部材が柱状に形成され、かつ、他の電極部材が前記一つの電極部材を内側に設置する円管状に形成されているとともに、
前記電極部材それぞれの基端部に嵌合して、前記電極部材間を前記所定間隔に保って、これらの電極部材を支持する支持部と、
前記柱状に形成された電極部材の基端部の外周面に係止して、この電極部材の基端部が支持部から抜け出ることを阻止する係止部材と、を備え、
前記係止部材は、円環状に形成された部材本体と、この部材本体の内縁部から部材本体の内側に向かって突出して複数設けられかつ前記柱状に形成された電極部材の外周面に係止する係止爪部と、を備え、
前記係止爪部は、前記部材本体に対し、前記部材本体の外側から内側に向かうにしたがって前記柱状に形成された電極部材の先端部から基端部に向かって徐々に傾いて形成されているとともに、互いに間隔をあけて前記部材本体の周方向に等間隔に配置されていることを特徴とする抵抗率計の電極。 In the electrode of the resistivity meter in which two electrode members are arranged at predetermined intervals in the flow path of the electrolyte solution to be measured, and the resistivity of the electrolyte solution is measured from the electrical resistance between the electrode members,
It said electrode member sac Chi one electrode member is formed in a columnar shape, and, together are formed in a circular tubular other electrode member is disposed said one electrode member on the inside,
Fit to the base end of each of the electrode members, keep the gap between the electrode members at the predetermined interval, and support portions for supporting these electrode members ,
A locking member that locks to the outer peripheral surface of the base end portion of the electrode member formed in the columnar shape and prevents the base end portion of the electrode member from coming out of the support portion ;
Before Kigakaritome member engages the member body formed in an annular shape, the outer peripheral surface of the member main body from the inner edge protrudes toward the inside of the member main body provided in a plurality and the columnar to form an electrode member A locking claw portion to stop,
The locking claw portion is formed so as to be gradually inclined with respect to the member main body from the distal end portion to the base end portion of the electrode member formed in the column shape as it goes from the outer side to the inner side of the member main body . And the electrode of the resistivity meter characterized by being arrange | positioned at equal intervals in the circumferential direction of the said member main body at intervals .
前記柱状に形成された電極部材が検知する前記電解質液の抵抗率に基づいた情報を伝達する電線を備え、
前記電線が前記係止部材に接続されたことを特徴とする請求項1記載の抵抗率計の電極。The locking member is formed of a conductive material,
An electric wire for transmitting information based on the resistivity of the electrolyte solution detected by the electrode member formed in the columnar shape;
Claim 1 Symbol placement resistivity meter electrode, wherein the electric wire is connected to the locking member.
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