JP3878142B2 - Fluid heating device - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、機械装置等に組み込まれ、配管内を流れる水などの流体を、流動中に適当な温度に加熱する流体加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
配管内の水などの流体を流動状態で加熱する装置には、配管外部より加熱するものと、配管内部の通路に加熱手段を設けるものがあり、このうち本発明が適用とする加熱手段を配管内部に設けるものは、スペースを必要としない等の利点があり、多くの機械装置で選択され使用されている。従来のこの種の流体加熱装置としては、図5に示すように、配管の途中に、隣接する配管に水平方向(流体の流れ方向と同じ方向)となる筒体91を設け、該筒体91の一方端部に筒体91と同軸に接続する加熱ユニット92を内挿し、一方端側に流入口93、他端側に流出口94及び温度感知部95を設けた装置が一般的である。
【0003】
また、別の形態の装置としては、例えば、特許文献1のような、円筒内に発熱体を埋め込み、両端が開口し一方端を流体流入口とした円筒形ヒーターを、有底筒体の開口円部に流体流出口を設けた外装筒体に同軸状に挿入した構成として、円筒形ヒーターの円筒体の先端と外装筒体の有底筒体の内底との間、および円筒形ヒーターの円筒外周面と有底筒体の内周面との間に間隔を設け、流体を加熱された円筒形ヒーターの内部から外周に循環させて加熱する流体加熱ヒーターユニットが開示されている。
更に、別の形態の装置として、例えば、実用新案文献1のような、流体の流入口と流体の流出口を同一水平面に直線的に設けた筒形の筺体内にU字型発熱体を設けたヒーターで、前記筺体内の長手方向に板状の障壁を設け、筺体内部を略二室に区分すると共に、前記U字型発熱体の表面に沿って、流入口から流出口に至る流路を形成するヒーターが開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−49660号公報
【実用新案文献1】
実開昭53−153535号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の図5のような加熱装置では、筒体の一方端部に加熱ユニットを接続して内挿しているため、該加熱装置を配管途中に挿入するさいに、筒体への流体の流入口と流出口を共に筒体の両端部に直線的に直接接続することはできず、少なくとも一方は図5のように筒体側面に設ける必要が生じることから、最も一般的な直線的な配管の途中に取り付けるさい想定されるように、流入口と流出口を同一水平面で直線上に位置させるには、図に示されるように複数の継手を組み合わせて配管する必要がある。また、筒体が周囲の配管の長手方向(流動方向)に対して水平に取り付けられるため、該長手方向への長いスペースを必要とする。更に、例えば、加熱ユニットの容量変更などにより、内部ヒーターの長さに変更の必要が生じた場合、筒体の長さも変える必要を生じるが、この加熱装置は前記構成の通り、全体配管の中で配置スペースが決められた長さに固定されたものとなっているため、この変更は、配管全体に影響が出てしまい容易に行うことは困難となる。このように、初めの設計段階からの変更可能な幅が少なく、メンテナンスが難しいといった問題がある。
【0006】
また、特許文献1のような装置では、前記と同様に筒体に対する流入口と流出口の方向が同一水平面に直線状にないため、特定の機械装置等に組み込むもので有れば問題とならないが、最も汎用的な直線状配管の途中にこの種の加熱装置を組み込む場合を想定すると、配管を複雑にする必要が生じる。また、発熱体の変更あるいは交換(メンテナンス)の場合には、円筒型ヒーター全体の交換が必要となることに加え、そのさいには、先ず、流水口周囲の配管を外す必要があるなどメンテナンスが面倒であるといった問題もある。更には、加熱装置の中心に冷たい流体を流し、外側へ加温された液体を流す構成となっているため加熱装置から外部への熱の放出が大きくなるといといった問題もある。
一方、実用新案文献1のような装置では、同一水平面に直線状に流入口及び流出口があるため配管への取り付けの汎用性はあるが、前記した発熱体の交換や変更の場合は、障壁ごと取り出す必要があり、必ずしも容易とはいえない。また、U字ヒーターを用いて加熱する長さを長く構成するため加熱効果は考慮されているが、加熱された流体の熱が加熱装置の外壁となる筒体から外部へ放出される熱のロスがあり、エネルギーを無駄にしているといった問題がある。
【0007】
そこで本発明は、機械装置等への取り付けに多くの継ぎ手を必要とせず配管が容易で、装置組み込み後であっても、ヒーター容量の変更やメンテナンスが容易に可能で、かつ、加熱装置から外部に放出される熱を最小限に抑えた熱のロスが少ない効率の良い流体加熱装置を提供することを課題とした。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の流体加熱装置は、流体の流入口と内腔を連通する筒状函体の外筒管と、該外筒管と同軸に隙間を有して内包され、流体の流出口と内腔を連通する筒状の内筒管と、該内筒管に隙間を有して囲繞される加熱ユニットと、流体の温度制御のため、流出口近傍に設ける温度感知部より基本構成し、流体の流入口、外筒管と内筒管の隙間、内筒管と加熱ユニットの隙間、流体の流出口の順路で流体の流路を形成させて構成した。
【0009】
この流体加熱装置に隣接する配管内を流れる流体の流動方向に対し、前記外筒管、内筒管、及び加熱ユニットの長手方向が直角となるように配置される構成とした。
【0010】
また、前記流体の流入口及び流体の流出口は、各々外筒管及び内筒管の上端部側(底部と反対側であって、前記流路を最も長く設定できる側の端部)に略T字型に、かつ、同一水平面上(基本的には直線状)に設けて構成した。
【0011】
更に、前記加熱ユニット及び温度感知部は、前記流体加熱装置に例えばねじ込み等により接続し、自在に着脱可能な構成とした。
【0012】
より具体的の装置の形態として、前記流体の流入口及び流体の流出口を予め一体的に有し、前記外筒管、内筒管、加熱ユニット、及び温度感知部を取り付け可能な蓋体部を設けて構成した。
【0013】
また、前記加熱ユニットは、筒状パイプの内部に発熱体を配した、例えばシーズヒーターなどの電気ヒーターとし、かつ、前記外筒管及び内筒管と同軸に設けて構成した。
【0014】
【作用】
本手段によれば、加熱ユニットを囲繞して内筒管、外筒管が2重管として配設されて、外筒管上端部側の流入口より流入した流体が外筒管と内筒管の隙間を通り、底部でUターンして、内筒管と発熱ユニットの隙間を加熱しながら流れ、内筒管上端部側の流出口より流出する流路を形成する構成とすることにより、加熱装置の外壁となる外筒管と内筒管の隙間を冷たい流体が予熱されながら流れ、内側となる発熱ユニットと内筒管の隙間で加熱される構造となることで、装置内側で加熱された流体の熱は、接している内筒管と外筒管の隙間の冷たい流体に伝わり、装置外部まで到達しないため、従来の加熱された流体が直接外壁に接している加熱装置と比較して、加熱装置の外筒管表面から外部に放出される熱を最小限に抑える作用がある。
【0015】
また、周囲の流体の流れの方向(配管の方向と同意)と、外筒管、内筒管、及び加熱ユニットの長手方向が直角で、流体の流入口及び流出口が外筒管及び内筒管の上部側に基本的に直線的に同一水平面上(周囲の流体の流れ方向と直線状で、外筒管、内筒管及び加熱ユニットの長手方向と直角)となるように構成されるため、機械装置等の配管途中に取り付ける場合、最も汎用な直線的な配管の途中への取り付けにおいて、加熱装置の流入口及び流出口に、最小限の継ぎ手で接続することができ、また、配管の長手方向(流れ方向)へのスペースを短くすることができる。また、この構成により、機械装置への組み付け後に、例えば、加熱ユニットの容量変更などにより、内部ヒーターの長さに変更の必要が生じたような場合であっても、全体の配管に影響を与えることなく加熱ユニットあるいは本加熱装置のみを交換することが容易に可能となる作用がある。更に、本加熱装置を最も一般的な取り付け手段と想定される縦方向に設置すると、該加熱部分は、隣接する配管及び流入口及び流出口より下部に位置することになり、常に内部に水等の流体が溜まっている状態にあることにより、断水等による万一のさいの空焼きを防止する効果も期待できる。
【0016】
一方、前記した構成に加え、加熱ユニット及び温度感知部が自在に着脱できる構成のため、本加熱装置の他の部分あるいは、周辺の配管を取り付けたまま分離することなく、前記加熱ユニットや温度感知部などのメンテナンスを比較的高い頻度で必要とする部品を容易に取り外すことができる作用がある。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の流体加熱装置の一例を図面を参考に詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施の形態の一例を示す流体加熱装置の断面図を示す。本例の流体加熱装置は、底部12を有する筒状の外筒管1と、該外筒管1と同軸で隙間を有して内包される筒状の内筒管2と、該内筒管2に同軸で隙間を有して囲繞される加熱ユニット3と、前記外筒管1、内筒管2、加熱ユニット3の上側端部を取り付け可能で、外筒管1、内筒管2の上蓋となると共に、装置への流入口4とこれに続く流入口通路41、および流出口5とこれに続く流出口通路51を備えた蓋体部7と、流出口5近傍の流体温度を計測するため、蓋体部7に接続して設ける温度感知部6より構成している。
【0019】
各部を詳細にみると、外筒管1は、底部12を有し、蓋体部7を上蓋とした筒状の筺体を形成し、蓋体部7に設ける流入口4およびこれに続く流入口通路41と内腔を連通して、内周面と内筒管2の外周面との隙間を流体の外側通路11として構成している。
内筒管2は、蓋体部7を上蓋とし、底を有しない筒状体として形成され、外筒管1の内部に外周面および底部に隙間を設け同軸に配置され、蓋体部7に設ける流出口5およびこれに続く流出口通路51と内腔を連通して、前記したように外周面と外筒管1の内周面との隙間を流体の外側通路11、内周面と後記する加熱ユニット3との隙間を内側通路21として構成している。
加熱ユニット3は、本例においては筒状のシーズヒーターを用い、蓋体部7を貫通して該蓋体部7と着脱自在に、内筒管2と同軸に周面に隙間を設けて取り付けられ、前記したように該周面と内筒管2の内周面の隙間を流体の内側通路として構成している。(詳細は後述する)
蓋体部7は、予め、流体の流入口4及び流出口5を、外筒管1、内筒管2、加熱ユニット3の長手方向と直角をなし、かつ同一水平面に直線上に位置するように備え、各々はそれぞれ、流入口通路41、流出口通路51を通じて、前記外側通路11、内側通路21と連通されている。そして、外筒管1、内筒管2、加熱ユニット3、流入口4への配管、流出口5への配管、及び温度感知部6の取り付け部がそれぞれ設けられて構成している。(詳細は後述する)
温度感知部6は、本加熱装置の温度を制御するためのセンサーで、本例においては、公知のシース型の測温抵抗体が用いられ、流出口付近の流体温度の測定が可能なように、蓋体部7の流出口5近傍に着脱自在となるように、ネジ部を有する取り付け具61などに固定させて取り付け、図示しない温度制御装置に接続されて構成している。
【0020】
図2は、本発明の一例の蓋体部を示す断面図で、理解を容易とするため外筒管1、内筒管2、及び加熱ユニット3の発熱部のみを点線で示し付記している。本例の蓋体部7は、内筒管2を溶接して取り付ける上側蓋体部71と、外筒管1を溶接して取り付ける下側蓋体部72よりなり、該上側蓋体部71下面側の内筒管取り付け部74に内筒管2の上側端部周縁を溶接し、下側蓋体部72下面側の外筒管取り付け部73に外筒管1の上側端部周縁を各々溶接した後、両者を接続する構成としている。尚、本例においては、蓋体部7と内筒管2、及び蓋体部7と外筒管1の取り付け手段を溶接としたが、これを着脱自在な、例えば図4に示すような、蓋体部7あるいは、内筒管2または外筒管1の一方側に突起81を設け、他方側には該突起81と係合するL型溝82等の鍵溝を設けて互いに係合させて取り付け、パッキン等により気密を維持するような手段を用いると、蓋体部7との着脱が容易な作用により、設置後の掃除などのメンテナンスを容易とすることができ更に好ましい。
【0021】
そして、該蓋体部7の側面には流入口4及び流出口5が設けられるが、本加熱装置が、直線的な配管の途中に装置の長手方向を該配管の流れ方向と直角に取り付けることを基本とするため、外筒管1、内筒管2の長手方向と直角に、かつ同一水平面上に直線となる位置に各々設定され、流入口4及び流出口5各々に隣接する配管の継ぎ手との接続部として雌ネジ部76、77が施され、流入口4には、外側通路11に連通する流入口通路41を、流出口5には内側通路21に連通する流出口通路51を連通して設け構成している。尚、本例においては、前記したような直線配管の途中への取り付けを想定しため流入口4、流出口5は直線となる位置に設けたが、配管の曲がり位置に取り付ける場合などでは該流入口4、流出口を同一水平面上の適当な角度に配置すればよい。
更に、蓋体部7の上面側には、前記内筒管2と同軸になる位置に蓋体部7を貫通して着脱自在に設けられる、加熱ユニット3との装着部となる雌ネジ部75、及び、流出口5近傍の流出口通路51に設置される、感熱部6の装着部となる雌ネジ部78を対応して設けて構成される。
【0022】
図3は、本発明の一例の加熱ユニットを示す一部断面図で、本例においてはフランジ部を設けた筒状のシーズヒーターを用いている。シーズヒーターは、ステンレスあるいは銅よりなる中空の金属製シース31の内部に、マグネシアセラミック等を焼成した芯となるコアー32にニクロム線等の発熱線33を巻配し、該発熱線33とシース31とが接触しないように酸化マグネシウム等の電気絶縁剤34をシース内部に充填し、端部を封止して構成しており、当然、発熱線33端部はシース端部に設けるターミナルキャップ37内でリード線と接続されている。本加熱ユニットは、このシーズヒーターの端部とターミナルキャップ37との間に、前記蓋体部7との接続部となるネジ35及び着脱作業のためのプラグ36を設けて構成しており、前記蓋体部7の雌ネジ部75に着脱自在に接続されている。
【0023】
ここで流体の流路を再度確認すると、流入口4より流入した冷たい流体が流入口通路41で流れを直角方向に変え、外側通路11(外筒管1内周面と、内筒管2外周面の隙間)を僅かに予熱されながら流れ、外筒管1の底部12でUターンして内側通路21(内筒管2内周面と加熱ユニット3周面の隙間)に流入し、該内側通路51を加熱されながら流れ、流出口通路51で流れを再び直角方向に変え加熱された流体が流出口より流出する経路をたどる。
【0024】
【発明の効果】
本発明の流体加熱装置によれば、前述した構成、作用により、加熱ユニットにより発生した熱が加熱装置外部へ放熱するのを最小限に抑えることができることより、エネルギーの無駄を廃した熱のロスが少ない効率のよい流体加熱装置を提供することができる。
【0025】
また、前述した構成、作用により、機械装置への取り付けのさいに、多くの継ぎ手を必要とせずに配管が容易で、周囲の配管の長手方向へのスペースを必要とせず、更に、加熱装置以外の他の配管等への影響が少ない構成により、装置への組み込み後であっても、ヒーター容量の変更等が可能で、加熱ユニット等のメンテナンスも容易となることで、用途が広く汎用な、使用勝手の良い流体加熱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の流体加熱装置の一例を示す構成断面図
【図2】 本発明の流体加熱装置の一例の蓋体部を示す構成断面図
【図3】 本発明の流体加熱装置の一例の加熱ユニットを示す一部断面図
【図4】 本発明の蓋体部と外筒管あるいは内筒管の接続手段の一例を示す模式図
【図5】 従来の流体加熱装置の一例を示す模式図
【符号の説明】
1. 外筒管
11. 外側通路(外筒管と内筒管の隙間)
12. 底部
2. 内筒管
21. 内側通路(内筒管と加熱ユニットの隙間)
3. 加熱ユニット
31. 金属シース
32. コアー
33. 発熱線
34. 電気絶縁剤
35. ネジ
36. プラグ
37. ターミナルキャップ
4. 流体流入口
41. 流入口通路
5. 流体流出口
51. 流出口通路
6. 温度感知部
61. 感知部装着プラグ
7. 蓋体部
71. 上部蓋体部
72. 下部蓋体部
81. 突起
82. L型溝[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a fluid heating apparatus that is incorporated in a mechanical device or the like and heats a fluid such as water flowing in a pipe to an appropriate temperature during the flow.
[0002]
[Prior art]
There are two types of devices that heat fluid such as water in a pipe in a fluidized state, and those that heat from the outside of the pipe and those that provide a heating means in the passage inside the pipe. What is provided inside has an advantage that a space is not required, and is selected and used in many mechanical devices. As a conventional fluid heating apparatus of this type, as shown in FIG. 5, a
[0003]
As another type of apparatus, for example, a cylindrical heater having a heating element embedded in a cylinder, open at both ends and having one end as a fluid inlet, as in Patent Document 1, for example, has an opening in a bottomed cylinder. As a configuration that is inserted coaxially into an outer cylinder provided with a fluid outlet in a circular portion, between the tip of the cylindrical body of the cylindrical heater and the inner bottom of the bottomed cylindrical body of the outer cylinder, and of the cylindrical heater A fluid heater unit is disclosed in which a space is provided between a cylindrical outer peripheral surface and an inner peripheral surface of a bottomed cylindrical body, and fluid is circulated from the inside of the heated cylindrical heater to the outer periphery for heating.
Further, as another type of apparatus, for example, a U-shaped heating element is provided in a cylindrical casing in which a fluid inlet and a fluid outlet are linearly provided on the same horizontal plane as in Utility Model Document 1. The heater is provided with a plate-shaped barrier in the longitudinal direction of the housing, and the interior of the housing is divided into approximately two chambers, and the flow path extends from the inlet to the outlet along the surface of the U-shaped heating element. A heater is disclosed which forms
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 9-49660 [Utility Model Literature 1]
Japanese Utility Model Publication No. 53-153535
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional heating device as shown in FIG. 5, since a heating unit is connected to one end of the cylinder and inserted, when the heating device is inserted in the middle of the piping, the fluid is supplied to the cylinder. Since both the inflow port and the outflow port cannot be directly connected directly to both ends of the cylinder, at least one of them needs to be provided on the side of the cylinder as shown in FIG. As assumed when installing in the middle of piping, in order to position an inflow port and an outflow port on a straight line on the same horizontal plane, it is necessary to perform piping by combining a plurality of joints as shown in the figure. Moreover, since a cylinder is attached horizontally with respect to the longitudinal direction (flow direction) of surrounding piping, a long space in the longitudinal direction is required. Furthermore, when the length of the internal heater needs to be changed due to, for example, a change in the capacity of the heating unit, the length of the cylindrical body also needs to be changed. Since the arrangement space is fixed to a predetermined length, this change affects the entire piping and is difficult to perform easily. Thus, there is a problem that the changeable width from the initial design stage is small and maintenance is difficult.
[0006]
Moreover, in the apparatus like patent document 1, since the direction of the inflow port and the outflow port with respect to the cylinder is not linear in the same horizontal plane as described above, there is no problem if it is incorporated in a specific mechanical device or the like. However, assuming that this type of heating device is incorporated in the middle of the most general linear piping, the piping needs to be complicated. In addition, when changing or replacing the heating element (maintenance), in addition to the need to replace the entire cylindrical heater, it is necessary to first remove the piping around the water flow port. There is also the problem of being troublesome. Furthermore, there is a problem in that heat is discharged from the heating device to the outside because the structure is such that a cold fluid flows through the center of the heating device and the heated liquid flows outside.
On the other hand, in the apparatus such as Utility Model Document 1, since there are an inflow port and an outflow port in a straight line on the same horizontal plane, there is general versatility of attachment to a pipe. It is not always easy to take out. In addition, although the heating effect is considered because the length of heating using the U-shaped heater is long, the heat loss of the heat released from the cylindrical body serving as the outer wall of the heating device is considered. There is a problem that energy is wasted.
[0007]
Therefore, the present invention does not require many joints for attachment to a mechanical device or the like, and piping is easy.Even after the device is installed, the heater capacity can be easily changed and maintained, and the heating device can be externally connected. An object of the present invention is to provide an efficient fluid heating apparatus that minimizes heat released to the heat source and that has a small heat loss.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The fluid heating device of the present invention includes an outer cylindrical tube of a cylindrical box that communicates a fluid inlet and a lumen, a gap that is coaxial with the outer cylindrical tube, and a fluid outlet and a lumen. A cylindrical inner tube that communicates with each other, a heating unit that is surrounded by a gap in the inner tube, and a temperature sensing unit that is provided near the outlet for controlling the temperature of the fluid. A fluid flow path is formed in the flow path of the inlet, the gap between the outer cylinder pipe and the inner cylinder pipe, the gap between the inner cylinder pipe and the heating unit, and the fluid outlet.
[0009]
It was set as the structure arrange | positioned so that the longitudinal direction of the said outer cylinder pipe, an inner cylinder pipe, and a heating unit may become a right angle with respect to the flow direction of the fluid which flows through the piping adjacent to this fluid heating apparatus.
[0010]
The fluid inflow port and the fluid outflow port are respectively approximately on the upper end side of the outer tube and the inner tube (the end on the side opposite to the bottom and on which the channel can be set the longest). It was configured to be T-shaped and provided on the same horizontal plane (basically a straight line).
[0011]
Further, the heating unit and the temperature sensing unit are connected to the fluid heating device by, for example, screwing or the like, and can be freely attached and detached.
[0012]
As a more specific device configuration, the fluid inlet and the fluid outlet are integrally integrated in advance, and the outer cylinder tube, the inner cylinder tube, the heating unit, and the temperature sensing unit can be attached to the lid portion. Provided.
[0013]
Further, the heating unit is an electric heater such as a sheathed heater in which a heating element is arranged inside a cylindrical pipe, and is provided so as to be coaxial with the outer cylindrical tube and the inner cylindrical tube.
[0014]
[Action]
According to this means, the inner cylinder pipe and the outer cylinder pipe are arranged as a double pipe surrounding the heating unit, and the fluid flowing in from the inlet on the upper end side of the outer cylinder pipe is the outer cylinder pipe and the inner cylinder pipe. By making a U-turn at the bottom and passing through the gap between the inner cylinder pipe and the heat generating unit while heating the gap between the inner cylinder pipe and the heat generating unit, a flow path that flows out from the outlet on the upper end side of the inner cylinder pipe is formed. The cold fluid flows through the gap between the outer tube and the inner tube that is the outer wall of the device while being preheated, and it is heated by the gap between the heat generating unit and the inner tube that is heated inside the device. Since the heat of the fluid is transferred to the cold fluid in the gap between the inner tube and the outer tube that are in contact and does not reach the outside of the device, compared to the conventional heating device in which the heated fluid is in direct contact with the outer wall, There exists an effect | action which suppresses the heat discharge | released outside from the outer cylinder pipe | tube surface of a heating apparatus to the minimum.
[0015]
In addition, the flow direction of the surrounding fluid (which agrees with the direction of the piping) is perpendicular to the longitudinal direction of the outer tube, the inner tube, and the heating unit, and the fluid inlet and outlet are the outer tube and the inner tube. Because it is configured to be basically straight on the same horizontal plane on the upper side of the tube (linear with the flow direction of the surrounding fluid and perpendicular to the longitudinal direction of the outer tube, inner tube, and heating unit) When installing in the middle of piping such as machinery, etc., in the middle of the most general linear piping, it can be connected to the inlet and outlet of the heating device with the minimum number of joints. The space in the longitudinal direction (flow direction) can be shortened. In addition, this configuration affects the entire piping even when the length of the internal heater needs to be changed due to, for example, changing the capacity of the heating unit after assembly to the mechanical device. There is an effect that it is possible to easily replace only the heating unit or the present heating device without any problems. Furthermore, if the heating device is installed in the vertical direction, which is assumed to be the most common attachment means, the heating part will be located below the adjacent piping, inlet and outlet, and always water or the like inside. In the state where the fluid is accumulated, it can be expected to prevent an unexpected burning due to a water stoppage or the like.
[0016]
On the other hand, in addition to the above-described configuration, the heating unit and temperature sensing unit can be freely attached and detached, so that the heating unit and temperature sensing can be performed without separating other parts of the heating device or surrounding piping attached. There is an effect that a part requiring maintenance at a relatively high frequency can be easily removed.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An example of the fluid heating apparatus of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0018]
FIG. 1 shows a cross-sectional view of a fluid heating apparatus showing an example of an embodiment of the present invention. The fluid heating apparatus of the present example includes a cylindrical outer cylindrical tube 1 having a
[0019]
Looking at each part in detail, the outer tube 1 has a bottom 12, forms a cylindrical casing with the lid 7 as an upper lid, an inlet 4 provided in the lid 7, and an inlet subsequent thereto The
The inner
In this example, the
The lid portion 7 has the fluid inflow port 4 and the
The temperature sensing unit 6 is a sensor for controlling the temperature of the heating device. In this example, a known sheath type resistance temperature detector is used so that the fluid temperature near the outlet can be measured. In addition, it is configured to be fixed and attached to a
[0020]
FIG. 2 is a cross-sectional view showing an example of the lid portion of the present invention, and only the heat generating portions of the outer tube 1, the
[0021]
In addition, an inlet 4 and an
Furthermore, on the upper surface side of the lid portion 7, a
[0022]
FIG. 3 is a partial sectional view showing a heating unit according to an example of the present invention. In this example, a cylindrical sheathed heater provided with a flange portion is used. In the sheathed heater, a
[0023]
Here, when the flow path of the fluid is confirmed again, the cold fluid that has flowed in from the inlet 4 changes the flow to the right angle in the
[0024]
【The invention's effect】
According to the fluid heating device of the present invention, it is possible to minimize the heat generated by the heating unit from being radiated to the outside of the heating device by the above-described configuration and operation, and thus the loss of heat that wastes energy. Therefore, it is possible to provide an efficient fluid heating apparatus with a small amount of.
[0025]
In addition, due to the configuration and operation described above, piping is easy without the need for many joints, and no space is required in the longitudinal direction of the surrounding piping. With a configuration that has little influence on other piping, etc., it is possible to change the heater capacity, etc. even after installation in the equipment, and maintenance of the heating unit etc. is easy, so it is widely used and versatile. An easy-to-use fluid heating apparatus can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a structural cross-sectional view showing an example of a fluid heating apparatus of the present invention. FIG. 2 is a structural cross-sectional view showing a lid portion of an example of a fluid heating apparatus of the present invention. FIG. 4 is a schematic sectional view showing an example of a connecting means for connecting the lid portion and the outer cylindrical tube or the inner cylindrical tube of the present invention. FIG. 5 is a schematic diagram showing an example of a conventional fluid heating apparatus. Figure [Explanation of symbols]
1. Outer tube 11. Outer passage (gap between outer tube and inner tube)
12
3.
Claims (6)
該外筒管と同軸に隙間を有して内包される、流体の流出口及び流出通路(以下、単に流出口)と内腔を連通する筒状の内筒管と、
該内筒管に隙間を有して囲繞される加熱ユニットと、
流体の温度制御のため、流出口近傍に設ける温度感知部より構成し、
流体の流入口、外筒管と内筒管の隙間、内筒管と加熱ユニットの隙間、流体の流出口の順路で流路を形成することを特徴とする流体加熱装置。An outer tube of a cylindrical box that communicates a fluid inlet and inlet passage (hereinafter simply referred to as inlet) and a lumen;
A cylindrical inner tube that communicates with the fluid outlet and outlet passage (hereinafter simply referred to as outlet) and the lumen, and is contained coaxially with the outer cylindrical tube;
A heating unit surrounded by a gap in the inner tube,
In order to control the temperature of the fluid, it consists of a temperature sensing unit provided near the outlet,
A fluid heating apparatus comprising: a fluid inlet, a gap between an outer cylindrical tube and an inner cylindrical tube, a gap between an inner cylindrical tube and a heating unit, and a forward path of a fluid outlet.
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