JP3877189B2 - Dry hologram and dry hologram forming method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、透過型ホログラム、体積型やレリーフ型回折格子、またはヘッドアップディスプレイや窓ガラス等に貼着されて透過型で使用される反射型ホログラムに適用され、カラーフィルターや熱線反射膜等として有用な乾式ホログラム及び乾式ホログラム形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホログラムは、光源からのレーザー光と物体からのレーザー光の干渉によって生ずる干渉縞を感光性樹脂に記録することによって製造される。近年研究が盛んになってきた、モノマーの移動による生ずる屈折率差を利用したホログラム記録方式は、現像工程を必要とせず生産性の優れるホログラム記録材料として注目されている。この方式は、現像液に浸漬する必要が無いことから乾式ホログラム記録材料と呼ばれている。
【0003】
一般に、ホログラム記録材料は、マトリックス・ポリマー、光重合可能な化合物、光重合開始剤、増感色素とからなり、開始剤系である光重合開始剤と記録光の波長領域に分光感度を有する増感色素を使用し、高感度の開始系とすることを可能としている。
【0004】
しかしながら、増感色素は、レーザー光を記録光とする場合、400〜700nmの可視光領域において高感度を有するものが多く、ホログラム記録を再生するにあたり、その着色性から透過率を減少させるという問題を有する。ホログラム記録後、現像液を使用して現像処理する場合には、増感色素は現像処理時に除去されるために格別このような問題は生じないが、反面、干渉縞に乱れが生じるという問題がある。
【0005】
乾式ホログラム記録層にあっては、ホログラム記録を行なった後、記録の安定化の観点から有機過酸化物等の光重合開始剤は分解処理されるものの、増感色素がホログラム中に依然として残存し、得られたホログラムにおいては透過率が低いという問題がある。そのため、増感色素の使用量を減らすことも考えられるが、レーザー感度を維持するために一定量の添加はどうしても必要である。また、記録後に光を照射して増感色素を分解したり、褪色させる等の処理も可能であるが、増感色素は完全には分解されず、透過率を上昇させることはできないという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、光透過率の高い乾式ホログラム及びその形成方法の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決すべく種々検討の結果、本発明の乾式ホログラムは、マトリックスポリマー、光重合可能な化合物、400nm未満の波長光により励起可能な光重合開始剤からなり、かつ、400nm〜700nmの波長域に吸収ピークを有する増感色素を含有しない乾式ホログラム記録材料に、400nm未満の波長光を照射してホログラム記録された乾式ホログラムであって、400nm〜700nmの波長域における光吸収率が10%以下であり、かつ、400nm〜700nmの波長域に再生光の回折波長ピークを有するものであることを特徴とする。
【0008】
上記の乾式ホログラムが透過型であることを特徴とする。
【0009】
本発明の乾式ホログラム形成方法は、マトリックスポリマー、光重合可能な化合物、400nm未満の波長光により励起可能な光重合開始剤からなり、かつ、400nm〜700nmの波長域に吸収ピークを有する増感色素を含有しない乾式ホログラム記録材料に、400nm未満の波長光を照射してホログラム記録するにあたり、ホログラム記録光の乾式ホログラム記録材料への入射角を、再生光の回折波長ピークが所望の入射角で400nm〜700nmの波長域となるように下記式(1)により導き出し、角度補正してホログラム記録することを特徴とする。
式(1)
λ1 λ2
───────────── = ─────────────
Sin(90−θ1 ) Sin(90−θ2 )
(式中、λ 1 は記録光の波長、θ 1 は記録材料面の法線に対する記録光の入射角、λ 2 は再生光の波長、θ 2 は記録材料面の法線に対する再生光の入射角である。)
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明における乾式ホログラム記録材料は、増感色素を含有しないでも400nm以下のレーザー光によりホログラム形成することが可能な材料を選択して使用することを特徴とするものであり、マトリックスポリマー、光重合可能な化合物、400nm未満の波長光により励起可能な光重合開始剤からなる。従って、本発明の乾式ホログラム記録材料は、増感色素を含有させなくても、可視光域での再生光を得るようにするものであり、再生光に対する光吸収率を10%以下、好ましくは5%以下、更に好ましくは3%以下とでき、光吸収率の極めて小さく、明るい表示を得ることができる。
【0011】
以下、本発明における乾式ホログラム記録材料について説明する。
本発明における乾式ホログラム記録材料としては、400nm以下の波長光、例えばレーザー光等により励起されてラジカルを発生するラジカル発生剤や光酸発生剤、光塩基発生剤を含有させるものであり、光重合可能な化合物として、ラジカル重合性化合物に対してはラジカル発生剤を、また、カチオン重合或いは光架橋性化合物に対しては光酸発生剤をそれぞれ組み合わせ記録材料とされる。
【0012】
ラジカル重合性の光重合可能な化合物としては、例えば一分子中に少なくとも1個のエチレン性不飽和結合を有する光重合、光架橋可能なモノマー、オリゴマー、プレポリマー、及び、それらの混合物が挙げられ、例えば不飽和カルボン酸、及びその塩、不飽和カルボン酸と脂肪族多価アルコール化合物とのエステル、不飽和カルボン酸と脂肪族多価アミン化合物とのアミド結合物が挙げられる。
【0013】
不飽和カルボン酸のモノマーの具体例としてはアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、マレイン酸、及びそれらのハロゲン置換不飽和カルボン酸、例えば、塩素化不飽和カルボン酸、臭素化不飽和カルボン酸、フッ素化不飽和カルボン酸等が挙げられる。不飽和カルボン酸の塩としては前述の酸のナトリウム塩及びカリウム塩等がある。
【0014】
ラジカル発生剤としては、400nm以下の波長光、例えばレーザー光等により励起されてラジカルを発生するものであり、1,3−ジ(t−ブチルジオキシカルボニル)ベンゾフェノン、3,3′,4,4′−テトラキス(t−ブチルジオキシカルボニル)ベンゾフェノン、N−フェニルグリシン、2,4,6−トリス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、3−フェニル−5−イソオキサゾロン、2−メルカプトベンズイミダゾール、また、イミダゾール二量体類等が例示される。
【0015】
また、カチオン重合性の光重合或いは光架橋可能な化合物としては、ビニルエーテルモノマー、メチルメラミン系樹脂等があげられ、光酸発生剤としては、400nm以下の波長光により酸発生性を有する、ジフェニルヨードニウム塩等のヨードニウム塩化合物、トリクロロメチル−s−トリアジン等のトリアジン化合物等が例示される。
【0016】
また、アニオン重合性化合物に対しては光塩基発生剤を組み合わせ記録材料としてもよい。
【0017】
バインダー樹脂であるマトリックス・ポリマーとしては、ポリメタアクリル酸エステル又はその部分加水分解物、ポリ酢酸ビニル又はその加水分解物、ポリビニルアルコールまたはその部分アセタール化物、トリアセチルセルロース、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリクロロプレン、シリコーンゴム、ポリスチレン、ポリビニルブチラール、ポリクロロプレン、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリ−N−ビニルカルバゾール又はその誘導体、ポリ−N−ビニルピロリドン又はその誘導体、スチレンと無水マレイン酸の共重合体またはその半エステル、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル、アクリルアミド、アクリルニトリル、エチレン、プロピレン、塩化ビニル、酢酸ビニル等の共重合可能なモノマー群の少なくとも1つを重合成分とする共重合体等、またはそれらの混合物が用いられる。本発明の乾式ホログラム記録材料にあっては、ホログラム記録の際に、モノマー等の光重合可能な化合物を移動しやすいものとするとよく、好ましくはポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリクロロプレン、ポリビニルアルコール、またポリビニルアルコールの部分アセタール化物であるポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール、ポリメチルメタクリレート、ポリウレタン、ポリビニルカルバゾール、ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等、またはそれらの混合物がが挙げられる。
【0018】
光重合可能な化合物は、バインダー樹脂100重量部に対して10重量部〜1000重量部、好ましくは10重量部〜100重量部の割合で使用される。
【0019】
光重合開始剤は、バインダー樹脂100重量部に対して1重量部〜10重量部、好ましくは5重量部〜10重量部の割合で使用される。
【0020】
本発明の乾式ホログラム記録材料には、必要に応じて可塑剤、連鎖移動剤、グリセリン、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール等更に各種の非イオン系界面活性剤、陽イオン系界面活性剤、陰イオン系界面活性剤等を添加してもよい。
【0021】
これらの乾式ホログラム記録材料は、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベンゼン、テトラヒドロフラン、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテート、酢酸エチル、1,4−ジオキサン、1,2−ジクロロエタン、ジクロルメタン、クロロホルム、メタノール、エタノール、イソプロパノール等、またはそれらの混合溶剤を使用し、固型分15%〜25%の塗布液とされる。
【0022】
ホログラム記録層としては、上述した乾式ホログラム記録材料を塗布液として、基材上に乾燥後膜厚1μm〜100μm、好ましくは4μm〜20μmで塗布して形成される。
【0023】
基材としては、厚さ0.01〜100mm、好ましくは1〜5mmのガラス板、アクリル板、ポリカーボネート板、ポリエチレン板、ポリプロピレン板、ポリエチレンテレフタレート板、ポリスチレン板等が挙げられる。好ましくは、機械的強度が十分で、複屈折率が少なく、透明度が高いガラス基板、アクリル基板、ポリカーボネート基板である。
【0024】
ホログラム記録層上には保護層が設けられる。保護膜としては、厚さ0.001〜10mm、好ましくは0.01〜0.1mmのポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、アクリルフィルム、ポリアセチルロースフィルム、セルロースアセテートブチレートフィルムなど耐候性の良好な透明樹脂フィルムをゴムローラーで貼り合わせて形成するとよく、また、トリアセチルロース、ポリビニルアルコール、ポリメチルメタクリレート等フィルム形成材料をスピンコートにより塗布して形成してもよい。
【0025】
次に、本発明の乾式ホログラム形成方法について説明する。
本発明における乾式ホログラムは、位相型とするのが一般的であり、ホログラム記録方法としては、例えば一光束の場合には乾式ホログラム記録材料の裏面にミラーを配置し、ホログラム露光され、また、二光束の場合には乾式ホログラム記録材料の両面より露光される。
【0026】
ホログラム記録にあたっては、適切な再生角度で400nm〜700nmの可視光域での再生光を得られるように、400nm未満の波長光の露光角度を角度補正してホログラム記録される。
【0027】
記録光である400nm未満の波長光としては、クリプトンレーザー(1.5W)における337.5nm、350.7nm、356.4nmの波長光でもよく、また、アルゴンレーザー(40mW)における351.1nm、368.8nmの波長光でもよく、またネオンレーザー(50mW)における332.4nmの波長光、カドミウムレーザー(15mW)における325.0nmの波長光等が例示され、このうちの一波長取りだして光重合開始剤を励起可能とする波長を露光するとよい。
【0028】
記録光の波長をλ1 、記録材料面の法線に対する記録光の入射角をθ1 、再生光の波長をλ2 、記録材料面の法線に対する再生光の入射角をθ2 とすると、
の関係が成立する。すなわち、角度補正に関しては、記録波長と再生波長とが異なる場合に、再生波長の再生角度が適切になるように記録に際しての露光角度を予め計算して補正し、特定の露光角度で記録する方法である。
【0029】
従って、ホログラム記録再生に際して再生光の所望の角度と波長が特定され、また、記録光の波長が特定されれば、記録光の入射角度を特定することができる。換言すれば、そのような入射角度で記録光を照射してホログラム記録することにより、400〜700nmの波長光を所望の角度で得ることができる。
【0030】
本発明の乾式ホログラムは、例えば、特願平7−290819号に記載するような多重露光されたもの、またはホログラム記録体の積層物として、相違する波長光にそれぞれ回折波長ピークを有するものとしてもよい。例えば、400nm〜500nmの波長域と600nm〜700nmの波長域にそれぞれ1個ずつ有するものとすることにより、回折効率の波長依存性がないか、または波長依存性があっても小さい乾式ホログラムとできる。
【0031】
ホログラム記録した後は、残存する光重合開始剤を、ホログラムの安定化の観点から分解処理されるのが好ましい。例えば有機過酸化物系にあっては紫外線照射することにより容易に分解され、例えば、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、カーボンアーク、キセノンアーク、メタルハライドランプ等の光源から0.1〜10000mJ/cm2 、好ましくは10〜1000mJ/cm2 の紫外線照射するとよい。次いで、加熱処理(例えば、120℃、120分)して光重合可能な化合物を拡散移動させる工程を経て、安定な乾式ホログラムとされる。
本発明により得られる乾式ホログラムは、光透過性が要求されるホログラム用途であれば、いかなる用途にも適用が可能であるが、例えば、本出願人が特願平5−12170号に開示した液晶表示装置に組み込まれるカラーフィルターで、乾式ホログラムが集光機能と分光機能を有するもの、また、乾式ホログラムが分光機能を有し、マイクロレンズアレイと組み合わせてカラーフィルターされるものとして使用してもよく、また、その改良に係る、特願平8−208078号、特願平8−114766号、特願平8−44532号等に開示した液晶表示装置に使用されるホログラムカラーフィルターとすると光透過性により優れたものとできる。
【0032】
また、本発明の乾式ホログラムは、建築用窓や車窓に貼着されて使用される熱線防止膜としてもよい。その場合、ホログラム記録に際して、熱線の波長域光が乾式ホログラム面の法線方向に反射するようにホログラム記録しておくとよく、400〜700nmの自然光の透過率の高いものとできる。
【0033】
以下、実施例により、本発明を説明する。
【0034】
【実施例】
(実施例1)
をメチルエチルケトン:トルエン=75:25の混合溶媒に溶解し、固型分20%とした塗布液を、厚さ3.0mmのガラス基板(スズキグラステック社)上に、スピンコート法にて塗布・乾燥し、厚さ25μmの塗膜を形成した後、この塗膜面に膜厚50μmのトリアセチルセルロースフィルム(富士写真フイルム(株)製、無色透明)をラミネートし、乾式ホログラム記録材料を作製した。
【0035】
このホログラム記録媒体に、リップマン型ホログラム形成装置(Du−pont社製、オムニデックス複製機)で、356.4nmのクリプトンレーザを用いてホログラムを記録し、次いで、高圧水銀灯を用いて1mW/cm2 紫外線を100秒間照射し、さらに120℃で120分間、加熱処理した。
【0036】
得られた乾式ホログラムは、光学特性を514nmレーザーで測定したところ、吸収率は6%、回折効率は85%であった。
【0037】
(比較例1)
をメチルエチルケトン:トルエン=75:25の混合溶媒に溶解し、固型分20%とした塗布液を、厚さ3.0mmのガラス基板(スズキグラステック社)上に、スピンコート法にて塗布・乾燥し、厚さ25μmの塗膜を形成した後、この塗膜面に膜厚50μmのトリアセチルセルロースフィルム(富士写真フイルム(株)製、無色透明)をラミネートし、乾式ホログラム記録材料を作製した。
【0038】
このホログラム記録媒体に、リップマン型ホログラム形成装置(Du−pont社製、オムニデックス複製機)で、514nmのArレーザを用いて、透過型のホログラム回折格子を作製した。
【0039】
次いで、高圧水銀灯を用いて1mW/cm2 紫外線を100秒間照射し、さらに120℃で120分間、加熱処理した。
【0040】
得られたホログラム記録層の光学特性を514nmレーザーで測定したところ、吸収率は15%、回折効率は76%であった。
【0041】
【発明の効果】
本発明の乾式ホログラム及び乾式ホログラム形成方法は、その光透過率が極めて高い乾式ホログラム及び乾式ホログラム形成方法である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is applied to a transmission type hologram, a volume type or a relief type diffraction grating, or a reflection type hologram that is attached to a head-up display or a window glass and used in a transmission type, and is used as a color filter, a heat ray reflective film, etc. The present invention relates to a useful dry hologram and a dry hologram forming method.
[0002]
[Prior art]
A hologram is manufactured by recording interference fringes generated by interference between laser light from a light source and laser light from an object on a photosensitive resin. 2. Description of the Related Art Hologram recording methods that have been actively studied in recent years and that utilize a difference in refractive index caused by the movement of a monomer have attracted attention as a hologram recording material that does not require a development step and has excellent productivity. This method is called a dry hologram recording material because it does not need to be immersed in a developer.
[0003]
In general, a hologram recording material comprises a matrix polymer, a photopolymerizable compound, a photopolymerization initiator, and a sensitizing dye, and has a spectral sensitivity in the wavelength region of the photopolymerization initiator that is an initiator system and recording light. Using a dye-sensitive dye, it is possible to make a highly sensitive starting system.
[0004]
However, sensitizing dyes often have high sensitivity in the visible light region of 400 to 700 nm when laser light is used as recording light. When reproducing hologram recording, the problem is that the transmittance is reduced due to its colorability. Have In the case of developing using a developer after recording the hologram, the sensitizing dye is removed during the developing process, so this problem does not occur.However, on the other hand, the interference fringes are disturbed. is there.
[0005]
In a dry hologram recording layer, after performing hologram recording, a photopolymerization initiator such as an organic peroxide is decomposed from the viewpoint of stabilizing the recording, but the sensitizing dye still remains in the hologram. The obtained hologram has a problem of low transmittance. For this reason, it is conceivable to reduce the amount of sensitizing dye used, but it is absolutely necessary to add a certain amount in order to maintain the laser sensitivity. In addition, it is possible to irradiate light after recording to decompose the sensitizing dye or to fade it, but the sensitizing dye is not completely decomposed and the transmittance cannot be increased. is there.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a dry hologram having a high light transmittance and a method for forming the same.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
As a result of various studies to solve the above problems, the dry hologram of the present invention is composed of a matrix polymer, a photopolymerizable compound, a photopolymerization initiator that can be excited by light having a wavelength of less than 400 nm, and 400 nm to 700 nm. The dry hologram recording material which does not contain a sensitizing dye having an absorption peak in the wavelength region of the above and is holographically recorded by irradiating light having a wavelength of less than 400 nm, and has a light absorption rate in the wavelength region of 400 nm to 700 nm It is 10% or less and has a diffraction wavelength peak of reproduction light in a wavelength range of 400 nm to 700 nm.
[0008]
The dry hologram is a transmission type.
[0009]
The method for forming a dry hologram of the present invention comprises a sensitizing dye comprising a matrix polymer, a photopolymerizable compound, a photopolymerization initiator that can be excited by light having a wavelength of less than 400 nm, and having an absorption peak in a wavelength range of 400 nm to 700 nm. When holographic recording is performed by irradiating light having a wavelength of less than 400 nm to a dry hologram recording material that does not contain a holographic recording material, the incident angle of the hologram recording light to the dry hologram recording material is 400 nm at a desired incident angle of the diffraction wavelength peak of the reproduction light. It is derived by the following formula (1) so as to be in a wavelength region of ˜700 nm, and the hologram is recorded by correcting the angle.
Formula (1)
λ 1 λ 2
───────────── = ─────────────
Sin (90-θ 1 ) Sin (90-θ 2 )
(Where λ 1 is the wavelength of the recording light, θ 1 is the incident angle of the recording light with respect to the normal of the recording material surface, λ 2 is the wavelength of the reproducing light, and θ 2 is the incident of the reproducing light with respect to the normal of the recording material surface. It is a horn.)
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The dry hologram recording material of the present invention is characterized by selecting and using a material that does not contain a sensitizing dye and can form a hologram with a laser beam of 400 nm or less. It consists of a possible compound, a photopolymerization initiator that can be excited by light of a wavelength less than 400 nm. Therefore, the dry hologram recording material of the present invention is intended to obtain reproduction light in the visible light region without containing a sensitizing dye, and has an optical absorptance of 10% or less with respect to reproduction light, preferably It can be 5% or less, more preferably 3% or less, and the light absorptance is extremely small, and a bright display can be obtained.
[0011]
Hereinafter, the dry hologram recording material in the present invention will be described.
The dry hologram recording material in the present invention contains a radical generator, a photoacid generator, or a photobase generator that generates a radical when excited by light having a wavelength of 400 nm or less, such as laser light, and is photopolymerized. As possible compounds, a radical generator is used for a radically polymerizable compound, and a photoacid generator is used for a cationically polymerizable or photocrosslinkable compound to form a recording material.
[0012]
Examples of radical polymerizable photopolymerizable compounds include photopolymerization having at least one ethylenically unsaturated bond in one molecule, photocrosslinkable monomers, oligomers, prepolymers, and mixtures thereof. Examples thereof include unsaturated carboxylic acids and salts thereof, esters of unsaturated carboxylic acids and aliphatic polyhydric alcohol compounds, and amide bonds of unsaturated carboxylic acids and aliphatic polyvalent amine compounds.
[0013]
Specific examples of unsaturated carboxylic acid monomers include acrylic acid, methacrylic acid, itaconic acid, crotonic acid, isocrotonic acid, maleic acid, and their halogen-substituted unsaturated carboxylic acids such as chlorinated unsaturated carboxylic acids, brominated Examples thereof include unsaturated carboxylic acids and fluorinated unsaturated carboxylic acids. Examples of unsaturated carboxylic acid salts include sodium and potassium salts of the aforementioned acids.
[0014]
As the radical generator, a radical is generated by being excited by light having a wavelength of 400 nm or less, such as laser light, and 1,3-di (t-butyldioxycarbonyl) benzophenone, 3,3 ′, 4, 4'-tetrakis (t-butyldioxycarbonyl) benzophenone, N-phenylglycine, 2,4,6-tris (trichloromethyl) -s-triazine, 3-phenyl-5-isoxazolone, 2-mercaptobenzimidazole, Moreover, imidazole dimers etc. are illustrated.
[0015]
Examples of the cationic polymerizable photopolymerizable or photocrosslinkable compound include vinyl ether monomers, methylmelamine resins, and the like, and the photoacid generator is diphenyliodonium having an acid generating property with a wavelength of 400 nm or less. Examples thereof include iodonium salt compounds such as salts and triazine compounds such as trichloromethyl-s-triazine.
[0016]
Further, a photobase generator may be combined with the anionic polymerizable compound to form a recording material.
[0017]
The matrix polymer that is a binder resin includes polymethacrylic acid ester or a partially hydrolyzed product thereof, polyvinyl acetate or a hydrolyzed product thereof, polyvinyl alcohol or a partially acetalized product thereof, triacetyl cellulose, polyisoprene, polybutadiene, and polychloroprene. , Silicone rubber, polystyrene, polyvinyl butyral, polychloroprene, polyvinyl chloride, chlorinated polyethylene, chlorinated polypropylene, polyurethane, poly-N-vinyl carbazole or derivatives thereof, poly-N-vinyl pyrrolidone or derivatives thereof, styrene and anhydrous maleic Copolymer of acid or its half ester, acrylic acid, acrylic ester, methacrylic acid, methacrylic ester, acrylamide, acrylonitrile, ethylene, propylene Vinyl chloride, and copolymers and at least one polymerizable component copolymerizable monomers groups such as vinyl acetate or mixtures thereof, are used. In the dry hologram recording material of the present invention, a photopolymerizable compound such as a monomer may be easily moved during hologram recording, and preferably polyisoprene, polybutadiene, polychloroprene, polyvinyl alcohol, or polyvinyl Polyvinyl acetal, polyvinyl butyral, polymethyl methacrylate, polyurethane, polyvinyl carbazole, polyvinyl pyrrolidone, polyvinyl acetate, ethylene-vinyl acetate copolymer, vinyl chloride-vinyl acetate copolymer, etc., which are partially acetalized products of alcohol, or the like A mixture is mentioned.
[0018]
The photopolymerizable compound is used in a proportion of 10 to 1000 parts by weight, preferably 10 to 100 parts by weight, based on 100 parts by weight of the binder resin.
[0019]
The photopolymerization initiator is used in a proportion of 1 to 10 parts by weight, preferably 5 to 10 parts by weight, based on 100 parts by weight of the binder resin.
[0020]
The dry hologram recording material of the present invention includes a plasticizer, a chain transfer agent, glycerin, diethylene glycol, triethylene glycol and other various nonionic surfactants, cationic surfactants, anionic interfaces as necessary. An activator or the like may be added.
[0021]
These dry hologram recording materials are acetone, methyl ethyl ketone, methyl isobutyl ketone, cyclohexanone, benzene, toluene, xylene, chlorobenzene, tetrahydrofuran, methyl cellosolve, ethyl cellosolve, methyl cellosolve acetate, ethyl cellosolve acetate, ethyl acetate, 1,4- Dioxane, 1,2-dichloroethane, dichloromethane, chloroform, methanol, ethanol, isopropanol or the like or a mixed solvent thereof is used to obtain a coating solution having a solid content of 15% to 25%.
[0022]
The hologram recording layer is formed by coating the above-described dry hologram recording material as a coating liquid on a substrate with a film thickness of 1 μm to 100 μm, preferably 4 μm to 20 μm after drying.
[0023]
Examples of the substrate include a glass plate, acrylic plate, polycarbonate plate, polyethylene plate, polypropylene plate, polyethylene terephthalate plate, polystyrene plate, etc. having a thickness of 0.01 to 100 mm, preferably 1 to 5 mm. Preferably, a glass substrate, an acrylic substrate, or a polycarbonate substrate having sufficient mechanical strength, low birefringence, and high transparency is used.
[0024]
A protective layer is provided on the hologram recording layer. The protective film has a weather resistance such as a polyethylene terephthalate film having a thickness of 0.001 to 10 mm, preferably 0.01 to 0.1 mm, a polyethylene film, a polypropylene film, an acrylic film, a polyacetylose film, a cellulose acetate butyrate film, etc. A good transparent resin film may be formed by laminating with a rubber roller, or may be formed by applying a film forming material such as triacetylrose, polyvinyl alcohol, or polymethyl methacrylate by spin coating.
[0025]
Next, the dry hologram forming method of the present invention will be described.
The dry hologram in the present invention is generally a phase type, and as a hologram recording method, for example, in the case of one light beam, a mirror is disposed on the back surface of the dry hologram recording material, and hologram exposure is performed. In the case of a light beam, exposure is performed from both sides of the dry hologram recording material.
[0026]
In hologram recording, hologram recording is performed by correcting the exposure angle of light having a wavelength of less than 400 nm so that reproduction light in a visible light region of 400 nm to 700 nm can be obtained at an appropriate reproduction angle.
[0027]
The light having a wavelength of less than 400 nm, which is recording light, may be light having wavelengths of 337.5 nm, 350.7 nm, and 356.4 nm in a krypton laser (1.5 W), and 351.1 nm and 368 in an argon laser (40 mW). .8 nm wavelength light may be used, and 332.4 nm wavelength light in a neon laser (50 mW), 325.0 nm wavelength light in a cadmium laser (15 mW), etc. are exemplified. It is preferable to expose a wavelength that enables excitation.
[0028]
When the wavelength of the recording light is λ 1 , the incident angle of the recording light with respect to the normal of the recording material surface is θ 1 , the wavelength of the reproducing light is λ 2 , and the incident angle of the reproducing light with respect to the normal of the recording material surface is θ 2 ,
The relationship is established. That is, with respect to angle correction, when the recording wavelength and the reproduction wavelength are different, the exposure angle at the time of recording is calculated and corrected in advance so that the reproduction angle of the reproduction wavelength is appropriate, and recording is performed at a specific exposure angle. It is.
[0029]
Accordingly, when the hologram recording / reproduction is performed, a desired angle and wavelength of the reproduction light are specified, and if the wavelength of the recording light is specified, the incident angle of the recording light can be specified. In other words, light having a wavelength of 400 to 700 nm can be obtained at a desired angle by irradiating the recording light at such an incident angle and recording the hologram.
[0030]
The dry hologram of the present invention may be, for example, one that has been subjected to multiple exposure as described in Japanese Patent Application No. 7-290819, or a laminate of hologram recording bodies that has diffraction wavelength peaks at different wavelengths. Good. For example, by having one each in the wavelength range of 400 nm to 500 nm and in the wavelength range of 600 nm to 700 nm, there is no wavelength dependency of diffraction efficiency, or a small dry hologram can be obtained even if there is wavelength dependency. .
[0031]
After hologram recording, the remaining photopolymerization initiator is preferably decomposed from the viewpoint of stabilizing the hologram. For example, in the case of an organic peroxide system, it is easily decomposed by irradiating with ultraviolet rays, for example, 0.1 to 10,000 mJ / cm 2 from a light source such as an ultrahigh pressure mercury lamp, a high pressure mercury lamp, a carbon arc, a xenon arc, a metal halide lamp, Preferably, ultraviolet irradiation of 10 to 1000 mJ / cm 2 is performed. Next, a stable dry hologram is obtained through a step of diffusing and moving the photopolymerizable compound by heat treatment (for example, 120 ° C., 120 minutes).
The dry hologram obtained by the present invention can be applied to any application as long as it is a hologram application requiring light transmittance. For example, the liquid crystal disclosed in Japanese Patent Application No. 5-12170 by the present applicant is disclosed. A color filter incorporated in a display device, a dry hologram having a condensing function and a spectral function, and a dry hologram having a spectral function and may be used as a color filter in combination with a microlens array. In addition, the hologram color filter used in the liquid crystal display device disclosed in Japanese Patent Application Nos. Hei 8-2008078, Hei 8-114766, Hei-Hei 8-44532, etc., which relates to the improvement, is light transmissive. It can be made better.
[0032]
Further, the dry hologram of the present invention may be a heat ray preventing film that is used by being attached to a building window or a car window. In that case, when recording the hologram, it is preferable to record the hologram so that light in the wavelength region of the heat ray is reflected in the normal direction of the dry hologram surface, and the transmittance of natural light of 400 to 700 nm can be increased.
[0033]
Hereinafter, the present invention will be described by way of examples.
[0034]
【Example】
Example 1
Is dissolved in a mixed solvent of methyl ethyl ketone: toluene = 75: 25, and a coating solution with a solid content of 20% is applied onto a glass substrate (Suzuki Glasstec Co., Ltd.) having a thickness of 3.0 mm by spin coating. After drying to form a 25 μm-thick coating film, a 50 μm-thick triacetyl cellulose film (manufactured by Fuji Photo Film Co., Ltd., colorless and transparent) was laminated on this coating surface to prepare a dry hologram recording material. .
[0035]
On this hologram recording medium, a hologram is recorded using a 356.4 nm krypton laser with a Lippmann type hologram forming apparatus (manufactured by Du-pont, Omnidex duplicator), and then 1 mW / cm 2 using a high-pressure mercury lamp. Ultraviolet rays were irradiated for 100 seconds, and heat treatment was further performed at 120 ° C. for 120 minutes.
[0036]
When the obtained dry hologram was measured for optical characteristics with a 514 nm laser, the absorptance was 6% and the diffraction efficiency was 85%.
[0037]
(Comparative Example 1)
Is dissolved in a mixed solvent of methyl ethyl ketone: toluene = 75: 25, and a coating solution with a solid content of 20% is applied onto a glass substrate (Suzuki Glasstec Co., Ltd.) having a thickness of 3.0 mm by spin coating. After drying to form a 25 μm-thick coating film, a 50 μm-thick triacetyl cellulose film (manufactured by Fuji Photo Film Co., Ltd., colorless and transparent) was laminated on this coating surface to prepare a dry hologram recording material. .
[0038]
A transmissive hologram diffraction grating was produced on this hologram recording medium using a 514 nm Ar laser with a Lippmann hologram forming apparatus (manufactured by Du-pont, Omnidex duplicator).
[0039]
Next, 1 mW / cm 2 ultraviolet ray was irradiated for 100 seconds using a high-pressure mercury lamp, and further heat-treated at 120 ° C. for 120 minutes.
[0040]
When the optical properties of the obtained hologram recording layer were measured with a 514 nm laser, the absorptance was 15% and the diffraction efficiency was 76%.
[0041]
【The invention's effect】
The dry hologram and the dry hologram forming method of the present invention are a dry hologram and a dry hologram forming method having extremely high light transmittance.
Claims (3)
式(1)
λ1 λ2
───────────── = ─────────────
Sin(90−θ1 ) Sin(90−θ2 )
(式中、λ 1 は記録光の波長、θ 1 は記録材料面の法線に対する記録光の入射角、λ 2 は再生光の波長、θ 2 は記録材料面の法線に対する再生光の入射角である。) A dry hologram recording material comprising a matrix polymer, a photopolymerizable compound, a photopolymerization initiator that can be excited by light having a wavelength of less than 400 nm, and containing no sensitizing dye having an absorption peak in a wavelength range of 400 nm to 700 nm. When holographic recording is performed by irradiating light having a wavelength of less than 400 nm, the incident angle of the hologram recording light to the dry hologram recording material is set so that the diffraction wavelength peak of the reproduction light falls within a wavelength range of 400 nm to 700 nm at a desired incident angle. A dry hologram forming method, wherein the hologram recording is performed by the following formula (1) and angle correction is performed.
Formula (1)
λ 1 λ 2
───────────── = ─────────────
Sin (90-θ 1 ) Sin (90-θ 2 )
(Where λ 1 is the wavelength of the recording light, θ 1 is the incident angle of the recording light with respect to the normal of the recording material surface, λ 2 is the wavelength of the reproducing light, and θ 2 is the incident of the reproducing light with respect to the normal of the recording material surface. It is a horn.)
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