JP3873672B2 - Optical disk device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光ディスク装置、特に記録可能な光ディスクに記録する装置のパワー最適化に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、記録可能あるいは書き換え可能な光ディスク装置が知られており、DVD−RAM等として製品化されている。
【0003】
このような記録可能あるいは書き換え可能な光ディスクにデータを高品位に記録するためには、記録パワーを最適化する必要があり、従来においては例えば光ディスクの内周部分に設けられたコントロールトラックに記録パワーについてのデータを予め書き込んでおき、この記録パワーのデータを読み込んで記録パワーを設定している。
【0004】
しかしながら、上記方法ではドライブのばらつきがあっても同一の記録パワーで記録することとなり、安定した記録特性が得られない、あるいは書き換え回数が低下してしまう等の問題があった。
【0005】
そこで、例えば特開2000−137918号公報に記載されているように、光ディスクのパワー校正領域あるいはテスト領域に記録パワーを変化させてマークを記録し、このマークを再生してジッタを測定し、ジッタが最小となる記録パワーを最適記録パワーとしてデータの記録を行う技術が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、記録パワーを変化させてマークを記録し、そのマークを再生してジッタを検出しても、必ずしもジッタが最小となる記録パワーを検出できるとは限らず、最適なパワーが得られない問題があった。すなわち、記録パワーを変化させてマークを記録しても、ジッタがあまり変化せずフラットな鍋底状の特性となる場合があり、この場合に例えばフラットな記録パワー範囲の最大値あるいは中間値を最適パワーに決定しても耐久性の観点からは過剰パワーとなってしまう問題がある。消去パワーについても同様である。また、ジッタの代わりにエラーレートを評価基準として用いたとしても同様の問題が生じ得る。
【0007】
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みなされたものであり、その目的は、光ディスク毎に最適な記録パワーあるいは消去パワーを設定することができる光ディスク装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、再生条件を劣化させて光ディスクのエンボス部を再生しそのエラーレートを基準エラーレートとして検出する手段と、前記光ディスクの所定エリアにおいて記録パワーを変化させて記録する手段と、前記記録パワーを変化させたときの各記録パワーとエラーレートとの関係を記憶する手段と、前記各記録パワーとエラーレートとの関係に基づき、前記基準エラーレートが得られる記録パワーを選択する手段とを有し、選択された記録パワーで前記光ディスクにデータを記録することを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、再生条件を劣化させて光ディスクのエンボス部を再生しそのエラーレートを基準エラーレートとして検出する手段と、前記光ディスクの所定エリアにおいて消去パワーを変化させてオーバライトする手段と、前記消去パワーを変化させたときの各消去パワーとエラーレートとの関係を記憶する手段と、前記各消去パワーとエラーレートとの関係に基づき、前記基準エラーレートが得られる消去パワーを選択する手段とを有し、選択された消去パワーで前記光ディスクのデータを消去することを特徴とする。
【0010】
本発明において、前記再生条件の劣化は、再生パワーより小さいパワーで再生することで達成することができる。
【0011】
また、本発明において、前記再生条件の劣化は、再生用フィルタ特性の劣化により達成することができる。再生用フィルタ特性の劣化とは、例えばフィルタの最適ブースト量よりも低いブースト量に設定する、あるいはフィルタの最適カットオフ周波数を変更してノイズ成分を増大させる等である。
【0012】
また、本発明において、前記基準エラーレートは、ランド記録時とグルーブ記録時それぞれに応じて検出することが好適である。
【0013】
このように、本発明の光ディスク装置では、再生条件を劣化させてエンボス部を再生してエラーレートを検出し、このエラーレートを基準値としてパワーを最適化する。エンボス部を再生パワーで再生して得られるエラーレートは好条件下におけるエラーレートであり、その光ディスク固有の値となる。通常の記録データのエラーレートはこれよりも大きくなる。そこで、エンボス部の再生条件を意図的に劣化させて再生して基準エラーレートとすることで、その光ディスク及び光ディスク装置に適合した基準エラーレートを設定できパワーを最適化できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について、相変化型の書き換え可能な光ディスクに記録する場合を例にとり説明する。
【0015】
図1には、本実施形態に係る光ディスク装置の要部構成図が示されている。光ディスク装置は、光ピックアップ部12、エラーレート検出部14及び処理部16を含んで構成される。
【0016】
光ピックアップ部12は、スピンドルモータ10で回転駆動される光ディスク100にレーザ光を照射して記録あるいは再生を行い、再生RF信号をエラーレート検出部14に出力する。なお、レーザパワーにはバイアスレベル、イレースレベル、ピークレベルがあり、バイアスレベルで再生、イレースレベルで消去、ピークレベルで記録を行う。
【0017】
エラーレート検出部14は、光ピックアップ部12からの再生RF信号のエラーレートを検出する。エラーレート検出部14で検出するエラーレートには2種類あり、第1は光ディスク100のエンボス部を再生して得られる再生RF信号のエラーレートであり、第2は光ディスク100のテストエリアに種々の記録パワーで記録されたマークを再生して得られる再生RF信号のエラーレートである。エンボス部のエラーレート及びテストエリアのエラーレートは処理部16に供給される。
【0018】
処理部16は、検出されたエラーレートに基づいて最適記録パワーを選択する。具体的には、エンボス部のエラーレートを基準エラーレートとし、この基準エラーレートが得られる記録パワーを選択する。選択された記録パワーは光ピックアップ部12に供給され、レーザダイオードのパワーが制御される。
【0019】
なお、光ディスク装置には、この他にフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を抽出して光ピックアップ部12のフォーカス及びトラッキングを制御するサーボ回路等があるが、これらについては従来技術と同一であるためその説明は省略する。
【0020】
図2には、図1におけるエラーレート検出部14の構成ブロック図が示されている。エラーレート検出部14は、再生RF信号を2値化する2値化回路14a、2値化されたRF信号からデータを復調する復調回路14b、及び復調した再生データに所定のエラー訂正を行うエラー訂正回路14cを有する。エラー訂正回路14cは、エラー訂正処理によりエラー訂正したビット数を計数し、エラーレートとして処理部16に出力する。
【0021】
図3には、図1における処理部16の構成ブロック図が示されている。処理部16は、具体的にはマイクロコンピュータで構成され、入力されたエラーレートを記憶する記憶部16a及び記憶部16aに記憶されたエラーレートに基づいて最適記録パワーを選択するパワー選択部16bを有する。
【0022】
記憶部16aには、光ディスク100のエンボス部を再生して得られるエラーレートの他、光ディスク100のテストエリアに記録パワーを変化させて記録されたマークを再生して得られるエラーレートが記憶される。テストエリアに記録されたマークを再生して得られるエラーレートは、記録パワーと関連付けて記憶される。例えば、2次元データとして、(パワーP0、エラーレートE0)、(パワーP1、エラーレートE1)の如くである。記録パワーとエラーレートとの関係は、関数で近似し、この関数のパラメータとして記憶することもできる。
【0023】
パワー選択部16bは、記憶部16aに記憶されているエンボス部のエラーレートを基準エラーレートとし、この基準エラーレートに対応する記録パワーを記憶部16aに記憶されている記録パワーとエラーレートとの関係から求める。
【0024】
なお、本実施形態において、エンボス部とは、図4に示されるように、光ディスク100の内周部分に形成されたコントロールデータゾーン102内に予め形成された情報ピット(プリピット)あるいは光ディスク100のデータ記録領域内にあるセクタ104の先頭に予め形成された情報ピット(プリピット)を意味しており、エンボス部のエラーレートを検出する場合には、コントロールトラック102の情報ピットを再生してもよく、あるいはセクタ内104の情報ピットを再生してもよい。場合に応じてこれらを使い分けることも可能である。
【0025】
そして、本実施形態では、このエンボス部のエラーレート(基準エラーレート)を検出する際に、従来の光ディスク装置のようにある一定の(最適の)再生パワーで再生するのではなく、あえて再生パワーを小さくして再生し、その再生RF信号からエラーレートを検出するのである。
【0026】
エンボス部のデータは予め成形されているため、後から記録膜の状態を変化させて(アモルファス状態と結晶状態間の遷移)記録するピットよりも常に良好な条件で再生できる。すなわち、記録したピットを再生する場合には、そのエラーレートは常にエンボス部のエラーレートよりも高くなる。エンボス部のエラーレートはその光ディスク100固有の値と考えられ、光ディスクの再生特性と考えることができる。
【0027】
そこで、エンボス部を再生する際に、あえて再生パワーを小さくして再生の条件を劣化させ、いわば記録ピットを再生する場合と同様な条件を再現してエラーレートを検出し、このエラーレートを基準として記録ピットのエラーレートの評価を行うのである。
【0028】
以下、本実施形態における処理部16の動作について、より詳細に説明する。
【0029】
図5には、処理部16の処理フローチャートが示されている。まず、処理部16は、エンボス部(プリピット)のエラーレートを検出するための再生パワー(基準パワー)を決定する。具体的には、最適化されている再生パワーよりも所定量だけ減じたパワーを設定する(S101)。もちろん、所定量だけ減少させるのではなく、所定比率だけ減少させることも可能である。また、1より小さい係数Dを用いて、
【数1】
基準パワー=Pp・D ・・・(1)
によりパワーを決定してもよい。ここで、Ppは再生パワーである。Dは例えば0.5とすることができ、この場合は通常の再生パワーの半分のパワーでプリピットを再生することになる。
【0030】
パワーを決定した後、光ピックアップ12を駆動してプリピットを再生する(S102)。そして、このときに得られる再生RF信号からエラーレートを検出し、基準エラーレートErとして記憶部16aに記憶する(S103)。なお、この基準エラーレートErは光ディスク100毎に異なり、エンボス部を再生パワーで再生した場合のエラーレートよりも大きくなる。
【0031】
次に、処理部16は光ピックアップ12を駆動し、光ディスク100の所定の領域に形成されているテストエリア内において記録パワーを種々変化させてマークを形成し、このマークを再生してエラーレートを検出し記憶部16aに記憶する(S104)。なお、テストエリアに記録されたマークのエラーレートを検出する際には、そのパワーを通常の再生パワーPpに戻して検出する。
【0032】
図6には、テストエリア内に記録パワーをP0〜P2と変化させてマークを記録し、それぞれのマークを再生パワーで再生して得られるエラーレートE0〜E2が示されている。横軸は記録パワー(mW)、縦軸はエラーレートである。エラーレートは、一般に記録パワーが増大するほど低下し、やがて一定値となる。耐久性(書き換え回数)などを考慮した場合、エラーレートを一定値以下に抑えつつできるだけ小さなパワーで記録することが望ましい。
【0033】
再び図5に戻り、処理部16は記録パワーとエラーレートとの関係を記憶した後、この関係を用いて基準エラーレートErが得られる記録パワー(最適記録パワー)を選択して光ピックアップ部12のレーザダイオードのパワーを制御する(S105)。なお、記憶部16aに記録パワーとエラーレートとの対応関係が離散的(Pi、Ei)(i=1,2,・・・)に記憶されている場合には、エラーレートErに対応する記録パワーは補間処理により算出すればよい。
【0034】
図7には、以上述べた基準エラーレートEr及び最適記録パワーPdの関係が示されている。なお、図には比較のためエンボス部を通常の再生パワーPpで再生した場合のエラーレートEr0も示されている。エンボス部(プリピット)のエラーレートEr0はこの光ディスク100及び光ディスク装置の組み合わせで定まる値であり、再生パワーを小さくした場合に得られる基準エラーレートErも光ディスク100及び光ディスク装置の組み合わせて定まる特性値である。この再生特性値を基準エラーレートとして記録パワーPdを最適化する。記録パワーPdは、固定的なしきいエラーレートに基づいて決定されるのではなく、エンボス部におけるエラーレートに応じて動的に変化する点に注意されたい。
【0035】
このように、本実施形態では光ディスク100のエンボス部を再生して得られるエラーレートを基準として記録パワーを最適化しているため、別の光ディスク100にデータを記録する場合にも対応することができる。
【0036】
図8には、光ディスクAと光ディスクBにデータを記録する場合の特性が示されている。図において、実線が光ディスクAの特性、一点鎖線が光ディスクBの特性である。光ディスクAとBではエンボス部を同一パワーで再生して得られるエラーレートErがそれぞれEra、Erbと異なり、これに起因して最適記録パワーもそれぞれPda、Pdbとなる。しきいエラーレートを固定値とした場合、光ディスクBでは最適な記録パワーが得られても、光ディスクAではもともとエラーレートが大きいため記録パワーも大きくなって過剰となるおそれがあることが図から理解されよう。
【0037】
以上、本発明の実施形態について、記録パワーを最適化する場合について説明したが、先に記録したデータにさらに上書きする(オーバライト)場合の消去パワーについても同様に最適化することができる。
【0038】
この場合、エンボス部を再生して基準エラーレートを検出する際のパワーは、記録パワーを最適化する際のパワーよりもさらに小さくすることが好適である。その理由は、オーバライト時には既に記録されているデータを消去して新たなデータを記録するため、そのエラーレートは何も記録されていない状態からデータを記録する場合に比べて一般にエラーレートは大きくなるからである。したがって、エンボス部を再生する場合にはより小さなパワーで再生し、いわば条件をより劣化させてオーバライト時の条件を再現し基準エラーレートとするのが望ましい。
【0039】
なお、記録パワーあるいは消去パワーのいずれかを基準エラーレートに基づいて設定してもよく、記録パワー及び消去パワーをともに基準エラーレートに基づいて設定してもよい。
【0040】
また、DVD−RAMにおいては、光ディスク100にデータを記録する際、光ディスク100のランド部及びグルーブ部のいずれにもデータを記録するが、ランド部に記録する場合とグルーブに記録する場合とで特性が異なるため、上記の処理をランド部及びグルーブ部でそれぞれ行い、ランド記録時の最適記録パワー(最適消去パワー)及びグルーブ記録時の最適記録パワー(最適消去パワー)を設定することも好適である。この場合、ランド部とグルーブ部で異なるパワーでエンボス部を再生して基準エラーレートを検出することもできる。表1に、処理部16で用いる各種パラメータをまとめて記す。
【0041】
【表1】
表1において、ランド記録時におけるプリピット基準再生パワーはPprL、消去時におけるプリピット基準再生パワーはPpeLであり、例えばPp>PprL>PpeLとすることができる。グルーブ記録においては、記録時におけるプリピット基準再生パワーはPprG、消去時におけるプリピット基準再生パワーはPpeGであり、Pp>PprG>PpeGとすることができる。表1では全てのパワーを基準エラーレートに応じて設定しているが、少なくともいずれか、例えばランド記録の記録パワーを基準エラーレートに応じて設定することもできる。
【0042】
なお、本実施形態では再生パワーを小さくする場合について例示したが、再生条件を劣化させるための他の条件、例えば通常の再生パワーで再生して得られたRF信号の所定周波数帯域をブーストするフィルタブーストの量を低減する、あるいはフィルタのカットオフ周波数を変更してノイズ成分を意図的に増大させる、あるいはディスク回転数を変動させる等も可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、光ディスク毎に最適な記録パワーあるいは消去パワーを設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態における光ディスク装置の要部構成ブロック図である。
【図2】 図1におけるエラーレート検出部の構成ブロック図である。
【図3】 図1における処理部の構成ブロック図である。
【図4】 光ディスク装置の構成図である。
【図5】 処理部の処理フローチャートである。
【図6】 記録パワーとエラーレートとの関係を示すグラフ図である。
【図7】 基準エラーレートと最適パワーとの関係を示す説明図である。
【図8】 光ディスクAと光ディスクBの特性を示す説明図である。
【符号の説明】
10 スピンドルモータ、12 光ピックアップ部、14 エラーレート検出部、16 処理部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to power optimization of an optical disk apparatus, and more particularly to an apparatus for recording on a recordable optical disk.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a recordable or rewritable optical disc apparatus is known and has been commercialized as a DVD-RAM or the like.
[0003]
In order to record data on such a recordable or rewritable optical disk with high quality, it is necessary to optimize the recording power. Conventionally, for example, the recording power is recorded on the control track provided on the inner periphery of the optical disk. Is written in advance, and this recording power data is read to set the recording power.
[0004]
However, in the above method, even if there is a drive variation, recording is performed with the same recording power, and there is a problem that stable recording characteristics cannot be obtained or the number of rewrites is reduced.
[0005]
Therefore, as described in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-137918, a mark is recorded by changing the recording power in the power calibration area or test area of the optical disc, and this mark is reproduced to measure jitter. There has been proposed a technique for recording data using a recording power that minimizes the recording power as an optimum recording power.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, even if the recording power is changed and the mark is recorded and the jitter is reproduced by reproducing the mark, the recording power that minimizes the jitter is not always detected, and the optimum power cannot be obtained. was there. In other words, even if the mark is recorded by changing the recording power, the jitter may not change so much and a flat pan bottom characteristic may be obtained. In this case, for example, the maximum value or intermediate value of the flat recording power range is optimal. Even if the power is determined, there is a problem that it becomes excessive power from the viewpoint of durability. The same applies to the erasing power. Even if the error rate is used as an evaluation criterion instead of jitter, the same problem may occur.
[0007]
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems of the prior art, and an object thereof is to provide an optical disc apparatus capable of setting an optimum recording power or erasing power for each optical disc.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a means for reproducing an embossed portion of an optical disk by deteriorating reproduction conditions and detecting the error rate as a reference error rate, and changing a recording power in a predetermined area of the optical disk. A means for recording, a means for storing the relationship between each recording power and the error rate when the recording power is changed, and a recording for obtaining the reference error rate based on the relationship between each recording power and the error rate Means for selecting power, and data is recorded on the optical disc with the selected recording power.
[0009]
Further, the present invention provides a means for reproducing the embossed portion of the optical disk by degrading the reproduction condition and detecting the error rate as a reference error rate, a means for overwriting by changing the erasing power in a predetermined area of the optical disk, Means for storing the relationship between each erase power and error rate when the erase power is changed, and means for selecting an erase power that provides the reference error rate based on the relationship between each erase power and error rate And erasing data on the optical disc with a selected erasing power.
[0010]
In the present invention, the deterioration of the reproduction condition can be achieved by reproducing with a power smaller than the reproduction power.
[0011]
In the present invention, the degradation of the regeneration condition can be achieved by the degradation of the filter characteristics for regeneration. The deterioration of the reproduction filter characteristic is, for example, setting a boost amount lower than the optimum boost amount of the filter, or changing the optimum cutoff frequency of the filter to increase the noise component.
[0012]
In the present invention, it is preferable that the reference error rate is detected in accordance with land recording and groove recording.
[0013]
As described above, in the optical disc apparatus of the present invention, the reproduction condition is deteriorated, the embossed portion is reproduced, the error rate is detected, and the power is optimized using the error rate as a reference value. The error rate obtained by reproducing the embossed part with the reproduction power is an error rate under favorable conditions, and is a value unique to the optical disc. The error rate of normal recording data is larger than this. Therefore, by deliberately degrading the reproduction conditions of the embossed portion and reproducing the reference error rate, a reference error rate suitable for the optical disc and the optical disc apparatus can be set, and the power can be optimized.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings, taking as an example the case of recording on a phase change type rewritable optical disc.
[0015]
FIG. 1 shows a configuration diagram of a main part of an optical disc apparatus according to the present embodiment. The optical disc apparatus includes an
[0016]
The
[0017]
The error
[0018]
The
[0019]
In addition, the optical disk apparatus includes a servo circuit that extracts the focus error signal and the tracking error signal to control the focus and tracking of the
[0020]
FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of the error
[0021]
FIG. 3 shows a configuration block diagram of the
[0022]
In addition to the error rate obtained by reproducing the embossed part of the
[0023]
The power selection unit 16b sets the error rate of the embossed part stored in the
[0024]
In the present embodiment, the embossed portion is an information pit (pre-pit) formed in advance in the
[0025]
In this embodiment, when the error rate (reference error rate) of the embossed portion is detected, the reproduction power is not reproduced with a certain (optimum) reproduction power as in the conventional optical disc apparatus. Is reproduced with the error rate reduced, and the error rate is detected from the reproduced RF signal.
[0026]
Since the data of the embossed part is preliminarily formed, it can always be reproduced under better conditions than pits recorded by changing the state of the recording film later (transition between the amorphous state and the crystalline state). That is, when the recorded pit is reproduced, the error rate is always higher than the error rate of the embossed portion. The error rate of the embossed portion is considered to be a value unique to the
[0027]
Therefore, when playing the embossed part, the playback power is deliberately reduced to degrade the playback conditions. In other words, the error rate is detected by reproducing the same conditions as when recording pits are played back. As a result, the error rate of the recording pit is evaluated.
[0028]
Hereinafter, the operation of the
[0029]
FIG. 5 shows a process flowchart of the
[Expression 1]
Reference power = Pp · D (1)
The power may be determined by Here, Pp is the reproduction power. For example, D can be set to 0.5. In this case, the pre-pit is reproduced with a power half the normal reproduction power.
[0030]
After determining the power, the
[0031]
Next, the
[0032]
FIG. 6 shows error rates E0 to E2 obtained by recording marks in the test area while changing the recording power from P0 to P2, and reproducing each mark with the reproduction power. The horizontal axis is the recording power (mW), and the vertical axis is the error rate. In general, the error rate decreases as the recording power increases, and eventually becomes a constant value. In consideration of durability (number of rewrites) and the like, it is desirable to record with as little power as possible while keeping the error rate below a certain value.
[0033]
Returning to FIG. 5 again, the
[0034]
FIG. 7 shows the relationship between the reference error rate Er and the optimum recording power Pd described above. For comparison, the figure also shows the error rate Er0 when the embossed part is reproduced with the normal reproduction power Pp. The error rate Er0 of the embossed portion (prepit) is a value determined by the combination of the
[0035]
As described above, in this embodiment, since the recording power is optimized based on the error rate obtained by reproducing the embossed portion of the
[0036]
FIG. 8 shows characteristics when data is recorded on the optical disc A and the optical disc B. In the figure, the solid line is the characteristic of the optical disc A, and the alternate long and short dash line is the characteristic of the optical disc B. In the optical discs A and B, the error rates Er obtained by reproducing the embossed portions with the same power are different from those of Era and Erb, respectively. Due to this, the optimum recording power is also Pda and Pdb, respectively. If the threshold error rate is set to a fixed value, it can be understood from the figure that even though the optimum recording power can be obtained with the optical disc B, the error rate with the optical disc A is originally large and the recording power may become excessive. Let's be done.
[0037]
Although the embodiment of the present invention has been described with respect to the case where the recording power is optimized, the erasing power when overwriting (overwriting) the previously recorded data can be similarly optimized.
[0038]
In this case, it is preferable that the power when the embossed part is reproduced and the reference error rate is detected is further smaller than the power when the recording power is optimized. The reason is that, at the time of overwriting, the already recorded data is erased and new data is recorded, so that the error rate is generally higher than when the data is recorded from a state where nothing is recorded. Because it becomes. Therefore, when the embossed portion is reproduced, it is desirable to reproduce with a smaller power, so to speak, the conditions at the time of overwriting are reproduced by further degrading the conditions, and the reference error rate is set.
[0039]
Note that either the recording power or the erasing power may be set based on the reference error rate, and both the recording power and the erasing power may be set based on the reference error rate.
[0040]
Also, in the DVD-RAM, when data is recorded on the
[0041]
[Table 1]
In Table 1, the prepit reference reproduction power at the time of land recording is PprL, and the prepit reference reproduction power at the time of erasure is PpeL. For example, Pp>PprL> PpeL. In groove recording, the prepit reference reproduction power at the time of recording is PprG, the prepit reference reproduction power at the time of erasure is PpeG, and Pp>PprG> PpeG. In Table 1, all powers are set according to the reference error rate, but at least one of them, for example, the recording power of land recording can be set according to the reference error rate.
[0042]
In the present embodiment, the case where the reproduction power is reduced is illustrated, but other conditions for degrading the reproduction condition, for example, a filter for boosting a predetermined frequency band of an RF signal obtained by reproduction with normal reproduction power. It is possible to reduce the amount of boost, or to intentionally increase the noise component by changing the cutoff frequency of the filter, or to change the disk rotation speed.
[0043]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the optimum recording power or erasing power can be set for each optical disc.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a main part of an optical disc apparatus according to an embodiment.
FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of an error rate detection unit in FIG. 1;
3 is a configuration block diagram of a processing unit in FIG. 1. FIG.
FIG. 4 is a configuration diagram of an optical disc device.
FIG. 5 is a processing flowchart of a processing unit.
FIG. 6 is a graph showing the relationship between recording power and error rate.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing a relationship between a reference error rate and optimum power.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing characteristics of an optical disc A and an optical disc B.
[Explanation of symbols]
10 spindle motor, 12 optical pickup unit, 14 error rate detection unit, 16 processing unit.
Claims (5)
前記光ディスクの所定エリアにおいて記録パワーを変化させて記録する手段と、
前記記録パワーを変化させたときの各記録パワーとエラーレートとの関係を記憶する手段と、
前記各記録パワーとエラーレートとの関係に基づき、前記基準エラーレートが得られる記録パワーを選択する手段と、
を有し、選択された記録パワーで前記光ディスクにデータを記録することを特徴とする光ディスク装置。Means for reproducing the embossed portion of the optical disk by degrading the reproduction conditions and detecting the error rate as a reference error rate;
Means for changing and recording power in a predetermined area of the optical disc;
Means for storing a relationship between each recording power and an error rate when the recording power is changed;
Based on the relationship between each recording power and an error rate, means for selecting a recording power at which the reference error rate is obtained;
And recording data on the optical disc with a selected recording power.
前記光ディスクの所定エリアにおいて消去パワーを変化させてオーバライトする手段と、
前記消去パワーを変化させたときの各消去パワーとエラーレートとの関係を記憶する手段と、
前記各消去パワーとエラーレートとの関係に基づき、前記基準エラーレートが得られる消去パワーを選択する手段と、
を有し、選択された消去パワーで前記光ディスクのデータを消去することを特徴とする光ディスク装置。Means for reproducing the embossed portion of the optical disk by degrading the reproduction conditions and detecting the error rate as a reference error rate;
Means for changing and erasing power in a predetermined area of the optical disc,
Means for storing the relationship between each erase power and the error rate when the erase power is changed;
Means for selecting an erasing power for obtaining the reference error rate based on the relationship between the erasing power and the error rate;
And erasing the data on the optical disc with a selected erasing power.
前記再生条件の劣化は、再生パワーより小さいパワーで再生することを特徴とする光ディスク装置。The apparatus according to claim 1,
The optical disk apparatus is characterized in that reproduction is performed with a power smaller than the reproduction power when the reproduction condition is deteriorated.
前記再生条件の劣化は、再生用フィルタ特性の劣化であることを特徴とする光ディスク装置。The apparatus according to claim 1,
The optical disc apparatus characterized in that the deterioration of the reproduction condition is a deterioration of reproduction filter characteristics.
前記基準エラーレートは、ランド記録時とグルーブ記録時それぞれに応じて検出されることを特徴とする光ディスク装置。In the apparatus in any one of Claims 1-4,
The optical disk apparatus according to claim 1, wherein the reference error rate is detected according to each of land recording and groove recording.
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