JP3872731B2 - Operation management system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、運行管理システムに関し、より詳しくは、車両の運行管理に必要な車速等のデータを時間とともに記録する運行管理計を車両に搭載してある運行管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、地球環境問題意識が高まっており、自動車などの車両の燃料消費量に現れる運転の経済性を向上させることが課題となっている。このため、車両の乗務員(運転者)は、経済運転を実施するための適切な運転技術を習得することが望ましい。すなわち、乗務員に対しては、経済運転を心掛けるように注意が喚起され、これに応じた良心的な乗務員はアイドリングストップを励行し、急加速(または急発進)、急減速を避けている。また、これに関連して、車両を用いた業務(運送業など)の事業者の中には、乗務員に燃料消費を低減するような運転技術を習得するように指導するところもある。
【0003】
ところで、近時、例えば運送業などにおいて用いる車両(商用車)の運行状態を把握するものとして、車両に運行管理計を搭載し、この運行管理計に、走行速度や走行距離、時間といった走行データと、例えば、「積込」、「荷卸」、「手待」、「休憩」などといった一日に発生する作業内容を表す運行管理データとを時系列的に記録するようにした運行管理システムが実用化されるに至っている。
【0004】
上記運行管理システムによれば、走行速度や走行距離、時間といった走行データからその車両における走行状態を概略的に把握することができ、これに基づいて走行状態(運転状態)を評価することができるが、省エネのための運転評価を行うためには、上記例示した走行データのみでは不十分で、自動車など車両が走行に必要とする駆動力(以下、出力駆動力Fvehという)をリアルタイムに測定し、この測定結果に基づいて前記省エネのための運転評価(以下、単に運転評価という)を行うことが好ましい。
【0005】
ところで、前記出力駆動力Fvehは、一般に、下記(1)式で求められる。
Fveh=A+BV+CV2+m(dV/dt+sinθ) ……(1)ここで、
Fveh;出力駆動力
A,B,C;車両固有の定数
V;車両速度(車速)、
m;車両重量
θ;道路の勾配
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
つまり、上記(1)式から理解されるように、走行中における出力駆動力Fvehを求めるには、走行中の車両総重量を求める必要がある。しかし、例えば貨物の運送や配送に用いられる車両においては、一日の走行中における車両総重量(車両自体の重量+貨物重量)は、常に一定ではなく、貨物の「積込」や「荷卸」の都度、増減するが、従来の運行管理システムによっても、このような貨物重量を直接測定する手段を備えてないため、走行中の車両総重量をリアルタイムに把握することはできなかった。
【0007】
これに対して、車両にロードセルを設け、走行中における車両総重量をリアルタイムに把握することが考えられるが、このロードセルは高価であり、その車両における装着箇所に制約があるとともに、増幅器など付属の部品を要し、しかも、車両一台について4つ設ける必要があるなど、ロードセルを用いて車両総重量をリアルタイムに測定する手法は得策ではない。
【0008】
この発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その第1の目的は、高価なロードセルを車両に取り付けなくても、走行中の車両総重量をリアルタイムに測定することができる運行管理システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明では、運行管理に必要な車速等のデータを時間とともに記録する運行管理計を車両に搭載してある運行管理システムにおいて、前記車両に気圧計を設けるとともに、前記運行管理計に、車両重量が既知の車両を空の状態で勾配がない路面上を無風またはこれに近い状態で走行させたときに求められる前記車両における燃料噴射時間とその燃料噴射時間を変化させたときの車両速度に対応して求められた前記車両の出力駆動力とに関する特性データを記憶させておき、この特性データと、前記車両を実路面走行させたときに得られる速度、加速度および前記気圧計の出力を運行管理計で処理することで得られる路面の勾配と、
Fveh=A+BV+CV2+m(dV/dt+sinθ)
(但し、Fveh;車両の出力駆動力、A,B,C;車両固有の定数、V;車両速度、m;車両重量、θ;道路の勾配)
なる式とを用いて、前記運行管理計において演算を行うことにより、実路面走行中の車両の総重量及び車両の出力駆動力をリアルタイムに求め、かつ、その求めた総重量および車両の出力駆動力の時間的変化を運行管理計に記録するようにしたことを特徴としている。
【0010】
上記運行管理システムによれば、ロードセルのような高価な計測器を用いることなく、走行中の車両の総重量を簡単に求めることができるとともに、その求めた総重量および車両の出力駆動力の時間的変化を運行管理計に記録しているので、この出力駆動力の時間的変化から、車両の走行状態を的確に把握し、これに基づいて省エネのための運転評価を行うことができる。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の詳細を、図を参照しながら説明する。まず、図1は、この発明の運行管理システムの全体構成の一例を概略的に示す図である。この図において、1は車両としてのトラック2の運転席近傍に設けられる運行管理計である。この運行管理計1は、図2に示すように、CPU3、ROM4、RAM5、時計回路6、電源回路7、インタフェース8などよりなり、エンジン回転数センサ9、速度センサ10、吸入空気量センサ(例えばエアロフローメータ)11などトラック2に本来装備されている各種のセンサからの出力信号や、トラック2の適宜の位置に設けられる気圧計12からの出力信号のほか、登録ターミナルなど適宜の入力手段13によって入力される作業項目情報が、運行管理計1に着脱自在に装着される記録媒体としてのメモリカード14に時間の経過とともに記録するように構成されている。
【0014】
そして、図1において、15は例えば運送会社の事務所で、この事務所15には、データ処理装置としてのコンピュータ(例えばパソコン)16が設けられている。このコンピュータ16は、コンピュータ本体17、入力キーボードなどの入力装置18、カラー表示できるディスプレイ19やカラー出力できるプリンタ20などよりなる。そして、このコンピュータ16には、メモリカード14に記録されたデータを読み取るための読取装置21が接続されている。コンピュータ16は、読取装置21から受け取ったデータをもとに各用途にマッチした運転日報、車両管理帳票などを作成し、その結果をディスプレイ19に表示したり、プリンタ20によって出力したり、メモリに保存することができる。
【0015】
さらに、図1において、22はトラック2の運転席近傍に設けられるアラーム装置で、運行管理計1からの信号に基づいて、ブザーまたはメッセージなどの音声によるアラームを発したり、表示灯の点滅によるアラームを発するように構成されている。
【0016】
次に、上記構成の運行管理システムの作動について、図3〜5を参照しながら説明する。まず、トラック2の重量を、その走行中に測定する手法について説明すると、この発明による運行管理システムにおいては、前記重量を、出力駆動力Fvehを求めるための(1)式を用いてトラック2の重量(総重量)を走行中においてリアルタイムに求めるようにしている。
【0017】
(1)まず、予め車両重量が既知であるトラック2を空(積み荷無し)の状態で、進行方向において勾配がない平坦な路面上を風速が2m/sec以下の無風時またはこれに近い状態のときに走行させ、燃料噴射時間を種々変化させたときのトラック2の車速を採取する。この車速は、トラック2の速度センサ10によって計測される。
【0018】
そして、燃料噴射時間は、次のようにして求めることができる。すなわち、一般に、トラックなどの車両における燃料噴射は、エンジン1回転につき1噴射の同期噴射によって行われるものが多く、燃料噴射時間(同期噴射時間)は、下記(2)式で与えられる。
同期噴射時間=(基本噴射時間)×(補正係数)+(電圧補正噴射時間)
……(2)
ここで、基本噴射時間は、エンジンの吸入空気量をエンジン回転数で割り算することにより、1噴射あたりの空気量に換算し、これに対して理論空気燃料比となるような燃料噴射量に相当する噴射時間として求められるもので、下記(3)式で表される。
基本噴射時間=(定数)×(吸入空気量)/(エンジン回転数) ……(3)
また、電圧補正噴射時間は、バッテリ電圧によりインジェクタの応答時間が変化するため、これを補正するものであり、例えば図3に示すような特性を示す。
【0019】
そして、前記吸入空気量は吸入空気量センサ11によって検出され、エンジン回転数は、エンジン回転数センサ10によって検出されるので、これらの検出出力を運行管理計1に入力して前記(3)式を用いて演算を行い、前記電圧補正噴射時間特性を用いて前記(2)式を用いて演算を行うことにより、燃料噴射時間tを求めることができる。
【0020】
上述のようにして、燃料噴射時間とその時の車速とが1対1で対応した複数のデータ対が得られる。このデータ対は、できるだけ多く集めることが、データの平均化を行う上で好ましい。
【0021】
(2)次に、前記(1)において得られた燃料噴射時間tと車速Vとの相関を表すデータ対を用いて、前記(1)式によって、出力駆動力Fvehを求める。つまり、(1)式において、係数A,B,Cは車両(この場合はトラック2)によって定まる定数であり、V(車速)、m(車両重量)は既知であり、また、dV/dtは、Vを時間で微分することにより得られ、sinθは、路面が平坦であることにより0であるから、これらの値を(1)式に代入することにより、各車速Vに対応する出力駆動力Fvehが得られ、燃料噴射時間tと出力駆動力Fvehに関する特性データが得られる。この特性データは、例えば図4に示すように、出力駆動力Fvehが燃料噴射時間tにほぼ比例する関係として得られる。
【0022】
(3)そして、トラック2を路面走行させたときにおけるトラック2の総重量(車両自体の重量+積み荷の重量)を求めるには、前記(1)式を用いて、次のようにする。
【0023】
(3−A)すなわち、トラック2を路面走行させ、ある時刻における燃料噴射時間tから、前記図4に示した燃料噴射時間と車両の出力駆動力とに関する特性データを用いることにより、前記ある時刻における出力駆動力Fvehが求められる。つまり、トラック2の走行中に、トラック2の出力駆動力Fvehをリアルタイムで求めることができる。
【0024】
(3−B)前記(1)式は、
m=〔Fveh−(A+BV+CV2)〕/(dV/dt+sinθ)
……(4)
と変形することができる。
ここで、前記ある時刻において燃料噴射時間tで燃料を噴射したときの車速Vは速度センサ10によって得られるとともに、この車速Vを時間で微分することによりdV/dtが得られる。また、トラック2には気圧計12が搭載されており、この気圧計12の出力を運行管理計1において適宜処理することにより、路面の進行方向への傾きθを得ることができる。したがって、前記(4)式に、トラック2によって定められる係数A,B,C、V(車速)、dV/dt、sinθの値を代入することにより、トラック2の総重量が得られ、この総重量からトラック2自体の重量を引き算することにより、積み荷の重量を求めることができる。つまり、トラック2の走行中に、トラック2の総重量および積み荷の重量をリアルタイムで求めることができる。
【0025】
上述のように、トラック2の走行中に、当該トラック2の出力駆動力Fvehおよびトラック2に積載されている積み荷の重量をリアルタイムに求めることができ、例えば、図5において符号41,42,43で示すように時間的に変化するが、同じ速度で走行しても、車両総重量が大きいものほど、図中の符号42で示すように、出力駆動力Fvehの変化が激しく、前記車両総重量が小さくなれば、出力駆動力Fvehの変化も小さい。
【0026】
そして、この出力駆動力Fvehは、トラック2を走行させるために要するエネルギーであり、この出力駆動力Fvehの動向に基づいてトラック2を走行させる際に無駄なエネルギーを費やしていないか否かを判断することができ、必要以上に加速したり、減速したりしているか否かを判別することができる。例えば、前記出力駆動力Fvehの時間的変化(時間による微分値)が標準値(設定値)以下であるときは、その走行状態は、好ましいエネルギー消費の状態であり、アクセルやブレーキ操作が好ましい状態で行われていると判断される。逆に、前記時間的変化が、設定値を超えているときは、その走行状態は、必要以上のエネルギーが消費されていると判断され、このようなときには、アラーム装置22からブザーやメッセージによってアラームが発せられたり、ランプの点滅表示によるアラームが行われる。勿論、これら両者によるアラームが同時に発せられるようにしてあってもよい。
【0027】
上述のように、この発明によれば、トラック2の走行中に、出力駆動力Fvehがリアルタイムに得られ、その時間的変化を設定値と比較することにより、当該トラック2の走行状態が好ましいエネルギー消費状態の下で行われているか否かが判断され、走行状態が好ましいエネルギー消費状態の下で行われていないときは、乗務員に対して適宜アラームが発せられ、乗務員に対する省エネ走行に対する注意が喚起される。
【0028】
そして、前記出力駆動力Fvehの経時的変化は、トラック2の車両総重量および積み荷の重量の変化とともに、運行管理計1において、メモリカード14に記録されるようにしてある。したがって、一日の業務終了後、前記メモリカード14を事務所15内の読取装置21にかけることにより、一日に発生した作業内容を表す運行管理データとともに前記出力駆動力Fveh等のデータが読み取られ、パソコン16に入力される。そして、パソコン16において、所定の処理が行われることにより、運転日報、車両管理帳票などが作成されるとともに、前記出力駆動力Fveh等の経時的変化を表すデータも作成され、このデータはパソコン16内にメモリされるとともに、プリンタ20を介して出力される。
【0029】
前記出力駆動力Fveh等の経時的変化を表すデータは、必要により出力されて、運行管理者による乗務員の運転指導等の資料として供することができ、この運転指導等においても、乗務員等に対して省エネ走行に対する注意を喚起することができる。
【0030】
この発明は、上述の実施の形態に限られるものではなく、例えば、ピトー管等の風速計を用いて、車両に対する風の影響を補正すれば、出力駆動力Fvehをより正確に求めることができる。また、燃料噴射時間tをトラック2のエンジン制御用のコンピュータにおいて求め、これを運行管理計1に入力するようにしてもよい。
【0031】
さらに、上記運行管理システムにおいて、例えば、GPSによる位置データと積み荷重量のデータとを組み合わせることにより、例えば積み荷や廃棄物などの積み下ろしを無人で管理することが可能になる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、第1の発明によれば、高価なロードセルを車両に取り付けなくても、走行中の車両総重量をリアルタイムに測定することができる。
【0033】
そして、求めた走行中の車両総重量および走行中における出力駆動力の時間的変化を運行管理計に記録するので、この出力駆動力の時間的変化から、車両の走行状態を的確に把握でき、これに基づいて車両の走行中においては、所定のアラームを発して、当該車両の乗務員に省エネ運転のための注意を直接喚起し、また、前記出力駆動力の時間的変化のデータを出力し、これを乗務員等に対する省エネ運転のための教育等に用いることができ、省エネに対する意識を向上させる等のために有効に使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の運行管理システムの全体構成の一例を概略的に示す図である。
【図2】 運行管理計の構成の一例を概略的に示す図である。
【図3】 電圧補正噴射特性の一例を示す図である。
【図4】 燃料噴射時間と車両の出力駆動力とに関する特性データの一例を示す図である。
【図5】 出力駆動力の時間的変化の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…運行管理計、2…車両、12…気圧計。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
This invention relates to a traffic control system, and more particularly, to traffic control systems are equipped with a traffic control meter for recording data such as a vehicle speed required for the operation control of the vehicle over time in the vehicle.
[0002]
[Prior art]
In recent years, awareness of global environmental issues has increased, and it has become a challenge to improve the economics of driving that appear in the fuel consumption of vehicles such as automobiles. For this reason, it is desirable for a crew member (driver) of a vehicle to acquire an appropriate driving technique for carrying out economic driving. In other words, the crew members are warned to try to drive economically, and conscientious crew members in response to this stop the idling stop and avoid sudden acceleration (or sudden start) and sudden deceleration. In connection with this, some operators of business using vehicles (such as transportation) instruct crew members to learn driving skills that reduce fuel consumption.
[0003]
By the way, as a means of grasping the operation state of a vehicle (commercial vehicle) used recently, for example, in the transportation industry, an operation management meter is mounted on the vehicle, and the operation data such as a traveling speed, a traveling distance, and a time is installed in the operation management meter. And, for example, an operation management system that records operation management data representing work contents generated in one day such as “loading”, “unloading”, “waiting”, “break”, etc. in a time series. It has come to practical use.
[0004]
According to the operation management system, the running state of the vehicle can be roughly grasped from the running data such as the running speed, the running distance, and the time, and the running state (driving state) can be evaluated based on this. However, in order to perform driving evaluation for energy saving, the driving data exemplified above is not sufficient, and a driving force (hereinafter referred to as an output driving force F veh ) required by a vehicle such as an automobile is measured in real time. And it is preferable to perform the driving | operation evaluation for energy saving (henceforth driving | operation evaluation only) based on this measurement result.
[0005]
By the way, the output driving force F veh is generally obtained by the following equation (1).
F veh = A + BV + CV 2 + m (dV / dt + sin θ) (1) where
F veh ; output driving force A, B, C; vehicle specific constant V; vehicle speed (vehicle speed),
m: Vehicle weight θ: Road gradient.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
That is, as can be understood from the above equation (1), in order to obtain the output driving force F veh during traveling, it is necessary to obtain the total vehicle weight during traveling. However, for example, in vehicles used for freight transportation and delivery, the total weight of the vehicle during the day's travel (the weight of the vehicle itself + the weight of the freight) is not always constant, and freight loading and unloading. However, even with the conventional operation management system, since there is no means for directly measuring such cargo weight, the total weight of the running vehicle could not be grasped in real time .
[0007]
On the other hand, it is conceivable to install a load cell in the vehicle and grasp the total weight of the vehicle while traveling in real time, but this load cell is expensive, there are restrictions on the mounting position in the vehicle, and an amplifier etc. A method of measuring the total weight of the vehicle in real time using a load cell, such as requiring parts and providing four for each vehicle, is not a good idea.
[0008]
The present invention has been made in consideration of the above-mentioned matters, and a first object of the invention is operation management capable of measuring the total weight of a running vehicle in real time without attaching an expensive load cell to the vehicle. Is to provide a system .
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object , in the present invention, in the operation management system in which an operation management meter that records data such as vehicle speed necessary for operation management with time is mounted on the vehicle, the vehicle is provided with a barometer, The operation management meter changes the fuel injection time in the vehicle and the fuel injection time required when the vehicle with a known vehicle weight is made to run on an empty road with no wind or close to the road surface. may be stored characteristic data related to the output driving force of the vehicle obtained in correspondence to the vehicle speed obtained while, and this characteristic data, the speed obtained when the vehicle was the actual road surface travel, acceleration and The slope of the road surface obtained by processing the output of the barometer with an operation management meter ,
F veh = A + BV + CV 2 + m (dV / dt + sin θ)
(Where F veh : vehicle output driving force, A, B, C; vehicle specific constant, V: vehicle speed, m: vehicle weight, θ: road gradient)
And calculating the total weight of the vehicle running on the actual road surface and the output driving force of the vehicle in real time , and calculating the calculated total weight and the vehicle output drive. It is characterized by recording the time change of force in the operation management meter .
[0010]
According to the above operation management system, the total weight of the running vehicle can be easily obtained without using an expensive measuring instrument such as a load cell, and the obtained total weight and time of the output driving force of the vehicle can be obtained. Since the change in the vehicle is recorded in the operation management meter, it is possible to accurately grasp the traveling state of the vehicle from the temporal change in the output driving force, and to perform the operation evaluation for energy saving based on this.
[0011]
[0012]
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the details of the present invention will be described with reference to the drawings. First, FIG. 1 is a diagram schematically showing an example of the overall configuration of the operation management system of the present invention. In this figure, 1 is an operation management meter provided in the vicinity of the driver's seat of a
[0014]
In FIG. 1, 15 is an office of a shipping company, for example, and this
[0015]
Further, in FIG. 1,
[0016]
Next, the operation of the operation management system configured as described above will be described with reference to FIGS. First, a method for measuring the weight of the
[0017]
(1) First, the
[0018]
The fuel injection time can be obtained as follows. That is, in general, fuel injection in a vehicle such as a truck is often performed by synchronous injection of one injection per engine rotation, and the fuel injection time (synchronous injection time) is given by the following equation (2).
Synchronous injection time = (basic injection time) x (correction coefficient) + (voltage correction injection time)
(2)
Here, the basic injection time is equivalent to a fuel injection amount that is converted into an air amount per injection by dividing the intake air amount of the engine by the engine speed and has a theoretical air fuel ratio. It is calculated | required as injection time to perform, and is represented by the following (3) formula.
Basic injection time = (constant) x (intake air amount) / (engine speed) (3)
Moreover, since the response time of an injector changes with battery voltages, this correct | amends this, and, for example, the voltage correction | amendment injection time shows the characteristic as shown in FIG.
[0019]
The intake air amount is detected by the intake
[0020]
As described above, a plurality of data pairs in which the fuel injection time and the vehicle speed at that time correspond one-to-one are obtained. It is preferable to collect as many data pairs as possible for data averaging.
[0021]
(2) Next, using the data pair representing the correlation between the fuel injection time t and the vehicle speed V obtained in (1), the output driving force F veh is obtained by the above equation (1). That is, in the equation (1), the coefficients A, B, and C are constants determined by the vehicle (in this case, the track 2), V (vehicle speed) and m (vehicle weight) are known, and dV / dt is , V is obtained by differentiating with time, and sin θ is 0 because the road surface is flat. By substituting these values into equation (1), the output driving force corresponding to each vehicle speed V is obtained. F veh is obtained, and characteristic data regarding the fuel injection time t and the output driving force F veh are obtained. This characteristic data is obtained as a relationship in which the output driving force F veh is substantially proportional to the fuel injection time t, for example, as shown in FIG.
[0022]
(3) Then, in order to obtain the total weight of the truck 2 (the weight of the vehicle itself + the weight of the load) when the
[0023]
(3-A) That is, the
[0024]
(3-B) The formula (1) is
m = [F veh − (A + BV + CV 2 )] / (dV / dt + sin θ)
...... (4)
And can be transformed.
Here, the vehicle speed V when the fuel is injected at the fuel injection time t at the certain time is obtained by the
[0025]
As described above, while the
[0026]
The output driving force F veh is energy required to travel the
[0027]
As described above, according to the present invention, the output driving force F veh is obtained in real time while the
[0028]
The time-dependent change in the output driving force F veh is recorded in the
[0029]
Data representing changes over time, such as the output driving force F veh, is output as necessary, and can be used as data for crew's driving guidance by the operation manager. Even in this driving guidance, etc. To alert you to energy-saving driving.
[0030]
The present invention is not limited to the above-described embodiment. For example, if the influence of wind on the vehicle is corrected using an anemometer such as a Pitot tube, the output driving force F veh can be obtained more accurately. it can. Alternatively, the fuel injection time t may be obtained by a computer for engine control of the
[0031]
Furthermore, in the above operation management system, for example, by combining the position data by GPS and the load load data, it becomes possible to manage unloading of loads and wastes unattended.
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the first invention, the total weight of the running vehicle can be measured in real time without attaching an expensive load cell to the vehicle.
[0033]
Since records the temporal change of the output driving force in the gross vehicle weight and during traveling of the traveling determined in operation management meter, the temporal change of the output driving force, can accurately grasp the traveling state of the vehicle, during running of the vehicle based on this, issues a predetermined alarm, attention aroused directly for energy saving driving the crew of the vehicle, also outputs the data of the temporal change of the output driving force, This can be used for education for energy-saving driving for crew members and the like, and can be used effectively for improving awareness of energy-saving.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram schematically showing an example of the overall configuration of an operation management system of the present invention.
FIG. 2 is a diagram schematically showing an example of a configuration of an operation management meter.
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of voltage-corrected ejection characteristics.
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of characteristic data relating to a fuel injection time and an output driving force of a vehicle.
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a temporal change in output driving force.
[Explanation of symbols]
1 ... operation management meter, 2 ... vehicle, 12 ... barometer.
Claims (1)
Fveh=A+BV+CV2+m(dV/dt+sinθ)
(但し、Fveh;車両の出力駆動力、A,B,C;車両固有の定数、V;車両速度、m;車両重量、θ;道路の勾配)
なる式とを用いて、前記運行管理計において演算を行うことにより、実路面走行中の車両の総重量及び車両の出力駆動力をリアルタイムに求め、かつ、その求めた総重量および車両の出力駆動力の時間的変化を運行管理計に記録するようにしたことを特徴とする運行管理システム。In an operation management system in which an operation management meter that records data such as vehicle speed necessary for operation management with time is mounted on the vehicle, the vehicle is provided with a barometer , and the operation management meter includes a vehicle whose vehicle weight is known. Is determined in accordance with the fuel injection time in the vehicle and the vehicle speed when the fuel injection time is changed. Further, characteristic data relating to the output driving force of the vehicle is stored, and the characteristic data, the speed and acceleration obtained when the vehicle is driven on the actual road surface , and the output of the barometer are processed by the operation management meter. The slope of the road surface obtained by
F veh = A + BV + CV 2 + m (dV / dt + sin θ)
(Where F veh : vehicle output driving force, A, B, C; vehicle specific constant, V: vehicle speed, m: vehicle weight, θ: road gradient)
And calculating the total weight of the vehicle running on the actual road surface and the output driving force of the vehicle in real time , and calculating the calculated total weight and the vehicle output drive. An operation management system that records changes in power over time in an operation management meter .
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