JP3871357B2 - Re-peelable pressure sensitive confidential sheet - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、支持体に機密性を得るために塗布面を設け、ブロッキング軽減のために保護材で被覆された、再剥離性の感圧性機密シ−トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
再剥離性の感圧性機密シ−トとは、シ−トが紙の場合には見かけ上は、ごく一般にありふれた普通の紙と殆ど変わらないが、このシ−トどうし及びこのシ−トと他の支持体とを接着させようとする際に適当な圧力を加えることによって瞬時に接着が完了するもので、情報の機密性は加圧圧着させる前に加圧圧着させる面に印刷、複写、筆記などの方法を用いて記載し、加圧で得られた圧着面を剥離することによって得られる。従来の封書に代わるこのような機密性の得られるシ−トとして下記のようなタイプのものが提案されている。
【0003】
例えば、ノ−カ−ボン複写紙や感熱記録紙を利用したものとしては実開昭60−178125号公報や実開平2−2173号公報などがあり、機密性を得たい個所のみにラベルを貼り付けたタイプとしては、実開昭63−6870号公報、特開平1−270849号公報などがあり、特開平3−10895号公報や実開平3−142291号公報などには感熱性接着性シ−トが記載されている。
【0004】
又、加圧圧着のみで機密性が得られるシ−トには次のようなものがある。感圧性接着剤に関するものとして、特開平1−168779号公報や特開昭62−158770号公報などには天然ゴムやSBRラテックスを用いたものがある。
塗層構造に関するものには、特開昭57−192474号公報や特開平1−85795号公報などがあり、塗層表面に凹凸をつけてブロッキングを防止する記載がある。又、特開平2−151493号公報には特定量の顔料を使用してブロッキングを防止する提案がある。
又、特開平3−100087号公報には感圧性機密塗層上に接着抑制物質層を設けたり、特開平4−208498号公報には、連続的に折り畳んだシ−トをN字を繰り返したような状態に保管してブロッキングを防止する記載がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
これらの加圧圧着するだけで機密性が得られるシ−トの難問は、必要な加圧力を加えた場合には適度に接着し、製造工程や保管中などの不必要な弱い加圧力ではブロッキングを起こさないことである。
ブロッキングとは、製造工程や印刷工程、或いは保管中や移送中などの加圧圧着させる最終形態に至るまでの工程の弱い加圧力で塗布面と塗布面、塗布面と未塗布面が不必要に一体化してしまう現象で、塗布面と塗布面が接触した場合に起こりやすい傾向がある。従って、必要な加圧力と不必要な加圧力の両方に対して満足させる技術が要求されている。
【0006】
適正な接着強度を得るための必要な加圧力は、およそ3〜20kg/cm程度であり、これより強い加圧力では支持体の変形や歪みを生じやすく、これより弱い加圧力で接着する場合にはブロッキングが起こりやすくなる。
適正な剥離強度は、T型剥離でおよそ20〜250g/25mm程度で、これより弱いと移送中に剥がれる恐れがあり、これより強いと剥しにくくなったり支持体の損傷が生じやすくなる。
【0007】
不必要な加圧力には、塗布した巻取りを保管するとき、スリッターやカッターで裁断仕上げするとき、印刷するとき、葉書などに加工するときなど、主に自重によるものや物旅中の衝撃や落下などによるものがある。
その他、湿度によるブロッキングの影響もあり、湿度が高いほどブロッキングしやすくなる傾向がある。
このように本発明は、再剥離性の感圧性機密シートにとって非常に重要な特性であるブロッキングを防止することを目的とする。即ち、その再剥離性の感圧性機密シートを被覆する保護材の提供を目的とし、そのような保護材を用いることによりそれ自身の自重及びそのシートの水分による保管・作業時のブロッキングが軽減された感圧性機密シートの提供を目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
感圧性機密シートそれ自身の自重及び該シートの水分による保管・作業時のブロッキングを軽減させるために、巻取りの外周全体が厚さ0.5mm以上で密度0.6g/cm 3 以下の保護材で被覆され、ブロッキングによる剥離強度が、該保護材で被覆されていないシートのブロッキングによる剥離強度の50%以下に維持されていることを特徴とする、支持体に感圧性接着剤を主体とする塗布面を設けた再剥離性の感圧性機密シートによりその課題を解決できることを本発明者は見いだした。再剥離性の感圧性機密シートの巻取の外周全体が湿度一定の部屋で厚さ0.5mm以上、密度0.6g/cm3以下の保護材で被覆され、その湿度一定の部屋に一定期間放置される方法が、本発明の再剥離性の感圧性機密シートを得るための代表的な方法である。
以下本発明を詳細に述べる。
再剥離性の感圧性機密シートの塗層に含まれる主な素材は、感圧性接着剤の他、顔料及び粘着付与剤である。感圧性接着剤を用いる主目的は機密性を得るために不可欠な加圧圧着性と支持体への接着性を向上することにあり、顔料を用いる主目的は、印刷適性(インキ吸収、インキの着肉性など)の向上やブロッキングの防止にある。粘着付与剤は任意成分で必要に応じて用いられる。粘着付与剤を用いる主目的は、剥離特性の調節や改良にある。これらの素材は、その目的に応じて種類や使用量が決められる。
【0009】
感圧性接着剤としては適正な加圧力で適正な剥離力が得られるものであれば広い範囲から各種のものが使用できる。
例えば、ポリウレタン系、合成ゴム系、天然ゴム系、塩化ビニル系、アクリル系、スチレン−ブタジエン系、エチレン−酢酸ビニル系、塩化ビニリデン系、などの他、酸化デンプン、エ−テル化デンプン、エステル化デンプン、カゼイン、アラビアガム、ゼラチン、アルギン酸ソ−ダ、ポリビニルアルコ−ル、カルボキシメチルセルロ−ス、ポリエチレンオキサイド、ヒドロキシエチルセルロ−ス、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、スチレン−無水マレイン酸共重合体、などの水溶性高分子類なども使用することが可能である。これらの接着剤は2種類以上を併用して用いることもでき、主要成分として用いる接着剤、顔料、粘着付与剤の種類と使用量を調節することによって、目標品質を得ることができる。
【0010】
顔料は使用する主目的が印刷適性の向上とブロッキングの防止であり、この主旨に添うものであれば広い範囲から選択することができる。例えば、カルシウム、亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、チタン、ニッケル、ジルコニウム、マンガン、錫、アンチモン、モリブデン、などの金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩、珪酸塩、などの他、カオリン、タルク、活性白土などの無機顔料や尿素ホルマリン樹脂、メラミン樹脂、スチレンアクリル樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、デンプン粒子なども使用することができる。
【0011】
粘着付与剤の役割は、そのもの自体に通常の条件では粘着性も支持体への接着性も無いが、適当な圧力を掛けることによって、機密性を得るための加圧圧着性能の調節や改良が可能となる非常に有用なものである。
具体的には、ガムロジン、ウッドロジン、ト−ル油ロジンなどの天然ロジン類や不均化ロジン、水添ロジン、重合ロジン、マレイン化ロジン、フマル化ロジン、ホルムアルデヒド変性ロジン、ロジンフェノ−ル樹脂などの変性ロジンのごときロジン類の他、テルペン系樹脂、C5系石油樹脂、C9系石油樹脂、スチレン系樹脂、アルキルフェノ−ル樹脂、キシレン樹脂、クマロンインデン樹脂、などが挙げられる。
【0012】
その他必要に応じて、カルナウバワックス、ライスワックス、ミツロウ、セラッカロウ、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、高級脂肪酸及びその誘導体や金属塩、シリコ−ン類などのワックス類、泡消剤、防腐剤、分散剤、劣化防止剤、増粘剤、酸化防止剤、着色剤、などの各種助剤を使用することができる。
これらの素材は、その特徴を把握して種類と使用量が決められ、自在に調節することによって目的とする品質特性を得ることができる。
【0013】
支持体は特に限定されず、例えばセルロ−ス繊維を主体とする上質紙や各種合成紙、各種コ−ト紙、ラミネ−ト紙、金属蒸着紙などが使用できる。
感圧性接着剤、 顔料、粘着付与剤を主体とする総塗布量は、3〜20g/m2が適当である。この塗布量は、塗布面と塗布面を加圧圧着させる場合には、塗布面と塗布面の反対面を加圧圧着させる場合の約半分の塗布量ですませられる。
塗布方法はエア−ナイフコ−タ−、ブレ−ドコ−タ−、バ−コ−タ−、フレキソ印刷、スクリ−ン印刷、などの従来公知の塗布、印刷方法により塗布することができる。
【0014】
このようにして塗布された再剥離性の感圧性機密シ−トは、通常は巻取り状態として保管された後、使用目的や方法に添って加工されるが、全ての工程で自重がかかった状態になる。
例えば、塗布工程が終った時、所定の寸法に裁断する時、プリントする時、加圧により圧着する時、各工程間へ移送したり保管したりする時、などが挙げられる。これらの工程間でブロッキングが起これば、作業性が低下したり商品価値の低下を招いたりする。特に、感圧性接着剤を主体とする塗層を支持体の両面に塗布して3つ折り形態の葉書に加工するためのシ−トは、ブロッキングしやすい。
【0015】
ブロッキングの原因は主に荷重(自重)によるものであり、防止したり軽減するためには、自重のかかる箇所を保護するのが有効である。
自重によるブロッキング防止には、塗層の組成、自重の軽重、自重のかかる時間、保護材の厚さ、密度などが関係しており、厚さは厚いほど、密度は低いほど保護効果は大きくなる傾向にあるが、経済性や取扱いなどの点から、自重に適応した実用上支障のない最小限度の保護効果とするのが好ましい。
又、自重ではないが移送中の衝撃や落下などによるブロッキングに対しても、自重に適応した保護効果を有する保護材が有効であることは言うまでもない。
【0016】
ブロッキングの原因には、自重の他に自重に湿度が加わった場合もある。湿度は保管期間や保管条件で変動するため、できるだけ湿度の変動が少ない方が好ましい。
保護材としては、木材、紙、パルプ、合成樹脂、金属、布、などがあるが、これらのうちで好ましいのは、紙、合成樹脂、及び複合材である。
本発明に用いられる素材としては、厚さが0.5mm以上、密度が0.6g/cm3以下、のものであれば広い範囲から選択することができる。
厚さが0.5mmより薄いとブロッキング防止効果に乏しく、余り厚くても経済的に不利なだけである。 密度が0.6g/m3より大きいとクッション性が不足するため保護効果に乏しい。
【0017】
本発明に用いることのできる天然繊維を主体とする保護材としては、クラフト紙などの各種包装紙、薄葉紙、パルプ、板紙、段ボ−ル、塗工紙、ワックスや合成樹脂を含浸させた含浸紙、タ−ボリン紙や金属箔をラミネ−トしたような積層紙、セロハン、不織布、その他の雑種紙などが挙げられる。
【0018】
湿度の影響を防止するには合成樹脂類が好ましく、フェノ−ル、ユリア、メラミン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリカ−ボネ−ト、ポリウレタン、ポリエステル、合成ゴム、AS、ABS、などの樹脂類が挙げられる。これらのうち、0.4mm厚のフィルムを用いてJIS−Z−0208(条件A)に基づく透湿度が500g/m2・24時間、以下のものが、より好ましく用いることができる。
【0019】
これらの素材は単独で用いても良いが、単独素材を多数枚用いても良いし、厚さと密度の特性を満足させるために素材の持つ特性を組み合わせて2種類以上を併用しても良いし、2種類以上の素材を複合させた複合材でも良い。
【0020】
【作用】
再剥離性の感圧性機密シ−トは加圧により接着するもので、加圧接着させる場合にシ−ラ−と再剥離性の感圧性機密シ−トの間に他のシ−トを挿入すると本発明の説明がしやすい。余り厚さの薄いものや密度の高いものを挿入しても加圧圧着させた剥離強度は変化しない。この理由は、機密シ−トと他のシ−トとの加圧圧力の伝達がスム−ズなためと思われる。
しかし、一定以上の厚さと一定以下の密度を合わせ持つものを挿入すると剥離強度は小さくなり、厚さは厚いほど密度は低いほど圧力の伝達が阻害されるためか剥離強度は小さくなる。
このことからブロッキングの防止、軽減には自重のかかる箇所に加圧圧力を吸収することのできる素材が有効と思われる。
【0021】
【実施例】
以下、実施例にて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例中「部」「%」は断りのない場合は、重量部、重量%を示す。
【0022】
実施例1
水200部に分散剤として40%濃度のポリアクリル酸ナトリウム水溶液(東亜合成化学(株)製、アロンT−40)5部を加えた後、顔料として合成シリカ(水沢化学工業(株)製、商品名・ミズカシルP−832)200部を添加し、日本精機社製のエ−スホモジナイザ−を用いて十分に分散させた。そこへ感圧性接着剤としてアクリル酸エステル系エマルジョン(日本合成ゴム(株)製、商品名・AE923)を乾燥重量で100部と55%のロジン系粘着付与剤(荒川化学社製、ス−パ−エステルE−730−55)を100部加えて均一に混合し、塗液濃度を40%に調整して再剥離性の感圧性機密シ−ト用塗液を得た。
【0023】
この液を80g/m2の上責紙の両面に、それぞれ塗布量が乾燥重量で6g/m2、10g/m2となるようにエアーナイフコーターで塗布し、適度な加圧力で適度に接着する3つ折り葉書用として有用な再剥離性の感圧性機密シートを得た。
この巻取ったシートの自重は2kg/cmであった。湿度一定(65%)の部屋においてこの巻取りの外周全体を保護材として厚さ1mm、密度0.5g/cm3の厚紙で被覆した。湿度一定(65%)の部屋のコンクリート床に巻取の外周全体を被覆したのと同じ保護材である厚紙を敷いた。その上にこの巻取りを置き、1週間放置した。
巻取りにおいてブロッキングの程度が最も大きい箇所は、自重と湿度が最も影響する箇所、即ち、巻取りが床に接触する箇所なので、その箇所のブロッキングによる剥離強度を測定した。
各実施例及び比較例1以外の各比較例において巻取りの外周全体を保護材で被覆し、その湿度一定の部屋に一定期間放置したもののブロッキングによる剥離強度を測定する代わりに、湿度一定の部屋の床に保護材を敷き、その湿度一定の部屋に一定期間放置したもののブロッキングによる剥離強度を測定した理由を次に記す。
巻取りの外周全体を保護材で被覆し、その湿度一定の部屋に一定期間放置したもののブロッキングの程度(剥離強度)を測定する場合には、一度巻取りの外周全体を保護材で被覆したものの保護材を剥がす必要がある。それに対して、湿度一定の部屋の床に保護材を敷き、その湿度一定の部屋に一定期間放置したものを測定する場合には、そのような経済的損失がない。更に重要なことは、巻取りの外周全体を保護材で被覆し、その湿度一定の部屋に一定期間放置したものと、湿度一定の部屋の床に保護材を敷き、その湿度一定の部屋に一定期間放置したものを比較すると、ブロッキングに対する湿度の影響は、湿度一定の部屋の床に保護材を敷き、その湿度一定の部屋に一定期間放置したものが大きく、ブロッキングによる剥離強度が高くなる。そこで、湿度一定の部屋の床に保護材を敷き、その湿度一定の部屋に一定期間放置したもののブロッキングによる剥離強度を測定した。尚、保護材で被覆していない巻取りのブロッキングによる剥離強度は比較例1で示されている。比較例1で示されている剥離強度と較べて上記の測定値が50%以下であれば、巻取りの外周全体を保護材で被覆したものの剥離強度は湿度の影響が非常に少ないため50%よりも小さいこととなる。
【0024】
測定によって得られた数値はT型剥離による値で、数値が大きいほどブロッキングの程度が大きい。本実施例の測定値は16g/25mmであった。この巻取りに印刷しようとしたところスムーズにほどくことができ、張力の変動も非常に少なく実用上問題がなかった。尚、部屋のコンクリート床に直接置いた巻取りの測定値は比較例1に記載したように61g/25mmである。この測定値からもブロッキングの剥離強度は26%なので、本発明の再剥離性の感圧性機密シートのブロッキングの剥離強度が26%より低いことは明白である。
【0025】
実施例2
保護材として厚さ2.7mm、密度0.2g/cm3の両面ダンボールシートを敷いて保護した以外は実施例1と同様とした。測定したブロッキング値は、わずか2g/25mmであり、実用上全く支障のない優れたブロッキング状態であった。この測定値からもブロッキングの剥離強度は3%なので、本発明の再剥離性の感圧性機密シートのブロッキングの剥離強度が3%より低いことは明白である。
【0026】
実施例3
保護材として厚さ3.2mm、密度0.02g/cm3の発砲スチロールを敷いて保護した以外は実施例1と同様とした。測定したブロッキング値は、わずか7g/25mmであり、実用上全く支障のない優れたブロッキング状態であった。この測定値からもブロッキングの剥離強度は11%なので、本発明の再剥離性の感圧性機密シートのブロッキングの剥離強度が11%より低いことは明白である。
【0027】
実施例4
保護材として厚さ0.6mm、密度0.46g/cm3の不織布を敷いて保護した以外は実施例1と同様とした。
測定したブロッキング値は、20g/25mmであり、実用上問題のない良好なブロッキング状態であった。この測定値からもブロッキングの剥離強度は33%なので、本発明の再剥離性の感圧性機密シートのブロッキングの剥離強度が33%より低いことは明白である。
【0028】
実施例5
保護材として厚さ0.05mm、密度0.55g/cm3の薄紙を12枚重ねて保護した以外は実施例1と同様とした。
測定したブロッキング値は、24g/25mmであり、実用上支障のないブロッキング状態であった。この測定値からもブロッキングの剥離強度は39%なので、本発明の再剥離性の感圧性機密シートのブロッキングの剥離強度が39%より低いことは明白である。
【0029】
実施例6
保護材として厚さ0.6mm、密度0.25g/cm3のしわ付け紙で保護した以外は実施例1と同様とした。
測定したブロッキング値は、11g/25mmであり、実用上全く支障のない良好なブロッキング状態であった。この測定値からもブロッキングの剥離強度は18%なので、本発明の再剥離性の感圧性機密シートのブロッキングの剥離強度が18%より低いことは明白である。
【0030】
比較例1
保護材を用いずに、直接巻取りをコンクリ−ト床に置いた以外は実施例1と同様とした。測定したブロッキング値は、61g/25mmであり、非常に重いブロッキング感であった。この巻取りに印刷しようとしたところスム−ズにほどくことができず、張力の変動も非常に激しく実用上支障のある状態であった。
【0031】
比較例2
保護材として厚さ0.3mm、密度0.6g/cm3の紙を敷いて保護した以外は実施例1と同様とした。測定したブロッキング値は、35g/25mmであり、この測定値のブロッキングの剥離強度は57%である。本発明に対応する再剥離性の感圧性機密シートのブロッキングの剥離強度は57%よりは低いが、やや重い剥離感で、印刷時の張力の変動はやや大きく、スムーズにほどける状態とまではいかなかったので、実用上支障のないブロッキング状態であった実施例5の39%よりは高く、ブロッキングも発生しているため出願時の明細書の記載内容を考慮すれば50%より高いと判断できる。
【0032】
比較例3
保護材として厚さ0.5mm、密度0.8g/cm3の紙を敷いて保護した以外は実施例1と同様とした。測定したブロッキング値は、41g/25mmであり、この測定値のブロッキングの剥離強度は67%である。本発明に対応する再剥離性の威圧性機密シートのブロッキングの剥離強度は67%よりは低いが、かなり重い剥離感で、印刷時の張力の変動も大きく、スムーズにほどける状態とまではいかなかったので、実用上支障のないブロッキング状態であった実施例5の39%よりは高く、ブロッキングも発生しているため出願時の明細書の記載内容を考慮すれば50%より高いと判断できる。
【0033】
比較例4
保護材として厚さ0.2mm、密度0.02g/cm3の発砲スチロールを敷いて保護した以外は実施例1と同様とした。測定したブロッキング値は、33g/25mmであり、この測定値のブロッキングの剥離強度は54%である。本題明に対応する再剥離性の威圧性機密シートのブロッキングの剥離強度は54%よりは低いが、やや重い剥離威で、印刷時の張力の変動はやや大きく、スムーズにほどける状態とまではいかなかったので、実用上支障のないブロッキング状態であった実施例5の39%よりは高く、ブロッキングも発生しているため出願時の明細書の記載内容を考慮すれば50%より高いと判断できる。
【0034】
【発明の効果】
本発明の再剥離性の威圧性機密シート用保護材は、保護材を使用しない場合の50%以下のブロッキング測定値であり、実用上支障のない優れた保護性能であった。一方、本発明の保護材を使用しないと、ブロッキングの剥離強度が高く、実用上支障があった。 [0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a re-peelable pressure-sensitive confidential sheet provided with a coating surface for obtaining confidentiality on a support and coated with a protective material to reduce blocking.
[0002]
[Prior art]
A re-peelable pressure-sensitive paper sheet, when the sheet is paper, looks almost the same as ordinary paper, but the sheets and the sheet are different from each other. Adhesion is completed instantaneously by applying an appropriate pressure when trying to bond to another support. The confidentiality of information is printed, copied, and printed on the surface to be pressure-bonded before being pressure-bonded. It is described by using a method such as writing, and is obtained by peeling the pressure-bonded surface obtained by pressurization. The following types have been proposed as sheets that can provide such confidentiality in place of conventional sealed letters.
[0003]
For example, there are Japanese Utility Model Publication No. 60-178125 and Japanese Utility Model Application No. 2-2173 which use no-carbon copy paper and thermal recording paper, and labels are attached only to the places where confidentiality is desired. Examples of the attached type include Japanese Utility Model Laid-Open No. 63-6870 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 1-270849, and Japanese Patent Application Laid-Open No. 3-10895 and Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 3-142291. Are listed.
[0004]
Further, there are the following sheets that can provide confidentiality only by pressure bonding. As for pressure-sensitive adhesives, Japanese Patent Application Laid-Open No. 1-168779 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 62-158770 include those using natural rubber or SBR latex.
JP-A-57-192474, JP-A-1-85779, and the like are related to the coating layer structure, and there is a description to prevent blocking by providing irregularities on the surface of the coating layer. Japanese Patent Laid-Open No. 2-151493 has a proposal to prevent blocking by using a specific amount of pigment.
Japanese Patent Laid-Open No. 3-100087 has an adhesion-inhibiting substance layer on the pressure-sensitive confidential coating layer, and Japanese Patent Laid-Open No. 4-208498 has a N-fold repeated sheet that is continuously folded. There is a description to prevent blocking by storing in such a state.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The difficult problem of a sheet that can provide confidentiality simply by pressure bonding is to adhere properly when the required pressure is applied, and to block with unnecessary weak pressure during the manufacturing process or storage. It is not to cause.
Blocking means that the coated surface and coated surface, coated surface and uncoated surface are unnecessary due to the weak pressure of the manufacturing process, the printing process, or the final form of pressure bonding during storage or transfer. This phenomenon is likely to occur when the coated surface and the coated surface are in contact with each other. Therefore, there is a demand for a technique that satisfies both necessary and unnecessary pressures.
[0006]
The necessary pressing force to obtain an appropriate adhesive strength is about 3 to 20 kg / cm. When the pressing force is higher than this, the support is likely to be deformed or distorted. Is prone to blocking.
Appropriate peel strength is about 20 to 250 g / 25 mm in T-type peel, and if it is weaker than this, it may be peeled off during transfer, and if it is stronger than this, it becomes difficult to peel off or damage to the support tends to occur.
[0007]
Unnecessary pressure is mainly due to self-weight, impact during travel, etc. when storing the wound winding, cutting with a slitter or cutter, printing, processing to postcards, etc. There are things due to falling.
In addition, there is an influence of blocking due to humidity, and the higher the humidity, the easier it is to block.
Thus, an object of the present invention is to prevent blocking, which is a very important characteristic for a releasable pressure-sensitive confidential sheet . That is, for the purpose of providing a protective material for covering the releasable pressure-sensitive confidential sheet, the use of such a protective material reduces the weight of the sheet itself and blocking during storage and operation due to moisture. The purpose is to provide a pressure sensitive confidential sheet .
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to reduce the self-weight of the pressure-sensitive confidential sheet itself and blocking during storage / working due to moisture in the sheet, the entire outer periphery of the winding is a protective material having a thickness of 0.5 mm or more and a density of 0.6 g / cm 3 or less. The support is mainly composed of a pressure-sensitive adhesive, characterized in that the peel strength by blocking is maintained at 50% or less of the peel strength by blocking of the sheet not covered by the protective material. The present inventor has found that the problem can be solved by a re-peelable pressure-sensitive confidential sheet provided with an application surface . The entire outer periphery of the releasable pressure-sensitive confidential sheet is covered with a protective material having a thickness of 0.5 mm or more and a density of 0.6 g / cm 3 or less in a room with a constant humidity. The method of leaving is a typical method for obtaining the re-peelable pressure sensitive confidential sheet of the present invention.
The present invention is described in detail below.
Main materials contained in the coating layer of the releasable pressure-sensitive confidential sheet are pigments and tackifiers in addition to pressure-sensitive adhesives. The main purpose of using a pressure sensitive adhesive is to improve the adhesion to critical applied pressure adhesion with the support to obtain the confidentiality, the main purpose of using pigments, printability (ink absorption, ink Ru prevention near of improvement and blocking of inking property, etc.). The tackifier is an optional component and is used as necessary. The main purpose of using a tackifier is to adjust or improve the peel characteristics . The types and amounts of these materials are determined according to the purpose.
[0009]
Various pressure-sensitive adhesives can be used from a wide range as long as an appropriate peeling force can be obtained with an appropriate pressure.
For example, polyurethane, synthetic rubber, natural rubber, vinyl chloride, acrylic, styrene-butadiene, ethylene-vinyl acetate, vinylidene chloride, etc., oxidized starch, etherified starch, esterification Starch, casein, gum arabic, gelatin, sodium alginate, polyvinyl alcohol, carboxymethyl cellulose, polyethylene oxide, hydroxyethyl cellulose, polyacrylamide, polyvinyl pyrrolidone, polyacrylic acid, styrene-maleic anhydride Water-soluble polymers such as polymers can also be used. Two or more types of these adhesives can be used in combination, and the target quality can be obtained by adjusting the types and amounts of adhesives, pigments, and tackifiers used as main components.
[0010]
The main purpose of the pigment is to improve printability and prevent blocking, and a pigment can be selected from a wide range as long as it meets this purpose. For example, calcium, zinc, magnesium, aluminum, titanium, nickel, zirconium, manganese, tin, antimony, molybdenum, and other metal oxides, hydroxides, carbonates, silicates, etc., kaolin, talc, activity Inorganic pigments such as clay, urea formalin resin, melamine resin, styrene acrylic resin, benzoguanamine resin, starch particles and the like can also be used.
[0011]
The role of the tackifier itself is neither sticky nor adhesive to the support under normal conditions, but by applying appropriate pressure, the pressure bonding performance can be adjusted or improved to obtain confidentiality. It is a very useful thing that is possible.
Specifically, natural rosins such as gum rosin, wood rosin, toll oil rosin, disproportionated rosin, hydrogenated rosin, polymerized rosin, maleated rosin, fumarinated rosin, formaldehyde-modified rosin, rosin phenol resin, etc. other such rosins modified rosin, terpene resins, C 5 petroleum resins, C 9 petroleum resins, styrene resins, alkyl phenol - Le resins, xylene resins, coumarone-indene resins, and the like.
[0012]
In addition, carnauba wax, rice wax, beeswax, cerca wax, paraffin wax, polyethylene wax, higher fatty acids and their derivatives, metal salts, silicones and other waxes, defoamers, preservatives, and dispersants as necessary Various auxiliary agents such as a deterioration inhibitor, a thickener, an antioxidant, and a colorant can be used.
For these materials, the type and amount of use are determined by grasping the characteristics, and the desired quality characteristics can be obtained by freely adjusting these materials.
[0013]
The support is not particularly limited, and for example, high-quality paper mainly composed of cellulose fiber, various synthetic papers, various coated papers, laminated paper, metal-deposited paper, and the like can be used.
The total coating amount mainly composed of a pressure-sensitive adhesive, a pigment, and a tackifier is suitably 3 to 20 g / m 2 . When the application surface and the application surface are pressure-bonded, the application amount can be about half that of the application surface and the opposite surface of the application surface.
The coating method can be applied by a conventionally known coating and printing method such as an air knife coater, a blade coater, a bar coater, flexographic printing, and screen printing.
[0014]
The re-peelable pressure sensitive confidential sheet thus applied is usually stored in a wound state and then processed according to the purpose and method of use. It becomes a state.
For example, when the coating process is completed, when cutting to a predetermined size, when printing, when pressing with pressure, when transferring or storing between each process, and the like. If blocking occurs between these steps, the workability is lowered or the commercial value is lowered. In particular, a sheet for applying a coating layer mainly composed of a pressure-sensitive adhesive on both sides of a support to be processed into a tri-fold postcard is easily blocked.
[0015]
The cause of blocking is mainly due to the load (self-weight), and in order to prevent or reduce it, it is effective to protect the place where the self-weight is applied.
The prevention of blocking by its own weight is related to the composition of the coating layer, its own weight, the time it takes, the thickness of the protective material, the density, etc. The greater the thickness, the lower the density, the greater the protective effect. Although there is a tendency, from the viewpoint of economy and handling, it is preferable to have a minimum protection effect that is adapted to its own weight and has no practical problem.
Further, it is needless to say that a protective material having a protective effect adapted to its own weight is effective against blocking due to impact or dropping during transfer although it is not its own weight.
[0016]
In addition to its own weight, the cause of blocking may be the addition of humidity to its own weight. Since the humidity varies depending on the storage period and storage conditions, it is preferable that the humidity varies as little as possible.
Examples of the protective material include wood, paper, pulp, synthetic resin, metal, and cloth. Among these, paper, synthetic resin, and composite material are preferable.
The material used in the present invention can be selected from a wide range as long as the thickness is 0.5 mm or more and the density is 0.6 g / cm 3 or less.
If the thickness is less than 0.5 mm, the anti-blocking effect is poor, and if it is too thick, it is only economically disadvantageous. When the density is larger than 0.6 g / m 3 , the cushioning property is insufficient and the protective effect is poor.
[0017]
As protective materials mainly composed of natural fibers that can be used in the present invention, various wrapping papers such as kraft paper, thin paper, pulp, paperboard, corrugated board, coated paper, impregnation impregnated with wax or synthetic resin Examples thereof include laminated paper such as paper, turbolin paper and metal foil, cellophane, non-woven fabric, and other hybrid paper.
[0018]
Synthetic resins are preferred to prevent the influence of humidity, such as phenol, urea, melamine, polyethylene, polypropylene, polystyrene, polyamide, polyvinyl chloride, polyvinylidene chloride, polycarbonate, polyurethane, polyester, synthetic rubber , AS, ABS, and the like. Of these, a film having a thickness of 0.4 mm and a moisture permeability of 500 g / m 2 · 24 hours based on JIS-Z-0208 (Condition A) can be used more preferably.
[0019]
These materials may be used alone, but a large number of single materials may be used, and in order to satisfy the characteristics of thickness and density, two or more kinds may be used in combination. A composite material in which two or more kinds of materials are combined may be used.
[0020]
[Action]
Re-peelable pressure-sensitive confidential sheets are bonded by pressure. When pressure-bonding, another sheet is inserted between the sealer and the re-peelable pressure-sensitive confidential sheet. Then, it is easy to explain the present invention. Even if a material with a very thin thickness or a material with a high density is inserted, the peel strength after pressure bonding does not change. This is probably because the transmission of the pressurized pressure between the confidential sheet and the other sheet is smooth.
However, when a material having both a certain thickness and a certain density is inserted, the peel strength decreases. The thicker the thickness, the lower the density, and the lower the density, the more difficult the pressure transmission is.
For this reason, it is considered that a material capable of absorbing a pressurized pressure at a place where its own weight is applied is effective in preventing and reducing blocking.
[0021]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example demonstrates this invention in detail, this invention is not limited to these. In the examples, “parts” and “%” indicate parts by weight and% by weight unless otherwise specified.
[0022]
Example 1
After adding 5 parts of a 40% strength sodium polyacrylate aqueous solution (manufactured by Toagosei Chemical Co., Ltd., Aron T-40) as a dispersant to 200 parts of water, synthetic silica (manufactured by Mizusawa Chemical Co., Ltd.), as a pigment, 200 parts of a trade name, Mizukasil P-832) was added and sufficiently dispersed using an ace homogenizer manufactured by Nippon Seiki Co., Ltd. As a pressure-sensitive adhesive, acrylic ester emulsion (manufactured by Nippon Synthetic Rubber Co., Ltd., trade name: AE923) is 100 parts by dry weight and 55% rosin tackifier (manufactured by Arakawa Chemical Co., Ltd., Super -100 parts of Ester E-730-55) was added and mixed uniformly. The concentration of the coating solution was adjusted to 40% to obtain a releasable pressure-sensitive confidential sheet coating solution.
[0023]
The solution to both sides on responsibility paper 80 g / m 2, was applied by an air knife coater so that each coating amount is 6g / m 2, 10g / m 2 by dry weight, moderate adhesion at moderate pressure A re-peelable pressure-sensitive confidential sheet useful as a tri-fold postcard was obtained.
The weight of the sheet taken this wound was Tsu Der 2kg / cm. 1mm thick overall outer periphery of the winding as a protective material in a room humidity constant (65%) were coated with thick density 0.5g / c m 3. Lined humidity constant cardboard is the same protective material as that covers the entire outer periphery of the winding to the concrete floor of the room (65%). I placed this roll on it and left it for a week .
Since the place where the degree of blocking is greatest in winding is the place where the weight and humidity are most affected, that is, the place where winding is in contact with the floor, the peeling strength due to blocking at that place was measured.
In each comparative example other than each example and comparative example 1, the entire outer periphery of the winding was covered with a protective material and left in a constant humidity room for a certain period of time. The reason why the peel strength due to blocking was measured after a protective material was laid on the floor and left in a room with a constant humidity for a certain period of time.
When measuring the degree of blocking (peeling strength) of the entire winding periphery covered with a protective material and leaving it in a room with a constant humidity for a certain period of time, It is necessary to remove the protective material. On the other hand, there is no such economic loss when a protective material is laid on the floor of a room with a constant humidity and measured in a room with a constant humidity for a certain period of time. More importantly, the entire outer periphery of the winding is covered with a protective material, left in a room with a constant humidity for a certain period of time, and a protective material is laid on the floor of a room with a constant humidity, and the room with the constant humidity is constant. Comparing those left standing for a period, the effect of humidity on blocking is greater when a protective material is laid on the floor of a room with a constant humidity and left for a period of time in a room with a constant humidity, and the peel strength due to blocking increases. Therefore, a protective material was laid on the floor of a room with a constant humidity, and the peel strength due to blocking was measured for the material left in the room with a constant humidity for a certain period. The peel strength due to blocking of the winding not covered with the protective material is shown in Comparative Example 1. If the above measured value is 50% or less compared to the peel strength shown in Comparative Example 1, the peel strength of the entire outer periphery of the winding covered with a protective material is 50% because the influence of humidity is very small. Will be smaller.
[0024]
The numerical value obtained by measurement is a value obtained by T-type peeling, and the larger the numerical value, the greater the degree of blocking. The measured value of this example was 16 g / 25 mm. When I tried to print on this winding, I was able to unwind it smoothly and there was very little fluctuation in tension and there was no practical problem. The measured value of the winding directly placed on the concrete floor of the room is 61 g / 25 mm as described in Comparative Example 1. Also from this measured value, since the blocking peel strength is 26%, it is clear that the releasable pressure sensitive confidential sheet of the present invention has a blocking peel strength lower than 26%.
[0025]
Example 2
Thickness 2.7mm as the protective material, except for using protected laying a double-sided corrugated cardboard sheets Density 0.2 g / c m 3 were the same as in Example 1. The measured blocking value was only 2 g / 25 mm, which was an excellent blocking state having no practical problem. From this measured value, the blocking peel strength is 3%. Therefore, it is clear that the blocking peel strength of the re-peelable pressure sensitive confidential sheet of the present invention is lower than 3%.
[0026]
Example 3
Thickness 3.2mm as the protective material, except for using protected laying a styrofoam density 0.02 g / c m 3 were the same as in Example 1. The measured blocking value was only 7 g / 25 mm, which was an excellent blocking state with no practical problem. Also from this measured value, the blocking peel strength is 11%, so it is clear that the releasable pressure sensitive confidential sheet of the present invention has a blocking peel strength lower than 11%.
[0027]
Example 4
The thickness of 0.6mm as a protective material, except for using protected laying the nonwoven density 0.46 g / c m 3 were the same as in Example 1.
The measured blocking value was 20 g / 25 mm, which was a good blocking state with no practical problems. Also from this measured value, the blocking peel strength is 33%, so it is clear that the blocking peel strength of the re-peelable pressure sensitive confidential sheet of the present invention is lower than 33%.
[0028]
Example 5
Thickness 0.05mm as the protective material, except that the thin paper density 0.55 g / c m 3 was protected superimposed 12 sheets were the same as in Example 1.
The measured blocking value was 24 g / 25 mm, which was a blocking state with no practical problem. Also from this measured value, since the blocking peel strength is 39%, it is clear that the blocking peel strength of the re-peelable pressure sensitive confidential sheet of the present invention is lower than 39%.
[0029]
Example 6
The thickness of 0.6mm as a protective material, except where protected by crinkled paper density 0.25 g / c m 3 were the same as in Example 1.
The measured blocking value was 11 g / 25 mm, which was a good blocking state with no practical problem. Also from this measurement, the blocking peel strength is 18%, so it is clear that the blocking peel strength of the re-peelable pressure sensitive confidential sheet of the present invention is lower than 18%.
[0030]
Comparative Example 1
The same procedure as in Example 1 was performed except that the winding was directly placed on the concrete floor without using a protective material. The measured blocking value was 61 g / 25 mm, which was a very heavy blocking feeling. When I tried to print on this winding, I couldn't unwind it smoothly, and the fluctuation in tension was very severe and there was a problem in practical use.
[0031]
Comparative Example 2
Thickness 0.3mm as the protective material, except for using protected laying paper of density 0.6 g / c m 3 were the same as in Example 1. The measured blocking value is 35 g / 25 mm, and the blocking peel strength of this measured value is 57%. The peel-off strength of the re-peelable pressure sensitive confidential sheet corresponding to the present invention is lower than 57%, but it is slightly heavier and the tension during printing is slightly larger. Since it did not go, it was higher than 39% of Example 5 which was in a blocking state without any practical trouble, and it was determined that it was higher than 50% in consideration of the description in the specification at the time of filing because blocking occurred. it can.
[0032]
Comparative Example 3
Thickness 0.5mm as the protective material, except for using protected laying paper of density 0.8 g / c m 3 were the same as in Example 1. The measured blocking value is 41 g / 25 mm and the blocking peel strength of this measured value is 67%. The releasable and intimidating confidential sheet corresponding to the present invention has a blocking peel strength lower than 67%, but it has a fairly heavy peel feeling, a large fluctuation in tension during printing, and how can it be unwinded smoothly? Since it was not, it was higher than 39% of Example 5 which was in a blocking state without any practical trouble, and since blocking was also generated, it can be determined that it is higher than 50% considering the description of the specification at the time of filing. .
[0033]
Comparative Example 4
Thickness 0.2mm as the protective material, except for using protected laying a styrofoam density 0.02 g / c m 3 were the same as in Example 1. The measured blocking value is 33 g / 25 mm, and the peel strength of blocking of this measured value is 54%. Re-peeling intimidation corresponding to this subject The peeling strength of blocking of confidential sheets is lower than 54%, but it is a slightly heavy peeling force, the fluctuation in tension during printing is somewhat large, and it can be unwinded smoothly Since it did not go, it was higher than 39% of Example 5 which was in a blocking state without any practical trouble, and it was determined that it was higher than 50% in consideration of the description in the specification at the time of filing because blocking occurred. it can.
[0034]
【The invention's effect】
The protective material for a releasable and intimidating confidential sheet of the present invention has a blocking measurement value of 50% or less when no protective material is used, and has excellent protective performance without any practical problems. On the other hand, if the protective material of the present invention was not used, the peeling strength of blocking was high, and there was a practical problem.
Claims (2)
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