JP3870169B2 - Teapot - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、紅茶や日本茶、或いはコーヒー等の暖かい飲み物を入れておくティーポットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のティーポットは、開閉蓋付きの有底筒型状をなすガラス製のポット本体の中に、使用者の操作によって上下動する茶漉し具を備えた構成のものが主流であった(例えば、特許文献1及び2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実用新案登録第3088783号公報(第1図)
【特許文献2】
実用新案登録第3081887号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようする課題】
しかしながら、ティーポットの多くは意匠的な見栄えを優先しているため、その製造に際して保温効果がほとんど考慮されておらず、飲み物をティーポットに入れた後は、速やかに口にしなければならない不都合があった。また、この種のティーポットは、中の様子が容易に確認できるように、ポット本体にガラス製の容器が採用されており、このことから、その使用時において大変に割れやすく、しかも、破損時にこぼれた飲み物による火傷の危険性や、或いは、破損したポット本体のガラスの破片による怪我の危険性があり、使用者に対しては慎重な扱いを求めざるを得ないものであった。
【0005】
本発明は、中に入れた飲み物を長時間保温でき、しかも、耐久性の高いティーポットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち請求項1記載の発明は、ガラス製のポット本体の外周上部位置に、その全周に亘って気密性を有する閉塞部材を介在して、ポット本体を覆う外容器を備え、ポット本体と外容器との間に密閉された中空部を形成していると共に、外容器には前記中空部内の空気のみを外に抜き出せる逆止弁が設けてあり、ポット本体又は/及び外容器には、下端縁が閉塞部材の近傍位置にまで到達する蓋を備え、中空部の下方側には、外容器内においてポット本体を位置決めし且つ緩衝する支持部材を備えていることを特徴とする。
【0007】
ここでティーポットとは、茶葉から抽出する飲み物に限らず、例えば、コーヒー等の暖かい飲み物全般を入れておく際に使用する容器の全てを意味する概念である。さらに、ポット本体の上部位置とは、少なくとも、該ポット本体に入れた飲み物の水位よりも上方側にある箇所の全てについて含まれる概念である。また閉塞部材は、中空部内の空気が外に抜け出さない素材で形成してあれば、特に限定するものではない。また、外容器については、特にその素材を限定するものではないが、例えば、硬質の樹脂等のように、比較的破損しにくい素材であればよい。さらに前記外容器は、使用者がティーポット内の様子を伺えるように、透明或いは半透明な素材で形成してあることが望ましい。また外容器は、耐衝撃性を備える素材で形成してあることが望ましい。
【0008】
このように形成すると、ポット本体と外容器の間に密閉された中空部が形成されることで、ティーポットの中に入れた飲み物の保温効果が飛躍的に高まることとなる。
【0009】
また前記閉塞部材は、緩衝性能を兼ね備えた素材で形成しているので、例えば、使用者の不注意で本ティーポットを床に落とした場合であっても、外容器とポット本体との間に介在する閉塞部材が衝撃を吸収し、比較的破損しやすいガラス製のポット本体を保護できる。
ここで、気密性と緩衝性能を兼ね備えた素材としては、例えば、ゴムやウレタン、シリコン等が挙げられる。
【0010】
さらに、ポット本体と外容器との間に介在した中空部による保温作用のみであっても、充分な保温効果が得られるが、前記ポット本体又は/及び外容器には、下端縁が、閉塞部材の近傍位置にまで到達する蓋が備えてあるので、蓋と外容器によって、ポット本体の全体を包むように中空部が形成され、これにより、保温効果が一層高まることとなる。
【0011】
また前記外容器には、前記中空部内の空気のみを外に抜き出せる逆止弁が設けてあるので、例えば、本ティーポットを電子レンジなどで加温する場合、中空部内の膨張した許容量を超える過剰な空気が、前記逆止弁から外に抜け出し、該中空部内を常に一定の気圧に保つこととなる。
【0012】
ここで逆止弁とは、弁と該弁により開閉される通気孔をも含んだ概念である。また逆止弁は、中空部から外への空気の流出のみを許可する機構のものであれば、その形状や大きさは限定しない。さらに、逆止弁を設ける箇所は、具体的には外容器の底部に設けているが、これについては特に限定するものではない。
【0013】
ここで、蓋の下端縁の垂下位置については、閉塞部材と僅かに離れた位置でもよいし、或いは、蓋の開閉を妨げないものであれば、前記閉塞部材に当接した位置であってもよい。
【0014】
本発明のうち請求項2記載の発明は、蓋には、ハンドルの操作によってポット本体内を上下動する茶漉し具を備えており、茶漉し具は、茶葉を収容し且つ該茶葉の成分の抽出部を備えた籠体と、ハンドルに連結し且つ籠体をポット本体内で上下動可能に支持する棒材とから構成され、籠体をポット本体の上部に位置決め可能に形成していることを特徴とするので、ポット本体内に収容された飲み物の成分の抽出度合が適度な状態となったなら、籠体を蓋の近接位置に位置決めし、これにより、現状よりも茶葉の成分がポット本体内に抽出されないように調整できる。
【0015】
ここでポット本体の上部とは、該ポット本体内に入れた飲み物の水位位置よりも上方側の箇所を指すものである。また、ポット本体の上部への籠体の位置決めを行なう手段としては、特に限定するものではないが、具体的には、棒材における籠体の近接位置に膨大部を設け、一方、蓋の裏面側に嵌凹部を設け、それぞれを嵌脱するものを挙げている。
【0016】
本発明のうち請求項3記載の発明では、前記籠体は、棒材に備わる上椀型パーツと、該上椀型パーツに連結手段を介して備わる下椀型パーツとから構成し、前記連結手段は、一方のパーツに備えた連結部位を、他方のパーツに備えた被連結部位に回動及び着脱可能に取り付けてあり、さらに、当該各パーツを閉じた状態に保持するストッパーを備えているので、例えば、籠体の中の茶葉を取り替える場合には、このストッパーを解除して各パーツを開放可能な状態とすることで、下椀型パーツが重力をもって下方側に開くので、これにより茶葉の交換が容易に行なえ、しかも、茶漉し具を洗浄する場合であっても、まずはストッパーを解除し、次いで連結部位と被連結部位とを取り外せば、各パーツに分割できるので、個々にパーツを取り出して隅々まで洗浄できる。
【0017】
ここで、連結手段を構成する連結部位と被連結部位は、各パーツの開け閉めを可能にした上で、当該各パーツの着脱をも可能にする構成をなすものが挙げられ、具体的には、一方のパーツに備えた軸体に対し、他方のパーツに備えた挟持部によって回転可能に保持したものを挙げている。また同様に、連結手段を構成するストッパーについては、各パーツを閉じた状態にキープし、これにより、籠体の中に入れた茶葉のポット本体内への流出を防ぐ手段となればよく、具体的には、各パーツに係合部分を設けたものを挙げている。
【0018】
本発明のうち請求項4記載の発明は、前記籠体における茶葉の抽出部には、成分の抽出を妨げない状態で補強部材を設けているので、籠体において比較的強度の低い箇所となり得る抽出部周辺の部位の強度が確実に保たれ、これにより、籠体が飲み物からの熱の影響で変形することがない。
【0019】
ここで補強部材の形態、及び該補強部材を設ける数については、この補強部材を設けた場合に籠体が飲み物の熱に耐え得る強度を保持していれば、特に限定するものではないが、具体的には、各パーツの抽出部をなす開放空間全体を交差する状態で4本の補強片を架け渡し、さらに各補強片の交差部分を棒材で支持したものが挙げられ、これにより、棒材を中心として籠体の支持力を増すとともに、各パーツの前後左右方向の変形を抑制するものである。また成分の抽出を妨げない状態とは具体的に、籠体において内部とポット本体との連通箇所が確保されている状態を意味し、その連通状態については特に限定するものではない。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明のティーポットの実施形態を以下に説明する。
本実施形態のティーポットの具体的な構成は図1に示すように、上端部に茶湯の注ぎ口8を備える有底筒型状をなすガラス製のポット本体1と、該ポット本体1に重なるように当該ポット本体1の上部位置全周に亘って閉塞部材3を介在して固定される樹脂製の外容器2とからなり、このように形成することで、本ティーポットは、前記ポット本体1と外容器2の間において、密閉された中空部Sを形成することとなる。
尚、本実施形態のティーポットの外容器2については、中に入れた飲み物が使用者から容易に目視できるように、半透明な樹脂で形成してある。
【0021】
まず、前記中空部Sの構成については、ポット本体1と外容器2の間の上方側の箇所に、その全周に亘ってゴム製の閉塞部材3が介在し、この閉塞部材3により、ポット本体1と外容器2間の間隔を保ちつつ、該中空部Sを密閉することとなる。さらに、前記中空部Sの下方側の箇所においても、前記ポット本体1を載せるような状態で、スポンジ状の支持部材4が介在し、外容器2からポット本体1をしっかりと位置決めしている。
【0022】
また、前記中空部Sが上記のような構成をなすことで、気密性の保たれた空気層がポット本体1の周囲を囲む状態で設けられるので、この空気層の存在によって、ポット本体1の中に入れた飲み物の保温効果が飛躍的に高まり、飲み物が長時間暖かい状態を保ったまま収容されることになる。しかも、外容器2が樹脂製であることに加えて、前記ポット本体1と外容器2の間に介在された閉塞部材3及び支持部材4が、外容器2に受けた外部からの衝撃を吸収し、この結果、確実にガラス製のポット本体1を保護できる構成となっている。
尚、前記外容器2については、例えば、ウレタン等の気密性に加えて耐衝撃性を有する素材で形成してあれば、緩衝性能を有する閉塞部材3と相俟って、相乗的な衝撃吸収効果を得られることとなる。
【0023】
さらに前記外容器2の底部には、中空部S内からの空気の抜け出しのみを許可する逆止弁5が設けてあり、この逆止弁5は、例えば、使用者が本ティーポットを電子レンジに入れて暖めた際に図2のように、加温によって熱膨張した中空部S内の空気が、逆止弁5の襞11をめくって外容器2の底部にある通気孔9から抜け出す構造となっており、この結果、加温時の空気の熱膨張による破裂の恐れがなく、本ティーポットを一層安全に使用できる。
【0024】
次に、本実施形態のティーポットの他の構成部分について説明する。
まず、本ティーポットには、上部に開閉自在な蓋6、そして側部には持手7がそれぞれ設けてあり、さらに前記蓋6の中心部には、茶漉し具12が上下に摺動可能な状態で備えてある。そして、この茶漉し具12は、蓋6の中心部から垂下する棒材13の下端に、茶葉を入れる籠体14が設けてあり、この籠体14は、一対の椀型をなす2つのパーツ22,23が連結手段20,21,27,28によって上下に開閉可能に連結してあり、さらに、蓋6の上部側にあるハンドル15を掴んで上げ下げすることで、前記籠体14がポット本体1内を上下に摺動し、該籠体14内に入れた茶葉から前記ポット本体1内のお湯に成分が抽出される。
【0025】
また、前記籠体14は図3、図4のように、使用者がハンドル15を上方に持ち上げた際に、該籠体14を蓋6側にそのまま位置決めできる構成となっている。更に前記籠体14の位置決め構造を詳しく説明すると、蓋6側には、図示はしないが等間隔に複数の割り溝を備えるリング状の嵌凹部16を備えており、一方の籠体14側には、棒材13よりも僅かに径の大きな差込部17が設けてあり、これにより、使用者がハンドル15を上方に持ち上げた場合には、前記嵌凹部16を押し広げるように差込部17が入り込み、籠体14が蓋6にしっかりと保持される。しかも、茶葉の入った籠体14をポット本体1内の上方位置に保持しておくことで、いつまでも飲み物の中に籠体14内の茶葉が浸されることがなく、これにより、飲み物の濃度を使用者の好みの状態に設定できるので、常に飲み頃の飲み物をたしなむことができる。
【0026】
また図5と図6に基づいて、前述した籠体14の更に詳細な構成説明を行なう。
まず、この籠体14を構成する各パーツ22,23には図5のように、上方側から見た場合、リング状をなす各パーツ22,23外殻部の中央の開放部分Pに網30を備えており、この網30を介して、籠体14内に収容した茶葉の流出を防ぎつつ、該茶葉の成分のみをポット本体1内に抽出することとなる。また、前記開放部分Pには、棒材13を中心に90°間隔に4本の補強片31が放射状に設けてあり、さらに、前記補強片31と重なるように網30が張られることとなる。そして、この補強片31が籠体14を構成する各パーツ22,23の開放部分Pに備えられることで、飲み物が有する熱の影響による籠体14の変形が防止され、この結果、各パーツ22,23の嵌め合わせが常に正確な状態で行なえることから、籠体14からポット本体1内への茶葉の不意な流出を防ぐものとなる。
【0027】
また、各パーツ22,23の連結手段の構成は図6に示すように、まず上椀型パーツ22の端部には、挟持部27が設けてあり、この挟持部27の構成は、該上椀型パーツ22の側部において、横方向に突出し且つ先端側がそれぞれ内向きに曲がった計3箇所の鈎状部位を上下に間隔をあけて設けたものである。次に、下椀型パーツ23の端部上側には、前述した挟持部27と回動可能に連結される軸体28が設けてあり、この軸体28の構成は、下椀型パーツ23の端部において、上方に向けて突出した各支持部材が設けてあり、さらに当該各支持部材間に軸棒を架設したものである。そして、この軸体28を前記挟持部27により挟み込むことで、図7(a)(b)のように、茶葉を捨てる際には、手を汚さずに簡単に茶漉し具12を操作することができる。
【0028】
さらに前記籠体14は、上椀型パーツ22の下端縁に設けた外向きに彎曲する係止爪と、下椀型パーツ23の上端縁に設けた内向きに彎曲した被係止爪とが、嵌脱可能に係合してなるストッパー21によって、各パーツ22,23を閉じた状態でしっかりとロックできる構成となっている。これにより使用者は、籠体14内に茶葉を入れた後に当該籠体14を閉じて、さらにストッパー21をロックすることで、使用中に各パーツ22,23が不意に開くことなく、安心して茶漉し具12を使用できる。
【0029】
さらに、蓋6の下端縁19は、その全周に亘って閉塞部材3に近い位置にまで垂下しており、これは、蓋6と外容器2とが、ポット本体1のほぼ全体を包み込むように覆っていることで、前記ポット本体1内の保温効果がより一層高まる構造となるためである。
【0030】
【発明の効果】
本発明のうち請求項1及び2記載の発明によれば、ポット本体の周りを、外容器との間隔によって形成された中空部による密閉された空気層が取り巻くので、ポット本体に入れた飲み物の保温効果が飛躍的に高まることになる。
【0031】
前述した効果に加えて例えば、本ティーポットを不意に落とした場合であっても、閉塞部材と支持部材とが衝撃を吸収し、ガラスで形成されたポット本体であっても確実に保護できる。
【0032】
さらに蓋と外容器によって、ポット本体を全体的に包み込むような構成となるので、保温効果を一層高めることができる。
【0033】
また例えば、お茶を入れたティーポットをそのまま電子レンジで温めた場合であっても、中空部内の熱膨張した過剰な空気を逆止弁から外に逃がすので、一層安全にティーポットを使用できる。
【0034】
本発明のうち請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、茶漉し具をティーポットの上部位置に保持しておけるので、ポット本体内の飲み物が一定の濃度となった際に、それ以上の飲み物への茶葉の成分の抽出を留めることができ、使用者は何時でも美味しい飲み物をたしなむことができる。
【0035】
本発明のうち請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果に加えて、茶漉し具の籠体を開閉、及び分割できるので、茶葉の交換の際や、或いは茶漉し具を洗浄する際に、使用者は容易に作業できる。
【0036】
本発明のうち請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明の効果に加えて、飲み物の熱による籠体の変形が防がれるので、茶漉し具を長期間使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のティーポットを示す縦断面図である。
【図2】 図1中のAを拡大して示す説明図である。
【図3】 本発明のティーポットの使用の一例を説明する縦断面図である。
【図4】 図3中のBを拡大して示す説明図である。
【図5】 本発明の茶漉し具の平面図である。
【図6】 本発明の茶漉し具のうち、籠体を拡大して示す斜視図である。
【図7】(a)(b) 本発明の茶漉し具の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ポット本体
2 外容器
3 閉塞部材
5 逆止弁
6 蓋
12 茶漉し具
13 棒材
14 籠体
15 ハンドル
19 下端縁
21 ストッパー
22 上椀型パーツ
23 下椀型パーツ
27 挟持部(連結部位)
28 軸体(被連結部位)
30 網(抽出部)
31 補強片(補強部材)
P 開放部分(抽出部)
S 中空部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a teapot in which a warm drink such as black tea, Japanese tea, or coffee is placed.
[0002]
[Prior art]
This type of teapot is mainly composed of a glass pot body having a bottomed cylindrical shape with an open / close lid and a tea strainer that moves up and down by the user's operation (for example,
[0003]
[Patent Document 1]
Utility Model Registration No. 3088883 (Fig. 1)
[Patent Document 2]
Utility Model Registration No. 3081887 (Fig. 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since many teapots give priority to the appearance of design, the heat-retaining effect is hardly taken into consideration in the production thereof, and there is a disadvantage that the drink must be immediately consumed after being put in the teapot. . In addition, this type of teapot uses a glass container in the pot body so that the inside can be easily checked, which makes it very easy to break during use and spills when broken. There is a risk of burns due to fresh drinks, or a risk of injury due to broken glass pieces of the pot body, and the user has to ask for careful handling.
[0005]
An object of the present invention is to provide a highly durable teapot that can keep a drink contained therein for a long period of time.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0007]
Here, the teapot is not limited to drinks extracted from tea leaves, but is a concept that means all containers used when putting warm drinks such as coffee in general. Furthermore, the upper position of the pot body is a concept included in at least all the locations above the water level of the drink placed in the pot body. The closing member is not particularly limited as long as it is formed of a material that does not allow air in the hollow portion to escape to the outside. Further, the material of the outer container is not particularly limited, but may be a material that is relatively difficult to break, such as a hard resin. Further, the outer container is preferably formed of a transparent or translucent material so that the user can see the inside of the teapot. The outer container is preferably formed of a material having impact resistance.
[0008]
When formed in this way, a sealed hollow portion is formed between the pot body and the outer container, so that the heat retaining effect of the drink placed in the teapot is dramatically increased.
[0009]
Further, since the closing member is formed of a material having a buffering performance, for example, even when the teapot is dropped on the floor by the carelessness of the user, it is interposed between the outer container and the pot body. The blocking member that absorbs the shock can protect the pot body made of glass, which is relatively easily damaged.
Here, examples of the material having both airtightness and buffering performance include rubber, urethane, and silicon.
[0010]
Further, even if only the heat retaining action by the hollow portion interposed between the pot body and the outer container, a sufficient heat retaining effect can be obtained, but the lower end edge of the pot body or / and the outer container has a closing member. Since the lid that reaches the position near is provided, a hollow portion is formed by the lid and the outer container so as to wrap the entire pot body, thereby further enhancing the heat retaining effect.
[0011]
Further, since the outer container is provided with a check valve that can extract only the air in the hollow part to the outside, for example, when the teapot is heated in a microwave oven or the like, it exceeds the allowable amount expanded in the hollow part. Excess air escapes from the check valve, and the inside of the hollow portion is always kept at a constant pressure.
[0012]
Here, the check valve is a concept including a valve and a vent hole opened and closed by the valve. The check valve is not limited in its shape and size as long as it has a mechanism that allows only the outflow of air from the hollow portion. Further, the portion where the check valve is provided is specifically provided at the bottom of the outer container, but this is not particularly limited.
[0013]
Here, the hanging position of the lower edge of the lid may be a position slightly separated from the closing member, or may be a position in contact with the closing member as long as it does not hinder the opening and closing of the lid. Good.
[0014]
According to the second aspect of the present invention, the lid is provided with a tea strainer that moves up and down in the pot body by the operation of the handle . The tea strainer accommodates tea leaves and contains components of the tea leaves. It is comprised from the housing provided with the extraction part, and the rod which is connected to the handle and supports the housing so that it can move up and down in the pot body, and the housing is formed so that it can be positioned on the top of the pot body. If the degree of extraction of the drink components contained in the pot body is in a moderate state, the casing is positioned closer to the lid, so that the tea leaf components are placed in the pot more than the current state. It can be adjusted so that it is not extracted into the body.
[0015]
Here, the upper part of the pot body refers to a location above the water level position of the drink placed in the pot body. In addition, the means for positioning the housing to the upper part of the pot body is not particularly limited, but specifically, a huge portion is provided in the proximity of the housing in the bar, while the back surface of the lid Examples are provided in which fitting recesses are provided on the side and each is fitted and removed.
[0016]
In the invention according to claim 3 of the present invention, the casing is composed of an upper collar part provided on a bar and a lower collar part provided on the upper collar part via a connecting means, and the connection The means is provided with a connecting part provided in one part so as to be pivotable and detachable to a connected part provided in the other part, and further provided with a stopper for holding each part in a closed state. So, for example, when replacing the tea leaves in the box, by releasing this stopper and making each part openable, the lower cup-shaped parts open downward with gravity, so that Can be easily replaced, and even if the tea strainer is washed, it is possible to divide the parts individually by first releasing the stopper and then removing the connecting part and the connected part. Take out It can be washed to every corner Te.
[0017]
Here, the connecting part and the connected part that constitute the connecting means include those that make it possible to open and close each part and also make the part attachable and detachable. Specifically, The shaft body provided in one of the parts is held rotatably by the clamping part provided in the other part. Similarly, the stopper that constitutes the connecting means may be a means that keeps each part closed, thereby preventing the tea leaves contained in the box from flowing out into the pot body. Specifically, the part provided with the engaging portion is cited.
[0018]
In the invention according to
[0019]
Here, the form of the reinforcing member and the number of the reinforcing members are not particularly limited as long as the casing retains the strength that can withstand the heat of the drink when the reinforcing member is provided. Specifically, there are four reinforcing pieces crossed over the entire open space that forms the extraction part of each part, and further, the crossing part of each reinforcing piece supported by a bar, While increasing the supporting force of the frame centering on the bar, it suppresses the deformation of each part in the front-rear and left-right directions. Moreover, the state which does not prevent extraction of a component specifically means the state in which the communication location between the inside and the pot body is secured in the housing, and the communication state is not particularly limited.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the teapot of the present invention will be described below.
As shown in FIG. 1, the specific configuration of the teapot of the present embodiment is such that a
In addition, about the
[0021]
First, with respect to the configuration of the hollow portion S, a rubber closing member 3 is interposed over the entire periphery of the
[0022]
Further, since the hollow portion S is configured as described above, an air layer that is kept airtight is provided in a state surrounding the periphery of the
If the
[0023]
Further, a
[0024]
Next, other components of the teapot of this embodiment will be described.
First, the teapot is provided with a
[0025]
Further, as shown in FIGS. 3 and 4, the
[0026]
Further, a more detailed configuration of the above-described
First, as shown in FIG. 5, each
[0027]
Further, as shown in FIG. 6, the connecting means for connecting the
[0028]
Further, the
[0029]
Furthermore, the
[0030]
【The invention's effect】
According to the first and second aspects of the present invention, since a sealed air layer is formed around the pot body by a hollow portion formed by a distance from the outer container, the drink contained in the pot body The heat retention effect will be dramatically increased.
[0031]
In addition to the effects described above, for example, even when the teapot is dropped unexpectedly, the blocking member and the support member absorb the impact, and even the pot body made of glass can be reliably protected.
[0032]
Furthermore, since it becomes the structure which wraps a pot main body entirely with a lid | cover and an outer container, the heat retention effect can be heightened further.
[0033]
Further, for example, even when a teapot containing tea is heated as it is in a microwave oven, excessively thermally expanded air in the hollow portion is released from the check valve, so that the teapot can be used more safely.
[0034]
According to the second aspect of the present invention, in addition to the effect of the first aspect, the tea strainer can be held at the upper position of the teapot, so that the drink in the pot body has a constant concentration. At that time, it is possible to stop extracting the components of the tea leaves to further drinks, and the user can enjoy delicious drinks at any time.
[0035]
According to the invention described in claim 3 of the present invention, in addition to the effect of the invention described in
[0036]
According to the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a teapot of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view showing A in FIG. 1 in an enlarged manner.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view for explaining an example of use of the teapot of the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing an enlarged view of B in FIG. 3;
FIG. 5 is a plan view of the tea strainer of the present invention.
FIG. 6 is an enlarged perspective view showing the casing of the tea strainer of the present invention.
7 (a) and 7 (b) are explanatory views showing the usage state of the tea strainer of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
28 Shaft (connected part)
30 network (extraction unit)
31 Reinforcing pieces (reinforcing members)
P Open part (extraction part)
S Hollow part
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003035365A JP3870169B2 (en) | 2002-10-25 | 2003-02-13 | Teapot |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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