JP3866221B2 - Vibration and noise countermeasure part search system - Google Patents
Vibration and noise countermeasure part search system Download PDFInfo
- Publication number
- JP3866221B2 JP3866221B2 JP2003139968A JP2003139968A JP3866221B2 JP 3866221 B2 JP3866221 B2 JP 3866221B2 JP 2003139968 A JP2003139968 A JP 2003139968A JP 2003139968 A JP2003139968 A JP 2003139968A JP 3866221 B2 JP3866221 B2 JP 3866221B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- noise
- noise information
- input
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部の騒音源・振動源から派生する振動及び騒音、例えば鉄道線路や自動車道路から発生する振動や騒音、あるいは設備機械等から発生する振動や騒音、マンションなど集合住宅の隣室間遮音や床衝撃音、さらには都市土木工事、自動車、重工機械等における騒音や振動の影響の解析、探索に係り、特に前記振動及び騒音の対策部位探索システムに関するものである。
【従来の技術】
建築構造物・土木構造物・自動車・航空機・船舶などには、多くの騒音発生源や振動発生源が存在しており、このため前記建築構造物・土木構造物・自動車・航空機・船舶などについてはいわゆる静穏設計が要求される。
【0002】
ここで、いわゆる前記静穏設計が要求された場合には、まず個々の騒音発生源や振動発生源から派生する振動及び騒音の影響度を正確に把握する必要がある。
【0003】
従来、騒音や振動を解析・調査する方法には、音響インテンシティ法などがあった。音響インテンシティ法とは、音源の取り囲む形で測定面を設定し,その面を通過する音響インテンシティの平均(次元としてはW/m2)に,その測定面の面積(同じくm2)を掛け算して音響パワーを求めるものである。そして、この音響インテンシティ法を使用したいわゆる騒音防止法につき特許出願がなされている。
【特許文献1】
特開2002−253435号
しかしながら、この手法においては、
・対象物に細かな格子点を設けなければならず、また全点に対する計測が必要であり、計測時間が長時間化する。
・いわゆる解析・調査装置としては専用品が必要となり、当該専用品は高額なコストがかかると共に、専門技術者による取り扱いが必要で、よって専門技術者によってのみ解析・調査を行わなければならない。
・密閉された空間内においては反射音の影響が顕著となり、正確な計測が困難な場合が多い。
【0004】
という課題があり、現場において前記従来装置を使用した建築構造物・土木構造物・自動車・航空機・船舶などの騒音や振動の解析・調査は広く普及しているものではなかった。
【発明が解決しようとする課題】
かくして、本発明は、前記従来の課題に対処すべく創案されたものであり、振動及び騒音防止の対策部位探索システムにかかる解析装置は汎用の機器の組み合わせで構成でき、特に専門技術者以外でも解析作業が可能とし、かつ密閉された空間内においても反射音の影響を受けにくく、また解析時間が大幅に短縮出来る振動及び騒音防止の対策部位探索システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明による振動及び騒音防止の対策部位探索システムは、
振動源及び騒音源から派生した振動及び騒音を複数の検出部位で検出する複数の第1振動及び騒音情報検出手段と、
振動及び騒音の評価部位での振動及び騒音情報を検出する第2振動及び騒音情報検出手段と、
前記複数の第1振動及び騒音情報検出手段により検出されたそれぞれの振動及び騒音情報と、前記第2振動及び騒音情報検出手段により検出された振動及び騒音情報とを取り込み、前記振動及び騒音の評価部位での振動及び騒音に影響を与える前記複数の検出部位の振動及び騒音情報を全部相関関数のスペクトルレベル分割値を利用する多次元スペクトル解析により算出して解析する算出解析手段と、
を備えたことを特徴とし、
または、
振動源及び騒音源から派生した振動及び騒音を複数の検出部位で検出する複数の第1振動及び騒音情報検出手段と、
振動及び騒音の評価部位での振動及び騒音情報を検出する第2振動及び騒音情報検出手段と、
前記複数の第1振動及び騒音情報検出手段により検出されたそれぞれの振動及び騒音情報と、前記第2振動及び騒音情報検出手段により検出された振動及び騒音情報とを取り込み、前記振動及び騒音の評価部位での振動及び騒音に影響を与える前記複数の検出部位の振動及び騒音情報を全部相関関数のスペクトルレベル分割値を利用する多次元スペクトル解析により算出して解析する算出解析手段と、
前記算出解析手段により解析された結果に基づき前記振動及び騒音の評価部位での振動及び騒音に影響を与える前記複数の検出部位を特定する特定手段と、
を備えたことを特徴とし、
または、
振動源及び騒音源から派生した振動及び騒音を建物内部の室各面で検出する複数の第1振動及び騒音情報検出手段と、
前記建物内部における振動及び騒音評価部位での振動及び騒音情報を検出する第2振動及び騒音情報検出手段と、
前記複数の第1振動及び騒音情報検出手段により検出されたそれぞれの振動及び騒音情報と、前記第2振動及び騒音情報検出手段により検出された振動及び騒音情報とを取り込み、前記振動及び騒音評価部位での振動及び騒音に影響を及ぼしている建物内部の室各面での振動及び騒音情報を全部相関関数のスペクトルレベル分割値を利用する多次元スペクトル解析により算出して解析する算出解析手段と、
を備えたことを特徴とし、
または、
振動源及び騒音源から派生した振動及び騒音を建物内部の室各面で検出する複数の第1振動及び騒音情報検出手段と、
前記建物内部における振動及び騒音評価部位での振動及び騒音情報を検出する第2振動及び騒音情報検出手段と、
前記複数の第1振動及び騒音情報検出手段により検出されたそれぞれの振動及び騒音情報と、前記第2振動及び騒音情報検出手段により検出された振動及び騒音情報とを取り込み、前記振動及び騒音評価部位での振動及び騒音に影響を及ぼしている建物内部の室各面での振動及び騒音情報を全部相関関数のスペクトルレベル分割値を利用する多次元スペクトル解析により算出して解析する算出解析手段と、
前記算出解析手段により算出解析された結果を簡易表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とし、
または、
振動源及び騒音源から派生した振動及び騒音を建物内部の室各面で検出する複数の第1振動及び騒音情報検出手段と、
前記建物内部における振動及び騒音評価部位での振動及び騒音情報を検出する第2振動及び騒音情報検出手段と、
前記複数の第1振動及び騒音情報検出手段により検出されたそれぞれの振動及び騒音情報と、前記第2振動及び騒音情報検出手段により検出された振動及び騒音情報とを取り込み、前記振動及び騒音評価部位での振動及び騒音に影響を及ぼしている建物内部の室各面での振動及び騒音情報を全部相関関数のスペクトルレベル分割値を利用する多次元スペクト ル解析により算出して解析する算出解析手段と、
前記算出解析手段により算出解析された結果をグラフ形式で簡易表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とし、
または、
振動源及び騒音源からの振動及び騒音の影響を検出すべく建物を構成する室各面に取り付けられた複数の第1振動及び騒音情報検出センサと、
前記建物内部における振動及び騒音評価部位での振動及び騒音情報を検出する第2振動及び騒音情報検出センサと、
前記複数の第1振動及び騒音情報検出センサから検出されたそれぞれの振動及び騒音情報検出値と、前記第2振動及び騒音情報検出センサから検出された振動及び騒音情報検出値とを入力し、前記振動及び騒音評価部位での振動及び騒音に影響を及ぼしている建物内部の室各面での振動及び騒音情報検出値を全部相関関数のスペクトルレベル分割値を利用する多次元スペクトル解析により算出して解析する算出解析部と、
前記算出解析部で解析された結果に基づき、振動及び騒音防止手段を施すべき建物内振動及び騒音部位を特定する特定部と、
を備えたことを特徴とし、
または、
前記複数の第1振動及び騒音情報検出センサ及び第2振動及び騒音情報検出センサは、振動センサあるいはマイクロフォンで構成されてなることを特徴とするものである。
但し、全部相関関数のスペクトルレベル分割値とは、多入力(振動あるいは音)―単出力(振動あるいは音)系における M.C.O.S(Multiple Coherent Output Spectrum) の分割値を意味し、ある入力の固有成分と多入力系の中でその入力が担当する共通成分とが含まれたものをいう。
【発明の実施の形態】
振動源あるいは騒音源からは振動および騒音16が外部に伝搬する。
そして、この伝搬した振動あるいは騒音16により振動源あるいは騒音源の近傍位置に建てられた建物内部に振動及び騒音16が例えば固体伝搬音3として伝搬し建物内部に振動や騒音16が発生する。
しかして、この発生した振動及び騒音16(固体伝搬音3)については、前記建物内部における各面での寄与、すなわち建物内部各面、例えば左側外壁、右側外壁、天井、床等複数の検出部位17でのそれぞれの振動及び騒音16(固体伝搬音3)の影響レベルを解析することが必要となる。
何故なら、建物内部の振動や騒音を防止したい箇所、例えば部屋の中心部等(振動及び騒音評価部位18)において、建物内部各面のいずれの面(検出部位17)からの振動及び騒音16がどのように影響しているかを解析すれば、その箇所、すなわち建物内部各面のいずれかの面(いずれかの検出部位17)での振動及び騒音16の処置を行うことにより、前記振動及び騒音評価部位18での確実、迅速な防音処理が行えることとなるからである。
このためにいわゆる多次元スペクトル解析が用いられる。
【0005】
通常、振動源、騒音源の検出方法としてはOrdinary Coherent Function(通常相関関数)が用いられるが、これは複数の振動源、騒音源がある場合に、その振動源、騒音源がお互いに独立している場合に有効である。
【0006】
例えば建物内の部屋を構成する全ての壁面等の寄与(内部での振動及び騒音すなわち振動及び騒音の状態や大小)を検討するためには、複数存する振動源、騒音源(入力部)の独立性を考慮しなければならないからである。
【0007】
そこで入力間の共通成分を除いた入出力間の固有成分に関するコヒーレンスであるPartial Coherent Function(一部相関関数)や、全ての入力要素と出力に関するコヒーレンスであるMultipleCoherent Function(全部相関関数)などを利用した多次元スペクトル解析が適用される。
【0008】
ここで、多次元スペクトル解析法とはJ.S.Bendatが1976年に考案したもので,振動や音についての多入力−多出力系の相関に着目し,出力に寄与する(影響する)前記振動や音の固有成分や共通成分を数学的に解析する理論を指標するものである。
しかして、本発明では前記の多次元スペクトル解析法を多入力(振動あるいは音)−単出力(振動あるいは音)からなる系の評価、分析に用いた。
【0009】
ここで、建物内で発生する振動及び騒音16についての振動エネルギーとしては、振動等の固有成分として室各面を構成する有限長板の柱・梁等による周辺境界によって生じる面固有の振動状態を表す成分があり、また振動等の共通成分とは柱・梁等によって連続した面に共通に流入・流出する成分であり,共通成分には室各面に共通な成分と,例えば隣り合った面から流入した固有成分をも含まれると考えられている。
【0010】
以下に多次元スペクトル解析で得られるOrdinary CoherentFunction(通常相関関数)やMultipleCoherent Function(全部相関関数)の概念につき、簡単に説明する。
まず、多入力−単出力系モデルを図4,図5のように考える。
【0011】
ここで、図4は入力間同士に相関があると想定した場合の多入力−単出力系モデルを表す図であり、図5は入力間同士の共通成分を取り除き、いわゆる残差入力による場合を想定した多入力−単出力系モデルを表す図を示すものである。
【0012】
ここで、Xは部屋の各面から入力される振動及び騒音を指標し、Yは建物内部の振動や騒音を防止したい箇所、例えば部屋の中心部等(振動及び騒音評価部位)において検出された振動及び騒音を指標する。また、図4においてHは伝達関数、図5においてLは共通成分を取り除いた状態での伝達関数、すなわち残差伝達関数を示す。
簡単に説明するため多入力−単出力系モデルを例えば3入力−1出力系と考え、これについて,各入力(図4,5におけるH)の固有成分、入力間の共通成分、ノイズ成分をイメージして表すと図6,図7のように表示することが出来る。
【0013】
入力と出力のパワースペクトル(周波数特性)をそれぞれ入力はSxx、出力はSyyとし、入出力間のクロススペクトル(入力及び出力の2信号の関係を周波数の成分で表現にしたもの)をSxyとしてOrdinaryCoherent Function(通常相関関数)、すなわちγ2が図8の式で導入されることとなる。
【0014】
ここでγ2は無次元の関数を示すもので,0≦γ2≦1の値をとる。
【0015】
Ordinary Coherent Function(通常相関関数)を3入力−1出力系で考えると図9分の図10との概念図で表され、図10の▲1▼の部分におけるOrdinary Coherent Function(通常相関関数)は図8で示すO.C.F1チャンネルの式で表すことが出来る。
しかして、3入力−1出力系においては、特に他入力の共通成分も出力の要素として含まれるので、Ordinary Coherent Function(通常相関関数)では、寄与の正しい検出が困難となる。
何故なら、Ordinary Coherent Function(通常相関関数)は、前記の如く、入力側がそれぞれ独立しているときに騒音源の検出方法として有効に機能する相関関数だからであり、出力成分に他の入力の共通成分、例えば図10の▲1▼では丸の4から丸の7、及び丸の10から丸の12もの影響が含まれる場合には、Ordinary Coherent Function(通常相関関数)を使用したのでは、寄与の正しい検出が困難になってしまうのである。
次に、Partial Coherent Function(一部相関関数)は図5に示すような多入力−単出力系において、入力間相互の共通成分を取り除いた入力(残差入力)による出力への寄与を示したものであることはすでに述べたで通りである。
このときXi・(i−1)!,i=1,2,.....,qは残差入力、Liy,i=1,2,.....,qは残差伝達関数、出力Y、ノイズをNとすると、これらの関係は数1で表すことができる。
【0016】
【数1】
ここで、例えば3入力−1出力系で示すと残差入力成分は図11に示す過程で計算でき、このときの残差入力X2・1とX3・2!は数2で示すことができる。
【0017】
【数2】
例えば、X1とX2に着目したとき、X1とX2の伝達関数L12にX1をたたみ込んだ成分をX2から引くことで、X2に関する残差入力X2・1を得ることができる。入力X3についても同様に他に入力との相関成分を引くことで残差入力を得ることができる。これら成分は個々の相関成分を除去したものであるから、残差処理による誤差は含まない。
この過程において計算された図12中のL3y・X3.2! が3入力系の3番目の入力の固有成分に関するスペクトルレベルである(図12において▲3▼の部分を示す)。
また、数1の式は図12に示す各出力成分の合成とノイズNの合成になる。このときの各P.C.F.(一部相関関数)に含まれる成分の概念を図13に示す。
図13において、P.C.F.(一部相関関数)は最終残差項の入出力系における比を示すものである。なお、多入力系の計算では最終残差項を入れ替え、全ての入力に対して固有成分を求める。
一方、多入力─単出力系における残差入出力のシステムは図5や図13で示されるものであるから、入力数をqとしたときのP.C.F.は、残差入力のパワースペクトル(周波数特性)をSqq・(q−1)!、残差系出力のパワースペクトルを(周波数特性)Syy・(q−1)!、残差系入出力系のクロススペクトル(入力及び出力の2信号の関係を周波数成分で表現したもの)をSqy・(q−1)!として、O.C.F.と同様に図13中の式で示されており、複数の入力の中に共通成分が多く含まれる場合には、やはりPartialCoherent Function(一部相関関数)によっても、寄与の正しい検出が困難であることが分かる。
そこで、発明者は多入力−単出力系においていわゆる独自の多次元スペクトル解析を用い、もって前記各面の寄与に対する正しい検出が行えるシステムを創案した。
すなわち、多次元スペクトル解析において多入力−単出力系を考えたときに、この系に寄与する個々の入力成分の持分は図7に示したとおりである。そして、個々では分割計算で算出する成分を3入力−1出力系を例にとり図14のように表すと、M.C.O.S(MultipleCoherent Output Spectrum:全部相関関数のスペクトルレベル)の分割値は、ある入力の固有成分と多入力系の中でその入力が担当する共通成分とが含まれたものと考えることができるのである。
多次元スペクトル解析において、多入力系には各入力毎の固有成分と全入力に共通な成分があることが示されている。
しかして、本発明では従来の多次元スペクトル解析の考え方をさらに発展させ、前記の共通成分を例えば図14の「▲4▼1ch、2chの共通成分の1chの受け持ち分」・・・のように細分化して考えることでM.C.O.S(全部相関関数のスペクトルレベル)の分割値を得、それを正しい寄与の検出に使用できることを見いだしたのである。
【0018】
ここで、室各面の振動による入力から出力として振動及び騒音16を得る多入力−単出力系では、入力Xiと伝達関数Hiyのたたみ込みをUiとして図15のモデルで表すことができる。
【0019】
ここでUiは入力Xiが受け持つ固有成分と、この入力Xiが受け持つ共通成分が含まれたものであり、このUiの値がM.C.O.Sの分割値に相当するのである。
ところで、入力Xiは振動及び騒音の放射面振動として計測により得られる値であり既知である。よって、図15に示した系においてHiyが判ればUiを求めることができることとなる。
本発明では前述したM.C.O.S分割値をMultiple Coherent Output Divided Spectrum(以下、M.C.O.D.S=Ui)と表し、例えば、入力を各室面の振動とし、出力を室内音圧としたときの振動及び騒音に関する、空間情報を含んだ形での任意面からの寄与を示す指標としてM.C.O.S分割値がきわめて重要な役割を果たしていることを見いだした。
【0020】
入力間の共通成分を除去した多入力−単出力系は図5で表したが、ここで、Xi・(i−1)!,i=1,2,......qは残差入力成分、Liy,i=1,2,.....qは残差入力による伝達関数、残差出力y、ノイズをNとして、数1の式が成り立つ。
前記の通り、残差入力成分とは入力間に共通な成分を除去した信号である。従って、図5において例えば入力X1とX2について考えると、X1とX2の伝達関数L12にX1をたたみ込んだ成分をX2から引いた成分がX2の残差入力成分X2・1になる。これらの残差計算の過程は図12に示したモデルで表される。
【0021】
ここで伝達関数Hiyと残差伝達関数Liyには図16の関係があることが示されているので、HiyとLiyの関係は次のように表せる。
【0022】
すなわち、図4に示す系において入力Xj、伝達系Hiy、出力Y、ノイズNの関係は、以下の数3の式で表せる。
【0023】
【数3】
そして、入出力系を見たときのクロススペクトル表現は、数4の式で表せる。
【0024】
【数4】
さらに、残差クロススペクトル表現では数5の式で表せる。
【数5】
数5の式においてr=iに置き換えて、両辺を残差出力Sii・(i−1)!で割る。すると、数6の式で表せる。
【0025】
【数6】
数6の式の左辺は入力iと出力Yに関する残差伝達関数、右辺第2項は入力iと入力jに関する残差伝達関数であるから、数7の式の関係を用いて数6の式を変換すると、LiyとHiyについて数8の式を得る。
【数7】
【0026】
【数8】
ここで、例えば、q=3とすれば、数8の一般表現は数9の式となる。
【0027】
【数9】
前記数9の式をLiyからHiyを求める式に並べ替える。すると、数10の式が得られる。
【数10】
LiyからHiyの関係についての一般式として数11の式を得る。
【0028】
【数11】
よって、図15においてHiyと入力Xiが求まるので、この関係から各入力信号に対して繰り返し計算をすることで全入力信号に対する伝達関数Hiyを求め、数12の式からUi(=M.C.O.D.S)を計算することができるのである。
【0029】
【数12】
本発明の構成を図に基づいて説明する。
図1から理解されるように、外部振動源及び外部騒音源30から派生した振動及び騒音16は建物内部の室各面(各検出部位17)で複数の第1振動及び騒音情報検出手段31により各々の振動及び騒音16として検出される。
【0030】
また、前記建物内部における振動及び騒音評価部位18、例えば建物内部において特に静謐を要求し防音状態としたい箇所での振動及び騒音情報34は第2振動及び騒音情報検出手段32によって検出される。
【0031】
そして、前記複数の第1振動及び騒音情報検出手段31により検出されたそれぞれの振動及び騒音情報33と、前記第2振動及び騒音情報検出手段32により検出された振動及び騒音情報34とを取り込み、前記振動及び騒音評価部位18での振動及び騒音に影響を及ぼしている建物内部の室各面(各検出部位17)での各々の振動及び騒音情報33が算出解析手段35により、算出され解析されることとなる。
【0032】
すなわち、コンピュータ14のCPUなどで構成される算出解析手段35では、前記複数の第1振動及び騒音情報検出手段31から検出された振動及び騒音情報33と、第2振動及び騒音情報検出手段32から検出された振動及び騒音情報34とを取り込み、前記説明した数式に基づいて演算、解析を行い、建物内部のいずれの室面(各検出部位17)からの振動及び騒音16が振動及び騒音評価部位18で影響を及ぼしているかを判断出来るものとなる。
【0033】
また、図2では、算出解析手段35により算出解析された結果37を簡易表示する表示手段36が設けられている。
【0034】
例えば、ディスプレイ等の表示手段35によって算出、解析された「建物内部のいずれの室面(各検出部位17)からの振動及び騒音16が振動及び騒音評価部位18で影響を及ぼしているか」をグラフ形式表示等して一目瞭然で認識出来るよう構成している。
【0035】
さらに、上記のように「建物内部のいずれの室面(各検出部位17)からの振動及び騒音16が振動及び騒音評価部位18で影響を及ぼしているかが認識できれば、どの箇所(いずれかの検出部位17)での振動及び騒音16を防音処理すればよいかを迅速に特定できるものとなる。
図3は本発明の一実施例を示す。
符号1は地下鉄の路線を示し、該路線1上を地下鉄車両2が走行する。そして、地下鉄車両2が路線1上を走行するたびに、地下鉄から生ずる振動及び騒音16が周辺部位に向けて振動及び騒音16となって伝搬する。
【0036】
符号4は前記地下鉄の路線1の近傍位置に建造された家屋の概略であり、該家屋4内に振動及び騒音16が伝搬して侵入する。
【0037】
符号5は家屋4の一階に存する部屋を示すものであり、該1階の部屋5の左側側壁面6に第1振動センサ7が取り付けられ、その部屋5の天井部8には第2振動センサ9が取り付けられている。
【0038】
さらに、右側の側壁面10には第3振動センサ11が取り付けられている。これら振動センサ7,9,11により部屋5の各面に伝搬する振動及び騒音16の値が検出される。
【0039】
なお、本実施例では、前記各振動センサを部屋の各面に生ずる振動及び騒音16の検出に用いたが、機器としてはこれら振動センサに限定されるものではなく、音圧等を検出するマイクロフォン等であっても構わないものである。
【0040】
次に符号12は第2振動及び騒音情報検出センサとして機能するマイクロフォンであり、該マイクロフォン12は部屋5内において振動及び騒音16を検出したい部位に設置されることとなる。
換言すれば、その部位において検出された振動及び騒音16が前記部屋5の左側側壁面6,天井部8あるいは右側側壁面10のいずれの部位からの振動及び騒音16の影響であるのかを解析するための検出センサであるといえる。
また、前記の部屋5内において振動及び騒音16を検出したい部位とは、部屋5内において振動及び騒音16の影響を防止して防音処理を行いたい部位とも言えるのである。
【0041】
その部位において検出された振動及び騒音16が前記部屋5の左側側壁面6,天井部8あるいは右側側壁面10のいずれの部位からの振動及び騒音16の影響が大きいのかが解析出来れば、いずれの箇所からの振動及び騒音16を防音すればよいかをより効果的かつ迅速に判断でき、かつ対処できるからである。
【0042】
ここで、第2振動及び騒音情報検出センサとしてマイクロフォン12を使用したが、この機器に限定されるものではなく、前記の振動センサを使用しても構わないものである。
【0043】
しかして、複数の第1振動及び騒音情報検出センサである第1振動センサ7,第2振動センサ9及び第3振動センサ11で検出された信号、並びに第2振動及び騒音情報検出センサであるマイクロフォン12で検出された信号が多チャンネル入力機器13に入力された後、コンピュータ14に取り込まれ、該コンピュータ14内で演算解析処理される。
【0044】
この演算解析処理の詳細については前述した通りであり、前述の数1ないし数12の式によりM.C.O.S(全部相関関数のアウトプット)の分割値が求められる。
この値を利用することにより第2振動及び騒音情報検出センサすなわちマイクロフォン12が設置された部位においての左側側壁面6,天井部8あるいは右側側壁面10のいずれの部位からの振動及び騒音16の影響であるのかが解析され、ディスプレイ15上にその状態がグラフ等で簡易表示されるのである。
ここで、本実施例では建物内部における振動及び騒音の影響解析につき、主に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、各分野の振動及び騒音の対策部位探索に使用できる。
【発明の効果】
かくして本発明は以上の構成よりなる。
【0045】
そして本発明による振動及び騒音の対策部位探索システムであれば、振動及び騒音防止の対策部位探索システムにかかる解析抽出装置を汎用の機器の組み合わせで構成出来、特に専門技術者以外でも解析抽出作業が可能とされ、かつ密閉された空間内においても反射音の影響を受けにくく、また解析抽出時間が大幅に短縮出来るとの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成説明図(その1)である。
【図2】本発明の構成説明図(その2)である。
【図3】本発明の一実施例を示す構成説明図である。
【図4】入力間同士に相関があると想定した場合の多入力−単出力系モデルを表す概略構成説明図である。
【図5】入力間同士の相関成分を取り除き、いわゆる残差入力による場合を想定した多入力−単出力系モデルを表す概略構成説明である。
【図6】多入力−単出力系モデルを例えば3入力−1出力系と考え、これについて,各入力の固有成分、入力間の共通成分、ノイズ成分をイメージして表した概略説明図(その1)である。
【図7】多入力−単出力系モデルを例えば3入力−1出力系と考え、これについて,各入力の固有成分、入力間の共通成分、ノイズ成分をイメージして表した概略説明図(その2)である。
【図8】入力と出力のパワースペクトル(周波数特性)をそれぞれ入力はSxx、出力はSyyとし、入出力間のクロススペクトル(入力及び出力の2信号の関係を周波数成分で表現したもの)をSxyとしてOrdinaryCoherent Function(通常相関関数)を求めた式を表す概略説明図である。
【図9】3入力−1出力系で想定した状態での出力を構成する成分の概念図である。
【図10】3入力−1出力系で想定した状態での1チャンネル入力による成分の概念図である。
【図11】残差入力成分を計算する過程を示す説明図である。
【図12】各出力成分の合成とノイズNの合成を表す概略説明図である。
【図13】各P.C.F.(一部相関関数)に含まれる成分の概念を説明する説明図である。
【図14】入力と出力のパワースペクトル(周波数特性)をそれぞれ入力はSxx、出力はSyyとし、入出力間のクロススペクトル(入力から出力をみたときの周波数特性)をSxyとしてOrdinaryCoherent Function(通常相関関数)を求めた式を表す概略説明図である。
【図15】Ordinary Coherent Function(通常相関関数)を3入力−1出力系で想定した状態の概念図(その1)である。
【図16】Ordinary Coherent Function(通常相関関数)を3入力−1出力系で想定した状態の概念図(その2)である。
【符号の説明】
1 地下鉄の路線
2 地下鉄車両
3 振動及び騒音
4 家屋
5 部屋
6 左側側壁面
7 第1振動センサ
8 天井部
9 第2振動センサ
10 右側側壁面
11 第3振動センサ
12 マイクロフォン
13 多チャンネル入力機器
14 コンピュータ
15 ディスプレイ
16 振動及び騒音
17 検出部位
18 振動及び騒音評価部位
30 振動源、騒音源
31 第1振動及び騒音譲歩検出手段
32 第2振動及び騒音譲歩検出手段
33 振動及び騒音情報
34 振動及び騒音情報
35 算出解析手段
36 表示手段
37 解析結果[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to vibration and noise derived from external noise sources / vibration sources, for example, vibrations and noises generated from railway tracks and motorways, vibrations and noises generated from equipment and machinery, and sound insulation between adjacent rooms of apartment houses such as apartments. The present invention relates to the analysis and search of the effects of noise and vibration in floor and floor impact noise, as well as in civil engineering works, automobiles, heavy industrial machinery, etc., and particularly to the vibration and noise countermeasure part search system.
[Prior art]
There are many noise sources and vibration sources in building structures, civil engineering structures, automobiles, airplanes, ships, etc. For this reason, the above-mentioned building structures, civil engineering structures, automobiles, aircraft, ships, etc. So-called calm design is required.
[0002]
Here, when the so-called quiet design is required, first, it is necessary to accurately grasp the influence of vibration and noise derived from individual noise sources and vibration sources.
[0003]
Conventionally, methods for analyzing and investigating noise and vibration include the sound intensity method. The sound intensity method is to set the measurement surface in a form that surrounds the sound source, and multiply the average of the sound intensity that passes through the surface (dimension W / m2) by the area of the measurement surface (also m2). The sound power is calculated. A patent application has been filed for a so-called noise prevention method using the sound intensity method.
[Patent Document 1]
However, in this method,
-Fine grid points must be provided on the object, and all points need to be measured, resulting in a long measurement time.
・ A so-called analysis / investigation device requires a dedicated product. The dedicated product is expensive and needs to be handled by a professional engineer. Therefore, it must be analyzed and surveyed only by a professional engineer.
・ In a sealed space, the effect of reflected sound becomes significant, and accurate measurement is often difficult.
[0004]
The analysis and investigation of noise and vibration of building structures, civil engineering structures, automobiles, airplanes, ships, etc. using the above-mentioned conventional devices at the site has not been widely spread.
[Problems to be solved by the invention]
Thus, the present invention was devised to cope with the above-mentioned conventional problems, and the analysis device according to the countermeasure part search system for vibration and noise prevention can be configured by a combination of general-purpose devices, especially for non-specialists. The purpose of the present invention is to provide a vibration and noise prevention part search system that enables analysis work, is less susceptible to the influence of reflected sound even in a sealed space, and can significantly reduce analysis time. .
[Means for Solving the Problems]
The countermeasure site search system for vibration and noise prevention according to the present invention is:
A plurality of first vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise derived from the vibration source and the noise source at a plurality of detection parts;
A second vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise information at a vibration and noise evaluation site;
The vibration and noise information detected by the plurality of first vibration and noise information detection means and the vibration and noise information detected by the second vibration and noise information detection means are taken in, and the vibration and noise are evaluated. Calculation and analysis means for calculating and analyzing the vibration and noise information of the plurality of detection parts affecting the vibration and noise at the part by multi-dimensional spectrum analysis using the spectral level division value of the correlation function ;
It is characterized by having,
Or
A plurality of first vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise derived from the vibration source and the noise source at a plurality of detection parts;
A second vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise information at a vibration and noise evaluation site;
The vibration and noise information detected by the plurality of first vibration and noise information detection means and the vibration and noise information detected by the second vibration and noise information detection means are taken in, and the vibration and noise are evaluated. Calculation and analysis means for calculating and analyzing the vibration and noise information of the plurality of detection parts affecting the vibration and noise at the part by multi-dimensional spectrum analysis using the spectral level division value of the correlation function ;
Identifying means for identifying the plurality of detection sites that affect the vibration and noise at the vibration and noise evaluation sites based on the results analyzed by the calculation analysis unit;
It is characterized by having,
Or
A plurality of first vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise derived from the vibration source and the noise source on each surface of the room inside the building;
Second vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise information at the vibration and noise evaluation site in the building;
The vibration and noise information detected by the plurality of first vibration and noise information detection means and the vibration and noise information detected by the second vibration and noise information detection means are captured, and the vibration and noise evaluation part Calculation and analysis means for calculating and analyzing all the vibration and noise information on each surface of the room inside the building affecting the vibration and noise in the multi-dimensional spectrum analysis using the spectral level division value of the correlation function ;
It is characterized by having,
Or
A plurality of first vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise derived from the vibration source and the noise source on each surface of the room inside the building;
Second vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise information at the vibration and noise evaluation site in the building;
The vibration and noise information detected by the plurality of first vibration and noise information detection means and the vibration and noise information detected by the second vibration and noise information detection means are captured, and the vibration and noise evaluation part Calculation and analysis means for calculating and analyzing all the vibration and noise information on each surface of the room inside the building affecting the vibration and noise in the multi-dimensional spectrum analysis using the spectral level division value of the correlation function ;
Display means for simply displaying the result of the calculation analysis by the calculation analysis means;
It is characterized by having,
Or
A plurality of first vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise derived from the vibration source and the noise source on each surface of the room inside the building;
Second vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise information at the vibration and noise evaluation site in the building;
The vibration and noise information detected by the plurality of first vibration and noise information detection means and the vibration and noise information detected by the second vibration and noise information detection means are captured, and the vibration and noise evaluation part a calculating analysis means for vibrating and is calculated by multi-dimensional spectrum analysis that utilizes spectral level cutoff value of all correlation functions vibration and noise information in the chamber surfaces inside buildings affecting the noise analysis in ,
Display means for simply displaying the result of the calculation analysis by the calculation analysis means in a graph format;
It is characterized by having,
Or
A plurality of first vibration and noise information detection sensors attached to each surface of the room constituting the building in order to detect the influence of vibration and noise from the vibration source and the noise source;
A second vibration and noise information detection sensor for detecting vibration and noise information at a vibration and noise evaluation site in the building;
Input each vibration and noise information detection value detected from the plurality of first vibration and noise information detection sensors, and vibration and noise information detection values detected from the second vibration and noise information detection sensor, The vibration and noise information detected on each surface of the room inside the building affecting the vibration and noise at the site of vibration and noise evaluation are all calculated by multidimensional spectral analysis using the spectral level division value of the correlation function. A calculation analysis unit to analyze,
Based on the results analyzed by the calculation analysis unit, a specifying unit for specifying vibrations and noise parts in the building to be subjected to vibration and noise prevention means,
It is characterized by having,
Or
The plurality of first vibration and noise information detection sensors and second vibration and noise information detection sensors are constituted by vibration sensors or microphones.
However, the spectral level division value of all correlation functions means the division value of MCOS (Multiple Coherent Output Spectrum) in a multi-input (vibration or sound) -single output (vibration or sound) system. A multi-input system that includes a common component that the input is responsible for.
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Vibration and noise 16 propagate from the vibration source or noise source to the outside.
Then, the propagated vibration or noise 16 causes the vibration and noise 16 to propagate inside the building built in the vicinity of the vibration source or the noise source as, for example, the solid propagation sound 3 and generate the vibration and noise 16 inside the building.
Thus, the generated vibration and noise 16 (solid propagation sound 3) contributes to each surface in the building, that is, each surface inside the building, for example, a plurality of detection sites such as a left outer wall, a right outer wall, a ceiling, and a floor. It is necessary to analyze the influence level of each vibration 17 and noise 16 (solid propagation sound 3).
This is because the vibration and noise 16 from any surface (detection region 17) of each surface inside the building at a location where vibration or noise in the building is to be prevented, for example, in the center of the room (vibration and noise evaluation region 18). If it is analyzed how it is affected, the vibration and noise 16 are treated by treating the vibration and noise 16 at that point, that is, any surface (any detection part 17) of each surface inside the building. This is because reliable and quick soundproofing processing at the evaluation site 18 can be performed.
For this purpose, so-called multidimensional spectral analysis is used.
[0005]
Ordinary Coherent Function (usually a correlation function) is usually used as a detection method for vibration sources and noise sources, but when there are multiple vibration sources and noise sources, the vibration sources and noise sources are independent of each other. It is effective when
[0006]
For example, in order to examine the contribution of all wall surfaces that make up a room in a building (internal vibration and noise, ie, the state and magnitude of vibration and noise), multiple independent vibration sources and noise sources (input units) are independent. This is because sex must be considered.
[0007]
Therefore, using the Partial Coherent Function (partial correlation function) that is the coherence between the input and output components excluding the common component between the inputs, and the Multiple Coherent Function (all correlation function) that is the coherence of all input elements and outputs. Multidimensional spectral analysis applied.
[0008]
Here, the multidimensional spectral analysis method is described in J. Org. S. Bendat devised in 1976, focusing on the correlation between multiple inputs and multiple outputs for vibration and sound, and mathematically analyzing the inherent and common components of the vibration and sound that contribute to (influence) the output It is an index of the theory to do.
Therefore, in the present invention, the multidimensional spectral analysis method is used for evaluation and analysis of a system composed of multiple inputs (vibration or sound) -single output (vibration or sound).
[0009]
Here, the vibration energy generated for the vibration and noise 16 generated in the building is a vibration characteristic peculiar to the surface caused by a peripheral boundary due to a column / beam of a finite length plate constituting each surface of the room as a characteristic component such as vibration. The common component such as vibration is the component that flows into and out of the continuous surface by columns and beams, etc., and the common component is the component common to each surface of the room, for example, the adjacent surface It is thought that the inherent component that flowed in from is also included.
[0010]
The concept of “Ordinary Coherent Function (normal correlation function)” and “Multiple Coherent Function (all correlation function)” obtained by multidimensional spectral analysis will be briefly described below.
First, a multi-input / single-output system model is considered as shown in FIGS.
[0011]
Here, FIG. 4 is a diagram showing a multi-input / single-output system model when it is assumed that there is a correlation between inputs, and FIG. 5 shows a case where a common component between inputs is removed and a so-called residual input is used. The figure showing the assumed multiple input-single output system model is shown.
[0012]
Here, X indicates vibration and noise input from each surface of the room, and Y is detected at a place where vibration or noise in the building is to be prevented, for example, at the center of the room (vibration and noise evaluation part). Index vibration and noise. In FIG. 4, H represents a transfer function, and in FIG. 5, L represents a transfer function in a state where common components are removed, that is, a residual transfer function.
For the sake of simplicity, a multi-input / single-output system model is considered as, for example, a three-input / one-output system, and this is an image of the eigencomponents of each input (H in FIGS. In this case, it can be displayed as shown in FIGS.
[0013]
The input and output power spectra (frequency characteristics) are Sxx for the input, Syy for the output, and the cross spectrum between the input and output (representing the relationship between the input and output signals in terms of frequency) as Sxy. Function (normal correlation function), that is, γ 2 is introduced by the equation of FIG.
[0014]
Here, γ 2 indicates a dimensionless function and takes a value of 0 ≦ γ 2 ≦ 1.
[0015]
Considering the Original Coherent Function (normal correlation function) in a 3-input-1 output system, it is represented by the conceptual diagram of FIG. 10 of FIG. 9, and the Original Coherent Function (normal correlation function) in the portion (1) of FIG. O. shown in FIG. C. It can be expressed by the formula of F1 channel.
In the 3-input-1 output system, since common components of other inputs are also included as output elements, it is difficult to correctly detect contributions using the Original Coherent Function (normal correlation function).
This is because the Original Coherent Function (normal correlation function) is a correlation function that effectively functions as a noise source detection method when the input sides are independent from each other, as described above. In the case where the influence of components such as circle 4 to circle 7 and circle 10 to circle 12 is included in (1) of FIG. 10, the contribution is made using the Original Coherent Function (usually the correlation function). This makes it difficult to detect correctly.
Next, the Partial Coherent Function (partial correlation function) showed the contribution to the output by the input (residual input) from which the common component between the inputs was removed in the multi-input-single-output system as shown in FIG. As already mentioned, it is a thing.
At this time, Xi · (i-1)! , I = 1, 2,. . . . . , Q are residual inputs, L iy , i = 1, 2,. . . . . , Q is a residual transfer function, output Y, and noise is N, these relations can be expressed by Equation 1.
[0016]
[Expression 1]
Here, for example, in the case of a 3-input-1 output system, the residual input component can be calculated in the process shown in FIG. 11, and the residual inputs X 2 · 1 and X 3 · 2! Can be expressed by Equation 2.
[0017]
[Expression 2]
For example, when focusing on X 1 and X 2, by subtracting the X 1 and the transfer function L 12 to the components convolved with X 1 of X 2 from the X 2, to obtain a residual input X 2 · 1 about X 2 be able to. It is possible to obtain a residual input by subtracting the correlation components of the input to another Similarly for an input X 3. Since these components are obtained by removing individual correlation components, errors due to residual processing are not included.
L 3y · X 3.2 in FIG. 12 calculated in this process ! Is the spectral level related to the eigencomponent of the third input of the three-input system (shown by (3) in FIG. 12).
Further, the expression of Equation 1 is a combination of output components and a noise N shown in FIG. Each P.A. C. F. The concept of components included in (partial correlation function) is shown in FIG.
In FIG. C. F. (Partial correlation function) indicates the ratio of the final residual term in the input / output system. In the multi-input system calculation, the final residual term is replaced and eigencomponents are obtained for all inputs.
On the other hand, the residual input / output system in the multi-input / single-output system is the one shown in FIG. C. F. Represents the power spectrum (frequency characteristics) of the residual input as S qq · (q−1)! , The power spectrum of the residual system output (frequency characteristic) S yy · (q-1)! The residual spectrum input / output cross spectrum (representing the relationship between the input and output signals in terms of frequency components) is S qy · (q−1)! As O. C. F. As shown in FIG. 13, when a large number of common components are included in a plurality of inputs, it is difficult to correctly detect contributions even with the Partial Coherent Function (partial correlation function). I understand that.
Therefore, the inventor has devised a system capable of correctly detecting the contribution of each surface by using a so-called unique multidimensional spectrum analysis in a multi-input / single-output system.
That is, when a multi-input / single-output system is considered in multidimensional spectral analysis, the stakes of individual input components contributing to this system are as shown in FIG. Then, when the components calculated by the division calculation are individually represented as shown in FIG. C. O. The division value of S (Multiple Coherent Output Spectrum) can be considered to include an eigencomponent of a certain input and a common component in charge of that input in a multi-input system. .
In multidimensional spectrum analysis, it is shown that a multi-input system has a unique component for each input and a component common to all inputs.
Therefore, in the present invention, the conventional concept of multidimensional spectrum analysis is further developed, and the common component is changed to, for example, “(4) 1ch common component of 1ch, 2ch” in FIG. By subdividing and thinking M.M. C. O. We have found that a split value of S (the spectral level of all correlation functions) can be obtained and used to detect the correct contribution.
[0018]
Here, in a multi-input / single-output system that obtains vibration and noise 16 as an output from an input due to vibration of each surface of the room, the convolution of the input X i and the transfer function H iy can be expressed as U i in the model of FIG. it can.
[0019]
Here U i is a natural component input X i is responsible, which is common components this input X i is responsible included, the value of the U i is M. C. O. This corresponds to the division value of S.
Incidentally, the input X i is a value obtained by measurement as a vibration and noise radiation surface vibration, and is known. Therefore, if H iy is known in the system shown in FIG. 15, U i can be obtained.
In the present invention, the aforementioned M.I. C. O. The S-divided value is represented as Multiple Coherent Output Divided Spectrum (hereinafter referred to as MCODS = U i ). For example, the vibration when the input is the vibration of each room surface and the output is the room sound pressure, and As an index indicating the contribution from an arbitrary surface in a form including spatial information regarding noise, M.M. C. O. We found that S-splitting value plays a very important role.
[0020]
A multi-input / single-output system in which common components between inputs are removed is shown in FIG. 5, where X i · (i−1)! , I = 1, 2,. . . . . . q is the residual input component, L iy , i = 1, 2,. . . . . q is a transfer function by a residual input, a residual output y, and a noise N, and the following equation (1) is established.
As described above, the residual input component is a signal obtained by removing common components between inputs. Thus, considering the example for the input X 1 and X 2 FIG 5, X 1 and X 2 of the transfer function L 12 to the components of the component convolved with X 1 was subtracted from X 2 is X 2 residual input component X 2-1 becomes. These residual calculation processes are represented by the model shown in FIG.
[0021]
Here, since it is shown that the transfer function H iy and the residual transfer function L iy have the relationship of FIG. 16, the relationship between H iy and L iy can be expressed as follows.
[0022]
That is, in the system shown in FIG. 4, the relationship among the input X j , the transmission system H iy , the output Y, and the noise N can be expressed by the following equation (3).
[0023]
[Equation 3]
The cross spectrum expression when the input / output system is viewed can be expressed by the following equation (4).
[0024]
[Expression 4]
Furthermore, in the residual cross spectrum expression, it can be expressed by the equation (5).
[Equation 5]
In equation (5), r = i is substituted, and both sides are residual output S ii · (i−1)! Divide by. Then, it can be expressed by the following equation (6).
[0025]
[Formula 6]
Since the left side of Equation 6 is the residual transfer function for input i and output Y, and the second term on the right side is the residual transfer function for input i and input j, Equation 6 is used using the relationship of Equation 7. Is converted, the following equation (8) is obtained for L iy and H iy .
[Expression 7]
[0026]
[Equation 8]
Here, for example, if q = 3, the general expression of Expression 8 becomes the expression of Expression 9.
[0027]
[Equation 9]
The equation (9) is rearranged into an equation for obtaining H iy from L iy . Then, the formula of Formula 10 is obtained.
[Expression 10]
Expression 11 is obtained as a general expression regarding the relationship from L iy to H iy .
[0028]
[Expression 11]
Therefore, since H iy and input X i are obtained in FIG. 15, the transfer function H iy for all input signals is obtained by repeatedly calculating each input signal from this relationship, and U i (= M.C.O.D.S) can be calculated.
[0029]
[Expression 12]
The configuration of the present invention will be described with reference to the drawings.
As can be understood from FIG. 1, the vibration and noise 16 derived from the external vibration source and the external noise source 30 are caused by a plurality of first vibration and noise information detection means 31 on each surface of the room (each detection portion 17) inside the building. Each vibration and noise 16 are detected.
[0030]
Further, vibration and noise information 34 in the vibration and noise evaluation part 18 inside the building, for example, a part in the building that requires quietness and wants to be in a soundproof state, is detected by the second vibration and noise information detection means 32.
[0031]
Then, the respective vibration and noise information 33 detected by the plurality of first vibration and noise information detection means 31 and the vibration and noise information 34 detected by the second vibration and noise information detection means 32 are taken in, The vibration and noise information 33 on each surface of the room (each detection part 17) in the building affecting the vibration and noise at the vibration and noise evaluation part 18 is calculated and analyzed by the calculation analysis means 35. The Rukoto.
[0032]
That is, in the calculation analysis unit 35 configured by a CPU of the computer 14, the vibration and noise information 33 detected from the plurality of first vibration and noise information detection units 31 and the second vibration and noise information detection unit 32. The detected vibration and noise information 34 is taken in, calculated and analyzed based on the above-described mathematical formula, and the vibration and noise 16 from any room surface (each detection part 17) inside the building is the vibration and noise evaluation part. It will be possible to judge whether it has an effect at 18.
[0033]
Further, in FIG. 2, a display unit 36 that simply displays the result 37 calculated and analyzed by the calculation analysis unit 35 is provided.
[0034]
For example, a graph of “which room surface (each detection part 17) inside the building is affected by vibration and noise evaluation part 18” calculated and analyzed by display means 35 such as a display. It is configured so that it can be recognized at a glance by displaying the format.
[0035]
Further, as described above, if it is possible to recognize which room surface (each detection part 17) inside the building is affected by vibration and noise 16 in the vibration and noise evaluation part 18, which part (any detection It is possible to quickly specify whether the vibration and noise 16 in the part 17) should be soundproofed.
FIG. 3 shows an embodiment of the present invention.
Reference numeral 1 indicates a subway route, and a subway vehicle 2 travels on the route 1. Each time the subway vehicle 2 travels on the route 1, vibrations and noises 16 generated from the subway propagate as vibrations and noises 16 toward the peripheral portion.
[0036]
Reference numeral 4 is an outline of a house built in the vicinity of the subway line 1, and vibration and noise 16 propagate into the house 4 and enter.
[0037]
Reference numeral 5 denotes a room existing on the first floor of the house 4. A first vibration sensor 7 is attached to the left side wall surface 6 of the first floor room 5, and a second vibration is applied to the ceiling portion 8 of the room 5. A sensor 9 is attached.
[0038]
Further, a third vibration sensor 11 is attached to the right side wall surface 10. These vibration sensors 7, 9, 11 detect the values of vibration and noise 16 that propagate to each surface of the room 5.
[0039]
In the present embodiment, each of the vibration sensors is used to detect vibration and noise 16 generated on each surface of the room. However, the device is not limited to these vibration sensors, and a microphone for detecting sound pressure or the like. Or the like.
[0040]
Next, reference numeral 12 denotes a microphone that functions as a second vibration and noise information detection sensor. The microphone 12 is installed in the room 5 where a vibration and noise 16 are desired to be detected.
In other words, it is analyzed whether the vibration and noise 16 detected in the part is the influence of the vibration and noise 16 from the left side wall surface 6, the ceiling portion 8 or the right side wall surface 10 of the room 5. It can be said that this is a detection sensor.
In addition, the part where the vibration and noise 16 are desired to be detected in the room 5 can be said to be a part where the influence of the vibration and noise 16 is prevented and the soundproofing process is desired in the room 5.
[0041]
If the vibration and noise 16 detected in the part can be analyzed as to whether the influence of the vibration and noise 16 from the left side wall surface 6, ceiling 8 or right side wall surface 10 of the room 5 is large, This is because it is possible to more effectively and quickly determine whether or not the vibration and noise 16 from the place should be soundproofed, and to deal with it.
[0042]
Here, the microphone 12 is used as the second vibration and noise information detection sensor, but the present invention is not limited to this device, and the vibration sensor may be used.
[0043]
Accordingly, the signals detected by the first vibration sensor 7, the second vibration sensor 9, and the third vibration sensor 11 as the plurality of first vibration and noise information detection sensors, and the microphone as the second vibration and noise information detection sensor. After the signal detected at 12 is input to the multi-channel input device 13, it is captured by the computer 14 and is subjected to arithmetic analysis processing within the computer 14.
[0044]
The details of this calculation analysis processing are as described above, and the M.M. C. O. A division value of S (all correlation function output) is obtained.
By using this value, the influence of vibration and noise 16 from any part of the left side wall surface 6, the ceiling part 8 or the right side wall surface 10 in the part where the second vibration and noise information detection sensor, that is, the microphone 12 is installed. And the state is simply displayed as a graph or the like on the display 15.
Here, in this embodiment, the influence analysis of vibration and noise inside the building has been mainly described. However, the present invention is not limited to this, and can be used for searching for a countermeasure part for vibration and noise in each field.
【The invention's effect】
Thus, the present invention has the above configuration.
[0045]
With the vibration and noise countermeasure part search system according to the present invention, the analysis and extraction device according to the vibration and noise prevention part search system can be configured with a combination of general-purpose devices. Even in a sealed space, it is possible to obtain an excellent effect that it is hardly affected by reflected sound and that the analysis extraction time can be greatly shortened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram (part 1) of a configuration of the present invention.
FIG. 2 is a configuration explanatory diagram (part 2) of the present invention.
FIG. 3 is a configuration explanatory view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a schematic configuration explanatory diagram showing a multi-input / single-output system model when it is assumed that there is a correlation between inputs.
FIG. 5 is a schematic configuration explanation showing a multi-input / single-output system model in which a correlation component between inputs is removed and a so-called residual input is assumed.
FIG. 6 is a schematic explanatory diagram representing a multi-input / single-output system model as, for example, a three-input / one-output system, in which an eigen component of each input, a common component between inputs, and a noise component are imaged. 1).
FIG. 7 is a schematic explanatory diagram showing a multi-input / single-output system model as, for example, a three-input / one-output system, in which an eigen component of each input, a common component between inputs, and a noise component are imaged. 2).
FIG. 8 shows input and output power spectra (frequency characteristics) as input Sxx, output as Syy, and cross spectrum between input and output (representing the relationship between two signals of input and output as frequency components). It is a schematic explanatory drawing showing the formula which calculated | required OriginalCoherent Function (normal correlation function) as.
FIG. 9 is a conceptual diagram of components constituting an output in a state assumed in a 3-input-1 output system.
FIG. 10 is a conceptual diagram of components by 1-channel input in a state assumed in a 3-input-1 output system.
FIG. 11 is an explanatory diagram showing a process of calculating a residual input component.
12 is a schematic explanatory diagram showing synthesis of output components and synthesis of noise N. FIG.
FIG. C. F. It is explanatory drawing explaining the concept of the component contained in (partial correlation function).
FIG. 14 shows input and output power spectra (frequency characteristics) as input Sxx, output as Syy, and cross spectrum between input and output (frequency characteristics when the output is viewed from the input) as Sxy. Original Coherent Function (normal correlation) It is a schematic explanatory drawing showing the formula which calculated | required the function.
FIG. 15 is a conceptual diagram (No. 1) of a state in which an Original Coherent Function (normal correlation function) is assumed in a 3-input / 1-output system.
FIG. 16 is a conceptual diagram (No. 2) of a state in which an Original Coherent Function (normal correlation function) is assumed in a 3-input-1 output system.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Subway line 2 Subway vehicle 3 Vibration and noise 4 House 5 Room 6 Left side wall surface 7 First vibration sensor 8 Ceiling part 9 Second vibration sensor 10 Right side wall surface 11 Third vibration sensor 12 Microphone 13 Multi-channel input device 14 Computer 15 Display 16 Vibration and noise 17 Detection part 18 Vibration and noise evaluation part 30 Vibration source, noise source 31 First vibration and noise concession detection means 32 Second vibration and noise concession detection means 33 Vibration and noise information 34 Vibration and noise information 35 Calculation analysis means 36 Display means 37 Analysis result
Claims (7)
振動及び騒音の評価部位での振動及び騒音情報を検出する第2振動及び騒音情報検出手段と、
前記複数の第1振動及び騒音情報検出手段により検出されたそれぞれの振動及び騒音情報と、前記第2振動及び騒音情報検出手段により検出された振動及び騒音情報とを取り込み、前記振動及び騒音の評価部位での振動及び騒音に影響を与える前記複数の検出部位の振動及び騒音情報を全部相関関数のスペクトルレベル分割値を利用する多次元スペクトル解析により算出して解析する算出解析手段と、
を備えたことを特徴とする振動及び騒音の対策部位探索システム。
但し、全部相関関数のスペクトルレベル分割値とは、多入力(振動あるいは音)―単出力(振動あるいは音)系における M.C.O.S(Multiple Coherent Output Spectrum) の分割値を意味し、ある入力の固有成分と多入力系の中でその入力が担当する共通成分とが含まれたものをいう。 A plurality of first vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise derived from the vibration source and the noise source at a plurality of detection parts;
A second vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise information at a vibration and noise evaluation site;
The vibration and noise information detected by the plurality of first vibration and noise information detection means and the vibration and noise information detected by the second vibration and noise information detection means are taken in, and the vibration and noise are evaluated. Calculation and analysis means for calculating and analyzing the vibration and noise information of the plurality of detection parts affecting the vibration and noise at the part by multi-dimensional spectrum analysis using the spectral level division value of the correlation function ;
A vibration and noise countermeasure part search system characterized by comprising:
However, the spectral level division value of all correlation functions means the division value of MCOS (Multiple Coherent Output Spectrum) in a multi-input (vibration or sound) -single output (vibration or sound) system. A multi-input system that includes a common component that the input is responsible for.
振動及び騒音の評価部位での振動及び騒音情報を検出する第2振動及び騒音情報検出手段と、
前記複数の第1振動及び騒音情報検出手段により検出されたそれぞれの振動及び騒音情報と、前記第2振動及び騒音情報検出手段により検出された振動及び騒音情報とを取り込み、前記振動及び騒音の評価部位での振動及び騒音に影響を与える前記複数の検出部位の振動及び騒音情報を全部相関関数のスペクトルレベル分割値を利用する多次元スペクトル解析により算出して解析する算出解析手段と、
前記算出解析手段により解析された結果に基づき前記振動及び騒音の評価部位での振動及び騒音に影響を与える前記複数の検出部位を特定する特定手段と、
を備えたことを特徴とする振動及び騒音の対策部位探索システム。
但し、全部相関関数のスペクトルレベル分割値とは、多入力(振動あるいは音)―単出力(振動あるいは音)系における M.C.O.S(Multiple Coherent Output Spectrum) の分割値を意味し、ある入力の固有成分と多入力系の中でその入力が担当する共通成分とが含まれたものをいう。 A plurality of first vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise derived from the vibration source and the noise source at a plurality of detection parts;
A second vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise information at a vibration and noise evaluation site;
The vibration and noise information detected by the plurality of first vibration and noise information detection means and the vibration and noise information detected by the second vibration and noise information detection means are taken in, and the vibration and noise are evaluated. Calculation and analysis means for calculating and analyzing the vibration and noise information of the plurality of detection parts affecting the vibration and noise at the part by multi-dimensional spectrum analysis using the spectral level division value of the correlation function ;
Identifying means for identifying the plurality of detection sites that affect the vibration and noise at the vibration and noise evaluation sites based on the results analyzed by the calculation analysis unit;
A vibration and noise countermeasure part search system characterized by comprising:
However, the spectral level division value of all correlation functions means the division value of MCOS (Multiple Coherent Output Spectrum) in a multi-input (vibration or sound) -single output (vibration or sound) system. A multi-input system that includes a common component that the input is responsible for.
前記建物内部における振動及び騒音評価部位での振動及び騒音情報を検出する第2振動及び騒音情報検出手段と、
前記複数の第1振動及び騒音情報検出手段により検出されたそれぞれの振動及び騒音情報と、前記第2振動及び騒音情報検出手段により検出された振動及び騒音情報とを取り込み、前記振動及び騒音評価部位での振動及び騒音に影響を及ぼしている建物内部の室各面での振動及び騒音情報を全部相関関数のスペクトルレベル分割値を利用する多次元スペクトル解析により算出して解析する算出解析手段と、
を備えたことを特徴とする振動及び騒音の対策部位探索システム。
但し、全部相関関数のスペクトルレベル分割値とは、多入力(振動あるいは音)―単出力(振動あるいは音)系における M.C.O.S(Multiple Coherent Output Spectrum) の分割値を意味し、ある入力の固有成分と多入力系の中でその入力が担当する共通成分とが含まれたものをいう。 A plurality of first vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise derived from the vibration source and the noise source on each surface of the room inside the building;
Second vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise information at the vibration and noise evaluation site in the building;
The vibration and noise information detected by the plurality of first vibration and noise information detection means and the vibration and noise information detected by the second vibration and noise information detection means are captured, and the vibration and noise evaluation part Calculation and analysis means for calculating and analyzing all the vibration and noise information on each surface of the room inside the building affecting the vibration and noise in the multi-dimensional spectrum analysis using the spectral level division value of the correlation function ;
A vibration and noise countermeasure part search system characterized by comprising:
However, the spectral level division value of all correlation functions means the division value of MCOS (Multiple Coherent Output Spectrum) in a multi-input (vibration or sound) -single output (vibration or sound) system. A multi-input system that includes a common component that the input is responsible for.
前記建物内部における振動及び騒音評価部位での振動及び騒音情報を検出する第2振動及び騒音情報検出手段と、
前記複数の第1振動及び騒音情報検出手段により検出されたそれぞれの振動及び騒音情報と、前記第2振動及び騒音情報検出手段により検出された振動及び騒音情報とを取り込み、前記振動及び騒音評価部位での振動及び騒音に影響を及ぼしている建物内部の室各面での振動及び騒音情報を全部相関関数のスペクトルレベル分割値を利用する多次元スペクトル解析により算出して解析する算出解析手段と、
前記算出解析手段により算出解析された結果を簡易表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする振動及び騒音の対策部位探索システム。
但し、全部相関関数のスペクトルレベル分割値とは、多入力(振動あるいは音)―単出力(振動あるいは音)系における M.C.O.S(Multiple Coherent Output Spectrum) の分割値を意味し、ある入力の固有成分と多入力系の中でその入力が担当する共通成分とが含まれたものをいう。 A plurality of first vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise derived from the vibration source and the noise source on each surface of the room inside the building;
Second vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise information at the vibration and noise evaluation site in the building;
The vibration and noise information detected by the plurality of first vibration and noise information detection means and the vibration and noise information detected by the second vibration and noise information detection means are captured, and the vibration and noise evaluation part Calculation and analysis means for calculating and analyzing all the vibration and noise information on each surface of the room inside the building affecting the vibration and noise in the multi-dimensional spectrum analysis using the spectral level division value of the correlation function ;
Display means for simply displaying the result of the calculation analysis by the calculation analysis means;
A vibration and noise countermeasure part search system characterized by comprising:
However, the spectral level division value of all correlation functions means the division value of MCOS (Multiple Coherent Output Spectrum) in a multi-input (vibration or sound) -single output (vibration or sound) system. A multi-input system that includes a common component that the input is responsible for.
前記建物内部における振動及び騒音評価部位での振動及び騒音情報を検出する第2振動及び騒音情報検出手段と、
前記複数の第1振動及び騒音情報検出手段により検出されたそれぞれの振動及び騒音情報と、前記第2振動及び騒音情報検出手段により検出された振動及び騒音情報とを取り込み、前記振動及び騒音評価部位での振動及び騒音に影響を及ぼしている建物内部の室各面での振動及び騒音情報を全部相関関数のスペクトルレベル分割値を利用する多次元スペクトル解析により算出して解析する算出解析手段と、
前記算出解析手段により算出解析された結果をグラフ形式で簡易表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする振動及び騒音の対策部位探索システム。
但し、全部相関関数のスペクトルレベル分割値とは、多入力(振動あるいは音)―単出力(振動あるいは音)系における M.C.O.S(Multiple Coherent Output Spectrum) の分割値を意味し、ある入力の固有成分と多入力系の中でその入力が担当する共通成分とが含まれたものをいう。 A plurality of first vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise derived from the vibration source and the noise source on each surface of the room inside the building;
Second vibration and noise information detecting means for detecting vibration and noise information at the vibration and noise evaluation site in the building;
The vibration and noise information detected by the plurality of first vibration and noise information detection means and the vibration and noise information detected by the second vibration and noise information detection means are captured, and the vibration and noise evaluation part Calculation and analysis means for calculating and analyzing all the vibration and noise information on each surface of the room inside the building affecting the vibration and noise in the multi-dimensional spectrum analysis using the spectral level division value of the correlation function ;
Display means for simply displaying the result of the calculation analysis by the calculation analysis means in a graph format;
A vibration and noise countermeasure part search system characterized by comprising:
However, the spectral level division value of all correlation functions means the division value of MCOS (Multiple Coherent Output Spectrum) in a multi-input (vibration or sound) -single output (vibration or sound) system. A multi-input system that includes a common component that the input is responsible for.
前記建物内部における振動及び騒音評価部位での振動及び騒音情報を検出する第2振動及び騒音情報検出センサと、
前記複数の第1振動及び騒音情報検出センサから検出されたそれぞれの振動及び騒音情報検出値と、前記第2振動及び騒音情報検出センサから検出された振動及び騒音情報検出値とを入力し、前記振動及び騒音評価部位での振動及び騒音に影響を及ぼしている建物内部の室各面での振動及び騒音情報検出値を全部相関関数のスペクトルレベル分割値を利用する多次元スペクトル解析により算出して解析する算出解析部と、
前記算出解析部で解析された結果に基づき、振動及び騒音防止手段を施すべき建物内振動及び騒音部位を特定する特定部と、
を備えたことを特徴とする振動及び騒音の対策部位探索システム。
但し、全部相関関数のスペクトルレベル分割値とは、多入力(振動あるいは音)―単出力(振動あるいは音)系における M.C.O.S(Multiple Coherent Output Spectrum) の分割値を意味し、ある入力の固有成分と多入力系の中でその入力が担当する共通成分とが含まれたものをいう。 A plurality of first vibration and noise information detection sensors attached to each surface of the room constituting the building in order to detect the influence of vibration and noise from the vibration source and the noise source;
A second vibration and noise information detection sensor for detecting vibration and noise information at a vibration and noise evaluation site in the building;
Input each vibration and noise information detection value detected from the plurality of first vibration and noise information detection sensors, and vibration and noise information detection values detected from the second vibration and noise information detection sensor, The vibration and noise information detected on each surface of the room inside the building affecting the vibration and noise at the site of vibration and noise evaluation are all calculated by multidimensional spectral analysis using the spectral level division value of the correlation function. A calculation analysis unit to analyze,
Based on the results analyzed by the calculation analysis unit, a specifying unit for specifying vibrations and noise parts in the building to be subjected to vibration and noise prevention means,
A vibration and noise countermeasure part search system characterized by comprising:
However, the spectral level division value of all correlation functions means the division value of MCOS (Multiple Coherent Output Spectrum) in a multi-input (vibration or sound) -single output (vibration or sound) system. A multi-input system that includes a common component that the input is responsible for.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003139968A JP3866221B2 (en) | 2003-05-19 | 2003-05-19 | Vibration and noise countermeasure part search system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003139968A JP3866221B2 (en) | 2003-05-19 | 2003-05-19 | Vibration and noise countermeasure part search system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004340848A JP2004340848A (en) | 2004-12-02 |
JP3866221B2 true JP3866221B2 (en) | 2007-01-10 |
Family
ID=33528829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003139968A Expired - Fee Related JP3866221B2 (en) | 2003-05-19 | 2003-05-19 | Vibration and noise countermeasure part search system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3866221B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008298568A (en) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Tobishima Corp | System for analyzing degree of effect of noise source |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009257862A (en) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Original Engineering Consultants Co Ltd | Method for diagnosing integrity in equipment such as rotary machine by sound signal |
ATE535787T1 (en) * | 2008-07-08 | 2011-12-15 | Brueel & Kjaer Sound & Vibration Measurement As | METHOD FOR RECONSTRUCTING AN ACOUSTIC FIELD |
EP2297557B1 (en) * | 2008-07-08 | 2013-10-30 | Brüel & Kjaer Sound & Vibration Measurement A/S | Reconstructing an acoustic field |
JP5253268B2 (en) * | 2009-03-30 | 2013-07-31 | 中部電力株式会社 | Sound source / vibration source search system |
JP5417099B2 (en) * | 2009-09-14 | 2014-02-12 | 株式会社東京建設コンサルタント | A method for evaluating the state of structures by measuring ultra-low frequency sound |
JP6305254B2 (en) * | 2014-07-14 | 2018-04-04 | 東洋建設株式会社 | Noise and / or vibration monitoring method and monitoring system |
JP6457456B2 (en) * | 2016-09-27 | 2019-01-23 | 株式会社小野測器 | Vibration source search apparatus and vibration source search method |
-
2003
- 2003-05-19 JP JP2003139968A patent/JP3866221B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008298568A (en) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Tobishima Corp | System for analyzing degree of effect of noise source |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004340848A (en) | 2004-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Fahy | Sound intensity | |
Finnveden et al. | A model of wall pressure correlation for prediction of turbulence-induced vibration | |
JP6061693B2 (en) | Abnormality diagnosis apparatus and abnormality diagnosis method using the same | |
JP4825599B2 (en) | Damage detection method, damage detection device, damage detection system | |
JP6566524B2 (en) | System and method for filtering noise from acoustic energy from a valve | |
JP6620290B2 (en) | Vibro-acoustic analysis method and apparatus, and apparatus abnormal part estimation method and apparatus | |
JP3866221B2 (en) | Vibration and noise countermeasure part search system | |
Maxit et al. | Non resonant transmission modelling with statistical modal energy distribution analysis | |
JP2008051776A (en) | Apparatus and method for detecting water leakage | |
Rucevskis et al. | Tikhonov's regularization approach in mode shape curvature analysis applied to damage detection | |
Hwang et al. | SmEdA vibro-acoustic modelling in the mid-frequency range including the effect of dissipative treatments | |
Wang et al. | Numerical prediction and experimental validation of impact sound radiation by timber joist floors | |
Armentani et al. | FEM-BEM numerical procedure for insertion loss assessment of an engine beauty cover | |
Egab et al. | On the analysis of coupling strength of a stiffened plate-cavity coupling system using a deterministic-statistical energy analysis method | |
Rezvani et al. | A comparison of some methods for structural damage detection | |
JPWO2017175692A1 (en) | Ultrasonic inspection system, ultrasonic inspection method and aircraft structure | |
Montejo | Signal processing based damage detection in structures subjected to random excitations | |
JPWO2010041526A1 (en) | Signal detection device, signal detection method, and signal detection device manufacturing method | |
Kani et al. | Acoustic performance evaluation for ducts containing porous materials | |
Siano et al. | Sensitivity analysis and correlation Experimental/Numerical FEM-BEM for Noise Reduction assessment of an engine beauty cover | |
JP2019124867A (en) | Method and apparatus for simulating active noise controlled sound field | |
Luo et al. | A multi-state strategy for structural damage detection using sensitivity of weighted transmissibility function | |
JP2004301792A (en) | Structure for diagnosing integrity of structure | |
JP6411287B2 (en) | Acoustic performance estimation method, acoustic performance estimation apparatus, and acoustic performance estimation program | |
JP2011203162A (en) | Method of estimating acoustical technology effective dose |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20030825 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040715 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060523 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060627 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060727 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060727 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060727 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061003 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061004 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3866221 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091013 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101013 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101013 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111013 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121013 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131013 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131013 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141013 Year of fee payment: 8 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |