JP3865380B2 - Ignition device such as smoking lighter with safety lock mechanism - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液化ガス燃料を放電火花により点火燃焼する喫煙ライター、卓上バーナー等の安全ロック機構を備えた点火装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
液化ガスを燃料とし、点火源として圧電素子による高圧電気発生装置を採用した喫煙用ライターや卓上バーナー等では、圧電素子の衝撃により生じた高圧電気をノズル近傍の電極間にて放電して、そこに発生した火花によりノズルから噴出している液化ガスを点火燃焼する構造からなる。
【0003】
点火操作としては、燃料タンクを兼ねるライター本体を握って、親指を操作キャップの上に載せ、そのまま親指に力を入れて押手を押込むだけでよく、これにより燃焼バルブの開弁と高圧電気発生装置の発電作動の両方が殆ど同時に行われて、ライター本体の上部の燃焼部が備える火口から火炎が生ずる。
【0004】
このように押手を指圧により押下するだけで、点火燃焼が行い得る喫煙用ライター等では、片手によりワンアクションでその目的を達成し得る点では頗る具合が良いものであるが、押手の押圧にそれ程の強い指圧力は必要としないことから、場合によっては携帯時に、何かの拍子で押手が押圧されて予期せぬ点火燃焼という危険を伴う。また強い握力や指圧力を必要としないことから、非力な幼児でも点火操作が可能な場合が多く、平素から喫煙用ライターを使用している家庭では、好奇心が旺盛な小児がテーブルなどの上に放置されていたライターを、大人の目の届かない場所で、見様見まねで点火燃焼させることも多く、これにより火傷や時には火災の発生にいたるという極めて危険な課題をも合わせ持つ。
【0005】
米国では、このような小児による喫煙用ライター等の危険防止(チャイルドレジスタンス)として、小児では点火操作が不可能な安全機構を付加することが義務付けられており、我が国でもそのような義務付けが安全基準として採用される傾向にある。
【0006】
安全機構として通常に考えられることは、点火操作をツーアクション、さらにはスリーアクションとして、これまでよりも操作を複雑にすることである。しかし操作手数が多くなると点火燃焼が面倒となり、殊に両手を使用する構造では喫煙用として利用し難いものとなる。
また小児の観察力は鋭く、幼児のの目から見てステップが明確な操作では、大人が何気なく使用しているときに、その手順を見つめながら記憶しており、ライターが放置されていると、それを記憶を頼りに操作して安全装置を解除し、点火燃焼を行うことも見受けられる。
【0007】
このようなことから、ロック機構の解除と点火作動とをツーアクションにより行うものであっても、操作をボタンによるものとして、押手を不動となすロック機構の解除手順が外部から見えず、またその解除をロック解除部材と一体的に係合した樹脂による押手の弾性変形を採用して行えるようにし、これにより小児の指圧力や握力では解除できないようにして、安全性を確実なものとなした新たな喫煙用ライターの安全ロック機構を有する点火操作装置が先に発明された。
【0008】
図8以下に、特開2001−099425公報(US 6,234,784)に開示された先の発明による喫煙用ライターの安全ロック機構を示す。
この安全ロック機構は、ライター本体1のケーシング2の内側面にロック用の係止段部2aを形成し、そのケーシング2に固定部材3aを縦に収容して、ケーシング2から突出した高圧電気発生装置3の可動部材3bの頂部に、押手4と下端が係止段部2a上に位置する板ばねのロック用足片5を取付け、上部6aが押手4の三側面と嵌合し、下部6bがケーシング内側面と嵌合する平断面がU状形で、上下部の境界が押手4の支持段部7となったロック解除部材6を、下端により係止段部2aからロック用足片5を間隙8に押し退けて可動部材4bのロック解除ができるように、ケーシング2に上下動自在に嵌装し、そのロック解除部材6と押手4とを樹脂により形成して、それらの側端内外面に押手側の弾性変形により係脱する係合溝9と係止突起10とによる拘束用の係合部を設けて、その両方を互いに拘束してなるというものである。
【0009】
このような構造では、ロック解除部材8の上部の開口上縁に親指を載せ、そのまま指圧力によりロック解除部材8を強く押圧して押し下げて、図8に示す押手4のロック解除部材8との係合部位が、押下力により内側に弾性変位して係合が解除されなければならず、また押手4から開放されたロック解除部材8を、親指により押し下げて図9(A)の状態から図(B)の状態に、ロック用足片9の下端部を上記間隙8に押し退け、下方への移動に対して可動部材3bを自由状態しなければならなぬなど、指圧力の弱い小児では押し下げに苦労することになり、ロック解除部材8の拘束解除は極めて困難なものとなる。しかしながら、このような強い押圧力が要求される構造でも万全とは言い難く、さらなる安全性が要求されている。
【0010】
この発明はかかる事情から新たに考えられたものであって、その目的は、押手のロックに板ばねを採用するものであっても、ケーシング内のスライドケースの操作によるロック部材の解除に、指力を要するように構成することによって、小児では安全ロックの解除が極めて困難となり、またスライドケースのロックをも可能となして、安全ロックの解除に二度の操作を必要とすることもできる新たな安全ロック機構を有する点火装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的による本発明は、燃料タンク上に燃焼部を備える装置本体の側部に、上部が開口したケーシングを一体に並設し、そのケーシングに高圧電気発生装置の固定部材を挿入固定して、上記燃焼部の側部に突出した可動部材にキャップ状の押手を被着して下縁をケーシング嵌挿した点火装置において、上記ケーシングの側壁に開設したロック解除用の操作ウインドと、そのケーシングの装置本体側を除く三側壁の内側に上下自在に嵌め込んだロック解除用のスライドケースと、そのスライドケースのウインド側の側壁と上記固定部材との間に形成した作動スペースと、下端を高圧電気発生装置側に固定してスライドケースに弾接され、上端が上記点火押手の下縁に達する縦長の板ばねによる作動スペース内のロック部材と、そのロック部材の傾斜部位に当接したスライドケース内側の下部突起と、スライドケースの装置本体に臨む開放面の縦縁に弾撥的に形成したクリックストップ用の突片と、その突片と係合する装置本体側面の凹凸部とから安全ロック機構を構成してなる、というものである。
【0012】
また本発明は、上記ロック部材を弾接したウインド側のスライドケースの側面に、内側のブロックを横方向にスライド自在に嵌合し、そのブロックに嵌挿した止板によりケーシング側面に取り付けた操作ウインド内のロックボタンと、上記ブロックの一側面に突設した凸縁とケーシング内面との間のスペース内に位置し、ブロックと共にロックボタンを一方向に常時弾圧するばね部材と、上記凸縁の内側に隣接する上記ロック部材の側縁に凹設され、上記ばね部材による弾圧により凸縁と係合する凹所とからなるスライドケースのロック機構を備える、というものでもある。
【0013】
【発明の実施の形態】
図示の本発明に係る点火装置は喫煙ライターであって、図1から図3は第1実施形態を示し、図4から図7は第2実施形態を示すものである。
【0014】
図中、11は燃料タンクを兼ねる樹脂製のライター本体で、その上部に火口蓋12aを有する燃焼部12を備えている。この燃焼部12の内部構造は省略するが、図8に示す従来と同様に、液化ガスの燃料タンク上のノズルを備えた燃焼バルブ、電極台及び燃焼バルブの開閉部材等を備えている。
【0015】
13はライター本体11の側部に一体に並設した高圧電気発生装置16のケーシングでである。このケーシング13の上部は開口しており、ライター本体11とは反対側の側壁にはロック解除用の操作ウインド14が開設してある。
【0016】
またケーシング13の内側には、ライター本体側を除く三側壁に沿って上下するロック解除用のスライドケース15が嵌め込んであり、そのスライドケース15の中に高圧電気発生装置16とロック部材17とが挿入してある。
【0017】
上記スライドケース15は、ウインド側の側壁の上部内面に、キャップ状に形成した押手19の下縁を受ける段部15aを有し、下部内面にロック部材17の下部の傾斜部位に当接した下部突起15bを有する。またライター本体11に臨む開放面の縦縁の上部に、縦スリット15cにより弾撥的に形成された先端が半円形のクリックストップ用の突片15dを有する。
【0018】
上記高圧電気発生装置16は通常構造のもので、図では内部構造を省略するが、圧電素子とその上方の衝撃用のハンマーとを内装した直方体の固定部材16aと、中空で付勢用のコイルスプリングをハンマーと頂板との間に介在させて、固定部材16aに摺動自在に嵌装した可動部材16bとからなる。また固定部材16aの側部にはリード線16cが導出してあり、そのリード線16cをライター本体側に向けて固定部材16aをケーシング13に挿入してある。この固定部材16aの挿入により可動部材16bは、ケーシング13の開口から突出して上記燃焼部12の側部に位置している。
【0019】
またスライドケース15のウインド側の側壁と固定部材16aとの間は、所要の作動スペース18に形成してあり、その作動スペース18に上記ロック部材17が位置している。このロック部材17は上端が上記段部15aより上方に位置する長さを有し、水平に折曲した下端部17aの上側を折曲して傾斜面に形成した縦長の弾性板体からなり、その下端部17aを座片16dと共にケース底面と固定部材16aとに挟着してスライドケースに弾接してある。このロック部材17の弾接によりスライドケース15は、操作ウインド周囲のケース側壁に押さえ付けられている。このためロック部材17の傾斜部位に当接した下部突起15bにおける摩擦抵抗と相俟って、スライドケース15は弱い指圧力では簡単に上方へスライドできない状態にある。
【0020】
上記可動部材16bの頂部には樹脂製の上記押手19が被着してあり、その押手19の下部はスライドケース15の三側壁の内面に遊嵌したスカート部19aに形成してある。このスカート部19aは上記ロック部材17の上端と接するところまでケーシング内に挿入され、その上端が押手19による可動部材16bの押込み障害となって、点火操作ができないようにロックしている。
【0021】
スライドケース15の上記クリックストップ用の突片15dが位置するライター本体11の側面には、その突片15dと係脱する凹凸部21aが、上記燃焼部12に内装した櫓部材20の下側部に延設した柱体21の側面に形成して設けてある。これにより突片15dが凹凸部21aの上側の凹所と嵌合して、スライドケース15の上スライドに操作力を要するようにしてある。
【0022】
上記構成の喫煙ライターにおいて点火操作を行うには、上記押手のスカート部19aがロック部材17の上端に受け止められていて、押込みできないようにロックされた状態にあることから、先ず操作ウインド14からスライドケース15に親指を当てがって、強い指圧力によりスライドケース15を上側に移動する。これにより下部突起15bがロック部材17を内側に押圧しつつ板面をスライドする。
【0023】
これにより図3(A)に示すように、ロック部材17の上端が押手19のスカート部19aの内側に押し込められて下縁からずれる。また上記突片15dとライター本体側の凹凸部21aとの係合が上側に変わってスライドケース15が上側位置に掛け止められ、ロック部材17の上端による押手19の下方障害がなくなるので、押手19と共に可動部材16bを押し下げることができる。押圧力により可動部材16bは、図示しない内部のハンマー付勢用のばね部材を圧縮して圧電気発生装置16を作動し、同時に押手19は内側のバルブ開閉レバー22を開作動して、バルブから噴出するガスの点火燃焼となる。
【0024】
この押下げの過程で押手19では、図3(B)に示すように、スカート部19aの下縁がスライドケース15の受け段部15aと接し、さらにスライドケース15と共に押し下げられる。これによりスライドケース15は原の位置に戻されて、スライドケース15とロック部材17との間にスカート部19aが介在し、突片15dは凹凸部21aの下側の凹所と嵌合してスライドケース15を操作前の位置に固定する。したがって、点火操作によってスライドケース15は操作前の状態に自動復帰することになる。
【0025】
押手19に対する押圧力を除くと、可動部材16bが内部の圧縮したばね部材により押し戻され、これによりスカート部19aaが原の位置に押し戻される。同時にロック部材17も自体の弾撥力によりスライドケース15と接するところまで戻って、上端が再びスカート部19aの下縁下側に位置し、押手19の押込みを阻止する。
【0026】
このように弾性板体によるロック部材17を、スライドケース15の操作により解除する安全ロック装置では、スライドケース15の上方へのスライド操作を、スライドケース15に設けた下部突起15bと、ライター本体に臨む開放面の縦縁に弾撥形成した突片15dとによって、大きな指圧力が要求されるように構成することができるので、小児の指圧力ではロック解除が極めて困難な安全性の高いものとなる。
【0027】
図4〜図7は、上記スライドケース15の操作ウインド14に位置する壁面に、スライドケース15のロック機構を上記ロック部材17と、スライドケース15に取り付けた横スライドのロックボタン23とにより構成して、安全ロック機構の機能を一層高めた実施形態を示すものである。
【0028】
上記ロックボタン23は、図5にその1例を示すように、表面板の裏側に四辺形のブロック23aを一体に有し、そのブロック23aの一側面を凸縁23bに形成するとともに、面内に蟻溝23cを縦に設けた四辺形のものからなる。このロックボタン23はウインド側のスライドケース15に穿設したスライド穴26にブロック23aを横スライド自在に嵌合し、内側に露出した上記蟻溝23cに止板25を差込んで、スライドケース15の操作ウインド内に取付けてある。
【0029】
上記ブロック23aの凸縁23bとスライドカバー15の内面との間のスペース27には、ブロック23aと共にロックボタン23を一方向に常時弾圧する板状のばね部材24が設けてある。また上記ロック部材17の凸縁23bの内側に隣接する側縁には、該凸縁23bが弾圧により嵌合する凹所28が凹設してあり、その凹所28の上縁28aと凸縁上面との接触により、スライドケース15の移動がロック部材17によって阻止されて、スライドケース15を上方にスライド移動できないようにしてある。
【0030】
このようなロック機構を備えるスライドケース15では、図7(A)に示すように、ばね部材24により凸縁23bが凹所28に弾圧されて、ロック部材17と係合した状態にあるので、そのままでは上側へのスライドは行えないので、これを解除しなければ、ロック部材17による上記押手19のロック解除も行うことができない。
【0031】
このスライドケース15のロック解除は、図7(B)に示すように、ロックボタン23を指圧力によりばね方向に押圧してばね部材24を圧縮し、凸縁23bが凹所28から抜け出して移動クリアランスSが生ずるところまで横スライドさる。これによりロック部材17によるスライドケース15の拘束は解除され、上方へのスライド移動が可能となるので、そのままスライドケース15を押し上げて、押手19のロック解除を行うことができる。また止板25の上縁が上記実施形態のスライドケース15の受け段部15aと同様な機能を果たす。
【0032】
横スライドしたロックボタン23から押圧力を除くと、圧縮されたばね部材24によりロックボタン23が押し戻されるので、ロック解除にはロックボタン23の横方向への押圧力と上方への押圧力が要求されることになる。このためスライドケース15の操作のみによるロック解除よりも、操作が複雑となって小児ではロック解除が行えず、安全性が一層向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の安全ロック機構を備えた喫煙ライターの要部縦断正面図である。
【図2】 同上の分解斜視図である。
【図3】 ロック解除操作(A)と点火操作(B)とを示す要部の縦断側面図である。
【図4】 本発明の他の実施形態の安全ロック機構を備えた喫煙ライターの斜視がである。
【図5】 スライドケースをロックする部材の斜視図である。
【図6】 スライドケースとロック部材の縦断側面(A)と平断面(B)の説明図である。
【図7】 スライドケースのロック時(A)と解除時(B)の説明図である。
【図8】 従来の安全ロック機構を備えた喫煙ライターの一部を縦断して示す側面図である。
【図9】 同上のロック時(A)とロック解除時(B)とを示す要部の縦断側面図である。
【符号の説明】
11 ライター本体
12 燃焼部
13 ケーシング
14 操作ウインド
15 スライドケース
15a 受け段部
15b 下部突起
15c スリット
15d クリックストップ用の突片
16 圧電気発生装置
16a 固定部材
16b 可動部材
17 ロック部材
18 作動スペース
19 キャップ状の押手
19a スカート部
21a クリックストップ用の凹凸部
23 ロックボタン
23a ブロック
23b 凸縁
24 板状のばね部材
25 止板
26 スライド穴[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an ignition device having a safety lock mechanism such as a smoking lighter or a desktop burner that ignites and burns liquefied gas fuel with a discharge spark.
[0002]
[Problems to be solved by the invention]
In smoking lighters and desktop burners that use liquefied gas as fuel and a high-voltage electricity generator with a piezoelectric element as an ignition source, high-voltage electricity generated by the impact of the piezoelectric element is discharged between the electrodes near the nozzle, The liquefied gas ejected from the nozzle is ignited and burned by the spark generated in
[0003]
For ignition operation, it is only necessary to hold the lighter body that also serves as a fuel tank, place the thumb on the operation cap, press the thumb with the force applied to the thumb, and open the combustion valve and generate high-pressure electricity. Both the power generation operations of the apparatus are performed almost simultaneously, and a flame is generated from the crater provided in the upper combustion section of the lighter body.
[0004]
In this way, a lighter for smoking, etc. that can be ignited and burned simply by pressing the pusher with finger pressure, is good in that it can achieve its purpose with one hand, but it does not push the pusher much. Since there is no need for strong finger pressure, there is a risk of unexpected ignition and burning when the pusher is pressed with some beat when carrying. Also, because it does not require strong gripping force or finger pressure, even a weak child can often perform an ignition operation, and in a home where a lighter for smoking is used normally, a curious child is on a table or the like. In many cases, lighters that have been left unattended are ignited and burned in a place that is out of the reach of adults, and this has the extremely dangerous problem of causing burns and sometimes fires.
[0005]
In the United States, it is obliged to add a safety mechanism that cannot be ignited by children in order to prevent dangers such as lighters for smoking by children (child resistance). Tend to be adopted.
[0006]
What is usually considered as a safety mechanism is to make the operation more complicated than before, with the ignition operation as a two-action and further as a three-action. However, when the number of operations increases, ignition combustion becomes troublesome, and it becomes difficult to use for smoking especially in a structure using both hands.
In addition, children's observation power is sharp, and in the operation with clear steps from the infant's eyes, when adults casually use it, they memorize and remember the procedure, and if the lighter is left unattended, It can be seen that the safety device is released by operating it with the help of memory and ignition combustion is performed.
[0007]
For this reason, even if the release of the lock mechanism and the ignition operation are performed by two-action, the operation of the lock mechanism is not visible from the outside because the operation is by a button and the pusher is immovable. The release can be performed by adopting elastic deformation of the pusher by resin integrally engaged with the unlocking member, which prevents it from being released by the child's finger pressure and gripping force, ensuring safety. An ignition operating device having a safety lock mechanism for a new smoking lighter has been previously invented.
[0008]
FIG. 8 and the following show a safety locking mechanism for a smoking lighter according to the previous invention disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 2001-099425 (US Pat. No. 6,234,784).
This safety lock mechanism is formed with a
[0009]
In such a structure, a thumb is placed on the upper edge of the upper opening of the
[0010]
The present invention has been newly conceived in view of such circumstances, and the purpose of this invention is to release a lock member by operating a slide case in a casing, even if a leaf spring is used for locking a pusher. It is extremely difficult for children to unlock the safety lock, and it is possible to lock the slide case, so that a new operation can be required to unlock the safety lock. It is an object of the present invention to provide an ignition device having a safety lock mechanism.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention according to the above object, a casing having an open upper portion is integrally provided in a side portion of an apparatus main body provided with a combustion section on a fuel tank, and a fixing member of a high voltage electricity generator is inserted and fixed in the casing. In an ignition device in which a cap-like pusher is attached to a movable member protruding to the side of the combustion part and a lower edge is fitted into a casing, an unlocking operation window opened on the side wall of the casing, A slide case for unlocking that fits up and down inside the three side walls except the main unit side, a working space formed between the side wall on the window side of the slide case and the fixing member, and a lower end with high voltage electric A locking member in a working space by a vertically long leaf spring that is fixed to the generator side and elastically contacted with the slide case and whose upper end reaches the lower edge of the ignition pusher, and the locking member The lower protrusion inside the slide case in contact with the inclined part, the click stop protrusion formed elastically on the vertical edge of the open surface facing the apparatus main body of the slide case, and the apparatus main body engaged with the protrusion That is, a safety lock mechanism is formed from the uneven portions on the side surface.
[0012]
Further, the present invention provides an operation in which an inner block is slidably fitted in a lateral direction on a side surface of a window-side slide case that is elastically contacted with the lock member, and attached to a casing side surface by a stop plate that is fitted into the block. A lock button in the window, a spring member that is located in a space between the convex edge projecting on one side of the block and the inner surface of the casing, and constantly presses the lock button in one direction together with the block, and the convex edge It is also provided with a slide case locking mechanism that is recessed at the side edge of the lock member adjacent to the inner side and includes a recess that engages with the convex edge by the elastic force of the spring member.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The illustrated ignition device according to the present invention is a smoking lighter. FIGS. 1 to 3 show a first embodiment, and FIGS. 4 to 7 show a second embodiment.
[0014]
In the figure, 11 is a resin lighter body that also serves as a fuel tank, and is provided with a
[0015]
[0016]
Further, an
[0017]
The
[0018]
The high-
[0019]
Further, a required working
[0020]
The above-mentioned
[0021]
On the side surface of the lighter
[0022]
In order to perform the ignition operation in the smoking lighter having the above-described configuration, the
[0023]
As a result, as shown in FIG. 3A, the upper end of the
[0024]
In the push-down process, the lower end of the
[0025]
When the pressing force on the
[0026]
In this way, in the safety lock device that releases the
[0027]
4 to 7, the lock mechanism of the
[0028]
As shown in FIG. 5, the
[0029]
In a
[0030]
In the
[0031]
As shown in FIG. 7B, the
[0032]
When the pressing force is removed from the horizontally slid
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional front view of a main part of a smoking lighter provided with a safety lock mechanism of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view of the above.
FIG. 3 is a longitudinal side view of a main part showing a lock release operation (A) and an ignition operation (B).
FIG. 4 is a perspective view of a smoking lighter equipped with a safety lock mechanism according to another embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view of a member that locks the slide case.
FIG. 6 is an explanatory view of a longitudinal side surface (A) and a flat cross section (B) of a slide case and a lock member.
FIG. 7 is an explanatory diagram when the slide case is locked (A) and when it is released (B).
FIG. 8 is a side view of a part of a smoking lighter provided with a conventional safety lock mechanism.
FIG. 9 is a longitudinal side view of the main part showing the above-described locked state (A) and unlocked state (B).
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
上記ケーシングの側壁に開設したロック解除用の操作ウインドと、そのケーシングの装置本体側を除く三側壁の内側に上下自在に嵌め込んだロック解除用のスライドケースと、
そのスライドケースのウインド側の側壁と上記固定部材との間に形成した作動スペースと、
下端を高圧電気発生装置側に固定してスライドケースに弾接され、上端が上記押手の下縁に達する縦長の板ばねによる作動スペース内のロック部材と、
そのロック部材の傾斜部位に当接したスライドケース内側の下部突起と、
スライドケースの装置本体に臨む開放面の縦縁に弾撥的に形成したクリックストップ用の突片と、
その突片と係合する装置本体側面の凹凸部とから安全ロック機構を構成してなることを特徴とする安全ロック機構を備えた喫煙ライター等の点火装置。A casing having an open top is integrally arranged on the side of the apparatus main body having a combustion unit on the fuel tank, and a fixing member of the high-voltage electricity generator is inserted and fixed in the casing, In an ignition device such as a smoking lighter in which a cap-like pusher is attached to the protruding movable member and the lower edge is inserted into the casing,
An operation window for unlocking established on the side wall of the casing, and a slide case for unlocking fitted inside the three side walls excluding the device main body side of the casing so as to freely move up and down,
A working space formed between the window side wall of the slide case and the fixing member;
A locking member in the working space by a vertically long leaf spring that is fixed to the high voltage electricity generator side and elastically contacted with the slide case, and the upper end reaches the lower edge of the pusher;
A lower protrusion inside the slide case that is in contact with the inclined portion of the lock member;
A click-stop protrusion formed elastically on the vertical edge of the open surface facing the device body of the slide case,
An igniter such as a smoking lighter provided with a safety lock mechanism, wherein a safety lock mechanism is formed from the concavo-convex portion on the side surface of the apparatus main body engaged with the protruding piece.
上記凸縁の内側に隣接する上記ロック部材の側縁に凹設され、上記ばね部材による弾圧により凸縁と係合する凹所とからなるスライドケースのロック機構を備えることを特徴とする請求項1記載の安全ロック機構を有する点火装置。The inside block is slidably fitted in the side of the slide case on the window side where the lock member is elastically contacted, and the lock in the operation window attached to the side of the casing by the stop plate fitted into the block is released. A spring member that is located in a space between the button and a convex edge projecting on one side of the block and the inner surface of the casing, and that constantly presses the lock button in one direction together with the block;
A slide case locking mechanism comprising a recess that is recessed in a side edge of the lock member adjacent to the inner side of the convex edge and that engages with the convex edge by elastic force of the spring member. An ignition device having the safety lock mechanism according to 1.
Priority Applications (1)
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