JP3863387B2 - 自動車の搭乗者との通話システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば前後して走行している自動車間において、前方を走行している自動車の搭乗者との通話を可能とした通話システムに関するものである。特に、自動車のナンバープレートのナンバーを用いて通話呼出を行うことができるようにしているものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、あらかじめ互いに通信可能とした通信機をそれぞれ持ち込んだ自動車間での通信を除いて、自動車での走行中に、前方あるいは後方を走行する不特定の自動車の運転手をはじめとする搭乗者と、身振り・手振りによる意思伝達ではなく、音声による会話によって意思伝達を行うことができる手段は全く存在していなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、身振り・手振りでは伝達できる内容が限られており、たとえば道を譲ってもらった場合における感謝の気持ちの表示や、道を譲ってほしい場合における意思表示程度しか伝えることができなかった。同様の意思伝達はハザードランプ、パッシングライト、クラクションなどを用いても行われるが、さらなる付加価値を持った意思伝達ができるわけではなく、伝達可能な意思の内容は限定されていた。
【0004】
一方、あらかじめ互いに通信可能とした通信機をそれぞれ持ち込んでおくことにより会話による意思の伝達は可能ではあるが、たまたま前方あるいは後方を走行している自動車に、互いに通信可能な専用の通信機が持ち込まれていることはほとんどあり得ないことであるということはいうまでもない。
【0005】
しかしながら、実際問題として、自動車での走行中に他の自動車の運転手と会話によって意思伝達をしたい衝動に駆られることは多々存在している。たとえば、初めて走行する道において道を尋ねたい場合や、前方を走行する自動車が遅いために道をあけてもらって先に行かせてもらいたい場合や、蛇行運転などのような居眠り運転らしい運転をしている運転者に警告を与えたい場合などがそうである。
【0006】
そこで、本発明者は、近年、頓に保有率の向上した携帯電話をはじめとする移動体通信機器などの通信機器に着目し、同通信機器を用いてそのまま不特定の自動車間での通話ができないものかと考えた。
【0007】
しかし、移動体通信機器などの通信機器を用いて通話を行う場合、相手の電話番号がわからない限りは電話をかけることができず、しかも、自動車での走行中に前方を走行する自動車に搭乗している搭乗者が所有している通信機器の電話番号を特定する手段はなく、会話による意思伝達は不可能であった。
【0008】
ここで、本発明者は、自動車のナンバープレートのナンバーが、同自動車の搭乗者の特定に利用できることを知見し、そのことを利用して本発明をなすに至ったものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の自動車の搭乗者との通話システムでは、電気通信回線に接続されたサーバーにアクセスするためのブラウザソフトが組み込まれた携帯電話と、この携帯電話の電話番号、及びこの携帯電話を持って搭乗した自動車のナンバープレートのナンバー、及び通話呼出に対しての許諾または拒否または非搭乗中の応答を行う設定を登録させて、ナンバープレートのナンバーを入力することによって、このナンバーに対応した電話番号を検索して通話呼出を行わせるナンバー登録用サーバーとにより、前記自動車に搭乗していない非搭乗者が、前記自動車の搭乗者に対して通話呼出を行って通話可能とする自動車の搭乗者との通話システムである。
【0010】
特に、前記ナンバー登録用サーバーに登録された前記携帯電話の電話番号を検索させる場合に、前記ナンバー登録用サーバーは、非搭乗者が所有する携帯電話で前記ナンバー登録用サーバーにアクセスさせて、前記非搭乗者の携帯電話の表示装置に、ラジオボタンによって「北海道」「東北」「関東」「中部」関西」「中国」「四国」「九州」の8ブロックの中から1ブロック選択させる地区指定部と、4桁の数字を入力させる一連指定番号入力欄と、「検索」ボタンとを表示させ、前記非搭乗者の携帯電話で、通話呼出をしたい搭乗者が搭乗している自動車に配設されたナンバープレートに表示されている地域名情報の属する地区を前記地区指定部に入力させるとともに、前記ナンバープレートに表示された4桁の数字を前記一連指定番号入力欄に入力させて、前記ナンバー登録用サーバーによる検索を開始させ、前記ナンバー登録用サーバーでは、前記非搭乗者の携帯電話での前記地区指定部と一連指定番号入力欄の入力情報に基づいて検索を行って、検索結果の前記ナンバー登録用サーバーに登録されている自動車の登録ナンバーを前記非搭乗者の携帯電話の表示装置に表示させるとともに、前記非搭乗者の携帯電話で前記登録ナンバーの1つが選択された際に、前記ナンバー登録用サーバーは、選択された前記登録ナンバーが通話呼出の拒否または非搭乗中の設定ではなく、通話呼出の許諾の設定がなされている場合に、前記非搭乗者の携帯電話に前記登録ナンバーに対応した電話番号の携帯電話に通話呼出を行わせているものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の自動車の搭乗者との通話システムでは、あらかじめ自動車の搭乗者に同搭乗者が携帯している通信機器の受信番号として搭乗する自動車のナンバープレートのナンバーを登録させておき、一方、同自動車に搭乗していない非搭乗者が、同非搭乗者の通信機器に通話したい搭乗者が搭乗している自動車のナンバープレートのナンバーを入力することによって搭乗者の通話呼出を行い、搭乗者と通話することができるようにしているものである。
【0012】
ここで、搭乗者とは、自動車の運転者も含めたその自動車に搭乗している全ての人を含むものであり、必ずしも運転者である必要はない。ただし、多くの場合、運転者が搭乗者となる。なお、搭乗者が複数名である場合はそのうちの少なくとも一人の通信機器の受信番号として、搭乗する自動車のナンバープレートのナンバーを登録しておけばよい。
【0013】
また、非搭乗者とは、上記の搭乗者が搭乗している自動車に搭乗していない人のことである。非搭乗者は必ずしも搭乗者の自動車の後方を走行する自動車に搭乗している必要はなく、たとえば、歩行者であってもよい。すなわち、たとえば道路を歩行中に昼間にヘッドライトを点けっぱなしで運転する自動車を見つけた場合に、その自動車の搭乗者に通信機器を介してその旨を伝えることもできる。
【0014】
また、通信機器とは、携帯電話などの移動体通信機器であって、かつ、後述するように電気通信回線に接続したWebサーバーにアクセスして、同Webサーバーに開設したWebサイトの閲覧を可能としたブラウザソフトを具備しているものであればよい。移動体通信機器のような通信機器は、通常、利用者が携帯しているものであり、同通信機器を携帯したまま自動車に搭乗することによって、通信機器が自動車に搭載されたことになることとする。
【0015】
なお、後述するように場合によっては電子メールを用いるため、通信機器には電子メールを受信可能とした電子メール受信機能を設けているものが望ましい。また、通信機器は、移動体通信機器のように携帯性を有するものに限定するものではなく、自動車自体に通信機能を持たせるために直接的に搭載した通信機器であってもよい。
【0016】
自動車のナンバープレートのナンバーを同自動車に車載した通信機器の受信番号として登録させるために、本発明では電気通信回線にナンバー登録用サーバーに接続したナンバー登録サイトを開設し、登録を行う搭乗者は同ナンバー登録サイトにアクセスして、車載することになる通信機器の固有電話番号と、同通信機器の車載された自動車のナンバープレートのナンバーとを登録させ、登録したナンバーを受信番号とするようにしている。
【0017】
なお、ナンバー登録サイトへの登録においては通信機器を用いて行う必要はなく、電気通信回線に接続した各自のパーソナルコンピュータを用いて登録を行ってもよい。ナンバー登録サイトは、通信機器からでもパーソナルコンピュータなどからでもアクセスできるようにしている。
【0018】
また、登録の際には、非搭乗者からの通話呼出を受諾するかあるいは拒否するかを設定する通話諾否設定手段の設定を行わせるようにしている。すなわち、自動車に搭乗していない場合には通話諾否設定手段において通話呼出拒否を選択しておくことにより、自動車に搭乗していないときにまで通話呼出を受け付けることを防止することができるようにしている。
【0019】
さらには、自動車に搭乗してはいるが通話呼出を受け付けたくない場合にも通話諾否設定手段において通話呼出拒否を選択しておくことにより、運転中に余計な通話呼出を受けることがないようにしている。
【0020】
通話諾否設定手段は、通信端末からナンバー登録サイトにアクセスしていつでも切替えを行うことができるようにしており、必要に応じて「拒否」と「許諾」との切替えを行うだけで、すぐに通話呼出を受けることができる状態とすることができる。
【0021】
一方、搭乗者に対して通話呼出を行いたい非搭乗者は、同非搭乗者の通信端末を用いてナンバー登録サイトにアクセスし、通話呼出の対象となる搭乗者が搭乗している自動車のナンバープレートのナンバーを入力するようにしている。
【0022】
ナンバーが入力されると、ナンバー登録用サーバーにおいて同自動車に搭載された通信機器の固有電話番号を特定し、同固有電話番号の通信機器への通話呼出を行うようにしている。従って、搭乗者が使用している通信機器の固有電話番号が第三者に知られることを防止しながら通話を行うことができる。
【0023】
非搭乗者が搭乗者に対して通話呼出を行いたいものの、搭乗者が通話諾否設定手段において通話呼出拒否を選択していた場合には、搭乗者の自動車に搭載された通信機器に、通話をしたい旨の非搭乗者からの通話以来の電子メールを送信することができるように、ナンバー登録サイトに通話依頼メール発信手段を設けている。
【0024】
従って、非搭乗者の通話目的をあらかじめ搭乗者に伝達することができ、搭乗者と通話できる可能性を高めることができる。
【0025】
特に、通話依頼メール発信手段によって発信された電子メールには、非搭乗者が使用している通信機器への通話呼出を行う通話呼出手段を設けるようにしている。通話呼出手段としては非搭乗者の通信機器の通話呼出を行う通話ボタンを設け、同通話ボタンを選択することにより、電子メールを受信した搭乗者から非搭乗者へ通話呼出を行うことができるようにしている。
【0026】
以下、実施例を図面に基づいて説明する。
【0027】
【実施例】
本実施例の自動車の搭乗者との通話システムでは、図1に示すように、インターネットなどの電気通信回線1にナンバー登録用サーバー2を接続し、同ナンバー登録用サーバー2にナンバー登録サイトを開設して、同ナンバー登録サイトで仲介することにより自動車の搭乗者と通話することができるようにしている。ナンバー登録用サーバー2は、ナンバー登録サイトを管理・運営するのに必要なWebサーバー・データベースサーバー・アプリケーションサーバー・メールサーバーなどの機能を具備しているものであり、それらをまとめてここではナンバー登録用サーバー2と呼ぶことにする。
【0028】
搭乗者はあらかじめナンバー登録サイトにアクセスし、同搭乗者が搭乗する自動車に搭載されることになる搭乗者用通信機器3の固有電話番号と、同自動車のナンバープレートのナンバーとを、後述するようにナンバー登録サイトに登録することにより、登録したナンバー自体を受信番号とすることができるようにしている。
【0029】
ここで、搭乗者用通信機器3は、ナンバー登録サイトにアクセス可能とするブラウザソフト、及び、電子メールを扱うことができる電子メールソフトが組み込まれた携帯電話としている。図1中の符号4は、無線通信機器である搭乗者用通信機器3と有線の電気通信回線1とを接続する中継基地である。
【0030】
なお、ナンバー登録サイトへの搭乗者用通信機器3の固有電話番号と同自動車に配設されたナンバープレートのナンバーの登録は、搭乗者用通信機器3を用いて行ってもよいし、搭乗者が所有するパーソナルコンピュータ5などの電気通信回線接続端末を用いて行ってもよい。ナンバー登録サイトは搭乗者用通信機器3からでもパーソナルコンピュータ5からでもアクセスすることができるようにしている。電気通信回線接続端末はパーソナルコンピュータ5に限定するものではなく、それ以外の接続端末装置を用いるようにしてもよい。
【0031】
一方、搭乗者との通話を希望する非搭乗者は、同非搭乗者が所有する非搭乗者用通信機器6を用いてナンバー登録サイトにアクセスし、後述するように通話したい搭乗者が搭乗している自動車に配設されたナンバープレートのナンバーを入力することによって、同搭乗者の搭乗者用通信機器3に対して通話呼出を行い、搭乗者と通話することができるようにしている。
【0032】
ここで、非搭乗者用通信機器6もナンバー登録サイトにアクセス可能とするブラウザソフト、及び、電子メールを扱うことができる電子メールソフトが組み込まれた携帯電話としている。図1中の符号7は、無線通信機器である非搭乗者用通信機器6と有線の電気通信回線1とを接続する中継基地である。
【0033】
以下、搭乗者用通信機器3あるいは非搭乗者用通信機器6の表示装置に表示される表示画面を示しながら、本実施例の通話システムを詳説する。
【0034】
まず、搭乗者及び非搭乗者が、搭乗者用通信機器3及び非搭乗者用通信機器6を用いてナンバー登録サイトにアクセスすると、同搭乗者用通信機器3及び非搭乗者用通信機器6の液晶ディスプレイなどからなる表示装置に、図2に示すメインメニュー画面10が表示されるようにしている。
【0035】
同メインメニュー画面1 0には、上から順にそれぞれ下線を付することによりジャンプボタンであることを示した「新規登録」ボタン11、「登録内容確認」ボタン12、「設定変更」ボタン13、「電話をかける」ボタン14を設けている。
【0036】
ここで、搭乗者が「新規登録」ボタン11を選択すると、搭乗者用通信機器3の表示装置に、図3に示す新規登録画面20が表示されるようにしている。
【0037】
新規登録画面20には、上から順に、地域名入力欄21、種別分類番号入力欄22、用途表示文字入力欄23、一連指定番号入力欄24、プレート色入力欄25、電話番号入力欄26、通話呼出設定選択部27、電子メールアドレス入力欄28、「登録」ボタン29、「やりなおし」ボタン19を設けている。
【0038】
地域名入力欄21は、ナンバープレートに表示された自動車の使用の本拠地域を示す地域名情報を入力する入力欄である。本実施例では効率よく入力を行うことができるように、「北海道」「東北」「関東」「中部」関西」「中国」「四国」「九州」の8ブロックに区分けし、そのうちの1ブロックをラジオボタンで指定し、次いで各ブロック名の右端に設けたプルダウンメニューボタンを選択することにより各ブロックに属する地域名の一覧を表示して、その中から所用の地域名を指定することにより入力を行うことができるようにしている。図3では、「九州」ブロックの「福岡」が選択されている。
【0039】
種別分類番号入力欄22は、ナンバープレートに表示された1桁から3桁の数字からなる自動車の種別分類番号情報を入力する入力欄である。自動車の種別とは、貨物自動車、乗用自動車、大型特殊自動車などのことであり、各種別ごとに1桁から3桁の数字が設定されており、その数字を搭乗者用通信機器3の数字キーを用いて種別分類番号入力欄22に入力するようにしている。図3では、「55」と入力されている。
【0040】
用途表示文字入力欄23は、ナンバープレートに表示されたひらがな1文字、場合によっては、アルファベット1文字からなる自動車の用途表示文字情報を入力する入力欄である。自動車の用途とは、事業用、自家用、貸渡用などのことであり、用途ごとにひらがな1文字、場合によっては、アルファベット1文字が設定されており、その文字を搭乗者用通信機器3の数字キーに割り当てられた文字入力操作用の文字キーを用いて種別分類番号入力欄22に入力するようにしている。図3では、「さ」と入力されている。
【0041】
一連指定番号入力欄24は、ナンバープレートに表示された4桁の数字からなる一連指定番号情報を入力する入力欄である。同一連指定番号入力欄24には、搭乗者用通信機器3の数字キーを用いて入力を行うようにしている。図3では、「1234」と入力されている。
【0042】
プレート色入力欄25は、ナンバープレートの下地の色情報を入力する入力欄である。ナンバープレートは、通常の事業用は緑色地、事業用以外であれば白色地、軽自動車で事業用であれば黒色地、軽自動車で事業用以外であれば黄色地であるため、プレート色入力欄25の右端に設けたプルダウンメニューボタンを選択することに「緑」「白」「黒」「黄」の選択メニューを表示して、いずれか一つを指定することによって入力を行うことができるようにしている。図3では、「白」と入力されている。
【0043】
電話番号入力欄26は、ナンバーの登録を行う搭乗者が、搭乗する自動車に持ち込む搭乗者用通信機器3の固有電話番号の情報を入力する入力欄である。搭乗者用通信機器3の固有電話番号の情報を入力することにより、搭乗者用通信機器3の固有電話番号と、上で入力された搭乗する自動車のナンバープレートのナンバーとが一対一に対応づけられることとなる。電話番号入力欄26には、搭乗者用通信機器3の数字キーを用いて入力を行うようにしている。図3では、「09012345678」と入力されている。
【0044】
通話呼出設定選択部27は、ナンバーの登録を行った搭乗者が非搭乗者からの通話呼出を受け付けるかどうかを設定する設定入力欄である。同通話呼出設定選択部27には、「呼出許諾」「呼出拒否」「非搭乗中」の3つの選択肢を設けており、ラジオボタンによっていずれか一つを選択するようにしている。図3では、「呼出許諾」を選択している。
【0045】
「呼出許諾」が選択された場合には、後述するように非搭乗者からの通話呼出を受け付けるが、「呼出拒否」が選択された場合には、非搭乗者からの通話呼出は受け付けないようにしている。ただし、「呼出拒否」が選択されている場合には、後述するように非搭乗者からの電子メールは受け付けるようにしている。
【0046】
一方、「非搭乗中」が選択された場合には、後述するように非搭乗者からの通話呼出だけでなく電子メールも受け付けないようにしている。
【0047】
電子メールアドレス入力欄28は、通話呼出設定選択部27で「呼出拒否」を選択した場合に受付可能とした電子メールのアドレス情報を入力する入力欄である。入力される電子メールのアドレスは、搭乗者によって自動車に搭載される搭乗者用通信機器3に対して設定されている電子メールアドレスである。同電子メールアドレス入力欄28には搭乗者用通信機器3の数字キーに割り当てられた文字入力操作を用いて入力を行うようにしている。図3では、「XXX@doc.ne.jp」と入力されている。なお、電子メールアドレス入力欄28に入力を行わなかった場合には、通話呼出設定選択部27で「呼出拒否」が選択された場合であっても電子メールを送信されないようにしている。
【0048】
上記の各入力欄に入力を行った後、「登録」ボタン29を選択することによりナンバー登録サイトに入力情報が送信され、ナンバー登録用サーバー2内のデータベースに登録されるようにしている。
【0049】
なお、各入力欄のうちのいずれかの入力欄への入力に誤りがある場合には、「登録」ボタン29の下方に設けた「やりなおし」ボタン19を選択することにより各入力欄をクリアして、はじめから入力をやり直すことができるようにしている。
【0050】
以上が、メインメニュー画面10で「新規登録」ボタン11を選択した場合に行われる新規登録の手続である。メインメニュー画面10で「登録内容確認」ボタン12を選択した場合には、新規登録画面20で入力されたナンバープレートのナンバー情報、搭乗者用通信機器3の固有電話番号情報、通話呼出設定情報、搭乗者用通信機器3の電子メールアドレス情報、または、その後適宜変更されたナンバープレートのナンバー情報、搭乗者用通信機器3の固有電話番号情報、通話呼出設定情報、搭乗者用通信機器3の電子メールアドレス情報を表示する登録内容確認画面(図示せず)が表示されるようにしている。なお、同登録内容確認画面では登録内容を変更することはできないようにしている。
【0051】
メインメニュー画面1 0で「設定変更」ボタン13を選択した場合には、搭乗者用通信機器3の表示装置に、図4に示す設定変更画面30が表示され、登録内容を変更することができるようにしている。
【0052】
すなわち、設定変更画面30には上から順に「ナンバー」選択ボタン31、「電話番号」選択ボタン32、「メールアドレス」選択ボタン33、「通話呼出設定」選択ボタン34、「登録抹消」選択ボタン35を設けており、たとえば、「ナンバー」選択ボタン31を選択した場合には、新規登録画面20の地域名入力欄21、種別分類番号入力欄22、用途表示文字入力欄23、一連指定番号入力欄24、プレート色入力欄25と同様の入力欄をそれぞれ設けたナンバー再入力画面(図示せず)が表示されるようにしており、ナンバープレートのナンバー情報を再入力することによって同ナンバー情報の変更を行うことができるようにしている。
【0053】
「電話番号」選択ボタン32を選択した場合には、新規登録画面20の電話番号入力欄26と同様の入力欄を設けた電話番号再入力画面(図示せず)が表示されるようにしており、搭乗者用通信機器3の固有電話番号情報を再入力することによって同固有電話番号情報の変更を行うことができるようにしている。
【0054】
「メールアドレス」選択ボタン33を選択した場合には、新規登録画面20の電子メールアドレス入力欄28と同様の入力欄を設けた電子メールアドレス再入力画面(図示せず)が表示されるようにしており、電子メールのアドレス情報を再入力することによって同アドレス情報の変更を行うことができるようにしている。
【0055】
「通話呼出設定」選択ボタン34を選択した場合には、新規登録画面20の通話呼出設定選択部27と同様のラジオボタンによる選択を可能とした通話呼出設定再入力画面(図示せず)が表示されるようにしており、「呼出許諾」「呼出拒否」「非搭乗中」の3つの選択肢の中からいずれか一つを再度選択することによって設定変更を行うことができるようにしている。これが通話諾否設定手段である。
【0056】
特に、通話呼出設定再入力画面で選択肢の変更を行うだけで簡単に通話呼出設定を変更することができるので、搭乗者は必要な場合のみ「呼出許諾」に簡単に切り替えることができ、通話呼出設定の変更に煩わしさを覚えることを防止することができる。
【0057】
「登録抹消」選択ボタン35を選択した場合には、所用の確認手続の後、ナンバー登録用サーバー2内のデータベースに登録された登録情報を全て削除することができるようにしている。
【0058】
「登録抹消」選択ボタン35の下方に設けた「戻る」ボタン36を選択すると、メインメニュー画面10に戻るようにしている。
【0059】
以上が搭乗者の行う操作である。一方、搭乗者に対して通話呼出を行いたい非搭乗者は、非搭乗者用通信機器6を用いてナンバー登録サイトにアクセスし、同非搭乗者用通信機器6の表示装置に表示されたメインメニュー画面10において「電話をかける」ボタン14を選択するようにしている。
【0060】
同「電話をかける」ボタン14が選択されると、非搭乗者用通信機器6の表示装置には図5に示す第1搭乗者呼出画面40が表示されるようにしている。
【0061】
同第1搭乗者呼出画面40には、上から順に地区指定部41と、一連指定番号入力欄42と、「検索」ボタン43aと、「戻る」ボタン44aとを設けており、地区指定部41において通話呼出をしたい搭乗者が搭乗している自動車に配設されたナンバープレートに表示されている地域名情報の属する地区を選択し、次いで、一連指定番号入力欄42に同ナンバープレートに表示された4桁の数字からなる一連指定番号を入力し、「検索」ボタン43aを選択することによってナンバー登録用サーバー2内のデータベースの検索が行われるようにしている。
【0062】
そして、その検索結果を図6に示す検索結果表示画面50として非搭乗者用通信機器6の表示装置に表示するようにしている。
【0063】
地区指定部41は、新規登録画面20の地域名入力欄21に対応させて構成しており、ラジオボタンによって「北海道」「東北」「関東」「中部」関西」「中国」「四国」「九州」の8ブロックの中から1ブロック選択させるようにしている。また、一連指定番号入力欄42は、非搭乗者用通信機器6の数字キーを用いて4桁の数字を入力することができるようにしている。なお、「検索」ボタン43aの下方に設けた「戻る」ボタン44aを選択すると、メインメニュー画面10に戻るようにしている。
【0064】
検索結果表示画面51には、地区指定部41で選択されたブロック及び一連指定番号入力欄42で入力された4桁の数字と合致したナンバー登録用サーバー2内のデータベースに登録されている登録ナンバー51を上から順番に並べて表示するようにしている。
【0065】
さらに、各登録ナンバー51はジャンプボタンとしており、通話呼出をしたい搭乗者が搭乗している自動車に配設されたナンバープレートのナンバーと同一の登録ナンバー51が見つかった場合、同登録ナンバー51を選択することによってナンバー登録用サーバー2は、同登録ナンバー51とともに登録された搭乗者用通信機器3の固有電話番号への通話呼出を行うようにしている。
【0066】
すなわち、非搭乗者に搭乗者の使用している搭乗者用通信機器3の固有電話番号を知らせることなく通話呼出しを開始することができるので、固有電話番号が漏洩して悪用されることを防止することができ、搭乗者は安心して本発明の通話システムを利用することができる。
【0067】
なお、通話呼出の行われる搭乗者が通話呼出設定において「呼出許諾」を選択していればすぐに通話呼出を行い、搭乗者が通話呼出に応答すれば通話が可能となるが、通話呼出設定において「呼出拒否」あるいは「非搭乗中」が選択されていた場合には通話呼出しを行わず、「非搭乗中」が選択されていた場合には図7に示す呼出不可通知画面60を非搭乗者用通信機器6の表示装置に表示するようにしており、一方、「呼出拒否」が選択されていた場合には図8に示す呼出拒否通知画面70を非搭乗者用通信機器6の表示装置に表示するようにしている。なお、図6の検索結果表示画面51の最下部に設けた「戻る」ボタン52を選択すると、メインメニュー画面10に戻るようにしている。
【0068】
呼出不可通知画面60では、非搭乗者が選択した登録ナンバーを表示して、次いで、「指定されたナンバーで登録された搭乗者は、現在、自動車に搭乗していません。従いまして、お繋ぎすることはできません。」と表示して、通話を希望する搭乗者との通話が不可能であることを非搭乗者に通知するようにしている。なお、呼出不可通知画面60の最下部に設けた「戻る」ボタン61を選択すると、メインメニュー画面10に戻るようにしている。
【0069】
呼出拒否通知画面70では、非搭乗者が選択した登録ナンバーを表示して、次いで、「指定されたナンバーで登録された搭乗者は、呼出を拒否しています。」と表示して、搭乗者が呼出を拒否している旨を通知するようにしている。
【0070】
ただし、上述したように搭乗者が通話呼出設定において「呼出拒否」を選択している場合には、通話呼出は受け付けないものの電子メールは受け付けるようにしており、特に、呼出拒否通知画面70に設けた送信内容選択部71にあらかじめ設けている複数の言伝文の中からいずれか一つをラジオボタンで選択して、通話以来の電子メールで送信することができるようにしている。これが通話依頼メール発信手段である。
【0071】
言伝文としては、本実施例では、「後続車です。道を教えて下さい。」「お話ししませんか」「危険ですよ。」「ライトまたは方向指示器がつきっぱなしですよ。」「ここは一方通行ですよ。」「ここは駐停車禁止ですよ。」「ここは駐車禁止ですよ。」などを設けており、必要であればこれら以外の言伝文を設けて選択することができるようにしてもよいし、独自の言伝文を非搭乗者が非搭乗者用通信機器6の入力キーを用いて入力することができるようにしてもよい。
【0072】
また、本実施例では、「言伝」無しで電子メールを送信することもできるようにしている。すなわち、本実施例では、送信内容選択部71の下方に非搭乗者電話番号入力欄72を設け、非搭乗者電話番号入力欄72に入力された非搭乗者が使用している非搭乗者用通信機器6の電話番号情報を、話をしたい搭乗者に電子メールで送信することができるようにしている。
【0073】
送信内容選択部71においていずれか一つの言伝文が選択され、必要に応じて非搭乗者電話番号入力欄72に電話番号情報が入力されると、非搭乗者が選択した登録ナンバーの搭乗者に対して電子メールを送信することができるようになり、非搭乗者電話番号入力欄72の下方に設けた「送信」ボタン73を選択することによって、選択された言伝文及び非搭乗者用通信機器6の電話番号情報が一旦ナンバー登録用サーバー2に送信されるようにしている。
【0074】
そして、同ナンバー登録用サーバー2から非搭乗者によって指定された搭乗者に、通話依頼の電子メールとして送信されるようにしている。
【0075】
同電子メールを受信した搭乗者は、受信した電子メールの内容を確認する。搭乗者が受信した電子メールは、図9に示す言伝表示画面80として搭乗者用通信機器3の表示装置に表示されるようにしており、言伝文が表示されるとともに、非搭乗者が非搭乗者電話番号入力欄72に電話番号情報を入力していた場合には「通話」ボタン81が表示されるようにしている。これが通話呼出手段である。
【0076】
非搭乗者が非搭乗者電話番号入力欄72に入力した電話番号情報が、直接、言伝表示画面80に表示されるのではなく、「通話」ボタン81として表示されることにより、非搭乗者の非搭乗者用通信機器6の電話番号を搭乗者に知られることがなく、同電話番号の漏洩を防止することができ、非搭乗者が安心して利用することができる。
【0077】
電子メールを受信した搭乗者が「通話」ボタン81を選択すると、非搭乗者用通信機器6に通話呼出が行われるようにしている。従って、搭乗者が非搭乗者と会話するかどうかを決定することができ、搭乗者の選択肢を広げることができる。また、その一方で、非搭乗者の搭乗者との通話の可能性を高めることができる。
【0078】
なお、上述したように、搭乗者が通話呼出設定において「呼出拒否」を選択している場合には、通話呼出は受け付けないものの通話依頼の電子メールは受け付けるようにしている一方で、「非搭乗中」が選択されていた場合には図7の呼出不可通知画面60に示すように通話依頼の電子メールを受け付ける手段を設けていないが、「非搭乗中」が選択されていた場合であっても通話依頼の電子メールは受け付けるようにしてもよい。
【0079】
すなわち、呼出不可通知画面60に呼出拒否通知画面70と同様の送信内容選択部、非搭乗者電話番号入力欄、「送信」ボタンを設けて通話依頼メールを送信することができるようにしてもよい。
【0080】
これにより、搭乗者が自動車に搭乗していない場合であっても同自動車のナンバープレートのナンバーから搭乗者に対して電子メールを送信することが可能であり、たとえば、ヘッドライトやハザードランプが点灯されたまま駐車されていることを連絡したり、駐車している自動車を移動させてもらいたい旨の連絡を行ったりすることを可能とすることができる。
【0081】
図5に示した第1搭乗者呼出画面40での検索でヒットするヒット件数が多い場合には、すぐに図6に示す検索結果表示画面51を表示せず、図10に示す第2搭乗者呼出画面45を非搭乗者用通信機器6の表示装置に表示して、ヒット件数のさらなる絞り込みを行うようにしている。
【0082】
第2搭乗者呼出画面45には、通話呼出をしたい搭乗者が搭乗している自動車に配設されたナンバープレートに表示されている種別分類番号を入力する種別分類番号入力欄46を設けている。同種別分類番号入力欄46に非搭乗者用通信機器6の数字キーを用いて1〜3桁の数字を入力し、種別分類番号入力欄46の下方に設けた「検索」ボタン43bを選択することにより入力された地区情報と、一連指定番情報と、種別分類番号情報とによる検索を実行するようにしている。「検索」ボタン43bの下方に設けた「戻る」ボタン44bを選択すると、メインメニュー画面10に戻るようにしている。
【0083】
検索の結果、ヒット件数が適当な数にまで絞り込まれた場合には検索結果表示画面51を表示するようにしている。ここで、適当な数とは本実施例では15件としている。ただし、15件に限定するものではなく、それ以外の件数としてもよい。
【0084】
一方、ヒット件数を適当な数にまで絞り込むことができなかった場合には、検索結果表示画面51を表示せず、図11に示す第3搭乗者呼出画面47を非搭乗者用通信機器6の表示装置に表示して、ヒット件数のさらなる絞り込みを行うようにしている。
【0085】
第3搭乗者呼出画面47には、通話呼出をしたい搭乗者が搭乗している自動車に配設されたナンバープレートに表示されている用途表示文字を入力する用途表示文字入力欄48を設けている。同用途表示文字入力欄48に非搭乗者用通信機器6の数字キーに割り当てられた文字入力操作を用いてひらがな1文字、場合によっては、アルファベット1文字を入力し、用途表示文字入力欄48の下方に設けた「検索」ボタン43cを選択することにより地区情報と、一連指定番情報と、種別分類番号情報と、さらに、用途表示文字情報とでの検索を実行するようにしている。「検索」ボタン43cの下方に設けた「戻る」ボタン44cを選択すると、メインメニュー画面10に戻るようにしている。
【0086】
検索の結果、ヒット件数が適当な数にまで絞り込まれた場合には検索結果表示画面51を表示するようにしている。しかしながら、これでもヒット件数を適当な数にまで絞り込むことができなかった場合には、通話呼出をしたい搭乗者が搭乗している自動車に配設されたナンバープレートに表示されている地域名を入力させて検索を実行する第4搭乗者呼出画面(図示せず)、あるいは、同ナンバープレートの下地の色を入力させて検索を実行する第5搭乗者呼出画面(図示せず)を表示して検索を実行し、さらなる絞り込みを行うことができるようにしてもよい。
【0087】
上述してきた本実施例では、電気通信回線1に接続したナンバー登録用サーバー2にナンバー登録サイトを構築し、同ナンバー登録サイトに搭乗者が搭乗する自動車に搭載されることになる搭乗者用通信機器3の固有電話番号と、同自動車のナンバープレートのナンバーとをあらかじめ登録しておくことにより通話を可能としているが、搭乗者が使用する搭乗者用通信機器3、及び、非搭乗者が使用する非搭乗者用通信機器6自体に、それぞれ搭乗する自動車のナンバープレートのナンバー情報を記憶させておき、搭乗者用通信機器3及び非搭乗者用通信機器6の固有電話番号に基づいて発信・受信を行うのではなく、ナンバー情報に基づいて発信・受信を行うことができるようにしてもよい。
【0088】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、自動車のナンバープレートのナンバーを、同自動車に車載した携帯電話の受信番号として登録させておくことにより、同自動車に搭乗していない非搭乗者が、同非搭乗者の携帯電話にナンバープレートのナンバーを入力することによって通話呼出を行わせ、搭乗者と通話することができるようにしていることによって、携帯電話を介して電話番号を知らない搭乗者と通話することができる。従って、従来ではできなかった様々な情報や意思の伝達をすることができ、たとえば、運転しながら前方を走行している自動車の搭乗者に道を尋ねたり、居眠り運転しそうな場合に前方あるいは後方を走行している自動車の搭乗者と会話することにより気を紛らわしたりすることができる。
【0089】
特に、ナンバー登録用サーバーに登録された携帯電話の電話番号を検索させる場合に、ナンバー登録用サーバーは、非搭乗者が所有する携帯電話でナンバー登録用サーバーにアクセスさせて、非搭乗者の携帯電話の表示装置に、ラジオボタンによって「北海道」「東北」「関東」「中部」関西」「中国」「四国」「九州」の8ブロックの中から1ブロック選択させる地区指定部と、4桁の数字を入力させる一連指定番号入力欄と、「検索」ボタンとを表示させ、非搭乗者の携帯電話で、通話呼出をしたい搭乗者が搭乗している自動車に配設されたナンバープレートに表示されている地域名情報の属する地区を地区指定部に入力させるとともに、ナンバープレートに表示された4桁の数字を一連指定番号入力欄に入力させて、ナンバー登録用サーバーによる検索を開始させ、ナンバー登録用サーバーでは、非搭乗者の携帯電話での地区指定部と一連指定番号入力欄の入力情報に基づいて検索を行って、検索結果のナンバー登録用サーバーに登録されている自動車の登録ナンバーを非搭乗者の携帯電話の表示装置に表示させるとともに、非搭乗者の携帯電話で登録ナンバーの1つが選択された際に、ナンバー登録用サーバーは、選択された登録ナンバーが通話呼出の拒否または非搭乗中の設定ではなく、通話呼出の許諾の設定がなされている場合に、搭乗者の携帯電話に登録ナンバーに対応した電話番号の携帯電話に通話呼出を行わせていることによって、非搭乗者に搭乗者の使用している携帯電話の電話番号を知らせることなく通話呼出しを開始することができるので、電話番号情報が漏洩して悪用されることを防止することができ、搭乗者は安心して本発明の通話システムを利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通話システムのシステム構成図である。
【図2】搭乗者用通信機器及び非搭乗者用通信機器の表示装置に表示されるメインメニュー画面の説明図である。
【図3】搭乗者用通信機器の表示装置に表示される新規登録画面の説明図である。
【図4】搭乗者用通信機器の表示装置に表示される設定変更画面の説明図である。
【図5】非搭乗者用通信機器の表示装置に表示される第1搭乗者呼出画面の説明図である。
【図6】非搭乗者用通信機器の表示装置に表示される検索結果表示画面の説明図である。
【図7】非搭乗者用通信機器の表示装置に表示される呼出不可通知画面の説明図である。
【図8】非搭乗者用通信機器の表示装置に表示される呼出拒否通知画面の説明図である。
【図9】非搭乗者用通信機器の表示装置に表示される第1搭乗者呼出画面の説明図である。
【図10】非搭乗者用通信機器の表示装置に表示される第2搭乗者呼出画面の説明図である。
【図11】非搭乗者用通信機器の表示装置に表示される第3搭乗者呼出画面の説明図である。
【符号の説明】
1 電気通信回線
2 ナンバー登録用サーバー
3 搭乗者用通信機器
4 中継基地
5 パーソナルコンピュータ
6 非搭乗者用通信機器
7 中継基地

Claims (1)

  1. 電気通信回線に接続されたサーバーにアクセスするためのブラウザソフトが組み込まれた携帯電話と、この携帯電話の電話番号、及びこの携帯電話を持って搭乗した自動車のナンバープレートのナンバー、及び通話呼出に対しての許諾または拒否または非搭乗中の応答を行う設定を登録させて、ナンバープレートのナンバーを入力することによって、このナンバーに対応した電話番号を検索して通話呼出を行わせるナンバー登録用サーバーとにより、前記自動車に搭乗していない非搭乗者が、前記自動車の搭乗者に対して通話呼出を行って通話可能とする自動車の搭乗者との通話システムにおいて、
    前記ナンバー登録用サーバーに登録された前記携帯電話の電話番号を検索させる場合に、前記ナンバー登録用サーバーは、非搭乗者が所有する携帯電話で前記ナンバー登録用サーバーにアクセスさせて、前記非搭乗者の携帯電話の表示装置に、ラジオボタンによって「北海道」「東北」「関東」「中部」関西」「中国」「四国」「九州」の8ブロックの中から1ブロック選択させる地区指定部と、4桁の数字を入力させる一連指定番号入力欄と、「検索」ボタンとを表示させ、
    前記非搭乗者の携帯電話で、通話呼出をしたい搭乗者が搭乗している自動車に配設されたナンバープレートに表示されている地域名情報の属する地区を前記地区指定部に入力させるとともに、前記ナンバープレートに表示された4桁の数字を前記一連指定番号入力欄に入力させて、前記ナンバー登録用サーバーによる検索を開始させ、
    前記ナンバー登録用サーバーでは、前記非搭乗者の携帯電話での前記地区指定部と一連指定番号入力欄の入力情報に基づいて検索を行って、検索結果の前記ナンバー登録用サーバーに登録されている自動車の登録ナンバーを前記非搭乗者の携帯電話の表示装置に表示させるとともに、
    前記非搭乗者の携帯電話で前記登録ナンバーの1つが選択された際に、前記ナンバー登録用サーバーは、選択された前記登録ナンバーが通話呼出の拒否または非搭乗中の設定ではなく、通話呼出の許諾の設定がなされている場合に、前記非搭乗者の携帯電話に前記登録ナンバーに対応した電話番号の携帯電話に通話呼出を行わせていることを特徴とする自動車の搭乗者との通話システム。
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