JP3859433B2 - Automatic valve - Google Patents
Automatic valve Download PDFInfo
- Publication number
- JP3859433B2 JP3859433B2 JP2000207559A JP2000207559A JP3859433B2 JP 3859433 B2 JP3859433 B2 JP 3859433B2 JP 2000207559 A JP2000207559 A JP 2000207559A JP 2000207559 A JP2000207559 A JP 2000207559A JP 3859433 B2 JP3859433 B2 JP 3859433B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- maintenance
- valve body
- automatic
- automatic valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、道路用トンネルなどでの散水システムに用いられる自動弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の散水システムについて、例えばトンネルに用いる場合、その長手方向を所定の距離ごと、25mや50mなどに区切って防火区画を設定し、火災発生時にその火点を含む防火区画を特定し、その防火区画の領域全体に散水する。図12にこの場合のシステムを概略的に示す。この散水システムは、貯水槽1の消火水を送水するポンプ2等の加圧水供給源と、この加圧水供給源に接続されてトンネル3内に延びてトンネル3内に加圧水を供給する主配管4と、トンネル3内でこの主配管4に接続された複数の分岐配管5とを備えている。
【0003】
主配管4は、トンネル3内ではいわゆる監査路6内に埋設されてトンネル3内に延びている。そして、各防火区画において、主配管4からトンネル3の側壁に沿って立ち上がり、それぞれの先端にはトンネル3内の所定領域内に加圧水を散水するための放水ヘッド7が接続されている。この放水ヘッド7は防火区画の大きさによって1個または複数の必要な個数が設けられる。分岐配管5には仕切弁8と、その二次側に設けられた自動弁10が設けられている。この自動弁10は、火災時等に開いて放水ヘッド7に加圧水を供給し、鎮火後に閉じて加圧水の供給を停止させるものである。
【0004】
このような自動弁10は、その一例として図13に示すように、弁座12が隔壁13により一次側Aと二次側Bとに区切られた本体14と、弁開口を開閉する弁体15と、弁体15に連結されてばね16で付勢されたピストン17を内部に有するシリンダ18を有し、本弁15の開閉動作を行わせるシリンダ装置33とを備えている。一次側Aは、ストレーナ19、遠隔起動弁20、排気弁21、手動起動弁22、およびオリフィス23を有する加圧流路25を介して、シリンダ18内に配置された加圧室34に連通している。また、加圧流路25は、ニードル弁26および圧力調整弁27を備えて排圧流路35を介して二次側Bに連通している。ここで、起動弁20、22や圧力調整弁27等は、パイロット弁として本体周囲に配置される計装機器であり、それらを結合する加圧流路25や排圧流路35等は、計装配管である。
【0005】
そして、加圧流路25の遠隔起動弁20を開くと、一次圧がシリンダ18の加圧室34に導入され、ピストン17を押し上げ、弁体15を開動作させる。また、遠隔起動弁20を閉じると、加圧室34の圧力は二次側Bへ排圧され、弁体15が閉動作する。このように、必要に応じて配置された自動弁10の遠隔起動弁20を開閉することで、火災の発生した区画に対して散水を行うことができる。
【0006】
また、自動弁10の二次側Bから自動排水弁31およびメンテ放水弁32が設けられ、自動排水弁31によって常時二次側Bが空とされ、メンテ放水弁32によって制水弁49の遮蔽時にメンテナンスのための放水動作を行わせることが可能となっている。さらに、圧力調整弁27からの排水流路35は二次側Bと接続されていて、自動弁10の通常の開放時と同様に、メンテナンスのための放水時にも二次側Bの圧力を圧力調整弁27によって検出でき、圧力調整弁27の流量調整機能によって加圧室34の加圧度合いが調整され、さらに弁体15の開度が調整されて、二次側Bは所定圧に調整されることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような自動弁10は、弁体15の逆側にもメンテ用の弁体を配置して弁座12を閉じ、その状態で弁体15を開放して弁座12を介して流水を発生させようとすると、そのメンテ用の弁体には、弁座12を封じるためのシリンダ構造と同時に、その内部に流水を通じさせて本体14外へ排出する機構が必要とされ、構造が複雑となり本体14が大型化してしまう。
【0008】
また、自動弁10の本体14の基本構成の断面構造を図14に示すが、シリンダ装置33を構成する有蓋筒体33aにフランジ33bが形成されてその固定のために本体14にフランジ14bが形成されている。そのフランジ14bと本体14の大きさを対比するとき、図15に示される側面図ようにフランジ14bの大きさφbが自動弁10本体の幅となる。
【0009】
自動弁10の大きさは、なるべく小さい方がトンネルなどの制限された空間に配置しやすく、施工も簡便となるので、自動弁10の本体14や計装配管を含めた小型化または薄型化が望まれている。この発明は、このような要望に応えるべく、自動弁の小型化または薄型化を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、本体内を一次側と二次側とを隔壁により区画して、隔壁に形成された弁座を閉鎖する弁体を備える自動弁において、弁体とは逆側から前記弁座を閉鎖するメンテ弁体を備えているとともに、排水孔からの入力配管が流量制限装置に接続されて、メンテ弁体の開閉に係わらず、流量制限装置に基づいて弁体の開度が調整されることを特徴とするものである。
【0011】
また、自動弁は、弁体に連結されているピストンを内蔵するシリンダを備えて該弁体の開閉や試験のための一つまたは複数の計装機器が配置され、該計装機器が前記本体から前記シリンダの突出する方向に重なる面方向に配置され、あるいは、該計装機器が前記本体を中心とした一面上に配置されているものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態としての自動弁を示す概略構成図である。この自動弁60は、従来技術に示される図12のような散水システムに用いられるものであり、本弁としての弁体61およびメンテ用制水弁としてのメンテ弁体62により両側から開閉できる弁開口63を持つ隔壁64により区画された一次側Aおよび二次側Bを本体65内に備えている。この図1では、平常時の状態を示しており、弁体61が閉、メンテ弁体62が開である。なお、この自動弁60の火災時(放水時)の状態は弁体61およびメンテ弁体62の双方開であり、放水試験時の状態は弁体61が開、メンテ弁体62が閉である。
【0013】
弁体61は、開閉駆動されるシリンダ装置67に接続されていて、シリンダ装置67には、弁体61に連結されたピストン68と、このピストン68を摺動可能に収容してピストン68を押圧する加圧室Cを形成するシリンダ69とが備えられている。
【0014】
同様に、メンテ弁体62は、開閉駆動されるメンテシリンダ装置70に接続されていて、メンテシリンダ装置70には、メンテ弁体62に連結されたメンテピストン71と、このメンテピストン71を摺動可能に収容してメンテピストン71を押圧するメンテ加圧室Dを形成するメンテシリンダ72とが備えられている。このメンテ弁体62の閉止時には、弁開口63から二次側Bを遮断する。
【0015】
シリンダ装置67には、またシリンダ69内のピストン68を加圧してピストン68を開位置へ移動させる加圧流路73と、シリンダ装置67の加圧室Cの圧力を排出させてピストン68の加圧を停止してシリンダ69内のピストン68を閉位置に移動させる排圧流路78とに接続されて、本体65の二次側Bの圧力に応じた流量調整をし、加圧室Cの圧力を制限しながら排出するための流量制限装置75とを備えていて、これら加圧流路73および接続配管74を介して本体65の一次側Aをシリンダ装置67の加圧室Cに連通させている。なお、弁体61には、一次側Aの加圧水の水圧がかかっているので、常時は閉方向に力がかかっている。
【0016】
同様に、メンテシリンダ72内のメンテピストン71を加圧してメンテ弁体62を閉位置へ移動させるメンテ加圧流路76と、メンテ加圧室Dの圧力を排出させてメンテピストン71の加圧を停止してメンテピストン71を開位置に移動させるメンテ排圧流路77とが設けられ、メンテシリンダ装置70についても、本体65の一次側Aをメンテシリンダ装置70のメンテ加圧室Dに連通させている。そして、メンテピストン71の移動は、メンテ弁体62の弁開口63の閉止を行えるようになっている。なお、メンテ弁体62は、弁体61の開放時には、流水によって開方向に移動することで流水の妨げにはならないが、このメンテピストン71にばね等の付勢手段を設けて常時開方向に力をかけてもよい。
【0017】
これら、弁体61およびメンテ弁体62の開閉は、弁体61を開放するため加圧流路73に配置された遠隔操作で開放される起動弁112と、メンテ弁体62を閉鎖させるためメンテ加圧流路76に配置された遠隔操作で開放されるメンテ起動弁113とによってそれぞれ開閉制御される。
【0018】
また、弁体61のピストン68排圧を制限しながら排出するための二次側Bの圧力に応じた流量調整を行う流量制限装置75には、本体65からの経路としての入力配管79により接続され、この入力配管79は、弁開口63に形成された圧力取り出し側孔Fに接続されてメンテ弁体62の開閉に係わらず、二次側Bへ流水する場合を含めて側孔Fに流水が発生するので、その流水が流量制限装置75に接続される。
【0019】
なお、自動弁60には、弁体61の開放動作を検出する本弁リミットスイッチ110と、メンテ弁体62の閉鎖動作を検出するメンテ弁体リミットスイッチ111と、自動弁60の開放による二次側Bの圧力上昇を検知する流水検知圧力スイッチ114と、自動弁60の二次側B以降の不要な水を排水する自動排水弁115と、この自動排水弁115への逆方向への流水を防止する逆止弁116と、加圧室Cと流量制限装置75との接続配管74に設けられて弁体61の開放する時間を調整するためのニードル弁26と、を有する。
【0020】
ここで、起動弁112、メンテ起動弁113、流量制限装置75等は計装機器であり、加圧流路73、排圧流路78等は計装配管である。
【0021】
このような散水システムの自動弁60の平常時から火災時および復旧時の状態について説明する。平常時において、自動弁60は、図1の状態であり、弁体61は全閉、本弁リミットスイッチ110はオン、メンテ弁体62は全開でメンテ弁リミットスイッチ111はオフ、自動排水弁115は開、二次側Bと二次側の分岐管5bは無圧で、圧力スイッチ114はオフである。
【0022】
火災が発生すると、図示しない遠隔制御装置からの信号入力によって起動弁112が開放(遠隔起動)され、加圧室Cが加圧されて弁体61が開放される。このとき本弁リミットスイッチ110がオフして、その信号が図示しない遠隔制御装置で確認され、オンを保持しているときには異常と判断して所定の警報、表示等を行う。この弁体61の開放によって、流水が開始され、二次側Bが加圧されるとともに側孔Fが加圧されて入力配管79を介して流水検知圧力スイッチ114がオンとなる。この流水は、二次側Bから入力配管79を介して圧力を検出して調整する流量制限装置75に基づいて弁体61の開度が調整されて、調圧された加圧水が分岐配管5bに流出し、放水ヘッド7から散水される。この調圧によって配管器具等の耐圧と同時に、過剰な散水防止や所定範囲に均一な散水を実現している。また、このとき自動排水弁115は、二次側Bの加圧水からの受圧によって閉鎖される。
【0023】
この散水によって火災が鎮火して復旧させるには、図示しない遠隔制御装置からの信号入力によって起動弁112を閉止させ、加圧室Cが徐々に減圧されて弁体61が閉鎖状態となり図1の状態に戻る。このとき、圧力スイッチ114がオフに戻り、本弁リミットスイッチ110がオンして、復旧したことが図示しない遠隔制御装置において確認されるが、それらの信号が得られないときには、機能の異常として所定の警報、表示等を行う。また、二次側Bの圧力が低下するときに自動排水弁115は開放し、二次側Bおよび分岐管5b内の残水を排出する。このように、自動弁60は、図示しない遠隔制御装置によって信号線を介して監視、制御され、異常と判断されるときにその状態に応じた処理が行われ、音響や表示、通報等各種の動作が組み合わされる。
【0024】
つぎに、自動弁60のヘッド7からの放水を行わない放水試験時およびその復旧時について説明する。この放水試験の動作は、まず、メンテ弁体62の閉止のため、図示しない遠隔制御装置からの信号入力によってメンテ起動弁113が開放され、メンテ加圧室Dが加圧されてメンテ弁体62が閉鎖される。このときメンテ弁リミットスイッチ111がオンして、その信号が図示しない遠隔制御装置で確認され、オフを保持しているときには異常と判断して所定の警報、表示等を行う。そして、図示しない遠隔制御装置からの信号入力によって火災時と同様、起動弁112が開放されて、弁体61が開放される。このとき本弁リミットスイッチ110がオフして、その信号が図示しない遠隔制御装置で確認され、オンを保持しているときには異常と判断して所定の警報、表示等を行う。この弁体61の開放によって、弁開口63に配置した側孔Fへ一次側Aからの排水が行われ、二次側Bが加圧されずに入力配管79を介して流水検知圧力スイッチ114がオンとなる。火災時と同様に、入力配管79を介して流量制限装置75によって調整されて、調圧された加圧水が側孔Fに流出し、二次側Bには流水しないので放水ヘッド7からは散水されない。これら圧力スイッチ114の信号が不備な場合、火災時と同様に、異常と判断して所定の警報、表示等を行う。なお、このとき自動排水弁115は、二次側Bに流水がなく加圧されないので、開放状態を継続する。
【0025】
この放水試験の動作確認後復旧させるには、火災時と同様にまず弁体61を閉止するため、図示しない遠隔制御装置からの信号入力によって起動弁112を閉止させ、加圧室Cが徐々に減圧されて弁体61が閉鎖状態に戻っていく。このとき、圧力スイッチ114がオフに戻り、本弁リミットスイッチ110がオンし、それらの信号が得られないときには、機能の異常として所定の警報、表示等を行う。そして、メンテ弁体113を復旧させるために、メンテ起動弁113を閉止させ、メンテ加圧室Dが徐々に減圧されてメンテ弁体62が開放して、図示しない遠隔制御装置によってメンテ弁リミットスイッチ111のオフが確認されれば、放水試験の終了である。
【0026】
このように、自動弁60は、図示しない遠隔制御装置の放水試験によって信号線を介して放水機能が確認され、異常と判断されるときにその状態に応じた処理が行われ、音響や表示、通報等各種の動作が組み合わされる。
【0027】
この実施形態において、メンテ動作時の入力配管79が弁開口63の側孔Fから引き出されているので、メンテ弁体62とともにメンテシリンダ装置70の構造が簡易化されると同時に、メンテシリンダ装置70の部分が小型化されて自動弁60全体の小型化、薄型化が可能であり、側孔Fからの入力配管79が流量制限装置75に接続されて、メンテ弁体62の開閉に係わらず、流量制限装置75に基づいて弁体の開度を調整することができる。
【0028】
つぎに、図2は、第1の参考例としての散水システムの自動弁の概略構成図であり、上記第1の実施形態の自動弁60がそのメンテ弁体62部分の簡略化をしているのに対して、この参考例では、従来技術の自動弁10のシリンダ装置33の構造を薄型化しようとするものであり、自動弁10と同一の部材には、同一の符号を付与して、その機能も同一であるので説明を省略する。
【0029】
この自動弁160は、第1の実施形態と同様に用いられるもので、弁体161、メンテ弁体162による弁開口163を本体165内に備えている。この図2では、平常時の状態を示しており、弁体161が閉、メンテ弁体162が開である。なお、火災時(放水時)の状態等、この自動弁160も第1の実施形態の自動弁60と同様の作動を行う。
【0030】
弁体161は、開閉駆動されるシリンダ装置167に接続されていて、シリンダ装置167には、弁体161に連結された複数のピストン168a、bと、これらを摺動可能に収容してピストン168a、bを押圧する加圧室C1、C2を形成するシリンダ169とが備えられている。このような、弁体161を開閉制御するためのピストン168a、bを複数にすることで、加圧室C1、C2へ導入される一次側Aからの加圧水からの受圧面積が分割されるので、一つのピストンの受圧面積が小さくてもトータル的に充分な圧力を受けることができる。したがって、同一の弁体161を開閉駆動させるときに、複数用意されたピストン168a、bの径を小さくすることができ、そのため、シリンダ装置167外周の径も小さくなり、従来の技術で示されたφb(図15)を小さな値とできるので、自動弁160を従来に比べて小型化、薄型化することができる。
【0031】
また、メンテ弁体162は、開閉駆動されるメンテシリンダ装置170に接続されていて、メンテシリンダ装置170には、メンテ弁体162に連結されたメンテピストン171と、このメンテピストン171を摺動可能に収容してメンテピストン171を押圧するメンテ加圧室Dを形成するメンテシリンダ172とが備えられている。このメンテ弁体162の閉止時には、弁開口163を介して二次側Bを遮断する。
【0032】
メンテシリンダ172内のメンテピストン171を加圧してメンテ弁体162を閉位置へ移動させるメンテ加圧流路76と、メンテ加圧室Dの圧力を排出させてメンテピストン171の加圧を停止してメンテピストン171を開位置に移動させるメンテ排圧流路77とが設けられ、メンテシリンダ装置170についても、本体165の一次側Aをメンテシリンダ装置170のメンテ加圧室Dに連通させている。そして、メンテピストン171の移動は、メンテ弁体162の弁開口163の閉止を行えるようになっている。
【0033】
また、弁体161に連動するピストン168の排圧を制限しながら排出するための二次側Bの圧力に応じた流量調整を行う流量制限装置75には、排圧流路を兼用する本体165からの入力配管179により接続され、この入力配管179は、本体165の二次側Bから自動選択弁66を介して接続されるとともに、メンテ弁体162の閉鎖時に、その内部を経由して流路が形成されるメンテ入力配管80が自動選択弁66の他方に接続されている。この自動選択弁66の二次側Bへ流水する場合を含めて排圧室F2に流水が発生するので、その流水が流量制限装置75に接続される。
【0034】
このような自動弁160の平常時から火災時および復旧時の状態については、第1の実施形態の自動弁60と同様であり、詳細な説明は省略する。ただ、火災発生時に弁開口163を介する流水は、二次側Bから入力配管179を介して流量制限装置75に入力され、また、二次側Bを遮断する放水試験時の弁開口163を介する流水は、メンテ弁体162内を経由してメンテ入力配管80から流量制限装置75に入力される。この配管の選択は自動選択弁66が行い、圧力によって流水のある配管側を開放するとともに、他方を閉止状態とし、火災時の加圧水の無駄な放水および放水試験時の二次側配管5bへの流入を防止している。
【0035】
ここで、起動弁112、メンテ起動弁113等は計装機器であり、加圧流路73、排圧流路78等は計装配管である。
【0036】
この第1の参考例において、弁体を開閉駆動させるピストン168a、bを小型化できるので、シリンダ装置167の部分が小径化されて自動弁160全体を小型化、薄型化することができる。
【0037】
つぎに、図3は、第2の参考例としての散水システムの自動弁の外観図であり、この参考例の自動弁260では、従来の技術の自動弁10のシリンダ装置33の構造を薄型化しようとするものであり、その内部構造等について詳細に説明しないが、従来の技術の自動弁10と同一の構成を備えているものであり、また、この自動弁260は、第1の実施形態または第1の参考例と同様の内部構造であっても構わない。
【0038】
この第2の参考例においても、本体214よりもシリンダ装置233のフランジ233bが大きく、本体214の輪郭はそのフランジ233bに隠れている。このフランジ233bは、隠れた位置の図示しない本体214のフランジと複数のボルト233c(図3では8本)によって固定される固定部となっている。そして、フランジ233bの外周のうち、本体214の流路方向に対して左右両側に切り欠いた直線部233dが形成されている。これによってフランジ233bの幅を短くして、自動弁260の本体214の幅に近付くようにされ、全体的に自動弁260の薄型化、小型化がなされている。
【0039】
ここで、第2の参考例では、フランジ233bの直線部233dをなるべく大きくするために、従来均等幅に複数の同形状のボルト233cを用いるが、直線部233dの部分にかかる特定のボルト233fは、小径のものを使用している。
【0040】
この第2の参考例において、自動弁260のシリンダ装置233のフランジ233bに直線部233dを形成して幅を小さくできるので、自動弁260全体を小型化、薄型化することができる。
【0041】
つぎに、図4は、第3の参考例としての散水システムの自動弁の外観図であり、この実施形態の自動弁360は、上記第2の参考例と同じ目的でほぼ同様に構成されたものであり、その内部構造等についての説明は省略する。この第3の参考例における第2の参考例との相違点は、本体314よりも大きいシリンダ装置333のフランジ333bに設けた左右の直線部333dが大きくできるように、複数のボルト333cの位置を直線部333dに対応する位置の間隔を広くしている。
【0042】
これによってフランジ333bの幅を短く、自動弁360の本体314の幅に近付くようにされ、全体的に自動弁360の薄型化、小型化がなされている。したがって、この第3の参考例では、複数のボルト333cはすべて同形状である。
【0043】
つぎに、図5は、第4の参考例としての散水システムの自動弁460の本体414を中央で切断して弁体415の形状を示した斜視図である。この参考例の自動弁460では、従来の技術の自動弁10の弁体15の形状を変えることで、薄型化しようとするものであり、示されている本体414、隔壁413、弁体415を骨格として、自動弁460の内部構造および周辺構造は、従来の技術の自動弁10と同一の構成を備えているものである。なお、この自動弁460は、第1の実施形態または第1の参考例と同様の内部構造であっても構わず、第2または第3の参考例に示されるシリンダ装置の構造を備えていても構わない。
【0044】
この第4の参考例において、弁体415の形状を本体414の長手方向に併せて長方形に形成しており、そのため、円形で同面積の開口を設ける場合に比べて、長方形の短辺に応じて幅を小さくすることができ、それに併せて本体414の幅も小さいものとすることができる。なお、弁体415の形状は長方形に限らず、楕円のような横長の形状であれば同様の作用がある。そして、弁体415にロッド417を介して連結される図示しないピストンも同形状とすることにより、図示しないシリンダ装置も小さくなり、全体的に自動弁460を薄型化、小型化できる。
【0045】
つぎに、図6は、第5の参考例としての散水システムの自動弁560の本体514を中央で切断して複数の弁体515の形状を示した斜視図である。この参考例の自動弁560では、従来の技術の自動弁10の弁体15を複数にすることで、薄型化しようとするものであり、上記第4の参考例と同様に、自動弁560の内部構造および周辺構造は、従来の技術の自動弁10と同一の構成であり、その他、第1の実施形態、第2ないし第3の参考例に示される構造を備えてもよい。
【0046】
この第5の参考例において、複数の弁体515を本体514の長手方向に並べて配置しており、そのため、一つの弁体515の直径は、弁体515二つの開口と同面積で一つの円形で設ける場合に比べて当然小さくすることができ、それに併せて本体514の幅も小さいものとすることができる。そして、弁体515にロッド517を介して連結される図示しないピストンも同様にすることにより、図示しないシリンダ装置も小さくなり、全体的に自動弁560を薄型化、小型化できる。
【0047】
つぎに、図7は、第6の参考例としての散水システムの自動弁660の本体614を中央で切断した形状を示した概略断面図である。この参考例の自動弁660では、従来の技術の自動弁10の本体14の形状を変えることで、薄型化しようとするものであり、示されている本体614、隔壁613、弁体615を骨格として、自動弁660の内部構造および周辺構造は、従来の技術の自動弁10と同一の構成を備えているものである。なお、この自動弁660は、第1の実施形態または第1の参考例と同様の内部構造であっても構わず、第2または第3の参考例に示されるシリンダ装置の構造を備えていても構わず、さらに、第4または第5の参考例に示される弁体形状または配置の構造を備えていても構わない。
【0048】
この第5の参考例において、本体614の断面形状を楕円形に形成しており、そのため、円形で同容積の一次側または二次側を構成する場合に比べて幅を小さくすることができる。そして、弁体615も第4または第5の参考例のように幅を小さくできる構成とすることが好ましく、さらに図示しないピストンも同様にすることにより、全体的に自動弁660を薄型化、小型化することができる。
【0049】
つぎに、図8は、第7の参考例としての散水システムの自動弁の概略断面図であり、この参考例の自動弁760は、上記第2または第3の参考例と同じ目的でほぼ同様に構成されたものであり、その内部構造等についての説明は省略する。この第7の参考例における第2の参考例との相違点は、従来のシリンダ装置33を構成する有蓋筒体33aにフランジ33bが形成されて本体14のフランジ14bにボルト締めすることによって固定していたのに対して、この本体714に形成されるシリンダ装置733を構成する有蓋筒体733aの本体714への結合方式をねじ止めとしている点にあり、このため、シリンダ装置733または本体714にフランジ部分を形成する必要がなくなり、自動弁760が薄型化、小型化される。この第7の参考例は、第2および第3以外の参考例と組み合わせて用いることができる。
【0050】
つぎに、図9は、第8の参考例としての散水システムの自動弁の概略図であり、この参考例の自動弁860は、上記第7の参考例と同じく従来のシリンダ装置33のフランジ33bをなくそうとするものであり、この本体814に形成されるシリンダ装置833を構成する有蓋筒体833aの本体814への結合方式を、シリンダ装置833内を貫通する長ボルト833Lとしている点にある。シリンダ装置833または本体814にフランジ部分を形成する必要がなく、自動弁860の薄型化、小型化がなされる。この第8の参考例も、第2、第3および第7以外の参考例と組み合わせて用いることができる。
【0051】
つぎに、図10は、第2の実施形態としての散水システムの自動弁の概略外観図であり、この実施形態の自動弁960は、上記第8の参考例のシリンダ装置833を用い、図示しない自動排水弁やメンテ放水弁932に接続される本体917の二次側からの排水配管取出部931を、本体917のシリンダ装置833突出方向と同一面の下方に設け、良好な排水性能を得るとともに、その他の図示しない加圧配管としてオリフィスとしての調整弁919に接続される加圧配管取出部925を、同一面に排水配管取出部931よりも上方に設けている。なお、949は制水弁である。
【0052】
このようにいわゆる計装配管の配置は、自動弁960のシリンダ装置933の突出に合わせた面方向に配置することで、従来のこれらの計装配管を本体917の一方に集約することに比べて、計装機器も場所の取り合いとならず、自動弁960のユニットとして薄型化、小型化されることになる。この第2の実施形態も、上記第1の実施形態、その他の参考例と組み合わせて用いることができる。
【0053】
つぎに、図11は、第3の実施形態としての散水システムの自動弁の概略外観図であり、この実施形態の自動弁1060は、図示しない自動排水弁に接続される本体1017二次側からの排水配管取出部1031を、本体1017の下面側に設け、良好な排水性能を得るとともに、その他の図示しない加圧配管としてオリフィス1019に接続される加圧配管取出部1025を、排水配管取出部1031よりも上面側に設け、メンテナンス等の作業の効率を確保している。なお、1049は制水弁である。
【0054】
この計装配管の配置は、とくに横置型の自動弁1060を利用するときに有効な配置であり、従来のこれらの計装配管を本体1017の一方に集約することに比べて、配管を最短にシンプルに配置できるとともに、計装機器も場所の取り合いとならず、自動弁1060のユニットとして薄型化、小型化されることになる。この第3の実施形態も、上記第1または第2の実施形態、その他の参考例と組み合わせて用いることができる。
【0055】
以上のような、各実施形態に基づいて、この発明は、本体内を一次側と二次側とを隔壁により区画して、隔壁に形成された弁座を閉鎖する弁体を備える自動弁において、弁体とは逆側から前記弁座を閉鎖するメンテ弁体を備え、さらに、前記弁座内壁から排水を行う排水孔を備えているので、メンテ弁体部分の構造が簡易化されて小型化されると同時に自動弁全体の小型化、薄型化が可能であり、排水孔からの入力配管が流量制限装置に接続されて、メンテ弁体の開閉に係わらず、流量制限装置に基づいて弁体の開度を調整することができる。
【0056】
さらに、この自動弁は、弁体に連結されているピストンを内蔵するシリンダを備えて弁体の開閉や試験のための一つまたは複数の計装機器が配置され、計装機器が本体からシリンダの突出する方向に重なる面方向に配置されているので、配管を最短にシンプルに配置でき、自動弁をユニットとして薄型化、小型化することができる。
【0057】
また、この自動弁は、弁体に連結されているピストンを内蔵するシリンダを備えて弁体の開閉や試験のための一つまたは複数の計装機器が配置され、計装機器が前記本体を中心とした一面上に配置されているので、計装機器も場所の取り合いとならず、自動弁をユニットとして薄型化、小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を利用した第1の実施形態の自動弁を示す概略構成図。
【図2】 第1の参考例を示す概略構成図。
【図3】 第2の参考例を示す概略構成図。
【図4】 第3の参考例を示す概略構成図。
【図5】 第4の参考例を示す概略構成図。
【図6】 第5の参考例を示す概略構成図。
【図7】 第6の参考例を示す概略構成図。
【図8】 第7の参考例を示す概略構成図。
【図9】 第8の参考例を示す概略構成図。
【図10】 本発明の第2の実施形態の自動弁を示す概略構成図。
【図11】 本発明の第3の実施形態の自動弁を示す概略構成図。
【図12】従来の散水システムを示す概略系統図。
【図13】図12の自動弁を示す概略構成図。
【図14】図13の概略断面図。
【図15】図13の外観図。
【符号の説明】
60、160、260、360、460、560、660、760、860、960、1060 自動弁
61、161、415、515 弁体
62 メンテ弁体
63 弁開口
65、165、214、314、414、514、614、714、814、914、1014 本体
167、233、333、733、833、933、1033 シリンダ装置
233b、333bフランジ
168 ピストン
833L 長ボルト
925、1025 加圧配管取出部
931、1031 排水配管取出部
F 側孔[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to an automatic valve used in a watering system in a road tunnel or the like.
[0002]
[Prior art]
For conventional watering systems, for example, when used in tunnels, set fire prevention zones by dividing the longitudinal direction into predetermined distances of 25 m or 50 m, etc., specify the fire prevention zone including the fire point when a fire occurs, and fire prevention Water the entire area of the parcel. FIG. 12 schematically shows the system in this case. The watering system includes a pressurized water supply source such as a pump 2 that feeds fire extinguishing water in the water storage tank 1, a
[0003]
The
[0004]
As shown in FIG. 13 as an example, such an
[0005]
When the
[0006]
An automatic drain valve 31 and a maintenance water discharge valve 32 are provided from the secondary side B of the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In such an
[0008]
14 shows a cross-sectional structure of the basic structure of the
[0009]
As the size of the
[0010]
[Means for Solving the Problems]
thisThe invention relates to an automatic valve having a valve body that partitions a primary side and a secondary side into a main body by a partition wall and closes a valve seat formed on the partition wall, and the valve seat is closed from a side opposite to the valve body. It has a maintenance valveAt the same time, the input pipe from the drain hole is connected to the flow restriction device, and the opening degree of the valve body is adjusted based on the flow restriction device regardless of whether the maintenance valve body is opened or closed.It is characterized by this.
[0011]
The automatic valveOne or a plurality of instrumentation devices for opening / closing and testing the valve body are arranged with a cylinder containing a piston connected to the valve bodyThe instrumentation device is arranged in a surface direction that overlaps the direction in which the cylinder protrudes from the main body, or the instrumentation device is arranged on one surface centering on the main body.Is.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described. FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an automatic valve as a first embodiment. This
[0013]
The
[0014]
Similarly, the
[0015]
The
[0016]
Similarly, the
[0017]
The opening and closing of the
[0018]
Further, the
[0019]
The
[0020]
Here, the
[0021]
The state at the time of fire and restoration from the normal time of the
[0022]
When a fire occurs, the
[0023]
In order to extinguish and restore the fire by this watering, the
[0024]
Next, a description will be given of a water discharge test in which water is not discharged from the head 7 of the
[0025]
In order to restore the operation after confirming the operation of the water discharge test, the
[0026]
In this way, the
[0027]
In this embodiment, since the
[0028]
Next, FIG.First reference exampleThe
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
The
[0032]
Pressurize the
[0033]
Further, the
[0034]
The state of the
[0035]
Here, the
[0036]
thisFirst reference exampleSince the
[0037]
Next, FIG.Second reference exampleIn the
[0038]
thisSecond reference exampleThe flange 233b of the
[0039]
here,Second reference exampleThen, in order to enlarge the
[0040]
thisSecond reference exampleSince the
[0041]
Next, FIG.Third reference exampleIs an external view of the automatic valve of the watering system as the
[0042]
As a result, the width of the
[0043]
Next, FIG.Fourth reference exampleIt is the perspective view which cut | disconnected the
[0044]
thisFourth reference
[0045]
Next, FIG.Fifth reference exampleIt is the perspective view which showed the shape of the
[0046]
thisFifth reference exampleThe plurality of
[0047]
Next, FIG.Sixth reference exampleIt is the schematic sectional drawing which showed the shape which cut | disconnected the
[0048]
thisFifth reference exampleThe cross-sectional shape of the
[0049]
Next, FIG.Seventh reference exampleIs a schematic cross-sectional view of an automatic valve of a watering system asReference exampleThe
[0050]
Next, FIG.Eighth reference exampleThis is a schematic diagram of the automatic valve of the watering system as thisReference exampleThe
[0051]
Next, FIG.SecondIt is a schematic external view of the automatic valve of the watering system as an embodiment of the
[0052]
In this way, the so-called instrumentation piping is arranged in a plane direction that matches the protrusion of the
[0053]
Next, FIG.Third1 is a schematic external view of an automatic valve of a watering system as an embodiment of the present invention, and an
[0054]
This arrangement of instrumentation pipes is particularly effective when a horizontal
[0055]
Based on each embodiment as described above,thisThe invention relates to an automatic valve having a valve body that partitions a primary side and a secondary side into a main body by a partition wall and closes a valve seat formed on the partition wall, and the valve seat is closed from a side opposite to the valve body. The maintenance valve body is equipped with a drainage hole that drains water from the inner wall of the valve seat, so that the structure of the maintenance valve body is simplified and downsized, and at the same time, the entire automatic valve is downsized and thinned. Can beYes, the input pipe from the drain hole is connected to the flow restrictor, and the opening degree of the valve can be adjusted based on the flow restrictor regardless of whether the maintenance valve is opened or closed.
[0056]
In addition, this automatic valveOne or more instrumentation devices for opening / closing and testing of the valve body are arranged with a cylinder containing a piston connected to the valve bodyIsSince the instrumentation device is arranged in the surface direction that overlaps the direction in which the cylinder protrudes from the main body, the piping can be arranged simply and as short as possible, and the automatic valve can be made thinner and smaller as a unit.
[0057]
This automatic valveOne or more instrumentation devices for opening / closing and testing of the valve body are arranged with a cylinder containing a piston connected to the valve bodyIsSince the instrumentation device is arranged on one surface with the main body as the center, the instrumentation device is not in contact with each other, and the automatic valve can be made thinner and smaller as a unit.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an automatic valve according to a first embodiment using the present invention.
[Figure 2]First reference exampleFIG.
[Fig. 3]Second reference exampleFIG.
[Fig. 4]Third reference exampleFIG.
[Figure 5]Fourth reference exampleFIG.
[Fig. 6]Fifth reference exampleFIG.
[Fig. 7]Sixth reference exampleFIG.
[Fig. 8]Seventh reference exampleFIG.
FIG. 9Eighth reference exampleFIG.
FIG. 10The second of the present inventionThe schematic block diagram which shows the automatic valve of embodiment.
FIG. 11The third of the present inventionThe schematic block diagram which shows the automatic valve of embodiment.
FIG. 12 is a schematic system diagram showing a conventional watering system.
13 is a schematic configuration diagram showing the automatic valve of FIG. 12. FIG.
14 is a schematic cross-sectional view of FIG.
15 is an external view of FIG.
[Explanation of symbols]
60, 160, 260, 360, 460, 560, 660, 760, 860, 960, 1060 Automatic valve
61, 161, 415, 515 Valve body
62 Maintenance valve
63 Valve opening
65, 165, 214, 314, 414, 514, 614, 714, 814, 914, 1014
167, 233, 333, 733, 833, 933, 1033 Cylinder device
233b, 333b flange
168 piston
833L long bolt
925, 1025 Pressurized piping outlet
931, 1031 Drainage piping outlet
F side hole
Claims (3)
該弁体とは逆側から前記弁座を閉鎖するメンテ弁体を備え、さらに、前記弁座内壁から排水を行う排水孔を備えているとともに、
該排水孔からの入力配管が流量制限装置に接続されて、前記メンテ弁体の開閉に係わらず、該流量制限装置に基づいて前記弁体の開度が調整されることを特徴とする自動弁。In an automatic valve provided with a valve body that partitions the main body into a primary side and a secondary side by a partition and closes a valve seat formed in the partition,
A maintenance valve body that closes the valve seat from the opposite side to the valve body, and further, a drainage hole that drains water from the valve seat inner wall ,
An automatic valve characterized in that an input pipe from the drain hole is connected to a flow restriction device, and the opening degree of the valve body is adjusted based on the flow restriction device regardless of opening and closing of the maintenance valve body. .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000207559A JP3859433B2 (en) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | Automatic valve |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000207559A JP3859433B2 (en) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | Automatic valve |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002022056A JP2002022056A (en) | 2002-01-23 |
JP3859433B2 true JP3859433B2 (en) | 2006-12-20 |
Family
ID=18704307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000207559A Expired - Fee Related JP3859433B2 (en) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | Automatic valve |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3859433B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5026875B2 (en) * | 2007-07-09 | 2012-09-19 | 能美防災株式会社 | Automatic valve device |
JP6247159B2 (en) * | 2014-06-12 | 2017-12-13 | ホーチキ株式会社 | Fire fighting equipment and valve equipment |
-
2000
- 2000-07-07 JP JP2000207559A patent/JP3859433B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002022056A (en) | 2002-01-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR200445432Y1 (en) | A combined alarm valve for fire fighting | |
JP3859433B2 (en) | Automatic valve | |
US5996606A (en) | Four-port valve and three-way valve | |
US3406715A (en) | Drain valve | |
CN101484646B (en) | Control stop and flushing system | |
KR101291335B1 (en) | Butterfly valve equipped with a pressure reducing valve for fire fighting | |
JP4263334B2 (en) | Watering system | |
JP2000120898A (en) | Pressure regulating valve | |
JP2001108140A (en) | Automatic valve | |
US3905392A (en) | Alarm check valve | |
JP3079441B2 (en) | Fire extinguishing equipment | |
JP3894264B2 (en) | Automatic valve and automatic selection valve | |
JP5707469B1 (en) | Flowing water detection device | |
CN112664659A (en) | Cut-off valve | |
KR20130046052A (en) | Pilot valve equipped with a pressure reducing valve for fire fighting | |
JP4102551B2 (en) | Automatic valve | |
JPH0914460A (en) | Flow control valve | |
KR102581218B1 (en) | low pressure wet valve | |
JP4068221B2 (en) | Constant flow valve device with automatic shut-off valve | |
JP3172813B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
KR101851560B1 (en) | system for the pressure reducing valve | |
JP3964614B2 (en) | Automatic selection valve | |
JP3013107B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment | |
JPH04276268A (en) | Wet type pressure regulation warning valve | |
JP2979254B2 (en) | Sprinkler fire extinguishing equipment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040316 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060417 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060829 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060919 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3859433 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130929 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |