JP3858421B2 - Remote controller - Google Patents

Remote controller Download PDF

Info

Publication number
JP3858421B2
JP3858421B2 JP02249598A JP2249598A JP3858421B2 JP 3858421 B2 JP3858421 B2 JP 3858421B2 JP 02249598 A JP02249598 A JP 02249598A JP 2249598 A JP2249598 A JP 2249598A JP 3858421 B2 JP3858421 B2 JP 3858421B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
transmission
command code
period
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP02249598A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH11225381A (en
Inventor
雅之 木原
哲也 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP02249598A priority Critical patent/JP3858421B2/en
Publication of JPH11225381A publication Critical patent/JPH11225381A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3858421B2 publication Critical patent/JP3858421B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば1回の送信操作により複数のコマンド信号を順次送信することのできるリモートコントローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
リモートコントローラとして、例えばテレビジョン受像機、及びVTR等をはじめとする複数種類の機器に対する遠隔操作を行うことのできるリモートコントローラが知られている。このようなリモートコントローラでは、例えばテレビジョン受像機やVTR(Video Tape Recorder) に対して操作を行うための操作キー部が設けられており、ユーザはこのようなキーを操作することで、1つのリモートコントローラにより複数の機器に対する遠隔操作を行うようにされる。
【0003】
ここで、テレビジョン受像機にVTRの再生画像を表示させるような場合に対応して上記のようなリモートコントローラを操作する場合を例にとると、例えばユーザは、少なくとも、先ずテレビジョン受像機の電源をオンにするための操作を行った後に、テレビジョン受像機の入力をビデオ入力に切り換えるための操作を行い、更にこの後、VTRの電源をオンにするための操作を順次行う必要がある。
つまり、VTRを再生して視聴するような場合には、ユーザは複数回の決まり切った操作をその都度行わねばならない。
【0004】
上記のような、或る決まり切った一連の操作を、これが必要とされる度にユーザが行うのは非常に煩わしいものとなる。
そこで、上記したようなリモートコントローラにおいては、ユーザが予め所定操作に従ってプログラムした複数のコマンドコード(コマンド信号)の順次送信を1回のキー操作により行えるようにしたものが知られている。
このような機能を有させれば、例えば、上記のようにしてVTRを再生して視聴するような場合においても、1回のキー操作により、順次、テレビジョン受像機の電源をオンにするコマンドコード→テレビジョン受像機をビデオ入力に切り換えるコマンドコード→VTRの電源をオンにするコマンドコードが順次送信出力されることになる。
【0005】
ところで、リモートコントローラ側で上記のようにして複数のコマンドコードの順次送信を行う場合、送信するコマンド信号間に対して送信休止のための期間として「送信キャンセル期間」を設定しているのが一般的である。つまり、・・・コマンドコード送信→送信キャンセル期間→コマンドコード送信→送信キャンセル期間・・・の動作を繰り返すようにするものである。
【0006】
上記のようにして、送信キャンセル期間を設けるのは次のような理由による。図13(a)には、ある一つのコマンドコードAが単発で送信されている状態を時間経過と共に示している。これに対して、例えば、図13(b)(c)に示すように、コマンドコードの送信周期に従ってコマンドコードAを連続送信する、或いはコマンドコードAに続けてこれとは異なるコマンドコードBを送信する場合を考えてみる。
【0007】
この場合、上記図13(a)のように、単発でコマンドコードが送信される場合には、特に受信機器側においては問題なく受信が行われるのものとされるが、図13(b)(c)のように、コマンドコードの送信周期という相当に短い周期で連続的に送信が行われた場合には、送信期間中に混信するノイズが問題となり、受信機器側では後から送信されたコマンドコードに対する識別が困難となることがある。
つまり、図13(b)のようにして、同一のコマンドコードが連続して送信される可能性と、図13(c)のように異なるコマンドコードが送信される可能性とが併存する場合を考えると、受信機器側においては、ノイズの混信によって後から送信されたコマンドコードが図13(b)に示すコマンドコードAであるのか、或いは図13(c)に示すコマンドコードBであるのかが判別できないことになる。
【0008】
このため、受信機器側では、内部の制御処理によってノイズの混入によりコマンドコードの内容の識別が困難であると推測される場合には、その受信したコマンドコードを無効とするように処理を実行するのが通常である。
【0009】
また、受信機器側において、例えば図14(a)に示すようにコマンドコードAを最初に受信してこれに応答した動作を行う場合、この応答動作のための内部処理時間TPRCを要する。ここでいう内部処理時間TPRCとは機器及びその動作種類によっても異なるが、例えばVTRであれば、電源オン時に各種内部制御プログラムを起動させたり、再生開始に際してテープをローディングした後に定常速度で走行させるまでの制御処理もこれにあたる。
【0010】
このような内部処理時間TPRCの間は、通常、受信機器側では次のコマンドコードを受け付けることができない。このため、例えば図14(b)に示すようにして、コマンドコードAの受信後において、内部処理時間TPRCが終了しないうちにコマンドコードBが送信されてこれを受信したとしても、このコマンドコードには応答しないようにされる。
つまり、受信機器側では、図14(b)に示すように、そのときの内部処理時間TPRCに応じた受信キャンセル期間TRCが生じることになり、受信キャンセル期間TRCの経過後に、受信したコマンドコードの応答を受け付ける受信イネーブル期間TRENが得られることになる。
このような受信キャンセル期間TRCは、上記内部処理時間TPRCに依存するため、機器及びその動作種類によっては、数秒となる場合もある。
【0011】
但し、このようなことを考慮して、受信側において内部処理時間TPRC内に受信したコマンドコードを一時保持するバッファを備えたものも知られているが、受信キャンセル期間TRC内に、バッファの容量を越える数のコマンドコードが受信された場合には、やはりバッファに保持されなかったコマンドコードについては無効となる。
【0012】
上記図13、図14(a)(b)にて説明したような受信機器の動作を考慮すると、ある1つのコマンドコードの送信終了からこれに続くコマンドコードの送信開始までの期間は、上記したノイズの混信による誤動作の防止と、受信機器側における受信キャンセル期間TRC内に次のコマンドコードが送信されないようにすることが必要となる。
そこで、実際には、図14(c)に示すようにして、例えばコマンドコードAを送信した後は、少なくとも受信キャンセル期間TRCを越える時間長をおいてから、これに続くコマンドコードBを送信するようにするものである。このコマンドコードAとコマンドコードBの送信の間に設けられる期間が、先に述べた送信キャンセル期間TSCである。
【0013】
この送信キャンセル期間TSCが経過するごとにコマンドコードを順次送信していくことで、受信機器側では、適正にコマンドコードを受信して応答することが可能となり、実際には、各AV機器が、ユーザのリモートコントローラに対して設定したプログラム内容に応じた動作を確実に順次行っていくことが可能となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上記送信キャンセル期間TSCは、上記のように受信キャンセル期間TRCを越える時間長であることが要求されるのであるが、受信キャンセル期間TRCは、上述したように機器及びその動作種類によって異なるものである。
このため、リモートコントローラにおける実際の送信キャンセル期間TSCの設定は、AVシステムのセットにおいて想定しうる、受信キャンセル期間TRCの最大値を考慮して設定しているのが通常である。この場合、コマンドコードごとの各送信時間間隔(即ち送信キャンセル期間TSC)が相当に長いものとなるので、ユーザにとっては待ち時間が長く感じられて使い勝手が悪いものとなっているのが現状である。
【0015】
そこで、送信キャンセル期間TSCを短目に設定してコマンドコードの送信を行うように構成したとすれば、逆に、受信キャンセル期間TRCの比較的長い動作モードを有する機器があった場合には、その機器が適正に動作しない可能性が高くなるので、これは避けられるべきである。このような問題は、いわゆる学習リモコンなどと呼ばれる、入力したコマンドコードの内容を学習して保持し、この学習により得たコマンドコードを或る操作に対応させ送信可能なリモートコントローラの場合に顕著となる。
【0016】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は上記した課題を考慮して、コマンドコードを順次送信する際の送信キャンセル期間が、操作対象となる機器に対応するできるだけ適当な時間長として設定されるようにして、リモートコントローラの使い勝手を向上させることを目的とする。
【0017】
このため、リモートコントローラとしては、或る時間長による送信休止期間が設定されているものとして、所要の複数のコマンド信号を送信する際には送信休止期間が経過するごとに各コマンド信号を順次送信する送信手段と、送信休止期間の時間長を変更するための操作手段と、この操作手段により変更された送信休止期間の時間長を送信手段により上記複数のコマンド信号を送信する際の送信休止期間として設定することのできる制御手段とを備えて構成することとした。
【0018】
これにより、送信休止期間(送信キャンセル期間)をユーザの操作により可変とすることが可能となる。
【0019】
また、送信すべきコマンド信号をその送信順に従って個々に指定するための指定操作が可能とされる指定操作手段と、この指定操作手段に対する指定操作に基づいて、送信すべきコマンド信号をその送信順と共に記憶する第1の記憶手段と、指定操作手段による指定操作が行われたときの、先のコマンド信号の指定操作に続いて次のコマンド信号の指定操作が行われるまでの操作間隔時間を、先のコマンド信号を送信して上記次のコマンド信号の送信するまでの送信休止期間として対応させて設定することのできる送信休止期間設定手段と、この送信休止期間設定手段により設定された送信休止期間を記憶する第2の記憶手段と、第1の記憶手段と第2の記憶手段の記憶内容に基づいて、送信すべきコマンド信号を送信休止期間が経過するごとに順次送信出力していくことのできる送信手段とを備えてリモートコントローラを構成することとした。
【0020】
そして、上記構成の下で、送信休止期間については最短時間長と最長時間長が規定されているものとした上で、上記送信休止期間設定手段は、さらに、当該コマンド信号に対応して設定されている上記操作間隔時間が上記最短時間長よりも短いとされる場合には、この操作間隔時間に対応する送信休止期間を、上記最短時間長以上の所定時間長に設定し、当該コマンド信号に対応して設定されている上記操作間隔時間が上記最長時間長よりも長いとされる場合には、この操作間隔時間に対応する送信休止期間を、上記最長時間長以内の所定時間長として設定するように構成することとした。
【0021】
これにより、ユーザは、順次送信させたいコマンドコードをその送信順に従って指定していくようにされるが、基本的には、この指定操作ごとの操作間隔時間を各コマンドコード送信時の送信休止期間として設定することになる。
そして、上記操作間隔時間が、送信休止期間の最大時間長〜最短時間長の範囲を越えるときは、操作間隔時間をそのまま送信休止期間とせずに、最大時間長〜最短時間長の範囲内となるようにして設定することで、上記操作間隔時間が取りうると想定される値を逸脱した場合に、自動的にこれを補正した送信休止期間が設定されることになる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図12を参照して本発明の実施の形態のリモートコントローラについて説明する。
なお、以降の説明は次の順序で行う。
1.リモートコントローラの外観
2.リモートコントローラの内部構成
3.オートプログラム操作
4.第1の実施の形態
5.第2の実施の形態
【0023】
図1は、後述する第1及び第2の実施の形態について共通となるリモートコントローラ1の外観例を示している。この図においては、操作パネル部位及び表示部が設けられたリモートコントローラ1本体上面部が示されている。
【0024】
図1に示すリモートコントローラ1上面部のほぼ上側半分の部位には、液晶タッチパネル2が設けられる。この液晶タッチパネル2は、液晶ディスプレイデバイスによる表示と、タッチパネルに対する操作が可能な構造を採るものとされ、ここには主として、後述する操作モード選択キー部7に備えられたキー操作に対応して選択された、操作対象としての機器を操作するためのキー表示が行われる。そして、ユーザが表示されたキーに対して押圧操作を行うことで、そのキー操作に応じたコマンドコードが送信されるようになっている。
また、液晶タッチパネル2においてその上側に設けられるモード表示部2aには、主として、現在液晶タッチパネル2に表示されている操作対象の機器名が示される。
なお、液晶タッチパネル2における表示形態例については後述する。
【0025】
操作キー部3においては、オートプログラムキー部4、照明キー5,電源オフ(決定キー)6,操作モード選択キー部7、ボリュームキー部8、チャンネルキー部9、ミューティングキー10、キャンセルタイム設定キー11等の、キー部あるいはキーが設けられる。
【0026】
オートプログラムキー部4には、オートプログラムキー4a,4b,4cが設けられており、これら各キーはオートプログラムを設定するためものとされる。ここでいう「オートプログラム」とは、ユーザが連続して行いたいキー操作を所定ステップ数まで記憶する機能をいうものである。この場合には、3つのオートプログラムキーが設けられていることから、3つの異なる連続キー操作を設定登録(プログラム)することができる。
そして、オートプログラムの設定後は、オートプログラムキー4a,4b,4cの何れか1つを1回押圧操作することで、そのオートプログラムキーに対応して記憶されたキー操作に対応するコマンドコードが順次送信される。なお、このオートプログラムの操作に関しては後述する。
【0027】
照明キー5は、例えば暗いところで液晶タッチパネル2を使用する際に操作する。例えばこのキーを操作することにより液晶タッチパネル2が照明され、その後。所定時間以上キー操作が行われなければ、自動的に消灯するようにされる。
【0028】
電源オフ(決定キー)6は、リモートコントローラ1の電源をオフとするときに操作する。なお、リモートコントローラ1の電源をオンとするには、図において破線で示しているキーのうちの何れか1つを操作するようにされる。
また、電源オフ(決定キー)6は、オートプログラムの操作時においては、これまでの指定操作を確定して登録するための決定キーとしても機能する。
【0029】
操作モード選択キー部7には、図のように、「TV」,「VTR1」,「VTR2」,「VTR3」,「VDP(Video Disk Player) 」,「BS TUNER」,「AMP」,「CDP(Compact Disk Player) 」・・・などの各種AV機器に対応する操作モード選択キーが備えられている。これら操作モード選択キーのうちからユーザが所望のキーを操作することで、液晶タッチパネル2には、操作されたキーに対応するAV機器を操作するためのキー表示が行われる。
【0030】
ボリュームキー部8は、VOL+キー8a,VOL−キー8bを操作することで音量を調節するためのキー部である。
【0031】
チャンネルキー部9は、CH+キー9a、CH−キー9bを操作することで、例えばテレビジョン受像機やVTR等に備えられているチューナのチャンネルを1つづつ繰り上げ或いは繰り下げるようにして選択するためのキー部とされる。
【0032】
ミューティングキー10は、例えばテレビジョン受像機等の音量を一時的に下げるためのキーとされる。例えば、このミューティングキー10を1回操作すると音量が下がり、この後再度操作すると元のレベルの音量に戻るようにされる。
【0033】
キャンセルタイム設定キー11は、第1の実施の形態として後述するキャンセルタイムの変更を行うための「キャンセルタイム設定モード」を設定するための操作を行うために設けられている。
【0034】
送信部12は、ユーザのキー操作に従って送信すべきコマンドコードが、例えば赤外線等により送信出力される部位とされる。
【0035】
ここで、図2(a)(b)に、液晶タッチパネル2におけるキー表示の一例を示す。
図2(a)には、操作モード選択キー部7における「TV(テレビジョン受像機)」の操作モード選択キーが操作された場合に対応するキー表示が示されている。
この場合には、液晶タッチパネル2のモード表示部2aにおいて、「TV」とモード表示されて現在キー表示が「TV」であることが示される。なお、ここでの詳しい図示は省略するが、実際のモード表示部2aにおいては、モード表示の他に電池切れの警告や、ある他のリモートコントローラのコマンドコードを当該リモートコントローラ1に記憶させるためのいわゆる学習操作に各種必要な表示も行われる。
【0036】
そして、液晶タッチパネル2におけるモード表示部2a以外の領域には、例えばチャンネル切り換え等を行うための数字キー30、電源オン/オフのためのパワーキー31、ディスプレイキー32、受信画像とビデオ入力との切り換えのためのTV/VIDEOキー33、主音声と副音声の切り換えのための音声モード切り換えキー34、サラウンド効果をオン/オフするためのサラウンドキー35、スリープモードにするためのスリープキー36が表示されている。
【0037】
図2(b)には、操作モード選択キー部7における「VTR1」の操作モード選択キーが操作された場合に対応するキー表示が示されている。
この場合であれば、液晶タッチパネル2のモード表示部2aにおいては、「VTR1」のモード表示が行われて、現在のキー表示が「VTR1」であることが示される。
また、モード表示部2a以外の領域の液晶タッチパネル2には、チューナのチャンネル切り換え等を行うための数字キー40、パワーキー41、ディスプレイキー42、アンテナ出力について内蔵チューナの受信チャンネルとVTRの再生画像との切り換えを行うためのアンテナ切換キー43,音声モード切り換えキー44、インデックス(録画内容の一覧)を表示させるためのインデックスキー45が表示される。
また、46〜55までのキーは、VTRの記録再生動作に関して操作を行うためのキーであり、ここでは、再生キー46、早送りキー47、巻き戻しキー48、停止キー49、一時停止キー50、頭だしキー51,52、録画キー53、倍速再生キー54、スロー再生キー55が表示されている。
【0038】
2.リモートコントローラの内部構成
続いて、リモートコントローラ1の内部構成例について図3のブロック図を参照して説明する。なお、この図において図1と同一部分には同一符号を付している。
【0039】
この図において、操作キー部3に対して行われた操作は、キーマトリクスエンコード部3Aにより操作情報として制御部20に対して出力される。
また、本実施の形態の液晶タッチパネル2としては、タッチパネル上に対するキー操作を操作情報として制御部20に出力するキーマトリクスエンコード部2Aと、例えば図2に示した表示が行われるように液晶表示パネルを駆動する表示ドライブ部2Bが備えられて構成されることになる。
【0040】
ROM21は、例えばフラッシュEEP−ROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory) などの書き換え可能なメモリ素子によって形成され、例えば学習機能により学習して得た各種コマンドコードが格納される。また、後述するオートプログラムによる設定情報も格納される。ここでのオートプログラムによる設定情報とは、主として、各オートプログラムキー4a,4b,4cの各々に対応する、順次送信すべきコマンドコードの情報と、送信順を示す情報、更には、各コマンドコードを送信する際の送信キャンセル期間の時間長等の情報とされる。また、例えばユーザによる書き換えは行われないようにしたうえで、例えば制御部20が実行すべき処理を実現するためのプログラム等も格納される。
【0041】
RAM22は、制御部20が処理動作を実行している際に、そのとき得られた演算結果や各種情報を一時保持するための記憶領域とされる。
【0042】
制御部20は、キーマトリクスエンコード部3A,3Bから伝送される操作キー部3又は液晶タッチパネル2に対して行われた操作に基づいて得られる操作情報に基づいて、所要の制御処理を実行する。例えば、伝送された操作情報に対応するコマンドコードを送信部12から送信出力させる他、表示ドライブ部2Bに対して制御を行うことで、液晶タッチパネル2において所要の内容が表示されるようにする。
更には、動作モードの切り換え操作に応じて、例えば後述するオートプログラム設定モード、キャンセル期間設定モードの他、リモコンコードを学習するための学習モード等を設定する。なお、この図では説明の便宜上、学習モードに対応する構成の図示は省略している。
【0043】
制御部20がコマンドコードを送信する際には、例えば送信すべきコマンドコードに基づいてドライブ信号を生成してトランジスタ12bのオン/オフを制御する。これにより、発光ダイオード12aの発光のオン/オフが行われ、例えば赤外線光によるコマンドコードが送信出力されることになる。
【0044】
3.オートプログラム操作
上記構成のリモートコントローラ1によるオートプログラムのための操作は、例えば次のようにして行われる。
先ず、オートプログラムを登録するための「オートプログラム設定モード」を設定するには、図4(a)に示すようにして、電源オフキー6を押しながら、オートプログラムキー(4a,4b,4c)の何れか1つを操作する。これにより、「オートプログラム設定モード」が設定される。
続いては、例えば図4(b)に示すように、操作モード選択キー部7のキーのうちから、操作する機器に対応するキーを操作する。液晶タッチパネル2ではこの操作によって指定された機器のキー表示が行われる。そして、この状態のもとで、図4(c)に示すようにして、ユーザは操作するキーを液晶タッチパネル2のキー表示から選択して操作する。
ここまでの操作により、オートプログラムとして最初に行うべきキー操作(最初に送信すべきコマンドコード)が登録されたことになる。具体例として、図4(b)→(c)においては、VTR1の操作モード選択キーを選択して、この後、液晶タッチパネル2においてパワーキー31を操作している手順が示されているので、この場合には、最初に行うべきキー操作として、VTR1の電源オンが指定されたことになる。
【0045】
以降は、ユーザがオートプログラムにより行わせたいとするキー操作の順序に従って、図4(b)→(c)としての操作を繰り返すようにされる。なお、ここで同じモード表示内でのキー操作を指定する場合には、そのキー操作に対応する図4(c)としての操作のみを繰り返せばよい。
【0046】
上記のようにして、オートプログラムにより行わせたいとするキー操作の指定が全て終了したら、ユーザは図4(d)に示すようにして、電源オフキー6を操作する。この際、電源オフキー6は「決定キー」として機能する。これにより、これまでの操作により指定されたキー操作の結果として、少なくとも、キー操作(コマンドコード)の種類とその操作順(コマンドコードの送信順)が決定され、オートプログラムの設定情報としてROM21に対して保持されることになる。そして、「オートプログラム設定モード」が終了されることになる。
【0047】
このようにしてオートプログラムが設定された後において、そのオートプログラムキーを操作すれば、ROM21に保持されたオートプログラムの設定情報に基づき、オートプログラム設定モード時の操作により指定されたキー操作に従って、コマンドコードが順次出力されることになる。つまり、ユーザはオートプログラムキーを1回操作するだけで、所望の複数のキー操作に対応するコマンドコードを送信出力することができることになる。
【0048】
4.第1の実施の形態
続いて、これまでの説明を踏まえて、本発明の第1の実施の形態について説明する。
例えば、従来例でも説明したように、オートプログラムキーの操作によって、複数のコマンドコードを順次送信する場合には、受信機器側の受信キャンセル期間TRCを考慮して、送信キャンセル期間TSCが設定され、コマンドコードは、この送信キャンセル期間TSCが経過するごとに順次送信されるように構成される。この点では、本実施の形態のリモートコントローラ1においても同様とされる。
【0049】
ここで、第1の実施の形態としては、最初にオートプログラムによる設定操作があった場合には、各コマンドコードごとの間で一律とされる所定時間長の送信キャンセル期間が初期値として設定されるものとする。
なお、ここで上記初期値としての所定時間長の設定については、できるだけ各種機器が適正に動作できるような汎用性を有するようにすると共に、一般のユーザのほぼ大多数が相当に待ち時間が遅いと感じないようにしてもらえることを考慮して設定されればよい。
【0050】
但し、このように適当に初期値としての所定の送信キャンセル期間TSCを設定したとしても、ユーザによっては、1回のオートプログラムキーの操作による送信開始から終了までの待ち時間が遅いと感じたり、或るユーザが所有している或る機器では、初期値として設定された送信キャンセル期間TSCでは依然として短く、その機器がコマンドコードを受け付けずに適正に動作しないといった不都合が起こることは当然考えられる。
【0051】
そこで、本実施の形態では、一旦オートプログラムにより設定を行った後においても、ユーザの操作によって送信キャンセル期間TSCを任意に変更設定できるようにするものである。
【0052】
図5は、送信キャンセル期間TSCの変更設定例を示しているもので、ここでは、オートプログラムによる送信として、コマンドコードAに続きコマンドコードBを送信する場合を想定している。
図5(a)には、現在設定されている送信キャンセル期間TSCが、コマンドコードAに応答した受信キャンセル期間TRCよりも相当に短いとされる状態を示しているものとされる。このような場合、コマンドコードAに続くコマンドコードBの送信タイミングをもっと遅くしなければコマンドコードBに応答する適正な機器の動作が得られないことになる。
そこで、この場合にはユーザは、後述する操作によってコマンドコードA−B間の送信キャンセル期間TSCを長くするように変更設定する。
図5(b)には、変更設定後の状態として、コマンドコードAに応答する受信キャンセル期間TRCよりも或る程度の余裕を持って遅らせたタイミングでコマンドコードBが送信されるように、送信キャンセル期間TSCを設定した状態が示されている。なお、この図5(a)から図5(b)に示す状態に送信キャンセル期間TSCを追い込むのには、例えばユーザが、オートプログラムキーを操作してコマンドコードA−Bの順次送信を逐一行って、機器の動作状態を確認するようにして行えばよい。
【0053】
また、他の状況に対応した送信キャンセル期間TSCの変更設定例を図6に示す。図6(a)には、現在の送信キャンセル期間TSCが、コマンドコードAに応答した受信キャンセル期間TRCよりも相当に長いとされる状態が示されている。
この場合には、コマンドコードAに続くコマンドコードBの送信開始タイミングをもっと早くしても構わなく、これを受信キャンセル期間TRCに入り込ませない限りは、コマンドコードBに応答した機器の動作が保証されることになる。また、それだけ、オートプログラムによるコマンド送信終了までの待ち時間も短くすることができる。
【0054】
そこでこの場合には、図6(b)に示すようにして、コマンドコードA−B間の送信キャンセル期間TSCを短くするように変更するための操作を行えばよいことになる。
図6(b)においては、変更設定後の状態として、ここでもコマンドコードAに応答する受信キャンセル期間TRCよりも或る程度の余裕を持って遅らせたタイミングでコマンドコードBが送信されるまで、送信キャンセル期間TSCを短くした状態が示されている。
【0055】
なお、図5(b)及び図6(b)に示した送信キャンセル期間TSCは、或る意味では理想的な時間長が設定されているものとされる。つまり、コマンドコードBの送信開始タイミングを受信キャンセル期間TRCに対してできるだけ近づけるようにして送信時の待ち時間を短くしたうえで、受信キャンセル期間TRCに対して或る程度の余裕を持って遅らせる、即ちコマンドコードBの送信開始タイミングと、受信イネーブル期間TRENの開始タイミングとを一致させないようにすることで、受信側での安定したコマンドコードの受付動作が得られるように配慮しているものである。
【0056】
上記のようにして変更設定を行った後は、ROM21に保持されているオートプログラムの情報として、送信キャンセル期間TSCについては、変更設定された送信キャンセル期間TSCに更新されることになる。
そして、オートプログラムキーの操作に応じたコマンドコードの送信を行う際には、上記のようにして更新されたオートプログラムの情報に基づいて、実際の送信キャンセル期間TSCを設けてコマンドコードの順次送信を行うようにされる。即ち、変更前においては図5(a)若しくは図6(a)に示したタイミングでコマンドコードA−Bを送信していたのに対して、変更後においては、図5(b)若しくは図6(b)に示したタイミングでコマンドコードA−Bを送信することになる。
【0057】
ここで、送信キャンセル期間TSCを変更設定するための操作方法は各種考えられるが、ここでは、次のようにして行うものとする。
先ず、ユーザは、図1に示したキャンセルタイム設定キー11を操作することで、「キャンセルタイム設定モード」を設定する。
このモード状態においては、例えばチャンネルキー部9のCH+キー9a,CH−キー9bは、送信キャンセル期間TSCの時間長を変更するためのアップダウンキーとして機能するようにされる。つまり、CH+キー9aを操作すれば送信キャンセル期間TSCは長くなり、CH−キー9bを操作すれば短くなるようにされる。
【0058】
また、この「キャンセルタイム設定モード」においては、送信キャンセル期間TSCの変更された状態を視覚的に認識するための何らかの表示が行われることが好ましい。
例えば一例としては、上記図5或いは図6に示したようにコマンドコードを四角形の箱などによりシンボル的に表示させ、このコマンドコード間の距離を送信キャンセル期間TSCとしてみるようにさせた表示を行わせることが考えられる。
或いは、送信キャンセル期間TSCをバー的に表示して、初期値に対する増減の状態が把握できるようにすることも考えられる。
更には、送信キャンセル期間TSCを数値により表現することも考えられる。なお、この際には、送信キャンセル期間の実時間を表示してもよいし、ユーザが感覚的にわかりやすいように、ある送信キャンセル期間の実時間に対応させてある代替数値を与えるようにしても構わない。また、このように送信キャンセル期間TSCを数値により表現する場合には、液晶タッチパネル2にそのとき表示される数字キー(30,40等)を使用して、送信キャンセル期間TSCの数値をユーザが入力可能に構成することも考えられる。
【0059】
また、上記のようにしてユーザの操作により送信キャンセル期間TSCを変更設定するのにあたっては、2つの方法が考えられる。
1つは、ユーザの送信キャンセル期間TSCの変更操作に応答して、送信すべきコマンドコード信号間の全ての送信キャンセル期間TSCを一律に変更する方法であり、もう1つは、送信すべきコマンドコード信号間の各送信キャンセル期間TSCを、それぞれ独立的に変更設定できるようにする方法である。
前者の方法は、各コマンドコード間の送信キャンセル期間TSCごとについて細かく対応することはできず、その調整は大雑把なものとなることは否めないが、ユーザにとっては、少ない操作手順で、オートプログラムのコマンドコード送信時における全体的な送信キャンセル期間の調整を簡易に行うことができるという点でメリットがある。
これに対して後者は、その操作手順は或る程度複雑になるものの、各コマンドコード間の送信キャンセル期間TSCごとに独立的に設定することができるため、それだけ、各コマンドコードの応答に対応した受信キャンセル期間TRCの時間長に対して適当な送信キャンセル期間TSCを設定できることになる。
【0060】
続いて、上記第1の実施の形態としての送信キャンセル期間の変更設定操作を実現するための制御部20の処理動作について、図7を参照して説明する。
なお、この図に示す処理としては、上記した送信キャンセル期間TSCの変更設定方法として、前者のコマンドコード信号間の全ての送信キャンセル期間TSCを一律に変更する方法を採った場合に対応する処理動作を示すものとする。
【0061】
この図に示す処理においては、先ず、キャンセルタイム設定キー11の操作を待機しており、ここでキャンセルタイム設定キー11の操作があったことが判別されると、ステップS102に進み、「キャンセルタイム設定モード」を設定する。つまり、
【0062】
「キャンセルタイム設定モード」が設定されると、例えば、先ずステップS103において、オートプログラムキー部4における何れか1つのオートプログラムキーの操作が行われたか否かが判別され、ここで、或る1つのオートプログラムキーの操作が行われたとされれば、その操作されたオートプログラムキーに対応するオートプログラムの設定情報における送信キャンセル期間TSCを変更対象として設定し、ステップS104に進む。即ち、この段階で、1つの特定のオートプログラムにおいて現在設定されているユーザが変更設定可能な状態が得られることになり、以降は、図6にて説明したように、CH+キー9a,CH−キー9bはそれぞれ送信キャンセル期間TSCの値をインクリメント、デクリメントする操作子として機能することになる。
【0063】
ステップS105では、CH+キー9aの操作があったか否かが判別され、ここで肯定結果が得られればステップS106に進み、送信キャンセル期間を例えば100ms延長させるように設定して後にステップS105に戻る。上記ステップS106の処理によって、結果的に、各コマンドコード間の送信キャンセル期間は一律に100msづづその時間長が延長されたことになる。
また、ステップS105において否定結果が得られた場合にはステップS107に進む。
【0064】
ステップS107においては、CH−キー9bが操作されたか否かが判別され、ここで肯定結果が得られればステップS108に進んで送信キャンセル期間を100ms短縮して設定し、この後ステップS105に戻るようにされる。
ステップS107において否定結果が得られればステップS109に進む。
【0065】
ステップS109においては、決定キー6(電源キー9)が操作された否かが判別され、ここで否定結果が得られればステップS105に戻るようにされるのであるが、肯定結果が得られればステップS110に進む。
【0066】
ステップS110においては、これまでのCH+キー9a,CH−キー9bに対する操作によって変更設定された送信キャンセル期間の値をROM21に保持させるための処理を実行する。
前述のように、ROM21においては、オートプログラムの設定情報が記憶されているのであるが、上記ステップS110では、このオートプログラムの設定情報の内容において、ステップS103,S104により特定されたオートプログラムキーに対応するオートプログラムの設定情報における送信キャンセル期間TSCの内容を、変更された送信キャンセル期間TSCの値に更新する処理を実行することになる。
【0067】
そして、上記ステップS110における処理が終了すると、ステップS111において「キャンセルタイム設定モード」を終了させてこのルーチンを抜けるようにされる。
【0068】
なお、上記図7に示した処理動作では、CH+キー9a,CH−キー9bの操作に応じた送信キャンセル期間の可変量を1ステップあたり100msとしているが、これはあくまでも一例であり、実際の使い勝手等の事情を考慮して適宜変更されて構わないものである。
【0069】
また、送信すべきコマンドコード信号間の各送信キャンセル期間TSCを、それぞれ独立的に変更設定できるようにする方法を採る場合であれば、フローチャート等による詳しい説明は省略するが、所定操作によって任意のコマンドコード間の送信キャンセル期間TSCを変更対象とするための指定操作が行われるようにし、この後に、図7のステップS105〜S108に示す処理動作に準じて、指定された1つの送信キャンセル期間TSCの時間長の延長或いは短縮が行われるように構成すればよい。
【0070】
また、これまでの説明では、「キャンセルタイム設定モード」を設定するのに、キャンセルタイム設定キー11を操作することによりこれを行うものとしたが、例えば操作パネル上のスペース等を考慮してキャンセルタイム設定キー11は省略し、代わりに、例えば何らかの所要の複数キーによる複合操作によって、「キャンセルタイム設定モード」を設定することも考えられる。
【0071】
5.第2の実施の形態
続いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、図4にて説明した「オートプログラム設定モード」によるプログラム操作が行われる際の、ユーザによるキー操作ごとの時間間隔に基づいて、各コマンドコード間の送信キャンセル期間TSCを、リモートコントローラ1側で自動的に設定するようにされる。
【0072】
図8(a)は、「オートプログラム設定モード」におけるユーザのプログラム操作の結果を、時間経過に沿って示している。ここでは、「オートプログラム設定モード」において、ユーザが、コマンドコードA→コマンドコードB→コマンドコードC→コマンドコードDに対応するキー操作を順次行った場合が示されているが、このとき、コマンドコードAに対応するキーを操作してコマンドコードBに対応するキー操作を行うまでには、或る時間長による操作間隔時間TOP1を待っている。同様にして、コマンドコードB→コマンドコードC、及びコマンドコードC→コマンドコードDに対応する各キー操作では、それぞれ操作間隔時間TOP2,TOP3を待って行ったものとされている。
前述したように、「オートプログラム設定モード」においてユーザのキー操作が行われた場合、これに対応するコマンドコードは送信部12から送信出力されるようになっており、ユーザは、実際に送信したコマンドコードに応答して機器が適正に動作するのを確認するようにしている。従って、操作間隔時間TOP1,2,3・・とは、ユーザが行った或るキー操作に応じて機器が適正に動作したことを確認し、次のキー操作を行うまでの時間であると見ることができる。
【0073】
従って、第2の実施の形態では、原則として、上記「オートプログラム設定モード」時における操作間隔時間TOP1,2,3・・を、このとき実際に操作されたコマンドコード間の送信キャンセル期間TSCとして設定するように構成するものである。
図8(b)は、上記図8(a)に示した「オートプログラム設定モード」のプログラム操作に対応して設定されるオートプログラムの内容を示している。この図に示すように、図8(a)に示したキー操作順に応じて、順次送信すべきコマンドコードがコマンドコードA→コマンドコードB→コマンドコードC→コマンドコードDとして設定されるのは当然のこととして、ここでは、各送信キャンセル期間TSCがこれに対応する操作間隔時間とそれぞれ同一の時間長として設定される。
つまり、コマンドコードA−B間における送信キャンセル期間TSC1は、操作間隔時間TOP1と同一の時間長が設定され、以降同様にして、コマンドコードB−C間の送信キャンセル期間TSC2は操作間隔時間TOP2と同一時間長、コマンドコードC−D間の送信キャンセル期間TSC3は操作間隔時間TOP3と同一時間長として設定されることになる。
【0074】
このようにして、ユーザが実際に行ったキー操作により得られた操作間隔時間の時間長を送信キャンセル期間TSCとして設定するようにした場合、オートプログラムのプログラム操作時にはユーザは、機器の動作状態を確認しながらキー操作を行っていることから、コマンドコードの送信タイミングが、その直前のコマンドコードに対応する受信機器側の受信キャンセル期間の終了以前となるようなことはまず無くなるようにされる。
また、この場合、結果的にはユーザは、受信機器側の受信キャンセル期間の終了を待った後、ほぼ直ちに次のキー操作を行うことにもなるので、機器やその動作種類で異なる受信キャンセル期間にそれぞれ対応した、ほぼ適切(即ち、受信機器が確実にコマンドコードに応答することと、さほどの余剰な待ち時間が無いとされる状態を意味する)な送信キャンセル期間が各コマンドコード間ごとに設定できることになる。
【0075】
但し、上記のようにして、操作間隔時間の時間長を送信キャンセル期間TSCとして設定した場合において、例えばプログラム操作時にユーザがキー操作に手間取って受信機器側の受信キャンセル期間が経過して相当後になってキー操作を行ってしまったりすることは当然考えられる。このようなときの操作間隔時間がそのまま送信キャンセル期間TSCとして設定された場合、オートプログラムキー操作によるコマンドコードの順次送信時には、それだけ余剰な待ち時間が増えることになる。
またこれとは反対に、プログラム操作時において、例えば、ユーザがよく機器の動作を確認せずに相当に早く次のキー操作を行ったような場合、オートプログラムキー操作によるコマンドコードの順次送信時には、コマンドコードに適正に応答した受信機器の動作が得られない可能性が高くなる。
【0076】
このため、第2の実施の形態では、原則的には図8に示したようにして操作間隔時間の時間長をそのまま送信キャンセル期間TSCとして設定するが、操作間隔時間が、予め設定された最短送信キャンセル期間よりも短い、或いは最長送信キャンセル期間よりも長いような場合には、この操作間隔時間に対応する送信キャンセル期間を、[最短送信キャンセル期間〜最長送信キャンセル期間]の範囲内となるようにして、コマンドコードに対する受信機器の応答の確実性の確保と、余剰な待ち時間の削減を図るものである。
【0077】
その一例として、図9(a)にはコマンドコードAのキー操作に続くコマンドコードBのキー操作までの操作間隔時間TOPが、最短送信キャンセル期間TSCminよりも短い状態が示されている。つまり、プログラム操作時においてコマンドコードAのキー操作に続くコマンドコードBのキー操作が、相当に早かった場合である。
【0078】
このような場合には、リモートコントローラ1側では、図9(b)に示すように、上記コマンドコードA→コマンドコードB間の操作間隔時間TOPに対応する送信キャンセル期間TSCとして、最短送信キャンセル期間TSCminよりも或る程度長めの時間長を設定する。
なお、本発明としては、送信キャンセル期間TSCを最短送信キャンセル期間TSCminと全くの同一時間長としてもよいのであるが、ここでは時間的に或る程度のマージンを与えることで、受信機器側のコマンドコードに対する応答の確実性が高められるように考慮している。
【0079】
また、図10(a)には、コマンドコードAのキー操作に続くコマンドコードBのキー操作までの操作間隔時間TOPが、最長送信キャンセル期間TSCmaxよりも長い状態が示されている。つまり、プログラム操作時において例えばユーザが異様に手間取るなどして、コマンドコードAのキー操作に続くコマンドコードBのキー操作が、相当に遅かった場合である。
【0080】
この場合であれば、リモートコントローラ1側では、図10(b)に示すように、上記コマンドコードA→コマンドコードB間の操作間隔時間TOPに対応する送信キャンセル期間TSCとして、最長送信キャンセル期間TSCmaxよりも或る程度短めの時間長を設定する。なお、ここでも送信キャンセル期間TSCは、最長送信キャンセル期間TSCmaxに対して時間的に短くなるように或る程度のマージンが与えられている。
なお、図9及び図10には、コマンドコードA→コマンドコードBの順次送信に対応するキー操作を行った場合が示されているが、例えばこの後においてキー操作が行われたときに、その操作間隔時間TOPが、[最短送信キャンセル期間TSCmin〜最長送信キャンセル期間TSCmax]の範囲を超えた場合には、上記と同様にしてこの範囲内に送信キャンセル期間TSCを設定することが当然行われるものである。
なお、第2の実施の形態は、斯様にしてオートプログラムの登録操作時に従ってリモートコントローラ1側で、自動的に各コマンドコード間の送信キャンセル期間TSCを設定するようにされるため、第1の実施の形態で「キャンセル期間設定モード」を設定するのに使用したキャンセルタイム設定キー11は不要とすることができる。
【0081】
続いて、上記図8、図9、及び図10に示した送信キャンセル期間TSCの設定を実現するための制御部20の処理動作について、図11及び図12のフローチャートを参照して説明する。
【0082】
図12のフローチャートにおいては、先ずステップS201においてオートプログラム設定操作が行われるのを待機している。なお、ここでいうオートプログラム設定操作とは、図4(a)にて説明した操作である。ここでオートプログラム設定操作が行われたことが判別されると、制御部20はステップS202に進み、「オートプログラム設定モード」を設定する。この段階で、ステップS201において押圧操作されたオートプログラムキー(4a,4b,4c)のうちの何れか1つに対応するオートプログラムを設定可能な状態が得られることになる。
【0083】
「オートプログラム設定モード」が設定されると、制御部20はステップS203に進むことで、ステップS212におけるオートプログラムの終了操作の有無を判別しながら、最初の有効キーの操作を待機する。
ここでいう「有効キー」とは、オートプログラムとしてコマンドコードを送信出力するのに対応するキーのことをいい、例えば図4(c)に示すパワーキー31などのキーをいう。これに対して、例えば図4(b)に示すような操作する機器を選択するためのキー操作等、直接コマンドコードの送信に関係のないキーは「有効キー」とはいわない。
また、上記ステップS212及び後述するステップS213でいうところのオートプログラムの終了操作とは、図4(d)にて説明した操作である。
【0084】
上記ステップS203において最初の有効キーの操作が行われたと判別された場合にはステップS204に進む。
ステップS204においては、上記ステップS203において操作された有効キーに対応するコマンドコードを、オートプログラム操作により最初に送信すべきコマンドコードとして設定してROM21に保持(記憶)させる。そして、続くステップS205において、ステップS203において操作された有効キーに対応するコマンドコードを送信部12から送信出力するための制御を実行する。
【0085】
そして、ステップS205の処理が実行された後はステップS206において、制御部20内部に備えられているとされるタイマのタイマ値TMを例えばTM=0にリセットしてから、このタイマによるカウントを開始する。このタイマのタイマ時間は、操作間隔時間TOPを計るためのものである。
【0086】
続くステップS207においては、ステップS213におけるオートプログラム終了操作の有無を判別しながら2回目以降の有効キーの操作を待機し、ここで有効キーの操作があったとされればステップS208に進む。
【0087】
ステップS208では現在のタイマ時間TMに基づいて送信キャンセル期間を設定し、その情報をROM21に保持させるための処理が行われる。
このステップS208の処理は、例えば実際には図12に示すものとなる。
図12に示す処理では、先ず、現在のタイマ時間TMと最短送信キャンセル期間TSCminについて、
TM≦TSCmin
が成立するか否かについて判別を行い、ここで肯定結果が得られればステップS302に進む。
【0088】
ステップS302においては、設定すべき送信キャンセル期間として、最短送信キャンセル期間TSCminに対応する送信キャンセル期間を設定してROM21に対して保持させる。ここでの処理は、図9にて説明した送信キャンセル期間の設定に対応するものである。
【0089】
これに対してステップS301において否定結果が得られた場合には、ステップS303に進んで、現在のタイマ時間TMと最長送信キャンセル期間TSCmaxについて、
TM≧TSCmax
が成立するか否かについて判別を行う。そして、ここで肯定結果が得られた場合には、ステップS304に進んで最長送信キャンセル期間TSCmaxに対応する送信キャンセル期間を設定してROM21に保持させる。つまり、図10に示した送信キャンセル期間TSCの設定のための処理を行うものである。
【0090】
更に、ステップS303において否定結果が得られた場合には、ステップS305に進んで、現在のタイマ時間TMを送信キャンセル期間として設定してROM21に保持させる処理を実行するようにされる。このステップS305の処理は、図8に示した原則規則としての送信キャンセル期間の設定に対応する。
【0091】
上記ステップS302,S304,或いはS305の処理が実行された後は、図11のステップS209に進むことになる。
【0092】
ステップS209においては、有効キーに対応するコマンドコードの情報を、順次送信すべきコマンドコードとして、当該有効キーの操作順に対応して設定した送信順(2番目以降の送信順が個々では設定されることになる)の情報と共にROM21に対して保持させる。そして、次のステップS210において、上記ステップS207にて操作有りと判別された有効キーに対応するコマンドコードを送信出力させるための制御を実行する。
次のステップS211では、タイマのタイマ時間TMについて、ステップS205と同様にTM=0にリセットしてからカウントを開始させ、ステップS207に戻る。
【0093】
ステップS212又はステップS213においてオートプログラム終了操作があったと判別されたのであれば、ステップS214に進み、「オートプログラム設定モード」を終了して元のルーチンに戻るようにされる。なお、この際には、これまでカウントを行っていたタイマの動作は停止される。
【0094】
このようにして、オートプログラムの設定登録のための処理が実行されることで、第2の実施の形態としての送信キャンセル期間が設定動作が実現されることになる。
つまり、原則としては、オートプログラム操作時において或る有効キー操作と、次の有効キー操作までの操作間隔時間TOPを、これに対応するコマンドコード送信時の送信キャンセル期間TSCとし、操作間隔時間TOPが最短送信キャンセル期間TSCminよりも短い、或いは最長送信キャンセル期間TSCmaxよりも長いときには、最短送信キャンセル期間TSCmin〜最長送信キャンセル期間TSCmaxの範囲内に送信キャンセル期間TSCが設定されるように補正を行うようにされる。
【0095】
なお、上記第2の実施の形態における最短送信キャンセル期間TSCminと最長送信キャンセル期間TSCmaxは、例えば、工場出荷時において、ユーザが使用すると想定される各種AV機器の種類において発生するとされる受信キャンセル期間等に基づいて、適切な値が設定されればよい。
或いは、上記のようにして工場出荷時における初期値が設定されるようにした上で、リモートコントローラ1に対するユーザによる所定操作に従って、上記最短送信キャンセル期間TSCminと最長送信キャンセル期間TSCmaxの少なくとも何れか一方を可変可能に構成することも考えられる。このように、ユーザの操作により可変とすれば、よりユーザの使用条件に適った設定が行えることにもなる。
【0096】
また、これまでの説明では、上記第1と第2の実施の形態をそれぞれ独立に適用する場合について説明したが、これら第1と第2の実施の形態を複合的に適用することも考えられる。例えば、第2の実施の形態のようにして「オートプログラム設定モード」により送信すべきコマンドコードと共に送信キャンセル期間を設定した後において、第1の実施の形態により、送信キャンセル期間を変更設定できるようにすることも考えられる。
【0097】
また、本実施の形態としてのリモートコントローラ1の外観構成及び内部構成等も実際の使用条件等に応じて適宜変更されて構わないものであり、例えば、コマンドコードの送信を有線により行うような構成に対しても本発明の適用が可能である。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、ユーザのオートプログラムキー操作によりコマンドコードを順次送信する際における送信休止期間(送信キャンセル期間)を後から変更設定できるようにする、あるいは、ユーザがオートプログラムの操作を行っているときのコマンドコードの指定操作ごとの時間間隔を送信休止期間として設定するようにしたことで、結果的には、リモートコントローラの操作対象となるAV機器の受信キャンセル期間などの条件に併せて、ほぼ適当とされる送信休止期間を設定することが可能となる。
つまり、オートプログラムキー操作によってコマンドコードを送信したときには、各AV機器が常にコマンドコードに応答することが可能とされ、かつ、送信休止期間もAV機器の受信キャンセル期間に対してそれほど余剰な時間長とならないようにされる。
これは、オートプログラムキーを操作したユーザにしてみれば、プログラムの設定通りにAV機器が順次適正に動作してくれると共に、各AV機器がプログラムで設定した操作に従った動作を完了するまでの待ち時間も適切なものとして感じられることになるものであり、それだけ使い勝手の向上が図られることになる。
【0099】
また、ユーザがオートプログラムの操作を行っているときのコマンドコードの指定操作ごとの時間間隔を送信休止期間として設定する場合において、或る指定操作ごとの時間間隔が送信休止期間の最大時間長〜最短時間長の範囲を越えるときは、この時間間隔に対応する送信休止期間を最大時間長〜最短時間長の範囲内となるようにして設定することで、例えば、ユーザが指定操作にとまどったり、あまりにも素早い操作を行ってしまったような場合にも、適正とされる範囲内の送信休止期間に自動的に補正されることになり、より使い勝手が向上されることになる。
そして、このようにして補正された送信休止期間によってコマンドコードを送信した場合には、AV機器が適正にコマンドコードに応答した動作を行うようにされ、かつ、あまりに長い待ち時間も無くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としてのリモートコントローラの外観例を示す上面図である。
【図2】リモートコントローラの液晶タッチパネルの表示形態例を示す説明図である。
【図3】本実施の形態のリモートコントローラの内部構成例を示すブロック図である。
【図4】オートプログラムのプログラム操作例を示す説明図である。
【図5】第1の実施の形態による送信キャンセル期間の変更設定例を示す説明図である。
【図6】第1の実施の形態による送信キャンセル期間の変更設定例を示す説明図である。
【図7】第1の実施の形態としての送信キャンセル期間の変更設定動作を実現するための処理動作を示すフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態としての送信キャンセル期間設定動作を示す説明図である。
【図9】第2の実施の形態としての送信キャンセル期間設定動作を示す説明図である。
【図10】第2の実施の形態としての送信キャンセル期間設定動作を示す説明図である。
【図11】第2の実施の形態としての送信キャンセル期間設定動作を実現するための処理動作を示すフローチャートである。
【図12】第2の実施の形態としての送信キャンセル期間設定動作を実現するための処理動作を示すフローチャートである。
【図13】コマンドコードに対する受信機器側の誤動作防止の構成を説明するための説明図である。
【図14】受信機器側の受信キャンセル期間に対する、コマンドコード送信側の送信キャンセル期間との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 リモートコントローラ、2 液晶タッチパネル、2a モード表示部、
2A キーマトリクスエンコード部、2B 表示ドライブ部、3 操作キー部、3A キーマトリクスエンコード部、4 オートプログラムキー部、4a オートプログラムキー、5 照明キー、6 決定キー、6 電源オフキー、7 操作モード選択キー部、8 ボリュームキー部、8a VOL+キー、8b VOL−キー、9 チャンネルキー部、9a CH+キー、9b CH−キー、
10 ミューティングキー、11 キャンセルタイム設定キー、12 送信部、12a 発光ダイオード、12b トランジスタ、20 制御部、30,40 数字キー
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a remote controller capable of sequentially transmitting a plurality of command signals by one transmission operation, for example.
[0002]
[Prior art]
As a remote controller, for example, a remote controller capable of performing remote operation on a plurality of types of devices such as a television receiver and a VTR is known. In such a remote controller, for example, an operation key unit for operating a television receiver or a VTR (Video Tape Recorder) is provided, and the user operates one of these keys to operate one key. Remote control of a plurality of devices is performed by a remote controller.
[0003]
Here, taking the case of operating the remote controller as described above in response to the case where the playback image of the VTR is displayed on the television receiver, for example, the user firstly at least uses the television receiver. After performing the operation for turning on the power, it is necessary to perform the operation for switching the input of the television receiver to the video input, and then sequentially performing the operation for turning on the power of the VTR. .
In other words, when playing back and viewing a VTR, the user must perform routine operations multiple times.
[0004]
It is very troublesome for the user to perform a certain series of operations as described above each time this is required.
Therefore, a remote controller as described above is known in which a user can sequentially transmit a plurality of command codes (command signals) programmed in advance according to a predetermined operation by a single key operation.
If such a function is provided, for example, even when a VTR is reproduced and viewed as described above, a command for sequentially turning on the power of the television receiver by one key operation. Code → Command code for switching the television receiver to video input → Command code for turning on the power of the VTR is sequentially transmitted and output.
[0005]
By the way, when a plurality of command codes are sequentially transmitted on the remote controller side as described above, it is common to set a “transmission cancellation period” as a period for suspension of transmission between command signals to be transmitted. Is. That is, the operation of command code transmission → transmission cancellation period → command code transmission → transmission cancellation period is repeated.
[0006]
As described above, the transmission cancellation period is provided for the following reason. FIG. 13A shows a state in which a single command code A is transmitted in a single shot with the passage of time. On the other hand, for example, as shown in FIGS. 13B and 13C, the command code A is continuously transmitted according to the transmission cycle of the command code, or the command code B different from this is transmitted following the command code A. Consider the case.
[0007]
In this case, as shown in FIG. 13 (a), when a command code is transmitted in a single shot, it is assumed that reception is performed without any problem particularly on the receiving device side. As shown in c), when continuous transmission is performed with a considerably short period of the command code transmission period, noise that interferes during the transmission period becomes a problem, and the command transmitted later is received on the receiving device side. Identification of codes can be difficult.
In other words, as shown in FIG. 13B, the possibility that the same command code is transmitted continuously and the possibility that different command codes are transmitted as shown in FIG. 13C coexist. Considering that, on the receiving device side, the command code transmitted later due to noise interference is the command code A shown in FIG. FIG. 13 (c) It is impossible to determine whether the command code B shown in FIG.
[0008]
For this reason, when it is estimated that it is difficult to identify the contents of the command code due to noise mixing by the internal control processing, the receiving device side executes processing to invalidate the received command code. It is normal.
[0009]
On the receiving device side, for example, as shown in FIG. 14A, when the command code A is first received and an operation in response thereto is performed, an internal processing time TPRC for this response operation is required. The internal processing time TPRC here varies depending on the device and its operation type. For example, in the case of a VTR, various internal control programs are started when the power is turned on, or the tape is loaded at the start of playback and then run at a steady speed. The control process up to this also corresponds to this.
[0010]
During such an internal processing time TPRC, the receiving device cannot normally accept the next command code. Therefore, for example, as shown in FIG. 14B, even if the command code B is transmitted and received before the internal processing time TPRC ends after the command code A is received, Will not respond.
That is, on the receiving device side, as shown in FIG. 14B, a reception cancel period TRC corresponding to the internal processing time TPRC occurs at that time, and after the reception cancel period TRC elapses, A reception enable period TREN for receiving a response is obtained.
Such a reception cancellation period TRC depends on the internal processing time TPRC, and may be several seconds depending on the device and its operation type.
[0011]
However, in consideration of this, there is also known a buffer provided with a buffer that temporarily holds a command code received within the internal processing time TPRC on the receiving side. If more than 16 command codes are received, the command codes that are not held in the buffer are invalid.
[0012]
Considering the operation of the receiving device as described in FIGS. 13, 14 (a) and 14 (b), the period from the end of transmission of one command code to the start of transmission of the subsequent command code is as described above. It is necessary to prevent malfunction due to noise interference and prevent the next command code from being transmitted within the reception cancellation period TRC on the receiving device side.
Therefore, in practice, as shown in FIG. 14C, for example, after the command code A is transmitted, at least a time length exceeding the reception cancel period TRC is transmitted, and the subsequent command code B is transmitted. It is what you want to do. The period provided between the transmission of the command code A and the command code B is the transmission cancellation period TSC described above.
[0013]
By sequentially transmitting the command code every time this transmission cancellation period TSC elapses, the receiving device can receive and respond to the command code properly. In practice, each AV device It is possible to reliably and sequentially perform operations according to the program contents set for the user's remote controller.
[0014]
[Problems to be solved by the invention]
The transmission cancellation period TSC is required to have a time length exceeding the reception cancellation period TRC as described above, but the reception cancellation period TRC differs depending on the device and its operation type as described above. .
For this reason, the actual transmission cancellation period TSC in the remote controller is normally set in consideration of the maximum value of the reception cancellation period TRC that can be assumed in the AV system set. In this case, since each transmission time interval for each command code (that is, transmission cancellation period TSC) is considerably long, the user feels that the waiting time is long and is inconvenient. .
[0015]
Therefore, if the transmission cancellation period TSC is set to be short and the command code is transmitted, on the contrary, if there is a device having an operation mode with a relatively long reception cancellation period TRC, This should be avoided because it is more likely that the device will not work properly. Such a problem is conspicuous in the case of a remote controller, which is called a so-called learning remote controller, which learns and holds the contents of an input command code and can transmit the command code obtained by learning corresponding to a certain operation. Become.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in consideration of the above-described problems, the present invention sets the transmission cancellation period when command codes are sequentially transmitted as an appropriate time length corresponding to the device to be operated, so that the usability of the remote controller is improved. It aims at improving.
[0017]
For this reason, as a remote controller, a transmission suspension period with a certain length of time is set, and when transmitting a plurality of required command signals, each command signal is sequentially transmitted every time the transmission suspension period elapses. Transmitting means, operating means for changing the time length of the transmission suspension period, and the transmission suspension period when transmitting the plurality of command signals by the transmission means with the time length of the transmission suspension period changed by the operating means And a control means that can be set as:
[0018]
As a result, the transmission suspension period (transmission cancellation period) can be made variable by a user operation.
[0019]
Further, a designation operation means for enabling designation operation for individually designating command signals to be transmitted according to the transmission order, and a command signal to be transmitted based on the designation operation for the designation operation means. And the first storage means for storing together with the operation interval time until the next command signal specifying operation is performed following the previous command signal specifying operation when the specifying operation by the specifying operation means is performed, A transmission pause period setting means that can be set in correspondence with a transmission pause period from when the previous command signal is transmitted until the next command signal is transmitted, and a transmission pause period set by the transmission pause period setting means Based on the storage contents of the second storage means, the first storage means, and the second storage means, the command signal to be transmitted is transmitted after the transmission suspension period has elapsed. It was decided to constitute a remote controller and a transmission means capable of sequentially transmitting output.
[0020]
And, under the above configuration, for the transmission suspension period, the minimum time length and the longest time length are defined, The transmission suspension period setting means further includes a transmission suspension period corresponding to the operation interval time when the operation interval time set corresponding to the command signal is shorter than the shortest time length. Is set to a predetermined time length equal to or greater than the shortest time length, and the operation interval time set corresponding to the command signal is longer than the longest time length, the operation interval time is set to Set the corresponding transmission suspension period as a predetermined time length within the above longest time length It was decided to constitute as follows.
[0021]
As a result, the user designates command codes to be transmitted sequentially according to the transmission order. Basically, the operation interval time for each designated operation is set as a transmission suspension period at the time of each command code transmission. Will be set as.
When the operation interval time exceeds the range of the maximum time length to the minimum time length of the transmission suspension period, the operation interval time is not directly set as the transmission suspension period, but is within the range of the maximum time length to the minimum time length. By setting in this way, when the operation interval time deviates from a value that can be taken, a transmission suspension period in which this is automatically corrected is set.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a remote controller according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
The following description will be given in the following order.
1. Appearance of remote controller
2. Internal configuration of remote controller
3. Auto program operation
4). First embodiment
5). Second embodiment
[0023]
FIG. 1 shows an example of the appearance of a remote controller 1 that is common to first and second embodiments to be described later. In this figure, an upper surface portion of the main body of the remote controller 1 provided with an operation panel portion and a display portion is shown.
[0024]
A liquid crystal touch panel 2 is provided in a substantially upper half portion of the upper surface portion of the remote controller 1 shown in FIG. The liquid crystal touch panel 2 has a structure capable of displaying on the liquid crystal display device and operating the touch panel. Here, the liquid crystal touch panel 2 is mainly selected in accordance with a key operation provided in an operation mode selection key unit 7 described later. The key display for operating the device as the operation target is performed. Then, when the user performs a pressing operation on the displayed key, a command code corresponding to the key operation is transmitted.
In addition, the mode display unit 2 a provided on the upper side of the liquid crystal touch panel 2 mainly displays the name of the operation target device currently displayed on the liquid crystal touch panel 2.
A display form example on the liquid crystal touch panel 2 will be described later.
[0025]
In the operation key part 3, the auto program key part 4, the illumination key 5, the power off (decision key) 6, the operation mode selection key part 7, the volume key part 8, the channel key part 9, the muting key 10, and the cancel time setting A key portion or key such as the key 11 is provided.
[0026]
The auto program key section 4 is provided with auto program keys 4a, 4b, 4c, and these keys are for setting an auto program. The “auto program” here refers to a function for storing key operations that the user wants to perform continuously up to a predetermined number of steps. In this case, since three auto program keys are provided, three different consecutive key operations can be set and registered (programmed).
After the auto program is set, any one of the auto program keys 4a, 4b, 4c is pressed once, so that a command code corresponding to the key operation stored corresponding to the auto program key is obtained. Sent sequentially. The operation of this auto program will be described later.
[0027]
The illumination key 5 is operated when the liquid crystal touch panel 2 is used in a dark place, for example. For example, by operating this key, the liquid crystal touch panel 2 is illuminated, and thereafter. If no key operation is performed for a predetermined time or longer, the light is automatically turned off.
[0028]
The power off (decision key) 6 is operated when turning off the power of the remote controller 1. In order to turn on the power of the remote controller 1, any one of the keys indicated by broken lines in the figure is operated.
The power-off (decision key) 6 also functions as a decision key for confirming and registering the designated operation so far during the auto program operation.
[0029]
As shown in the figure, the operation mode selection key section 7 includes “TV”, “VTR1”, “VTR2”, “VTR3”, “VDP (Video Disk Player)”, “BS TUNER”, “AMP”, “CDP”. (Compact Disk Player) "..." and other operation mode selection keys corresponding to various AV devices are provided. When the user operates a desired key from among these operation mode selection keys, a key display for operating the AV device corresponding to the operated key is performed on the liquid crystal touch panel 2.
[0030]
The volume key unit 8 is a key unit for adjusting the volume by operating the VOL + key 8a and the VOL− key 8b.
[0031]
The channel key unit 9 is used to select a channel of a tuner provided in, for example, a television receiver or a VTR so as to be raised or lowered one by one by operating the CH + key 9a and the CH-key 9b. The key part.
[0032]
The muting key 10 is a key for temporarily lowering the volume of a television receiver, for example. For example, when the muting key 10 is operated once, the volume is lowered, and when the muting key 10 is operated again thereafter, the volume is restored to the original level.
[0033]
The cancel time setting key 11 is provided for performing an operation for setting a “cancel time setting mode” for changing the cancel time, which will be described later as the first embodiment.
[0034]
The transmission unit 12 is a part where a command code to be transmitted in accordance with a user's key operation is transmitted and output by, for example, infrared rays.
[0035]
Here, FIGS. 2A and 2B show an example of key display on the liquid crystal touch panel 2. FIG.
FIG. 2A shows a key display corresponding to the case where the operation mode selection key of “TV (television receiver)” in the operation mode selection key section 7 is operated.
In this case, the mode display unit 2a of the liquid crystal touch panel 2 displays the mode “TV” and indicates that the current key display is “TV”. Although detailed illustration is omitted here, in the actual mode display unit 2a, in addition to the mode display, a battery exhaustion warning and a command code of some other remote controller are stored in the remote controller 1. Various displays necessary for so-called learning operations are also performed.
[0036]
In the area other than the mode display section 2a in the liquid crystal touch panel 2, for example, a numeric key 30 for switching channels, a power key 31 for power on / off, a display key 32, a received image and a video input A TV / VIDEO key 33 for switching, a sound mode switching key 34 for switching between the main sound and the sub sound, a surround key 35 for turning on / off the surround effect, and a sleep key 36 for setting the sleep mode are displayed. Has been.
[0037]
FIG. 2B shows a key display corresponding to the case where the operation mode selection key “VTR1” in the operation mode selection key section 7 is operated.
In this case, in the mode display section 2a of the liquid crystal touch panel 2, the mode display of “VTR1” is performed, indicating that the current key display is “VTR1”.
Also, other than the mode display 2a Territory The liquid crystal touch panel 2 includes a numeric key 40 for switching a tuner channel, a power key 41, a display key 42, and an antenna switching key for switching between a reception channel of a built-in tuner and a playback image of a VTR for antenna output. 43, an audio mode switching key 44, and an index key 45 for displaying an index (list of recorded contents) are displayed.
The keys 46 to 55 are keys for performing operations related to the recording / reproducing operation of the VTR. Here, the reproducing key 46, the fast forward key 47, the rewind key 48, the stop key 49, the pause key 50, Heading keys 51 and 52, a recording key 53, a double speed reproduction key 54, and a slow reproduction key 55 are displayed.
[0038]
2. Internal configuration of remote controller
Next, an example of the internal configuration of the remote controller 1 will be described with reference to the block diagram of FIG. In this figure, the same parts as those in FIG.
[0039]
In this figure, an operation performed on the operation key unit 3 is output to the control unit 20 as operation information by the key matrix encoding unit 3A.
Further, the liquid crystal touch panel 2 of the present embodiment includes a key matrix encoding unit 2A that outputs key operations on the touch panel as operation information to the control unit 20, and a liquid crystal display panel so that, for example, the display shown in FIG. The display drive unit 2B is configured to be provided.
[0040]
The ROM 21 is, for example, a flash EEPROM-ROM (Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory) For example, various command codes obtained by learning using a learning function are stored. In addition, setting information by an auto program described later is also stored. The setting information by the auto program here is mainly information on command codes to be transmitted in sequence corresponding to each of the auto program keys 4a, 4b, 4c, information indicating the transmission order, and each command code. Information such as the length of the transmission cancellation period when transmitting. Further, for example, a program for realizing a process to be executed by the control unit 20 is stored after rewriting by the user is not performed.
[0041]
The RAM 22 is a storage area for temporarily storing the calculation results and various information obtained at that time when the control unit 20 is executing processing operations.
[0042]
The control unit 20 executes a required control process based on operation information obtained based on an operation performed on the operation key unit 3 or the liquid crystal touch panel 2 transmitted from the key matrix encoding units 3A and 3B. For example, the command code corresponding to the transmitted operation information is transmitted and output from the transmission unit 12, and the required contents are displayed on the liquid crystal touch panel 2 by controlling the display drive unit 2 </ b> B.
Further, according to the operation mode switching operation, for example, a learning mode for learning a remote control code, etc., as well as an auto program setting mode and a cancellation period setting mode, which will be described later, are set. In this figure, for convenience of explanation, the illustration of the configuration corresponding to the learning mode is omitted.
[0043]
When the control unit 20 transmits a command code, for example, a drive signal is generated based on the command code to be transmitted to control on / off of the transistor 12b. Thereby, the light emission of the light emitting diode 12a is turned on / off, and for example, a command code by infrared light is transmitted and output.
[0044]
3. Auto program operation
The operation for the auto program by the remote controller 1 having the above configuration is performed as follows, for example.
First, in order to set the “auto program setting mode” for registering the auto program, as shown in FIG. 4A, the auto program key (4a, 4b, 4c) is pressed while the power off key 6 is pressed. Operate any one. Thereby, the “auto program setting mode” is set.
Subsequently, for example, as shown in FIG. 4B, the key corresponding to the device to be operated is operated from the keys of the operation mode selection key unit 7. On the liquid crystal touch panel 2, key display of the device designated by this operation is performed. In this state, the user selects and operates the key to be operated from the key display on the liquid crystal touch panel 2 as shown in FIG.
By the operations so far, the key operation to be performed first (command code to be transmitted first) is registered as the auto program. As a specific example, in FIG. 4 (b) → (c), the operation mode selection key of the VTR 1 is selected, and thereafter the procedure of operating the power key 31 on the liquid crystal touch panel 2 is shown. In this case, the power on of the VTR 1 is designated as the first key operation to be performed.
[0045]
Thereafter, the operation shown in FIGS. 4B to 4C is repeated in accordance with the order of key operations that the user wants to perform by the auto program. Here, when specifying a key operation within the same mode display, only the operation shown in FIG. 4C corresponding to the key operation may be repeated.
[0046]
As described above, when all the key operations specified by the auto program are designated, the user operates the power-off key 6 as shown in FIG. At this time, the power-off key 6 functions as a “decision key”. As a result, at least the type of the key operation (command code) and the order of operation (command code transmission order) are determined as a result of the key operation specified by the previous operation, and stored in the ROM 21 as setting information of the auto program It will be held against. Then, the “auto program setting mode” is ended.
[0047]
If the auto program key is operated after the auto program is set in this manner, based on the auto program setting information held in the ROM 21, the key operation specified by the operation in the auto program setting mode is performed. Command codes are output sequentially. That is, the user can transmit and output a command code corresponding to a desired plurality of key operations only by operating the auto program key once.
[0048]
4). First embodiment
Next, the first embodiment of the present invention will be described based on the above description.
For example, as described in the conventional example, when a plurality of command codes are sequentially transmitted by operating the auto program key, the transmission cancellation period TSC is set in consideration of the reception cancellation period TRC on the receiving device side. The command code is configured to be sequentially transmitted every time this transmission cancel period TSC elapses. In this respect, the same applies to the remote controller 1 of the present embodiment.
[0049]
Here, as a first embodiment, when a setting operation is first performed by an auto program, a transmission cancellation period of a predetermined time length that is uniform between command codes is set as an initial value. Shall be.
Here, regarding the setting of the predetermined time length as the initial value, it is intended to have versatility so that various devices can operate properly as much as possible, and almost the majority of general users have a considerable waiting time. It may be set in consideration of being able to avoid feeling.
[0050]
However, even if the predetermined transmission cancellation period TSC as an initial value is set appropriately as described above, depending on the user, the user may feel that the waiting time from the start to the end of transmission by the operation of one auto program key is slow, In a certain device owned by a certain user, the transmission cancellation period TSC set as an initial value is still short, and it is naturally considered that the device does not accept a command code and does not operate properly.
[0051]
Therefore, in the present embodiment, the transmission cancellation period TSC can be arbitrarily changed and set by the user's operation even after the setting is once made by the auto program.
[0052]
FIG. 5 shows a change setting example of the transmission cancel period TSC. Here, it is assumed that the command code B is transmitted following the command code A as transmission by the auto program.
FIG. 5A shows a state in which the currently set transmission cancellation period TSC is considerably shorter than the reception cancellation period TRC in response to the command code A. In such a case, unless the transmission timing of the command code B following the command code A is further delayed, proper device operation in response to the command code B cannot be obtained.
Therefore, in this case, the user changes and sets the transmission cancel period TSC between the command codes A and B to be extended by an operation described later.
In FIG. 5B, as a state after the change setting, the command code B is transmitted so that the command code B is transmitted at a timing delayed with a certain margin from the reception cancellation period TRC responding to the command code A. A state in which the cancellation period TSC is set is shown. Note that the transmission cancellation period is changed from the state shown in FIG. 5A to the state shown in FIG. TSC For example, the user may check the operation state of the device by operating the auto program key to sequentially transmit the command codes AB one by one.
[0053]
In addition, FIG. 6 shows an example of changing and setting the transmission cancellation period TSC corresponding to other situations. FIG. 6A shows a state where the current transmission cancellation period TSC is considerably longer than the reception cancellation period TRC in response to the command code A.
In this case, the transmission start timing of the command code B following the command code A may be made earlier, and the operation of the device in response to the command code B is guaranteed as long as it does not enter the reception cancellation period TRC. Will be. In addition, the waiting time until the end of command transmission by the auto program can be shortened accordingly.
[0054]
Therefore, in this case, as shown in FIG. 6B, an operation for changing the transmission cancellation period TSC between the command codes A and B to be shortened may be performed.
In FIG. 6B, as the state after the change setting, here again until the command code B is transmitted at a timing delayed with a certain margin from the reception cancellation period TRC responding to the command code A. A state in which the transmission cancellation period TSC is shortened is shown.
[0055]
Note that FIG. FIG. 6 (b) In the transmission canceling period TSC shown in (1), an ideal time length is set in a certain sense. That is, the transmission start timing of the command code B is made as close as possible to the reception cancellation period TRC to shorten the waiting time at the time of transmission, and then delayed with a certain margin with respect to the reception cancellation period TRC. In other words, consideration is given so that a stable command code receiving operation on the receiving side can be obtained by not matching the transmission start timing of the command code B with the start timing of the reception enable period TREN. .
[0056]
After the change setting is performed as described above, the transmission cancellation period TSC is updated to the transmission cancellation period TSC that is changed and set as the information of the auto program held in the ROM 21.
When transmitting a command code according to the operation of the auto program key, the command code is sequentially transmitted with an actual transmission cancel period TSC based on the information of the auto program updated as described above. To be done. That is, the command code AB is transmitted at the timing shown in FIG. 5A or 6A before the change, but after the change, the command code AB is transmitted. The command code AB is transmitted at the timing shown in (b).
[0057]
Here, various operation methods for changing and setting the transmission cancellation period TSC can be considered. Here, it is assumed that the operation is performed as follows.
First, the user sets the “cancel time setting mode” by operating the cancel time setting key 11 shown in FIG.
In this mode state, for example, the CH + key 9a and the CH− key 9b of the channel key unit 9 function as up / down keys for changing the time length of the transmission cancel period TSC. That is, if the CH + key 9a is operated, the transmission cancel period TSC is lengthened, and if the CH− key 9b is operated, the transmission cancel period TSC is shortened.
[0058]
In the “cancel time setting mode”, it is preferable that some display for visually recognizing the changed state of the transmission cancel period TSC is performed.
For example, as shown in FIG. 5 or FIG. 6, the command code is displayed symbolically by a rectangular box or the like, and the distance between the command codes is displayed as the transmission cancellation period TSC. It can be considered.
Alternatively, it is also possible to display the transmission cancellation period TSC as a bar so that the state of increase / decrease with respect to the initial value can be grasped.
Further, it may be possible to express the transmission cancellation period TSC by a numerical value. In this case, the actual time of the transmission cancellation period may be displayed, or an alternative numerical value corresponding to the actual time of a certain transmission cancellation period may be given so that the user can easily understand it. I do not care. When the transmission cancellation period TSC is expressed by a numerical value in this way, the user inputs the numerical value of the transmission cancellation period TSC using the numeric keys (30, 40, etc.) displayed at that time on the liquid crystal touch panel 2. It is also conceivable to make it possible.
[0059]
In addition, two methods are conceivable for changing and setting the transmission cancellation period TSC by the user's operation as described above.
One is a method of uniformly changing all the transmission cancellation periods TSC between command code signals to be transmitted in response to a user's operation for changing the transmission cancellation period TSC, and the other is a command to be transmitted. In this method, each transmission cancellation period TSC between code signals can be changed and set independently.
The former method cannot deal finely with each transmission cancellation period TSC between command codes, and it cannot be denied that the adjustment is rough. There is an advantage in that it is possible to easily adjust the overall transmission cancellation period during command code transmission.
On the other hand, although the operation procedure is somewhat complicated, the latter can be set independently for each transmission cancellation period TSC between command codes, and accordingly, it corresponds to the response of each command code. An appropriate transmission cancellation period TSC can be set for the time length of the reception cancellation period TRC.
[0060]
Next, the processing operation of the control unit 20 for realizing the transmission cancel period change setting operation as the first embodiment will be described with reference to FIG.
As the processing shown in this figure, processing operation corresponding to the case of adopting the method of uniformly changing all the transmission cancellation periods TSC between the former command code signals as the above-described change setting method of the transmission cancellation period TSC. It shall be shown.
[0061]
In the process shown in this figure, first, the operation of the cancel time setting key 11 is awaited. When it is determined that the cancel time setting key 11 has been operated, the process proceeds to step S102, Set the setting mode. In other words,
[0062]
When the “cancel time setting mode” is set, for example, first, in step S103, it is determined whether or not any one of the auto program keys in the auto program key unit 4 has been operated. If one auto program key is operated, the transmission cancel period TSC in the setting information of the auto program corresponding to the operated auto program key is set as a change target, and the process proceeds to step S104. That is, at this stage, a state in which the user currently set in one specific auto program can be changed and set is obtained. Thereafter, as described with reference to FIG. 6, the CH + key 9a, CH− Each key 9b functions as an operator for incrementing or decrementing the value of the transmission cancel period TSC.
[0063]
In step S105, it is determined whether or not the CH + key 9a has been operated. If an affirmative result is obtained here, the process proceeds to step S106, the transmission cancellation period is set to be extended by, for example, 100 ms, and then the process returns to step S105. As a result of the processing in step S106, the transmission cancellation period between the command codes is uniformly extended by 100 ms.
If a negative result is obtained in step S105, the process proceeds to step S107.
[0064]
In step S107, it is determined whether or not the CH-key 9b has been operated. If an affirmative result is obtained, the process proceeds to step S108, the transmission cancellation period is shortened by 100 ms, and then the process returns to step S105. To be.
If a negative result is obtained in step S107, the process proceeds to step S109.
[0065]
In step S109, it is determined whether or not the enter key 6 (power key 9) has been operated. If a negative result is obtained, the process returns to step S105. If a positive result is obtained, step S109 is performed. Proceed to S110.
[0066]
In step S110, a process is executed to cause the ROM 21 to retain the value of the transmission cancellation period that has been changed and set by the operation on the CH + key 9a and the CH− key 9b.
As described above, the auto program setting information is stored in the ROM 21. In step S110, the auto program key specified in steps S103 and S104 is included in the contents of the auto program setting information. Processing for updating the content of the transmission cancellation period TSC in the setting information of the corresponding auto program to the value of the changed transmission cancellation period TSC is executed.
[0067]
When the processing in step S110 is completed, the “cancel time setting mode” is terminated in step S111, and the routine is exited.
[0068]
In the processing operation shown in FIG. 7, the variable amount of the transmission cancellation period corresponding to the operation of the CH + key 9a and the CH− key 9b is 100 ms per step, but this is only an example, and the actual usability It may be changed as appropriate in consideration of such circumstances.
[0069]
Further, if a method is adopted in which each transmission cancellation period TSC between command code signals to be transmitted can be independently changed and set, a detailed description with a flowchart or the like will be omitted, but an arbitrary operation can be performed by a predetermined operation. A designation operation for changing the transmission cancellation period TSC between command codes is performed, and thereafter, one designated transmission cancellation period TSC is performed in accordance with the processing operation shown in steps S105 to S108 in FIG. The time length may be extended or shortened.
[0070]
In the description so far, the “cancel time setting mode” is set by operating the cancel time setting key 11. However, for example, the cancel time setting mode 11 is canceled in consideration of the space on the operation panel. The time setting key 11 may be omitted, and instead, for example, a “cancellation time setting mode” may be set by a composite operation using some required plural keys.
[0071]
5). Second embodiment
Next, a second embodiment of the present invention will be described. In the second embodiment, the transmission cancellation period TSC between the command codes is based on the time interval for each key operation by the user when the program operation is performed in the “auto program setting mode” described in FIG. Is automatically set on the remote controller 1 side.
[0072]
FIG. 8A shows the result of the user's program operation in the “auto program setting mode” over time. Here, a case where the user sequentially performs key operations corresponding to command code A → command code B → command code C → command code D in the “auto program setting mode” is shown. Until the key operation corresponding to the command code B is performed by operating the key corresponding to the code A, an operation interval time TOP1 with a certain length of time is awaited. Similarly, each key operation corresponding to command code B → command code C and command code C → command code D is performed after waiting for operation interval times TOP2 and TOP3, respectively.
As described above, when the key operation of the user is performed in the “auto program setting mode”, the corresponding command code is transmitted and output from the transmission unit 12, and the user actually transmits the command code. In response to the command code, the device operates properly. Therefore, the operation interval times TOP1, 2, 3,... Are regarded as the time until the next key operation is performed after confirming that the device has properly operated according to a certain key operation performed by the user. be able to.
[0073]
Therefore, in the second embodiment, in principle, the operation interval times TOP1, 2, 3,... In the “auto program setting mode” are used as the transmission cancel period TSC between command codes actually operated at this time. It is configured to set.
FIG. 8B shows the contents of the auto program set corresponding to the program operation in the “auto program setting mode” shown in FIG. As shown in this figure, it is natural that command codes to be transmitted sequentially are set as command code A → command code B → command code C → command code D in accordance with the key operation order shown in FIG. As a matter of fact, here, each transmission cancellation period TSC is set as the same time length as the corresponding operation interval time.
That is, the transmission cancellation period TSC1 between the command codes A and B is set to the same time length as the operation interval time TOP1, and thereafter the transmission cancellation period TSC2 between the command codes B and C is set to the operation interval time TOP2. The transmission cancellation period TSC3 between the same time length and the command codes CD is set as the same time length as the operation interval time TOP3.
[0074]
In this way, when the time length of the operation interval time obtained by the key operation actually performed by the user is set as the transmission cancel period TSC, the user can change the operation state of the device during the program operation of the auto program. Since the key operation is performed while confirming, the command code transmission timing is unlikely to be before the end of the reception cancellation period on the receiving device side corresponding to the immediately preceding command code.
In this case, as a result, after the user waits for the end of the reception cancellation period on the receiving device side, the user can perform the next key operation almost immediately. A correspondingly appropriate transmission cancellation period is set for each command code (which means that the receiving device reliably responds to the command code and that there is no excessive waiting time). It will be possible.
[0075]
However, when the time length of the operation interval time is set as the transmission cancel period TSC as described above, for example, the user cancels the key operation during the program operation, and the reception cancel period on the receiving device side elapses considerably. Of course, it is possible to perform key operations. When the operation interval time at this time is set as it is as the transmission cancel period TSC, an excessive waiting time is increased when command codes are sequentially transmitted by the auto program key operation.
On the other hand, at the time of program operation, for example, when the user performs the next key operation fairly quickly without often confirming the operation of the device, at the time of sequential transmission of command codes by auto program key operation There is a high possibility that the operation of the receiving device that appropriately responds to the command code cannot be obtained.
[0076]
Therefore, in the second embodiment, in principle, the time length of the operation interval time is set as it is as the transmission cancellation period TSC as shown in FIG. 8, but the operation interval time is set to the shortest preset time. If the transmission cancellation period is shorter than the longest transmission cancellation period or longer than the longest transmission cancellation period, the transmission cancellation period corresponding to this operation interval time is set within the range of [shortest transmission cancellation period to longest transmission cancellation period]. Thus, the certainty of the response of the receiving device to the command code is ensured and the excessive waiting time is reduced.
[0077]
As an example, FIG. 9A shows a state in which the operation interval time TOP until the key operation of the command code B following the key operation of the command code A is shorter than the shortest transmission cancel period TSCmin. That is, the key operation of the command code B following the key operation of the command code A during the program operation is considerably early.
[0078]
In such a case, on the remote controller 1 side, as shown in FIG. 9B, the shortest transmission cancel period is set as the transmission cancel period TSC corresponding to the operation interval time TOP between the command code A and the command code B. A time length somewhat longer than TSCmin is set.
In the present invention, the transmission cancellation period TSC may be set to the same length as the shortest transmission cancellation period TSCmin. However, in this case, by giving a certain margin in time, the command on the receiving device side Consideration is given to increase the certainty of the response to the code.
[0079]
FIG. 10A shows a state in which the operation interval time TOP until the key operation of the command code B following the key operation of the command code A is longer than the longest transmission cancel period TSCmax. That is, this is a case where the key operation of the command code B following the key operation of the command code A is considerably delayed due to, for example, the user taking time and trouble during the program operation.
[0080]
In this case, on the remote controller 1 side, as shown in FIG. 10B, the longest transmission cancel period TSCmax is set as the transmission cancel period TSC corresponding to the operation interval time TOP between the command code A and the command code B. A somewhat shorter time length is set. In this case as well, a certain margin is given to the transmission cancellation period TSC so as to be temporally shorter than the longest transmission cancellation period TSCmax.
9 and 10 show a case where key operation corresponding to sequential transmission of command code A → command code B is performed. For example, when a key operation is performed after that, When the operation interval time TOP exceeds the range of [shortest transmission cancellation period TSCmin to longest transmission cancellation period TSCmax], the transmission cancellation period TSC is naturally set within this range in the same manner as described above. It is.
In the second embodiment, the transmission cancel period TSC between the command codes is automatically set on the remote controller 1 side in accordance with the auto program registration operation in this way. The cancel time setting key 11 used to set the “cancel period setting mode” in the embodiment can be made unnecessary.
[0081]
Next, the processing operation of the control unit 20 for realizing the setting of the transmission cancellation period TSC shown in FIGS. 8, 9, and 10 will be described with reference to the flowcharts of FIGS.
[0082]
In the flowchart of FIG. 12, first, in step S201, it waits for an auto program setting operation to be performed. The auto program setting operation referred to here is the operation described with reference to FIG. If it is determined that the auto program setting operation has been performed, the control unit 20 proceeds to step S202 and sets the “auto program setting mode”. At this stage, a state in which an auto program corresponding to any one of the auto program keys (4a, 4b, 4c) pressed in step S201 can be set is obtained.
[0083]
When the “auto program setting mode” is set, the control unit 20 proceeds to step S203 to wait for the operation of the first valid key while determining whether or not the auto program end operation is performed in step S212.
The “valid key” here refers to a key corresponding to transmitting and outputting a command code as an auto program, for example, a key such as the power key 31 shown in FIG. On the other hand, a key that is not directly related to command code transmission, such as a key operation for selecting a device to be operated as shown in FIG. 4B, for example, is not an “effective key”.
In addition, the auto program end operation referred to in step S212 and step S213 described later is the operation described in FIG.
[0084]
If it is determined in step S203 that the first valid key has been operated, the process proceeds to step S204.
In step S204, the command code corresponding to the valid key operated in step S203 is set as the command code to be transmitted first by the auto program operation, and held (stored) in the ROM 21. In subsequent step S205, control for transmitting and outputting the command code corresponding to the valid key operated in step S203 from the transmission unit 12 is executed.
[0085]
Then, after the processing of step S205 is executed, in step S206, the timer value TM of the timer provided in the control unit 20 is reset to, for example, TM = 0, and then counting by this timer is started. To do. The timer time of this timer is for measuring the operation interval time TOP.
[0086]
In the subsequent step S207, the operation of the effective key is waited for the second and subsequent times while determining whether or not the auto program end operation is performed in step S213. If it is determined that the effective key is operated, the process proceeds to step S208.
[0087]
In step S208, a process for setting a transmission cancellation period based on the current timer time TM and holding the information in the ROM 21 is performed.
The processing in step S208 is actually as shown in FIG. 12, for example.
In the process shown in FIG. 12, first, regarding the current timer time TM and the shortest transmission cancel period TSCmin,
TM ≦ TSCmin
Is determined, and if a positive result is obtained here, the process proceeds to step S302.
[0088]
In step S302, a transmission cancellation period corresponding to the shortest transmission cancellation period TSCmin is set as a transmission cancellation period to be set. ROM21 Hold against. The processing here corresponds to the setting of the transmission cancellation period described in FIG.
[0089]
On the other hand, if a negative result is obtained in step S301, the process proceeds to step S303, where the current timer time TM and the longest transmission cancellation period TSCmax are determined.
TM ≧ TSCmax
Whether or not is satisfied is determined. If an affirmative result is obtained here, the process proceeds to step S304, where a transmission cancel period corresponding to the longest transmission cancel period TSCmax is set and held in the ROM 21. That is, processing for setting the transmission cancellation period TSC shown in FIG. 10 is performed.
[0090]
Further, when a negative result is obtained in step S303, the process proceeds to step S305 to execute processing for setting the current timer time TM as a transmission cancel period and holding it in the ROM 21. The processing in step S305 corresponds to the setting of the transmission cancellation period as the principle rule shown in FIG.
[0091]
After the processing in step S302, S304, or S305 is executed, the process proceeds to step S209 in FIG.
[0092]
In step S209, the command code information corresponding to the valid key is set as the command code to be sequentially transmitted, and the transmission order set corresponding to the operation order of the valid key (the second and subsequent transmission orders are individually set). The information is stored in the ROM 21. In the next step S210, control for transmitting and outputting a command code corresponding to the valid key determined to be operated in step S207 is executed.
In the next step S211, the timer time TM of the timer is reset to TM = 0 in the same manner as in step S205, starts counting, and returns to step S207.
[0093]
If it is determined in step S212 or step S213 that an auto program end operation has been performed, the process proceeds to step S214 to end the “auto program setting mode” and return to the original routine. At this time, the operation of the timer that has been counted so far is stopped.
[0094]
In this way, by executing the process for setting registration of the auto program, the operation for setting the transmission cancel period as the second embodiment is realized.
That is, as a general rule, an operation interval time TOP between a certain effective key operation and the next effective key operation at the time of auto program operation is set as a transmission cancel period TSC at the transmission of the corresponding command code, and the operation interval time TOP Is shorter than the shortest transmission cancellation period TSCmin, or longer than the longest transmission cancellation period TSCmax, the correction is performed so that the transmission cancellation period TSC is set within the range of the shortest transmission cancellation period TSCmin to the longest transmission cancellation period TSCmax. To be.
[0095]
Note that the shortest transmission cancellation period TSCmin and the longest transmission cancellation period TSCmax in the second embodiment are, for example, reception cancellation periods that occur in various types of AV equipment that the user is supposed to use at the time of factory shipment. An appropriate value may be set based on the above.
Alternatively, the initial value at the time of factory shipment is set as described above, and at least one of the shortest transmission cancellation period TSCmin and the longest transmission cancellation period TSCmax according to a predetermined operation by the user with respect to the remote controller 1. It is also conceivable to configure such that it is variable. In this way, if it can be changed by the user's operation, setting suitable for the user's use condition can be performed.
[0096]
In the above description, the case where the first and second embodiments are applied independently has been described. However, the first and second embodiments may be applied in combination. . For example, the transmission cancellation period can be changed and set according to the first embodiment after the transmission cancellation period is set together with the command code to be transmitted in the “auto program setting mode” as in the second embodiment. It can also be considered.
[0097]
In addition, the external configuration and internal configuration of the remote controller 1 according to the present embodiment may be changed as appropriate according to actual usage conditions, for example, a configuration in which a command code is transmitted by wire. The present invention can also be applied to the above.
[0098]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the transmission suspension period (transmission cancellation period) when the command codes are sequentially transmitted by the user's auto program key operation can be changed and set later, or the user can operate the auto program. As a result, the time interval for each command code designation operation when performing the transmission is set as the transmission suspension period. As a result, the condition such as the reception cancellation period of the AV device to be operated by the remote controller is satisfied. In addition, it is possible to set a transmission suspension period that is almost appropriate.
That is, when a command code is transmitted by an auto program key operation, each AV device can always respond to the command code, and the transmission suspension period is too long for the reception cancellation period of the AV device. It is made not to become.
This is because, for the user who operates the auto program key, the AV devices sequentially operate appropriately according to the program settings, and each AV device completes the operation according to the operation set by the program. The waiting time will be felt as appropriate, and the usability will be improved accordingly.
[0099]
Further, in the case where the time interval for each designated operation of the command code when the user is operating the auto program is set as the transmission suspension period, the time interval for each designated operation is the maximum time length of the transmission suspension period to When the range of the shortest time length is exceeded, the transmission suspension period corresponding to this time interval is set so as to be within the range of the maximum time length to the shortest time length. Even when the operation is performed too quickly, the transmission is automatically corrected during the transmission suspension period within the appropriate range, and the usability is further improved.
When the command code is transmitted during the transmission suspension period corrected in this way, the AV device appropriately performs an operation in response to the command code, and there is no excessively long waiting time. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a top view showing an external example of a remote controller as an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram illustrating a display form example of a liquid crystal touch panel of a remote controller.
FIG. 3 is a block diagram illustrating an internal configuration example of a remote controller according to the present embodiment;
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a program operation example of an auto program.
FIG. 5 is an explanatory diagram illustrating a change setting example of a transmission cancellation period according to the first embodiment;
FIG. 6 is an explanatory diagram illustrating a change setting example of a transmission cancellation period according to the first embodiment.
FIG. 7 is a flowchart illustrating a processing operation for realizing a transmission cancel period change setting operation according to the first embodiment;
FIG. 8 is an explanatory diagram showing a transmission cancel period setting operation as a second embodiment.
FIG. 9 is an explanatory diagram showing a transmission cancel period setting operation as a second embodiment;
FIG. 10 is an explanatory diagram showing a transmission cancel period setting operation as a second embodiment.
FIG. 11 is a flowchart showing a processing operation for realizing a transmission cancel period setting operation as a second embodiment;
FIG. 12 is a flowchart showing a processing operation for realizing a transmission cancellation period setting operation as a second embodiment;
FIG. 13 is an explanatory diagram for explaining a configuration for preventing malfunction on the receiving device side with respect to a command code;
FIG. 14 is an explanatory diagram showing a relationship between a reception cancellation period on the receiving device side and a transmission cancellation period on the command code transmission side.
[Explanation of symbols]
1 Remote controller, 2 LCD touch panel, 2a mode display,
2A Key matrix encoding part, 2B Display drive part, 3 Operation key part, 3A Key matrix encoding part, 4 Auto program key part, 4a Auto program key, 5 Illumination key, 6 Enter key, 6 Power off key, 7 Operation mode selection key Part, 8 volume key part, 8a VOL + key, 8b VOL- key, 9 channel key part, 9a CH + key, 9b CH- key,
10 Muting key, 11 Cancel time setting key, 12 Transmitter, 12a Light emitting diode, 12b Transistor, 20 Controller, 30, 40 Numeric keys

Claims (1)

送信すべきコマンド信号を、その送信順に従って個々に指定するための指定操作が可能とされる指定操作手段と、
上記指定操作手段に対する指定操作に基づいて、送信すべきコマンド信号をその送信順と共に記憶する第1の記憶手段と、
上記指定操作手段による指定操作が行われたときの、先のコマンド信号の指定操作に続いて次のコマンド信号の指定操作が行われるまでの操作間隔時間を、上記先のコマンド信号を送信して上記次のコマンド信号の送信するまでの送信休止期間として対応させて設定することのできる送信休止期間設定手段と、
上記送信休止期間設定手段により設定された送信休止期間を記憶する第2の記憶手段と、
上記第1の記憶手段と上記第2の記憶手段の記憶内容に基づいて、上記送信すべきコマンド信号を、上記送信休止期間が経過するごとに順次送信出力していくことのできる送信手段と、
を備え
上記送信休止期間については、コマンド信号ごとに最短時間長と最長時間長が規定されているものとした上で、
上記送信休止期間設定手段は、さらに、
当該コマンド信号に対応して設定されている上記操作間隔時間が上記最短時間長よりも短いとされる場合には、この操作間隔時間に対応する送信休止期間を、上記最短時間長以上の所定時間長に設定し、当該コマンド信号に対応して設定されている上記操作間隔時間が上記最長時間長よりも長いとされる場合には、この操作間隔時間に対応する送信休止期間を、上記最長時間長以内の所定時間長として設定するように構成されている
ことを特徴とするリモートコントローラ。
A designation operation means capable of performing a designation operation for individually designating command signals to be transmitted according to the transmission order;
First storage means for storing a command signal to be transmitted together with its transmission order based on a designation operation on the designation operation means;
When the designation operation by the designation operation means is performed, the operation interval time until the designation operation of the next command signal is performed following the designation operation of the previous command signal is transmitted. A transmission suspension period setting means that can be set in correspondence with the transmission suspension period until the next command signal is transmitted;
Second storage means for storing the transmission suspension period set by the transmission suspension period setting means;
A transmission unit capable of sequentially transmitting and outputting the command signal to be transmitted based on the storage contents of the first storage unit and the second storage unit each time the transmission suspension period elapses;
Equipped with a,
For the transmission suspension period, the minimum time length and the longest time length are defined for each command signal.
The transmission suspension period setting means further includes:
When the operation interval time set corresponding to the command signal is shorter than the shortest time length, a transmission suspension period corresponding to the operation interval time is set to a predetermined time longer than the shortest time length. When the operation interval time set corresponding to the command signal is longer than the longest time length, the transmission suspension period corresponding to the operation interval time is set as the longest time. A remote controller configured to be set as a predetermined time length within a length .
JP02249598A 1998-02-04 1998-02-04 Remote controller Expired - Lifetime JP3858421B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02249598A JP3858421B2 (en) 1998-02-04 1998-02-04 Remote controller

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02249598A JP3858421B2 (en) 1998-02-04 1998-02-04 Remote controller

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11225381A JPH11225381A (en) 1999-08-17
JP3858421B2 true JP3858421B2 (en) 2006-12-13

Family

ID=12084328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02249598A Expired - Lifetime JP3858421B2 (en) 1998-02-04 1998-02-04 Remote controller

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3858421B2 (en)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4692222B2 (en) * 2005-10-31 2011-06-01 ヤマハ株式会社 Remote control device
JP4406851B2 (en) 2007-12-27 2010-02-03 ソニー株式会社 Electronic device and control method thereof
JP2011071777A (en) * 2009-09-25 2011-04-07 Panasonic Electric Works Co Ltd Remote control transmitting and receiving apparatus
CN103905871B (en) * 2014-03-24 2016-08-17 小米科技有限责任公司 Intelligent electrical appliance control, device and terminal
CN107155129B (en) * 2017-04-23 2020-07-28 台州市诺贝格塑模有限公司 Video timing method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11225381A (en) 1999-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8531276B2 (en) State-based remote control system
US20080068247A1 (en) State-Based Remote Control System
JP3128141B2 (en) System controller
JP3858421B2 (en) Remote controller
JP3709900B2 (en) Timer device, electronic device with timer function, and remote control device
JP2595172B2 (en) How to control cable box by VCR
JP2002142278A (en) Method for controlling equipment and the same equipment and remote control transmitter
KR100902498B1 (en) Record control apparatus for mobile terminal, and method for the same
JP2007060246A (en) Electronic apparatus with timer function
JP2008076062A (en) Alarm clock with remote control transmitter, and av system
KR0136023B1 (en) Apparatus for osd time establishment of television
KR100462607B1 (en) Apparatus and method for managing undo/redo
JPH0833061A (en) Remote controller
JP2829162B2 (en) Remote control transmitter
JP3381796B2 (en) Display control device
JP2004289645A (en) Composite electronic apparatus
KR0181895B1 (en) On time method for vcr
WO2011019013A1 (en) Electronic device
KR100555783B1 (en) Recording method for video recorder
JP2000236454A (en) Remote controller
KR20050059611A (en) Method for power off automatically on the dvd and vcr comb-system
KR20050049199A (en) Combination theater system and method controlling operation of the system thereof
KR960016384B1 (en) Remote control
KR100213053B1 (en) Reservation recording mehtod of video cassett recorder
JP2000244980A (en) Remote control transmitter

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060613

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060911

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130929

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term