JP3858183B2 - Door seal structure in an anechoic chamber - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、床面に段差を形成する必要がない電波暗室等における扉のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
電波暗室等の出入口には、電磁遮蔽性の扉装置が組み込まれている。
【0003】
従来の扉装置は、出入口に設置する扉枠に対し、扉本体が開閉自在に付設されている。また、扉本体には、閉鎖位置の扉本体を扉枠に押し付ける押圧機構が組み込まれており、扉枠の前面には、シールドパッキンが全周に亘って付設されている。ただし、扉枠の下部は、出入口の床面に対して上方に突出している。そこで、このものは、扉本体を閉鎖位置に回転させ、押圧機構を介して扉本体を扉枠に押し付けることにより、シールドパッキンを介して扉枠の前面に扉本体を密着させることができ、出入口を良好に電磁遮蔽することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来技術によるときは、扉枠は、扉本体を前面に密着させることにより、シールドパッキンを介して全周に亘って電磁遮蔽性を実現するために、出入口の床面に対して下部を高く突出させることが必要であり、出入口に不必要な段差を形成してしまうという問題があった。
【0005】
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、シールドパッキンを有する閉鎖部材を扉本体の下部に設けることによって、扉枠の下部を出入口の床面と同一レベルに形成しても、良好な電磁遮蔽性を容易に実現することができる電波暗室等における扉のシール構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、扉本体に横移動自在に組み込む駆動部材と、扉本体の下部に昇降自在に組み込み、駆動部材に連結する閉鎖部材とを備えてなり、閉鎖部材は、扉枠の上枠材、竪枠材に装着すると同様なシールドパッキンを下面に装着し、扉本体の導電性の接続板に摺動自在に接触する導電性の接触材を介して扉本体と電気的に一体となり、駆動部材は、扉本体の上端面、両側端面に配設する偏心ピン付きのディスクを一斉に回転させることにより閉鎖位置の扉本体を扉枠に押し付けて密着させる押圧機構と共通の駆動源により、押圧機構側のピニオンと駆動部材側のラックとを介して扉本体のヒンジ側、反ヒンジ側に駆動し、押圧機構を介して扉本体を扉枠に密着させると同時に閉鎖部材を扉枠の下部に密着させて扉本体の電磁遮蔽を完成させ、押圧機構を介して扉枠に対する扉本体の密着を解除すると閉鎖部材を上方に復帰させることをその要旨とする。
【0007】
なお、閉鎖部材には、複数の昇降ロッドを付設し、昇降ロッドは、それぞれ駆動部材の斜めのガイド孔に係合することができる。
【0008】
また、昇降ロッドは、ローラを介してガイド孔に係合することができる。
【0009】
なお、昇降ロッドは、共通の連結材を介して連結してもよい。
【0010】
【作用】
かかる発明の構成によるときは、閉鎖部材は、横移動自在の駆動部材に連結されており、駆動部材を介して昇降することができる。すなわち、閉鎖部材は、扉枠の下部が出入口の床面と同一レベルに形成されていても、下降させて扉本体と扉枠との隙間を閉鎖し、シールドパッキンを介して良好な電磁遮蔽性を実現することができる。
【0011】
駆動部材の斜めのガイド孔に係合する昇降ロッドは、駆動部材の横移動に連動して閉鎖部材を昇降駆動することができる。
【0012】
ローラを介して昇降ロッドがガイド孔に係合するときは、ローラは、ガイド孔に沿って転動することができるから、昇降ロッドを昇降させる際の機械的な抵抗を小さくし、昇降ロッドを介して閉鎖部材を円滑に昇降させることができる。
【0013】
共通の連結材を介して昇降ロッドを連結するときは、連結材は、駆動部材、閉鎖部材が長く、複数の昇降ロッドを使用する場合であっても、すべての昇降ロッドを一斉に昇降させ、閉鎖部材を円滑に昇降させることができる。
【0014】
扉本体の押圧機構に連動して駆動部材を横移動させるときは、駆動部材は、押圧機構を介して扉本体を扉枠に密着させると同時に閉鎖部材を扉枠の下部に密着させることができ、押圧機構、駆動部材の駆動源を共通にし、扉本体の電磁遮蔽を一挙に完成させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
【0016】
電波暗室等における扉のシール構造は、扉本体20に組み込む駆動部材31と、閉鎖部材41とを主要部材としてなる(図1)。ただし、扉本体20は、扉枠10とともに扉装置を形成し(図2、図3)、扉枠10に対し、開閉自在に組み合わされている。
【0017】
扉枠10は、下枠材11、上枠材12、左右の竪枠材13、13を枠状に組み立てて構成されている。なお、下枠材11、上枠材12、竪枠材13、13は、それぞれ適切に折曲げ加工された金属板材によって形成されている。下枠材11は、補強材11aが全長に亘って組み付けられており、室内側、室外側の床面F、Fの双方に対してほぼ同一レベルに設置されている。上枠材12は、補強材12a、パッキン収納レール12bと組み合わせ、図示しない建築物に固定されている。一方の竪枠材13は、補強材13a、パッキン収納レール13bと組み合わせ、他方の竪枠材13は、補強材13c、パッキン収納レール13bと組み合わせ、それぞれ図示しない建築物に固定されている。
【0018】
上枠材12、竪枠材13、13の各前面には、パッキン収納レール12b、13b、13bを介して一対のシールドパッキン14、14が装着されている。シールドパッキン14、14…は、導電性のゴムパッキンや、ゴム性の弾性材の表面に導電性の金属網を被覆して形成する複合パッキン等の電磁シールド性のパッキンであり、扉枠10の左右、上部に亘って連続し、下面開放の門形に形成されている(図4)。
【0019】
扉本体20は、扉枠10の一方の竪枠材13に対し、上下のヒンジプレート25、25を介して開閉自在に連結されている(図3、図4)。扉本体20は、枠状に組み立てる構造材21、21…と、室内側の表面材22、室外側の表面材23とを組み合わせて構成されている(図2、図3)。なお、構造材21、21…は、内側の補強板21aを介して相互に連結されている。また、表面材23は、上部、左右の構造材21、21…に沿って室内側に折り曲げて表面材22に接続されており、表面材23には、開閉蓋23bが組み付けられている。
【0020】
表面材22、23は、それぞれ下部の構造材21の下方にまで延長されており(図5)、表面材22の内側には、補強板22aが付設されている。なお、補強板22aの下端部には、内側に導電性のステンレススチール板からなる接続板22bが付設されている。また、表面材22、23は、下部の構造材21の下側において別の補強材22c、23aを介して連結し、扉本体20の下部を閉鎖している。なお、補強材22cは、補強板22aに沿って構造材21の下面にまで延長されており、補強材22cの内側には、固定ベース22dが付設されている。また、扉本体20の室外側には、取手20aが付設されている(図4)。
【0021】
ヒンジプレート25、25は、それぞれ扉枠10側の支持ブロック25a、25a、扉本体20側の支持ブロック25b、25bを介し、扉枠10、扉本体20の双方に対して水平回転自在に連結されている(図3、図4)。なお、支持ブロック25a、25aは、ヒンジ側の竪枠材13の補強材13cに固定されており、支持ブロック25b、25bは、図示しない厚肉の固定板を介し、扉本体20の補強板21aに固定されている。そこで、扉本体20は、ヒンジプレート25、25を介し、閉鎖位置(図3の実線)と、開放位置(同図の二点鎖線)とに開閉させることができる(同図の矢印K1 方向)。また、扉本体20は、ヒンジプレート25、25を介し、閉鎖位置において、扉枠10に対して前後方向にほぼ平行移動させることができる。
【0022】
扉本体20には、押圧機構26が組み込まれている。押圧機構26は、扉本体20の上端面、両側端面に配設する偏心ピン26f付きのディスク26g、26g…と、ディスク26g、26g…に対応して扉枠10側に組み込む係合部材15、15…、16、16…とを組み合わせて構成されている(図4、図6)。なお、扉枠10の反ヒンジ側の竪枠材13、上枠材12に組み込む係合部材15、15…は、それぞれガイド溝13c、12cの奥に配設されている。ディスク26g、26g…は、扉本体20に縦横に組み込む駆動軸26d、26d…の各先端に固定されている。駆動軸26d、26d…は、適当なギヤ機構を介して連結されており、扉本体20の室内側の操作ハンドル26a、扉本体20内の操作モータ26bのいずれか一方を駆動源として、ディスク26g、26g…を一斉に回転させることができる。なお、操作ハンドル26aの軸26cには、室外側の開閉蓋23bを開くことにより、非常用の操作ハンドル26bを装着することができる(図3の二点鎖線)。また、軸26cと、それに付随する操作モータ26dを含む主要なギヤ機構は、ケース26c1 に収納されている。
【0023】
扉本体20の上端面、反ヒンジ側の側端面のディスク26g、26g…は、ヒンジプレート25、25を介して扉本体20を閉鎖位置に回転させることにより、扉枠10のガイド溝13c、13c…、12cを介し、それぞれの偏心ピン26fを対応する係合部材15の係合溝15aに進入させることができる(図4、図6(A))。一方、扉本体20のヒンジ側のディスク26g、26g…は、扉本体20の開閉に拘らず、それぞれの偏心ピン26fを対応する係合部材16の係合孔16aに常時係合させている(図4、図6(B))。なお、各係合部材16は、ブラケット16bを介し、ヒンジ側の竪枠材13に回転自在に装着されている。
【0024】
そこで、押圧機構26は、扉本体20を閉鎖位置に位置させてディスク26g、26g…を一斉に回転させ(図6(A)、(B)の矢印K2 、K2 方向)、偏心ピン26f、26f…を対応する係合部材15の係合溝15a、係合部材16の係合孔16a内において約270゜旋回させることにより、扉本体20を扉枠10に押し付けて密着させることができる。このとき、偏心ピン26f、26f…は、旋回途中において扉本体20を一旦室外側に駆動することにより、扉枠10に対する扉本体20の姿勢を平行に整え、その後、扉本体20を扉枠10側に平行に駆動することができる。
【0025】
また、押圧機構26は、ディスク26g、26g…を一斉に逆回転させて偏心ピン26f、26f…を元の位置に復帰させることにより、扉枠10に対する扉本体20の密着を解除するとともに、扉本体20を開放可能にすることができる。なお、ヒンジ側のディスク26g、26g…の偏心ピン26f、26f…は、それぞれ対応する係合部材16の係合孔16aに常時係合しているから、扉本体20のヒンジ側が竪枠材13から大きく離れることがなく、扉本体20は、ヒンジプレート25、25を介して安定に回転させ、開閉することができる。
【0026】
駆動部材31は、ホルダ32、32…を介し、扉本体20の下部に横移動自在に組み込まれている(図1、図5)。駆動部材31は、扉本体20の幅方向に配設されており、扉本体20のヒンジ側に向けて上向きに傾斜する斜めのガイド孔31a、31a…が形成されている。なお、ガイド孔31a、31a…は、互いに平行に同一高さに形成されており、それぞれの両端部には、短い水平部分が形成されている。ホルダ32、32…は、それぞれナイロン材のような摺動材からなるスペーサ32aを介して扉本体20の固定ベース22dに固定されており、全体として、駆動部材31を横移動自在に保持している。
【0027】
駆動部材31は、ラック33、ピニオン26eを介して押圧機構26に連結されている。ラック33は、ラックベース33aを介して駆動部材31に固定され、ピニオン26eは、押圧機構26の一部を形成する駆動軸26dに固定されている。なお、扉本体20の固定ベース22dには、補強板22e1 を介し、駆動部材31の裏面に摺接する摺動材からなるスペーサ22eが付設されており、スペーサ22e、補強板22e1 は、ラック33にピニオン26eが噛合することによって駆動部材31が変形することを防止している。
【0028】
閉鎖部材41は、扉本体20の下部に昇降自在に組み込むアルミニウム材のブロック体であり、導電性の補強材41a、表面材41b、41bと組み合わせて構成されている。また、閉鎖部材41の下面には、扉枠10のシールドパッキン14、14…と同様なシールドパッキン42、42が装着されており、後部の側面には、扉本体20の接続板22bに摺動自在に接触する導電性の接触材41c、41cが全長に亘って付設されている。また、閉鎖部材41には、昇降ロッド43、43…が立設されており、各昇降ロッド43は、扉本体20の補強材22cを上下に貫通し、固定ベース22dに固定するガイドブロック43aを摺動自在に貫通している。なお、各昇降ロッド43は、下部の小径部43bを閉鎖部材41に挿入し、セットねじ43cを締め込むことにより閉鎖部材41に連結されており、各ガイドブロック43aには、ブッシュ43a1 が組み込まれている。
【0029】
各昇降ロッド43の上部には、駆動部材31のガイド孔31a内を転動するローラ43dが装着されており、中間部は、連結材43eを介して他の昇降ロッド43、43と連結されている。そこで、昇降ロッド43、43…は、それぞれローラ43dを介してガイド孔31aに係合しており、駆動部材31が横移動し、ローラ43d、43d…を介して上下に駆動することにより、閉鎖部材41を昇降させることができる。また、閉鎖部材41は、接触材41c、41cを介して接続板22bに電気的に接続され、扉本体20と電気的に一体となっている。
【0030】
かかる電波暗室等における扉のシール構造の作動は、次のとおりである。
【0031】
駆動部材31は、扉本体20が開放位置にあるときや、扉本体20が閉鎖位置にあっても押圧機構26によって扉枠10に押し付けられていないとき、押圧機構26を介して扉本体20の反ヒンジ側に待機し(図1の二点鎖線)、ガイド孔31a、31a…、昇降ロッド43、43…を介して閉鎖部材41を上昇限に待機させている(図4)。なお、このときのローラ43d、43d…は、それぞれ対応するガイド孔31aのヒンジ側の上部に位置しており、対応する昇降ロッド43を上昇限に引き上げている。
【0032】
押圧機構26を作動させて閉鎖位置の扉本体20を扉枠10側に押し付けると、駆動部材31は、ピニオン26e、ラック33を介し、押圧機構26に連動してヒンジ側に横移動し(図4の矢印K3 方向)、ガイド孔31a、31a…、ローラ43d、43d…を介して昇降ロッド43、43…を一斉に下方に駆動し、閉鎖部材41を下降させることができる(図4の矢印K4 方向、図1の実線)。そこで、閉鎖部材41は、扉本体20と、扉枠10の下部材11との隙間を閉鎖し(図5)、シールドパッキン42、42を介して下部材11に密着する。すなわち、扉本体20は、扉枠10側のシールドパッキン14、14…、閉鎖部材41側のシールドパッキン42、42を介して扉枠10と電気的に完全に一体となり、良好な電磁遮蔽性を実現することができる。
【0033】
また、押圧機構26を介して扉枠10に対する扉本体20の密着を解除するとき、駆動部材31は、押圧機構26に連動して扉本体20の反ヒンジ側に横移動し、ガイド孔31a、31a…、ローラ43d、43d…を介して昇降ロッド43、43を上方に駆動して閉鎖部材41を上方に復帰させることができる。
【0034】
以上の説明において、駆動部材31は、ラック33、ピニオン26eを介して押圧機構26に連動させるに代えて、任意の手動または電動の駆動源を介して横移動させてもよい。また、駆動ロッド43は、ローラ43dを介してガイド孔31aに係合させるに代えて、ガイド孔31aに対して摺動自在に係合するピンを介して係合させてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、横移動自在の駆動部材と、シールドパッキン付きの閉鎖部材とを組み合わせることによって、閉鎖部材は、駆動部材を介して下降させ、シールドパッキンを介して扉本体と扉枠とを電気的に一体に遮蔽することができるから、扉枠の下部を出入口の床面と同一レベルに形成しても、良好な電磁遮蔽性を容易に実現することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成斜視図
【図2】 扉装置の垂直断面図
【図3】 扉装置の水平断面図
【図4】 扉装置の構成概略図
【図5】 図2の要部拡大図
【図6】 図5の要部拡大分解斜視図
【符号の説明】
20…扉本体
26…押圧機構
31…駆動部材
31a…ガイド孔
41…閉鎖部材
42…シールドパッキン
43…昇降ロッド
43d…ローラ
43e…連結材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a door seal structure in an anechoic chamber or the like that does not require a step on a floor surface.
[0002]
[Prior art]
An electromagnetic shielding door device is incorporated at an entrance of an anechoic chamber or the like.
[0003]
In a conventional door device, a door main body is attached to a door frame installed at an entrance so as to be freely opened and closed. The door main body incorporates a pressing mechanism that presses the door main body in the closed position against the door frame, and a shield packing is attached to the entire front surface of the door frame. However, the lower part of the door frame protrudes upward with respect to the floor surface of the doorway. Therefore, the door body can be brought into close contact with the front surface of the door frame via the shield packing by rotating the door body to the closed position and pressing the door body against the door frame via the pressing mechanism. Can be shielded electromagnetically.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
When such a prior art is used, the door frame has a lower portion with respect to the floor surface of the doorway in order to achieve electromagnetic shielding over the entire circumference via the shield packing by bringing the door body into close contact with the front surface. There is a problem that it is necessary to project, and an unnecessary step is formed at the entrance.
[0005]
Therefore, in view of the problems of the prior art, the object of the present invention is to provide a closing member having a shield packing at the lower part of the door body, so that the lower part of the door frame is formed at the same level as the floor surface of the doorway. An object of the present invention is to provide a door seal structure in an anechoic chamber or the like that can easily realize good electromagnetic shielding properties.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the structure of the present invention comprises a drive member that is incorporated in the door body so as to be movable laterally, and a closing member that is incorporated in the lower part of the door body so as to be movable up and down and connected to the drive member. The door body is attached through a conductive contact material that is slidably in contact with the conductive connection plate of the door body, with the same shield packing as that attached to the upper frame material and the frame material of the door frame. The drive member is a pressing mechanism that presses the door body in the closed position against the door frame by rotating the discs with eccentric pins arranged on the upper end surface and both end surfaces of the door body all at once. And a common drive source to drive the door body to the hinge side and the non-hinge side via the pressing mechanism side pinion and the drive member side rack, and simultaneously bring the door body into close contact with the door frame via the pressing mechanism. Close the closure member to the lower part of the door frame Allowed to complete the electromagnetic shielding of the door body, and its gist that returning the the closure member to release the contact of the door body relative to the door frame via the pressing mechanism upwards.
[0007]
The closing member is provided with a plurality of elevating rods, and each elevating rod can be engaged with an oblique guide hole of the driving member.
[0008]
Further, the lifting rod can be engaged with the guide hole via the roller.
[0009]
Note that the lifting rod may be connected via a common connecting material.
[0010]
[Action]
According to the configuration of the present invention, the closing member is connected to the laterally movable driving member and can be moved up and down via the driving member. That is, even if the lower part of the door frame is formed at the same level as the floor surface of the entrance / exit, the closing member is lowered to close the gap between the door body and the door frame, and has good electromagnetic shielding properties via the shield packing. Can be realized.
[0011]
The lifting rod that engages with the oblique guide hole of the drive member can drive the closing member up and down in conjunction with the lateral movement of the drive member.
[0012]
When the lifting rod engages with the guide hole via the roller, the roller can roll along the guide hole, so that the mechanical resistance when raising and lowering the lifting rod is reduced, and the lifting rod is Thus, the closing member can be raised and lowered smoothly.
[0013]
When connecting the lifting rod through a common connecting material, the connecting material is a long drive member, closing member, even when a plurality of lifting rods are used, all the lifting rods are lifted and lowered simultaneously, The closing member can be raised and lowered smoothly.
[0014]
When the drive member is moved laterally in conjunction with the door body pressing mechanism, the driving member can bring the door body into close contact with the door frame and simultaneously close the closing member with the lower portion of the door frame through the pressing mechanism. By using a common drive mechanism for the pressing mechanism and the drive member, the electromagnetic shielding of the door body can be completed at once.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0016]
The door seal structure in an anechoic chamber or the like has a
[0017]
The
[0018]
A pair of
[0019]
The door
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
A
[0023]
The discs 26g, 26g,... On the upper end surface of the
[0024]
Therefore, the
[0025]
Further, the
[0026]
The
[0027]
The driving
[0028]
The closing
[0029]
A
[0030]
The operation of the door seal structure in the anechoic chamber or the like is as follows.
[0031]
When the door
[0032]
When the
[0033]
Further, when the close contact of the
[0034]
In the above description, the
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, by combining a laterally movable driving member and a closing member with shield packing, the closing member is lowered via the driving member, and the door is opened via the shield packing. Since the main body and the door frame can be shielded electrically integrally, even if the lower part of the door frame is formed at the same level as the floor surface of the doorway, good electromagnetic shielding can be easily realized. Has an excellent effect.
[Brief description of the drawings]
[Fig. 1] Overall configuration perspective view [Fig. 2] Vertical sectional view of the door device [Fig. 3] Horizontal sectional view of the door device [Fig. 4] Schematic diagram of the configuration of the door device [Fig. 6 is an enlarged exploded perspective view of the main part of FIG.
20 ...
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