JP3857767B2 - Double pipe type exhaust manifold - Google Patents
Double pipe type exhaust manifold Download PDFInfo
- Publication number
- JP3857767B2 JP3857767B2 JP07119297A JP7119297A JP3857767B2 JP 3857767 B2 JP3857767 B2 JP 3857767B2 JP 07119297 A JP07119297 A JP 07119297A JP 7119297 A JP7119297 A JP 7119297A JP 3857767 B2 JP3857767 B2 JP 3857767B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- tube
- exhaust manifold
- type exhaust
- outer tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 46
- 230000004323 axial length Effects 0.000 claims description 6
- 229910001111 Fine metal Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 235000021384 green leafy vegetables Nutrition 0.000 claims 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 17
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 9
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 description 6
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 5
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 2
- 239000002912 waste gas Substances 0.000 description 2
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000009545 invasion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用エンジンのシリンダヘッドに取り付けられる排気マニホールドに係わり、特に、外管と内管との二重構造を備えた二重管型排気マニホールドに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、排ガス中の有害ガスを浄化するための触媒コンバータが、自動車の排気系に取り付けられるようになってきており、この触媒コンバータの触媒活性を、エンジンの始動直後にも低下させないように、排ガス温度低下防止用の断熱用空間を備えた二重管型排気マニホールドが開発されている。
【0003】
図4は、このような二重管型排気マニホールドの一例を示しており、長尺状の外管1および外管3が、軸長方向に直列に配置され、外管1に形成される接続用開口部1aと、外管3に形成される接続用開口部3aとが、互いに向き合って配置されている。
また、外管1および外管3には、所定間隔を置いて、突出部1bおよび突出部3bが、それぞれ2箇所ずつ形成されている。
【0004】
これらの突出部1bおよび突出部3bの開口端には、それぞれシリンダヘッド取付用のフランジ5が溶接されている。
さらに、外管3の接続用開口部3aと反対側に形成される開口端には、触媒コンバータ取付用のフランジ7が溶接されている。
また、図5に示すように、外管1の接続用開口部1aの内径は、外管3の外径と略同径に形成され、この接続用開口部1aの内周側に外管3の接続用開口部3aが挿入されている。
【0005】
そして、接続用開口部1aの先端と、外管3の外周とが溶接9され、外管1と外管3とが固定されている。
また、外管1および外管3の内側には、断熱用空間11aおよび断熱用空間11bを介して、第1および第2の内管13,15が配置されている。
この第2の内管15の第1の内管13側には、第1の内管13の外径と略同径の内径を有する接続用開口部15aが形成され、この接続用開口部15aに内管13に形成される接続用開口部13aが挿入されている。
【0006】
また、第2の内管15の接続用開口部15aの外周には、環状の緩衝材17が配置され、この緩衝材17が、接続用開口部15aの外周にスポット溶接19されている。
そして、緩衝材17の外周が、外管3の接続用開口部3aの内周に密着され、第1および第2の内管13,15が、外管1および外管3の内側の所定の位置に規制されている。
【0007】
上述した二重管型排気マニホールドでは、エンジンの始動,停止により、第1および第2の内管13,15が、軸長方向に熱膨張あるいは熱収縮した際に、緩衝材17により所定の位置に規制されたまま、第1の内管13の接続用開口部13aと、第2の内管15の接続用開口部15aとが、互いに密着した状態で移動し、第1および第2の内管13,15に発生する局部的な熱応力が緩和される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の二重管型排気マニホールドでは、第1および第2の内管13,15が、接続用開口部13aの外周と、接続用開口部15aの外周とを互いに密着させた状態で、熱膨張あるいは熱収縮するため、この熱膨張あるいは熱収縮の際に、擦れ音等の異音が発生するという問題があった。
【0009】
また、第1および第2の内管13,15が、円周方向に熱膨張あるいは熱収縮した際に、接続用開口部13aの外周と、接続用開口部15aの内周との間に隙間が生じると、排気脈動等の振動によりビビリ音が発生するという問題があった。
本発明は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、簡易な手段で、内管の熱膨張あるいは熱収縮による擦れ音,ビビリ音等の異音の発生を防止することのできる二重管型排気マニホールドを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の二重管型排気マニホールドは、外管と、前記外管の軸長方向の一方の内側に配置される第1の内管と、他方の内側に配置される第2の内管とを備え、前記第2の内管の前記第1の内管側に形成される開口端に、前記第1の内管の前記第2の内管側に形成される開口端を挿入してなる二重管型排気マニホールドにおいて、前記第2の内管の開口端を覆って、前記第2の内管の内周から外周に連続する環状の緩衝材を配置し、この緩衝材の内周を前記第1の内管の外周に密着し、この緩衝材の外周を前記外管の内周に密着してなり、前記外管を、この外管の横断面方向に分割し、この分割端を溶接してなることを特徴とする。
【0011】
請求項2の二重管型排気マニホールドは、請求項1記載の二重管型排気マニホールドにおいて、前記第2の内管を、前記第1の内管より、排ガス出口側に配置してなることを特徴とする。
【0012】
請求項3の二重管型排気マニホールドは、請求項1または請求項2記載の二重管型排気マニホールドにおいて、前記緩衝材は、金属細線を編み込んだ網部材からなり、前記緩衝材と前記第2の内管とを、スポット溶接してなることを特徴とする。
【0013】
(作用)
請求項1の二重管型排気マニホールドでは、第2の内管の開口端に、内周から外周に連続する環状の緩衝材が配置され、この緩衝材の内周が、第1の内管の外周に密着され、緩衝材の外周が、外管の内周に密着される。
【0014】
そして、エンジンの始動,停止により、第1および第2の内管が、軸長方向へ熱膨張あるいは熱収縮する際の擦れ音の発生が防止される。
また、エンジンの始動,停止により、第1および第2の内管が、円周方向に熱膨張あるいは熱収縮する際に、緩衝材により、第1の内管の外周と第2の内管の内周との間に、隙間が発生することが防止され、排気脈動等の振動によるビビリ音の発生が防止される。
【0015】
さらに、取り扱い易いように、外管が、横断面に沿って分割され、この分割端で溶接される。
請求項2の二重管型排気マニホールドでは、第2の内管が、第1の内管より排ガス出口側に配置され、排気方向に向けて延びる第1の内管の開口端により、排ガスの緩衝材への吹き込みが阻止される。
【0016】
そして、排ガスの断熱用空間への侵入が阻止され、排ガス温度の低下が防止される。
請求項3の二重管型排気マニホールドでは、金属細線を編み込んだ網部材により形成される緩衝材が、第2の内管にスポット溶接される。
そして、この緩衝材により、第1および第2の内管の軸長方向への熱膨張あるいは熱収縮が、容易に吸収され、また、緩衝材の第2の内管からの脱落が防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1および図2は、本発明の二重管型排気マニホールドの一実施形態(請求項1ないし請求項3に対応する)を示しており、図1は、図2の要部の詳細を示している。
【0018】
図2において、符号21および符号23は、例えば、肉厚1.5mmのステンレス鋼等からなる長尺状の外管である。
外管21および外管23は、軸長方向に直列に配置され、外管21に形成される接続用開口部21aと、外管23に形成される接続用開口部23aとが、互いに向き合って配置されている。
【0019】
また、外管21および外管23には、所定間隔を置いて、円管状の突出部21bおよび突出部23bが、それぞれ2箇所ずつ形成されている。
これらの突出部21bおよび突出部23bの開口端には、それぞれシリンダヘッド取付用のフランジ25が溶接されている。
また、外管23の接続用開口部23aと反対側の開口端には、触媒コンバータ取付用のフランジ27が溶接されている。
【0020】
さらに、図1に示すように、外管21の接続用開口部21aの内径は、外管23の外径と略同径に形成され、この接続用開口部21aの内周側に外管23の接続用開口部23aが挿入されている。
そして、接続用開口部21aの先端と、外管23の外周とが溶接29され、外管21と外管23とが固定されている。
【0021】
さらに、外管21および外管23の内側には、断熱用空間31aおよび断熱用空間31bを介して、例えば、肉厚0.5mmのステンレス鋼等からなる第1の内管33および第2の内管35が、第2の内管35を第1の内管33より排ガス出口側に位置させて配置されている。
この第2の内管35の第1の内管33側には、第1の内管33の外径より大きい内径を有する接続用開口部35aが形成され、この接続用開口部35aに第1の内管33に形成される接続用開口部33aが挿入されている。
【0022】
さらに、第2の内管35の接続用開口部35aの開口端には、接続用開口部35aの内周から外周に連続する環状の緩衝材37が配置され、この緩衝材37は、接続用開口部35aの外周および内周にスポット溶接39され、第2の内管35に固定されている。
この緩衝材37には、例えば、一般にSUS材と称するステンレス鋼の細線を、メリヤス状に編み込んだものを適度に折り曲げ、弾性を持たせたものが用いられている。
【0023】
また、緩衝材37の内周は、弾性的に第2の内管35の外周に密着され、緩衝材37の外周は、弾性的に外管23の内周に密着されている。
そして、緩衝材37により、第1および第2の内管33,35が、外管21および外管23の内側の所定の位置に規制されている。
上述した二重管型排気マニホールドでは、エンジンの始動,停止により、第1および第2の内管33,35が、軸長方向に熱膨張あるいは熱収縮した際に、緩衝材37により所定の位置に規制されたまま、第1の内管33の接続用開口部33aおよび第2の内管35の接続用開口部35aが、緩衝材37を介して自在に移動し、第1および第2の内管33,35の局部的な熱応力が緩和される。
【0024】
また、第1および第2の内管33,35が、円周方向に熱膨張あるいは熱収縮した際に、緩衝材37が、その熱膨張あるいは熱収縮に追従して変形し、第1の内管33の接続用開口部33aの外周と、第2の内管35の接続用開口部35aの内周との間に隙間が発生することが防止される。
そして、排ガスの排気方向Eに向けて延びる第1の内管33の接続用開口部33aにより、排ガスの緩衝材37への吹き込みが阻止され、排ガス温度の低下が防止される。
【0025】
さらに、断熱用空間31a,31bの断熱作用により、排ガスの温度の低下が防止され、排気通路が冷えているエンジン始動時にも、触媒活性を低下させることなく、排ガスが浄化される。
以上のように構成された二重管型排気マニホールドでは、第2の内管35の接続用開口部35aに、第2の内管35の内周から外周に連続する環状の緩衝材37を配置し、この緩衝材37の内周を、第1の内管33の接続用開口部33aの外周に密着したので、第1および第2の内管33,35が、互いに擦れ合うことことなく、軸長方向に自在に熱膨張あるいは熱収縮することができ、簡易な手段で、擦れ音等の異音の発生を防止することができる。
【0026】
また、緩衝材37の内周を、第1の内管33の接続用開口部33aの外周に密着したので、第1および第2の内管33,35が、円周方向に熱膨張あるいは熱収縮した際に、緩衝材37が、その熱膨張あるいは熱収縮に追従して従って変形することができる。
したがって、接続用開口部33aの外周と、接続用開口部35aの内周との間に、隙間が発生することを防止することができ、排気脈動等の振動によるビビリ音の発生を防止することができる。
【0027】
さらに、外管21と外管23とに分割し、この外管21と外管23とを溶接29したので、外管21,23の製作および取り扱いを容易にすることができる。また、第1の内管33を、第2の内管35より排ガス出口側に配置したので、排気方向Eに向けて延びる第1の内管33の接続用開口部33aにより、排ガスの緩衝材37への吹き込みを阻止することができ、排ガス温度の低下を防止することができる。
【0028】
さらに、金属細線を編み込んだ網部材により緩衝材37を形成したので、第1および第2の内管33,35の軸長方向への熱膨張あるいは熱収縮を容易に吸収することができる。
また、緩衝材37を第1の内管33にスポット溶接39したので、緩衝材37の第2の内管35の接続用開口部35aからの脱落を防止することができる。
【0029】
なお、上述した実施形態では、外管21と外管23とを、軸長方向に直列に配置し、外管21の接続用開口部21aに、外管23の接続用開口部23aを挿入した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、図3に示すように、外管21および外管23を溶接したものと同形状の一部材からなる外管41を用いても良い。
【0030】
また、上述した実施形態では、外管21の肉厚を1.5mm、第1および第2の内管33,35の肉厚を0.5mmにした例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、外管21の肉厚を1.8mm、第1および第2の内管33,35の肉厚を0.8mmにしても良い。
【0031】
そして、上述した実施形態では、外管21,23をステンレス鋼で形成した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、鋳鉄あるいはアルミニウム合金等で形成しても良い。
さらに、上述した実施形態では、第1および第2の内管33,35をステンレス鋼で形成した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、アルミニウム合金等で形成しても良い。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の二重管型排気マニホールドでは、第2の内管の開口端に、第2の内管の内周から外周に連続する環状の緩衝材を配置し、この緩衝材の内周を、第1の内管の外周に密着したので、第1および第2の内管が、互いに擦れ合うことなく、軸長方向に自在に熱膨張あるいは熱収縮することができ、簡易な手段で、擦れ音等の異音の発生を防止することができる。
【0033】
また、緩衝材の内周を、第1の内管の外周に密着したので、第1および第2の内管が、円周方向に熱膨張あるいは熱収縮した際に、緩衝材が、その熱膨張あるいは熱収縮に追従して変形することができる。
したがって、第1の内管の外周と第2の内管の内周との間に隙間が発生することを防止することができ、排気脈動等の振動によるビビリ音の発生を防止することができる。
【0034】
さらに、外管を、横断面に沿って分割したので、外管の製作および取り扱いを容易にすることができる。
請求項2の二重管型排気マニホールドでは、第1の内管を、第2の内管より排ガス出口側に配置したので、排気方向に向けて延びる第1の内管の開口端により、排ガスの緩衝材への吹き込みを阻止することができ、排ガス温度の低下を防止することができる。
【0035】
請求項3の二重管型排気マニホールドでは、金属細線を編み込んだ網部材により緩衝材37を形成したので、第1および第2の内管33,35の軸長方向への熱膨張あるいは熱収縮を容易に吸収することができる。
また、緩衝材37を第1の内管33にスポット溶接39したので、緩衝材37の第2の内管35の接続用開口部35aからの脱落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の要部の詳細を示す断面図である。
【図2】本発明の二重管型排気マニホールドの一実施形態を示す側面図である。
【図3】外管を一部材で形成した例を示す断面図である。
【図4】従来の二重管型排気マニホールドを示す側面図である。
【図5】従来の二重管型排気マニホールドの要部の詳細を示す断面図である。
【符号の説明】
21,23,41 外管
29 溶接
33 第1の内管
33a 接続用開口部(開口端)
35 第2の内管
35a 接続用開口部(開口端)
37 緩衝材
39 スポット溶接[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an exhaust manifold attached to a cylinder head of an automobile engine, and more particularly, to a double-tube exhaust manifold having a double structure of an outer tube and an inner tube.
[0002]
[Prior art]
Recently, catalytic converters for purifying harmful gases in exhaust gas have been attached to the exhaust system of automobiles, so that the catalytic activity of this catalytic converter does not decrease even immediately after engine startup. A double-pipe type exhaust manifold having a heat insulation space for preventing a decrease in exhaust gas temperature has been developed.
[0003]
FIG. 4 shows an example of such a double-pipe type exhaust manifold. A long
Further, the
[0004]
Cylinder
Furthermore, a
As shown in FIG. 5, the inner diameter of the connection opening 1a of the
[0005]
And the front-end | tip of the opening part 1a for connection and the outer periphery of the outer tube |
Moreover, the 1st and 2nd
A connection opening 15a having an inner diameter substantially the same as the outer diameter of the first
[0006]
An
The outer periphery of the
[0007]
In the above-described double-pipe type exhaust manifold, when the first and second
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional double pipe type exhaust manifold, the first and second
[0009]
Further, when the first and second
The present invention has been made to solve such conventional problems, and it is possible to prevent the generation of abnormal noise such as rubbing noise and chatter noise due to thermal expansion or contraction of the inner tube by a simple means. An object is to provide a double pipe type exhaust manifold.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The double pipe type exhaust manifold according to
[0011]
The double pipe type exhaust manifold according to
[0012]
The double-pipe type exhaust manifold of
[0013]
(Function)
In the double-pipe type exhaust manifold according to
[0014]
The start and stop of the engine prevents the generation of rubbing noise when the first and second inner pipes thermally expand or contract in the axial direction.
Further, when the first and second inner pipes are thermally expanded or contracted in the circumferential direction by starting and stopping the engine, the outer periphery of the first inner pipe and the second inner pipe are A gap is prevented from occurring between the inner periphery and chatter noise due to vibrations such as exhaust pulsation.
[0015]
Furthermore, for easy handling, the outer tube is divided along the cross section and welded at this divided end.
In the double-pipe type exhaust manifold according to
[0016]
And the penetration | invasion to the space for heat insulation of waste gas is blocked | prevented and the fall of waste gas temperature is prevented.
In the double pipe type exhaust manifold according to the third aspect, the buffer material formed by the net member knitted with the fine metal wire is spot-welded to the second inner pipe.
The buffer material can easily absorb thermal expansion or contraction of the first and second inner pipes in the axial length direction, and prevent the buffer material from falling off from the second inner pipe. .
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 and 2 show an embodiment (corresponding to
[0018]
In FIG. 2,
The
[0019]
In addition, the
Cylinder
Further, a
[0020]
Further, as shown in FIG. 1, the inner diameter of the connection opening 21a of the
And the front-end | tip of the opening part 21a for a connection and the outer periphery of the outer tube |
[0021]
Furthermore, inside the
A connection opening 35a having an inner diameter larger than the outer diameter of the first inner tube 33 is formed on the first inner tube 33 side of the second inner tube 35. The connection opening 35a has a first opening. A connection opening 33a formed in the inner pipe 33 is inserted.
[0022]
Furthermore, an
As this
[0023]
Further, the inner periphery of the
The first and second inner tubes 33 and 35 are regulated by the
In the above-described double-pipe type exhaust manifold, when the first and second inner pipes 33 and 35 are thermally expanded or contracted in the axial direction by starting and stopping the engine, a predetermined position is set by the
[0024]
When the first and second inner pipes 33 and 35 are thermally expanded or contracted in the circumferential direction, the
Then, the connection opening 33a of the first inner pipe 33 extending in the exhaust direction E of the exhaust gas prevents the exhaust gas from being blown into the
[0025]
Further, the heat insulating action of the heat insulating spaces 31a and 31b prevents the exhaust gas temperature from decreasing, and the exhaust gas is purified without reducing the catalytic activity even when the engine is started when the exhaust passage is cold.
In the double-pipe type exhaust manifold configured as described above, an
[0026]
Further, since the inner periphery of the
Accordingly, it is possible to prevent a gap from being generated between the outer periphery of the connection opening 33a and the inner periphery of the connection opening 35a, and to prevent the occurrence of chatter noise due to vibration such as exhaust pulsation. Can do.
[0027]
Further, since the
[0028]
Furthermore, since the cushioning
Further, since the
[0029]
In the above-described embodiment, the
[0030]
In the above-described embodiment, the example in which the thickness of the
[0031]
In the above-described embodiment, the example in which the
Further, in the above-described embodiment, the example in which the first and second inner pipes 33 and 35 are formed of stainless steel has been described. However, the present invention is not limited to such an embodiment, for example, an aluminum alloy or the like. May be formed.
[0032]
【The invention's effect】
As described above, in the double-pipe type exhaust manifold according to
[0033]
Further, since the inner periphery of the buffer material is in close contact with the outer periphery of the first inner tube, when the first and second inner tubes are thermally expanded or contracted in the circumferential direction, the buffer material is heated. It can be deformed following expansion or thermal contraction.
Therefore, it is possible to prevent a gap from being generated between the outer periphery of the first inner tube and the inner periphery of the second inner tube, and to prevent chatter noise due to vibration such as exhaust pulsation. .
[0034]
Furthermore, since the outer tube is divided along the cross section, the outer tube can be easily manufactured and handled.
In the double-pipe type exhaust manifold according to
[0035]
In the double-pipe type exhaust manifold according to
Further, since the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing details of a main part of FIG.
FIG. 2 is a side view showing an embodiment of the double pipe type exhaust manifold of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing an example in which an outer tube is formed of a single member.
FIG. 4 is a side view showing a conventional double pipe type exhaust manifold.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing details of a main part of a conventional double pipe type exhaust manifold.
[Explanation of symbols]
21, 23, 41 Outer tube 29 Welding 33 First inner tube 33a Connection opening (opening end)
35 Second inner pipe 35a Connection opening (open end)
37
Claims (3)
前記第2の内管(35)の開口端(35a)を覆って、前記第2の内管(35)の内周から外周に連続する環状の緩衝材(37)を配置し、この緩衝材(37)の内周を前記第1の内管(33)の外周に密着し、この緩衝材(37)の外周を前記外管(21,23,41)の内周に密着してなり、
前記外管(21,23)を、この外管(21,23)の横断面方向に分割し、この分割端を溶接(29)してなることを特徴とする二重管型排気マニホールド。An outer tube (21, 23, 41), a first inner tube (33) disposed inside one of the outer tubes (21, 23, 41) in the axial length direction, and the other inner tube A second inner pipe (35), and an opening end (35a) formed on the side of the first inner pipe (33) of the second inner pipe (35), the first inner pipe ( 33) In the double pipe type exhaust manifold formed by inserting an open end (33a) formed on the second inner pipe (35) side of
An annular cushioning material (37) continuous from the inner periphery to the outer periphery of the second inner tube (35) is disposed so as to cover the open end (35a) of the second inner tube (35). (37) the inner circumference of the close contact with the outer periphery of the first inner tube (33), Ri greens in close contact with the inner periphery of the outer tube the outer periphery of the cushioning material (37) (21,23,41) ,
A double-pipe type exhaust manifold, wherein the outer pipe (21, 23) is divided in the cross-sectional direction of the outer pipe (21, 23), and the divided end is welded (29) .
前記第2の内管(35)を、前記第1の内管(33)より、排ガス出口側に配置してなることを特徴とする二重管型排気マニホールド。The double pipe type exhaust manifold according to claim 1,
The double pipe type exhaust manifold is characterized in that the second inner pipe (35) is arranged on the exhaust gas outlet side from the first inner pipe (33) .
前記緩衝材(37)は、金属細線を編み込んだ網部材からなり、前記緩衝材(37)と前記第2の内管(35)とを、スポット溶接(39)してなることを特徴とする二重管型排気マニホールド。 The double pipe type exhaust manifold according to claim 1 or 2 ,
The buffer material (37) is made of a net member knitted with fine metal wires, and the buffer material (37) and the second inner pipe (35) are spot-welded (39). Double pipe type exhaust manifold.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07119297A JP3857767B2 (en) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | Double pipe type exhaust manifold |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07119297A JP3857767B2 (en) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | Double pipe type exhaust manifold |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10266844A JPH10266844A (en) | 1998-10-06 |
JP3857767B2 true JP3857767B2 (en) | 2006-12-13 |
Family
ID=13453568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07119297A Expired - Fee Related JP3857767B2 (en) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | Double pipe type exhaust manifold |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3857767B2 (en) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4480806B2 (en) * | 1998-11-09 | 2010-06-16 | 中央発條株式会社 | Metal fine wire string and double exhaust pipe cushion using the same |
JP4511744B2 (en) * | 2001-01-31 | 2010-07-28 | 株式会社三五 | Exhaust pipe and method of manufacturing exhaust pipe |
JP2003074339A (en) | 2001-06-18 | 2003-03-12 | Calsonic Kansei Corp | Double tube exhaust manifold |
KR100997026B1 (en) | 2008-12-15 | 2010-11-25 | 대기포레시아(주) | air gap type exhaust manifold |
SE540745C2 (en) * | 2014-09-03 | 2018-10-30 | Scania Cv Ab | Branch pipes for receiving exhaust gases from a multi-cylinder combustion engine |
DE102016003740A1 (en) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | Man Diesel & Turbo Se | Exhaust after treatment system and internal combustion engine |
USD1019504S1 (en) | 2022-06-23 | 2024-03-26 | Paccar Inc | Exhaust manifold |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP07119297A patent/JP3857767B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10266844A (en) | 1998-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1091101B1 (en) | Exhaust pipe assembly of two-passage construction | |
US5579639A (en) | Double walled exhaust pipe for an engine | |
JP3857767B2 (en) | Double pipe type exhaust manifold | |
JP4262381B2 (en) | Double exhaust pipe for engine and exhaust manifold for engine | |
JPH0742547A (en) | Double pipe for exhaust system for vehicle | |
US20020150518A1 (en) | Gas treatment device | |
JP2007315368A (en) | Vehicle exhaust pipe | |
JP2019199851A (en) | Exhaust emission control device | |
JP3738675B2 (en) | Exhaust system structure with insulator | |
EP1012454B1 (en) | Improvements in catalytic reactors | |
JP2009052441A (en) | Exhaust emission control device | |
JP3404477B2 (en) | Catalytic converter | |
JP2001323814A (en) | Exhaust double pipe of vehicle | |
JP3277801B2 (en) | Exhaust gas purification device | |
JPH0610134Y2 (en) | Catalyst converter | |
JP3006376B2 (en) | Exhaust pipe of internal combustion engine | |
JP2000303831A (en) | Catalytic converter | |
JP4229518B2 (en) | Exhaust converter | |
JPH10266845A (en) | Double pipe type exhaust manifold | |
JP2959323B2 (en) | Exhaust pipe structure of internal combustion engine | |
JP2549143Y2 (en) | Metal catalytic converter | |
JP3615635B2 (en) | Double pipe for vehicle exhaust system | |
JPH0543222Y2 (en) | ||
JP2924590B2 (en) | Double exhaust pipe for vehicles | |
JP2000136719A (en) | Passage dividing pipe |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060523 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060720 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060912 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060915 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |