JP3855184B2 - Release valve - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、消火設備等で用いられる開放弁に関するものであり、更に述べると、リフト検知弁を備えた開放弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の開放弁は、一次側と二次側とを連通せしめる弁座と、該弁座を開閉する弁体と、該弁体の背面側に設けられた加圧室と、該加圧室と連通する調圧パイロット弁と、を備えている。
この調圧パイロット弁は、二次側及び一次側に連通しているが、この調圧パイロット弁を介して加圧室に一次圧が導入されると、弁体は開弁方向に押圧され弁座から離れる。この調圧パイロット弁は本弁が所定圧となった場合に、該弁体を開弁させるためのものである。
【0003】
調圧パイロット弁(以下「調圧弁」という)のみを用いた場合、二次側が5Kgf/cm2となった場合に本弁が開弁するようにセットすると、手動起動弁又は遠隔起動弁を開状態にしたときには、2次側が充水されず、2次側圧が小さい場合には、調圧弁の監視圧ラインの圧が小さいために、調圧弁が開弁し、一次側と加圧ラインが連絡し、一次側の加圧水が加圧ラインを経由して、加圧室の圧が上昇する。このため、本弁は開度が大となり、一次側の加圧水は二次側に流入する。
【0004】
これにより2次圧が上昇することになるが、今度は調圧弁の監視圧ラインの圧が大きくなり、調圧弁を閉じることとなる。
このため、加圧ラインには一次側の加圧水が流入せず、加圧室の圧が低下することとなり、本弁の開度が小となる。この動作は、2次圧が5kgf/cm2となるまで、繰り返し行われる。
【0005】
2次圧が5kgf/cm2以上となると、本弁の一次側及び二次側にかかる圧のバランスがくずれ(面積比により定まる)、本弁が全開することとなる。
【0006】
しかし、前記のように、調圧弁のみを使用すると、次のような事態が発生する。 即ち、開弁時に二次側に空気等が多く存在すると、一次側から二次側への流体の移動によりほとんど圧は発生しない。このため調圧弁の監視ラインは低圧のままとなり、調圧弁は加圧室の圧を上昇するように調整する。
【0007】
そこで、二次側の圧が低いのにも拘わらず、本弁の開度は急速に大となり、一次側から二次側へ加圧水が急速に流入することとなる。そのため、加圧水はノズルのところまで到達し、二次側において急速に圧が発生することになる。
【0008】
このとき、監視圧ラインにより圧の上昇を検出し、調圧弁は加圧室の圧を低下させて本弁を閉じようとする。
しかし、間に合わず、加圧水がノズルから放出されるときに、ウォーターハンマが発生することになる。
【0009】
そこで、これを解決するために、本弁と連動するリフト検知弁と、該リフト検知弁に連動する過流防止パイロット弁(これを以下、「過流防止弁」という)が設けられている。
この過流防止弁は、例えば、二次圧が2kgf/cm2より小の場合に開となるように設定される。上記説明において、二次側に空気等が流入し、圧が十分に高くなる場合でなくても、過流防止弁は監視圧ラインの圧が上昇したことを検出し、開弁する。このとき、リフト検知弁は開放状態にないので、実際にはリフト検知弁を一次側の加圧水が通ることはない。
【0010】
一方、調圧弁においては、調圧弁の監視圧ラインの圧が低い状態にあるので、調圧弁が開弁したまま、加圧室の圧が上昇し、本弁の開度は次第に大きくなる。このため、本弁の開度がある一定の大きさとなるとリフト検知弁は、開状態となり、加圧水がドレインより排出され、当該リフト検知弁は該開弁位置にて保持される。
【0011】
また、加圧ラインを加圧水が通過することなく、リフト検知弁を経由し、ドレインから放出するため、加圧室の圧は一定に保たれる。
これより、本弁の開状態が保持されているため、一次側から二次側へ加圧水が流出し、二次圧が上昇する。二次圧が2kgf/cm2以上になると、過流防止弁は閉じる。 次に、調圧弁は上記と同様に動作し、本弁が通常の調圧動作に移行することとなる。
このように、過流防止弁を用いることにより、2次側に空気等が混入している場合でも水撃を防止することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来例では、次の様な問題がある。即ち、過流防止弁を用いると、ウオータハンマは生じないか゛、一次圧が低い場合には、二次側が充水されるのに時間がかかることになる。そのため、消火活動を迅速に行えなくなることがある。
【0013】
この発明は、上記事情に鑑み、ウォーターハンマを発生させることなく二次側を迅速に充水させることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明は、弁座を開閉する弁体と,該弁体の一次側に連結され、第一監視圧ラインを介して該弁体の二次側に連結された調圧パイロット弁と,経路を介して前記調圧パイロット弁に連結され、第二監視圧ラインを介して前記弁体の二次側に連結されている過流防止パイロット弁と,前記経路に連結され、該弁体を開弁方向に押圧する加圧室と,を備えた開放弁であって;
前記弁体に連動する弁部と、該弁部が摺動自在に挿着されたフレーム部とを備えたリフト検知弁であって、前記フレーム部の上部には、前記過流防止パイロット弁と連通する通水孔が設けられ、該フレーム部の鍔部は弁室に摺動自在に支持されており、前記弁部には前記通水孔に連通可能な通水溝が設けられているリフト検知弁と、前記フレーム部の鍔部と前記弁室の上面との間に形成された一次圧検知室であって、前記弁体の一次側に一次圧導入ラインを介して連結され、前記フレーム部の鍔部を押圧して前記フレーム部を摺動せしめる一次圧検知室と,を備えていることを特徴とする開放弁、である。
【0015】
この発明は、弁座を開閉する弁体と,該弁体の背面側に設けられ、かつ、二次側圧が導入される蓄圧室と,該弁体の一次側に連結され、第一監視圧ラインを介して該弁体の二次側に連結された調圧パイロット弁と,経路を介して前記調圧パイロット弁に連結され、第二監視圧ラインを介して前記弁体の二次側に連結されている過流防止パイロット弁と,前記経路に連結され、該弁体を開弁方向に押圧する加圧室と,を備えた開放弁であって;
前記弁体に連動する弁部と、該弁部が摺動自在に挿着されたフレーム部とを備えたリフト検知弁であって、前記フレーム部の上部には、前記過流防止パイロット弁と連通する通水孔が設けられ、該フレーム部の鍔部は弁室に摺動自在に支持されており、前記弁部には前記通水孔に連通可能な通水溝が設けられているリフト検知弁と、前記フレーム部の鍔部と前記弁室の上面との間に形成された一次圧検知室であって、前記弁体の一次側に一次圧導入ラインを介して連結され、前記フレーム部の鍔部を押圧して前記フレーム部を摺動せしめる一次圧検知室と,を備えていることを特徴とする開放弁、である。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明者は、一次圧が低いときにはウォーターハンマが発生しにくく、これとは逆に一次圧が高いときにはウォーターハンマが発生しやすいことに気がつき、一次圧に基いて本弁の開度を調整することにした。
【0017】
即ち、水撃を発生させないようにするには、一次圧が低いときには水撃が発生しにくいので充水を促進させ、逆に、一次圧が高いときには水撃が発生しやすいので充水を抑制し急速に2次圧が上昇しないようにするため、リフト検知弁が開となる位置を一次圧により変動させる構造とした。
そして、一次圧が高い場合には、本弁の開度が小さいところでリフト検知弁が開にして本弁の開度が一定となる様にし、逆に、一次圧が低い場合には、本弁の開度が大きいところでリフト検知弁を開にして本弁の開度が一定となるようにした。
【0018】
具体的には、リフト検知弁のフレーム部の下方に一次圧検知室を設け、当該一次圧検知室に一次圧導入ラインを導入する。また、一次圧検知室の下面部はフレーム部に連接していて、一次圧が高くなると、一次圧検知室の圧が高くなり、当該下面部が下降することによりフレーム部が下降する。
【0019】
他方、一次圧が低くなると、一次圧検知室の圧が低くなり、当該下面部が上昇することによりフレーム部が上昇する。
また、当該下面部は、ばねで付勢されていて、一次検知室の圧が低くなったときに円滑に当該下面部が上昇するように構成されている。
【0020】
【実施例】
この発明の第1実施例を図1、図2により説明するが、この実施例は泡消火設備に用いられる加圧開放型の開放弁である。
【0021】
本体1には一次側4と二次側5とを連通せしめる弁座6が設けられている。 この弁座6は、弁体7により開閉される。この弁体7の背面7a側にはシリンダ10に嵌着されたピストン11が設けられている。
このピストン11は、シリンダ10内を加圧室12、蓄圧室13及び大気室14に仕切っている。
【0022】
弁体7のピストン11と反対側には、流体出入口15の付いたスカート16が設けられ、この流体出入口15は弁体7のオリフィス部18を介して蓄圧室13に連通している。前記ピストン11は、ばね19により閉方向に付勢されているが、このばね19は摺動抵抗に打ち勝って閉止するために必要な最低限のばね力を備えている。
【0023】
弁体7には、シリンダ10を貫通するロッド20が設けられている。このロッド20の先端部には、図示しない混合器の弁部が設けられ、又、その後端部はリフト検知弁22の弁部22aに固定されている。
【0024】
この弁部22aはフレーム部23に摺動自在に挿入され、その上部には円環状の通水溝22bが設けられている。該フレーム部23は弁室21に摺動自在に設けられ、その上部には通水孔23aが設けられている。このフレーム23の鍔部23bと弁室21の上面との間には、一次圧検知室24が形成され、この鍔部23bは該一次圧検知室24の底面なす。
この一次圧検知室24は、一次圧導入ラインPL1を介して一次側4に連結されている。
【0025】
一次側4は、起動弁28、調圧パイロット弁25、経路26を介して加圧室12に連通している。この起動弁28は、並列に配設された手動起動弁28aと遠隔起動弁28bとから構成されている。
【0026】
調圧パイロット弁25は、フラム25aと連動する弁部25bと、該弁部25bにより開閉される弁座部25cと、弁部25bを開弁方向に付勢するばね25dと、を備えている。
【0027】
調圧パイロット弁25は、経路26を介して過流防止パイロット弁30に接続されている。この過流防止パイロット弁30の圧力設定は、前記調圧パイロット弁25の設定圧力より低く設定される。この過流防止パイロット弁30はフラム30aと連動する弁部30bと、該弁部30bにより開閉される弁座部30cと、弁部30bを開弁方向に付勢するばね30dと、を備えている。
【0028】
この過流防止パイロット弁30は、フレキシブルチューブ22cを介してリフト検知弁22の通水孔23aに連通している。
二次側5は第1監視圧ラインPL3を介して調圧パイロット弁25に連結されている。この監視圧ラインPL3は、第2監視圧ラインPL4を介して過流防止パイロット弁30に連通している。図において、OLはオリフイス、DLはドレイン、を示す。
【0029】
次に、本実施例の作動について説明するが、開放弁の一次側4の水圧がP1 である場合について説明する。弁体7を開放する場合には、起動弁28を開にする。 そうすると、一次側4の消火用水Wは開弁状態にある調圧パイロット弁25を通り、経路26を経て過流防止弁30に流れ込む。
この時、過流防止弁30は開弁状態にあるので、該消火用水Wはフレキシブルチューブ22cを通ってリフト検知弁22に流入する。
【0030】
この時、リフト検知弁22は閉じているので、通水孔23aから排水されることはない。そのため、過流防止弁30が開いていてもそれ以上消火用水Wが該過流防止弁30に流入することがない。
【0031】
経路26の消火用水Wは、加圧ラインPL2を通って加圧室12に供給される。この時、前述の様に過流防止弁30は開弁状態にあるにもかかわらず消火用水Wが流入しない状態となっているため、経路26の消火用水Wは全て加圧室12に供給されるので、加圧室12内の水圧は次第に上昇する。
これに伴い、ピストン11も次第に上昇し、弁体7は弁座6から離れるので一次側4の消火用水Wは弁座6を通って二次側5に流入すると共に、リフト検知弁22の弁部22aも矢印A22方向に上昇する。
【0032】
この時、一次側4の消火用水Wは一次圧導入ラインPL1を介して一次圧検知室24に供給され、該検知室24内の水圧は次第に上昇する。
【0033】
そうすると、フレーム部23はばね21aの弾力に抗して矢印A22と反対方向に下降し、一点鎖線で示す状態となる。
そのため、弁部22aの通水溝22bの位置とフレーム部23の通水孔23aの位置はずれるので、リフト検知弁22は閉弁状態を維持する。
【0034】
この様にして、リフト検知弁22が閉止した状態で弁体7は開放を続ける。そして、互いに変位するリフト検知弁22の通水孔23aと通水溝22bとが連通すると、開弁し通水孔23aに設けられたドレン部40からドレイン排水を開始する。そのため、加圧ラインPL2の消火用水Wを上記ドレン部40から外部に排出してしまうので、加圧室12をそれ以上加圧できなくなる。この時、弁体7の上昇は停止し、その状態を維持するので弁開度はそこで固定される。この動作により二次側流速が抑えられ、ウォーターハンマの発生は防止される。
【0035】
前述から明らかな様に、この開放弁は、リフト検知弁22が開となる位置を一次圧力によって変動させるものである。
即ち、一次圧が高い場合には、弁体7の開度が低い所でリフト検知弁22が開となり、弁開度が固定するが、逆に、一次圧が低いと弁開度が高い所でリフト検知弁22が開となり弁開度が固定するので、この開放弁は定流量弁の様な働きをする。
【0036】
二次側5の圧力は第1及び第2監視圧ラインPL3、PL4により監視されている。第2監視圧ラインPL4が過流防止弁30の設定圧、例えば、2kgf/cm2になると、該過流防止弁30が閉止するので、フレキシブルチューブ22cへの消火用水の供給は停止される。
【0037】
又、第1監視圧ラインPL3が過流防止弁30より高く設定されている調圧パイロット弁25の設定圧、例えば、5kgf/cm2になると、該調圧パイロット弁25が閉止するので、加圧ラインPL2への消火用水Wの供給は停止される。
【0038】
この様にして、一次側4の圧力が低い時には、二次側流速を速く、逆にその圧力が高い時にはそれを遅くなる様に制御されるので、ウォーターハンマを発生させることなく、二次側を迅速に充水させることができる。
【0039】
この発明の第2実施例を図3により説明する。この実施例と第1実施例との相違点は、弁体50内に二次側の消火用水Wが流入しない構造、即ち、第1実施例における流体出入口、蓄圧室13が省略されていることである。そのため、第1実施例よりも構造が簡略化され、生産コストを低減させることができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、水噴霧設備、乾式スプリンクラ消火設備、放水砲などのようなものであって、二次側が乾式のもに主に適用することができる。
【0040】
【発明の効果】
この発明は以上の様に構成したので、一次側の圧力に対応しながらリフト検知弁が開閉され、弁体の開度が制御される。そのため、ウォーターハンマを発生させることなく、迅速に二次側を充水することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すフローチャートである。
【図2】 図1の要部拡大図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す断面図である。
1 本体
4 一次側
5 二次側
12 加圧室
22 リフト検知弁
24 一次圧検知室
25 調圧パイロット弁
30 過流防止パイロット弁
PL1 一次圧導入ライン
PL2 加圧ライン
PL3 第1監視ライン
PL4 第2監視ライン
P1 一次側圧
P2 二次側圧
W 消火用水[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an open valve used in fire extinguishing equipment and the like, and more particularly to an open valve provided with a lift detection valve.
[0002]
[Prior art]
A conventional open valve includes a valve seat that allows communication between a primary side and a secondary side, a valve body that opens and closes the valve seat, a pressurization chamber provided on the back side of the valve body, the pressurization chamber, A pressure regulating pilot valve communicating therewith.
This pressure regulating pilot valve communicates with the secondary side and the primary side. When the primary pressure is introduced into the pressurizing chamber via this pressure regulating pilot valve, the valve body is pressed in the valve opening direction. Leave the seat. This pressure regulating pilot valve is for opening the valve body when the main valve reaches a predetermined pressure.
[0003]
If only the pressure adjustment pilot valve (hereinafter referred to as “pressure adjustment valve”) is used, the manual start valve or remote start valve will be opened if this valve is set to open when the secondary side reaches 5 kgf / cm 2. If the secondary side is not filled with water when the secondary side pressure is low, the pressure on the monitoring pressure line of the pressure regulating valve is small and the pressure regulating valve opens, and the primary side and the pressure line communicate with each other. Then, the pressure in the pressurizing chamber rises through the pressurized water on the primary side via the pressurizing line. For this reason, the opening degree of this valve becomes large, and the pressurized water on the primary side flows into the secondary side.
[0004]
As a result, the secondary pressure rises, but this time the pressure in the monitoring pressure line of the pressure regulating valve increases and the pressure regulating valve is closed.
For this reason, the pressurized water on the primary side does not flow into the pressurizing line, the pressure in the pressurizing chamber decreases, and the opening of the valve becomes small. This operation is repeated until the secondary pressure reaches 5 kgf / cm 2 .
[0005]
When the secondary pressure is 5 kgf / cm 2 or more, the pressure applied to the primary side and the secondary side of the valve is out of balance (determined by the area ratio), and the valve is fully opened.
[0006]
However, as described above, when only the pressure regulating valve is used, the following situation occurs. That is, when there is a lot of air or the like on the secondary side when the valve is opened, almost no pressure is generated due to the movement of fluid from the primary side to the secondary side. For this reason, the monitoring line of the pressure regulating valve remains at a low pressure, and the pressure regulating valve is adjusted so as to increase the pressure in the pressurizing chamber.
[0007]
Therefore, despite the low pressure on the secondary side, the opening of the valve rapidly increases, and the pressurized water rapidly flows from the primary side to the secondary side. Therefore, the pressurized water reaches the nozzle and pressure is rapidly generated on the secondary side.
[0008]
At this time, an increase in pressure is detected by the monitoring pressure line, and the pressure regulating valve attempts to close the main valve by reducing the pressure in the pressurizing chamber.
However, a water hammer is generated when pressurized water is discharged from the nozzle in time.
[0009]
In order to solve this problem, a lift detection valve that is linked to the main valve and an overflow prevention pilot valve that is linked to the lift detection valve (hereinafter referred to as “overflow prevention valve”) are provided.
For example, the overflow prevention valve is set to be opened when the secondary pressure is smaller than 2 kgf / cm 2 . In the above description, even if air or the like flows into the secondary side and the pressure does not increase sufficiently, the overflow prevention valve detects that the pressure in the monitoring pressure line has increased and opens the valve. At this time, since the lift detection valve is not in an open state, the pressurized water on the primary side does not actually pass through the lift detection valve.
[0010]
On the other hand, in the pressure regulating valve, since the pressure in the monitoring pressure line of the pressure regulating valve is low, the pressure in the pressurizing chamber rises while the pressure regulating valve remains open, and the opening of the valve gradually increases. For this reason, when the opening of the main valve becomes a certain size, the lift detection valve is opened, the pressurized water is discharged from the drain, and the lift detection valve is held at the open position.
[0011]
Further, since pressurized water does not pass through the pressurizing line and is discharged from the drain via the lift detection valve, the pressure in the pressurizing chamber is kept constant.
Thereby, since the open state of this valve is maintained, pressurized water flows out from the primary side to the secondary side, and the secondary pressure rises. When the secondary pressure is 2 kgf / cm 2 or more, the overflow prevention valve is closed. Next, the pressure regulating valve operates in the same manner as described above, and this valve shifts to a normal pressure regulating operation.
Thus, by using the overflow prevention valve, water hammer can be prevented even when air or the like is mixed on the secondary side.
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional example has the following problems. That is, when the overflow prevention valve is used, water hammer does not occur, or when the primary pressure is low, it takes time to fill the secondary side with water. Therefore, fire fighting activities may not be performed quickly.
[0013]
In view of the above circumstances, an object of the present invention is to quickly fill the secondary side without generating a water hammer.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a valve body that opens and closes a valve seat, a pressure regulating pilot valve that is connected to a primary side of the valve body, and that is connected to a secondary side of the valve body via a first monitoring pressure line. An overflow prevention pilot valve connected to the pressure regulating pilot valve through the second monitoring pressure line and connected to the secondary side of the valve body through the second monitoring pressure line, and connected to the path to open the valve body An open valve with a pressurizing chamber for pressing in the direction;
A lift detection valve comprising a valve portion interlocked with the valve body and a frame portion in which the valve portion is slidably inserted, and the upper portion of the frame portion has the overflow prevention pilot valve and A lift in which a water passage hole is provided, the collar portion of the frame portion is slidably supported in the valve chamber, and the valve portion is provided with a water passage groove communicated with the water passage hole. A primary pressure detection chamber formed between a detection valve, a flange portion of the frame portion and an upper surface of the valve chamber, and is connected to a primary side of the valve body via a primary pressure introduction line; open valve which presses the flange portion of the part, characterized that you have and a primary pressure detecting chamber allowed to slide the frame portion, it is.
[0015]
The present invention provides a valve body that opens and closes a valve seat, a pressure accumulating chamber that is provided on the back side of the valve body and into which a secondary side pressure is introduced, and is connected to a primary side of the valve body. A pressure regulating pilot valve connected to the secondary side of the valve body via a line, and a pressure regulating pilot valve connected to the pressure regulating pilot valve via a path, and connected to the secondary side of the valve body via a second monitoring pressure line An open valve comprising a connected overflow prevention pilot valve and a pressurizing chamber connected to the path and pressing the valve body in a valve opening direction;
A lift detection valve comprising a valve portion interlocked with the valve body and a frame portion in which the valve portion is slidably inserted, and the upper portion of the frame portion has the overflow prevention pilot valve and A lift in which a water passage hole is provided, the collar portion of the frame portion is slidably supported in the valve chamber, and the valve portion is provided with a water passage groove communicated with the water passage hole. A primary pressure detection chamber formed between a detection valve, a flange portion of the frame portion and an upper surface of the valve chamber, and is connected to a primary side of the valve body via a primary pressure introduction line; open valve which presses the flange portion of the part, characterized that you have and a primary pressure detecting chamber allowed to slide the frame portion, it is.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The inventor notices that water hammer is unlikely to occur when the primary pressure is low, and conversely, water hammer is likely to occur when the primary pressure is high, and adjusts the opening of the valve based on the primary pressure. It was to be.
[0017]
In other words, in order to prevent the occurrence of water hammer, water hammer is less likely to occur when the primary pressure is low, so water filling is promoted, and conversely, water damage is more likely to occur when the primary pressure is high. In order to prevent the secondary pressure from rapidly rising, the position at which the lift detection valve is opened is changed by the primary pressure.
When the primary pressure is high, the lift detection valve is opened when the opening of the main valve is small so that the opening of the main valve is constant. Conversely, when the primary pressure is low, the main valve is opened. The lift detection valve is opened at a large opening of the valve so that the opening of the valve is constant.
[0018]
Specifically, a primary pressure detection chamber is provided below the frame portion of the lift detection valve, and a primary pressure introduction line is introduced into the primary pressure detection chamber. Further, the lower surface portion of the primary pressure detection chamber is connected to the frame portion. When the primary pressure increases, the pressure in the primary pressure detection chamber increases, and the lower surface portion lowers, thereby lowering the frame portion.
[0019]
On the other hand, when the primary pressure is lowered, the pressure in the primary pressure detection chamber is lowered, and the frame portion is raised by raising the lower surface portion.
Moreover, the said lower surface part is urged | biased with the spring, and when the pressure of a primary detection chamber becomes low, the said lower surface part rises smoothly.
[0020]
【Example】
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 and 2. This embodiment is a pressure-release type open valve used in a foam fire extinguishing facility.
[0021]
The
The piston 11 partitions the inside of the
[0022]
A skirt 16 with a fluid inlet / outlet 15 is provided on the opposite side of the
[0023]
The
[0024]
The valve portion 22a is slidably inserted into the
The primary
[0025]
The
[0026]
The pressure
[0027]
The pressure
[0028]
The overflow
The
[0029]
Next, the operation of this embodiment will be described. The case where the water pressure on the
At this time, since the
[0030]
At this time, since the
[0031]
Fire water W of the
Accordingly, the piston 11 gradually rises, and the
[0032]
In this case, extinguishing water W in the
[0033]
Then, the
For this reason, the position of the water passage groove 22b of the valve portion 22a and the position of the water passage hole 23a of the
[0034]
In this way, the
[0035]
As is apparent from the above, this open valve varies the position at which the
That is, when the primary pressure is high, the
[0036]
The pressure on the
[0037]
Further, when the first monitoring pressure line PL 3 becomes a set pressure of the pressure regulating
[0038]
In this way, when the pressure on the
[0039]
A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The difference between this embodiment and the first embodiment is that the secondary fire extinguishing water W does not flow into the valve body 50, that is, the fluid inlet / outlet and the pressure accumulating chamber 13 in the first embodiment are omitted. It is. Therefore, the structure is simplified as compared with the first embodiment, and the production cost can be reduced.
In addition, this invention is not limited to the said Example, For example, it is something like a water spray equipment, a dry-type sprinkler fire extinguishing equipment, a water cannon, etc., and the secondary side mainly applies to the dry type. Can do.
[0040]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the lift detection valve is opened and closed while corresponding to the primary pressure, and the opening degree of the valve body is controlled. Therefore, the secondary side can be quickly filled without generating a water hammer.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged view of a main part of FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a second embodiment of the present invention.
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記弁体に連動する弁部と、該弁部が摺動自在に挿着されたフレーム部とを備えたリフト検知弁であって、前記フレーム部の上部には、前記過流防止パイロット弁と連通する通水孔が設けられ、該フレーム部の鍔部は弁室に摺動自在に支持されており、前記弁部には前記通水孔に連通可能な通水溝が設けられているリフト検知弁と、
前記フレーム部の鍔部と前記弁室の上面との間に形成された一次圧検知室であって、前記弁体の一次側に一次圧導入ラインを介して連結され、前記フレーム部の鍔部を押圧して前記フレーム部を摺動せしめる一次圧検知室と,
を備えていることを特徴とする開放弁。A valve body that opens and closes the valve seat ; a pressure control pilot valve that is connected to the primary side of the valve body and that is connected to the secondary side of the valve body via a first monitoring pressure line; An overflow prevention pilot valve connected to the pressure pilot valve and connected to the secondary side of the valve body via a second monitoring pressure line, and connected to the path to press the valve body in the valve opening direction An open valve with a pressurizing chamber;
A lift detection valve comprising a valve portion interlocked with the valve body and a frame portion in which the valve portion is slidably inserted, and the upper portion of the frame portion has the overflow prevention pilot valve and A lift in which a water passage hole is provided, the collar portion of the frame portion is slidably supported in the valve chamber, and the valve portion is provided with a water passage groove communicated with the water passage hole. A detection valve;
A primary pressure detection chamber formed between a flange portion of the frame portion and an upper surface of the valve chamber, and is connected to a primary side of the valve body via a primary pressure introduction line, and the flange portion of the frame portion A primary pressure detection chamber that slides the frame portion by pressing
Open valve which is characterized that you have with a.
前記弁体に連動する弁部と、該弁部が摺動自在に挿着されたフレーム部とを備えたリフト検知弁であって、前記フレーム部の上部には、前記過流防止パイロット弁と連通する通水孔が設けられ、該フレーム部の鍔部は弁室に摺動自在に支持されており、前記弁部には前記通水孔に連通可能な通水溝が設けられているリフト検知弁と、
前記フレーム部の鍔部と前記弁室の上面との間に形成された一次圧検知室であって、前記弁体の一次側に一次圧導入ラインを介して連結され、前記フレーム部の鍔部を押圧して前記フレーム部を摺動せしめる一次圧検知室と,
を備えていることを特徴とする開放弁。A valve body that opens and closes the valve seat, a pressure accumulating chamber that is provided on the back side of the valve body and into which a secondary side pressure is introduced, and is connected to the primary side of the valve body, via a first monitoring pressure line A pressure regulating pilot valve connected to the secondary side of the valve body, connected to the pressure regulating pilot valve via a path, and connected to the secondary side of the valve body via a second monitoring pressure line An open valve comprising an overflow prevention pilot valve and a pressurizing chamber connected to the path and pressing the valve body in a valve opening direction;
A lift detection valve comprising a valve portion interlocked with the valve body and a frame portion in which the valve portion is slidably inserted, and the upper portion of the frame portion has the overflow prevention pilot valve and A lift in which a water passage hole is provided, the collar portion of the frame portion is slidably supported in the valve chamber, and the valve portion is provided with a water passage groove communicated with the water passage hole. A detection valve;
A primary pressure detection chamber formed between a flange portion of the frame portion and an upper surface of the valve chamber, and is connected to a primary side of the valve body via a primary pressure introduction line, and the flange portion of the frame portion A primary pressure detection chamber that slides the frame portion by pressing
Open valve which is characterized that you have with a.
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