JP3854923B2 - 柄用グリップ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、魚を捕らえる網やギャフ等が取り付けられる柄が手の中を軸方向へ滑るのを防止するための柄用グリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、外柄の内部に内柄が摺動自在に配置された伸縮柄においては、内柄自体の重量や内柄に取り付けられた網等の重量を利用して、外柄から内柄が振り出される。そのため、内柄を振り出したときの勢いによって伸縮柄が手の中を軸方向へ滑りやすく、魚釣りの際には、伸縮柄を海中へ落としてしまうおそれがあった。また、1本物の柄の場合でも、柄に取り付けられた網等で魚を捕らえた際に、魚の重量によって柄が滑りやすくなるため、同様の問題があった。
【0003】
そこで、従来では、柄の外面に滑り止め用の凹凸加工を施すようにしていたが、凹凸加工だけでは、十分な滑り防止効果を得ることはできなかった。また、柄を手で握る位置は柄を取扱う者の身長や腕力によって異なるが、従来の凹凸加工の位置は一定であり、その位置を変更することはできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
それゆえに、この発明の主たる目的は、柄に対する取付位置を調整できるとともに、柄の滑りを確実に防止できる柄用グリップを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した発明は、「魚を捕らえる網18やギャフ20等が取り付けられる柄12の軸方向への滑りを防止するための柄用グリップ10であって、柄12の外面に装着されるグリップ本体22と、グリップ本体22と一体成形され、グリップ本体22を柄12の外面に着脱自在に固定する固定ベルト24とを備える、柄用グリップ10」である。
【0006】
この発明では、グリップ本体22が固定ベルト24によって柄12の任意の位置に固定される。柄12と柄用グリップ10とは別体であるため、柄12に対して柄用グリップ10を必要なときに必要な数だけ取り付けることができる
【0008】
【発明の実施の形態】
図1〜図3を参照して、この発明が適用された柄用グリップ10は、図4〜図8に示すような伸縮柄12の外面に着脱自在に取り付けられるものである。ただし、柄用グリップ10は、図示しない1本物の柄に対しても適用可能であることを予め指摘しておく。
【0009】
伸縮柄12は、筒状の外柄14と外柄14の内側に摺動自在に配置された筒状の内柄16(図6〜図8)とを有し、内柄16の先端部には、網18(図7)やギャフ20(図8)を取り付けるための図示しない取付部材が装着されている。
【0010】
柄用グリップ10(図1〜図3)は、外柄14から内柄16を振り出したときの勢いで伸縮柄12が手の中を軸方向へ滑るのを防止するものであり、グリップ本体22と、グリップ本体22を外柄14の外面に固定するための2つの固定ベルト24とを含む。
【0011】
グリップ本体22は、中実の球体に外柄14の外径よりもやや大きい内径を有する貫通孔22aを設けた形状を有し、グリップ本体22の大きさは、十分なグリップ性を得るために人の手に納まる程度の大きさ(たとえば外径33mm,軸方向長さ25mm)に設定される。
【0012】
各固定ベルト24は、ゴムや軟質樹脂等のような可撓性材料(弾性材料を含む)によってグリップ本体22と一体成形されるものであり、貫通孔22aの両開口端から軸方向へ延びる側面視略C字状の締着部24aと、締着部24aの周方向一方端部から周方向へ延びる帯状部24bとによって構成される。そして、締着部24aの外面には、略きのこ状の係止突起26が形成され、帯状部24bには、係止突起26が嵌め込まれる複数の係止孔28が形成される。
【0013】
なお、グリップ本体22と各固定ベルト24とは、同じ材料により一体成形されてもよいし、異なる材料により一体成形されてもよい。
【0014】
柄用グリップ10を伸縮柄12に取り付ける際には、まず、図3に示すように、係止突起26と係止孔28との係合状態を解除する。続いて、グリップ本体22の貫通孔22aに外柄14を挿入し、外柄14の外面の所定位置に柄用グリップ10を位置決めする。そして、各固定ベルト24の帯状部24bを引っ張ることによって各締着部24aの内面を外柄14の外面に密着させ、その状態で係止突起26とこれに適合する一つの係止孔28とを嵌め合わす。
【0015】
伸縮柄12を使用する際には、内柄16の先端部に設けられた図示しない取付部材に、図7に示すような網18や、図8に示すようなギャフ20を取り付ける。そして、一方の手で外柄14の外面を握り、他方の手で柄用グリップ10を握り、その状態で外柄14から内柄16を振り出す。
【0016】
このとき、内柄16を振り出す勢いによって伸縮柄12が手の中を軸方向へ滑ろうとするが、柄用グリップ10(各固定ベルト24)と外柄14とは密着されており、密着部の摩擦抵抗によって滑りが抑制されるので、伸縮柄12を海中へ落としたりする心配はない。
【0017】
また、網18やギャフ20で魚を捕らえた際には、魚の重量によって伸縮柄12が手の中を軸方向へ滑ろうとするが、この場合にも、柄用グリップ10が滑り防止効果を発揮するので、伸縮柄12を海中へ落としたりする心配はない。
【0018】
この実施例の柄用グリップ10によれば、伸縮柄12の滑りを効果的に防止できる。また、伸縮柄12を取扱う者の身長や腕力に応じて取付位置を調整できるので、滑り防止効果を有効に発揮することができる。さらに、必要なときに必要な数だけ取り付けることができるので、伸縮柄12の使用目的に応じて滑り防止効果の程度を調整できる。
【0019】
なお、上述の実施例では、グリップ本体22を略球状に形成しているが、グリップ本体22の形状は特に限定されるものではなく、たとえば略円柱状に形成されてもよい。また、グリップ本体22の外面には、滑り止めのための凹凸が形成されてもよく、たとえば図9に示すように、複数の周方向リブ30が形成されてもよい。さらに、固定ベルト24は、グリップ本体22のいずれか一方の開口端部のみに形成されてもよい。
【0020】
図10および図11を参照して、他の実施例の柄用グリップ32は、外柄14の外面に筒状に装着され、加熱により縮径されるグリップ本体34を備える。グリップ本体34における周方向両端部は、周方向端縁に向うにつれて肉薄となるように楔状に形成され、この周方向端部34aどうしが重ね合わされることによって筒状体が構成される。なお、加熱により縮径されるグリップ本体34は、形状記憶樹脂,熱収縮性樹脂または形状記憶合金等により製造することができる。
【0021】
柄用グリップ32を伸縮柄12に取り付ける際には、まず、グリップ本体34の内側に確保された貫通孔34bに外柄14を挿入し、外柄14の外面の所定位置に柄用グリップ32を位置決めする。そして、ドライヤーまたは熱湯等を用いてグリップ本体34を加熱する。すると、グリップ本体34の縮径が開始されてグリップ本体34の内面が外柄14の外面に密着され、これにより柄用グリップ32が外柄14の外面に固定される。
【0022】
この柄用グリップ32においても伸縮柄12の滑りを防止でき、先の柄用グリップ10(図1〜図3)と同様の効果を期待できる。
【0023】
【発明の効果】
請求項1および2に記載した発明によれば、柄の任意の位置に柄用グリップを取り付けることができるので、柄を取扱う者の身長や腕力に応じてその位置を適宜調整できる。また、柄用グリップを必要な数だけ取り付けることができるので、柄の用途に応じて滑り防止効果の程度を調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】柄用グリップを示す図である。
【図2】図1におけるII-II線断面図である。
【図3】係止突起と係止孔との係合状態を解除した図である。
【図4】柄用グリップの使用状態を示す図である。
【図5】柄用グリップの使用状態を示す部分拡大図である。
【図6】柄用グリップの使用状態を示す部分拡大断面図である。
【図7】柄用グリップの使用状態(網)を示す図である。
【図8】柄用グリップの使用状態(ギャフ)を示す図である。
【図9】グリップ本体の変形例を示す図である。
【図10】他の柄用グリップを示す図である。
【図11】図10におけるXI-XI線断面図である。
【符号の説明】
10… 柄用グリップ
12… 伸縮柄
14… 外柄
16… 内柄
22… グリップ本体
22a… 貫通孔
24… 固定ベルト
24a …締着部
24b …帯状部
26… 係止突起
28… 係止孔
30… 周方向リブ

Claims (1)

  1. 魚を捕らえる網やギャフ等が取り付けられる柄の軸方向への滑りを防止するための柄用グリップであって、
    前記柄の外面に装着されるグリップ本体と、前記グリップ本体と一体成形され、前記グリップ本体を前記柄の外面に着脱自在に固定する固定ベルトとを備える、柄用グリップ。
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