JP3852271B2 - Anti-dripping cap - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、使用時に攪拌する必要のあるドレッシングや焼肉のタレ等の液状物に使用される液垂れ防止注出キャップに関し、より詳しくは、拡開状の注出筒および該注出筒の底板に設けた切り取り可能な開口予定部を有するキャップ本体に、注出筒内に先端部が内方に傾斜した液溜まり板に形成され前記注出筒内に嵌入するシール筒を有した上蓋を、ヒンジ連結した液垂れ防止注出キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液垂れ防止注出キャップは、拡開状の注出筒a内の底板bに切り取り可能な開口予定部cを設けてなるキャップ本体dに、これを被覆する上蓋eを開閉可能に設け、該上蓋e内面に特殊構成の液垂れ防止機構fを設けてなるものである。この特殊構成の液垂れ防止機構fは、一例として、内方へ湾曲する下端縁部をキャップ本体dより立設した注出筒a先端の拡開状部gに液密に圧接させた嵌合筒hと、該嵌合筒h内に垂設し、後方へ突出湾曲する平面視円弧状をなし且つ下端縁が縮径方向へ湾曲する複数の円弧状壁iと、から構成されている(特開平9−12049号公報参照)。
【0003】
そして、この液垂れ防止注出キャップによれば、容器を振って内容液を攪拌した後、内容液を注出する場合、上蓋eに付着した内容液は、嵌合筒hの半分および各円弧状壁iが下を向き、また、それらの下端縁部が縮径方向へ湾曲しているため、付着内容液が上蓋eに溜まっても、嵌合筒hおよび各円弧状壁iにより下方へ垂れるのを防止することが出来るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、特殊構成の液垂れ防止機構fの構造が複雑であり、製作の面で困難でありコスト上昇の要因となる。さらに、液垂れ防止機構fの構造が複雑であるため、残置した内容液が液垂れ防止機構fに付着したままになり乾燥固化して、新たに付着する内容液を徐々に溜め置くことが出来なくなり、結局は、上蓋eの開閉時や収容液の注出時に外に垂れることになり、キャップ本体d回りを汚す結果となる。
【0005】
そこで、本発明の目的は、構造が単純であり、かつ、上蓋の開閉の際ならびに注出筒から内容物を注出する際、上蓋のシール筒内に付着した内容物を外に垂れるのを防止することが出来る液垂れ防止注出キャップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであって、下記の構成からなることを特徴とするものである。
すなわち、本発明によれば、容器の口部に取り付けるキャップ本体に上蓋をヒンジ連結し、前記キャップ本体は、拡開状の注出筒および該注出筒の底板に設けた切り取り可能な開口予定部を有し、前記上蓋は、先端部が内方に傾斜した液溜まり板に形成され前記注出筒内に嵌入するシール筒を有してなり、閉蓋時に前記注出筒の下半部内面に前記シール筒および前記液溜まり板の少なくとも一部が周状に密接し、かつ、前記キャップ本体から前記上蓋を直角に開いた際、前記上蓋の液溜まり板先端から下ろした垂線が前記キャップ本体の拡開状の注出筒の端に接することを特徴とする液垂れ防止注出キャップが提供される。
この発明は、開口予定部を切り取った後、容器を振り内容物を攪拌しても、シール筒および液溜まり板は注出筒内面に密接しているために、それらの外側に内容物が付着せず、上蓋のシール筒内に付着した内容物は、上蓋の開閉の際ならびに内容物を注出する際、シール筒内に留置するか、液溜まり板を乗り越えても必ず拡開状の注出筒内に流下して、外に垂れないという効果がある。
【0008】
また、本発明によれば、前記注出筒はその内周面と底板とを連絡する傾斜面を有し、閉蓋時に前記傾斜面に前記液溜まり板が密接するようにした上記液垂れ防止注出キャップが提供される。
この発明は、液溜まり板が内方に傾斜していても、注出筒の傾斜面に密接し易くなるとともに、傾斜面には液が溜りにくいので、液溜り板の外側に内容液が付着しにくいという特徴がある。
【0009】
また、本発明によれば、前記液溜まり板はその先端部に型抜きスリットを設けてなる液垂れ防止注出キャップが提供される。
このスリットは、射出成形後の型抜きを容易にするためのものであり、剛性のキャップでも成形後の型抜きが容易になされるという特徴がある。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の液垂れ防止注出キャップ(以下、単に「注出キャップ」という)の第1の特徴は、閉蓋時に注出筒の下半部内面にシール筒および液溜まり板の一部が周状に密接し、かつ、上蓋を直角に開いた際、液溜まり板先端から下ろした垂線が注出筒の端に接する位置にさせることにより、上蓋の開閉の際ならびに注出筒から容器の内容物を注出する際、シール筒内に留置するか、液溜まり板を乗り越えても必ず拡開状の注出筒内に流下するようにした点にある。
また、第2の特徴は、閉蓋時に、注出筒の傾斜面に液溜まり板の先端部が密接するようにした点にある。
また、第3の特徴は、液溜まり板の先端にスリットを設けるようにした点にある。
【0011】
かかる構成の特徴に伴って、容器を振り内容物を攪拌しても、シール筒および液溜まり板は注出筒内面に密接しているため、シール筒および液溜まり板の外側ならびに注出筒内面に内容物が付着せず、上蓋のシール筒内に付着した内容物は、上蓋の開閉の際ならびに内容物を注出する際、注出筒内に流下するか、シール筒内に留置して、外に垂れることがなく、射出成形後の型抜きが容易な注出キャップを提供することができる。
【0012】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態を示す注出キャップの開いた状態の平面図、図2は、本発明の実施形態を示す注出キャップの開いた状態の断面図、図3は、本発明の実施形態を示す注出キャップの閉じた状態の断面図、図4は、図2のA部を拡大した断面図である。これらの図において、注出キャップ1は、容器2の口部3に取り付けるキャップ本体4に上蓋5をヒンジ6にて連結し、このキャップ本体4は、拡開状の注出筒7およびこの注出筒7の底板8に設けた切り取り可能な開口予定部9を有し、上蓋5は、先端部が内方に傾斜した液溜まり板10に形成され注出筒7内に嵌入するシール筒11を有してなり、閉蓋時に注出筒7の下半部内面7aにシール筒11および液溜まり板10の少なくとも一部が周状に密接し、上蓋5の開閉の際ならびに注出筒7から容器2内の内容物12を注出する際、シール筒11内に付着した内容物12を注出筒7内に流下ないしシール筒11内に留置するようにしたものである。
【0013】
前記キャップ本体4は、その下部に外筒20、中間筒21および内筒22が同心状に設けられ、中間筒21と内筒22との間は容器2の口部3に嵌着する環状の取付溝23をなし、外筒20は容器2の口部3にキャップ本体4を嵌着した際、口部3の外壁に当たり外部からの汚染を防止している。内筒22は容器2内の内容物12を前記注出筒7に渡す役目を担っている。一方、キャップ本体4の上部には、下部と同じく、外筒24、中間筒25および注出筒7が同心状に設けられ、注出筒7は拡開状、すなわち、ラッパ状に形成されている。この注出筒7の下部はその内周面と前記底板8との間を連絡する傾斜面26を形成している。この傾斜面26は、閉蓋時に前記上蓋5のシール筒11の液溜まり板10の先端部に、より密接する役目を担っている。
【0014】
そして、前記開口予定部9は、指掛け部27を有しさらに底板8に脆弱部28が設けられてなり、指掛け部27に指を掛け、力を入れ脆弱部28を切り裂くことで、開口予定部9は切り取られ注出筒7と内筒22とは連通する。
【0015】
前記上蓋5は、天板30に同心状に配置された外筒31、中間筒32および前記シール筒11を有し、中間筒32とシール筒11との間は、キャップ本体4の中間筒25および注出筒7を収容する環状の収容溝33をなし、注出筒7およびシール筒11を覆い、さらに、外筒31はキャップ本体4に上蓋5を嵌めた際、キャップ本体4の外筒24の外周面に当たり外部からの汚染を防止している。一方、シール筒11は、閉蓋時注出筒7の底板8まで届く程度の高さ寸法であり、その先端部の液溜まり板10は上述のように内方に傾斜している。
【0016】
すなわち、キャップ本体4からこの上蓋5を直角に開いた際、上蓋5の液溜まり板10の先端から下ろした垂線がキャップ本体4のラッパ状の注出筒7の端に接するようになっている。したがって、上蓋5が直角に開いた状態では液溜まり板10が傾斜しているため、内容物12を液溜まり板10に溜めて置くことが出来、上蓋5が鋭角に開いている場合は液溜まり板10の先端からの垂線が注出筒7の端より内側に位置するようになるから、液溜まり板10の先端から内容物12が流下しても、注出筒7内に入り、外に漏れることはない。
【0017】
そして、この液溜まり板10の先端には射出成形後の製品の取り出しを容易にするためのスリット34が入れられている。このスリットがあることによって、成形品が剛性のものであっても、離型に際しスリット部分が拡開し、容易に製品の取り出しができる。もちろん、成形品が剛性のものでなければ、このスリットは必ずしも必要ではない。なお、この型抜きスリット34部分は表面張力が働くから液体内容物がこのスリットから漏れることはない。
【0018】
前記ヒンジ6は、キャップ本体4の外筒20の外周面と上蓋5の外筒30の外周面との間に介在して設けられ、その構造は従来公知のものが採用される。なお、このヒンジ6近くの上蓋5の外筒31にはストッパー用凸部35が設けられ、内容物の注出中に上蓋5が倒れても、注出の邪魔にならないようになっている。また、キャップ本体4の中間筒25の外周面および上蓋5の中間筒32の内周面には、凸部25aおよび32aが設けられ、キャップ本体4から上蓋5が簡単に外れないようになっている。
【0019】
次に、上記構成になる注出キャップ1の使用方法について説明する。
まず、容器2の口部3に適合する開口予定部9の切り取り前の注出キャップ1を選択し、容器2内にドレッシングや焼肉のたれ等のように使用前攪拌する必要のある内容物12を入れて、容器2の口部3に選択した注出キャップ1を嵌着して、製品として出荷する。消費者は、注出キャップ1付き容器2の上蓋5を開け、開口予定部9の指掛け部27に指を掛け、力を入れ脆弱部28を切り裂き、開口予定部9を切り取り、注出筒7と内筒22とをつなげ、すなわち、開封する。次に、注出キャップ1付き容器2を十分振って収納物12を攪拌すると、図5に示すように、上蓋5の天板30ならびにシール筒11および液溜まり板10の内側に収納物12が付着する。しかし、キャップ本体4の拡開状の注出筒7にシール筒11および液溜まり板10が密着しているから、シール筒11および液溜まり板10の外側ならびに注出筒7の内側に収納物12が付着することはない。
【0020】
この状態で、キャップ本体4から上蓋5を開けると、天板30に付着している収納物12はシール筒11および液溜まり板10に流れ、液溜まり板10の先端から流下するが、その流下先は上蓋5が直角まで開けても注出筒7の内側であるから、必ず注出筒7内に収納物12が流下する。上蓋5が、図6に示すように、直角近くになると、液溜まり板10がシール筒11の内方に傾斜しているから、収納物12を溜めることが出来、注出筒7の外部に収納物12が流下する虞がない。
【0021】
この状態で、図7に示すように、容器2内の収納物12を注出筒7から注ぎ出すと、液溜まり板10に溜まった収納物12が注出筒7内に流下して、外に出ることはない。また、この状態で、図8に示すように、上蓋5が直角以上の鈍角まで開いた場合は、液溜まり板10に収納物12が溜まった状態を維持して外に出ず、図9に示すように、さらに傾斜させて容器2内の収納物12を注出筒7から注ぎ出すと、液溜まり板10に溜まった収納物12が注出筒7内に流下して、これも外に出ることはない。
【0022】
図10に示すように、キャップ本体4から鋭角までしか上蓋5を開けなくても、天板30に付着している内容物12は、シール筒11および液溜まり板10に流れ、液溜まり板10の先端から流下するが、その流下先は上蓋5が直角まで開けても注出筒7の内側であるから、必ず注出筒7内に内容物12が流下する。この状態で、図11に示すように、容器2内の内容物12を注出筒7から注ぎ出すと、液溜まり板10に溜まった内容物12がほぼ全部注出筒7内に流下して、外に出ない。
【0023】
以上のようにして、上蓋5がキャップ本体4に対して、どの様な角度で開いていても、上蓋5のシール筒11および液溜まり板10に付着している内容物12が注出筒7から外にこぼれることが少なく、さらに各々の状態で、容器2内の内容物12を注出筒7から注ぎ出しても、付着している内容物12が注出筒7以外に流下することがほとんどない。
【0024】
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない限り細部の設計変更ができることは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、開口予定部を切り取った後、容器を振り内容物を攪拌しても、シール筒および液溜まり板は注出筒内面に密接しているから、それらの外側に内容物が付着せず、上蓋のシール筒内に付着した内容物は、上蓋の開閉の際ならびに内容物を注出する際、シール筒内に留置するか、液溜まり板を乗り越えても必ず拡開状の注出筒内に流下して、外に垂れることがない。したがって、構造が単純なのに、上蓋の開閉の際ならびに注出筒から内容物を注出する際、上蓋のシール筒内に付着した内容物を外に垂れるのを防止出来て、内容物を無駄にせず且つ注出キャップを汚さず清潔に保つことが出来る効果がある。
また、請求項2の発明によれば、液溜まり板が内方に傾斜していても注出筒の傾斜面に密接し易くなるため、上記の効果をなお一層顕著にすることが出来る。
さらに、請求項3によれば、射出成形後の上蓋を容易に型抜き可能にするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す注出キャップの開いた状態の平面図である。
【図2】本発明の実施形態を示す注出キャップの開いた状態の断面図である。
【図3】本発明の実施形態を示す注出キャップの閉じた状態の断面図である。
【図4】図2のA部を拡大した断面図である。
【図5】本発明の実施形態を示す注出キャップの使用状態の断面図である。
【図6】本発明の実施形態を示す注出キャップの使用状態の断面図である。
【図7】本発明の実施形態を示す注出キャップの使用状態の断面図である。
【図8】本発明の実施形態を示す注出キャップの使用状態の断面図である。
【図9】本発明の実施形態を示す注出キャップの使用状態の断面図である。
【図10】本発明の実施形態を示す注出キャップの使用状態の断面図である。
【図11】本発明の実施形態を示す注出キャップの使用状態の断面図である。
【図12】従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 注出キャップ
2 容器
3 口部
4,d キャップ本体
5,e 上蓋
6 ヒンジ
7,a 注出筒
7a 下半部内面
8,b 底板
9,c 開口予定部
10 液溜まり板
11 シール筒
12 内容物
20,24,31 外筒
21,25,32 中間筒
22 内筒
23 取付溝
25a,32a 凸部
26 傾斜面
27 指掛け部
28 脆弱部
30 天板
33 収容溝
34 型抜きスリット
35 ストッパー用凸部
f 液垂れ防止機構
g 拡開状部
h 嵌合筒
i 円弧状壁[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a dripping prevention pouring cap used for liquid materials such as dressings and grilled meat sauce that need to be stirred at the time of use, and more specifically, an expanded pouring tube and the pouring tube An upper cover having a seal cylinder that is formed in a liquid reservoir plate having a tip portion inclined inwardly in the dispensing cylinder and is fitted in the dispensing cylinder. The present invention relates to a dripping prevention pouring cap connected to a hinge.
[0002]
[Prior art]
The conventional liquid dripping prevention pouring cap is provided in such a manner that an upper lid e covering the cap main body d, which is provided with a pre-opened opening c, can be opened and closed on a bottom plate b in an expanded pouring tube a. A specially configured liquid dripping prevention mechanism f is provided on the inner surface of the upper lid e. The liquid dripping prevention mechanism f of this special configuration is, for example, a fitting in which a bottom edge that curves inwardly is in liquid-tight pressure contact with an expanded portion g at the tip of a dispensing cylinder a that stands upright from the cap body d. A cylinder h and a plurality of arc-shaped walls i that are suspended in the fitting cylinder h, have a circular arc shape in plan view that protrudes and curves backward, and have a lower end edge that curves in a reduced diameter direction ( JP, 9-12049, A).
[0003]
And according to this liquid dripping prevention pouring cap, when the content liquid is poured after shaking the container and stirring the content liquid, the content liquid adhering to the upper lid e is half of the fitting cylinder h and each circle. Since the arc-shaped wall i faces downward and the lower end edge of the arc-shaped wall i is curved in the direction of diameter reduction, even if the attached content liquid accumulates in the upper lid e, the fitting tube h and each arc-shaped wall i move downward. It can be prevented from dripping.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional example, the structure of the specially configured liquid dripping prevention mechanism f is complicated, which is difficult in terms of manufacturing and causes an increase in cost. Furthermore, since the structure of the liquid dripping prevention mechanism f is complicated, the remaining content liquid remains attached to the liquid dripping prevention mechanism f and is dried and solidified, so that newly adhering content liquid can be gradually stored. Eventually, when the upper lid e is opened and closed or when the stored liquid is poured out, it hangs out, resulting in a stain around the cap body d.
[0005]
Therefore, the object of the present invention is to have a simple structure and to allow the contents attached in the seal cylinder of the upper lid to hang outside when opening and closing the upper lid and when extracting the contents from the dispensing cylinder. An object of the present invention is to provide a dripping prevention dispensing cap that can be prevented.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been proposed in order to achieve the above object, and is characterized by having the following configuration.
That is, according to the present invention, the upper lid is hinge-connected to the cap body attached to the mouth portion of the container, and the cap body is provided with an open-out pouring tube and a planable opening provided on the bottom plate of the pouring tube. The upper lid has a seal cylinder that is formed on a liquid collecting plate whose tip is inclined inward, and is fitted into the extraction cylinder, and the lower half of the extraction cylinder when the lid is closed When at least a part of the seal cylinder and the liquid reservoir plate is in circumferential contact with the inner surface, and the upper lid is opened at a right angle from the cap body, a perpendicular line dropped from the front end of the liquid reservoir plate of the upper lid is the cap. A liquid dripping prevention pouring cap is provided, which is in contact with an end of an expanding pouring tube of the main body.
Even if the container is shaken and the contents are stirred after the planned opening portion is cut off, the seal cylinder and the liquid reservoir plate are in close contact with the inner surface of the dispensing cylinder. If the contents attached to the top lid seal cylinder are not put on and are opened or closed, and when the contents are poured out, the contents will always remain in the seal cylinder, or even if you get over the liquid reservoir, It has the effect of flowing down into the outlet tube and not hanging out.
[0008]
According to the present invention, the pouring cylinder has an inclined surface that connects the inner peripheral surface and the bottom plate, and the liquid dripping prevention means that the liquid reservoir plate is in close contact with the inclined surface when the lid is closed. A dispensing cap is provided.
In the present invention, even if the liquid reservoir plate is inclined inward, it is easy to be in close contact with the inclined surface of the dispensing cylinder, and liquid does not easily accumulate on the inclined surface, so that the content liquid adheres to the outside of the liquid reservoir plate. It is difficult to do.
[0009]
Further, according to the present invention, there is provided a liquid dripping prevention pouring cap in which the liquid reservoir plate is provided with a die-cutting slit at a tip portion thereof.
This slit is for facilitating the die-cutting after the injection molding, and is characterized in that the die-cutting after the molding can be easily performed even with a rigid cap.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The first feature of the liquid dripping prevention pouring cap (hereinafter simply referred to as “pouring cap”) of the present invention is that a seal cylinder and a part of the liquid reservoir plate are placed around the inner surface of the lower half of the pouring cylinder when the lid is closed. When the top lid is opened at a right angle, the vertical line drawn from the top of the liquid reservoir plate is placed in contact with the end of the dispensing cylinder, so that the contents of the container can be opened and closed as well as the contents of the container from the dispensing cylinder. When the object is poured out, it is left in the seal tube or even if it gets over the liquid reservoir, it always flows down into the expanded tube .
The second feature is that the tip of the liquid reservoir plate is in close contact with the inclined surface of the dispensing cylinder when the lid is closed.
The third feature is that a slit is provided at the tip of the liquid reservoir plate.
[0011]
With the feature of this configuration, even if the container is shaken and the contents are agitated, the seal cylinder and the liquid reservoir plate are in close contact with the inner surface of the dispensing cylinder. The contents adhered to the upper lid seal cylinder either flow down into the dispensing cylinder when the upper lid is opened or closed and when the contents are poured out, or left in the seal cylinder. Therefore, it is possible to provide a pouring cap that does not sag outside and can be easily punched after injection molding.
[0012]
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a plan view of an extraction cap in an opened state showing an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a sectional view of the extraction cap in an opened state showing an embodiment of the present invention, and FIG. FIG. 4 is a cross-sectional view in which a portion A in FIG. 2 is enlarged. In these drawings, the
[0013]
The
[0014]
The planned opening portion 9 has a
[0015]
The
[0016]
That is, when the
[0017]
A slit 34 for facilitating removal of the product after injection molding is provided at the tip of the
[0018]
The
[0019]
Next, the usage method of the extraction | pouring
First, the
[0020]
When the
[0021]
In this state, as shown in FIG. 7, when the stored
[0022]
As shown in FIG. 10, even if the
[0023]
As described above, regardless of the angle at which the
[0024]
As mentioned above, although embodiment of this invention was described, it cannot be overemphasized that a specific structure is not limited to this but can change a detailed design unless it deviates from the summary of this invention.
[0025]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the present invention, after cutting the planned opening portion, even if the container is shaken and the contents are stirred, the seal cylinder and the liquid reservoir plate are in close contact with the inner surface of the dispensing cylinder. Content that does not adhere to the outside of the seal cylinder of the upper lid is placed in the seal cylinder when the upper lid is opened or closed and when the content is poured out, or the liquid reservoir plate is overcome. However, it always flows down into the expanding pipe and does not sag outside. Therefore, although the structure is simple, it is possible to prevent the contents adhering in the seal cylinder of the upper lid from dripping outside when opening and closing the upper lid and when dispensing the contents from the dispensing cylinder, thus wasting the contents. In addition, there is an effect that the pouring cap can be kept clean without getting dirty.
According to the second aspect of the present invention, even if the liquid reservoir plate is inclined inward, it becomes easy to come into close contact with the inclined surface of the dispensing cylinder, so that the above effect can be made even more remarkable.
Furthermore, according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a dispensing cap in an opened state showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a state in which a dispensing cap showing an embodiment of the present invention is opened.
FIG. 3 is a cross-sectional view of the dispensing cap in a closed state showing the embodiment of the present invention.
4 is an enlarged cross-sectional view of a portion A in FIG.
FIG. 5 is a sectional view of the dispensing cap in use according to an embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a sectional view of the dispensing cap in use according to an embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a sectional view of the dispensing cap in use according to an embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a sectional view of the dispensing cap in use according to an embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a sectional view of the dispensing cap in use according to an embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a sectional view of the dispensing cap in use according to an embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a sectional view of a dispensing cap in use according to an embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a plan view of a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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