JP3851399B2

JP3851399B2 - Rotating disc type wastewater treatment equipment

Info

Publication number: JP3851399B2
Application number: JP1868397A
Authority: JP
Inventors: 宏之荒木; 章彦岡川; 博加藤; 哲夫杉原; 文治福田
Original assignee: Sekisui Aqua Systems Co Ltd
Current assignee: Sekisui Aqua Systems Co Ltd
Priority date: 1997-01-31
Filing date: 1997-01-31
Publication date: 2006-11-29
Anticipated expiration: 2017-01-31
Also published as: JPH10216759A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転円板式廃水処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、工業用水や家庭用水の廃水の富栄養化の生じる原因物質である窒素と燐を除去することは廃水処理上重要な課題となっている。
特に生物膜内では好気性領域と嫌気性領域が共存し、有機物酸化、硝化、及び脱窒反応が同時に進行し易いため、一つの生物膜反応槽においても有機物と窒素の同時除去が有効に行われることが知られている。
【０００３】
しかるに、廃水の酸化、硝化、は酸素の存在下で行われる好気性処理で効果的に進行し、脱窒は酸素の供給が遮断された嫌気性処理で効果的に進行する。従って、好気性処理と嫌気性処理の両方を同時に行うことによって、効果的な廃水処理を行うことができる。
【０００４】
このように、好気性処理と嫌気性処理の両方を行うことのできる廃水処理の工業化された例としては、廃水を回転円板法により生物学的に酸化、硝化、脱窒、再ばっ気を行って浄化排水する、所謂回転円板式廃水処理装置が知られている。
【０００５】
この回転円板法を利用した回転円板式廃水処理装置は、その処理効果を上げるため複数の回転円板が隙間をあけて並設された回転円板ブロックを複数形成し、これらの回転円板ブロックを軸体に串刺し状に軸着して、処理槽内の区画内にそれぞれに配設した上、処理槽内の廃水に半没状態または全没状態で浸漬し、回転駆動させることにより廃水を連続的に浄化排水するものであって、具体的な例としては、第１５回下水道研究発表会（昭和５３年開催）における発表文献（６−４３）「回転円板を用いた単一槽内における下水の２次処理及び脱窒」に記載されたものが挙げられる。
【０００６】
上記文献記載の回転円板式廃水処理装置は、処理槽が左右に第１ステージ用と第２ステージ用の２槽からなり、各槽（即ち各ステージ）には上部に廃水に半没状態に浸漬した好気性回転円板、下部に廃水に全没状態に浸漬した嫌気性回転円板が配設され、好気性回転円板と嫌気性回転円板の中間にスリットを設けた隔離板、第１ステージ用処理槽の下部に廃水の流入口、第２ステージ用処理槽の上部に廃水の流出口が配設されているものである。
【０００７】
廃水は第１ステージ用処理槽の下部より流入して、第２ステージ用処理槽の上部より流出するが、この間に各ステージでは上部の好気性回転円板によってばっ気が行われ、酸化によるＢＯＤ除去、硝化、再ばっ気が行われ、下部の嫌気性回転円板では脱窒が行われる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記文献記載の回転円板式廃水処理装置は、好気性回転円板と嫌気性回転円板が処理槽の上下に別々の駆動軸に軸着されて配設されているために、駆動装置が複雑となり、また、設備全体が大がかりとなる上、設備コストやランニングコストが割高になるなどの問題がある。
【０００９】
本発明は上記のような問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところはこれらの問題点を解消し、好気性処理と嫌気性処理を同時に行うことにより、廃水処理を効果的・効率的に行うことができ、しかも一槽一軸式のコンパクトで簡単な構造を有し、設備コストやランニングコストが低廉な回転円板式廃水処理装置を提供するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の本発明の回転円板式廃水処理装置においては、複数の回転円板が並設されて構成された回転円板ブロックが、適宜間隔をあけて軸体に回転可能に装着されて回転円板体となされ、この回転円板体が処理槽の槽本体内にほぼ水平方向に装備されてなる回転円板式廃水処理装置であって、上記回転円板体を構成する回転円板ブロックの内、少なくとも１つがその他の回転円板ブロックの外径より小径の回転円板ブロックとなされ、この小径の回転円板ブロックが処理槽内に供給された廃水に没した状態で、その他の回転円板ブロックがその上方を廃水の水面上に露出した状態で浸漬された上、回転駆動されて廃水の浄化処理が連続的に行われることを特徴とする。
【００１１】
請求項２記載の本発明の回転円板式廃水処理装置においては、請求項１記載の回転円板式廃水処理装置の回転円板体の小径の回転円板ブロックの上面に、その上方を覆うカバーが設けられていることを特徴とする。
【００１２】
【作用】
請求項１記載の本発明の回転円板式廃水処理装置においては、回転円板体を構成する回転円板ブロックの内、少なくとも１つがその他の回転円板ブロックの外径より小径の回転円板ブロックとなされ、この小径の回転円板ブロックが処理槽内に供給された廃水に没した状態で、その他の回転円板ブロックがその上方を廃水の水面上に露出した状態で浸漬された上、回転駆動されて廃水の浄化処理が連続的に行われる。
【００１３】
従って、回転円板体のその他の回転円板ブロックが廃水に半没し、上方が空気に曝された状態で回転駆動されるので、好気性の酸化、硝化、及び再ばっ気処理が効果的且つ効率的に行われる。
【００１４】
又、本発明の回転円板式廃水処理装置は、一槽一軸式のコンパクトな回転円板式であるため構造が簡単であり、設備コストやランニングコストを低廉にすることができる。
【００１５】
請求項２記載の本発明の回転円板式廃水処理装置においては、請求項１記載の回転円板式廃水処理装置の回転円板体の小径の回転円板ブロックの上面に、その上方を覆うカバーが設けられているので、上記カバーと廃水の水面との間で空気の遮断がより確実に行われる。
【００１６】
又、廃水の水位が万が一基準水位より下がって、回転円板ブロックの上方が空気に曝されるようなことがあっても、回転円板ブロックの上方の周囲より空気の浸入する隙間がなく、酸素が消耗されて酸素不在の空気が存在するだけであるから、脱窒が阻害されることなく効果的に行われる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して以下に説明する。
図１は、本発明の回転円板式廃水処理装置の一例を示す断面図であり、図２は、図１の側面図である。
又、図３は図１のＸ−Ｘ断面図、図４は図１のＹ−Ｙ断面図、及び図５は図１のＺ−Ｚ断面図である。
図１、２において、本実施例の廃水処理装置１０は、処理槽１１と、この処理槽１１内に装備された下記詳述の回転円板体１６とにより主要部が構成され、上記処理槽１１は槽本体１１ａと、この槽本体１１ａの上面に着脱可能に設けられた蓋体１１ｂとにより構成されている。
【００１８】
この処理槽１１には、廃水が槽本体１１ａ内に供給される供給口１２が蓋体１１ｂの一端側の側面に設けられ、処理された浄水が排出される排水口１３が、上記供給口１２と反対側である槽本体１１ａの上端に設けられている。
【００１９】
上記槽本体１１ａ内部は、上記供給口１２が設けられた側により、仕切板１４ａ、１４ａｂ、１４ｃ、１４ｄにより５ブロックに仕切られ、順に酸化室１５ａ、硝化室１５ｂ、脱窒室１５ｃ、再ばっ気室１５ｄが形成され、酸化、硝化、脱窒、再ばっ気がこの順に行われるようになっている。
又、最端に攪拌室１５ｅが形成されている。
【００２０】
上記酸化室１５ａ、硝化室１５ｂ、脱窒室１５ｃ、再ばっ気室１５ｄには、多数の円板が隙間をあけて並設された回転円板ブロック１６ａ、１６ｂ、１６ｃ、１６ｄがそれぞれに配設されて回転円板体１６が構成されている。
尚、本実施例においては、回転円板ブロック１６ｃが、その他の回転円板ブロック１６ａ、１６ｂ、１６ｄよりも小径となされている。
【００２１】
この回転円板体１６は、両端をそれぞれ槽本体１１ａの側面と仕切板１４ｄに軸着されて回転可能に支持された角形の軸体１８に串刺し状に装着されている。
【００２２】
又、槽本体１１ａの他端側の攪拌室１５ｅには、上記軸体１８の延設された端部に、攪拌羽根１７が装着され、廃水の攪拌が行われるようになっている。
【００２３】
上記のように処理槽１１内部が構成された廃水処理装置１０は、処理槽１１の外側端部に設けられた駆動装置１９により動力が軸体１８に伝達され、回転円板体１６、即ち各室の回転円板ブロック１６ａ、１６Ｂ、１６ｃ、１６ｄが同時に回転される。
【００２４】
浄化するための廃水は、供給口１２より槽本体１１ａ内に水位Ｌまで供給された状態で、又、常にこの水位Ｌを保持するように連続的に供給される。
一方、逐次に処理された廃水を隣室に送り出すため、仕切板１４ａの下端には流路１４ｅが、又仕切板１４ｃの下端には流路１４ｆがそれぞれに設けられている。
又、上記仕切板１４ａ、仕切板１４ｃの間の仕切板１４ｂ、１４ｄにおいては流路を設けず、オーバーフローにより隣室に廃水が供給される。
【００２５】
上記のようにして供給された廃水は、順次に酸化室１５ａ、硝化室１５ｂ、脱窒室１５ｃ、再ばっ気室１５ｄを通過しながら、酸化、硝化、脱窒、再ばっ気処理される。
【００２６】
上記、酸化室１５ａ、硝化室１５ｂ、及び再ばっ気室１５ｄにおいては、廃水の好気性である酸化、硝化、再ばっ気の処理が、回転円板ブロック１６ａ、１６ｂ、及び１６ｄの上方を空気に曝され、廃水に半没状態で効果的に行われる。
一方、脱窒室１５ｃにおける嫌気性である脱窒処理は、小径の回転円板ブロック１６ｃが廃水に完全に没した状態で空気が遮断された状態で行われるので、確実で効果的な脱窒処理が可能である。
【００２７】
最後に、攪拌室１５ｅに移送された廃水は、上方の注入口１１ｃより凝集剤を添加され、攪拌羽根１７により攪拌されて脱燐処理がされ、排出口１３より排出され、固液分離後放流処理される。
【００２８】
図６は、図１に示す本発明の回転円板式廃水処理装置の変形例を示す断面図である。
本実施例の回転円板式廃水処理装置２０は、その基本構造はほぼ同等であるので、詳細の説明は省略する。
【００２９】
本実施例の廃水処理装置２０は、図１に示す廃水処理装置１０の脱窒室１５ｃに配置された小径の回転円板ブロック１６ｃの上方に、その下端が廃水の水位Ｌ下に水没する程度の深さの側壁１ａが設けられたカバー１が配設された例を示すものである。
【００３０】
上記、カバー１が設けられることにより、上記カバーと廃水の水面との間で空気の遮断がより確実に行われる。
又、廃水の水位が万が一基準水位より下がって、回転円板ブロック１６ｃの上方が空気に曝されるようなことがあっても、上記説明のように回転円板ブロック１６ｃの周囲に空気の浸入する隙間がなく、酸素が消耗されて酸素不在の空気が存在するだけであるから、脱窒が阻害されることなくより効果的に行われる。
【００３１】
図７は、本発明の回転円板式廃水処理装置の他の例を示す断面図であり、図８は、図７の側面図である。
又、図９は図７のＡ−Ａ断面図、図１０は図７のＢ−Ｂ断面図、及び図１１は図７のＣ−Ｃ断面図である。
図７、８において、本実施例の廃水処理装置３０は、処理槽３１に下記詳述の回転円板体３６が装備されてなるものであり、上記処理槽３１は槽本体３１ａと、この槽本体３１ａの上面に着脱可能に設けられた蓋体３１ｂとにより構成されている。
【００３２】
この処理槽３１には、廃水が槽本体３１ａ内に供給される供給口３２が蓋体３１ｂの一端側の側面に設けられ、処理された浄水が排出される排水口３３が、上記供給口３２と反対側である槽本体３１ａの上端に設けられている。
【００３３】
上記槽本体３１ａ内部は、上記供給口３２が設けられた側により、区画板３４ａ、３４ａｂ、３４ｃ、３４ｄにより５ブロックに区画され、順に酸化部３５ａ、硝化部３５ｂ、脱窒部３５ｃ、再ばっ気部３５ｄが形成され、酸化、硝化、脱窒、再ばっ気がこの順に行われるようになっている。
又、最端に攪拌部３５ｅが形成されている。
【００３４】
上記区画板３４ａ、３４ａｂ、３４ｃ、３４ｄは、各部を完全に仕切るものではなく、下記詳述の回転円板体３６の各回転円板部の境界に、回転円板の周囲を包囲するような形（図９の断面図参照）で設けられている。
【００３５】
上記酸化部３５ａ、硝化部３５ｂ、脱窒部３５ｃ、再ばっ気部３５ｄには、多数の円板が隙間をあけて並設された回転円板部３６ａ、３６ｂ、３６ｃ、３６ｄが配設されて回転円板体３６が構成されている。
【００３６】
尚、本実施例においては、回転円板ブロック１６ｃが、その他の回転円板ブロック１６ａ、１６ｂ、１６ｄよりも小径となされている。
【００３７】
上記回転円板部３６ａ、３６ｂ、３６ｃ、３６ｄ間には隙間が設けられておらず、角形の軸体３８に串刺し状に互いに側面を当接された状態で一体に装着されている。
又、軸体３８は、両端をそれぞれ槽本体３１ａの側面と仕切板３４ｄに軸着されて回転可能に支持されている。
【００３８】
槽本体３１ａの他端側の攪拌部３５ｅには、上記軸体３８の延設された端部に、攪拌羽根３７が装着され、廃水の攪拌が行われるようになっている。
【００３９】
上記のように処理槽３１内部が構成された廃水処理装置３０は、処理槽３１の外側端部に設けられた駆動装置３９により動力が軸体３８に伝達され、各部の回転円板部３６ａ、３６Ｂ、３６ｃ、３６ｄが同時に回転される。
【００４０】
浄化するための廃水は、供給口３２より槽本体３１ａ内に水位Ｌまで供給された状態で、又、常にこの水位Ｌを保持するように連続的に供給される。
一方、逐次に処理された廃水を隣室に送り出すため、区画板３４ａの下端には流路３４ｅが、又区画板３４ｃの下端には流路３４ｆがそれぞれに設けられている。
又、上記区画板３４ａ、区画板３４ｃの間の区画板３４ｂ、３４ｄにおいては流路を設けず、オーバーフローにより隣室に廃水が供給される。
【００４１】
上記のようにして供給された廃水は、順次に酸化部３５ａ、硝化部３５ｂ、脱窒部３５ｃ、再ばっ気部３５ｄを通過しながら、酸化、硝化、脱窒、再ばっ気処理される。
【００４２】
上記、酸化部３５ａ、硝化部３５ｂ、及び再ばっ気部３５ｄにおいては、廃水の好気性である酸化、硝化、再ばっ気の処理が、回転円板部３６ａ、３６ｂ、及び３６ｄの上方を空気に曝され、廃水に半没状態で効果的に行われる。
一方、脱窒部３５ｃにおける嫌気性である脱窒処理は、従来の廃水処理装置のように、回転円板ブロックの上方が空気に曝されて行われるのと異なり、回転円板部３６ｃが廃水に全没状態で空気を遮断して行われるので、確実で効果的な脱窒処理が可能である。
【００４３】
最後に、攪拌部３５ｅに移送された廃水は、上方の注入口３１ｃより凝集剤を添加され、攪拌羽根３７により攪拌されて脱燐処理がされ、排出口３３より排出され、固液分離後放流処理される。
【００４４】
図１２は、本発明の回転円板式廃水処理装置の他の変形例を示す断面図であり、図１３は図１２の半部断面を示す側面図である。
図１２、１３において、本実施例の廃水処理装置４０は、処理槽４１に下記詳述の回転円板体４が装備されてなるものであり、上記処理槽４１は槽本体４１ａと、この槽本体４１ａの上面に着脱可能に設けられた蓋体４１ｂとにより構成されている。
【００４５】
この処理槽４１には、廃水が槽本体４１ａ内に供給される供給口４２が蓋体４１ｂの一端側の側面に設けられ、処理された浄水が排出される排水口４３が、上記供給口４２と反対側である槽本体４１ａの上端に設けられている。
【００４６】
上記槽本体４１ａ内部に装備された回転円板体４は、大きい外径の多数の円板が隙間を設けて並設された回転円板部４４と、この回転円板部４４より小径の回転円板部４５とが交互に角形の軸体４６に串差し状に配設されて構成されている。
上記軸体４６は、槽本体４１ａの両端の側壁内側に設けられた軸受け４６ａにより回転可能に支持されている。
【００４７】
本実施例の廃水処理装置４０は、廃水の供給口４２側から順次に、廃水に半没状態の上記回転円板部４４により、酸化、脱硝、再ばっ気、及び脱燐処理を行い、廃水に完全に水没（全没）した状態の小径の回転円板部４５により脱窒を繰り返して効果的に行おうとするものである。
【００４８】
上記のように処理槽４１内部が構成された廃水処理装置４０には、処理槽４１の外側上端に駆動装置４７が設けられ、この回転動力が処理槽４１内の端部において、チェン或いはベルト等を用いて軸体３８に伝達され、各回転円板体４が回転駆動される。
【００４９】
浄化するための廃水は、供給口４２より槽本体４１ａ内に水位Ｌまで供給された状態で、又、常にこの水位Ｌを保持するように連続的に供給される。
槽本体４１ａ内に供給された廃水は移送されながら、酸化、脱窒、脱硝、脱窒、再ばっ気、脱窒、更に脱燐処理がこの順に行われ、浄化されて排出口４３より排出される。
【００５０】
上記説明のように、嫌気性である脱窒処理は、回転円板部４５が廃水に全没状態で空気を遮断して行われるので、確実で効果的な脱窒処理が可能である。
【００５１】
【発明の効果】
請求項１記載の本発明の回転円板式廃水処理装置においては、回転円板体を構成する回転円板ブロックの内、少なくとも１つがその他の回転円板ブロックの外径より小径の回転円板ブロックとなされ、この小径の回転円板ブロックが処理槽内に供給された廃水に没した状態で、その他の回転円板ブロックがその上方を廃水の水面に露出した状態で浸漬された上、回転駆動されて廃水の浄化処理が連続的に行われる。
【００５２】
従って、回転円板体のその他の回転円板ブロックが廃水に半没し、上方が空気に曝された状態で回転駆動されるので、好気性の酸化、硝化、及び再ばっ気処理が効果的且つ効率的に行われる。
【００５３】
又、本発明の回転円板式廃水処理装置は、一槽一軸式のコンパクトで簡単な構造を有し、設備コストやランニングコストを低廉に抑えることができる。
【００５４】
請求項２記載の本発明の回転円板式廃水処理装置においては、請求項１記載の回転円板式廃水処理装置の回転円板体の小径の回転円板ブロックの上面に、その上方を覆うカバーが設けられているので、上記カバーと廃水の水面との間で空気の遮断がより確実に行われる。
【００５５】
又、廃水の水位が万が一基準水位より下がって、回転円板ブロックの上方が空気に曝されるようなことがあっても、回転円板ブロックの上方の周囲より空気の浸入する隙間がなく、酸素が消耗されて酸素不在の空気が存在するだけであるから、脱窒が阻害されることなく効果的に行われる。
従って、回転円板式廃水処理装置として好適に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の回転円板式廃水処理装置の一例を示す断面図。
【図２】図１の側面図。
【図３】図１のＸ−Ｘ断面図。
【図４】図１のＹ−Ｙ断面図。
【図５】図１のＺ−Ｚ断面図。
【図６】図１に示す本発明の回転円板式廃水処理装置の変形例を示す断面図。
【図７】本発明の回転円板式廃水処理装置の他の例を示す断面図。
【図８】図７の側面図。
【図９】図７のＡ−Ａ断面図。
【図１０】図７のＢ−Ｂ断面図。
【図１１】図７のＣ−Ｃ断面図。
【図１２】本発明の回転円板式廃水処理装置の更に他の例を示す断面図。
【図１３】図１２の半部断面を示す側面図。
【符号の説明】
１カバー
１ａ側壁
４、１６、３６回転円板体
１０、２０、３０、４０廃水処理装置
１１、３１、４１処理槽
１１ａ、３１ａ、４１ａ槽本体
１１ｂ、３１ｂ、４１ｂ蓋体
１２、３２、４２供給口
１３、３３、４３排水口
１４ａ、１４ｂ、１４ｃ、１４ｄ仕切板
１４ｅ、１４ｆ、３４ｅ、３４ｆ流路
１５ａ酸化室
１５ｂ硝化室
１５ｃ脱窒室
１５ｄ再ばっ気室
１５ｅ攪拌室
１６ａ、１６ｂ、１６ｃ、１６ｄ回転円板ブロック
１７、３７攪拌羽根
１８、３８、４６軸体
１９、３９、４７駆動装置
３４ａ、３４ｂ、３４ｃ、３４ｄ区画板
３５ａ酸化部
３５ｂ硝化部
３５ｃ脱窒部
３５ｄ再ばっ気部
３５ｅ攪拌部
３６ａ、３６ｂ、３６ｃ、３６ｄ、４４、４５回転円板部
４６ａ軸受け[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rotating disk type wastewater treatment apparatus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, removal of nitrogen and phosphorus, which are causative substances that cause eutrophication of industrial and household wastewater, has become an important issue in wastewater treatment.
In particular, aerobic and anaerobic regions coexist in a biofilm, and organic matter oxidation, nitrification, and denitrification reactions tend to proceed simultaneously. Therefore, simultaneous removal of organic matter and nitrogen is effective even in a single biofilm reactor. It is known that
[0003]
However, the oxidation and nitrification of wastewater proceeds effectively by an aerobic treatment performed in the presence of oxygen, and denitrification proceeds effectively by an anaerobic treatment in which the supply of oxygen is blocked. Therefore, effective wastewater treatment can be performed by performing both aerobic treatment and anaerobic treatment at the same time.
[0004]
In this way, as an industrialized example of wastewater treatment that can perform both aerobic treatment and anaerobic treatment, wastewater is biologically oxidized, nitrified, denitrified and re-aerated by the rotating disk method. A so-called rotating disk type waste water treatment apparatus is known which performs purification and drainage.
[0005]
In order to improve the treatment effect, this rotating disk type wastewater treatment apparatus using the rotating disk method forms a plurality of rotating disk blocks in which a plurality of rotating disks are arranged side by side with a gap therebetween. The block is skewered on the shaft body and placed in each compartment in the treatment tank, and then immersed in the waste water in the treatment tank in a half-immersion state or a full immersion state, and driven to rotate. As a concrete example, the 15th sewer research presentation (held in 1978), a publication (6-43) “Single tank using a rotating disk” And those described in “Secondary treatment and denitrification of sewage”.
[0006]
In the rotating disk type wastewater treatment apparatus described in the above document, the treatment tank is composed of two tanks for the first stage and the second stage on the left and right, and each tank (that is, each stage) is immersed in the wastewater in a semi-submerged state at the top. A first aerobic rotating disk, an anaerobic rotating disk immersed in waste water at the bottom, and a separator provided with a slit between the aerobic rotating disk and the anaerobic rotating disk; A waste water inflow port is disposed in the lower part of the stage treatment tank, and a waste water outflow port is disposed in the upper part of the second stage treatment tank.
[0007]
Wastewater flows in from the lower part of the first stage treatment tank and flows out from the upper part of the second stage treatment tank. During this time, each stage is aerated by the upper aerobic rotating disk, and BOD due to oxidation Removal, nitrification, and re-aeration are performed, and denitrification is performed in the lower anaerobic rotating disk.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, the rotating disk type wastewater treatment apparatus described in the above document is provided with a driving device because the aerobic rotating disk and the anaerobic rotating disk are mounted on separate drive shafts at the top and bottom of the treatment tank. In addition, there is a problem that the entire facility becomes large, and the facility cost and running cost become high.
[0009]
The present invention has been made paying attention to the above-mentioned problems, and the object of the present invention is to solve these problems and to effectively treat waste water by performing aerobic treatment and anaerobic treatment simultaneously. The present invention provides a rotating disk type wastewater treatment apparatus that can be carried out efficiently and efficiently, and has a compact and simple structure of one tank and one shaft type, and has low equipment costs and running costs.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In the rotating disk type wastewater treatment apparatus according to the first aspect of the present invention, the rotating disk block formed by arranging a plurality of rotating disks in parallel is rotatably mounted on the shaft body at appropriate intervals. A rotating disk type wastewater treatment apparatus, which is a rotating disk body, and the rotating disk body is mounted in a substantially horizontal direction in a tank body of a processing tank, and the rotating disk block constituting the rotating disk body Of these, at least one of the rotating disk blocks is a rotating disk block having a diameter smaller than the outer diameter of the other rotating disk block, and the other rotating disk block is immersed in the waste water supplied into the treatment tank. The disk block is immersed in a state where the disk block is exposed on the water surface of the waste water, and is rotated to be continuously purified of the waste water.
[0011]
In the rotating disk type wastewater treatment apparatus according to the second aspect of the present invention, a cover that covers the upper surface of the rotating disk block having a small diameter of the rotating disk body of the rotating disk type wastewater treatment apparatus according to the first aspect is provided. It is provided.
[0012]
[Action]
In the rotating disk type waste water treatment apparatus of the present invention according to claim 1, at least one of the rotating disk blocks constituting the rotating disk body has a smaller diameter than the outer diameter of the other rotating disk blocks. This small-diameter rotating disk block is immersed in the waste water supplied into the treatment tank, and the other rotating disk block is immersed in a state where the upper part of the rotating disk block is exposed on the water surface of the waste water. The wastewater purification process is continuously performed by being driven.
[0013]
Therefore, since the other rotating disk blocks of the rotating disk body are half-immersed in the wastewater and are driven to rotate with the upper part exposed to air, aerobic oxidation, nitrification, and re-aeration treatment are effective. And efficient.
[0014]
Moreover, since the rotating disk type wastewater treatment apparatus of the present invention is a single tank uniaxial compact rotating disk type, the structure is simple, and the equipment cost and running cost can be reduced.
[0015]
In the rotating disk type wastewater treatment apparatus according to the second aspect of the present invention, a cover that covers the upper surface of the rotating disk block having a small diameter of the rotating disk body of the rotating disk type wastewater treatment apparatus according to the first aspect is provided. Since it is provided, air is more reliably blocked between the cover and the surface of the waste water.
[0016]
In addition, even if the wastewater level drops below the reference water level and the upper part of the rotating disk block is exposed to air, there is no gap for air to enter from the periphery above the rotating disk block. Since only oxygen is exhausted and oxygen-free air exists, denitrification is effectively performed without being inhibited.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an example of a rotating disk type wastewater treatment apparatus of the present invention, and FIG. 2 is a side view of FIG.
3 is a sectional view taken along line XX in FIG. 1, FIG. 4 is a sectional view taken along line YY in FIG. 1, and FIG. 5 is a sectional view taken along line ZZ in FIG.
1 and 2, the wastewater treatment apparatus 10 of the present embodiment includes a treatment tank 11 and a rotating disk body 16 described below in detail, which is provided in the treatment tank 11. 11 is comprised by the tank main body 11a and the cover body 11b provided in the upper surface of this tank main body 11a so that attachment or detachment was possible.
[0018]
In the treatment tank 11, a supply port 12 through which waste water is supplied into the tank body 11 a is provided on a side surface on one end side of the lid body 11 b, and a drain port 13 through which the treated purified water is discharged is provided in the supply port 12. It is provided in the upper end of the tank main body 11a which is the opposite side.
[0019]
The inside of the tank body 11a is divided into five blocks by partition plates 14a, 14ab, 14c, and 14d by the side on which the supply port 12 is provided. The oxidation chamber 15a, the nitrification chamber 15b, the denitrification chamber 15c, An air chamber 15d is formed, and oxidation, nitrification, denitrification, and re-aeration are performed in this order.
A stirring chamber 15e is formed at the extreme end.
[0020]
In the oxidation chamber 15a, the nitrification chamber 15b, the denitrification chamber 15c, and the re-aeration chamber 15d, rotating disk blocks 16a, 16b, 16c, and 16d each having a large number of disks arranged in parallel with gaps are respectively arranged. A rotating disk 16 is provided.
In the present embodiment, the rotating disk block 16c has a smaller diameter than the other rotating disk blocks 16a, 16b, and 16d.
[0021]
The rotating disk body 16 is attached in a skewered manner to a rectangular shaft body 18 that is rotatably supported by being pivotally attached to the side surface of the tank body 11a and the partition plate 14d at both ends.
[0022]
In addition, the stirring chamber 17e on the other end side of the tank body 11a is equipped with a stirring blade 17 at the end of the shaft body 18 so that the waste water is stirred.
[0023]
In the wastewater treatment apparatus 10 in which the inside of the treatment tank 11 is configured as described above, power is transmitted to the shaft body 18 by the driving device 19 provided at the outer end of the treatment tank 11, and the rotating disk body 16, that is, each The rotating disk blocks 16a, 16B, 16c, 16d of the chamber are rotated simultaneously.
[0024]
Waste water for purification is continuously supplied so that the water level L is always maintained in a state where the water level L is supplied from the supply port 12 into the tank body 11a.
On the other hand, a flow path 14e is provided at the lower end of the partition plate 14a, and a flow path 14f is provided at the lower end of the partition plate 14c in order to send out the sequentially treated wastewater to the adjacent chamber.
Further, the partition plates 14b and 14d between the partition plate 14a and the partition plate 14c are not provided with a flow path, and waste water is supplied to the adjacent chamber due to overflow.
[0025]
The wastewater supplied as described above is subjected to oxidation, nitrification, denitrification, and re-aeration treatment while sequentially passing through the oxidation chamber 15a, the nitrification chamber 15b, the denitrification chamber 15c, and the re-aeration chamber 15d.
[0026]
In the oxidation chamber 15a, the nitrification chamber 15b, and the re-aeration chamber 15d, the wastewater aerobic oxidation, nitrification, and re-aeration processes are performed above the rotating disk blocks 16a, 16b, and 16d. It is carried out effectively in a semi-submerged state in wastewater.
On the other hand, the denitrification process, which is anaerobic in the denitrification chamber 15c, is performed in a state where the air is shut off while the small-diameter rotating disk block 16c is completely submerged in the wastewater. Processing is possible.
[0027]
Finally, the waste water transferred to the stirring chamber 15e is added with a flocculant from the upper injection port 11c, stirred by the stirring blade 17, dephosphorized, discharged from the discharge port 13, and discharged after solid-liquid separation. It is processed.
[0028]
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a modification of the rotating disk wastewater treatment apparatus of the present invention shown in FIG.
Since the basic structure of the rotating disk type wastewater treatment apparatus 20 of the present embodiment is substantially the same, detailed description thereof is omitted.
[0029]
The wastewater treatment apparatus 20 of the present embodiment is submerged below the water level L of the wastewater above the small-diameter rotating disk block 16c disposed in the denitrification chamber 15c of the wastewater treatment apparatus 10 shown in FIG. It shows an example in which a cover 1 provided with a side wall 1a of a depth of is provided.
[0030]
By providing the cover 1, the air is more reliably blocked between the cover and the water surface of the waste water.
Even if the water level of the waste water drops below the reference water level and the upper part of the rotating disk block 16c is exposed to air, the intrusion of air around the rotating disk block 16c as described above. Since there is no gap to be exhausted and only oxygen is exhausted and oxygen-free air exists, denitrification is performed more effectively without being inhibited.
[0031]
FIG. 7 is a cross-sectional view showing another example of the rotating disk type wastewater treatment apparatus of the present invention, and FIG. 8 is a side view of FIG.
9 is a sectional view taken along line AA in FIG. 7, FIG. 10 is a sectional view taken along line BB in FIG. 7, and FIG. 11 is a sectional view taken along line CC in FIG.
7 and 8, the wastewater treatment apparatus 30 of this embodiment is a treatment tank 31 provided with a rotating disk body 36 described in detail below. The treatment tank 31 includes a tank body 31a and this tank. It is comprised with the cover body 31b provided in the upper surface of the main body 31a so that attachment or detachment was possible.
[0032]
In the treatment tank 31, a supply port 32 through which waste water is supplied into the tank body 31 a is provided on the side surface on one end side of the lid 31 b, and a drain port 33 through which the treated purified water is discharged is provided in the supply port 32. It is provided in the upper end of the tank main body 31a which is the other side.
[0033]
The inside of the tank body 31a is divided into five blocks by partition plates 34a, 34ab, 34c, and 34d on the side where the supply port 32 is provided, and in turn, an oxidation part 35a, a nitrification part 35b, a denitrification part 35c, A gas portion 35d is formed, and oxidation, nitrification, denitrification, and re-aeration are performed in this order.
Moreover, the stirring part 35e is formed in the extreme end.
[0034]
The partition plates 34a, 34ab, 34c, 34d do not completely partition each part, and surround the periphery of the rotating disk at the boundary of each rotating disk part of the rotating disk body 36 described in detail below. It is provided in a shape (see the cross-sectional view of FIG. 9).
[0035]
The oxidation part 35a, the nitrification part 35b, the denitrification part 35c, and the re-aeration part 35d are provided with rotating disk parts 36a, 36b, 36c, 36d in which a large number of disks are arranged in parallel with a gap. Thus, a rotating disk body 36 is configured.
[0036]
In the present embodiment, the rotating disk block 16c has a smaller diameter than the other rotating disk blocks 16a, 16b, and 16d.
[0037]
No gap is provided between the rotating disk portions 36a, 36b, 36c, and 36d, and they are integrally attached to the rectangular shaft body 38 with the side surfaces in contact with each other like a skewer.
The shaft body 38 is rotatably supported by having both ends pivotally attached to the side surface of the tank body 31a and the partition plate 34d.
[0038]
A stirring blade 37 is attached to the end of the shaft body 38 extended to the stirring portion 35e on the other end side of the tank body 31a so that the waste water is stirred.
[0039]
In the wastewater treatment apparatus 30 in which the inside of the treatment tank 31 is configured as described above, the power is transmitted to the shaft body 38 by the driving device 39 provided at the outer end of the treatment tank 31, and the rotating disk part 36a of each part, 36B, 36c, and 36d are simultaneously rotated.
[0040]
Waste water for purification is continuously supplied in a state where the water level L is supplied from the supply port 32 into the tank body 31a up to the water level L, and the water level L is always maintained.
On the other hand, a flow path 34e is provided at the lower end of the partition plate 34a, and a flow path 34f is provided at the lower end of the partition plate 34c, respectively, in order to send out the sequentially treated wastewater to the adjacent chamber.
Further, the partition plates 34b and 34d between the partition plate 34a and the partition plate 34c are not provided with a flow path, and waste water is supplied to the adjacent chamber due to overflow.
[0041]
The wastewater supplied as described above is subjected to oxidation, nitrification, denitrification, and re-aeration treatment while sequentially passing through the oxidation unit 35a, the nitrification unit 35b, the denitrification unit 35c, and the re-aeration unit 35d.
[0042]
In the oxidation part 35a, the nitrification part 35b, and the re-aeration part 35d, oxidation, nitrification, and re-aeration processes, which are aerobic wastewater, are performed above the rotating disk parts 36a, 36b, and 36d. It is carried out effectively in a semi-submerged state in wastewater.
On the other hand, unlike the conventional wastewater treatment apparatus, the denitrification process that is anaerobic in the denitrification part 35c is performed by exposing the upper part of the rotating disk block to air, and the rotating disk part 36c is disposed of wastewater. Therefore, the denitrification process can be performed reliably and effectively.
[0043]
Finally, the waste water transferred to the stirring unit 35e is added with a flocculant from the upper injection port 31c, stirred by the stirring blade 37, dephosphorized, discharged from the discharge port 33, and discharged after solid-liquid separation. It is processed.
[0044]
FIG. 12 is a cross-sectional view showing another modification of the rotating disk type wastewater treatment apparatus of the present invention, and FIG. 13 is a side view showing a half section of FIG.
12 and 13, the wastewater treatment apparatus 40 of this embodiment is a treatment tank 41 equipped with the rotating disk body 4 described in detail below. The treatment tank 41 includes a tank body 41a and this tank. It is comprised with the cover body 41b provided in the upper surface of the main body 41a so that attachment or detachment was possible.
[0045]
In the treatment tank 41, a supply port 42 through which waste water is supplied into the tank body 41a is provided on the side surface on one end side of the lid body 41b, and a drain port 43 through which the treated purified water is discharged is provided in the supply port 42. It is provided in the upper end of the tank main body 41a which is the opposite side.
[0046]
The rotating disc body 4 provided inside the tank body 41a includes a rotating disc portion 44 in which a large number of discs having a large outer diameter are arranged side by side with a gap, and a rotating portion having a smaller diameter than the rotating disc portion 44. The disk portions 45 are alternately arranged on a rectangular shaft 46 in a skewered manner.
The said shaft body 46 is rotatably supported by the bearing 46a provided in the side wall of the both ends of the tank main body 41a.
[0047]
The wastewater treatment apparatus 40 of this embodiment performs oxidation, denitration, re-aeration, and dephosphorization processes sequentially from the wastewater supply port 42 side by the rotating disk portion 44 half-immersed in the wastewater. The denitrification is repeatedly performed effectively by the small-diameter rotating disc portion 45 in a state of being completely submerged (completely submerged).
[0048]
In the wastewater treatment apparatus 40 in which the inside of the treatment tank 41 is configured as described above, a driving device 47 is provided at the outer upper end of the treatment tank 41, and this rotational power is supplied to the chain or belt at the end in the treatment tank 41. Is transmitted to the shaft body 38, and each rotating disk body 4 is rotationally driven.
[0049]
Waste water for purification is continuously supplied in a state where the water level L is supplied from the supply port 42 into the tank body 41a up to the water level L, and the water level L is always maintained.
While the wastewater supplied into the tank body 41a is transferred, oxidation, denitrification, denitration, denitrification, re-aeration, denitrification, and dephosphorization processes are performed in this order, and are purified and discharged from the discharge port 43. The
[0050]
As described above, the denitrification treatment that is anaerobic is performed by blocking the air in the state in which the rotating disk portion 45 is fully immersed in the wastewater, and thus a reliable and effective denitrification treatment is possible.
[0051]
【The invention's effect】
In the rotating disk type waste water treatment apparatus of the present invention according to claim 1, at least one of the rotating disk blocks constituting the rotating disk body has a smaller diameter than the outer diameter of the other rotating disk blocks. This small-diameter rotating disk block is immersed in the wastewater supplied into the treatment tank, and the other rotating disk block is immersed in a state where the upper surface of the rotating disk block is exposed to the wastewater surface. Then, the waste water purification process is continuously performed.
[0052]
Therefore, since the other rotating disk blocks of the rotating disk body are half-immersed in the wastewater and are driven to rotate with the upper part exposed to air, aerobic oxidation, nitrification, and re-aeration treatment are effective. And efficient.
[0053]
Moreover, the rotating disk type wastewater treatment apparatus of the present invention has a single tank and single shaft type compact and simple structure, and can suppress the equipment cost and the running cost at a low cost.
[0054]
In the rotating disk type wastewater treatment apparatus according to the second aspect of the present invention, a cover that covers the upper surface of the rotating disk block having a small diameter of the rotating disk body of the rotating disk type wastewater treatment apparatus according to the first aspect is provided. Since it is provided, air is more reliably blocked between the cover and the surface of the waste water.
[0055]
In addition, even if the wastewater level drops below the reference water level and the upper part of the rotating disk block is exposed to air, there is no gap for air to enter from the periphery above the rotating disk block. Since only oxygen is exhausted and oxygen-free air exists, denitrification is effectively performed without being inhibited.
Therefore, it is suitably used as a rotating disk type wastewater treatment apparatus.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing an example of a rotating disk type wastewater treatment apparatus of the present invention.
FIG. 2 is a side view of FIG.
3 is a sectional view taken along line XX in FIG.
4 is a YY sectional view of FIG.
5 is a ZZ cross-sectional view of FIG. 1. FIG.
6 is a cross-sectional view showing a modification of the rotating disk wastewater treatment apparatus of the present invention shown in FIG.
FIG. 7 is a sectional view showing another example of the rotating disk type wastewater treatment apparatus of the present invention.
8 is a side view of FIG. 7. FIG.
9 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
10 is a sectional view taken along line BB in FIG.
11 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
FIG. 12 is a cross-sectional view showing still another example of the rotating disk type wastewater treatment apparatus of the present invention.
13 is a side view showing a half section of FIG. 12. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Cover 1a Side wall 4, 16, 36 Rotating disc body 10, 20, 30, 40 Waste water treatment apparatus 11, 31, 41 Processing tank 11a, 31a, 41a Tank main body 11b, 31b, 41b Cover body 12, 32, 42 Supply Ports 13, 33, 43 Drain ports 14a, 14b, 14c, 14d Partition plates 14e, 14f, 34e, 34f Channel 15a Oxidation chamber 15b Nitrification chamber 15c Denitrification chamber 15d Re-aeration chamber 15e Stirring chambers 16a, 16b, 16c, 16d Rotating disk block 17, 37 Agitating blades 18, 38, 46 Shaft bodies 19, 39, 47 Drive devices 34a, 34b, 34c, 34d Partition plate 35a Oxidizing part 35b Nitrification part 35c Denitrification part 35d Re-aeration part 35e Stirring Portions 36a, 36b, 36c, 36d, 44, 45 Rotating disc portion 46a Bearing

Claims

A rotating disk block composed of a plurality of rotating disks arranged in parallel is rotatably mounted on a shaft body at an appropriate interval to form a rotating disk body, and this rotating disk body is a tank of a processing tank. A rotating disk type wastewater treatment apparatus equipped in a substantially horizontal direction in the body, wherein at least one of the rotating disk blocks constituting the rotating disk body has a diameter smaller than the outer diameter of the other rotating disk blocks. This rotating disk block is immersed in the waste water supplied into the treatment tank, and the other rotating disk block is immersed with the upper surface exposed on the surface of the waste water. In addition, the rotary disk type waste water treatment apparatus is characterized in that the waste water purification process is continuously performed by being driven to rotate.

The rotating disk waste water treatment apparatus according to claim 1, wherein a cover is provided on an upper surface of the rotating disk block having a small diameter of the rotating disk body.