JP3851120B2 - Gate opening and closing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車場等に設置されるゲートの開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
駐車場の出入口等にはゲートが設けられる場合があるが、特開平9−96122号公報、特開2001−43487、実開昭55−117551号公報はこのようなゲートの開閉装置について開示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のゲート開閉装置は、装置全体が大きいために、広い設置スペースを必要とし、スペース的余裕がない駐車場等では設置が困難であるという問題がある。
【0004】
また、従来のゲート開閉装置は、ゲートバー以外の駆動部分を箱型フレームで覆い、この箱型フレームの内壁にモータ、リンク等の部品を取り付けるようになっているので、その設計、組立等が煩雑になり、設計・製造コストが高くなる。また、箱形フレームに点検、修理、部品取替等のための点検口を設けなければならないので製造コストが高くなり、また、点検口を通した点検作業等は面倒であり作業効率が低下する。
【0005】
本発明は上記諸問題点を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、土台(2)から起立する少なくとも一本のコラム(6)と、コラム(6)に水平に軸支された駆動軸(4)と、駆動軸(4)にその軸線方向に直交するように固定された通路(1)を開閉するゲートバー(5)と、ゲートバー(5)の駆動軸(4)を駆動するコラム(6)の外側に取り付けられた動力源(7)と、動力源(7)の出力をゲートバー(5)の駆動軸(4)に伝達する伝動機構(9)とを備え、動力源(7)の出力軸(12)は上記駆動軸(4)に直交するようにコラム(6)に取り付けられ、上記伝動機構(9)は、上記出力軸(12)に固定された第一のリンク(13)と、上記駆動軸(4)に固定された第二のリンク(14)と、上記第一と第二のリンク(13,14)間を連結するコネクチングロッド(15)とを有し、このコネクチングロッド(15)の両端が上記第一と第二のリンク(13,14)にそれぞれ自在継手(16,19)を介して連結される構成とされたゲート開閉装置を採用する。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、動力源(7)の出力軸(12)が動力源(7)のフランジ部(28)と伝動機構(9)との間においてベアリング(17)で支持された請求項1に記載のゲート開閉装置を採用する。
【0009】
また、請求項3に係る発明は、伝動機構(9)がコラム(6)とコラム(6)に支持される二つのリンク(13,14)と二つのリンク(13,14)間を連結するコネクチングロッド(15)との四節からなるリンク装置により構成され、このリンク装置の二つの死点がゲートバー(5)の開位置と閉位置に夫々対応付けられ、このリンク装置が二つの死点を夫々僅かに通り越した時にリンク装置をストッパ手段(25,26)により停止させるようにした請求項1又は請求項2に記載のゲート開閉装置を採用する。
【0010】
また、請求項4に係る発明は、リンク装置のリンク(14)又はゲートバー(5)が上記駆動軸(4)に対しキー(20)及びキー切欠溝(21,22a,22b)を介して固定され、キー切欠溝(21,22a,22b)はゲートバー(5)を右開き用にセットするためのものと左開き用にセットするためのものとの二種類が形成された請求項1又は請求項3に記載のゲート開閉装置を採用する。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0012】
図1に示すように、このゲート開閉装置は、例えば駐車場と一般道との間の通路1に設けられる。開閉装置の駆動部等は路側に設けられた土台2上に配置され、その全体がケース3で覆われている。ケース3からは駆動軸4が片持ち状に突出し、この駆動軸4に通路1を開閉するゲートバー5が固定されている。ゲート開閉装置は、ゲートバー5を実線位置に倒すことで通路1を遮断し、ゲートバー5を二点鎖線位置に起立させることで通路1を開放する。
【0013】
図2乃至図5に示すように、ゲート開閉装置は、土台2から起立するフレームとしてのコラム6と、コラム6に水平に軸支された駆動軸4と、駆動軸4に直交するように固定された通路1(図1参照)を開閉するゲートバー5と、コラムに取り付けられたモータ7と、モータ7から減速機8を介して駆動軸4へとトルクを伝達する伝動機構9とを備えている。モータ7及び減速機8は動力源として機能するものであるが、動力源としてはその他油圧装置、空圧装置等を使用することも可能である。
【0014】
コラム6は、四角筒の鋼材により形成され、土台2上に垂直に起立する。もちろん、コラム6は四角筒に限らず、円筒等他の形状に形成してよく、また鋼材以外の他の材料で形成してもよい。コラム6は複数本設けてもよいが望ましくは一本のコラム6が土台2から起立する。このコラム6に駆動軸4、モータ7及び減速機8が取り付けられ、その全体がケース3で覆われる。ケース3はコラム6やモータ7等を覆う保護カバーとして機能するものであり、図示した箱型に限らず円筒形等他の形状に形成される。また、ケース3はコラム6や土台2に対して図示しないボルト・ナット等により着脱自在に固定され、保守・点検等に際してはコラム6等から簡易に取り外されるようになっている。
【0015】
駆動軸4は、コラム6の上部に軸受10を介して回動自在に水平に支持される。駆動軸4の先端はケース3外に突出し、その突出した箇所にゲートバー5が駆動軸4と直交するように片持ち状に固定される。駆動軸4の後端はケース3内に留まり、そこには伝動機構9が連結される。
【0016】
動力源であるモータ7及び減速機8は、別体であってもよいが望ましくはギアドモータのように一体化構成され、コラム6の中位部であって駆動軸4の後端が突出する面上にブラケット11を介して固定される。モータ7のハウジング7aと減速機8のハウジング8aは直列状に一体化され、モータ7の出力軸(図示せず)と減速機8の出力軸12もハウジング7a,8a内で直列状に並んでいる。モータ7の出力軸の回転は減速機8により減速された上で、減速機8の出力軸12から出力される。モータ7及び減速機8のハウジング7a,8aは一体化され、出力軸12の長さ方向に長く伸びることから、図4に示すように、出力軸12が駆動軸4に対し直角方向に伸びるようにコラム6に取り付けられ、ケース3の奥行きの寸法Aの低減化が図られる。換言すれば、モータ7及び減速機8の軸方向の向きがゲートバー5の駆動軸4の軸方向と略90度で交差した配置になっているので、開閉装置全体がコンパクト化されている。図8に示すように、モータ7及び減速機8を従来と同様に出力軸12が駆動軸4に平行になるように配置すると、ケース3の奥行きの寸法Bは図4に示したケース3の奥行きの寸法Aよりも大きくなる。本発明者が寸法A,Bについて実測したところA=236mm,B=286mmであり、本発明によれば装置の奥行き寸法Aが50mm程度小さくなり、装置がコンパクト化されることが明らかである。上記減速機8はモータ7の種類によっては省略可能であり、その場合はモータの出力軸が駆動軸4に対し直交するように配置されると共にその出力軸に伝動機構9が接続される。
【0017】
伝動機構9はリンク装置であり、より具体的にはてこクランク機構で構成され、減速機8の出力軸12に固定された第一のリンク13と、駆動軸4に固定された第二のリンク14と、第一と第二のリンク13,14間を連結するコネクチングロッド15と、第一と第二のリンク13,14を支持するコラム6との四節で構成される。
【0018】
第一のリンク13は、その一端が減速機8の出力軸12に固定され、他端はコネクチングロッド15の一端に玉継手等の自在継手16を介して連結される。モータ7と一体の減速機8の出力軸12は略180度の範囲で正逆転が可能であり、一方向に180度回転すると、図3に示すように、この第一のリンク13が出力軸12上に略垂直に起立する実線で示される位置へと回動して停止する。この第一のリンク13の位置はゲートバー5が通路1を遮断する閉位置に対応する。また、その位置から出力軸12が逆方向に180度回転すると、第一のリンク13が出力軸12下に略垂直に垂下する二点鎖線で示される位置へと回動し停止する。この第一のリンク13の位置はゲートバー5が通路1を開放する開位置に対応する。モータ7の回転・停止及び正逆転の切替えは第二のリンク14の回動路上に設置される図示しないリミットスイッチ等のセンサを用いた制御装置により行われる。もちろん、モータ7の切り替え手段としてのセンサは他のリンクに対して配置するようにしてもよい。制御装置は公知の手段によるので、その詳細な説明は省略する。
【0019】
図5に示すように、この第一のリンク13と減速機8のハウジング8aとの間には、ベアリング17が設けられる。すなわち、減速機8の出力軸12を囲むハウジング8aから突出したフランジ部28と伝動機構9の第一のリンク13との間がベアリング17で支持されている。具体的には、出力軸12に接するベアリング17を支持したベアリングハウス17aが固定ネジ18によりブラケット11に固定され、ベアリングハウス17aの前面に僅かの隙間を介して第一のリンク13が接している。これにより、出力軸12にかかる第一のリンク13の負荷による出力軸12のたわみが防止され、モータ7や減速機8のより円滑な回転が保障される。
【0020】
第二のリンク14は、その一端が駆動軸4の後端に固定され、他端はコネクチングロッド15の一端に玉継手等の自在継手19を介して連結される。上記第一のリンク13の往復回動運動はコネクチングロッド15により第二のリンク14の往復回動運動に変換され、第一のリンク13が図3の実線で示される位置へと回動すると、第二のリンク14が図2に示す実線位置へと回動し、ゲートバー5が図1及び図2に示すように水平位置へと回動して通路1を遮断する。また、第一のリンク13が図3の二点鎖線で示される位置へと回動すると、第二のリンク14が図2の二点鎖線位置へと回動し、ゲートバー5が図1及び図2に示すように垂直位置へと回動して通路1を開放する。
【0021】
図示例では、ゲートバー5が右開きになっているが、このゲート開閉装置はゲートバー5を左開きに簡易に変更し得るように構成されている。すなわち、図2に示すように、第二のリンク14が駆動軸4に対しキー20及びキー切欠溝21,22a,22bを介して固定され、キー切欠溝22a,22bはゲートバー5を右開き用にセットするためのものと左開き用にセットするためのものとの二種類が形成されている。具体的には、二つのキー切欠溝22a,22bが駆動軸4上にゲートバー5の開閉角度である90度だけ位相を違えるように形成され、第二のリンク14の軸穴に一つのキー切欠溝21が形成され、駆動軸4側のいずれかのキー切欠溝22a,22bと第二のリンク14側のキー切欠溝21とにキー20が挿入されることで第二のリンク14と駆動軸4とが一体回転可能に連結される。また、第二のリンク14には軸穴へと通るすり割り溝24が形成され、このすり割り溝24を横断するように締め付けネジ23が螺合する。第二のリンク14を駆動軸4に対して締め付けやすくするため、キー切欠溝21は望ましくはすり割り溝24が軸穴に通じる箇所に形成される。図示例のゲートバー5を右開きから左開きに変更するには、図2の状態において締め付けネジ23を緩めてキー切欠溝22aからキー20を抜き、ゲートバー5を実線位置から二点鎖線位置へと起立させる。これにより、駆動軸4はゲートバー5と一体で略90度時計方向に回転し、一方のキー切欠溝22bが他方のキー切欠溝22aの前回の位置へと入れ替わり、第二のリンク14のキー切欠溝21と合致する。そこで、キー20をキー切欠溝21,22bに差し込み、締め付けネジ23を再び締め付けて第二のリンク14を駆動軸4に固定する。モータ7の出力は右開きの場合と同様にリンク装置を介してゲートバー5に伝達され、ゲートバー5は左開きとなって右開きの場合と反対側の通路を開閉することとなる。なお、ゲートバー5を駆動軸4に対してキー20及びキー切欠溝21,22a,22bを介して固定するようにしても上記と同様な結果を得ることができる。また、二種類のキー切欠溝22a,22bを第二のリンク14の軸穴側に形成しても同様な効果を得ることができる。
【0022】
上記リンク装置は二つの死点を有し、夫々の死点がゲートバー5の開位置と閉位置に対応付けられる。すなわち、図6(A)(C)に示すように、第一のリンク13とコネクチングロッド15とが一方の死点位置に来るとゲートバー5が閉位置である水平位置へと回動し、図7(A)(C)に示すように、第一のリンク13とコネクチングロッド15とが他方の死点位置に来るとゲートバー5が開位置である垂直位置へと回動するようになっている。しかし、リンク装置が二つの死点位置にそれぞれ急激に停止するとゲートバー5に大きな力が加わりゲートバー5が長時間にわたり振動するという問題がある。そこで、本発明は、このゲートバー5の振動を低減するべく、このリンク装置が二つの死点を夫々僅かに通り越した時にリンク装置をストッパ手段により停止させるようにしている。すなわち、図3に示すように、第一のリンク13の上昇位置と下降位置とに対応してストッパ25,26が設けられている。各ストッパ25,26はブラケット11にネジ27を介して取り付けられ、第一のリンク13に対し位置調節可能である。図6(B)(D)に示すように、一方のストッパ25は第一のリンク13とコネクチングロッド15とが一方の死点位置を僅かに通り越すと第一のリンク13の回動を止め、その結果ゲートバー5は水平位置から角度θだけ上向きに傾いたところで停止し、これによりゲートバー5の急激な停止による振動が緩和される。また、図7(B)(D)に示すように、他方のストッパ26は第一のリンク13とコネクチングロッド15とが他方の死点位置を僅かに通り越すと第一のリンク13の回動を止め、その結果ゲートバー5は垂直位置から角度θだけ戻るように傾いたところで停止し、これによりゲートバー5の急激な停止による振動が緩和される。ストッパ25,26が第一のリンク13を停止させる角度θは1度〜6度程度に設定される。
【0023】
次に、上記構成のゲート開閉装置の作用について説明する。
【0024】
ゲートバー5を図1及び図2の実線で示した閉位置から二点鎖線で示した開位置へと回転させる場合は、モータ7が一方向に回転し、第一のリンク13が図3中、矢印aの方向へと実線位置から二点鎖線位置へ略180度回転する。第一のリンク13が当該位置へと回転すると、センサが検知しモータ7を停止させる。また、その際、第一のリンク13が、図7(A)(C)に示すように、一方の死点に到達し、ゲートバー5が垂直位置へと到達するが、図7(B)(D)に示すように、第一のリンク13は慣性等によりこの死点を少しばかり乗り越え一方のストッパ26に当たったところで停止する。その結果、ゲートバー5は開位置に停止する際、図7(D)の一点鎖線位置から実線位置へと僅少な角度θだけ瞬間的に後戻りすることとなり、これによりゲートバー5はその開位置への停止に伴う衝撃を緩和され、振動が早期に減衰することとなって、速やかに静止する。
【0025】
また、ゲートバー5を図1及び図2の二点鎖線で示した開位置から実線で示した閉位置へと回転させる場合は、モータ7が他方向に回転し、第一のリンク13が図3中、矢印bの方向へと二点鎖線位置から実線位置へと略180度回転する。第一のリンク13が当該位置へと回転すると、センサがこれを検知しモータ7を停止させる。また、その際、第一のリンク13が、図6(A)(C)に示すように、他方の死点に到達し、ゲートバー5が水平位置へと到達するが、図6(B)(D)に示すように、第一のリンク13は慣性等によりこの死点を少しばかり乗り越え他方のストッパ25に当たったところで停止する。その結果、ゲートバー5は閉位置に停止する際、図6(D)の一点鎖線位置から実線位置へと僅少角度θだけ瞬間的に後戻りすることとなり、これによりゲートバー5はその閉位置への停止に伴う衝撃を緩和され、振動が早期に減衰することとなって、速やかに静止する。
【0026】
また、図示例ではゲートバー5が右開きにセットされているが、左開きにセットを変更する場合は、図2において、第二のリンク14の締め付けネジ23を緩めてキー切欠溝21,22aからキー20を抜き、ゲートバー5を実線位置から二点鎖線位置へと起立させる。駆動軸4はゲートバー5と一体に時計方向に約90度回転し、一方のキー切欠溝22bが他方のキー切欠溝22aの前回の位置へと回動し、第二のリンク14のキー切欠溝21に合致する。そこで、キー20をキー切欠溝21,22bに差し込み、再び締め付けネジ23を締め付けて第二のリンク14を駆動軸4に対し固定する。この状態ではゲートバー5は開位置を保持しているが、第一のリンク13及びコネクチングロッド15は図3中、実線位置にある。そこで、モータ7が回転して第一のリンク13を実線位置から二点鎖線位置へと矢印a方向に回転させると、ゲートバー5が通路を閉じることになる。このように、モータ7の出力は右開きの場合と同様にリンク装置を介してゲートバー5に伝達され、ゲートバー5は左開きとなって右開きの場合と反対側の通路を開閉することとなる。ただし、この場合は図6に示したゲートバー5が垂直になり、図7に示したゲートバー5が水平になる。
【0027】
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
【0028】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、土台から起立する少なくとも一本のコラムと、コラムに水平に軸支された駆動軸と、駆動軸にその軸線方向に直交するように固定された通路を開閉するゲートバーと、ゲートバーの駆動軸を駆動するコラムの外側に取り付けられた動力源と、動力源の出力をゲートバーの駆動軸に伝達する伝動機構とを備え、動力源の出力軸は上記駆動軸に直交するようにコラムに取り付けられ、上記伝動機構は、上記出力軸に固定された第一のリンクと、上記駆動軸に固定された第二のリンクと、上記第一と第二のリンク間を連結するコネクチングロッドとを有し、このコネクチングロッドの両端が上記第一と第二のリンクにそれぞれ自在継手を介して連結される構成とされたゲート開閉装置であることから、開閉装置を全体としてコンパクト化することができ、保守・点検等を簡易に行うことができる。
【0029】
また、請求項1に係る発明によれば、開閉装置の駆動軸の長さ方向における奥行きを小さくし、開閉装置を全体としてコンパクト化することができる。
【0030】
請求項2に係る発明によれば、動力源の出力軸が動力源のフランジ部と伝動機構との間においてベアリングで支持された請求項1に記載のゲート開閉装置であるから、伝動機構側の荷重による出力軸のたわみを低減し、動力源の機能の低下を防止し、円滑な運転を維持し、ゲートバーの開閉動作を円滑化することが出来る。
【0031】
請求項3に係る発明によれば、伝動機構がコラムとコラムに支持される二つのリンクと二つのリンク間を連結するコネクチングロッドとの四節からなるリンク装置により構成され、このリンク装置の二つの死点が上記ゲートバーの開位置と閉位置に夫々対応付けられ、このリンク装置が二つの死点を夫々僅かに通り越した時にリンク装置をストッパ手段により停止させるようにした請求項1又は請求項2に記載のゲート開閉装置であるから、ゲートバーが開位置と閉位置に停止する際にゲートバーに生じる振動を低減し、ゲートバーを速やかに静止させることができる。
【0032】
請求項4に係る発明によれば、リンク装置のリンク又はゲートバーが駆動軸に対しキー及びキー切欠溝を介して固定され、キー切欠溝はゲートバーを右開き用にセットするためのものと左開き用にセットするためのものとの二種類が形成された請求項1又は請求項3に記載のゲート開閉装置であるから、キーの差し込みを変更する操作のみでゲートバーを右開き用と左開き用のいずれかに簡易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゲート開閉装置の斜視図である。
【図2】図1に示したゲート開閉装置を駆動軸の背後からケースを除去して見た立面図である。
【図3】図2に示したゲート開閉装置を右側から見た立面図である。
【図4】図3に示したゲート開閉装置を駆動軸の箇所で水平に切って示した水平断面図である。
【図5】図2中、出力軸の周辺部を拡大して示す断面図である。
【図6】リンク装置の作用を示すスケルトン図であり、(A)(B)は図3に対応して示し、(C)(D)は図2に対応して示し、(A)(C)は一方の死点位置にある状態を示し、(B)(D)はその死点位置を少しばかり乗り越えた状態を示す。
【図7】リンク装置の作用を示すスケルトン図であり、(A)(B)は図3に対応して示し、(C)(D)は図2に対応して示し、(A)(C)は他方の死点位置にある状態を示し、(B)(D)はその死点位置を少しばかり乗り越えた状態を示す。
【図8】ゲート開閉装置のモータ及び減速機を90度だけ向きを替えた状態で図4に対比させて示した平面図である。
【符号の説明】
1…通路
2…土台
4…駆動軸
5…ゲートバー
6…コラム
7…モータ
8…減速機
8a…ハウジング
9…伝動機構
12…出力軸
14…第二のリンク
17…ベアリング
20…キー
21,22a,22b…キー切欠溝
25,26…ストッパ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gate opening and closing device installed in a parking lot or the like.
[0002]
[Prior art]
In some cases, a gate is provided at the entrance of a parking lot or the like, but Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-96122, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-43487, and Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 55-117551 disclose such gate opening / closing devices.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Since the conventional gate opening / closing device is large in size, it requires a wide installation space and is difficult to install in a parking lot or the like having no space.
[0004]
In addition, the conventional gate opening / closing device covers the drive part other than the gate bar with a box-type frame and attaches parts such as a motor and a link to the inner wall of the box-type frame. This increases design and manufacturing costs. Also, the box frame must be provided with an inspection port for inspection, repair, parts replacement, etc., which increases the manufacturing cost, and the inspection work through the inspection port is cumbersome and reduces work efficiency. .
[0005]
The present invention aims to solve the above problems.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
[0008]
In the invention according to
[0009]
In the invention according to
[0010]
In the invention according to
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0012]
As shown in FIG. 1, the gate opening / closing device is provided in a
[0013]
As shown in FIGS. 2 to 5, the gate opening / closing device is fixed so as to be orthogonal to the
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
One end of the
[0019]
As shown in FIG. 5, a
[0020]
One end of the
[0021]
In the illustrated example, the
[0022]
The link device has two dead points, and each dead point is associated with an open position and a closed position of the
[0023]
Next, the operation of the gate opening / closing device having the above configuration will be described.
[0024]
When the
[0025]
When the
[0026]
Further, in the illustrated example, the
[0027]
Although the preferred embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to these embodiments.
[0028]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, at least one column that stands up from the base, a drive shaft that is horizontally supported by the column, and a passage that is fixed to the drive shaft so as to be orthogonal to the axial direction thereof are opened and closed. And a power source attached to the outside of the column for driving the drive shaft of the gate bar, and a transmission mechanism for transmitting the output of the power source to the drive shaft of the gate bar. The output shaft of the power source is connected to the drive shaft. The transmission mechanism is attached to the column so as to be orthogonal to each other, and the transmission mechanism includes a first link fixed to the output shaft, a second link fixed to the drive shaft, and the first and second links. and a connecting rod connecting, since both ends of the connecting rods is a gate opening and closing device which is configured to be connected via respective universal joint to the first and second links, the entire switchgear To be able to compact, it is possible to perform the maintenance and inspection, etc. easily.
[0029]
Moreover, according to the invention which concerns on
[0030]
According to the invention of
[0031]
According to the invention of
[0032]
According to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a gate opening / closing device according to the present invention.
FIG. 2 is an elevational view of the gate opening / closing device shown in FIG. 1 with the case removed from the back of the drive shaft.
FIG. 3 is an elevational view of the gate opening / closing device shown in FIG. 2 as viewed from the right side;
4 is a horizontal sectional view of the gate opening / closing device shown in FIG. 3 cut horizontally at a drive shaft. FIG.
5 is an enlarged cross-sectional view of the periphery of the output shaft in FIG.
6 is a skeleton diagram showing the operation of the link device, (A) (B) corresponding to FIG. 3, (C) (D) corresponding to FIG. 2, (A) (C ) Shows a state at one dead point position, and (B) and (D) show a state where the dead point position is slightly exceeded.
7 is a skeleton diagram showing the operation of the link device, (A) and (B) are shown corresponding to FIG. 3, (C) and (D) are shown corresponding to FIG. 2, and (A) (C ) Shows a state at the other dead center position, and (B) and (D) show a state where the dead point position is slightly exceeded.
8 is a plan view showing the gate opening / closing device motor and speed reducer in a state in which the direction is changed by 90 degrees in comparison with FIG. 4; FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001210790A JP3851120B2 (en) | 2001-07-11 | 2001-07-11 | Gate opening and closing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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