JP3849642B2

JP3849642B2 - Communication terminal device

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Publication number: JP3849642B2
Application number: JP2003007031A
Authority: JP
Inventors: 好史谷本
Original assignee: Murata Machinery Ltd
Current assignee: Murata Machinery Ltd
Priority date: 2003-01-15
Filing date: 2003-01-15
Publication date: 2006-11-22
Anticipated expiration: 2023-01-15
Also published as: JP2004221945A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ＩＰ（インターネットプロトコル）網をデータの伝送路として用い、画像データ、テキストデータ等の伝送を行う通信端末装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、ＩＰ網を利用して電話を行うＩＰ電話通信や、同じくＩＰ網を利用してファクシミリを行うＩＰファクシミリ通信が普及しつつある。さらにこれら複数のＩＰ網による通信機能と従来から利用されている電子メール通信機能、Ｇ３ファクシミリ通信等が１つの装置に統合された、いわゆる複合機も開発されている。ＩＰ網による通信機能としては、例えば特許文献１に開示されているように、ＩＰ電話通信機能とＩＴＵ−Ｔ勧告Ｔ．３８に準拠したＩＰファクシミリ通信機能とを具備し、ＩＰ電話通信とＩＰファクシミリ通信による送信及び受信を同時に行うことができる通信端末装置がある。
【０００３】
ＩＰ電話通信やＩＰファクシミリ通信が行われる際には、相手の呼び出しや通話の管理など、一般公衆網で交換機が担う処理制御に相当する部分は、呼制御プロトコルによって行われる。呼制御プロトコルにはＨ．３２３とＳＩＰ（ＳｅｓｓｉｏｎＩｎｉｔｉａｔｉｏｎＰｒｏｔｏｃｏｌ；ＲＦＣ２５４３）が多く利用されている。特にＳＩＰは、セッションの確立、変更、終了を行うだけで、セッションの内容には関知しない呼制御プロトコルであるため、上記したＩＰ電話通信やＩＰファクシミリ通信に限らず、ＳＭＴＰ（Simple Mail Transfer Protocol）、ＨＴＴＰ（Hypertext Transfer Protocol）など種々の通信手順を、発信側と着信側の間で確立されたコネクション上において実行することが可能である。したがって、ＳＩＰによれば、発信側と受信側の通信端末装置は、相互に直接、リアルタイムによるデータのやり取りを行うことができるという利点がある。
【０００４】
【特許文献１】
特開２００２−１０１２５６号公報（第３−５頁、第２図）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、呼制御プロトコルによって相手装置とコネクションを確立した上でのデータ通信には、相手を特定するための情報としてＩＰ電話番号が必要であり、相手装置のファクシミリ番号やメールアドレスなどを記憶していても、ＩＰ電話番号を把握していなければ上記した呼制御プロトコル上でのリアルタイムなデータ通信を行うことはできない。
【０００６】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、電子メール通信手段とＩＰ網を利用した通信手段の双方を備える通信端末装置において、相手装置のＩＰ電話番号を把握していない場合に、相手装置のＩＰ電話番号を取得するための所定の処理動作を行って呼制御プロトコルを利用したデータ伝送を可能とする通信端末装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項１に記載の通信端末装置は、ＩＰ電話番号とメールアドレスとを関連付けて記憶する記憶手段と、呼制御プロトコルによって、ＩＰ電話番号により指定した相手装置とコネクションを確立するコネクション確立手段と、前記コネクション上で前記相手装置へ電子メールをＬＡＮ及びＩＰ網を介してＳＭＴＰ手順で直接リアルタイムに送信する送信手段と、前記コネクション確立手段によるコネクションの確立が成功したか否かを判断する判断手段と、前記判断手段がコネクションの接続に失敗したと判断した場合に、前記相手装置のＩＰ電話番号に関連付けて前記記憶手段に記憶されているメールアドレス宛てに、ＳＭＴＰサーバ同士での転送処理を経て間接的に前記相手装置に送信される電子メールをＬＡＮ及びＩＰ網を介して送信する手段と、を備えることを特徴としている。
【００１０】
請求項２に記載の通信端末装置は、請求項１に記載の通信端末装置において、前記電子メールの送信処理に含めて自装置のＩＰ電話番号を送信するＩＰ電話番号送信手段を備えることを特徴としている。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第１の実施の形態に係る通信端末装置の一例として、ＩＰ網を通じて電子メールの送信を行うインターネットファクシミリ装置について説明する。なお、後に説明の便宜上、送信側となるインターネットファクシミリ装置を「送信側インターネットファクシミリ装置」、受信側となるインターネットファクシミリ装置を「受信側インターネットファクシミリ装置」という。図１にインターネットファクシミリ装置１の構成例を示す。すなわち、これらインターネットファクシミリ装置１、１Ａは、ＣＰＵ（中央処理装置）２、ＲＡＭ（ランダムアクセスメモリー）３、ＲＯＭ（リードオンリーメモリー）４、コーデック５、読取部６、記録部７、操作部９、及びＬＡＮインターフェース１０を備えたものであって、各部２乃至１０は通信可能にバス１１によって接続されている。
【００１５】
ＣＰＵ２は、所定のプログラムに従って、このインターネットファクシミリ装置１を構成する各部を制御する。ＲＡＭ３は、画データ、各種設定情報、後述するテーブルＴ等を記憶する記憶部として、また、一時的に蓄積される諸データの記憶部として機能する。ＲＯＭ４は、ＣＰＵ２によりこのインターネットファクシミリ装置１の各部の動作が制御されるための各種プログラムを記憶している。
【００１６】
テーブルＴは、図２に示すように、短縮ダイヤル機能を利用する際に指定される短縮番号を格納する「短縮番号」欄、相手の名称を格納する「宛先」欄、相手装置のＩＰ電話番号を格納する「ＩＰ電話番号」欄、相手装置のメールアドレスを格納する「メールアドレス」欄からなり、同一レコードに格納された情報が相互に関連付けて記憶されている。例えば、相互に同一レコードに格納された情報である、短縮番号「００２」、通信相手先名称「ｅｆｇ会社」、ＩＰ電話番号「０５０−１２３４５６」及びメールアドレス「ｅｆｇ＠ｘｘｘ．ｃｏｍ」は、このテーブルＴにおいて相互に関連付けて記憶されている。なお、このテーブルＴの情報の編集、追加、削除は、オペレータによる操作部９からの所定操作によって自由に行うことができるようになっている。
【００１７】
コーデック５は、使用する通信手順に応じた形式にて符号化復号する。例えば、ＳＭＴＰにより送受信する電子メールに添付される画像フォーマットであるＴＩＦＦ（Tagged Image File Format）形式に対応して画データを符号化、復号する。
【００１８】
読取部６は、原稿の画像データを読み取って、白黒２値化した画データ生成する。記録部７は、例えば電子写真方式のものからなり、受信した画データ等を記録紙上に記録する。
【００１９】
操作部９は、このインターネットファクシミリ装置１、１Ａの状態に関する情報、各種画面等を表示するディスプレイ９ａ、ＩＰ電話番号、メールアドレス等の各種情報を入力する入力キー９ｂ等からなり、オペレータによる各種操作はこの操作部９から行われる。
【００２０】
ＬＡＮインターフェース１０は、ＬＡＮ（ローカル・エリア・ネットワーク）１２とのインターフェースであり、インターネットファクシミリ装置１をＬＡＮ１２に通信可能に接続する。ＬＡＮ１２には、ルータ１３が設けられており、インターネットファクシミリ装置１は、ルータ１３を通じてＩＰ網１４における相手装置１５と後述する呼制御プロトコルを利用して直接リアルタイムにデータ通信を行うことができるようになっている。
【００２１】
上記に説明した構成を備えるインターネットファクシミリ装置１は、ＵＤＰ／ＩＰ（ＵｓｅｒＤａｔａｇｒａｍＰｒｏｔｏｃｏｌ／ＩｎｔｅｒｎｅｔＰｒｏｔｃｏｌ）、及びＳＩＰを実装しており、更に、ＩＰ電話番号により指定した相手装置（受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂ）とＳＩＰによるコネクション（以下「ＳＩＰコネクション」という。）を確立した上で、ＳＭＴＰにより電子メールを送信する機能を備えている。また、通常の電子メール送受信手段、すなわち、ＳＩＰコネクションを確立した上でＳＭＴＰ手順を実行し直接的に相手と電子メールのやり取りをするのではなく、各々のＳＭＴＰサーバ同士での電子メール転送処理を経て間接的に相手と電子メールの送受信をする手段をも備えている。
【００２２】
図３に、送信側インターネットファクシミリ装置１ＡがＳＩＰを利用して相手装置１５となる受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂに対して電子メールを送信する際に形成されるセッションのシーケンス図を示す。送信側インターネットファクシミリ装置１Ａは、同様の構成及びＵＤＰ／ＩＰ、ＳＩＰ、ＳＭＴＰ等を実装した受信側インターネットファクシミリ装置１ＢをＩＰ電話番号により指定する。これに応答して受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂは、自装置１Ｂを呼び出す発信元装置である送信側インターネットファクシミリ装置１Ａと呼制御セッションを形成して、ＳＩＰコネクションを確立し、ＳＩＰコネクション上でメディアセッションを形成する。メディアセッションが終了した後に、通信を切断するために再び呼制御セッションを形成する。
【００２３】
ここで各セッションについて説明する。インターネットファクシミリ装置１においてオペレータによりＩＰ電話番号が操作部９から入力され所定送信操作が行われると、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａは、ＳＩＰサーバ１７に対し受信側インターネットファクシミリ装置（相手装置）１ＢのＩＰ電話番号を指定した「ＩＮＶＩＴＥ」により相手の呼出を要求する（Ｔ１）。これを受けたＳＩＰサーバ１７は、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａから指定されたＩＰ電話番号のＩＰアドレスを、ＩＰ電話番号とＩＰアドレスの対応付け情報を持つロケーションサーバ（不図示）に問い合わせることにより取得し、取得したＩＰアドレスから特定される相手装置１５に対して、同じく「ＩＮＶＩＴＥ」を送出することにより呼び出しを行う。この時ＳＩＰサーバ１７から送信側インターネットファクシミリ装置１Ａに対しては、受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂを呼出中であることを示す信号「ＲＩＮＧＩＮＧ」が送出される（Ｒ１）。
【００２４】
ＳＩＰサーバ１７が呼び出した受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂが呼出に対して応答すると、ＳＩＰサーバ１７に対して「ＩＮＶＩＴＥ」に対する成功応答コード「２００」を送出する。この成功応答コード「２００」を受けたＳＩＰサーバ１７は、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａに対して同じく成功応答コード「２００」を送出する（Ｒ２）。送信側インターネットファクシミリ装置１Ａは、次いで、前記成功応答コードを受け取ったことを示す「ＡＣＫ」をＳＩＰサーバ１７へ送出し（Ｔ２）、これを受けたＳＩＰサーバ１７は、受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂに同じく「ＡＣＫ」を送出して、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａと受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂとの間に、ＳＩＰコネクションを確立し、種々の通信手順の実行を可能とする通信状態を形成する。
【００２５】
確立されたＳＩＰコネクション上では、双方の装置によって様々なメディアセッションを形成することが可能である。例えば図示するように、双方で通信手順（ＳＭＴＰ、ＨＴＴＰ等の通信プロトコル）を実行する前に、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａが、受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂが対処可能な通信手順の提示を要求する所定コマンドを送信すると（Ｔ３）、受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂはこれに応答して自装置１Ｂの対処可能な通信手順についての情報を送信側インターネットファクシミリ装置１Ａに対して提示する処理動作を実行する（Ｒ３）。また、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａは、通信手順を開始する前に利用する通信手順を予め受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂに対して通知するようになっており（Ｔ４）、受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂの受信準備を促した後、通知した通信手順を開始してＳＭＴＰやＨＴＴＰ等により、電子メールやＨＴＭＬファイル等の送信を確立したＳＩＰコネクション上で行う（Ｔ５）。
【００２６】
送信側インターネットファクシミリ装置１Ａは、通信手順を終了した後（Ｔ６）、ＳＩＰコネクションの切断を要求する「ＢＹＥ」をＳＩＰサーバ１７へ送出し（Ｔ７）、これを受けたＳＩＰサーバ１７は受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂに「ＢＹＥ」を送出する。そして、ＳＩＰサーバ１７が受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂから成功応答コード「２００」を受けると、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａに対しても同じく成功応答コード「２００」を送出し（Ｒ４）、一連のセッションを終了する（通信を切断する）。
【００２７】
上記に説明したような呼制御セッション、メディアセッションを確立してデータの送受信を行う送信側インターネットファクシミリ装置１Ａは、呼制御コネクション（ＳＩＰコネクション）が成功したか否かを判断し、該判断結果に基づいて続いて実行する処理を決定する。以下、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａ及び受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂが実行する通信処理動作について、図４及び図５に示すフローチャートに基づき詳細に説明する。なお、このフローチャートに基づいて説明するインターネットファクシミリ装置１Ａ、１Ｂの動作は、それぞれ、ＲＯＭ４に記憶された制御プログラムに基づいてＣＰＵ２が発行する命令に従って行われる。
【００２８】
送信側インターネットファクシミリ装置１Ａのオペレータによって読取部６に送信すべき原稿がセットされ、操作部９から相手装置のメールアドレス若しくはＩＰ電話番号が指定され、又は短縮ダイヤルによりメールアドレス若しくはＩＰ電話番号が指定され、操作部９のスタートキーが押下されると、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａは、その原稿の送信宛先のＩＰ電話番号を有するか否かを判断する（Ｓ１）。具体的には、ＩＰ電話番号が入力指定された場合は送信処理が行われるまでＲＡＭ３の所定領域にそのＩＰ電話番号が保持されるのでＩＰ電話番号を有すると判断し、メールアドレス又は短縮番号により宛先が指定された場合には、テーブルＴにおいて、指定された短縮番号又はメールアドレスにＩＰ電話番号が関連付けて記憶されている場合に、ＩＰ電話番号を有すると判断する。
【００２９】
相手装置のＩＰ電話番号を有すると判断したときは、相手装置とＳＩＰコネクションを確立するための処理動作、つまり前述した呼制御セッション（以下「開始呼制御セッション」という。）を実行する（Ｓ２：Ｔ１、Ｔ２等）。一方、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａの前記処理動作に対して、受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂも呼制御セッションを形成するための処理動作を実行して（Ｓ５１：Ｒ２）、ＳＩＰサーバ１７によって双方にＳＩＰコネクションが確立される。
【００３０】
送信側インターネットファクシミリ装置１Ａは、ＳＩＰコネクションを確立するための呼制御セッションが形成され、そのセッションが「ＡＣＫ」を送出するまで実行されたときに、ＳＩＰコネクションが確立されたと判断し（Ｓ３：ＹＥＳ）、確立されたＳＩＰコネクション上で、ＳＭＴＰコマンド「ＨＥＬＯ」を送出してＳＭＴＰ接続を相手装置に対して要求する（Ｓ４）。一方、ＳＭＴＰ接続要求を受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂが受ければ、該装置１Ｂは、送信側インターネットファクシミリ装置１ＡのＳＭＴＰ接続要求に対して、ＳＭＴＰ応答コード「２５０」を返信する（Ｓ５２）。
【００３１】
送信側インターネットファクシミリ装置１Ａが受信側インターネットファクシミリ装置１ＢからＳＭＴＰ応答コード「２５０」を受けた場合は、相手装置１ＢへのＳＭＴＰ送信が可能であると判断し、同ＳＭＴＰ応答コードを受けなかった場合は、相手装置１ＢへのＳＭＴＰ送信ができないと判断する（Ｓ５）。相手装置１ＢへのＳＭＴＰ送信が可能であると判断した場合は、原稿の画データが添付され、自装置１のＩＰ電話番号が電子メールの所定個所（例えばメールヘッダの「Ｆｒｏｍ：」欄）に所定形式（例えば「Ｆｒｏｍ：ＩＰＴＥＬＮＵＭ−０５０９９９９９９」等）にて記載された電子メールＭ１を生成し、これをＳＭＴＰ手順により受信側インターネットファクシミリ装置１に対して送信する（Ｓ６）。相手装置１ＢへのＳＭＴＰ送信ができないと判断した場合は、前述したＳＩＰコネクションを切断するための呼制御セッション（前記Ｔ７乃至前記Ｒ４；以下「終了呼制御セッション」という。）を相手装置１Ｂとの間で形成してＳＩＰコネクションを切断する（Ｓ７）。
【００３２】
一方、受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂは、前記Ｓ６で、ＳＭＴＰ手順によって、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａから送出された電子メールＭ１を受信し、電子メールＭ１の所定個所に所定形式にて記載されているＩＰ電話番号を抽出して、抽出したＩＰ電話番号をインターネットファクシミリ通信の発信元装置を特定するための発信元特定情報と関連付けて自装置１ＢのテーブルＴの「ＩＰ電話番号」欄に格納する。また、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａのメールアドレスも同装置１ＡのＩＰ電話番号に関連付けて、「メールアドレス」欄に格納（記憶）される。ここで送信側インターネットファクシミリ装置１Ａのメールアドレスは、電子メールＭ１の受信時に取得されるＳＭＴＰコマンド「ＭＡＩＬＦＲＯＭ：」に指定されたもの又は電子メールのメールヘッダの「Ｆｒｏｍ：」欄に指定されたものが格納されるようになっている（Ｓ５３）。
【００３３】
次いで、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａは、ＳＭＴＰコマンド「ＱＵＩＴ」をＳＭＴＰ切断要求として送出し、受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂがこれに応答して応答コード「２２１」を送出するとＳＭＴＰセッションが終了し、さらに続けて双方のインターネットファクシミリ装置１Ａ、１Ｂは、前述した終了呼制御セッションを形成してＳＩＰコネクションをも切断する（Ｓ８、Ｓ５４）。
【００３４】
一方、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａが、前記Ｓ１において相手装置のＩＰ電話番号を有していないと判断した場合（Ｓ１：ＮＯ）、前記Ｓ３においてＳＩＰコネクションが確立されなかったと判断した場合（Ｓ３：ＮＯ）、及び前記Ｓ７のＳＩＰコネクションの切断処理を行った場合は、自装置１ＡのＩＰ電話番号が電子メールの所定個所（例えばメールヘッダの「Ｆｒｏｍ：」欄）に所定形式（例えば「Ｆｒｏｍ：ＩＰＴＥＬＮＵＭ−０５０９９９９９９」等）にて記載された電子メールＭ１を生成する。そして生成した電子メールＭ１を前記Ｓ１において発呼した相手装置のＩＰ電話番号に関連付けてテーブルＴの「メールアドレス」欄に記憶している相手装置のメールアドレス宛てに（前記Ｓ１において相手装置のＩＰ電話番号を有しないと判断した場合にあっては、オペレータにより送信宛先として指定された相手装置のメールアドレス宛てに）、通常のＳＭＴＰ手順にて送信する（Ｓ９）。なお、前記発呼した相手装置のＩＰ電話番号としては、オペレータの送信操作により操作部９から入力されたものを採用するようにしてもよい。
【００３５】
受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂは、前記Ｓ９で、通常のＳＭＴＰ手順によって、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａから送出された電子メールＭ１を受信し、電子メールＭ１の所定個所に所定形式にて記載されているＩＰ電話番号を抽出して、抽出したＩＰ電話番号をインターネットファクシミリ通信の発信元装置を特定するための発信元特定情報と関連付けて自装置１ＢのテーブルＴの「ＩＰ電話番号」欄に格納する。また、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａのメールアドレスも同装置１ＡのＩＰ電話番号に関連付けて、「メールアドレス」欄に格納（記憶）される。ここで送信側インターネットファクシミリ装置１Ａのメールアドレスは、電子メールＭ１の受信時に取得されるＳＭＴＰコマンド「ＭＡＩＬＦＲＯＭ：」に指定されたもの又は電子メールのメールヘッダの「Ｆｒｏｍ：」欄に指定されたものが格納されるようになっている（Ｓ６１）。
【００３６】
受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂは、前記Ｓ５４又は前記Ｓ６１の処理を実行した後、自装置１ＢのＩＰ電話番号が電子メールの所定個所に所定形式にて記載された電子メールＭ２を生成する。そして、発信元特定情報と関連付けられてテーブルＴに記憶されている送信側インターネットファクシミリ装置１ＡのＩＰ電話番号を指定して送信側インターネットファクシミリ装置１Ａと開始呼制御セッションを形成してＳＩＰコネクションを確立し、そのコネクション上でＳＭＴＰ手順を実行する。そして、該ＳＭＴＰ手順において、前記電子メールＭ１についての受領確認の電子メール（ＤＳＮ又はＭＤＮ）として、生成した前記電子メールＭ２を送信し、終了呼制御セッションを形成して双方間のＳＩＰコネクションが切断される（Ｓ１０、Ｓ５５（又はＳ６２））。
【００３７】
前記電子メールＭ２を受信した送信側インターネットファクシミリ装置１Ａは、電子メールＭ２の所定個所に所定形式にて記載された受信側インターネットファクシミリ装置１ＢのＩＰ電話番号を抽出し、抽出したＩＰ電話番号を、自装置１ＡのテーブルＴの「メールアドレス」欄に格納されている受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂのメールアドレスに関連付けて「ＩＰ電話番号」欄に格納（記憶）する（Ｓ１１）。
【００３８】
このように、上記インターネットファクシミリ装置１Ａ、１Ｂによれば、送信側インターネットファクシミリ装置１Ａが受信側インターネットファクシミリ装置１ＢのＩＰ電話番号を把握していない場合であっても、メールアドレスを把握している場合やオペレータにより受信側インターネットファクシミリ装置１Ｂのメールアドレスが入力指定された場合には、１回メール送信を行えば、次回から自動的にＩＰ電話番号により電子メールを送信することができるようになる。
【００３９】
以下、本発明の第２の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置１８について説明する。第２の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置１８は、第１の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置１と同様の構成及び通信機能を備えるが、主にＳＩＰコネクションを確立した後に実行する処理動作が相違する。また、ＤＳＮ（ＤｅｌｉｖｅｒｙＳｔａｔｕｓＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ：ＲＦＣ１８９１等）やＭＤＮ（ＭｅｓｓａｇｅＤｉｓｐｏｓｉｔｉｏｎＮｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ：ＲＦＣ２２９８等）を利用して、送信側が送信結果や受信側の受信能力情報等を取得する、いわゆるフルモードインターネットファクシミリ通信機能をも備える。以下、図６乃至図８に示すフローチャートに基づいて詳細に説明する。なお、以下に、送信側装置１８を送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａといい、ＩＴＵ−Ｔ勧告Ｔ．３７の拡張ＳＭＴＰに対処可能な受信側装置１８を第１受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｂといい、拡張ＳＭＴＰには対処できないがＳＭＴＰに対処可能な受信側装置１８を第２受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｃという。
【００４０】
送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａのオペレータによって読取部６に送信すべき原稿がセットされ、操作部９から相手装置のメールアドレス若しくはＩＰ電話番号が指定され、又は短縮ダイヤルによりメールアドレス若しくはＩＰ電話番号が指定され、操作部９のスタートキーが押下されると、送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａは、その原稿の送信宛先のＩＰ電話番号を有するか否かを判断する（Ｓ１０１）。該判断は、第１の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置１Ａが前記Ｓ１において行う判断と同様である。
【００４１】
送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａが相手装置のＩＰ電話番号を有すると判断したときは、相手装置のＩＰ電話番号を指定して相手装置と相互に開始呼制御セッションを形成する（Ｓ１０２、Ｓ１５１）。このとき送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａは、「ＡＣＫ」を送出するまで開始呼制御セッションが実行されたときに、ＳＩＰコネクションが確立されたと判断する（Ｓ１０３：ＹＥＳ）。
【００４２】
次いで、双方装置の間で確立されたＳＩＰコネクション上で、送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａは、相手装置が拡張ＳＭＴＰに対処可能か否か(相手装置が第１受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｂであるか否か)を確認するために、ＳＭＴＰ接続要求として所定のＳＭＴＰコマンド（例えば「ＥＨＬＯ」）を送出する（Ｓ１０４）。これに対し、相手装置が第１受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｂである場合は、前記所定のＳＭＴＰコマンドに対す応答として、拡張ＳＭＴＰに対処可能であることを示す応答コード「２５０」を返信する（Ｓ１５２）。
【００４３】
そして送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａは、第１受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｂから前記応答コード「２５０」を受信したときに、相手装置が拡張ＳＭＴＰに対処可能な装置であると判断する（Ｓ１０５：拡張ＳＭＴＰ）。
【００４４】
相手から応答コード「２５０」以外の応答が帰ってきた場合、つまり、相手装置が第１受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｂではない場合には、送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａは、更にＳＭＴＰ接続要求としてＳＭＴＰコマンド「ＨＥＬＯ」を送出する（Ｓ１０４）。これに対し、相手装置がＳＭＴＰに対処可能な装置である場合（第２受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｃである場合）は、ＳＭＴＰ接続要求に対する応答として応答コード「２５０」を送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａに返信する（Ｓ１５２）。
【００４５】
そして送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａは、第２受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｃから応答コード「２５０」の返信を受信したときに、相手装置がＳＭＴＰに対処可能な装置であると判断する（Ｓ１０５：ＳＭＴＰ）。
【００４６】
一方、応答コード「２５０」の返信が無かった場合は、送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａは、相手装置がＳＩＰコネクション上でのＳＭＴＰに対処不可能、つまりＳＩＰコネクション上でのＳＭＴＰ接続に失敗したと判断し（Ｓ１０５：接続失敗）、相手装置との間で終了呼制御セッションを形成して確立されたＳＩＰコネクションを切断する（Ｓ１０６）。そして、前記Ｓ１０１において相手装置のＩＰ電話番号を有していないと判断した場合（Ｓ１０１：ＮＯ）、前記Ｓ１０３においてＳＩＰコネクションが確立されなかったと判断した場合（Ｓ１０３：ＮＯ）、又は前記Ｓ１０６のＳＩＰコネクションの切断処理を行った場合に、テーブルＴに格納されている相手装置のＩＰ電話番号（前記Ｓ１０１において発呼したＩＰ電話番号）に関連付けて記憶されているメールアドレスに対し（前記Ｓ１０１において相手装置のＩＰ電話番号を有しないと判断した場合にあっては、オペレータにより送信宛先として指定された相手装置のメールアドレスに対し）、通常のＳＭＴＰによって、相手装置へ届けるべき電子メールをフルモードインターネットファクシミリ通信にて送信する（Ｓ１０７）。なお、相手装置がフルモードインターネットファクシミリ通信に対応しない場合、つまり、ＭＤＮ等が返信されない場合や返信されたＭＤＮに相手の受信能力情報等が記載されていない場合は、シンプルモードとなる。
【００４７】
つぎに、前記Ｓ１０５において送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａが、相手装置が第１受信側インターネットファクシミリ装置（拡張ＳＭＴＰに対処可能な装置）１８Ｂであると判断した場合に、双方の装置１８Ａ、１８Ｂで実行される処理動作について説明する。図７のフローチャートに示すように、送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａは、第１受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｂとの間で形成されるＳＭＴＰセッションにおいて、ＳＭＴＰコマンド「ＭＡＩＬＦＲＯＭ：」に自装置１８ＡのＩＰ電話番号を含める（Ｓ１０８）。一方、受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｂは「ＭＡＩＬＦＲＯＭ：」に記載された送信側インターネットファクシミリ装置１ＡのＩＰ電話番号と電子メールヘッダの「ｆｒｏｍ：」欄等から取得される同装置１Ａのメールアドレスとを相互に関連付けてテーブルＴに格納（記憶）する（Ｓ１５３）。そして最後に、終了呼制御セッションが双方間で形成されてＳＭＴＰ及びＳＩＰコネクションが切断される（Ｓ１０９、Ｓ１５４）。
【００４８】
つぎに、前記Ｓ１０５において送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａが、相手装置が第２受信側インターネットファクシミリ装置（ＳＭＴＰに対処可能な装置）１８Ｃであると判断した場合に、双方の装置１８Ａ、１８Ｃで実行される処理動作について説明する。図８のフローチャートに示すように、前記Ｓ１０４の処理動作として送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａから送出されたＳＭＴＰコマンド「ＨＥＬＯ」に対して第２受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｃが応答コード「２５０」を返信した場合（Ｓ１５２）、双方装置１８Ａ、１８Ｃの間で、以下に説明する一連の電子メールのやり取りを実行する。
【００４９】
すなわち、送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａは、自装置のＩＰ電話番号を電子メールの所定個所に所定形式で記載した電子メールＭ３を生成して第２受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｃに対して送信する。これに対し第２受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｃは、電子メールＭ３の所定個所に所定形式にて記載されているＩＰ電話番号を抽出して、同電子メールＭ３の発信元特定情報と関連付けて自装置１８ＢのテーブルＴの「ＩＰ電話番号」欄に格納（記憶）する。また、発信元装置である送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａのメールアドレスをも関連付けてテーブルＴの「メールアドレス」欄に格納する。なお、送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａのメールアドレスとしては、電子メールＭ３の受信時に取得されるＳＭＴＰコマンド「ＭＡＩＬＦＲＯＭ：」に指定されたもの又は電子メールのメールヘッダの「Ｆｒｏｍ：」欄に指定されたものが格納されるようになっている（Ｓ１１０、Ｓ１５５）。次いで、双方の装置１８Ａ、１８Ｃは、終了呼制御セッションを形成してＳＭＴＰ、ＳＩＰコネクションを切断する（Ｓ１１１、Ｓ１５６）。
【００５０】
次に、第２受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｃが送信側、送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａが受信側となって、双方間で開始呼制御セッションを形成し、ＳＩＰコネクション上でＭＤＮの送信が行われる（Ｓ１１２、Ｓ１５７）。ここで実行される双方の装置の詳細な処理動作を図９のフローチャートに示す。すなわち、第２受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｃは、送信側インターネットファクシミリ装置１８ＡのＩＰ電話番号（発信元特定情報と関連付けてテーブルＴに格納されているＩＰ電話番号）を指定して発呼を行い、双方装置１８Ａ、１８Ｃの間で開始呼制御セッションが形成され（Ｓ２０１、Ｓ２５１）、第２受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｃが送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａに対して、ＳＭＴＰ接続を要求してＳＭＴＰセッションが開始される（Ｓ２０２、Ｓ２５２）。そしてＳＭＴＰセッションの中で第２受信側インターネットファクシミリ装置１Ｃは、自装置１８Ｃの受信能力等が含まれる電子メール（ＭＮＤ）を送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａに対して送信し、送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａはこれを受信する（Ｓ２０３、Ｓ２５３）。そして最後に、双方の装置１８Ａ、１８Ｃは、終了呼制御セッションを形成してＳＭＴＰ、ＳＩＰコネクションを切断する（Ｓ２０４、Ｓ２５４）。
【００５１】
つぎに、送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａは、相手の受信能力情報に応じたフォーマットの画データを保持しているオリジナル画データ（自身の最高読み取り能力によって読み取ったフォーマットの画データ）から生成しこれを添付した電子メールを生成する。そして、送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａは、前記Ｓ１０２、Ｓ１０４の処理動作を実行する一方、第２受信側インターネットファクシミリ装置１８Ｃは前記Ｓ１５１、Ｓ１５２の処理動作を実行することにより、ＳＩＰコネクションを確立し、その上でＳＭＴＰセッションを開始して、生成した前記電子メールを送信する。そして、双方の装置１８Ａ、１８Ｃは、終了呼制御セッションを形成してＳＭＴＰ、ＳＩＰコネクションを切断する（Ｓ１１３、Ｓ１５８）。
【００５２】
最後に、送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａと第２受信側インターネットファクシミリ装置１Ｃは、前記Ｓ２０１、Ｓ２０２、Ｓ２５１、Ｓ２５２の処理動作と同様の処理動作を相互に実行してＳＩＰコネクションを確立するとともに、ＳＭＴＰセッションを開始し、その上で、第２受信側インターネットファクシミリ装置１Ｃは、受領確認の電子メールの送信を行う。そして送信側インターネットファクシミリ装置１８Ａがこれを受信すると、再び双方の装置１８Ａ、１８Ｃは、終了呼制御セッションを形成してＳＭＴＰ、ＳＩＰコネクションを切断して一連の動作を終了する（Ｓ１１４、Ｓ１５９）。
【００５３】
請求項１に記載の通信端末装置によれば、呼制御プロトコルによるコネクションを確立できるかどうかを判断した上でその後の処理が決定されるので、所定の呼制御プロトコルに対応していない相手先へＩＰ電話を掛けたような場合でも適切な処理を行うことが可能である。また、ＩＰ電話番号により指定した相手装置と所定のプロトコルによってコネクションを確立できない場合であっても、通常の電子メール送信によって画データ等のデータを送信することがかのうである。さらに、ＩＰ電話番号により指定した相手装置と所定の呼制御プロトコルによってコネクションを確立できない場合であっても、記憶手段が記憶しているメールアドレスへ通常のメール送信によって自動的に画データ等のデータが送信されるので、ユーザにとっては、相手装置とのＩＰ電話通信が成功したか否かの確認を行う手間が省かれるという利点がある。
【００５６】
請求項２に記載の通信端末装置によれば、相手装置に自装置のＩＰ電話番号を通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置（通信端末装置）の構成例を示した図である。
【図２】テーブルの一例を示した図である。
【図３】本発明の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置（通信端末装置）においてＳＩＰ（呼制御プロトコル）により形成されるセッションの一例を示したシーケンス図である。
【図４】本発明の第１の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置（通信端末装置）において電子メールが送信される際に実行される処理動作のフローチャートである。
【図５】本発明の第１の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置（通信端末装置）において電子メールが送信される際に実行される処理動作のフローチャートである。
【図６】本発明の第２の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置（通信端末装置）において電子メールが送信される際に実行される処理動作のフローチャートである。
【図７】本発明の第２の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置（通信端末装置）において電子メールが送信される際に実行される処理動作のフローチャートであって、受信側装置が第１の受信側インターネットファクシミリ装置である場合のフローチャートである。
【図８】本発明の第２の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置（通信端末装置）において電子メールが送信される際に実行される処理動作のフローチャートであって、受信側装置が２受信側インターネットファクシミリ装置である場合のフローチャートである。
【図９】図８のフローチャートの一部の処理動作を詳細に示したフローチャートである。
【符号の説明】
Ｔテーブル（記憶手段）
Ｍ１、Ｍ３電子メール
Ｍ２受領確認の電子メール
１、１８インターネットファクシミリ装置（通信端末装置）
１Ａ、１８Ａ送信側インターネットファクシミリ装置（通信端末装置）
１Ｂ、１８Ｂ受信側インターネットファクシミリ装置（通信端末装置）
２ＣＰＵ
３ＲＡＭ
４ＲＯＭ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a communication terminal apparatus that transmits image data, text data, and the like using an IP (Internet Protocol) network as a data transmission path.
[0002]
[Prior art]
In recent years, IP telephone communication for making calls using the IP network and IP facsimile communication for making facsimiles using the IP network are becoming widespread. Further, a so-called multi-function machine has been developed in which the communication function using the plurality of IP networks, the conventionally used electronic mail communication function, G3 facsimile communication, and the like are integrated into one apparatus. As a communication function using the IP network, for example, as disclosed in Patent Document 1, an IP telephone communication function and an ITU-T recommendation T.264. There is a communication terminal device that has an IP facsimile communication function conforming to No. 38 and can simultaneously perform transmission and reception by IP telephone communication and IP facsimile communication.
[0003]
When IP telephone communication or IP facsimile communication is performed, a part corresponding to processing control performed by the exchange in the general public network, such as call of the other party and management of a call, is performed by a call control protocol. The call control protocol includes H.264. H.323 and SIP (Session Initiation Protocol; RFC2543) are widely used. In particular, since SIP is a call control protocol that only establishes, changes, and terminates a session and does not care about the contents of the session, it is not limited to the above-described IP telephone communication and IP facsimile communication, but is also an SMTP (Simple Mail Transfer Protocol). Various communication procedures such as HTTP (Hypertext Transfer Protocol) can be executed on the connection established between the calling side and the called side. Therefore, according to SIP, there is an advantage that communication terminals on the transmission side and the reception side can directly exchange data in real time with each other.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-101256 (page 3-5, FIG. 2)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, data communication after establishing a connection with a partner device using a call control protocol requires an IP telephone number as information for identifying the partner, and stores the facsimile number or mail address of the partner device. However, real-time data communication cannot be performed on the above-described call control protocol unless the IP telephone number is known.
[0006]
The present invention has been made in view of such a problem, and in a communication terminal device having both an electronic mail communication means and a communication means using an IP network, when the IP telephone number of the counterpart device is not grasped, It is an object of the present invention to provide a communication terminal apparatus that performs data processing using a call control protocol by performing a predetermined processing operation for acquiring an IP telephone number of a partner apparatus.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above object, claim 1 is provided.InThe communication terminal device described isStorage means for storing the IP telephone number and the mail address in association with each other;A connection establishing means for establishing a connection with a partner device designated by an IP telephone number by a call control protocol, and sending an e-mail to the partner device over the connection;Directly in real time with SMTP procedure over LAN and IP networkA transmission means for transmitting, a determination means for determining whether or not the connection establishment by the connection establishment means is successful,If the determination means determines that the connection has failed, the mail address stored in the storage means in association with the IP telephone number of the counterpart device is indirectly transferred through the transfer processing between SMTP servers. Means for transmitting an e-mail to be transmitted to the counterpart device via a LAN and an IP network;It is characterized by having.
[0010]
  Claim2The communication terminal device according to claim1The communication terminal device according to the present invention is characterized by comprising IP telephone number transmission means for transmitting the IP telephone number of its own device in the electronic mail transmission processing.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, as an example of the communication terminal apparatus according to the first embodiment of the present invention, an Internet facsimile apparatus that transmits electronic mail through an IP network will be described. For convenience of explanation later, an Internet facsimile machine serving as a transmission side is referred to as a “transmission-side Internet facsimile machine”, and an Internet facsimile machine serving as a reception side is referred to as a “reception-side Internet facsimile machine”. FIG. 1 shows a configuration example of the Internet facsimile machine 1. That is, these Internet facsimile machines 1 and 1A include a CPU (central processing unit) 2, a RAM (random access memory) 3, a ROM (read only memory) 4, a codec 5, a reading unit 6, a recording unit 7, an operation unit 9, And each of the units 2 to 10 are communicably connected by a bus 11.
[0015]
The CPU 2 controls each part constituting the Internet facsimile machine 1 according to a predetermined program. The RAM 3 functions as a storage unit that stores image data, various setting information, a table T that will be described later, and a storage unit for various data that are temporarily accumulated. The ROM 4 stores various programs for the CPU 2 to control the operation of each part of the Internet facsimile machine 1.
[0016]
As shown in FIG. 2, the table T includes a “abbreviated number” field for storing an abbreviated number designated when using the abbreviated dial function, an “destination” field for storing the name of the other party, and an IP phone number of the other apparatus The “IP phone number” field for storing the mail address and the “mail address” field for storing the mail address of the partner apparatus, and the information stored in the same record are stored in association with each other. For example, the information stored in the same record, the abbreviated number “002”, the communication partner name “efg company”, the IP telephone number “050-123456” and the mail address “efg@xxx.com” They are stored in association with each other in the table T. Note that editing, addition, and deletion of information in the table T can be freely performed by a predetermined operation from the operation unit 9 by the operator.
[0017]
The codec 5 performs encoding / decoding in a format corresponding to the communication procedure to be used. For example, image data is encoded and decoded in accordance with a TIFF (Tagged Image File Format) format that is an image format attached to an e-mail transmitted and received by SMTP.
[0018]
The reading unit 6 reads image data of a document and generates black and white binary image data. The recording unit 7 is made of, for example, an electrophotographic system, and records received image data on a recording sheet.
[0019]
The operation unit 9 includes a display 9a for displaying information on the status of the Internet facsimile machine 1 and 1A, various screens, an input key 9b for inputting various information such as an IP telephone number and a mail address, and the like. Is performed from the operation unit 9.
[0020]
The LAN interface 10 is an interface with a LAN (Local Area Network) 12 and connects the Internet facsimile machine 1 to the LAN 12 so as to be communicable. The LAN 12 is provided with a router 13 so that the Internet facsimile apparatus 1 can directly perform data communication in real time through the router 13 using a call control protocol described later with a counterpart apparatus 15 in the IP network 14. It has become.
[0021]
The Internet facsimile apparatus 1 having the above-described configuration is equipped with UDP / IP (User Datagram Protocol / Internet Protocol) and SIP, and further, a partner apparatus (receiving-side Internet facsimile apparatus 1B) designated by an IP telephone number. ) And a SIP connection (hereinafter referred to as “SIP connection”) and a function of transmitting an electronic mail by SMTP. In addition, normal e-mail transmission / reception means, that is, instead of directly exchanging e-mail with the other party by executing the SMTP procedure after establishing a SIP connection, e-mail transfer processing between each SMTP server is performed. It also includes means for indirectly sending and receiving e-mail with the other party.
[0022]
FIG. 3 shows a sequence diagram of a session formed when the transmitting-side Internet facsimile machine 1A transmits an e-mail to the receiving-side Internet facsimile machine 1B serving as the partner apparatus 15 using SIP. The transmitting-side Internet facsimile machine 1A designates the receiving-side Internet facsimile machine 1B in which the same configuration and UDP / IP, SIP, SMTP, and the like are implemented by an IP telephone number. In response to this, the receiving-side Internet facsimile machine 1B forms a call control session with the sending-side Internet facsimile machine 1A, which is the transmission source device that calls the own device 1B, establishes a SIP connection, and establishes a media session on the SIP connection. Form. After the media session ends, a call control session is formed again to disconnect the communication.
[0023]
Here, each session will be described. When an IP telephone number is input from the operation unit 9 by the operator in the Internet facsimile apparatus 1 and a predetermined transmission operation is performed, the transmitting-side Internet facsimile apparatus 1A sends the IP of the receiving-side Internet facsimile apparatus (partner apparatus) 1B to the SIP server 17. A call to the other party is requested by "INVITE" designating a telephone number (T1). Receiving this, the SIP server 17 obtains the IP address of the IP telephone number designated from the transmitting-side Internet facsimile machine 1A by inquiring a location server (not shown) having IP phone number / IP address correspondence information. Then, a call is made by sending “INVITE” to the counterpart apparatus 15 specified from the acquired IP address. At this time, the SIP server 17 sends a signal “RINGING” to the sending Internet facsimile machine 1A indicating that the receiving internet facsimile machine 1B is being called (R1).
[0024]
When the receiving side Internet facsimile machine 1B called by the SIP server 17 responds to the call, it sends a success response code “200” for “INVITE” to the SIP server 17. The SIP server 17 that has received the success response code “200” similarly sends the success response code “200” to the transmitting-side Internet facsimile machine 1A (R2). Next, the transmitting-side Internet facsimile machine 1A sends “ACK” indicating that the success response code has been received to the SIP server 17 (T2), and the SIP server 17 that has received this sends it to the receiving-side Internet facsimile machine 1B. Similarly, “ACK” is transmitted to establish a SIP connection between the transmitting-side Internet facsimile machine 1A and the receiving-side Internet facsimile machine 1B, thereby forming a communication state in which various communication procedures can be executed.
[0025]
Various media sessions can be created by both devices on the established SIP connection. For example, as shown in the figure, before executing a communication procedure (communication protocol such as SMTP or HTTP) on both sides, the sending Internet facsimile machine 1A requests to present a communication procedure that can be handled by the receiving Internet facsimile machine 1B. When the predetermined command is transmitted (T3), the receiving-side Internet facsimile machine 1B responds to this by executing a processing operation for presenting information about communication procedures that can be handled by the own apparatus 1B to the transmitting-side Internet facsimile machine 1A. (R3). The transmitting-side Internet facsimile machine 1A notifies the receiving-side Internet facsimile machine 1B in advance of the communication procedure to be used before starting the communication procedure (T4). After prompting the preparation for reception, the notified communication procedure is started, and the transmission of e-mail, HTML file, etc. is established by SMTP, HTTP or the like over the SIP connection (T5).
[0026]
After completing the communication procedure (T6), the transmitting-side Internet facsimile machine 1A sends “BYE” requesting disconnection of the SIP connection to the SIP server 17 (T7). “BYE” is sent to the facsimile machine 1B. When the SIP server 17 receives the success response code “200” from the receiving-side Internet facsimile machine 1B, the SIP server 17 also sends the success response code “200” to the sending-side Internet facsimile machine 1A (R4), and a series of sessions. End (disconnect communication).
[0027]
The transmitting-side Internet facsimile machine 1A that establishes the call control session and the media session as described above and transmits and receives data determines whether or not the call control connection (SIP connection) is successful, A process to be subsequently executed is determined based on the result. Hereinafter, communication processing operations executed by the transmitting-side Internet facsimile machine 1A and the receiving-side Internet facsimile machine 1B will be described in detail with reference to the flowcharts shown in FIGS. The operations of the Internet facsimile machines 1A and 1B described based on this flowchart are performed according to instructions issued by the CPU 2 based on the control program stored in the ROM 4, respectively.
[0028]
A document to be transmitted to the reading unit 6 is set by the operator of the transmitting side Internet facsimile machine 1A, and the mail address or IP telephone number of the partner apparatus is designated from the operation unit 9, or the mail address or IP telephone number is designated by speed dial. Then, when the start key of the operation unit 9 is pressed, the transmitting-side Internet facsimile machine 1A determines whether or not it has the IP telephone number of the transmission destination of the document (S1). Specifically, when an IP telephone number is designated and input, the IP telephone number is held in a predetermined area of the RAM 3 until transmission processing is performed. When the destination is designated, if the IP telephone number is stored in the table T in association with the designated abbreviated number or mail address, it is determined that the destination has the IP telephone number.
[0029]
When it is determined that the partner apparatus has the IP telephone number, the processing operation for establishing the SIP connection with the partner apparatus, that is, the above-described call control session (hereinafter referred to as “starting call control session”) is executed (S2: T1, T2, etc.). On the other hand, in response to the processing operation of the sender Internet facsimile machine 1A, the receiver Internet facsimile machine 1B also executes a process operation for forming a call control session (S51: R2). A connection is established.
[0030]
The sending-side Internet facsimile machine 1A determines that the SIP connection is established when a call control session for establishing the SIP connection is formed and the session is executed until “ACK” is transmitted (S3: YES). Then, an SMTP command “HELO” is transmitted on the established SIP connection to request the SMTP connection to the partner apparatus (S4). On the other hand, if the receiving side Internet facsimile apparatus 1B receives the SMTP connection request, the apparatus 1B returns the SMTP response code “250” in response to the SMTP connection request of the transmitting side Internet facsimile apparatus 1A (S52).
[0031]
When the sender's Internet facsimile machine 1A receives the SMTP response code “250” from the receiver's Internet facsimile machine 1B, it is determined that SMTP transmission to the partner apparatus 1B is possible and the SMTP response code is not received. Determines that SMTP transmission to the partner apparatus 1B is not possible (S5). If it is determined that SMTP transmission to the partner apparatus 1B is possible, the image data of the document is attached, and the IP telephone number of the apparatus 1 is in a predetermined location of the e-mail (for example, “From:” column of the mail header). An e-mail M1 described in a predetermined format (for example, “From: IPTELNUM-050999999”) is generated and transmitted to the receiving-side Internet facsimile machine 1 by the SMTP procedure (S6). If it is determined that SMTP transmission to the partner apparatus 1B is not possible, the call control session (T7 to R4; hereinafter referred to as “end call control session”) for disconnecting the SIP connection described above is communicated with the partner apparatus 1B. And the SIP connection is disconnected (S7).
[0032]
On the other hand, the receiving-side Internet facsimile machine 1B receives the e-mail M1 sent from the sending-side Internet facsimile machine 1A by the SMTP procedure in S6, and is described in a predetermined format at a predetermined location of the e-mail M1. The IP phone number is extracted, and the extracted IP phone number is stored in the “IP phone number” column of the table T of the own device 1B in association with the source specifying information for specifying the source device of the Internet facsimile communication. Further, the mail address of the sending side Internet facsimile machine 1A is also stored (stored) in the “mail address” column in association with the IP telephone number of the same apparatus 1A. Here, the mail address of the sender's Internet facsimile machine 1A is specified in the SMTP command “MAIL FROM:” acquired when the electronic mail M1 is received or in the “From:” column of the mail header of the electronic mail. Things are stored (S53).
[0033]
Next, the transmitting-side Internet facsimile machine 1A sends the SMTP command “QUIT” as an SMTP disconnection request. When the receiving-side Internet facsimile machine 1B sends a response code “221” in response to this, the SMTP session is terminated. Subsequently, both Internet facsimile machines 1A and 1B form the above-described termination call control session and also disconnect the SIP connection (S8 and S54).
[0034]
On the other hand, if the transmitting-side Internet facsimile machine 1A determines that it does not have the IP telephone number of the partner apparatus in S1 (S1: NO), it determines that the SIP connection is not established in S3 (S3: NO), and when the SIP connection disconnection process of S7 is performed, the IP telephone number of the device 1A is in a predetermined format (for example, “From:” in the “From:” column of the mail header). IPTELNUM-050999999 "etc.) is generated. Then, the generated electronic mail M1 is associated with the IP telephone number of the partner apparatus that made the call in S1 and addressed to the mail address of the partner apparatus stored in the “mail address” column of the table T (the IP address of the partner apparatus in S1). If it is determined that it does not have a telephone number, it is transmitted by a normal SMTP procedure (to the mail address of the partner apparatus designated as the transmission destination by the operator) (S9). Note that the IP telephone number of the partner apparatus that made the call may be the one input from the operation unit 9 by the transmission operation of the operator.
[0035]
In S9, the receiving-side Internet facsimile machine 1B receives the electronic mail M1 sent from the transmitting-side Internet facsimile machine 1A by a normal SMTP procedure, and is described in a predetermined format at a predetermined location of the electronic mail M1. The IP phone number is extracted, and the extracted IP phone number is stored in the “IP phone number” column of the table T of the own device 1B in association with the source specifying information for specifying the source device of the Internet facsimile communication. Further, the mail address of the sending side Internet facsimile machine 1A is also stored (stored) in the “mail address” column in association with the IP telephone number of the same apparatus 1A. Here, the mail address of the sender's Internet facsimile machine 1A is specified in the SMTP command “MAIL FROM:” acquired when the electronic mail M1 is received or in the “From:” column of the mail header of the electronic mail. Things are stored (S61).
[0036]
After executing the processing of S54 or S61, the receiving-side Internet facsimile machine 1B generates an electronic mail M2 in which the IP telephone number of the local apparatus 1B is described in a predetermined format at a predetermined location of the electronic mail. Then, by specifying the IP telephone number of the sender Internet facsimile machine 1A stored in the table T in association with the sender identification information, a start call control session is formed with the sender Internet facsimile machine 1A to establish a SIP connection. And execute the SMTP procedure on the connection. In the SMTP procedure, the generated e-mail M2 is transmitted as an e-mail (DSN or MDN) for confirming the receipt of the e-mail M1, and an end call control session is formed to disconnect the SIP connection between the two. (S10, S55 (or S62)).
[0037]
The transmitting-side Internet facsimile machine 1A that has received the electronic mail M2 extracts the IP telephone number of the receiving-side Internet facsimile machine 1B described in a predetermined format at a predetermined location of the electronic mail M2, and extracts the extracted IP telephone number as It is stored (stored) in the “IP telephone number” field in association with the mail address of the receiving Internet facsimile machine 1B stored in the “mail address” field of the table T of the own apparatus 1A (S11).
[0038]
As described above, according to the Internet facsimile machines 1A and 1B, even if the sending Internet facsimile machine 1A does not know the IP telephone number of the receiving Internet facsimile machine 1B, it knows the mail address. If the mail address of the receiving-side Internet facsimile machine 1B is input and designated by the operator, the e-mail can be automatically sent from the next time by sending the mail once. .
[0039]
The Internet facsimile machine 18 according to the second embodiment of the present invention will be described below. The Internet facsimile machine 18 according to the second embodiment has the same configuration and communication function as those of the Internet facsimile machine 1 according to the first embodiment, but the processing operation that is mainly executed after the SIP connection is established. Is different. In addition, a so-called full-mode Internet facsimile communication function is available in which the transmission side uses the DSN (Delivery Status Notification: RFC1891 etc.) or the MDN (Message Disposition Notification: RFC2298 etc.) to acquire the transmission result, the reception capability information on the reception side, etc. Also equipped. Hereinafter, a detailed description will be given based on the flowcharts shown in FIGS. Hereinafter, the transmission side device 18 is referred to as a transmission side Internet facsimile machine 18A, and the ITU-T recommendation T.30. The receiving side device 18 that can cope with the extended SMTP 37 is called a first receiving side Internet facsimile machine 18B, and the receiving side device 18 that can deal with the extended SMTP but can cope with the SMTP is called a second receiving side Internet facsimile machine 18C. .
[0040]
A manuscript to be transmitted to the reading unit 6 is set by the operator of the transmitting-side Internet facsimile machine 18A, and the mail address or IP telephone number of the partner apparatus is designated from the operation unit 9, or the mail address or IP telephone number is designated by speed dial. When the start key of the operation unit 9 is pressed, the transmitting-side Internet facsimile machine 18A determines whether or not it has an IP telephone number of the transmission destination of the original (S101). This determination is the same as the determination performed by the Internet facsimile machine 1A according to the first embodiment in S1.
[0041]
When it is determined that the sending side Internet facsimile machine 18A has the IP telephone number of the partner apparatus, the IP telephone number of the partner apparatus is designated to form a start call control session with the partner apparatus (S102, S151). At this time, the transmitting-side Internet facsimile machine 18A determines that the SIP connection is established when the start call control session is executed until “ACK” is transmitted (S103: YES).
[0042]
Next, on the SIP connection established between the two devices, the transmitting-side Internet facsimile machine 18A determines whether or not the partner device can cope with the extended SMTP (whether or not the partner device is the first receiver-side Internet facsimile device 18B). Is sent as a SMTP connection request (for example, “EHLO”) (S104). On the other hand, when the partner apparatus is the first receiving side Internet facsimile machine 18B, a response code “250” indicating that the extended SMTP can be handled is returned as a response to the predetermined SMTP command (S152). ).
[0043]
When the transmission side Internet facsimile machine 18A receives the response code “250” from the first reception side internet facsimile machine 18B, the transmission side internet facsimile machine 18A determines that the counterpart device is a device capable of handling the extended SMTP (S105: extended SMTP). ).
[0044]
When a response other than the response code “250” is returned from the partner, that is, when the partner device is not the first receiving side Internet facsimile machine 18B, the sending side Internet facsimile machine 18A further sends an SMTP command as an SMTP connection request. “HELO” is transmitted (S104). On the other hand, when the partner device is a device capable of handling SMTP (when it is the second receiving-side Internet facsimile machine 18C), a response code “250” is sent to the sending-side Internet facsimile machine 18A as a response to the SMTP connection request. A reply is made (S152).
[0045]
Then, when receiving the reply with the response code “250” from the second receiving-side Internet facsimile machine 18C, the sending-side Internet facsimile machine 18A determines that the partner apparatus is a device that can handle SMTP (S105: SMTP). .
[0046]
On the other hand, if the reply code “250” is not returned, the transmitting-side Internet facsimile machine 18A determines that the partner apparatus cannot cope with the SMTP over the SIP connection, that is, the SMTP connection over the SIP connection has failed. Then (S105: connection failure), an end call control session is formed with the partner apparatus to disconnect the established SIP connection (S106). Then, when it is determined in S101 that it does not have the IP phone number of the partner device (S101: NO), when it is determined that the SIP connection is not established in S103 (S103: NO), or the SIP of S106 When the connection disconnection process is performed, the mail address stored in association with the IP telephone number (the IP telephone number called in S101) stored in the table T is stored (in S101, the partner). If it is determined that the device does not have the IP telephone number, the full-mode Internet sends an e-mail to be delivered to the partner device by normal SMTP (to the mail address of the partner device designated as the transmission destination by the operator). Transmission is performed by facsimile communication (S107). It should be noted that when the partner apparatus does not support full mode Internet facsimile communication, that is, when the MDN or the like is not returned or when the receiver's reception capability information or the like is not described in the returned MDN, the simple mode is set.
[0047]
Next, in S105, when the transmitting-side Internet facsimile machine 18A determines that the partner apparatus is the first receiving-side Internet facsimile machine (apparatus capable of dealing with the extended SMTP) 18B, it is executed by both apparatuses 18A and 18B. The processing operation will be described. As shown in the flowchart of FIG. 7, the transmitting-side Internet facsimile machine 18A receives the IP telephone of its own apparatus 18A in the SMTP command “MAIL FROM:” in the SMTP session formed with the first receiving-side Internet facsimile machine 18B. A number is included (S108). On the other hand, the receiving-side Internet facsimile machine 18B has the IP telephone number of the sending-side Internet facsimile machine 1A described in “MAIL FROM:” and the mail address of the same machine 1A obtained from the “from:” column of the e-mail header. Are stored (stored) in the table T in association with each other (S153). Finally, an end call control session is formed between both parties, and the SMTP and SIP connections are disconnected (S109, S154).
[0048]
Next, in S105, when the transmitting-side Internet facsimile machine 18A determines that the partner apparatus is the second receiving-side Internet facsimile machine (apparatus capable of dealing with SMTP) 18C, it is executed by both apparatuses 18A and 18C. The processing operation will be described. As shown in the flowchart of FIG. 8, the second receiving-side Internet facsimile machine 18C returns a response code “250” to the SMTP command “HELO” sent from the sending-side Internet facsimile machine 18A as the processing operation of S104. In the case (S152), a series of electronic mail exchanges described below is executed between the two devices 18A and 18C.
[0049]
That is, the transmitting-side Internet facsimile machine 18A generates an e-mail M3 in which the IP telephone number of its own apparatus is described in a predetermined format at a predetermined location of the e-mail and transmits it to the second receiving-side Internet facsimile machine 18C. On the other hand, the second receiving-side Internet facsimile machine 18C extracts the IP telephone number described in a predetermined format at a predetermined location of the electronic mail M3 and associates it with the sender identification information of the electronic mail M3. It is stored (stored) in the “IP telephone number” column of the table T of 18B. Further, the mail address of the sender Internet facsimile machine 18A, which is the transmission source apparatus, is also associated and stored in the “mail address” column of the table T. Note that the mail address of the sender Internet facsimile machine 18A is specified in the SMTP command “MAIL FROM:” acquired when the electronic mail M3 is received or in the “From:” column of the mail header of the electronic mail. Are stored (S110, S155). Next, both devices 18A and 18C form an end call control session and disconnect the SMTP and SIP connections (S111 and S156).
[0050]
Next, the second receiving-side Internet facsimile machine 18C becomes the transmitting side, and the sending-side Internet facsimile machine 18A becomes the receiving side to form a start call control session between them, and the MDN is transmitted over the SIP connection ( S112, S157). The detailed processing operation of both apparatuses executed here is shown in the flowchart of FIG. That is, the second receiving-side Internet facsimile machine 18C makes a call by designating the IP telephone number of the transmitting-side Internet facsimile machine 18A (the IP telephone number stored in the table T in association with the caller identification information), A start call control session is formed between the two devices 18A and 18C (S201, S251), and the second receiving-side Internet facsimile machine 18C requests an SMTP connection to the sending-side Internet facsimile machine 18A to start the SMTP session. (S202, S252). Then, in the SMTP session, the second receiving-side Internet facsimile machine 1C transmits an electronic mail (MND) including the receiving capability of the own apparatus 18C to the transmitting-side Internet facsimile machine 18A, and the transmitting-side Internet facsimile machine 18A. Receives this (S203, S253). Finally, both devices 18A and 18C form an end call control session and disconnect the SMTP and SIP connections (S204 and S254).
[0051]
Next, the transmitting Internet facsimile machine 18A generates the original image data (image data of the format read by its own maximum reading capability) holding the image data of the format corresponding to the receiving capability information of the other party, and generates this. Generate an attached email. The transmitting-side Internet facsimile machine 18A executes the processing operations of S102 and S104, while the second receiving-side Internet facsimile machine 18C executes the processing operations of S151 and S152, thereby establishing a SIP connection. Then, an SMTP session is started and the generated electronic mail is transmitted. Then, both apparatuses 18A and 18C form an end call control session and disconnect the SMTP and SIP connections (S113 and S158).
[0052]
Finally, the sending-side Internet facsimile machine 18A and the second receiving-side Internet facsimile machine 1C mutually execute the same processing operations as the processing operations of S201, S202, S251, and S252 to establish a SIP connection, and SMTP The session is started, and then the second receiving-side Internet facsimile machine 1C transmits an e-mail for confirmation of receipt. When the transmitting Internet facsimile machine 18A receives this, both the machines 18A and 18C again form a termination call control session, disconnect the SMTP and SIP connections, and terminate the series of operations (S114 and S159).
[0053]
  According to the communication terminal device of the first aspect, since it is determined whether or not the connection by the call control protocol can be established and the subsequent processing is determined, the communication terminal device to the other party that does not support the predetermined call control protocol Appropriate processing can be performed even when an IP phone is placed.In addition, even when a connection cannot be established with a partner apparatus designated by an IP telephone number by a predetermined protocol, data such as image data can be transmitted by ordinary electronic mail transmission. In addition, even when a connection cannot be established with a partner device designated by an IP telephone number by a predetermined call control protocol, data such as image data is automatically transmitted by normal mail transmission to the mail address stored in the storage means. Therefore, there is an advantage for the user that the trouble of confirming whether or not the IP telephone communication with the counterpart device is successful can be saved.
[0056]
  Claim2According to the described communication terminal apparatus, it is possible to notify the partner apparatus of the IP telephone number of the own apparatus.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration example of an Internet facsimile apparatus (communication terminal apparatus) according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an example of a table.
FIG. 3 is a sequence diagram showing an example of a session formed by SIP (call control protocol) in the Internet facsimile apparatus (communication terminal apparatus) according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart of processing operations executed when an electronic mail is transmitted in the Internet facsimile apparatus (communication terminal apparatus) according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart of processing operations executed when an electronic mail is transmitted in the Internet facsimile apparatus (communication terminal apparatus) according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a flowchart of processing operations executed when an electronic mail is transmitted in the Internet facsimile apparatus (communication terminal apparatus) according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a flowchart of processing operations executed when an e-mail is transmitted in the Internet facsimile apparatus (communication terminal apparatus) according to the second embodiment of the present invention. It is a flowchart in the case of a receiving-side Internet facsimile machine.
FIG. 8 is a flowchart of processing operations executed when an e-mail is transmitted in the Internet facsimile apparatus (communication terminal apparatus) according to the second embodiment of the present invention. It is a flowchart in the case of an Internet facsimile machine.
FIG. 9 is a flowchart showing in detail a part of the processing operation of the flowchart of FIG. 8;
[Explanation of symbols]
T table (storage means)
M1, M3 email
M2 confirmation email
1,18 Internet facsimile machine (communication terminal equipment)
1A, 18A Sending side Internet facsimile machine (communication terminal equipment)
1B, 18B Receiving side Internet facsimile machine (communication terminal equipment)
2 CPU
3 RAM
4 ROM

Claims

Storage means for associating and storing an IP telephone number and a mail address; connection establishing means for establishing a connection with a counterpart apparatus designated by an IP telephone number by a call control protocol; and sending an e-mail to the counterpart apparatus over the connection Whether the transmission means for directly transmitting in real time by the SMTP ( Simple Mail Transfer Protocol ) procedure via a LAN (Local Area Network) and an IP (Internet Protocol) network, and whether the connection establishment by the connection establishment means has succeeded And when the determination unit determines that the connection has failed, the SMTP server is connected to the mail address stored in the storage unit in association with the IP telephone number of the counterpart device. Indirectly through the transfer process of Means for transmitting an electronic mail to be transmitted to a device via a LAN and an IP network .

2. The communication terminal apparatus according to claim 1, further comprising an IP telephone number transmitting unit that transmits the IP telephone number of the own apparatus in the electronic mail transmission process.