JP3848143B2 - Toilet seat device - Google Patents
Toilet seat device Download PDFInfo
- Publication number
- JP3848143B2 JP3848143B2 JP2001367127A JP2001367127A JP3848143B2 JP 3848143 B2 JP3848143 B2 JP 3848143B2 JP 2001367127 A JP2001367127 A JP 2001367127A JP 2001367127 A JP2001367127 A JP 2001367127A JP 3848143 B2 JP3848143 B2 JP 3848143B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- operation unit
- switch operation
- toilet seat
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトイレ使用の際に作動する機器を操作するスイッチを有する便座装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、便座装置として、便器に装備される基部と、基部に揺動可能に設けられた便座とを備え、更に、人体の尻の局部を洗浄する洗浄水を噴出するノズルを備えたものが提供されている(実開平1−176184号公報等)。この便座装置によれば、便座に着座する使用者の側方に位置するようにスイッチハウジングとして機能する保持部が基部から固定状態で延設されており、この保持部には、人体の局部を洗浄するノズルを操作するためのスイッチの他に、他の複数のスイッチも装備されているのが一般的である。
【0003】
例えば、人体の尻の局部を洗浄するノズル、人体の女性局部を洗浄するノズル、温風を生成する温風発生装置、便座を加熱する便座ヒータ等が機器として搭載されている便座装置の場合には、尻の局部洗浄用のノズルを作動させるスイッチの他に、女性局部洗浄用のノズルを作動させるスイッチ、温風発生装置を作動させるスイッチ、便座ヒータを作動させるスイッチ等も、他の機能を果たすスイッチと共に同様の場所に並べて装備されているのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した便座装置によれば、トイレ使用の際に作動する機器を操作するスイッチの操作性が更に向上していることが好ましい。
【0005】
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、トイレ使用の際に作動する機器を操作するスイッチの操作性が更に向上すると共に、スイッチ操作部が邪魔になることを抑制した便座装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る便座装置は、便器に装備され保持部を有する基部と、基部に揺動可能に設けられた便座と、トイレ使用の際に作動する機器を操作するスイッチを有するスイッチ操作部とを具備する便座装置において、
スイッチ操作部は、使用者が操作可能なスイッチ使用位置とスイッチ使用位置に対して退避するスイッチ退避位置とに変更可能に、基部の保持部に設けられており、スイッチ操作部は、基部の保持部に枢支部を介して折り畳み可能及び展開可能に設けられており、折り畳み時にスイッチ操作部はスイッチ退避位置となり、
展開時にスイッチ操作部はスイッチ使用位置となり、スイッチ操作部がスイッチ退避位置に変更されたとき、スイッチ操作部が基部の保持部に重なり合い、且つ、
スイッチ操作部がスイッチ使用位置に変更されたとき、スイッチ操作部は便座から離間するように外方に向くことを特徴とするものである。
第2発明に係る便座装置は、便器に装備され保持部を有する基部と、基部に揺動可能に設けられた便座と、トイレ使用の際に作動する機器を操作するスイッチを有するスイッチ操作部とを具備する便座装置において、
スイッチ操作部は、使用者が操作可能なスイッチ使用位置とスイッチ使用位置に対して退避するスイッチ退避位置とに変更可能に、基部の保持部に設けられており、
スイッチ操作部は、基部の保持部に枢支部を介して折り畳み可能及び展開可能に設けられており、
折り畳み時にスイッチ操作部はスイッチ退避位置となり、
展開時にスイッチ操作部はスイッチ使用位置となり、
スイッチ操作部がスイッチ退避位置に変更されたとき、スイッチ操作部が基部の保持部に重なり合い、且つ、スイッチ操作部がスイッチ使用位置に変更されたとき、スイッチ操作部は斜め上向きに配置されると共に、スイッチ操作部がスイッチ退避位置に変更されたとき、スイッチ操作部のスイッチは下向きに配置されることを特徴とするものである。
【0007】
スイッチを使用する際には、手動または自動に基づいて、スイッチ操作部は、使用者が手指で操作可能なスイッチ使用位置に変更される。従って使用者がスイッチ操作部のスイッチを操作するのが容易となる。
【0008】
またスイッチの操作が不要となれば、手動または自動に基づいて、スイッチ操作部は、スイッチ使用位置に対して退避するスイッチ退避位置に変更される。従ってスイッチ不使用時にはスイッチ操作部が邪魔になりにくい。
スイッチ操作部は、基部の保持部に枢支部を介して折り畳み可能及び展開可能に設けられている。折り畳み時にスイッチ操作部はスイッチ退避位置となる。スイッチ操作部がスイッチ退避位置に変更されたとき、スイッチ操作部が基部の保持部に重なり合う。展開時にスイッチ操作部はスイッチ使用位置となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明に係る便座装置によれば、次の実施形態を採用することができる。
【0010】
・スイッチ操作部に設けられているスイッチとしては、使用頻度が比較的高いものとすることができる。従って、便座装置が局部洗浄機能を有する局部洗浄装置である場合には、スイッチ操作部に設けられているスイッチとしては、尻の局部の洗浄操作、女性局部の洗浄操作、温風吹き付け操作、便座に設けられている便座ヒータを発熱させる操作のうちの少なくとも一つの操作を行うスイッチとすることができる。但しこれに限定されるものではない。
【0011】
・スイッチ操作部は、基部の保持部に枢支部を介して揺動可能な実施形態を採用することができる。保持部は、スイッチ操作部を保持する機能を有するものであり、形状及び構造は特に限定されない。スイッチ操作部は、揺動に伴い折り畳み可能及び展開可能に設けられている実施形態を採用することができる。枢支部としては、軸状でも、玉軸状でも良い。この場合、折り畳み時にスイッチ操作部はスイッチ退避位置となり、展開時にスイッチ操作部はスイッチ使用位置となることが好ましい。
【0012】
・スイッチ操作部がスイッチ退避位置に変更されたとき、スイッチ操作部が基部の保持部に重なり合う。スイッチ操作部がスイッチ退避位置に変更されたとき、平面視または側面視において、スイッチ操作部が基部の保持部に重なり合うことが好ましい。スイッチ操作部と保持部とが重なり合えば、コンパクト化に有利であり、便座周辺のスペーサを確保する点で有利である。この場合、スイッチ操作部がスイッチ退避位置に変更されたとき、スイッチ操作部のうちの少なくとも1/3以上は基部の保持部に重なり合う実施形態を採用することができる。殊に、スイッチ操作部のうちの少なくとも1/2以上が基部の保持部に重なり合うことが好ましい。
【0013】
・スイッチ操作部がスイッチ使用位置に変更されたとき、スイッチ操作部は便座から離間するように外方に向く実施形態を採用することができる。この場合、使用者とスイッチ操作部との干渉を避けるのに有利である。殊に、便座に着座している使用者の脚とスイッチ操作部との干渉を避けるのに有利である。従って、使用者が大柄な身長を有する場合、脚を広げて便座に着座する傾向にある使用者(一般的には男性)の場合に適する。上記した外方は横外方が好ましい。
【0014】
・スイッチ操作部がスイッチ使用位置に変更されたとき、スイッチ操作部は斜め上向きに配置される実施形態を採用することができる。このようにスイッチ操作部が斜め上向きに配置されると、使用者がスイッチ操作部を容易に操作し易いし、スイッチ操作部に対する視認性も向上させ得る。
【0015】
・スイッチ操作部がスイッチ退避位置に変更されたとき、スイッチ操作部のスイッチは下向きに配置される実施形態を採用することができる。このようにスイッチ操作部のスイッチが下向きに配置されると、塵埃等の異物(例えば小便の飛沫)がスイッチ操作部のスイッチに付く不具合を回避するのに有利である。
【0016】
・便座への使用者の着座及びトイレへの使用者の入室のうちの少なくとも一方を検知する使用者検知センサが設けられている実施形態を採用することができる。この場合、使用者検知センサによる使用者検知に基づいてスイッチ操作部をスイッチ使用位置に変更する第1操作、及び、使用者検知センサによる使用者非検知に基づいてスイッチ操作部をスイッチ退避位置に変更する第2操作のうちの少なくとも一方を行う駆動部が設けられていることが好ましい。駆動部としては、上記した操作の双方を行うことが好ましいが、場合によっては、いずれか一方でも良い。駆動部としてはモータやソレノイド等の駆動アクチュエータを例示することができる。使用者検知センサとしては、トイレに入室している使用者に起因する光(可視光または非可視光)の反射または遮光を検知する光センサ(例えば赤外線センサ)を例示できる。使用者検知センサとしては、便座への使用者の着座を検知する着座センサが好ましい。着座センサ等の使用者検知センサは、基部及び便座のうちの少なくとも一方に設けることができる。またトイレの室壁やトイレの開閉ドアに設けることもできる。
【0017】
・人体の局部を洗浄する洗浄水等の洗浄液を噴出するノズル等の洗浄手段よりも使用頻度が少ないスイッチが、保持部またはスイッチ操作部に設けられている実施形態を採用することができる。使用頻度が少ないスイッチとしては、給電開始及び給電停止を切り換える電源スイッチ、節電を行う節電スイッチ、温風発生装置の温風温度及び温風量の少なくとも一方を設定する温風スイッチ、便座ヒータの温度を設定するヒータスイッチ等が例示される。節電スイッチ、温風スイッチ、ヒータスイッチ等は、使用者の好みに合うように一旦設定しておけば良く、操作頻度は少ない。
【0018】
【実施例】
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1〜図8を参照して説明する。図1、図2、図6は、スイッチ操作部5が展開された状態を示す。図3、図4、図5は、スイッチ操作部5が折り畳まれた状態を示す。本実施例に係る便座装置は人体局部洗浄装置として機能するものであり、便器に載置されて装備される箱状をなす基部1と、基部1に揺動可能に設けられ便座ヒータ23を有する便座2と、基部1に揺動可能に便座2の上側に設けられた便蓋3と、基部1に設けられ使用者によるトイレ使用に伴う作動を行う機器4とを備えている。
【0019】
図2に示すように機器4は、尻の局部を洗浄する洗浄液としての洗浄水を噴出する第1洗浄手段として機能する第1ノズル41と、女性局部を洗浄する洗浄液としての洗浄水を噴出する第2洗浄手段として機能する第2ノズル42と、温風を生成する温風発生装置43とを有する構成とされている。
【0020】
図2に示すように、第1ノズル41及び第2ノズル42に温水を生成する温水ヒータを有する温水タンク44、温水タンク44の水を第1ノズル41及び第2ノズル42にそれぞれ給水する給水手段として機能する給水バルブ45、これらを制御する制御装置100等が基部1の収容室1x内に設けられている。温風発生装置43は、尻の局部または女性局部に向けて温風を吹き出すものであり、吹き出し通路に空気を送給するファンと、ファンにより送給される空気を加熱する温風用ヒータとを備えている。
【0021】
第1ノズル41及び第2ノズル42は、不使用時には後退してその後退位置に退避している。第1ノズル41に水圧が作用すると、第1ノズル41はその後退位置から、便座2に着座している使用者の尻の局部に向けて前進するように設定されている。第1ノズル41の水圧が低下または解除されると、図略のリターンバネのバネ力により第1ノズル41が尻の局部に対して後退し、その後退位置に復帰するようになっている。また第2ノズル42に水圧が作用すると、その後退位置から、女性局部に向けて前進するように設定されている。第2ノズル42の水圧が低下または解除されると、図略のリターンバネのバネ力により第2ノズル42が女性局部に対して後退し、その後退位置に復帰するようになっている。
【0022】
なお、便座2への使用者の着座を検知する使用者検知センサとして着座センサ17が基部1に設けられている。着座センサ17は、着座している使用者の光(可視光または非可視光)の反射または遮光を検知する光センサ(例えば赤外線センサ)とされている。
【0023】
図2に示すように、基部1の横側方(便座2に着座している使用者の右手側)には、副スイッチ操作部として機能できる保持部10が腕状に延設されている。
【0024】
本実施例に係るスイッチ操作部5は、尻の局部の洗浄用の第1ノズル41、女性局部の洗浄用の第2ノズル42、温風発生装置43に共用されるものである。スイッチ操作部5は、便座2に着座した使用者が右手で操作できるように、基部1の保持部10、つまり基部1の右側に設けられている。
【0025】
本実施例を特徴づけるスイッチ操作部5は、使用者が手指で操作可能なスイッチ使用位置M1(図1,図2参照)と、スイッチ使用位置M1に対して退避するスイッチ退避位置M2(図3,図4参照)とに変更可能とされている。即ち、スイッチ操作部5は、枢支部として機能する枢支軸5cにより基部1の保持部10に矢印A1,A2方向に揺動可能に枢支されており、これにより開閉可能とされている。換言すれば、枢支軸5cを中心としてスイッチ操作部5を手動または自動で展開方向(矢印A1方向)に揺動させれば、スイッチ操作部5は展開され、スイッチ操作部5はスイッチ使用位置M1に変更される。なお、矢印A1,A2方向は便器の前後方向に沿った方向である。
【0026】
これに対して枢支軸5cを中心としてスイッチ操作部5を手動または自動で折り畳み方向(矢印A2方向)に揺動させれば、スイッチ操作部5は折り畳まれ、スイッチ操作部5はスイッチ退避位置M2に変更される。
【0027】
図2に示すように、展開したスイッチ操作部5の上側の表出面5fには、トイレ使用時において使用頻度が相対的に高いスイッチ7が設けられている。このスイッチ7は、尻の局部を洗浄する第1ノズル41から洗浄水を噴出させるためのスイッチ70と、女性局部を洗浄する第2ノズル42から洗浄水を噴出させるためのスイッチ71と、温風発生装置43から温風を吹き出すためのスイッチ72と、第1ノズル41及び第2ノズル42の水量調整用のスイッチ73と、洗浄を停止させるスイッチ74とで構成されている。
【0028】
本実施例によれば、図2に示すように、人体の尻の局部を洗浄する洗浄水を噴出する第1ノズル41を操作する局部洗浄用のスイッチ70よりも使用頻度が少ないスイッチ8が保持部10の上側の表出面10fに設けられている。使用頻度が少ないスイッチ8は、給電開始及び給電停止を切り換える電源スイッチ81、節電を行う節電スイッチ82、温風発生装置43で発生する温風の流量及び/または温度を設定する温風スイッチ83、便座2ヒータの温度を設定するヒータスイッチ84等である。節電スイッチ82、温風スイッチ83、ヒータスイッチ84等は、使用者の好みに合うように一旦設定しておけば良く、後の操作頻度は少ない。なお保持部10の表出面10fには、スイッチ73,74が嵌まる凹部87が設けられている。
【0029】
図7は、スイッチ保持部5が保持部10に対して展開した状態の要部を示す。図7に示すように、保持部10の中心線K1と枢支軸5cの中心線K3との角度をθ1とし、スイッチ操作部5の中心線K2と枢支軸5cの軸線K3との角度をθ2とするとき、角度θ1は角度θ2と等応または実質的に等応するように設定されている(θ1=θ2またはθ1≒θ2)。更に保持部10の幅L1とスイッチ保持部5の幅L2とが等応または実質的に等応するように設定されている(L1=L2またはL≒L2)このため、枢支軸10cの中心線K3を介してスイッチ保持部5を揺動させて折り畳んだときには、スイッチ操作部5の表出面5fが保持部10の表出面10の上側に重合するようになる。
【0030】
便座2に着座している使用者の顔が向く方向を前方とする。本実施例によれば、図2において便座2の前後方向に沿った中心線をP1とし、便座2の幅方向の中心線をP2とし、保持部10の前後方向に沿った中心線をK1とする。保持部10の中心線K1は、便座2の前後方向の中心線P1に沿っている。よって中心線K1,P1は互いに実質的に平行とされている。図2に示すように、枢支軸10cの中心線K3は、便座2の幅方向の中心線P2に対して角度α傾斜している。
【0031】
図3,図4に示すように、スイッチ操作部5が使用者の手動または自動で退避方向(矢印A2方向)に揺動されてスイッチ退避位置M2に変更されたとき、スイッチ操作部5の表出面5fが基部1の保持部10に上下に重なり合うように設定されている。図7に示すように、θ1=θ2、または、θ1≒θ2に設定されているためである。上記したようにスイッチ操作部5と保持部10とが上下に重なり合えば、図4に示すように、スイッチ操作部5の裏面5rが上向きとなると共に、便座2の横側方の空間W1の容積が増大する。このように空間W1の容積が増大するため、狭いトイレ室内であっても便座2周辺のスペーサ確保において有利である。
【0032】
本実施例によれば、図1に示すように、スイッチ操作部5が使用者の手動または自動で展開方向(矢印A1方向)に揺動されてスイッチ使用位置M1に変更されたとき、スイッチ操作部5の表出面5fに設けられているスイッチ7が上向きとなるように露出する。このため、使用者はスイッチ操作部5のスイッチ7を操作することができる。
【0033】
上記したようにスイッチ操作部5が展開方向(矢印A1方向)に揺動されてスイッチ使用位置M1に変更されたとき、図2に示すように、スイッチ操作部5の先端部5bは便座2から便座2の幅方向において離間するように、外方、殊に横外方に向くようになる。即ち、図2に示すように、便座2の前後方向の中心線P1に対してスイッチ操作部5の中心線K2は前方に向かうにつれて拡開している。つまり図2に示すように、スイッチ使用位置M1に設定されたスイッチ操作部5は、その基端部5aから先端部5bに向かうにつれて拡開している。このため便座2に着座している使用者の脚とスイッチ操作部5の先端部5bとの干渉を避けるのに有利である。従って、便座2に着座する使用者が大柄な身長を有する場合、脚を広げて便座2に着座する傾向にある使用者(一般的には男性)の場合に適する。
【0034】
一般的には、便座2に着座している使用者にとっては、スイッチ7は、使用者の真横よりも前側に位置していた方が操作し易い。この点本実施例によれば、スイッチ操作部5が矢印A1方向に揺動されてスイッチ使用位置M1に変更されたときには、図2に示すように、スイッチ操作部5が保持部10よりもかなり前側に延設され、スイッチ操作部5の表出面5fのスイッチ7が使用者の横側よりも前側に位置するようになる。このためスイッチ7に対する操作性が向上する。
【0035】
しかし上記したようにスイッチ操作部5が便座2に着座中の使用者の前側に位置すると、スイッチ操作部5が固定されているときには、使用者の脚等に対してスイッチ操作部5が邪魔になり易い。この点本実施例によれば、スイッチ操作部5が退避方向(矢印A2方向)に揺動されてスイッチ退避位置M2に変更されたときには、スイッチ操作部5の先端部5bは便座2から退避し、スイッチ操作部5が保持部10に重なり合うことになり、従って保持部10の前方にはスイッチ操作部5が位置していないため、スイッチ操作部5の先端部5bが使用者の邪魔になることを抑制するのに有利である。このようにスイッチ操作部5が使用者の邪魔になることを抑制できるため、スイッチ操作部5の表出面5fを前方に延設させてその操作面積を大きく確保するのに有利となる。ひいてはスイッチ操作部5の表出面5fに設けるスイッチ7(スイッチ70〜74)のサイズを大きくするのに有利となり、高齢者の使用に適する。
【0036】
前述したようにスイッチ操作部5が矢印A1方向に揺動されてスイッチ使用位置M1に変更されたとき、スイッチ操作部5は保持部10よりもかなり前方に延設されるため、延設量が大きいときには、便座2に着座している使用者の手指はスイッチ操作部5のスイッチ7に届きにくくなるおそれがある。殊に使用者が便座2の後側に着座している場合には、使用者の手指はスイッチ操作部5のスイッチ7に届きにくくなるおそれがある。この点本実施例によれば、図1に示すように、スイッチ操作部5が矢印A1方向に揺動されてスイッチ使用位置M1に変更されたときには、保持部10の表出面10fはほぼ水平に沿っているものの、スイッチ操作部5の表出面5fは、基端部5aから先端部5bに向かうにつれて上となるように、斜め上向きに配置される。このようにスイッチ操作部5が斜め上向きに配置されると、使用者が便座2の後側に着座している場合であっても、使用者の手指がスイッチ操作部5のスイッチ7に届き易くなり、スイッチ操作部5のスイッチ7の操作性が改善される。更にスイッチ操作部5がやや斜め上向きに傾斜するため、便座2に着座している使用者の肉眼からスイッチ操作部5のスイッチ7への視認性が改善され、スイッチ操作部5のスイッチ7を視認し易くなる利点が得られる。
【0037】
またスイッチ操作部5は保持部10よりもかなり前方に延設される場合には、使用者が立ったまま便器内に小便するとき、小便の飛沫がスイッチ操作部5に付着するおそれがある。この点実施例によれば、スイッチ操作部5の不使用時には、図3,図4に示すように、スイッチ操作部5が折り畳まれてスイッチ退避位置M2に変更される。このとき、スイッチ操作部5の表出面5fは表裏反転されている。即ち、スイッチ操作部5のスイッチ7は下向きに配置され、隠蔽されている。このようにスイッチ操作部5のスイッチ7が下向きになり隠蔽されれば、小便の飛沫、塵埃等の異物がスイッチ操作部5の表出面5fのスイッチ7に付く不具合を回避するのに有利である。よって、スイッチ操作部5の表出面5fのスイッチ7を衛生的に維持するのに有利である。このとき図3から理解できるように保持部10の使用頻度が低いスイッチ8は、その上側がスイッチ操作部5で覆われているため、保持部10のスイッチ8についても同様に、小便の飛沫、塵埃等の異物が付く不具合を回避するのに有利である。故にスイッチ7,スイッチ8の衛生性向上、故障防止に有利である。
【0038】
ところで一般的には使用者が便座2に着座した状態で排便が行われる。排便後の人体の尻の局部を洗浄する場合には、スイッチ操作部5がスイッチ使用位置M1に設定されている状態において、使用者は、スイッチ7のうちの尻の局部洗浄用のスイッチ70を操作する。すると第1ノズル41に温水タンク44の水が送給されるため、水圧により第1ノズル41が使用者の尻の局部に向けて前進し、前進した第1ノズル41の図略の水噴出孔から洗浄水が尻の局部に向けて噴出され、尻の局部の洗浄が実行される。尻の局部の洗浄が終了すれば、使用者はスイッチ操作部5の停止用のスイッチ74を操作する。すると、第1ノズル41からの洗浄水の噴出は停止され、第1ノズル41に作用する水圧が軽減または解除されるため、第1ノズル41はその後退位置にリターンバネにより後退する。
【0039】
また人体の女性局部を洗浄する場合には、スイッチ操作部5がスイッチ使用位置M1に設定されている状態において、便座2に着座している使用者は、手指等でスイッチ操作部5の女性局部洗浄用のスイッチ71を操作する。すると温水タンク44の水が第2ノズル42に送給される。従って、水圧で第2ノズル42が女性局部に向けて前進し、前進した第2ノズル42の水噴出孔から洗浄水が女性局部に向けて噴出され、女性局部の洗浄が実行される。女性局部の洗浄が終了すれば、使用者はスイッチ操作部5の停止用のスイッチ74を操作する。すると、第2ノズル42からの洗浄水の噴出は停止され、第2ノズル42に作用する水圧が軽減または解除されるため、第2ノズル42はその後退位置にリターンバネにより後退する。
【0040】
洗浄後の尻の局部、女性局部を乾燥させる場合には、スイッチ操作部5がスイッチ使用位置M1に設定されている状態において、使用者は手指等でスイッチ操作部5の温風吹き出し用のスイッチ72を操作する。すると温風発生装置43から温風が吹き出される。温風吹き出しを終了するには、使用者がスイッチ操作部5の停止用のスイッチ74を操作する。
【0041】
なお図8は本実施例に係る便座装置が貯水タンクであるロータンク310の前方に位置するように便器300に装備されている状態を示す。
【0042】
(第2実施例)
本発明の第2実施例について図9を参照して説明する。第2実施例は第1実施例と基本的には同様の構成であり、基本的には同様の作用効果を奏する。従って本実施例は図1〜図8を準用することができる。以下、第1実施例と異なる部分を中心として説明する。スイッチ操作部5を展開方向(矢印A1方向),折り畳方向(矢印A2方向)に揺動させて折り畳可能及び展開可能とする駆動部として機能する駆動アクチュエータ9が保持部10に設けられている。本実施例においても、便座2への使用者の着座を検知する使用者検知センサとして着座センサ17が基部1に設けられている。着座センサ17は、着座している使用者の光(可視光または非可視光)の反射または遮光を検知する光センサ(例えば赤外線センサ)とされている。着座センサ17の検知信号は制御装置100に入力される。すると、制御装置100からの制御信号に基づいて、駆動アクチュエータ9が駆動してスイッチ操作部5を展開方向(矢印A1方向)に自動的に揺動させ、スイッチ使用位置M1とする(第1操作)。この状態では使用者はスイッチ操作部5のスイッチ7,スイッチ8が露出するため、スイッチ7,スイッチ8を操作することができる。
【0043】
スイッチ操作部5が展開方向(矢印A1方向)に揺動されてスイッチ使用位置M1に変更されたとき、図9に示すように、スイッチ操作部5の先端部5bは便座2から便座2の幅方向において離間するように、外方、殊に横外方に向くようになる。このため便座2に着座している使用者の脚とスイッチ操作部5の先端部5bとの干渉を避けるのに有利である。従って、便座2に着座する使用者が大柄な身長を有する場合、脚を広げて便座2に着座する傾向にある使用者(一般的には男性)の場合に適する。
【0044】
便座2から使用者が離れれば、それを着座センサ17が検知し、使用者離脱信号を制御装置100に出力する。すると、制御装置100からの制御信号に基づいて、駆動アクチュエータ9が逆方向に駆動してスイッチ操作部5を折り畳み方向(矢印A2方向)に自動的に揺動させ、スイッチ退避位置M2とする(第2操作)。この状態では、スイッチ操作部5のスイッチ7は下向きに配置される。このようにスイッチ操作部5のスイッチ7が下向きに配置されると、小便の飛沫、塵埃等の異物がスイッチ操作部5のスイッチ7に付く不具合を回避するのに有利である。このとき前述のように保持部10のスイッチ8はスイッチ操作部5で覆われているため、保持部10のスイッチ8も同様に、小便の飛沫、塵埃などの異物がスイッチ操作部5のスイッチ7に付く不具合を回避するのに有利である。
【0045】
(第3実施例)
本発明の第3実施例について図10を参照して説明する。第3実施例は第1実施例と基本的には同様の構成であり、基本的には同様の作用効果を奏する。以下、第1実施例と異なる部分を中心として説明する。本実施例を特徴づけるスイッチ操作部5Bは、基部1の保持部10に枢支部10eを介して便座2の幅方向(矢印B1,B2方向)に揺動可能に枢支されている。換言すれば、スイッチ操作部5を展開方向(矢印B1方向)に揺動させれば、スイッチ操作部5Bは展開され、スイッチ操作部5Bはスイッチ使用位置に変更される。これに対してスイッチ操作部5Bを折り畳み方向(矢印B2方向)に揺動させれば、スイッチ操作部5Bは折り畳まれ、スイッチ操作部5Bはスイッチ退避位置に変更される。即ち、スイッチ操作部5Bの不使用時には、スイッチ操作部5Bが折り畳まれてスイッチ退避位置に変更される。このとき、スイッチ操作部5Bのスイッチ7は下向きに配置され、隠蔽される。このようにスイッチ操作部5Bのスイッチ7が下向きになり隠蔽されれば、小便の飛沫、塵埃等の異物がスイッチ操作部5Bの表出面5fのスイッチ7に付く不具合を回避するのに有利である。よって、スイッチ操作部5Bの表出面5fのスイッチ7を衛生的に維持するのに有利である。
【0046】
スイッチ操作部5Bを矢印B1,B2方向に揺動させて折り畳可能及び展開可能とする駆動部として機能する駆動アクチュエータ9Bが保持部10に設けられている。更に便座2への使用者の着座を検知する使用者検知センサとして着座センサ17が基部1に設けられている。着座センサ17の検知信号は制御装置100に入力される。すると、制御装置100からの制御信号に基づいて、駆動アクチュエータ9Bが駆動してスイッチ操作部5Bを展開方向(矢印B1方向)に自動的に揺動させ、スイッチ使用位置M1とする。この状態では使用者はスイッチ操作部5Bのスイッチ7,保持部10のスイッチ8が露出するため、スイッチ7,スイッチ8を操作することができる。
【0047】
(その他)
上記した実施例によれば、基部1の横側方のうち、便座2に着座している使用者の右手側に保持部10及びスイッチ操作部5が設けられているが、これに限らず、便座2に着座している使用者の左手側に保持部10及びスイッチ操作部5が設けられていても良い。上記実施例によれば、スイッチ7は、尻の局部を洗浄する第1ノズル41から洗浄水を噴出させるためのスイッチ70と、女性局部を洗浄する第2ノズル42から洗浄水を噴出させるためのスイッチ71と、温風発生装置43から温風を吹き出すためのスイッチ72と、第1ノズル41及び第2ノズル42の水量調整用のスイッチ73と、洗浄を停止させるスイッチ74とで構成されているが、これに限らず、他のスイッチでも良い。
【0048】
使用者検知センサとしての着座センサ17は、着座している使用者の光の反射または遮光を検知する光センサとされているが、便座2に着座している使用者の重量を検知するように便座2に設けられた重量センサでも良く、あるいは他の検知方式でも良い。また使用者検知センサとしては、トイレの壁や開閉ドアに、トイレへの使用者の入室を検知する入室センサを用いても良い。上記した実施例によれば、人体の尻の局部を洗浄する第1ノズル41、人体の女性局部を洗浄する第2ノズル42の双方が設けられているが、場合によってはいずれか一方でも良い。
【0049】
上記した実施例によれば、スイッチ操作部5は上方(矢印A1,A2方向)に向けて揺動して退避位置、使用位置となるが、これに限らず、下方あるいは側方に揺動させて退避位置、使用位置とすることもできる。
【0050】
上記した第2実施例によれば、スイッチ操作部5を矢印A1,A2方向に揺動させて折り畳可能及び展開可能とする駆動部として機能する駆動アクチュエータ9が保持部10に設けられているが、駆動アクチュエータ9をスイッチ操作部5に設けても良い。その他、本発明装置は上記した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できるものである。
【0051】
(付記)上記した記載から次の技術的思想も把握できる。
【0052】
(付記項1)便器に装備され保持部を有する基部と、前記基部に揺動可能に設けられた便座と、トイレ使用の際に作動する機器を操作するスイッチを有するスイッチ操作部とを具備する便座装置において、前記スイッチ操作部の少なくとも先端部は、平面視において、前記便座から離間するように前記保持部よりも横外方に向いていることを特徴とする便座装置。この場合、使用者の脚とスイッチ操作部の先端部との干渉を避けるのに有利である。従って、便座に着座する使用者が大柄な身長を有する場合、脚を広げて便座に着座する傾向にある使用者の場合に適する。このスイッチ操作部は退避可能に基部に枢支されていても良いし、固定的に設けられていても良い。
【0053】
(付記項2)便器に装備され保持部を有する基部と、前記基部に揺動可能に設けられた便座と、トイレ使用の際に作動する機器を操作するスイッチを有するスイッチ操作部とを具備する便座装置において、前記スイッチ操作部は、前記スイッチ操作部の基端部から先端部に向かうにつれて上向きに傾斜していることを特徴とする便座装置。この場合、スイッチ操作部の先端部が斜め上向きに配置されると、使用者が便座の後側に着座している場合であっても、使用者の手指がスイッチ操作部のスイッチに届き易くなり、スイッチ操作部のスイッチの操作性が改善される。更にスイッチ操作部はやや斜めに傾斜するため、便座に着座している使用者からスイッチ操作部のスイッチへの視認性が改善され、スイッチ操作部のスイッチを視認し易くなる利点が得られる。このスイッチ操作部は退避可能に基部に枢支されていても良いし、固定的に設けられていても良い。
【0054】
(付記項3)便器に装備され保持部を有する基部と、前記基部に揺動可能に設けられた便座と、トイレ使用の際に作動する機器を操作するスイッチを有するスイッチ操作部とを具備する便座装置において、前記スイッチ操作部は、表出面に前記スイッチを有すると共に、表裏反転可能に設けられていることを特徴とする便座装置。スイッチ操作部のスイッチを使用する場合には、スイッチ操作部の表出面のスイッチを表側とする。スイッチ操作部のスイッチを使用しない場合には、スイッチ操作部の表裏を反転させることにより、スイッチ操作部の表出面のスイッチを裏側に位置させる。塵埃、小便飛沫などの異物がスイッチ操作部の表出面のスイッチを付着することを抑えるのに有利である。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る便座装置によれば、スイッチ操作部は、使用者が操作可能なスイッチ使用位置とスイッチ使用位置に対して退避するスイッチ退避位置とに変更可能に設けられている。このためスイッチ操作部のスイッチを使用する際には、手動または自動に基づいて、スイッチ操作部は使用者が操作可能なスイッチ使用位置に変更され、従って使用者がスイッチ操作部のスイッチを操作するのが容易となる。
【0056】
またスイッチ操作部のスイッチの操作が不要となれば、手動または自動に基づいて、スイッチ操作部は、スイッチ使用位置に対して退避するスイッチ退避位置に変更され、従ってスイッチ操作部が邪魔になりにくい。更に小便飛沫や塵埃等の異物がスイッチ操作部のスイッチに付着するおそれを回避するのにも有利である。
【0057】
従って本発明によれば、トイレ使用の際に作動する機器を操作するスイッチの操作性が一層向上した便座装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係り、スイッチ操作部が展開された状態の便座装置の側面図である。
【図2】第1実施例に係り、スイッチ操作部が展開された状態の便座装置の平面図である。
【図3】第1実施例に係り、スイッチ操作部が折り畳まれた状態の便座装置の側面図である。
【図4】第1実施例に係り、スイッチ操作部が折り畳まれた状態の便座装置の平面図である。
【図5】第1実施例に係り、スイッチ操作部が折り畳まれた状態の便座装置の斜視図である。
【図6】第1実施例に係り、スイッチ操作部が展開された状態の便座装置の斜視図である。
【図7】第1実施例に係り、スイッチ操作部が展開された状態のスイッチ操作部付近の平面図である。
【図8】第1実施例に係り、スイッチ操作部が展開された状態の便座装置が装備されている便器の斜視図である。
【図9】第2実施例に係り、駆動アクチュエータによりスイッチ操作部が展開された状態の便座装置の平面図である。
【図10】第3実施例に係り、駆動アクチュエータによりスイッチ操作部が展開された状態の便座装置の平面図である。
【符号の説明】
図中、1は基部、10は保持部、17は着座センサ(使用者検知センサ)、41は第1ノズル(第1洗浄手段、機器)、42は第2ノズル(第2洗浄手段、機器)、43は温風発生装置(機器)、44は温水タンク、5はスイッチ操作部、7はスイッチ、8は使用頻度が少ないスイッチ、9は駆動アクチュエータ(駆動部)を示す。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a toilet seat device having a switch for operating a device that operates when a toilet is used.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a toilet seat device, a device equipped with a base mounted on a toilet bowl and a toilet seat swingably provided at the base, and further provided with a nozzle that ejects washing water for cleaning the local part of the human buttocks is provided. (Japanese Utility Model Laid-Open No. 1-176184). According to this toilet seat device, the holding portion functioning as a switch housing is extended in a fixed state from the base so as to be located on the side of the user seated on the toilet seat, and a local portion of the human body is provided on the holding portion. In addition to a switch for operating the nozzle to be cleaned, a plurality of other switches are generally provided.
[0003]
For example, in the case of a toilet seat device in which a nozzle that cleans the local part of the human body, a nozzle that cleans the female part of the human body, a warm air generator that generates warm air, a toilet seat heater that heats the toilet seat, etc. In addition to the switch that activates the nozzle for washing the local area of the hip, the switch that activates the nozzle for washing the female area, the switch that activates the hot air generator, the switch that activates the toilet seat heater, etc. It is common to equip it in the same place with the switch to fulfill.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
According to the toilet seat device described above, it is preferable that the operability of the switch for operating the device that operates when the toilet is used is further improved.
[0005]
The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and further improves the operability of a switch for operating a device that operates when using a toilet, and further prevents the switch operating unit from interfering with the toilet seat device. The issue is to provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
FirstA toilet seat device according to the invention includes a base portion that is mounted on a toilet and has a holding portion, a toilet seat that is swingably provided on the base portion, and a switch operation portion that has a switch that operates a device that operates when the toilet is used. In the toilet seat device
The switch operating part is provided in the base holding part so that it can be changed between a switch operating position that can be operated by the user and a switch retracting position that is retracted with respect to the switch operating position. It is provided in a foldable and unfoldable manner via a pivot part, and the switch operating part is in the switch retracted position when folded,
When unfolding, the switch operation part is in the switch use position. When the switch operation part is changed to the switch retracted position, the switch operation part overlaps the base holding part.And
When the switch operation part is changed to the switch use position, the switch operation part faces outward so as to be separated from the toilet seat.It is characterized by this.
A toilet seat device according to a second aspect of the present invention includes a base portion that is mounted on a toilet and has a holding portion, a toilet seat that is swingably provided on the base portion, and a switch operation portion that has a switch that operates a device that operates when the toilet is used. In the toilet seat device comprising:
The switch operation part is provided in the holding part of the base so that it can be changed to a switch use position that can be operated by the user and a switch retract position that retracts with respect to the switch use position.
The switch operation part is provided in the holding part of the base part so as to be foldable and unfoldable via a pivot part.
When folded, the switch operation part is in the switch retracted position,
When unfolding, the switch operation part is in the switch use position.
When the switch operation part is changed to the switch retracted position, the switch operation part overlaps the holding part of the base, and when the switch operation part is changed to the switch use position, the switch operation part is disposed obliquely upward. When the switch operation unit is changed to the switch retracted position, the switch of the switch operation unit is arranged downward.
[0007]
When the switch is used, the switch operation unit is changed to a switch use position that can be operated by a user's finger based on manual or automatic operation. Therefore, the user can easily operate the switch of the switch operation unit.
[0008]
If the switch operation is not necessary, the switch operation unit is changed to the switch retracted position for retracting from the switch use position based on manual or automatic operation. Accordingly, when the switch is not used, the switch operation unit is unlikely to get in the way.
The switch operation part is provided in the holding part of the base so as to be foldable and unfoldable via a pivot part. At the time of folding, the switch operating unit is in the switch retracted position. When the switch operation part is changed to the switch retracted position, the switch operation part overlaps the holding part of the base part. At the time of unfolding, the switch operation unit is in the switch use position.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
According to the toilet seat device according to the present invention, the following embodiment can be adopted.
[0010]
-As a switch provided in the switch operation section, it can be used relatively frequently. Therefore, when the toilet seat device is a local cleaning device having a local cleaning function, the switch provided in the switch operation unit includes a local cleaning operation on the buttocks, a female local cleaning operation, a hot air blowing operation, and a toilet seat. It is possible to use a switch that performs at least one of the operations for generating heat in the toilet seat heater provided in the. However, it is not limited to this.
[0011]
-The switch operation part can employ | adopt the embodiment which can be rock | fluctuated via a pivot part in the holding | maintenance part of a base. The holding unit has a function of holding the switch operation unit, and the shape and structure are not particularly limited. An embodiment in which the switch operation unit is provided so as to be foldable and unfoldable with swinging can be adopted. The pivotal support may be shaft-shaped or ball-shaft-shaped. In this case, it is preferable that the switch operation unit is in the switch retracted position when folded, and the switch operation unit is in the switch use position when unfolding.
[0012]
・ When the switch operation part is changed to the switch retracted position, the switch operation part overlaps the base holding part.Yeah.When the switch operation part is changed to the switch retracted position, it is preferable that the switch operation part overlaps the holding part of the base part in a plan view or a side view. If the switch operating portion and the holding portion overlap, it is advantageous for compactness and advantageous in securing a spacer around the toilet seat. In this case, when the switch operation unit is changed to the switch retracted position, an embodiment in which at least 1/3 or more of the switch operation units overlap the holding unit of the base can be adopted. In particular, it is preferable that at least ½ or more of the switch operation portions overlap the holding portion of the base portion.
[0013]
-When the switch operation part is changed to the switch use position, an embodiment in which the switch operation part faces outward so as to be separated from the toilet seat can be adopted. In this case, it is advantageous to avoid interference between the user and the switch operation unit. In particular, it is advantageous to avoid interference between the user's leg seated on the toilet seat and the switch operating portion. Therefore, when the user has a large height, it is suitable for a user (generally a man) who tends to sit on the toilet seat with his legs widened. The above-mentioned outward is preferably laterally outward.
[0014]
-When a switch operation part is changed to a switch use position, embodiment which arrange | positions a switch operation part diagonally upward can be employ | adopted. When the switch operation unit is disposed obliquely upward in this manner, the user can easily operate the switch operation unit, and visibility to the switch operation unit can be improved.
[0015]
The embodiment in which the switch of the switch operation unit is disposed downward when the switch operation unit is changed to the switch retracted position can be adopted. Thus, when the switch of the switch operation unit is disposed downward, it is advantageous to avoid a problem that foreign matters such as dust (for example, urine droplets) adhere to the switch of the switch operation unit.
[0016]
An embodiment in which a user detection sensor that detects at least one of a user sitting on the toilet seat and a user entering the toilet can be employed. In this case, the switch operation unit is set to the switch retracted position based on the first operation for changing the switch operation unit to the switch use position based on the user detection by the user detection sensor and the user non-detection by the user detection sensor. It is preferable that a drive unit that performs at least one of the second operations to be changed is provided. As the drive unit, it is preferable to perform both of the operations described above, but depending on the case, either one may be used. Examples of the drive unit include drive actuators such as motors and solenoids. As a user detection sensor, the optical sensor (for example, infrared sensor) which detects reflection or light-shielding of the light (visible light or invisible light) resulting from the user who has entered the toilet can be illustrated. The user detection sensor is preferably a seating sensor that detects the user's seating on the toilet seat. A user detection sensor such as a seating sensor can be provided on at least one of the base and the toilet seat. It can also be installed on the toilet wall or on the door of the toilet.
[0017]
An embodiment in which a switch that is less frequently used than a cleaning means such as a nozzle that ejects cleaning liquid such as cleaning water for cleaning a local part of the human body is provided in the holding unit or the switch operation unit can be adopted. The switches that are less frequently used include a power switch that switches between starting and stopping power feeding, a power saving switch that saves power, a hot air switch that sets at least one of the hot air temperature and the amount of hot air, and the temperature of the toilet seat heater. The heater switch etc. to set are illustrated. The power saving switch, hot air switch, heater switch, and the like may be set once so as to suit the user's preference, and the operation frequency is low.
[0018]
【Example】
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1, 2, and 6 show a state where the
[0019]
As shown in FIG. 2, the
[0020]
As shown in FIG. 2, a
[0021]
The
[0022]
A
[0023]
As shown in FIG. 2, a holding
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
On the other hand, if the
[0027]
As shown in FIG. 2, a
[0028]
According to the present embodiment, as shown in FIG. 2, the
[0029]
FIG. 7 shows a main part in a state where the
[0030]
The direction in which the face of the user sitting on the
[0031]
As shown in FIGS. 3 and 4, when the
[0032]
According to the present embodiment, as shown in FIG. 1, when the
[0033]
As described above, when the
[0034]
In general, for a user sitting on the
[0035]
However, as described above, when the
[0036]
As described above, when the
[0037]
Further, when the
[0038]
In general, defecation is performed while the user is seated on the
[0039]
Further, when washing the female local part of the human body, the user sitting on the
[0040]
When drying the buttocks area and the female area after washing, the user operates the switch for discharging hot air from the
[0041]
FIG. 8 shows a state in which the toilet seat device according to the present embodiment is mounted on the
[0042]
(Second embodiment)
A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The second embodiment has basically the same configuration as the first embodiment, and basically has the same function and effect. Therefore, this embodiment can be applied mutatis mutandis to FIGS. Hereinafter, a description will be given centering on differences from the first embodiment. A
[0043]
When the
[0044]
If the user leaves the
[0045]
(Third embodiment)
A third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The third embodiment has basically the same configuration as the first embodiment, and basically has the same function and effect. Hereinafter, a description will be given centering on differences from the first embodiment. The
[0046]
A
[0047]
(Other)
According to the above-described embodiment, the holding
[0048]
The
[0049]
According to the above-described embodiment, the
[0050]
According to the second embodiment described above, the holding
[0051]
(Supplementary note) The following technical idea can be grasped from the above description.
[0052]
(Additional Item 1) A base that is provided in a toilet and has a holding part, a toilet seat that is swingably provided on the base, and a switch operating part that has a switch that operates a device that operates when the toilet is used. In the toilet seat device, at least a distal end portion of the switch operation portion is directed laterally outward from the holding portion so as to be separated from the toilet seat in a plan view. In this case, it is advantageous to avoid interference between the user's leg and the tip of the switch operation unit. Therefore, when the user seated on the toilet seat has a large height, it is suitable for a user who tends to sit on the toilet seat with his legs spread. The switch operation unit may be pivotally supported by the base so as to be retractable, or may be fixedly provided.
[0053]
(Additional Item 2) A base that is provided in a toilet and has a holding portion, a toilet seat that is swingably provided on the base, and a switch operating portion that has a switch that operates a device that operates when the toilet is used. In the toilet seat apparatus, the switch operation part is inclined upward as it goes from the base end part to the distal end part of the switch operation part. In this case, if the tip of the switch operation unit is disposed obliquely upward, the user's fingers can easily reach the switch of the switch operation unit even when the user is seated on the rear side of the toilet seat. The operability of the switch of the switch operation unit is improved. Furthermore, since the switch operation unit is slightly inclined, the visibility from the user sitting on the toilet seat to the switch of the switch operation unit is improved, and an advantage that the switch of the switch operation unit can be easily viewed is obtained. The switch operation unit may be pivotally supported by the base so as to be retractable, or may be fixedly provided.
[0054]
(Additional Item 3) A base that is provided in the toilet and has a holding portion, a toilet seat that is swingably provided on the base, and a switch operating portion that has a switch that operates a device that operates when the toilet is used. In the toilet seat apparatus, the switch operation unit has the switch on the exposed surface and is provided so as to be able to be turned upside down. When using the switch of the switch operation unit, the switch on the surface of the switch operation unit is the front side. When the switch of the switch operation unit is not used, the switch on the front surface of the switch operation unit is positioned on the back side by reversing the front and back of the switch operation unit. It is advantageous for suppressing foreign matter such as dust and urine droplets from adhering to the switch on the exposed surface of the switch operation unit.
[0055]
【The invention's effect】
As described above, according to the toilet seat device according to the present invention, the switch operation unit is provided so as to be changeable between the switch use position operable by the user and the switch retracted position retracted with respect to the switch use position. . For this reason, when the switch of the switch operation unit is used, the switch operation unit is changed to a switch use position that can be operated by the user based on manual or automatic operation, and thus the user operates the switch of the switch operation unit. It becomes easy.
[0056]
If the switch operation of the switch operation unit is not necessary, the switch operation unit is changed to the switch retracted position for retracting from the switch use position based on manual or automatic operation, so that the switch operation unit is not obstructed. . Furthermore, it is advantageous to avoid the possibility that foreign matter such as urine droplets and dust adheres to the switch of the switch operation unit.
[0057]
Therefore, according to the present invention, it is possible to provide a toilet seat device in which the operability of the switch for operating the device that operates when the toilet is used is further improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a toilet seat apparatus according to a first embodiment in a state where a switch operation unit is deployed.
FIG. 2 is a plan view of the toilet seat apparatus according to the first embodiment in a state where a switch operation unit is developed.
FIG. 3 is a side view of the toilet seat apparatus according to the first embodiment in a state in which a switch operation unit is folded.
FIG. 4 is a plan view of the toilet seat apparatus according to the first embodiment in a state in which a switch operation unit is folded.
FIG. 5 is a perspective view of the toilet seat apparatus according to the first embodiment in a state in which a switch operation unit is folded.
FIG. 6 is a perspective view of the toilet seat device in a state where a switch operation unit is unfolded according to the first embodiment.
FIG. 7 is a plan view of the vicinity of the switch operation unit in a state where the switch operation unit is unfolded according to the first embodiment.
FIG. 8 is a perspective view of the toilet bowl according to the first embodiment and equipped with the toilet seat device in a state in which the switch operation unit is unfolded.
FIG. 9 is a plan view of the toilet seat device according to the second embodiment in a state where a switch operation unit is developed by a drive actuator.
FIG. 10 is a plan view of the toilet seat apparatus according to the third embodiment in a state where the switch operation unit is developed by the drive actuator.
[Explanation of symbols]
In the figure, 1 is a base, 10 is a holding part, 17 is a seating sensor (user detection sensor), 41 is a first nozzle (first cleaning means, equipment), and 42 is a second nozzle (second cleaning means, equipment). , 43 is a hot air generating device (equipment), 44 is a hot water tank, 5 is a switch operation unit, 7 is a switch, 8 is a switch that is less frequently used, and 9 is a drive actuator (drive unit).
Claims (4)
前記基部に揺動可能に設けられた便座と、
トイレ使用の際に作動する機器を操作するスイッチを有するスイッチ操作部とを具備する便座装置において、
前記スイッチ操作部は、
使用者が操作可能なスイッチ使用位置と前記スイッチ使用位置に対して退避するスイッチ退避位置とに変更可能に、前記基部の保持部に設けられており、
前記スイッチ操作部は、前記基部の保持部に枢支部を介して折り畳み可能及び展開可能に設けられており、
折り畳み時に前記スイッチ操作部は前記スイッチ退避位置となり、
展開時に前記スイッチ操作部は前記スイッチ使用位置となり、
前記スイッチ操作部が前記スイッチ退避位置に変更されたとき、前記スイッチ操作部が前記基部の保持部に重なり合い、且つ、
前記スイッチ操作部がスイッチ使用位置に変更されたとき、前記スイッチ操作部は前記便座から離間するように外方に向くことを特徴とする便座装置。A base equipped with a holding part mounted on the toilet;
A toilet seat swingably provided on the base,
In the toilet seat device comprising a switch operation unit having a switch for operating a device that operates when the toilet is used,
The switch operating unit is
It is provided in the holding portion of the base so that it can be changed to a switch use position operable by a user and a switch retract position retracted with respect to the switch use position.
The switch operation part is provided in the holding part of the base part so as to be foldable and unfoldable via a pivotal part,
When folded, the switch operating portion is in the switch retracted position,
When unfolding, the switch operating part is in the switch use position,
Wherein when the switch operation unit is changed to the switch retracted position, the switch operating portion have if overlapping the holding portion of the base portion, and,
When the switch operation part is changed to the switch use position, the switch operation part faces outward so as to be separated from the toilet seat.
前記基部に揺動可能に設けられた便座と、 A toilet seat swingably provided on the base,
トイレ使用の際に作動する機器を操作するスイッチを有するスイッチ操作部とを具備する便座装置において、 In a toilet seat device comprising a switch operation unit having a switch for operating a device that operates when using a toilet,
前記スイッチ操作部は、 The switch operating unit is
使用者が操作可能なスイッチ使用位置と前記スイッチ使用位置に対して退避するスイッチ退避位置とに変更可能に、前記基部の保持部に設けられており、 It is provided in the holding part of the base so that it can be changed to a switch use position that can be operated by a user and a switch retract position that retracts relative to the switch use position.
前記スイッチ操作部は、前記基部の保持部に枢支部を介して折り畳み可能及び展開可能に設けられており、 The switch operation part is provided in the holding part of the base part so as to be foldable and unfoldable via a pivot part.
折り畳み時に前記スイッチ操作部は前記スイッチ退避位置となり、 When folded, the switch operating portion is in the switch retracted position,
展開時に前記スイッチ操作部は前記スイッチ使用位置となり、 When unfolding, the switch operating part is in the switch use position,
前記スイッチ操作部が前記スイッチ退避位置に変更されたとき、前記スイッチ操作部が前記基部の保持部に重なり合い、且つ、 When the switch operation unit is changed to the switch retracted position, the switch operation unit overlaps the holding unit of the base, and
前記スイッチ操作部が前記スイッチ使用位置に変更されたとき、前記スイッチ操作部は斜め上向きに配置されると共に、前記スイッチ操作部が前記スイッチ退避位置に変更されたとき、前記スイッチ操作部のスイッチは下向きに配置されることを特徴とする便座装置。 When the switch operation unit is changed to the switch use position, the switch operation unit is disposed obliquely upward, and when the switch operation unit is changed to the switch retracted position, the switch of the switch operation unit is A toilet seat device arranged downward.
前記使用者検知センサによる使用者検知に基づいて前記スイッチ操作部を前記スイッチ使用位置に変更する第1操作、及び、前記使用者検知センサによる使用者非検知に基づいて前記スイッチ操作部を前記スイッチ退避位置に変更する第2操作のうちの少なくとも一方を行う駆動部が設けられていることを特徴とする便座装置。In any one of Claims 1-3, the user detection sensor which detects at least one of the user's seating on the said toilet seat and the user's entrance to a toilet is provided,
A first operation for changing the switch operation unit to the switch use position based on user detection by the user detection sensor, and the switch operation unit based on user non-detection by the user detection sensor. The toilet seat apparatus characterized by the above-mentioned. The drive part which performs at least one of 2nd operation changed to a retracted position is provided.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001367127A JP3848143B2 (en) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | Toilet seat device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001367127A JP3848143B2 (en) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | Toilet seat device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003166277A JP2003166277A (en) | 2003-06-13 |
JP3848143B2 true JP3848143B2 (en) | 2006-11-22 |
Family
ID=19176920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001367127A Expired - Fee Related JP3848143B2 (en) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | Toilet seat device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3848143B2 (en) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050095472A (en) * | 2004-03-26 | 2005-09-29 | 양정영 | The sliding control box for bidet |
JP5014084B2 (en) * | 2007-11-21 | 2012-08-29 | 株式会社Lixil | Remote control fixture |
JP5263706B2 (en) * | 2007-12-28 | 2013-08-14 | Toto株式会社 | Local cleaning equipment |
CN106812195A (en) * | 2017-03-15 | 2017-06-09 | 苏州路之遥科技股份有限公司 | Elongation formula intelligent closestool guidance panel |
CN106948443A (en) * | 2017-03-15 | 2017-07-14 | 苏州路之遥科技股份有限公司 | Foldable nightstool guidance panel |
CN106894482A (en) * | 2017-03-15 | 2017-06-27 | 苏州路之遥科技股份有限公司 | The scalable toilet guidance panel of arc |
-
2001
- 2001-11-30 JP JP2001367127A patent/JP3848143B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003166277A (en) | 2003-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000024052A (en) | Chair functioning as bed provided with toilet stool | |
JP3848143B2 (en) | Toilet seat device | |
JP2013072241A (en) | Sanitary washing device | |
US5953765A (en) | Sanitary device having commonly driven washing and drying devices | |
JP2003125979A (en) | Toilet seat washing equipment in western-style toilet | |
JP4942399B2 (en) | Sanitary washing device and toilet device | |
WO2014132531A1 (en) | Toilet with private part cleaning device | |
JP4273753B2 (en) | Warm water washing toilet seat | |
JPH06193115A (en) | Contamination preventive device in privates-washing-and-drying apparatus | |
JP2005213877A (en) | Warm water flushing toilet seat device | |
JP6188887B2 (en) | Portable toilet | |
JPH04363426A (en) | Flush toilet device having sloping cover serving as commode | |
KR100615451B1 (en) | Bidet with automatic cover and seat opening and closing function | |
JP5978018B2 (en) | Portable toilet | |
JP2003166278A (en) | Toilet seat device and operating lever therefor | |
JP5978017B2 (en) | Portable toilet | |
JP3019413B2 (en) | Sanitary washing equipment | |
JP4816190B2 (en) | Toilet equipment | |
JP3373761B2 (en) | Dishwasher | |
JP4175770B2 (en) | Bathroom water discharger | |
JP3180797B2 (en) | Sanitary washing equipment | |
JP3180793B2 (en) | Sanitary washing equipment | |
KR200333407Y1 (en) | Bidet with automatic cover and seat opening and closing function | |
JP2009127380A (en) | Sanitary washing device | |
JP2006299550A (en) | Sanitary washing toilet seat device and toilet equipment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040712 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050801 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050815 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051013 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060821 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060824 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3848143 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100901 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110901 Year of fee payment: 5 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110901 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120901 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130901 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |