JP3848042B2 - Vaporization type burner - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は気化式石油給湯機や気化式石油暖房機等の気化式燃焼器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種の気化ヒータを備えた気化器の温度を燃油の気化が可能な所定の温度に保つように気化ヒータを通電制御して加熱するようにした気化式燃焼器具に於いては、気化式石油暖房機では予熱待機スイッチをONすると運転停止中であっても気化ヒータを通電制御して気化器の予熱を開始して待機し、使用者が外出している間の器具不使用時にも気化器を予熱しておき、帰ってきたときに運転スイッチをONしたらすぐに燃焼開始できるようにしたものがあった。(例えば特公平7−109302号)
【0003】
また、同様に使用者の帰宅後すぐに燃焼開始できるようにするために、気化式石油給湯機では気化器の予熱を予熱予約タイマーによって予め設定された時刻に開始し、予熱開始から一定時間後に予熱を停止するようにしたものがあった。(例えば特開平9−318047号)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来のものでは、一度予熱待機スイッチをONしたり予熱予約タイマーを設定してしまうと、人が外出しているとき等の燃焼器具の使用の可能性の全くない場合であっても気化器を予め定められた燃油の気化が可能な所定温度に保つようにしているものであるので、無駄な電力が多く消費されてしまうものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明はこの点に着目し上記欠点を解決する為、請求項1では特にその構成を、燃油を気化するための気化ヒータ及び気化器と、前記気化器の温度を検出する気化温度センサと、前記気化温度センサの出力に基づき前記気化ヒータの通電制御を行って前記気化器を燃油の気化可能な第1の所定温度範囲に予熱する予熱制御手段と、燃焼器具本体に有線又は無線接続されたリモコンとを有した気化式燃焼器具に於いて、前記リモコンに人の存否を検知するための人存否検知センサを設け、該人存否検知センサの出力を受けて人の存否を判定する人存否判定手段と、該人存否判定手段の人不在判定により予熱温度を前記第1の所定温度範囲より低い第2の所定温度範囲に変更すると共に、人存在判定により予熱温度を前記第2の所定温度範囲から前記第1の所定温度範囲に戻す予熱温度変更手段とを備えた。
【0006】
また、請求項2では特にその構成を、燃油を気化するための気化ヒータ及び気化器と、前記気化器の温度を検出する気化温度センサと、前記気化温度センサの出力に基づき前記気化ヒータの通電制御を行って前記気化器を燃油の気化可能な第1の所定温度範囲に予熱する予熱制御手段とを有した気化式燃焼器具に於いて、燃焼器具本体に人の存否を検知するための人存否検知センサを設け、該人存否検知センサの出力を受けて人の存否を判定する人存否判定手段と、該人存否判定手段の人不在判定により予熱温度を前記第1の所定温度範囲より低い第2の所定温度範囲に変更すると共に、人存在判定により予熱温度を前記第2の所定温度範囲から前記第1の所定温度範囲に戻す予熱温度変更手段とを備えた。
【0007】
【発明の実施の形態】
前記請求項1に係る発明によると、予熱制御手段10が気化器9を燃油の気化可能な第1の所定温度範囲に予熱を行っている際に、リモコン6に設けられた人存否検知センサ22が人を検知せずに一定時間が経過して、人存否判定手段23が人不在判定を出力すると、予熱温度変更手段24が予熱制御手段10で制御する予熱温度を第1の所定温度範囲より低い第2の所定温度範囲に変更するので、人不在時の消費電力を低減することができ、また、予熱温度の変更後に人存否検知センサが人を検知して人存否判定手段23が人存在判定信号を出力すると、予熱温度変更手段24が予熱温度を第1の所定温度範囲に戻して燃焼要求に対しすぐに燃焼可能にしている。
【0008】
前記請求項2に係る発明によると、予熱制御手段10が気化器9を燃油の気化可能な第1の所定温度範囲に予熱を行っている際に、燃焼器具本体25に設けられた人存否検知センサ22が人を検知せずに一定時間が経過して、人存否判定手段23が人不在判定を出力すると、予熱温度変更手段24が予熱制御手段10で制御する予熱温度を第1の所定温度範囲より低い第2の所定温度範囲に変更するので、人不在時の消費電力を低減することができ、また、予熱温度の変更後に人存否検知センサが人を検知して人存否判定手段23が人存在判定信号を出力すると、予熱温度変更手段24が予熱温度を第1の所定温度範囲に戻して燃焼要求に対しすぐに燃焼可能にしている。
【0009】
【実施例】
本発明に係る気化式燃焼器具を気化式石油給湯機に適用した第1の実施例を図1〜図4に基づいて説明する。
【0010】
1は気化式石油給湯機の本体で、屋外に壁掛け又は据置で設置されるものである。2は給湯用の熱交換器で、複数枚のフィン3と給湯管4とが一体となって構成され、この給湯管4の先端部は屋内の台所や流し台に設けられた給湯栓5に接続されている。6は前記気化式給湯機本体1と有線又は無線接続され使用者が給湯機本体1に指令を与えるためのリモコンで、前記給湯栓5の近傍壁面に設けられている。
【0011】
7は熱交換器2を加熱するバーナ部で、気化ヒータ8を備えた気化器9に連通しているもので、この気化ヒータ8によって気化器9が加熱され、燃油の気化ガスと燃焼用一次空気による予混合ガスを前記バーナ部7で燃焼させるようにして、ターンダウン比が広く静かな気化燃焼を行うものである。
【0012】
10は前記気化ヒータ8の通電制御を行う予熱制御手段で、気化温度センサ11を介して気化器9の温度を検知し、該気化器9を燃油の気化可能な第1の所定温度範囲に保持するもので、詳しくは、前記気化温度センサ11で検知する気化器9の温度が第1の所定温度範囲の下限(第1のON温度)以下になると前記気化ヒータ8に通電を行い気化器9を加熱し、気化器9の温度が第1の所定温度範囲の上限(第1のOFF温度)以上になると前記気化ヒータ8の通電を遮断して気化器9を所定の気化可能温度に保持するようにして気化器9の予熱を行うものである。
【0013】
12は前記予熱制御手段10を含みマイコンを主体として構成され、この気化式石油給湯機1の制御を行う制御装置で、燃料供給用の電磁ポンプ(図示せず)及び燃焼空気供給用の燃焼ファン(図示せず)及び点火器(図示せず)等の駆動部品を有し、給湯管4に備えられた水の流れを検知する水流センサ13からの信号や、湯温センサ14の検出湯温と湯温設定器(図示せず)からの設定値との比較演算等によってバーナ部7の燃焼を制御するものである。
【0014】
15は前記リモコン6に備えられた運転スイッチで、この運転スイッチ15を投入すると前記制御装置12は前記予熱制御手段10に予熱制御開始信号を送り、給湯開始に先立って気化器9を第1の所定温度範囲に予熱しておくもので、この予熱状態は予熱開始より一定時間T1(ここでは90分間)継続される。このように気化器9を予熱しておくことで、使用者が給湯栓5を開栓した時にすぐに燃焼開始して湯を供給できるようにしている。
【0015】
また、前記一定時間T1(90分間)の予熱状態時に給湯使用の終了によりバーナ部7の燃焼が停止すると、燃焼停止から再度一定時間T1(90分間)の予熱を開始し、予熱開始から一定時間T1(90分間)燃焼が開始されないと前記ヒータ制御手段12に予熱制御停止信号を送り、予熱動作を停止するものである。
【0016】
16は予め設定した給湯使用予定時刻である予熱タイマー時刻T2から一定時間T3(ここでは90分間)気化器9を予熱する予熱予約タイマー手段で、前記リモコン6に備えられた時スイッチ17と分スイッチ18とから成る時刻設定手段19によって予熱タイマー時刻T2が設定され、予熱タイマースイッチ20のON信号でこの予熱タイマー時刻T2を記憶すると共に、現在時刻Tとの比較を開始して予熱タイマー時刻T2になると予熱制御手段10に予熱制御開始信号を出力し、予熱制御開始から一定時間T3(90分間)気化器9を予熱状態に制御する。
【0017】
21は前記リモコン6に備えられた表示部で、現在時刻T、予熱タイマー時刻T2、予熱タイマー設定の有無、予熱動作中等の表示を行うものであり、前記予熱予約タイマー手段16からの出力で、予熱タイマー動作中の予熱タイマー時刻T2の前までは該予熱タイマー時刻T2を表示し、予熱開始後は予約動作中表示と現在時刻Tを表示して、一目で今の動作状況がわかるようにしているものである。
【0018】
22は前記リモコン6前面に備えられ人の存否を検知するための人存否検知センサで、図4で示した領域Aの赤外線を検知する赤外線センサにより構成されており、23はこの人存否検知センサ22の出力に基づいて人の存否を判定する人存否判定手段である。
【0019】
この人存否判定手段23ははタイマ機能及びカウント機能を備えており、一定時間T4(例えば10分間)以上前記人存否検知センサ22の出力がないとリモコン6付近に人がいないと判断して人不在判定信号を出力すると共に、一定時間T5(例えば10秒間)以上連続して前記人存否検知センサ22の出力があるか、または一定時間T6(例えば1分間)以内に複数回前記人存否検知センサ22の出力があるとリモコン6付近に人がいると判断して人存在判定信号を出力するようにしている。
【0020】
この人存否検知センサ22はこのような赤外線センサを用いたものに限定されることはなく、例えば音センサや超音波センサを用いることも可能である。この音センサを人存否検知センサ22として用いた場合は人存否判定手段23の判定の仕方は、一定時間T4以上前記人存否検知センサ(音センサ)22の出力する音圧レベルが一定値以下だと人不在判定信号を出力すると共に、一定時間T5以内に一定音圧レベル以上の音を複数回検知するか、または一定音圧レベル以上の音が連続して一定時間T6以上継続すると人存在判定信号を出力するようにする。
【0021】
24は前記人存否判定手段23からの判定信号を受け、人不在判定により前記予熱制御手段10の予熱温度を前記第1の所定温度範囲より低い第2の所定温度範囲に変更すると共に、人存在判定により前記予熱制御手段10の予熱温度を前記第2の所定温度範囲から前記第1の所定温度範囲に戻す予熱温度変更手段である。
【0022】
次に図4のタイムチャートに基づきこの第1の実施例の作動について説明すると、現在時刻が予熱予約タイマー手段16で設定した予熱タイマー時刻T2になると、前記予熱予約タイマー手段16は前記予熱制御手段10に所定時間T3(90分間)の予熱を開始させるよう信号を出力する。
【0023】
そして、前記予熱制御手段10は気化ヒータ8に通電して予熱を開始すると、気化温度センサ11で検出する気化器9の温度と燃油の気化可能な第1の所定温度範囲(第1のON温度及び第1のOFF温度)とを比較し、気化器9の温度が第1の所定温度範囲に保持されるよう前記気化ヒータ8をON/OFFし、バーナ部7の燃焼開始前に気化器9を予熱する。
【0024】
次に、前記給湯栓5が開かれると水流センサ13が水流を検知し、この水流検知により前記バーナ部7での燃焼が開始され、前記給湯栓5から湯が供給されるものである。
【0025】
そして、前記給湯栓5が閉められると水流検知はなくなり、前記バーナ部7での燃焼が停止されると共に、前記の予熱開始からの所定時間T3(90分間)のカウントはリセットされ、あらたに所定時間T1(90分間)の予熱待機状態となる。
【0026】
この所定時間T1(90分間)の予熱待機中に前記リモコン6の付近から人がいなくなり、前記人存否判定手段23から人不在判定信号が出力されると、前記予熱温度変更手段24は前記予熱制御手段10の予熱温度を前記第1の所定温度範囲より低い第2の所定温度範囲(第2のON温度及び第2のOFF温度)に変更して気化ヒータ8の負荷が小さい省電力予熱を行うので、人不在時の予熱にかかる消費電力を低減することができる。
【0027】
また、予熱温度を第2の所定温度範囲としている省電力予熱を行っている際に、前記人存否判定手段23から人存在判定信号が出力されると、前記予熱温度変更手段24は前記予熱制御手段10の予熱温度を前記第2の所定温度範囲から前記第1の所定温度範囲に戻し、燃油を気化可能な温度範囲に気化器9を予熱するようにしたので良好に燃油を気化可能で、人存在時は給湯要求に対しすぐに燃焼開始が可能で極めて使用勝手が良いものである。
【0028】
そして、前記の燃焼停止(予熱開始)から所定時間T1(90分間)が経過すると、気化ヒータ8へ通電制御を停止して予熱を停止する。このように所定時間後には予熱を停止するようにしているので、不要な予熱動作を抑制でき無駄な消費電力を極力抑えることができる。
【0029】
次に、本発明に係る気化式燃焼器具を気化式石油暖房機に適用した第2の実施例を図5〜図7に基づいて説明する。尚、前記第1の実施例と同一のものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0030】
25は屋内に設置される気化式石油暖房機本体で、本体内部のバーナ部7での燃焼排気ガスを温風吹出口26から室内に吹き出すことで暖房を行うもので、また、該本体前面には前記人存否検知センサ22を備えている。
【0031】
27は本体前面上部に設けられた操作部で、燃焼開始させて暖房の開始を指示する運転スイッチ28と、室温設定器(図示せず)と、設定された室温や現在の室温を表示する表示器29と、運転停止中に気化ヒータ8を通電制御して気化器9を所定時間予熱する予熱待機スイッチ30とを有している。
【0032】
31はマイコンを主体として構成され、この気化式石油暖房機25の制御を行う制御手段で、燃料供給用の電磁ポンプ(図示せず)及び燃焼空気供給用の燃焼ファン(図示せず)及び点火器(図示せず)等の駆動部品を有し、室温センサ32の検出室温と室温設定器で設定された室温との比較演算等によってバーナ部7の燃焼を制御するものである。
【0033】
33は前記予熱待機スイッチ30の投入により前記予熱制御手段10へ予熱開始信号を出力すると共に、比較的長い所定時間T7(12時間)のカウントを開始し、この所定時間T7(12時間)のカウント終了で前記予熱制御手段10へ予熱停止信号を出力する予熱待機手段で、使用者が部屋が十分暖まったり近所への外出で一旦暖房を停止するが、またすぐに使用する可能性があるので前記予熱待機スイッチ30を投入することにより所定時間T7(12時間)の予熱を開始し、暖房が必要な時には気化器9が予熱状態にあるので、運転スイッチ28の投入により気化器9の予熱待ちなしですぐに暖房を開始できるものである。
【0034】
次に図7のタイムチャートに基づきこの第2の実施例の作動について説明すると、使用者が部屋が十分暖まったり近所への外出で一旦暖房を停止するが、またすぐに使用する可能性があるので前記予熱待機スイッチ30をONすると、前記予熱待機手段33が所定時間T7(12時間)のカウントを開始すると共に、前記予熱制御手段10に予熱開始信号を出力して予熱が開始される。
【0035】
そして、暖房機本体25のまわりに人がいなくなると、前記人存否検知センサ22は人の存在を検知しないので、前記人存否判定手段23は人不在判定信号を前記予熱温度変更手段24へ出力する。
【0036】
ここで、前記予熱温度変更手段24は前記予熱制御手段10の予熱温度を前記第1の所定温度範囲より低い第2の所定温度範囲(第2のON温度及び第2のOFF温度)に変更して気化ヒータ8の負荷が小さい省電力予熱を行うので、長時間にわたる人不在時の予熱にかかる消費電力を低減することができる。
【0037】
そして、予熱温度を第2の所定温度範囲としている省電力予熱を行っている際に、使用者が暖房機本体25のまわりに戻ると、前記人存否検知センサ22が人を検知して前記人存否判定手段23から人存在判定信号が出力され、前記予熱温度変更手段24は前記予熱制御手段10の予熱温度を前記第2の所定温度範囲から前記第1の所定温度範囲に戻し、燃油を気化可能な温度範囲に気化器9を予熱するようにし、そこで前記運転スイッチ28がONされると、気化器9は燃油を気化可能な第1の所定温度範囲に予熱されているので、すぐに燃焼開始でき極めて使用勝手が良いものである。
【0038】
また、前記の予熱待機スイッチ30のON動作から所定時間T7(12時間)が経過すると、気化ヒータ8へ通電制御を停止して予熱を停止する。このように所定時間後には予熱を停止するようにしているので、予熱待機スイッチ30をONしたことを忘れたとしても、所定時間T7(12時間)後には自動的に予熱動作が停止され無駄な消費電力を極力抑えることができる。
【0039】
尚、予熱温度を第2の所定温度範囲としている省電力予熱を行っている状態で、前記人存否判定手段23が人存在判定信号を出力する前に前記運転スイッチ28をONすると、気化器9は第1の所定温度範囲より低い第2の所定温度範囲にあるが、ある程度の高温状態を保っているので、少し待つだけですぐに燃焼開始することができ利便性が高いものである。
【0040】
尚、前記第1、第2の実施例に記載された第2の所定温度範囲は、図面に示されたごとく第2のOFF温度及び第2のON温度共に第1のOFF温度及び第1のON温度より低温度であることに限定されるものではなく、例えば第2の所定温度範囲の高温側と第1の所定温度範囲の低温側とを一部重複させて第2の所定温度範囲を第1の所定温度範囲より低温度としたり、また、第2のOFF温度は変えずに第2のON温度のみを第1のON温度より低温度にして第2の所定温度範囲の温度幅を拡大して第2の所定温度範囲を第1の所定温度範囲より低温度としてもよい。尚、第2の所定温度範囲の温度幅を拡大すると気化ヒータ8のON/OFFの頻度が減少して消費電力を低減できると共に、気化ヒータ8の故障率が低減して耐用年数も上がるものである。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、人がいるときは気化器の予熱温度を燃油の気化可能な第1の所定温度範囲に制御して、燃焼要求に対しすぐに燃焼可能にしていると共に、人のいないときには気化器の予熱温度を第1の所定温度範囲より低い第2の所定温度範囲に下げて燃焼器具の使用の可能性の全くない場合の無駄な消費電力を抑えることができて省エネであり、さらに、人の存在を検知して気化器の予熱温度を第1の所定温度範囲に戻す前に燃焼要求が発生しても、少し待つだけですぐに燃焼開始することができ利便性を損ねることもないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である気化式石油給湯機の概略構成図。
【図2】同第1の実施例の制御装置のブロック図。
【図3】同第1の実施例のリモコン(人存否検知センサ)と給湯栓との位置関係を説明する図。
【図4】同第1の実施例の作動のタイムチャート。
【図5】この発明の第2の実施例である気化式石油暖房機の外観図。
【図6】同第2の実施例の制御装置のブロック図。
【図7】同第2の実施例の作動のタイムチャート。
【符号の説明】
6 リモコン
8 気化ヒータ
9 気化器
10 予熱制御手段
11 気化温度センサ
22 人存否検知センサ
23 人存否判定手段
24 予熱温度変更手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vaporization type combustion appliance such as a vaporization type petroleum water heater or a vaporization type oil heater.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a vaporization type combustion appliance that heats the vaporization heater by controlling the energization of the vaporization heater so that the temperature of the vaporizer equipped with this type of vaporization heater is maintained at a predetermined temperature at which the fuel oil can be vaporized. When the preheating standby switch is turned on in the oil heater, even when the operation is stopped, the vaporization heater is energized to start preheating the vaporizer and wait, even when the appliance is not in use while the user is out There was one that preheated the carburetor and started combustion as soon as the operation switch was turned on when returning. (For example, Japanese Patent Publication No. 7-109302)
[0003]
Similarly, in order to be able to start combustion immediately after the user returns home, the vaporizer type oil water heater starts preheating of the vaporizer at a time set in advance by a preheating reservation timer, and after a certain time from the start of preheating. There was something that stopped preheating. (For example, JP-A-9-318047)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, with this conventional device, once the preheat standby switch is turned on or the preheat reservation timer is set, even if there is no possibility of using the combustion appliance when the person is out, etc. Since the vaporizer is kept at a predetermined temperature at which predetermined fuel oil can be vaporized, a lot of wasted power is consumed.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention focuses on this point and solves the above-mentioned drawbacks. In particular, in
[0006]
Further, in
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
According to the first aspect of the present invention, when the preheating control means 10 preheats the
[0008]
According to the second aspect of the present invention, when the preheating control means 10 preheats the
[0009]
【Example】
A first embodiment in which the vaporizing combustion appliance according to the present invention is applied to a vaporizing oil water heater will be described with reference to FIGS.
[0010]
[0011]
7 is a burner section for heating the
[0012]
[0013]
A
[0014]
[0015]
Further, when the combustion of the
[0016]
[0017]
[0018]
A human presence /
[0019]
The presence / absence determination means 23 has a timer function and a count function, and if there is no output from the presence /
[0020]
The presence /
[0021]
24 receives a determination signal from the presence /
[0022]
Then, based on the time chart of FIG. 4 will be described the operation of the first embodiment, when the current time reaches the preheating timer time T 2, which is set in the preheating reservation timer means 16, the preheating reservation timer means 16 is the preheating control A signal is output to cause the
[0023]
When the preheating control means 10 energizes the
[0024]
Next, when the hot-
[0025]
When the hot-
[0026]
When there is no person from the vicinity of the remote controller 6 during the pre-heating standby for the predetermined time T 1 (90 minutes) and the absence determination signal is output from the presence /
[0027]
In addition, when performing the power saving preheating in which the preheating temperature is set to the second predetermined temperature range, if a human presence determination signal is output from the human
[0028]
When the combustion stop of the predetermined time T 1 (90 min) from (preheating start) has elapsed, to stop the preheating stop energization control to the
[0029]
Next, the 2nd Example which applied the vaporization type combustion appliance which concerns on this invention to the vaporization type oil heater is described based on FIGS. The same parts as those in the first embodiment are designated by the same reference numerals and the description thereof is omitted.
[0030]
[0031]
[0032]
A
[0033]
33 outputs a preheating start signal to the preheating control means 10 when the preheating
[0034]
Next, the operation of the second embodiment will be described with reference to the time chart of FIG. 7. The user once stops heating when the room is sufficiently warmed or goes out to the neighborhood, but there is a possibility that the user will use it immediately. Therefore, when the preheating
[0035]
When there is no person around the
[0036]
Here, the preheating temperature changing means 24 changes the preheating temperature of the preheating control means 10 to a second predetermined temperature range (second ON temperature and second OFF temperature) lower than the first predetermined temperature range. Thus, power saving preheating with a small load on the vaporizing
[0037]
Then, during power saving preheating in which the preheating temperature is set to the second predetermined temperature range, when the user returns around the
[0038]
Further, when a predetermined time T 7 (12 hours) has elapsed since the ON operation of the preheating
[0039]
If the
[0040]
The second predetermined temperature range described in the first and second embodiments is the same as the first OFF temperature and the first ON temperature as shown in the drawing. The temperature is not limited to a temperature lower than the ON temperature. For example, the second predetermined temperature range is set by partially overlapping the high temperature side of the second predetermined temperature range and the low temperature side of the first predetermined temperature range. The temperature is set to be lower than the first predetermined temperature range, or the second OFF temperature is not changed, and only the second ON temperature is set lower than the first ON temperature, and the temperature range of the second predetermined temperature range is increased. The second predetermined temperature range may be expanded to be lower than the first predetermined temperature range. If the temperature range of the second predetermined temperature range is expanded, the ON / OFF frequency of the vaporizing
[0041]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when a person is present, the preheating temperature of the carburetor is controlled to the first predetermined temperature range in which the fuel oil can be vaporized, so that combustion can be performed immediately in response to the combustion request. When there is no person, the preheat temperature of the vaporizer can be lowered to a second predetermined temperature range lower than the first predetermined temperature range, and wasteful power consumption can be suppressed when there is no possibility of using the combustion appliance. It is energy-saving, and even if a combustion request occurs before the presence of a person is detected and the preheat temperature of the vaporizer is returned to the first predetermined temperature range, combustion can be started immediately after a short wait. There is no loss of sex.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a vaporization type petroleum water heater according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram of a control apparatus according to the first embodiment.
FIG. 3 is a view for explaining the positional relationship between a remote controller (human presence detection sensor) and a hot water tap according to the first embodiment.
FIG. 4 is a time chart of the operation of the first embodiment.
FIG. 5 is an external view of a vaporization type oil heater according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a block diagram of a control apparatus according to the second embodiment.
FIG. 7 is an operation time chart of the second embodiment.
[Explanation of symbols]
6
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000075696A JP3848042B2 (en) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | Vaporization type burner |
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