JP3847522B2 - Coated bearing manufacturing method and apparatus - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コーティング軸受の製造方法及び製造装置に関するものであり、さらに詳しく述べるならば二硫化モリブデン(MoS2),黒鉛などの固体潤滑剤を樹脂(以下これらの総称を「コーティング材」又は「塗液」とする)とともに裏金に成膜したコーティング軸受の製造方法及び装置に関するものである。かかるコーティング軸受は、通常、サンディングなどの表面処理を施すこともある低炭素鋼板の表面に青銅、鉛青銅、リン青銅などの焼結合金もしくはこれらの溶射層がもつアンカリング効果を利用するか、又はショットブラストによる粗面化処理して、コーティング材を接着して成るものである。さらに、焼結合金層などの形成を省略して裏金を表面処理して、多孔質とすることも可能である。一般にエンジンベアリング用として使用されるコーティング軸受は幅が10〜50mm、半径が30〜200mm程度のものである。焼結合金層は厚さが一般に0.5〜2μmであり、焼結層が完全にコーティング材で被覆されている形態の軸受と一部が露出している軸受がある。前者の場合コーティング材の厚さは一般に2〜10μmである。コーティング軸受としては、アルミニウム合金、ケルメットなどを軸受合金とするエンジン軸受の内面にオーバレイを施こしたものがあり、係るオーバレイを塗液により形成することができる。
【0002】
【従来の技術】
コーティング軸受に関する米国特許第5217814号(発明者:川上他)によると、焼結青銅表面層を有する裏金を固体潤滑剤粒子分散樹脂液中に浸漬して、焼結空孔中に固体潤滑剤を含浸させるか、あるいはこの分散液を焼結青銅表面層に塗布している。一般的には、上記分散液を半円弧状裏金にスプレーする方法が行われている。
【0003】
アルミニウム合金ストリップ等に塗料を塗装する一般のロールコート法においては、コーターパンに溜められた塗料をピックアップロール、メタリングロール、アプリケーションロールを介して順次ストリップ面まで転移させ、ストリップを反対方向に回転するメタリングロールとバッキングロールの間に挟んでストリップ全面に塗料を塗着させている(特許第2851134号公報)。コーティング軸受の製造過程では、裏金上への焼結合金層形成は裏金ストリップを連続通板処理させながら行うが、コーティング材の塗布は通板処理中に行わず、切断及びプレス曲げ加工により半円弧形状裏金に対して行っている。これは曲げ加工によりコーティング層の膜が剥奪する、膜厚が不均一になる、膜の表面粗さが変化するなどを避けるためである。
【0004】
コーティング軸受製造法に要求されもしくは望ましい点は次のとおりである。
(1)コーティング材の膜厚が薄い部分あるいは面粗度が粗い部分でコーティング層が 失われ、焼結層と相手軸が接触して摺動特性の劣化が起こるので、コーティング 材の膜厚と面粗度が均一であることが必要である。
(2)量産においてコーティング材の膜厚及び面粗度ならびにコーティング層の組成が 一定していることが必要である。
(3)樹脂の溶剤蒸発や粉末の飛散により作業環境が悪化するので、作業環境を良好に 保ち得ることが必要である。
(4)特に粉末の飛散はコーティング性能の劣化を招くので、コーティング材の歩留ま りが高いことが必要である。
(5)焼結空孔へのコーティング材充填率が高いこと。一般に5%以下の空孔率にコー ティング材、少なくとも樹脂が十分に含浸され、コーティング層の接着強度が高 いことが必要である。
(6)生産性が高いことが必要である。
(7)コーティング後の表面仕上げは、コストアップを伴うから避けることが望ましい 。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のコーティング軸受製造におけるコーティング法は、ストリップを連続処理する方法ではないために生産性が低かった。尤も多数の円弧状裏金を塗料パンなどに浸漬するバッチ処理を行うと生産性が高くなるが、量産において一定品質を確保することが困難になる。
従来のコーティング法に関しては、先ずスプレー法は歩留まり及び作業環境の面で問題があり、加えて1回の成膜量が1μm程度であり、通常多数回の塗布を必要とし、生産性が低い。次に、浸漬法は十分な膜厚を得るためには長時間を必要とし、生産性が劣りまた、量産において一定のコーティング組成を得るためには塗液パン中の固体潤滑剤の濃度を一定に管理する必要がある。最後にブラシ、スリット、パット印刷を用いる塗布法は、円弧形状の裏金に適用する面では問題が多いために工業的にはほとんど採用されていない。
本発明は、上述のような観点からコーティング軸受の円弧状裏金に適用できるロールコーティング法及び装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るコーティング軸受の製造方法は、内面側が摺動部となる半円弧状体に固体潤滑剤及び樹脂から実質的になるコーティング層を成膜しそして焼成するコーティング軸受の製造方法において、前記成膜段階で成膜されるコーティング層の少なくとも1層が、前記固体潤滑剤及び樹脂を含んでなる塗液を転写ロール上に滴下し、該転写ロールと印刷ロールを回転接触せしめ、引続いて前記転写ロールと半円弧状体の裏面送り手段を回転接触せしめ、これらの間隙に、前記半円弧状体をその内面が前記転写ロールに接するように噛み込ませる処理により形成されることを特徴とし、また、本発明に係るコーティング軸受の製造装置は、塗液を滴下するディスペンサ−と、この下方に配置された転写ロールと、この転写ロールに並設された印刷ロール及びバックアップロールと、これらロールの面間隔を調整するべく少なくとも1つのロールを駆動する手段とを含んでなり、この駆動手段により、間歇的に、前記印刷ロールとバックアップロールはロール面が接触され、かつ前記印刷ロールと前記バックアップロールは半円弧状体を通過せしめる間隙を置いて対向することを特徴とする。本発明法は、多数回塗りの場合は少なくとも1層を本方法で行い、好ましくは各回の塗布を本方法で行うものである。以下、本発明を詳しく説明する。
【0007】
本発明においては、ポリイミドアミド、ポリイミドなどの熱硬化性樹脂、固体潤滑剤及び少量の界面活性剤、必要により燐化鉄などの硬質粒子を混合して500〜4000cps、好ましくは1000〜2000cpsの粘度とした液とする。このような塗液は例えば70%MoS2 ,残部ポリアミドイミド樹脂である。図1に示すようにディスペンサー1から塗液滴2として転写ロール3上に25〜30℃で滴下すると、スプレー法などでは避けられない飛散をなくすることができ、また、塗液パン等を使用する場合に起こる成分濃度の変化を避けることができる。なお、連続流を適用する方法では転写ロールから流れ落ちる塗液の量が多くなりやはり無駄が多くなるが、本方法ではこの弊害を避けることができる。塗液の滴下は1箇所からだけでも充分であるが必要により2箇所以上から行ってもよい。転写ロール3に塗液4は樹脂の粘性に因り十分な付着力で付着しているが、エッチングロール、ショットブラストロールなどのロール面表面を凹凸とするとさらに望ましい量の塗液を付着させることができる。
【0008】
続いて、図2に示すように、転写ロール3と、これに並設された印刷ロール5を接触させ回転させることにより、塗液4を印刷ロール5の表面全体に均一に展開する。何れか一方もしくは双方のロールの接触回転数累計は塗液塗液の均一展開を図るように定める。
【0009】
次に、塗液の均一展開後、必要により40〜70℃に予熱された半円弧状体(以下「裏金」と称する)6内面にコーティング材を塗布する。このためには裏金6が印刷ロール5の周り回転する力を与え、塗液の塗布を行う裏面送り手段が必要になる。これにはコンベヤ、1個以上のロールなどが使用可能であるが、以下の説明ではバックアップロール7(図3)の例について説明する。
図3に示すように、印刷ロール5とバックアップロール7を接近させ、これらの間隙を裏金6が噛み込まれながら下向きに移動できる程度まで近づけると、印刷ロール5は裏金6の内面に塗液を塗布しかつ裏金6をその円弧軌道に沿って下向きに送る。印刷ロール5の周速(V1)はバックアップロール7の周速(V2)より速いことが好ましく、V1≦1.3V2がより好ましい。バックアップロール7は裏金6の位置決めのために円周方向に溝を設けることが好ましい。転写ロール3、印刷ロール5及びバックアップロール7の幅を広くして裏金6を2個以上並列状態にしてコーティングしてもよい。
塗液塗布後乾燥を行ない、必要により上記工程を繰り返す。例えば6μmの膜厚のコーティング層を形成するためには3回程度の繰り返しが必要になる。その後ポリイミド樹脂を使用する場合は250〜300℃程度で焼成を行う。
【0010】
続いて、図4を参照して本発明に係るコーティング装置の実施例を説明する。
転写ロール3及び印刷ロール5はシリンダーなどからなるロール変位手段10により水平方向に移動可能であり、上述の塗液の展開及び裏金6への塗布を以下のようなタイミングで行う。加圧ガス源11は常時加圧ガスをディスペンサー1に送り例えば数gの液滴2を滴下させているが、ロール変位指令手段12が加圧ガス源11に供給停止を指令し、次にロール変位手段10を付勢して転写ロール3を点線の位置から実線の位置まで移動させて塗液を印刷ロール5に移す。これらロール3、5の接触を検知するセンサ13からの信号を受けて回転数カウンタ14が印刷ロール5の累計回転数を積算し、所定数例えば5回転が得られた時に、回転数累計記憶手段15からロール変位指令手段12を経てロール変位手段10に指令を発し、印刷ロール5をバックアップロール7に接近せしめる。これらのロール5、7が所定間隔で接近したことをセンサ13が検知すると、ストッパー付勢手段16からストッパー15を除勢する信号を与えると裏金6はフィーダー17からロール5、7の間隙に落下して塗液を塗布される。その後ストッパー付勢手段16からストッパー15を付勢する信号を与えて裏金6の落下を制止し、この制止信号発生後、(イ)転写ロール3の原位置への復帰、(ロ)印刷ロール5の原位置への復帰、(ハ)回転数累積記憶手段15を初期値(ゼロ)に再設定、(へ)ガス加圧開始を順次行う。上記した一連の工程はシーケンス制御もしくはマイコン制御で行うことができる。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると段落0004で説明した要件が満足される製造方法及び装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 転写ロールの概念図である。
【図2】 塗液転写中の転写ロールと印刷ロールの概念図である。
【図3】 塗液塗布中の印刷ロールとバックアップロールの概念図である。
【図4】 コーティング装置の説明図である。
【符号の説明】
1―ディスペンサー
2―液滴
3―転写ロール
4―塗液
5―印刷ロール
7―バックアップロール
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method and an apparatus for manufacturing a coated bearing. More specifically, the present invention relates to a solid lubricant such as molybdenum disulfide (MoS 2 ), graphite or the like (hereinafter collectively referred to as “coating material” or “ It is related with the manufacturing method and apparatus of the coating bearing formed into a film with the back metal. Such coated bearings usually use the anchoring effect of sintered alloys such as bronze, lead bronze, phosphor bronze, etc. on the surface of a low carbon steel plate that may be subjected to surface treatment such as sanding, Alternatively, the surface is roughened by shot blasting, and the coating material is adhered. Further, it is possible to make the back metal surface by omitting the formation of a sintered alloy layer or the like to make it porous. Coated bearings generally used for engine bearings have a width of about 10 to 50 mm and a radius of about 30 to 200 mm. The sintered alloy layer generally has a thickness of 0.5 to 2 μm, and there are a bearing in which the sintered layer is completely covered with a coating material and a bearing in which a part is exposed. In the former case, the thickness of the coating material is generally 2 to 10 μm. As a coated bearing, there is one in which an inner surface of an engine bearing made of an aluminum alloy, kelmet or the like is used as a bearing alloy, and the overlay can be formed by a coating liquid.
[0002]
[Prior art]
According to US Pat. No. 5,178,814 (inventor: Kawakami et al.) Relating to a coated bearing, a back metal having a sintered bronze surface layer is dipped in a solid lubricant particle-dispersed resin liquid, and the solid lubricant is placed in the sintered pores. It is impregnated or this dispersion is applied to the surface layer of the sintered bronze. In general, a method of spraying the dispersion liquid on a semicircular arc backing metal is performed.
[0003]
In the general roll coating method, where paint is applied to aluminum alloy strips, etc., the paint accumulated in the coater pan is transferred to the strip surface sequentially through the pick-up roll, metering roll, and application roll, and the strip is rotated in the opposite direction. The coating is applied to the entire surface of the strip sandwiched between the metering roll and the backing roll (Japanese Patent No. 2851134). In the manufacturing process of coated bearings, the formation of the sintered alloy layer on the back metal is performed while the back metal strip is continuously threaded, but the coating material is not applied during the threading process, but is cut and pressed by a semicircular arc. It goes against the shape back metal. This is to avoid the film of the coating layer being peeled off by bending, the film thickness becoming non-uniform, or the surface roughness of the film changing.
[0004]
The required or desirable points for the coated bearing manufacturing method are as follows.
(1) The coating layer is lost where the coating material is thin or where the surface roughness is rough, and the sintered layer and the mating shaft come into contact with each other, causing deterioration of the sliding characteristics. The surface roughness must be uniform.
(2) In mass production, the film thickness and surface roughness of the coating material and the composition of the coating layer must be constant.
(3) Since the work environment deteriorates due to resin solvent evaporation and powder scattering, it is necessary to maintain a good work environment.
(4) In particular, powder scattering causes deterioration of coating performance, so it is necessary that the yield of the coating material be high.
(5) The coating material filling rate into the sintered pores is high. In general, it is necessary that the coating material, at least the resin, is sufficiently impregnated with a porosity of 5% or less, and the adhesive strength of the coating layer is high.
(6) Productivity must be high.
(7) It is desirable to avoid surface finishing after coating because it increases costs.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional coating method in the manufacture of coated bearings is not a method for continuously processing strips, and therefore has low productivity. However, when batch processing is performed in which a large number of arc-shaped backing plates are immersed in a paint pan or the like, productivity increases, but it is difficult to ensure a certain quality in mass production.
Regarding the conventional coating method, first, the spray method has problems in terms of yield and working environment. In addition, the amount of film formation at one time is about 1 μm, and usually requires many times of application, and the productivity is low. Next, the dipping method requires a long time to obtain a sufficient film thickness, is inferior in productivity, and in order to obtain a constant coating composition in mass production, the concentration of the solid lubricant in the coating liquid pan is constant. Need to manage. Finally, coating methods using brushes, slits, and pad printing are rarely used industrially due to many problems in terms of application to arc-shaped backing plates.
An object of the present invention is to provide a roll coating method and apparatus that can be applied to an arc-shaped backing metal of a coated bearing from the above viewpoint.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The method for producing a coated bearing according to the present invention is the method for producing a coated bearing in which a coating layer consisting essentially of a solid lubricant and a resin is formed on a semicircular arc-shaped body having an inner surface side as a sliding portion, and fired. At least one of the coating layers formed in the film-forming stage drops the coating liquid containing the solid lubricant and the resin onto the transfer roll, and makes the transfer roll and the printing roll contact with each other. The transfer roll and the back surface feeding means of the semicircular arc member are brought into rotational contact with each other, and the semicircular arc member is formed in the gap so that the inner surface thereof is in contact with the transfer roll. The coating bearing manufacturing apparatus according to the present invention includes a dispenser for dropping the coating liquid, a transfer roll disposed below the dispenser, and the transfer roll. A printing roll and a backup roll, and means for driving at least one roll to adjust the surface interval between the rolls. By this driving means, the roll surface of the printing roll and the backup roll are in contact with each other intermittently. The printing roll and the backup roll are opposed to each other with a gap allowing the semicircular arc member to pass therethrough. In the method of the present invention, in the case of multiple coatings, at least one layer is formed by this method, and each coating is preferably performed by this method. The present invention will be described in detail below.
[0007]
In the present invention, a thermosetting resin such as polyimide amide or polyimide, a solid lubricant and a small amount of a surfactant, and if necessary, hard particles such as iron phosphide are mixed to have a viscosity of 500 to 4000 cps, preferably 1000 to 2000 cps. Let the liquid be. Such a coating liquid is, for example, 70% MoS 2 and the remainder polyamideimide resin. As shown in FIG. 1, when droplets are dropped from the dispenser 1 onto the transfer roll 3 at 25 to 30 ° C., scattering that cannot be avoided by the spray method can be eliminated, and a coating pan or the like is used. Changes in the component concentration that occur when doing so can be avoided. In the method using the continuous flow, the amount of the coating liquid that flows down from the transfer roll is increased and waste is increased. However, this method can avoid this problem. Although the dropping of the coating liquid is sufficient from only one place, it may be performed from two or more places if necessary. The coating liquid 4 adheres to the transfer roll 3 with sufficient adhesion due to the viscosity of the resin. However, if the surface of the roll surface such as an etching roll or a shot blast roll is uneven, a more desirable amount of coating liquid may be adhered. it can.
[0008]
Next, as shown in FIG. 2, the coating roll 4 and the printing roll 5 arranged in parallel with the transfer roll 3 are brought into contact with each other and rotated to uniformly spread the coating liquid 4 on the entire surface of the printing roll 5. The cumulative number of contact rotations of either or both rolls is determined so as to uniformly spread the coating liquid.
[0009]
Next, after uniformly spreading the coating liquid, a coating material is applied to the inner surface of a semicircular arc shaped body (hereinafter referred to as “back metal”) 6 preheated to 40 to 70 ° C. if necessary. For this purpose, it is necessary to provide a back feeding means for applying a coating liquid by applying a force for the backing metal 6 to rotate around the printing roll 5. For this, a conveyor, one or more rolls can be used, but in the following description, an example of the backup roll 7 (FIG. 3) will be described.
As shown in FIG. 3, when the printing roll 5 and the backup roll 7 are brought close to each other and the gap is brought close enough to move downward while the back metal 6 is bitten, the printing roll 5 applies the coating liquid to the inner surface of the back metal 6. Apply and feed the backing metal 6 downward along its circular arc trajectory. The peripheral speed (V 1 ) of the printing roll 5 is preferably faster than the peripheral speed (V 2 ) of the backup roll 7 and more preferably V 1 ≦ 1.3V 2 . The backup roll 7 is preferably provided with a groove in the circumferential direction for positioning the back metal 6. The transfer roll 3, the printing roll 5, and the backup roll 7 may be widened to coat two or more back metal 6 in parallel.
Drying is performed after applying the coating liquid, and the above steps are repeated as necessary. For example, in order to form a coating layer having a thickness of 6 μm, it is necessary to repeat about three times. Thereafter, when a polyimide resin is used, baking is performed at about 250 to 300 ° C.
[0010]
Next, an embodiment of the coating apparatus according to the present invention will be described with reference to FIG.
The transfer roll 3 and the printing roll 5 can be moved in the horizontal direction by a roll displacing means 10 formed of a cylinder or the like, and the above-described application of the coating liquid and application to the back metal 6 are performed at the following timing. The pressurized gas source 11 always sends pressurized gas to the dispenser 1 to drop, for example, several g of droplet 2, but the roll displacement command means 12 commands the pressurized gas source 11 to stop supply, and then the roll The displacing means 10 is energized to move the transfer roll 3 from the dotted line position to the solid line position to transfer the coating liquid to the printing roll 5. Receiving a signal from the sensor 13 for detecting the contact of the rolls 3 and 5, the rotation number counter 14 adds up the accumulated rotation number of the printing roll 5, and when a predetermined number, for example, five rotations is obtained, the accumulated rotation number storage means. A command is issued from 15 to the roll displacement means 10 via the roll displacement command means 12, and the printing roll 5 is brought close to the backup roll 7. When the sensor 13 detects that the rolls 5 and 7 approach each other at a predetermined interval, the back metal 6 falls from the feeder 17 into the gap between the rolls 5 and 7 when a signal for depressing the stopper 15 is given from the stopper urging means 16. Then the coating liquid is applied. Thereafter, a signal for urging the stopper 15 is given from the stopper urging means 16 to stop the fall of the back plate 6. After the stop signal is generated, (i) the transfer roll 3 is returned to the original position, and (b) the printing roll 5 To the original position, (c) the rotational speed accumulation storage means 15 is reset to the initial value (zero), and (f) the start of gas pressurization is sequentially performed. The series of steps described above can be performed by sequence control or microcomputer control.
[0011]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a manufacturing method and apparatus satisfying the requirements described in paragraph 0004 are provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a conceptual diagram of a transfer roll.
FIG. 2 is a conceptual diagram of a transfer roll and a printing roll during coating liquid transfer.
FIG. 3 is a conceptual diagram of a printing roll and a backup roll during application of a coating liquid.
FIG. 4 is an explanatory diagram of a coating apparatus.
[Explanation of symbols]
1-dispenser 2-droplet 3-transfer roll 4-coating liquid 5-printing roll 7-backup roll

Claims (7)

内面側が摺動部となる半円弧状体に固体潤滑剤及び樹脂から実質的になるコーティング層を成膜しそして焼成するコーティング軸受の製造方法において、前記成膜段階で成膜されるコーティング層の少なくとも1層が、前記固体潤滑剤及び樹脂を含んでなる塗液を転写ロール上に滴下し、該転写ロールと印刷ロールを回転接触せしめ、引続いて前記転写ロールと半円弧状体の裏面送り手段を回転接触せしめ、これらの間隙に、前記半円弧状体をその内面が前記転写ロールに接するように噛み込ませる処理により形成されることを特徴とするコーティング軸受の製造方法。In a manufacturing method of a coating bearing, in which a coating layer substantially consisting of a solid lubricant and a resin is formed on a semicircular arc-shaped body whose inner surface side is a sliding portion, and fired, the coating layer formed in the film forming step At least one layer drops the coating liquid containing the solid lubricant and the resin onto the transfer roll, makes the transfer roll and the printing roll contact with each other, and subsequently feeds the back surface of the transfer roll and the semicircular arc member. A method for manufacturing a coated bearing, characterized in that the means is rotated and the semicircular arc-shaped body is inserted into the gaps so that the inner surface thereof is in contact with the transfer roll. 前記転写ロールと前記印刷ロールを複数回回転接触せしめることを特徴とする請求項1記載のコーティング軸受の製造方法。2. The method of manufacturing a coated bearing according to claim 1, wherein the transfer roll and the printing roll are brought into rotational contact with each other a plurality of times. 前記転写ロールと印刷ロールの接触中は前記塗液の滴下を中止することを特徴とする請求項1又は2項記載のコーティング軸受の製造方法。The method for manufacturing a coated bearing according to claim 1, wherein dripping of the coating liquid is stopped while the transfer roll and the printing roll are in contact with each other. 前記裏面送り手段がバックアップロールである請求項1から3までの何れか1項記載のコーティング軸受の製造方法。The method for manufacturing a coated bearing according to any one of claims 1 to 3, wherein the back surface feeding means is a backup roll. 前記半円弧状裏金を噛み込んでいる前記印刷ロールの周速を前記バックアップロールの周速より最高で30%多くすることを特徴とする請求項4記載のコーティング軸受の製造方法。5. The method of manufacturing a coated bearing according to claim 4, wherein the peripheral speed of the printing roll biting the semicircular arc backing metal is increased by 30% at a maximum from the peripheral speed of the backup roll. 塗液を滴下するディスペンサ−と、この下方に配置された転写ロールと、この転写ロールに並設された印刷ロール及びバックアップロールと、これらロールの面間隔を調整するべく少なくとも1つのロールを駆動する手段とを含んでなり、この駆動手段により、間歇的に、前記印刷ロールとバックアップロールはロール面が接触され、かつ前記印刷ロールと前記バックアップロールは半円弧状体を通過せしめる間隙を置いて対向することを特徴とするコーティング軸受の製造装置。A dispenser for dropping the coating liquid, a transfer roll disposed below the printing roll, a printing roll and a backup roll arranged in parallel with the transfer roll, and at least one roll is driven to adjust the surface spacing of these rolls. The printing roll and the backup roll are intermittently brought into contact with each other by the driving means, and the printing roll and the backup roll are opposed to each other with a gap allowing the semicircular arc member to pass therethrough. An apparatus for manufacturing a coated bearing, characterized in that: 接触回転する前記転写ロール及び前記印刷ロールの回転数累計を記憶する手段と、この回転数累計が所定回数に達したときにこれら転写ロール及び印刷ロールを離間せしめてかつ印刷ロールとバックアップロールを接近させるロール移動指令を発する手段とをさらに含んでなることを特徴とする請求項6記載のコーティング軸受の製造装置。Means for storing the accumulated rotational speed of the transfer roll and the printing roll rotating in contact with each other, separating the transfer roll and the printing roll when the cumulative rotational speed reaches a predetermined number of times, and bringing the printing roll and the backup roll closer to each other 7. The apparatus for manufacturing a coated bearing according to claim 6, further comprising means for issuing a roll movement command.
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