JP3845821B2 - Steel door - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、玄関等の建築物の開口部に設けられる鋼製ドアの技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種玄関等の建築物の開口部に設けられるドアのなかには、表裏一対の鋼板の少なくとも三方に折曲部を形成し、これら折曲部同志を溶接により一体化することにより所定のドア厚を存するように構成した鋼製ドアが知られている。このような鋼製ドアにおいて、表裏鋼板同志の一体化をレーザービーム溶接により行うことが提唱されており、これによって、鋼板の変形を防止することができ、かつ、溶接痕の残らない一体化を実現している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−174082号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来のものは、表裏一対の鋼板の周縁部に形成される折曲部同志をレーザービーム溶接するにあたり、溶接可能な折曲部の突合せ状態についての提示がなされている。
一方、このような鋼製ドアを量産するにあたり、鋼板の切断時における寸法誤差、折曲部の形成時における誤差を考慮する必要がある。これに対し、前記特許文献1に提示されるものは、このような誤差を考慮するものではなく、特に、折曲部の端面同志をレーザービーム溶接するようなものにおいては、寸法誤差が生じたような場合では、折曲部の端面同志を全長にわたってぴったりと当接させることができない。この場合に、鋼板の板厚が厚いものであればレーザービーム溶接をすることで隙間を埋めることが可能であるが、鋼板の板厚が薄くなるほど隙間を埋めるのが難しく、寸法誤差の吸収ができないことも想定され、不良品の発生率が高くなってしまうという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、鋼板からなる表裏一対の面板の少なくとも上および左右三方の周縁部に折曲部を形成し、互いに対向する折曲部同志をレーザービーム溶接して所定のドア厚およびドア幅を有した鋼製ドアを構成するにあたり、鋼製ドアは、周縁部のうち上縁部または下縁部、あるいは上下両縁部の折曲部をそれぞれ対向する表裏面板方向に向けて折曲したL字状のL字状部に形成し、これらL字状部をドア厚調整自在に積層して構成すると共に、鋼製ドアの左右両縁部は、表面板の一方縁部を裏面板方向に向けて折曲したL字状部にし、他方縁部を折り返し状に折曲した折返し状部にし、裏面板の一方縁部を折り返し状に折曲した折返し状部にし、他方縁部を表面板方向に向けて折曲したL字状部にして、それぞれの縁部同士を、L字状部の板端面が折返し状部の板面にドア幅調整自在に突当てられるように構成されている鋼製ドアである。
そして、このようにすることにより、ドア厚方向の調整ができる状態で溶着することができて、左右縁部における折曲部同志の突合せ部に隙間ができないようにすることができ、レーザービーム溶接による溶着を確実、かつ、強固に行うことができ、鋼製ドアを量産するような場合に、不良品の発生を低減できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図1〜図5の図面に基づいて説明する。
図面において、1は建築物の開口部に両開き状(開閉揺動自在)に取付けられる左右(親、子)一対の鋼製ドアのであって、これら鋼製ドア1の一方を構成する親扉2は、金属材で構成された表裏一対(前後)の面板(本発明の鋼板に相当)3、4を用いて構成されている。前記表裏面板3、4は、それぞれ矩形の金属製板材(鋼板)により構成されており、これら表裏面板3、4の左右縁部と上縁部とには、それぞれ折曲部が形成され、これら折曲部の対向するもの同志を、後述するような構成とするとともに、それぞれレーザービームによる溶接(溶着(一体化))をすることによって、表裏面板3、4とのあいだに折曲部によるドア厚(見込み面)が形成された親扉2が構成されるように構成されている。
【0007】
5は金属製板材を断面略冂字形状に折曲して構成した長尺状の骨材(所謂中骨として機能する)であって、該骨材5は、表裏面板3、4間の左右幅方向に所定間隔を存し、上下方向に伸長する状態で複数(本実施の形態では4本)配設されるとともに、下縁部に左右方向に伸長する状態で配設されている。尚、これら骨材5は、前後一対の脚片5a、5bと表裏面板3、4とのあいだに介装される両面テープ6により一体化されている。因みに、骨材5の表裏面板3、4への固定手段としては、一方の脚片5aと裏面板4とのあいだはレーザービーム(本実施の形態ではヤグレーザー)により溶着し、他方の脚片5bと表面板3とのあいだは両面テープ6により一体化することも可能である。
また、親扉2には、一方の側縁部に把手7、他方の側縁部(吊り元側の縁部)に躯体との連結のための上下方向複数箇所に配設された蝶番8、ドアクローザー(図示せず)等の必要な部材が取付けられている。
【0008】
さて、親扉2の左縁部における表裏面板3、4の一体化はつぎのようになされている。
まず、表面板3の左縁部に形成される折曲部は、先端が右縁部側を向き、かつ、表面板3の裏面に当接状態で折返し状に折曲された折曲片(本発明の折返し状部に相当する)3aに形成されている一方、裏面板4の左縁部に形成される折曲部は、先端が表面板3側を向くよう折曲された略L字状の折曲片(本発明のL字状部に相当する)4aに形成されている。そして、裏面側折曲片4aの先端面である板端面を、表面側折曲片3aの板面(裏面)に突当て、該突当て部に対し、略45度の傾斜方向を向くトーチ(図示せず)を用いてレーザービーム溶接することで一体化がなされており、該左縁側における親扉2のドア厚は、裏面側折曲片4aの長さ寸法に基づいて設定されている。このとき、裏面側折曲片4aの板端面は、表面側折曲片3aの折返し端部(左端縁部)よりも内側に位置して突当てられており、これによって、折曲片3aの折返し部側が、子扉9側に突出する戸当り部2aに形成されている。
【0009】
一方、表面板3の右縁部に形成される折曲部は、先端が左縁部側を向き、かつ、表面板3とのあいだに所定の隙間を存する状態で折返し状に折曲(折返し状部に形成)されており、裏面板4側を向きドア厚を構成する第一折曲片3bと左縁部側を向く第二折曲片3cとを備えて構成されている。また、裏面板4の右縁部に形成される折曲部は、先端が表面板3側を向く状態の略L字状に折曲された折曲片(L字状部)4b部に形成されている。そして、裏面側折曲片4bの先端面である板端面を、表面側折曲部の第二折曲片3cの板面(裏面)に突当て、該突当て部に対し、略45度の傾斜方向を向くトーチ(図示せず)を用いてレーザービーム溶接することで一体化がなされており、該右縁側における親扉2のドア厚は、裏面側折曲片4bと表面側第一折曲片3bとの長さ寸法に基づいて設定されている。
【0010】
さらに、表面板3の上縁部に形成される折曲部は、先端が裏面板4側を向く状態の略L字状に折曲された折曲片(L字状部に相当)3dに形成される一方、裏面板4の上縁部に形成される折曲部は、先端が表面板3側を向く状態の略L字状に折曲された折曲片(L字状部に相当)4cに形成されている。そして、これら両折曲片3d、4cとは、板面同志が積層する状態、即ち、本実施の形態では、表面側折曲片3dの下側板面と、裏面側折曲片4cの上側板面とが当接する状態で重ね合わせた状態とし、該重ね合わせた部位に対し、二枚の板面に直交する方向を向くトーチ(図示せず)を用いてレーザービーム溶接することで一体化がなされており、該右縁側における親扉2のドア厚は、表面側第一折曲片3dと裏面側折曲片4cとに基づいて設定されている。
【0011】
尚、表裏面板3、4の下縁部は切断状態のままになっており、あいだに前記骨材5が、両脚片5a、5bと面板4、3とのあいだに介装される両面テープ6により一体化された状態となっており、該骨材5の両脚片5a、5bのあいだの間隙であって、底片部5cの長さ寸法に基づいて下縁部におけるドア厚が設定されている。
【0012】
そして、表裏面板3、4や骨材5をそれぞれ製作する過程において、切断、折曲の各工程において生じる寸法誤差に対し、左右方向(ドア幅方向)における寸法誤差は、表面板3の左右方向幅のある折曲片3a、第二折曲片3cの板面に対する裏面板4の左右の折曲片4a、4bの板端面の突当て位置を調整することにより吸収できるように設定されている。また、前後方向(ドア厚方向)における寸法誤差は、表裏面板3、4の上縁部の折曲片3d、4cの重ね合わせ量を調整することにより吸収できるように設定されている。これによって、例えば左右縁部の折曲部同志のあいだに寸法誤差があったとしても、これを上縁部の折曲片3d、4cとの重ね合せ量を調整することで吸収することができるうえ、上縁部はもとより、左右縁部における折曲部同志の突合せ部において隙間が形成されてしまうことがないように構成されている。尚、上下方向(ドア高さ方向)における誤差は、下端縁部が切放し状態となっているので、組み立て上に問題が生じることはなく、あえて調整機構は設けられていない。
【0013】
一方、子扉9は、金属製板材で構成される表裏一対の面板(鋼板)10、11を用いて構成される設定となっており、子扉9を構成する表裏面板10、11の左右縁部に形成される折曲部はつぎのように構成されている。
つまり、子扉9を構成する表裏面板10、11の左右縁部の折曲部は、表面板10の左側折曲部については、先端が右縁部側を向き、かつ、表面板10とのあいだに所定の隙間を存する状態で折返し状に折曲されており、裏面板11側を向いてドア厚を構成する第一折曲片10aと左縁部側を向く第二折曲片10bとを備えて構成され、右側折曲部については、裏面板11側に向けて折曲する略L字状の折曲片10cに構成されている。また、裏面板11の左側折曲部については、表面板10側に向けて折曲する略L字状の折曲片11aに構成され、右側折曲部については、先端が左縁部側を向き、かつ、裏面板11とのあいだに所定の隙間を存する状態で折返し状に折曲されており、表面板10側を向いてドア厚を構成する第一折曲片11bと右縁部側を向く第二折曲片10cとを備えて構成されている。
【0014】
また、表裏面板10、11の上下縁部については、親扉2と同様であって、上側折曲部はL字状の折曲片10d、11dに形成される一方、下縁部は切放し状に構成されている。
そして、表裏面板10、11とは、これらのあいだに上下方向を向いて配設される複数の骨材5と、下部に左右方向を向いて配設される骨材5とを両面テープ6を用いて介装した状態とし、左右縁部及び上縁部を対向せしめ、左縁部における表面側第二折曲片10bの板面と裏面側折曲片11aの板端面とのあいだ、右縁部における裏面側第二折曲片11cの板面と表面側折曲片10cの板端面とのあいだ、上縁部における折曲片10d、11dの板面同志のあいだを、前記親扉2と同様にそれぞれレーザービームによる溶接で一体化することで子扉9が形成されている。このとき、左右方向(ドア幅方向)における誤差は、表裏面板10、11の左右方向幅のある第二折曲片10b、11cの板面に対してL字状の折曲片10c、11aの板端面の突当て位置を調整することにより吸収され、また、前後方向(ドア厚方向)における誤差は、表裏面板10、11の上縁部の折曲片10d、11dの重ね合わせ量を調整することにより吸収できるように設定されている。尚、上下方向(ドア高さ方向)における誤差は、下端縁部が切放し状態となっているので、組み立て上に問題が生じないことは親扉2と同様である。また、子扉9においては、表面板10の右縁部における裏面板11との一体化部位は、表面板10に対して段差状になっているが、親扉2とともに子扉9を閉鎖したとき、親扉2の戸当り部2aに、前記段差部9aが対向するように設定されている。
【0015】
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、親扉2と子扉9とは、それぞれ表裏面板3、4、10、11の左右縁部と上縁部とに折曲部が形成され、これら折曲部同志がレーザービーム溶接して一体化されることにより、ドア厚を有した鋼製ドア1に構成されている。この場合に、親扉2と子扉9とは、レーザービーム溶接をすることで、周縁部の骨材を設けるような補強を不要とするとともに、溶接痕の後処理を不要とする意匠性の高いものに構成されるが、このものにおいて、左右方向における寸法誤差については、それぞれ左右方向に長い折曲部の板面に対し折曲部の板端面を突当てる構成にすることにより吸収でき、さらに、前後方向(ドア厚方向)の寸法誤差については、それぞれ折曲部の板面同志の重ね合わせ量を調整することにより吸収できる。この結果、各面板3、4、10、11や骨材5を切断、折曲加工する工程において寸法誤差が発生したような場合であっても、表裏面板3と4、10と11とを突き合せる段階で誤差を吸収することができ、両面板3と4、10と11の溶接部、折曲部同志の突合せ部に隙間ができてしまうような不具合がなく、良好な突合せ状態でレーザービーム溶接を実施することができることになって、溶着が確実、かつ、強固になるうえ、鋼製ドア1を量産するような場合であっても、不良品の発生を低減することができる。
しかも、このものにおいて、ドア厚調整可能な溶着構成は上縁部においてなされているため、表裏面板3、4または10、11の例えば左右縁部のあいだにおいて生じるドア厚方向の寸法誤差を、上縁部の折曲片3d、4cまたは10d、11dとの重ね合わせ量の調整によって吸収することができる。
【0016】
さらに、本発明が実施された形態では、ドア厚方向の調整に加えて左右幅方向についても調整自在となっていて、これら両方向の寸法誤差を吸収することができるので、表裏面板3、4または10、11の突合せ状態が各方向において良好となり、該良好な突合せ状態でのレーザービーム溶接ができることになって、より優れた製品を確実に量産することができる。
【0017】
尚、本発明は前記第一の実施の形態に限定されないことは勿論であって、折曲部をL字状部とし、これらL字状部を積層状に重ね合わせてレーザービーム溶接する部位を、前記第一の実施の形態のように鋼製ドアの上縁部ではなく、下縁部をL字状部として積層する構成とすることも可能であり、この場合では、上縁部を切放し状としてもよい。さらには、鋼板の四周に折曲部を設け、これら四周の折曲部同志をレーザービーム溶接するものにおいて、上下両縁部をL字状部に形成してドア厚方向に調整自在な状態とし、該上下縁部をレーザービーム溶接する構成とすることもでき、何れの場合であっても、これらの溶着部位(一体化部位)は上下端面に位置して目隠し状態となっているので、意匠的に劣るようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 親扉の正面図である。
【図2】 親扉の横断面図である。
【図3】 親扉、子扉の縦断面図である。
【図4】 子扉の正面図である。
【図5】 子扉の横断面図である。
【符号の説明】
1 鋼製ドア
2 親扉
3 表面板
3a 折曲片
3b 第一折曲片
3c 第二折曲片
4 裏面板
5 骨材
6 両面テープ
9 子扉
10 表面板
10a 第一折曲片
10b 第二折曲片
10c 折曲片
11 裏面板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention belongs to the technical field of steel doors provided in openings of buildings such as entrances.
[0002]
[Prior art]
In general, in a door provided at an opening of a building such as this kind of entrance, a predetermined door is formed by forming bent portions in at least three sides of a pair of front and back steel plates and integrating the bent portions by welding. Steel doors are known that are configured to be thick. In such steel doors, it has been proposed that the front and back steel plates be integrated by laser beam welding, thereby preventing deformation of the steel plates and ensuring that no welding marks remain. (For example, refer to Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-174082
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the said conventional thing is shown about the butt | matching state of the bendable part which can be welded in laser beam welding of the bend part formed in the peripheral part of a pair of front and back steel plates.
On the other hand, in mass production of such a steel door, it is necessary to consider a dimensional error when cutting a steel plate and an error when forming a bent portion. On the other hand, what is presented in
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been created in order to solve these problems in view of the circumstances as described above, and has bent portions at least on a pair of front and back face plates made of steel plates and on the peripheral portions of the left and right sides. In forming a steel door having a predetermined door thickness and door width by laser beam welding of the bent portions facing each other, the steel door has an upper edge portion or a lower edge portion of the peripheral portion. Alternatively, the bent portions at both the upper and lower edges are formed into L-shaped L-shaped portions that are bent toward the opposite front and back plates , and the L-shaped portions are laminated so that the door thickness can be adjusted. The left and right edges of the steel door are L-shaped parts that are bent with the one edge of the front plate facing the direction of the back plate, and the other edge is a folded part that is folded back. One edge of the back plate is folded into a folded shape, and the other Parts in the L-shaped portion which is bent toward the surface plate direction, each of the edge portions, as plate end face of the L-shaped portion is not abutting freely door width adjustment on the plate surface of the folded-shaped portion It is a constructed steel door.
And by doing in this way, it can weld in the state where adjustment of the door thickness direction is possible, and it can be made so that there is no gap in the butt portion between the bent portions at the left and right edge portions, and laser beam welding It is possible to reliably and firmly perform welding by means of, and in the case of mass production of steel doors, it is possible to reduce the occurrence of defective products.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described based on the drawings of FIGS.
In the drawings,
[0007]
In addition, the
[0008]
Now, the front and
First, the bent portion formed on the left edge portion of the
[0009]
On the other hand, the bent portion formed at the right edge of the
[0010]
Further, the bent portion formed on the upper edge portion of the
[0011]
The lower edge portions of the front and
[0012]
In the process of manufacturing the front and
[0013]
On the other hand, the
In other words, the bent portions of the left and right edge portions of the front and
[0014]
Further, the upper and lower edges of the front and
The front and
[0015]
In the embodiment of the present invention configured as described, the
In addition, in this case, since the welding structure capable of adjusting the door thickness is formed at the upper edge portion, for example, the dimensional error in the door thickness direction occurring between the left and right edge portions of the front and
[0016]
Further, in the embodiment in which the present invention is implemented, in addition to the adjustment in the door thickness direction, the left and right width direction can also be adjusted, and dimensional errors in both directions can be absorbed. The butt state of 10 and 11 becomes good in each direction, and laser beam welding in the good butt state can be performed, so that more excellent products can be reliably mass-produced.
[0017]
Of course, the present invention is not limited to the first embodiment, and the bent portion is an L-shaped portion, and the L-shaped portion is laminated in a laminated shape to be laser beam welded. It is also possible to have a structure in which the lower edge portion is laminated as an L-shaped portion instead of the upper edge portion of the steel door as in the first embodiment. In this case, the upper edge portion is cut off. It is good also as a shape. Furthermore, in the case where bent portions are provided on the four circumferences of the steel plate and the bent portions on the four circumferences are laser beam welded, both upper and lower edges are formed in an L-shaped portion so that the thickness can be adjusted in the door thickness direction. The upper and lower edge portions can be configured to be laser beam welded, and in any case, these welded portions (integrated portions) are located on the upper and lower end surfaces and are in a blinded state. There is nothing inferior.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a main door.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the main door.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of a main door and a child door.
FIG. 4 is a front view of a child door.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a child door.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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