JP3845200B2 - Radiant furnace - Google Patents
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Description
【0001】
【技術分野】
本発明は,鋼材の熱処理等に用いるラジアント式加熱炉,特にセラミック製ラジアントチューブとバーナー本体との接続構造に関する。
【0002】
【従来技術】
鋼材等の熱処理においては,CO2削減,省エネルギー化のために,電気加熱炉の代替技術としてガス加熱方式が注目されている。
かかるガス加熱方式としては,ラジアントチューブを用いたラジアント式加熱炉がある。
【0003】
ここで,図5を用いて,ラジアントチューブを用いた加熱炉について説明すると,加熱炉9は,炉壁91によって加熱室90を形成しており,該加熱炉90には,被熱処理材98を載置搬送する搬送台92が設けてある。そして,その上にはラジアントチューブ7が炉壁91を貫通して配設してある。
【0004】
即ち,上記ラジアントチューブ7の両端には,蓄熱式ラジアントバーナーであるバーナー本体84,85がそれぞれ接続してある。該バーナー本体84,85には,それぞれ燃料ガス用パイプ86,空気用パイプ87,排ガスパイプ88が接続してある。このバーナーにおいては,例えば右方のバーナー本体85を作動させてラジアントチューブ7内に火炎859を送る。
【0005】
そのときの排ガスは,左方のバーナー本体84の排ガスパイプ88から排出する。この際,排ガス中の残熱は左方のバーナー本体84の蓄熱部に蓄熱される。そして,上記右方のバーナー本体85と左方のバーナー本体84とを,例えば30秒毎に交互に作動させる。このとき,他方のバーナー本体の蓄熱部に蓄熱されていた熱を利用して,燃焼用の燃料ガスと空気を予熱して省エネルギーを図る。
【0006】
一方,従来のラジアント式加熱炉を用いた間接加熱は,最高使用温度が950℃位である。これは,ラジアントチューブとして耐熱鋼を用いたものである。そのため,それより高温の間接ガス加熱方式が所望されている。
【0007】
そこで,ラジアントチューブとしてセラミック製のラジアントチューブを用いることが提案されている。
しかしながら,セラミックは,加工性が悪いために,ラジアントチューブの端部にフランジ加工を施したり,フランジを溶接することが困難である。
また,セラミックは靱性がないため,脆いという問題もある。そのため,仮にフランジを設けても取付ボルトを強く締め付けることができない。
【0008】
そこで,セラミック製ラジアントチューブとバーナー本体との接続構造について,図6に示す方法が考えられる。
即ち,セラミック製ラジアントチューブとバーナー本体との従来の接続構造は,図6に示すごとく,まずセラミック製ラジアントチューブ7の端部に傘状突起71を設けておく。一方,バーナー本体85は,ボルト97を挿通するボルト穴を設けたフランジ851を有する。また,セラミック製ラジアントチューブ7には,上記傘状突起71の背面側(ラジアントチューブ側)から,段部951を設けた金属環95を配設する。
【0009】
そして,セラミック製ラジアントチューブ7とバーナー本体85とを接続するに当っては,上記セラミック製ラジアントチューブ7の傘状突起71の背面側と上記金属環95の段部951との間,及び傘状突起71とバーナー本体85のフランジ851との間にパッキン80を配置する。そして,バーナー本体85のフランジ851と上記金属環95とをボルト97,ナット971により固定する。
【0010】
【解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来の接続構造には,次の問題がある。
即ち,上記従来のセラミック製ラジアントチューブ7においては,その端部に上記傘状突起71を加工する必要がある。この加工は,脆くて硬いセラミックに対して行なうので,加工が困難である。
また,セラミックは靱性に劣るため,ボルトを強く締めることができず,チューブ内圧が十数Pa(20〜30mm水柱)程度までしか使用できない。そのため,セラミック製ラジアントチューブの加熱能力に限界がある。一方,シール性能を向上させるためには,上記パッキン80が接触するセラミックの表面を鏡面加工する必要がある。
【0011】
また,上記従来の接続構造は,セラミック製ラジアントチューブ7の端面にバーナー本体85のフランジ851の端面を当接させている。そのため,セラミック製ラジアントチューブ7の軸方向の熱膨張を吸収できない。そのため,上記図5に示した左右にバーナー本体を設けたラジアント式加熱炉を構成することが困難となり,左右いずれかのみにバーナー本体を設けたシングルエンド型のラジアント式加熱炉を採用せざるを得ない場合がある。
【0012】
このように,従来のラジアント式加熱炉においては,セラミック製ラジアントチューブを用いた場合に,バーナー本体のフランジとの接続端部の加工が困難である。また,セラミック製ラジアントチューブとバーナー本体との接合部の締付け圧力が低いためにチューブ内圧が低い。更には,セラミック製ラジアントチューブの熱膨張を吸収することができず,その影響が大きい。
【0013】
本発明は,かかる従来の問題点に鑑み,セラミック製ラジアントチューブにおけるバーナー本体との接続端部の加工を必要とせず,セラミック製ラジアントチューブとバーナー本体との接合部の締付け圧力が大きく,かつセラミック製ラジアントチューブの熱膨張の影響を受け難いラジアント式加熱炉を提供しようとするものである。
【0014】
【課題の解決手段】
請求項1の発明は,加熱炉と,該加熱炉の炉壁に挿入したセラミック製ラジアントチューブと,該セラミック製ラジアントチューブの内部にバーナーノズルを挿入したバーナー本体とよりなるラジアント式加熱炉において,
上記セラミック製ラジアントチューブの端部は,該端部の外周面に配設したリング状パッキンと,該リング状パッキンの外周面に配設したバーナー取付フランジとを介して上記バーナー本体に接続されていると共に,上記バーナー取付フランジは上記炉壁に対して上記セラミック製ラジアントチューブの軸方向に移動可能に固定具を介して固定されており,
また上記リング状パッキンは,上記セラミック製ラジアントチューブの端部の外周面と上記バーナー取付フランジの内周面と,上記炉壁に設けたリング状の押し輪の先端面との間に配置され,かつ上記セラミック製ラジアントチューブの軸方向に圧縮された状態にあることを特徴とするラジアント式加熱炉にある。
【0015】
本発明において最も注目すべき点は,セラミック製ラジアントチューブの端部にリング状パッキンを配置すると共に,該リング状パッキンをバーナー取付フランジの内周面と上記押し輪とにより囲み,かつ上記押し輪とバーナー取付フランジとによってセラミック製ラジアントチューブの軸方向に上記リング状パッキンを圧縮していることである。
【0016】
次に,本発明の作用効果につき説明する。
本発明においては,セラミック製ラジアントチューブの端部は,従来のセラミック製ラジアントチューブのごとく傘状突起を設けることなく通常のパイプ状態で良い。そのため,セラミック製ラジアントチューブの接続端部に特別の加工を施す必要がない。
【0017】
また,セラミック製ラジアントチューブの端部の外周に,上記リング状パッキンを配置し,これをバーナー取付フランジ及び押し輪によって取り囲むと共に,軸方向に圧縮している。そのため,セラミック製ラジアントチューブの端部とバーナー取付フランジとの間のシール性能が大幅に向上する。そのため,約100Pa(1000mm水柱)という高いシール圧を確保することができる。それ故,セラミック製ラジアントチューブの加熱能力を大幅に向上させることができる。
【0018】
また,上記リング状パッキンを上記のごとく,セラミック製ラジアントチューブの軸方向に圧縮して,セラミック製ラジアントチューブとバーナー本体とを接続するので,従来のボルト固定のごとき,局所的な応力集中がなく,靱性の少ないセラミック製ラジアントチューブに無理な力がかからず,その損傷のおそれもない。
【0019】
また,リング状パッキンによるシールは,セラミック製ラジアントチューブの側面で行ない,従来のごとくチューブ端面では行なわない。そのため,セラミック製ラジアントチューブの軸方向の熱膨張を吸収することができ,熱膨張によるシール面締付圧力への影響を与えることがない。
したがって,本発明によれば,セラミック製ラジアントチューブにおけるバーナー本体との接続端部の加工を必要とせず,セラミック製ラジアントチューブとバーナー本体との接合部の締付け圧力が大きく,かつセラミック製ラジアントチューブの熱膨張の影響を受け難いラジアント式加熱炉を提供することができる。
【0020】
次に,請求項2の発明のように,上記バーナー取付フランジの炉壁への固定具は,炉壁に植接したボルトとナットであることが好ましい。
この場合には,炉壁へのバーナー取付フランジの固定が容易,確実となる。
【0021】
次に,請求項3の発明のように,上記ボルトには上記押し輪の基部が挿通してあることが好ましい。
この場合には,炉壁の押し輪の取付けが容易となる。
【0022】
次に,請求項4の発明のように,上記押し輪は,炉壁との間に伸縮可能なベローズを介設していることが好ましい。
この場合にはセラミック製ラジアントチューブが,その軸方向に熱膨張,収縮をした際,その伸縮を上記ベローズによっても吸収できるので,熱的負荷が少ない。
【0023】
次に,請求項5の発明のように,上記リング状パッキンは,グラファイト,セラミックファイバー,アスベストファイバーのいずれかであることが好ましい。この場合には,シール性能が一層向上する。特にグラファイトを用いる場合には,バーナー本体のバーナー取付フランジの温度が約550℃という高温までシールが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施形態例1
本発明の実施形態例にかかるラジアント式加熱炉につき,図1〜図3を用いて説明する。
本例のラジアント式加熱炉は,加熱炉の炉壁91に挿入したセラミック製ラジアントチューブ1と該セラミック製ラジアントチューブ1の内部にバーナーノズル51を挿入したバーナー本体5とを有する。そして,上記セラミック製ラジアントチューブ1の端部11は,該端部11の外周面に配設したリング状パッキン4と,該リング状パッキン4の外周面に配設したバーナー取付フランジ2とを介して上記バーナー本体5に接続されている。上記バーナー取付フランジ2は上記炉壁91に対して上記セラミック製ラジアントチューブ1の軸方向に移動可能に固定具を介して固定されている。
【0025】
また上記リング状パッキン4は,上記セラミック製ラジアントチューブ1の端部11の外周面と上記バーナー取付フランジ2の内周面と,上記炉壁91に設けたリング状の押し輪3の先端面321との間に配置され,かつ上記セラミック製ラジアントチューブ1の軸方向に圧縮された状態にある。
【0026】
また,上記バーナー取付フランジ2を炉壁91に固定するための固定具としては,炉壁91の固定板99に植設した4個のボルト901(図1〜図3)を用いる。
また,上記押し輪3は,フランジ31と筒部32とを有し,上記フランジ31は,上記ボルト901とは別に上記固定板99に植設したボルト38に対して固定してある。また,該押し輪3のフランジ31には,上記のバーナー取付フランジ2を固定するための上記ボルト901が挿通されている(図1,図3)。押し輪3の筒部32は上記セラミック製ラジアントチューブ1の外周面に対面している。
【0027】
上記バーナー本体5のバーナー取付フランジ2は,図1,図2に示すごとく,内周面が段状に形成された筒状の本体部23と,炉壁91のボルト901に固定する先端フランジ21とバーナー本体5のフランジ55に,ボルト29を介して固定する後端フランジ22とを有する。また,バーナー取付フランジ2の本体部23の内周面には,リング状パッキン4の外周面を押さえる大径内面231とラジアントチューブ1の外径よりも若干大きい内径の中径内面232とバーナーノズル51の外径よりも若干大きい小径内面233とを有する。
【0028】
そして,セラミック製ラジアントチューブ1の接続用の端部11と,上記バーナー取付フランジ2の上記大径内面231との間にリング状パッキン4を配置する。また,該リング状パッキン4における炉壁側は,上記押し輪3の端面321が位置している。
【0029】
そして,上記先端フランジ21に挿通したボルト901におけるナット909を,炉壁側へネジ込むことによって,リング状パッキン4はバーナー取付フランジ2の大径内面231の端面230と,押し輪3の端面321とによって圧縮される。これにより,ラジアントチューブ1とバーナー取付フランジ2との間のシールが行われる。また,上記ナット909を締付けた後には,ナット908を反対方向へ締付け,両ナットにより,バーナー取付フランジ2の位置を固定する。
【0030】
なお,炉壁91とラジアントチューブ1との間には断熱材18が配置されている。
また,本例において,上記バーナー本体5は,従来例に示した蓄熱式ラジアントチューブバーナーであり,図5に示すごとく,セラミック製ラジアントチューブ1の左右に設けてある。
【0031】
次に,本例の作用効果につき説明する。
本例のセラミック製ラジアントチューブ1の端部は,従来のセラミック製ラジアントチューブのごとく傘状突起を設けることなく通常のパイプ状態で良い。そのため,その接続用の端部11に特別の加工を施す必要がない。
【0032】
また,セラミック製ラジアントチューブ1の端部11は,上記リング状パッキン4を,バーナー取付フランジ2及び押し輪3によって取り囲むと共に,軸方向に圧縮されている。そのため,セラミック製ラジアントチューブ1の端部11とバーナー取付フランジ2との間のシール性能が大幅に向上する。そのため,約100Pa(1000mm水柱)という高いシール圧を確保することができる。
【0033】
また,上記リング状パッキン4を,上記のごとく,セラミック製ラジアントチューブ1の軸方向に圧縮しているので,局所的な応力集中がなく,靱性の少ないセラミック製ラジアントチューブに無理な力がかからず,その損傷のおそれもない。
【0034】
また,リング状パッキン4によるシールは,セラミック製ラジアントチューブ1の側面で行なうので,該チューブの軸方向の熱膨張をバーナー取付フランジの上記中径内面232に沿って逃すことができ,熱膨張によるシール面締付け圧力への影響を与えることがない。
【0035】
また,上記バーナー取付フランジの炉壁への固定具は,炉壁に植接したボルトを用いているので,バーナー取付フランジの固定が容易,確実となる。
また,上記リング状パッキンは,グラファイトを用いているのでバーナー本体のバーナー取付フランジの温度が約550℃という高温までシールが可能となる。
【0036】
実施形態例2
本例は,図4に示すごとく,加熱炉の炉壁91と押し輪65との間にベローズ6を介設した例である。
即ち,上記ベローズ6は,同図に示すごとく,凹凸状円筒体により構成されたもので,ステンレス鋼製である。
該ベローズ6の基端部61は,炉壁91に設けた固定板99に固定され,先端部62は押し輪65の第1フランジ651に固定されている。また,上記押し輪65は,基端部に上記第1フランジ651を,先端部に第2フランジ652を有する。
【0037】
そして,該第2フランジ652は,バーナー取付フランジ2の先端フランジ238とボルト659により固定されている。
これにより,押し輪65の上記第1フランジ651の内側面655と,上記バーナー取付フランジ2の先端239とにより,リング状パッキン4を圧縮配置する。
【0038】
なお,上記バーナー取付フランジ2の上記先端フランジ238は,ボルト901を介して,炉壁91に設けた上記固定板99に固定してある。該ボルト901は,ナット907により上記固定板99に,ナット908,909によりバーナー取付フランジ2の先端フランジ238に固定してある。
その他は,実施形態例1と同様である。
【0039】
本例においては,押し輪65と炉壁91との間にベローズ6を介設したあるので,セラミック製ラジアントチューブ1が,その軸方向に熱膨張,収縮をした際,その伸縮を上記ベローズ6によっても吸収できるので,熱的負荷が少ない。
その他,実施形態例1と同様の作用効果を得ることができる。
【0040】
なお,上記の説明においては,セラミック製ラジアントチューブが直線状であるストレートスルー型チューブを用いた場合のシール構造について説明したが,本発明は,これに限らず,U字状のセラミック製ラジアントチューブを用いる場合のシール構造にも適用しうる。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば,セラミック製ラジアントチューブにおけるバーナー本体との接続端部の加工を必要とせず,セラミック製ラジアントチューブとバーナー本体との接続圧力が大きく,かつセラミック製ラジアントチューブの熱膨張の影響を受け難いラジアント式加熱炉を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1のラジアント式加熱炉における,セラミック製ラジアントチューブとバーナー本体との接続構造の説明図。
【図2】実施形態例1のラジアント式加熱炉における,セラミック製ラジアントチューブとバーナー本体との具体的な接続構造の断面図。
【図3】図2のA−A矢視断面図。
【図4】実施形態例2のラジアント式加熱炉における,セラミック製ラジアントチューブとバーナー本体との接続構造の説明図。
【図5】従来例における,ラジアント式加熱炉の説明図。
【図6】従来例における,ラジアント式加熱炉の説明図。
【符号の説明】
1...セラミック製ラジアントチューブ,
2...バーナー取付フランジ,
21...先端フランジ,
22...後端フランジ,
23...本体部,
3...押し輪,
31...フランジ,
4...リング状パッキン,
5...バーナー本体,
51...バーナーノズル,
6...ベローズ,[0001]
【Technical field】
The present invention relates to a radiant heating furnace used for heat treatment of steel materials, and more particularly to a connection structure between a ceramic radiant tube and a burner body.
[0002]
[Prior art]
In the heat treatment of steel materials and the like, a gas heating method is attracting attention as an alternative technology for an electric heating furnace in order to reduce CO 2 and save energy.
As such a gas heating method, there is a radiant type heating furnace using a radiant tube.
[0003]
Here, a heating furnace using a radiant tube will be described with reference to FIG. 5. In the heating furnace 9, a
[0004]
That is,
[0005]
The exhaust gas at that time is discharged from the
[0006]
On the other hand, indirect heating using a conventional radiant heating furnace has a maximum operating temperature of about 950 ° C. This uses heat-resistant steel as a radiant tube. Therefore, an indirect gas heating method with a higher temperature is desired.
[0007]
Therefore, it has been proposed to use a ceramic radiant tube as the radiant tube.
However, ceramics have poor processability, so it is difficult to flange the end of the radiant tube or weld the flange.
In addition, ceramic is not tough, so it is also brittle. Therefore, even if a flange is provided, the mounting bolt cannot be tightened strongly.
[0008]
Therefore, the method shown in FIG. 6 can be considered for the connection structure between the ceramic radiant tube and the burner body.
That is, in the conventional connection structure between the ceramic radiant tube and the burner body, first, an umbrella-
[0009]
In connecting the
[0010]
[Problems to be solved]
However, the conventional connection structure has the following problems.
That is, in the conventional
Moreover, since ceramic is inferior in toughness, the bolt cannot be tightened strongly, and the tube internal pressure can only be used up to about several tens Pa (20 to 30 mm water column). Therefore, the heating capacity of ceramic radiant tubes is limited. On the other hand, in order to improve the sealing performance, it is necessary to mirror finish the ceramic surface with which the packing 80 contacts.
[0011]
In the conventional connection structure, the end surface of the
[0012]
As described above, in the conventional radiant heating furnace, when a ceramic radiant tube is used, it is difficult to process the end of the burner body connected to the flange. In addition, since the tightening pressure at the joint between the ceramic radiant tube and the burner body is low, the internal pressure of the tube is low. Furthermore, the thermal expansion of the ceramic radiant tube cannot be absorbed, and the influence is great.
[0013]
In view of such conventional problems, the present invention does not require the processing of the connecting end portion of the ceramic radiant tube with the burner body, the clamping pressure of the joint portion between the ceramic radiant tube and the burner body is large, and the ceramic It is an object of the present invention to provide a radiant type heating furnace that is not easily affected by the thermal expansion of the radiant tube made from the radiant tube.
[0014]
[Means for solving problems]
The invention of
The end portion of the ceramic radiant tube is connected to the burner body via a ring-shaped packing disposed on the outer peripheral surface of the end portion and a burner mounting flange disposed on the outer peripheral surface of the ring-shaped packing. And the burner mounting flange is fixed to the furnace wall via a fixture so as to be movable in the axial direction of the ceramic radiant tube.
The ring-shaped packing is disposed between the outer peripheral surface of the end of the ceramic radiant tube, the inner peripheral surface of the burner mounting flange, and the front end surface of the ring-shaped push ring provided on the furnace wall. And it exists in the state compressed to the axial direction of the said ceramic radiant tube, It exists in the radiant type heating furnace characterized by the above-mentioned.
[0015]
The most notable point in the present invention is that a ring-shaped packing is disposed at the end of a ceramic radiant tube, and the ring-shaped packing is surrounded by the inner peripheral surface of the burner mounting flange and the above-described pushing ring, and the above-described pushing ring. And the burner mounting flange compresses the ring-shaped packing in the axial direction of the ceramic radiant tube.
[0016]
Next, the effects of the present invention will be described.
In the present invention, the end portion of the ceramic radiant tube may be in a normal pipe state without providing an umbrella-like projection like a conventional ceramic radiant tube. Therefore, it is not necessary to apply special processing to the connection end of the ceramic radiant tube.
[0017]
Further, the ring-shaped packing is disposed on the outer periphery of the end portion of the ceramic radiant tube. The ring-shaped packing is surrounded by a burner mounting flange and a push ring and is compressed in the axial direction. Therefore, the sealing performance between the end of the ceramic radiant tube and the burner mounting flange is greatly improved. Therefore, a high sealing pressure of about 100 Pa (1000 mm water column) can be secured. Therefore, the heating capacity of the ceramic radiant tube can be greatly improved.
[0018]
In addition, as described above, the ring-shaped packing is compressed in the axial direction of the ceramic radiant tube to connect the ceramic radiant tube and the burner body, so there is no local stress concentration like conventional bolt fixing. , The ceramic radiant tube with low toughness is not subjected to excessive force and there is no risk of damage.
[0019]
Sealing with a ring-shaped packing is performed on the side of the ceramic radiant tube and not on the end of the tube as in the past. Therefore, the thermal expansion in the axial direction of the ceramic radiant tube can be absorbed, and the thermal expansion does not affect the sealing surface tightening pressure.
Therefore, according to the present invention, it is not necessary to process the connecting end of the ceramic radiant tube with the burner body, the tightening pressure at the joint between the ceramic radiant tube and the burner body is large, and the ceramic radiant tube It is possible to provide a radiant heating furnace that is hardly affected by thermal expansion.
[0020]
Next, as in the second aspect of the present invention, it is preferable that the fixture for the burner mounting flange to the furnace wall is a bolt and a nut implanted in the furnace wall.
In this case, it is easy and reliable to fix the burner mounting flange to the furnace wall.
[0021]
According to a third aspect of the present invention, it is preferable that a base portion of the push ring is inserted into the bolt.
In this case, it becomes easy to install the press ring on the furnace wall.
[0022]
According to a fourth aspect of the present invention, it is preferable that the push ring is provided with an expandable / contractible bellows between the press wall and the furnace wall.
In this case, when the ceramic radiant tube is thermally expanded and contracted in the axial direction, the expansion and contraction can be absorbed by the bellows, so that the thermal load is small.
[0023]
Next, as in the invention of
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A radiant heating furnace according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
The radiant heating furnace of this example includes a ceramic
[0025]
The ring-shaped
[0026]
In addition, as bolts for fixing the
The
[0027]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0028]
And the ring-shaped
[0029]
Then, the
[0030]
A
In this example, the
[0031]
Next, the effect of this example will be described.
The end portion of the ceramic
[0032]
The
[0033]
Further, since the ring-shaped
[0034]
Further, since the sealing by the ring-shaped
[0035]
Further, the fixing tool for the burner mounting flange to the furnace wall uses bolts planted to the furnace wall, so that the fixing of the burner mounting flange is easy and reliable.
Further, since the ring packing uses graphite, the burner mounting flange of the burner body can be sealed to a temperature as high as about 550 ° C.
[0036]
This example is an example in which a bellows 6 is interposed between a
That is, the
The
[0037]
The
Accordingly, the ring-shaped
[0038]
The
Others are the same as in the first embodiment.
[0039]
In this example, the
In addition, the same effects as those of the first embodiment can be obtained.
[0040]
In the above description, the seal structure in the case of using a straight-through type tube in which the ceramic radiant tube is linear has been described. It can also be applied to a seal structure in the case of using.
[0041]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is not necessary to process the connection end of the ceramic radiant tube with the burner body, the connection pressure between the ceramic radiant tube and the burner body is large, and the influence of the thermal expansion of the ceramic radiant tube is reduced. A radiant heating furnace that is difficult to receive can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a connection structure between a ceramic radiant tube and a burner body in a radiant heating furnace according to
2 is a cross-sectional view of a specific connection structure between a ceramic radiant tube and a burner body in the radiant heating furnace of
3 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 2;
FIG. 4 is an explanatory diagram of a connection structure between a ceramic radiant tube and a burner body in the radiant heating furnace according to the second embodiment.
FIG. 5 is an explanatory view of a radiant heating furnace in a conventional example.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a radiant heating furnace in a conventional example.
[Explanation of symbols]
1. . . Ceramic radiant tube,
2. . . Burner mounting flange,
21. . . Tip flange,
22. . . Rear flange,
23. . . Body part,
3. . . Press ring,
31. . . Flange,
4). . . Ring packing,
5). . . Burner body,
51. . . Burner nozzle,
6). . . Bellows,
Claims (5)
上記セラミック製ラジアントチューブの端部は,該端部の外周面に配設したリング状パッキンと,該リング状パッキンの外周面に配設したバーナー取付フランジとを介して上記バーナー本体に接続されていると共に,上記バーナー取付フランジは上記炉壁に対して上記セラミック製ラジアントチューブの軸方向に移動可能に固定具を介して固定されており,
また上記リング状パッキンは,上記セラミック製ラジアントチューブの端部の外周面と上記バーナー取付フランジの内周面と,上記炉壁に設けたリング状の押し輪の先端面との間に配置され,かつ上記セラミック製ラジアントチューブの軸方向に圧縮された状態にあることを特徴とするラジアント式加熱炉。In a radiant heating furnace comprising a heating furnace, a ceramic radiant tube inserted in the furnace wall of the heating furnace, and a burner body in which a burner nozzle is inserted inside the ceramic radiant tube,
The end portion of the ceramic radiant tube is connected to the burner body via a ring-shaped packing disposed on the outer peripheral surface of the end portion and a burner mounting flange disposed on the outer peripheral surface of the ring-shaped packing. And the burner mounting flange is fixed to the furnace wall via a fixture so as to be movable in the axial direction of the ceramic radiant tube.
The ring-shaped packing is disposed between the outer peripheral surface of the end of the ceramic radiant tube, the inner peripheral surface of the burner mounting flange, and the front end surface of the ring-shaped push ring provided on the furnace wall. A radiant heating furnace characterized by being compressed in the axial direction of the ceramic radiant tube.
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