JP3842651B2

JP3842651B2 - Chinese input program

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Publication number: JP3842651B2
Application number: JP2002005780A
Authority: JP
Inventors: ▲じん▼ 菅野
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 2001-06-13
Filing date: 2002-01-15
Publication date: 2006-11-08
Anticipated expiration: 2022-01-15
Also published as: CN100397303C; JP2003067375A; TWI245200B; CN1391154A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、限られた個数のキーを用いて中国語を入力するための中国語入力プログラムに、関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、中国語の入力方法として、中国語の音節をピンインで入力してから漢字に変換する方法が、知られている。なお、中国語の漢字は、いずれも１つの音節からなり、各音節は、アルファベットの１〜６個の文字により表記される。このため、アルファベットの２６文字に対応した２６個のキーが用いられる場合、１つの音節の入力には、１〜６回の打鍵が必要となる。
【０００３】
なお、中国語の音韻には、声調という要素が含まれている。標準中国語の基本声調には、一声，二声，三声，及び四声の４種類がある。以下、単に「音節」と記した場合には、声調の要素が含まれないものとする。声調の要素を音節に含める場合には、「声調付き音節」と記す。漢字への変換は、「音節」に基づいてなされる場合と、「声調付き音節」に基づいてなされる場合とがある。
【０００４】
また、中国語の音節は、子音部分である声母と母音部分である韻母とに分類される。但し、韻母には、母音に先立つ半母音（介音）があればその半母音も含まれ、母音に続く子音があればその子音も含まれる。そして、これら声母及び韻母を１回ずつの打鍵で入力することにより、合計２回の打鍵で音節を決定する入力方法が、知られている。但し、この入力方法では、声母と韻母との入力用に、３０個前後のキーを備えたキーボードが必要となる。
【０００５】
上記のように、多数のキーを備えたキーボードによる入力方法の他に、数字キー等の１０個程度のキーにより中国語を入力する方法が、開発されている。これは、近年普及してきた携帯電話機で中国語を入力することが、要請されているためである。この数字キーによる従来の入力方法は、１文字の漢字を入力するために、第一打鍵で複数の声母からなる声母グループを選択し、第二打鍵で韻母の先頭母音を選択し、第三打鍵で韻母（一つのキーに複数個の韻母を割り当てた場合がある）を選択し、第四打鍵以降でこれまで選択してきた複数の声母と、場合によっては複数の韻母とからなる複数の音節に属す多数の漢字から、利用者所望の１文字を特定するものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、１０個程度のキーにより漢字を入力する従来の技術によると、３回の打鍵で、音節が１つに決まるわけではなく、候補となる複数の音節が抽出されるに過ぎない。従って、これらの音節に対応する漢字の数は不可避的に多くなってしまう。このため、利用者は、候補となる多数の漢字の中から、所望の１文字を特定しなくてはならず、入力操作が煩雑であった。
【０００７】
なお、標準中国語で用いられる音節の数は４００程度であるため、各音節に３桁のシーケンス番号を付与し、１０個の数字キーを３回打鍵して音節を決定する方法も考えられる。しかし、この方法では、利用者は、各音節に対して付与されたシーケンス番号を全て記憶しておかなければならない。このため、シーケンス番号を付与する方法は、現実的でない。
【０００８】
そこで、限られた個数のキーに対する少ない回数の打鍵により中国語の音節を決定するとともに利用者にとって分かりやすい中国語入力を実現する中国語入力プログラムを提供することを、本発明の課題とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明による中国語入力プログラムは、上記課題を解決するために、以下のような構成を採用した。即ち、この中国語入力プログラムは、入力対象となる中国語の音節における韻母が、単韻母，開口複韻母，斉歯複韻母，合口複韻母，及び撮口複韻母のうちのどれに該当するかを特定することにより、前記入力対象の音節の候補となる音節を絞り込む手順を、コンピュータに実行させるコードセグメントを備えている。
【００１０】
このように構成されると、中国語入力プログラムは、入力対象の音節の候補となる音節を絞り込んだ後、当該入力対象となる音節を効率よく決定することができる。この中国語入力プログラムにより決定される音節は、ＧＢコード（ＧＢ２３１２）に規定された漢字の中国語の読みによる音節であってもよく、ＢＩＧ５コードに規定された漢字の中国語の読みによる音節であってもよく、その他各種のコード体系に規定された漢字の中国語の読みによる音節であってもよい。
【００１１】
また、この中国語入力プログラムは、入力のガイダンスを、中国語の音韻を表記する表音符号列を用いて画面表示してもよい。この表音符号列は、ピンインでもよく、注音字母でもよく、ウェード式ローマ字でもよい。また、この中国語入力プログラムは、１０個程度のキーを備えた各種の情報機器に適用可能である。例えば、この情報機器は、携帯電話機であってもよく、ＰＤＡであってもよい。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
【００１３】
〔第１実施形態〕
図１は、本実施形態の携帯電話機における中国語入力に関する部分を模式的に示すブロック図である。図２は、この携帯電話機の外観を示す模式図である。
【００１４】
この携帯電話機は、第１の表示部１１，第２の表示部１２，入力部１３，カーソル１４，モード切替ボタン１５，及び制御部２０を、備えている。第１の表示部１１は、例えば液晶ディスプレイからなり、文字，数字，及び記号を表示可能である。第２の表示部１２は、例えば液晶ディスプレイからなり、その表面に、透明なタッチパネルである入力部１３が、設けられている。カーソル１４は、上下左右の４つの向きへの指定を受け付ける。モード切替ボタン１５は、後述する電話番号入力モード（１回の打鍵で１つの数字を入力）と英数字入力モード（２回の打鍵で１つの文字を確定入力）と中国語入力モード（３回の打鍵で１つの音節を確定入力）とを切り替えるために、利用される。
【００１５】
制御部２０は、これら第１の表示部１１，第２の表示部１２，入力部１３，カーソル１４及びモード切替ボタン１５と夫々接続されている。そして、制御部２０は、第１の表示部１１に所望の文字を表示させることができる。なお、第２の表示部１２は、４行３桁の矩形領域に区切られている。そして、制御部２０は、これら各矩形領域に所望の数字，記号，又は文字列を夫々表示させる。
【００１６】
さらに、制御部２０は、入力部１３が押下された場合に、入力部１３におけるどの部分が押下されたかを、検出することができる。このため、利用者が、第２の表示部１２の各矩形領域を入力部１３を介して押下した場合に、制御部２０は、どの矩形領域に対応する部分が押下されたのかを検出することができる。従って、各矩形領域は、夫々、独立したボタン（キー）として使用される。
【００１７】
また、制御部２０は、データを記憶可能な音韻バッファ２１及びポインタバッファ２２を、備えている。音韻バッファ２１は、中国語入力モードにおいて、入力部１３の押下履歴を取り、後退キーが押されたときに前のステップに戻れるための情報を格納する。さらに、制御部２０は、記憶部としての図示せぬＲＯＭを有し、このＲＯＭ内に、中国語入力プログラム２３が記憶されている。この中国語入力プログラム２３は、入力モジュール２４，及び変換モジュール２５を、備えている。
【００１８】
なお、この携帯電話機は、図示せぬ無線送受信部及び送受話部を有しており、利用者は、通常の携帯電話機と同様に通話することができる。さらに、利用者は、この携帯電話機に、英数字及び中国語を含んだテキストデータを入力し、入力したデータを電子メールとして送信することもできる。
【００１９】
これら英数字及び中国語の入力は、夫々、英数字入力モード及び中国語入力モードにてなされる。なお、利用者は、モード切替ボタン１５を操作することにより、英数字入力モードと中国語入力モードとを切り替えることができる。そして、制御部２０は、英数字入力モードが設定されると英数字の入力を受け付け、中国語入力モードが設定されると中国語の入力を受け付ける。
【００２０】
図３及び図４は、英数字入力モードにおける表示部１２の表示例を示す模式図である。モード切替ボタン１５により、英数字入力モードが設定されると、表示部１２は、図３に示された状態になる。この図３における“数字”のボタンが押下されると、制御部２０は、表示部１２の表示を図４に示された状態に切り替える。この図４には、“１”，“２”，“３”，“４”，“５”，“６”，“７”，“８”，“９”，“０”の数字，及び，“＊”，“＃”の記号が、表示されている。なお、電話番号入力モードにおいても、表示部１２は、図４の状態に切り替えられる。
【００２１】
図５は、中国語入力モードにおける表示部１２の表示例を示す模式図である。なお、この図５は、後述の声母選択ステップにおける表示部１２の状態を示している。モード切替ボタン１５により、中国語入力モードが設定されると、表示部１２は、図５に示された状態になる。そして、利用者は、入力部１３を３回押下することにより、所望の音節を入力することができる。
【００２２】
以下、中国語の入力について詳述する。図６は、中国標準語の音節一覧を示している。この図６のテーブルの各行は声母に対応し、各列は韻母に対応している。そして、各行から選択された１つの声母と、各列から選択された１つの韻母とにより、音節が決定する。なお、韻母のみからなる音節に対応させて、声母がないことを示す“無”の行が設けられている。この“無”は、中国語音韻学におけるゼロ声母（零声母）に相当する。
【００２３】
なお、中国標準語では、この図６の各行と各列との組み合わせによる音節が全て用いられているわけではない。即ち、図６のうち使用されるのは、“○”が付された４０３個の音節のみであり、空欄の音節は使用されない。中国語で標準的に用いられている殆ど全ての音節は、これら４０３個のうちのいずれかに該当している。但し、この図６の組み合わせにより表記されない音節である特殊音節が、若干使用される。これら特殊音節には、ｍ，ｎ，ｈｎｇ，ｎｇ，ｙｏ（ｉｏ）がある。これら特殊音節を含めると、ＧＢ２３１２に規定された漢字の標準的な発音による音節が、全て網羅される。
【００２４】
図６に示されるように、中国語の声母は二十数種類存在し、韻母は三十数種類存在する。従って、１０個程度のキーが用いられる場合、声母は一回の打鍵では確定しない。同様に、韻母も一回の打鍵では確定しない。
【００２５】
そこで、本実施形態では、声母を９つの声母グループに分類し、韻母を５つの韻母グループに分類している。そして、第１回の打鍵により、各声母グループのうちの１つが選択される。次に、第２回の打鍵により、声母が確定するとともに、各韻母グループのうちの１つが選択される。さらに、第３回の打鍵により、１つの韻母が選択されて音節が確定する。即ち、音節は、声母グループを選択する声母選択ステップ（第１回の打鍵），声母を確定するとともに韻母グループを選択する声韻選択ステップ（第２回の打鍵），及び，韻母を選択する韻母選択ステップ（第３回の打鍵）により、確定する。
【００２６】
図７は、中国語入力プログラム２３における入力モジュール２４の構成を示す模式図である。この入力モジュール２４は、声母選択ステップ２４ａ，声韻選択ステップ２４ｂ，及び，韻母選択ステップ２４ｃに夫々対応するコードセグメントを含んでいる。声母選択ステップ２４ａは、第１の提示手順及び声母グループ特定手順に相当し、声韻選択ステップ２４ｂは、第２の提示手順及び声韻グループ特定手順に相当し、韻母選択ステップ２４ｃは、第３の提示手順，音節決定手順に相当する。
【００２７】
なお、制御部２０のＲＯＭには、声母テーブルＤ，声韻テーブルＤ１〜Ｄ９，及び，音節テーブルＤ１１〜Ｄ９９が、格納されている。声母テーブルＤは、声母選択ステップ２４ａにて参照され、声韻テーブルＤ１〜Ｄ９は、声韻選択ステップ２４ｂにて参照され、音節テーブルＤ１１〜Ｄ９９は、韻母選択ステップ２４ｃにて参照される。
【００２８】
図８は、声母テーブルＤを示す模式図である。この声母テーブルＤは、複数のレコードを有している。これら各レコードは、“ボタン”，“候補”及び“ポインタ”のフィールドを有している。“ボタン”のフィールドには、図４にてボタンとして夫々表示されていた“１”，“２”，“３”，…に対応した符号が、格納されている。
【００２９】
この声母テーブルＤの各レコードは、各声母グループに夫々対応しており、“候補”のフィールドには、対応する声母グループを示す符号が格納されている。“ポインタ”のフィールドには、声韻テーブルＤ１〜Ｄ９へのポインタが格納されている。なお、声韻選択ステップ２４ｂでは、各声韻テーブルＤ１〜Ｄ９のうちの１つのみが参照される。即ち、声母選択ステップ２４ａで選択された声母グループに対応したレコードにおける“ポインタ”が、声韻テーブルＤ１〜Ｄ９のうちの１つを指定することになる。
【００３０】
以下、声母グループについて、さらに説明する。声母は、ｂ，及びｐを含む第１の声母グループと、ｍ，及びｆを含む第２の声母グループと、ｄ，及びｔを含む第３の声母グループと、ｎ，及びｌを含む第４の声母グループと、ｇ，ｋ，及びｈを含む第５の声母グループと、ｊ，ｚｈ，及びｚを含む第６の声母グループと、ｑ，ｃｈ，及びｃを含む第７の声母グループと、ｘ，ｓｈ，及びｓを含む第８の声母グループと、ｒ，及びゼロ声母を含む第９の声母グループとに分類される。
【００３１】
なお、ゼロ声母の音節のうちのあるものは、ピンインの表記法により以下のように表記される。即ち、ｉ又はｖで始まる韻母のみによりなる音節は、ｙで始まる表記となり、ｕで始まる韻母のみによりなる音節は、ｗで始まる表記となる。なお、ピンイン記号のｖは、ｕウムラウト記号の代替である。
【００３２】
図５では、図４にて１，２，３，４，５，６，７，８，９，０が表示されていた位置に、夫々、“ｂｐ”，“ｍｆ”，“ｄｔ”，“ｎｌ”，“ｇｋｈ”，“ｊｚｈｚ”，“ｑｃｈｃ”，“ｘｓｈｓ”，“ｒｙｗ”及び“記号”が、表示されている。これら“ｂｐ”，“ｍｆ”，“ｄｔ”，“ｎｌ”，“ｇｋｈ”，“ｊｚｈｚ”，“ｑｃｈｃ”，“ｘｓｈｓ”及び“ｒｙｗ”の各ボタンは、夫々、第１乃至第９の声母グループに対応している。そして、利用者は、第１回の打鍵により、これら各声母グループのうちの１つを選択する。なお、韻母のみからなる音節の入力の際には、利用者は、“ｒｙｗ”のボタンを押下する。
【００３３】
第１回の打鍵により声母選択ステップ２４ａが終了した後、声韻選択ステップ２４ｂが実行される。この声韻選択ステップ２４ｂでは、声韻テーブルＤ１〜Ｄ９が参照される。図９は、声韻テーブルＤ１〜Ｄ９を示す模式図である。各声韻テーブルＤ１〜Ｄ９は、いずれも複数のレコードを有している。これら各声韻テーブルＤ１〜Ｄ９の各レコードは、“ボタン”，“候補”及び“ポインタ”のフィールドを有している。
【００３４】
“ボタン”のフィールドには、図４にてボタンとして夫々表示されていた“１”，“２”，“３”，…に対応させた符号が、格納されている。“候補”のフィールドには、声母及び韻母グループを示す符号が格納されている。“ポインタ”のフィールドには、音節テーブルＤ１１〜Ｄ９９へのポインタが格納されている。なお、韻母選択ステップ２４ｃでは、各音節テーブルＤ１１〜Ｄ９９のうちの１つのみが参照される。即ち、声韻選択ステップ２４ａで選択されたレコードの“ポインタ”が、音節テーブルＤ１１〜Ｄ９９のうちの１つを指定することになる。
【００３５】
声韻テーブルＤ１〜Ｄ９は、本発明による韻母分類法に基づいて作成されたものである。以下、この韻母分類法について詳述する。この韻母分類法は、従来の中国語音韻学による韻母分類法を最大限に利用しながら、韻母の種類を１０個以下に限定することを目的に、中国語データの統計／分析に基づいて、新たに開発された分類法である。
【００３６】
まず、韻母は、ピンインによりアルファベット１文字で表される単韻母と、２文字以上で表される複韻母とに分類される。本発明による韻母分類法は、複韻母を、さらに、開口複韻母，斉歯複韻母，合口複韻母，及び撮口複韻母の４つに分類したことを、特徴としている。即ち、本発明の韻母分類法によると、韻母は、単韻母，開口複韻母，斉歯複韻母，合口複韻母，及び撮口複韻母の５つの韻母グループに分類される。
【００３７】
開口複韻母は、ピンイン記号のａ，ｅ，又はｏで始まる複韻母である。斉歯複韻母は、ピンイン記号のｉ（ｙ）で始まる複韻母である。合口複韻母は、ピンイン記号のｕ（ｗ）で始まる複韻母である。撮口複韻母は、ピンイン記号のｖ（ｙｕ）で始まる複韻母である。そして、本実施形態では、単韻母を“？”で表し、開口複韻母を“＊”で表し、斉歯複韻母を“ｉ＊”（ｙ＊）で表し、合口複韻母を“ｕ＊”（ｗ＊）で表し、撮口複韻母を“ｖ＊”（ｙｕ＊）で表している。なお、斉歯複韻母，合口複韻母，及び撮口複韻母のピンイン表記における最初のｉ（ｙ），ｕ（ｗ），及びｖ（ｙｕ）は、介音と称される。これら斉歯複韻母，合口複韻母，及び撮口複韻母は、介音を含む複韻母であるが、開口複韻母は、介音を含まない複韻母である。
【００３８】
図１０は、声韻選択ステップ２４ｂの際の表示部１２の表示例を示す模式図である。前段の声母選択ステップ２４ａにおいて、図５に示されるいずれかのボタンが押下されると、声韻選択ステップ２４ｂでは、図１０の（Ｄ１）〜（Ｄ９）のうちの１つが、表示部１２に表示される。
【００３９】
より具体的には、声母選択ステップ２４ａにおいて、図５の“ｂｐ”が押下されると、表示部１２は、図１０の（Ｄ１）に示された状態に切り替わる。図１０の（Ｄ１）では、図４にて１，２，３，４，５，及び６が表示されていた位置に、夫々、“ｂ？”，“ｂ＊”，“ｂｉ＊”，“ｐ？”，“ｐ＊”，及び“ｐｉ＊”が、表示されている。
【００４０】
一方、声母選択ステップ２４ａにおいて、図５の“ｍｆ”が押下されると、表示部１２は、図１０の（Ｄ２）に示された状態に切り替わる。図１０の（Ｄ２）では、図４にて１，２，３，４，及び５が表示されていた位置に、夫々、“ｍ？”，“ｍ＊”，“ｍｉ＊”，“ｆ？”，及び“ｆ＊”が、表示されている。
【００４１】
一方、声母選択ステップ２４ａにおいて、図５の“ｄｔ”が押下されると、表示部１２は、図１０の（Ｄ３）に示された状態に切り替わる。図１０の（Ｄ３）では、図４にて１，２，３，４，５，６，７，及び８が表示されていた位置に、夫々、“ｄ？”，“ｄ＊”，“ｄｉ＊”，“ｄｕ＊”，“ｔ？”，“ｔ＊”，“ｔｉ＊”，及び“ｔｕ＊”が、表示されている。
【００４２】
一方、声母選択ステップ２４ａにおいて、図５の“ｎｌ”が押下されると、表示部１２は、図１０の（Ｄ４）に示された状態に切り替わる。図１０の（Ｄ４）では、図４にて１，２，３，４，５，６，７，及び８が表示されていた位置に、夫々、“ｎ？”，“ｎ＊”，“ｎｉ＊”，“ｎｕ／ｖ＊”，“ｌ？”，“ｌ＊”，“ｌｉ＊”，及び“ｌｕ／ｖ＊”が、表示されている。
【００４３】
一方、声母選択ステップ２４ａにおいて、図５の“ｇｋｈ”が押下されると、表示部１２は、図１０の（Ｄ５）に示された状態に切り替わる。図１０の（Ｄ５）では、図４にて１，２，３，４，５，６，７，８，及び９が表示されていた位置に、夫々、“ｇ？”，“ｇ＊”，“ｇｕ＊”，“ｋ？”，“ｋ＊”，“ｋｕ＊”，“ｈ？”，“ｈ＊”，及び“ｈｕ＊”が、表示されている。
【００４４】
一方、声母選択ステップ２４ａにおいて、図５の“ｊｚｈｚ”が押下されると、表示部１２は、図１０の（Ｄ６）に示された状態に切り替わる。図１０の（Ｄ６）では、図４にて１，２，３，４，５，６，７，８，及び９が表示されていた位置に、夫々、“ｊ？”，“ｊｉ＊”，“ｊｕ＊”，“ｚｈ？”，“ｚｈ＊”，“ｚｈｕ＊”，“ｚ？”，“ｚ＊”，及び“ｚｕ＊”が、表示されている。
【００４５】
一方、声母選択ステップ２４ａにおいて、図５の“ｑｃｈｃ”が押下されると、表示部１２は、図１０の（Ｄ７）に示された状態に切り替わる。図１０の（Ｄ７）では、図４にて１，２，３，４，５，６，７，８，及び９が表示されていた位置に、夫々、“ｑ？”，“ｑｉ＊”，“ｑｕ＊”，“ｃｈ？”，“ｃｈ＊”，“ｃｈｕ＊”，“ｃ？”，“ｃ＊”，及び“ｃｕ＊”が、表示されている。
【００４６】
一方、声母選択ステップ２４ａにおいて、図５の“ｘｓｈｓ”が押下されると、表示部１２は、図１０の（Ｄ８）に示された状態に切り替わる。図１０の（Ｄ８）では、図４にて１，２，３，４，５，６，７，８，及び９が表示されていた位置に、夫々、“ｘ？”，“ｘｉ＊”，“ｘｕ＊”，“ｓｈ？”，“ｓｈ＊”，“ｓｈｕ＊”，“ｓ？”，“ｓ＊”，及び“ｓｕ＊”が、表示されている。
【００４７】
一方、声母選択ステップ２４ａにおいて、図５の“ｒｙｗ”が押下されると、表示部１２は、図１０の（Ｄ９）に示された状態に切り替わる。図１０の（Ｄ９）では、図４にて１，２，３，４，５，６，７，及び８が表示されていた位置に、夫々、“ｒ？”，“ｒ＊”，“ｒｕ＊”，“？”，“＊”，“ｙ＊”，“ｗ＊”，及び“ｙｕ＊”が、表示されている。
【００４８】
そして、第２回の打鍵により、声韻テーブルＤ１〜Ｄ９の各レコードのうちの１つが選択される。この第２回の打鍵により、声母が確定するとともに、韻母グループが特定される。なお、声韻テーブルＤ１〜Ｄ９の各レコードのうちの１つが選択されることは、声韻グループが特定されることに相当する。この第２回の打鍵の後、処理は、韻母選択ステップ２４ｃへ移行する。この韻母選択ステップ２４ｃでは、音節テーブルＤ１１〜Ｄ９９が参照される。
【００４９】
図１１は、音節テーブルＤ１１〜Ｄ９９を示す模式図である。各音節テーブルＤ１１〜Ｄ９９は、いずれも複数のレコードを有している。これら各音節テーブルＤ１１〜Ｄ９９の各レコードは、“ボタン”，“韻母”及び“音節”のフィールドを有している。
【００５０】
“ボタン”のフィールドには、図４にてボタンとして夫々表示されていた“１”，“２”，“３”，…に対応させた符号が、格納されている。“韻母”のフィールドには、韻母を示す文字列が格納されている。“音節”のフィールドには、声韻選択ステップ２４ｂで確定した声母と、“韻母”フィールド内の韻母とからなる音節を示す文字列が、格納されている。
【００５１】
図１２乃至図２０は、韻母選択ステップ２４ｃの際の表示部１２の表示例を示す模式図である。前段の声韻選択ステップ２４ｂにおいて、図１０の各表示例（Ｄ１）〜（Ｄ９）におけるいずれかのボタンが押下されると、韻母選択ステップ２４ｃでは、図１２乃至図２０における各表示例のうちの１つが、表示部１２に表示される。なお、図１２乃至図２０における各表示例は、音節決定用情報に相当する。
【００５２】
より具体的には、図１０の（Ｄ１）における“ｂ？”が押下されると、表示部１２には、図１２の（Ｄ１１）に示されるように、候補となる各音節“ｂａ”，“ｂｏ”，“ｂｉ”，及び“ｂｕ”が表示される。
【００５３】
図１０の（Ｄ１）における“ｂ＊”が押下されると、表示部１２には、図１２の（Ｄ１２）に示されるように、候補となる各音節“ｂａｉ”，“ｂｅｉ”，“ｂａｏ”，“ｂａｎ”，“ｂｅｎ”，“ｂａｎｇ”，及び“ｂｅｎｇ”が表示される。
【００５４】
図１０の（Ｄ１）における“ｂｉ＊”が押下されると、表示部１２には、図１２の（Ｄ１３）に示されるように、候補となる各音節“ｂｉｅ”，“ｂｉａｏ”，“ｂｉａｎ”，“ｂｉｎ”，及び“ｂｉｎｇ”が表示される。
【００５５】
図１０の（Ｄ１）における“ｐ？”が押下されると、表示部１２には、図１２の（Ｄ１４）に示されるように、候補となる各音節“ｐａ”，“ｐｏ”，“ｐｉ”，及び“ｐｕ”が表示される。
【００５６】
図１０の（Ｄ１）における“ｐ＊”が押下されると、表示部１２には、図１２の（Ｄ１５）に示されるように、候補となる各音節“ｐａｉ”，“ｐｅｉ”，“ｐａｏ”，“ｐｏｕ”，“ｐａｎ”，“ｐｅｎ”，“ｐａｎｇ”，及び“ｐｅｎｇ”が表示される。
【００５７】
図１０の（Ｄ１）における“ｐｉ＊”が押下されると、表示部１２には、図１２の（Ｄ１６）に示されるように、候補となる各音節“ｐｉｅ”，“ｐｉａｏ”，“ｐｉａｎ”，“ｐｉｎ”，及び“ｐｉｎｇ”が表示される。
【００５８】
一方、図１０の（Ｄ２）における“ｍ？”が押下されると、表示部１２には、図１３の（Ｄ２１）に示されるように、候補となる各音節“ｍａ”，“ｍｏ”，“ｍｅ”，“ｍｉ”，及び“ｍｕ”が表示されるとともに、特殊音節である“ｍ”も表示される。
【００５９】
図１０の（Ｄ２）における“ｍ＊”が押下されると、表示部１２には、図１３の（Ｄ２２）に示されるように、候補となる各音節“ｍａｉ”，“ｍｅｉ”，“ｍａｏ”，“ｍｏｕ”，“ｍａｎ”，“ｍｅｎ”，“ｍａｎｇ”，及び“ｍｅｎｇ”が表示される。
【００６０】
図１０の（Ｄ２）における“ｍｉ＊”が押下されると、表示部１２には、図１３の（Ｄ２３）に示されるように、候補となる各音節“ｍｉｅ”，“ｍｉａｏ”，“ｍｉｕ”，“ｍｉａｎ”，“ｍｉｎ”，及び“ｍｉｎｇ”が表示される。
【００６１】
図１０の（Ｄ２）における“ｆ？”が押下されると、表示部１２には、図１３の（Ｄ２４）に示されるように、候補となる各音節“ｆａ”，“ｆｏ”，及び“ｆｕ”が表示される。
【００６２】
図１０の（Ｄ２）における“ｆ＊”が押下されると、表示部１２には、図１３の（Ｄ２５）に示されるように、候補となる各音節“ｆｅｉ”，“ｆｏｕ”，“ｆａｎ”，“ｆｅｎ”，“ｆａｎｇ”，及び“ｆｅｎｇ”が表示される。
【００６３】
一方、図１０の（Ｄ３）における“ｄ？”が押下されると、表示部１２には、図１４の（Ｄ３１）に示されるように、候補となる各音節“ｄａ”，“ｄｅ”，“ｄｉ”，及び“ｄｕ”が表示される。
【００６４】
図１０の（Ｄ３）における“ｄ＊”が押下されると、表示部１２には、図１４の（Ｄ３２）に示されるように、候補となる各音節“ｄａｉ”，“ｄｅｉ”，“ｄａｏ”，“ｄｏｕ”，“ｄａｎ”，“ｄａｎｇ”，“ｄｅｎｇ”，及び“ｄｏｎｇ”が表示される。
【００６５】
図１０の（Ｄ３）における“ｄｉ＊”が押下されると、表示部１２には、図１４の（Ｄ３３）に示されるように、候補となる各音節“ｄｉａ”，“ｄｉｅ”，“ｄｉａｏ”，“ｄｉｕ”，“ｄｉａｎ”，及び“ｄｉｎｇ”が表示される。
【００６６】
図１０の（Ｄ３）における“ｄｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図１４の（Ｄ３４）に示されるように、候補となる各音節“ｄｕｏ”，“ｄｕｉ”，“ｄｕａｎ”，及び“ｄｕｎ”が表示される。なお、図１４の（Ｄ３４）には、括弧つきで“ｄｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｄｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｄｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【００６７】
図１０の（Ｄ３）における“ｔ？”が押下されると、表示部１２には、図１４の（Ｄ３５）に示されるように、候補となる各音節“ｔａ”，“ｔｅ”，“ｔｉ”，及び“ｔｕ”が表示される。
【００６８】
図１０の（Ｄ３）における“ｔ＊”が押下されると、表示部１２には、図１４の（Ｄ３６）に示されるように、候補となる各音節“ｔａｉ”，“ｔｅｉ”，“ｔａｏ”，“ｔｏｕ”，“ｔａｎ”，“ｔａｎｇ”，“ｔｅｎｇ”，及び“ｔｏｎｇ”が表示される。
【００６９】
図１０の（Ｄ３）における“ｔｉ＊”が押下されると、表示部１２には、図１４の（Ｄ３７）に示されるように、候補となる各音節“ｔｉｅ”，“ｔｉａｏ”，“ｔｉａｎ”，及び“ｔｉｎｇ”が表示される。
【００７０】
図１０の（Ｄ３）における“ｔｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図１４の（Ｄ３８）に示されるように、候補となる各音節“ｔｕｏ”，“ｔｕｉ”，“ｔｕａｎ”，及び“ｔｕｎ”が表示される。なお、図１４の（Ｄ３８）には、括弧つきで“ｔｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｔｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｔｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【００７１】
一方、図１０の（Ｄ４）における“ｎ？”が押下されると、表示部１２には、図１５の（Ｄ４１）に示されるように、候補となる各音節“ｎａ”，“ｎｅ”，“ｎｉ”，“ｎｉ”，“ｎｕ”，及び“ｎｖ”が表示されるとともに、特殊音節である“ｎ”も表示される。
【００７２】
図１０の（Ｄ４）における“ｎ＊”が押下されると、表示部１２には、図１５の（Ｄ４２）に示されるように、候補となる各音節“ｎａｉ”，“ｎｅｉ”，“ｎａｏ”，“ｎｏｕ”，“ｎａｎ”，“ｎｅｎ”，“ｎａｎｇ”，“ｎｅｎｇ”，及び“ｎｏｎｇ”が表示される。
【００７３】
図１０の（Ｄ４）における“ｎｉ＊”が押下されると、表示部１２には、図１５の（Ｄ４３）に示されるように、候補となる各音節“ｎｉｅ”，“ｎｉａｏ”，“ｎｉｕ”，“ｎｉａｎ”，“ｎｉｎ”，“ｎｉａｎｇ”，及び“ｎｉｎｇ”が表示される。
【００７４】
図１０の（Ｄ４）における“ｎｕ／ｖ＊”（ｎｕ＊又はｎｖ＊を示す）が押下されると、表示部１２には、図１５の（Ｄ４４）に示されるように、候補となる各音節“ｎｕｏ”，“ｎｖｅ”，及び“ｎｕａｎ”が表示される。なお、図１５の（Ｄ４４）には、括弧つきで“ｎｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｎｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｎｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【００７５】
図１０の（Ｄ４）における“ｌ？”が押下されると、表示部１２には、図１５の（Ｄ４５）に示されるように、候補となる各音節“ｌａ”，“ｌｏ”，“ｌｅ”，“ｌｉ”，“ｌｕ”，及び“ｌｖ”が表示される。
【００７６】
図１０の（Ｄ４）における“ｌ＊”が押下されると、表示部１２には、図１５の（Ｄ４６）に示されるように、候補となる各音節“ｌａｉ”，“ｌｅｉ”，“ｌａｏ”，“ｌｏｕ”，“ｌａｎ”，“ｌａｎｇ”，“ｌｅｎｇ”，及び“ｌｏｎｇ”が表示される。
【００７７】
図１０の（Ｄ４）における“ｌｉ＊”が押下されると、表示部１２には、図１５の（Ｄ４７）に示されるように、候補となる各音節“ｌｉａ”，“ｌｉｅ”，“ｌｉａｏ”，“ｌｉｕ”，“ｌｉａｎ”，“ｌｉｎ”，“ｌｉａｎｇ”，及び“ｌｉｎｇ”が表示される。
【００７８】
図１０の（Ｄ４）における“ｌｕ／ｖ＊”（ｌｕ＊又はｌｖ＊を示す）が押下されると、表示部１２には、図１５の（Ｄ４８）に示されるように、候補となる各音節“ｌｕｏ”，“ｌｖｅ”，“ｌｕａｎ”，及び“ｌｕｎ”が表示される。なお、図１５の（Ｄ４８）には、括弧つきで“ｌｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｌｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｌｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【００７９】
一方、図１０の（Ｄ５）における“ｇ？”が押下されると、表示部１２には、図１６の（Ｄ５１）に示されるように、候補となる各音節“ｇａ”，“ｇｅ”，及び“ｇｕ”が表示される。
【００８０】
図１０の（Ｄ５）における“ｇ＊”が押下されると、表示部１２には、図１６の（Ｄ５２）に示されるように、候補となる各音節“ｇａｉ”，“ｇｅｉ”，“ｇａｏ”，“ｇｏｕ”，“ｇａｎ”，“ｇｅｎ”，“ｇａｎｇ”，“ｇｅｎｇ”，及び“ｇｏｎｇ”が表示される。
【００８１】
図１０の（Ｄ５）における“ｇｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図１６の（Ｄ５３）に示されるように、候補となる各音節“ｇｕａ”，“ｇｕｏ”，“ｇｕａｉ”，“ｇｕｉ”，“ｇｕａｎ”，“ｇｕｎ”，及び“ｇｕａｎｇ”が表示される。なお、図１６の（Ｄ５３）には、括弧つきで“ｇｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｇｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｇｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【００８２】
図１０の（Ｄ５）における“ｋ？”が押下されると、表示部１２には、図１６の（Ｄ５４）に示されるように、候補となる各音節“ｋａ”，“ｋｅ”，及び“ｋｕ”が表示される。
【００８３】
図１０の（Ｄ５）における“ｋ＊”が押下されると、表示部１２には、図１６の（Ｄ５５）に示されるように、候補となる各音節“ｋａｉ”，“ｋｅｉ”，“ｋａｏ”，“ｋｏｕ”，“ｋａｎ”，“ｋｅｎ”，“ｋａｎｇ”，“ｋｅｎｇ”，及び“ｋｏｎｇ”が表示される。
【００８４】
図１０の（Ｄ５）における“ｋｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図１６の（Ｄ５６）に示されるように、候補となる各音節“ｋｕａ”，“ｋｕｏ”，“ｋｕａｉ”，“ｋｕｉ”，“ｋｕａｎ”，“ｋｕｎ”，及び“ｋｕａｎｇ”が表示される。なお、図１６の（Ｄ５６）には、括弧つきで“ｋｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｋｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｋｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【００８５】
図１０の（Ｄ５）における“ｈ？”が押下されると、表示部１２には、図１６の（Ｄ５７）に示されるように、候補となる各音節“ｈａ”，“ｈｅ”，及び“ｈｕ”が表示される。
【００８６】
図１０の（Ｄ５）における“ｈ＊”が押下されると、表示部１２には、図１６の（Ｄ５８）に示されるように、候補となる各音節“ｈａｉ”，“ｈｅｉ”，“ｈａｏ”，“ｈｏｕ”，“ｈａｎ”，“ｈｅｎ”，“ｈａｎｇ”，“ｈｅｎｇ”，及び“ｈｏｎｇ”が表示されるとともに、特殊音節である“ｈｎｇ”も表示される。
【００８７】
図１０の（Ｄ５）における“ｈｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図１６の（Ｄ５９）に示されるように、候補となる各音節“ｈｕａ”，“ｈｕｏ”，“ｈｕａｉ”，“ｈｕｉ”，“ｈｕａｎ”，“ｈｕｎ”，及び“ｈｕａｎｇ”が表示される。なお、図１６の（Ｄ５９）には、括弧つきで“ｈｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｈｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｈｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【００８８】
一方、図１０の（Ｄ６）における“ｊ？”が押下されると、表示部１２には、図１７の（Ｄ６１）に示されるように、候補となる各音節“ｊｉ”，及び“ｊｕ”が表示される。なお、図１７の（Ｄ６１）には、括弧つきで“ｊｕ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｊｕ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｊｕ”が括弧なしで表示されればよい。
【００８９】
図１０の（Ｄ６）における“ｊｉ＊”が押下されると、表示部１２には、図１７の（Ｄ６２）に示されるように、候補となる各音節“ｊｉａ”，“ｊｉｅ”，“ｊｉａｏ”，“ｊｉｕ”，“ｊｉａｎ”，“ｊｉｎ”，“ｊｉａｎｇ”，“ｊｉｎｇ”，及び“ｊｉｏｎｇ”が表示される。
【００９０】
図１０の（Ｄ６）における“ｊｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図１７の（Ｄ６３）に示されるように、候補となる各音節“ｊｕｅ”，“ｊｕａｎ”，及び“ｊｕｎ”が表示される。なお、図１７の（Ｄ６３）には、括弧つきで“ｊｉｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｊｉｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｊｉｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【００９１】
図１０の（Ｄ６）における“ｚｈ？”が押下されると、表示部１２には、図１７の（Ｄ６４）に示されるように、候補となる各音節“ｚｈａ”，“ｚｈｅ”，“ｚｈｉ”，及び“ｚｈｕ”が表示される。なお、図１７の（Ｄ６４）には、括弧つきで“ｚｈｉ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｚｈｉ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｚｈｉ”が括弧なしで表示されればよい。
【００９２】
図１０の（Ｄ６）における“ｚｈ＊”が押下されると、表示部１２には、図１７の（Ｄ６５）に示されるように、候補となる各音節“ｚｈａｉ”，“ｚｈｅｉ”，“ｚｈａｏ”，“ｚｈｏｕ”，“ｚｈａｎ”，“ｚｈｅｎ”，“ｚｈａｎｇ”，“ｚｈｅｎｇ”，及び“ｚｈｏｎｇ”が表示される。
【００９３】
図１０の（Ｄ６）における“ｚｈｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図１７の（Ｄ６６）に示されるように、候補となる各音節“ｚｈｕａ”，“ｚｈｕｏ”，“ｚｈｕａｉ”，“ｚｈｕｉ”，“ｚｈｕａｎ”，“ｚｈｕｎ”，及び“ｚｈｕａｎｇ”が表示される。なお、図１７の（Ｄ６６）には、括弧つきで“ｚｈｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｚｈｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｚｈｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【００９４】
図１０の（Ｄ６）における“ｚ？”が押下されると、表示部１２には、図１７の（Ｄ６７）に示されるように、候補となる各音節“ｚａ”，“ｚｅ”，“ｚｉ”，及び“ｚｕ”が表示される。なお、図１７の（Ｄ６７）には、括弧つきで“ｚｉ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｚｉ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｚｉ”が括弧なしで表示されればよい。
【００９５】
図１０の（Ｄ６）における“ｚ＊”が押下されると、表示部１２には、図１７の（Ｄ６８）に示されるように、候補となる各音節“ｚａｉ”，“ｚｅｉ”，“ｚａｏ”，“ｚｏｕ”，“ｚａｎ”，“ｚｅｎ”，“ｚａｎｇ”，“ｚｅｎｇ”，及び“ｚｏｎｇ”が表示される。
【００９６】
図１０の（Ｄ６）における“ｚｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図１７の（Ｄ６９）に示されるように、候補となる各音節“ｚｕｏ”，“ｚｕｉ”，“ｚｕａｎ”，及び“ｚｕｎ”が表示される。なお、図１７の（Ｄ６９）には、括弧つきで“ｚｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｚｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｚｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【００９７】
一方、図１０の（Ｄ７）における“ｑ？”が押下されると、表示部１２には、図１８の（Ｄ７１）に示されるように、候補となる各音節“ｑｉ”，及び“ｑｕ”が表示される。なお、図１８の（Ｄ７１）には、括弧つきで“ｑｕ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｑｕ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｑｕ”が括弧なしで表示されればよい。
【００９８】
図１０の（Ｄ７）における“ｑｉ＊”が押下されると、表示部１２には、図１８の（Ｄ７２）に示されるように、候補となる各音節“ｑｉａ”，“ｑｉｅ”，“ｑｉａｏ”，“ｑｉｕ”，“ｑｉａｎ”，“ｑｉｎ”，“ｑｉａｎｇ”，“ｑｉｎｇ”，及び“ｑｉｏｎｇ”が表示される。
【００９９】
図１０の（Ｄ７）における“ｑｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図１８の（Ｄ７３）に示されるように、候補となる各音節“ｑｕｅ”，“ｑｕａｎ”，及び“ｑｕｎ”が表示される。なお、図１８の（Ｄ７３）には、括弧つきで“ｑｉｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｑｉｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｑｉｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【０１００】
図１０の（Ｄ７）における“ｃｈ？”が押下されると、表示部１２には、図１８の（Ｄ７４）に示されるように、候補となる各音節“ｃｈａ”，“ｃｈｅ”，“ｃｈｉ”，及び“ｃｈｕ”が表示される。なお、図１８の（Ｄ７４）には、括弧つきで“ｃｈｉ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｃｈｉ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｃｈｉ”が括弧なしで表示されればよい。
【０１０１】
図１０の（Ｄ７）における“ｃｈ＊”が押下されると、表示部１２には、図１８の（Ｄ７５）に示されるように、候補となる各音節“ｃｈａｉ”，“ｃｈａｏ”，“ｃｈｏｕ”，“ｃｈａｎ”，“ｃｈｅｎ”，“ｃｈａｎｇ”，“ｃｈｅｎｇ”，及び“ｃｈｏｎｇ”が表示される。
【０１０２】
図１０の（Ｄ７）における“ｃｈｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図１８の（Ｄ７６）に示されるように、候補となる各音節“ｃｈｕｏ”，“ｃｈｕａｉ”，“ｃｈｕｉ”，“ｃｈｕａｎ”，“ｃｈｕｎ”，及び“ｃｈｕａｎｇ”が表示される。なお、図１８の（Ｄ７６）には、括弧つきで“ｃｈｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｃｈｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｃｈｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【０１０３】
図１０の（Ｄ７）における“ｃ？”が押下されると、表示部１２には、図１８の（Ｄ７７）に示されるように、候補となる各音節“ｃａ”，“ｃｅ”，“ｃｉ”，及び“ｃｕ”が表示される。なお、図１８の（Ｄ７７）には、括弧つきで“ｃｉ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｃｉ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｃｉ”が括弧なしで表示されればよい。
【０１０４】
図１０の（Ｄ７）における“ｃ＊”が押下されると、表示部１２には、図１８の（Ｄ７８）に示されるように、候補となる各音節“ｃａｉ”，“ｃａｏ”，“ｃｏｕ”，“ｃａｎ”，“ｃｅｎ”，“ｃａｎｇ”，“ｃｅｎｇ”，及び“ｃｏｎｇ”が表示される。
【０１０５】
図１０の（Ｄ７）における“ｃｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図１８の（Ｄ７９）に示されるように、候補となる各音節“ｃｕｏ”，“ｃｕｉ”，“ｃｕａｎ”，及び“ｃｕｎ”が表示される。なお、図１８の（Ｄ７９）には、括弧つきで“ｃｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｃｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｃｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【０１０６】
一方、図１０の（Ｄ８）における“ｘ？”が押下されると、表示部１２には、図１９の（Ｄ８１）に示されるように、候補となる各音節“ｘｉ”，及び“ｘｕ”が表示される。なお、図１９の（Ｄ８１）には、括弧つきで“ｘｕ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｘｕ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｘｕ”が括弧なしで表示されればよい。
【０１０７】
図１０の（Ｄ８）における“ｘｉ＊”が押下されると、表示部１２には、図１９の（Ｄ８２）に示されるように、候補となる各音節“ｘｉａ”，“ｘｉｅ”，“ｘｉａｏ”，“ｘｉｕ”，“ｘｉａｎ”，“ｘｉｎ”，“ｘｉａｎ”，“ｘｉｎｇ”，及び“ｘｉｏｎｇ”が表示される。
【０１０８】
図１０の（Ｄ８）における“ｘｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図１９の（Ｄ８３）に示されるように、候補となる各音節“ｘｕｅ”，“ｘｕａｎ”，及び“ｘｕｎ”が表示される。なお、図１９の（Ｄ８３）には、括弧つきで“ｘｉｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｘｉｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｘｉｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【０１０９】
図１０の（Ｄ８）における“ｓｈ？”が押下されると、表示部１２には、図１９の（Ｄ８４）に示されるように、候補となる各音節“ｓｈａ”，“ｓｈｅ”，“ｓｈｉ”，及び“ｓｈｕ”が表示される。なお、図１９の（Ｄ８４）には、括弧つきで“ｓｈｉ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｓｈｉ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｓｈｉ”が括弧なしで表示されればよい。
【０１１０】
図１０の（Ｄ８）における“ｓｈ＊”が押下されると、表示部１２には、図１９の（Ｄ８５）に示されるように、候補となる各音節“ｓｈａｉ”，“ｓｈｅｉ”，“ｓｈａｏ”，“ｓｈｏｕ”，“ｓｈａｎ”，“ｓｈｅｎ”，“ｓｈａｎｇ”，及び“ｓｈｅｎｇ”が表示される。
【０１１１】
図１０の（Ｄ８）における“ｓｈｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図１９の（Ｄ８６）に示されるように、候補となる各音節“ｓｈｕａ”，“ｓｈｕｏ”，“ｓｈｕａｉ”，“ｓｈｕｉ”，“ｓｈｕａｎ”，“ｓｈｕｎ”，及び“ｓｈｕａｎｇ”が表示される。
【０１１２】
図１０の（Ｄ８）における“ｓ？”が押下されると、表示部１２には、図１９の（Ｄ８７）に示されるように、候補となる各音節“ｓａ”，“ｓｅ”，“ｓｉ”，及び“ｓｕ”が表示される。なお、図１９の（Ｄ８７）には、括弧つきの“ｓｉ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｓｉ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｓｉ”が括弧なしで表示されればよい。
【０１１３】
図１０の（Ｄ８）における“ｓ＊”が押下されると、表示部１２には、図１９の（Ｄ８８）に示されるように、候補となる各音節“ｓａｉ”，“ｓａｏ”，“ｓｏｕ”，“ｓａｎ”，“ｓｅｎ”，“ｓａｎｇ”，“ｓｅｎｇ”，及び“ｓｏｎｇ”が表示される。
【０１１４】
図１０の（Ｄ８）における“ｓｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図１９の（Ｄ８９）に示されるように、候補となる各音節“ｓｕｏ”，“ｓｕｉ”，“ｓｕａｎ”，及び“ｓｕｎ”が表示される。なお、図１９の（Ｄ８９）には、括弧つきで“ｓｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｓｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｓｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【０１１５】
一方、図１０の（Ｄ９）における“ｒ？”が押下されると、表示部１２には、図２０の（Ｄ９１）に示されるように、候補となる各音節“ｒｅ”，“ｒｉ”，及び“ｒｕ”が表示される。なお、図２０の（Ｄ９１）には、括弧つきの“ｒｉ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｒｉ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｒｉ”が括弧なしで表示されればよい。
【０１１６】
図１０の（Ｄ９）における“ｒ＊”が押下されると、表示部１２には、図２０の（Ｄ９２）に示されるように、候補となる各音節“ｒａｏ”，“ｒｏｕ”，“ｒａｎ”，“ｒｅｎ”，“ｒａｎｇ”，“ｒｅｎｇ”，及び“ｒｏｎｇ”が表示される。
【０１１７】
図１０の（Ｄ９）における“ｒｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図２０の（Ｄ９３）に示されるように、候補となる各音節“ｒｕｏ”，“ｒｕｉ”，“ｒｕａｎ”，及び“ｒｕｎ”が表示される。なお、図２０の（Ｄ９３）には、括弧つきで“ｒｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｒｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｒｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【０１１８】
図１０の（Ｄ９）における“？”が押下されると、表示部１２には、図２０の（Ｄ９４）に示されるように、候補となる各音節“ａ”，“ｏ”，“ｅ”，“ｙｉ”，“ｗｕ”，“ｙｕ”，“＾ｅ”，及び“ｅｒ”が表示される。
【０１１９】
図１０の（Ｄ９）における“＊”が押下されると、表示部１２には、図２０の（Ｄ９５）に示されるように、候補となる各音節“ａｉ”，“ｅｉ”，“ａｏ”，“ｏｕ”，“ａｎ”，“ｅｎ”，“ａｎｇ”，“ｅｎｇ”，及び“ｏｎｇ”が表示されるとともに、特殊音節である“ｎｇ”が表示される。
【０１２０】
図１０の（Ｄ９）における“ｙ＊”が押下されると、表示部１２には、図２０の（Ｄ９６）に示されるように、候補となる各音節“ｙａ”，“ｙｅ”，“ｙａｏ”，“ｙｏｕ”，“ｙａｎ”，“ｙｉｎ”，“ｙａｎｇ”，“ｙｉｎｇ”，及び“ｙｏｎｇ”が表示されるとともに、特殊音節である“ｙｏ”が表示される。
【０１２１】
図１０の（Ｄ９）における“ｗ＊”が押下されると、表示部１２には、図２０の（Ｄ９７）に示されるように、候補となる各音節“ｗａ”，“ｗｏ”，“ｗａｉ”，“ｗｅｉ”，“ｗａｎ”，“ｗｅｎ”，“ｗａｎｇ”，及び“ｗｅｎｇ”が表示される。
【０１２２】
図１０の（Ｄ９）における“ｙｕ＊”が押下されると、表示部１２には、図２０の（Ｄ９８）に示されるように、候補となる各音節“ｙｕｅ”，“ｙｕａｎ”，及び“ｙｕｎ”が表示される。なお、図２０の（Ｄ９８）には、括弧つきで“ｙｏｎｇ”が表示されている。ピンインにのみ対応させる場合には、この位置に“ｙｏｎｇ”は不要であり、注音字母に対応させる場合には、この位置に“ｙｏｎｇ”が括弧なしで表示されればよい。
【０１２３】
上記のように、声母入力ステップ２４ａにて声母グループが特定され、声韻選択ステップ２４ｂにて声母が確定するとともに韻母グループが特定され、韻母選択ステップ２４ｃにて音節が決定する。なお、図１２乃至図２０には、音節テーブルＤ１１〜Ｄ９９（図１１）の“音節”フィールドの内容が表示されているが、その代わりに、“韻母”フィールドの内容が表示されてもよい。
【０１２４】
これら図１２乃至図２０には、図６に示された標準的な音節が含まれているだけでなく、特殊音節が含まれている。図２１は、特殊音節の入力手順を示す模式図である。この図２１に示されるように、特殊音節“ｍ”は、声母選択ステップにて図５の“ｍｆ”が選択され、声韻選択ステップにて図１０（Ｄ２）の“ｍ？”が選択され、韻母選択ステップにて図１３（Ｄ２１）の“ｍ”が選択されることにより、入力される。なお、図１３（Ｄ２１）の“ｍ”の位置は、図４における“０”の位置に相当する。このように、図４における“０”の位置には、「その他」という意味が付与されている。そして、この図４の“０”の位置は、特殊音節の入力に利用される。
【０１２５】
特殊音節“ｎ”は、声母選択ステップにて図５の“ｎｌ”が選択され、声韻選択ステップにて図１０（Ｄ４）の“ｎ？”が選択され、韻母選択ステップにて図１５（Ｄ４１）の“ｎ”が選択されることにより、入力される。
【０１２６】
特殊音節“ｈｎｇ”は、声母選択ステップにて図５の“ｇｋｈ”が選択され、声韻選択ステップにて図１０（Ｄ５）の“ｈ＊”が選択され、韻母選択ステップにて図１６（Ｄ５８）の“ｈｎｇ”が選択されることにより、入力される。
【０１２７】
特殊音節“ｎｇ”は、声母選択ステップにて図５の“ｒｙｗ”が選択され、声韻選択ステップにて図１０（Ｄ９）の“＊”が選択され、韻母選択ステップにて図２０（Ｄ９５）の“ｎｇ”が選択されることにより、入力される。
【０１２８】
特殊音節“ｙｏ”は、声母選択ステップにて図５の“ｒｙｗ”が選択され、声韻選択ステップにて図１０（Ｄ９）の“ｙ＊”が選択され、韻母選択ステップにて図２０（Ｄ９６）の“ｙｏ”が選択されることにより、入力される。
【０１２９】
以下、図２２のフローチャートを参照して、中国語入力プログラム２３の入力モジュール２４の処理を中心に、さらに説明する。このフローチャートは、利用者がモード切替ボタン１５を操作して中国語入力モードを設定することにより、開始し、他の入力モードを設定することにより、終了する。
【０１３０】
なお、制御部２０は、このフローチャート実行中、ポインタバッファ２２を参照して、その時点における入力の段階が、声母選択ステップ，声韻選択ステップ，及び韻母選択ステップのうちのどの段階であるかを、認識することができる。即ち、入力の段階は、ポインタバッファ２２がＮＵＬＬであれば声母選択ステップと判別され、ポインタバッファ２２にＤ１〜Ｄ９のいずれかが格納されていれば声韻選択ステップと判別され、ポインタバッファ２２にＤ１１〜Ｄ９９のいずれかが格納されていれば韻母選択ステップと判別される。
【０１３１】
最初のＳ１では、制御部２０は、ポインタバッファ２２をＮＵＬＬにして、声母選択ステップを設定する。
【０１３２】
Ｓ２では、制御部２０は、声母テーブルＤ（図８）を参照して、候補となる各声母グループを、表示部１２に表示する。すると、表示部１２は、図５に示された状態に切り替わる。
【０１３３】
Ｓ３では、制御部２０は、利用者からの入力があるまで待機する。入力が検出されると、処理はＳ４へ進む。
【０１３４】
Ｓ４では、制御部２０は、利用者による入力が、入力部１３が押下されたものか，又は，その他の入力かを判別する。なお、その他の入力には、カーソル１４の操作、後退キー、変換モジュール２５が使用するキーの押下等がある。入力部１３が押下された場合には処理はＳ５へ進み、それ以外の場合には処理はＳ１５へ進む。
【０１３５】
Ｓ５では、制御部２０は、ポインタバッファ２２を参照して、入力段階が、声母選択ステップ，声韻選択ステップ，及び韻母選択ステップのうちのどれであるかを判別する。声母選択ステップであれば処理はＳ６へ進み、声韻選択ステップであれば処理はＳ９へ進み、韻母選択ステップであれば処理はＳ１２へ進む。
【０１３６】
Ｓ６では、制御部２０は、入力部１３における利用者により押下された位置に基づき、図５のように表示された各ボタンのうちのどのボタンが押下されたかを特定する。即ち、制御部２０は、声母テーブルＤ（図８）のどのレコードが、利用者により選択されたかを、特定する。そして、制御部２０は、特定したレコードにおける“候補”の声母グループを、第１の表示部１１に表示する。例えば、“候補”が“ｂｐ”のレコードが特定されたのであれば、表示部１１には、“ｂｐ”が格納される。
【０１３７】
Ｓ７では、制御部２０は、ポインタバッファ２２をセットすることにより、入力段階を声韻選択ステップにセットする。具体的には、制御部２０は、声母テーブルＤ（図８）におけるＳ６で特定したレコードの“ポインタ”フィールドの値を取得して、ポインタバッファ２２に書き込む。例えば、“候補”が“ｂｐ”のレコードが特定されたのであれば、ポインタバッファ２２には、“Ｄ１”が格納される。
【０１３８】
Ｓ８では、制御部２０は、各声韻テーブルＤ１〜Ｄ９（図９）のうちのポインタバッファ２２に格納された値に対応するものを、参照して、候補となる各声韻グループを、第２の表示部１２に表示する。すると、表示部１２には、図１０の（Ｄ１）〜（Ｄ９）のうちの１つが表示される。例えば、ポインタバッファ２２に“Ｄ１”が格納されていれば、図１０の（Ｄ１）が表示される。そして、処理は、Ｓ３へ戻る。
【０１３９】
Ｓ９では、Ｓ５にて入力段階が声韻選択ステップであると判別されたので、制御部２０は、入力部１３における利用者により押下された位置に基づき、図１０のいずれかに示されるように表示された各ボタンのうちのどのボタンが押下されたかを特定する。即ち、制御部２０は、声韻テーブルＤ１〜Ｄ９のどのレコードが、利用者により選択されたかを、特定する。そして、制御部２０は、第１の表示部１１に表示されていた声母グループの代わりに、特定したレコードにおける“候補”の声韻グループを、この表示部１１に表示する。例えば、“候補”が“ｂ？”のレコードが特定されたのであれば、表示部１１には、それまで表示されていた声母グループ“ｂｐ”の代わりに、声韻グループ“ｂ？”が表示される。
【０１４０】
Ｓ１０では、制御部２０は、ポインタバッファ２２をセットすることにより、入力段階を韻母選択ステップにセットする。具体的には、制御部２０は、声韻テーブルＤ１〜Ｄ９（図９）におけるＳ９で特定したレコードの“ポインタ”フィールドの値を取得して、ポインタバッファ２２に書き込む。例えば、声韻テーブルＤ１の“候補”が“ｂ？”のレコードが特定されたのであれば、ポインタバッファ２２には、“Ｄ１１”が格納される。
【０１４１】
Ｓ１１では、制御部２０は、各音節テーブルＤ１１〜Ｄ９９（図１１）のうちのポインタバッファ２２に格納された値に対応するものを、参照して、候補となる各音節を、第２の表示部１２に表示する。すると、表示部１２には、図１２乃至図２０の各表示例のうちの１つが表示される。例えば、ポインタバッファ２２に“Ｄ１１”が格納されていれば、図１２の（Ｄ１１）が表示される。そして、処理は、Ｓ３へ戻る。
【０１４２】
Ｓ１２では、Ｓ５にて入力段階が韻母選択ステップであると判別されたので、制御部２０は、入力部１３における利用者により押下された位置に基づき、図１２乃至図２０のいずれかの表示例の如く表示された各ボタンのうちのどのボタンが押下されたかを特定する。即ち、制御部２０は、音節テーブルＤ１１〜Ｄ９９（図１１）のどのレコードが、利用者により選択されたかを、特定する。特定されたレコードの“音節”が、利用者が入力した音節として決定する。
【０１４３】
さらに、制御部２０は、決定した音節を変換モジュール２５に渡すことにより、この変換モジュールから、当該音節に対応する漢字を取得する。なお、候補となる漢字が複数ある場合には、例えば、変換モジュール２５において第１の候補として登録されている漢字が、取得される。なお、変換モジュール２５は、先立って入力された音節を考慮して、漢字を選択してもよい。そして、制御部２０は、第１の表示部１１に表示されていた声韻グループの代わりに、変換モジュール２５から取得した漢字を、この表示部１１に表示する。
【０１４４】
Ｓ１３では、制御部２０は、ポインタバッファ２２をクリアすることにより、入力段階を声母選択ステップにセットする。即ち、ポインタバッファ２２は、次の音節の入力に備えてＮＵＬＬにセットされる。
【０１４５】
Ｓ１４では、制御部２０は、声母テーブルＤ（図８）を参照して、候補となる各声母グループを、第２の表示部１２に表示する。すると、表示部１２は、図５に示された状態に切り替わる。そして、処理はＳ３へ戻る。
【０１４６】
一方、Ｓ１５では、Ｓ４にて入力部１３以外に対する入力がなされたと判別されたので、さらに制御部２０は、カーソル１４が操作されたか否かを判別する。カーソル１４が操作された場合には処理はＳ１６へ進み、それ以外の場合には処理はＳ１８へ進む。
【０１４７】
Ｓ１６では、制御部２０は、入力段階が韻母選択ステップであるかどうかを判別する。なお、ポインタバッファ２２にＤ１１〜Ｄ９９のいずれかが格納されていれば、入力段階は韻母選択ステップである。そして、入力段階が韻母選択ステップであれば処理はＳ１７へ進み、それ以外の場合には処理はＳ１８へ進む。
【０１４８】
Ｓ１７では、利用者によりなされたカーソル１４の操作に基づき、制御部２０は、声調を判別するとともに、第２の表示部１２に対して声調を含めた表示を行い、処理をＳ３へ戻す。具体的には、制御部２０は、カーソル１４の上向きが入力された場合には一声が指定されたものと判別し、カーソル１４の右向きが入力された場合には二声が指定されたものと判別し、カーソル１４の下向きが入力された場合には三声が指定されたものと判別し、カーソル１４の左向きが入力された場合には四声が指定されたものと判別する。そして、制御部２０は、一声には“１”を、二声には“２”を、三声には“３”を、四声には“４”を、夫々対応させ、音節テーブルＤ１１〜Ｄ９９（図１１）の“音節”の直後に声調に対応させた“１”乃至“４”の値を付加して、第２の表示部１２に表示する。
【０１４９】
例えば、ポインタバッファ２２に、Ｄ１１が格納されている場合に、一声が選択されたのであれば、図２３の（Ｄ１１−１）が表示され、二声が選択されたのであれば、図２３の（Ｄ１１−２）が表示され、三声が選択されたのであれば、図２３の（Ｄ１１−３）が表示され、四声が選択されたのであれば、図２３の（Ｄ１１−４）が表示される。
【０１５０】
なお、上記Ｓ１２の説明では、変換モジュール２５に渡されるのは「音節」であるとしたが、利用者による声調の指定がなされた場合には、Ｓ１２で変換モジュール２５に渡されるのは「声調付き音節」である。この場合には、変換モジュール２５は、声調を考慮して漢字を選択する。
【０１５１】
Ｓ１８では、制御部２０は、利用者による操作に基づいて対応する処理を実行する。例えば、変換モジュール２５で使用するキーが押下されたのであれば、そのキーに定義された機能に従って、漢字選択や確定などの処理を実行する。そして、処理はＳ３へ戻る。
【０１５２】
上記の如く、本実施形態では、３回の打鍵で音節が決定する。さらに、入力部１３に対する第２回の打鍵の後にカーソル１４が操作されることにより、声調が決定するので、入力部１３及びカーソル１４に対する合計４回の操作で、声調付き音節が決定する。
【０１５３】
以下、より具体的に、図２４及び図２５を参照して、「電話機」に対応するピンイン“ｄｉａｎｈｕａｊｉ”の入力について、説明する。図２４及び図２５の各表示例Ｐ０１〜Ｐ１０には、いずれも、両表示部１１，１２が模式的に示されている。
【０１５４】
図２４のＰ０１は、中国語入力モードの初期画面である。このＰ０１では、第２の表示部１２に、声母テーブルＤにおける候補である各声母グループが表示されている。なお、第１の表示部１１には、何も表示されていない。そして、利用者が、“ｄｔ”のボタンを押下して声母グループ“ｄｔ”を選択すると、両表示部１１，１２は、Ｐ０２の状態に切り替わる。
【０１５５】
Ｐ０２では、第１の表示部１１に“ｄｔ”が表示され、第２の表示部１２に、声韻テーブルＤ３における候補である各声韻グループが表示されている。そして、利用者が、“ｄｉ＊”のボタンを押下して声韻グループ“ｄｉ＊”を選択すると、両表示部１１，１２は、Ｐ０３の状態に切り替わる。
【０１５６】
Ｐ０３では、第１の表示部１１に“ｄｉ＊”が表示され、第２の表示部１２に、音節テーブルＤ３３における候補である各音節が表示されている。そして、利用者が、“ｄｉａｎ”のボタンを押下して音節“ｄｉａｎ”を選択すると、両表示部１１，１２は、Ｐ０４の状態に切り替わる。
【０１５７】
Ｐ０４では、第１の表示部１１に、音節“ｄｉａｎ”に対応する漢字である“点”が表示されている。一方、第２の表示部１２には、次の音節の入力のために、声母テーブルＤにおける候補である各声母グループが表示されている。そして、利用者が、“ｇｋｈ”のボタンを押下して声母グループ“ｇｋｈ”を選択すると、両表示部１１，１２は、Ｐ０５の状態に切り替わる。
【０１５８】
Ｐ０５では、第１の表示部１１に、入力済みの音節に対応する漢字“点”，及び，新たに選択された声母グループ“ｇｋｈ”が表示されている。一方、第２の表示部１２には、声韻テーブルＤ５における候補である各声韻グループが表示されている。そして、利用者が、“ｈｕ＊”のボタンを押下して声韻グループ“ｈｕ＊”を選択すると、両表示部１１，１２は、Ｐ０６の状態に切り替わる。
【０１５９】
Ｐ０６では、第１の表示部１１に“点ｈｕ＊”が表示され、第２の表示部１２に、音節テーブルＤ５９における候補である各音節が表示されている。そして、利用者が、“ｈｕａ”のボタンを押下して音節“ｈｕａ”を選択すると、両表示部１１，１２は、Ｐ０７（図２５）の状態に切り替わる。
【０１６０】
Ｐ０７では、第１の表示部１１に、“電話”が表示されている。これは、Ｐ０６において表示されていた“点”（ｄｉａｎ）に引き続き、音節“ｈｕａ”が決定したので、変換モジュールが、先に入力されていた音節“ｄｉａｎ”と後に入力された音節“ｈｕａ”の双方を考慮して再変換したためである。即ち、“ｄｉａｎｈｕａ”に対応する漢字“電話”が表示されている。一方、第２の表示部１２には、次の音節の入力のために、声母テーブルＤにおける候補である各声母グループが表示されている。そして、利用者が、“ｊｚｈｚ”のボタンを押下して声母グループ“ｊｚｈｚ”を選択すると、両表示部１１，１２は、Ｐ０８の状態に切り替わる。
【０１６１】
Ｐ０８では、第１の表示部１１に、入力済みの音節に対応する漢字“電話”，及び，新たに選択された声母グループ“ｊｚｈｚ”が表示されている。一方、第２の表示部１２には、声韻テーブルＤ６における候補である各声韻グループが表示されている。そして、利用者が、“ｊ？”のボタンを押下して声韻グループ“ｊ？”を選択すると、両表示部１１，１２は、Ｐ０９の状態に切り替わる。
【０１６２】
Ｐ０９では、第１の表示部１１に“電話ｊ？”が表示され、第２の表示部１２に、音節テーブルＤ６１における候補である各音節が表示されている。そして、利用者が、“ｊｉ”のボタンを押下して音節“ｊｉ”を選択すると、両表示部１１，１２は、Ｐ１０の状態に切り替わる。
【０１６３】
Ｐ１０では、第１の表示部１１に、音節“ｄｉａｎｈｕａｊｉ”に対応する漢字である“電話機”が表示されている。なお、第２の表示部１２には、次の音節の入力に備えて、声母テーブルＤにおける候補である各声母グループが表示されている。
【０１６４】
このように、３回の打鍵により“ｄｔ”，“ｄｉ＊”及び“ｄｉａｎ”が選択されるだけで、音節“ｄｉａｎ”が決定する。また、３回の打鍵により“ｇｋｈ”，“ｈｕ＊”及び“ｈｕａ”が選択されるだけで、音節“ｈｕａ”が決定する。また、３回の打鍵により“ｊｚｈｚ”，“ｊ？”及び“ｊｉ”が選択されるだけで、音節“ｊｉ”が決定する。
【０１６５】
上記の如く、ＧＢ２３１２に規定された漢字の標準的な発音による全音節のうちの任意の音節が、いずれも３回の打鍵により決定する。さらに、特殊音節に、上記のｍ，ｎ，ｈｎｇ，ｎｇ，ｙｏ（ｉｏ）以外の音節を追加することにより、ＧＢ２３１２に規定されたもの以外の漢字をも、入力対象とすることができる。
【０１６６】
なお、本実施形態による中国語入力プログラムは、中国語の音韻学による韻母分類法を最大限に利用して開発された本発明の韻母分類法に基づく入力手順を実現している。従って、この入力手順は、中国語を使用する利用者にとって自然で馴染みやすい。即ち、中国語を使用する利用者は、この入力手順を容易に理解して活用することができる。
【０１６７】
上記の図１及び図２に示された電話機は、タッチパネル式の携帯電話機であるが、本発明は、通常の携帯電話機にも適用可能である。図２６は、通常の携帯電話機の外観を示す模式図である。この携帯電話機は、液晶ディスプレイ３１を１つのみ有している。この場合には、入力結果を表示する第１の表示部１１，及び候補となるボタンを表示する第２の表示部１２の表示内容が、いずれも液晶ディスプレイ３１の画面内に表示されればよい。利用者は、液晶ディスプレイ３１上の表示部１２に対応する表示を見ながら、入力部１３である数字キーを押下することにより、上記と同様に、中国語を入力することができる。
【０１６８】
〔第２実施形態〕
本実施形態は、上記の第１実施形態の構成において、２回乃至４回の打鍵により１音節が確定する入力モジュールを備えた中国語入力プログラムが実装された点を、特徴としている。そして、利用者は、この中国語入力プログラムが実装された携帯電話機を、中国語入力モードに設定した後、２回乃至４回の打鍵により中国語の１音節を確定させることができる。
【０１６９】
本実施形態では、音節の韻母が単韻母であるか、介音のない複韻母（開口複韻母）であるか、介音のある複韻母（斉歯複韻母，合口複韻母，撮口複韻母）であるかによって、当該音節を確定させるための打鍵回数が異なる。即ち、単韻母を含んだ音節は２打鍵で入力され、介音のない複韻母を含んだ音節は３打鍵で入力され、介音のある複韻母を含んだ音節は４打鍵で入力される。
【０１７０】
図２７は、本実施形態の中国語入力モードの初期画面を示す模式図である。本実施形態の携帯電話機は、中国語入力モードに切り替えられると、第２の表示部１２が図２７に示された状態になる。図２７では、図４にて１，２，３，４，５，６，７，８，９，＊，０，＃が表示されていた位置に、夫々、“ｂｐ”，“ｍｆ”，“ｄｔ”，“ｎｌ”，“ｇｋｈ”，“ｊｚｈｚ”，“ｑｃｈｃ”，“ｘｓｈｓ”，“ｒ零”，“変換”，“記号”，及び“編集”が、表示されている。これらのうち“ｂｐ”，“ｍｆ”，“ｄｔ”，“ｎｌ”，“ｇｋｈ”，“ｊｚｈｚ”，“ｑｃｈｃ”，“ｘｓｈｓ”及び“ｒ零”の各ボタンは、夫々、第１乃至第９の声母グループに対応している。そして、利用者は、第１回の打鍵により、これら各声母グループのうちの１つを選択する。なお、韻母のみからなる音節（零声母の音節）の入力の際には、利用者は、“ｒ零”のボタンを押下する。
【０１７１】
この第１回の打鍵後、第２の表示部１２は、図２８のいずれかに示される状態へ移行する。具体的には、第１回の打鍵により、“ｂｐ”が選択された場合には、表示部１２には、“ｂ”，“ｂａ”，“ｂｏ”，“ｂｉ”，“ｂｕ”，“ｐ”，“ｐａ”，“ｐｏ”，“ｐｉ”，及び“ｐｕ”が、表示される。即ち、声母である“ｂ”及び“ｐ”と、単韻母を含む音節である“ｂａ”，“ｂｏ”，“ｂｉ”，“ｂｕ”，“ｐａ”，“ｐｏ”，“ｐｉ”，及び“ｐｕ”が、表示される。入力対象となる音節が単韻母を含む音節であれば、利用者は、対応するボタンを押下することにより、当該音節を確定させることができる。一方、入力対象となる音節が複韻母を含む音節であれば、利用者は、声母“ｂ”又は“ｐ”のボタンを押下することにより、声母を決定する。
【０１７２】
なお、“ｂ”及び“ｐ”のボタンのみが、図２８においてイタリックで表記されている。ボタンがイタリックであるということは、当該ボタンの押下だけでは音節が確定しないことを示している。一方、ボタンがイタリックでないということは、当該ボタンの押下により音節が確定することを示している。
【０１７３】
第１回の打鍵により、“ｍｆ”が選択された場合には、表示部１２には、“ｍ”，“ｍａ”，“ｍｏ”，“ｍｅ”，“ｍｉ”，“ｍｕ”，“ｆ”，“ｆａ”，“ｆｏ”，及び“ｆｕ”が、表示される。即ち、声母である“ｍ”及び“ｆ”と、単韻母を含む音節である“ｍａ”，“ｍｏ”，“ｍｅ”，“ｍｉ”，“ｍｕ”，“ｆａ”，“ｆｏ”，及び“ｆｕ”が、表示される。入力対象となる音節が単韻母を含む音節であれば、利用者は、対応するボタンを押下することにより、当該音節を確定させることができる。一方、入力対象となる音節が複韻母を含む音節であれば、利用者は、声母“ｍ”又は“ｆ”のボタンを押下することにより、声母を決定する。
【０１７４】
第１回の打鍵により、“ｄｔ”が選択された場合には、表示部１２には、“ｄ”，“ｄａ”，“ｄｅ”，“ｄｉ”，“ｄｕ”，“ｔ”，“ｔａ”，“ｔｅ”，“ｔｉ”，及び“ｔｕ”が、表示される。即ち、声母である“ｄ”及び“ｔ”と、単韻母を含む音節である“ｄａ”，“ｄｅ”，“ｄｉ”，“ｄｕ”，“ｔａ”，“ｔｅ”，“ｔｉ”，及び“ｔｕ”が、表示される。入力対象となる音節が単韻母を含む音節であれば、利用者は、対応するボタンを押下することにより、当該音節を確定させることができる。一方、入力対象となる音節が複韻母を含む音節であれば、利用者は、声母“ｄ”又は“ｔ”のボタンを押下することにより、声母を決定する。
【０１７５】
第１回の打鍵により、“ｎｌ”が選択された場合には、表示部１２には、“ｎ”，“ｎａ”，“ｎｅ”，“ｎｉ”，“ｎｕ”，“ｎｖ”，“ｌ”，“ｌａ”，“ｌｅ／ｌｏ”，“ｌｉ”，“ｌｕ”，及び“ｌｖ”が、表示される。即ち、声母である“ｎ”及び“ｌ”と、単韻母を含む音節である“ｎａ”，“ｎｅ”，“ｎｉ”，“ｎｕ”，“ｎｖ”，“ｌａ”，“ｌｅ／ｌｏ”，“ｌｉ”，“ｌｕ”，及び“ｌｖ”が、表示される。なお、“ｌｅ／ｌｏ” は、“ｌｅ”又は“ｌｏ”を示している。入力対象となる音節が単韻母を含む音節であれば、利用者は、対応するボタンを押下することにより、当該音節を確定させることができる。一方、入力対象となる音節が複韻母を含む音節であれば、利用者は、声母“ｎ”又は“ｌ”のボタンを押下することにより、声母を決定する。
【０１７６】
第１回の打鍵により、“ｇｋｈ”が選択された場合には、表示部１２には、“ｇ”，“ｇａ”，“ｇｅ”，“ｇｕ”，“ｋ”，“ｋａ”，“ｋｅ”，“ｋｕ”，“ｈ”，“ｈａ”，“ｈｅ”，及び“ｈｕ”が、表示される。即ち、声母である“ｇ”，“ｋ”及び“ｈ”と、単韻母を含む音節である“ｇａ”，“ｇｅ”，“ｇｕ”，“ｋａ”，“ｋｅ”，“ｋｕ”，“ｈａ”，“ｈｅ”，及び“ｈｕ”が、表示される。入力対象となる音節が単韻母を含む音節であれば、利用者は、対応するボタンを押下することにより、当該音節を確定させることができる。一方、入力対象となる音節が複韻母を含む音節であれば、利用者は、声母“ｇ”，“ｋ”又は“ｈ”のボタンを押下することにより、声母を決定する。
【０１７７】
第１回の打鍵により、“ｊｚｈｚ”が選択された場合には、表示部１２には、“ｊｉ”，“ｊｕ”，“ｊ／ｚｈ”，“ｚｈａ”，“ｚｈｅ”，“ｚｈｉ”，“ｚｈｕ”，“ｚ”，“ｚａ”，“ｚｅ”，“ｚｉ”，及び“ｚｕ”が、表示される。即ち、声母である“ｊ／ｚｈ”及び“ｚ”と、単韻母を含む音節である“ｊｉ”，“ｊｕ”，“ｚｈａ”，“ｚｈｅ”，“ｚｈｉ”，“ｚｈｕ”，“ｚａ”，“ｚｅ”，“ｚｉ”，及び“ｚｕ”が、表示される。なお、“ｊ／ｚｈ”は、“ｊ”又は“ｚｈ”を示している。入力対象となる音節が単韻母を含む音節であれば、利用者は、対応するボタンを押下することにより、当該音節を確定させることができる。一方、入力対象となる音節が複韻母を含む音節であれば、利用者は、声母“ｊ／ｚｈ”，又は“ｚ”のボタンを押下することにより、声母を選択する。
【０１７８】
第１回の打鍵により、“ｑｃｈｃ”が選択された場合には、表示部１２には、“ｑｉ”，“ｑｕ”，“ｑ／ｃｈ”，“ｃｈａ”，“ｃｈｅ”，“ｃｈｉ”，“ｃｈｕ”，“ｃ”，“ｃａ”，“ｃｅ”，“ｃｉ”，及び“ｃｕ”が、表示される。即ち、声母である“ｑ／ｃｈ”及び“ｃ”と、単韻母を含む音節である“ｑｉ”，“ｑｕ”，“ｃｈａ”，“ｃｈｅ”，“ｃｈｉ”，“ｃｈｕ”，“ｃａ”，“ｃｅ”，“ｃｉ”，及び“ｃｕ”が、表示される。なお、“ｑ／ｃｈ”は、“ｑ”又は“ｃｈ”を示している。入力対象となる音節が単韻母を含む音節であれば、利用者は、対応するボタンを押下することにより、当該音節を確定させることができる。一方、入力対象となる音節が複韻母を含む音節であれば、利用者は、声母“ｑ／ｃｈ”，又は“ｃ”のボタンを押下することにより、声母を選択する。
【０１７９】
第１回の打鍵により、“ｘｓｈｓ”が選択された場合には、表示部１２には、“ｘｉ”，“ｘｕ”，“ｘ／ｓｈ”，“ｓｈａ”，“ｓｈｅ”，“ｓｈｉ”，“ｓｈｕ”，“ｓ”，“ｓａ”，“ｓｅ”，“ｓｉ”，及び“ｓｕ”が、表示される。即ち、声母である“ｘ／ｓｈ”及び“ｓ”と、単韻母を含む音節である“ｘｉ”，“ｘｕ”，“ｓｈａ”，“ｓｈｅ”，“ｓｈｉ”，“ｓｈｕ”，“ｓａ”，“ｓｅ”，“ｓｉ”，及び“ｓｕ”が、表示される。なお、“ｘ／ｓｈ”は、“ｘ”又は“ｓｈ”を示している。入力対象となる音節が単韻母を含む音節であれば、利用者は、対応するボタンを押下することにより、当該音節を確定させることができる。一方、入力対象となる音節が複韻母を含む音節であれば、利用者は、声母“ｘ／ｓｈ”，又は“ｓ”のボタンを押下することにより、声母を選択する。
【０１８０】
第１回の打鍵により、“ｒ零”が選択された場合には、表示部１２には、“ｒ”，“ｒｅ”，“ｒｉ”，“ｒｕ”，“´”，“ａ”，“ｏ／＾ｅ”，“ｅ”，“ｙｉ”，“ｗｕ”，“ｙｕ”，及び“ｅｒ”が、表示される。即ち、声母である“ｒ”及び零声母である“´”と、単韻母を含む音節である“ｒｅ”，“ｒｉ”，“ｒｕ”，“ａ”，“ｏ／＾ｅ”，“ｅ”，“ｙｉ”，“ｗｕ”，“ｙｕ”，及び“ｅｒ”が、表示される。なお、“ｏ／＾ｅ”は、“ｏ” 又は“＾ｅ”を示している。入力対象となる音節が単韻母を含む音節であれば、利用者は、対応するボタンを押下することにより、当該音節を選択することができる。一方、入力対象となる音節が複韻母を含む音節であれば、利用者は、声母“ｒ”，又は零声母“´”のボタンを押下することにより、声母を決定する。
【０１８１】
なお、第１回の打鍵により、“記号”が選択された場合には、表示部１２には、記号を入力するためのボタンが表示される。また、第１回の打鍵により“変換”又は“編集”が押下された場合には、この携帯電話機は、後述する変換モード又は編集モードに夫々切り替えられる。
【０１８２】
上述の如く、単韻母を含む音節は、２回の打鍵により入力される。一方、複韻母を含む音節は、３回又は４回の打鍵により入力される。即ち、介音のない複韻母を含む音節は、３回の打鍵により入力され、介音のある複韻母を含む音節は４回の打鍵により入力される。以下、複韻母を含む音節の入力について、説明する。
【０１８３】
図２９は、声母ｂ又はｐと複韻母とからなる音節の入力を示す説明図である。初期状態（打鍵数（０））において、利用者が“ｂｐ”のボタンを押下すると、表示部１２は、打鍵数（１）の状態に切り替わる。ここで、“ｂ”又は“ｐ”が押下されると、表示部１２は、打鍵数（２）の状態に切り替わる。
【０１８４】
より具体的には、第２回の打鍵で“ｂ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｂａｉ”，“ｂｅｉ”，“ｂａｏ”，“ｂａｎ”，“ｂｅｎ”，“ｂａｎｇ”及び“ｂｅｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。なお、これら開口複韻母を含む音節とともに表示された“他”のボタンは、特殊音節の入力のために用いられる。
【０１８５】
上記の打鍵数（２）の状態では、介音のある複韻母を含む音節は表示されていない。この状態から、介音のある複韻母を含む音節を入力するために、カーソル１４が用いられる。このカーソル１４における右向きが介音ｉに、下向きが介音ｕに、左向きが介音ｖに、夫々割り当てられている。なお、上向きは、介音なしに割り当てられている。なお、このカーソル１４に対する割当内容を示すガイダンスが利用者に対して提示されるとよい。
【０１８６】
そして、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の右向きが指定されると、表示部１２には、ｂｉで始まる音節“ｂｉｅ”，“ｂｉａｏ”，“ｂｉａｎ”，“ｂｉｎ”及び“ｂｉｎｇ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｂｉで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０１８７】
なお、この打鍵数（３）の状態において、カーソル１４の上向きが指定されると、表示部１２は、打鍵数（２）（ｂ選択時）の状態に戻る。このため、利用者は、例えば誤って介音ｉを指定したとしても、改めて介音なしを指定することにより、表示部１２を、開口複韻母を含む音節の入力用の状態に復帰させることができる。
【０１８８】
一方、第２回の打鍵で“ｐ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｐａｉ”，“ｐｅｉ”，“ｐａｏ”，“ｐｏｕ”，“ｐａｎ”，“ｐｅｎ”，“ｐａｎｇ”及び“ｐｅｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の右向きが指定されると、表示部１２には、ｐｉで始まる音節“ｐｉｅ”，“ｐｉａｏ”，“ｐｉａｎ”，“ｐｉｎ”及び“ｐｉｎｇ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｐｉで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０１８９】
図３０は、声母ｍ又はｆと複韻母とからなる音節の入力を示す説明図である。初期状態（打鍵数（０））において、利用者が“ｍｆ”のボタンを押下すると、表示部１２は、打鍵数（１）の状態に切り替わる。ここで、“ｍ”又は“ｆ”が押下されると、表示部１２は、打鍵数（２）の状態に切り替わる。
【０１９０】
より具体的には、第２回の打鍵で“ｍ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｍａｉ”，“ｍｅｉ”，“ｍａｏ”，“ｍｏｕ”，“ｍａｎ”，“ｍｅｎ”，“ｍａｎｇ”及び“ｍｅｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の右向きが指定されると、表示部１２には、ｍｉで始まる音節“ｍｉｅ”，“ｍｉａｏ”，“ｍｉｕ”，“ｍｉａｎ”，“ｍｉｎ”及び“ｍｉｎｇ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｍｉで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を入力することができる。
【０１９１】
一方、第２回の打鍵で“ｆ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｆｅｉ”，“ｆｏｕ”，“ｆａｎ”，“ｆｅｎ”，“ｆａｎｇ”及び“ｆｅｎｇ”が、表示される。そして、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０１９２】
図３１は、声母ｄ又はｔと複韻母とからなる音節の入力を示す説明図である。初期状態（打鍵数（０））において、利用者が“ｄｔ”のボタンを押下すると、表示部１２は、打鍵数（１）の状態に切り替わる。ここで、“ｄ”又は“ｔ”が押下されると、表示部１２は、打鍵数（２）の状態に切り替わる。
【０１９３】
より具体的には、第２回の打鍵で“ｄ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｄａｉ”，“ｄｅｉ”，“ｄａｏ”，“ｄｏｕ”，“ｄａｎ”，“ｄａｎｇ”，“ｄｅｎｇ”及び“ｄｏｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０１９４】
これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の右向きが指定されると、表示部１２には、ｄｉで始まる音節“ｄｉａ”，“ｄｉｅ”，“ｄｉａｏ”，“ｄｉｕ”，“ｄｉａｎ”及び“ｄｉｎｇ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｄｉで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。また、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｄｕで始まる音節“ｄｕｏ”，“ｄｕｉ”，“ｄｕａｎ”及び“ｄｕｎ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｄｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｄｕで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０１９５】
一方、第２回の打鍵で“ｔ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｔａｉ”，“ｔｅｉ”，“ｔａｏ”，“ｔｏｕ”，“ｔａｎ”，“ｔａｎｇ”，“ｔｅｎｇ”及び“ｔｏｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０１９６】
これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の右向きが指定されると、表示部１２には、ｔｉで始まる音節“ｔｉｅ”，“ｔｉａｏ”，“ｔｉａｎ”及び“ｔｉｎｇ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｔｉで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。また、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｔｕで始まる音節“ｔｕｏ”，“ｔｕｉ”，“ｔｕａｎ”及び“ｔｕｎ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｔｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｔｕで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を入力することができる。
【０１９７】
図３２は、声母ｎ又はｌと複韻母とからなる音節の入力を示す説明図である。初期状態（打鍵数（０））において、利用者が“ｎｌ”のボタンを押下すると、表示部１２は、打鍵数（１）の状態に切り替わる。ここで、“ｎ”又は“ｌ”が押下されると、表示部１２は、打鍵数（２）の状態に切り替わる。
【０１９８】
より具体的には、第２回の打鍵で“ｎ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｎａｉ”，“ｎｅｉ”，“ｎａｏ”，“ｎｏｕ”，“ｎａｎ”，“ｎｅｎ”，“ｎａｎｇ”，“ｎｅｎｇ”及び“ｎｏｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０１９９】
これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の右向きが指定されると、表示部１２には、ｎｉで始まる音節“ｎｉｅ”，“ｎｉａｏ”，“ｎｉｕ”，“ｎｉａｎ”，“ｎｉｎ”，“ｎｉａｎｇ”及び“ｎｉｎｇ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｎｉで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２００】
また、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｎｕで始まる音節“ｎｕｏ”，“ｎｕｅ”及び“ｎｕａｎ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｎｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｎｕで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２０１】
また、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の左向きが指定されると、表示部１２には、ｎｖで始まる音節“ｎｖｅ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、ｎｖで始まる音節である“ｎｖｅ”を入力することができる。
【０２０２】
一方、第２回の打鍵で“ｌ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｌａｉ”，“ｌｅｉ”，“ｌａｏ”，“ｌｏｕ”，“ｌａｎ”，“ｌａｎｇ”，“ｌｅｎｇ”及び“ｌｏｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２０３】
これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の右向きが指定されると、表示部１２には、ｌｉで始まる音節“ｌｉａ”，“ｌｉｅ”，“ｌｉａｏ”，“ｌｉｕ”，“ｌｉａｎ”，“ｌｉｎ”，“ｌｉａｎｇ”及び“ｌｉｎｇ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｌｉで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２０４】
また、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｌｕで始まる音節“ｌｕｏ”，“ｌｕｅ”，“ｌｕａｎ”及び“ｌｕｎ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｌｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｌｕで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２０５】
また、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の左向きが指定されると、表示部１２には、ｌｖで始まる音節“ｌｖｅ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、ｌｖで始まる音節である“ｌｖｅ”を確定させることができる。
【０２０６】
図３３は、声母ｇ，ｋ又はｈと複韻母とからなる音節の入力を示す説明図である。初期状態（打鍵数（０））において、利用者が“ｇｋｈ”のボタンを押下すると、表示部１２は、打鍵数（１）の状態に切り替わる。ここで、“ｇ”，“ｋ”又は“ｈ”が押下されると、表示部１２は、打鍵数（２）の状態に切り替わる。
【０２０７】
より具体的には、第２回の打鍵で“ｇ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｇａｉ”，“ｇｅｉ”，“ｇａｏ”，“ｇｏｕ”，“ｇａｎ”，“ｇｅｎ”，“ｇａｎｇ”，“ｇｅｎｇ”及び“ｇｏｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｇｕで始まる音節“ｇｕａ”，“ｇｕｏ”，“ｇｕａｉ”，“ｇｕｉ”，“ｇｕａｎ”，“ｇｕｎ”及び“ｇｕａｎｇ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｇｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｇｕで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２０８】
一方、第２回の打鍵で“ｋ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｋａｉ”，“ｋｅｉ”，“ｋａｏ”，“ｋｏｕ”，“ｋａｎ”，“ｋｅｎ”，“ｋａｎｇ”，“ｋｅｎｇ”及び“ｋｏｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｋｕで始まる音節“ｋｕａ”，“ｋｕｏ”，“ｋｕａｉ”，“ｋｕｉ”，“ｋｕａｎ”，“ｋｕｎ”及び“ｋｕａｎｇ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｋｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｋｕで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２０９】
一方、第２回の打鍵で“ｈ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｈａｉ”，“ｈｅｉ”，“ｈａｏ”，“ｈｏｕ”，“ｈａｎ”，“ｈｅｎ”，“ｈａｎｇ”，“ｈｅｎｇ”及び“ｈｏｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｈｕで始まる音節“ｈｕａ”，“ｈｕｏ”，“ｈｕａｉ”，“ｈｕｉ”，“ｈｕａｎ”，“ｈｕｎ”及び“ｈｕａｎｇ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｈｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｈｕで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２１０】
図３４は、声母ｊ，ｚｈ又はｚと複韻母とからなる音節の入力を示す説明図である。初期状態（打鍵数（０））において、利用者が“ｊｚｈｚ”のボタンを押下すると、表示部１２は、打鍵数（１）の状態に切り替わる。ここで、“ｊ／ｚｈ”又は“ｚ”が押下されると、表示部１２は、打鍵数（２）の状態に切り替わる。なお、“ｊ／ｚｈ”は、“ｊ”又は“ｚｈ”を示している。
【０２１１】
より具体的には、第２回の打鍵で“ｊ／ｚｈ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｚｈａｉ”，“ｚｈｅｉ”，“ｚｈａｏ”，“ｚｈｏｕ”，“ｚｈａｎ”，“ｚｈｅｎ”，“ｚｈａｎｇ”，“ｚｈｅｎｇ”及び“ｚｈｏｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２１２】
これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の右向きが指定されると、表示部１２には、ｊｉで始まる音節“ｊｉａ”，“ｊｉｅ”，“ｊｉａｏ”，“ｊｉｕ”，“ｊｉａｎ”，“ｊｉｎ”，“ｊｉａｎｇ”，“ｊｉｎｇ”及び“ｊｉｏｎｇ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｊｉで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２１３】
また、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｚｈｕで始まる音節“ｚｈｕａ”，“ｚｈｕｏ”，“ｚｈｕａｉ”，“ｚｈｕｉ”，“ｚｈｕａｎ”，“ｚｈｕｎ”及び“ｚｈｕａｎｇ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｚｈｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｚｈｕで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２１４】
また、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の左向きが指定されると、表示部１２には、ｊｕで始まる音節“ｊｕｅ”，“ｊｕａｎ”及び“ｊｕｎ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｊｉｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらの音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２１５】
一方、第２回の打鍵で“ｚ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｚａｉ”，“ｚｅｉ”，“ｚａｏ”，“ｚｏｕ”，“ｚａｎ”，“ｚｅｎ”，“ｚａｎｇ”，“ｚｅｎｇ”及び“ｚｏｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２１６】
これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｚｕで始まる音節“ｚｕｏ”，“ｚｕｉ”，“ｚｕａｎ”及び“ｚｕｎ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｚｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｚｕで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２１７】
図３５は、声母ｑ，ｃｈ又はｃと複韻母とからなる音節の入力を示す説明図である。初期状態（打鍵数（０））において、利用者が“ｑｃｈｃ”のボタンを押下すると、表示部１２は、打鍵数（１）の状態に切り替わる。ここで、“ｑ／ｃｈ”又は“ｃ”が押下されると、表示部１２は、打鍵数（２）の状態に切り替わる。なお、“ｑ／ｃｈ”は、“ｑ”又は“ｃｈ”を示している。
【０２１８】
より具体的には、第２回の打鍵で“ｑ／ｃｈ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｃｈａｉ”，“ｃｈａｏ”，“ｃｈｏｕ”，“ｃｈａｎ”，“ｃｈｅｎ”，“ｃｈａｎｇ”，“ｃｈｅｎｇ”及び“ｃｈｏｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を入力することができる。
【０２１９】
これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の右向きが指定されると、表示部１２には、ｑｉで始まる音節“ｑｉａ”，“ｑｉｅ”，“ｑｉａｏ”，“ｑｉｕ”，“ｑｉａｎ”，“ｑｉｎ”，“ｑｉａｎｇ”，“ｑｉｎｇ”及び“ｑｉｏｎｇ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｑｉで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２２０】
また、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｃｈｕで始まる音節“ｃｈｕｏ”，“ｃｈｕａｉ”，“ｃｈｕｉ”，“ｃｈｕａｎ”，“ｃｈｕｎ”及び“ｃｈｕａｎｇ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｃｈｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｃｈｕで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２２１】
また、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の左向きが指定されると、表示部１２には、音節“ｑｕｅ”，“ｑｕａｎ”及び“ｑｕｎ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｑｉｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらの音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２２２】
一方、第２回の打鍵で“ｃ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｃａｉ”，“ｃａｏ”，“ｃｏｕ”，“ｃａｎ”，“ｃｅｎ”，“ｃａｎｇ”，“ｃｅｎｇ”及び“ｃｏｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２２３】
これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｃｕで始まる音節“ｃｕｏ”，“ｃｕｉ”，“ｃｕａｎ”及び“ｃｕｎ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｃｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｃｕで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２２４】
図３６は、声母ｘ，ｓｈ又はｓと複韻母とからなる音節の入力を示す説明図である。初期状態（打鍵数（０））において、利用者が“ｘｓｈｓ”のボタンを押下すると、表示部１２は、打鍵数（１）の状態に切り替わる。ここで、“ｘ／ｓｈ”又は“ｓ”が押下されると、表示部１２は、打鍵数（２）の状態に切り替わる。なお、“ｘ／ｓｈ”は、“ｘ”又は“ｓｈ”を示している。
【０２２５】
より具体的には、第２回の打鍵で“ｘ／ｓｈ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｓｈａｉ”，“ｓｈｅｉ”，“ｓｈａｏ”，“ｓｈｏｕ”，“ｓｈａｎ”，“ｓｈｅｎ”，“ｓｈａｎｇ”及び“ｓｈｅｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２２６】
これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の右向きが指定されると、表示部１２には、ｘｉで始まる音節“ｘｉａ”，“ｘｉｅ”，“ｘｉａｏ”，“ｘｉｕ”，“ｘｉａｎ”，“ｘｉｎ”，“ｘｉａｎｇ”，“ｘｉｎｇ”及び“ｘｉｏｎｇ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｘｉで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２２７】
また、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｓｈｕで始まる音節“ｓｈｕａ”，“ｓｈｕｏ”，“ｓｈｕａｉ”，“ｓｈｕｉ”，“ｓｈｕａｎ”，“ｓｈｕｎ”及び“ｓｈｕａｎｇ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｓｈｕで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２２８】
また、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の左向きが指定されると、表示部１２には、音節“ｘｕｅ”，“ｘｕａｎ”及び“ｘｕｎ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｘｉｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらの音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２２９】
一方、第２回の打鍵で“ｓ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｓａｉ”，“ｓａｏ”，“ｓｏｕ”，“ｓａｎ”，“ｓｅｎ”，“ｓａｎｇ”，“ｓｅｎｇ”及び“ｓｏｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２３０】
これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｓｕで始まる音節“ｓｕｏ”，“ｓｕｉ”，“ｓｕａｎ”及び“ｓｕｎ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｓｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｓｕで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２３１】
図３７は、声母ｒ又は零声母と複韻母とからなる音節の入力を示す説明図である。初期状態（打鍵数（０））において、利用者が“ｒ零”のボタンを押下すると、表示部１２は、打鍵数（１）の状態に切り替わる。ここで、“ｒ”又は“´”が押下されると、表示部１２は、打鍵数（２）の状態に切り替わる。
【０２３２】
より具体的には、第２回の打鍵で“ｒ”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母を含む音節である“ｒａｏ”，“ｒｏｕ”，“ｒａｎ”，“ｒｅｎ”，“ｒａｎｇ”，“ｒｅｎｇ”及び“ｒｏｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母を含む音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２３３】
これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｒｕで始まる音節“ｒｕｏ”，“ｒｕｉ”，“ｒｕａｎ”及び“ｒｕｎ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｒｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｒｕで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２３４】
一方、第２回の打鍵で“´”が選択された場合には、表示部１２には、開口複韻母からなる音節である“ａｉ”，“ｅｉ”，“ａｏ”，“ｏｕ”，“ａｎ”，“ｅｎ”，“ａｎｇ”，“ｅｎｇ”及び“ｏｎｇ”が、表示される。そして、入力対象の音節がこれら開口複韻母からなる音節であれば、利用者は、第３回の打鍵で、これらのうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２３５】
これに対し、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の右向きが指定されると、表示部１２には、ｙで始まる音節“ｙａ”，“ｙｅ”，“ｙａｏ”，“ｙｏｕ”，“ｙａｎ”，“ｙｉｎ”，“ｙａｎｇ”，“ｙｉｎｇ”及び“ｙｏｎｇ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｙで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２３６】
また、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の下向きが指定されると、表示部１２には、ｗで始まる音節“ｗａ”，“ｗｏ”，“ｗａｉ”，“ｗｅｉ”，“ｗａｎ”，“ｗｅｎ”，“ｗａｎｇ”及び“ｗｅｎｇ”が表示される。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらｗで始まる音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２３７】
また、打鍵数（２）の状態において、カーソル１４の左向きが指定されると、表示部１２には、音節“ｙｕｅ”，“ｙｕａｎ”及び“ｙｕｎ”が表示される。なお、注音字母に対応させて、括弧つきの“ｙｏｎｇ”が併せて表示されている。これが打鍵数（３）の状態である。利用者は、第４回の打鍵で、これらの音節のうちの所望の１つを選択することにより、当該音節を確定させることができる。
【０２３８】
上述の如く、まず、第１回の打鍵により、第１実施形態と同様に声母グループのうちの１つが選択される。そして、入力対象となる音節の韻母が単韻母であれば、第２回の打鍵により当該音節が確定する。一方、入力対象となる音節の韻母が複韻母であれば、第２回の打鍵により当該音節の声母のみが決定する。そして、入力対象となる音節の韻母が開口複韻母であれば、第３回の打鍵により当該音節が確定する。一方、入力対象となる音節の韻母が開口複韻母以外の複韻母であれば、第３回の打鍵により、当該複韻母の介音が指定される。そして、開口複韻母以外の複韻母を含んだ音節は、上記の介音の指定後、第４回の打鍵により確定する。
【０２３９】
次に、本実施形態の漢字変換について説明する。なお、中国語入力用の中国語入力モードは、さらに、ピンインや注音字母による読みを入力する読み入力モードと、入力された読みを漢字変換する漢字変換モードと、入力された漢字列を編集する文書編集モードとに、細分化されている。そして、読み入力モードは、その初期状態（図２７）において“変換”のボタンが押下されることにより、漢字変換モードに切り替わる。
【０２４０】
図３８は、読み入力モードと漢字変換モードとの切り替えを示す説明図である。読み入力モードは、その初期状態において表示されている“変換”のボタンが押下されることにより、漢字変換モードに切り替わる。漢字変換モードでは、既に入力された読み（音節）に対応する漢字が、表示部１２に１０個のボタンとして表示されている。利用者は、表示された漢字のうちの所望の１つを選択することにより、当該漢字を確定させることができる。漢字が確定すると、漢字変換モードは、読み入力モードに切り替わる。
【０２４１】
なお、漢字変換モードでは、上記の漢字の他に、“入力”及び“シフト”のボタンが表示されている。“入力”のボタンが押下されると、漢字変換モードは、読み入力モードに切り替わる。“シフト”のボタンは、カーソル１４とともに用いられる。
【０２４２】
このカーソル１４は、読み入力モードでは、声調指定及びカーソル移動に用いられる。即ち、音節未確定時には、第１実施形態と同様に声調指定に使用可能で、音節確定時には、既に入力された文字列におけるカーソル位置を移動させるのに使用可能である。
【０２４３】
一方、このカーソル１４は、漢字変換モードでは、候補となる漢字の表示制御に使用される。なお、候補となる漢字には、その使用頻度に応じた順番が付されている。そして、候補となる漢字は、その使用頻度順に、一度に例えば１０個まで同時に表示可能であり、候補となる漢字が１０個より多い場合には、利用者は、カーソル１４を操作することにより、その時点で表示されていない漢字を表示させることができる。
【０２４４】
具体的には、カーソル１４の上向きが指定されると、それまで表示されていた漢字よりも使用頻度の高い１０字の漢字が、表示される。カーソル１４の下向きが指定されると、それまで表示されていた漢字よりも使用頻度の低い１０字の漢字が、表示される。
【０２４５】
また、“シフト”のボタンが押下された後にカーソルの上向きが指定されると、使用頻度の最も高いものから順に１０字が表示される。“シフト”のボタンが押下された後にカーソル１４の下向きが指定されると、使用頻度の最も低いものから順に１０字が表示される。
【０２４６】
なお、漢字変換が文字単位でなく単語単位でなされる場合には、利用者は、カーソル１４の左向きを指定することにより、同音字選択の対象とする単語を文字単位で左移動させることができ、カーソル１４の右向きを指定することにより、同音字選択の対象とする単語を文字単位で右移動させることができる。また、“シフト”のボタンを押下した後にカーソル１４の左向きを指定することにより、同音字選択の対象とする単語を単語単位で左移動させることができ、“シフト”のボタンを押下した後にカーソル１４の右向きを指定することにより、同音字選択の対象とする単語を単語単位で右移動させることができる。
【０２４７】
図３９は、読み入力モードと文書編集モードとの切り替えを示す説明図である。読み入力モードは、その初期状態において表示されている“編集”のボタンが押下されることにより、文書編集モードに切り替わる。この文書編集モードにおいて、表示部１２には、“カット”，“コピー”，“ペースト”，“アンドゥ”，“検索”，“置換”，“範囲”，“タブ”，“挿入”，“入力”，“空白”及び“シフト”のボタンが表示されている。これらのうち“カット”，“コピー”，“ペースト”，“アンドゥ”，“検索”，“置換”，“範囲”，“タブ”，“挿入”，及び“空白”のボタンを用いて、利用者は、通常のエディタプログラムと同様に、文書を編集することができる。
【０２４８】
“入力”のボタンは、モード切替に利用される。即ち、文書編集モードは、“入力”のボタンが押下されることにより、読み入力モードに切り替わる。“シフト”のボタンは、カーソル１４と組み合わされて使用される。具体的には、“シフト”のボタンが押下された後にカーソル１４の左向きが指定されると、カーソルが行頭に移動する。“シフト”のボタンが押下された後にカーソル１４の右向きが指定されると、カーソルが行末に移動する。“シフト”のボタンが押下された後にカーソル１４の上向きが指定されると、カーソルが文頭に移動する。“シフト”のボタンが押下された後にカーソル１４の下向きが指定されると、カーソルが文末に移動する。さらに、利用者は、“シフト”のボタンを他のボタンと組み合わせて操作することにより、単語登録，辞書選択，及び簡体字／繁体字切替等の機能を利用することができる。
【０２４９】
以下、図４０のフローチャートを参照して、本実施形態の中国語入力プログラムの処理を、さらに説明する。このフローチャートは、利用者が中国語入力モードを設定することにより開始し、中国語入力モードを解除することにより終了する。なお、制御部２０は、声母選択，単韻母選択，及び複韻母選択の３つの入力段階を切り替えることにより、読みの入力を実行する。
【０２５０】
図４０のフローチャート開始後、まず、入力段階が声母選択に設定され（Ｓ１０１）、表示部１２には、図２７に示されるように各声母グループが表示される（Ｓ１０２）。そして、制御部２０は、利用者による入力がなされるまで待機する（Ｓ１０３）。入力がなされると、この入力が読み入力又はカーソル操作であるかどうかに応じて処理が分岐する（Ｓ１０４）。具体的には、入力が読み入力又はカーソル操作である場合には、図４１を参照して後述する読み入力処理（Ｓ１０５）が実行される。この読み入力が実行された後、処理はＳ１０３へ戻る。
【０２５１】
一方、当該入力が“変換”ボタンの押下であれば（Ｓ１０６；Ｙｅｓ）、図４２を参照して後述する漢字変換処理が実行され、“編集”ボタンの押下であれば（Ｓ１０７；Ｙｅｓ）、図４３を参照して後述する文書編集処理が実行される。なお、入力が上記のいずれにも該当しない場合には、当該入力に応じた処理（押下されたボタンに割り当てられた処理）がなされる（Ｓ１０８）。
【０２５２】
以下、図４１のフローチャートを参照して、読み入力処理について説明する。まず、設定された入力段階に応じて処理が分岐する（Ｓ２０１）。即ち、制御部２０は、入力段階が声母選択であれば処理をＳ２０２へ進め、単韻母選択であれば処理をＳ２０７へ進め、複韻母選択であれば処理をＳ２１４へ進める。
【０２５３】
入力段階が声母選択である場合に、図４０のフローチャートの処理でなされた入力がカーソル１４に対する操作でなければ（Ｓ２０２；Ｎｏ）、制御部２０は、当該入力により指定された声母グループを特定して、表示部１２に表示する（Ｓ２０３）。即ち、図２８のうちのいずれか１つが表示される。そして、制御部２０は、入力段階を単韻母選択に設定し（Ｓ２０４）、第２の表示部１２に、特定された声母グループの声母と複韻母グループとの組み合わせを当該声母のイタリック表記で表示するとともに、特定された声母グループの声母と単韻母とからなる音節を表示する（Ｓ２０５）。そして、制御部２０は、図４１のフローチャートの処理を終了する（処理は図４０のＳ１０３へ戻る）。
【０２５４】
入力段階が単韻母選択である場合に、図４０のフローチャートの処理でなされた入力が声母と複韻母グループとの組み合わせを指定するものでなければ（Ｓ２０７；Ｎｏ）、制御部２０は、当該入力に従って単韻母を含む音節を特定し、この音節に対応する漢字を第１の表示部１１に表示する（Ｓ２０８）。そして、制御部２０は、入力段階を声母選択に設定し（Ｓ２０９）、第２の表示部１２に、各声母グループを表示する（Ｓ２１０）。そして、制御部２０は、図４１のフローチャートの処理を終了する（処理は図４０のＳ１０３へ戻る）。
【０２５５】
入力段階が単韻母選択である場合に、図４０のフローチャートの処理でなされた入力が声母と複韻母グループとの組み合わせを指定するものであれば（Ｓ２０７；Ｙｅｓ）、制御部２０は、当該入力に従って声母と複韻母グループとの組み合わせを特定し（Ｓ２１１）、入力段階を複韻母選択に設定し（Ｓ２１２）、第２の表示部１２に、開口複韻母を含む音節を表示する（Ｓ２１３）。そして、制御部２０は、図４１のフローチャートの処理を終了する（処理は図４０のＳ１０３へ戻る）。
【０２５６】
入力段階が複韻母選択である場合に、図４０のフローチャートの処理でなされた入力がカーソル１４に対する操作でなければ（Ｓ２１４；Ｎｏ）、制御部２０は、当該入力に従って複韻母を含む音節を特定し、この音節に対応する漢字を第１の表示部１１に表示する（Ｓ２１５）。そして、制御部２０は、入力段階を声母選択に設定し（Ｓ２１６）、第２の表示部１２に、各声母グループを表示する（Ｓ２１７）。そして、制御部２０は、図４１のフローチャートの処理を終了する（処理は図４０のＳ１０３へ戻る）。
【０２５７】
入力段階が複韻母選択である場合に、図４０のフローチャートの処理でなされた入力がカーソル１４に対する操作であれば（Ｓ２１４；Ｙｅｓ）、制御部２０は、操作により指定されたカーソル１４の向きに応じて、介音のある複韻母を含んだ音節を第２の表示部１２に表示する（Ｓ２１８）。そして、制御部２０は、図４１のフローチャートの処理を終了する（処理は図４０のＳ１０３へ戻る）。
【０２５８】
上記の処理により、音節が確定して当該音節に対応する漢字が第１の表示部１１に表示される。さらに、利用者は、表示された漢字が所望のものと異なっている（声調が異なっている）場合に、カーソル１４で声調を指定することにより、所望の漢字を呼び出すことができる。この声調の指定における制御部２０の処理を説明する。即ち、入力段階が声母選択である場合に、図４０のフローチャートの処理でなされた入力がカーソル１４に対する操作であれば（Ｓ２０２；Ｙｅｓ）、制御部２０は、第１の表示部１１に表示されていた漢字を削除し、カーソル１４への操作により指定された声調に対応する漢字を、この表示部１１に表示する（Ｓ２０６）。
【０２５９】
次に、図４２を参照して漢字変換処理について説明する。この漢字変換処理は、読み入力モードにおいてなされた入力が“変換”ボタンの押下である場合に（図４０のＳ１０６；Ｙｅｓ）、実行される。まず、制御部２０は、最後に入力された音節に対応する複数の同音字を、第２の表示部１２に表示する（図４２のＳ３０１）。そして、制御部２０は、利用者による入力がなされるまで待機する（Ｓ３０２）。入力がなされると、制御部２０は、この入力が漢字を指定して変換を確定させるものであるかどうかに応じて、処理を分岐する（Ｓ３０３）。
【０２６０】
入力が漢字を指定するものであれば（Ｓ３０３；Ｙｅｓ）、制御部２０は、指定された漢字を入力された音節に対応する漢字として確定させ（Ｓ３０４）、処理を図４０のＳ１０１へ戻す。
【０２６１】
なお、漢字変換が文字単位でなく単語単位でなされる場合には、制御部２０は、指定された漢字を入力された音節に対応する漢字として確定させ（Ｓ３０４）た後、処理を図４０のＳ１０１に戻さず、次の音節の同音字候補を表示し、Ｓ３０２に戻して漢字選択処理を続ける。
【０２６２】
また、漢字変換が文字単位の場合であっても、現在の音節に対応する漢字として確定させ（Ｓ３０４）た後、処理を図４０のＳ１０１に戻さず、Ｓ３０４で確定した漢字に続く漢字を予測して候補を表示し、Ｓ３０２に戻って漢字選択処理を続ける仕様もある。
【０２６３】
一方、入力が漢字を指定するものでなければ（Ｓ３０３；Ｎｏ）、制御部２０は、当該入力が読み入力モードへの切替を指定するものであるかどうかに応じて、処理を分岐する（Ｓ３０５）。具体的には、制御部２０は、入力が読み入力モードへの切替を指定するものである場合には（Ｓ３０５；Ｙｅｓ）、処理を図４０のＳ１０１へ戻す。それ以外の場合には（Ｓ３０５；Ｎｏ）、当該入力に応じた処理がなされ（Ｓ３０６）、処理はＳ３０２に戻る。
【０２６４】
次に、図４３を参照して文書編集処理について説明する。この文書編集処理は、読み入力モードにおいてなされた入力が“編集”ボタンの押下である場合に（図４０のＳ１０７；Ｙｅｓ）、実行される。まず、制御部２０は、第２の表示部１２に、文書編集モードの初期画面を表示する（Ｓ４０１）。そして、制御部２０は、利用者による入力がなされるまで待機する（Ｓ４０２）。入力がなされると、制御部２０は、この入力が“シフト”ボタンの押下であるかどうかに応じて、処理を分岐する（Ｓ４０３）。
【０２６５】
入力が“シフト”ボタンの押下であれば（Ｓ４０３；Ｙｅｓ）、制御部２０は、初期画面に表示されていない編集機能を示すボタンを、第２の表示部１２に表示し（Ｓ４０４）、処理をＳ４０２へ戻す。
【０２６６】
一方、入力が“シフト”ボタンの押下でなければ（Ｓ４０３；Ｎｏ）、制御部２０は、当該入力が読み入力モードへの切替を指定するものであるかどうかに応じて、処理を分岐する（Ｓ４０５）。具体的には、制御部２０は、入力が読み入力モードへの切替を指定するものである場合には（Ｓ４０５；Ｙｅｓ）、処理を図４０のＳ１０１へ戻す。それ以外の場合には（Ｓ４０５；Ｎｏ）、当該入力に応じた処理がなされ（Ｓ４０６）、処理はＳ４０２に戻る。
【０２６７】
上述の如く、利用者の操作に従って、読み入力，変換，及び編集の処理が実行される。利用者は、携帯電話機を操作して、中国語の音節を確定入力し、その音節に対応する複数の漢字の一覧から所望のものを選択して決定し、決定した漢字からなる文章を、編集することができる。
【０２６８】
上記説明では、音節が確定した後に当該音節に基づいて漢字変換がなされている。これに限らず、本実施形態の中国語入力プログラムは、利用者が音節の声母のみを複数入力した場合に、これら声母を中国語の単語又は語句に変換することができる。
【０２６９】
音節の声母のみを入力するためには、利用者は、図２７に示される読み入力の初期状態において、入力対象となる所望の声母が含まれたボタンを押下することにより、声母グループを選択する。すると、図２８のうちの１つ（選択された声母グループに対応するもの）が、第２の表示部１２に表示される。この状態において、カーソル１４の上向き，右向き，下向き，及び左向きには、選択された声母グループに属する声母が、順に割り当てられている。そして、利用者は、カーソル１４を操作することにより、入力対象の声母を確定させることができる。
【０２７０】
図４４は、カーソルに対する声母の割り当てを示す説明図である。この図４４に示されるように、例えば、読み入力の初期画面（図２７）においてｄｔの声母グループが選択された場合には、カーソル１４の上向き，及び右向きに対して、“ｄ”及び“ｔ”が夫々割り当てられる。また、ｇｋｈの声母グループが選択された場合には、カーソル１４の上向き，右向き，及び下向きに対して、“ｇ”，“ｋ”及び“ｈ”が夫々割り当てられる。また、ｊｚｈｚの声母グループが選択された場合には、カーソル１４の上向き，右向き，及び下向きに対して、“ｊ”，“ｚｈ”及び“ｚ”が夫々割り当てられる。他の声母グループが選択された場合にも、上記と同様に、カーソル１４に対する割当がなされる。なお、ｒ零の声母グループが選択された場合には、カーソル１４の上向き，右向き，下向き，及び左向きに対して、“ｒ”，“´”，“ｙ”及び“ｗ”が夫々割り当てられる。
【０２７１】
このようにカーソル１４が用いられることにより、利用者は、２打鍵で声母を確定入力することができる。即ち、第１打鍵で声母グループが選択され、第２打鍵で声母が決定する。
【０２７２】
例えば、“電話機”（ｄｉａｎ・ｈｕａ・ｊｉ）を入力する場合に、利用者は、まずｄｔの声母グループを選択した後にカーソル１４の上向きを指定することにより、声母ｄを入力する。次に、利用者は、ｇｋｈの声母グループを選択した後にカーソル１４の下向きを指定することにより声母ｈを入力する。次に、利用者は、ｊｚｈｚの声母グループを選択した後にカーソル１４の上向きを指定することにより声母ｊを入力する。すると、中国語入力プログラムは、上記の如く入力されたｄ・ｈ・ｊに基づいて、対応する単語である“電話機”を特定し、第１の表示部１１に表示する。
【０２７３】
（付記１）入力対象となる中国語の音節における韻母が、単韻母，開口複韻母，斉歯複韻母，合口複韻母，及び撮口複韻母のうちのどれに該当するかを特定することにより、前記入力対象の音節の候補となる音節を絞り込む手順を、
コンピュータに実行させることを特徴とする中国語入力プログラム。
【０２７４】
（付記２）コンピュータと、
入力対象となる中国語の音節における韻母が、単韻母，開口複韻母，斉歯複韻母，合口複韻母，及び撮口複韻母のうちのどれに該当するかを特定することにより、前記入力対象の音節の候補となる音節を絞り込む手順を、前記コンピュータに実行させる中国語入力プログラムを格納した記憶部とを、
備えたことを特徴とする中国語入力装置。
【０２７５】
（付記３）入力対象となる中国語の音節における韻母が、単韻母，開口複韻母，斉歯複韻母，合口複韻母，及び撮口複韻母のうちのどれに該当するかを特定することにより、前記入力対象の音節の候補となる音節を絞り込む手順を、
コンピュータに実行させることを特徴とする中国語入力方法。
【０２７６】
（付記４）入力対象となる中国語の音節における韻母が、単韻母，開口複韻母，斉歯複韻母，合口複韻母，及び撮口複韻母のうちのどれに該当するかを特定することにより、前記入力対象の音節の候補となる音節を絞り込む手順を、
コンピュータに実行させる中国語入力プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【０２７７】
（付記５）中国語の声母が複数の声母グループに分類された場合における各声母グループを提示する第１の提示手順と、
前記各声母グループのうちから、１つの声母グループを特定する声母グループ特定手順と、
中国語の韻母が複数の韻母グループに分類された場合に、前記声母グループ特定手順で特定された声母グループに属する各声母毎に作成された声韻グループであって、その声母と前記各韻母グループのうちの当該声母に引き続いて使用可能な各韻母グループとを含んだ声韻グループを提示する第２の提示手順と、
前記各声韻グループのうちから、１つの声韻グループを特定する声韻グループ特定手順と、
前記声韻グループ特定手順で特定した声韻グループに含まれた各韻母グループに属する韻母を含んだ音節決定用情報を提示する第３の提示手順と、
前記音節決定用情報に含まれた各韻母のうちから１つの韻母を特定することにより、特定された韻母と前記声韻グループ特定手順で特定された声韻グループに含まれた声母とからなる音節を、入力対象の音節として決定する音節決定手順とを、
コンピュータに実行させることを特徴とする中国語入力プログラム。
【０２７８】
（付記６）前記音節決定手順で決定した音節に基づき、中国語の文字を取得する取得手順を、
さらに、前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記５記載の中国語入力プログラム。
【０２７９】
（付記７）前記各韻母グループは、単韻母と、開口複韻母と、斉歯複韻母と、合口複韻母と、撮口複韻母とから、
少なくとも構成されたことを特徴とする付記５又は６記載の中国語入力プログラム。
【０２８０】
（付記８）前記音節決定用情報は、前記声母グループに属する声母，及び，前記韻母グループに属する韻母により表現される音節以外の音節である特殊音節をも含む
ことを特徴とする付記５乃至７のいずれかに記載の中国語入力プログラム。
【０２８１】
（付記９）入力対象となる音節に対応させる声調を特定する声調特定手順を、さらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記５乃至８のいずれかに記載の中国語入力プログラム。
【０２８２】
（付記１０）前記声調特定手順は、前記声韻特定手順の後に実行され、
前記第３の提示手順は、前記声調特定手順にて特定された声調を、前記音節決定用情報に含めて提示する
ことを特徴とする付記９記載の中国語入力プログラム。
【０２８３】
（付記１１）前記各声母グループは、
ｂ，及びｐに夫々相当する２つの声母を含む第１の声母グループと、
ｍ，及びｆに夫々相当する２つの声母を含む第２の声母グループと、
ｄ，及びｔに夫々相当する２つの声母を含む第３の声母グループと、
ｎ，及びｌに夫々相当する２つの声母を含む第４の声母グループと、
ｇ，ｋ，及びｈに夫々相当する３つの声母を含む第５の声母グループと、
ｊ，ｚｈ，及びｚに夫々相当する３つの声母を含む第６の声母グループと、
ｑ，ｃｈ，及びｃに夫々相当する３つの声母を含む第７の声母グループと、
ｘ，ｓｈ，及びｓに夫々相当する３つの声母を含む第８の声母グループと、
ｒに相当する声母，及びゼロ声母を含む第９の声母グループとから、
少なくとも構成されたことを特徴とする付記１乃至１０のいずれかに記載の中国語入力プログラム。
【０２８４】
（付記１２）前記第２の提示手順は、前記声母グループ特定手順にて第１の声母グループが特定された場合には、ｂに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｂに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｂに相当する声母と斉歯複韻母とを対応させた声韻グループ，ｐに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｐに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，及び，ｐに相当する声母と斉歯複韻母とを対応させた声韻グループを、提示し、
前記声母グループ特定手順にて第２の声母グループが特定された場合には、ｍに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｍに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｍに相当する声母と斉歯複韻母とを対応させた声韻グループ，ｆに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，及び，ｆに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループを、提示し、
前記声母グループ特定手順にて第３の声母グループが特定された場合には、ｄに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｄに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｄに相当する声母と斉歯複韻母とを対応させた声韻グループ，ｄに相当する声母と合口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｔに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｔに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｔに相当する声母と斉歯複韻母とを対応させた声韻グループ，及び，ｔに相当する声母と合口複韻母とを対応させた声韻グループを、提示し、
前記声母グループ特定手順にて第４の声母グループが特定された場合には、ｎに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｎに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｎに相当する声母と斉歯複韻母とを対応させた声韻グループ，ｎに相当する声母と合口複韻母及び撮口複韻母とを夫々対応させた声韻グループ，ｌに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｌに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｌに相当する声母と斉歯複韻母とを対応させた声韻グループ，並びに，ｌに相当する声母と合口複韻母及び撮口複韻母とを夫々対応させた声韻グループを、提示し、
前記声母グループ特定手順にて第５の声母グループが特定された場合には、ｇに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｇに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｇに相当する声母と合口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｋに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｋに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｋに相当する声母と合口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｈに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｈに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，及び，ｈに相当する声母と合口複韻母とを対応させた声韻グループを、提示し、
前記声母グループ特定手順にて第６の声母グループが特定された場合には、ｊに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｊに相当する声母と斉歯複韻母とを対応させた声韻グループ，ｊに相当する声母と撮口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｚｈに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｚｈに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｚｈに相当する声母と合口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｚに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｚに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，及び，ｚに相当する声母と合口複韻母とを対応させた声韻グループを、提示し、
前記声母グループ特定手順にて第７の声母グループが特定された場合には、ｑに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｑに相当する声母と斉歯複韻母とを対応させた声韻グループ，ｑに相当する声母と撮口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｃｈに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｃｈに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｃｈに相当する声母と合口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｃに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｃに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，及び，ｃに相当する声母と合口複韻母とを対応させた声韻グループを、提示し、
前記声母グループ特定手順にて第８の声母グループが特定された場合には、ｘに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｘに相当する声母と斉歯複韻母とを対応させた声韻グループ，ｘに相当する声母と撮口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｓｈに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｓｈに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｓｈに相当する声母と合口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｓに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｓに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，及び，ｓに相当する声母と合口複韻母とを対応させた声韻グループを、提示し、
前記声母グループ特定手順にて第９の声母グループが特定された場合には、ｒに相当する声母と単韻母とを対応させた声韻グループ，ｒに相当する声母と開口複韻母とを対応させた声韻グループ，ｒに相当する声母と合口複韻母とを対応させた声韻グループ，声母なしの単韻母からなる声韻グループ，声母なしの開口複韻母からなる声韻グループ，声母なしの斉歯複韻母からなる声韻グループ，声母なしの合口複韻母からなる声韻グループ，及び，声母なしの撮口複韻母からなる声韻グループを、提示する
ことを特徴とする付記１１記載の中国語入力プログラム。
【０２８５】
（付記１３）キーを有する入力部と、情報を表示する表示部と、
中国語の声母が複数の声母グループに分類された場合における各声母グループを前記入力部のキーと関連づけて前記表示部に表示する第１の提示手段と、
前記声母グループと関連づけられたキーが押下された場合に、前記各声母グループのうちから、１つの声母グループを特定する声母グループ特定手段と、
中国語の韻母が複数の韻母グループに分類された場合に、前記声母グループ特定手段で特定した声母グループに属する各声母毎に作成された声韻グループであって、その声母と前記各韻母グループのうちの当該声母に引き続いて使用可能な各韻母グループとを含んだ声韻グループを、前記入力部のキーと関連づけて前記表示部に表示する第２の提示手段と、
前記声韻グループと関連づけられたキーが押下された場合に、前記各声韻グループのうちから、１つの声韻グループを特定する声韻グループ特定手段と、
前記声韻グループ特定手段で特定した声韻グループに含まれた各韻母グループに属する韻母を含んだ音節決定用情報を、前記入力部のキーと関連づけて前記表示部に表示する第３の提示手段と、
前記音節決定用情報と関連づけられたキーが押下された場合に、前記音節決定用情報に含まれた各韻母のうちから１つの韻母を特定することにより、特定した韻母と前記声韻グループ特定手段で特定した声韻グループに含まれた声母とからなる音節を、入力対象の音節として決定する音節決定手段とを、
備えたことを特徴とする中国語入力装置。
【０２８６】
（付記１４）
中国語の声母が複数の声母グループに分類された場合における各声母グループを提示する第１の提示手順と、
前記各声母グループのうちから、１つの声母グループを特定する声母グループ特定手順と、
中国語の韻母が複数の韻母グループに分類された場合に、前記声母グループ特定手順で特定された声母グループに属する各声母毎に作成された声韻グループであって、その声母と前記各韻母グループのうちの当該声母に引き続いて使用可能な各韻母グループとを含んだ声韻グループを提示する第２の提示手順と、
前記各声韻グループのうちから、１つの声韻グループを特定する声韻グループ特定手順と、
前記声韻グループ特定手順で特定した声韻グループに含まれた各韻母グループに属する韻母を含んだ音節決定用情報を提示する第３の提示手順と、
前記音節決定用情報に含まれた各韻母のうちから１つの韻母を特定することにより、特定された韻母と前記声韻グループ特定手順で特定された声韻グループに含まれた声母とからなる音節を、入力対象の音節として決定する音節決定手順とを、
コンピュータに実行させることを特徴とする中国語入力方法。
【０２８７】
（付記１５）中国語の声母が複数の声母グループに分類された場合における各声母グループを提示する第１の提示手順と、
前記各声母グループのうちから、１つの声母グループを特定する声母グループ特定手順と、
中国語の韻母が複数の韻母グループに分類された場合に、前記声母グループ特定手順で特定された声母グループに属する各声母毎に作成された声韻グループであって、その声母と前記各韻母グループのうちの当該声母に引き続いて使用可能な各韻母グループとを含んだ声韻グループを提示する第２の提示手順と、
前記各声韻グループのうちから、１つの声韻グループを特定する声韻グループ特定手順と、
前記声韻グループ特定手順で特定した声韻グループに含まれた各韻母グループに属する韻母を含んだ音節決定用情報を提示する第３の提示手順と、
前記音節決定用情報に含まれた各韻母のうちから１つの韻母を特定することにより、特定された韻母と前記声韻グループ特定手順で特定された声韻グループに含まれた声母とからなる音節を、入力対象の音節として決定する音節決定手順とを、
コンピュータに実行させる中国語入力プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【０２８８】
（付記１６）中国語の声母が複数の声母グループに分類された場合における各声母グループを提示する第１の提示手順と、
前記各声母グループのうちから、１つの声母グループを特定する第１の特定手順と、
前記第１の特定手順で特定された声母グループに属する声母，及び当該声母と単韻母とからなる単韻母音節を提示する第２の提示手順と、
前記第２の提示手順で提示された声母及び単韻母音節のうちの１つを特定する第２の特定手順と、
前記第２の特定手順で単韻母音節が特定された場合に、当該単韻母音節を入力対象の音節として決定する第１の音節決定手順と、
前記第２の特定手順で声母が特定された場合に、当該声母と開口複韻母とからなる開口複韻母音節，及び介音を提示する第３の提示手順と、
入力対象となる音節が開口複韻母を含む場合に、前記第３の提示手順で提示された開口複韻母音節のうちの１つを特定し、入力対象となる音節が開口複韻母以外の複韻母を含む場合に、その介音を特定する第３の特定手順と、
前記第３の特定手順で開口複韻母音節が特定された場合に、当該開口複韻母音節を入力対象の音節として決定する第２の音節決定手順と、
前記第３の特定手順で介音が特定された場合に、当該介音を含む複韻母と前記第２の特定手順で特定された声母とからなる複韻母音節を提示する第４の提示手順と、
前記第４の提示手順で提示された複韻母音節のうちの１つを入力対象の音節として決定する第３の音節決定手順とを、
コンピュータに実行させることを特徴とする中国語入力プログラム。
【０２８９】
（付記１７）前記音節決定手順により決定した音節に基づき、中国語の文字を取得する取得手順を、
さらに、前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記１６記載の中国語入力プログラム。
【０２９０】
（付記１８）前記取得手順により取得された中国語の文字に対応する音節，及び指定された声調に基づいて、対応する中国語の文字を取得する再変換手順を、
さらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記１７記載の中国語入力プログラム。
【０２９１】
（付記１９）前記第２の特定手順で特定された声母を、入力対象の声母として決定する声母決定手順と、
前記声母決定手順が複数回実行されることにより決定した複数の声母に基づき、中国語の文字列を取得する文字列取得手順とを、
さらに、前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記１６乃至１８のいずれかに記載の中国語入力プログラム。
【０２９２】
（付記２０）少なくとも１２通りのうちの１通りを指定可能な第１の入力部と、少なくとも３通りのうちの１通りを指定可能な第２の入力部と、情報を表示する表示部と、プログラムに従った処理を実行する制御部と、
中国語の声母が複数の声母グループに分類された場合における各声母グループを、前記第１の入力部と関連づけて前記表示部に表示する第１の提示手順と、前記第１の入力部に対する操作に基づき、前記各声母グループのうちから１つの声母グループを特定する第１の特定手順と、前記第１の特定手順で特定された声母グループに属する声母，及び当該声母と単韻母とからなる単韻母音節を、前記第１の入力部と関連づけて前記表示部に表示する第２の提示手順と、前記第２の提示手順で提示された声母及び単韻母音節のうちの１つを、前記第１の入力部に対する操作に基づいて特定する第２の特定手順と、前記第２の特定手順で単韻母音節が特定された場合に、当該単韻母音節を入力対象の音節として決定する第１の音節決定手順と、前記第２の特定手順で声母が特定された場合に、当該声母と開口複韻母とからなる開口複韻母音節を前記第１の入力部と関連づけて前記表示部に表示するとともに介音を前記第２の入力部と関連づけて前記表示部に表示する第３の提示手順と、入力対象となる音節が開口複韻母を含む場合に、前記第３の提示手順で提示された開口複韻母音節のうちの１つを、前記第１の入力部に対する操作に基づいて特定し、入力対象となる音節が開口複韻母以外の複韻母を含む場合に、前記第２の入力部に対する操作に基づき、その介音を特定する第３の特定手順と、前記第３の特定手順で開口複韻母音節が特定された場合に、当該開口複韻母音節を入力対象の音節として決定する第２の音節決定手順と、前記第３の特定手順で介音が特定された場合に、当該介音を含む複韻母と前記第２の特定手順で特定された声母とからなる複韻母音節を、前記第１の入力部と関連づけて前記表示部に表示する第４の提示手順と、前記第４の提示手順で提示された複韻母音節のうちの１つを、前記第１の入力部に対する操作に基づいて入力対象の音節として決定する第３の音節決定手順とを、コンピュータに実行させる中国語入力プログラムを記憶した記憶部とを、
備えたことを特徴とする中国語入力装置。
【０２９３】
（付記２１）前記中国語入力プログラムは、前記音節決定手順で決定した音節に対応する複数の中国語の文字を、前記第１の入力部と関連づけて前記表示部に表示する変換候補提示手順と、前記変換候補提示手順で提示された中国語の文字のうちの１つを、前記第１の入力部に対する操作に基づいて入力対象の文字として決定する文字決定手順とを、さらに前記制御部に実行させる
ことを特徴とする付記２０記載の中国語入力装置。
【０２９４】
（付記２２）前記中国語入力プログラムは、中国語の文書を編集する機能を示す識別子を、前記第１の入力部と関連づけて前記表示部に表示する編集機能提示手順を、さらに前記制御部に実行させる
ことを特徴とする付記２０又は２１記載の中国語入力装置。
【０２９５】
（付記２３）中国語の声母が複数の声母グループに分類された場合における各声母グループを提示する第１の提示手順と、
前記各声母グループのうちから、１つの声母グループを特定する第１の特定手順と、
前記第１の特定手順で特定された声母グループに属する声母，及び当該声母と単韻母とからなる単韻母音節を提示する第２の提示手順と、
前記第２の提示手順で提示された声母及び単韻母音節のうちの１つを特定する第２の特定手順と、
前記第２の特定手順で単韻母音節が特定された場合に、当該単韻母音節を入力対象の音節として決定する第１の音節決定手順と、
前記第２の特定手順で声母が特定された場合に、当該声母と開口複韻母とからなる開口複韻母音節，及び介音を提示する第３の提示手順と、
入力対象となる音節が開口複韻母を含む場合に、前記第３の提示手順で提示された開口複韻母音節のうちの１つを特定し、入力対象となる音節が開口複韻母以外の複韻母を含む場合に、その介音を特定する第３の特定手順と、
前記第３の特定手順で開口複韻母音節が特定された場合に、当該開口複韻母音節を入力対象の音節として決定する第２の音節決定手順と、
前記第３の特定手順で介音が特定された場合に、当該介音を含む複韻母と前記第２の特定手順で特定された声母とからなる複韻母音節を提示する第４の提示手順と、
前記第４の提示手順で提示された複韻母音節のうちの１つを入力対象の音節として決定する第３の音節決定手順とを、
コンピュータに実行させることを特徴とする中国語入力方法。
【０２９６】
（付記２４）中国語の声母が複数の声母グループに分類された場合における各声母グループを提示する第１の提示手順と、
前記各声母グループのうちから、１つの声母グループを特定する第１の特定手順と、
前記第１の特定手順で特定された声母グループに属する声母，及び当該声母と単韻母とからなる単韻母音節を提示する第２の提示手順と、
前記第２の提示手順で提示された声母及び単韻母音節のうちの１つを特定する第２の特定手順と、
前記第２の特定手順で単韻母音節が特定された場合に、当該単韻母音節を入力対象の音節として決定する第１の音節決定手順と、
前記第２の特定手順で声母が特定された場合に、当該声母と開口複韻母とからなる開口複韻母音節，及び介音を提示する第３の提示手順と、
入力対象となる音節が開口複韻母を含む場合に、前記第３の提示手順で提示された開口複韻母音節のうちの１つを特定し、入力対象となる音節が開口複韻母以外の複韻母を含む場合に、その介音を特定する第３の特定手順と、
前記第３の特定手順で開口複韻母音節が特定された場合に、当該開口複韻母音節を入力対象の音節として決定する第２の音節決定手順と、
前記第３の特定手順で介音が特定された場合に、当該介音を含む複韻母と前記第２の特定手順で特定された声母とからなる複韻母音節を提示する第４の提示手順と、
前記第４の提示手順で提示された複韻母音節のうちの１つを入力対象の音節として決定する第３の音節決定手順とを、
コンピュータに実行させる中国語入力プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【０２９７】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明の中国語入力プログラムによると、入力対象となる音節の韻母の種類に基づいて、候補となる音節を効率よく絞り込むことができる。従って、限られた数のキーに対する限られた回数の打鍵により、中国語の音節を決定することができる。音節が１つに決定することにより、変換の候補となる漢字を絞り込むことができ、効率のよい中国語入力が実現する。
【０２９８】
さらに、この中国語入力プログラムは、中国語の音韻学に基づいて新たに開発された韻母分類法に基づく入力手順を実現している。従って、利用者は、この入力手順を容易に理解して中国語を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態の中国語入力に係る構成を模式的に示すブロック図
【図２】タッチパネル式の携帯電話機の外観を示す模式図
【図３】英数字入力モードにおける第２の表示部の表示例を示す模式図
【図４】英数字入力モードにおける第２の表示部の表示例を示す模式図
【図５】第１実施形態の中国語入力モード（声母選択）における第２の表示部の表示例を示す模式図
【図６】中国標準語の音節一覧を示す図
【図７】中国語入力プログラムの入力モジュールの構成を示す模式図
【図８】第１実施形態の声母テーブルを示す模式図
【図９】第１実施形態の声韻テーブルを示す模式図
【図１０】声韻選択ステップ時の第２の表示部の表示例を示す模式図
【図１１】音節テーブルを示す模式図
【図１２】韻母選択ステップ時の第２の表示部の表示例を示す模式図
【図１３】韻母選択ステップ時の第２の表示部の表示例を示す模式図
【図１４】韻母選択ステップ時の第２の表示部の表示例を示す模式図
【図１５】韻母選択ステップ時の第２の表示部の表示例を示す模式図
【図１６】韻母選択ステップ時の第２の表示部の表示例を示す模式図
【図１７】韻母選択ステップ時の第２の表示部の表示例を示す模式図
【図１８】韻母選択ステップ時の第２の表示部の表示例を示す模式図
【図１９】韻母選択ステップ時の第２の表示部の表示例を示す模式図
【図２０】韻母選択ステップ時の第２の表示部の表示例を示す模式図
【図２１】特殊音節の入力手順を示す模式図
【図２２】第１実施形態の処理を示すフローチャート
【図２３】声調指定を示す模式図
【図２４】第１実施形態の中国語入力の具体例を示す図
【図２５】第１実施形態の中国語入力の具体例を示す図
【図２６】通常の携帯電話機による表示例を示す模式図
【図２７】第２実施形態の中国語入力モードの初期画面を示す模式図
【図２８】第２実施形態における第１打鍵後の表示例を示す模式図
【図２９】第２実施形態における複韻母音節の入力を示す模式図
【図３０】第２実施形態における複韻母音節の入力を示す模式図
【図３１】第２実施形態における複韻母音節の入力を示す模式図
【図３２】第２実施形態における複韻母音節の入力を示す模式図
【図３３】第２実施形態における複韻母音節の入力を示す模式図
【図３４】第２実施形態における複韻母音節の入力を示す模式図
【図３５】第２実施形態における複韻母音節の入力を示す模式図
【図３６】第２実施形態における複韻母音節の入力を示す模式図
【図３７】第２実施形態における複韻母音節の入力を示す模式図
【図３８】読み入力モードと漢字変換モードとの切替を示す模式図
【図３９】読み入力モードと文書編集モードとの切替を示す模式図
【図４０】第２実施形態の処理を示すフローチャート
【図４１】第２実施形態の読み入力処理を示すフローチャート
【図４２】第２実施形態の漢字変換処理を示すフローチャート
【図４３】第２実施形態の文書編集処理を示すフローチャート
【図４４】カーソルに対する声母の割り当てを示す説明図
【符号の説明】
１１第１の表示部
１２第２の表示部
１３入力部
１４カーソル
１５モード切替ボタン
２０制御部
２１音韻バッファ
２２ポインタバッファ
２３中国語入力プログラム
２４入力モジュール
２５変換モジュール[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a Chinese input program for inputting Chinese using a limited number of keys.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a Chinese input method, a method of inputting Chinese syllables in Pinyin and then converting them into Chinese characters is known. Each Chinese kanji is composed of one syllable, and each syllable is represented by 1 to 6 letters of the alphabet. For this reason, when 26 keys corresponding to 26 letters of the alphabet are used, 1 to 6 keystrokes are required to input one syllable.
[0003]
Note that the Chinese phoneme includes an element of tone. There are four basic voices in Mandarin Chinese: one voice, two voices, three voices, and four voices. In the following, when “syllable” is simply described, it is assumed that a tone element is not included. When a tone element is included in a syllable, it is described as “syllable with tone”. Conversion to Kanji may be performed based on “syllables” or based on “syllabic syllables”.
[0004]
In addition, Chinese syllables are classified into a consonant part and a vowel part. However, the final vowel includes a half vowel (intermediate) that precedes the vowel, and also includes a consonant that follows the vowel. An input method is known in which a syllable is determined by a total of two keystrokes by inputting the initial and final keystrokes one by one. However, this input method requires a keyboard having about 30 keys for inputting the initial and final.
[0005]
As described above, in addition to an input method using a keyboard having a large number of keys, a method of inputting Chinese using about ten keys such as numeric keys has been developed. This is because it has been requested to input Chinese on mobile phones that have become popular in recent years. In the conventional input method using numeric keys, in order to input one kanji character, a first vowel is used to select a vocal group consisting of a plurality of initials, a second key is used to select the first vowel of a final vowel, and the third key is input. To select a final (may have multiple finals assigned to one key), and to multiple syllables consisting of multiple finals selected in the fourth and subsequent keys, and possibly multiple finals. One character desired by the user is specified from a large number of kanji belonging to the user.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the conventional technique of inputting Chinese characters using about ten keys, a single syllable is not determined by three keystrokes, and only a plurality of candidate syllables are extracted. Therefore, the number of Chinese characters corresponding to these syllables inevitably increases. For this reason, the user has to specify a desired character from among a large number of candidate Chinese characters, and the input operation is complicated.
[0007]
Since the number of syllables used in Mandarin Chinese is about 400, a method of determining a syllable by assigning a three-digit sequence number to each syllable and pressing ten numeric keys three times is also conceivable. However, in this method, the user must memorize all the sequence numbers assigned to each syllable. For this reason, the method of assigning sequence numbers is not realistic.
[0008]
Accordingly, it is an object of the present invention to provide a Chinese input program that determines Chinese syllables by a small number of keystrokes with respect to a limited number of keys and realizes Chinese input that is easy for the user to understand.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The Chinese input program according to the present invention employs the following configuration in order to solve the above problems. In other words, in this Chinese input program, whether the final syllabary in the Chinese syllable to be input corresponds to a single final, an aperture complex, a simultaneous complex, a joint complex, or an imaging complex. A code segment that causes a computer to execute a procedure for narrowing down syllables that are candidates for the input target syllables by specifying.
[0010]
If comprised in this way, the Chinese input program can determine the syllable used as the input object efficiently, after narrowing down the syllable used as the candidate syllable of the input object. The syllables determined by this Chinese input program may be syllables of Chinese characters specified by GB code (GB2312), or syllables of Chinese characters specified by BIG5 code. There may be syllables by reading Chinese characters of Chinese characters defined in various other code systems.
[0011]
Further, the Chinese input program may display the input guidance on the screen using a phonetic code string expressing Chinese phonemes. The phonetic code string may be Pinyin, may be a diacritic character, or may be a Wade Roman letter. The Chinese input program can be applied to various information devices having about 10 keys. For example, the information device may be a mobile phone or a PDA.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0013]
[First Embodiment]
FIG. 1 is a block diagram schematically showing portions related to Chinese input in the mobile phone of this embodiment. FIG. 2 is a schematic diagram showing the external appearance of this mobile phone.
[0014]
This cellular phone includes a first display unit 11, a second display unit 12, an input unit 13, a cursor 14, a mode switching button 15, and a control unit 20. The 1st display part 11 consists of liquid crystal displays, for example, and can display a character, a number, and a symbol. The 2nd display part 12 consists of liquid crystal displays, for example, and the input part 13 which is a transparent touch panel is provided in the surface. The cursor 14 accepts designations in four directions, up, down, left, and right. The mode switching button 15 includes a telephone number input mode (input a single number with one key press), an alphanumeric input mode (a single character is input with two key presses), and a Chinese input mode (three times). This key is used to switch between a single syllable and a definite input).
[0015]
The control unit 20 is connected to the first display unit 11, the second display unit 12, the input unit 13, the cursor 14, and the mode switching button 15, respectively. The control unit 20 can display a desired character on the first display unit 11. The second display unit 12 is divided into a rectangular area of 4 rows and 3 digits. And the control part 20 displays a desired number, a symbol, or a character string in each of these rectangular areas.
[0016]
Furthermore, when the input unit 13 is pressed, the control unit 20 can detect which part of the input unit 13 is pressed. For this reason, when the user presses each rectangular area of the second display unit 12 via the input unit 13, the control unit 20 detects which rectangular area corresponds to the pressed part. Can do. Accordingly, each rectangular area is used as an independent button (key).
[0017]
The control unit 20 includes a phoneme buffer 21 and a pointer buffer 22 that can store data. The phonological buffer 21 stores a history of pressing the input unit 13 in the Chinese input mode, and information for returning to the previous step when the backward key is pressed. Further, the control unit 20 has a ROM (not shown) as a storage unit, and a Chinese input program 23 is stored in the ROM. The Chinese input program 23 includes an input module 24 and a conversion module 25.
[0018]
This mobile phone has a wireless transmission / reception unit and a transmission / reception unit (not shown), and the user can make a call in the same manner as a normal mobile phone. Further, the user can input text data including alphanumeric characters and Chinese into the mobile phone and transmit the input data as an e-mail.
[0019]
These alphanumeric and Chinese characters are input in an alphanumeric character input mode and a Chinese character input mode, respectively. The user can switch between the alphanumeric input mode and the Chinese input mode by operating the mode switching button 15. Then, the control unit 20 accepts alphanumeric input when the alphanumeric input mode is set, and accepts Chinese input when the Chinese input mode is set.
[0020]
3 and 4 are schematic diagrams illustrating display examples of the display unit 12 in the alphanumeric input mode. When the alphanumeric input mode is set by the mode switching button 15, the display unit 12 is in the state shown in FIG. When the “number” button in FIG. 3 is pressed, the control unit 20 switches the display on the display unit 12 to the state shown in FIG. In FIG. 4, the numbers “1”, “2”, “3”, “4”, “5”, “6”, “7”, “8”, “9”, “0”, and The symbols “*” and “#” are displayed. Even in the telephone number input mode, the display unit 12 is switched to the state shown in FIG.
[0021]
FIG. 5 is a schematic diagram illustrating a display example of the display unit 12 in the Chinese input mode. FIG. 5 shows a state of the display unit 12 in a later-described phonetic selection step. When the Chinese input mode is set by the mode switching button 15, the display unit 12 is in the state shown in FIG. The user can input a desired syllable by pressing the input unit 13 three times.
[0022]
Hereinafter, Chinese input will be described in detail. FIG. 6 shows a syllable list of Chinese standard words. Each row in the table of FIG. 6 corresponds to the initial, and each column corresponds to the final. Then, a syllable is determined by one initial selected from each row and one final selected from each column. Incidentally, a “nothing” line indicating that there is no initial is provided in correspondence with a syllable including only a final. This “nothing” corresponds to a zero initial (zero initial) in Chinese phonology.
[0023]
Note that the Chinese standard language does not use all syllables in combination with each row and each column in FIG. That is, only 403 syllables marked with “◯” are used in FIG. 6, and blank syllables are not used. Almost all syllables that are used in Chinese as a standard correspond to one of these 403. However, special syllables, which are syllables not represented by the combination of FIG. 6, are slightly used. These special syllables include m, n, hng, ng, and yo (io). When these special syllables are included, all syllables based on the standard pronunciation of kanji defined in GB2312 are covered.
[0024]
As shown in FIG. 6, there are more than 20 types of Chinese phonetics and more than 30 types of finals. Therefore, when about 10 keys are used, the initial is not determined with a single keystroke. Similarly, the final name is not fixed with a single keystroke.
[0025]
Therefore, in this embodiment, the initials are classified into nine initial groups, and the finals are classified into five final groups. Then, one of the initial groups is selected by the first keystroke. Next, by the second keystroke, the initial is determined and one of the final groups is selected. Furthermore, one final is selected and the syllable is confirmed by the third keystroke. That is, the syllable includes a phoneme selection step for selecting a phoneme group (first keystroke), a phoneme selection step for determining a phoneme and selecting a final key group (second keystroke), and a final key for selecting a final. Confirm by the selection step (third keystroke).
[0026]
FIG. 7 is a schematic diagram showing the configuration of the input module 24 in the Chinese input program 23. The input module 24 includes code segments respectively corresponding to the initial selection step 24a, the phonemic selection step 24b, and the final selection step 24c. The phoneme selection step 24a corresponds to a first presentation procedure and a phoneme group specification procedure, the phoneme selection step 24b corresponds to a second presentation procedure and a phoneme group specification procedure, and the phoneme selection step 24c It corresponds to the presentation procedure and syllable determination procedure.
[0027]
The ROM of the control unit 20 stores the initial table D, the phoneme tables D1 to D9, and the syllable tables D11 to D99. The phoneme table D is referred to in the phoneme selection step 24a, the phoneme tables D1 to D9 are referred to in the phoneme selection step 24b, and the syllable tables D11 to D99 are referred to in the phoneme selection step 24c.
[0028]
FIG. 8 is a schematic diagram showing the initial table D. This initial table D has a plurality of records. Each of these records has fields of “button”, “candidate”, and “pointer”. In the “button” field, codes corresponding to “1”, “2”, “3”,... Respectively displayed as buttons in FIG. 4 are stored.
[0029]
Each record of the initial table D corresponds to each initial group, and a code indicating the corresponding initial group is stored in the “candidate” field. In the “pointer” field, pointers to the phoneme tables D1 to D9 are stored. In the phoneme selection step 24b, only one of the phoneme tables D1 to D9 is referred to. That is, the “pointer” in the record corresponding to the initial group selected in the initial selection step 24a designates one of the phoneme tables D1 to D9.
[0030]
Hereinafter, the initial group will be further described. The first initial group including b and p, the second initial group including m and f, the third initial group including d and t, and the fourth including n and l. A fifth group including g, k, and h, a sixth group including j, zh, and z, and a seventh group including q, ch, and c. They are classified into an eighth vocal group including x, sh, and s, and a ninth vocal group including r and zero.
[0031]
Some of the syllables of the zero initials are expressed as follows using Pinyin notation. That is, a syllable consisting only of a final name beginning with i or v has a notation beginning with y, and a syllable consisting only of a final name beginning with u has a notation starting with w. The Pinyin symbol v is an alternative to the uumlaut symbol.
[0032]
In FIG. 5, “bp”, “mf”, “dt”, “1” are respectively displayed at positions where 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 0 are displayed in FIG. “nl”, “gkh”, “jzhz”, “qchc”, “xshs”, “ryw” and “symbol” are displayed. These “bp”, “mf”, “dt”, “nl”, “gkh”, “jzhz”, “qchc”, “xshs”, and “ryw” buttons are the first to ninth voices, respectively. It corresponds to the group. And a user selects one of these each initial group by the 1st keystroke. Note that the user presses the “ryw” button when inputting a syllable consisting only of a final name.
[0033]
After the initial key selection step 24a is completed by the first keystroke, the phoneme selection step 24b is executed. In this phoneme selection step 24b, phoneme tables D1 to D9 are referred to. FIG. 9 is a schematic diagram showing the phoneme tables D1 to D9. Each of the phonological tables D1 to D9 has a plurality of records. Each record of these phonological tables D1 to D9 has fields of “button”, “candidate”, and “pointer”.
[0034]
In the “button” field, codes corresponding to “1”, “2”, “3”,... Respectively displayed as buttons in FIG. 4 are stored. In the “candidate” field, codes indicating the initial and final groups are stored. In the “pointer” field, pointers to the syllable tables D11 to D99 are stored. In the final selection step 24c, only one of the syllable tables D11 to D99 is referred to. That is, the “pointer” of the record selected in the phoneme selection step 24a designates one of the syllable tables D11 to D99.
[0035]
The phoneme tables D1 to D9 are created based on the final classification method according to the present invention. Hereinafter, this final classification method will be described in detail. Based on statistical / analysis of Chinese data, this final classification method aims to limit the number of finals to 10 or less, while making the most of the traditional Chinese phonological classification method. This is a newly developed taxonomy.
[0036]
First, the finals are classified into simple finals represented by one letter of the alphabet by Pinyin and complex finals represented by two or more letters. The final name classification method according to the present invention is characterized in that the complex finals are further classified into four categories: aperture complex finals, simultaneous tooth complex finals, joint mouth complex finals, and mouthpiece complex finals. That is, according to the final classification method of the present invention, the finals are classified into five final groups, which are a single final, an aperture complex, a simultaneous complex, a joint complex, and a mouth complex.
[0037]
An aperture complex final is a complex final that begins with the Pinyin symbol a, e, or o. A simultaneous tooth complex final is a complex final starting with the Pinyin symbol i (y). The abutment complex final is a complex final that begins with the Pinyin symbol u (w). The imaging mouth complex final is a complex final starting with the Pinyin symbol v (yu). In this embodiment, the simple final is represented by “?”, The open complex final is represented by “*”, the simultaneous complex final is represented by “i *” (y *), and the joint complex final is “u *”. (W *), and the mouthpiece complex final is represented by “v *” (yu *). Note that the first i (y), u (w), and v (yu) in the Pinyin notation of the simultaneous tooth complexa, the abutment complexa, and the imaging mouth complexa are referred to as interphones. These simultaneous denomis, abutment complexs, and imaging mouth complexs are complex finals that include interdigitals, but the aperture complex finals are complex finals that do not include intersymbols.
[0038]
FIG. 10 is a schematic diagram illustrating a display example of the display unit 12 in the phoneme selection step 24b. When any of the buttons shown in FIG. 5 is pressed in the initial phone selection step 24a, one of (D1) to (D9) in FIG. 10 is displayed on the display unit 12 in the phoneme selection step 24b. Is displayed.
[0039]
More specifically, when “bp” in FIG. 5 is pressed in the initial selection step 24a, the display unit 12 is switched to the state shown in (D1) of FIG. In (D1) of FIG. 10, “b?”, “B *”, “bi *”, “bi” are placed at the positions where 1, 2, 3, 4, 5, and 6 are displayed in FIG. “p?”, “p *”, and “pi *” are displayed.
[0040]
On the other hand, when “mf” in FIG. 5 is pressed in the initial selection step 24a, the display unit 12 is switched to the state shown in FIG. 10 (D2). In (D2) of FIG. 10, “m?”, “M *”, “mi *”, “f?” Are respectively displayed at the positions where 1, 2, 3, 4, and 5 are displayed in FIG. ", And" f * "are displayed.
[0041]
On the other hand, when “dt” in FIG. 5 is pressed in the initial selection step 24a, the display unit 12 is switched to the state shown in FIG. 10 (D3). In (D3) of FIG. 10, “d?”, “D *”, “di” are respectively displayed at the positions where 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, and 8 are displayed in FIG. * ”,“ Du * ”,“ t? ”,“ T * ”,“ ti * ”, and“ tu * ”are displayed.
[0042]
On the other hand, when “nl” in FIG. 5 is pressed in the initial selection step 24a, the display unit 12 is switched to the state shown in (D4) of FIG. In (D4) of FIG. 10, “n?”, “N *”, “ni” are respectively displayed at the positions where 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, and 8 are displayed in FIG. “*”, “Nu / v *”, “l?”, “L *”, “li *”, and “lu / v *” are displayed.
[0043]
On the other hand, when “gkh” in FIG. 5 is pressed in the initial selection step 24a, the display unit 12 is switched to the state shown in FIG. 10 (D5). In (D5) of FIG. 10, “g?”, “G *”, “g *”, “Gu *”, “k?”, “K *”, “ku *”, “h?”, “H *”, and “hu *” are displayed.
[0044]
On the other hand, when “jzhz” in FIG. 5 is pressed in the initial selection step 24a, the display unit 12 is switched to the state shown in (D6) of FIG. In (D6) of FIG. 10, “j?”, “Ji *”, and “ji *”, respectively, at the positions where 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, and 9 are displayed in FIG. “Ju *”, “zh?”, “Zh *”, “zhu *”, “z?”, “Z *”, and “zu *” are displayed.
[0045]
On the other hand, when “qchc” in FIG. 5 is pressed in the initial selection step 24a, the display unit 12 is switched to the state shown in FIG. 10 (D7). In (D7) of FIG. 10, “q?”, “Qi *”, “q? *”, “Qu *”, “ch?”, “Ch *”, “chu *”, “c?”, “C *”, and “cu *” are displayed.
[0046]
On the other hand, when “xshs” in FIG. 5 is pressed in the initial selection step 24a, the display unit 12 is switched to the state shown in (D8) of FIG. In (D8) of FIG. 10, “x?”, “Xi *”, and “xi *”, respectively, at the positions where 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, and 9 are displayed in FIG. “Xu *”, “sh?”, “Sh *”, “shu *”, “s?”, “S *”, and “su *” are displayed.
[0047]
On the other hand, when “ryw” in FIG. 5 is pressed in the initial selection step 24a, the display unit 12 is switched to the state shown in FIG. 10 (D9). In (D9) of FIG. 10, “r?”, “R *”, “ru” are respectively displayed at the positions where 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, and 8 are displayed in FIG. * ”,“? ”,“ * ”,“ Y * ”,“ w * ”, and“ yu * ”are displayed.
[0048]
Then, one of the records of the phoneme tables D1 to D9 is selected by the second keystroke. By the second keystroke, the initial is determined and the final group is specified. Note that selecting one of the records of the phoneme tables D1 to D9 corresponds to specifying a phoneme group. After the second key pressing, the process proceeds to a final selection step 24c. In this final selection step 24c, syllable tables D11 to D99 are referred to.
[0049]
FIG. 11 is a schematic diagram showing the syllable tables D11 to D99. Each of the syllable tables D11 to D99 has a plurality of records. Each record in each of these syllable tables D11 to D99 has fields of “button”, “final”, and “syllable”.
[0050]
In the “button” field, codes corresponding to “1”, “2”, “3”,... Respectively displayed as buttons in FIG. 4 are stored. A character string indicating a final name is stored in the “final name” field. In the “syllable” field, there is stored a character string indicating a syllable consisting of the initial determined in the phoneme selection step 24b and the final in the “symbolic” field.
[0051]
12 to 20 are schematic diagrams illustrating display examples of the display unit 12 at the final selection step 24c. When one of the buttons in the display examples (D1) to (D9) in FIG. 10 is pressed in the phoneme selection step 24b in the previous stage, the final selection step 24c includes the display examples in FIGS. Is displayed on the display unit 12. Each display example in FIGS. 12 to 20 corresponds to syllable determination information.
[0052]
More specifically, when “b?” In (D1) of FIG. 10 is pressed, each syllable “ba”, which is a candidate, is displayed on the display unit 12 as shown in (D11) of FIG. “Bo”, “bi”, and “bu” are displayed.
[0053]
When “b *” in (D1) of FIG. 10 is pressed, each syllable “bai”, “bei”, “bao” as candidates is displayed on the display unit 12 as shown in (D12) of FIG. "," Ban "," ben "," bang ", and" beng "are displayed.
[0054]
When “bi *” in (D1) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “bie”, “bio”, “bian” as shown in (D13) of FIG. “,“ Bin ”, and“ bing ”are displayed.
[0055]
When “p?” In (D1) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “pa”, “po”, “pi” as shown in (D14) of FIG. "And" pu "are displayed.
[0056]
When “p *” in (D1) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “pai”, “pei”, “pao” as shown in (D15) of FIG. "," Pou "," pan "," pen "," pang ", and" peng "are displayed.
[0057]
When “pi *” in (D1) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “pie”, “piao”, “pian” as shown in (D16) of FIG. "," Pin ", and" ping "are displayed.
[0058]
On the other hand, when “m?” In (D2) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “ma”, “mo”, “m”, as shown in (D21) of FIG. “Me”, “mi”, and “mu” are displayed, and a special syllable “m” is also displayed.
[0059]
When “m *” in (D2) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “mai”, “mei”, “mao” as shown in (D22) of FIG. "," Mou "," man "," men "," mang ", and" meng "are displayed.
[0060]
When “mi *” in (D2) of FIG. 10 is pressed, each syllable “mie”, “miao”, “miu” as candidates is displayed on the display unit 12 as shown in (D23) of FIG. "," Mian "," min ", and" ming "are displayed.
[0061]
When “f?” In (D2) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “fa”, “fo”, and “f” as shown in (D24) of FIG. fu "is displayed.
[0062]
When “f *” in (D2) of FIG. 10 is pressed, each syllable “fei”, “fou”, “fan” as candidates is displayed on the display unit 12 as shown in (D25) of FIG. "," Feng "," fang ", and" feng "are displayed.
[0063]
On the other hand, when “d?” In (D3) of FIG. 10 is pressed, each syllable “da”, “de”, candidate syllable “D” is displayed on the display unit 12 as shown in (D31) of FIG. “Di” and “du” are displayed.
[0064]
When “d *” in (D3) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “dai”, “dei”, “dao” as shown in (D32) of FIG. "," Dou "," dan "," dang "," deng ", and" dong "are displayed.
[0065]
When “di *” in (D3) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “dia”, “die”, “diao” as shown in (D33) of FIG. "," Diu "," dian ", and" ding "are displayed.
[0066]
When “du *” in (D3) of FIG. 10 is pressed, the candidate syllables “duo”, “dui”, “duan” are displayed on the display unit 12 as shown in (D34) of FIG. ", And" dun "are displayed. In FIG. 14 (D34), “dong” is displayed in parentheses. When it corresponds to only pinyin, “dong” is not necessary at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “dong” may be displayed without parentheses at this position.
[0067]
When “t?” In (D3) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “ta”, “te”, “ti” as shown in (D35) of FIG. "And" tu "are displayed.
[0068]
When “t *” in (D3) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “tai”, “tei”, “tao” as shown in (D36) of FIG. "," Tou "," tan "," tang "," teng ", and" tong "are displayed.
[0069]
When “ti *” in (D3) of FIG. 10 is pressed, the candidate syllables “tie”, “tiao”, “tian” are displayed on the display unit 12 as shown in (D37) of FIG. "And" ting "are displayed.
[0070]
When “tu *” in (D3) of FIG. 10 is pressed, the candidate syllables “tuo”, “tui”, “tuan” are displayed on the display unit 12 as shown in (D38) of FIG. "And" tun "are displayed. In FIG. 14 (D38), “tong” is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “tong” is not required at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “tong” may be displayed at this position without parentheses.
[0071]
On the other hand, when “n?” In (D4) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “na”, “ne”, as shown in (D41) of FIG. “Ni”, “ni”, “nu”, and “nv” are displayed, and “n” that is a special syllable is also displayed.
[0072]
When “n *” in (D4) of FIG. 10 is pressed, each syllable “nai”, “nei”, “nao” as candidates is displayed on the display unit 12 as shown in (D42) of FIG. "," Nou "," nan "," nen "," nang "," neng ", and" nong "are displayed.
[0073]
When “ni *” in (D4) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “nie”, “niao”, “niu” as shown in (D43) of FIG. "," Nian "," nin "," niang ", and" ning "are displayed.
[0074]
When “nu / v *” (indicating nu * or nv *) in (D4) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate as shown in (D44) of FIG. The syllables “nuo”, “nve”, and “nuan” are displayed. In FIG. 15 (D44), “nong” is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “non” is not necessary at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “non” may be displayed at this position without parentheses.
[0075]
When “l?” In (D4) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “la”, “lo”, “le” as shown in (D45) of FIG. "," Li "," lu ", and" lv "are displayed.
[0076]
When “l *” in (D4) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “lai”, “lei”, “lao” as shown in (D46) of FIG. "," Lou "," lan "," lang "," length ", and" long "are displayed.
[0077]
When “li *” in (D4) of FIG. 10 is pressed, each syllable “lia”, “lie”, “liao” as candidates is displayed on the display unit 12 as shown in (D47) of FIG. "," Liu "," lian "," lin "," liang ", and" ling "are displayed.
[0078]
When “lu / v *” (indicating lu * or lv *) in (D4) of FIG. 10 is pressed, each of the candidate candidates is displayed on the display unit 12 as shown in (D48) of FIG. The syllables “luo”, “lve”, “luan”, and “lun” are displayed. In FIG. 15 (D48), “long” is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “long” is not necessary at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “long” may be displayed without parentheses at this position.
[0079]
On the other hand, when “g?” In (D5) of FIG. 10 is pressed, each syllable “ga”, “ge”, candidate syllable “ga”, as shown in (D51) of FIG. And “gu” are displayed.
[0080]
When “g *” in (D5) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “gai”, “gei”, “gao” as shown in (D52) of FIG. “,“ Gou ”,“ gan ”,“ gen ”,“ gang ”,“ geng ”, and“ gong ”are displayed.
[0081]
When “gu *” in (D5) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “gua”, “guo”, “guai” as shown in (D53) of FIG. "," Gui "," guan "," gun ", and" guan "are displayed. In FIG. 16 (D53), “gong” is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “gong” is not necessary at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “gong” may be displayed without parentheses at this position.
[0082]
When “k?” In (D5) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “ka”, “ke”, and “k” as shown in (D54) of FIG. ku "is displayed.
[0083]
When “k *” in (D5) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “kai”, “kei”, “kao” as shown in (D55) of FIG. ”,“ Kou ”,“ kan ”,“ ken ”,“ kang ”,“ keng ”, and“ kong ”are displayed.
[0084]
When “ku *” in (D5) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “kua”, “kuo”, “kuai” as shown in (D56) of FIG. "," Kui "," kuan "," kun ", and" kuang "are displayed. In FIG. 16 (D56), “kong” is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “kong” is not necessary at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “kong” may be displayed without parentheses at this position.
[0085]
When “h?” In (D5) in FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “ha”, “he”, and “ha” as shown in (D57) in FIG. hu "is displayed.
[0086]
When “h *” in (D5) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “hai”, “hei”, “hao” as shown in (D58) of FIG. "," Hou "," han "," hen "," hang "," hang ", and" hong "are displayed, and" hng ", which is a special syllable, is also displayed.
[0087]
When “hu *” in (D5) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “hua”, “huo”, “huai” as shown in (D59) of FIG. "," Hui "," huan "," hun ", and" huang "are displayed. In FIG. 16 (D59), “hong” is displayed in parentheses. When only corresponding to pinyin, “hong” is not necessary at this position, and when corresponding to the phonetic alphabet, “hong” may be displayed without parentheses at this position.
[0088]
On the other hand, when “j?” In (D6) in FIG. 10 is pressed, the candidate syllables “ji” and “ju” are displayed on the display unit 12 as shown in (D61) in FIG. Is displayed. In FIG. 17 (D61), “ju” is displayed in parentheses. “Ju” is not necessary at this position when it corresponds only to pinyin, and “ju” may be displayed at this position without parentheses when it corresponds to the phonetic alphabet.
[0089]
When “ji *” in (D6) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “jia”, “jie”, “jiao” as shown in (D62) of FIG. “,“ Jiu ”,“ jian ”,“ jin ”,“ jiang ”,“ jing ”, and“ jiong ”are displayed.
[0090]
When “ju *” in (D6) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “jue”, “juan”, and “juan” as shown in (D63) of FIG. “jun” is displayed. In FIG. 17 (D63), “jiong” is displayed in parentheses. “Jiong” is not necessary at this position when it corresponds only to pinyin, and “jiong” may be displayed at this position without parentheses when it corresponds to the phonetic alphabet.
[0091]
When “zh?” In (D6) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “zha”, “zhe”, “zhi” as shown in (D64) of FIG. "And" zhu "are displayed. In FIG. 17 (D64), “zhi” is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “zhi” is not required at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “zhi” may be displayed without parentheses at this position.
[0092]
When “zh *” in (D6) of FIG. 10 is pressed, each syllable “zhai”, “zhei”, “zhao” as candidates is displayed on the display unit 12 as shown in (D65) of FIG. "," Zhou "," zhan "," zhen "," zhang "," zheng ", and" zhong "are displayed.
[0093]
When “zhu *” in (D6) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “zhua”, “zhuo”, “zhuai” as shown in (D66) of FIG. “,“ Zhui ”,“ zhuan ”,“ zhun ”, and“ zhuang ”are displayed. In FIG. 17 (D66), “zhong” is displayed in parentheses. “Zhong” is not required at this position when it corresponds only to pinyin, and “zhong” may be displayed at this position without parentheses when it corresponds to the phonetic alphabet.
[0094]
When “z?” In (D6) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “za”, “ze”, “zi” as shown in (D67) of FIG. "And" zu "are displayed. In FIG. 17 (D67), “zi” is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “zi” is not necessary at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “zi” may be displayed without parentheses at this position.
[0095]
When “z *” in (D6) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “zai”, “zei”, “zao” as shown in (D68) of FIG. ”,“ Zoo ”,“ zan ”,“ zen ”,“ zang ”,“ zeng ”, and“ zong ”are displayed.
[0096]
When “zu *” in (D6) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “zuo”, “zui”, “zuan” as shown in (D69) of FIG. "And" zun "are displayed. In FIG. 17 (D69), “zong” is displayed in parentheses. “Zong” is not necessary at this position when it corresponds only to pinyin, and “zong” may be displayed at this position without parentheses when it corresponds to the phonetic alphabet.
[0097]
On the other hand, when “q?” In (D7) in FIG. 10 is pressed, the candidate syllables “qi” and “qu” are displayed on the display unit 12 as shown in (D71) in FIG. Is displayed. In FIG. 18 (D71), "qu" is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “qu” is not necessary at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “qu” may be displayed at this position without parentheses.
[0098]
When “qi *” in (D7) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “qia”, “qie”, “qiao” as shown in (D72) of FIG. "," Qiu "," qian "," qin "," qiang "," qing ", and" qiong "are displayed.
[0099]
When “qu *” in (D7) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “que”, “quant”, and “sequential” as shown in (D73) of FIG. “qun” is displayed. In FIG. 18 (D73), “qiong” is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “qiong” is not necessary at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “qiong” may be displayed without parentheses at this position.
[0100]
When “ch?” In (D7) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “cha”, “che”, “chi” as shown in (D74) of FIG. "And" chu "are displayed. In FIG. 18 (D74), "chi" is displayed in parentheses. “Chi” is not necessary at this position when it corresponds only to pinyin, and “chi” may be displayed at this position without parentheses when it corresponds to the phonetic alphabet.
[0101]
When “ch *” in (D7) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “chai”, “chao”, “chou” as shown in (D75) of FIG. ”,“ Chang ”,“ chen ”,“ chang ”,“ chang ”, and“ chong ”are displayed.
[0102]
When “chu *” in (D7) of FIG. 10 is pressed, each syllable “chuo”, “chuai”, “chui” as candidates is displayed on the display unit 12 as shown in (D76) of FIG. "," Chuan "," chun ", and" chuang "are displayed. Note that “Cong” is displayed in parentheses in (D76) of FIG. In order to correspond only to pinyin, “chong” is not necessary at this position, and in the case of corresponding to the phonetic alphabet, “chong” may be displayed without parentheses at this position.
[0103]
When “c?” In (D7) of FIG. 10 is pressed, the candidate syllables “ca”, “ce”, “ci” are displayed on the display unit 12 as shown in (D77) of FIG. "And" cu "are displayed. In FIG. 18 (D77), “ci” is displayed in parentheses. In order to correspond only to pinyin, “ci” is not required at this position, and in the case of corresponding to the phonetic alphabet, “ci” may be displayed without parentheses at this position.
[0104]
When “c *” in (D7) of FIG. 10 is pressed, each syllable “cai”, “cao”, “cou” as candidates is displayed on the display unit 12 as shown in (D78) of FIG. ”,“ Can ”,“ cen ”,“ cang ”,“ ceng ”, and“ cong ”are displayed.
[0105]
When “cu *” in (D7) of FIG. 10 is pressed, the candidate syllables “cuo”, “cui”, “cuan” are displayed on the display unit 12 as shown in (D79) of FIG. "And" cun "are displayed. In FIG. 18 (D79), “cong” is displayed in parentheses. “Cong” is not required at this position when it corresponds only to pinyin, and “cong” may be displayed at this position without parentheses when it corresponds to the phonetic alphabet.
[0106]
On the other hand, when “x?” In (D8) in FIG. 10 is pressed, the candidate syllables “xi” and “xu” are displayed on the display unit 12 as shown in (D81) in FIG. Is displayed. In FIG. 19 (D81), “xu” is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “xu” is not necessary at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “xu” may be displayed at this position without parentheses.
[0107]
When “xi *” in (D8) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “xia”, “xie”, “xiao” as shown in (D82) of FIG. "," Xiu "," xian "," xin "," xian "," xing ", and" xiong "are displayed.
[0108]
When “xu *” in (D8) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “xue”, “xuan”, and “xuan”, as shown in (D83) of FIG. xun "is displayed. In FIG. 19 (D83), “xiong” is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “xiong” is not necessary at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “xiong” may be displayed without parentheses at this position.
[0109]
When “sh?” In (D8) of FIG. 10 is pressed, each syllable “sha”, “she”, “shi” as candidates is displayed on the display unit 12 as shown in (D84) of FIG. "And" shu "are displayed. In FIG. 19 (D84), “shi” is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “shi” is not necessary at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “shi” may be displayed without parentheses at this position.
[0110]
When “sh *” in (D8) of FIG. 10 is pressed, each syllable “shai”, “shei”, “shao” as candidates is displayed on the display unit 12 as shown in (D85) of FIG. "," Show "," shan "," shen "," shang ", and" sheng "are displayed.
[0111]
When “shu *” in (D8) of FIG. 10 is pressed, each syllable “shua”, “shuo”, “shuai” as candidates is displayed on the display unit 12 as shown in (D86) of FIG. "," Shui "," shuan "," shun ", and" shuang "are displayed.
[0112]
When “s?” In (D8) of FIG. 10 is pressed, the candidate syllables “sa”, “se”, “si” are displayed on the display unit 12 as shown in (D87) of FIG. "And" su "are displayed. In FIG. 19 (D87), “si” in parentheses is displayed. In order to correspond only to pinyin, “si” is not required at this position, and in the case of corresponding to the phonetic alphabet, “si” may be displayed at this position without parentheses.
[0113]
When “s *” in (D8) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “sai”, “sao”, “sou” as shown in (D88) of FIG. ”,“ San ”,“ sen ”,“ sang ”,“ seng ”, and“ song ”are displayed.
[0114]
When “su *” in (D8) of FIG. 10 is pressed, the candidate syllables “suo”, “sui”, “suan” are displayed on the display unit 12 as shown in (D89) of FIG. "And" sun "are displayed. In FIG. 19 (D89), "song" is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “song” is not required at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “song” may be displayed without parentheses at this position.
[0115]
On the other hand, when “r?” In (D9) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “re”, “ri”, and the like as shown in (D91) of FIG. And “ru” are displayed. In FIG. 20 (D91), “ri” in parentheses is displayed. “Ri” is not necessary at this position when it corresponds only to pinyin, and “ri” may be displayed at this position without parentheses when it corresponds to the phonetic alphabet.
[0116]
When “r *” in (D9) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “rao”, “rou”, “ran” as shown in (D92) of FIG. "," Ren "," range "," length ", and" long "are displayed.
[0117]
When “ru *” in (D9) of FIG. 10 is pressed, the candidate syllables “ruo”, “rui”, “ruan” are displayed on the display unit 12 as shown in (D93) of FIG. "And" run "are displayed. In FIG. 20 (D93), “long” is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “long” is not required at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “long” may be displayed without parentheses at this position.
[0118]
When “?” In (D9) of FIG. 10 is pressed, each syllable “a”, “o”, “e” as a candidate is displayed on the display unit 12 as shown in (D94) of FIG. , “Yi”, “wu”, “yu”, “^ e”, and “er” are displayed.
[0119]
When “*” in (D9) of FIG. 10 is pressed, each syllable “ai”, “ei”, “ao” as candidates is displayed on the display unit 12 as shown in (D95) of FIG. , “Ou”, “an”, “en”, “ang”, “eng”, and “ong” are displayed, and “ng” which is a special syllable is displayed.
[0120]
When “y *” in (D9) in FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays each candidate syllable “ya”, “ye”, “yao” as shown in (D96) in FIG. “,” “You”, “yan”, “yin”, “yang”, “ying”, and “yong” are displayed, and “yo”, which is a special syllable, is displayed.
[0121]
When “w *” in (D9) of FIG. 10 is pressed, each syllable “wa”, “wo”, “wai” as candidates is displayed on the display unit 12 as shown in (D97) of FIG. "," Wei "," wan "," wen "," wang ", and" weng "are displayed.
[0122]
When “yu *” in (D9) of FIG. 10 is pressed, the display unit 12 displays candidate syllables “yue”, “yuan”, and “yu” as shown in (D98) of FIG. yun "is displayed. In FIG. 20 (D98), “long” is displayed in parentheses. When it corresponds only to pinyin, “yong” is not required at this position, and when it corresponds to the phonetic alphabet, “yong” may be displayed without parentheses at this position.
[0123]
As described above, the initial group is specified in the initial input step 24a, the initial is determined in the final phone selection step 24b, the final group is specified, and the syllable is determined in the final selection step 24c. 12 to 20 show the contents of the “syllable” field of the syllable tables D11 to D99 (FIG. 11), but instead, the contents of the “syllabary” field may be displayed.
[0124]
12 to 20 include not only the standard syllable shown in FIG. 6 but also special syllables. FIG. 21 is a schematic diagram illustrating a special syllable input procedure. As shown in FIG. 21, for special syllable “m”, “mf” in FIG. 5 is selected in the initial selection step, and “m?” In FIG. 10 (D2) is selected in the phoneme selection step. This is inputted by selecting “m” in FIG. 13 (D21) in the final selection step. Note that the position of “m” in FIG. 13 (D21) corresponds to the position of “0” in FIG. As described above, the meaning of “others” is given to the position “0” in FIG. The position “0” in FIG. 4 is used for inputting a special syllable.
[0125]
For the special syllable “n”, “nl” in FIG. 5 is selected in the phoneme selection step, “n?” In FIG. 10 (D4) is selected in the phoneme selection step, and FIG. Input is made by selecting "n" in D41).
[0126]
For the special syllable “hng”, “gkh” in FIG. 5 is selected in the phoneme selection step, “h *” in FIG. 10 (D5) is selected in the phoneme selection step, and FIG. This is input by selecting “hng” of D58).
[0127]
For the special syllable “ng”, “ryw” in FIG. 5 is selected in the phoneme selection step, “*” in FIG. 10 (D9) is selected in the phoneme selection step, and FIG. 20 (D95) is selected in the phoneme selection step. ) Is selected by selecting “ng”.
[0128]
For the special syllable “yo”, “ryw” in FIG. 5 is selected in the initial selection step, “y *” in FIG. 10 (D9) is selected in the phoneme selection step, and FIG. It is input by selecting “yo” in D96).
[0129]
Hereinafter, the processing of the input module 24 of the Chinese input program 23 will be further described with reference to the flowchart of FIG. This flowchart starts when the user operates the mode switching button 15 to set the Chinese input mode, and ends when another input mode is set.
[0130]
Note that the control unit 20 refers to the pointer buffer 22 during execution of this flowchart, and determines which stage of the initial selection step, the final phone selection step, and the final selection step is the input stage at that time. Can be recognized. That is, the input stage is determined as a phoneme selection step if the pointer buffer 22 is NULL, and if any of D1 to D9 is stored in the pointer buffer 22, it is determined as a phoneme selection step and stored in the pointer buffer 22. If any of D11 to D99 is stored, it is determined that the final step is selected.
[0131]
In the first S1, the control unit 20 sets the pointer buffer 22 to NULL and sets the initial selection step.
[0132]
In S <b> 2, the control unit 20 refers to the initial table D (FIG. 8) and displays each candidate initial group on the display unit 12. Then, the display unit 12 is switched to the state shown in FIG.
[0133]
In S3, the control unit 20 stands by until there is an input from the user. If an input is detected, the process proceeds to S4.
[0134]
In S4, the control unit 20 determines whether the input by the user is that the input unit 13 is pressed or other input. Other inputs include operation of the cursor 14, a backward key, and pressing of a key used by the conversion module 25. If the input unit 13 is pressed, the process proceeds to S5. Otherwise, the process proceeds to S15.
[0135]
In S <b> 5, the control unit 20 refers to the pointer buffer 22 and determines which of the initial selection step, the final phone selection step, and the final selection step is the input stage. If it is a phoneme selection step, the process proceeds to S6. If it is a phoneme selection step, the process proceeds to S9. If it is a phoneme selection step, the process proceeds to S12.
[0136]
In S6, the control unit 20 specifies which button of the buttons displayed as shown in FIG. 5 is pressed based on the position pressed by the user in the input unit 13. That is, the control unit 20 specifies which record in the initial table D (FIG. 8) is selected by the user. Then, the control unit 20 displays the “candidate” phonetic group in the identified record on the first display unit 11. For example, if a record whose “candidate” is “bp” is specified, “bp” is stored in the display unit 11.
[0137]
In S7, the control unit 20 sets the input buffer to the phoneme selection step by setting the pointer buffer 22. Specifically, the control unit 20 acquires the value of the “pointer” field of the record specified in S6 in the initial table D (FIG. 8), and writes it in the pointer buffer 22. For example, if a record whose “candidate” is “bp” is specified, “D1” is stored in the pointer buffer 22.
[0138]
In S8, the control unit 20 refers to the value corresponding to the value stored in the pointer buffer 22 in each of the phoneme tables D1 to D9 (FIG. 9), and selects each phoneme group as a candidate. 2 on the display unit 12. Then, one of (D1) to (D9) in FIG. 10 is displayed on the display unit 12. For example, if “D1” is stored in the pointer buffer 22, (D1) in FIG. 10 is displayed. Then, the process returns to S3.
[0139]
In S9, since it was determined in S5 that the input stage is a phoneme selection step, the control unit 20 is based on the position pressed by the user in the input unit 13 as shown in any of FIG. It is determined which of the displayed buttons is pressed. That is, the control unit 20 specifies which record in the phoneme tables D1 to D9 is selected by the user. Then, the control unit 20 displays the “candidate” phoneme group in the specified record on the display unit 11 instead of the initial group displayed on the first display unit 11. For example, if a record whose “candidate” is “b?” Is specified, the phoneme group “b?” Is displayed on the display unit 11 instead of the vocal group “bp” displayed so far. Is done.
[0140]
In S10, the control unit 20 sets the pointer buffer 22 to set the input stage to the final selection step. Specifically, the control unit 20 acquires the value of the “pointer” field of the record specified in S9 in the phonological tables D1 to D9 (FIG. 9) and writes it in the pointer buffer 22. For example, if a record whose “candidate” in the phoneme table D1 is “b?” Is specified, “D11” is stored in the pointer buffer 22.
[0141]
In S11, the control unit 20 refers to the value corresponding to the value stored in the pointer buffer 22 in each syllable table D11 to D99 (FIG. 11), and displays each candidate syllable as the second display. Displayed on the unit 12. Then, one of the display examples of FIGS. 12 to 20 is displayed on the display unit 12. For example, if “D11” is stored in the pointer buffer 22, (D11) in FIG. 12 is displayed. Then, the process returns to S3.
[0142]
In S12, since it is determined in S5 that the input stage is the final selection step, the control unit 20 displays one of the display examples in FIGS. 12 to 20 based on the position pressed by the user in the input unit 13. It is specified which button of the displayed buttons is pressed. That is, the control unit 20 specifies which record in the syllable tables D11 to D99 (FIG. 11) is selected by the user. The “syllable” of the identified record is determined as the syllable input by the user.
[0143]
Furthermore, the control part 20 acquires the kanji corresponding to the said syllable from this conversion module by passing the determined syllable to the conversion module 25. When there are a plurality of candidate kanji characters, for example, the kanji character registered as the first candidate in the conversion module 25 is acquired. Note that the conversion module 25 may select kanji in consideration of syllables input in advance. Then, the control unit 20 displays the kanji acquired from the conversion module 25 on the display unit 11 instead of the phonological group displayed on the first display unit 11.
[0144]
In S <b> 13, the control unit 20 clears the pointer buffer 22 to set the input stage to the initial selection step. That is, the pointer buffer 22 is set to NULL in preparation for the input of the next syllable.
[0145]
In S <b> 14, the control unit 20 refers to the initial table D (FIG. 8) and displays each candidate initial group on the second display unit 12. Then, the display unit 12 is switched to the state shown in FIG. Then, the process returns to S3.
[0146]
On the other hand, in S15, since it is determined in S4 that an input other than the input unit 13 has been made, the control unit 20 further determines whether or not the cursor 14 has been operated. If the cursor 14 is operated, the process proceeds to S16, otherwise the process proceeds to S18.
[0147]
In S16, the control unit 20 determines whether or not the input stage is a final selection step. If any of D11 to D99 is stored in the pointer buffer 22, the input stage is a final selection step. If the input stage is the final selection step, the process proceeds to S17. Otherwise, the process proceeds to S18.
[0148]
In S17, based on the operation of the cursor 14 performed by the user, the control unit 20 determines the tone, performs display including the tone on the second display unit 12, and returns the process to S3. Specifically, the control unit 20 determines that one voice is designated when the upward direction of the cursor 14 is input, and designates two voices when the right direction of the cursor 14 is input. When the downward direction of the cursor 14 is input, it is determined that three voices are specified, and when the left direction of the cursor 14 is input, it is determined that four voices are specified. Then, the control unit 20 associates “1” with one voice, “2” with two voices, “3” with three voices, “4” with four voices, and the syllable table D11- Immediately after “syllable” of D99 (FIG. 11), values “1” to “4” corresponding to the tone are added and displayed on the second display unit 12.
[0149]
For example, when D11 is stored in the pointer buffer 22, if a voice is selected, (D11-1) in FIG. 23 is displayed, and if two voices are selected, the voice in FIG. 23 is displayed. If (D11-2) is displayed and three voices are selected, (D11-3) in FIG. 23 is displayed, and if four voices are selected, (D11-4) in FIG. Is displayed.
[0150]
In the description of S12, it is assumed that “syllabic” is passed to the conversion module 25. However, when a tone is designated by the user, the voice to be sent to the conversion module 25 in S12 is “voice tone”. It is a syllable. In this case, the conversion module 25 selects kanji in consideration of the tone.
[0151]
In S18, the control unit 20 executes a corresponding process based on an operation by the user. For example, if a key used in the conversion module 25 is pressed, processing such as kanji selection and confirmation is executed according to the function defined for the key. Then, the process returns to S3.
[0152]
As described above, in this embodiment, a syllable is determined by three keystrokes. Furthermore, since the tone is determined by operating the cursor 14 after the second keystroke on the input unit 13, the syllable with tone is determined by a total of four operations on the input unit 13 and the cursor 14.
[0153]
Hereinafter, the input of pinyin “dianhuaj” corresponding to “telephone” will be described in more detail with reference to FIGS. 24 and 25. In each of the display examples P01 to P10 in FIGS. 24 and 25, both display portions 11 and 12 are schematically shown.
[0154]
P01 in FIG. 24 is an initial screen in the Chinese input mode. In this P01, each of the initial groups that are candidates in the initial table D is displayed on the second display unit 12. Note that nothing is displayed on the first display unit 11. When the user presses the “dt” button and selects the initial group “dt”, both the display units 11 and 12 are switched to the state of P02.
[0155]
In P02, “dt” is displayed on the first display unit 11, and each phoneme group that is a candidate in the phoneme table D3 is displayed on the second display unit 12. When the user presses the “di *” button to select the phonological group “di *”, both the display units 11 and 12 are switched to the state of P03.
[0156]
In P03, “di *” is displayed on the first display unit 11, and each syllable that is a candidate in the syllable table D33 is displayed on the second display unit 12. When the user depresses the “dian” button and selects the syllable “dian”, the display units 11 and 12 are switched to the state of P04.
[0157]
In P04, “dot”, which is a Chinese character corresponding to the syllable “dian”, is displayed on the first display section 11. On the other hand, the second display unit 12 displays each initial group that is a candidate in the initial table D for input of the next syllable. When the user presses the “gkh” button and selects the initial group “gkh”, both the display units 11 and 12 are switched to the state of P05.
[0158]
In P05, the first display unit 11 displays the Chinese character “dot” corresponding to the input syllable and the newly selected vocal group “gkh”. On the other hand, the second display unit 12 displays each phoneme group that is a candidate in the phoneme table D5. When the user presses the “hu *” button and selects the phonological group “hu *”, both the display units 11 and 12 are switched to the state of P06.
[0159]
In P06, “point hu *” is displayed on the first display unit 11, and each syllable that is a candidate in the syllable table D59 is displayed on the second display unit 12. When the user depresses the “hua” button and selects the syllable “hua”, both the display units 11 and 12 are switched to the state of P07 (FIG. 25).
[0160]
In P07, “telephone” is displayed on the first display unit 11. This is because the syllable “hua” is determined following the “dot” (dian) displayed in P06, so that the conversion module performs the syllable “dian” input earlier and the syllable “hua” input later. This is because of the re-conversion taking both of these into consideration. That is, the Chinese character “phone” corresponding to “dianhua” is displayed. On the other hand, the second display unit 12 displays each initial group that is a candidate in the initial table D for input of the next syllable. When the user presses the “jzhz” button and selects the initial group “jzhz”, both the display units 11 and 12 are switched to the state of P08.
[0161]
In P08, the first display unit 11 displays the Chinese character “phone” corresponding to the input syllable and the newly selected vocal group “jzhz”. On the other hand, the second display unit 12 displays each phoneme group that is a candidate in the phoneme table D6. When the user presses the “j?” Button and selects the phonological group “j?”, Both the display units 11 and 12 are switched to the state of P09.
[0162]
In P09, “phone j?” Is displayed on the first display unit 11, and each syllable that is a candidate in the syllable table D61 is displayed on the second display unit 12. When the user depresses the “ji” button and selects the syllable “ji”, the display units 11 and 12 are switched to the state of P10.
[0163]
In P10, “phone” which is a Chinese character corresponding to the syllable “dianhuaj” is displayed on the first display unit 11. The second display unit 12 displays each initial group that is a candidate in the initial table D in preparation for the next syllable input.
[0164]
In this way, the syllable “dian” is determined only by selecting “dt”, “di *”, and “dian” by three keystrokes. Moreover, the syllable “hua” is determined only by selecting “gkh”, “hu *”, and “hua” by three keystrokes. In addition, the syllable “ji” is determined only by selecting “jzhz”, “j?”, And “ji” by three keystrokes.
[0165]
As described above, any syllable of all the syllables based on the standard pronunciation of the Chinese characters defined in GB 2312 is determined by three keystrokes. Furthermore, by adding syllables other than the above m, n, hng, ng, and yo (io) to the special syllables, kanji other than those defined in GB 2312 can be input.
[0166]
Note that the Chinese input program according to the present embodiment realizes an input procedure based on the final classification method of the present invention, which has been developed by making maximum use of the final classification method based on Chinese phonology. Therefore, this input procedure is natural and familiar to users who use Chinese. That is, a user who uses Chinese can easily understand and use this input procedure.
[0167]
The telephone shown in FIGS. 1 and 2 is a touch panel type mobile phone, but the present invention is also applicable to a normal mobile phone. FIG. 26 is a schematic diagram showing the appearance of a normal mobile phone. This mobile phone has only one liquid crystal display 31. In this case, the display contents of the first display unit 11 that displays the input result and the second display unit 12 that displays the candidate buttons may be displayed on the screen of the liquid crystal display 31. . The user can input Chinese in the same manner as described above by pressing a numeric key serving as the input unit 13 while viewing the display corresponding to the display unit 12 on the liquid crystal display 31.
[0168]
[Second Embodiment]
The present embodiment is characterized in that a Chinese input program including an input module that determines one syllable by two to four keystrokes is implemented in the configuration of the first embodiment. Then, the user can determine one syllable in Chinese by pressing the key twice or four times after setting the mobile phone on which the Chinese input program is installed to the Chinese input mode.
[0169]
In the present embodiment, the syllable final is a single final, a complex final without interphony (aperture complex final), or a complex final with a central tone (simultaneous complex final, abutment complex final, and mouthpiece complex final). ), The number of keystrokes for determining the syllable varies. That is, a syllable including a single syllabary is input with two keystrokes, a syllable including a complex syllabary without interphony is input with three keystrokes, and a syllable including a complex syllabary with intersymbol is input with four keystrokes.
[0170]
FIG. 27 is a schematic diagram showing an initial screen in the Chinese input mode of the present embodiment. When the mobile phone of this embodiment is switched to the Chinese input mode, the second display unit 12 is in the state shown in FIG. In FIG. 27, “bp”, “mf”, “m” are respectively displayed at positions where 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, *, 0, # are displayed in FIG. “dt”, “nl”, “gkh”, “jzhz”, “qchc”, “xshs”, “r zero”, “transform”, “symbol”, and “edit” are displayed. Among these buttons, the buttons “bp”, “mf”, “dt”, “nl”, “gkh”, “jzhz”, “qchc”, “xshs” and “r zero” Corresponds to 9 voice group groups. And a user selects one of these each initial group by the 1st keystroke. When inputting a syllable consisting only of a final (zero vowel syllable), the user presses the “r zero” button.
[0171]
After the first keystroke, the second display unit 12 shifts to the state shown in any of FIGS. Specifically, when “bp” is selected by the first keystroke, “b”, “ba”, “bo”, “bi”, “bu”, “ “p”, “pa”, “po”, “pi”, and “pu” are displayed. That is, “b” and “p” that are the initials and “ba”, “bo”, “bi”, “bu”, “pa”, “po”, “pi”, “Pu” is displayed. If the syllable to be input is a syllable including a simple final, the user can confirm the syllable by pressing the corresponding button. On the other hand, if the syllable to be input is a syllable including a complex final, the user determines the initial by pressing the “b” or “p” button.
[0172]
Note that only the “b” and “p” buttons are shown in italics in FIG. The fact that the button is italic indicates that the syllable cannot be determined only by pressing the button. On the other hand, the fact that the button is not italic indicates that the syllable is confirmed by pressing the button.
[0173]
When “mf” is selected by the first keystroke, “m”, “ma”, “mo”, “me”, “mi”, “mu”, “f” are displayed on the display unit 12. “,“ Fa ”,“ fo ”, and“ fu ”are displayed. That is, “m” and “f” that are the initials and “ma”, “mo”, “me”, “mi”, “mu”, “fa”, “fo”, “Fu” is displayed. If the syllable to be input is a syllable including a simple final, the user can confirm the syllable by pressing the corresponding button. On the other hand, if the syllable to be input is a syllable including a complex final, the user determines the initial by pressing the “m” or “f” button.
[0174]
When “dt” is selected by the first keystroke, “d”, “da”, “de”, “di”, “du”, “t”, “ta” are displayed on the display unit 12. "," Te "," ti ", and" tu "are displayed. That is, “d” and “t” that are the initials and “da”, “de”, “di”, “du”, “ta”, “te”, “ti”, “Tu” is displayed. If the syllable to be input is a syllable including a simple final, the user can confirm the syllable by pressing the corresponding button. On the other hand, if the syllable to be input is a syllable including a complex final, the user determines the initial by pressing the “d” or “t” button.
[0175]
When “nl” is selected by the first keystroke, “n”, “na”, “ne”, “ni”, “nu”, “nv”, “l” are displayed on the display unit 12. “,” “La”, “le / lo”, “li”, “lu”, and “lv” are displayed. That is, “n” and “l” which are the initials and “na”, “ne”, “ni”, “nu”, “nv”, “la”, “le / lo” which are syllables including the simple final. , “Li”, “lu”, and “lv” are displayed. “Le / lo” indicates “le” or “lo”. If the syllable to be input is a syllable including a simple final, the user can confirm the syllable by pressing the corresponding button. On the other hand, if the syllable to be input is a syllable including a complex final, the user determines the initial by pressing the “n” or “l” button.
[0176]
When “gkh” is selected by the first keystroke, “g”, “ga”, “ge”, “gu”, “k”, “ka”, “ke” are displayed on the display unit 12. “,” “Ku,” “h,” “ha,” “he,” and “hu” are displayed. That is, “g”, “k”, and “h” that are the initials and “ga”, “ge”, “gu”, “ka”, “ke”, “ku”, ““ “ha”, “he”, and “hu” are displayed. If the syllable to be input is a syllable including a simple final, the user can confirm the syllable by pressing the corresponding button. On the other hand, if the syllable to be input is a syllable including a complex final, the user determines the initial by pressing a button of the initial “g”, “k” or “h”.
[0177]
When “jzhz” is selected by the first keystroke, “ji”, “ju”, “j / zh”, “zha”, “zhe”, “zhi”, “Zhu”, “z”, “za”, “ze”, “zi”, and “zu” are displayed. That is, “j / zh” and “z” which are the initials and “ji”, “ju”, “zha”, “zhe”, “zhi”, “zhu”, “za” which are syllables including the single final. , “Ze”, “zi”, and “zu” are displayed. “J / zh” represents “j” or “zh”. If the syllable to be input is a syllable including a simple final, the user can confirm the syllable by pressing the corresponding button. On the other hand, if the syllable to be input is a syllable including a complex final, the user selects the initial by pressing a button of the initial “j / zh” or “z”.
[0178]
When “qchc” is selected by the first keystroke, “qi”, “qu”, “q / ch”, “cha”, “che”, “chi”, “Chu”, “c”, “ca”, “ce”, “ci”, and “cu” are displayed. That is, “q / ch” and “c” which are the initials and “qi”, “qu”, “cha”, “che”, “chi”, “chu”, “ca” which are syllables including the single final. , “Ce”, “ci”, and “cu” are displayed. “Q / ch” indicates “q” or “ch”. If the syllable to be input is a syllable including a simple final, the user can confirm the syllable by pressing the corresponding button. On the other hand, if the syllable to be input is a syllable including a complex final, the user selects the initial by pressing a button of the initial “q / ch” or “c”.
[0179]
When “xshs” is selected by the first keystroke, “xi”, “xu”, “x / sh”, “sha”, “she”, “shi”, “shi”, “Shu”, “s”, “sa”, “se”, “si”, and “su” are displayed. That is, “x / sh” and “s”, which are the initials, and “xi”, “xu”, “sha”, “she”, “shi”, “shu”, “sa”, which are syllables including simple finals. , “Se”, “si”, and “su” are displayed. “X / sh” indicates “x” or “sh”. If the syllable to be input is a syllable including a simple final, the user can confirm the syllable by pressing the corresponding button. On the other hand, if the syllable to be input is a syllable including a complex final, the user selects the initial by pressing a button of the initial “x / sh” or “s”.
[0180]
When “r zero” is selected by the first keystroke, “r”, “re”, “ri”, “ru”, “′”, “a”, “a” are displayed on the display unit 12. “o / ^ e”, “e”, “yi”, “wu”, “yu”, and “er” are displayed. That is, “r” which is the initial and “′” which is the zero initial, and “re”, “ri”, “ru”, “a”, “o / ^ e”, “e” which include syllables. "," Yi "," wu "," yu ", and" er "are displayed. “O / ^ e” indicates “o” or “^ e”. If the syllable to be input is a syllable including a simple final, the user can select the syllable by pressing the corresponding button. On the other hand, if the syllable to be input is a syllable including a complex final, the user determines the initial by pressing the button of the initial “r” or the zero initial “′”.
[0181]
When “symbol” is selected by the first keystroke, a button for inputting a symbol is displayed on the display unit 12. Further, when “conversion” or “edit” is pressed by the first keystroke, the mobile phone is switched to a conversion mode or an edit mode, which will be described later.
[0182]
As described above, a syllable including a simple final is input by two keystrokes. On the other hand, a syllable including a complex final is input by three or four keystrokes. That is, a syllable including a complex final with no interphony is input by three keystrokes, and a syllable including a complex final with intersymbol is input by four keystrokes. Hereinafter, input of a syllable including a complex final will be described.
[0183]
FIG. 29 is an explanatory diagram showing the input of a syllable composed of the initial b or p and the complex final. When the user presses the “bp” button in the initial state (number of keystrokes (0)), the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (1). Here, when “b” or “p” is pressed, the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (2).
[0184]
More specifically, when “b” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “bai”, “bei”, “bao”, “ “ban”, “ben”, “bang” and “beng” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can. Note that the “other” button displayed together with the syllable including the opening complex final is used for inputting a special syllable.
[0185]
In the state of the number of keystrokes (2) described above, a syllable including a complex final with interlude is not displayed. From this state, the cursor 14 is used to input a syllable including a complex final with interlude. In the cursor 14, the right direction is assigned to the intermediary i, the downward direction is assigned to the intermediary u, and the left direction is assigned to the intermediary v. Note that the upward direction is assigned without any intervening sound. It should be noted that guidance indicating the contents of assignment for the cursor 14 may be presented to the user.
[0186]
When the right direction of the cursor 14 is designated in the number of keystrokes (2), the syllables “bie”, “biao”, “bian”, “bin”, and “bing” starting with bi are displayed on the display unit 12. Is displayed. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting the desired one of the syllables starting with bi by the fourth keystroke.
[0187]
If the upward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (3), the display unit 12 returns to the state of the number of keystrokes (2) (when b is selected). For this reason, even if the user designates the interlacing i by mistake, for example, the user can return the display unit 12 to the state for inputting a syllable including an open complex final by specifying no interlacing again. it can.
[0188]
On the other hand, when “p” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “pai”, “pei”, “pao”, “pou”, “pou” that are syllables including an open complex final. “pan”, “pen”, “pang” and “peng” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can. On the other hand, when the right direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllables “pie”, “piao”, “pian”, “pin” and “pin” starting with pi are displayed on the display unit 12. ping "is displayed. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with pi by the fourth keystroke.
[0189]
FIG. 30 is an explanatory diagram showing input of a syllable composed of the initial m or f and the complex final. When the user presses the “mf” button in the initial state (number of keystrokes (0)), the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (1). Here, when “m” or “f” is pressed, the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (2).
[0190]
More specifically, when “m” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “mai”, “mei”, “mao”, “ “mou”, “man”, “men”, “mang” and “meng” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can. On the other hand, when the right direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllable “mie”, “miao”, “miu”, “mian”, “ “min” and “ming” are displayed. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can input the syllable by selecting a desired one of these syllables starting with mi in the fourth keystroke.
[0191]
On the other hand, when “f” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “fei”, “fou”, “fan”, “fen”, “ “fang” and “feng” are displayed. The user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke.
[0192]
FIG. 31 is an explanatory diagram showing the input of a syllable composed of the initial d or t and the complex final. When the user presses the “dt” button in the initial state (number of keystrokes (0)), the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (1). Here, when “d” or “t” is pressed, the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (2).
[0193]
More specifically, when “d” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “dai”, “dei”, “dao”, “ “dou”, “dan”, “dang”, “deng” and “dong” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can.
[0194]
On the other hand, when the right direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllables “dia”, “die”, “diao”, “diu”, “ “dian” and “ding” are displayed. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with di in the fourth keystroke. If the downward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the display unit 12 displays syllables “duo”, “dui”, “duan”, and “unun” starting with du. . Note that “dong” in parentheses is also displayed in correspondence with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with du by the fourth keystroke.
[0195]
On the other hand, when “t” is selected in the second keystroke, “tai”, “tei”, “tao”, “tou”, “to”, which are syllables including an open complex final. “tan”, “tang”, “teng”, and “tong” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can.
[0196]
On the other hand, when the right direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the display unit 12 displays syllables “tie”, “tiao”, “tian”, and “ting” starting with ti. Is done. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of these syllables starting with ti by the fourth keystroke. When the downward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the display unit 12 displays the syllables “tuo”, “tui”, “tuan” and “tun” starting with tu. . Note that “tong” in parentheses is also displayed in correspondence with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can input the syllable by selecting a desired one of these syllables starting with tu by the fourth keystroke.
[0197]
FIG. 32 is an explanatory diagram showing the input of a syllable composed of the initial n or l and the complex final. When the user presses the “nl” button in the initial state (number of keystrokes (0)), the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (1). Here, when “n” or “l” is pressed, the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (2).
[0198]
More specifically, when “n” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “nai”, “nei”, “nao”, “ “nou”, “nan”, “nen”, “nang”, “neng”, and “nong” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can.
[0199]
On the other hand, when the right direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the display unit 12 displays the syllables “nie”, “niao”, “niu”, “nian”, “ “nin”, “niang”, and “ning” are displayed. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of these syllables starting with ni by the fourth keystroke.
[0200]
When the downward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the display unit 12 displays syllables “nuo”, “nue” and “nuan” starting with nu. Note that “non” in parentheses is also displayed in correspondence with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with nu in the fourth keystroke.
[0201]
When the left direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllable “nve” starting with nv is displayed on the display unit 12. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can input “nve”, which is a syllable starting with nv, in the fourth keystroke.
[0202]
On the other hand, when “l” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “lai,” “lei,” “lao,” “lou,” “ “lan”, “lang”, “length”, and “long” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can.
[0203]
On the other hand, when the right direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllable “lia”, “lie”, “liao”, “liu”, “ “lian”, “lin”, “liang”, and “ling” are displayed. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting the desired one of the syllables starting with li in the fourth keystroke.
[0204]
When the downward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the display unit 12 displays the syllables “luo”, “lue”, “luan” and “lun” starting with lu. . Note that “long” in parentheses is also displayed in correspondence with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of these syllables starting with lu in the fourth keystroke.
[0205]
When the left direction of the cursor 14 is designated in the number of keystrokes (2), the syllable “lve” starting with lv is displayed on the display unit 12. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine “lve” that is a syllable starting with lv by the fourth keystroke.
[0206]
FIG. 33 is an explanatory diagram showing the input of a syllable composed of the initial g, k, or h and the complex final. When the user presses the “gkh” button in the initial state (number of keystrokes (0)), the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (1). Here, when “g”, “k”, or “h” is pressed, the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (2).
[0207]
More specifically, when “g” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “gai”, “gei”, “gao”, “ “gou”, “gan”, “gen”, “gang”, “geng”, and “gong” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can. On the other hand, when the downward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllable “gua”, “guo”, “guai”, “gui”, “gui” starting with gu is displayed on the display unit 12. “guan”, “gun”, and “guan” are displayed. Incidentally, parenthesized “gong” is also displayed in correspondence with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with gu by the fourth keystroke.
[0208]
On the other hand, when “k” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “kai”, “kei”, “kao”, “kou”, “kou” that are syllables including the aperture complex final. “kan”, “ken”, “kang”, “keng” and “kong” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can. On the other hand, when the downward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllable “kua”, “kuo”, “kuai”, “kui”, “ku” starting with ku is displayed on the display unit 12. “kuan”, “kun”, and “kuang” are displayed. Note that “kong” in parentheses is also displayed in correspondence with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with ku by the fourth keystroke.
[0209]
On the other hand, when “h” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “hai”, “hei”, “hao”, “hou”, “hou” that are syllables including the aperture complex final. “han”, “hen”, “hang”, “hang”, and “hong” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can. On the other hand, when the downward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the display unit 12 displays the syllables “hua”, “huo”, “huai”, “hui”, “hu” starting with “hu”. “huan”, “hun” and “huang” are displayed. Note that “hong” in parentheses is also displayed in correspondence with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with hu by the fourth keystroke.
[0210]
FIG. 34 is an explanatory diagram showing the input of a syllable composed of the initial j, zh or z and the complex final. When the user presses the “jzhz” button in the initial state (number of keystrokes (0)), the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (1). Here, when “j / zh” or “z” is pressed, the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (2). “J / zh” represents “j” or “zh”.
[0211]
More specifically, when “j / zh” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “zhai”, “zhei”, “zhao” that are syllables including an open complex final. , “Zhou”, “zhan”, “zhen”, “zhang”, “zheng” and “zhong” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can.
[0212]
On the other hand, when the right direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllables “jia”, “jie”, “jiao”, “jiu”, “ji” beginning with ji are displayed on the display unit 12. “jian”, “jin”, “jiang”, “jing”, and “jiong” are displayed. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with ji by the fourth keystroke.
[0213]
In addition, when the downward direction of the cursor 14 is specified in the state of the number of keystrokes (2), the syllable “zhua”, “zhuo”, “zhuai”, “zhui”, “zhuan” starting with zhu is displayed on the display unit 12. , “Zhun” and “zhunung” are displayed. Note that “zhong” in parentheses is also displayed in correspondence with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with zhu by the fourth keystroke.
[0214]
When the left direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the display unit 12 displays syllables “jue”, “juan” and “jun” starting with ju. Note that “jiong” in parentheses is also displayed in correspondence with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of these syllables with the fourth keystroke.
[0215]
On the other hand, when “z” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “zai”, “zei”, “zao”, “zou”, “zou” that are syllables including an open complex final. “zan”, “zen”, “zang”, “zeng”, and “zong” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can.
[0216]
On the other hand, when the downward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the display unit 12 displays the syllables “zuo”, “zui”, “zuan”, and “zun” starting with zu. Is done. Note that “zong” with parentheses is also displayed in correspondence with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with zu in the fourth keystroke.
[0217]
FIG. 35 is an explanatory diagram showing the input of a syllable composed of the initial q, ch or c and the complex final. When the user presses the “qchc” button in the initial state (number of keystrokes (0)), the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (1). Here, when “q / ch” or “c” is pressed, the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (2). “Q / ch” indicates “q” or “ch”.
[0218]
More specifically, when “q / ch” is selected in the second keystroke, “chai”, “chao”, “chou”, which are syllables including an open complex final, are displayed on the display unit 12. , “Chang”, “chen”, “chang”, “chang”, and “chong” are displayed. If the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can input the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can.
[0219]
On the other hand, when the right direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllables “qia”, “qie”, “qiao”, “qiu”, “qiu” starting with qi are displayed on the display unit 12. “qian”, “qin”, “qiang”, “qing”, and “qiong” are displayed. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with qi by the fourth keystroke.
[0220]
If the downward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllables “chuo”, “chuai”, “chui”, “chuan”, “chun” starting with chu are displayed on the display unit 12. And “chang” are displayed. In addition, “chong” with parentheses is also displayed corresponding to the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with chu in the fourth keystroke.
[0221]
When the left direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllables “quee”, “quant”, and “quun” are displayed on the display unit 12. Note that “qiong” in parentheses is also displayed in association with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of these syllables with the fourth keystroke.
[0222]
On the other hand, when “c” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “cai”, “cao”, “cou”, “can”, “can” which are syllables including an open complex final. “cen”, “cang”, “ceng” and “cong” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can.
[0223]
In contrast, when the downward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the display unit 12 displays the syllables “cuo”, “cui”, “cuan” and “cun” starting with “cu”. Is done. Note that “cong” in parentheses is also displayed in association with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting the desired one of the syllables starting with cu in the fourth keystroke.
[0224]
FIG. 36 is an explanatory diagram showing the input of a syllable composed of the initial x, sh or s and the complex final. When the user presses the “xshs” button in the initial state (number of keystrokes (0)), the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (1). Here, when “x / sh” or “s” is pressed, the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (2). “X / sh” indicates “x” or “sh”.
[0225]
More specifically, when “x / sh” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “shai”, “shei”, “siao” that are syllables including an open complex final. , “Show”, “shan”, “shen”, “shang”, and “sheng” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can.
[0226]
On the other hand, when the right direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllable “xia”, “xie”, “xiao”, “xiu”, “xiu” starting with xi is displayed on the display unit 12. “xian”, “xin”, “xiang”, “xing”, and “xiong” are displayed. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with xi by the fourth keystroke.
[0227]
In addition, when the downward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllable “shua”, “shuo”, “shuai”, “shui”, “shuan” starting with shu is displayed on the display unit 12. , “Shun” and “shuang” are displayed. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with shu by the fourth keystroke.
[0228]
When the left direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllables “xue”, “xuan”, and “xun” are displayed on the display unit 12. Note that “xiong” in parentheses is also displayed in association with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of these syllables with the fourth keystroke.
[0229]
On the other hand, when “s” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “sai”, “sao”, “sou”, “san”, “san” that are syllables including an open complex final. “sen”, “sang”, “seng” and “song” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can.
[0230]
On the other hand, when the downward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the display unit 12 displays the syllables “suo”, “sui”, “suan” and “sun” starting with su. Is done. Note that “song” in parentheses is also displayed in association with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with su in the fourth keystroke.
[0231]
FIG. 37 is an explanatory diagram showing the input of a syllable composed of the initial r or the zero initial and the complex final. When the user presses the “r zero” button in the initial state (number of keystrokes (0)), the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (1). Here, when “r” or “′” is pressed, the display unit 12 switches to the state of the number of keystrokes (2).
[0232]
More specifically, when “r” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “rao”, “rou”, “ran”, “ “ren”, “rang”, “reng” and “long” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable including these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can.
[0233]
On the other hand, when the downward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the display unit 12 displays the syllables “ruo”, “rui”, “ruan” and “run” starting with ru. Is done. Note that “long” in parentheses is also displayed corresponding to the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with these ru by the fourth keystroke.
[0234]
On the other hand, when “′” is selected in the second keystroke, the display unit 12 displays “ai”, “ei”, “ao”, “ou”, “ “an”, “en”, “ang”, “eng” and “ong” are displayed. Then, if the syllable to be input is a syllable composed of these open diphragms, the user can determine the syllable by selecting a desired one of them by the third keystroke. it can.
[0235]
On the other hand, when the right direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllable “ya”, “ye”, “yao”, “you”, “ “yan”, “yin”, “yang”, “ying” and “yong” are displayed. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting the desired one of these syllables starting with y by the fourth keystroke.
[0236]
When the downward direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the syllable “wa”, “wo”, “wai”, “wei”, “wan” starting with w is displayed on the display unit 12. , “Wen”, “wang” and “weng” are displayed. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of the syllables starting with w by the fourth keystroke.
[0237]
When the left direction of the cursor 14 is designated in the state of the number of keystrokes (2), the display unit 12 displays syllables “yue”, “yuan”, and “yun”. In addition, “ong” in parentheses is also displayed in correspondence with the phonetic alphabet. This is the state of the number of keystrokes (3). The user can determine the syllable by selecting a desired one of these syllables with the fourth keystroke.
[0238]
As described above, first, one of the initial groups is selected by the first keystroke as in the first embodiment. If the final syllable of the syllable to be input is a single final, the syllable is determined by the second keystroke. On the other hand, if the final syllable of the syllable to be input is a complex final, only the initial syllable is determined by the second keystroke. If the final syllable of the syllable to be input is an open complex final, the syllable is determined by the third keystroke. On the other hand, if the final syllable of the syllable to be input is a complex final other than the aperture complex final, the interphony of the complex final is designated by the third keystroke. Then, a syllable including a complex final other than the aperture complex final is determined by the fourth keystroke after the above-described interphone is designated.
[0239]
Next, kanji conversion according to this embodiment will be described. In addition, the Chinese input mode for Chinese input further includes a reading input mode for inputting readings by Pinyin and phonetic characters, a kanji conversion mode for converting input readings to kanji, and editing the input kanji strings. The document editing mode is subdivided. The reading input mode is switched to the kanji conversion mode when the “conversion” button is pressed in the initial state (FIG. 27).
[0240]
FIG. 38 is an explanatory diagram showing switching between the reading input mode and the kanji conversion mode. The reading input mode is switched to the kanji conversion mode when the “conversion” button displayed in the initial state is pressed. In the kanji conversion mode, kanji corresponding to the input reading (syllables) is displayed on the display unit 12 as ten buttons. The user can determine the kanji by selecting a desired one of the displayed kanji. When the kanji is determined, the kanji conversion mode is switched to the reading input mode.
[0241]
In the kanji conversion mode, “input” and “shift” buttons are displayed in addition to the above kanji. When the “input” button is pressed, the kanji conversion mode is switched to the reading input mode. The “shift” button is used together with the cursor 14.
[0242]
The cursor 14 is used for tone specification and cursor movement in the reading input mode. That is, when the syllable is not confirmed, it can be used to specify the tone as in the first embodiment, and when the syllable is confirmed, it can be used to move the cursor position in the already input character string.
[0243]
On the other hand, the cursor 14 is used for display control of candidate Chinese characters in the Chinese character conversion mode. In addition, the order according to the use frequency is attached | subjected to the candidate Chinese character. Then, for example, up to 10 kanji characters can be displayed simultaneously in order of frequency of use, and when there are more than 10 kanji characters, the user operates the cursor 14 to Kanji characters that are not displayed at that time can be displayed.
[0244]
Specifically, when the upward direction of the cursor 14 is designated, ten kanji characters that are used more frequently than the kanji characters that have been displayed are displayed. When the downward direction of the cursor 14 is designated, ten kanji characters that are used less frequently than the kanji characters that have been displayed are displayed.
[0245]
Further, when the cursor is designated upward after the “shift” button is pressed, 10 characters are displayed in order from the most frequently used one. When the downward direction of the cursor 14 is designated after the “shift” button is pressed, 10 characters are displayed in order from the least frequently used one.
[0246]
When kanji conversion is performed in units of words instead of units of characters, the user can move the word to be selected for the same phonetic character to the left by designating the cursor 14 to the left. By designating the right direction of the cursor 14, the word to be selected for the same phonetic character can be moved to the right in character units. Further, by designating the left direction of the cursor 14 after the “shift” button is pressed, the word to be selected for the same phonetic character can be moved to the left in units of words, and the cursor is pressed after the “shift” button is pressed. By designating the right direction of 14, the word that is the target of the same phonetic character selection can be moved to the right in units of words.
[0247]
FIG. 39 is an explanatory diagram showing switching between the reading input mode and the document editing mode. The reading input mode is switched to the document editing mode when the “edit” button displayed in the initial state is pressed. In this document editing mode, the display unit 12 displays “cut”, “copy”, “paste”, “undo”, “search”, “replace”, “range”, “tab”, “insert”, “input”. "," Blank "and" shift "buttons are displayed. Use the “Cut”, “Copy”, “Paste”, “Undo”, “Search”, “Replace”, “Range”, “Tab”, “Insert”, and “Blank” buttons. A person can edit a document in the same manner as a normal editor program.
[0248]
The “input” button is used for mode switching. That is, the document editing mode is switched to the reading input mode when the “input” button is pressed. The “shift” button is used in combination with the cursor 14. Specifically, when the left direction of the cursor 14 is designated after the “shift” button is pressed, the cursor moves to the beginning of the line. When the right direction of the cursor 14 is designated after the “shift” button is pressed, the cursor moves to the end of the line. When the upward direction of the cursor 14 is designated after the “shift” button is pressed, the cursor moves to the beginning of the sentence. When the downward direction of the cursor 14 is designated after the “shift” button is pressed, the cursor moves to the end of the sentence. Furthermore, the user can use functions such as word registration, dictionary selection, and simplified / traditional character switching by operating the “shift” button in combination with other buttons.
[0249]
Hereinafter, with reference to the flowchart of FIG. 40, the process of the Chinese input program of this embodiment is further demonstrated. This flowchart starts when the user sets the Chinese input mode and ends when the Chinese input mode is canceled. Note that the control unit 20 performs reading input by switching the three input stages of selection of initials, selection of simple finals, and selection of complex finals.
[0250]
After the start of the flowchart of FIG. 40, first, the input stage is set to the initial selection (S101), and each initial group is displayed on the display unit 12 as shown in FIG. 27 (S102). Then, the control unit 20 waits until an input is made by the user (S103). When an input is made, the process branches depending on whether the input is a reading input or a cursor operation (S104). Specifically, when the input is a reading input or a cursor operation, a reading input process (S105) described later with reference to FIG. 41 is executed. After this reading input is executed, the process returns to S103.
[0251]
On the other hand, if the input is a “conversion” button press (S106; Yes), a kanji conversion process described later with reference to FIG. 42 is executed. If the “edit” button is pressed (S107; Yes), A document editing process described later with reference to FIG. 43 is executed. If the input does not correspond to any of the above, processing corresponding to the input (processing assigned to the pressed button) is performed (S108).
[0252]
Hereinafter, the reading input process will be described with reference to the flowchart of FIG. First, the process branches according to the set input stage (S201). That is, the control unit 20 advances the process to S202 if the input stage is the initial selection, advances the process to S207 if the single final is selected, and advances the process to S214 if the complex final is selected.
[0253]
When the input stage is selection of the initials, if the input made in the process of the flowchart of FIG. 40 is not an operation on the cursor 14 (S202; No), the control unit 20 identifies the initial group specified by the input. Is displayed on the display unit 12 (S203). That is, any one of FIG. 28 is displayed. Then, the control unit 20 sets the input stage to monophonic selection (S204), and the second display unit 12 displays the combination of the specified initial of the initial group and the final final group in italic notation of the initial initial. At the same time, a syllable composed of the initial and single final of the specified initial group is displayed (S205). And the control part 20 complete | finishes the process of the flowchart of FIG. 41 (a process returns to S103 of FIG. 40).
[0254]
When the input stage is simple final selection, if the input made in the process of the flowchart of FIG. 40 does not specify a combination of the initial and complex final groups (S207; No), the control unit 20 performs the input. A syllable including a simple syllable is specified according to, and a Chinese character corresponding to this syllable is displayed on the first display unit 11 (S208). Then, the control unit 20 sets the input stage to the initial selection (S209), and displays each initial group on the second display unit 12 (S210). And the control part 20 complete | finishes the process of the flowchart of FIG. 41 (a process returns to S103 of FIG. 40).
[0255]
When the input stage is simple final selection, if the input made in the process of the flowchart of FIG. 40 specifies a combination of the initial and complex final groups (S207; Yes), the control unit 20 performs the input. In accordance with the above, the combination of the initial and the complex final group is specified (S211), the input stage is set to the complex final selection (S212), and the syllable including the open complex final is displayed on the second display unit 12 (S213). And the control part 20 complete | finishes the process of the flowchart of FIG. 41 (a process returns to S103 of FIG. 40).
[0256]
If the input stage is a complex final selection and the input made in the process of the flowchart of FIG. 40 is not an operation on the cursor 14 (S214; No), the control unit 20 identifies a syllable including a complex final according to the input. Then, the kanji corresponding to this syllable is displayed on the first display unit 11 (S215). Then, the control unit 20 sets the input stage to the initial selection (S216), and displays each initial group on the second display unit 12 (S217). And the control part 20 complete | finishes the process of the flowchart of FIG. 41 (a process returns to S103 of FIG. 40).
[0257]
If the input stage is a complex final selection and the input made in the process of the flowchart of FIG. 40 is an operation on the cursor 14 (S214; Yes), the control unit 20 changes the direction of the cursor 14 designated by the operation. In response, the syllable including the complex final with interlude is displayed on the second display unit 12 (S218). And the control part 20 complete | finishes the process of the flowchart of FIG. 41 (a process returns to S103 of FIG. 40).
[0258]
With the above processing, the syllable is fixed and the kanji corresponding to the syllable is displayed on the first display unit 11. Furthermore, when the displayed kanji is different from the desired one (the tone is different), the user can call the desired kanji by specifying the tone with the cursor 14. Processing of the control unit 20 in specifying the tone will be described. That is, when the input stage is selection of the initial, if the input made in the process of the flowchart of FIG. 40 is an operation on the cursor 14 (S202; Yes), the control unit 20 is displayed on the first display unit 11. The kanji that has been deleted is deleted, and the kanji corresponding to the tone specified by the operation on the cursor 14 is displayed on the display unit 11 (S206).
[0259]
Next, the kanji conversion process will be described with reference to FIG. This Kanji conversion process is executed when the input made in the reading input mode is a press of the “convert” button (S106 in FIG. 40; Yes). First, the control unit 20 displays a plurality of the same phonetic characters corresponding to the last input syllable on the second display unit 12 (S301 in FIG. 42). Then, the control unit 20 waits until an input is made by the user (S302). When an input is made, the control unit 20 branches the process depending on whether or not this input designates a Chinese character and confirms conversion (S303).
[0260]
If the input specifies kanji (S303; Yes), the control unit 20 determines the specified kanji as the kanji corresponding to the input syllable (S304), and returns the process to S101 in FIG.
[0261]
When kanji conversion is performed in units of words instead of characters, the control unit 20 determines the designated kanji as the kanji corresponding to the input syllable (S304), and then the processing is performed as shown in FIG. Without returning to S101, the same syllable candidate for the next syllable is displayed, and the process returns to S302 to continue the kanji selection process.
[0262]
Even if kanji conversion is performed in units of characters, after confirming the kanji corresponding to the current syllable (S304), the process does not return to S101 in FIG. 40, and the kanji following the kanji confirmed in S304 is predicted. There are also specifications that display candidates and return to S302 to continue the kanji selection process.
[0263]
On the other hand, if the input does not specify kanji (S303; No), the control unit 20 branches the process depending on whether or not the input specifies switching to the reading input mode (S305). ). Specifically, when the input designates switching to the reading input mode (S305; Yes), the control unit 20 returns the process to S101 in FIG. In other cases (S305; No), a process corresponding to the input is performed (S306), and the process returns to S302.
[0264]
Next, the document editing process will be described with reference to FIG. This document editing process is executed when the input made in the reading input mode is a press of the “edit” button (S107 in FIG. 40; Yes). First, the control unit 20 displays an initial screen in the document editing mode on the second display unit 12 (S401). Then, the control unit 20 waits until an input is made by the user (S402). When an input is made, the control unit 20 branches the process depending on whether or not the input is a press of a “shift” button (S403).
[0265]
If the input is pressing of the “shift” button (S403; Yes), the control unit 20 displays a button indicating an editing function not displayed on the initial screen on the second display unit 12 (S404), and processing To S402.
[0266]
On the other hand, if the input is not a press of the “shift” button (S403; No), the control unit 20 branches the process depending on whether or not the input specifies switching to the reading input mode ( S405). Specifically, when the input specifies switching to the reading input mode (S405; Yes), the control unit 20 returns the process to S101 in FIG. In other cases (S405; No), a process corresponding to the input is performed (S406), and the process returns to S402.
[0267]
As described above, the reading input, conversion, and editing processes are executed in accordance with the user's operation. The user operates the mobile phone to confirm and input Chinese syllables, select and determine the desired one from the list of multiple kanji corresponding to the syllable, and edit the sentence composed of the determined kanji can do.
[0268]
In the above description, the kanji conversion is performed based on the syllable after the syllable is determined. Not limited to this, the Chinese input program of the present embodiment can convert these initials into Chinese words or phrases when the user inputs only a plurality of syllable initials.
[0269]
In order to input only the syllable phoneme, the user selects a phoneme group by pressing a button including a desired phoneme to be input in the initial state of reading input shown in FIG. . Then, one (corresponding to the selected initial group) in FIG. 28 is displayed on the second display unit 12. In this state, the initials belonging to the selected initial group are sequentially assigned to the upward, rightward, downward, and leftward directions of the cursor 14. Then, the user can confirm the input target by operating the cursor 14.
[0270]
FIG. 44 is an explanatory diagram showing assignment of the initial to the cursor. As shown in FIG. 44, for example, when the initial group of dt is selected on the initial screen of reading input (FIG. 27), “d” and “t” "Is assigned to each. When a gkh initial group is selected, “g”, “k”, and “h” are assigned to the upward, rightward, and downward directions of the cursor 14, respectively. When the jzhz initial group is selected, “j”, “zh”, and “z” are respectively assigned to the upward, rightward, and downward directions of the cursor 14. Even when another initial group is selected, assignment to the cursor 14 is performed in the same manner as described above. When r-zero phone group is selected, “r”, “′”, “y”, and “w” are respectively assigned to the upward, rightward, downward, and leftward directions of the cursor 14.
[0271]
By using the cursor 14 in this way, the user can confirm and input the initial character with two keystrokes. That is, the initial group is selected by the first keystroke, and the initial is determined by the second keystroke.
[0272]
For example, when inputting “telephone” (dian, hua, ji), the user first selects the initial group of dt and then specifies the upward direction of the cursor 14 to input the initial d. Next, the user inputs the initial h by selecting the downward direction of the cursor 14 after selecting the initial group of gkh. Next, the user inputs the initial j by designating the upward direction of the cursor 14 after selecting the initial group of jzhz. Then, the Chinese input program specifies “phone” as a corresponding word based on d · h · j input as described above, and displays it on the first display unit 11.
[0273]
(Supplementary note 1) By identifying whether the final word in the Chinese syllable to be input corresponds to a single final word, an open complex final, a simultaneous complex final, a joint complex final, or a mouthful complex final , The procedure to narrow down the syllables that are candidates for the input target syllable,
A Chinese input program that is executed by a computer.
[0274]
(Appendix 2) A computer,
The input target is identified by specifying whether the final syllabary in the Chinese syllable to be input is a single final, a double complex, a simultaneous complex, a joint complex, or a mouth complex. A storage unit storing a Chinese input program for causing the computer to execute a procedure for narrowing down syllables that are candidates of syllables of
Chinese input device characterized by comprising.
[0275]
(Supplementary note 3) By specifying whether the final syllabary in the Chinese syllable to be input corresponds to a simple final, an aperture complex, a simultaneous complex, a joint complex, or a mouth complex , The procedure to narrow down the syllables that are candidates for the input target syllable,
A Chinese input method characterized by causing a computer to execute the method.
[0276]
(Supplementary note 4) By specifying whether the final syllabary in the Chinese syllable to be input corresponds to a simple final, an open complex, a simultaneous complex, a joint complex, or a mouth complex , The procedure to narrow down the syllables that are candidates for the input target syllable,
A computer-readable medium storing a Chinese input program to be executed by a computer.
[0277]
(Supplementary Note 5) A first presentation procedure for presenting each vocal group when the Chinese initial is classified into a plurality of initial groups;
A vocal group identification procedure for identifying one vocal group from each of the vocal groups;
A phoneme group created for each phoneme group belonging to the phoneme group specified in the phoneme group specifying procedure when Chinese phonemes are classified into a plurality of phoneme groups, the phoneme and each phoneme group A second presentation procedure for presenting a phoneme group including each of the phoneme groups that can be used subsequently to the phoneme of
A phoneme group specifying procedure for specifying one phoneme group from each of the phoneme groups;
A third presentation procedure for presenting syllable determination information including the finals belonging to each final group included in the phoneme group specified by the phoneme group specification procedure;
A syllable composed of the specified final and the initial included in the phonological group specified in the phonological group specifying procedure by specifying one final among the finals included in the syllable determination information. A syllable determination procedure for determining as a syllable to be input,
A Chinese input program that is executed by a computer.
[0278]
(Supplementary Note 6) An acquisition procedure for acquiring Chinese characters based on the syllable determined in the syllable determination procedure,
The Chinese input program according to appendix 5, which is further executed by the computer.
[0279]
(Supplementary note 7) Each of the final group includes a simple final, an aperture complex final, a uniform complex final, a joint complex final, and a mouthful complex final.
The Chinese input program according to appendix 5 or 6, characterized in that it is configured at least.
[0280]
(Supplementary Note 8) The syllable determination information also includes special syllables that are syllables other than syllables expressed by the initials belonging to the initial group and the finals belonging to the final group.
The Chinese input program according to any one of appendices 5 to 7, wherein
[0281]
(Supplementary note 9) The Chinese input program according to any one of supplementary notes 5 to 8, further causing the computer to execute a tone specifying procedure for specifying a tone corresponding to a syllable to be input.
[0282]
(Supplementary Note 10) The tone specifying procedure is executed after the phoneme specifying procedure,
In the third presentation procedure, the tone specified by the tone specifying procedure is included in the syllable determination information and presented.
The Chinese input program according to appendix 9, wherein
[0283]
(Supplementary note 11)
a first initial group including two initials corresponding to b and p,
a second initial group including two initials corresponding to m and f,
a third initial group including two initials corresponding to d and t respectively;
a fourth initial group including two initials corresponding to n and l respectively;
a fifth initial group including three initials corresponding to g, k, and h,
a sixth initial group including three initials corresponding to j, zh, and z respectively;
a seventh initial group including three initials corresponding to q, ch, and c,
an eighth initial group including three initials corresponding to x, sh, and s respectively;
From the initial corresponding to r and the ninth initial group including the zero initial,
The Chinese input program according to any one of appendices 1 to 10, which is configured at least.
[0284]
(Supplementary Note 12) The second presentation procedure includes a phoneme group in which a phoneme corresponding to b and a simple phoneme are associated with each other when the first phoneme group is specified in the phoneme group specifying procedure, b A phoneme group that associates a phoneme corresponding to vowel with an open diphragm, a phoneme group that associates a phoneme corresponding to b with a homologous diphragm, and a voice that associates a phoneme corresponding to p with a monophone. Presenting a rhyme group, a phoneme group corresponding to a phoneme corresponding to p and an aperture complex final, and a phoneme group corresponding to a phoneme corresponding to p and a simultaneous complex final.
When the second initial group is specified in the above initial group specifying procedure, the initial group corresponding to m and the single final is associated with the initial group corresponding to m, and the initial corresponding to m and the open complex final. A phoneme group, a phoneme group corresponding to m and a homologous complex final, a phoneme group corresponding to a phoneme corresponding to f, and a phoneme and opening corresponding to f. Present a phoneme group that corresponds to a complex mother,
When the third initial group is specified by the above initial group specifying procedure, the initial group corresponding to the initial corresponding to d and the final final final pattern are associated with each other. A phoneme group, a phoneme group corresponding to a homologous diphragm and a phoneme group corresponding to d, a phoneme group corresponding to a phoneme corresponding to d and a joint diphragm, a phoneme corresponding to t, and a simple final A phoneme group corresponding to t, a phoneme group corresponding to the opening complex final, a phoneme group corresponding to t and a simultaneous complex final, and t Present a phoneme group that corresponds the corresponding phoneme to the apologetic compound,
When the fourth initial group is specified in the above initial group specifying procedure, the initial group corresponding to the initial initial corresponding to n is associated with the initial final corresponding to the initial final corresponding to n. Phonological group, a phonological group corresponding to n and a diabolic complex, a phonological group corresponding to n, a singular complex, and a singing complex, respectively, A phoneme group in which the corresponding phoneme is associated with a simple final, a phoneme group in which a phoneme corresponding to l is associated with an open complex final, a phoneme in which a phoneme corresponding to l is associated with a homologous complex final Present a group, and a phoneme group in which the phoneme corresponding to l is associated with the abutment complex and the gait complex final,
When the fifth initial group is specified in the above initial group specifying procedure, the initial group corresponding to g and the simple final is associated with the final group corresponding to g and the open complex final. A phoneme group, a phoneme group corresponding to g and a complex diphragm, a phoneme group corresponding to a phoneme corresponding to k and a simple final, a phoneme corresponding to k and an aperture diphragm A phoneme group corresponding to k, a phoneme group corresponding to k and a joint diphragm, a phoneme group corresponding to a phoneme corresponding to h and a single rhyme, a phoneme and opening corresponding to h Present a phoneme group that corresponds to a complex final, and a phoneme group that corresponds to a phonetic equivalent to h and an abutment complex final.
When the 6th initial group is specified by the above initial group specifying procedure, the initial group corresponding to j is the corresponding phoneme group corresponding to j, and the initial corresponding to j is associated with the same period complex final. A phoneme group corresponding to j, a phoneme group corresponding to a singing mouth complex final, a phoneme group corresponding to a phoneme corresponding to zh and a simple final, and a phoneme corresponding to zh A phoneme group corresponding to a final, a phoneme group corresponding to a phoneme corresponding to zh and an abutment complex final, a phoneme group corresponding to a phoneme corresponding to z and a single final, a phoneme corresponding to z Presents a phoneme group that associates a vowel and an open diphragm, and a phoneme group that associates a phoneme corresponding to z and a joint diphragm,
When the seventh initial group is specified by the above initial group specifying procedure, the first and second final phone groups correspond to q, and the first corresponding to q and the same complex double final. A phoneme group corresponding to q, a phoneme group corresponding to a shooting mouth complex final, a phoneme group corresponding to a phoneme corresponding to ch and a simple final, a phoneme corresponding to ch and an aperture complex. A phoneme group corresponding to a final name, a phoneme group corresponding to a phoneme corresponding to ch and a joint diphragm, a phoneme group corresponding to a phoneme corresponding to c and a simple final, a phoneme corresponding to c Presents a phoneme group that associates a vowel and an aperture complex final, and a phoneme group that associates a phoneme corresponding to c and a joint complex final.
When the 8th initial group is specified by the above initial group specifying procedure, the initial group corresponding to x is equivalent to the final group, and the initial corresponding to x is equivalent to the simultaneous complex final. A phoneme group corresponding to x, a phoneme group corresponding to the singing mouth complex final, a phoneme group corresponding to the shone corresponding to sh, and a phoneme group corresponding to sh. A phoneme group corresponding to a final name, a phoneme group corresponding to a shone corresponding to sh and an abutment complex final, a phoneme group corresponding to a phoneme corresponding to s and a simple final, a phoneme corresponding to s Presents a phoneme group that associates a vowel and an open diphragm, and a phoneme group that associates a vowel corresponding to s and a joint diphragm,
When the ninth group is identified by the above-mentioned procedure for identifying the initial group, the initial group corresponding to r is associated with the central group corresponding to r, the initial group corresponding to r is associated with the open complex final. Phoneme group, phoneme group corresponding to r and a complex diphragm, phoneme group consisting of monophonic mothers without voice, phoneme group consisting of open polyphonic mothers without voice, Present a phonological group consisting of a diabolic complex, a phonological group consisting of a joint diphragm without an initial, and a phonological complex consisting of a mouthful complex without a central
The Chinese input program according to supplementary note 11, wherein
[0285]
(Additional remark 13) The input part which has a key, The display part which displays information,
First presenting means for displaying on the display unit each of the initial groups in association with the keys of the input unit when the Chinese initials are classified into a plurality of initial groups;
When a key associated with the initial group is pressed, the initial group specifying means for specifying one initial group from the individual initial groups;
A phoneme group created for each phoneme group belonging to the phoneme group specified by the phoneme group specifying means when the Chinese phonemes are classified into a plurality of phoneme groups, wherein the phoneme and each phoneme group A second presentation means for displaying a phoneme group including each of the phoneme groups that can be used subsequently to the phoneme in association with a key of the input unit on the display unit;
Phoneme group specifying means for specifying one phoneme group from each phoneme group when a key associated with the phoneme group is pressed;
Third presentation means for displaying, on the display unit, syllable determination information including a final name belonging to each final name group included in the phoneme group specified by the phoneme group specifying means in association with a key of the input unit. When,
When a key associated with the syllable determination information is pressed, by specifying one final from among the finals included in the syllable determination information, the specified final and the phoneme group specifying means A syllable determination means for determining a syllable composed of a phoneme included in the phonological group specified in
Chinese input device characterized by comprising.
[0286]
(Appendix 14)
A first presentation procedure for presenting each initial group when the Chinese initial is classified into a plurality of initial groups;
A vocal group identification procedure for identifying one vocal group from each of the vocal groups;
A phoneme group created for each phoneme group belonging to the phoneme group specified in the phoneme group specifying procedure when Chinese phonemes are classified into a plurality of phoneme groups, the phoneme and each phoneme group A second presentation procedure for presenting a phoneme group including each of the phoneme groups that can be used subsequently to the phoneme of
A phoneme group specifying procedure for specifying one phoneme group from each of the phoneme groups;
A third presentation procedure for presenting syllable determination information including the finals belonging to each final group included in the phoneme group specified by the phoneme group specification procedure;
A syllable composed of the specified final and the initial included in the phonological group specified in the phonological group specifying procedure by specifying one final among the finals included in the syllable determination information. A syllable determination procedure for determining as a syllable to be input,
A Chinese input method characterized by causing a computer to execute the method.
[0287]
(Additional remark 15) The 1st presentation procedure which presents each initial group when the Chinese initial is classified into a plurality of initial groups;
A vocal group identification procedure for identifying one vocal group from each of the vocal groups;
A phoneme group created for each phoneme group belonging to the phoneme group specified in the phoneme group specifying procedure when Chinese phonemes are classified into a plurality of phoneme groups, the phoneme and each phoneme group A second presentation procedure for presenting a phoneme group including each of the phoneme groups that can be used subsequently to the phoneme of
A phoneme group specifying procedure for specifying one phoneme group from each of the phoneme groups;
A third presentation procedure for presenting syllable determination information including the finals belonging to each final group included in the phoneme group specified by the phoneme group specification procedure;
A syllable composed of the specified final and the initial included in the phonological group specified in the phonological group specifying procedure by specifying one final among the finals included in the syllable determination information. A syllable determination procedure for determining as a syllable to be input,
A computer-readable medium storing a Chinese input program to be executed by a computer.
[0288]
(Supplementary Note 16) A first presenting procedure for presenting each initial group when a Chinese initial is classified into a plurality of initial groups;
A first identifying procedure for identifying one of the initial groups;
A second presentation procedure for presenting a phoneme belonging to the initial group specified by the first specific procedure, and a simple vowel syllable composed of the initial and the final phoneme;
A second identifying procedure for identifying one of the initials and monophonic syllables presented in the second presenting procedure;
A first syllable determination procedure for determining a single syllable syllable as an input target syllable when a monophonic syllable is specified in the second specifying procedure;
A third presentation procedure for presenting an aperture complex vowel syllable composed of the initial and a complex diphragm when the initial is identified in the second identification procedure;
When the syllable to be input includes an aperture complex final, one of the aperture complex syllables presented in the third presentation procedure is specified, and the syllable to be input is a complex final other than the aperture complex final A third specifying procedure for specifying the interstitial sound,
A second syllable determination procedure for determining an open complex syllable as a syllable to be input when an open complex syllable is identified in the third identifying procedure;
A fourth presenting procedure for presenting a complex vowel syllable composed of a complex final containing the interstitial and a final identified by the second specific procedure when a common tone is identified by the third specific procedure; ,
A third syllable determination procedure for determining, as an input target syllable, one of the complex syllable syllables presented in the fourth presentation procedure;
A Chinese input program that is executed by a computer.
[0289]
(Supplementary Note 17) An acquisition procedure for acquiring Chinese characters based on the syllable determined by the syllable determination procedure,
The Chinese input program according to supplementary note 16, which is further executed by the computer.
[0290]
(Supplementary Note 18) Based on the syllables corresponding to the Chinese characters acquired by the acquisition procedure and the specified tone, the re-conversion procedure for acquiring the corresponding Chinese characters,
The Chinese input program according to appendix 17, wherein the program is further executed by the computer.
[0291]
(Additional remark 19) The initial determination process which determines the initials specified by the said 2nd specific procedure as the initial target of input,
A character string acquisition procedure for acquiring a Chinese character string based on a plurality of phonemes determined by performing the phonetic determination procedure a plurality of times.
Furthermore, the Chinese input program according to any one of supplementary notes 16 to 18, which is executed by the computer.
[0292]
(Supplementary note 20) a first input unit that can designate at least one of twelve ways, a second input unit that can designate at least one of three ways, a display unit that displays information, A control unit that executes processing according to a program;
A first presentation procedure for displaying each vocal group in the display unit in association with the first input unit when the Chinese initial group is classified into a plurality of vocal groups, and an operation for the first input unit Based on the first specified procedure for specifying one of the initial groups, the initial belonging to the initial group specified in the first specified procedure, and the simpler consisting of the initial and the final final. A second presentation procedure for displaying a vowel syllable in association with the first input unit on the display unit; and one of the initial and first phoneme syllable presented in the second presentation procedure, A second specifying procedure that is specified based on an operation on one input unit; and when a monophonic syllable is specified in the second specifying procedure, the first specifying syllable is determined as an input target syllable Syllable determination procedure, and When the initial is specified by the specifying procedure of 2, the open complex syllable composed of the initial and the complex open vowel is displayed on the display unit in association with the first input unit, and the interphony is displayed in the second unit. A third presentation procedure to be displayed on the display unit in association with the input unit, and one of the aperture complex syllables presented in the third presentation procedure when the input syllable includes an aperture complex final Is determined based on an operation on the first input unit, and when the syllable to be input includes a complex final other than an open complex final, the intermediary is determined based on the operation on the second input unit. A third specifying procedure for specifying, a second syllable determining procedure for determining an open complex syllable syllable as an input target syllable when an apertured complex syllable is specified in the third specifying procedure, If the intermediary sound is identified in the 3 specific procedures, A fourth presentation procedure for displaying a complex vowel syllable composed of a complex vowel including a sound and the initial specified in the second specific procedure on the display unit in association with the first input unit; Chinese that causes a computer to execute a third syllable determination procedure for determining one of the complex syllables presented in the presenting procedure as an input target syllable based on an operation on the first input unit. A storage unit storing the input program,
Chinese input device characterized by comprising.
[0293]
(Supplementary note 21) The Chinese input program includes a conversion candidate presentation procedure for displaying a plurality of Chinese characters corresponding to the syllable determined in the syllable determination procedure on the display unit in association with the first input unit. A character determination procedure for determining one of Chinese characters presented in the conversion candidate presentation procedure as an input target character based on an operation on the first input unit; Execute
The Chinese character input device according to appendix 20, characterized in that.
[0294]
(Supplementary Note 22) The Chinese input program further includes an editing function presentation procedure for displaying an identifier indicating a function of editing a Chinese document on the display unit in association with the first input unit, and Execute
The Chinese character input device according to appendix 20 or 21, characterized in that.
[0295]
(Additional remark 23) The 1st presentation procedure which presents each initial group when the Chinese initial is classified into a plurality of initial groups;
A first identifying procedure for identifying one of the initial groups;
A second presentation procedure for presenting a phoneme belonging to the initial group specified by the first specific procedure, and a simple vowel syllable composed of the initial and the final phoneme;
A second identifying procedure for identifying one of the initials and monophonic syllables presented in the second presenting procedure;
A first syllable determination procedure for determining a single syllable syllable as an input target syllable when a monophonic syllable is specified in the second specifying procedure;
A third presentation procedure for presenting an aperture complex vowel syllable composed of the initial and a complex diphragm when the initial is identified in the second identification procedure;
When the syllable to be input includes an aperture complex final, one of the aperture complex syllables presented in the third presentation procedure is specified, and the syllable to be input is a complex final other than the aperture complex final A third specifying procedure for specifying the interstitial sound,
A second syllable determination procedure for determining an open complex syllable as a syllable to be input when an open complex syllable is identified in the third identifying procedure;
A fourth presenting procedure for presenting a complex vowel syllable composed of a complex final containing the interstitial and a final identified by the second specific procedure when a common tone is identified by the third specific procedure; ,
A third syllable determination procedure for determining, as an input target syllable, one of the complex syllable syllables presented in the fourth presentation procedure;
A Chinese input method characterized by causing a computer to execute the method.
[0296]
(Supplementary Note 24) A first presentation procedure for presenting each of the initial groups when the Chinese initials are classified into a plurality of initial groups;
A first identifying procedure for identifying one of the initial groups;
A second presentation procedure for presenting a phoneme belonging to the initial group specified by the first specific procedure, and a simple vowel syllable composed of the initial and the final phoneme;
A second identifying procedure for identifying one of the initials and monophonic syllables presented in the second presenting procedure;
A first syllable determination procedure for determining a single syllable syllable as an input target syllable when a monophonic syllable is specified in the second specifying procedure;
A third presentation procedure for presenting an aperture complex vowel syllable composed of the initial and a complex diphragm when the initial is identified in the second identification procedure;
When the syllable to be input includes an aperture complex final, one of the aperture complex syllables presented in the third presentation procedure is specified, and the syllable to be input is a complex final other than the aperture complex final A third specifying procedure for specifying the interstitial sound,
A second syllable determination procedure for determining an open complex syllable as a syllable to be input when an open complex syllable is identified in the third identifying procedure;
A fourth presenting procedure for presenting a complex vowel syllable composed of a complex final containing the interstitial and a final identified by the second specific procedure when a common tone is identified by the third specific procedure; ,
A third syllable determination procedure for determining, as an input target syllable, one of the complex syllable syllables presented in the fourth presentation procedure;
A computer-readable medium storing a Chinese input program to be executed by a computer.
[0297]
【The invention's effect】
According to the Chinese input program of the present invention configured as described above, candidate syllables can be efficiently narrowed down based on the type of final syllable of the syllable to be input. Therefore, a Chinese syllable can be determined by a limited number of keystrokes for a limited number of keys. By determining one syllable, it is possible to narrow down the kanji that are candidates for conversion, thereby realizing efficient Chinese input.
[0298]
Further, this Chinese input program realizes an input procedure based on a final classification method developed based on Chinese phonology. Therefore, the user can easily understand the input procedure and input Chinese.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram schematically showing a configuration related to Chinese input according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic diagram showing the appearance of a touch-panel mobile phone.
FIG. 3 is a schematic diagram showing a display example of the second display unit in the alphanumeric input mode.
FIG. 4 is a schematic diagram showing a display example of the second display unit in the alphanumeric input mode.
FIG. 5 is a schematic diagram showing a display example of a second display unit in the Chinese input mode (vocal selection) according to the first embodiment.
[Figure 6] Figure showing a list of Chinese syllable syllables
FIG. 7 is a schematic diagram showing the configuration of an input module of a Chinese input program
FIG. 8 is a schematic diagram showing the initial table of the first embodiment.
FIG. 9 is a schematic diagram showing a phonological table according to the first embodiment.
FIG. 10 is a schematic diagram showing a display example of the second display unit at the time of the phoneme selection step;
FIG. 11 is a schematic diagram showing a syllable table.
FIG. 12 is a schematic diagram showing a display example of the second display unit at the final selection step.
FIG. 13 is a schematic diagram showing a display example of the second display unit at the final selection step.
FIG. 14 is a schematic diagram showing a display example of the second display unit at the final selection step.
FIG. 15 is a schematic diagram showing a display example of the second display unit at the final selection step.
FIG. 16 is a schematic diagram showing a display example of the second display unit at the final selection step.
FIG. 17 is a schematic diagram showing a display example of the second display unit at the final selection step.
FIG. 18 is a schematic diagram showing a display example of the second display unit at the final selection step.
FIG. 19 is a schematic diagram showing a display example of the second display unit at the final selection step.
FIG. 20 is a schematic diagram showing a display example of the second display unit at the final selection step.
FIG. 21 is a schematic diagram showing a special syllable input procedure.
FIG. 22 is a flowchart showing processing of the first embodiment.
FIG. 23 is a schematic diagram showing tone specification.
FIG. 24 is a diagram showing a specific example of Chinese input according to the first embodiment.
FIG. 25 is a diagram showing a specific example of Chinese input according to the first embodiment.
FIG. 26 is a schematic diagram showing a display example using a normal mobile phone.
FIG. 27 is a schematic diagram showing an initial screen of the Chinese input mode according to the second embodiment.
FIG. 28 is a schematic diagram showing a display example after the first keystroke in the second embodiment.
FIG. 29 is a schematic diagram showing input of compound syllable syllables in the second embodiment.
FIG. 30 is a schematic diagram showing input of complex syllables in the second embodiment.
FIG. 31 is a schematic diagram showing input of compound syllable syllables in the second embodiment.
FIG. 32 is a schematic diagram showing input of complex syllables in the second embodiment.
FIG. 33 is a schematic diagram showing input of complex syllables in the second embodiment.
FIG. 34 is a schematic diagram showing input of compound syllable syllables in the second embodiment.
FIG. 35 is a schematic diagram showing input of compound syllable syllables in the second embodiment.
FIG. 36 is a schematic diagram showing input of compound syllable syllables in the second embodiment.
FIG. 37 is a schematic diagram showing input of complex syllables in the second embodiment.
FIG. 38 is a schematic diagram showing switching between the reading input mode and the kanji conversion mode.
FIG. 39 is a schematic diagram showing switching between a reading input mode and a document editing mode.
FIG. 40 is a flowchart showing processing of the second embodiment.
FIG. 41 is a flowchart showing reading input processing according to the second embodiment;
FIG. 42 is a flowchart showing kanji conversion processing according to the second embodiment.
FIG. 43 is a flowchart showing document editing processing according to the second embodiment.
FIG. 44 is an explanatory diagram showing the assignment of the initial to the cursor.
[Explanation of symbols]
11 First display section
12 Second display section
13 Input section
14 Cursor
15 Mode switch button
20 Control unit
21 Phonological buffer
22 Pointer buffer
23 Chinese input program
24 input modules
25 conversion module

Claims

An input unit having ten keys, a display unit, and a control unit that performs a process of specifying the key when any key is pressed and a process of displaying a predetermined screen on the display unit For the control part of the computer
A first presenting procedure for displaying a plurality of initial groups defined by classifying a Chinese initial into a plurality of initial groups in association with individual keys of the input unit;
A phone group group specifying procedure for specifying one phone group corresponding to the pressed key from among each phone group displayed on the display unit in the first presentation procedure;
A group of Chinese finals represented by a single alphabet is defined as a single final group, and a group of Chinese finals represented by a plurality of alphabets and beginning with a, e, or o is an open complex final group. A group of Chinese finals represented by a plurality of alphabets and starting with i is defined as a final group of a simultaneous denomitic mother, and a group of Chinese finals represented by a plurality of alphabets and beginning with u is a joint compound final initial group of the finals group, identified by a plurality of the initial groups specified procedure each finals group defined by a group of finals Chinese beginning with v and Tokuchi double finals finals group with represented by alphabet A plurality of phonological groups combined with each of the initials belonging to are respectively associated with the individual keys of the input unit. A second presentation procedure to be displayed on the display unit,
A phoneme group specifying procedure for specifying one phoneme group associated with the pressed key from the phoneme groups displayed on the display unit in the second presentation procedure;
A third presentation procedure for displaying a plurality of syllables belonging to the phonological group identified in the phonological group identification procedure on the display unit in association with individual keys of the input unit;
A syllable determination procedure for determining, as an input target syllable, a syllable associated with a pressed key from among the syllables displayed on the display unit in the third presentation procedure;
A Chinese input program characterized by being executed.

The Chinese input program according to claim 1, further causing the control unit of the computer to execute an acquisition procedure for acquiring a Chinese character based on the syllable determined in the syllable determination procedure.

The syllable displayed on the display unit in the third presentation procedure also includes a special syllable that is a syllable other than a vowel belonging to the initial group and a vowel belonging to the final group. The Chinese input program according to claim 1 or 2 .

Tone specific procedure, further Chinese input program according to any one of claims 1 to 3, characterized in that to be executed by the controller of the computer that identifies the tone to correspond to a syllable to be input object.