JP3838449B2 - Second dimension standard line forming device - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、第二次元目標準線形成装置に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、生物工学、医薬工業分野におけるタンパク質の分離・同定や、分子量、等電点の測定、タンパク質名の決定、さらにはタンパク質の純度を決定する手段等として用いられている二次元電気泳動法に有用な、第二次元目標準線形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来より、混合タンパク質を個々の成分タンパク質に分離・同定する手段として、高分子ゲル板等において、まず試料を等電点について一方向(X方向)に展開し、次いで分子量について別方向(Y方向)に展開する二次元電気泳動法(2−DE)が知られている。この二次元電気泳動法では、たとえば二次元用ゲル板が20cm×20cmの場合、約5000種類のタンパク質が分離できるが、その大きさが30cm×30cmの場合には、その約3倍の15000種類のタンパク質を分離することが可能であるとされている。
【0003】
また、最近では、第一次元目の等電点電気泳動に固定されたグラジェントゲルが市販され、等電点分離の再現性が高まり、0.1pH単位の再現性が確保されつつある。さらにまた、二次元に展開されたゲル板上のスポットをPVDF膜上に電気的にプロットし、各々のタンパク質のアミノ(N)末端配列を分析する手法においては、pmol(ピコモル)レベルの高感度な分析が可能になり、この分析手法によって得られた分析結果をタンパク質のアミノ酸配列情報を蓄積したデータベースで検索・照合することによって、タンパク質を同定することも可能になってきている。
【0004】
一方、画像解析装置やコンピュータの性能が飛躍的に向上したことによって、二次元電気泳動法による解析は、最近流行してきている遺伝子のゲノム解析に対抗もしくは相補的に行われるプロジェクトとして取り上げられ、この二次元電気泳動法プロジェクトがProteomeプロジェクトとして実行に移されるに至っており、生体内で発現した結果を解析するためのほぼ唯一の手段として脚光をあびつつある。
【0005】
しかしながら、従来の二次元電気泳動法においては、標準タンパク質は各自の系で持ち合わせているタンパク質が多くの場合に用いられてきたが、二次元電気泳動法の規模や形態は、用いる装置によって異なることが多いため、異なる系の二次元電気泳動法データを相互に交換することが困難であった。さらに、同一の生物の全タンパク質を統合し解析するために、異なる組織の多様化しているタンパク質、もしくは時間的に変化するタンパク質を解析する場合に、一連の標準タンパク質を用いてそれらの各二次元電気泳動画面を標準化して統合する必要性が生じてきた。
【0006】
そこで、この発明の発明者らは、多くの二次元電気泳動の画面を統合したり標準化するために、二次元電気泳動画面上にほどよく分布する外挿タンパク質群を予め選択し、これらを試料タンパク質と共泳動させる方法を提案してきた。
しかしながら、これら従来の二次元電気泳動法においては、数個ないし数十個の少数の標準タンパク質が形成するスポットを基準に標準化が行われていたため、二次元電気泳動に用いられるポリアクリルアミド・ゲルプレートそのものの歪みや、さらには塩、変性剤、共存の有機、無機物質等の試料側に混在する物質による歪みに起因する泳動の局所的な乱れの影響を受けやすい等の問題点があった。
【0007】
この発明は、以上の通りの事情を鑑みてなされたものであり、従来の諸問題を解消し、二次元電気泳動法の分解能と信頼性を高めることが可能な、二次元電気泳動法に係わる新しい技術手段を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するものとして、対向するガラス板の間にゲル板とその上端の固定化等電点泳動用ゲル板とを配置した二次元電気泳動装置における第二次元目方向標準線形成装置であって、第二次元目方向の貫通穴部に縦方向溝をラッチ面としてその内面に対向して配設したセッティングラッチと、このセッティングラッチに位置選択自在に装着されるマーカーカップとを有し、マーカーカップは、内空間に第二次元目泳動用外挿標準物質を入れるカップ本体と、これに連通する最下端の毛細管と、両者の間にあって、セッティングラッチのラッチ面縦方向溝に着脱自在に挿着されるガイドレール部とを備え、第二次元目(Y方向)の電気泳動の際に、すでに第一次元目(X方向)の展開が完了しているIPG(固定化等電点泳動用ゲル板)の所定位置に前記マーカーカップを配置し、そのカップ本体内の第二次元目(Y方向)泳動用の外挿標準物質を毛細管を通じて連続的に添加し、試料と共泳動させることによって、第二次元目の方向(Y方向)に所要の間隔で線状の標準線を形成することを特徴とする第二次元目方向標準線形成装置を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
従来、二次元電気泳動法において第一次元目(X方向)の標準線を導入する手段は、如何なる特別の装置も必要とせず、X方向上端に入れるIPG(固定化等電点泳動用ゲル板)をX方向標準線に用いる標準化物質の混合溶液に均等に浸すかそれを均等に付加すればよい。しかしながら、第二次元目(Y方向)の標準線を形成するには、手動では電気泳動中、長時間にわたり添加し続けることは不可能に近く、できたとしても軸線の数が限られるか、動いて失敗する例が多かった。
【0010】
これに対して、この発明においては、標準タンパク質と同数もしくはそれ以下のY方向泳動用の外挿標準物質を第一次元目(X方向)の展開が完了しているIPG(固定化等電点泳動用ゲル板)の所定位置に添加することで、第二次元目(Y方向)の標準線を連続的に形成することが可能になり、第一次元目(X方向)及び第二次元目(Y方向)に、分子量および等電点を読みとるための線状の基準である標準線を導入することができる。
【0011】
さらに、この発明においては、それらを線状の標準線として示すことができるため、二次元電気泳動法の局所的もしくは全体的な乱れを標準化するための情報量が大幅に増加する。
以下、実施例を示し、このような優れた作用が得られるこの発明について、さらに詳しく発明の実施の形態について説明する。
【0012】
【実施例】
添付した図面の図1、図2および図3は、この発明の第二次元目標準線形成装置を示した斜視図と、平面図およびそのA−A断面図である。
これらの図面に示したように、この装置は、主としてマーカーカップ(1)とセッティングラッチ(2)によって構成される。
【0013】
マーカーカップ(1)は、内空間を持つカップ本体(11)と、その内空間に連通する毛細管(12)、ガイドレール部(13)を有し、カップ本体(11)の中央下端には、その外周にシリコンゴム等のガスケット(14)を装着した毛細管(12)が取り付けられており、これは上下方向に±5mm程度の調整が可能とされている。また、カップ本体(11)の直下に配設されているガイドレール部(13)によって、マーカーカップ(1)は、セッティングラッチ(2)の貫通穴部(21)の内面に対向して設けられたラッチ面(22)の縦方向溝(23)の任意の位置に、着脱自在に、ガイドされて挿着される。この際に、たとえばセッティングラッチ(2)の縦方向溝(23)の間隔から、1mmごとの移動設置が可能であるが、この溝の間隔を縮めることにより、移動間隔を限りなく小さくすることが可能である。
【0014】
また、セッティングラッチ(2)上に複数のマーカーカップ(1)を設置することができ、この場合、カップ本体(11)間の設置間隔は通常14mm程度であるが、カップ本体(11)の形状(矩形)と材質の選択により、たとえばその間隔を5mmまで接近させることができる。さらに、第二次元目の電気泳動幅、たとえば200mm(泳動幅の長さに応じて100〜500mmにすることができる)のセッティングラッチ(2)に沿って設置が可能である。
【0015】
なお、以上の装置では、2枚の対向ガラス板(3)によって挟まれているSDS−ポリアクリルアミド・ゲル板(4)の上端にIPGゲル板(5)が設置される。
具体的な操作としては、たとえば、第二次元目の泳動距離が20cmの場合には、200μlの電気泳動用の緩衝液(5%グリセリンを含有)に溶かしたY方向泳動用外挿標準物質、たとえばインシュリンを入れる。この場合、インシュリンはアミノ基をイミノ化し、水酸基を蛍光標識したものを用いる。カップ本体(11)直下に配設された毛細管(12)が第一次目の泳動が完了したIPGゲル板(5)(18cm)の表面上部に接触するように調整して設置する。さらに、全てを緩衝液で覆い、通電を可能にする。カップ内の電気泳動用の緩衝液にグリセリンを入れるのは、上記緩衝液と混合しないためである。
【0016】
この装置のマーカーカップ(1)は、セッティングラッチ(2)に対して、数ヶ所ないし10〜30組を設置する。通電によって、Y方向の標準線が数本ないし10〜30本引けることになる。その間隔は、上記の設置に従って等間隔であるか、もしくは一次元の等電点電気泳動のX方向に標準物質群の等電点、PIに従って等電点電気泳動した場所で実験的に示された所定の間隔に形成することが可能である。
【0017】
添加の方式としては、図4に例示したように、上端に等間隔に加える場合、標準たんぱく質のpIに対応する間隔で不均一に分布させて図5のようにする場合がある。等間隔の場合には、全く間隔一定の等間隔に添加すればよく、一方、pIに従った間隔にY軸を作る場合には一次元のIPGの等電点電気泳動をX軸用の蛍光修飾標準たんぱく質を少量加えた試料たんぱく質と共泳動させ、標準たんぱく質のpI値を蛍光たんぱく質の移動点から観察して、ちょうどその泳動距離の上のところにY軸用アプリケーターとしてのマーカーカップ(1)を置いて二次元電気泳動を行う。
【0018】
実際、図4および図5において、第二次元目(Y方向)の標準線の直線性は、電気泳動の様子を示すものである。すなわち、垂直な直線の場合には、電気泳動の結果に歪みや局所的な偏りのないことを示し、歪みはSDS−ポリアクリルアミド・ゲル板(4)と試料タンパク質中に含有していた塩分等によって起こる電気泳動状態の歪みを示している。従って、このY方向の標準線を検出器でグラフィック上に取り込み、かつそれによってスポットの泳動の結果を標準化することができる。
【0019】
図4および図5は、得られた標準線を例示しているものである。
【0020】
【発明の効果】
この発明により、以上詳しく説明したとおり、第二次元目(Y方向)の泳動用の外挿標準物質を第一次元目(X方向)の展開が完了しているIPG(固定化等電点泳動用ゲル板)の所定位置に添加することで、第二次元目(Y方向)の標準線を連続的に形成することが可能になり、第一次元目(X方向)及び第二次元目(Y方向)に、分子量および等電点を読みとるための線状の基準である標準線を導入することができる。さらに、それらを線状の標準線として示すことができるため、二次元電気泳動の局所的もしくは全体的な乱れを標準化するための正確な情報が得られ、その情報量が大幅に増加する。
【0021】
これにより、二次元電気泳動法の分解能と信頼性を高めることが可能になるため、タンパク質の分離・同定を必要とする生物工学、医薬工業分野に幅広く貢献するものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第二次元目標準線形成装置を示した斜視図である。
【図2】図1に対応する平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】等間隔に添加した場合に得られた標準線を例示した図である。
【図5】標準たんぱく質のpIに対応する間隔で不均一に分布させた場合に得られた標準線を例示した図である。
【符号の説明】
1 マーカーカップ
11 カップ本体
12 毛細管
13 ガイドレール
14 ガスケット
2 セッティングラッチ
21 貫通穴部
22 ラッチ面
23 縦方向溝
3 ガラス板
4 SDS−ポリアクリルアミド・ゲル板
5 IPGゲル板
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a second-dimensional standard line forming apparatus. More specifically, the present invention is used as a means for separating and identifying proteins in the fields of biotechnology and pharmaceutical industry, measuring molecular weight and isoelectric point, determining protein names, and further determining protein purity. The present invention relates to a second-dimensional standard line forming apparatus useful for two-dimensional electrophoresis.
[0002]
[Prior art and its problems]
Conventionally, as a means of separating and identifying mixed proteins into individual component proteins, in a polymer gel plate or the like, a sample is first developed in one direction (X direction) with respect to the isoelectric point, and then in another direction (Y direction) with respect to molecular weight. The two-dimensional electrophoresis method (2-DE) developed in (1) is known. In this two-dimensional electrophoresis method, for example, when a two-dimensional gel plate is 20 cm × 20 cm, about 5000 types of proteins can be separated, but when the size is 30 cm × 30 cm, about 15,000 types, which is about three times as large as that. It is said that it is possible to isolate the protein.
[0003]
Recently, a gradient gel fixed to the first-dimension isoelectric focusing is commercially available, and the reproducibility of isoelectric focusing is increased, and the reproducibility of 0.1 pH unit is being secured. Furthermore, in the technique of electrically plotting the spot on the gel plate developed two-dimensionally on the PVDF membrane and analyzing the amino (N) terminal sequence of each protein, high sensitivity at the pmol (picomolar) level. It has become possible to identify proteins by searching and collating the analysis results obtained by this analysis method with a database in which the amino acid sequence information of proteins has been accumulated.
[0004]
On the other hand, due to the dramatic improvement in the performance of image analysis devices and computers, analysis by two-dimensional electrophoresis has been taken up as a project to be performed in a complementary or complementary manner to genome analysis of genes that have recently become popular. The two-dimensional electrophoresis project has been put into practice as a Proteome project, and is now in the limelight as almost the only means for analyzing the results expressed in vivo.
[0005]
However, in the conventional two-dimensional electrophoresis method, the standard protein has been used in many cases in each system, but the scale and form of the two-dimensional electrophoresis method varies depending on the apparatus used. Therefore, it was difficult to exchange two-dimensional electrophoresis data of different systems with each other. In addition, when analyzing diversified or time-varying proteins from different tissues to integrate and analyze all the proteins of the same organism, a series of standard proteins are used to analyze each of these two dimensions. The need to standardize and integrate electrophoresis screens has arisen.
[0006]
Therefore, the inventors of the present invention select in advance a group of extrapolated proteins that are moderately distributed on the two-dimensional electrophoresis screen in order to integrate and standardize many two-dimensional electrophoresis screens, and select these samples as samples. A method of co-electrophoresis with proteins has been proposed.
However, in these conventional two-dimensional electrophoresis methods, standardization was performed based on spots formed by a few standard proteins of several to several tens, so polyacrylamide gel plates used for two-dimensional electrophoresis There are problems such as being susceptible to local disturbances of electrophoresis due to distortion of the substance itself, and also due to distortion caused by substances mixed on the sample side such as salt, denaturant, coexisting organic and inorganic substances.
[0007]
The present invention has been made in view of the circumstances as described above, and relates to a two-dimensional electrophoresis method capable of solving conventional problems and improving the resolution and reliability of the two-dimensional electrophoresis method. It aims to provide new technical means.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a second-dimensional second-direction standard line in a two-dimensional electrophoresis apparatus in which a gel plate and a fixed isoelectric focusing gel plate at the upper end thereof are arranged between opposing glass plates. A forming apparatus, a setting latch disposed in the through-hole portion in the second dimension direction with a vertical groove as a latch surface and facing the inner surface, and a marker cup mounted on the setting latch so that the position can be selected. The marker cup has a cup body in which an extrapolated standard substance for second dimension electrophoresis is placed in the inner space, a lowermost capillary connected to the cup body, and a latch surface longitudinal groove on the setting latch. IPG (fixed) that has already been developed in the first dimension (X direction) during electrophoresis in the second dimension (Y direction). Isoelectric point The marker cup is placed at a predetermined position on the moving gel plate), and an extrapolated standard substance for the second dimension (Y direction) migration in the cup body is continuously added through a capillary tube and co-migrated with the sample. Thus, a second-dimensional direction standard line forming apparatus is provided that forms a linear standard line at a required interval in the second-dimensional direction (Y direction).
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Conventionally, the means for introducing the standard line of the first dimension (X direction) in the two-dimensional electrophoresis method does not require any special apparatus, and an IPG (immobilized isoelectric focusing gel which is placed at the upper end of the X direction. The plate) may be evenly immersed in the mixed solution of standardizing substances used for the X-direction standard line, or it may be added uniformly. However, in order to form a standard line in the second dimension (Y direction), it is almost impossible to manually add for a long time during electrophoresis, and if possible, the number of axes is limited. There were many examples that moved and failed.
[0010]
On the other hand, in the present invention, IPG (immobilized isoelectric) in which the development of the first dimension (X direction) has been completed for the extrapolated standard substance for Y-direction migration equal to or less than that of the standard protein. It is possible to continuously form a standard line of the second dimension (Y direction) by adding it to a predetermined position of the gel plate for point migration), and the first dimension (X direction) and the second dimension. In the dimension (Y direction), a standard line that is a linear reference for reading the molecular weight and isoelectric point can be introduced.
[0011]
Furthermore, in the present invention, since they can be shown as linear standard lines, the amount of information for standardizing local or global disturbances in two-dimensional electrophoresis is greatly increased.
In the following, embodiments of the present invention will be described in more detail with respect to the present invention in which such excellent actions are obtained by showing examples.
[0012]
【Example】
1, FIG. 2, and FIG. 3 of the attached drawings are a perspective view, a plan view, and a cross-sectional view taken along line AA, showing the second-dimensional standard line forming device of the present invention.
As shown in these drawings, this apparatus is mainly constituted by a marker cup (1) and a setting latch (2).
[0013]
The marker cup (1) has a cup body (11) having an inner space, a capillary tube (12) communicating with the inner space, and a guide rail portion (13). At the lower center of the cup body (11), A capillary tube (12) fitted with a gasket (14) made of silicon rubber or the like is attached to the outer periphery thereof, and this can be adjusted by about ± 5 mm in the vertical direction. In addition, the marker cup (1) is provided to face the inner surface of the through hole (21) of the setting latch (2) by the guide rail portion (13) disposed immediately below the cup body (11). The latch surface (22) is detachably guided and inserted into an arbitrary position of the longitudinal groove (23). At this time, for example, it is possible to move and install by 1 mm from the interval of the longitudinal groove (23) of the setting latch (2). However, by reducing the interval of this groove, the movement interval can be reduced as much as possible. Is possible.
[0014]
Also, a plurality of marker cups (1) can be installed on the setting latch (2). In this case, the installation interval between the cup bodies (11) is usually about 14 mm, but the shape of the cup body (11) By selecting (rectangular) and the material, for example, the distance can be made close to 5 mm. Further, it can be installed along a setting latch (2) having an electrophoretic width of the second dimension, for example, 200 mm (can be 100 to 500 mm depending on the length of the electrophoretic width).
[0015]
In the above apparatus, the IPG gel plate (5) is installed on the upper end of the SDS-polyacrylamide gel plate (4) sandwiched between the two opposing glass plates (3).
Specifically, for example, when the migration distance in the second dimension is 20 cm, an extrapolated standard substance for Y-direction electrophoresis dissolved in 200 μl of electrophoresis buffer (containing 5% glycerin), For example, add insulin. In this case, insulin is obtained by iminating an amino group and fluorescently labeling the hydroxyl group. The capillary tube (12) disposed immediately below the cup body (11) is adjusted and installed so as to contact the upper surface of the IPG gel plate (5) (18 cm) after completion of the first migration. Furthermore, everything is covered with a buffer solution to enable energization. The reason why glycerin is added to the electrophoresis buffer in the cup is that it is not mixed with the buffer.
[0016]
The marker cup (1) of this device is installed in several places to 10 to 30 sets with respect to the setting latch (2). By energization, several to 10-30 standard lines in the Y direction can be drawn. The interval is equidistant according to the above installation, or experimentally shown at the place where the isoelectric point of the standard substance group in the X direction of the one-dimensional isoelectric focusing and the isoelectric focusing location according to PI. It is possible to form them at predetermined intervals.
[0017]
As an addition method, as illustrated in FIG. 4, when added to the upper end at equal intervals, there is a case where nonuniform distribution is performed at intervals corresponding to the pI of the standard protein as shown in FIG. 5. In the case of equal intervals, it is sufficient to add them at equal intervals. On the other hand, when the Y axis is formed at intervals according to pI, one-dimensional IPG isoelectric focusing is performed for fluorescence for the X axis. Marker cup (1) as an applicator for the Y axis just above the migration distance by co-electrophoresing with a sample protein with a small amount of modified standard protein and observing the pI value of the standard protein from the moving point of the fluorescent protein. Place two-dimensional electrophoresis.
[0018]
In fact, in FIGS. 4 and 5, the linearity of the standard line in the second dimension (Y direction) indicates the state of electrophoresis. That is, in the case of a vertical straight line, it indicates that there is no distortion or local bias in the result of electrophoresis, and the distortion is the salt content contained in the SDS-polyacrylamide gel plate (4) and the sample protein. Shows the distortion of the electrophoretic state caused by. Therefore, the standard line in the Y direction can be captured on the graphic by the detector, and thereby the result of spot migration can be standardized.
[0019]
4 and 5 illustrate the obtained standard lines.
[0020]
【The invention's effect】
According to the present invention, as explained in detail above, the extrapolated standard substance for migration in the second dimension (Y direction) is an IPG (immobilized isoelectric point) in which the development in the first dimension (X direction) is completed By adding it to a predetermined position of the electrophoresis gel plate), it becomes possible to continuously form a standard line of the second dimension (Y direction), the first dimension (X direction) and the second dimension. A standard line, which is a linear reference for reading the molecular weight and isoelectric point, can be introduced into the eye (Y direction). Furthermore, since they can be shown as linear standard lines, accurate information for standardizing local or global disturbances in two-dimensional electrophoresis is obtained, and the amount of information is greatly increased.
[0021]
As a result, the resolution and reliability of the two-dimensional electrophoresis method can be improved, and thus it is considered that it contributes widely to the fields of biotechnology and pharmaceutical industry that require protein separation and identification.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a second-dimensional standard line forming apparatus of the present invention.
FIG. 2 is a plan view corresponding to FIG. 1;
3 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
FIG. 4 is a diagram illustrating a standard line obtained when added at regular intervals.
FIG. 5 is a diagram exemplifying a standard line obtained in the case of non-uniform distribution at intervals corresponding to pI of a standard protein.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Marker cup 11 Cup main body 12 Capillary tube 13 Guide rail 14 Gasket 2 Setting latch 21 Through-hole part 22 Latch surface 23 Longitudinal groove 3 Glass plate 4 SDS-polyacrylamide gel plate 5 IPG gel plate

Claims (1)

対向するガラス板の間にゲル板とその上端の固定化等電点泳動用ゲル板とを配置した二次元電気泳動装置における第二次元目方向標準線形成装置であって、第二次元目方向の貫通穴部に縦方向溝をラッチ面としてその内面に対向して配設したセッティングラッチと、このセッティングラッチに位置選択自在に装着されるマーカーカップとを有し、マーカーカップは、内空間に第二次元目泳動用外挿標準物質を入れるカップ本体と、これに連通する最下端の毛細管と、両者の間にあって、セッティングラッチのラッチ面縦方向溝に着脱自在に挿着されるガイドレール部とを備え、第二次元目の電気泳動の際に、すでに第一次元目の展開を行っている固定化等電点泳動用ゲル板の所定位置に前記マーカーカップを配置し、そのカップ本体内の第二次元目泳動用外挿標準物質を毛細管を通じて連続的に添加し、試料と共泳動させることによって、第二次元目の方向に所要間隔で線状の標準線を形成することを特徴とする第二次元目方向標準線形成装置。A second-dimension direction standard line forming device in a two-dimensional electrophoresis apparatus in which a gel plate and a fixed isoelectric focusing gel plate at the upper end thereof are arranged between opposing glass plates, and penetrating in the second dimension direction. There is a setting latch that is provided with a longitudinal groove as a latching surface in the hole and is opposed to the inner surface thereof, and a marker cup that is mounted on the setting latch so that the position can be freely selected. A cup main body for inserting an extrapolation standard substance for dimensional eye migration, a capillary tube at the lowermost end communicating with the cup body, and a guide rail portion that is detachably inserted in the longitudinal groove on the latch surface of the setting latch between the two. The marker cup is placed at a predetermined position on the immobilized isoelectric focusing gel plate that has already been developed in the first dimension during the second dimension electrophoresis, and the inside of the cup body second A linear standard line is formed at a required interval in the direction of the second dimension by continuously adding an extrapolation standard substance for original eye movement through a capillary tube and co-migrating with a sample. Dimensional direction standard line forming device.
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