JP3837055B2 - ネットワーク接続装置、及びネットワーク接続装置のipアドレス割付方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローカルエリアネットワーク(LAN)のネットワーク接続装置及び割付方法、特に種々の通信端末を誤りなく接続するネットワーク接続装置及び割付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
IP(インターネットプロトコル)アドレスは、世界中で認識できるグローバルアドレスと、社内LAN等の範囲内での通信端末を規定するプライベートアドレスとから成る。グローバルアドレスは登録機関によって一元的に管理されるが、プライベートアドレスはLANの規模や増設等によって必要に応じて付与される。本件、明細書では、プライベートアドレスを扱うものとし、これをIPアドレスと呼ぶことにする。
【0003】
LANにつながる通信端末に、IPアドレスを割付けるやり方には、動的割付けと静的割付けとがある。動的割付けは、DHCP(ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコルの略)サーバを使用するものであって、通信端末がLANを使用するときだけにその通信端末にIPアドレスをDHCPによって自動的に割付けるものである。またプロバイダを利用してインターネット通信を行う場合には、プロバイダが自分のサーバにDHCPを組み込んで、ユーザにIPアドレスを付与する。
一方、静的割付けは、通信端末を使用するユーザが自分でIPアドレスを設定するものである。DHCPを持たない場合が主であるが、DHCPを持っていても、ユーザの自己の意志で静的割付けを選択する例もある。
【0004】
通信端末は、ノート型であったり、カード型であったりする故に、ユーザが別の場所に持ち運んで他のLANを使用するやり方をとることが少なくない。例えば、仕事場所を変えたり、配置変えたりするする例が該当する。ノート型等以外でもディスクトップ型でもこうしたことはありうる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
あるLANから他のLANに通信端末を移し変えた場合、IPアドレスの扱いの問題がある。移動前のLANでのIPアドレスをそのまま使えるか、新しいIPアドレスを設定し直す必要があるか等を、ユーザがチェックしなければならず、ユーザの負担も大きい。また、通信にあってはIPアドレスの誤りが生じ通信障害の原因となる。
【0006】
本発明の目的は、通信端末を別のLANに移動させて使用する場合にあってもユーザがIPアドレスを意識することなく、そのまま別のLANでの通信を可能にするネットワーク接続装置を提供するものである。
更に本発明の他の目的は、IPアドレスの誤りをなくして、IPアドレスの誤りによる通信障害をなくすことを可能にするネットワーク接続装置及びそのIPアドレス割付方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、インターネットプロトコルを利用するLANと、一つ以上の通信端末と、該通信端末と該LANを接続する複数のポートを持つネットワーク接続装置において、該LANのIPアドレス割付方式が静的割付か動的割付かを判定するLAN側アドレス設定判定手段と、上記接続された各通信端末のIPアドレス割付方式が静的割付か動的割付かを判定する通信端末アドレス設定判定手段と、LAN側アドレス設定判定結果と通信端末アドレス設定判定結果の組合せに応じてLAN側及び又は通信端末側のアドレス割付けを行う割付け手段と、を備えたことを特徴としたネットワーク接続装置を開示する。
【0008】
更に本発明は、割付け手段は、
LAN側が静的割付けで通信端末が静的設定の場合、通信端末に設定されている静的アドレスを、接続するために予めポートに割付けた静的アドレスに変換するものとし、
LAN側が動的割付けで通信端末が静的設定の場合、LAN側のポートに動的アドレスを割付け、通信端末に設定されている静的アドレスをLAN側のポートに割付けたアドレスに変換し、
LAN側が静的割付けで通信端末側が動的設定の場合、LAN側のポートに予め管理者によって割付けた静的アドレスを、通信端末に割付け、
LAN側が動的割付けで通信端末側が動的設定の場合、通信端末から該ネットワーク接続装置へのアドレス割付け要求に対し、LAN側へアドレス割付け要求し、LAN側から割付けられる動的アドレスを通信端末に割付けるものとしたネットワーク接続装置を開示する。
【0009】
本発明は、インターネットプロトコルを利用するLANと、一つ以上の通信端末と、該通信端末と該LANを接続する複数のポートを持つネットワーク接続装置におけるIPアドレス割付方法であって、該LANのIPアドレス割付方式が静的割付か動的割付かを判定し、接続された各通信端末のIPアドレス割付方式が静的割付か動的割付かを判定し、上記LAN側アドレス設定判定結果と通信端末アドレス設定判定結果の組合せに応じてLAN側及び又は通信端末側のアドレス割付けを行うことを特徴としたネットワーク接続装置のIPアドレス割付方法を開示する。
【0010】
本発明の上記アドレス割付けは、
LAN側が静的割付けで通信端末が静的設定の場合、通信端末に設定されている静的アドレスを、接続するために予めポートに割付けた静的アドレスに変換するものとし、
LAN側が動的割付けで通信端末が静的設定の場合、LAN側のポートに動的アドレスを割付け、通信端末に設定されている静的アドレスをLAN側のポートに割付けたアドレスに変換し、
LAN側が静的割付けで通信端末側が動的設定の場合、LAN側のポートに予め管理者によって割付けた静的アドレスを、通信端末に割付け、
LAN側が動的割付けで通信端末側が動的設定の場合、通信端末から該ネットワーク接続装置へのアドレス割付け要求に対し、LAN側へアドレス割付け要求し、LAN側から割付けられる動的アドレスを通信端末に割付けるものとしたネットワーク接続装置のIPアドレス割付方法を開示する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の考え方を先ず説明する。LANのIPアドレスの設定には、ネットワーク環境と通信端末設定とを考慮する必要がある。その説明図を図2に示す。ここで、ネットワーク環境とは、各セグメントにおいてDHCPサーバが存在する場合に動的であるとし、存在しなければ静的であるとするものである。通信端末設定とは、利用端末のIPアドレス設定をする際に、DHCPサーバが存在する場合に動的であるとし、存在しなければ静的であるとするものである。具体的には、通信端末設定は、利用端末のIPアドレス設定をする際に、DHCPサーバからアドレスを自動的に取得する設定方式を動的とし、管理者(又はユーザ)から割り当てられたアドレスを設定する方式を静的とするものである。図2はかかるネットワーク環境と通信端末設定とのもとでのIPアドレスによる通信可/不可を説明する図である。ネットワーク環境−通信端末設定との間での組合せには、組合せ1としての動的−動的、組合せ2としての静的−動的、組合せ3としての動的−静的、組合せ4としての静的−静的との4つの組合せがある。組合せ1は、通信端末が他のLANに移された場合には、通信端末からネットワーク(即ち他の通信端末)へ通信可能である。組合せ2では、他に移された場合、通信端末からネットワーク(即ち他の通信端末)へ通信不可能である。組合せ3は、他に移された場合、動的IPアドレス体系と一致したIPアドレスを通信端末に静的に設定したときのみ通信可能である。組合せ4は通信端末設定のIPアドレスが間違って設定されたときに通信不可能であり、誤りなく設定されれば通信可能である。
【0012】
本発明は、組合せ2、3、4での通信不可の時でも、通信可能にした点が1つの特徴である。以下、組合せ1〜4について更に詳細に説明する。
(1)、組合せ1…ネットワークが動的IPアドレスで、通信端末設定も動的の場合。
図3はその様子を示し、共通サーバ100、DHCPサーバ101、104、セグメント102(Subnet:30、30、30、255)、103(Subnet:20、20、20、255)、105(Subnet:10、10、10、255)、ハブ106、107、端末(パソコン)108、ルータ109より成る例である。今、端末108がセグメント103につながるハブ106に接続されているものとすれば、この端末を、端末設定はそのままの状態でセグメント105につながるハブ107に接続替えしたとすると、セグメント105につながるDHCPサーバ104から新たなIPアドレスが設定付与される。かくして、ネットワークとの間で、場所変更後の端末108が通信可能となる。この場合、ハブ107を従来構成のハブ106と同様構成としてもネットワークとの間での通信が可能であるが、ハブ107を後述するような本実施例の如き構成(当発明品と呼ぶ)とすることで、新たな機能を達成できる。ここで、ハブ107とは、後述の図1の接続装置1に相当するものである。但し、通信端末と1対1の関係から図3、図1は接続装置1に対しn個の通信端末7a〜7cと接続させている点が特徴である。
【0013】
これを図4、図5で説明する。図4は従来と同様の機能例、図5は新機能例を示す。ハブ107は割り当てIPアドレス部107A、端末フラグ部107B、スイッチ107C、107Dから成る。図4は、従来のハブ106と同様な機能例であって、矢印で示すルートL1によってDHCPサーバ104からIPアドレスを取得し、このルートL1によってネットワークとの間の通信を行う。これは、スイッチによって従来のハブ106と同じようにリピータとしての機能にしたことにより、DHCPサーバ104からIPアドレスを取得する例である。図5は、DHCPサーバと同じ要領で、端末108からのDHCP要求に対し、割り当てられたIPアドレスを返すことにより他の端末への通信が矢印ルートL2によって可能になる例である。また端末フラグ部107Bの端末フラグによりIPアドレスが割り当てられている場合はスイッチ107Dを図の左側にONとする制御を行い、他の端末へ直接通信ができるようにする。
【0014】
(2)、組合せ2…ネットワークが静的IPアドレスで、通信端末設定が動的の場合。
図6、図7にその例を示す。これはセグメント105側にDHCPサーバを持たない例である。図6でセグメント103に接続されている端末108を、セグメント105に接続した場合、セグメント105にはDHCPサーバが存在しないため、端末108はIPアドレスを取得できず、他の端末と通信できない。然るにハブ107を使用することで通信が可能になる。即ち図7に示すように、端末108が動的設定のため、DHCPサーバと同じ要領で端末108からのDHCP要求に対し、割り当てIPアドレス部107Aの割り当てIPアドレスを端末108が利用することで通信が可能となる。また端末フラグによりIPアドレスが割り当てられている場合はスイッチ107Dを図の左側にONとする制御を行い、他の端末へ直接通信できるようにする。
【0015】
(3)、組合せ3…ネットワークが動的IPアドレスで、通信端末設定が静的の場合。
図8、図9その例を示す。図8で、セグメント103にDHCPサーバ101が接続されていない例である。セグメント103に接続されている端末108を、セグメント105に接続した場合、ネットワークアドレスが違うため、他の端末と通信できない。但し、IPアドレスを設定し直し、IPアドレスの重複がない場合は、通信が可能である。
【0016】
図9はハブ107を設置した例である。図9で端末108が静的設定のため、端末108を起動時にハブ107がIPアドレスを検知し、割り当てIPアドレスにアドレス変換して通信可能となる。この場合は、端末フラグによるスイッチ107D制御はせず(図の右側にONとしたまま)、他の端末への通信は必ずアドレス変換する処理を通る。
【0017】
(4)、組合せ4…ネットワークが静的IPアドレスで、通信端末設定も静的の場合。
図10、図11にその例を示す。図10は、セグメント103、105の両者にDHCPサーバがない例である。セグメント103に接続されている端末108をセグメント105に接続し、セグメント105で利用できるIPアドレスに設定し直した場合、従来でもネットワーク接続が可能である。しかし、IPアドレス設定を間違えた場合、通信できなくなってしまう。
【0018】
図11にはハブ107に変更した場合を示す。このハブ107を設けたことでハブ107に割り当てたIPアドレスにアドレス変換して通信を行える。即ち、端末108が静的設定のため端末108の起動時にハブ107がIPアドレスを検知し、間違って設定したIPアドレスを、割り当てIPアドレスにアドレス変換して通信可能にする。この場合、端末フラグによるスイッチ制御はせず、他の端末への通信は必ずアドレス変換する処理を通る。
【0019】
図1は、本発明の一実施例であるネットワーク接続装置1の内容構成を示す。
前述の図2〜図11までの事例では端末対応の例としたが、この接続装置1は、複数の端末7a、7b、7cに対して一括して接続制御をはかるようにしたものである。接続装置1はデフォルト設定部2aとネットワーク側のアドレス状態(ネットワークフラグ)の格納部2bとIPアドレスを自動変換するためのテーブルを格納するアドレス変換テーブル2cとより成るメモリ2、各通信端末のアドレス設定状態の識別フラグ部3a、3b、3c、外部接続用ポート4a〜4d、他ネットワーク接続機器へストレート/クロス接続するためのモード切替スイッチ5d、NAT/DHCP機能を解除するスイッチ5a〜5c、アドレス変換テーブルの登録/削除・フラグを設定するための処理機能6を持つ。
各ポート4a〜4cのIPアドレスが異なる通信端末7a〜7cからサーバへの接続要求に対し、本発明の装置を経由することにより、NAT(Network Address Translation)やDHCPの処理を行い通信を可能にする。尚、端末7b、7cのIPアドレスは、(20、20、20、100)、(200、10、2、50)、また、スイッ5a〜5cのアドレスは、(200、10、2、10)、(200、10、2、11)、(200、10、2、12)とした。また、通信端末7cはハブ10を介してつながっている。
【0020】
図12は、本発明のネットワーク接続装置1の外観例を示す。
ポート4dは、他ネットワーク接続機器とカスケード接続するため、ストレート/クロス変換をするモード切替スイッチ5dを持つ。その他のポート4a〜4cは、NAT/DHCP機能を解除するスイッチ5a〜5cを有する。このスイッチ5a〜5cは、通信端末7a〜7cのようにDHCP設定やIPアドレスが固定の場合は「変換」へ、ハブなどのネットワーク接続機器とのカスケード接続を行う場合や、NATやDHCP機能が必要無く、機能を解除したい場合は「解除」に切替える。
【0021】
図13は、本発明の実施形態に係るネットワーク接続装置を適用したネットワークシステムの接続構成例を示す。
このネットワークシステムは、通信端末7a〜7cが本発明に係るネットワーク接続装置1の各ポート4a〜4dに接続され、且つセグメント13(222、100、100、1)、14同士を接続するローカルルータ16(200、10、2、1)、通信端末7a〜7cが共有するサーバ12(222、100、100、50)、15(200、10、2、30)で構成されている。
なお、このネットワークシステムの通信プロトコルにはTCP/IPを使用し、各通信端末7a〜7cには静的または動的にIPアドレスが割り当てられているものとする。例えば端末7bが(20、20、20、100)、端末7cが(200、10、2、40)である。
【0022】
図14は、ネットワークで利用されるアドレス設定(動的か静的)を診断及び登録するフローを示す。この診断・登録は本接続装置1の電源が投入される度に行われる。また、本装置のデフォルト値は管理者により決められる。
電源投入後、以下の処理が行われ、アドレスが静的か動的か診断される。
▲1▼静的アドレス設定の場合(デフォルト)の診断・設定
ネットワークフラグのデフォルト設定を読み込み(F1)、ネットワークフラグが「0」であることを確認(F2)し、DHCP要求(F3)をセグメント側に行い、これに対する応答がないことを条件に(F4)、ネットワークフラグに部2bに「1」を登録して終了する。
▲2▼静的アドレス設定の場合(管理者設定)の診断
ネットワークフラグのデフォルト設定を読み込み(F1)、ネットワークフラグが「0」でないことを確認(F2)し、処理を終了する。
▲3▼動的アドレス設定の場合の診断
ネットワークフラグのデフォルト設定を読み込み(F1)、ネットワークフラグが「0」であることを条件に(F2)、DHCPのIPリース要求(F3)を行い、これに対する応答を待って(F4)、処理を終了する。
【0023】
前述したNATの仕組みを図17により説明する。図17で、端末7と、サーバ20A、20Bとの間にNAT手段200がある。このNAT手段200は、グローバルネットワークとローカルネットワークとの中継手段として機能し、企業内などで独自に割り当てたIPアドレス(プライベートアドレス)をインターネットなどのグローバルネットワークに接続するために使用されるものであって、特に送信元のパケット1プライベートアドレス(10、1、1、2)からグローバルアドレス(210、156、72、1)のパケット2に変換を行う機能である。宛先アドレスは、サーバ20AのIPアドレス(210、156、72、3)である。かかる変換例を200Aとして同図に示した。プライベートアドレスとグローバルアドレスを、静的に割り当てる方法と、動的に割り当てる方法がある。専用のソフトウェアやハードウェアで実現されるが、最近では付加機能としてサポートしているルータもある。プロキシサービスと同様で、外部からの侵入やプライベートネットワーク内のアドレス状態がインターネットに漏れるのを防ぐことができる。
【0024】
更に前述のDHCPの仕組みを図18を用いて説明する。
(1)、先ずクライアントである通信端末7が、IPリース要求(DHCP Discover)を送る。これは、IPアドレッシング情報を要求するブロードキャストをすることで行う。
(2)、DHCPサーバ20は、クライアント通信端末7にIPリース提供(DHCP Offer)を行う。これは、サーバ20が提供可能なIPアドレッシング情報をブロードキャストすることで行う。
(3)、クライアント通信端末7は、IPリース選択(DHCP Request)を行う。これは、クライアント通信端末7が、受信した提供情報からIPアドレッシング情報を選択し、リースを要求するブロードキャストをすることで行う。
(4)、サーバ20は、IPリース(DHCP Ack)を行う。これは、リースを要求されたサーバ20が、受信確認をブロードキャストをすることで行う。
【0025】
図15は、管理者が設定するメモリ2内のデフォルト設定の内容を示す。項目として、図4で設定されるネットワークのアドレスが動的に設定されているか、静的に設定されているかを判断するネットワークフラグと、各ポート4a〜4cに割り当てる静的アドレスを格納する項目がある。これにより、管理者によりフラグの設定及び、特定のポートへの静的アドレスの割り当てが出来る。
【0026】
図16は、メモリ2のネットワークフラグを示す図である。ネットワークフラグは、本装置が接続されるネットワークのアドレス状態(静的又は動的)を示すものであって、ネットワークフラグが「0」の場合は動的にアドレスを割り当てる状態となっており、「1」の場合は静的にアドレスを設定する状態を示す。尚
デフォルト設定により決定することもある。
【0027】
図19は、メモリ2のIPアドレスの変換テーブル例を示す。通信端末7bの固定IPアドレス(例えば20、20、20、100)を検出し、これをポート4bに割り当てた変換IPアドレスに対応させて登録したものである。通信端末がDHCP設定になっている場合はアドレス変換しないため、本テーブルには登録せず、また、NAT/DHCP機能を解除している場合も同様とする。
ポート4a、4cがその例である。
【0028】
図20は、端末フラグ部3a〜3cでの端末フラグ状態と通信端末の端末環境であるIPアドレス設定状態との対応を示す。端末フラグは、通信端末の状態・設定環境を示すものである。通信端末の電源投入時に流す設定情報を本接続装置1が受信し、処理手段により状態を判断し、端末フラグとして登録する。
以下、フラグと状態とについて説明する。
「00」:ポートに通信端末が未接続の場合や、ネットワーク接続装置のNAT/DHCP機能を解除している状態を示す。
「01」:通信端末がDHCP設定で、ポートに登録されているIPアドレスを割り当てた状態を示す。
「10」:通信端末が固定IPアドレス設定で、ネットワーク接続装置のNAT機能を利用している状態を示す。
【0029】
図16のネットワークフラグの状態と図19のアドレス変換テーブル、図20の端末フラグには保持期間を設ける。図16のネットワークフラグの状態は、図21の遷移図に示すように本装置の電源が投入されてから電源断になるまでの間保持される。また、図19、図20については図22の遷移図に示すように、通信端末の電源投入から電源断になるまでの、接続装置とのリンクが確立している期間とする。このように通信端末の電源断や、ポート間のリンクが切れた場合はテーブル・メモリ共にクリアされる。やり方としては、例えば通信端末とポートのリンクが確立されている時に電源をメモリに供給し不揮発にする。また、電源断やリンク断と共にメモリが揮発する。メモリを揮発する仕組みとして、図20の端末フラグが「00」に遷移した時点で、ポートに対応したアドレス変換テーブルを削除する。
【0030】
図23、図24は、通信端末からサーバへアクセスするときの、アドレス変換フローを示す。
▲1▼−1.1 通信端末とネットワークのアドレスが静的アドレスの場合であって、且つ電源投入時での動作は以下の通りである。
通信端末の電源投入時、本接続装置は通信端末からのアクセス要求を受信する。このタイミングでネットワークフラグ(F1)と端末フラグ(F2)を読込む。本事例ではネットワークフラグが「0」で無いことを確認(F3)が行われ、端末フラグが「00」であることの確認(F4)が行われる。次に受信したデータがDHCPのブロードキャスト(IPリース要求)でないことの確認(F5)が行われ、IPパケットからソースIPを検出(F8)し変換テーブルを作成(F9)する。更に、端末フラグを「10」に設定(F10)し、アドレス変換(F11)によりアクセスが可能となる。
【0031】
▲1▼−1.2 通信端末が静的アドレスで、ネットワークのアドレスが動的アドレスの場合であって、且つ電源投入時での動作は以下の通りである。
通信端末の電源投入時、本接続装置はアクセス要求を受信する。このタイミングでネットワークフラグ(F1)と端末フラグ(F2)を読込み、ネットワークフラグが「0」であることの確認(F3)、端末フラグが「00」であることの確認(F12)が行われる。次に受信したデータがDHCPのブロードキャストのないことの確認(F14)が行われ、IPパケットから通信端末の静的アドレスと物理(MAC)アドレスを検出(F15)し予備バッファにMACアドレスを登録する。ネットワーク側のDHCPサーバに対し処理(F18)し、ネットワーク側の静的アドレスをアドレス変換テーブルに登録(F19)する。また、端末フラグを「10」に設定(F20)し、アドレス変換(F21)によりアクセスが可能となる。
【0032】
▲1▼−2.1 通信端末とネットワークのアドレスが静的アドレスの場合の動作は以下となる。
通信端末からのアクセス要求時にネットワークフラグ(F1)と端末フラグ(F2)を読込み、ネットワークフラグが「0」で無いことを確認(F3)し、端末フラグが「00」でないことを確認(F4)する。また、端末フラグが「01」でなければ(F13)、アドレス変換(F11)によりアクセスが可能となる。
▲1▼−2.2 通信端末が静的アドレスで、ネットワークのアドレスが動的アドレスの場合の動作は以下となる。
通信端末からのアクセス要求時にネットワークフラグ(F1)と端末フラグ(F2)を読込み、ネットワークフラグが「0」であることを確認(F13)し、端末フラグが「00」で無いことを確認(F12)する。また、端末フラグが「01」であれば(F13)そのままアクセスが可能となる。
【0033】
▲2▼−1.1 通信端末とネットワークのアドレスが動的アドレスの場合(電源投入時)の動作は以下となる。
通信端末の電源投入時、本装置はアクセス要求を受信する。このタイミングでネットワークフラグ(F1)と端末フラグ(F2)を読込み、ネットワークフラグが「0」であることを確認(F3)し、端末フラグが「00」であることを確認(F12)する。次に受信したデータがDHCPのブロードキャストであれば(F14)、ネットワーク側のDHCPサーバとの処理をする(F22)。また、端末フラグを「01」に設定(F23)し、アクセスが可能となる。
【0034】
▲2▼−1.2 通信端末が動的アドレスで、ネットワークのアドレスが静的アドレスの場合(電源投入時)の動作は以下となる。
通信端末の電源投入時、本装置はアクセス要求を受信する。このタイミングでネットワークフラグ(F1)と端末フラグ(F2)を読込み、ネットワークフラグが「0」でないことを確認(F3)し、端末フラグが「00」であることを確認(F4)する。次に受信したデータがDHCPのブロードキャストであれば(F5)、DHCP処理をする(F6)。また、端末フラグを「01」に設定(F7)し、アクセスが可能となる。
【0035】
▲2▼−2.1 通信端末とネットワークのアドレスが動的アドレスの場合の動作は以下となる。
通信端末からのアクセス要求時にネットワークフラグ(F1)と端末フラグ(F2)を読込み、ネットワークフラグが「0」であることを確認(F3)し、端末フラグが「00」でないことを確認(F12)する。また、端末フラグが「01」であれば(F13)アクセスが可能となる。
▲2▼−2.2 通信端末が動的アドレスで、ネットワークのアドレスが静的アドレスの場合の動作は以下となる。
通信端末からのアクセス要求時にネットワークフラグ(F1)と端末フラグ(F2)を読込み、ネットワークフラグが「0」でないことを確認(F3)し、端末フラグが「00」でないことを確認(F4)する。また、端末フラグが「01」であれば(F13)アクセスが可能となる。
【0036】
図25は、DHCPサーバからのアドレス受信フロー例1を示す。
この例は通信端末およびネットワークが動的アドレスを設定する時の例である。その手順A1〜A9以下の通りである。
A1…通信端末の電源を投入。
A2…電源投入時に必ずDHCP接続要求がブロードキャストする。
A3…接続装置が(A2)を受信する。ネットワークフラグが「0」であることを確認し、端末フラグを「01」にする。
A4…DHCPサーバへ処理を要求する。
A5…処理に対し応答する。
A6…A5の応答を受信する。
A7…処理応答を通信端末へ流し、アドレスを取得する。
A8…通信端末の電源断。
A9…A8でリンクが切れるため、ネットワークフラグや端末フラグの情報がクリアされる。
【0037】
図26は、DHCPサーバからのアドレス受信フロー例2を示す。
この例は通信端末が静的アドレスで、ネットワークが動的アドレスである時の例である。その手順B1〜B15は以下の通りである。
B1…通信端末の電源を投入。
B2…電源投入時に必ずARP(Address Resolution Protocol:アドレス解決プロトコル)がブロードキャストする。
B3…接続装置がB2を受信する。ネットワークフラグが「0」であることを確認し、端末フラグを「10」にする。また、受信したIPパケットから通信端末の静的アドレスと物理(MAC)アドレスを検出し、静的アドレスをアドレス変換テーブルに登録し、MACアドレスを予備バッファへ登録する。
B4…予備バッファのMACアドレスを利用してDHCPサーバへアドレスを要求する。
B5…処理に対し応答する。
B6…B5を受信し、割り当てられたアドレスをアドレス変換テーブルに登録し、通信端末との変換テーブルを作成する。
B7…通信端末へ応答を返す。
B8…他サーバへアクセスを要求する。
B9…アクセス要求を受信し、アドレス変換をする。
B10…変換後のアドレスで、サーバへアクセス要求する。
B11…要求に対し、応答を返す。
B12…通信端末のアドレスに戻す。
B13…応答を通信端末へ返す。
B14…通信端末の電源断。
B15…B14でリンクが切れるため、ネットワークフラグや端末フラグ、予備バッファの情報がクリアされる。
【0038】
図27は、通信端末7bからサーバ15へのデータ送受信フローの例を示す。
この例は通信端末7bおよびサーバ15に静的アドレスが設定されている時の例である。NAT機能を利用しない場合は、直接サーバへアクセスできるようにしている。その手順C1〜C12は以下の通りである。
C1…通信端末の電源を投入。
C2…電源投入時に必ずARPがブロードキャストする。
C3…接続装置がC2を受信し、IPアドレス変換テーブルおよび端末フラグに情報を登録する。
C4…受信と通信経路を通信端末へ連絡する。
C5…通信端末(IP:20.20.20.100)がサーバ(IP:200.10.2.30)へ処理を要求する。
C6…接続装置が受信し、通信端末のIPアドレスを「200.10.2.11」に変換する。
C7…接続装置の変換後アドレス(IP: 200.10.2.11)でサーバへ処理を要求する。
C8…サーバから通信端末(変換後IP: 200.10.2.11)へ処理の応答を返す。
C9…接続装置が受信し、IPアドレスを本来の通信端末のアドレス(IP:20.20.20.100)に変換する。
C10…接続装置から通信端末へ、サーバの処理応答を返す。
C11…通信端末の電源断。
C12…C11でリンクが切断されるため、接続装置の端末フラグがクリアされ、同時に接続ポートの変換テーブル情報がクリアされる。
【0039】
図28は、サーバから通信端末へアクセスするときの、アドレス変換フローを示す。
▲1▼通信端末が未接続の場合
サーバからのアクセス要求時に端末フラグを確認(F31)し、端末フラグがクリア(“00”)されているか確認(F32)する。この場合、接続エラー(F35)となる。
▲2▼通信端末が固定IPアドレスの場合
サーバからのアクセス要求時に端末フラグを確認(F31)し、端末フラグがクリア(“00”)されていないか確認(F32)する。端末フラグがDHCP設定(“01”)でなければアドレス変換(F34)し、通信端末へアクセスする。
▲3▼通信端末がDHCP設定の場合
サーバからのアクセス要求時に端末フラグを確認(F31)し、端末フラグがクリア(“00”)されていないか確認(F32)する。端末フラグがDHCP設定(“01”)であれば通信端末へアクセスする。
【0040】
図29は、サーバ15から通信端末7bへのデータ送受信フローの例を示す。
この例は通信端末7bに固定のIPアドレスが設定されている時の例である。NAT機能を利用しない場合は、通常のネットワーク接続と同じとなる。手順D1〜D15は以下の通りである。
D1…通信端末の電源を投入。
D2…電源投入時に必ずARPがブロードキャストする。
D3…接続装置がD2を受信し、IPアドレス変換テーブルおよび端末フラグに情報を登録する。
D4…受信と通信経路を通信端末へ連絡する。
D5…サーバ(IP:200.10.2.30)が通信端末(変換IP:200.10.2.11)へ処理を要求する。
D6…接続装置が受信し、通信端末のIPアドレスを本来のIPアドレス(IP:20.20.20.100)に変換する。
D7…接続装置から通信端末へ、処理を要求する。
D8…通信端末からサーバへ処理の応答を返す。
D9…接続装置が受信し、通信端末のアドレスを「200.10.2.11」に変換する。
D10…接続装置からサーバへ、通信端末の処理応答を返す。
D11…通信端末の電源断。
D12…D11でリンクが切断されるため、接続装置の端末フラグがクリアされ、同時に接続ポートの変換テーブル情報がクリアされる。
D13…サーバ15(IP:200.10.2.30)が通信端末7b(変換IP:200.10.2.11)へ処理を要求する。
D14…D12で端末フラグとアドレス変換テーブルがクリアされているため応答不可。
D15…接続エラーをサーバへ返す。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、通信端末の移動や新規接続する場合、ネットワーク管理者へ問い合わせること無くスムースに接続できる。
更に本発明によれば、固定IPアドレスを間違って設定されているばあいでも、アドレス変換により障害無く接続できる。
更に本発明によれば、各ポートに対してIPアドレスを割振るため、ネットワーク障害の原因となるIPアドレスを利用する通信端末を追求することが容易である。
従ってプレゼンテーションやデモ等で、一時的に利用するネットワークに対し、通信端末の設定や誤設定がなくなり、ネットワークが安定稼動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク接続装置の実施態様を示す図である。
【図2】現状でのネットワーク環境と通信端末設定の組合せの説明図である。
【図3】図2の組合せ1への対応図である。
【図4】図2の組合せ1へのアドレス設定例図である。
【図5】図2の組合せ1へのアドレス設定例図である。
【図6】図2の組合せ2への対応図である。
【図7】図2の組合せ2へのアドレス設定例図である。
【図8】図2の組合せ3への対応図である。
【図9】図2の組合せ3へのアドレス設定例図である。
【図10】図2の組合せ4への対応図である。
【図11】図2の組合せ4へのアドレス設定例図である。
【図12】本発明のネットワーク接続装置の外観例である。
【図13】本発明のネットワーク接続装置を適用したネットワーク接続構成例である。
【図14】電源投入時のみのLAN側アドレス設定判定機能のフローである。
【図15】デフォルトに設定される内容である。
【図16】ネットワークフラグの状態である。
【図17】NATの説明図である。
【図18】DHCPの説明図である。
【図19】IPアドレス変換テーブルである。
【図20】端末フラグ状態と通信端末のIPアドレス設定状態である。
【図21】LANの状態とネットワークフラグの遷移である。
【図22】通信端末の状態と端末フラグの遷移である。
【図23】アドレス変換時のフロー(通信端末→サーバ)である。
【図24】アドレス変換図のフロー(通信端末→サーバ)である。
【図25】DHCPサーバからのアドレス取得フローの例1である。
【図26】DHCPサーバからのアドレス取得フローの例2である。
【図27】サーバへのアクセスフローの例である。
【図28】アドレス変換フロー(サーバ→通信端末)である。
【図29】データ送受信時のフロー例(サーバ→通信端末)である。
【符号の説明】
1 接続装置
2 メモリ
3(3a、3b、3c) 端末フラグ部
4(4a、4b、4c) ポート1〜n
5(5a、5b、5c) スイッチ
6 処理部
7(7a、7b、7c) 通信端末
Claims (6)
- インターネットプロトコルを利用するLANと、一つ以上の通信端末と、該通信端末と該LANを接続する複数のポートを持つネットワーク接続装置において、該LANのIPアドレス割付方式が静的割付か動的割付かを判定するLAN側アドレス設定判定手段と、接続された各通信端末のIPアドレス割付方式が静的割付か動的割付かを判定する通信端末アドレス設定判定手段と、上記LAN側アドレス設定判定結果と通信端末アドレス設定判定結果の組合せに応じてLAN側及び又は通信端末側のアドレス割付けを行う割付け手段と、を備えたことを特徴としたネットワーク接続装置。
- 上記割付け手段は、
LAN側が静的割付けで通信端末が静的設定の場合、通信端末に設定されている静的アドレスを、接続するために予めポートに割付けた静的アドレスに変換するものとし、
LAN側が動的割付けで通信端末が静的設定の場合、LAN側のポートに動的アドレスを割付け、通信端末に設定されている静的アドレスをLAN側のポートに割付けたアドレスに変換し、
LAN側が静的割付けで通信端末側が動的設定の場合、LAN側のポートに予め管理者によって割付けた静的アドレスを、通信端末に割付け、
LAN側が動的割付けで通信端末側が動的設定の場合、通信端末から該ネットワーク接続装置へのアドレス割付け要求に対し、LAN側へアドレス割付け要求し、LAN側から割付けられる動的アドレスを通信端末に割付けるものとした請求項1のネットワーク接続装置。 - 管理者がポートに設定する静的アドレスを保持するメモリと、通信端末アドレス設定判定結果を識別するフラグを保持するメモリと、通信端末のアドレスとポートに設定したアドレスの変換を行うためのアドレス変換テーブルを有し、電源供給により情報を保持することを特徴とした請求項1又は2のネットワーク接続装置。
- 通信端末が接続されるポート毎に、LAN側アドレス設定判定結果と通信端末アドレス設定判定結果の組合せに応じた割付けを無効にするスイッチを備えたことを特徴とした請求項1又は2又は3のネットワーク接続装置。
- インターネットプロトコルを利用するLANと、一つ以上の通信端末と、該通信端末と該LANを接続する複数のポートを持つネットワーク接続装置におけるIPアドレス割付方法であって、該LANのIPアドレス割付方式が静的割付か動的割付かを判定し、接続された各通信端末のIPアドレス割付方式が静的割付か動的割付かを判定し、上記LAN側アドレス設定判定結果と通信端末アドレス設定判定結果の組合せに応じてLAN側及び又は通信端末側のアドレス割付けを行うことを特徴としたネットワーク接続装置のIPアドレス割付方法。
- 上記アドレス割付けは、
LAN側が静的割付けで通信端末が静的設定の場合、通信端末に設定されている静的アドレスを、接続するために予めポートに割付けた静的アドレスに変換するものとし、
LAN側が動的割付けで通信端末が静的設定の場合、LAN側のポートに動的アドレスを割付け、通信端末に設定されている静的アドレスをLAN側のポートに割付けたアドレスに変換し、
LAN側が静的割付けで通信端末側が動的設定の場合、LAN側のポートに予め管理者によって割付けた静的アドレスを、通信端末に割付け、
LAN側が動的割付けで通信端末側が動的設定の場合、通信端末から該ネットワーク接続装置へのアドレス割付け要求に対し、LAN側へアドレス割付け要求し、LAN側から割付けられる動的アドレスを通信端末に割付けるものとした請求項5のネットワーク接続装置のIPアドレス割付方法。
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