JP3837040B2 - Terminal crimping machine and terminal crimping method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、平型の導体部の周囲が絶縁体からなる被覆部で覆われた可撓性のフラット回路体と、突き刺し用の爪片を有するピアッシング端子とを圧着接続する端子圧着機及び端子圧着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の端子圧着方法に関連する技術の一例として特公昭57−48833号公報に記載されているものが知られている。
【0003】
図6に示すように、ピアッシング端子40は、ほぼ平らな基板41と、その両側から起立する爪片42とを有する圧着接続部43を備えている。爪片42は、基板41から起立しており、各爪片42は、基板41に接合する幅広の基端部42aと、基端部42aに続く幅狭の先端部42bとから形成されている。
【0004】
基板41の幅方向両側に設けられた各爪片42は、長手方向に対して互い違いになっているため、各爪片42の幅方向の反対側には、テーパ状の空間が対向している。爪片42の先端部42bは、丸み形状を成している。
【0005】
圧着接続部43に接続されるフラット回路体46は、並設された帯状の導体部47の周囲が絶縁体からなる被覆部48で覆われた可撓性の回路体であり、FPC又はFFCと称される薄板の回路体である。
【0006】
ピアッシング端子40とフラット回路体46とは、押圧用の金型であるクリンパ44と、台座用の金型であるアンビル45との間に挟まれて、加締められることにより圧着されるようになっている。
【0007】
アンビル45は、ピアッシング端子40を載せる台座であり、台形断面の突起45aがその中央部に形成されている。突起45aは、ピアッシング端子40の突条接触部41aの下側と係合するようになっている。
【0008】
クリンパ44には、平面部分を有する隆起部44bによって離隔された一対の湾曲部44aが凹設されている。隆起部44bは、前記突起45aと対向し、アンビル45に対して接離自在になっている。
【0009】
上記構成のピアッシング端子40は、フラット回路体46の導体部47に爪片42を突き刺して取付けられるようになっており、そして、フラット回路体46から突出した爪片42の先端部42bは、クリンパ44の湾曲部44aに沿って内向きに加締められて、再びフラット回路体46に突き当たり、同方向に折り曲げられつつ、被覆部48を剥ぎ取ることにより導体部47に接触し導通状態が得られるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の端子圧着方法では、解決すべき以下の問題点がある。
【0011】
一つには、ピアッシング端子40の爪片42とフラット回路体46との接触面積が小さいという問題がある。これは、爪片42の加締形状に依存するものである。すなわち、爪片42は、クリンパ44の湾曲部44aに倣って内向きに加締められるが、爪片42の屈曲部の曲率半径が小さいため、フラット回路体46の導体部47の厚さが相違すると、導体部47との接触面積が小さくなったり、大きくなったりして、良好な接触状態を得ることができなくなることがある。特に、電源系の電線は、バッテリからの電源を負荷に供給するものであり、信号系の電線に比べて大電流が流れるため、接触面積が小さいと電気抵抗が大きくなり、導通不良を生ずることがある。
【0012】
このような場合には、ピアッシング端子40のクリンプハイトを調整するために、クリンパ44とアンビル45の間隔を変えたり、サイズの異なるピアッシング端子40を用意しなければならず、製造上の管理項目が増えて作業性が悪くなってしまうとともに、部品管理も複雑化してしまう。
【0013】
本発明は、上記した点に鑑み、厚さの相違するフラット回路体を圧着接続することができ、接触信頼性及び圧着信頼性の高い端子圧着機及び端子圧着方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、平型の導体部を有するフラット回路体と、該フラット回路体を貫通させる複数の爪片を有するピアッシング端子とを圧着接続する、押圧用のクリンパと台座用のアンビルとを対向して備える端子圧着機において、前記クリンパには、前記アンビルに対向する加締部が凹設され、該加締部には、凹曲面を有する一対の凹部と、該一対の凹部の間に位置する凸曲面を有する凸部とが形成され、該一対の凹部と該凸部との境界部が滑らかな曲面で繋がっており、該加締部で前記ピアッシング端子の爪片を加締めることを特徴とする。
【0015】
上記構成のように、押圧用のクリンパの加締部に、一対の凹部と凸部とをそれぞれ形成し、凹部と凸部との境界を滑らかな曲面で繋げば、フラット回路体から突出したピアッシング端子の爪片が、フラット回路体の導体部に沿った状態で面接触する。
【0016】
また、請求項2記載の発明は、導電性の基板と、該基板の両側から起立する少なくとも一対の爪片とを備えるピアッシング端子と、平型の導体部を有するフラット回路体とを、押圧用のクリンパと台座用のアンビルとの間に挟み込み、該一対の爪片を前記フラット回路体に貫通させて、該一対の爪片をカール状に加締めることにより、前記フラット回路体を圧着接続する端子圧着方法において、前記フラット回路体から突出する前記一対の爪片を、前記クリンパの加締部の凹部に倣って内向きに湾曲させ、続いて、この湾曲方向とは逆の方向に該加締部の凸部に倣って該一対の爪片を湾曲させることを特徴とする。
【0017】
上記構成のように、フラット回路体から突出したピアッシング端子の一対の爪片を加締部の凸部に倣って内向きに湾曲させ、続いて、加締部の凸部に倣って湾曲させれば、各爪片の先端部は、フラット回路体の導体部に沿って加締められて、クリンパとアンビルとが近接する方向と、フラット回路体が爪片の先端部により押圧される方向が同一の方向となり、フラット回路体とピアッシング端子とが緊密に密着する。
【0018】
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の端子圧着方法において、前記クリンパと前記アンビルとで前記一対の爪片を加締めた際に、前記フラット回路体と前記クリンパの前記凸部との間に間隙を形成させ、該間隙に前記爪片の先端部を進入させることを特徴とする。
【0019】
上記構成のように、フラット回路体とクリンパとの間の間隙に爪片の先端部を進入させるようにすれば、爪片の先端部はクリンパとフラット回路体との間に挟み込まれて押されるような格好になり、フラット回路体に対する爪片の接触面積が大きくなり、密着不良や導通不良を生ずることが防止される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態の具体例を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る端子圧着機の一実施形態を示すものである。
【0021】
端子圧着機10は、フロア上などに設置されるベース11と、ピアッシング端子31とフラット回路体46とを圧着接続する圧着用アプリケータ12と、駆動源13とから構成されている。
【0022】
詳細については後述するが、圧着用アプリケータ12は、クリンパ25とアンビル18とを備え、クリンパ25の昇降動作によりフラット回路体(電線)30の導体部47にピアッシング端子(端子)31の爪片34,35,36を突き刺して圧着する構造になっている。クリンパ25の昇降動作は、サーボモータ(図示せず)の回転運動を、ピストン・クランク機構(図示せず)により直線運動に変換し、クリンパ25を保持するラム20を降下および上昇させることにより行われる。ラム20の昇降動作を制御する制御部(図示せず)では、ラム20の加速、減速、圧着、待避等の制御が行われるようになっている。以下に、圧着用アプリケータ12を含む端子圧着機10の全体構成について説明する。
【0023】
ベース11は、水平方向に沿って略平坦な平坦部11aを備えている。後述する圧着用アプリケータ12は、ベース11に載置され、支持されるようになっている。
【0024】
駆動源13は、図示しないサーボモータと、駆動力を伝達する駆動軸13bと、後述するシャンク28の円板部28aに引っ掛かるフック13aとからなっている。サーボモータの回転運動は、ピストン・クランク機構を介して直線運動に変化されて、ラム20を昇降動作させることができるようになっている。駆動源13としては、サーボモータの替わりとして、ダイレクトドライブ方式でシャンク28に連結するピストンロッドを備えた油圧シリンダを用いてもよい。
【0025】
圧着用アプリケータ12の構造について詳しく説明すると、圧着用アプリケータ12は、フレーム15と、アンビル18を有するホルダ17と、フレーム15に続くラム20と、ラム20に螺合して昇降動作するラムボルト21と、ラムボルト21が螺合するシャンク28と、端子送りユニット22とから構成されている。
【0026】
フレーム15は、側方からみてコ字状に形成されており、ホルダ17の取付部15aと、上方に延在する支柱部15bと、ラム支持部15cとから構成されている。フレーム15は、ベース11の平坦部11aに載置され、ボルト(図示せず)とナット(図示せず)などにより締結固定されている。なお、フレーム15をベース11と一体的に固定してもよい。
【0027】
ラム支持部15cは、ホルダ17の取付部15aから上方に延在する支柱部15bの上端部に連結している。ラム支持部15cには、ラム20をガイドする空間が設られており、ラム20がスライド自在に嵌入できるようになっている。
【0028】
ホルダ17には、ピアッシング端子31が載置されるアンビル18が埋設されている。ホルダ17は、クリンパ25とラム20の下端面20bとの双方に対向する平坦面17aを備えている。平坦面17aは、ラム20の昇降方向及びアンビル18とクリンパ25との接離方向に対し、交差する方向に沿って平坦に形成されている。すなわち、平坦面17aは、前記昇降方向と前記接離方向との双方に対し略直交して形成されている。
【0029】
アンビル18は、ホルダ17に収納保持されて、フレーム15の取付部15aに装着される。アンビル18は、その底壁をホルダ17の底壁に密着させた状態で保持されており、ぐらつかない状態でピアッシング端子31が載置されるようになっている。
【0030】
ピアッシング端子31は、その電線圧着部32の下側がアンビル18に当接し、クリンパ25の押圧力を受けた際に、アンビル18に支持されて、ピアッシング端子31が所定の形状に加締められるようになっている。
【0031】
ラム20は、方体状に形成されている。ラム20は、鉛直方向に沿って昇降自在にラム支持部15cに支持されている。また、ラム20は、その長手方向が昇降方向即ち鉛直方向に沿っている。ラム20の下端面20bは、前記昇降方向に対し交差する方向に沿って平坦に形成されている。
【0032】
ラム20の下半部には、アンビル18に対して対向するように、クリンパ25が取り付けられている。クリンパ25は、ラム20がラム支持部15cに昇降自在に支持されることによって、アンビル18に対し接離自在になっている。言い換えると、クリンパ25がアンビル18に接離するのと連動して、ラム20が昇降動作するようになっている。
【0033】
クリンパ25は、後述するピアッシング端子(図3)31の三対の爪片34,35,36にそれぞれ対応する形状に形成されている。すなわち、一対毎の各爪片34,35,36の突出高さに応じた形状に成形されている。クリンパ25は、一体的に形成されたものであるが、三対の爪片34,35,36に対応するように三分割して形成してもよい。同様にして、クリンパ25に対向するアンビル18も三分割して構成することができるが、本実施形態では、一体的に形成されている。
【0034】
図2に示すように、クリンパ25は、押圧用の金型であり、アンビル18と対向する下端面25aには、M字状の加締部26が凹設されている。加締部26は、凹曲面を有する一対の湾曲部(凹部)26aと、一対の湾曲部26aの間に位置し、凸曲面を有する隆起部(凸部)26bとから構成されている。湾曲部26aと隆起部26bとの境界部26cは、滑らかに連続形成された曲面からなっている。
【0035】
上述したように加締部26を構成すれば、クリンパ25とアンビル18との間にピアッシング端子31を挟んだ際に、ピアッシング端子31の爪片34,35,36の先端部34b,35b,36bが、クリンパ25の加締部26の湾曲部26aに倣って内向きに湾曲し、続いて、この湾曲方向とは逆の方向に加締部26の凸部26bに倣って一対の爪片34,35,36が湾曲する。そして、クリンパ25とフラット回路体46の間隙27(図4)に爪片34,35,36の先端部34b,35b,36bが滑り込み、相互に接近して加締められる。従って、爪片34,35,36の先端部34b,35b,36bが、フラット回路体46の導体部47を突き破って破損させることを防止することができる。
【0036】
従来技術の欄で説明した従来例では、湾曲部44aと隆起部44bの境界には稜線が形成されており、爪片42の先端部42bは渦巻き状に同方向に折り曲げられるだけであるから、爪片42が隆起部44bの下側に滑り込むことがなく、フラット回路体46の導体部47に突き刺さったりすることがあった。
【0037】
しかし、本願発明では、爪片34,35,36を隆起部26bの下側に滑り込ませることができるから、係る欠点がなく、また、爪片34,35,36は小さい曲率半径で折り曲げられることがなく、皺状の亀裂等を生じることもない。さらに、フラット回路体46に対する接触面積が増加して、接触信頼性及び圧着信頼性を向上させることができる。
【0038】
加締部26の間口寸法Lや加締深さDは、クリンプハイト(爪片の圧着高さ)Hやクリンプワイド(爪片の圧着幅)Wに応じて決定されるものであり、任意である。間口寸法Lは、成形誤差等により爪片34,35,36が基板37に対して垂直ではなく開いた状態にあるときにも、爪片34,35,36が湾曲部26aに進入して案内されるように、クリンプワイドWより大きめの寸法に設定されている。加締深さDは、爪片34,35,36のクリンプハイトHを決定するものであり、フラット回路体46の許容される厚みと爪片34,35,36の突出高さを考慮して所定の加締深さDに設定されている。
【0039】
爪片34,35,36とフラット回路体46との接触状態は、加締深さD等に依存して変わり、爪片34,35,36の先端部34b,35b,36bがフラット回路体46の導体部47に届かない場合には、導通不良を生ずることがあるが、本願発明では、隆起部26bと湾曲部26aの境界部26cは滑らかに形成されているから、爪片34,35,36の滑りが良くなり、導通不良を生ずることが防止されている。
【0040】
クリンパ25とアンビル18との間の間隔は、フラット回路体46の導体厚に依存することなく、所定の間隔に設定されている。言い換えると、電線圧着部32のクリンプハイトHが、フラット回路体46の導体厚に依らず、常に同じ値に形成されている。クリンパ25及びアンビル18の材質には、冷間金型用の合金工具鋼が好適し、放電加工等により精密に仕上成形されている。
【0041】
従来では、フラット回路体46の導体厚に応じてクリンパ44とアンビル45との間隔を調整し、フラット回路体46毎に異なるクリンプハイトが設定されていた。しかし、これでは、フラット回路体46の導体厚に応じてその都度クリンプハイトを調整する必要があり、製造上の管理項目が増えて作業性が悪いという問題が指摘されていた。そこで、本発明では、フラット回路体46の導体厚が相違するときでも、煩わしい調整作業等を省略することができ、接触信頼性や圧着信頼性を損なうことなく、圧着作業の高能率化を図ることができる。
【0042】
前述した構成によって、アンビル18とクリンパ25は、互いに近接して、互いの間にピアッシング端子31とフラット回路体46の端部とを挟み込んで、ピアッシング端子31の爪片34,35,36を加締めて圧着する。従って、加締形状は、クリンパ25の形状が転写されたような格好になっている。
【0043】
圧着用アプリケータ12のクリンパ25とアンビル18の位置決め精度は、許容範囲内に収まっていても、誤差がゼロに等しくなることはなく、また、、位置決め精度が悪ければ導通不良等を生ずる心配も抱えている。しかし、本発明は、クリンプハイトHを変えることなく、フラット回路体46の導体厚に対応することができるようになっているため、位置決め等の調整作業が不要となって、圧着作業の高能率化を図ることができる。
【0044】
ラムボルト21は、ラム20の上端面20aのねじ孔に螺合して取付けられている。ラムボルト21がラム20に取り付けられると、ラム20は、昇降自在に動作するようになる。
【0045】
シャンク28は、中空の円柱状に形成されている。シャンク28は、一方の側の円板部28aが駆動源13のフック13aに結合し、他方の側のねじ部がラムボルト21のねじ孔に螺合するようになっている。すなわち、シャンク28は、駆動源13の駆動力をラムボルト21を介してラム20に伝達して、クリンパ25を昇降動作させることができるようになっている。
【0046】
また、シャンク28は、ラムボルト21のねじ孔に対するねじ込み量が調整されることによって、ラムボルト21との間の相対位置が変更可能にラムボルト21に取付られている。ラムボルト21のねじ孔に対するねじ込み量を調整して、シャンク28のラムボルト21に対する相対位置が変更されると、アンビル18とクリンパ25との間の間隔も変更される。
【0047】
シャンク28には、ねじ溝に螺合するナット29が備わっており、シャンク28がラムボルト21のねじ孔にねじ込まれた際に、ナット29を締結することによって、ラムボルト21とシャンク28とが互いに固定されるようになっている。
【0048】
端子送りユニット22は、ラム20の側部に備わるカム(図示せず)と、カムに当接して水平方向に移動する連接棒(図示せず)と、連接棒を内部に収容するレバー支持部22aと、レバー支持部22aに嵌入されるクランク状のレバー22bと、レバー22bを回動自在に支持する枢軸22cと、レバー22bの先端部に備わる端子送り爪22dとから構成されている。
【0049】
端子送りユニット22は、カムが駆動源13の駆動力によって降下し、その際に連接棒の一側の端部がカムに当接して水平方向に押され、連接棒の他側の端部がレバー22bに当接して、枢軸22cを回動中心としてレバー22bが回動し、そして、連鎖帯(図示せず)の送り孔に引っかかった端子送り爪22dが連鎖帯を一端子毎に端子送り方向Xに送り出すように機能している。
【0050】
アンビル18の載置部へ送られたピアッシング端子31には、フラット回路体46が載置され、ラム20を降下させることで、アンビル18とクリンパ25との間にフラット回路体46が挟み込まれて、ピアッシング端子31の爪片34,35,36がフラット回路体46に貫通し、爪片34,35,36が加締められて圧着される。
【0051】
複数のピアッシング端子が連鎖した連鎖帯は、キャリアによって一列に繋がっており、一端子毎に送り出され、圧着され、一端子毎に切断されるようになっている。圧着後は、レバー22bがばね等の弾性力で、原点復帰するようになっている。
【0052】
このように、端子送りユニット22を備えれば、一連の圧着作業を自動化することができる利益があるが、端子送りユニット22が無くても、手を使ってピアッシング端子31をアンビル18上に一端子毎供給して圧着作業を行うこともできる。
【0053】
図3は、上述した圧着用アプリケータ12により圧着されるピアッシング端子31を示したものである。ピアッシング端子31は、導電性の基板37を打ち抜き加工および折り曲げ加工して形成されるものであり、その長手方向の一方に電線圧着部32、他方にフラット回路体46が挟持される音叉状の電気接触部33が形成されている。電気接触部33は、本実施形態に限定されるものではなく、相手方の雄型端子に対する箱状の電気接触部であってもよい。また、長手方向の両端側に電線圧着部32が形成されたものであってよい(図示せず)。
【0054】
片側に電気接触部33の形成されたピアッシング端子31は、フラット回路体46と電装品等とを接続する端末用の端子として機能し、両側に電線圧着部32が設けられたピアッシング端子31は、フラット回路体46の中継用の端子として機能する。
【0055】
ここで、説明の都合上、ピアッシング端子31の前後方向を次のように定めることとする。ピアッシング端子31をコネクタハウジング(図示せず)に挿入する側、ここでは電気接触部33の備わる側を前側と定め、フラット回路体46に接続する側を後側と定めることとする。左右方向については、対称であるから、特別の場合を除いて区別をしないこととする。上下方向は、基板37の両側に結合する爪片34,35,36の起立する方向と定めることとする。
【0056】
電線圧着部32は、FFC等のフラット回路体46(図2)の端部に電気的に接続する部分であり、導電性の基板37と、基板37の幅方向両側から起立する爪片34,35,36とを備えており、基板37に対向する上板側が開放して形成されている。
【0057】
図2に示すように、フラット回路体46は、薄板状又はフィルム状の可撓性の回路体であり、バッテリやオルタネータからの電源をモータ等の負荷に供給する電源系の電線として、又は電装品に接続されて電気信号の送受信を行う信号系の電線として用いられている。電源系の電線は、信号系の電線に比べると幅広かつ肉厚に形成されている。電源系の電線には、バッテリ等からの大電流が流れるため、肉厚等が薄くなると、合成樹脂等の絶縁体が溶融する心配があるためである。信号系の電線は、大電流が流れることはないから、幅狭かつ肉薄に形成されている。
【0058】
上記フラット回路体46は、複数の導体部47と、絶縁体である被覆部48とから構成されている。各導体部47の周囲は、被覆部48で覆われて、絶縁されている。導体部47の諸寸法は任意であり、所定幅で所定厚みの帯状に形成されている。隣接する導体部47は所定の間隔で並列している。このような構成からなるフラット回路体46は、導体部47と被覆部48とがインサート成形により一体的に形成されている。
【0059】
基板37の両側から起立し対向する一対の爪片34,35,36は、鋸歯状をなしており、基板37に結合する基端部34a,35a,36aと、基端部34a,35a,36aに連続する先端部34b,35b,36bとを備えており、基板37に対して垂直に立ち上がっている。
【0060】
爪片34,35,36の先端部34b,35b,36bは、爪片34,35,36の上半分に相当し、フラット回路体46を加締固定する圧着片でもある。先端部34b,35b,36bは、上述したクリンパ25に押されて、カール状に加締められるようになっている。
【0061】
図4は、上述した端子圧着機10により加締められたピアッシング端子31の加締形状を示した断面図である。ピアッシング端子31の基板37には、膨出状の突条接触部33aが備わっている。この突条接触部33aと爪片34の先端部34bとの間にフラット回路体46が挟持されて、電気的に接触している。
【0062】
爪片34の加締形状は、一対の爪片34が内向きに折り曲げられて、眼鏡状になっている。各爪片34の先端部34bは、所定の間隔を経て向き合っている。
【0063】
図4(a)〜図4(c)は、導体部47の厚さが異なるフラット回路体46を圧着した状態の断面図を示したものである。導体部47の厚さが変わっても、クリンプハイトH及びクリンプワイドWはそれぞれ等しくなっている点で各図は共通している。
【0064】
加締形状を対比すると、図4(a)、(b)では、爪片34の先端部34bがフラット回路体46の導体部47に沿って延びており、互いに接近している。したがって、フラット回路体46に対する爪片34の接触面積が大きくなっている。また、フラット回路体46と爪片34の先端部34bとは緊密に接触している。
【0065】
導体部47の厚いフラット回路体46は、モータ等に接続される電源系の電線であり、大電流が流れるため、前記接触面積が小さいと電気抵抗が大きくなり、導通不良を生ずることがあるが、本願発明では、爪片34が導体部47に沿って寝かされた状態になっているため、接触面積が大きくなり、導通不良を生ずることが防止されている。
【0066】
他方、図4(c)では、爪片34の先端部34bが導体部47に突き当たるように接触している。先端部34bであるため、接触面積は小さいものの、電気的に接続している。爪片34の先端部34bは、部分的な接触状態にあっても、クリンパ25の曲面に倣って折り曲げられているから、導体部47を突き破って破損させる心配はない。
【0067】
導体部47の薄いフラット回路体46は、信号系の電線であり、大電流は流れることはなく、信号の送受信ができれば十分であるから、接触面積が小さくても不都合を生ずることはない。
【0068】
図5は、フラット回路体46がピアッシング端子31に圧着接続された状態の全体斜視図を示したものである。フラット回路体46から突出した三対の各爪片34,35,36は、その先端部34bを重合させることなく内向きに加締められてフラット回路体46を圧着している。
【0069】
三対の爪片34,35,36は、一対毎に爪片34,35,36の突出高さが相違しており、これに対応して、クリンパ25の加締部26における加締深さDも一対毎に相違している。爪片34,35,36の突出高さを各一対毎に相違させたのは、導体部47の厚さが異なるフラット回路体46に対応できるようにするためである。本願発明による端子圧着方法は、このようなピアッシング端子31にも有効であり、厚さ違いのフラット回路体46を破損させて導通不良を生ずることなく、確実な電気的接触が得られ、圧着信頼性を向上させることができるようになっている。
【0070】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、クリンパの加締部の凹部と凸部との境界が滑らかな曲面で繋がっているから、厚さの相違するフラット回路体であっても、ピアッシング端子の各爪片が、凹部の凹曲面と凸部の凸曲面に案内されつつ加締められて、フラット回路体の導体部に面接触する。従って、爪片の先端部がフラット回路体の導体部に緊密に面接触して、接触面積が大きくなり、ピアッシング端子とフラット回路体の接触信頼性及び圧着信頼性が向上する。
【0071】
また、請求項2記載の発明によれば、ピアッシング端子の一対の爪片が、先ず加締部の凹部に倣って、そして、加締部の凸部に倣って湾曲するから、爪片の先端部は、フラット回路体の導体部に沿うように加締められて、さらに、クリンパを押圧することで、爪片の先端部と導体部とが緊密に密着する。従って、フラット回路体の導体部が厚い場合でも、爪片が導体部に突き刺ささることが防止されて、導体部を破損させることなく、接触信頼性及び圧着信頼性が維持される。
【0072】
また、請求項3記載の発明によれば、爪片の先端部がフラット回路体とクリンパとの間の間隙に進入するから、爪片の先端部はクリンパとフラット回路体との間に挟み込まれる格好になり、フラット回路体に対する爪片の接触面積が大きくなり、密着不良や導通不良を生ずることが防止される。従って、接触信頼性及び圧着信頼性が高くなり、請求項2記載の効果が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る端子圧着機の一実施形態を示す正面図である。
【図2】図1に示す端子圧着機のクリンパと、アンビルと、フラット回路体と、ピアッシング端子の位置関係を示す断面相当図である。
【図3】図2に示すピアッシング端子の全体斜視図である。
【図4】図1に示す端子圧着機で加締められたピアッシング端子の加締形状を示す断面図であり、(a)〜(c)は導体部の厚さがそれぞれ相違するフラット回路体に対する断面図である。
【図5】フラット回路体がピアッシング端子に圧着された状態を示す全体斜視図である。
【図6】従来の端子圧着方法の一例を示す断面図であり、(a)は圧着前の断面図、(b)は圧着後の断面図である。
【符号の説明】
10 端子圧着機
12 圧着用アプリケータ
15 フレーム
17 ホルダ
18 アンビル
20 ラム
21 ラムボルト
22 端子送りユニット
22b レバー
25 クリンパ
26 加締部
26a 湾曲部(凹部)
26b 隆起部(凸部)
26c 境界部
27 間隙
31 ピアッシング端子
34,35,36 爪片
34b,35b,36b 先端部
37 基板
46 フラット回路体
47 導体部
H クリンプハイト
W クリンプワイド[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a terminal crimping machine and a terminal for crimping and connecting a flexible flat circuit body in which the periphery of a flat conductor portion is covered with a covering portion made of an insulator and a piercing terminal having a nail piece for piercing The present invention relates to a crimping method.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, what is described in Japanese Patent Publication No. 57-48833 is known as an example of a technique related to this type of terminal crimping method.
[0003]
As shown in FIG. 6, the
[0004]
Since the
[0005]
The
[0006]
The
[0007]
The
[0008]
The
[0009]
The
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional terminal crimping method has the following problems to be solved.
[0011]
One problem is that the contact area between the
[0012]
In such a case, in order to adjust the crimp height of the
[0013]
The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a terminal crimping machine and a terminal crimping method that can crimp and connect flat circuit bodies having different thicknesses and have high contact reliability and crimp reliability. .
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the invention according to
[0015]
Piercing that protrudes from the flat circuit body by forming a pair of concave and convex portions on the crimping portion of the crimper for pressing as in the above configuration and connecting the boundary between the concave and convex portions with a smooth curved surface The claw pieces of the terminals are in surface contact with the conductor portion of the flat circuit body.
[0016]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a pressing circuit comprising a conductive substrate, a piercing terminal including at least a pair of claw pieces standing from both sides of the substrate, and a flat circuit body having a flat conductor portion. The flat circuit body is crimped and connected by crimping the pair of claw pieces into a curled shape by inserting the pair of claw pieces through the flat circuit body. In the terminal crimping method, the pair of claw pieces protruding from the flat circuit body are bent inward along the concave portion of the crimping portion of the crimper, and then, the crimping direction is opposite to the bending direction. The pair of claw pieces is bent along the convex portion of the tightening portion.
[0017]
As in the above configuration, the pair of claw pieces of the piercing terminal protruding from the flat circuit body can be bent inward along the convex portion of the crimping portion, and then bend along the convex portion of the crimping portion. For example, the tip part of each claw piece is crimped along the conductor part of the flat circuit body, and the direction in which the crimper and the anvil approach each other is the same as the direction in which the flat circuit body is pressed by the tip part of the claw piece. The flat circuit body and the piercing terminal are in close contact with each other.
[0018]
The invention according to
[0019]
If the tip part of the nail piece is made to enter the gap between the flat circuit body and the crimper as in the above configuration, the tip part of the nail piece is sandwiched between the crimper and the flat circuit body and pushed. Thus, the contact area of the claw piece with the flat circuit body is increased, and it is possible to prevent the occurrence of poor adhesion and poor conduction.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Specific examples of embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 shows an embodiment of a terminal crimping machine according to the present invention.
[0021]
The terminal crimping machine 10 includes a base 11 installed on the floor or the like, a crimping
[0022]
As will be described in detail later, the crimping
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
The structure of the crimping
[0026]
The
[0027]
The
[0028]
An
[0029]
The
[0030]
The piercing
[0031]
The
[0032]
A
[0033]
The
[0034]
As shown in FIG. 2, the
[0035]
If the
[0036]
In the conventional example described in the section of the prior art, a ridge line is formed at the boundary between the
[0037]
However, in the present invention, the
[0038]
The front dimension L and the caulking depth D of the
[0039]
The contact state between the
[0040]
The interval between the
[0041]
Conventionally, the distance between the
[0042]
With the above-described configuration, the
[0043]
Even if the positioning accuracy of the
[0044]
The
[0045]
The
[0046]
The
[0047]
The
[0048]
The
[0049]
In the
[0050]
The
[0051]
A chain band in which a plurality of piercing terminals are chained is connected in a row by a carrier, and is sent out, crimped, and cut for each terminal. After the crimping, the
[0052]
Thus, if the
[0053]
FIG. 3 shows a piercing
[0054]
The piercing
[0055]
Here, for convenience of explanation, the front-rear direction of the piercing
[0056]
The
[0057]
As shown in FIG. 2, the
[0058]
The
[0059]
A pair of
[0060]
The
[0061]
FIG. 4 is a cross-sectional view showing the crimping shape of the piercing
[0062]
The caulking shape of the
[0063]
FIGS. 4A to 4C are cross-sectional views showing a state in which the
[0064]
4A and 4B, the
[0065]
The
[0066]
On the other hand, in FIG. 4C, the
[0067]
The thin
[0068]
FIG. 5 is an overall perspective view showing a state in which the
[0069]
The three pairs of
[0070]
【The invention's effect】
As described above, according to the invention described in
[0071]
According to the invention described in claim 2, since the pair of claw pieces of the piercing terminal first follows the concave portion of the crimping portion and then curves following the convex portion of the crimping portion, the tip of the claw piece The part is crimped along the conductor part of the flat circuit body, and the crimper is pressed further so that the tip part of the claw piece and the conductor part are in close contact with each other. Therefore, even when the conductor part of the flat circuit body is thick, the claw pieces are prevented from being stuck into the conductor part, and the contact reliability and the crimping reliability are maintained without damaging the conductor part.
[0072]
According to the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an embodiment of a terminal crimping machine according to the present invention.
2 is a cross-sectional equivalent view showing a positional relationship among a crimper, an anvil, a flat circuit body, and a piercing terminal of the terminal crimping machine shown in FIG. 1;
3 is an overall perspective view of the piercing terminal shown in FIG. 2. FIG.
4 is a cross-sectional view showing a caulking shape of a piercing terminal crimped by the terminal crimping machine shown in FIG. 1, wherein (a) to (c) are for flat circuit bodies having different thicknesses of conductor portions, respectively. It is sectional drawing.
FIG. 5 is an overall perspective view showing a state in which a flat circuit body is crimped to a piercing terminal.
6A and 6B are cross-sectional views showing an example of a conventional terminal crimping method, where FIG. 6A is a cross-sectional view before crimping, and FIG. 6B is a cross-sectional view after crimping.
[Explanation of symbols]
10 Terminal crimping machine
12 Applicator for crimping
15 frames
17 Holder
18 Anvil
20 ram
21 Ram bolt
22 Terminal feed unit
22b lever
25 crimper
26 Caulking part
26a Curved part (concave part)
26b Raised part (convex part)
26c border
27 Gap
31 Piercing terminal
34, 35, 36 Claw pieces
34b, 35b, 36b Tip
37 substrates
46 Flat circuit body
47 Conductor
H Crimp height
W Crimp Wide
Claims (3)
前記クリンパには、前記アンビルに対向する加締部が凹設され、該加締部には、凹曲面を有する一対の凹部と、該一対の凹部の間に位置する凸曲面を有する凸部とが形成され、該一対の凹部と該凸部との境界部が滑らかな曲面で繋がっており、該加締部で前記ピアッシング端子の爪片を加締めることを特徴とする端子圧着機。A terminal crimping comprising a pressing crimper and a pedestal anvil facing each other for crimping and connecting a flat circuit body having a flat conductor part and a piercing terminal having a plurality of claw pieces penetrating the flat circuit body. In the machine
In the crimper, a caulking portion facing the anvil is recessed, and the caulking portion includes a pair of concave portions having a concave curved surface, and a convex portion having a convex curved surface located between the pair of concave portions. The terminal crimping machine is characterized in that a boundary portion between the pair of concave portions and the convex portions is connected by a smooth curved surface, and the claw pieces of the piercing terminals are crimped by the crimping portions.
前記フラット回路体から突出する前記一対の爪片を、前記クリンパの加締部の凹部に倣って内向きに湾曲させ、続いて、この湾曲方向とは逆の方向に該加締部の凸部に倣って該一対の爪片を湾曲させることを特徴とする端子圧着方法。A piercing terminal including a conductive substrate, at least a pair of claw pieces standing from both sides of the substrate, and a flat circuit body having a flat conductor portion, between a pressing crimper and a pedestal anvil. In the terminal crimping method of crimping and connecting the flat circuit body by pinching the pair of claw pieces through the flat circuit body and crimping the pair of claw pieces in a curled shape,
The pair of claw pieces protruding from the flat circuit body are bent inwardly following the concave portion of the crimping portion of the crimper, and then the convex portion of the crimping portion in a direction opposite to the bending direction. A terminal crimping method characterized by bending the pair of claw pieces following the above.
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