JP3836004B2 - Portable radio antenna - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型無線機用アンテナに関し、例えば、脈波等の生体信号を無線送信するための通信用アンテナとして用いたり、車両用のキーレスエントリーシステムにおけるロック・アンロック信号を送信する送信用アンテナとして用いるのに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯型無線機のアンテナとしてロッドアンテナやループアンテナが用いられている。しかし、ロッドアンテナ及びループアンテナ共に携帯型無線機に収納した場合、その無線機の筐体の大きさの制約からアンテナ効率が十分ではない場合が多い。
【0003】
そのため、例えば特開平11−163757号公報に開示されるアンテナでは、無線機の電源となる電池のカバーの材質が金属であるため、この電池のカバーをアンテナとして用いて、極力アンテナ効率を低下させることなく無線機を小型化している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電池のカバーをアンテナとして利用した場合であっても、電池自体が無線機に収納されるものであるため、その無線機の大きさの制約から十分なアンテナ効率を得ることができない場合がある。
【0005】
そこで、本発明は、性能向上を図ることができる携帯型無線機用アンテナを提供することを目的とする。特に、本発明は、人体に装着または保持して使用する携帯型無線機用のアンテナとして、積極的に人体もアンテナの一部として利用することによりアンテナ利得を向上するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、人体に装着又は保持して使用する携帯型無線機用アンテナであって、人体に密着する部分の筐体内部に第1の電極を配置し、かつこの第1の電極と対をなす第2の電極を設け、この2つの電極をアンテナ素子とする電界型ダイポールアンテナを形成し、前記第一の電極が筐体を介して人体に静電結合することにより人体をアンテナ素子の一部として用い、アンテナ効率を高めることを特徴とする。
【0007】
携帯型無線機においては、モノポールアンテナにおいてグランド電位を規定するアース板を設けることは困難であるため、モノポールアンテナとした場合には、アンテナ効率が非常に低下してしまう懸念がある。このため請求項1記載の携帯型無線機用アンテナにおいては、第1及び第2の電極を設けて、電界型ダイポールアンテナを構成するようにしている。さらに、人体をアンテナ素子の一部として用いる場合に、電極と人体を直接導電接続すると、皮膚の接触抵抗が大きいことや接触状態が変動しやすい等の理由から、人体をアンテナ素子の一部として効果的に利用することができない。このため、請求項1記載のアンテナでは、第1の電極を人体と静電結合する。これにより、人体をアンテナ素子の一部として効果的に利用でき、アンテナ効率を向上することができる。
【0008】
請求項2に記載したように、第1または第2の電極として携帯型無線機の電源供給用の電池の筐体を利用すれば、別途電極を設ける必要がなく、携帯型無線機の一層の小型化を図ることができる。
【0009】
請求項3に記載したように、人体に密着する部分の筐体に所定の誘電率を有する絶縁材料を用いるようにすれば、第1の電極が人体に静電結合するための構成を簡素化することができるので好ましい。
【0010】
請求項4に記載の発明は、人体に装着又は保持して使用する携帯型無線機用アンテナにおいて、無線機を構成する部品の回路基板として多層基板を備え、当該多層基板の複数層の表面もしくは側面に導体パターンを形成して、この導体パターンによって併合ループアンテナもしくはスロットアンテナを立体的に形成したアンテナと、
請求項1に記載の電界型アンテナと前記立体的に形成したアンテナとを組み合わせることで、それぞれ単独の場合に比較して、送信指向性が等方的になるようにしたことを特徴とする。このようにして併合ループアンテナもしくはスロットアンテナを構成することにより、アンテナを携帯型無線機の筐体内に別部品として設ける場合に比較して、携帯型無線機を型化しつつ、アンテナ効率を向上することができる。
【0011】
そして、請求項1に記載の電界型ダイポールアンテナと前記立体的に形成したアンテナを組み合わせて用いることが好ましい。すなわち、両アンテナは異なる放射パターンを有するので、これらの両アンテナを組み合わせて用いることにより、放射指向性の等方性を向上することができる。従って、携帯型無線機の向きによらず良好に通信することが可能になる。
【0012】
請求項5に記載の発明は、人体に装着又は保持して使用する携帯型無線機用アンテナであって、人体に密着する部分の筐体内部に第1の電極と第2の電極を配置して、かつ、これら2つの電極が上記筺体を介してそれぞれ異なる人体の部位に静電結合することにより、前記第1及び第2の電極と人体の一部とからループアンテナを形成し、当該人体の一部をアンテナ素子の一部として用いてアンテナ効率を高めることを特徴とする。
【0013】
例えば、車両用キーレスエントリーシステムの送信機(携帯型無線機)は、車両の運転者が車両から離れる時及び車両に近づいた時に、送信機を保持しつつ、その送信機に設けたロック・アンロック用のスイッチを操作する。この場合、ロック・アンロック用のスイッチはプッシュスイッチとして構成されることが多く、運転者は、ロック・アンロック用のスイッチが設けられた面の裏面を人差し指で抑えながら親指でロック・アンロック用スイッチを押圧する。このため、送信機の筺体の異なる部分に、人差し指と親指とが密着することになる。そして、人差し指と親指とがそれぞれ密着する部分の筺体内部に、第1の電極と第2の電極とを当該筺体を介して人差し指と親指とに対向するように配置することにより、第1の電極と人差し指とが静電結合し、第2の電極と親指とが静電結合する。従って、この場合、第1及び第2の電極と人体の一部(人差し指と親指)とによってループアンテナが形成され、一部をアンテナ素子の一部として利用することができるため、アンテナ効率を高めることができる。
【0014】
また、請求項6に記載するように、併合ループアンテナもしくはスロットアンテナを立体的に形成したアンテナと請求項5に記載のループアンテナを組み合わせて用いることが好ましい。すなわち、両アンテナは異なる放射パターンを有するので、これらの両アンテナを組み合わせて用いることにより、放射指向性の等方性を向上することができるので、アンテナ効率をさらに向上することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
(第1実施例)
図2は、本発明の第1実施例による携帯型無線機の内部構造を示す。この携帯型無線機は、指輪型送信機であって、図示しないリング部によって人の指6に装着される。そして、そのリング部に発光素子及び受光素子が設けられ、血液中のヘモグロビンの吸光特性を利用して血管中の血流量の変動を脈波として検出し、この検出データをデータ解析装置(図示せず)に送信するものである。
【0017】
図2に示すように、携帯型無線機は、回路基板3上に形成される送信回路を備え、この送信回路は発振回路31を有する。この回路基板3の上方には、送信回路等に電源を供給する電池1が設置されている。この電池1のカバーは導体で形成されており、+側または−側の電極と導通されている。
【0018】
さらに、回路基板3の下方には、シールド板4が設けられている。このシールド板4は、導体(例えば銅箔)によって形成され、外部から回路基板3上の回路にノイズが誘導されて、回路が誤動作することを防止する機能を持つ。このシールド板4と指6との間には、絶縁材料からなる筐体底部5が介在している。なお、実際には、筐体が、上述した回路基板3,電池1等を収容するように設けられるが、図2では、携帯型無線機の内部構造の理解のため、筐体底部のみが示されている。
【0019】
そして、図2に示すように、電池1のカバーは、回路基板3に形成された発振回路31の一方の出力にコンデンサ7を介して接続されている。つまり、電池1のカバーがダイポールアンテナの一方の素子として利用される。このコンデンサ7は、発振回路31とアンテナ間のインピーダンスを整合する回路の一部となるとともに、電池1からの直流電圧が発振回路31の出力に印加されるのを防ぐ働きをしている。さらに、発振回路31の他方の出力は、シールド板4に接続されている。このシールド板4は、上述したように導体であり、かつ筐体底部5を介して指6と対向配置されている。従って、シールド板4に発振回路31の出力が与えられたとき、シールド板4と指6とが静電結合され、シールド板4及び人体の一部が上記ダイポールアンテナのもう一方の素子として働くことになる。
【0020】
なお、シールド板4と人体(指)との静電結合のために、筐体底部5は誘電率が大きく、誘電損失の小さい絶縁材料から構成することが好ましい。例えば、筺体材料として、ABS(比誘電率2.5)やエポキシ(比誘電率5.0)を用いることができるが、比誘電率の高いエポキシの方がより好ましい。また、シールド板4は、筺体底部5上に直接載置され、筺体底部5のみを介して人体(指)と対向する。上記のような筺体材料を採用し、及び/または上記のような配置構造を取ることにより、より強く人体(指)とシールド板4とを静電結合することができる。
【0021】
次に、第1実施例の特徴を、本実施例による携帯型無線機用アンテナのモデル図を示す図1を用いて説明する。
【0022】
一般に、近距離の簡易的な通信では、300MHz帯の電波を用いることが多い。この場合、指輪程度の小型の送信器を用いると、波長1mに対してアンテナの寸法が小さいため、十分なアンテナ効率を得ることは難しい。このため、本実施例は、携帯型無線機を人体に装着した際には、人体の一部もアンテナとして機能させ、アンテナ効率を高めるものである。
【0023】
ここで、アンテナの方式としては、電界を直接的に生成する電界型アンテナと磁界を直接的に生成する磁界型アンテナとがある。人体の一部をアンテナ素子として機能させて磁界型アンテナを構成しようとすると、人体にループ状に電流を流す必要が生じる。このため、人体の一部をアンテナ素子とするために、アンテナの方式として電界型アンテナを採用する。
【0024】
さらに、指輪型の携帯型無線機においては、モノポールアンテナに対してグランド電位を規定するアース板を設けることは困難であるため、モノポールアンテナとした場合には、アンテナ効率が非常に低下してしまう懸念がある。このため、本実施例では、図1に示すように電池1のカバーを一方のアンテナ素子、シールド板4及び人体の一部をもう一方のアンテナ素子とする電界型ダイポールアンテナを構成するようにした。
【0025】
また、人体の一部をアンテナ素子として用いる場合に、電極と人体とを直接導電接続すると、皮膚の接触抵抗が大きいことや接触状態が変動しやすい等の理由から、人体の一部をアンテナ素子として効果的に利用することができない。このため、本実施例では、シールド板4と人体(指)とを筺体底部5を介して静電結合する。これにより、人体の一部をアンテナ素子として効果的に利用でき、アンテナ効率を向上することができる。
【0026】
以上のような構成により、第1実施例による携帯型無線機を指6に装着した場合、アンテナ素子をみかけ上大きくすることができ、アンテナ利得を向上することが可能となる。
【0027】
(第2実施例)
図3は、本発明の第2実施例による携帯型無線機の内部構造を示す。第1実施例による携帯型無線機と同一の構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0028】
第2実施例では、電池1及びシールド板4と人体の一部から構成されるダイポール型アンテナに加えて、立体的に形成した併合ループアンテナ2を設けた点が第1実施例と異なる。
【0029】
併合ループアンテナ2は、磁界を直接的に生成する磁界型アンテナである。従って、電界型のダイポールアンテナとは放射パターンが異なり、これら2つのアンテナを組み合わせて用いることにより、アンテナの放射指向性をより等方的にすることができる。
【0030】
(第3実施例)
図4に、本発明の第3実施例による携帯型無線機の内部構造を示す。第3実施例では、第2実施例と同様に、ダイポールアンテナに加えて併合ループアンテナ2を設ける。ただし、この併合ループアンテナ2を回路基板3内に組み入れており、この点が第2実施例と異なる。
【0031】
図4に示すように、回路基板3は6層からなる多層基板として形成されている。そして、1層、2層、6層目に導体パターンを形成して併合ループアンテナ2を構成する。なお、各層の導体パターンは、多層基板の側面に形成された導体パターンによって接続されている。2層目に形成された導体パターンには、送信回路(発振回路)31が接続されており、高周波信号が入力される。なお、導体パターンは全て、多層基板3の側面に形成しても良いし、あるいは、各層表面に導体パターンを形成し、かつそれらの導体パターンを基板内に形成したスルーホールを利用して接続しても良い。
【0032】
図4に示す併合ループアンテナ2を平面状に展開すると、図5に示す併合ループアンテナとなる。このような併合ループアンテナ2を立体的に形成することにより、アンテナを携帯型無線機の筐体内に平面的に設ける場合に比較し、アンテナのサイズを大きくすることができるので、携帯型無線機を小型化しつつ、アンテナ効率を向上することができる。
【0033】
なお、上述の第2,第3実施例では、ダイポールアンテナに加えて併合ループアンテナ2を設けていたが、併合ループアンテナ2に代えて図6に展開図を示すようなスロットアンテナ20を設けても良い。スロットアンテナ20も磁界型アンテナであり、ダイポールアンテナと組み合わせて用いることにより、アンテナの放射指向性を等方的にすることができる。図6において、22は整合用コンデンサであり、送信回路(発振回路)からの給電は、中央部から右側へずれた位置において行われる(オフセット給電)。
【0034】
(第4実施例)
図7に、本発明の第4実施例による携帯型無線機の内部構造を示す。本実施例による携帯型無線機は腕時計型送信機であって、人体の腕7に装着されるものである。
【0035】
図7に示すように、第4実施例では、電池1を筐体下部に配置し、かつ送信回路31の一方の出力に接続して、人体の腕8と筺体底部5を介して静電結合させている。送信回路31のもう一方の出力は、ダイポールアンテナの一方の素子として図示しない回路基板3のGNDパターンに接続される。このように、必ずしもシールド板によって人体と静電結合する必要はなく、電池1を用いて静電結合を行っても良い。
【0036】
(第5実施例)
本発明の第5実施例の携帯型無線機は、車両用キーレスエントリーシステムにおいて、車両のドア等のロック・アンロック信号を送信する送信機に適用されたものである。
【0037】
図8は、車両用キーレスエントリーシステムの構成を示す。図8において、車両の運転者は送信機9を保持し、車両から離れる時及び車両に近づいた時に、ロック・アンロック用スイッチを操作して、ロック・アンロック信号を送信する。車両内には受信機8が設置されており、送信機9からロック・アンロック信号を受信すると、図示しないアクチュエータに駆動信号を出力して、車両のドア等のロック或いはアンロックを行う。なお、81は受信回路、82は受信アンテナである。
【0038】
図9は、第5実施例による携帯型無線機(送信機)9の内部構造を示す。
【0039】
図9に示すように、送信機9は、回路基板3上に形成される送信回路を備え、この送信回路は発振回路31を有する。この回路基板3の下方において、送信回路等に電源を供給する電池1が筺体底部5上に直接載置されている。この電池1のカバーは導体で形成されており、+側または−側の電極と導通されている。
【0040】
また、回路基板3上には導体パターンによってパターンアンテナ32が形成されている。さらに、回路基板3上には、ロック・アンロック信号を送信するために運転者によって操作されるスイッチ33が形成されている。このスイッチ33は、プッシュスイッチとして構成されており、筺体上部51に形成した開口部52を通じて、その頭部が外部に突出する。運転者は、そのスイッチ33の頭部を押圧することにより、ロック信号若しくはアンロック信号を送信することが出来る。なお、ロック・アンロック用スイッチとして、ロック信号を送信するためのスイッチと、アンロック信号を送信するためのスイッチとを個別に設けても良い。
【0041】
図9に示すように、パターンアンテナ32は、回路基板3に形成された発振回路31の一方に接続されている。つまり、パターンアンテナ32がダイポールアンテナの一方の素子として利用される。さらに、発振回路31の他方の出力は、接続線34を介して電池1のカバーに接続されている。
【0042】
ここで、ロック・アンロック用のスイッチ33はプッシュスイッチとして構成され、運転者は、ロック・アンロック用のスイッチ33が設けられた面の裏面を人差し指62で抑えながら親指でロック・アンロック用スイッチを押圧する。このため、運転者がスイッチ33を操作する時に、スイッチ33が設けられた裏面側の筺体底部5には人差し指62が密着される。従って、人差し指62と電池1のカバーとは、筺体底部5のみを介して対向することとなり、電池1のカバーに発振回路31の出力が与えられたとき、電池1のカバーとと人差し指62とが静電結合され、電池1のカバー及び人体の一部が上記ダイポールアンテナのもう一方の素子として働くことになる。
【0043】
上述の構成により、運転者が送信機9を保持してスイッチ33を操作する際には、人体の一部もアンテナ素子の一部として利用できるので、みかけ上アンテナ素子を大きくでき、アンテナ利得を向上することができる。
【0044】
(第6実施例)
図10に、本発明の第6実施例による携帯型無線機の内部構造を示す。第6実施例も、第5実施例と同様に、携帯型無線機を車両用キーレスエントリーシステムの送信機に適用したものである。ただし、ダイポールアンテナを構成するための一対の電極の両方を、人体の異なる部位に静電結合させ、全体としてループアンテナを構成した点が第5実施例と異なる。
【0045】
図10に示すように、第6実施例では、回路基板3の上方に導体からなるシールド板4が設けられている。このシールド板4は、第1実施例に記載したものと同様である。このシールド板4には開口部41が形成されており、ロック・アンロック用スイッチ33の頭部は、シールド板4の開口部41及び筺体上部51の開口部52を通して外部に突出する。
【0046】
回路基板3上に形成した発振回路31の一方の出力は、このシールド板4に接続され、発振回路31の他方の出力は電池1のカバーに接続されている。
【0047】
ここで、第5実施例において説明したように、ロック・アンロック用のスイッチ33の操作時には、スイッチ33がプッシュスイッチとして構成されているので、運転者は、ロック・アンロック用のスイッチ33が設けられた面の裏面を人差し指62で抑えながら親指61でロック・アンロック用スイッチ33を押圧する。このため、送信機の筺体の異なる部分である筺体底部5と筺体上部51に、人差し指62と親指61とが密着することになる。そして、人差し指62と親指61とがそれぞれ密着する部分である底部及び上部の筺体内部に、電池1のカバーとシールド板4とが筺体底部5及び筺体上部51のみを介して人差し指62及び親指61とに対向するように配置されている。従って、発振回路31の出力が電池1のカバー及びシールド板4に与えられたとき、電池1のカバーと人差し指62とが静電結合し、シールド板4と親指61とが静電結合する。これにより、図11に示すように、親指61及び人差し指62とをアンテナの一部とするループアンテナが形成される。より詳細には、発振回路31からの出力は、発振回路31→シールド板4→親指61→人差し指62→電池1のカバー→発振回路31というループに沿って流れる。このループアンテナの等価回路を図12に示す。
【0048】
このように、人体の一部(人差し指62と親指61)を利用してループアンテナを形成すると、筺体内部にアンテナ素子を配置する場合に比較して、人体がアンテナ素子から放射された電界あるいは磁界を遮ることがないため、人体に保持して使用される携帯型無線機のアンテナとしてより好ましいものとなる。また、人体の一部をアンテナ素子の一部として利用することができるため、見かけ上アンテナ素子が大きくなり、アンテナ効率を高めることができる。
【0049】
上述した第1実施例〜第6実施例では、指や腕に装着するしたり、掌に保持する携帯型無線機を例に取り説明したが、それ以外にも、補聴器型、めがね型等、人体のいずれかの部位に装着して使用する携帯型無線機として、あるいはポケットに収容して人体の近傍に保持する携帯型無線機として、本発明は同様に適用可能である。
【0050】
また、上述の第5及び第6実施例において、第2及び第3実施例に記載した併合ループアンテナやスロットアンテナを組み合わせても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における携帯型無線機のアンテナのモデル図である。
【図2】本発明の第1実施例による携帯型無線機の内部構成を示す構成図である。
【図3】本発明の第2実施例による携帯型無線機の内部構成を示す構成図である。
【図4】本発明の第3実施例による携帯型無線機の内部構成を示す構成図である。
【図5】第3実施例の併合ループアンテナを平面状に展開した場合の形状を示す図である。
【図6】変形例としてのスロットアンテナを示す図である。
【図7】本発明の第4実施例による携帯型無線機の内部構成を示す構成図である。
【図8】本発明の第5実施例における、車両用キーレスエントリーシステムの構成を示す構成図である。
【図9】第5実施例による携帯型無線機の内部構成を示構成図である。
【図10】本発明の第6実施例による携帯型無線機の内部構成を示す構成図である。
【図11】第6実施例において形成されるループアンテナを説明する説明図である。
【図12】図11に示すループアンテナの等価回路である。
【符号の説明】
1…電池、
2…併合ループアンテナ、
3…回路基板、
4…シールド板、
5…筐体底部、
7…コンデンサ、
31…送信回路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an antenna for a portable radio device, for example, as a communication antenna for wirelessly transmitting a biological signal such as a pulse wave, or for transmitting a lock / unlock signal in a keyless entry system for a vehicle. It is suitable for use as an antenna.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, rod antennas and loop antennas have been used as antennas for portable wireless devices. However, when both the rod antenna and the loop antenna are housed in a portable radio device, the antenna efficiency is often not sufficient due to the size restrictions of the case of the radio device.
[0003]
Therefore, for example, in the antenna disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 11-163757, since the material of the battery cover serving as the power source of the radio is a metal, the antenna efficiency is reduced as much as possible by using this battery cover as an antenna. The radio is miniaturized without any problems.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, even when the battery cover is used as an antenna, the battery itself is housed in the wireless device, so that sufficient antenna efficiency may not be obtained due to the size of the wireless device. is there.
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to provide an antenna for a portable radio device that can improve performance. In particular, the present invention improves the antenna gain by actively using the human body as a part of the antenna as an antenna for a portable radio device that is worn or held on the human body.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is an antenna for a portable radio device that is used by being attached to or held on a human body, wherein the first electrode is disposed inside the housing of a portion that is in close contact with the human body, and the first A second electrode paired with the first electrode is formed, an electric field dipole antenna having the two electrodes as antenna elements is formed, and the first electrode is electrostatically coupled to the human body via the housing. Is used as part of the antenna element to increase the antenna efficiency.
[0007]
In a portable radio device, it is difficult to provide a ground plate that defines a ground potential in a monopole antenna. Therefore, when a monopole antenna is used, there is a concern that the antenna efficiency may be greatly reduced. Therefore, in the portable radio antenna according to the first aspect, the first and second electrodes are provided to constitute the electric field dipole antenna. Furthermore, when the human body is used as a part of the antenna element, if the electrode and the human body are directly conductively connected, the human body is used as a part of the antenna element because the contact resistance of the skin is large or the contact state is likely to fluctuate. It cannot be used effectively. Therefore, in the antenna according to the first aspect, the first electrode is electrostatically coupled to the human body. Thereby, the human body can be effectively used as a part of the antenna element, and the antenna efficiency can be improved.
[0008]
As described in
[0009]
According to a third aspect of the present invention, if an insulating material having a predetermined dielectric constant is used for the casing that is in close contact with the human body, the structure for electrostatically coupling the first electrode to the human body is simplified. This is preferable.
[0010]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided an antenna for a portable wireless device that is used by being attached to or held on a human body, and includes a multilayer substrate as a circuit substrate of a component constituting the wireless device, and the surface of a plurality of layers of the multilayer substrate or forming a conductive pattern on a side surface, an antenna which is three-dimensionally formed merging loop antenna or slot antenna by the conductor pattern,
By combining the electric field antenna according to claim 1 and the three-dimensionally formed antenna, the transmission directivity is isotropic as compared to a case where each antenna is independent . By configuring the merged loop antenna or the slot antenna in this manner, the antenna efficiency is improved while making the portable wireless device more type than when the antenna is provided as a separate component in the casing of the portable wireless device. be able to.
[0011]
The electric field dipole antenna according to claim 1 and the three-dimensionally formed antenna are preferably used in combination. That is, since both antennas have different radiation patterns, isotropic radiation directivity can be improved by using both antennas in combination. Therefore, it becomes possible to communicate favorably regardless of the orientation of the portable wireless device.
[0012]
The invention according to
[0013]
For example, a transmitter (portable wireless device) of a keyless entry system for a vehicle is a lock / unlock provided in the transmitter while holding the transmitter when the driver of the vehicle leaves or approaches the vehicle. Operate the lock switch. In this case, the lock / unlock switch is often configured as a push switch, and the driver locks / unlocks with the thumb while holding the back of the lock / unlock switch surface with the index finger. Press the switch. For this reason, the index finger and the thumb are in close contact with different parts of the transmitter housing. Then, the first electrode and the second electrode are disposed inside the housing where the index finger and the thumb are in close contact with each other so as to face the index finger and the thumb through the housing. And the index finger are electrostatically coupled, and the second electrode and the thumb are electrostatically coupled. Accordingly, in this case, a loop antenna is formed by the first and second electrodes and a part of the human body (forefinger and thumb), and a part of the antenna can be used as a part of the antenna element. be able to.
[0014]
Further, as described in
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0016]
(First embodiment)
FIG. 2 shows an internal structure of the portable radio according to the first embodiment of the present invention. This portable radio device is a ring-type transmitter and is attached to a person's
[0017]
As shown in FIG. 2, the portable radio device includes a transmission circuit formed on a
[0018]
Further, a
[0019]
As shown in FIG. 2, the cover of the battery 1 is connected to one output of the
[0020]
Note that, for electrostatic coupling between the
[0021]
Next, features of the first embodiment will be described with reference to FIG. 1 showing a model diagram of the portable radio antenna according to the present embodiment.
[0022]
In general, in a short-distance simple communication, a 300 MHz band radio wave is often used. In this case, when a small transmitter such as a ring is used, it is difficult to obtain sufficient antenna efficiency because the size of the antenna is small with respect to a wavelength of 1 m. For this reason, in this embodiment, when a portable wireless device is mounted on a human body, a part of the human body also functions as an antenna, thereby increasing antenna efficiency.
[0023]
Here, as an antenna system, there are an electric field type antenna that directly generates an electric field and a magnetic field type antenna that directly generates a magnetic field. If a part of the human body is made to function as an antenna element to form a magnetic field antenna, it is necessary to pass a current through the human body in a loop shape. For this reason, an electric field antenna is adopted as an antenna system in order to use a part of the human body as an antenna element.
[0024]
Furthermore, in a ring-type portable radio device, it is difficult to provide a ground plate that regulates the ground potential for the monopole antenna. Therefore, when a monopole antenna is used, the antenna efficiency is greatly reduced. There is a concern. For this reason, in this embodiment, as shown in FIG. 1, the electric field type dipole antenna having the cover of the battery 1 as one antenna element, the
[0025]
In addition, when a part of the human body is used as an antenna element, if the electrode and the human body are directly conductively connected, a part of the human body may be used as an antenna element because the contact resistance of the skin is large or the contact state is likely to fluctuate. Cannot be used effectively. For this reason, in this embodiment, the
[0026]
With the configuration as described above, when the portable wireless device according to the first embodiment is attached to the
[0027]
(Second embodiment)
FIG. 3 shows an internal structure of a portable radio according to the second embodiment of the present invention. The same components as those of the portable radio device according to the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0028]
The second embodiment is different from the first embodiment in that a three-dimensional
[0029]
The
[0030]
(Third embodiment)
FIG. 4 shows the internal structure of a portable radio according to the third embodiment of the present invention. In the third embodiment, similarly to the second embodiment, a
[0031]
As shown in FIG. 4, the
[0032]
When the
[0033]
In the second and third embodiments described above, the
[0034]
(Fourth embodiment)
FIG. 7 shows the internal structure of a portable radio according to the fourth embodiment of the present invention. The portable wireless device according to the present embodiment is a wristwatch-type transmitter and is worn on the human arm 7.
[0035]
As shown in FIG. 7, in the fourth embodiment, the battery 1 is arranged at the lower part of the housing and connected to one output of the
[0036]
(5th Example)
The portable radio of the fifth embodiment of the present invention is applied to a transmitter for transmitting a lock / unlock signal for a vehicle door or the like in a vehicle keyless entry system.
[0037]
FIG. 8 shows the configuration of a vehicle keyless entry system. In FIG. 8, the driver of the vehicle holds the transmitter 9 and operates a lock / unlock switch to transmit a lock / unlock signal when leaving the vehicle and approaching the vehicle. A receiver 8 is installed in the vehicle. When a lock / unlock signal is received from the transmitter 9, a drive signal is output to an actuator (not shown) to lock or unlock the door of the vehicle. In addition, 81 is a receiving circuit and 82 is a receiving antenna.
[0038]
FIG. 9 shows the internal structure of a portable radio (transmitter) 9 according to the fifth embodiment.
[0039]
As shown in FIG. 9, the transmitter 9 includes a transmission circuit formed on the
[0040]
A
[0041]
As shown in FIG. 9, the
[0042]
Here, the lock /
[0043]
With the above configuration, when the driver holds the transmitter 9 and operates the
[0044]
(Sixth embodiment)
FIG. 10 shows the internal structure of a portable radio according to the sixth embodiment of the present invention. In the sixth embodiment, similarly to the fifth embodiment, the portable radio device is applied to the transmitter of the vehicle keyless entry system. However, the fifth embodiment is different from the fifth embodiment in that both of a pair of electrodes for constituting the dipole antenna are electrostatically coupled to different parts of the human body to constitute a loop antenna as a whole.
[0045]
As shown in FIG. 10, in the sixth embodiment, a
[0046]
One output of the
[0047]
Here, as described in the fifth embodiment, when the lock /
[0048]
In this way, when a loop antenna is formed by using a part of the human body (
[0049]
In the first to sixth embodiments described above, a portable radio device that is worn on a finger or arm or held in a palm has been described as an example, but other than that, a hearing aid type, a glasses type, etc. The present invention can be similarly applied as a portable wireless device that is used by being mounted on any part of the human body, or as a portable wireless device that is accommodated in a pocket and held in the vicinity of the human body.
[0050]
In the fifth and sixth embodiments described above, the merged loop antenna and slot antenna described in the second and third embodiments may be combined.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a model diagram of an antenna of a portable radio device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a configuration diagram showing an internal configuration of the portable radio according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a block diagram showing an internal configuration of a portable radio according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a configuration diagram showing an internal configuration of a portable radio according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing a shape when the merged loop antenna of the third embodiment is developed in a planar shape.
FIG. 6 is a view showing a slot antenna as a modified example.
FIG. 7 is a block diagram showing an internal configuration of a portable radio according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a configuration diagram showing a configuration of a vehicle keyless entry system according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a configuration diagram showing an internal configuration of a portable radio device according to a fifth embodiment.
FIG. 10 is a configuration diagram showing an internal configuration of a portable radio device according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is an explanatory diagram for explaining a loop antenna formed in a sixth embodiment.
12 is an equivalent circuit of the loop antenna shown in FIG.
[Explanation of symbols]
1 ... Battery,
2 ... merged loop antenna,
3 ... Circuit board,
4 ... Shield plate,
5 ... bottom of the housing,
7: Capacitor,
31 ... Transmission circuit
Claims (6)
無線機を構成する部品の回路基板として多層基板を備え、当該多層基板の複数層の表面もしくは側面に導体パターンを形成して、この導体パターンによって併合ループアンテナもしくはスロットアンテナを立体的に形成したアンテナと、
請求項1に記載の電界型アンテナと前記立体的に形成したアンテナとを組み合わせることで、それぞれ単独の場合に比較して、送信指向性が等方的になるようにしたことを特徴とする携帯型無線機用アンテナ。In portable radio antennas that are worn or held on the human body,
An antenna comprising a multilayer board as a circuit board for components constituting a radio device, a conductor pattern formed on the surface or side surface of a plurality of layers of the multilayer board, and a merged loop antenna or a slot antenna formed in three dimensions by the conductor pattern When,
A mobile phone characterized by combining the electric field antenna according to claim 1 and the three-dimensionally formed antenna so that the transmission directivity is isotropic compared to a case where each antenna is independent. Type radio antenna.
無線機を構成する部品の回路基板として多層基板を備え、当該多層基板の複数層の表面もしくは側面に導体パターンを形成して、この導体パターンによって併合ループアンテナもしくはスロットアンテナを立体的に形成したアンテナと、
前記立体的に形成したアンテナと請求項5に記載のループアンテナを組み合わせることで、それぞれ単独の場合に比較して、送信指向性が等方的になるようにしたことを特徴とする携帯型無線機用アンテナ。 In portable radio antennas that are worn or held on the human body,
An antenna comprising a multilayer board as a circuit board for components constituting a radio device, a conductor pattern formed on the surface or side surface of a plurality of layers of the multilayer board, and a merged loop antenna or a slot antenna formed in three dimensions by the conductor pattern When,
A portable radio characterized by combining the three-dimensionally formed antenna and the loop antenna according to claim 5 so that the transmission directivity is isotropic compared to a case where each antenna is independent. Aircraft antenna.
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