JP3834415B2 - Water heater - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通水の無い状態でバーナーを燃焼させて熱交換器内の水を次回の出湯に備えて所定の保温温度範囲内に保温する保温機能を備えた給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から使用されている給湯器には、開栓当初からできるだけ設定温度に近い温度の湯を出湯するため、通水の無い状態で熱交換器内の湯を所定温度範囲に保温する機能を備えたものがある。かかる給湯器では、通常、通水が停止したときから、5分間等の一定時間が経過するまでの間、保温状態を維持するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術では、前回の出湯から5分間等の一定時間以上が経過してから出湯する場合には、既に保温状態にないので、開栓当初、設定温度から大きく外れた冷たい湯が出てしまう。たとえば、前回の出湯から長い時間が経過した後に、浴室でシャワーを使い始めたときなど、当初、冷たい水が出て不快感を与えてしまうという問題があった。
【0004】
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、通水の無い状態でバーナーを燃焼させて熱交換器内の水を次回の出湯に備えて所定の保温温度範囲内に保温する保温機能をシャワーの使用に備えて適切なタイミングでオンオフすることのできる給湯器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]通水の無い状態でバーナー(12)を燃焼させて熱交換器(13)内の水を次回の出湯に備えて所定の保温温度範囲内に保温する保温機能を備えた給湯器において、
前記保温機能を実施するための保温動作を制御する保温制御手段(51)と、各種の操作を受け付けるための操作受付部(60)と、前記保温動作を開始すべきか否かの判定の基礎になる所定の状態を検知するセンサー(37、72、73、74)とを有し、
前記保温制御手段(51)は、前記操作受付部(60)からの設定状態と前記センサー(37、72、73、74)の出力状態とが予め定めた組み合わせになったことを契機にシャワーの使用される時間帯を判定し、その判定結果に従って前記保温動作を開始することを特徴とする給湯器。
【0006】
[2]前記保温制御手段(51)は、前記操作受付部(60)からの設定状態と前記センサー(37、72、73、74)の出力状態とが前記組み合わせになってから所定の期間が経過したとき前記保温動作を開始することを特徴とする[1]記載の給湯器。
【0007】
[3]前記保温制御手段(51)は、前記操作受付部(60)からの設定状態と前記センサー(37、72、73、74)の出力状態とが前記組み合わせになってから所定の時間が経過したとき前記保温動作を停止することを特徴とする[1]記載の給湯器。
【0008】
[4]通水の無い状態でバーナー(12)を燃焼させて熱交換器(13)内の水を次回の出湯に備えて所定の保温温度範囲内に保温する保温機能を備えた給湯器において、
前記保温機能を実施するための保温動作を制御する保温制御手段(51)と、各種の操作を受け付けるための操作受付部(60)と、前記保温動作を開始すべきか否かの判定の基礎になる所定の状態を検知するセンサー(37、72、73、74)とを有し、
前記保温制御手段(51)は、前記操作受付部(60)からの設定状態と前記センサー(37、72、73、74)の出力状態とが予め定めた組み合わせになったことを契機にシャワーの使用される時間帯を判定し、その判定結果に従って前記保温動作を停止することを特徴とする給湯器。
【0009】
[5]前記保温制御手段(51)は、前記操作受付部(60)からの設定状態と前記センサー(37、72、73、74)の出力状態とが前記組み合わせになってから所定の時間が経過したとき前記保温動作を停止することを特徴とする[4]記載の給湯器。
【0010】
前記本発明は次のように作用する。
通水の無い状態でバーナー(12)を燃焼させて熱交換器(13)内の水を次回の出湯に備えて所定の保温温度範囲内に保温する保温機能を実施するための保温動作を制御する保温制御手段(51)は、操作受付部(60)からの設定状態とセンサー(37、72、73、74)の出力状態とが予め定めた組み合わせになったことを契機にシャワーの使用される時間帯を判定し、その判定結果に従って保温動作を開始または停止する。
【0011】
たとえば、ふろ自動運転のスイッチがオンであって、浴室に配置した人感センサー(72)が当該浴室内に人の居ることを検知したとき、保温機能をオンにする。一方、ふろ自動運転のスイッチがオフの場合には、浴室に人が入ったことを検知しても、保温機能をオンさせず、停止する。これにより、掃除のために浴室内に人が入ったような場合に、保温機能が稼働してしまうことを防ぐことができ、真に必要とされるときだけ保温機能がオンになり、省エネルギー化を図ることができる。
【0012】
また、ふろ運転スイッチがオフであっても、浴槽に人が入ったことを水位センサー(37)によって検知したとき、その後、洗い場でシャワーが使用される可能性のあることを考慮して保温機能をオンにする。
【0013】
このように、操作受付部(60)からの設定状態とセンサー(37、72、73、74)の検知状態とが予め定めた組み合わせになったことを契機にシャワーの使用される時間帯を判定し、その判定結果に従って保温機能をオンまたはオフにすることで、操作による設定とセンサー(37、72、73、74)のいずれか一方のみに基づく場合に比べて、よりきめ細かく保温機能のオンオフを制御することができる。
【0014】
保温制御手段(51)は、操作受付部(60)からの設定状態とセンサー(37、72、73、74)の出力状態とが予め定めた組み合わせになってから所定の時間や期間が経過したとき保温動作を開始または停止する。たとえば、通常、洗い場でシャワーが使用されるのは人が浴槽を出てから数十分の間なので、浴槽から人が出たことを検知してから、所定時間後に保温機能をオフにする。また浴室に人が居る状態で、浴槽に給水を注いで湯温を2℃程度下げるためのうめるスイッチが押下されたときは、給水を注ぐ動作が終了した後(所定の期間の経過後に相当する)に、保温機能をオンにする。
【0015】
このように、操作に基づく設定状態とセンサー(37、72、73、74)の出力状態が予め定めた組み合わせになってから、所定時間や所定の期間の経過後に保温機能をオン・オフすることで、制御の自由度が広がり、最適なタイミングで保温動作の開始および停止を制御することができる。
【0016】
また保温制御手段(51)は、操作受付部(60)からの設定状態とセンサー(37、72、73、74)の出力状態とが予め定めた組み合わせになってから所定の時間が経過したとき、保温動作を停止するようにしてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の一実施の形態を説明する。
各図は本発明の一実施の形態を示している。
本発明にかかる給湯器10は、水栓あるいは風呂の浴槽内へ給湯する機能と、浴槽内の湯を追い焚きする機能とを備え、追い焚き経路と給湯経路の双方を1つの熱交換器で加熱する、いわゆる1缶2水路型を成している。図1に示すように、給湯器10は、燃焼室11を備えており、当該燃焼室11の下部には、バーナー12が、燃焼室11の上部には、バーナー12からの熱を給水等に伝える熱交換器13がそれぞれ配置されている。
【0018】
熱交換器13には、給湯用の水を流すための給湯用パイプ21と、追い焚き用に浴槽内の水を循環させる追い焚き用循環パイプ31の双方が通っており、熱交換器13はバーナー12からの熱をこれら双方のパイプ21、31内の流体へ伝えて加熱する機能を備えている。
【0019】
給湯用パイプ21のうち熱交換器13の入側と接続された給水側流路21aと、熱交換器13の出側から延びる出湯側流路21bとの間には、固定バイパス路22および流量制御弁23の介挿されたバイパス路24の2つのバイパス路が接続されている。熱交換器13で加熱された湯に、固定バイパス路22、バイパス路24を通じて給水を混合するとともに、バイパス比を流量制御弁23によって制御し得るようになっている。また、給湯用パイプ21の出湯側流路21b側には、出湯される総流量やバイパス比を制御するための流量制御弁25が設けられている。
【0020】
給湯用パイプ21の入口部および出口部の近傍にはそれぞれ、通水の有無や通水量を検知するためのフローセンサ26a、26bが設けられている。また、給湯用パイプ21の入口部近傍には、給水の温度を検知するための入水サーミスタ27が、給湯用パイプ21の出口部近傍には、出湯温度を検知するための出湯サーミスタ28がそれぞれ取り付けられている。また熱交換器13の出口部近傍の出湯側流路21bには熱交換器13を出た直後の湯温を検知するための熱交サーミスタ29が設けてある。
【0021】
追い焚き用循環パイプ31は、浴槽40内の水を熱交換器13まで戻す風呂戻パイプ部31aと、熱交換器13で加熱後の湯を浴槽40へ送り出す風呂往パイプ部31bとから構成されている。風呂戻パイプ部31aの途中には循環ポンプ32と、風呂戻パイプ部31a内の通水の有無を検知する風呂流水スイッチ33が設けられている。また、風呂流水スイッチ33の近傍には、浴槽40側から流入する湯の温度を検知するための風呂温度サーミスタ34が取り付けてある。さらに、風呂温度サーミスタ34の近傍には、浴槽40内の水位(水圧)を検知するための水位センサー37が配置されている。
【0022】
給湯用パイプ21の出湯側流路21bと、風呂戻パイプ部31aとは、注湯電磁弁35を備えた注湯パイプ36で接続されており、熱交換器13で加熱された給水を注湯パイプ36を介して浴槽40へ注湯することができるようになっている。
【0023】
給排気は、燃焼ファン14によって燃焼室11の下方側から給気を送風することによって強制的に行われ、排気は燃焼室11の上部から排出されるようになっている。バーナー12近傍には、点火装置15が設けてある。またバーナー12へ供給される燃焼ガスは、ガス電磁弁16、元ガス電磁弁17、ガス切替弁18によってオンオフ制御される。さらにバーナー12へ供給される燃焼ガスのガス量は、ガス比例弁19によって調整される。
【0024】
給湯器10は、出湯や風呂への湯張りなど各種の動作を統括制御するための制御基盤50を有している。制御基盤50は、保温制御部51と、通常燃焼制御部52と、通信部53とを有している。このうち保温制御部51は、通水の無い状態でバーナー12を点火して熱交換器13内の湯を所定温度範囲内に保温する保温機能を果たすための動作(出湯用保温動作)を司る回路部分である。通常燃焼制御部52は、通水に応じて出湯する場合や風呂への注湯や追い焚きを行う際にバーナー12の燃焼を制御する回路部分である。通信部53は、電話回線71を通じて遠隔からの操作を受け付けるための回路部分であり、いわゆるテレコントロールを実現するものである。
【0025】
制御基盤50は、より具体的には、各種制御の中枢的機能を果たすCPU(中央処理装置)と、CPUの実行するプログラムや各種の固定的データを記憶するROMと、プログラムを実行する上で一時的に必要になるデータを記憶するためのRAM等を主要部とする回路により構成されている。
【0026】
制御基盤50には、湯温の設定や、自動運転のオンオフなど各種の操作を受け付けるための操作部61や液晶ディスプレイから成る表示部62を備えたリモコンユニット60が接続されている。このほか、制御基盤50には、浴室内に人が居るか否かを検知する人感センサー72や、外気温を検知するための外気温センサー73、さらに、夜間か昼間かを判別するための光センサー74等が接続されている。このほか、制御基盤50には、入水サーミスタ27、水位センサー37、ガス比例弁19、流量制御弁23等の各種の制御部品やセンサー類が配線75を通じて接続されている。
【0027】
図2は、リモコンユニット60を示している。表示部62上には、設定温度の表示62aや、バーナー12が燃焼中であることを炎の絵柄によって示した燃焼表示62b等の各種表示が行われる。このほか表示部62には、異常が発生したときその内容を示したエラーコード等が表示される。表示部62の下方には、操作部61として各種の操作スイッチが配置されている。このうち、上向き矢印の絵柄の付されたスイッチは、設定温度を上げるためのアップスイッチ63aであり、下向き矢印の絵柄の付されたスイッチは、設定温度を下げるためのダウンスイッチ63bである。
【0028】
「優先」の文字の記された優先スイッチ64aは、メインリモコンとふろリモコンなど2以上のリモコンユニットを取り付けた場合に、出湯される湯温が自ユニット側で設定した温度に従うように優先設定するためのスイッチである。優先スイッチ64aのすぐ上方に配置された優先ランプ64bは、自ユニット側が優先されていることを表示するためのランプである。
【0029】
「運転」の文字の記された運転スイッチ65は、給湯器10を、出湯、浴槽40への湯張り、追い焚き等の動作が可能な稼働状態と、これらを行わない非稼働状態と切り替えるためのスイッチである。「自動」の文字の記された自動スイッチ66は、風呂の自動運転を行う際に押下するスイッチである。自動スイッチ66が押下されると、給湯器10は、浴槽40内に設定温度の湯が設定水位まで満たされるように、注湯や追い焚きを行うようになっている。
【0030】
「呼出」の文字の記された呼出スイッチ67は、浴室内等から台所に居る人に向けて、話をするためのスイッチである。すなわち、呼出スイッチ67を押下すると、風呂リモコンに配置された図示しないマイクロフォンで拾った音を、台所等に設置されたメインリモコンに設けたこれまた図示しないスピーカーから流し、浴室内の人から「タオルを持ってきてほしい」等のメッセージを台所等に居る人に伝えることができるようになっている。
【0031】
「あつめ」の文字の記されたあつめスイッチ68aは、浴槽40内の湯温を追い焚きによって現在よりも2℃上昇させるためのスイッチである。一方、「うめる」の文字の記されたうめるスイッチ68bは、浴槽40内の湯温を2℃ほど低下させる際に用いるスイッチである。うめるスイッチ68bが押下されると、バーナー12を点火させずに注湯電磁弁35が開かれ、加熱されない給水が浴槽40内に注がれるようになっている。「快適」の文字の記された快適スイッチ69は、保温機能をオンオフするための専用のスイッチである。
【0032】
次に作用を説明する。
保温機能がオンしている間、保温制御部51は、熱交換器13内の湯を所定の保温温度範囲内に維持するように、バーナー12の燃焼を制御する。ここでは、保温温度範囲の下限値よりも熱交換器13内の湯温が低下したとき、バーナー12を所定の最小燃焼量で2秒程燃焼させる。これにより、出湯用保温動作が稼働している間(保温機能がオンの間)は、2秒程度の短い燃焼が間欠的に行われることになる。また、保温温度範囲は、出湯の設定温度よりも、かなり高めの温度に設定されており、流量制御弁23、25によって給水の混合量を調整することで設定温度まで湯温を下げて出湯するようになっている。
【0033】
給湯器10は、リモコンユニット60からの設定状態と、水位センサー37、人感センサー72、外気温センサー73、光センサー74など各種のセンサーの検知結果とが、予め定めた組み合わせになったとき、保温機能をオンにしたりオフするようになっている。なお、これとは別に、保温制御部51は、前回の出湯が停止した後、5分間は、保温機能を自動的にオンにし、熱交換器13内の湯を次回の出湯に備えて保温するようになっている。
【0034】
図3は、リモコンユニット60の操作に基づく設定状態と各種センサーの検知状態との組み合わせと、保温機能のオンオフ制御との対応関係の一例を示したものである。図3では横方向に操作による設定状態80aを、縦方向にセンサーの検知状態80bをそれぞれ示してある。図中の○印は、保温機能をオフからオンにすることを、×印は、保温機能をオンからオフにすることをそれぞれ示している。
【0035】
各設定状態80aは、リモコンユニット60の有するそれぞれのスイッチがオンの場合とオフの場合とに分けてある。またセンサーの検知状態80bは、浴槽40への人の出入りと、浴室への人の出入りと、外気温などの環境状態に分けてある。
【0036】
環境肯定状態81は、外気温や明るさなどの環境が、保温機能のオンを肯定する状態、すなわち、外気温が一定温度以下である場合や、光センサー74によって夜であることが検知されている状態である。環境否定状態82は、外気温や明るさなどの環境が、保温機能のオンを否定する状態、すなわち、外気温が所定値よりも高い場合や光センサー74によって夜でないことが検知されている状態である。
【0037】
図3では、各スイッチによる設定状態がオンのとき、保温機能をオンにし、設定状態がオフのとき保温機能をオフにすることを基本としており、センサーの検知状態に応じてその例外を設定してある。たとえば、自動スイッチ66によってふろの自動運転がオン状態83のとき、基本的には、保温機能をオン(○印)にするが、浴室から人が居なくなった状態84のときは、シャワー等の使用可能性がないと判断し、保温機能をオフにしている。運転スイッチ65がオン状態85のときやふろ側が優先スイッチ64aがオン状態86にあるときも同様である。
【0038】
ふろの自動運転がオフ状態87の場合は、基本的には保温機能はオフにされる。しかしながら、浴槽40内の湯温が一定以上ある場合には、ふろの自動運転がオフであっても入浴されることがある。そこで、ふろの自動運転がオフ状態87であっても、水位センサー37によって人が浴槽40に入ったことを検知したとき(状態88)は、その後、洗い場でシャワー等の使用の可能性があるので、保温機能をオンにしている。
【0039】
また保温機能のオンオフ専用に設けた快適スイッチ69がオン状態91の場合には、使用者の意志を優先させるべく、各種のセンサーの検知状態にかかわらず、保温機能をオンにしている。
【0040】
一方、外気温等の環境状態が保温機能のオンを肯定している環境肯定状態81にあるときは、各種スイッチの操作に基づく設定状態の如何に係わらず、保温機能をオンにしている。たとえば、運転スイッチ65や自動スイッチ66がオフの状態であっても、外気温が低い場合には凍結等の可能性があるので、これを防止すべく保温機能をオンにしている。
【0041】
また、操作による設定状態とセンサーの検知状態とが所定の組み合わせになったとき、すぐに保温機能をオンにするほか、所定の時間や所定の期間の経過後にオンにする場合もある。たとえば、ふろの自動運転がオフの状態87であって、浴槽40に人が入ったことに基づいて保温機能がオンになっている場合、この人が浴槽40から出たときすぐに保温機能はオフにされず、浴槽40から出た後、所定時間が経過してからオフにされる。これは、浴槽40から出ても、その後しばらくの間は、洗い場でシャワー等の使用される可能があることに対応させたものである。
【0042】
また、うめるスイッチ68bがオンにされると、熱交換器13内の給湯経路を通じて加熱していない給水を浴槽40に注ぐので、当該動作が完了するまでの間は、バーナー12を燃焼させることはできない。そこで、浴室内に人が居る等の状態下でうめるスイッチ68bがオンにされたときは、うめるための動作が完了するまで待ってから、保温機能をオンにしている。
【0043】
当該うめるための動作が完了した時点では、熱交換器13の給湯経路側は低温の水で満たされた状態になっている。そこで、保温機能をオンにした当初は、バーナー12を最小燃焼量よりも大きい所定の火力で燃焼させて保温温度範囲内に入るまで急速に湯温を上昇させた後、通常の保温動作(最小燃焼量による2秒間の燃焼を間欠的に繰り返すもの)に入るようになっている。
【0044】
また図3に示したものは、保温機能をオフからオンに、またはオンからオフに変更する際の条件を示したものであって、当該状態が継続されている間、保温機能がオンまたはオフに維持されるものではない。保温機能は、図3に示したように操作による設定状態とセンサーの検知状態との組み合わせに応じてオフにされるほか、保温機能がオンになってから所定の時間が経過したときにオフにされる場合もある。
【0045】
たとえば、あつめスイッチ68aが押下されたときは、浴室に人の居る可能性が高いが、あつめスイッチ68aを押下した人は、通常、その後、数十分のうちに浴室から出るものである。そこで、あつめスイッチ68aの押下に基づいて保温機能をオンにしたような場合には、その後、所定の時間が経過したときに、保温機能を停止している。
【0046】
なお、上述の保温機能のオン・オフを定める各種の組み合わせは、その全てを有効にする必要はなく、保温機能のオンオフ制御に用いる組み合わせを適宜選択し得るようになっている。たとえば、操作による設定状態として、ふろ自動運転のみを、センサー状態として浴室への出入りのみを選択することができる。また、ふろ自動運転と、専用スイッチの操作など、2以上の設定状態やセンサー状態を有効にするような選択も可能になっている。
【0047】
以上説明した実施の形態では、保温機能のオンオフ用に専用のスイッチを設けたが、アップスイッチ63aとダウンスイッチ63bとを同時に押下するなど通常の操作と異なる特殊な操作を、保温機能をオンオフするための専用の操作として設定してもよい。また、特別な操作の1つとしてタイマー設定を設けてもよい。すなわち、タイマー設定の操作に基づき、設定された時刻の到来まで待つという準備動作を完了してから、保温機能をオンにするようにしてもよい。この場合には、タイムアップした際に、所定のセンサーの検知状態をサーチし、指定された組み合わせになっているとき、保温機能をオンにすることになる。
【0048】
また実施の形態では、保温機能をオンオフするための各種の操作および各種のセンサーを設けて、それらの組み合わせの中から適宜のものを選択し有効にし得るようにしたが、上述した全ての操作やセンサーを備える必要はなく、1または2以上のいずれかの操作やセンサーのみを有するものであってもよい。また、図3に示した組み合わせは一例であり、これに限るものではない。
【0049】
さらに、人感センサー72、水位センサー37、外気温センサー73、光センサー74等を保温機能をオンオフするためのセンサーとして用いたが、これ以外のセンサーを用いるものであってもよい。また実施の形態では、赤外線感知センサーを人感センサー72として用いたが、これに限らず、たとえば、浴室のドアに設けたドアスイッチによって浴室への入退出を検知してもよい。また浴室の照明スイッチ等に連動するスイッチを人感センサー72として用いてもよい。また実施の形態では、リモコンユニット60から各種の操作を入力したが、リモコンユニット60からの直接の操作に代えて、電話回線から遠隔操作するようにしてもよい。
【0050】
なお、ふろ自動運転がオンになったような場合には、その後、浴槽40への湯張りや追い焚きが行われるので、このような動作が完了し、浴槽40内の湯を保温する状態に入ったときに、ふろ自動運転のオンと組み合わされているセンサーの状態をチェックするようにしてもよい。
【0051】
このほか、実施の形態では、バーナー12を最小燃焼量で2秒間燃焼させることを間欠的に行って熱交換器13内の湯を保温するようにしたが、熱交換器13内の湯を保温温度範囲に維持できれば、燃焼制御の形態はこれに限るものではない。また、出湯動作の停止後、保温機能を5分間、強制的にオンするようにしたが、その際のオン時間は5分に限るものではない。また所定の操作によって、出湯停止後、5分間の保温動作を有効とするか否かを選択できるようにしてもよいし、当該5分間の保温機能を必ずしも備える必要はない。
【0052】
さらに、実施の形態では、熱交換器13での保温温度を高めに設定し、バイパスミキシングによって設定温度まで湯温を下げて出湯するようにしたが、バイパスミキシング無し、あるいはミキシング比が固定のものであってもよい。ただし、これらの場合には、ミキシング量によって出湯温度を任意に調整できないので、設定温度に応じた的確な温度に熱交換器13の湯を保温しなければならない。なお、給湯器は、実施の形態で示したような1缶2水路型のものに限るものではない。
【0053】
【発明の効果】
本発明にかかる給湯器によれば、通水の無い状態でバーナーを燃焼させて熱交換器内の水を次回の出湯に備えて所定の保温温度範囲内に保温する保温機能を、操作受付部からの設定状態とセンサーの検知状態とが予め定めた組み合わせになったことを契機にシャワーの使用される時間帯を判定し、その判定結果に従ってオンオフするようにしたので、操作による設定状態とセンサー検知状態のうちいずれか一方のみに基づく場合に比べて、よりきめ細かく保温機能のオンオフを制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る給湯器を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る給湯器の有するリモコンユニットを示す正面図である。
【図3】操作に基づく設定状態と各種センサーの検知状態との組み合わせと、保温機能のオンオフ制御との対応関係の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…給湯器
12…バーナー
13…熱交換器
21…給湯用パイプ
27…入水サーミスタ
28…出湯サーミスタ
29…熱交サーミスタ
31…追い焚き用循環パイプ
37…水位センサー
40…浴槽
50…制御基盤
51…保温制御部
52…通常燃焼制御部
53…通信部
60…リモコンユニット
61…操作部
62…表示部
63a…アップスイッチ
63b…ダウンスイッチ
64a…優先スイッチ
65…運転スイッチ
66…自動スイッチ
67…呼出スイッチ
68…あつめスイッチ
69…うめるスイッチ
71…電話回線
72…人感センサー
73…外気温センサー
74…光センサー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a water heater having a heat retaining function for burning a burner in a state where there is no water flow so as to keep water in a heat exchanger in the next hot water and keep it within a predetermined heat retaining temperature range.
[0002]
[Prior art]
Conventionally used hot water heaters have a function to keep hot water in the heat exchanger within a specified temperature range without passing water in order to discharge hot water as close to the set temperature as possible from the beginning of opening. There is something. In such a water heater, normally, the heat insulation state is maintained from when the water flow is stopped until a certain time such as 5 minutes elapses.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional technique, when the hot water is discharged after a certain period of time such as 5 minutes has passed since the previous hot water, since it is not already in a heat retaining state, the cold temperature greatly deviated from the set temperature at the time of opening. Hot water comes out. For example, when a long time has passed since the last bathing, when the shower started to be used in the bathroom, there was a problem that cold water started out and caused discomfort.
[0004]
The present invention has been made paying attention to such problems of the prior art, and burners are burned in a state where there is no water flow so that the water in the heat exchanger is prepared for the next hot water and is kept at a predetermined temperature. An object of the present invention is to provide a water heater that can be turned on / off at an appropriate timing in preparation for the use of a shower with a heat retaining function for keeping heat within a temperature range.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The gist of the present invention for achieving the object lies in the inventions of the following items.
[1] In a water heater having a heat retaining function that burns the burner (12) in a state where there is no water flow and keeps the water in the heat exchanger (13) within a predetermined heat retaining temperature range in preparation for the next hot water. ,
As a basis for determining whether or not to start the warming operation, a warming control means (51) for controlling the warming operation for performing the warming function, an operation receiving unit (60) for receiving various operations And a sensor (37, 72, 73, 74) for detecting a predetermined state,
The heat retention control means (51) is configured to take a shower when the set state from the operation receiving unit (60) and the output state of the sensors (37, 72, 73, 74) have a predetermined combination . A hot water heater characterized by determining a time zone to be used and starting the heat retaining operation according to the determination result .
[0006]
[2] The heat retention control means (51) has a predetermined period after the set state from the operation receiving unit (60) and the output state of the sensors (37, 72, 73, 74) are combined. The hot water heater according to [1], wherein the warming operation is started when a lapse of time.
[0007]
[3] The heat retention control means (51) is configured so that a predetermined time after the set state from the operation receiving unit (60) and the output state of the sensors (37, 72, 73, 74) are combined. The water heater according to [1], wherein the heat retaining operation is stopped when a lapse of time.
[0008]
[4] In a water heater having a heat retaining function that burns the burner (12) in a state where there is no water flow and keeps the water in the heat exchanger (13) within a predetermined heat retaining temperature range in preparation for the next hot water. ,
As a basis for determining whether or not to start the warming operation, a warming control means (51) for controlling the warming operation for performing the warming function, an operation receiving unit (60) for receiving various operations And a sensor (37, 72, 73, 74) for detecting a predetermined state,
The heat retention control means (51) is configured to take a shower when the set state from the operation receiving unit (60) and the output state of the sensors (37, 72, 73, 74) have a predetermined combination . A hot water heater characterized by determining a time period to be used and stopping the heat retaining operation according to the determination result .
[0009]
[5] The heat retention control means (51) has a predetermined time after the set state from the operation receiving unit (60) and the output state of the sensors (37, 72, 73, 74) are combined. The hot water heater as set forth in [4], wherein when the time has elapsed, the heat retaining operation is stopped.
[0010]
The present invention operates as follows.
Controls the heat retention operation to burn the burner (12) in the absence of water flow and to carry out the heat retaining function to keep the water in the heat exchanger (13) within the predetermined heat retaining temperature range in preparation for the next hot water. The thermal insulation control means (51) to be used is used for the shower when the set state from the operation receiving unit (60) and the output state of the sensors (37, 72, 73, 74) have a predetermined combination. The warming operation is started or stopped according to the determination result .
[0011]
For example, when the automatic operation switch is turned on and the human sensor (72) arranged in the bathroom detects that a person is present in the bathroom, the heat retaining function is turned on. On the other hand, when the automatic operation switch is off, even if it is detected that a person has entered the bathroom, the warming function is not turned on and the operation is stopped. As a result, when a person enters the bathroom for cleaning, the heat retention function can be prevented from operating, and the heat retention function is turned on only when it is really needed, saving energy. Can be achieved.
[0012]
In addition, even when the bath operation switch is off, when the water level sensor (37) detects that a person has entered the bathtub, it is possible to use a shower at the washing place afterwards. Turn on.
[0013]
In this way, the time zone in which the shower is used is determined when the setting state from the operation receiving unit (60) and the detection state of the sensors (37, 72, 73, 74) have a predetermined combination. However, by turning the heat retention function on or off according to the determination result, the heat retention function can be turned on and off more finely than in the case where it is based on only one of the setting by operation and the sensor (37, 72, 73, 74). Can be controlled.
[0014]
The heat retention control means (51) has passed a predetermined time or period since the setting state from the operation receiving unit (60) and the output state of the sensors (37, 72, 73, 74) have a predetermined combination. When the warming operation starts or stops. For example, since a shower is usually used in a washing place for several tens of minutes after a person leaves the bathtub, the heat retaining function is turned off after a predetermined time after detecting that the person has left the bathtub. In addition, when there is a person in the bathroom and the urine switch for pouring water into the bathtub and lowering the hot water temperature by about 2 ° C is pressed, the operation of pouring the water is finished (corresponding to the passage of a predetermined period) And turn on the heat retention function.
[0015]
As described above, after the set state based on the operation and the output state of the sensors (37, 72, 73, 74) have a predetermined combination, the heat retaining function is turned on / off after a predetermined time or a predetermined period has elapsed. Thus, the degree of freedom of control is widened, and the start and stop of the heat retaining operation can be controlled at the optimum timing.
[0016]
In addition, when the predetermined time has elapsed after the set state from the operation receiving unit (60) and the output state of the sensors (37, 72, 73, 74) have become a predetermined combination, the heat retention control means (51) The heat retaining operation may be stopped.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
Each figure shows an embodiment of the present invention.
A
[0018]
Both the hot
[0019]
Between the hot
[0020]
[0021]
The
[0022]
The hot water
[0023]
The supply / exhaust is forcibly performed by blowing the supply air from the lower side of the
[0024]
The
[0025]
More specifically, the
[0026]
Connected to the
[0027]
FIG. 2 shows the
[0028]
The priority switch 64a on which "priority" is written gives priority setting so that the temperature of the hot water discharged follows the temperature set on the own unit side when two or more remote control units such as a main remote controller and a bath remote controller are attached. It is a switch for. A priority lamp 64b disposed immediately above the priority switch 64a is a lamp for indicating that the own unit side is prioritized.
[0029]
The operation switch 65 on which the characters “operation” are written is for switching the
[0030]
The call switch 67 on which “call” is written is a switch for talking to a person in the kitchen from the bathroom or the like. That is, when the call switch 67 is pressed, a sound picked up by a microphone (not shown) arranged in the bath remote controller is played from a speaker (not shown) provided in the main remote controller installed in the kitchen or the like, and a person in the bathroom "towels""I want you to bring your own" message to people in the kitchen.
[0031]
The assembling switch 68a on which the letters “atsume” are written is a switch for raising the temperature of the hot water in the
[0032]
Next, the operation will be described.
While the heat retaining function is on, the heat retaining
[0033]
When the set state from the
[0034]
FIG. 3 shows an example of the correspondence between the combination of the setting state based on the operation of the
[0035]
Each setting state 80a is divided into a case where each switch of the
[0036]
The environment affirmation state 81 is a state in which the environment such as the outside air temperature or brightness affirms that the heat retaining function is turned on, that is, when the outside air temperature is equal to or lower than a certain temperature or when the
[0037]
In FIG. 3, the heat insulation function is turned on when the setting state by each switch is on, and the heat insulation function is turned off when the setting state is off. An exception is set according to the detection state of the sensor. It is. For example, when the automatic operation of the bath by the automatic switch 66 is in the on state 83, basically, the thermal insulation function is turned on (marked with ○), but when the person is out of the bathroom 84, the shower is Judging that there is no possibility of use, the thermal insulation function is turned off. The same applies when the operation switch 65 is in the on state 85 or when the priority switch 64a is in the on state 86.
[0038]
When the automatic operation of the bath is in the off state 87, the heat retaining function is basically turned off. However, when the hot water temperature in the
[0039]
When the comfort switch 69 provided exclusively for the on / off of the heat retaining function is in the on state 91, the heat retaining function is turned on regardless of the detection state of various sensors in order to give priority to the user's will.
[0040]
On the other hand, when the environmental state such as the outside air temperature is in the environmental affirmation state 81 in which the heat insulation function is affirmed, the heat insulation function is turned on regardless of the setting state based on the operation of various switches. For example, even if the operation switch 65 or the automatic switch 66 is in an off state, there is a possibility of freezing or the like when the outside air temperature is low, so the heat retaining function is turned on to prevent this.
[0041]
In addition, when the setting state by operation and the detection state of the sensor become a predetermined combination, the heat retention function is immediately turned on, and it may be turned on after a predetermined time or a predetermined period has elapsed. For example, when the automatic operation of the bath is in the off state 87 and the heat retaining function is turned on based on the person entering the
[0042]
Further, when the urine switch 68b is turned on, unheated water is poured into the
[0043]
At the time when the operation for filling is completed, the hot water supply path side of the
[0044]
3 shows conditions for changing the heat retention function from off to on, or from on to off, and the heat retention function is turned on or off while this state continues. Is not maintained. As shown in FIG. 3, the heat retention function is turned off in accordance with the combination of the setting state by operation and the detection state of the sensor, and is turned off when a predetermined time has elapsed since the heat insulation function was turned on. Sometimes it is done.
[0045]
For example, when the hot switch 68a is pressed, there is a high possibility that there is a person in the bathroom, but the person who pressed the hot switch 68a usually leaves the bathroom within tens of minutes. Therefore, when the heat retaining function is turned on based on the depression of the hot switch 68a, the heat retaining function is stopped when a predetermined time has passed.
[0046]
Note that it is not necessary to validate all of the various combinations that determine the on / off of the above-described heat retaining function, and a combination used for on / off control of the heat retaining function can be selected as appropriate. For example, only the automatic bathing operation can be selected as the setting state by operation, and only the entrance and exit to the bathroom can be selected as the sensor state. In addition, it is possible to select two or more setting states and sensor states, such as automatic bath operation and operation of a dedicated switch.
[0047]
In the embodiment described above, a dedicated switch is provided for turning on and off the heat retaining function. However, a special operation different from the normal operation such as pressing the up switch 63a and the down switch 63b at the same time is turned on and off. May be set as a dedicated operation. In addition, timer setting may be provided as one of special operations. That is, the warming function may be turned on after completing the preparatory operation of waiting until the set time arrives based on the timer setting operation. In this case, when the time is up, the detection state of a predetermined sensor is searched, and when the combination is designated, the heat retaining function is turned on.
[0048]
Further, in the embodiment, various operations and various sensors for turning on and off the heat retaining function are provided, and an appropriate one can be selected and made effective from the combination thereof. It is not necessary to provide a sensor, and it may have only one or two or more operations and sensors. Moreover, the combination shown in FIG. 3 is an example, and is not limited to this.
[0049]
Furthermore, although the
[0050]
When automatic bathing operation is turned on, hot water filling or reheating is performed on the
[0051]
In addition, in the embodiment, the hot water in the
[0052]
Furthermore, in the embodiment, the heat retention temperature in the
[0053]
【The invention's effect】
According to the water heater according to the present invention, the operation accepting unit has a heat retaining function for keeping the water in the heat exchanger within the predetermined heat retaining temperature range by burning the burner without passing water and preparing the next hot water in the hot water. Since the setting state from the sensor and the detection state of the sensor has become a predetermined combination, the time zone in which the shower is used is determined, and it is turned on and off according to the determination result. Compared to the case where only one of the detection states is based, it is possible to control on / off of the heat retaining function more finely.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing a water heater according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view showing a remote control unit included in the water heater according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram illustrating an example of a correspondence relationship between a combination of a setting state based on an operation and detection states of various sensors and on / off control of a heat retaining function;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記保温機能を実施するための保温動作を制御する保温制御手段と、各種の操作を受け付けるための操作受付部と、前記保温動作を開始すべきか否かの判定の基礎になる所定の状態を検知するセンサーとを有し、
前記保温制御手段は、前記操作受付部からの設定状態と前記センサーの出力状態とが予め定めた組み合わせになったことを契機にシャワーの使用される時間帯を判定し、その判定結果に従って前記保温動作を開始することを特徴とする給湯器。In a water heater with a heat retaining function that keeps the water in the heat exchanger within the predetermined heat retaining temperature range in preparation for the next hot water by burning the burner without passing water,
Thermal insulation control means for controlling the thermal insulation operation for carrying out the thermal insulation function, an operation accepting unit for accepting various operations, and a predetermined state as a basis for determining whether or not the thermal insulation operation should be detected And a sensor to
The heat retention control means determines a time zone in which the shower is used when the set state from the operation receiving unit and the output state of the sensor have a predetermined combination, and the heat retention is determined according to the determination result. A water heater characterized by starting operation.
前記保温機能を実施するための保温動作を制御する保温制御手段と、各種の操作を受け付けるための操作受付部と、前記保温動作を開始すべきか否かの判定の基礎になる所定の状態を検知するセンサーとを有し、
前記保温制御手段は、前記操作受付部からの設定状態と前記センサーの出力状態とが予め定めた組み合わせになったことを契機にシャワーの使用される時間帯を判定し、その判定結果に従って前記保温動作を停止することを特徴とする給湯器。In a water heater with a heat retaining function that keeps the water in the heat exchanger within the predetermined heat retaining temperature range in preparation for the next hot water by burning the burner without passing water,
Thermal insulation control means for controlling the thermal insulation operation for carrying out the thermal insulation function, an operation accepting unit for accepting various operations, and a predetermined state as a basis for determining whether or not the thermal insulation operation should be detected And a sensor to
The heat retention control means determines a time zone in which the shower is used when the set state from the operation receiving unit and the output state of the sensor have a predetermined combination, and the heat retention is determined according to the determination result. A water heater characterized by stopping its operation.
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