JP3831359B2 - Pavement block and its construction method - Google Patents

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    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

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  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般道路の歩道、公園の遊歩道、駅前広場などの公共スペースなどで使用される舗設用ブロック及びその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、歩道や公共スペースなど人の往来する場所において、砂またはモルタルなどの下地の上にブロック状の舗設材が敷きつめられて使用されている。しかし、ブロック状の舗設材は表面の周囲に3〜5mm程度の面取りが施されており、この舗設材が敷きつめられた状態では、隣接する舗設材間に幅8〜15mm程度の溝が生じる。このような構造では、例えば車椅子や乳母車などの比較的車輪の径が小さく、しかもクッション性の乏しい車両がこうした歩道上を走行すると、舗設材間の溝部分では不要な振動が車両に伝わるという欠点がある。また、舗設材の一部に偏った荷重がかかったり、あるいは舗設材の下方の地盤沈降によって、敷設された舗設材にぐらつきや傾きなどが生じる。これにより、舗設材間における段差や不陸が発生し、歩行や、車椅子および乳母車などの走行に危険が伴う問題がある。
【0003】
また、このようなブロック状の舗設材は通常表面が平滑とされており、勾配のある個所では、雨などに濡れると滑りやすく危険なため、別途表面に滑り止めのための凹凸が設けられた舗設材が敷設されている。そのため、敷設現場では表面が平滑な舗設材と表面に凹凸が設けられた舗設材の二種類の舗設材を揃える必要があり、こうした舗設材の管理が煩わしい上、これらの施工工程においては手間がかかる問題がある。
【0004】
本発明は上記の問題点を解消し、車椅子や乳母車などの車両に不要な振動を与えず、不陸や段差が生じない構造とするともに、施工が容易な舗設用ブロック及びその施工方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の舗設用ブロックを以下のように構成した。
【0006】
本発明に係る請求項1に記載の舗設用ブロックは、角柱状をなす舗設用ブロックであって、上面全体にわたってその一辺に対し複数の溝が相互に平行に形成され、且つその溝に沿った対向する側壁にはそれぞれ隣接して配置される他のブロックと互いに連結部を構成する凹部が形成され、前記凹部によって形成される連結部は、閉空間となされるよう、当該連結部を挟む側壁位置にそれぞれ1個ずつ突起が形成されており、この突起は当該突起が対向する側壁に当接することを特徴とするものである。
【0007】
また本発明に係る請求項2に記載の舗設用ブロックは、上記請求項1に記載の舗設用ブロックにおいて、隣合う上記溝間の溝間隔寸法は相互に略等しくなされていることを特徴とするものである。
【0008】
さらに本発明に係る請求項3に記載の舗設用ブロックは、上記請求項2に記載の舗設用ブロックにおいて、ブロックが隣接して舗設された状態では、隣接する当該ブロック間に形成される目地とこの目地と隣合う溝との間隔は上記溝間隔寸法と等しくなされていることを特徴とするものである。
【0009】
これら請求項1〜3に記載の発明によれば、この構成の舗設用ブロックで舗設された舗装面を車輪の径が小さく、クッション性に乏しい車椅子や乳母車などの車両が走行しても舗設用ブロック間の目地部分でのがたつきや振動が軽減され、車両にほとんど伝わらない。
【0010】
さらに本発明に係る請求項4に記載の舗設用ブロックは、上記請求項1〜3のいずれか1項に記載の舗設用ブロックにおいて、上記溝の溝幅寸法は3〜10mmであるともに、隣合う溝と溝の間に形成されている畝の幅寸法はそれぞれ3〜20mmであることを特徴とするものである。
【0011】
この請求項4に記載の発明によれば、上記請求項1〜3に記載の発明の効果に加えて、目地部分でのがたつきや振動が軽減され、車両にほとんど伝わらない。
【0012】
さらに本発明に係る請求項5に記載の舗設用ブロックは、上記請求項1〜4のいずれか1項に記載の舗設用ブロックにおいて、凹部はブロックの中心より下方に形成されていることを特徴とするものである。
【0013】
次に本発明に係る請求項6に記載の舗設用ブロックの施工方法は、上記請求項1〜5のいずれか1項に記載の舗設用ブロックを舗設するための施工方法であって、上記連結部に連結部材を嵌合することにより、相互に舗設用ブロックを舗設することを特徴とするものである。
【0014】
次に本発明に係る請求項7に記載の舗設用ブロックの施工方法は、上記請求項1〜5のいずれか1項に記載の舗設用ブロックを舗設するための施工方法であって、連結部に連結材料を封入することにより、相互に舗設用ブロックを舗設することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の舗設用ブロックの実施の形態を図面を参照しながら説明する。
<舗設用ブロックの形態1〜9の説明>
図1は舗設用ブロックの第1の形態の平面図、図2は図1において矢附X方向からみた側面図である。
【0016】
舗設用ブロック10は、四角柱状をなす舗設用ブロック本体12と、施工状態では互いに隣接面となる舗設用ブロック本体12の側壁に形成された目地幅を規定する突起15とによって構成されている。舗設用ブロック本体12上面には、その全体にわたって複数の溝13が形成されており、これら複数の溝13は、長方形をなす上面において、その一辺に対し平行に、かつ溝間隔寸法は等しく形成されている。溝13の幅寸法はおよそ3〜10mm、深さはおよそ0.5〜10mmとなされている。
【0017】
また、各側壁に形成されている突起15によって、舗設用ブロック10が隣接して舗設された状態では、例えば図17に示す舗設パターンを参照しながら説明すると、隣接するブロック10a,10b間に形成される目地16aとこの目地16aと隣合う溝との間隔xは上記溝間隔寸法と等しくなされている。
【0018】
舗設用ブロック本体12の下面12bは平滑面とされている。
【0019】
この舗設用ブロック本体12は、コンクリート、タイルなど無機物からなるが、これに限定されることなく、例えばFRP、レジンコンクリートなどの合成樹脂系のものであってもよい。また、ブロック本体12の寸法は一辺が100〜500mm、厚みは10〜80mmとなされている。
【0020】
以上の舗設用ブロック10は底面の形状が長方形をなす角柱形状であるが、図3に示すような底面形状をなす角柱形状も適用され、これを第2の形態として説明する。この舗設用ブロック20は、左右対称をなし、その対称軸209を中心としてそれぞれ合同な平行四辺形が形成された多角形をなす。この舗設用ブロック20には、舗設用ブロック10と同様、その側壁にはそれぞれ目地幅を規定する突起25が形成されており、また、上面にはその全体にわたって複数の溝23が形成されいる。これら複数の溝23は、上面を構成する多角形の辺201、202にそれぞれ平行に形成されており、対称軸209の部分で各溝はつながった構造をなす。
【0021】
次に、第3の形態をその側面図である図4を参照しながら説明する。
【0022】
この舗設用ブロック30においては、上記した舗設用ブロック10と同様、四角柱状をなす舗設用ブロック本体32と、施工状態では互いに隣接面となる舗設用ブロック本体32の側壁に形成された目地幅を規定する突起35とによって構成されている。舗設用ブロック本体32上面には、その全体にわたって複数の溝33が形成されており、これら複数の溝33は、長方形をなす上面において、その一辺に対し平行に、かつ溝間隔寸法は等しく形成されている。溝幅、溝深さは舗設用ブロック10と同様である。
【0023】
この舗設用ブロック本体32は、コンクリート、タイルなど無機物からなるが、これに限定されず、FRP、レジンコンクリートなどの合成樹脂系のものであってもよい。また、ブロック本体32の寸法は舗設用ブロック10と同様である。
【0024】
また、ブロック本体32の隣接面となる一方の側壁30aには隣接するブロック本体の嵌合溝36bと嵌合するための突条37が形成されている。また、他方の側壁30bには隣接するブロック本体の突条37aと嵌合する嵌合溝36が形成されている。この突条37および嵌合溝36の断面形状は略台形をなす。この台形形状において角部分は角張った状態としてもよいし、丸みを付けた状態としてもよい。また、この台形形状において、その傾斜角は5〜60度の範囲で形成される。また、突条37の幅は嵌合溝36の幅より広く形成されており、しかも両者の形状は相似関係にある。この構造により、ブロック30が隣接して舗設された状態では、図5に示すように互いに嵌合される突条37および嵌合溝36はその斜面部分で互いに面接触するので、突条37と嵌合溝36と嵌合する際に、がたつきが無く、安定した状態で嵌合される。また、この突条37の幅と嵌合溝36の幅との差によって、ブロック30の隣接する側壁間に所定幅の目地が形成されるようになっている。また、突条37と嵌合溝36との嵌合がなされない側壁には、目地幅に等しい高さの突起35が形成されており、ブロック30が隣接して舗設された状態では、その隣接する側壁間に所定幅の目地が形成されようになっている。このように隣接するブロック30間には所定幅の目地が形成され、しかもこの目地幅寸法と溝間隔寸法とは等しく形成されるので、ブロック30が舗設された状態において、段差がなく、全体として一様な凹凸面が形成される。なお、この突起35は各側壁に1個ずつ設けてもよいし、複数個ずつ設けてもよい。また、ブロック本体30の下面32bは平滑面とされている。
【0025】
この舗設用ブロック本体32に、嵌合溝36および突条37を形成するには、舗設用ブロック本体32の断面形状に等しい縦抜き型を用い、その縦抜き型の抜き方向と平行の側壁に相当する内壁の一方に見合った窪み部を設ける。その縦抜き型を用いてコンクリートなどの材料を成形すれば、嵌合溝36と突条37が形成された舗設用ブロック30を均一な厚みで効率良く成形することができる。また同時に、この舗設用ブロック本体32の上面に相当する型の内壁に溝33に見合った凹凸を設けておけば、舗設用ブロック本体32の上面全体に凹凸面が成形され、上記した溝33の構造が得られる。
【0026】
次に、第4の形態を、その平面図である図6、この図6において矢附Y方向からみた側面図である図7、およびこの図7における端部A、端部Bの要部拡大図である図8(a)、図8(b)、嵌合状態を示す図8(c)を参照しながら説明する。
【0027】
この舗設用ブロック40においては、上記した舗設用ブロック30とは、嵌合溝48が形成されている側壁40aに、目地幅に等しい高さの突起43が側壁40aに対し垂直な方向に形成されており、この突起43によって目地幅を規定する構成としている点が異なるのみで、他の構成は同様であるで、詳細は省略する。
【0028】
この舗設用ブロック40は、上記した舗設用ブロック30と同様、四角柱状をなす舗設用ブロック本体42と、施工状態では互いに隣接面となる舗設用ブロック本体42の側壁に形成された目地幅を規定する突起46とによって構成されている。舗設用ブロック本体42上面には、その全体にわたって複数の溝47が形成されており、これら複数の溝47は、長方形をなす上面において、その一辺に対し平行に、かつ溝間隔寸法は等しく形成されている。また、ブロック本体42の隣接面となる一方の側壁40bには突条44が形成されている。また、他方の側壁40bには嵌合溝48が形成されている。
【0029】
この舗設用ブロック40の特徴である突起43は、本形態では嵌合溝48が形成されている側壁40aに設けた構造としたが、これに限ることなく、突条44が形成されている側壁40bに設けてもよい。
【0030】
なお、突条44と嵌合溝48との嵌合がなされない側壁40c,40dのいずれかに、目地幅に等しい高さの突起46が形成されており、本実施の形態では側壁40cに突起46が形成されている。この構造により、ブロック40が隣接して舗設された状態では、その隣接する側壁間に所定幅の目地が形成されようになっている。このように隣接するブロック40間には所定幅の目地が形成され、しかもこの目地幅寸法と溝間隔寸法とは等しく形成されるので、ブロック40が舗設された状態では、段差がなく、全体として一様な凹凸面が形成される。なお、この突起46は側壁40c,40dにそれぞれ1個ずつ設けてもよいし、複数個ずつ設けてもよい点、ブロック本体40の下面42aが平滑面とされている点も舗設用ブロック30同様である。
【0031】
施工時における突条44と嵌合溝48との接合状態は図8(c)に示すようになる。すなわち、互いに嵌合される突条44と嵌合溝48はその斜面部分44a,48aで互いに面接触する。これにより、突条44と嵌合溝48と嵌合する際に、がたつきが無く、安定した状態で嵌合される。さらに、突起43によって、側壁40a,40bに所定幅の目地が形成される。この目地を形成するには、上記したように突起43を突条44または嵌合溝48が形成されている側壁の少なくとも一方に設ける構成に限ることなく、嵌合溝48の深さより突条44の高さを目地幅分だけ高くしてもよいし、嵌合溝48または突条44に目地幅分の突起などを設けてもよい。
【0032】
このブロック30およびブロック40の構成において、突条37、44と嵌合溝36、48を設ける位置は、図9に示す舗設用ブロック50のように、ブロック本体52の中心位置502より下方とする構成としてもよい。この構成とすれば、施工時及び供用後において過大な荷重が作用した場合、嵌合部上面の破損を防ぐことができる。
【0033】
さらに、図10に示すように、図9に示すブロックの構成において、突条37(44)と嵌合溝36(48)の下方側壁に斜めの切り欠き61a,61bを設けたブロック60の構成としてもよい。この構成とすれば、施工時に下地材料の砂等が嵌合部に入るのを防ぐことができ、目地幅を一定に保つことができる。
【0034】
さらに、突条およびこれと嵌合可能な嵌合溝の形態として、図11(a)に示すブロック70のように、ブロック本体72の下面72mを共有する突条77とこの突条77が嵌まり込む形状の切り欠き76を設けた構造とすることもできる。この構造では、施工時の嵌め込みが上記の実施の形態に比べ、容易であり、図11(b)に示すような施工状態とすることができる。
【0035】
また、図12に示すブロック80のように、2つの凸部が連結された形状の突条87とこの突条87が嵌まり込む形状の嵌合溝86が形成された構造を採用することもできる。この構造では、噛み合わせ効果が大きくなるので、施工時においても、舗設された状態においても、図12(b)に示すように安定した状態を維持することができる。
【0036】
さらに、別の形態として、ブロック間の連結を別部材あるいは別材料によって行うこともできる。この構成は本発明に係る構成であって、これを、図13を参照しながら説明する。
【0037】
このブロック90は、ブロック40(図6、図7参照)において、突条44に替えてこの凹溝93a(93b)とする構成である。すなわち、ブロック本体92の連結面となる両側壁92a,92bにそれぞれ隣接するブロック本体と互いに連結部を構成するための凹溝93a,93bが形成されている。さらにこれら凹溝93a,93bの形成される位置は、図9に示すブロック50のように、ブロック本体92の中心より下方とされている。
【0038】
このように構成されたブロック90を隣接した状態に配置すると、図14に示すように、突起94により閉空間とされた、互いに連結可能な連結部となる空洞部分99が形成される。舗設時には、この空間部分99の形状に追従した形状のジョイントパーツ98をこの空間部分99に嵌め込むことにより、ブロック90は相互に連結される。
【0039】
このようにジョイントパーツ98を用いる構成に代えて、図15に示すように、空間部分99に硬化目地砂97を埋め込み、硬化させることによって、連結部および目地を一体的に形成する構成とすることもできる。この場合、ブロック100の構成は、図14に示すような突起94を設けない。つまり、空洞部分109は上面が開口された形状をなす。ブロック100を隣接した状態で、空洞部分109に開口部109aから硬化目地砂97を流し込み、上記したように連結部および目地を形成することができる。
【0040】
<舗設用ブロックの施工方法の説明>
図16(a)は第3〜第9の形態のいずれかの舗設用ブロックの施工方法による第1の舗設パターンを示す上面図であり、同図(b)は要部斜視図である。
【0041】
この第1の舗設パターンは、図16(b)に示すように、舗設用ブロック30を嵌合溝36の半分の位置まで突条37をずらせた状態で配置し、順に舗設用ブロック30をずらせた構成となっている。この第1の舗設パターンとすれば、不陸や段差の発生をより一層抑えることができる。
【0042】
図17は第1及び第3〜第9の形態のいずれかの舗設用ブロックの施工方法による第2のパターンを示す上面図である。
【0043】
この第2の舗設パターンは、人や車両の進行方向とされる方向(矢附W)に対し、溝13の伸びる方向が斜めとなるよう舗設用ブロック10a,10b,10c‥を配置する構成となっている。この配置角度θは20〜70とすることが好ましい。この第2の舗設パターンとすれば、走行する車輪の上下動を低く抑えることができ、溝13部分を横断する際に車輪に与えられる衝撃が緩和される。従って、車椅子や乳母車の車両に伝わる振動の影響が減少し、効果的である。
【0044】
図18は第2の形態の舗設用ブロックの施工方法による第3のパターンを示す上面図である。
【0045】
この第3の舗設パターンは、ブロック20を人や車両の進行方向とされる方向(矢附W)に対し整列させると、溝13の伸びる方向が斜めとなり、上記した第2の舗設パターンの技術思想を実現する別の構成である。
【0046】
このような構成によっても、上記した第2の舗設パターンと同様な効果を得ることができる。
【0047】
<舗設用ブロック及びの施工方法を用いた実施例の説明>
〔実施例1‥ブロック10、図1、図2、図17参照〕
長辺が198mm、短辺が98mmの平面視長方形状の舗設用ブロック本体12の上面に長辺と平行に幅3mm、深さ1mmの溝13を5.105mmの間隔で18本形成し、舗設用ブロック本体12の上面の四辺の面取りを行い、舗設用ブロック10を得た。この舗設用ブロック10を歩道の歩行方向に対し、45度斜めに設置し、隣接する舗設用ブロック10間に2mmの目地16aを設けて、その目地16aを含む隣接する畝14間に6mmの間隙xを形成し、目地16aと溝13との区別できないように目立たないように構成した。このように舗設されたブロック敷き歩道上で車椅子を押してみたところ、目地部分でのがたつきや振動などが軽減され、不快な振動を感じなかった。
【0048】
〔実施例2‥ブロック30、図4、図16参照〕
長辺が198mm、短辺が98mmの平面視長方形状の舗設用ブロック本体12の上面に長辺と平行に幅3mm、深さ1mmの溝13を5.105mmの間隔で18本形成し、舗設用ブロック本体12の上面の四辺の面取りを行い、舗設用ブロック30を得た。ブロック本体32において、長辺側の側壁の一方に開口部の幅が24mm,底の幅が15mm,深さが15mmの嵌合溝36を設け、他方の側壁には頂部の幅が16〜17mm,底部の幅が25〜26mm、高さ15mmの突条37を設けた舗設用ブロック30を形成し、隣接する舗設用ブロック30の嵌合溝36と突条37とを嵌合することにより、隣接する舗設用ブロック30間に2mmの目地が簡単に形成された。このブロック舗装面は隣接する舗設用ブロック30が嵌合溝36と突条37とを介して嵌合一体化されており、施工時に各舗設用ブロック30間に段差が生じず、施工性がよい。さらにこの嵌合溝36と突条37が形成された舗設用ブロック30を互いにずらして施工することにより、一層段差の発生が抑えられる。
【0049】
〔実施例3‥ブロック40、図6、図7、図16参照〕
一辺が198mmの平面視正方形状の舗設用ブロック本体42の一方の側壁40aに開口部の幅が19.5mm,底の幅が9.5mm、深さが12.5mmの嵌合溝48を設けるとともに、この側壁40aに高さ2mmの突起43を水平方向に突出させて形成し、もう一方の相対する側壁40bには頂部の幅が10mm,底部の幅が20mm、高さ12.5mmの突条44を設けた舗設用ブロック40を形成する。また、舗設用ブロック本体42の上面に一辺と平行に幅4mm、深さ1.5mmの溝47を8mmの間隔で23本形成し、舗設用ブロック40を得た。隣接する舗設用ブロック40の嵌合溝48と突条44とを嵌合することにより、隣接する舗設用ブロック40間に2mmの目地が簡単に形成された。このブロック舗装面は隣接する舗設用ブロック40が嵌合溝48と突条44とを介して嵌合一体化されている。施工後、各舗設用ブロック40にぐらつきや傾きなどによる不陸や段差が生じず、歩行に不都合がなかった。また、この嵌合溝48と突条44が形成された舗設用ブロック40を互いにずらして施工することにより、一層不陸や段差の発生が抑えられる。
【0050】
また、舗設用ブロック40を歩行方向に対し45度斜めに施工することにより、車椅子や 乳母車等の走行時の振動などが軽減され、不快感が解消された。
【0051】
【発明の効果】
本発明の舗設用ブロックを用いて、本発明の施工方法によって施工することにより、不陸や段差が生じない構造を実現することができるので、車椅子や乳母車などの車両に不要な振動を与えず、安全で機能性の高い舗装面となる。しかも、その施工を容易に行うことができる点で有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】舗設用ブロックの第1の形態の平面図である。
【図2】図1において矢附X方向からみた側面図である。
【図3】舗設用ブロックの第2の形態の平面図である。
【図4】舖設用ブロックの第3の形態の側面図である。
【図5】第3の形態の舗設用ブロックの施工状態を示す側面図である。
【図6】舗設用ブロックの第4の形態の平面図である。
【図7】図6において矢附Y方向からみた側面図である。
【図8】図7における要部拡大図であり、同図(a)は端部A、同図(b)は端部Bの拡大図、同図(c)は施工状態を説明する図である。
【図9】図9(a)は舗設用ブロックの第5の形態の側面図であり、同図(b)は第5の形態の施工状態を示す側面図である。
【図10】図10(a)は舗設用ブロックの第6の形態の側面図であり、同図(b)は第6の形態の施工状態を示す側面図である。
【図11】図11(a)は舗設用ブロックの第7の形態の側面図であり、同図(b)は第7の形態の施工状態を示す側面図である。
【図12】図12(a)は舗設用ブロックの第8の形態の側面図であり、同図(b)は第8の形態の施工状態を示す側面図である。
【図13】図13(a)は本発明の舗設用ブロックを示す第9の形態の側面図であり、同図(b)は第9の形態に適用されるジョイントパーツの正面図である。
【図14】図14(a)は第9の形態の舗設用ブロックの施工状態を示す側面図であり、同図(b)は連結部の拡大図である。
【図15】図15(a)は第9の形態の舗設用ブロックの別の施工状態を示す側面図であり、同図(b)は連結部の拡大図である。
【図16】図16(a)は第3〜第9の形態のいずれかの舗設用ブロックの施工方法による第1の舗設パターンを示す上面図であり、同図(b)は要部斜視図である。
【図17】図17は第1及び第3〜第9の形態のいずれかの舗設用ブロックの施工方法による第2の舗設パターンを示す上面図である。
【図18】図18は第2の形態の舗設用ブロックの施工方法による第3の舗設パターンを示す上面図である。
【符号の説明】
12、32、42、52、72、92 ブロック本体
13 溝
16a 目地
36、36b、48、86 嵌合溝
37、37a、44、77、87 突条
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a paving block used in public spaces such as sidewalks on general roads, promenades in parks, and station squares, and a construction method therefor.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, block-shaped paving materials are used on a ground such as sand or mortar in places where people come and go such as sidewalks and public spaces. However, the block-shaped paving material is chamfered about 3 to 5 mm around the surface, and when the paving material is laid, a groove having a width of about 8 to 15 mm is generated between adjacent paving materials. In such a structure, for example, when a vehicle with a relatively small wheel diameter such as a wheelchair or a baby carriage and a vehicle with poor cushioning travels on such a sidewalk, unnecessary vibration is transmitted to the vehicle in the groove portion between the paving materials. There is. In addition, an uneven load is applied to a part of the pavement material, or the laid pavement material is wobbled or tilted due to the ground subsidence below the pavement material. Thereby, the level | step difference and unevenness between paving materials generate | occur | produce, and there exists a problem with a danger in walking, driving | running | working of a wheelchair, a baby carriage, etc.
[0003]
In addition, such block-shaped paving materials usually have a smooth surface, and in places with slopes, slippery and dangerous when wet in the rain, etc., an uneven surface was provided on the surface separately. Paving material is laid. For this reason, it is necessary to prepare two types of pavement materials: a pavement material with a smooth surface and a pavement material with unevenness on the surface at the construction site. There is such a problem.
[0004]
The present invention solves the above problems and provides a paving block that does not give unnecessary vibrations to a vehicle such as a wheelchair or a baby carriage, does not cause unevenness or a step, and is easy to construct and a construction method thereof. The purpose is to do.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the paving block of the present invention is configured as follows.
[0006]
The paving block according to claim 1 of the present invention is a paving block having a prismatic shape, and a plurality of grooves are formed in parallel to one side over the entire upper surface, and along the grooves. The opposing side wall is formed with a recess that forms a connecting portion with another block arranged adjacent to each other, and the connecting portion formed by the concave portion is a side wall that sandwiches the connecting portion so as to be a closed space. One protrusion is formed at each position, and this protrusion is in contact with the opposite side wall .
[0007]
The paving block according to the second aspect of the present invention is characterized in that in the paving block according to the first aspect, the groove intervals between the adjacent grooves are substantially equal to each other. Is.
[0008]
Furthermore, the paving block according to claim 3 according to the present invention is the paving block according to claim 2, wherein when the block is paved adjacently, a joint formed between the adjacent blocks is provided. The interval between the joint and the adjacent groove is equal to the groove interval dimension.
[0009]
According to the first to third aspects of the present invention, even when a wheelchair or a baby carriage such as a wheelchair or a baby carriage having a small wheel diameter on a pavement surface paved by the pavement block having this configuration travels poorly in cushioning properties, Shaking and vibration at the joints between the blocks are reduced, and it is hardly transmitted to the vehicle.
[0010]
Furthermore, the paving block according to claim 4 according to the present invention is the paving block according to any one of claims 1 to 3, wherein the groove width dimension of the groove is 3 to 10 mm and The width dimensions of the ridges formed between the matching grooves are 3 to 20 mm, respectively.
[0011]
According to the fourth aspect of the present invention, in addition to the effects of the first to third aspects of the present invention, rattling and vibrations at the joints are reduced and hardly transmitted to the vehicle.
[0012]
Furthermore, the paving block according to the fifth aspect of the present invention is the paving block according to any one of the first to fourth aspects, wherein the recess is formed below the center of the block. It is what.
[0013]
Next, the construction method of the pavement block according to claim 6 according to the present invention is a construction method for paving the pavement block according to any one of claims 1 to 5, wherein the connection The block for paving is paved mutually by fitting the connecting member to the portion.
[0014]
Next, the construction method of the pavement block according to claim 7 according to the present invention is a construction method for paving the pavement block according to any one of claims 1 to 5, wherein the connection portion By enclosing the connecting material, the paving blocks are paved together.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of a paving block according to the present invention will be described with reference to the drawings.
<Description of forms 1-9 of paving blocks>
FIG. 1 is a plan view of a first form of a paving block, and FIG. 2 is a side view seen from the arrow X direction in FIG.
[0016]
The paving block 10 is composed of a paving block main body 12 having a quadrangular prism shape, and a projection 15 that defines a joint width formed on the side walls of the paving block main body 12 that are adjacent to each other in the construction state. A plurality of grooves 13 are formed over the entire top surface of the paving block main body 12, and the plurality of grooves 13 are formed in parallel to one side of the rectangular top surface and have the same groove spacing. ing. The width of the groove 13 is about 3 to 10 mm, and the depth is about 0.5 to 10 mm.
[0017]
Further, when the paving block 10 is paved adjacently by the protrusions 15 formed on each side wall, for example, referring to the paving pattern shown in FIG. 17, the paving block 10 is formed between the adjacent blocks 10 a and 10 b. An interval x between the joint 16a to be formed and a groove adjacent to the joint 16a is made equal to the groove interval dimension.
[0018]
The lower surface 12b of the paving block main body 12 is a smooth surface.
[0019]
The pavement block body 12 is made of an inorganic material such as concrete or tile, but is not limited thereto, and may be a synthetic resin type such as FRP or resin concrete. The block body 12 has a dimension of 100 to 500 mm on one side and a thickness of 10 to 80 mm.
[0020]
The pavement block 10 described above has a prismatic shape with a bottom surface having a rectangular shape, but a prismatic shape with a bottom surface shape as shown in FIG. 3 is also applied, which will be described as a second embodiment. The paving block 20 is symmetrical, and has a polygonal shape in which congruent parallelograms are formed around the symmetry axis 209. As in the paving block 10, the paving block 20 has protrusions 25 that define joint widths on the side walls thereof, and a plurality of grooves 23 are formed on the entire upper surface thereof. The plurality of grooves 23 are formed in parallel to the polygonal sides 201 and 202 constituting the upper surface, and each groove is connected at the portion of the symmetry axis 209.
[0021]
Next, a third embodiment will be described with reference to FIG. 4 which is a side view thereof.
[0022]
In the paving block 30, the joint width formed on the side walls of the paving block main body 32 having a quadrangular prism shape and the paving block main body 32 which are adjacent to each other in the construction state, as in the paving block 10 described above. It is comprised by the protrusion 35 to prescribe | regulate. A plurality of grooves 33 are formed over the entire top surface of the paving block main body 32, and the plurality of grooves 33 are formed in parallel to one side of the rectangular top surface and have the same groove spacing. ing. The groove width and groove depth are the same as those of the paving block 10.
[0023]
The pavement block main body 32 is made of an inorganic material such as concrete or tile, but is not limited thereto, and may be a synthetic resin type such as FRP or resin concrete. The block body 32 has the same dimensions as the paving block 10.
[0024]
Further, a protrusion 37 for fitting with the fitting groove 36b of the adjacent block main body is formed on one side wall 30a which is an adjacent surface of the block main body 32. Further, the other side wall 30b is formed with a fitting groove 36 for fitting with the protrusion 37a of the adjacent block main body. The cross-sectional shapes of the protrusion 37 and the fitting groove 36 are substantially trapezoidal. In this trapezoidal shape, the corner portion may be in an angular state or in a rounded state. Further, in this trapezoidal shape, the inclination angle is formed in the range of 5 to 60 degrees. Further, the width of the protrusion 37 is formed wider than the width of the fitting groove 36, and the shapes of both are similar. With this structure, in the state where the block 30 is paved adjacently, the protrusion 37 and the fitting groove 36 that are fitted to each other as shown in FIG. When mating with the mating groove 36, there is no rattling and the mating is performed in a stable state. Further, due to the difference between the width of the protrusion 37 and the width of the fitting groove 36, a joint having a predetermined width is formed between adjacent side walls of the block 30. Further, a protrusion 35 having a height equal to the joint width is formed on the side wall where the protrusion 37 and the fitting groove 36 are not fitted. A joint having a predetermined width is formed between the side walls. In this way, joints having a predetermined width are formed between the adjacent blocks 30, and the joint width dimension and the groove interval dimension are formed to be equal. Therefore, in the state where the blocks 30 are paved, there is no step, and as a whole A uniform uneven surface is formed. One protrusion 35 may be provided on each side wall, or a plurality of protrusions 35 may be provided. Further, the lower surface 32b of the block body 30 is a smooth surface.
[0025]
In order to form the fitting groove 36 and the protrusion 37 in the paving block main body 32, a vertical punching die having the same cross-sectional shape as the paving block main body 32 is used, and the side wall parallel to the punching direction of the vertical punching die is used. A recess corresponding to one of the corresponding inner walls is provided. If a material such as concrete is formed using the vertical punching die, the paving block 30 in which the fitting grooves 36 and the protrusions 37 are formed can be efficiently formed with a uniform thickness. At the same time, if the inner wall of the mold corresponding to the upper surface of the paving block main body 32 is provided with irregularities corresponding to the grooves 33, an irregular surface is formed on the entire upper surface of the paving block main body 32, and the grooves 33 described above are formed. A structure is obtained.
[0026]
Next, FIG. 6 which is a plan view of the fourth embodiment, FIG. 7 which is a side view seen from the direction of the arrow Y in FIG. 6, and an enlarged view of the main parts of the end A and the end B in FIG. This will be described with reference to FIGS. 8A and 8B, and FIG. 8C showing the fitting state.
[0027]
In the paving block 40, the projection 43 having a height equal to the joint width is formed in a direction perpendicular to the side wall 40a on the side wall 40a where the fitting groove 48 is formed. However, the only difference is that the projection 43 defines the joint width, and the other configurations are the same, and the details are omitted.
[0028]
The paving block 40 defines the joint width formed on the side walls of the paving block main body 42 having a quadrangular prism shape and the paving block main body 42 which are adjacent to each other in the construction state, like the paving block 30 described above. And a projection 46 to be formed. On the upper surface of the paving block main body 42, a plurality of grooves 47 are formed over the entire surface, and the plurality of grooves 47 are formed in parallel to one side of the rectangular upper surface and have the same groove interval dimension. ing. Further, a protrusion 44 is formed on one side wall 40b which is an adjacent surface of the block main body 42. A fitting groove 48 is formed on the other side wall 40b.
[0029]
In this embodiment, the protrusion 43 which is a feature of the paving block 40 is provided on the side wall 40a in which the fitting groove 48 is formed. However, the present invention is not limited thereto, and the side wall on which the protrusion 44 is formed. You may provide in 40b.
[0030]
In addition, a protrusion 46 having a height equal to the joint width is formed on one of the side walls 40c and 40d where the protrusion 44 and the fitting groove 48 are not fitted. In this embodiment, the protrusion is formed on the side wall 40c. 46 is formed. With this structure, when the block 40 is paved adjacently, a joint having a predetermined width is formed between the adjacent side walls. In this way, joints having a predetermined width are formed between the adjacent blocks 40, and the joint width dimension and the groove spacing dimension are formed to be equal. Therefore, when the block 40 is paved, there is no step, and as a whole A uniform uneven surface is formed. One protrusion 46 may be provided on each of the side walls 40c and 40d, or a plurality of protrusions 46 may be provided, and the bottom surface 42a of the block body 40 may be a smooth surface. It is.
[0031]
The joining state of the protrusion 44 and the fitting groove 48 at the time of construction is as shown in FIG. That is, the protrusion 44 and the fitting groove 48 which are fitted to each other are in surface contact with each other at the slope portions 44a and 48a. Thereby, when fitting with the protrusion 44 and the fitting groove 48, there is no rattling and it fits in the stable state. Furthermore, joints having a predetermined width are formed on the side walls 40 a and 40 b by the protrusions 43. In order to form this joint, the protrusions 43 are not limited to the configuration in which the protrusions 43 are provided on at least one of the side walls on which the protrusions 44 or the fitting grooves 48 are formed as described above. The height may be increased by the joint width, or the fitting groove 48 or the protrusion 44 may be provided with a protrusion corresponding to the joint width.
[0032]
In the configuration of the block 30 and the block 40, the positions where the protrusions 37 and 44 and the fitting grooves 36 and 48 are provided are lower than the center position 502 of the block main body 52 as in the paving block 50 shown in FIG. It is good also as a structure. If it is set as this structure, when an excessive load acts at the time of construction and after service, damage to the upper surface of the fitting portion can be prevented.
[0033]
Further, as shown in FIG. 10, in the configuration of the block shown in FIG. 9, the configuration of the block 60 in which oblique notches 61a and 61b are provided on the lower side walls of the protrusions 37 (44) and the fitting grooves 36 (48). It is good. If it is set as this structure, it can prevent that the sand etc. of base material enter into a fitting part at the time of construction, and joint width can be kept constant.
[0034]
Furthermore, as a form of a protrusion and a fitting groove that can be fitted to the protrusion, a protrusion 77 that shares the lower surface 72m of the block main body 72 and the protrusion 77 are fitted like a block 70 shown in FIG. It is also possible to adopt a structure in which a cutout 76 having a shape to fit into is provided. In this structure, the fitting at the time of construction is easier than in the above embodiment, and the construction state as shown in FIG.
[0035]
Further, as shown in the block 80 shown in FIG. 12, a structure in which a protrusion 87 having a shape in which two protrusions are connected and a fitting groove 86 in which the protrusion 87 is fitted may be employed. it can. In this structure, since the meshing effect is increased, it is possible to maintain a stable state as shown in FIG. 12B even during construction and in a paved state.
[0036]
Furthermore, as another form, the connection between blocks can be performed by another member or another material. This configuration is a configuration according to the present invention, which will be described with reference to FIG.
[0037]
The block 90 has a configuration in which the concave groove 93a (93b) is used instead of the protrusion 44 in the block 40 (see FIGS. 6 and 7). That is, concave grooves 93a and 93b are formed to form a connecting portion with the block main body adjacent to both side walls 92a and 92b serving as connecting surfaces of the block main body 92, respectively. Further, the positions where the concave grooves 93a and 93b are formed are lower than the center of the block main body 92 as in the block 50 shown in FIG.
[0038]
When the blocks 90 configured in this way are arranged adjacent to each other, as shown in FIG. 14, a hollow portion 99 that is a closed space formed by the protrusion 94 and that can be connected to each other is formed. At the time of paving, the joints 98 having a shape following the shape of the space portion 99 are fitted into the space portion 99 so that the blocks 90 are connected to each other.
[0039]
Instead of the configuration using the joint parts 98 as described above, as shown in FIG. 15, a hardened joint sand 97 is embedded in the space portion 99 and cured to integrally form the connecting portion and the joint. You can also. In this case, the configuration of the block 100 does not include the protrusion 94 as shown in FIG. That is, the hollow portion 109 has a shape with an upper surface opened. In a state where the block 100 is adjacent, the hardened joint sand 97 can be poured into the hollow portion 109 from the opening 109a, and the connecting portion and joint can be formed as described above.
[0040]
<Description of construction method for paving blocks>
FIG. 16A is a top view showing a first pavement pattern according to the pavement block construction method of any one of the third to ninth embodiments, and FIG.
[0041]
In this first pavement pattern, as shown in FIG. 16 (b), the pavement block 30 is arranged with the ridges 37 shifted to the half of the fitting groove 36, and the pavement blocks 30 are sequentially shifted. It becomes the composition. If it is this 1st pavement pattern, generation | occurrence | production of unevenness and a level | step difference can be suppressed further.
[0042]
FIG. 17 is a top view showing a second pattern by the pavement block construction method of any of the first and third to ninth embodiments.
[0043]
This second pavement pattern has a configuration in which the pavement blocks 10a, 10b, 10c,... Are arranged so that the direction in which the groove 13 extends is oblique with respect to the direction in which the person or vehicle travels (arrow W). It has become. The arrangement angle θ is preferably 20 to 70. With this second pavement pattern, the vertical movement of the traveling wheel can be kept low, and the impact applied to the wheel when crossing the groove 13 portion is mitigated. Therefore, the influence of vibration transmitted to the wheelchair or the baby carriage vehicle is reduced, which is effective.
[0044]
FIG. 18 is a top view showing a third pattern by the pavement block construction method of the second embodiment.
[0045]
In the third pavement pattern, when the block 20 is aligned with the direction in which the person or the vehicle travels (arrow Y), the direction in which the groove 13 extends becomes oblique, and the technique of the second pavement pattern described above. This is another configuration for realizing the idea.
[0046]
Even with such a configuration, the same effect as that of the second paving pattern can be obtained.
[0047]
<Description of Example Using Pavement Block and Construction Method>
[Refer to Example 1, block 10, FIG. 1, FIG. 2, FIG. 17]
A pavement block body 12 having a long side of 198 mm and a short side of 98 mm in a rectangular shape in plan view is formed with 18 grooves 13 having a width of 3 mm and a depth of 1 mm parallel to the long side at intervals of 5.105 mm. Four blocks of the upper surface of the block main body 12 were chamfered to obtain a paving block 10. This paving block 10 is installed at an angle of 45 degrees with respect to the walking direction of the sidewalk, a 2 mm joint 16a is provided between the adjacent paving blocks 10, and a 6 mm gap is provided between the adjacent fences 14 including the joint 16a. x was formed so that the joint 16a and the groove 13 could not be distinguished from each other. When the wheelchair was pushed on the block-laid sidewalk paved in this way, rattling and vibrations at joints were reduced, and no unpleasant vibrations were felt.
[0048]
[Example 2... See block 30, FIG. 4, FIG. 16]
A pavement block body 12 having a long side of 198 mm and a short side of 98 mm in a rectangular shape in plan view is formed with 18 grooves 13 having a width of 3 mm and a depth of 1 mm parallel to the long side at intervals of 5.105 mm. Chamfering of the four sides of the upper surface of the block main body 12 was performed to obtain a paving block 30. In the block main body 32, a fitting groove 36 having an opening width of 24 mm, a bottom width of 15 mm and a depth of 15 mm is provided on one of the long side walls, and the top width is 16 to 17 mm on the other side wall. , By forming a paving block 30 provided with a ridge 37 having a bottom width of 25 to 26 mm and a height of 15 mm, and fitting the fitting groove 36 and the ridge 37 of the adjacent paving block 30, A joint of 2 mm was easily formed between adjacent paving blocks 30. In this block pavement surface, adjacent pavement blocks 30 are fitted and integrated via fitting grooves 36 and ridges 37, and there is no step between the pavement blocks 30 during construction, so that the workability is good. . Further, the pavement block 30 in which the fitting groove 36 and the protrusions 37 are formed is shifted from each other so that the occurrence of a step is further suppressed.
[0049]
[Example 3... See block 40, FIG. 6, FIG. 7, FIG. 16]
A fitting groove 48 having an opening width of 19.5 mm, a bottom width of 9.5 mm, and a depth of 12.5 mm is provided on one side wall 40a of the square pavement block body 42 having a square shape of 198 mm on one side. At the same time, a projection 43 having a height of 2 mm is formed on the side wall 40a so as to protrude in the horizontal direction. The other side wall 40b has a top width of 10 mm, a bottom width of 20 mm, and a height of 12.5 mm. The paving block 40 provided with the strips 44 is formed. Further, 23 grooves 47 having a width of 4 mm and a depth of 1.5 mm were formed on the upper surface of the pavement block main body 42 in parallel with one side at intervals of 8 mm to obtain a pavement block 40. By fitting the fitting groove 48 of the adjacent paving block 40 and the protrusion 44, a joint of 2 mm was easily formed between the adjacent paving blocks 40. On this block pavement surface, adjacent pavement blocks 40 are fitted and integrated through fitting grooves 48 and protrusions 44. After construction, each pavement block 40 did not have unevenness or steps due to wobbling or tilting, and there was no inconvenience in walking. In addition, when the pavement block 40 in which the fitting groove 48 and the protrusion 44 are formed is shifted from each other, the occurrence of unevenness and steps is further suppressed.
[0050]
In addition, by constructing the paving block 40 at an angle of 45 degrees with respect to the walking direction, vibrations during running of wheelchairs, baby carriages, etc. were reduced, and discomfort was eliminated.
[0051]
【The invention's effect】
By using the pavement block of the present invention and constructing by the construction method of the present invention, it is possible to realize a structure that does not cause unevenness or steps, so that unnecessary vibrations are not given to vehicles such as wheelchairs and baby carriages. It becomes a safe and highly functional pavement surface. And it is effective at the point which can perform the construction easily.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a first form of a paving block.
FIG. 2 is a side view seen from the direction of arrow X in FIG.
FIG. 3 is a plan view of a second form of the paving block.
FIG. 4 is a side view of a third form of the eaves block.
FIG. 5 is a side view showing a construction state of a paving block according to a third embodiment.
FIG. 6 is a plan view of a fourth form of a paving block.
7 is a side view seen from the arrow Y direction in FIG. 6. FIG.
8 is an enlarged view of a main part in FIG. 7. FIG. 8A is an enlarged view of an end A, FIG. 8B is an enlarged view of an end B, and FIG. is there.
FIG. 9 (a) is a side view of a fifth form of a paving block, and FIG. 9 (b) is a side view showing a construction state of the fifth form.
FIG. 10 (a) is a side view of a sixth embodiment of a paving block, and FIG. 10 (b) is a side view showing a construction state of the sixth embodiment.
FIG. 11 (a) is a side view of a seventh embodiment of a paving block, and FIG. 11 (b) is a side view showing a construction state of the seventh embodiment.
FIG. 12 (a) is a side view of an eighth form of a paving block, and FIG. 12 (b) is a side view showing a construction state of the eighth form.
FIG. 13 (a) is a side view of a ninth embodiment showing a paving block of the present invention, and FIG. 13 (b) is a front view of a joint part applied to the ninth embodiment.
FIG. 14 (a) is a side view showing a construction state of a paving block according to a ninth embodiment, and FIG. 14 (b) is an enlarged view of a connecting portion.
FIG. 15 (a) is a side view showing another construction state of the paving block of the ninth embodiment, and FIG. 15 (b) is an enlarged view of a connecting portion.
FIG. 16 (a) is a top view showing a first pavement pattern by the pavement block construction method of any one of the third to ninth embodiments, and FIG. 16 (b) is a perspective view of the main part. It is.
FIG. 17 is a top view showing a second pavement pattern by the pavement block construction method of any of the first and third to ninth forms.
FIG. 18 is a top view showing a third pavement pattern by the pavement block construction method of the second embodiment.
[Explanation of symbols]
12, 32, 42, 52, 72, 92 Block body 13 Groove 16a Joint 36, 36b, 48, 86 Fitting groove 37, 37a, 44, 77, 87 Projection

Claims (7)

角柱状をなす舗設用ブロックであって、上面全体にわたってその一辺に対し複数の溝が相互に平行に形成され、且つその溝に沿った対向する側壁にはそれぞれ隣接して配置される他のブロックと互いに連結部を構成する凹部が形成され、前記凹部によって形成される連結部は、閉空間となされるよう、当該連結部を挟む側壁位置にそれぞれ1個ずつ突起が形成されており、この突起は当該突起が対向する側壁に当接することを特徴とする舗設用ブロック。A paving block having a prismatic shape, and a plurality of grooves are formed in parallel with each other on one side of the entire upper surface, and other blocks are arranged adjacent to each other on opposite side walls along the groove. And a recess is formed on each side wall sandwiching the connecting portion so that the connecting portion formed by the recess becomes a closed space. Is a paving block, wherein the projections abut against the opposing side walls . 隣合う上記溝間の溝間隔寸法は相互に略等しくなされていることを特徴とする請求項1に記載の舗設用ブロック。  The paving block according to claim 1, wherein the groove interval dimension between the adjacent grooves is substantially equal to each other. ブロックが隣接して舗設された状態では、隣接する当該ブロック間に形成される目地とこの目地と隣合う溝との間隔は上記溝間隔寸法と等しくなされていることを特徴とする請求項2に記載の舗設用ブロック。  3. The block according to claim 2, wherein when the blocks are adjacently paved, the interval between the joint formed between the adjacent blocks and the groove adjacent to the joint is equal to the groove interval dimension. The paving block as described. 上記溝の溝幅寸法は3〜10mmであるともに、隣合う溝と溝の間に形成されている畝の幅寸法はそれぞれ3〜20mmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の舗設用ブロック。  The groove width dimension of the groove is 3 to 10 mm, and the width dimension of the ridge formed between adjacent grooves is 3 to 20 mm, respectively. The paving block according to item 1. 凹部はブロックの中心より下方に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の舗設用ブロック。  The block for paving according to any one of claims 1 to 4, wherein the recess is formed below the center of the block. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の舗設用ブロックを舗設するための施工方法であって、上記連結部に連結部材を嵌合することにより、相互に舗設用ブロックを舗設する舗設用ブロックの施工方法。  It is the construction method for paving the paving block of any one of Claims 1-5, Comprising: For paving which paves the paving block mutually by fitting a connection member in the said connection part. Block construction method. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の舗設用ブロックを舗設するための施工方法であって、上記連結部に連結材料を封入することにより、相互に舗設用ブロックを舗設する舗設用ブロックの施工方法。  A construction method for paving the paving block according to any one of claims 1 to 5, wherein the paving block is paved with each other by enclosing a coupling material in the coupling portion. Construction method.
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