JP3831358B2 - bracket - Google Patents

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JP3831358B2
JP3831358B2 JP2003111864A JP2003111864A JP3831358B2 JP 3831358 B2 JP3831358 B2 JP 3831358B2 JP 2003111864 A JP2003111864 A JP 2003111864A JP 2003111864 A JP2003111864 A JP 2003111864A JP 3831358 B2 JP3831358 B2 JP 3831358B2
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bracket
locking
fixing
wall surface
piece
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恒博 高仙坊
雄介 山田
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タカラ産業株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、住居の開口部等に設置される面格子の取付に使用されるブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、住居等の建築物の窓の外側に取り付けられる面格子の防犯性を高める技術として、ブラケットを住居の壁面に固定する際に、特殊な工具がないと回すことができないネジや通常のドライバ等では締めつける方向にしか回すことができないネジ等の特殊な形状をしたネジが使用されることがあった。つまり、この特殊な形状をしたネジを使用することにより、外部から面格子が取り外される危険性を減じて防犯性を高めていた。
【0003】
ところが、特殊な形状のネジや特殊な工具は、通常コストがかかるという不都合がある。また、特殊な形状のネジや特殊な工具を使うことに慣れている者の数が少ないという事情もあるため、なるべく一般的に使用されているネジや工具を使用して面格子の取付を行った方が作業効率が向上する。さらに、面格子の取付時にブラケットを壁面に固定するためのネジ等が外部に露出しているため美観性を損ねる虞があった。
【0004】
そこで、従来の技術の中には、特殊な形状のネジ等を使用することなく外部から面格子が取り外されることを防止するために、面格子を取り付けたときに窓用サッシに固定されるブラケット基部が面格子によって覆われるような形状のブラケットを使用した面格子の取付構造がある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載の技術によれば、防犯性と意匠性の優れた面格子の取付構造を提供することが可能である、とされている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−196242号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許文献に面格子の取付構造を実現するためには、ブラケットの構造を大きく変更する必要が生じるため、このブラケットを通常のブラケットと同様に取り扱うことが困難になる。つまり、特許文献1に記載のブラケットを使用した場合には面格子の取付方法が一般の取付方法と相違するため、面格子を取り付ける際の作業効率が低下する虞がある。また、ブラケットに汎用性がないため、コスト高になるという不都合がある。
【0006】
この発明の目的は、一般的なブラケットと同様に取り扱うことが可能であり、かつ、必要に応じてカバー部材を取り付けて面格子の防犯性および意匠性を向上させることが可能なブラケットを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は以下の構成を備えている。
【0008】
(1)固定部材が挿入される孔を有し、前記固定部材を介して壁面に固定される固定部と、
締結部材が挿入される孔を有し、前記締結部材を介して面格子が取り付けられる格子取付部と、
前記固定部および前記格子取付部を連結する連結部とを含み、
前記固定部を覆うカバー部材の一部と係合する第1の係止部が前記固定部に形成されるとともに、前記カバー部材の他の一部と係合する第2の係止部が前記連結部に形成されることを特徴とする。
【0009】
この構成においては、固定部を覆うカバー部材をブラケットに係合させるために使用される第1の係止部および第2の係止部が、それぞれブラケットにおける固定部と連結部に設けられている。
【0010】
したがって、他に締結部材等を用いなくても、カバー部材が少なくとも2箇所でブラケットに係合するため、固定部を壁面に固定する固定部材をカバー部材を用いて覆い隠す場合に、カバー部材が安定した状態でブラケットに取り付けられる。
【0011】
(2)前記第1の係止部および前記第2の係止部は、少なくとも同一方向に対して開放しており、
前記同一方向が前記壁面に平行な方向であることを特徴とする。
【0012】
この構成においては、第1の係止部および第2の係止部が共に、前記壁面に平行な所定の方向に対して開放するように形成されており、前記所定の方向から壁面に沿って自由にカバー部材の係止部が第1の係止部および第2の係止部に係合する。
【0013】
したがって、ブラケットの固定部が壁面に固定されたままの状態でも、カバー部材の係止部が第1の係止部および第2の係止部にそれぞれ係合するため、面格子の取付が完了した後においても、必要に応じてブラケットにカバー部材が取り付けられる。
【0014】
(3)前記第1の係止部は、前記壁面と反対の方向に凸状になるように前記固定部に形成された係止用凹部であり、
前記第2の係止部は、前記連結部に形成された係止孔であることを特徴とする。
【0015】
この構成においては、第1の係止部が壁面に対向するように固定部に形成された係止用凹部であり、第2の係止部は連結部に形成された係止孔である。したがって、第1の係止部および第2の係止部が、簡易な加工によって形成される。
【0016】
(4)固定部材が挿入される孔を有し前記固定部材を介して壁面に固定される固定部と、締結部材が挿入される孔を有し前記締結部材を介して面格子が取り付けられる格子取付部と、前記固定部および前記格子取付部を連結する連結部とを含み、
前記固定部を覆うカバー部材の一部と係合する第1の係止部が前記固定部に形成されるとともに、前記カバー部材の他の一部と係合する第2の係止部が前記連結部に形成されるブラケット本体と、
前記第1の係止部に係合する第1のカバー側係止部、前記第2の係止部に係合する第2のカバー側係止部、および前記固定部を覆うカバー部を有するカバー部材と、を備え、
前記第1の係止部および前記第2の係止部は、少なくとも同一方向に対して開放しており、前記同一方向が前記壁面に平行な方向であることを特徴とする。
【0017】
この構成においては、ブラケット本体の固定部に設けられた第1の係止部、およびブラケット本体の連結部に設けられた第2の係止部に、カバー部材に形成されたカバー側係止部が係合しカバー部によってブラケット本体の固定部が覆われる。さらに、第1の係止部および第2の係止部が、壁面に平行な所定の方向からカバー部材の取付が可能な形状をしている。
【0018】
したがって、ブラケット本体を用いて面格子を住居の壁面に取り付けた後に、カバー部材をブラケット本体に取り付けることにより、ブラケット本体を壁面に固定する固定部材が外部に露出することがなくなるため、面格子の美観性および防犯性の向上が図られる。
【0019】
(5)固定部材が挿入される孔を有し前記固定部材を介して壁面に固定される固定部と、締結部材が挿入される孔を有し前記締結部材を介して面格子が取り付けられる格子取付部と、前記固定部および前記格子取付部を連結する連結部とを含み、
前記固定部に、少なくとも前記壁面に平行な方向に開放している係止部が形成されたブラケット本体と、
前記連結部の両側端部に係合する一対の係合片、前記係止部に係合する突起部、および前記固定部を覆うカバー部を有するカバー部材と、を備えたことを特徴とするブラケット。
【0020】
この構成においては、ブラケット本体の固定部に壁面に平行な方向に開放している係止部が形成されており、この係止部に係合する突起部とブラケット本体の連結部の両側端部に係合する一対の係合片を有するカバー部材によってブラケット本体の固定部が覆われる。
【0021】
したがって、面格子を取り付けたときに壁面にブラケット本体を固定するための固定部材がカバー部材によって覆われて外部に露出することがないため、面格子の美観性および防犯性が向上する。
【0022】
(6)前記連結部は、前記格子取付部側における前記両側端間の間隔が前記固定部側における前記両側端間の間隔よりも小さく形成されていることを特徴とする。
【0023】
この構成においては、ブラケット本体における連結部が固定部側の幅が広く格子取付部側の幅が狭くなるようなテーパ状に形成されている。したがって、ブラケット本体の連結部の両端にカバー部材の前記一対の係合片を係合させるのが容易になる。
【0024】
(7)前記一対の係合片は、少なくとも前記連結部の面方向に弾発力を有することを特徴とする。
【0025】
この構成においては、カバー部材の前記一対の係合片が前記連結部の面方向に弾発力を持つように形成されている。したがって、カバー部材をブラケット本体に取り付ける時に前記一対の係合片の間隔が適宜拡がるとともに、取り付け完了後において前記一対の係合片の間隔が元通りの間隔に戻り前記連結部の両側端部に係合するため、容易にカバー部材がブラケット本体に取り付けられる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図を用いて、本発明のブラケットの第1の実施形態および第2の実施形態を説明する。
【0027】
図1は、本発明のブラケットの使用状態の一例を示している。同図に示すように、住居の窓22の外側に面格子20を取り付けて防犯性を高める方法が従来から広く用いられている。ここで、従来のブラケットを使用した場合、ブラケットを壁面21に固定するためのネジ等の固定部材が外部に露出するという不都合があった。本発明は、容易にブラケットキャップ10を取り付けることが可能な形状のブラケット1を用いることにより、ブラケット1を壁面に固定するための部材が外部に露出することを防止して面格子の美観性および防犯性を向上させることを特徴とするものである。
【0028】
図2は、第1の実施形態におけるブラケット1の構成を示す図である。ここで、図2(a)は本発明のカバー部材としてのブラケットキャップ10を取り付ける前のブラケット1の状態を示しており、図2(b)はブラケットキャップ10を付けた後のブラケット1の状態を示している。また、図3は、ブラケット1を用いた面格子の取付構造の一例を示す図である。
【0029】
まず、図2および図3を用いて本実施形態に係るブラケット1の構成を説明する。本実施形態におけるブラケット1は、ステンレス素材が用いられており、住居の壁面21に固定される固定片6と、面格子20が取り付けられる格子取付片4と、固定片6および格子取付片4を連結する連結片5とで構成される。図に示すように、固定片6、連結片5、および格子取付片4はそれぞれの間で略直角に折り曲げられている。ただし、折曲角度は必ずしも90度にする必要はなく、ブラケット1が使用される場所や、ブラケット1に必要される強度等を考慮して適当な折曲角度にすることも可能である。
【0030】
本実施形態では固定片6が本発明の固定部を構成し、連結片5が本発明の連結部を構成し、格子取付片4が本発明の格子取付部を構成する。また、固定片6、連結片5、および格子取付片4の配置は上述の構成に限定されるものではなく、折曲角度を変更する等によりブラケット1の形状のバリエーションを増加することが可能である。例えば、格子取付片4と連結片5とを同一平面上に配置することで、ブラケット1をL字状にすることが可能である。このL字状のブラケットをブラケット1とともに用いると、面格子の一端をある壁面に固定するとともに、他端をこの壁面に直交する壁面に固定することが可能になる等、面格子の取付構造の自由度が向上する。
【0031】
格子取付片4は、角が丸く加工された長方形の板状の部材であり、ブラケットの一方の端部側に配置される。または、格子取付片4は、面格子20と格子取付片4とを締結するためのネジ8が挿入される孔9aを有している。図3に示すように、格子取付片4に面格子20を取り付ける際に、格子取付片4は面格子20に固定される。このとき、面格子20のフレームの一部と格子取付片4とがネジ8と裏板7によって挟み込まれて固定される。
【0032】
ブラケット1の他方の端部側には、板状の固定片6が配置されている。固定片6は、ブラケット1を壁面21に固定するためのネジが挿入される孔9bを有している。また、固定片6には、正面の断面が台形状の係止用凹部3が形成されている。本実施形態では係止用凹部3が本発明の第1の係止部を構成する。なお、図3に示すように固定片6の孔9bにネジ等の固定部材が挿入されて壁面に固定部材がねじ込まれることにより固定片6が壁面に固定される。
【0033】
連結片5は、上述の格子取付片4と固定片6とを連結するため部材である。連結片5は、図に示すように長方形の板状を呈している。また、連結片5は、その下端から所定の高さの位置に長孔状の係止孔2が形成されている。本実施形態では、係止孔2が本発明の第2の係止部を構成する。
【0034】
図4は、ブラケット1に取り付けられるブラケットキャップ10の構成を示している。同図に示すように、本実施形態におけるブラケットキャップ10は、硬質樹脂性素材が用いられており一方向の壁板が欠けたバケット形状をしている。すなわち、ブラケットキャップ10は、角が丸められた長方形板状のカバー部15と、カバー部15の3辺からカバー部15の面に直交するように延び出した壁板16によって構成されている。
【0035】
ブラケットキャップ10は、カバー部15における壁板16が形成されていない端部に係止用フック部12が形成されている。また、係止用フック部12が形成されている辺の反対側の辺から延び出した壁板16の端部に係止用突起13が形成されている。本実施形態においては、係止用フック部12が本発明の第2のカバー側係止部を構成し、係止用突起13が本発明の第1のカバー側係止部を構成する。ここで、係止用フック部12および係止用突起13は、互いに平行に形成されているため、後述のように所定の方向に対して開放するように形成されたブラケット1側の係止部に容易に係合させることが可能である。
【0036】
ブラケットキャップ10をブラケット1に取り付けるとき、図2(a)の矢印で示す方向にブラケットキャップ10の取付が行われる。これに対して、ブラケット1側に形成されている係止孔2および係止用凹部3はいずれもブラケットキャップ10の取り付け方向と反対方向(図中の矢印と反対方向)であって壁面21に平行な方向に開放している。なお、ここで開放とは、所定の方向(ここでは、図中の矢印と反対方向をいう。)に壁板等の障害物がなく、所定方向から係止孔2および係止用凹部3に対する出入りが自由に行える状態を意味している。このように、係止孔2および係止用凹部3が、壁面21に平行な所定の方向に開放しているのは、固定片6が壁面21に固定された状態であっても、係止孔2および係止用凹部3にブラケットキャップ10が係合するようにするためである。
【0037】
ブラケットキャップ10を図中の矢印の方向に移動しつつブラケット1に取り付けると、係止用フック部12が係止孔2の中に収まって係合状態が形成されるとともに、係止用突起13と係止用凹部3との間においても係合状態が形成される。この結果、ブラケットキャップ10はブラケット1に係合した状態で固定されるため、図2(b)に示すようにブラケットキャップ10によってブラケット1の固定片6が覆われて、ブラケット1を壁面21に固定している固定部材が外部に露出することを防止できる。
【0038】
図5は、本実施形態に用いられるブラケットの形状のバリエーションを示している。同図に示すように連結片5に伸縮機構を設けて連結片5を伸縮自在にする場合にも本発明を適用することが可能である。なお、図に示す伸縮機構としては従来から使用されている構成を適用することが可能であり、ここでは説明を省略する。
【0039】
なお、ブラケット1とブラケットキャップ10とに同一の模様および色彩を付したり、同一の質感を出すようにすればブラケット1の美観性が向上する。また、ブラケット1を壁面21に固定する固定部材が外部に露出することを防止するだけで、壁面21からブラケット1を取り外すことが困難であるような印象を与えるため、固定部材を取り外されて面格子20が外されるケースを減少させることが可能になる。さらに、ブラケットキャップ10によって固定部材等を保護することにより防食性を向上させることが可能になる。
【0040】
図6は、本発明の第2の実施形態にかかるブラケット1′の構成を示している。図6(a)はブラケット1′にブラケットキャップ10′を取り付ける前の状態を示しており、図6(b)はブラケット1′にブラケットキャップ10′を取り付けた状態を示している。
【0041】
ブラケット1′は、第1の実施形態におけるブラケット1と同様に、ステンレス素材が用いられ、格子取付片4、連結片5、および固定片6によって構成されている。ただし、ブラケット1′では、第1の実施形態におけるブラケット1と異なり、連結片5が固定片6に対して所定の角度で傾斜するように配置されている。
【0042】
格子取付片4は、第1の実施形態と同様に締結部材を介して面格子20が取り付けられる。連結片5は、台形の板状を呈しており固定片6側から格子取付片4側に行くにしたがって両側端間の間隔(幅)が狭くなるように形成されている。固定片6は、固定部材を介して図示しない壁面に固定される。固定片6における固定時に壁面に当接する面側の端部に係止用凹部3が形成されている。係止用凹部3は、壁面に平行な所定の方向に開放するように形成されている。また、係止用凹部3は、固定片6における壁面に当接する面と反対の面側に表れることがないため、ブラケットキャップ10′を付けていない状態でも目立つことはない。
【0043】
図7は、第2の実施形態におけるブラケットキャップ10′の構成を示している。同図に示すように、ブラケットキャップ10′は、固定片6を覆うカバー部15と、カバー部15の両端部にカバー部15に直交するように配置された壁板16によって構成されている。
【0044】
カバー部15の端部には係止用突起13が形成される。また、カバー部15の両側端部に互いに対向するように形成された一対の壁板16の端部から鉤型状の一対の係合片14が延び出している。
【0045】
ブラケットキャップ10′をブラケット1′に取り付ける際には、連結片5のテーパ状の形状を利用して格子取付片4側における連結片5の両端部に係合片14を係合させつつ、連結片5における固定片6側にブラケットキャップ10′をスライドさせる。このとき、係止用突起13が係止用凹部3に係合するまでブラケットキャップ10′をスライドさせるとブラケットキャップ10′の取付が完了する。
【0046】
ただし、連結片5が必ずしも上述のテーパ状に形成されている必要はない。例えば、比較的大きな面格子20を壁面21に取り付ける際には、中間ブラケットを使用することがあるが、この中間ブラケットには通常、両端部間の間隔が一定の連結片5、すなわち長方形板状の連結片5が使用されることがある。
【0047】
このような場合には、ブラケットキャップ10′における一対の係合片14に連結片5に押し当てられたときに連結片5の両側端部からの押圧力で一対の係合片14間の間隔が拡げられ、連結片5の両側端部と一対の係合片14との係合状態が形成されたときに一対の係合片14間の間隔が元通りに戻るような弾発力を持たせることで、ブラケット1′に対してブラケットキャップ10′を正面から押し当てて取り付けることが可能になる。上述の作用を得るためには、一対の係合片14が少なくとも連結片5の面方向に弾発力を有している必要がある。
【0048】
上述の実施形態に示すように、本発明のブラケット1は、ブラケットキャップ10を取り付けていない状態でも通常のブラケットと同等の外観を有しており、かつ、ブラケット1を壁面21に固定した後に事後的にブラケットキャップ10を取り付けることが可能であるため、面格子20を取り付ける際に様々な用い方をすることができる。
【0049】
最後に、ブラケット1とブラケットキャップ10との係合状態の安定性について、連結片5が固定片6に対して所定の角度で折り曲げられているため、係止用凹部3および係止孔2がそれぞれ同一平面上に配置される場合に比較して、ブラケットキャップ10をブラケット1により安定した状態で係合させることが可能になっている。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
【0051】
(1)固定部を覆うカバー部材をブラケットに係合させるために使用される第1の係止部および第2の係止部を、それぞれブラケットにおける固定部と連結部に設けたことにより、他に締結部材等を用いなくても、カバー部材を少なくとも2箇所でブラケットに係合させることができ、固定部を壁面に固定する固定部材をカバー部材を用いて覆い隠す場合に、カバー部材を安定した状態でブラケットに取り付けることが可能になるため、面格子の美観性および防犯性を向上させることができる。
【0052】
(2)第1の係止部および第2の係止部が共に、前記壁面に平行な所定の方向に対して開放するように形成されており、前記所定の方向から壁面に沿って自由にカバー部材の係止部を第1の係止部および第2の係止部に係合させることができることにより、ブラケットの固定部が壁面に固定されたままの状態でも、カバー部材の係止部を第1の係止部および第2の係止部にそれぞれ係合させることができるため、面格子の取付が完了した後においても、必要に応じてブラケットにカバー部材を取り付けることが可能になる。
【0053】
(3)第1の係止部が壁面に対向するように固定部に形成された係止用凹部であり、第2の係止部は連結部に形成された係止孔であることにより、第1の係止部および第2の係止部を複雑な加工をすることなく簡易な加工によって形成することが可能になる。
【0054】
(4)ブラケット本体の固定部に設けられた第1の係止部、およびブラケット本体の連結部に設けられた第2の係止部に、カバー部材に形成されたカバー側係止部を係合させてカバー部によってブラケット本体の固定部を覆うことにより、第1の係止部および第2の係止部を、壁面に平行な所定の方向からカバー部材の取付が可能な形状にしたことにより、ブラケット本体を用いて面格子を住居の壁面に取り付けた後に、カバー部材をブラケット本体に取り付けることにより、ブラケット本体を壁面に固定する固定部材が外部に露出することをなくし、面格子の美観性および防犯性の向上を図ることが可能になる。
【0055】
(5)ブラケット本体の固定部に壁面に平行な方向に開放している係止部を形成し、この係止部に係合する突起部とブラケット本体の連結部の両側端部に係合する一対の係合片を有するカバー部材によってブラケット本体の固定部を覆うことにより、面格子を取り付けたときに壁面にブラケット本体を固定するための固定部材がカバー部材によって覆われて外部に露出することがないため、面格子の美観性および防犯性を向上させることが可能になる。
【0056】
(6)ブラケット本体における連結部を、固定部側の幅が広く格子取付部側の幅が狭くなるようなテーパ状に形成したことにより、ブラケット本体の連結部の両端にカバー部材の前記一対の係合片を容易に係合させることが可能になる。
【0057】
(7)カバー部材の前記一対の係合片が前記連結部の面方向に弾発力を持つように形成されていることにより、カバー部材をブラケット本体に取り付ける時に前記一対の係合片の間隔が適宜拡がるとともに、取り付け完了後において前記一対の係合片の間隔が元通りの間隔に戻り前記連結部の両側端部に係合するため、容易にカバー部材をブラケット本体に取り付けることが可能になる。
【0058】
よって、一般的なブラケットと同様に取り扱うことが可能であり、かつ、必要に応じてカバー部材を取り付けて面格子の防犯性および意匠性を向上させることが可能なブラケットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラケットの使用状態の一例を示す図である。
【図2】第1の実施形態におけるブラケットの構成を示す図である。
【図3】第1の実施形態におけるブラケットを用いた格子取付構造を示す図である。
【図4】第1の実施形態におけるブラケットキャップの構成を示す図である。
【図5】第1の実施形態におけるブラケットの構成のバリエーションを示す図である。
【図6】第2の実施形態におけるブラケットの構成を示す図である。
【図7】第2の実施形態におけるブラケットキャップの構成を示す図である。
【符号の説明】
1−ブラケット
2−係止孔
3−係止用凹部
4−格子取付片
5−連結片
6−固定片
7−裏板
8−ネジ
9(9a、9b)−孔
10−ブラケットキャップ
12−係止用フック部
13−係止用突起
14−係合片
15−カバー部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bracket used for mounting a face grid installed in an opening or the like of a residence.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a technology to improve the security of the face grid attached to the outside of the window of a building such as a house, when fixing the bracket to the wall of the house, a screw or a normal screwdriver that cannot be turned without a special tool In some cases, a screw having a special shape such as a screw that can only be turned in the tightening direction is used. That is, by using this specially shaped screw, the risk of removing the face grid from the outside has been reduced, and crime prevention has been improved.
[0003]
However, specially shaped screws and special tools usually have the disadvantage of being costly. In addition, because there are few people who are accustomed to using specially shaped screws and special tools, the surface grid is attached using screws and tools that are generally used as much as possible. Work efficiency is improved. Furthermore, since the screws for fixing the bracket to the wall surface are exposed to the outside when the surface grid is attached, there is a concern that the aesthetics may be impaired.
[0004]
Therefore, in the prior art, a bracket that is fixed to the window sash when the face grid is attached in order to prevent the face grid from being removed from the outside without using specially shaped screws or the like. There is a mounting structure of a surface grid using a bracket shaped so that the base is covered with the surface grid (see, for example, Patent Document 1). According to the technique described in Patent Document 1, it is possible to provide a surface grid mounting structure with excellent crime prevention and design.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-196242 [Problems to be Solved by the Invention]
However, in order to realize the mounting structure of the surface lattice in the above-mentioned patent document, it is necessary to greatly change the structure of the bracket, so that it is difficult to handle the bracket in the same manner as a normal bracket. In other words, when the bracket described in Patent Document 1 is used, the mounting method of the surface grid is different from the general mounting method, and thus the work efficiency when mounting the surface grid may be reduced. Further, since the bracket is not versatile, there is an inconvenience that the cost is increased.
[0006]
An object of the present invention is to provide a bracket that can be handled in the same manner as a general bracket, and that can be attached with a cover member as necessary to improve the security and design of the face grid. That is.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has the following configuration.
[0008]
(1) a fixing portion having a hole into which the fixing member is inserted and fixed to the wall surface via the fixing member;
A grid mounting portion having a hole into which a fastening member is inserted, and a surface grid is mounted via the fastening member;
A connecting portion for connecting the fixed portion and the lattice mounting portion,
A first locking part that engages with a part of the cover member that covers the fixing part is formed in the fixing part, and a second locking part that engages with another part of the cover member is the It is formed in a connection part.
[0009]
In this structure, the 1st latching | locking part and 2nd latching | locking part used in order to engage the cover member which covers a fixing | fixed part with a bracket are each provided in the fixing | fixed part and connection part in a bracket. .
[0010]
Accordingly, the cover member engages with the bracket at least at two locations without using any other fastening member or the like. Therefore, when the cover member is used to cover the fixing member that fixes the fixing portion to the wall surface, It is attached to the bracket in a stable state.
[0011]
(2) The first locking portion and the second locking portion are open at least in the same direction,
The same direction is a direction parallel to the wall surface.
[0012]
In this configuration, both the first locking portion and the second locking portion are formed so as to open to a predetermined direction parallel to the wall surface, and extend along the wall surface from the predetermined direction. The engaging part of the cover member freely engages with the first engaging part and the second engaging part.
[0013]
Therefore, even when the fixing portion of the bracket is fixed to the wall surface, the engaging portion of the cover member is engaged with the first engaging portion and the second engaging portion, so that the mounting of the surface lattice is completed. Even after this, the cover member is attached to the bracket as necessary.
[0014]
(3) The first locking portion is a locking recess formed in the fixing portion so as to be convex in a direction opposite to the wall surface,
The second locking part is a locking hole formed in the connecting part.
[0015]
In this configuration, the first locking portion is a locking recess formed in the fixed portion so as to face the wall surface, and the second locking portion is a locking hole formed in the connecting portion. Accordingly, the first locking portion and the second locking portion are formed by simple processing.
[0016]
(4) A fixing portion having a hole into which the fixing member is inserted and fixed to the wall surface via the fixing member, and a lattice having a hole into which the fastening member is inserted and to which the surface lattice is attached via the fastening member An attachment portion, and a connecting portion for connecting the fixed portion and the lattice attachment portion,
A first locking part that engages with a part of the cover member that covers the fixing part is formed in the fixing part, and a second locking part that engages with another part of the cover member is the A bracket body formed on the connecting portion;
A first cover side locking portion that engages with the first locking portion; a second cover side locking portion that engages with the second locking portion; and a cover portion that covers the fixing portion. A cover member,
The first locking portion and the second locking portion are open at least in the same direction, and the same direction is a direction parallel to the wall surface.
[0017]
In this configuration, the first locking portion provided in the fixing portion of the bracket body, and the second locking portion provided in the connecting portion of the bracket body, the cover side locking portion formed in the cover member And the fixing part of the bracket body is covered by the cover part. Furthermore, the 1st latching | locking part and the 2nd latching | locking part have the shape which can attach a cover member from the predetermined direction parallel to a wall surface.
[0018]
Therefore, after the surface lattice is attached to the wall surface of the residence using the bracket body, the fixing member for fixing the bracket body to the wall surface is not exposed to the outside by attaching the cover member to the bracket body. The aesthetics and crime prevention are improved.
[0019]
(5) A fixing portion having a hole into which the fixing member is inserted and fixed to the wall surface through the fixing member, and a lattice having a hole into which the fastening member is inserted and to which the surface lattice is attached through the fastening member An attachment portion, and a connecting portion for connecting the fixed portion and the lattice attachment portion,
A bracket body in which a locking portion that is open at least in a direction parallel to the wall surface is formed on the fixed portion,
A cover member having a pair of engaging pieces that engage with both side end portions of the connecting portion, a protruding portion that engages with the locking portion, and a cover portion that covers the fixing portion. bracket.
[0020]
In this configuration, a locking portion that is open in a direction parallel to the wall surface is formed in the fixed portion of the bracket body, and both end portions of the projection portion that engages with the locking portion and the connection portion of the bracket body The fixing portion of the bracket body is covered with a cover member having a pair of engaging pieces that engage with the bracket.
[0021]
Therefore, since the fixing member for fixing the bracket main body to the wall surface is not covered with the cover member and exposed to the outside when the surface grid is attached, the aesthetics and security of the surface grid are improved.
[0022]
(6) The connecting portion is characterized in that an interval between the both side ends on the lattice mounting portion side is formed smaller than an interval between the both end portions on the fixed portion side.
[0023]
In this configuration, the connecting portion of the bracket body is formed in a taper shape so that the width on the fixed portion side is wide and the width on the lattice mounting portion side is narrow. Therefore, it becomes easy to engage the pair of engaging pieces of the cover member at both ends of the connecting portion of the bracket body.
[0024]
(7) The pair of engagement pieces has a resilient force at least in a surface direction of the connecting portion.
[0025]
In this configuration, the pair of engaging pieces of the cover member are formed to have a resilient force in the surface direction of the connecting portion. Therefore, when the cover member is attached to the bracket body, the interval between the pair of engagement pieces is appropriately expanded, and after the attachment is completed, the interval between the pair of engagement pieces is restored to the original interval, and the both ends of the coupling portion are returned to both ends. Because of the engagement, the cover member is easily attached to the bracket body.
[0026]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the first embodiment and the second embodiment of the bracket of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0027]
FIG. 1 shows an example of a usage state of the bracket of the present invention. As shown in the figure, a method of increasing crime prevention by attaching a face grid 20 to the outside of a residential window 22 has been widely used. Here, when the conventional bracket is used, there is a problem that a fixing member such as a screw for fixing the bracket to the wall surface 21 is exposed to the outside. The present invention uses the bracket 1 having a shape to which the bracket cap 10 can be easily attached, thereby preventing the member for fixing the bracket 1 to the wall surface from being exposed to the outside, and improving the aesthetics of the surface lattice. It is characterized by improving crime prevention.
[0028]
FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration of the bracket 1 according to the first embodiment. Here, FIG. 2A shows the state of the bracket 1 before attaching the bracket cap 10 as the cover member of the present invention, and FIG. 2B shows the state of the bracket 1 after attaching the bracket cap 10. Is shown. FIG. 3 is a diagram showing an example of a surface grid mounting structure using the bracket 1.
[0029]
First, the configuration of the bracket 1 according to the present embodiment will be described with reference to FIGS. 2 and 3. The bracket 1 in the present embodiment is made of stainless steel, and includes a fixed piece 6 fixed to the wall surface 21 of the residence, a lattice attachment piece 4 to which the surface lattice 20 is attached, and the fixed piece 6 and the lattice attachment piece 4. It is comprised with the connection piece 5 to connect. As shown in the figure, the fixed piece 6, the connecting piece 5, and the lattice mounting piece 4 are bent at a substantially right angle therebetween. However, the bending angle is not necessarily 90 degrees, and an appropriate bending angle can be set in consideration of the place where the bracket 1 is used, the strength required for the bracket 1, and the like.
[0030]
In the present embodiment, the fixing piece 6 constitutes the fixing portion of the present invention, the connecting piece 5 constitutes the connecting portion of the present invention, and the lattice attaching piece 4 constitutes the lattice attaching portion of the present invention. Further, the arrangement of the fixed piece 6, the connecting piece 5, and the lattice mounting piece 4 is not limited to the above-described configuration, and variations in the shape of the bracket 1 can be increased by changing the bending angle or the like. is there. For example, it is possible to make the bracket 1 L-shaped by arranging the grid mounting piece 4 and the connecting piece 5 on the same plane. When this L-shaped bracket is used together with the bracket 1, it becomes possible to fix one end of the surface grid to a wall surface and the other end to a wall surface orthogonal to the wall surface. The degree of freedom is improved.
[0031]
The lattice mounting piece 4 is a rectangular plate-like member with rounded corners, and is disposed on one end side of the bracket. Alternatively, the lattice attachment piece 4 has holes 9a into which screws 8 for fastening the surface lattice 20 and the lattice attachment piece 4 are inserted. As shown in FIG. 3, when the surface lattice 20 is attached to the lattice attachment piece 4, the lattice attachment piece 4 is fixed to the surface lattice 20. At this time, a part of the frame of the surface lattice 20 and the lattice attachment piece 4 are sandwiched and fixed by the screws 8 and the back plate 7.
[0032]
A plate-like fixing piece 6 is disposed on the other end side of the bracket 1. The fixing piece 6 has a hole 9b into which a screw for fixing the bracket 1 to the wall surface 21 is inserted. The fixing piece 6 is formed with a locking recess 3 having a trapezoidal cross section at the front. In this embodiment, the locking recess 3 constitutes the first locking portion of the present invention. As shown in FIG. 3, a fixing member such as a screw is inserted into the hole 9b of the fixing piece 6 and the fixing member is screwed into the wall surface, thereby fixing the fixing piece 6 to the wall surface.
[0033]
The connecting piece 5 is a member for connecting the lattice mounting piece 4 and the fixed piece 6 described above. As shown in the figure, the connecting piece 5 has a rectangular plate shape. Further, the connecting piece 5 has a long hole-like locking hole 2 formed at a predetermined height from the lower end thereof. In the present embodiment, the locking hole 2 constitutes the second locking portion of the present invention.
[0034]
FIG. 4 shows a configuration of the bracket cap 10 attached to the bracket 1. As shown in the figure, the bracket cap 10 in the present embodiment has a bucket shape in which a hard resin material is used and a wall plate in one direction is missing. That is, the bracket cap 10 includes a rectangular plate-like cover portion 15 with rounded corners and a wall plate 16 extending from three sides of the cover portion 15 so as to be orthogonal to the surface of the cover portion 15.
[0035]
The bracket cap 10 has a hook portion 12 for locking at an end portion of the cover portion 15 where the wall plate 16 is not formed. A locking projection 13 is formed at the end of the wall plate 16 extending from the side opposite to the side where the locking hook portion 12 is formed. In the present embodiment, the locking hook portion 12 constitutes the second cover side locking portion of the present invention, and the locking protrusion 13 constitutes the first cover side locking portion of the present invention. Here, since the locking hook portion 12 and the locking projection 13 are formed in parallel to each other, the locking portion on the bracket 1 side formed so as to be opened in a predetermined direction as will be described later. Can be easily engaged.
[0036]
When the bracket cap 10 is attached to the bracket 1, the bracket cap 10 is attached in the direction indicated by the arrow in FIG. On the other hand, the locking hole 2 and the locking recess 3 formed on the bracket 1 side are both in the direction opposite to the mounting direction of the bracket cap 10 (in the direction opposite to the arrow in the figure) and are formed on the wall surface 21. Open in parallel direction. Here, the term “open” means that there is no obstacle such as a wall plate in a predetermined direction (in this case, the direction opposite to the arrow in the figure), and the locking hole 2 and the locking recess 3 from the predetermined direction. This means that you can go in and out freely. As described above, the locking hole 2 and the locking recess 3 are open in a predetermined direction parallel to the wall surface 21 even when the fixed piece 6 is fixed to the wall surface 21. This is because the bracket cap 10 is engaged with the hole 2 and the recess 3 for locking.
[0037]
When the bracket cap 10 is attached to the bracket 1 while moving in the direction of the arrow in the drawing, the locking hook portion 12 is accommodated in the locking hole 2 to form an engagement state, and the locking projection 13 And an engagement recess 3 are also formed. As a result, the bracket cap 10 is fixed in a state of being engaged with the bracket 1, so that the fixing piece 6 of the bracket 1 is covered with the bracket cap 10 as shown in FIG. It can prevent that the fixing member which is fixing is exposed to the outside.
[0038]
FIG. 5 shows variations in the shape of the bracket used in the present embodiment. As shown in the figure, the present invention can also be applied to the case where the connecting piece 5 is provided with an expansion / contraction mechanism so that the connecting piece 5 can be extended and retracted. In addition, as a telescopic mechanism shown in the drawing, a conventionally used configuration can be applied, and the description thereof is omitted here.
[0039]
In addition, if the same pattern and color are given to the bracket 1 and the bracket cap 10 or the same texture is given, the aesthetics of the bracket 1 is improved. Further, in order to give an impression that it is difficult to remove the bracket 1 from the wall surface 21 only by preventing the fixing member that fixes the bracket 1 to the wall surface 21 from being exposed to the outside, the surface is obtained by removing the fixing member. It is possible to reduce the number of cases where the grid 20 is removed. Furthermore, it is possible to improve the corrosion resistance by protecting the fixing member and the like with the bracket cap 10.
[0040]
FIG. 6 shows a configuration of a bracket 1 ′ according to the second embodiment of the present invention. FIG. 6 (a) shows a state before the bracket cap 10 ′ is attached to the bracket 1 ′, and FIG. 6 (b) shows a state where the bracket cap 10 ′ is attached to the bracket 1 ′.
[0041]
As with the bracket 1 in the first embodiment, the bracket 1 ′ is made of a stainless steel material, and includes a lattice mounting piece 4, a connecting piece 5, and a fixed piece 6. However, unlike the bracket 1 in the first embodiment, the bracket 1 ′ is arranged so that the connecting piece 5 is inclined with respect to the fixed piece 6 at a predetermined angle.
[0042]
As in the first embodiment, the lattice attachment piece 4 is attached with the surface lattice 20 via a fastening member. The connecting piece 5 has a trapezoidal plate shape, and is formed such that the interval (width) between both side ends becomes narrower as it goes from the fixed piece 6 side to the lattice mounting piece 4 side. The fixing piece 6 is fixed to a wall surface (not shown) via a fixing member. A locking recess 3 is formed at the end of the fixed piece 6 on the surface side that comes into contact with the wall surface when fixed. The locking recess 3 is formed to open in a predetermined direction parallel to the wall surface. Further, since the locking recess 3 does not appear on the side of the fixed piece 6 opposite to the surface that contacts the wall surface, it does not stand out even when the bracket cap 10 ′ is not attached.
[0043]
FIG. 7 shows a configuration of the bracket cap 10 ′ in the second embodiment. As shown in the figure, the bracket cap 10 ′ includes a cover portion 15 that covers the fixed piece 6, and a wall plate 16 that is disposed at both ends of the cover portion 15 so as to be orthogonal to the cover portion 15.
[0044]
A locking projection 13 is formed at the end of the cover portion 15. Further, a pair of hook-shaped engagement pieces 14 extend from the end portions of the pair of wall plates 16 formed so as to face each other at both end portions of the cover portion 15.
[0045]
When the bracket cap 10 ′ is attached to the bracket 1 ′, the connecting piece 5 is connected to the both ends of the connecting piece 5 on the grid attaching piece 4 side by using the tapered shape of the connecting piece 5. The bracket cap 10 ′ is slid on the fixed piece 6 side of the piece 5. At this time, when the bracket cap 10 'is slid until the locking projection 13 engages with the locking recess 3, the mounting of the bracket cap 10' is completed.
[0046]
However, the connecting piece 5 is not necessarily formed in the above-described tapered shape. For example, when attaching a relatively large surface lattice 20 to the wall surface 21, an intermediate bracket may be used. Usually, the intermediate bracket has a connecting piece 5 having a constant interval between both ends, that is, a rectangular plate shape. May be used.
[0047]
In such a case, when the pair of engaging pieces 14 in the bracket cap 10 ′ are pressed against the connecting piece 5, the distance between the pair of engaging pieces 14 is exerted by the pressing force from both end portions of the connecting piece 5. Has an elastic force so that the distance between the pair of engagement pieces 14 returns to the original state when the engagement state between both end portions of the connection piece 5 and the pair of engagement pieces 14 is formed. By doing so, the bracket cap 10 'can be pressed against the bracket 1' from the front and attached. In order to obtain the above-described action, the pair of engaging pieces 14 need to have a resilient force at least in the surface direction of the connecting piece 5.
[0048]
As shown in the above-described embodiment, the bracket 1 of the present invention has the same appearance as a normal bracket even when the bracket cap 10 is not attached, and after the bracket 1 is fixed to the wall surface 21, Since it is possible to attach the bracket cap 10 in various ways, it is possible to use various methods when attaching the surface grid 20.
[0049]
Finally, regarding the stability of the engagement state between the bracket 1 and the bracket cap 10, since the connecting piece 5 is bent at a predetermined angle with respect to the fixed piece 6, the locking recess 3 and the locking hole 2 are The bracket cap 10 can be engaged with the bracket 1 in a more stable state as compared with the case where they are arranged on the same plane.
[0050]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the following effects can be obtained.
[0051]
(1) The first locking portion and the second locking portion used for engaging the cover member covering the fixing portion with the bracket are provided in the fixing portion and the connecting portion in the bracket, respectively. The cover member can be engaged with the bracket in at least two places without using a fastening member or the like, and the cover member is stabilized when the fixing member that fixes the fixing portion to the wall surface is covered with the cover member. Since it becomes possible to attach to a bracket in the state which carried out, the aesthetics and crime prevention of a surface lattice can be improved.
[0052]
(2) Both the first locking portion and the second locking portion are formed so as to be opened in a predetermined direction parallel to the wall surface, and freely from the predetermined direction along the wall surface. Since the locking portion of the cover member can be engaged with the first locking portion and the second locking portion, the locking portion of the cover member can be used even when the fixing portion of the bracket is fixed to the wall surface. Can be engaged with the first locking portion and the second locking portion, respectively, so that it is possible to attach the cover member to the bracket as necessary even after the mounting of the face grid is completed. .
[0053]
(3) The first locking portion is a locking recess formed in the fixed portion so as to face the wall surface, and the second locking portion is a locking hole formed in the connecting portion, The first locking portion and the second locking portion can be formed by simple processing without complicated processing.
[0054]
(4) The cover side locking portion formed on the cover member is engaged with the first locking portion provided at the fixing portion of the bracket body and the second locking portion provided at the connecting portion of the bracket body. By covering the fixed portion of the bracket body with the cover portion, the first locking portion and the second locking portion are shaped so that the cover member can be attached from a predetermined direction parallel to the wall surface. Thus, after attaching the face grid to the wall surface of the house using the bracket body, the cover member is attached to the bracket body, so that the fixing member for fixing the bracket body to the wall surface is not exposed to the outside. It is possible to improve safety and crime prevention.
[0055]
(5) A locking portion that is open in a direction parallel to the wall surface is formed in the fixing portion of the bracket body, and the protrusions that engage with the locking portion and the both side ends of the connecting portion of the bracket body are engaged. By covering the fixing portion of the bracket body with a cover member having a pair of engagement pieces, the fixing member for fixing the bracket body to the wall surface is covered with the cover member and exposed to the outside when the face grid is attached. Therefore, it is possible to improve the aesthetics and security of the face lattice.
[0056]
(6) Since the connecting portion in the bracket body is formed in a taper shape such that the width on the fixed portion side is wide and the width on the grid mounting portion side is narrow, the pair of cover members are formed at both ends of the connecting portion of the bracket body. The engaging pieces can be easily engaged.
[0057]
(7) The pair of engaging pieces of the cover member are formed so as to have a resilient force in the surface direction of the connecting portion, so that the distance between the pair of engaging pieces when the cover member is attached to the bracket body. Since the distance between the pair of engagement pieces returns to the original distance after the attachment is completed and engages both side ends of the connecting portion, the cover member can be easily attached to the bracket body. Become.
[0058]
Therefore, it is possible to provide a bracket that can be handled in the same manner as a general bracket and that can be attached with a cover member as necessary to improve the crime prevention and design of the surface lattice.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an example of a usage state of a bracket of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a configuration of a bracket in the first embodiment.
FIG. 3 is a view showing a lattice mounting structure using a bracket in the first embodiment.
FIG. 4 is a diagram showing a configuration of a bracket cap in the first embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing a variation of the configuration of the bracket in the first embodiment.
FIG. 6 is a diagram showing a configuration of a bracket in the second embodiment.
FIG. 7 is a diagram illustrating a configuration of a bracket cap according to a second embodiment.
[Explanation of symbols]
1-bracket 2-locking hole 3-locking recess 4-grid mounting piece 5-connecting piece 6-fixing piece 7-back plate 8-screw 9 (9a, 9b)-hole 10-bracket cap 12-locking Hook portion 13-locking projection 14-engagement piece 15-cover portion

Claims (2)

ブラケット本体とカバー部材とを有するブラケットであって、
前記ブラケット本体は、板状を呈しており、
固定部材が挿入される孔を有し、前記固定部材を介して壁面に固定される固定部と、
締結部材が挿入される孔を有し、前記締結部材を介して面格子が取り付けられる格子取付部と、
前記固定部および前記格子取付部を連結する連結部と
を有し、かつ、前記固定部、前記連結部、および前記格子取付部が前記ブラケット本体を折り曲げることによって形成されるとともに、
前記固定部が、前記連結部とは反対側に位置する端部に前記固定部を覆うカバー部材と係合するように構成されるとともに前記壁面と反対の方向に凸状になるように構成された係止用凹部を有しており、かつ
前記連結部が、前記カバー部材と係合するように構成された係止孔を有しており、
前記カバー部材は、
後端側下部に設けられるとともに前記係止用凹部に係合する係止用突起と、
前端側上部に設けられるとともに前記係止孔に係合する係止用フックと、
を有しており、さらに、
前記係止用凹部、前記係止孔、前記係止用突起、および前記係止用フックは、それぞれ幅方向の中央部に配置されることを特徴とするブラケット。
A bracket having a bracket body and a cover member,
The bracket body has a plate shape,
A fixing portion having a hole into which the fixing member is inserted, and fixed to the wall surface via the fixing member;
A grid mounting portion having a hole into which a fastening member is inserted, and a surface grid is mounted via the fastening member;
The fixing part and the connecting part for connecting the lattice attaching part, and the fixing part, the connecting part, and the lattice attaching part are formed by bending the bracket body,
The fixing portion is configured to engage with a cover member that covers the fixing portion at an end located on the side opposite to the coupling portion, and to be convex in a direction opposite to the wall surface. Have a locking recess, and
The connecting portion has a locking hole configured to engage with the cover member;
The cover member is
A locking projection provided at a lower portion on the rear end side and engaged with the locking recess;
A locking hook that is provided on the front end side and engages with the locking hole;
In addition,
The bracket, wherein the locking recess, the locking hole, the locking protrusion, and the locking hook are arranged in a central portion in the width direction.
前記係止用突起および前記係止用フックは互いに平行に形成されることを特徴とする請求項1に記載のブラケット。The bracket according to claim 1, wherein the locking protrusion and the locking hook are formed in parallel to each other.
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