JP3830695B2

JP3830695B2 - Pivot structure and pivot parts for wiper arm

Info

Publication number: JP3830695B2
Application number: JP26346999A
Authority: JP
Inventors: 重喜太田; 健加瀬沢
Original assignee: Mitsuba Corp; Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Mitsuba Corp; Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1999-09-17
Filing date: 1999-09-17
Publication date: 2006-10-04
Anticipated expiration: 2019-09-17
Also published as: JP2001080468A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車のワイパアームの回動基部に設けられる、ワイパアーム用ピボット構造およびピボット部品に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
自動車などの車両にはウインドウやミラーなどを払拭するためにワイパー装置が設けられているが、ワイパー装置のなかにはワイパアームの先端部からウォッシャ液を噴出するようにしたワイパアームを備えているものがある。
【０００３】
このようなワイパアームを備えたワイパー装置として、従来、実開昭６４−９８６６号公報に記載されたようなものがある。
【０００４】
この公報によれば、ワイパアームを固定するためのピボット軸を支承するピボットブロックに対し、ピボット軸と一体に回転する回転円板と、この回転円板および前記ピボットブロックの間に介装されたリング状弁体とからなる回転継手部を取付け、この回転継手部を介してワイパアームへウォッシャ液を供給し得るようにしている。
【０００５】
そして、この回転継手部には、多数のＯリングがシール材として使用されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のワイパアームのピボット構造では、回転継手部に多数のＯリングをシール材として用いているため、部品点数が多くなって、組み立てが煩雑になるという問題があった。
【０００７】
そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、部品点数を削減して組み立てを容易とすることのできるワイパアーム用ピボット構造およびピボット部品を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項１に記載された発明では、ワイパアームの基部を回動自在に支持するフレームに対して取付けられるワイパアーム用ピボット構造において、ウォッシャ液の導出管部を一体に備えたカラーと、前記ウォッシャ液の導出管部に液密に連結される連結管部および上面に形成される溝部並びに該溝部の両側部から立設された縁部を一体に有するエラストマー素材の不動部と、該不動部の上部外周縁に回転自在に嵌着し前記縁部に圧接状態で挟着して常時シールを行う溝状のシール部および前記溝部内のウォッシャ液をワイパアーム側へ導出する吐出管部を有する可動部によって構成されたことを特徴としている。
【０００９】
このように構成された請求項１にかかる発明によれば、ウォッシャ液の導出管部を一体に備えたカラーと、ウォッシャ液の導出管部に液密に連結される連結管部および上面に形成される溝部並びに該溝部の両側部から立設された縁部を一体に有するエラストマー素材の不動部と、該不動部の上部外周縁に回転自在に嵌着し前記縁部に圧接状態で挟着して常時シールを行う溝状のシール部および前記溝部内のウォッシャ液をワイパアーム側へ導出する吐出管部を有する可動部によって構成され、前記不動部にシール性を有するエラストマー素材を用いて溝部や縁部を一体形成したことにより、Ｏリングなどのシール材が全く不要となるため、３つの部品のみでシール性の管理が可能となり、部品点数が少なくなって後のアセンブリ工程が容易となる。
【００１０】
請求項２に記載された発明では、前記請求項１に記載された発明において、前記連結管部は、前記導出管部内に挿入されることを特徴としている。
【００１１】
このように構成された請求項２にかかる発明によれば、前記連結管部を、前記導出管部内へ挿入させることにより、簡単にシールを行わせることができると共に、不動部のカラーに対する位置決めを行わせることができる。
【００１２】
請求項３に記載された発明では、前記請求項１または２に記載された発明において、前記カラーは、前記フレームに螺合するナットによりワイパピボット部に固定されると共に、前記不動部は、前記ナットを包持する脚部と、該脚部の下端に形成されて前記ナットの下面側に係合する係合部を備えたことを特徴としている。
【００１３】
このように構成された請求項３にかかる発明によれば、前記脚部の下端に設けられた係合部を前記ナットの下面側に係合させることにより、不動部を簡単に取り付けることができる。また、カラーや不動部や可動部の上側にはワイパアームが固定されるようになっているので、十分な取り付け強度が確保できる。
【００１４】
請求項４に記載された発明では、前記請求項３に記載された発明において、前記ナットを包持する前記脚部は、内面側が前記ナットに密着可能であることを特徴としている。
【００１５】
このように構成された請求項４にかかる発明によれば、前記不動部がナットを包持する反力により、前記シール部のシール性を更に向上させることができる。
【００１６】
請求項５に記載された発明では、ワイパアームの基部を回動自在に支持するフレームに対して取付けられるワイパアーム用ピボット部品において、ウォッシャ液の導出管部に液密に連結される連結管部および上面に形成される溝部並びに該溝部の両側部から立設された縁部を一体に有するエラストマー素材の不動部と、該不動部の上部外周縁に回転自在に嵌着し前記縁部に圧接状態で挟着して常時シールを行う溝状のシール部および前記溝部内のウォッシャ液をワイパアーム側へ導出する吐出管部を有する可動部によって構成されたことを特徴としている。
【００１７】
このように構成された請求項５にかかる発明によれば、ウォッシャ液の導出管部に液密に連結される連結管部および上面に形成される溝部並びに該溝部の両側部から立設された縁部を一体に有するエラストマー素材の不動部と、該不動部の上部外周縁に回転自在に嵌着し前記縁部に圧接状態で挟着して常時シールを行う溝状のシール部および前記溝部内のウォッシャ液をワイパアーム側へ導出する吐出管部を有する可動部によって構成され、前記不動部にシール性を有するエラストマー素材を用いて溝部や縁部を一体形成したことにより、Ｏリングなどのシール材が全く不要となるため、２つの部品を組み付けるのみでシール性の管理が可能となり、部品点数が少なくなって後のアセンブリ工程が容易となる。
【００１８】
【発明の実施の形態１】
以下、本発明の具体的な実施の形態１について、図示例と共に説明する。
【００１９】
図１〜図７は、この発明の実施の形態１を示すものである。
【００２０】
まず、構成を説明すると、図１に示すように、自動車のボディ内側に配される図示しないワイパモータのフレーム１におけるピボット軸８の先端部にウォッシャ液を噴出可能なワイパアーム２後端の取付部３が固定される。そして、この実施の形態１にかかるピボット部品４は、前記フレーム１の先端近傍に回転継手として取付けられる。
【００２１】
図２に示すように、上記フレーム１の先端には、第１シール材１８Ａの位置決め部材としての台座Ｂを係止可能な段部Ｓと、その上部にナット６を螺着するための小径のネジ部７とからなる胴部５が形成され、このネジ部７の上部からワイパモータのピボット軸（出力軸）８が突出するようになっており、ピボット軸８には、その先端に小径のワイパアーム２固定用のネジ部が形成されている。そして、上記ワイパアーム２後端の取付部３が前記ネジ部９に係合され、ナットにより固定される。なお、符号３はネジ部９を覆う樹脂製のカバー部材である。
【００２２】
そして、ワイパアーム２には、先端に図示しないウォッシャ液のノズルが設けられており、このノズルへウォッシャ液を供給する供給管１１が図１に示すように、ワイパアーム２の後端側から先端側へと延設されている。
【００２３】
また、図２に示すように、前記フレーム１の胴部５とネジ部７との間の段差１２部分には、樹脂製のカラー１３が係止される。このカラー１３は、フレーム１の胴部５外周を支承可能な筒状部１４と、この筒状部１４の上端部（以下、フレーム１の先端側を上として説明する）に一体に形成されたほぼ環状の鍔部１５とを備えている。この鍔部１５は、前記段差１２部分に当接係止可能な内フランジ部１６および筒状部１４の外周側へ張出す外フランジ部１７を有している。更に、カラー１３には、筒状部１４に外嵌されると共に外フランジ部１７の下面に当接されるリング状の第２シール材１８Ｂが係合されている。
【００２４】
そして、上記カラー１３には、ウォッシャ液の導出管部１９が一体に形成されている。このウォッシャ液の導出管部１９は、前記筒状部１４内をフレーム１の軸線方向へ貫通するストレート孔であり、鍔部１５の上面に出口開口２０が形成されると共に、筒状部１４の下端側に図示しないウォッシャポンプに連結されるホースが接続されるジョイント部２１が突設形成されている。なお、前記筒状部１４にウォッシャ液の導出管部１９を貫通形成することに伴い、図５に示すように、筒状部１４はウォッシャ液の導出管部１９の部分が厚肉となっている。
【００２５】
上記カラー１３の上部に対し、上記ピボット部品４が配置される。このピボット部品４は、後述の不動部２２と可動部２３とから成っている。
【００２６】
上記不動部２２は、フレーム１の前記ネジ部７の位置に外嵌可能な孔開きの円板状部２４と、この円板状部２４のほぼ周縁部から下方へ延びるほぼ筒状の脚部２５とを有し、シール性を有するエラストマー素材によって構成されている。
【００２７】
そして、上記不動部２２には、前記ウォッシャ液の導出管部１９に液密に連結される連結管部２６が一体に形成されている。この連結管部２６は、前記脚部２５内をフレーム１の軸線方向へ貫通するストレート孔である。また、上記円板状部２４の上面には、フレーム１と同心状に溝部２７が形成され、この溝部２７は、前記連結管部２６と接続されている。溝部２７の両側部からは縁部２８が立設されている。
【００２８】
一方、上記可動部２３は、フレーム１の前記ピボット軸８に外嵌可能な孔開きの円板部２９と、この円板部２９の周縁部から下方へ延びる側壁部３０とを有している。ピボット軸８が貫通する前記円板部２９の部分には、ピボット軸８に摺接可能な筒状部３１を備えている。また、前記側壁部３０の内周面には、前記不動部２２における円板状部２４の上部外周縁に形成された鍔部３２に対して回転自在に嵌着する嵌着部３３が凹設形成されている。また、前記側壁部３０には、前記不動部２２における溝部２７の縁部２８を圧接状態で挟着して溝部２７をシールする溝状のシール部３４が形成されている。
【００２９】
また、上記可動部２３は、シール部３４に連通して前記溝部２７内のウォッシャ液をワイパアーム２側へ導出する吐出管部３５を有している。この吐出管部３５は、可動部２３の側壁部３０内をフレーム１の半径方向へ貫通しており、その出口部には、前記供給管１１を接続するジョイント部３６が突設形成されている。
【００３０】
加えて、前記連結管部２６の入口側には、前記ウォッシャ液の導出管部１９の出口開口２０内へ圧入状態で挿入される挿入端部３７が突設形成されている。
【００３１】
また、前記カラー１３は、フレーム１のネジ部７に螺合するナット６によりワイパピボット部に固定されると共に、前記不動部２２は、ナット６を包持する脚部２５と、脚部２５の下端に形成されて前記ナット６の下面側に係合する係合部３８を備えている。
【００３２】
更に、前記ナット６を包持する前記脚部２５は、内面側が前記ナット６に密着可能となっている。
【００３３】
次に、この実施の形態１の作用について説明する。
【００３４】
ワイパピボット部を組み立てる場合、先ず、フレーム１における胴部５の段部Ｓに対し台座Ｂに位置決め係合された第１シール材１８Ａを係合する。そして、自動車の車体外板（ガラス）Ｇに設けた孔の内側から貫通させてフレーム１を車体外方に突出させ、その先端から第２シール材１８Ｂの組み付けられたカラー１３を挿入し、フレーム１の胴部５とネジ部７との間の段差１２部分のカラー１３のフランジ１６を係止させる。そして、フレーム１のネジ部７にナット６を螺着する。以上により、カラー１３がワイパピボット部に固定される。
【００３５】
一方、予め不動部２２に可動部２３を嵌着させておく。即ち、不動部２２における円板状部２４の上部外周縁に形成された鍔部３２に対し、可動部２３の側壁部３０の内周面に凹設形成した嵌着部３３を回転自在となるように係合させておく。これにより、不動部２２と可動部２３とが一体化されてピボット部品４となる。
【００３６】
この際、可動部２３の側壁部３０に形成された溝状のシール部３４で、前記不動部２２における溝部２７の縁部２８を圧接状態で挟着して溝部２７をシールさせるようにする。これにより、前記連結管部２６と前記吐出管部３５とが連通状態となり、不動部２２と可動部２３とが回動した場合でも前記連通状態が保たれるようになる。
【００３７】
そして、このピボット部品４を、フレーム１の先端側から挿入し、不動部２２の脚部２５でナット６を包持させ且つ脚部２５の下端に形成された係合部３８を前記ナット６の下面側に回り込んで係合させる。これにより、簡単に、ピボット部品４が取付けられる。
【００３８】
この際、不動部２２の連結管部２６の入口側に形成された挿入端部３７を、カラー１３の導出管部１９の出口開口２０内へ圧入状態で挿入させるようにする。
【００３９】
この実施の形態１によれば、不動部２２にシール性を有するエラストマー素材を用いることにより、Ｏリングなどのシール材が全く不要となるため、カラー１３と不動部２２と可動部２３との３つの部品のみでワイパピボット部のシール性の管理が可能となり、部品点数が少なくなってアセンブリ工程が容易となる。
【００４０】
また、前記連結管部２６を、前記導出管部１９内へ挿入させることにより、簡単にシールを行わせることができると共に、不動部２２のカラー１３に対する位置決めを行わせることができる。
【００４１】
ここで、連結管部２６は、可動部３２と不動部２２との間で発生する摩擦抵抗により、不動部２２が回転することを防ぐ回り止めとしても機能する。
【００４２】
前記脚部２５の下端に設けられた係合部３８を前記ナット６の下面側に係合させることにより、不動部２２を簡単に取り付けることができる。なお、このような構造としてもカラー１３や不動部２２や可動部２３の上側にはワイパアーム２が固定されるようになっているので、十分な取り付け強度が確保できる。
【００４３】
更に、前記不動部２２の脚部２５がナット６を包持する反力により、前記シール部３４のシール性を更に向上させることができる。
【００４４】
加えて、前記不動部２２にシール性を有するエラストマー素材を用いることにより、Ｏリングなどのシール材が全く不要となるため、不動部２２と可動部２３との２つの部品を組み付けるのみでピボット部品４のシール性の管理が可能となり、部品点数が少なくなってアセンブリ工程が容易となる。
【００４５】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項１の発明によれば、ウォッシャ液の導出管部を一体に備えたカラーと、ウォッシャ液の導出管部に液密に連結される連結管部および上面に形成される溝部並びに該溝部の両側部から立設された縁部を一体に有するエラストマー素材の不動部と、該不動部の上部外周縁に回転自在に嵌着し前記縁部に圧接状態で挟着して常時シールを行う溝状のシール部および前記溝部内のウォッシャ液をワイパアーム側へ導出する吐出管部を有する可動部によって構成され、不動部にシール性を有するエラストマー素材を用いて溝部や縁部を一体形成したことにより、Ｏリングなどのシール材が全く不要となるため、３つの部品のみでシール性の管理が可能となり、部品点数が少なくなって後のアセンブリ工程が容易となる。
【００４６】
請求項２の発明によれば、連結管部を、前記導出管部内へ挿入させることにより、簡単にシールを行わせることができると共に、不動部のカラーに対する位置決めを行わせることができる。
【００４７】
請求項３の発明によれば、脚部の下端に設けられた係合部を前記ナットの下面側に係合させることにより、不動部を簡単に取り付けることができる。また、カラーや不動部や可動部の上側にはワイパアームが固定されるようになっているので、十分な取り付け強度が確保できる。
【００４８】
請求項４の発明によれば、不動部がナットを包持する反力により、前記シール部のシール性を更に向上させることができる。
【００４９】
請求項５の発明によれば、ウォッシャ液の導出管部に液密に連結される連結管部および上面に形成される溝部並びに該溝部の両側部から立設された縁部を一体に有するエラストマー素材の不動部と、該不動部の上部外周縁に回転自在に嵌着し前記縁部に圧接状態で挟着して常時シールを行う溝状のシール部および前記溝部内のウォッシャ液をワイパアーム側へ導出する吐出管部を有する可動部によって構成され、不動部にシール性を有するエラストマー素材を用いて溝部や縁部を一体形成したことにより、Ｏリングなどのシール材が全く不要となるため、２つの部品を組み付けるのみでシール性の管理が可能となり、部品点数が少なくなって後のアセンブリ工程が容易となる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１にかかるピボット部の部分拡大側面図である。
【図２】図１のピボット部の一部省略した側方断面図である。
【図３】図２の不動部の部分拡大図である。
【図４】図２の可動部の部分拡大図である。
【図５】図２のカラーの上面図である。
【図６】図２の不動部の上面図である。
【図７】図２の可動部の上面図である。
【符号の説明】
１フレーム
２ワイパアーム
４ピボット部品
６ナット
８ピボット軸
１３カラー
１９導出管部
２２不動部
２３可動部
２６連結管部
２７溝部
３４シール部
３５吐出管部
３８係合部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pivot structure for a wiper arm and a pivot component which are provided at a rotation base of a wiper arm of an automobile.
[0002]
[Prior art]
A vehicle such as an automobile is provided with a wiper device for wiping a window, a mirror, and the like. Some of the wiper devices include a wiper arm that ejects washer liquid from the tip of the wiper arm.
[0003]
As a wiper device provided with such a wiper arm, there is a conventional one described in Japanese Utility Model Laid-Open No. 64-9866.
[0004]
According to this publication, with respect to a pivot block that supports a pivot shaft for fixing a wiper arm, a rotating disk that rotates integrally with the pivot shaft, and a ring that is interposed between the rotating disk and the pivot block A rotary joint composed of a valve-like valve body is attached so that the washer liquid can be supplied to the wiper arm via this rotary joint.
[0005]
And in this rotary joint part, many O-rings are used as a sealing material.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional wiper arm pivot structure, a large number of O-rings are used as the sealing material in the rotary joint portion, resulting in a problem that the number of parts increases and the assembly becomes complicated.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a wiper arm pivot structure and a pivot part that can solve the above-described problems and can be easily assembled by reducing the number of parts.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention described in claim 1, in the pivot structure for the wiper arm attached to the frame that rotatably supports the base portion of the wiper arm, the outlet pipe portion for the washer liquid is integrally provided. A non- moving portion of an elastomer material integrally including a collar, a connecting pipe portion that is liquid-tightly connected to the outlet pipe portion of the washer liquid, a groove portion formed on the upper surface, and edges that are erected from both sides of the groove portion And a groove-shaped seal portion that is rotatably fitted to the upper outer peripheral edge of the immovable portion and is clamped to the edge portion in a pressed contact state, and a washer liquid in the groove portion is discharged to the wiper arm side. It is characterized by comprising a movable part having a pipe part.
[0009]
According to the invention according to claim 1 configured as described above, the collar integrally provided with the washer liquid outlet pipe part, the connecting pipe part liquid-tightly connected to the washer liquid outlet pipe part, and the upper surface are formed. A non-moving portion of an elastomer material integrally having a groove portion and an edge standing from both side portions of the groove portion, and rotatably fitted to the upper outer peripheral edge of the non-moving portion and clamped to the edge portion in a press-contact state And a movable part having a groove-like seal part for always sealing and a discharge pipe part for leading the washer liquid in the groove part to the wiper arm side, and using the elastomer material having a sealing property for the stationary part, by integrally forming the edge, since the sealing member such as an O-ring is not required at all, only three parts enables the monitoring of the sealing property, assembly process of the later parts becomes less easily That.
[0010]
The invention described in claim 2 is characterized in that, in the invention described in claim 1, the connecting pipe part is inserted into the outlet pipe part.
[0011]
According to the invention according to claim 2 configured as described above, by inserting the connecting pipe portion into the lead-out pipe portion, the sealing can be easily performed and the positioning of the stationary portion with respect to the collar can be performed. Can be done.
[0012]
In the invention described in claim 3, in the invention described in the claim 1 or 2, wherein the collar is fixed to the wiper pivot portion by a nut screwed to the frame, the stationary unit, the A leg portion for holding the nut and an engaging portion that is formed at the lower end of the leg portion and engages with the lower surface side of the nut are provided.
[0013]
According to the invention concerning Claim 3 comprised in this way, an immobility part can be easily attached by engaging the engaging part provided in the lower end of the said leg part with the lower surface side of the said nut. . Further, since the upper side of the collar and immovable part and the movable part so that the wiper arm is fixed, a sufficient attachment strength can be secured.
[0014]
The invention described in claim 4 is characterized in that, in the invention described in claim 3 , the leg portion for holding the nut can be in close contact with the nut on the inner surface side .
[0015]
According to the invention concerning Claim 4 comprised in this way, the sealing performance of the said seal part can further be improved according to the reaction force in which the said non-moving part holds a nut.
[0016]
In the invention described in claim 5, in the pivot part for the wiper arm that is attached to the frame that rotatably supports the base part of the wiper arm, the connecting pipe part and the upper surface that are liquid-tightly connected to the outlet pipe part for the washer liquid in the pressed state and the immovable portion of the elastomeric material integrally having edge erected from both sides of the groove and the groove portion is formed, fitted rotatably to the upper outer peripheral edge of said non dynamic portion to the edges It is characterized by a movable part having a groove-like seal part that is sandwiched and always sealed and a discharge pipe part that guides the washer liquid in the groove part to the wiper arm side.
[0017]
According to the invention according to claim 5 configured as described above, the connecting pipe part that is liquid-tightly connected to the outlet pipe part for the washer liquid, the groove part that is formed on the upper surface, and the both sides of the groove part are provided upright. A non-moving portion of an elastomer material integrally having an edge portion, a groove-like seal portion that is rotatably fitted to the outer periphery of the upper portion of the non-moving portion and is clamped to the edge portion in a pressed state, and the groove portion is always sealed Consists of a movable part having a discharge pipe part that guides the washer liquid inside to the wiper arm side, and a groove part and an edge part are integrally formed using an elastomer material having a sealing property on the stationary part, thereby providing a seal such as an O-ring. Since no material is required at all, it is possible to manage the sealing performance only by assembling two parts, and the number of parts is reduced and the subsequent assembly process is facilitated.
[0018]
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiment 1
Hereinafter, a specific first exemplary embodiment of the present invention will be described together with illustrated examples.
[0019]
1 to 7 show Embodiment 1 of the present invention.
[0020]
First, the structure will be described. As shown in FIG. 1, a mounting portion 3 at the rear end of a wiper arm 2 capable of ejecting washer liquid to the tip end portion of a pivot shaft 8 in a frame 1 of a wiper motor (not shown) disposed inside the body of an automobile. Is fixed. The pivot component 4 according to the first embodiment is attached as a rotary joint near the tip of the frame 1.
[0021]
As shown in FIG. 2, at the front end of the frame 1, there is a step S that can lock a pedestal B as a positioning member of the first sealing material 18A, and a small diameter for screwing a nut 6 on the top. A body portion 5 including a screw portion 7 is formed, and a pivot shaft (output shaft) 8 of the wiper motor projects from an upper portion of the screw portion 7. The pivot shaft 8 has a wiper arm with a small diameter at the tip thereof. 2 A screw part for fixing is formed. Then, the attachment portion 3 at the rear end of the wiper arm 2 is engaged with the screw portion 9 and fixed by a nut. Reference numeral 3 denotes a resin cover member that covers the screw portion 9.
[0022]
The wiper arm 2 is provided with a nozzle of washer liquid (not shown) at the tip, and a supply pipe 11 for supplying the washer liquid to the nozzle is moved from the rear end side to the tip side of the wiper arm 2 as shown in FIG. It is extended.
[0023]
Further, as shown in FIG. 2, a resin collar 13 is locked to a step 12 portion between the body portion 5 and the screw portion 7 of the frame 1. The collar 13 is formed integrally with a cylindrical portion 14 that can support the outer periphery of the body portion 5 of the frame 1 and an upper end portion of the cylindrical portion 14 (hereinafter, the front end side of the frame 1 will be described above). And a substantially annular flange 15. The flange portion 15 has an inner flange portion 16 that can be brought into contact with and locked to the step 12 portion and an outer flange portion 17 that projects to the outer peripheral side of the cylindrical portion 14. Further, the collar 13 is engaged with a ring-shaped second sealing material 18 </ b> B that is fitted on the cylindrical portion 14 and is in contact with the lower surface of the outer flange portion 17.
[0024]
The collar 13 is integrally formed with a washer liquid outlet pipe portion 19. The washer liquid outlet pipe portion 19 is a straight hole penetrating the inside of the cylindrical portion 14 in the axial direction of the frame 1, and an outlet opening 20 is formed on the upper surface of the flange portion 15. A joint portion 21 to which a hose coupled to a washer pump (not shown) is connected is formed on the lower end side. As shown in FIG. 5, the tubular portion 14 has a thickened portion of the washer liquid outlet pipe portion 19 as shown in FIG. Yes.
[0025]
The pivot part 4 is arranged on the upper part of the collar 13. The pivot part 4 includes a stationary part 22 and a movable part 23 which will be described later.
[0026]
The stationary part 22 includes a perforated disk-like part 24 that can be externally fitted at the position of the screw part 7 of the frame 1 and a substantially cylindrical leg part that extends downward from a substantially peripheral part of the disc-like part 24. 25, and is made of an elastomer material having a sealing property.
[0027]
The stationary part 22 is integrally formed with a connecting pipe part 26 that is liquid-tightly connected to the washer liquid outlet pipe part 19. The connecting pipe portion 26 is a straight hole that penetrates the leg portion 25 in the axial direction of the frame 1. Further, a groove 27 is formed on the upper surface of the disk-shaped part 24 concentrically with the frame 1, and the groove 27 is connected to the connecting pipe part 26. Edges 28 are erected from both sides of the groove 27.
[0028]
On the other hand, the movable portion 23 has a perforated disc portion 29 that can be fitted onto the pivot shaft 8 of the frame 1, and a side wall portion 30 that extends downward from the peripheral portion of the disc portion 29. . The portion of the disk portion 29 through which the pivot shaft 8 passes is provided with a cylindrical portion 31 that can slide on the pivot shaft 8. Further, a fitting portion 33 is provided in the inner peripheral surface of the side wall portion 30. The fitting portion 33 is rotatably fitted to the flange portion 32 formed on the upper outer peripheral edge of the disc-like portion 24 in the stationary portion 22. Is formed. Further, a groove-like seal portion 34 is formed on the side wall portion 30 so as to seal the groove portion 27 by sandwiching the edge portion 28 of the groove portion 27 in the stationary portion 22 in a pressure contact state.
[0029]
The movable part 23 has a discharge pipe part 35 that communicates with the seal part 34 and guides the washer liquid in the groove part 27 to the wiper arm 2 side. The discharge pipe part 35 penetrates the side wall part 30 of the movable part 23 in the radial direction of the frame 1, and a joint part 36 for connecting the supply pipe 11 is formed projectingly at the outlet part. .
[0030]
In addition, an insertion end portion 37 is formed on the inlet side of the connecting pipe portion 26 so as to be inserted into the outlet opening 20 of the washer liquid outlet pipe portion 19 in a press-fitted state.
[0031]
The collar 13 is fixed to the wiper pivot portion by a nut 6 screwed to the screw portion 7 of the frame 1, and the stationary portion 22 includes a leg portion 25 that holds the nut 6, and a leg portion 25. is formed at the lower end is provided with an engagement portion 38 for engaging the lower surface of the nut 6.
[0032]
Further, the leg portion 25 that holds the nut 6 can be in close contact with the nut 6 on the inner surface side .
[0033]
Next, the operation of the first embodiment will be described.
[0034]
When assembling the wiper pivot portion, first, the first seal member 18A positioned and engaged with the base B is engaged with the step portion S of the trunk portion 5 in the frame 1. Then, the frame 1 is protruded outward from the inside of the hole provided in the vehicle body outer plate (glass) G of the automobile, and the collar 13 assembled with the second sealant 18B is inserted from the front end thereof. The flange 16 of the collar 13 at the step 12 portion between the body portion 5 and the screw portion 7 is locked. Then, the nut 6 is screwed onto the screw portion 7 of the frame 1. As described above, the collar 13 is fixed to the wiper pivot portion.
[0035]
On the other hand, the movable portion 23 is fitted to the immovable portion 22 in advance. That is, with respect to the flange portion 32 formed on the upper outer peripheral edge of the disk-like portion 24 in the stationary portion 22, the fitting portion 33 formed to be recessed in the inner peripheral surface of the side wall portion 30 of the movable portion 23 can be rotated. So that they are engaged. Thereby, the non-moving part 22 and the movable part 23 are integrated into the pivot part 4.
[0036]
At this time, the groove-shaped seal portion 34 formed on the side wall portion 30 of the movable portion 23 is used to seal the groove portion 27 by sandwiching the edge portion 28 of the groove portion 27 in the stationary portion 22 in a pressure contact state. Thereby, the connection pipe part 26 and the discharge pipe part 35 are in communication with each other, and the communication state is maintained even when the stationary part 22 and the movable part 23 are rotated.
[0037]
Then, the pivot part 4 is inserted from the front end side of the frame 1, the nut 6 is held by the leg portion 25 of the stationary portion 22, and the engaging portion 38 formed at the lower end of the leg portion 25 is connected to the nut 6. Engage around the lower surface. Thereby, the pivot part 4 is easily attached.
[0038]
At this time, the insertion end portion 37 formed on the inlet side of the connection pipe portion 26 of the stationary portion 22 is inserted into the outlet opening 20 of the outlet pipe portion 19 of the collar 13 in a press-fitted state.
[0039]
According to the first embodiment, since an elastomer material having a sealing property is used for the non-moving portion 22, a sealing material such as an O-ring is completely unnecessary. Therefore, the collar 13, the non-moving portion 22, and the movable portion 23 3. The sealability of the wiper pivot portion can be managed with only one part, and the number of parts is reduced and the assembly process is facilitated.
[0040]
Further, by inserting the connecting pipe portion 26 into the lead-out pipe portion 19, it is possible to easily perform sealing and to position the stationary portion 22 with respect to the collar 13.
[0041]
Here, the connecting pipe part 26 also functions as a detent that prevents the stationary part 22 from rotating due to the frictional resistance generated between the movable part 32 and the stationary part 22.
[0042]
The non-moving portion 22 can be easily attached by engaging the engaging portion 38 provided at the lower end of the leg portion 25 with the lower surface side of the nut 6. Since this as also on the upper side of the collar 13 and stationary portion 22 and movable portion 23 such structure so that the wiper arm 2 is fixed, a sufficient attachment strength can be secured.
[0043]
Furthermore, the sealing performance of the seal portion 34 can be further improved by the reaction force of the leg portion 25 of the stationary portion 22 holding the nut 6.
[0044]
In addition, since an elastomer material having a sealing property is used for the stationary part 22, a sealing material such as an O-ring is not required at all. Therefore, the pivot part can be simply assembled by assembling the two parts of the stationary part 22 and the movable part 23. 4 can be managed, the number of parts is reduced, and the assembly process is facilitated.
[0045]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the collar integrally provided with the washer liquid outlet pipe part, the connecting pipe part liquid-tightly connected to the washer liquid outlet pipe part, and the upper surface are formed. A non-moving portion of an elastomer material integrally having a groove portion and an edge standing from both side portions of the groove portion, and rotatably fitted to the upper outer peripheral edge of the non-moving portion and clamped to the edge portion in a press-contact state And a movable portion having a groove-shaped seal portion that always seals and a discharge pipe portion that guides the washer liquid in the groove portion to the wiper arm side, and the groove portion and the edge using an elastomer material having a sealing property in the stationary portion By integrally forming the portions, a sealing material such as an O-ring is not required at all, so that the sealability can be managed with only three parts, and the number of parts is reduced, and the subsequent assembly process is facilitated.
[0046]
According to the invention of claim 2, by inserting the connecting pipe portion into the lead-out pipe portion, the sealing can be easily performed and the positioning of the stationary portion with respect to the collar can be performed.
[0047]
According to the invention of claim 3, the non-moving portion can be easily attached by engaging the engaging portion provided at the lower end of the leg portion with the lower surface side of the nut. Further, since the upper side of the collar and immovable part and the movable part so that the wiper arm is fixed, a sufficient attachment strength can be secured.
[0048]
According to invention of Claim 4, the sealing performance of the said seal part can further be improved by the reaction force in which a non-moving part holds a nut.
[0049]
According to the invention of claim 5, the elastomer integrally including the connecting pipe part that is liquid-tightly connected to the outlet pipe part of the washer liquid, the groove part formed on the upper surface, and the edge part standing from both sides of the groove part. A non-moving portion of the material, a groove-shaped sealing portion that is rotatably fitted to the outer periphery of the upper portion of the non-moving portion, and is clamped in contact with the edge portion so as to always seal, and a washer liquid in the groove portion on the wiper arm side Because it is composed of a movable part having a discharge pipe part that leads out to the non- moving part, and the groove part and the edge part are integrally formed using an elastomer material having a sealing property, a sealing material such as an O-ring becomes completely unnecessary. The sealability can be managed only by assembling the two parts, and a practically beneficial effect that the number of parts is reduced and the subsequent assembly process is facilitated can be exhibited.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially enlarged side view of a pivot portion according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view of the pivot portion of FIG. 1 with a part omitted.
3 is a partially enlarged view of a non-moving part in FIG. 2. FIG.
4 is a partially enlarged view of the movable part in FIG. 2;
FIG. 5 is a top view of the collar of FIG.
6 is a top view of the non-moving part of FIG. 2. FIG.
7 is a top view of the movable part of FIG. 2. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Frame 2 Wiper arm 4 Pivot part 6 Nut 8 Pivot shaft 13 Collar 19 Derivation pipe part 22 Non-moving part 23 Movable part 26 Connection pipe part 27 Groove part 34 Seal part 35 Discharge pipe part 38 Engagement part

Claims

In the pivot structure for the wiper arm attached to the frame that rotatably supports the base of the wiper arm,
A collar with an integrated outlet pipe for washer fluid,
A non- moving portion of an elastomer material integrally having a connecting pipe portion liquid-tightly connected to the outlet pipe portion of the washer liquid, a groove portion formed on the upper surface, and edges erected from both sides of the groove portion ;
A groove-like seal portion that is rotatably fitted to the upper outer peripheral edge of the immovable portion and is clamped to the edge portion in a pressure-contact state and always seals, and a discharge pipe portion that guides the washer liquid in the groove portion to the wiper arm side A pivot structure for a wiper arm comprising a movable part having

The wiper arm pivot structure according to claim 1, wherein the connecting pipe portion is inserted into the outlet pipe portion.

The collar is fixed to the wiper pivot portion by a nut that is screwed to the frame, and the stationary portion is formed at a leg portion that holds the nut, and a lower end of the leg portion. The pivot structure for a wiper arm according to claim 1, further comprising an engaging portion that engages with the wiper arm.

The pivot structure for a wiper arm according to claim 3, wherein an inner surface side of the leg portion holding the nut can be in close contact with the nut.

In the pivot part for the wiper arm attached to the frame that rotatably supports the base of the wiper arm,
A non-moving portion made of an elastomer material integrally having a connecting pipe portion liquid-tightly connected to the outlet pipe portion of the washer liquid, a groove portion formed on the upper surface, and an edge portion standing from both sides of the groove portion ;
A groove-like seal portion that is rotatably fitted to the upper outer peripheral edge of the immovable portion and is clamped to the edge portion in a pressure-contact state and always seals, and a discharge pipe portion that guides the washer liquid in the groove portion to the wiper arm side A pivot part for a wiper arm comprising a movable part having